JPH09247968A - 電気機械変換素子を使用した駆動装置 - Google Patents

電気機械変換素子を使用した駆動装置

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JPH09247968A
JPH09247968A JP8075444A JP7544496A JPH09247968A JP H09247968 A JPH09247968 A JP H09247968A JP 8075444 A JP8075444 A JP 8075444A JP 7544496 A JP7544496 A JP 7544496A JP H09247968 A JPH09247968 A JP H09247968A
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JP
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JP8075444A
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Hiroyuki Okada
浩幸 岡田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/021Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors using intermittent driving, e.g. step motors, piezoleg motors
    • H02N2/025Inertial sliding motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/021Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors using intermittent driving, e.g. step motors, piezoleg motors
    • H02N2/023Inchworm motors

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低分解能の位置検出機構を使用して、高速で
高精度の位置制御が可能な電気機械変換素子を使用した
駆動装置を提供する。 【解決手段】 CPUで構成される制御部31に、MR
センサ34により駆動軸13の位置を検出する位置検出
回路33、圧電素子14を駆動する電流1充放電回路3
5、圧電素子16を駆動するそれぞれ電流値の異なる電
流1充放電回路36、電流2充放電回路37及び電流3
充放電回路38が接続される。検出位置により高速駆動
と低速駆動を併用する。高速駆動では電流1充放電回路
36により圧電素子16に速度の異なる伸縮変位を連続
的に発生させて軸13を高速駆動する。低速駆動の場合
は充放電回路36〜38による圧電素子16の駆動と、
充放電回路35で圧電素子14を駆動して行う軸13の
保持動作を組み合わせ、圧電素子16の伸縮変位の1サ
イクルを単位として軸13を低速駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラ、精密機
械など高精度の位置決めが必要とされる装置に適した電
気機械変換素子を使用した駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラなどのレンズを合焦位置に移動さ
せる駆動機構として、圧電素子に固定された駆動軸に被
駆動部材を適当な摩擦力で摩擦結合させておき、圧電素
子に異なる速度の伸縮変位を発生させて駆動軸を往復変
位させ、駆動軸に摩擦結合した被駆動部材を所定方向に
移動させる駆動機構が提案されている(特開平4−69
070号公報参照)。この駆動機構は、従来使用されて
いたモ−タと減速機構からなる駆動機構よりも著しく小
型、軽量で製造コストが低廉であるばかりでなく、精度
の高い位置決め制御が可能であるという特徴がある。
【0003】また、アメリカ特許第4、874、979
号明細書には、3個の圧電素子を組み合わせ、それぞれ
の圧電素子の伸縮変位を起こすタイミングを適当に制御
することにより、被駆動部材を移動させるものが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した駆動装置
の構成において、前者のものは、駆動軸と被駆動部材と
を摩擦結合させてあり、圧電素子により駆動軸を駆動す
ると両者の摩擦結合面に滑りを生じ、この滑りを利用し
て被駆動部材を所定方向に移動させるものであるが、こ
の滑り量は一定でないため、被駆動部材の位置の制御は
オ−プンル−プによる制御ができず、被駆動部材の位置
を検出する手段を設けたフイ−ドバツク制御を行うこと
が必要となる。この場合、位置検出手段の分解能よりも
細かい位置の制御はできないから、精度の高い位置の制
御を行うには、求められる精度に適合した高分解能の位
置検出手段を必要とし、コストの増加を招く結果とな
る。
【0005】また、後者のものは、印加電圧に対する圧
電素子の伸縮変位量が予め知られている場合は、被駆動
部材の位置の制御はオ−プンル−プによる制御が可能で
あるが、駆動速度が著しく遅いという欠点があるほか、
圧電素子を3個使用するために部品点数が増加し、製造
コストの増加を招く結果となる。
【0006】この発明は、上記した従来提案されている
圧電素子を使用した駆動装置の抱える課題を解決し、高
速駆動が可能で、且つ精度の高い位置の制御を行うこと
ができる電気機械変換素子を使用した駆動装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1の発明は、基台と、基台に対し
て移動可能に配置された移動部材と、前記移動部材を第
1の摩擦力で摩擦結合して保持する保持部材と、前記基
台と保持部材との間に配置されて前記基台及び保持部材
に接合され、前記基台と保持部材との間隔を伸縮させる
方向に変位する第1の電気機械変換素子と、基台に対し
て移動部材を実質的に固定する第1の状態と、基台に対
して移動部材を実質的に解放する第2の状態とを取るよ
うに変位する第2の電気機械変換素子と、制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記第2の電気機械変換素子を
前記第2の状態に維持し、前記第1の電気機械変換素子
に異なる速度の伸縮変位を発生させて基台に対して保持
部材を異なる速度で往復変位させ、保持部材に摩擦結合
する移動部材を所定方向に駆動する第1の制御モ−ド
と、前記第1の電気機械変換素子に異なる速度の伸縮変
位を発生させて基台に対して保持部材を異なる速度で往
復変位させ、保持部材に摩擦結合する移動部材を所定方
向に駆動する動作と、前記第2の電気機械変換素子を前
記第1の状態及び第2の状態に維持する動作とを組み合
わせ、保持部材に摩擦結合する移動部材を所定方向に駆
動する第2の制御モ−ドとを備えていることを特徴とす
る。
【0008】また、請求項2の発明は、基台と、基台に
対して移動可能に配置された移動部材と、前記移動部材
を第1の摩擦力で摩擦結合して保持する保持部材と、前
記基台と保持部材との間に配置されて前記基台及び保持
部材に接合され、前記基台と保持部材との間隔を伸縮さ
せる方向に変位する第1の電気機械変換素子と、基台に
対して移動部材を実質的に固定する第1の状態と、基台
に対して移動部材を実質的に解放する第2の状態とを取
るように変位する第2の電気機械変換素子と、移動部材
の位置を検出する位置検出手段と、制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記第2の電気機械変換素子を前記第
2の状態に維持し、前記第1の電気機械変換素子に異な
る速度の伸縮変位を発生させて基台に対して保持部材を
異なる速度で往復変位させ、保持部材に摩擦結合する移
動部材を所定方向に駆動する第1の制御モ−ドと、前記
第1の電気機械変換素子に異なる速度の伸縮変位を発生
させて基台に対して保持部材を異なる速度で往復変位さ
せ、保持部材に摩擦結合する移動部材を所定方向に駆動
する動作と、前記第2の電気機械変換素子を前記第1の
状態及び第2の状態に維持する動作とを組み合わせ、保
持部材に摩擦結合する移動部材を所定方向に駆動する第
2の制御モ−ドとを備え、前記位置検出手段により検出
された移動部材の位置に応じて第1の制御モ−ドと第2
の制御モ−ドとを選択することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】CPUで構成される制御部31
に、圧電素子14を駆動する電流1充放電回路35、圧
電素子16を駆動するそれぞれ電流値の異なる電流1充
放電回路36、電流2充放電回路37及び電流3充放電
回路38を接続する。検出位置により高速駆動と低速駆
動を併用し、高速駆動では充放電回路36により圧電素
子16に速度の異なる伸縮変位を連続的に発生させて軸
13を高速駆動する。低速駆動の場合は充放電回路36
〜38による圧電素子16の駆動と、充放電回路35で
圧電素子14を駆動して行う軸13の保持動作を組み合
わせ、圧電素子16の伸縮変位の1サイクルを単位とし
て軸13を低速駆動する(図5参照)。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1はこの発明の電気機械変換素子を使用した駆動装置
の基本構成を示す斜視図、図2は図1に示した基本構成
の断面図を示す。図1及び図2において、11は基台、
12は保持部材、13は駆動軸を示す。また、14は厚
み方向に伸縮変位する第1の圧電素子で、基台11とパ
ツド15との間に配置され、圧電素子14の上下の端面
はそれぞれ基台11、及びパツド15に接着固定されて
いる。
【0011】パツド15は、基台11と駆動軸13との
間に配置された部材で、その下面が円弧状の曲面に形成
されて駆動軸13の表面に面接触している。圧電素子1
4に厚み方向の伸び変位が生じてパツド15が駆動軸1
3に向けて押し付けられると、パツド15、即ち基台1
1と駆動軸13とは所定の摩擦力で摩擦結合するように
構成されている。
【0012】一方、保持部材12の内部には、ばね18
で駆動軸13に向けて付勢された圧接板17が配置され
ており、保持部材12と駆動軸13とはばね18の付勢
力により押し付けられている圧接板17を介して摩擦結
合している。その摩擦結合力は、第1の圧電素子14に
伸び変位が生じてパツド15が駆動軸13に押し付けら
れたときの、パツド15、即ち基台11と駆動軸13と
の間の摩擦結合力よりも弱い摩擦結合力となるように設
定されている。
【0013】基台11と保持部材12との間には、厚み
方向に伸縮変位する第2の圧電素子16が駆動軸13に
平行に配置されており、圧電素子16の左右の端面はそ
れぞれ基台11、及び保持部材12に接着固定されてい
る。
【0014】次に、この構成の動作原理を図3、及び図
4により説明する。
【0015】まず、高速駆動の場合の動作原理を図3に
より説明する。前提として、基台11は図示しないフレ
−ムに固定されているものとする。
【0016】図3の(a)は初期状態を示す。この状態
で第2の圧電素子16に緩やかな伸び変位を発生させる
と図3の(b)に示す状態となり、基台11に対して保
持部材12が緩やかに矢印a方向に変位する。このと
き、保持部材12と駆動軸13とは、ばね18の付勢力
により圧接された圧接板17により摩擦結合しているの
で、駆動軸13は保持部材12と共に緩やかに矢印a方
向に変位する。
【0017】図3の(b)に示す状態において、第2の
圧電素子16に急速な縮み変位を発生させると図3の
(c)に示す状態となり、基台11に対して保持部材1
2が矢印aと反対方向に急速に変位する。このとき、保
持部材12に摩擦結合している駆動軸13は、その慣性
力が摩擦結合力に打ち勝つて実質的にその位置に留ま
り、移動しない。この結果、駆動軸13は、ほぼ第2の
圧電素子16の伸び変位に相当する距離sだけ、例えば
1.5μmだけ矢印a方向に移動した状態で、初期状態
に戻る。
【0018】このように、第2の圧電素子16に緩やか
な伸び変位と急速な縮み変位とを交互に連続して発生さ
せることにより、駆動軸13を矢印a方向に移動させる
ことができる。なお、ここでいう実質的とは、矢印a方
向と、これと反対方向のいずれにおいても保持部材12
と駆動軸13との間の摩擦結合面に滑りを生じつつ追動
し、全体として矢印a方向に移動するものも含まれる。
したがつて、圧電素子16の伸縮変位の1サイクルにお
ける移動距離sは、正確に圧電素子の伸び変位量、例え
ば1.5μmではなく、摩擦結合面の滑りの程度によつ
てこれより小さくなり、摩擦結合力の大きさや駆動速度
などにより移動距離は変動する。実験の結果では、最高
速度40mm/secを得ることができた。
【0019】次に、低速駆動の場合の動作原理を図4に
より説明する。前提として、基台11は図示しないフレ
−ムに固定されているものとする。
【0020】図4の(a)は初期状態を示す。この状態
で第2の圧電素子16に緩やかな伸び変位を発生させる
と図4の(b)に示す状態となり、基台11に対して保
持部材12が緩やかに矢印a方向に変位する。このと
き、保持部材12と駆動軸13とは、ばね18の付勢力
により圧接された圧接板17により摩擦結合しているの
で、駆動軸13は保持部材12と共に緩やかに矢印a方
向に変位する。
【0021】次に、図4の(b)に示す状態において、
第1の圧電素子14に電圧を印加して変位を発生させ、
パツド15を駆動軸13に向けて押し付けて基台11に
対して駆動軸13を摩擦結合により固定する。図4の
(c)はこの状態を示す。
【0022】図4の(c)に示す状態において、第2の
圧電素子16の印加電圧を除くと、第2の圧電素子16
は縮み、保持部材12が矢印aと反対方向に変位する。
このとき、保持部材12と駆動軸13との摩擦結合力
は、第1の圧電素子14の変位による基台11と駆動軸
13との摩擦結合力よりも弱いので、保持部材12と駆
動軸13との間に滑りを生じ、駆動軸13は移動しな
い。図4の(d)はこの状態を示す。
【0023】図4の(d)に示す状態において、第1の
圧電素子14の印加電圧を除くと図4の(e)に示す状
態となり、駆動軸13は第2の圧電素子16の伸び変位
に相当する距離sだけ矢印a方向に移動した状態で初期
状態に戻る。
【0024】以上の動作を連続して繰り返すことによ
り、駆動軸13を矢印a方向に移動させることができ
る。上記した低速駆動では、駆動軸13の移動量sは第
2の圧電素子16の変位量により決定される。今、圧電
素子の伸び変位量を1.5μmとすると、1サイクルで
1.5μm移動させることができるから、150μm移
動させるには以上の動作を連続して100回繰り返せば
よいことになる。
【0025】図5は、図1に示す駆動装置の駆動回路の
ブロツク図である。制御部31はCPUで構成され、そ
の入力ポ−トにはキ−ボ−ドなどの入力装置32、駆動
軸13の現在位置を検出する位置検出回路33が接続さ
れる。入力装置32は駆動装置により移動する物体の目
標位置の入力に使用される。
【0026】34は公知のMRセンサの磁気抵抗素子
で、予め駆動軸13に所定間隔でNSの磁極を着磁して
着磁ロツドを形成しておき、これを磁気抵抗素子34で
検出することにより駆動軸13の現在位置を検出するこ
とができる。所定間隔でNSの磁極が着磁された着磁ロ
ツド(駆動軸13)と磁気抵抗素子でMRセンサが構成
される。なお、MRセンサの分解能は、着磁ロツドの磁
極ピツチ(隣接する磁極の間隔)λにより決定される。
位置検出回路33は、磁気抵抗素子34から出力された
信号を増幅処理し、デジタル信号に変換して制御部31
に出力する。
【0027】制御部31の出力ポ−トには、圧電素子1
4を駆動する電流1充放電回路35と、圧電素子16を
異なる速度で駆動するために、電流値の異なる3つの充
放電回路、即ち電流1充放電回路36、電流2充放電回
路37及び電流3充放電回路38が接続される。
【0028】図6は、電流1充放電回路35、電流1充
放電回路36、電流2充放電回路37及び電流3充放電
回路38の回路図を示す。これ等の充放電回路は制御部
31により制御されるもので、また、制御部31には移
動物体の目標位置を入力する入力装置32、移動物体の
現在位置を検出するMRセンサを含む位置検出回路33
が接続される。
【0029】電流1充放電回路35は、圧電素子14を
急速に充放電して高速で駆動する回路である。この回路
は圧電素子を電流i1xで充電する回路35aと圧電素子
を電流i1xで放電する回路35bとから構成され、回路
35aは制御部31の出力ポ−トX1 に接続されるとと
もに電源Vh に接続されたFETを有し、回路35bは
制御部31の出力ポ−トX2 に接続されるとともに接地
されたFETを有し、その動作は制御部31により制御
される。
【0030】電流1充放電回路36は充放電回路35と
同一特性の回路で、圧電素子16を急速に充放電して高
速で駆動する回路である。電流1充放電回路36は、圧
電素子16を電流i1Aで充電する回路36aと圧電素子
16を電流i1Aで放電する回路36bとから構成され、
回路36aは制御部31の出力ポ−トA1 に接続される
とともに電源Vh に接続されたFETを有し、回路36
bは制御部31の出力ポ−トA2 に接続されるとともに
接地されたFETを有し、その動作は制御部31により
制御される。
【0031】電流2充放電回路37は、電流1充放電回
路36よりも小さい電流値で圧電素子16を充放電する
回路である。電流2充放電回路37は、圧電素子16を
定電流i2Bで充電する回路37aと圧電素子16を定電
流i2Bで放電する回路37bとから構成され、回路37
aは制御部31の出力ポ−トB1 に接続されるとともに
電源Vh に接続されたトランジスタを有し、回路37b
は制御部31の出力ポ−トB2 に接続されるとともに接
地されたトランジスタを有し、その動作は制御部31に
より制御される。
【0032】電流3充放電回路38は、電流2充放電回
路37よりもさらに小さい電流値で圧電素子16を充放
電する回路である。電流3充放電回路38は、圧電素子
16を定電流i3Cで充電する回路38aと圧電素子14
を定電流i3Cで放電する回路38bとから構成され、回
路38aは制御部31の出力ポ−トC1 に接続されると
ともに電源Vh に接続されたトランジスタを有し、回路
38bは制御部31の出力ポ−トC2 に接続されるとと
もに接地されたトランジスタを有し、その動作は制御部
31により制御される。
【0033】図7は、この発明の駆動装置を高速で駆動
(矢印a方向に駆動)するときの制御部31の出力ポ−
トから出力される信号と、圧電素子に印加される電圧波
形を説明する図で、ここでは電流1充放電回路36と電
流2充放電回路37により圧電素子16を急速に充放電
して高速で駆動する例を示している。
【0034】即ち、制御部31の出力ポ−トX1 をH
(ハイレベル)、X2 をL(ロ−レベル)に保ち、圧電
素子14を不作動に保ち、また、出力ポ−トA1 をH、
B2 をLに保ち、回路36aと回路37bを遮断状態と
する。この状態(図3の(a)参照)で、まず、出力ポ
−トB1 をLとする。回路37aのトランジスタが導通
し、圧電素子16が緩やかに充電され、飽和状態となる
と充電が停止する。圧電素子16は伸びた状態にある
(図3の(b)参照)。
【0035】所定時間経過後出力ポ−トB1 をHとして
回路37aを遮断し、出力ポ−トA2 をHとして回路3
6bのFETを導通し、圧電素子16に充電されていた
電荷を急速に放電させると圧電素子16は縮み、図3の
(c)に示す状態となる。このとき、電流1充放電回路
35は作動せず、圧電素子14は駆動されない。
【0036】駆動装置を矢印aと反対方向に駆動すると
きは、圧電素子16を急速に充電し、緩やかに放電させ
ればよい。即ち、回路36aにより急速に充電し、回路
37bで緩やかに放電させ、回路36bと回路37aを
遮断すればよい。
【0037】図8は、この発明の駆動装置を低速で駆動
するときの制御部31の出力ポ−トから出力される信号
と、圧電素子に印加される電圧波形を説明する図で、こ
こでは電流1充放電回路35、電流1充放電回路36及
び電流3充放電回路38により圧電素子4及び16を制
御して低速駆動する例を示している。
【0038】即ち、制御部31の出力ポ−トX1 をH
(ハイレベル)、X2 をL(ロ−レベル)に保ち、圧電
素子14を不作動に保つとともに、出力ポ−トB1 を
H、B2をLに保ち、回路37a、37bを不作動状態
にする。さらに、出力ポ−トA1をH、C2 をLに保
ち、回路36aと回路38bを遮断状態とする。この状
態(図4の(a)参照)で、まず、出力ポ−トC1 をL
とする。回路38aのトランジスタが導通し、圧電素子
16が緩やかに充電され、飽和状態となると充電が停止
するから、出力ポ−トC1 をHとする。圧電素子16は
伸びた状態にある(図4の(b)参照)。
【0039】この状態で出力ポ−トX1 をLとして回路
35aにより圧電素子14を充電し、駆動軸13を基台
11に固定する(図4の(c)参照)。出力ポ−トA2
をHとして回路36bのFETを導通し、圧電素子16
に充電されていた電荷を放電させる。圧電素子16は縮
むが、駆動軸13は移動しない(図4の(d)参照)。
所定時間経過後出力ポ−トX2 をHとして回路35bの
FETを導通して圧電素子14に充電されていた電荷を
放電させ、初期状態に復帰させる(図4の(e)参
照)。
【0040】図9は、この発明の駆動装置をカメラのレ
ンズ駆動装置に適用した例を説明する制御回路のブロツ
ク図である。51はレンズ、52はレンズ保持枠、53
はこの発明の駆動装置、54はレンズ保持枠を駆動する
駆動軸、55は後述する着磁ロツドと協同してレンズ5
1の位置を検出するMRセンサ、56はレンズ保持枠を
支持する案内軸で、所定間隔でNSの磁極が着磁されて
MRセンサ55のための着磁ロツドを兼用している。着
磁ロツドにはNSの磁極が所定のピツチ(この実施例で
は300μmピツチ)で着磁されている。57は反射ミ
ラ−、58はCCDからなる焦点検出素子を示す。
【0041】また、60はCPUからなる制御ユニツ
ト、61は駆動定数メモリで、低速駆動するときの移動
量に対応した駆動サイクル数が記憶されている。低速駆
動の場合は駆動1サイクル当たりの移動量は圧電素子の
伸び量(この実施例では1.5μm)であるが、実際に
は圧電素子の特性のばらつきにより正確に所定の伸び量
(この実施例では1.5μm)にならず、例えば誤差が
駆動1サイクル当たり0.1μmとすれば、100サイ
クルの駆動では10μmの誤差が生ずる。そこで、駆動
定数メモリ61には、予め使用する圧電素子の特性に基
づいて決定された100μmの移動量に対応した駆動サ
イクル数を記憶させておき、低速駆動するときに、移動
量に応じた駆動サイクル数を算出するのに使用する。
【0042】62は焦点検出素子58からの出力信号に
基づいてレンズの合焦状態を検出する合焦検出回路、6
3はMRセンサ55からの出力信号に基づいてレンズ位
置を検出するレンズ位置検出回路である。
【0043】次に、制御ユニツト60により実行される
レンズ駆動装置の制御動作を図10のフロ−チヤ−トに
より説明する。まず、レンズの合焦状態を検出するた
め、焦点検出素子58の出力を積分し、デフオ−カス量
(ピントのずれ量と前ピンか後ピンかの方向情報を含
む)を演算し(ステツプP1、P2)、演算されたデフ
オ−カス量に基づいてレンズ駆動量を算出する(ステツ
プP3)。
【0044】レンズ駆動量が50μm以上か否かを判定
する(ステツプP4)。50μm以下であれば、合焦状
態と判断して処理を終了するが、50μm以上であれば
さらに駆動量が300μm以下か否かを判定する(ステ
ツプP5)。300μm以上であれば、合焦位置までレ
ンズを駆動するときにMRセンサ55から出力される信
号の変化数を予め算出する(ステツプP6)。信号の変
化数は着磁ロツド(案内軸)56の着磁ピツチ(この実
施例では300μmピツチ)で決まるから、駆動量が3
00〜599μmの範囲であれば、この実施例では信号
の変化数は1となり、駆動量が600〜899μmの範
囲であれば信号の変化数は2となる。
【0045】高速駆動を開始し(ステツプP7)、MR
センサ55から駆動量に応じた所定回数の信号変化数が
得られるのを待ち(ステツプP8)、所定回数の信号変
化数が得られたときは高速駆動を停止する(ステツプP
9)。
【0046】残りの駆動量を算出する(ステツプP1
0)。例えば、当初の駆動量が800μmであるとすれ
ば、信号変化数2で高速駆動を停止したので600μm
移動していることになり、残りの駆動量は200μmと
なる。
【0047】残りの駆動量から低速駆動の駆動サイクル
数を算出し(ステツプP11)、算出されたサイクル数
だけ圧電素子を低速駆動する(ステツプP12)。低速
駆動の場合は駆動1サイクル当たりの移動量は圧電素子
の伸び量(この実施例では1.5μm)で決まるから、
駆動量から駆動サイクル数は容易に算出できる。なお、
圧電素子の特性のばらつきに応じて圧電素子の伸び量を
補正すれば、より正確な駆動ができる。
【0048】ステツプP5の判定で、レンズ駆動量が3
00μm以下であれば、直ちに低速駆動を行うため、ス
テツプP11に移る。
【0049】なお、高速駆動を停止したとき、駆動装置
53とレンズ保持枠52を駆動する駆動軸54との間に
滑りを生じ、レンズ保持枠52が所定位置より若干通り
過ぎて停止する場合があるが、このような場合には滑り
量を実測してその平均値、例えば10μmを残りの駆動
量から減算するようにしてもよい。もつとも、滑り量の
平均値が検出されるデフオ−カス量の最小単位以下であ
れば無視することができる。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、この発明
の電気機械変換素子を使用した駆動装置は、基台と移動
部材を保持する保持部材との間に配置された第1の電気
機械変換素子と、基台に対して移動部材を実質的に固定
する第1の状態と、基台に対して移動部材を実質的に解
放する第2の状態とをとるように変位する第2の電気機
械変換素子とを備えている。
【0051】そして、高速駆動する第1の制御モ−ドで
は、第2の電気機械変換素子を第2の状態に維持し、第
1の電気機械変換素子に異なる速度の伸縮変位を発生さ
せ、保持部材に摩擦結合する移動部材を駆動し、また、
低速駆動する第2の制御モ−ドでは、第1の電気機械変
換素子による移動部材の駆動動作と、第2の電気機械変
換素子を第1の状態及び第2の状態に維持する動作とを
組み合わせ、保持部材に摩擦結合する移動部材を駆動す
るものである。
【0052】移動対象となる部材の移動距離に応じて、
第1の制御モ−ドと第2の制御モ−ドとを組み合わせて
駆動させることが可能であるので、高速でしかも精度に
高い位置の制御を、容易に且つ低コストで達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電気機械変換素子を使用した駆動装
置の基本構成を示す斜視図。
【図2】図1に示す駆動装置の基本構成の断面図。
【図3】この発明の駆動装置の高速駆動の場合の動作原
理を説明する図。
【図4】この発明の駆動装置の低速駆動の場合の動作原
理を説明する図。
【図5】この発明の駆動装置の駆動回路のブロツク図。
【図6】図5に示す駆動回路の電流充放電回路の詳細を
説明する回路図。
【図7】高速駆動するとき制御部の出力信号と圧電素子
印加電圧波形を説明する図。
【図8】低速駆動するとき制御部の出力信号と圧電素子
印加電圧波形を説明する図。
【図9】この発明の駆動装置をカメラのレンズ駆動装置
に適用した例を説明する制御回路のブロツク図。
【図10】図9に示す制御回路の制御動作を説明するフ
ロ−チヤ−ト。
【符号の説明】
11 基台 12 保持部材 13 駆動軸 14 第1の圧電素子 15 パツド 16 第2の圧電素子 17 圧接板 18 ばね 31 制御部(CPU) 32 入力装置 33 位置検出回路 34 MRセンサ 35 電流1充放電回路 36 電流1充放電回路 37 電流2充放電回路 38 電流3充放電回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 基台に対して移動可能に配置された移動部材と、 前記移動部材を第1の摩擦力で摩擦結合して保持する保
    持部材と、 前記基台と保持部材との間に配置されて前記基台及び保
    持部材に接合され、前記基台と保持部材との間隔を伸縮
    させる方向に変位する第1の電気機械変換素子と、 基台に対して移動部材を実質的に固定する第1の状態
    と、基台に対して移動部材を実質的に解放する第2の状
    態とを取るように変位する第2の電気機械変換素子と、 制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記第2の電気機械変換素子を前記第
    2の状態に維持し、前記第1の電気機械変換素子に異な
    る速度の伸縮変位を発生させて基台に対して保持部材を
    異なる速度で往復変位させ、保持部材に摩擦結合する移
    動部材を所定方向に駆動する第1の制御モ−ドと、 前記第1の電気機械変換素子に異なる速度の伸縮変位を
    発生させて基台に対して保持部材を異なる速度で往復変
    位させ、保持部材に摩擦結合する移動部材を所定方向に
    駆動する動作と、前記第2の電気機械変換素子を前記第
    1の状態及び第2の状態に維持する動作とを組み合わ
    せ、保持部材に摩擦結合する移動部材を所定方向に駆動
    する第2の制御モ−ドとを備えていることを特徴とする
    電気機械変換素子を使用した駆動装置。
  2. 【請求項2】 基台と、 基台に対して移動可能に配置された移動部材と、 前記移動部材を第1の摩擦力で摩擦結合して保持する保
    持部材と、 前記基台と保持部材との間に配置されて前記基台及び保
    持部材に接合され、前記基台と保持部材との間隔を伸縮
    させる方向に変位する第1の電気機械変換素子と、 基台に対して移動部材を実質的に固定する第1の状態
    と、基台に対して移動部材を実質的に解放する第2の状
    態とを取るように変位する第2の電気機械変換素子と、 移動部材の位置を検出する位置検出手段と、 制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記第2の電気機械変換素子を前記第
    2の状態に維持し、前記第1の電気機械変換素子に異な
    る速度の伸縮変位を発生させて基台に対して保持部材を
    異なる速度で往復変位させ、保持部材に摩擦結合する移
    動部材を所定方向に駆動する第1の制御モ−ドと、 前記第1の電気機械変換素子に異なる速度の伸縮変位を
    発生させて基台に対して保持部材を異なる速度で往復変
    位させ、保持部材に摩擦結合する移動部材を所定方向に
    駆動する動作と、前記第2の電気機械変換素子を前記第
    1の状態及び第2の状態に維持する動作とを組み合わ
    せ、保持部材に摩擦結合する移動部材を所定方向に駆動
    する第2の制御モ−ドとを備え、 前記位置検出手段により検出された移動部材の位置に応
    じて第1の制御モ−ドと第2の制御モ−ドとを選択する
    ことを特徴とする電気機械変換素子を使用した駆動装
    置。
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