JPH09247758A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH09247758A
JPH09247758A JP8068942A JP6894296A JPH09247758A JP H09247758 A JPH09247758 A JP H09247758A JP 8068942 A JP8068942 A JP 8068942A JP 6894296 A JP6894296 A JP 6894296A JP H09247758 A JPH09247758 A JP H09247758A
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JP8068942A
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Seijiro Ishizuka
誠次郎 石塚
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信システムにおいて、移動端末装置の
ユーザが相手に自分の位置を正確に、かつ、自動的に伝
えることができるようにする。 【解決手段】 発信時、通信部11,12と制御部26
は、位置登録処理により得られた位置情報をユーザ情報
として送信する。この発信は、発信モード設定スイッチ
17と発信スイッチ18とを使ってユーザにより指示さ
れる。位置情報は、位置情報保持部23に保持されてい
る。着信時、通信部11,12と制御部26は、位置情
報等を受信した旨を示すACK情報をユーザ情報として
返送する。また、制御部26は、変換テーブル保持部2
4に保持されている変換テーブルに従って、受信した位
置情報を位置登録エリアの識別情報から住所情報に変換
し、表示部15にて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
の移動端末装置として用いられる通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、経済社会においては、営業活動の
活発化により、いつでも、どこでも、だれとでも通信を
行うことができる移動通信システムに対する需要が高ま
っている。この要望に応えるため、現在、携帯電話シス
テムの研究、開発が盛んに行われている。この携帯電話
システムによれば、外出中であっても、自由に電話をか
けることができるので、上記要望に応えることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話システムでは、通信相手と会話しか行うことができな
い。これに対し、実際の営業活動では、会話だけでは伝
達が難しい情報もある。その1つとして、携帯電話機の
ユーザの位置情報がある。すなわち、営業活動において
は、通常、不特定多数の箇所を動き回ることが多い。し
たがって、営業者は、現在、自分がいる位置を正確に把
握できないことがある。このような場合、情報として音
声情報を伝送する携帯電話システムでは、ユーザは、自
分の位置を正確に相手に伝えることができない。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、移動通信システムにおいて、移動通
信端末のユーザが自分の位置を正確に、かつ、自動的に
相手に伝えることができる通信装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の通信装置は、移
動通信システムの伝送路を構成する伝送路装置との通信
により得られる情報であって、自装置の位置を示すこと
が可能な位置情報を、ユーザ情報として、伝送路を介し
て送信する送信手段と、伝送路を介して他の装置から送
信されてきたユーザ情報を受信する受信手段と、この受
信情報をユーザに出力する出力手段とを設けるようにし
たものである。
【0006】本発明の通信装置では、自分の位置を相手
に伝える場合は、伝送路装置との通信により得られた位
置情報が、送信手段により、ユーザ情報として、相手の
装置に伝送される。これにより、自分の位置を正確に、
かつ、自動的に相手に伝えることができる。一方、相手
から位置情報が送られてきた場合は、この位置情報は、
受信手段により受信された後、出力手段により出力され
る。これにより、相手の位置を位置を知ることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0008】[第1の実施の形態] [第1の実施の形態の概要]まず、本実施の形態の概要
を説明する。
【0009】(1) 本実施の形態では、本発明の通信
装置は、通信エリアを複数のセルに分割し、各セルごと
に通信を行う移動通信システムの移動通信端末として用
いられる。
【0010】すなわち、移動通信システムにおいては、
送信電力の低減や周波数の有効利用を図るために、通
常、通信エリアを複数のセルに分割し、各セルごとに通
信を行うようになっている。本実施の形態では、本発明
の通信装置は、このような移動通信システムの移動端末
装置として用いられる。この場合、各通信装置の通信
は、この通信装置が所在するセルに設けられた基地局を
介して行われる。なお、移動通信システムが簡易型携帯
電話システム(以下「PHS」という。)である場合の
ように、通信が通信事業者によりサービスとして提供さ
れる場合、上記通信エリアは、サービスエリアに相当す
る。
【0011】(2) また、本実施の形態では、本発明
の通信装置は、位置登録機能を有する移動通信システム
の移動端末装置として用いられる。
【0012】すなわち、通信エリアを複数のセルに分割
する移動通信システムにおいては、着信のあった通信装
置を呼び出すための一斉呼出しを行う場合、通信エリア
全体で行うのではなく、1つまたは複数のセル単位で行
うことが可能である。しかしながら、これを実現するた
めには、移動通信システムの伝送路を構成する伝送路装
置(例えば、通信網を構成する装置)が、常に、通信装
置の所在エリアを把握しておく必要がある。
【0013】そこで、このような移動通信システムにお
いては、通常、通信エリアを1つまたは複数のセルから
なる複数の位置登録エリアに分割し、各通信装置が所在
する位置登録エリアを各通信装置の所在エリアとして登
録する位置登録機能が設けられている。このような構成
によれば、ある通信装置に着信があった場合、この通信
装置の登録情報に基づいて、この通信装置が所在する位
置登録エリアを判定することにより、この通信装置が所
在するエリアでのみ一斉呼出しを行うことができる。本
実施の形態では、本発明の通信装置は、このような移動
通信システムの移動端末装置として用いられる。
【0014】(3) また、本実施の形態では、伝送路
を構成する伝送路装置との通信により得られた情報であ
って、自装置の位置を示すことが可能な位置情報とし
て、位置登録用のデータベース装置との通信によって得
られた位置登録エリアの識別情報を用いるようになって
いる。
【0015】(4) また、本実施の形態では、位置情
報を伝送する場合、これを制御情報としてではなく、ユ
ーザ情報として伝送するようになっている。これは、本
実施の形態の通信装置を既存の移動通信システムを移動
端末装置として使用することができるようにするためで
ある。
【0016】(5) また、本実施の形態では、位置情
報をユーザに提供する場合、これを位置登録エリアの識
別情報からその住所情報に変換して提供するようになっ
ている。これは、位置情報をできるだけ分りやすい形態
でユーザに提供するためである。
【0017】(6) また、本実施の形態の通信装置
は、セルの大きさが異なる複数の通信システムに対処可
能な複合機器として構成されている。すなわち、ゾーン
の大きさが異なる複数の移動通信システムに対処可能な
複合機器として構成されている。これは、通信装置の移
動速度の違いに対処するためである。すなわち、歩いて
移動する場合と乗り物で移動する場合の両方に対処する
ためである。
【0018】なお、以下の説明では、ゾーンの大きさの
異なる複数の移動通信システムとして、極小ゾーン方式
のPHSと大ゾーン方式の無線呼出しシステムを用いる
場合を代表として説明する。なお、現在のところ、日本
の無線呼出しシステムは、片方向型のシステムである。
これに対し、本実施の形態の通信装置は、双方向型の装
置である。したがって、現段階では、本実施の形態の通
信装置を無線呼出しシステムの移動端末装置として用い
ることはできない。しかし、将来、日本の無線呼出しシ
ステムも、北米の無線呼出しシステムと同様に、双方向
型のシステムとなる可能性がある。したがって、将来的
には、本実施の形態の通信装置を日本の無線呼出しシス
テムの移動端末装置として用いることができると考えら
れる。そこで、本実施の形態では、複数の移動通信シス
テムの1つとして、無線呼出しシステムを用いている。
【0019】(7) 本実施の形態では、ユーザ情報と
して、位置情報だけなく、メッセージも伝送するように
なっている。ここで、メッセージとは、音声情報や画像
情報と異なり、文字、数字、記号の少なくとも1つ表さ
れる情報をいう。これは、安価な通信装置を提供するた
めである。
【0020】すなわち、ユーザ情報として音声情報を伝
送する場合(電話をかける場合)は、音声情報の符号復
号器が必要となるため、通信装置の製造経費が高くな
る。これに対し、メッセージを伝送する場合は、符号復
号器が不要となるため、通信装置の製造経費が安くな
る。本実施の形態は、この点に着目し、ユーザ情報とし
て、メッセージを伝送するようにしたものである。
【0021】(8) また、本実施の形態では、ユーザ
情報を受信した場合、その旨を示す肯定応答情報(以下
「ACK情報」という。)を送信元に返送するようにな
っている。これは、ユーザ情報として、メッセージを伝
送するようになっているからである。
【0022】すなわち、ユーザ情報として、メッセージ
を伝送する構成では、音声情報を伝送する場合(電話を
かける場合)と異なり、ユーザ情報が相手に届いたか否
かが分らない。本実施の形態は、この点に着目し、他の
装置からユーザ情報を受けた場合は、送信元にACK情
報を返送することにより、ユーザ情報を受信した旨を送
信元に伝えるようになっている。
【0023】(9) また、本実施の形態では、ACK
情報を返送する場合、ACK情報ととともに自装置の位
置情報も返送するようになっている。この場合の位置情
報としても、位置登録処理により得られた位置登録エリ
アの識別情報が用いられる。
【0024】(10) また、本実施の形態では、無線
伝送路を使った光による直接通信機能が設けられてい
る。直接通信を電波でなく、光により実現したのは、電
波法等の制約を極力避けるためである。
【0025】すなわち、直接通信の範囲を広げるために
は、電波による通信を実現する方が好ましい。しかし、
このようにすると、電波法などの制約が大きくなる。そ
こで、本実施の形態では、光による直接通信を採用する
ことにより、電波法等の制約を極力避けるようになって
いる。なお、このような構成においては、直接通信は、
相手が見える範囲に限定される。以上が、本実施の形態
の概要である。
【0026】[一実施の形態の構成]次に、本実施の形
態の通信装置の構成を説明する。
【0027】図1は、本実施の形態の通信装置の構成を
示すブロック図である。図示の通信装置は、3つの通信
部11,12,13と、入力部14と、表示部15と、
電源スイッチ16と、発信モード設定スイッチ17と、
発信スイッチ18と、自動記憶スイッチ19と、位置送
出禁止スイッチ20と、記憶情報表示スイッチ21と、
リンガ22と、位置情報保持部23と、変換テーブル保
持部24と、暗号キー保持部25と、制御部26とを有
する。
【0028】ここで、通信部11は、PHSの伝送路を
介して他の装置と通信を行う機能を有する。通信部12
は、無線呼出しシステムの伝送路を介して他の装置と通
信を行う機能を有する。通信部13は、無線伝送路を介
して他の装置と光通信を行う機能を有する。
【0029】なお、PHSや無線呼出しシステムの伝送
路は、無線伝送路と有線伝送路とからなる。無線伝送路
は、移動端末装置と基地局との間に存在する。有線伝送
路は、基地局や通信網により構成される。したがって、
移動通信システムがPHSや無線呼出しシステムである
場合、本発明で言うところの伝送路装置は、基地局に設
けられた通信装置と通信網に設けられた交換機や位置登
録用のデータベース装置などをいう。
【0030】入力部14は、ユーザが装置に対して、メ
ッセージ、選択番号、各種コマンドなどを入力するため
に使用される。ここで、選択番号とは、各通信装置に割
り振られた呼出し用の番号である。この入力部14は、
例えば、文字、数字、記号を入力可能なキー装置によっ
て構成されている。表示部15は、入力部14により入
力された情報や通信部11〜13により受信された情報
を表示するために使用される。この表示部15は、例え
ば、液晶表示装置によって構成されている。
【0031】電源スイッチ16は、ユーザが装置の電源
をオン、オフするためのスイッチである。発信モード設
定スイッチ17は、ユーザが装置に対して通信部11,
12,13を発信モードの設定を指示するためのスイッ
チである。このスイッチ17は、巡回型のスイッチによ
り構成され、4つの状態を設定可能となっている。4つ
の状態としては、図2に示すように、通信部11の発信
モードを設定する状態S1と、通信部12の発信モード
を設定する状態S2と、通信部13の発信モードを設定
する状態S3と、すべての発信モードを解除する状態S
4とがある。
【0032】発信スイッチ18は、ユーザが装置に対し
て発信処理の開始を指示するためのスイッチである。自
動記憶スイッチ19は、ユーザが装置に対して受信情報
の自動記憶を指示するためのスイッチである。このスイ
ッチ19は、例えば、ユーザが通信装置から離れなけれ
ばならないときなどに使用される。位置送出禁止スイッ
チ20は、ユーザが装置に対して位置情報の送信の禁止
を指示するためのスイッチである。このスイッチ20
は、例えば、自分の位置をあえて相手に伝える必要がな
いような場合に使用される。記憶情報表示スイッチ21
は、ユーザが装置に対して上記自動記憶によって記憶さ
れた受信情報の表示を指示するためのスイッチである。
リンガ22は、呼出し音によって、着信をユーザに知ら
せるためのものである。
【0033】位置情報保持部23は、位置登録処理によ
り得られた位置情報(位置登録エリアの識別情報)を保
持する機能を有する。変換テーブル保持部21は、位置
登録処理により得られた位置情報を位置登録エリアの識
別情報から位置登録エリアの住所情報に変換するための
変換テーブルを保持する機能を有する。暗号キー保持部
25は、光通信で使用される暗号キーを保持する機能を
有する。なお、保持部23,24,25は、例えば、随
時読出し書込みメモリにより構成されている。制御部2
2は、通信装置の各部の動作を制御する機能を有する。
この制御部22は、例えば、中央処理装置等により構成
されている。
【0034】上記通信部11は、ベースバンド回路部1
11と、無線回路部112と、送受信アンテナ113と
を有する。ここで、ベースバンド回路部111は、時分
割多元接続のための制御や誤り制御などを行う機能を有
する。無線回路部112は、送信信号の変調処理や受信
信号の復調処理などを行う機能を有する。送受信アンテ
ナ113は、信号を送受信する機能を有する。
【0035】この通信部11の特徴は、ベースバンド回
路部111に符号復号器を有しない点である。すなわ
ち、PHSで使用される移動端末装置(携帯電話機)
は、ユーザ情報として音声情報を送受信するため、符号
復号器を有する。これに対し、本実施の形態の通信部1
1は、ユーザ情報として、文字等で表されるメッセージ
を伝送するようになっているため、符号復号器を有しな
い。
【0036】上記通信部12は、ベースバンド回路部1
21と、無線回路部112と、送受信アンテナ123と
を有する。これらの機能は、通信部11のものとほぼ同
じである。すなわち、これらの機能は、PHSと無線呼
出しシステムとのアクセス方式や変復調方式などの違い
に起因する違いを除けば、通信部11のものとほぼ同じ
である。
【0037】上記通信部13は、ベースバンド回路部1
31と、駆動再生部132と、発光部133と、受光部
134とを有する。ベースバンド回路部131は所定の
ベースバンド処理を行う。駆動・再生部132は、送信
信号(電気信号)に基づいて、発光部133から出力さ
れる光を強度変調する機能と、受光部134で受光され
た光から元の電気信号を再生する機能とを有する。
【0038】図3は、本実施の形態の通信装置の外観構
成を示す図である。図示のごとく、本実施の形態の通信
装置は、薄型の箱状に形成されている。この通信装置の
一方の面には、入力部14と、表示部15と、各種スイ
ッチ16〜21が設けられている。また、この通信装置
の他方の面には、図示しないが、リンガ22が設けられ
ている。さらに、この通信装置の1つの側面には、通信
部11の送受信アンテナ113が設けられている。ま
た、この側面には、図示しないが、発光部133や受光
部134が設けられている。なお、通信部12の送受信
用アンテナ123は、通信装置の内部に設けられてい
る。
【0039】[一実施の形態の動作] (1) まず、電源スイッチ16をオンしてからこのス
イッチ16をオフするまでの動作を説明する。
【0040】ユーザが電源スイッチ16をオン状態に設
定すると、通信装置はオン状態になる。通信装置は、オ
ン状態になると、まず、位置登録処理を実行する。この
位置登録処理は、例えば、次のようにして行われる。す
なわち、通信装置は、オン状態に設定されると、まず、
基地局から報知される位置情報と位置情報保持部20に
保持されている位置情報とが一致するか否かを判定す
る。これにより、移動通信装置が現在所在する位置登録
エリアと位置情報保持部20により保持されている位置
情報によって示される位置登録エリアとが一致するか否
かが判定される。
【0041】両者が一致する場合は、通信装置は何もし
ない。これに対し、一致しなければ、通信装置は、基地
局に位置登録信号を送信する。これにより、通信網側に
登録されている当該通信装置の位置情報が書き替えられ
る。次に、通信装置は、新しい位置情報を位置情報保持
部20に書き込む。以上により、位置登録処理が終了す
る。なお、この位置登録処理においては、PHS側の位
置登録処理と無線呼出しシステム側の位置登録処理が実
行される。これらは、予め定めた順序で順次実行され
る。
【0042】位置登録処理が終了すると、移動通信装置
は、待受けモードとなる。この待受けモードにおいて、
ユーザが発信操作を行うと、通信装置は発信処理を実行
する。これに対し、他の通信装置から着信があると、通
信装置は、着信処理を実行する。さらに、あるセルから
他のセルに移動したようなときには、通信装置は、再
び、上述した位置登録処理を実行する。このあと、電源
スイッチ16がオフ状態に設定されると、通信装置もオ
フ状態となる。
【0043】以上が、電源スイッチ16をオンしてから
このスイッチ16をオフするまでの動作である。
【0044】(2) 次に、ある通信装置からPHSの
伝送路を介して他の通信装置にユーザ情報を伝送する場
合の手順を説明する。
【0045】図4は、この手順を説明するための図であ
る。図において、A,Bは通信装置を示し、MSは、マ
イクロセルを示し、Eは、位置登録エリアを示し、BS
は基地局を示し、NWは、通信網を示す。なお、図4に
は、通信装置Aから通信装置Bにユーザ情報を伝送する
場合の手順を示す。また、図4には、通信装置A,Bが
異なるマイクロセルMS(A),MS(B)に存在する
場合を代表として示す。さらに、図4には、マイクロセ
ルMS(A),MS(B)が異なる位置登録エリアE
(A),E(B)に存在する場合を代表として示す。
【0046】この場合は、まず、通信装置Aからこの通
信装置Aが所在するマイクロセルMS(A)の基地局B
S(A)にユーザ情報UI(A)が送信される()。
このユーザ情報UI(A)は、図5に示すごとく、メッ
セージと通信装置Aの位置情報とからなる。但し、メッ
セージは、ユーザが希望する場合のみ挿入される。位置
情報は、通信装置Aが所在する位置登録エリアE(A)
の識別情報により表される。このユーザ情報UI(A)
は、複数の情報チャネルTCHに分割されて送信され
る。図6は、ユーザ情報UI(A)の送信に使用される
情報チャネルTCHが設定される通信用物理スロットの
構成を示す図である。図において、CIは、チャネル種
別を示し、SAは、低速付随制御チャネルを示し、TC
Hは、情報チャネルを示し、CRCは、巡回生成符号を
示す。
【0047】基地局BS(A)に送信されたユーザ情報
UI(A)は、通信網NWに供給される()。通信網
NWに供給されたユーザ情報UI(A)は、通信装置B
が所在するマイクロセルMS(B)の基地局BS(B)
に供給される()。基地局BS(B)に供給されたユ
ーザ情報UI(A)は、情報チャネルTCHを使って通
信装置Bに供給される()。これにより、通信装置A
のメッセージと位置情報とが通信装置Bに供給されたこ
とになる。
【0048】通信装置Bがユーザ情報UI(A)を受信
すると、この通信装置Bから基地局BS(B)にユーザ
情報UI(B)が送信される()。このユーザ情報U
I(B)は、図7に示すごとく、ユーザ情報UI(B)
は、ACK情報と通信装置Bの位置情報とからなる。通
信装置Bの位置情報は、通信装置Bが所在する位置登録
エリアE(B)の識別情報により表される。このユーザ
情報UI(B)は、複数の情報チャネルTCHに分割さ
れて送信される。
【0049】基地局BS(B)に送信されたユーザ情報
UI(B)は、通信網NWに供給される()。通信網
NWに供給されたユーザ情報UI(B)は、基地局BS
(A)に供給される()。基地局BS(A)に供給さ
れたユーザ情報UI(B)は、情報チャネルTCHを使
って通信装置Aに供給される()。これにより、通信
装置Aに、ACK情報が返送されるとともに、通信装置
Bの位置情報が供給されることになる。
【0050】以上が、ある通信装置AからPHSの伝送
路を介して他の通信装置Bにユーザ情報を送信する場合
の手順である。なお、詳細な説明は省略するが、ある通
信装置Aから無線呼出しシステムの伝送路を介して他の
通信装置Bにユーザ情報を伝送する場合もほぼ同じよう
な手順で伝送がなされる。
【0051】(3) 次に、ある通信装置から光通信を
使って他の通信装置にユーザ情報を伝送する場合の手順
を説明する。
【0052】図8は、この手順を示す図である。なお、
図8には、通信装置Aから通信装置Bにユーザ情報を伝
送する場合を代表として示す。この通信は、通信装置A
から通信装置Bが見える範囲で行われる。また、この通
信は、通信装置Aの発光部133を通信装置Bに向けて
行われる。これは、両者の通信が無線伝送路を介して光
を使って行われるからである。
【0053】この場合、通信装置Aは、ユーザ情報UI
(A)を送出する()。このユーザ情報UI(A)
は、図9に示すように、暗号キーとメッセージとからな
る。暗号キーは、例えば、通信装置Bに付与された選択
番号の一部、例えば、下4桁の番号が使用される。
【0054】このユーザ情報UI(A)は、無線伝送路
を介して通信装置Bに供給される。通信装置Bはこのユ
ーザ情報UI(A)を受信すると、このユーザ情報UI
(A)に含まれる暗号キーと自分が保持している暗号キ
ー(自装置の選択番号の下位4桁の番号)が一致するか
否かを判定する。そして、一致すると、このユーザ情報
UI(A)を取り込む。これにより、通信装置Bに通信
装置Aのメッセージが供給されたことになる。
【0055】このあと、通信装置Bは、ユーザ情報UI
(B)を出力する。このユーザ情報UI(B)は、図1
0に示すように、暗号キー(通信装置Aの選択番号の下
位4桁の番号)とACK情報とからなる。このユーザ情
報UI(B)は、無線伝送路を介して通信装置Aに供給
される。通信装置Aはこのユーザ情報UI(B)を受信
すると、このユーザ情報UI(B)に含まれる暗号キー
と自分が保持している暗号キー(自装置の選択番号の下
位4桁の番号)が一致するか否かを判定し、一致する場
合のみユーザ情報UI(B)を取り込む。これにより、
ACK情報が通信装置Aに返送されたことになる。
【0056】以上が、ある通信装置Aから光通信によっ
て他の通信装置Bにユーザ情報を伝送する場合の手順で
ある。
【0057】(4) 次に、ある通信装置がPHSの伝
送路を介して発信を行う場合のユーザの発信操作を説明
する。
【0058】図11は、この発信操作を示すフローチャ
ートである。この操作においては、ユーザは、まず、通
信装置に対して、PHS側の発信モードの設定を指示す
る(ステップS11)。この指示は、発信モード設定ス
イッチ17を操作することにより行われる。次に、ユー
ザは、送信用のメッセージを入力する(ステップS1
2)。この入力は、入力部14を操作することにより行
われる。但し、この入力は、メッセージを送信する場合
のみ行われる。すなわち、メッセージを送信しないで、
位置情報のみを送信する場合は、この入力は行われな
い。
【0059】次に、ユーザは、送信先の選択番号を入力
する(ステップS13)。この入力は、入力部14を操
作することにより行われる。次に、ユーザは、位置情報
の送出の禁止を指示する(ステップS14)。この指示
は、位置送出禁止スイッチ20を操作することにより行
われる。但し、この指示は、位置情報を送出しない場合
のみ行われる。次に、ユーザは、通信装置に対して、発
信を指示する(ステップS15)。この指示は、発信ス
イッチ18をオン状態にすることにより行われる。
【0060】以上が、ある通信装置がPHSの伝送路を
介して発信を行う場合のユーザの発信操作である。な
お、詳細な説明は省略するが、ある通信装置が無線呼出
しシステムの伝送路を介して発信を行う場合のユーザの
発信操作もほぼ同じようにして行われる。
【0061】(5) 次に、ある通信装置がPHSの伝
送路を介して発信を行う場合の制御部26の処理を説明
する。
【0062】図12及び図13は、この処理を示すフロ
ーチャートである。なお、図12は、この処理の一部を
示し、図13は残りの部分を示す。図示の処理は、ユー
ザにより発信モードの設定が指示されることにより開始
される。この処理においては、制御部26は、まず、通
信部12,13をオン状態からオフ状態に切り替える
(ステップS21)。これにより、通信部12,13の
発信と着信が禁止される。次に、制御部26は、ユーザ
によりメッセージが入力されたか否かを判定する(ステ
ップS22)。
【0063】メッセージが入力された場合は、制御部2
6は、入力されたメッセージをバッファに格納する(ス
テップS23)。次に、制御部26は、ユーザにより発
信が指示されたか否かを判定する(ステップS24)。
すなわち、発信スイッチ18がオン状態に設定されてい
るか否かを判定する。これに対し、メッセージが入力さ
れない場合は、制御部26は、メッセージの格納処理を
行わず、発信が指示されたか否かを判定する(ステップ
S24)。
【0064】発信が指示された場合は、制御部26は、
リンクチャネルを確立するための処理を実行する(ステ
ップS25)。これにより、自装置が所在するマイクロ
セルの基地局との間で制御情報の送受信が可能となる。
次に、制御部26は、サービスチャネルを確立するため
の処理を実行する(ステップS26)。この処理は、リ
ンクチャネルを使って行われる。これにより、自装置が
所在するマイクロセルの基地局との間でユーザ情報の送
受信が可能となる。
【0065】次に、制御部26は、バッファにメッセー
ジが格納されているか否かを判定する(ステップS2
7)。メッセージが格納されている場合は、制御部26
は、ユーザにより位置情報の送出禁止が指示されたか否
かを判定する(ステップS28)。すなわち、位置送出
禁止スイッチ20がオン状態に設定されたか否かを判定
する。指示されていない場合は、制御部26は、メッセ
ージと位置情報保持部20に保持されている位置情報と
を通信部11に供給する(ステップS29)。これによ
り、メッセージと位置情報がベースバンド回路部111
と無線回路部112を介して送受信アンテナ113から
送信される。
【0066】これに対し、位置情報の送出禁止が指示さ
れている場合は、制御部26は、メッセージのみを通信
部11に供給する(ステップS31)。これにより、こ
の場合は、メッセージのみが送信される。なお、上記ス
テップS27で、メッセージが格納されていないと判定
した場合は、制御部26は、位置情報のみを通信部11
に供給する。これにより、この場合は、位置情報のみが
送信先に送信される。この場合、位置情報の送出禁止指
示がなされているか否かを判定しないのは、メッセージ
が入力されていないにもかかわらず、発信指示がなされ
たということは、位置情報のみを送信することを意味す
るからである。
【0067】通信部11に対する情報の供給が終了する
と、制御部26は、ACK情報が受信されたか否かを判
定する(ステップS32)。受信された場合は、受信情
報に位置情報が含まれているか否かを判定する(ステッ
プS33)。位置情報が含まれている場合は、この位置
情報を位置登録エリアの識別情報から住所情報に変換す
る(ステップS34)。この変換は、変換テーブル保持
部24に保持されている変換テーブルを使って行われ
る。次に、制御部26は、ACK情報と変換された位置
情報を表示部15に供給する(ステップS35)。これ
により、ACK情報と位置情報が表示される。その結
果、ユーザは、送信先でメッセージ等が確実に受信され
たことと、送信先の位置とを知ることができる。
【0068】これに対し、位置情報が含まれていない場
合は、制御部26は、位置情報の変換処理を行わず、A
CK情報のみを表示部15に供給する(ステップS3
6)。これにより、この場合は、ACK情報のみが表示
される。その結果、ユーザは、メッセージが受信された
ことのみを知ることができる。なお、上記ステップS3
2で、ACK情報を受信しないと判定した場合は、制御
部26は、否定応答情報(以下「NACK情報」とい
う。)を表示部15に供給する(ステップS37)。こ
れにより、この場合は、NACK情報のみが表示され
る。その結果、ユーザは、送信先でメッセージ等が受信
されなかったことを知ることができる。
【0069】表示部15に対する情報の供給が終了する
と、制御部26は、無線チャネル(リンクチャネルとサ
ービスチャネル)を解放する処理を実行する(ステップ
S38)。次に、制御部26は、通信部12,13をオ
フ状態からオン状態に戻す(ステップS39)。これに
より、通信部12,13は発信と着信が可能なる。その
結果、通信装置は、待受けモードに戻る。
【0070】図14は、変換テーブル保持部24に保持
されている変換テーブルの一例を示す図である。図示の
ごとく、変換テーブルは、位置登録エリアの識別情報と
この位置登録エリアの住所情報とを対応する形で保持す
るようになっている。位置登録エリアの住所情報として
は、例えば、位置登録エリアの中心位置付近の住所情報
が用いられる。この住所情報は、予めユーザあるいは通
信装置の販売者により登録される。
【0071】以上が、ある通信装置がPHSの通信網を
介して発信を行う場合の制御部26の処理である。な
お、詳細な説明は省略するが、ある通信装置が無線呼出
しシステムの通信網を介して発信を行う場合も、制御部
26は同じような処理を行う。
【0072】(6) 次に、ある通信装置がPHSの通
信網を介して着信を受けた場合の制御部26の処理を説
明する。
【0073】図15及び図16は、この処理を示すフロ
ーチャートである。なお、図15は、この処理の一部を
示し、図16は残りの部分を示す。図示の処理は、自装
置がPHSの伝送路を介して着信を受けることにより開
始される。この処理においては、制御部26は、まず、
通信部12,13をオン状態からオフ状態に切り替える
(ステップS41)。これにより、通信部12,13の
発信と着信が禁止される。次に、制御部26は、リンク
チャネルの確立処理とサービスチャネルの確立処理を順
次実行する(ステップS42,S43)。これにより、
基地局との間でユーザ情報の送受信が可能となる。その
結果、基地局から送られてきたユーザ情報が送受信アン
テナ113と、無線回路部112と、ベースバンド回路
部111を介して制御部26に供給される。
【0074】次に、制御部26は、リンガ22を鳴動す
る(ステップS44)。これにより、着信があった旨が
ユーザに伝えられる。次に、制御部26は、ユーザによ
り自動記憶が指示されているか否かを判定する(ステッ
プS45)。すなわち、自動記憶指示スイッチ19がオ
ン状態に設定されているか否かを判定する。指示されて
いなければ、制御部26は、サービスチャネルを介して
受信したユーザ情報に位置情報が含まれているか否かを
判定する(ステップS46)。位置情報が含まれている
場合は、この位置情報を位置登録エリアの識別情報から
住所情報に変換する(ステップS47)。この変換は、
変換テーブル保持部24に保持されている変換テーブル
を使って行われる。
【0075】次に、制御部26は、受信情報にメッセー
ジが含まれているか否かを判定する(ステップS4
8)。含まれている場合は、制御部26は、このメッセ
ージと変換された位置情報とを表示部15に供給する
(ステップS49)。これにより、この場合は、メッセ
ージと送信元の位置情報とが表示される。これに対し、
メッセージが含まれていない場合は、制御部26は、変
換した位置情報のみを表示部15に供給する(ステップ
S50)。これにより、この場合は、送信元の位置情報
のみが表示される。
【0076】なお、上記ステップS46で、位置情報が
ないと判定した場合は、制御部26は、受信情報に含ま
れるメッセージを表示部15に供給する。これにより、
この場合は、メッセージのみが表示される。この場合、
受信情報にメッセージが含まれているか否かを判定しな
いのは、着信があって、しかも、受信情報に位置情報が
含まれていないということは、メッセージのみが送信さ
れてきたことを意味するからである。
【0077】また、上記ステップS45で、自動記憶が
指示されていると判定した場合は、制御部26は、受信
情報をバッファに格納する(ステップS52)。この格
納情報は、このあと、ユーザが記憶情報表示スイッチ2
1を操作することによって表示される。この表示は、詳
細な説明は省略するが、ステップS46〜S51に示す
処理と同じような処理で行われる。
【0078】以上の処理が終了すると、制御部26は、
ユーザにより位置情報の送出禁止指示がなされているか
否かを判定する(ステップS53)。この指示がなされ
ていなければ、ACK情報と位置情報保持部20に保持
されている位置情報とを通信部11に供給する(ステッ
プS54)。これにより、この場合は、ACK情報と位
置情報とがユーザ情報として送信される。その結果、送
信元には、送信先の通信装置が送信情報を受け取った旨
とその位置情報が伝えられる。
【0079】これに対し、指示がなされていれば、制御
部26は、ACK情報のみを通信部11に供給する(ス
テップS55)。これにより、この場合は、ACK情報
のみがユーザ情報として送信される。その結果、送信元
には、送信先が送信情報を受け取った旨のみが伝えられ
る。
【0080】以上の処理が終了すると、制御部26は、
無線チャネルを解放するための処理を実行する(ステッ
プS56)。次に、制御部26は、通信部12,13を
オン状態に戻す(ステップS57)。これにより、装置
は待受けモードとなる。
【0081】以上が、ある通信装置がPHSの伝送路を
介して着信を受けた場合の制御部26の処理である。な
お、詳細な説明は省略するが、ある通信装置が無線呼出
しシステムの伝送路を介して着信を受けた場合も、同じ
ような処理が行われる。
【0082】(7) 次に、ある通信装置が光通信によ
って発信を行う場合のユーザの発信操作を説明する。
【0083】図17は、この発信操作を示すフローチャ
ートである。この操作においては、ユーザは、まず、通
信装置に対して、光通信側の発信モードの設定を指示す
る(ステップS61)。次に、ユーザは、メッセージを
入力する(ステップS62)。次に、ユーザは暗号キー
を入力する(ステップS53)。この入力は、入力部1
4を使って行われる。次に、ユーザは、通信装置に対し
て、発信を指示する(ステップS64)。
【0084】以上が、ある通信装置が光通信によって、
発信を行う場合のユーザの発信操作である。
【0085】(8) 次に、ある通信装置が光通信によ
って発信を行う場合の制御部26の処理を説明する。
【0086】図18は、この場合の制御部26の処理を
示すフローチャートである。この処理は、ユーザにより
光通信による発信モードの設定が指示されることにより
開始される。この処理においては、制御部26は、ま
ず、通信部11,12をオフ状態に切り替える(ステッ
プS71)。次に、制御部26は、メッセージを格納す
る(ステップS72)。
【0087】次に、制御部26は、発信が指示された時
点で、暗号キーとメッセージを通信部13に供給する
(ステップS73,S74)。これにより、暗号キーと
メッセージとが送信される。次に、制御部26は、通信
部11,12をオン状態に戻す(ステップS75)。な
お、ステップS73で、発信が指示されないと判定した
場合は、制御部26は、ステップS75の処理を実行す
る。
【0088】以上が、ある通信装置が光通信によって発
信を行う場合の制御部26の処理である。
【0089】(9) 次に、ある通信装置が光通信によ
って着信を受けた場合の制御部26の処理を説明する。
【0090】図19は、この場合の制御部26の処理を
示すフローチャートである。この処理は、光通信によっ
て着信を受けることによって開始される。この処理にお
いては、制御部26は、通信部11,12をオフ状態に
切り替えた後、リンガ22を鳴動する(ステップS8
1,82)。次に、制御部26は、受信情報に含まれる
暗号キーと暗号キー保持部25に保持されている暗号キ
ーとが一致するか否かを判定する(ステップS83)。
一致する場合は、制御部26は、自動記憶が指示されて
いるか否かを判定する(ステップS84)。
【0091】指示されていない場合は、制御部26は、
受信情報に含まれるメッセージを表示部15に供給する
(ステップS85)。これに対し、指示されている場合
は、制御部26は、受信情報をバッファに格納する(ス
テップS86)。以上の処理が終了すると、暗号キーと
ACK情報を通信部13に供給する(ステップS8
7)。これにより、暗号キーとACK情報が送信先に返
送される。次に、制御部26は、通信部11,12をオ
ン状態に戻す(ステップS88)。
【0092】以上が、ある通信装置が光通信によって着
信を受けた場合の制御部26の処理である。
【0093】[第1の実施の形態の効果]以上詳述した
本実施の形態によれば、次のような効果を得られる。
【0094】(1) まず、本実施の形態によれば、自
装置の位置情報として、位置登録処理により得られた位
置情報を伝送するようにしたので、自分の位置を正確に
相手に伝えることができるとともに、自分で位置情報を
入力することなく自動的に伝えることができる。
【0095】(2) また、本実施の形態によれば、位
置情報を伝送する場合、制御情報としてではなく、ユー
ザ情報として伝送するようにしたので、既存の移動通信
システムの機能をそのまま利用することができる。
【0096】(3) また、本実施の形態によれば、受
信した位置情報を表示する場合、これを位置登録エリア
の識別情報から住所情報に変換して表示するようにした
ので、位置情報をユーザに分りやすい状態で表示するこ
とができる。
【0097】(4) また、本実施の形態によれば、ユ
ーザ情報として、音声情報ではなく、メッセージを伝送
するようにしたので、安価な通信装置を提供することが
できる。
【0098】(5) また、本実施の形態によれば、着
信があった場合、ACK情報を返送するようにしたの
で、ユーザ情報として、音声情報ではなく、メッセージ
を伝送するにもかかわらず、送信先で送信情報が受信さ
れたことを送信元で確認することができる。
【0099】(6) また、本実施の形態によれば、A
CK情報を返送する場合、自装置の位置情報も一緒に返
送するようにしたので、送信元は、送信情報が送信先で
受信されたことだけでなく、送信先の位置情報も知るこ
とができる。
【0100】(7) また、本実施の形態によれば、P
HSの伝送路を介して情報を伝送する機能と無線呼出し
システムの伝送路を介して情報を伝送する機能とを設け
るようにしたので、低速で移動する場合は勿論、高速で
移動する場合も、情報を伝送することができる。
【0101】(8) また、本実施の形態によれば、光
による端末間直接通信機能を設けるようにしたので、送
信先の装置が可視範囲内に存在する場合は、PHSや無
線呼出しシステムの伝送路を介して通信を行う場合よ
り、迅速に通信を行うことができる。
【0102】(9) また、本実施の形態によれば、位
置情報を送信するか否かを選択することができるように
したので、位置情報を送信する必要がないような場合や
位置情報を送信したくないような場合にも対処すること
ができる。
【0103】(10) また、本実施の形態によれば、
受信情報の自動記憶機能を設けるようにしたので、通信
装置から離れなければならないような場合であっても、
情報を受け取ることができる。
【0104】[第2の実施の形態]先の実施の形態で
は、位置情報として、位置登録処理により得られた位置
情報、すなわち、位置登録エリアの識別情報を伝送する
場合を説明した。これに対し、本実施の形態は、基地局
との通信により得られる基地局の識別情報を伝送するよ
うにしたものである。
【0105】すなわち、基地局との間で無線チャネルを
確立する場合などにおいては、基地局との間で通信が行
われる。この場合、通信装置には、基地局からその識別
情報が送信される。この識別情報は、位置登録エリアの
識別情報と同様に、通信装置の位置情報として使用可能
である。本実施の形態は、この点に着目し、基地局の識
別情報を自装置の位置情報として伝送するようにしたも
のである。
【0106】このような構成によれば、PHSのよう
に、位置登録エリアが複数のセルからなる移動通信シス
テムにおいては、位置情報として、位置登録エリアの識
別情報を伝送する場合より、精度の高い位置情報を伝送
することができる。また、このような構成によれば、移
動通信システムが位置登録機能を有しない場合にも、位
置情報を伝送することができる。すなわち、通信エリア
全体で一斉呼出しを行う通信システムでも、位置情報を
伝送することができる。
【0107】[そのほかの実施の形態]以上、本発明の
2つの実施の形態を詳細に説明したが、本発明は、上述
したような実施の形態に限定されるものではない。
【0108】(1) 例えば、先の実施の形態では、位
置情報を識別情報から住所情報に変換する場合、位置情
報の受信側で変換する場合を説明した。しかし、本発明
は、位置情報の送信側で変換するようにしてもよい。
【0109】(2) また、先の実施の形態では、メッ
セージとして、任意のメッセージを伝送可能な場合を説
明した。しかし、本発明は、定型のメッセージを伝送す
るようにしてもよい。この場合は、このメッセージを受
信側で予め登録しておき、送信側では、このメッセージ
の選択情報を送信するようにすればよい。
【0110】(3) また、先の実施の形態では、AC
K情報を返送する場合、肯定応答専用の情報を返送する
場合を説明した。しかし、本発明は、位置情報をACK
情報として返送するようにしてもよい。
【0111】(4) また、先の実施形態では、位置情
報を移動端末装置に伝送する場合を説明した。しかし、
本発明は、PHSや無線呼出しシステムのように、固定
端末装置(固定電話機)との通信が可能な移動通信シス
テムの移動端末装置として用いる場合は、固定端末装置
に伝送するようにしてもよい。
【0112】(5) また、先の実施の形態では、自装
置の位置情報として、自装置が所在する位置登録エリア
の識別情報や自装置が所在するセルの基地局の識別情報
を伝送する場合を説明した。しかし、本発明は、移動通
信システムの伝送路を構成する伝送路装置との通信によ
り得られる情報であって、自装置の位置を示すことが可
能な情報であれば、どのような情報を伝送するようにし
てもよい。
【0113】(6) また、先の実施の形態では、位置
情報として、本来、自装置の位置を示すことを意図しな
い情報(例えば、位置登録エリアの識別情報は、位置登
録エリアの識別を目的とし、通信装置の位置の表示を目
的としない)を伝送する場合を説明した。しかし、本発
明は、自装置の位置を示すことを意図する情報を伝送す
るようにしてもよい。これは、例えば、通信事業者が、
付加サービスとして、通信装置の位置を示す情報を提供
するような場合に可能となる。この場合の位置情報とし
ては、例えば、通信装置が所在する位置登録エリアやセ
ルの住所情報が考えられる。
【0114】(7) また、先の実施の形態では、本発
明を、通信エリアを複数のセルに分割する方式の移動通
信システムの移動端末装置や位置登録機能を備えた移動
通信システムの移動端末装置に適用する場合を説明し
た。しかし、本発明は、伝送路装置との通信により自装
置の位置情報を得ることができる通信システムであれ
ば、このような方式の通信システム以外の通信システム
の移動端末装置にも適用することができる。
【0115】(8) また、先の実施の形態では、本発
明を、通信網を備えた移動通信システムの移動端末装置
に適用する場合を説明した。しかし、本発明は、伝送路
装置との通信により自装置の位置情報を得ることができ
る通信システムであれば、通信網を有しない移動通信シ
ステムの移動端末装置にも適用することができる。例え
ば、2つの移動端末装置のみを収容するような移動通信
システムの移動通信端末にも適用することができる。
【0116】(9) このほかにも、本発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で、種々様々変形実施可能なことは
勿論である。
【0117】
【発明の効果】以上詳述した本発明の通信装置によれ
ば、自装置の位置情報として、伝送路を構成する伝送路
装置との通信によって得られる情報であって、自装置の
位置を示すことが可能な位置情報を伝送するようにした
ので、自分の位置を正確に相手に伝えることができると
ともに、自分で位置情報を入力することなく自動的に伝
えることができる。
【0118】また、本発明によれば、自装置の位置情報
を伝送する場合、制御情報としてではなく、ユーザ情報
として伝送するようにしたので、既存の移動通信システ
ムの機能をそのまま利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の第1の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の発信モード設定スイッチの
動作を説明するための図である。
【図3】第1の実施の形態の外観構成を示す図である。
【図4】第1の実施の形態において、PHSの伝送路を
介してユーザ情報を伝送する場合の手順を説明するため
の図である。
【図5】第1の実施の形態において、PHSの伝送路を
介してユーザ情報を伝送する場合のユーザ情報の構成を
示す図である。
【図6】情報チャネルが設定される通信用物理スロット
の構成を示す図である。
【図7】第1の実施の形態において、PHSの伝送路を
介してユーザ情報を返送する場合のユーザ情報の構成を
示す図である。
【図8】第1の実施の形態において、光通信を使ってユ
ーザ情報を伝送する場合の手順を説明するための図であ
る。
【図9】第1の実施の形態において、光通信を使ってユ
ーザ情報を伝送する場合のユーザ情報の構成を示す図で
ある。
【図10】第1の実施の形態において、光通信を使って
ユーザ情報を返送する場合のユーザ情報の構成を示す図
である。
【図11】第1の実施の形態において、PHSの伝送路
を介して発信を行う場合のユーザの発信操作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】第1の実施の形態において、PHSの伝送路
を介して発信を行う場合の制御部の処理の一部を示すフ
ローチャートである。
【図13】第1の実施の形態において、PHSの伝送路
を介して発信を行う場合の制御部の処理の残りの部分を
示すフローチャートである。
【図14】第1の実施の形態における変換テーブルの構
成の一例を示す図である。
【図15】第1の実施の形態において、PHSの伝送路
を介して着信があった場合の制御部の処理の一部を示す
フローチャートである。
【図16】第1の実施の形態において、PHSの伝送路
を介して着信があった場合の制御部の処理の残りの部分
を示すフローチャートである。
【図17】第1の実施の形態において、光通信によって
発信を行う場合のユーザの発信操作を示すフローチャー
トである。
【図18】第1の実施の形態において、光通信によって
発信を行う場合の制御部の処理を示すフローチャートで
ある。
【図19】第1の実施の形態において、光通信による着
信があった場合の制御部の処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
11,12,13…通信部、14…入力部、15…表示
部、16…電源スイッチ、17…発信モード設定スイッ
チ、18…発信スイッチ、19…自動記憶スイッチ、2
0…位置送出禁止スイッチ、21…記憶情報表示スイッ
チ、22…リンガ、23…位置情報保持部、24…変換
テーブル保持部、25…暗号キー保持部、26…制御
部、111,121,131…ベースバンド回路部、1
12,122…無線回路部、113,123…送受信ア
ンテナ、132…駆動・再生部、133…発光部、13
4…受光部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信システムの移動端末装置として
    用いられる通信装置において、 前記移動通信システムの伝送路を構成する伝送路装置と
    の通信により得られる情報であって、自装置の位置を示
    すことが可能な位置情報を前記伝送路を介してユーザ情
    報として送信する送信手段と、 前記伝送路を介して他の装置から送信されてきたユーザ
    情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信されたユーザ情報をユーザに出
    力する出力手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記移動通信システムは、通信エリアを
    複数のセルに分割し、各セルごとに基地局を設け、各通
    信装置の通信を、各通信装置が所在するセルの基地局を
    介して行うとともに、前記通信エリアを1つまたは複数
    のセルからなる複数の位置登録エリアに分割し、各通信
    装置が所在する位置登録エリアを各通信装置が所在する
    エリアとして登録し、ある通信装置に着信があると、こ
    の通信装置の登録情報に基づいて、この通信装置が所在
    する位置登録エリアを判定し、判定した位置登録エリア
    において、この通信装置を呼び出すための一斉呼出しを
    行うように構成され、 前記送信手段は、前記位置情報として、自装置が所在す
    る位置登録エリアの識別情報またはこの識別情報に所定
    の変換処理を施した情報を送信するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記移動通信システムは、通信エリアを
    複数のセルに分割し、各セルごとに基地局を設け、各通
    信装置の通信を、各通信装置が所在するセルの基地局と
    の間で行うように構成され、 前記送信手段は、前記位置情報として、自装置が存在す
    るセルの基地局の識別情報またはこの識別情報に所定の
    変換処理を施した情報を送信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段によりユーザ情報が受信さ
    れると、その旨を示す応答情報をユーザ情報として返送
    する返送手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    通信装置。
  5. 【請求項5】 前記移動通信システムは、通信エリアを
    複数のセルに分割し、各セルごとに基地局を設け、各通
    信装置の通信を、各通信装置が所在するセルの基地局と
    の間で行うように構成され、 前記送信手段と前記受信手段とは、それぞれ前記セルの
    大きさが異なる複数の移動通信システムに対処可能なよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の通
    信装置。
  6. 【請求項6】 文字、数字、記号の少なくとも1つで表
    されるメッセージを入力するための入力手段を有し、 前記送信手段は、前記入力手段により入力されたメッセ
    ージを、ユーザ情報として、前記位置情報とともに送信
    するように構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の通信装置。
  7. 【請求項7】 情報を無線伝送路を介して光によって送
    信する光送信手段と、 前記無線伝送路を介して光によって送信されてきた情報
    を受信する光受信手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の通信装置。
JP8068942A 1996-03-01 1996-03-01 通信装置 Pending JPH09247758A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002142261A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Toshiba Corp 移動通信端末

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002142261A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Toshiba Corp 移動通信端末

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