JPH09248601A - 熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御方法 - Google Patents
熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御方法Info
- Publication number
- JPH09248601A JPH09248601A JP8058699A JP5869996A JPH09248601A JP H09248601 A JPH09248601 A JP H09248601A JP 8058699 A JP8058699 A JP 8058699A JP 5869996 A JP5869996 A JP 5869996A JP H09248601 A JPH09248601 A JP H09248601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- heating furnace
- extraction
- distance
- vacant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続鋳造機と同期操業する熱間圧延工場にお
いて、DHCR同期化操業のミスマッチを防止する。 【解決手段】 将来の所定時点での加熱炉内装入側の空
炉距離Ynf、Yffを予測計算し、該予測計算結果に
応じて、少くともDHCR実施加熱炉26の抽出ピッチ
や抽出順を予め調整する。
いて、DHCR同期化操業のミスマッチを防止する。 【解決手段】 将来の所定時点での加熱炉内装入側の空
炉距離Ynf、Yffを予測計算し、該予測計算結果に
応じて、少くともDHCR実施加熱炉26の抽出ピッチ
や抽出順を予め調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延ラインの
加熱炉抽出制御方法に係り、特に、連続鋳造と熱間圧延
を同期化して操業するためのDHCR(Direct Hot Cha
rge Rolling )実施加熱炉を含む熱間圧延工場に用いる
のに好適な、DHCR同期化操業のミスマッチを生じる
ことなく、スラブを加熱炉から抽出する際の抽出順や抽
出ピッチを調整することが可能な、熱間圧延ラインの加
熱炉抽出制御方法に関する。
加熱炉抽出制御方法に係り、特に、連続鋳造と熱間圧延
を同期化して操業するためのDHCR(Direct Hot Cha
rge Rolling )実施加熱炉を含む熱間圧延工場に用いる
のに好適な、DHCR同期化操業のミスマッチを生じる
ことなく、スラブを加熱炉から抽出する際の抽出順や抽
出ピッチを調整することが可能な、熱間圧延ラインの加
熱炉抽出制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延能率向上やコスト低減のため、近
年、ホットスリップ、厚板、形鋼等の熱間圧延工場で
は、連続鋳造と熱間圧延を同期化して操業する、いわゆ
るDHCR操業が行われるようになってきている。この
DHCR操業においては、鋳込み速度をベースとした連
続鋳造の出鋼能力(トン/時間)と、加熱・圧延能力を
ベースとした圧延能率を、各々事前に計算(時刻計算と
呼ばれる)し、スケジューリングして同期化を行ってい
る。
年、ホットスリップ、厚板、形鋼等の熱間圧延工場で
は、連続鋳造と熱間圧延を同期化して操業する、いわゆ
るDHCR操業が行われるようになってきている。この
DHCR操業においては、鋳込み速度をベースとした連
続鋳造の出鋼能力(トン/時間)と、加熱・圧延能力を
ベースとした圧延能率を、各々事前に計算(時刻計算と
呼ばれる)し、スケジューリングして同期化を行ってい
る。
【0003】即ち、プッシャータイプやウォーキングビ
ームタイプの連続式の加熱炉では、スラブ抽出能力と装
入能力がほぼ等しいか、装入能力が若干上回っている。
しかしながら、瞬間的に装入が遅れた場合には、これを
予測・検知して、その加熱炉の抽出ピッチを落とす必要
がある。逆に、装入が早い場合には、抽出ピッチを速め
る必要がある。特に、連続鋳造と同期化するDHCR操
業では、この調整は不可欠である。
ームタイプの連続式の加熱炉では、スラブ抽出能力と装
入能力がほぼ等しいか、装入能力が若干上回っている。
しかしながら、瞬間的に装入が遅れた場合には、これを
予測・検知して、その加熱炉の抽出ピッチを落とす必要
がある。逆に、装入が早い場合には、抽出ピッチを速め
る必要がある。特に、連続鋳造と同期化するDHCR操
業では、この調整は不可欠である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、抽出ピッチの制御方法については、いくつも提唱さ
れているが、抽出順のオンラインでの決定や変更方法に
ついては提案されていなかった。即ち、従来は、圧延寸
法や加熱温度の連続性を考慮して予め決定された抽出順
に従うのみで、操業変動による抽出順変更は、全てオペ
レータの手作業で行うか、能率は低下するがピッチダウ
ンさせて環境の回復を待っていた。
は、抽出ピッチの制御方法については、いくつも提唱さ
れているが、抽出順のオンラインでの決定や変更方法に
ついては提案されていなかった。即ち、従来は、圧延寸
法や加熱温度の連続性を考慮して予め決定された抽出順
に従うのみで、操業変動による抽出順変更は、全てオペ
レータの手作業で行うか、能率は低下するがピッチダウ
ンさせて環境の回復を待っていた。
【0005】従って、トラブル等による出鋼、圧延の停
止、ピッチダウン、連続鋳造・圧延の時刻計算誤差、あ
るいは瞬間的なミスマッチングが発生した場合、十分に
調整し切れず、同期化操業が崩れるという問題点を有し
ていた。
止、ピッチダウン、連続鋳造・圧延の時刻計算誤差、あ
るいは瞬間的なミスマッチングが発生した場合、十分に
調整し切れず、同期化操業が崩れるという問題点を有し
ていた。
【0006】例えば、出鋼(装入)能力が、圧延(抽
出)能力よりも高い場合には、加熱炉装入側でスラブが
停滞し、温度低下や燃料コスト悪化を生じる。一方、出
鋼(装入)能力が圧延(抽出)能力よりも低い場合に
は、加熱炉装入側でスラブが不足し、抽出を続けている
と空炉が発生して燃料コストが悪化したり、抽出が停止
して、スラブ到着待ちのダウンタイムが発生したり、圧
延ミルもピッチダウンして圧延能率が低下する。
出)能力よりも高い場合には、加熱炉装入側でスラブが
停滞し、温度低下や燃料コスト悪化を生じる。一方、出
鋼(装入)能力が圧延(抽出)能力よりも低い場合に
は、加熱炉装入側でスラブが不足し、抽出を続けている
と空炉が発生して燃料コストが悪化したり、抽出が停止
して、スラブ到着待ちのダウンタイムが発生したり、圧
延ミルもピッチダウンして圧延能率が低下する。
【0007】一方、本発明に多少関連があるものとし
て、特開平4−143222には、現在のビレット温度
から帯出口目標温度まで焼き上げるに有する昇温速度、
ビレットが現在在荷位置地点から帯出口に到達するまで
の時間、帯毎の在荷総本数に対する脱炭管理剤の占める
比率、及び各ビレットの寄与率(重み)の各々をファジ
ィ変数として定義し、その4つの変数の夫々の状態をそ
の変化態様に応じてルール化することが記載されている
が、設定炉温を決定するだけで、抽出順や抽出ピッチの
決定には用いられていなかった。
て、特開平4−143222には、現在のビレット温度
から帯出口目標温度まで焼き上げるに有する昇温速度、
ビレットが現在在荷位置地点から帯出口に到達するまで
の時間、帯毎の在荷総本数に対する脱炭管理剤の占める
比率、及び各ビレットの寄与率(重み)の各々をファジ
ィ変数として定義し、その4つの変数の夫々の状態をそ
の変化態様に応じてルール化することが記載されている
が、設定炉温を決定するだけで、抽出順や抽出ピッチの
決定には用いられていなかった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、DHCR同期化操業のミスマッチを
確実に防止することが可能な、熱間圧延ラインの加熱炉
抽出制御方法を提供することを目的とする。
くなされたもので、DHCR同期化操業のミスマッチを
確実に防止することが可能な、熱間圧延ラインの加熱炉
抽出制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続鋳造と熱
間圧延を同期化して操業するためのDHCR実施加熱炉
を含む熱間圧延ラインにおいて、将来の所定時点での加
熱炉内装入側の空炉距離を予測計算し、該予測計算結果
に応じて、少くとも前記DHCR実施加熱炉の抽出順や
抽出ピッチを予め調整することにより、前記課題を解決
したものである。
間圧延を同期化して操業するためのDHCR実施加熱炉
を含む熱間圧延ラインにおいて、将来の所定時点での加
熱炉内装入側の空炉距離を予測計算し、該予測計算結果
に応じて、少くとも前記DHCR実施加熱炉の抽出順や
抽出ピッチを予め調整することにより、前記課題を解決
したものである。
【0010】又、前記将来の所定時点での装入側空炉距
離を、現時点の装入側空炉距離から、現時点から前記所
定時点までに装入されるスラブの幅総和(スラブ間隔も
含む)を減じ、更に、同じく現時点から前記所定時点ま
でに抽出されるスラブの幅総和(スラブ間隔も含む)を
加えることによって予測計算するようにしたものであ
る。
離を、現時点の装入側空炉距離から、現時点から前記所
定時点までに装入されるスラブの幅総和(スラブ間隔も
含む)を減じ、更に、同じく現時点から前記所定時点ま
でに抽出されるスラブの幅総和(スラブ間隔も含む)を
加えることによって予測計算するようにしたものであ
る。
【0011】又、ある加熱炉の抽出調整と他の加熱炉の
抽出調整が相反する場合は、非線形関数により各々のア
クションの度数を判定して、その大小関係により調整す
るようにしたものである。
抽出調整が相反する場合は、非線形関数により各々のア
クションの度数を判定して、その大小関係により調整す
るようにしたものである。
【0012】又、直近の空炉距離と将来の空炉距離を共
に予測計算し、将来の空炉距離に応じて、加熱炉装入直
後から大きく帯単位で動かすと共に、直近の空炉距離に
応じて、抽出間際に調整するようにしたものである。
に予測計算し、将来の空炉距離に応じて、加熱炉装入直
後から大きく帯単位で動かすと共に、直近の空炉距離に
応じて、抽出間際に調整するようにしたものである。
【0013】本発明においては、加熱炉内装入側の空炉
距離(負のときは装入側ダブつき)を予測計算し、その
予測計算結果に応じて、DHCR実施加熱炉の抽出順
(繰上げ/そのまま/繰下げ)や抽出ピッチ(ピッチア
ップ/そのまま/ピッチダウン)を予め調整するように
したので、DHCR同期化操業のミスマッチを確実に防
止することが可能となる。
距離(負のときは装入側ダブつき)を予測計算し、その
予測計算結果に応じて、DHCR実施加熱炉の抽出順
(繰上げ/そのまま/繰下げ)や抽出ピッチ(ピッチア
ップ/そのまま/ピッチダウン)を予め調整するように
したので、DHCR同期化操業のミスマッチを確実に防
止することが可能となる。
【0014】以下、図1に示す如く、連続鋳造機10で
鋳造されたスラブ8が、直結台車12によってスラブヤ
ード14に運ばれ、このスラブヤード14に設けられた
コンベア16、18からプッシャー(図示省略)によっ
て、例えば4台並設された加熱炉21、22、23、2
4に装入され、該加熱炉21、22、23、24によっ
て加熱されたスラブ8が、反対側から圧延ライン28に
抽出される場合を考える。
鋳造されたスラブ8が、直結台車12によってスラブヤ
ード14に運ばれ、このスラブヤード14に設けられた
コンベア16、18からプッシャー(図示省略)によっ
て、例えば4台並設された加熱炉21、22、23、2
4に装入され、該加熱炉21、22、23、24によっ
て加熱されたスラブ8が、反対側から圧延ライン28に
抽出される場合を考える。
【0015】本発明においては、図2に示す如く、将来
のある時点における加熱炉内装入側空炉距離を予測す
る。具体的には、まず、現在からx分後の装入側空炉距
離Yfを、次式によって予測する。
のある時点における加熱炉内装入側空炉距離を予測す
る。具体的には、まず、現在からx分後の装入側空炉距
離Yfを、次式によって予測する。
【0016】 Yf=Yp−Sin+Sout …(1)
【0017】ここで、Sinは、これからx分間に装入さ
れるスラブの幅総和(図2のスラブ幅Wyとスラブ間隔
Pyの和)で、連続鋳造の出鋼実績、出鋼速度、直結台
車12のトラッキング等から算出する。又、Sout は、
これからx分間に抽出されるスラブの幅総和(同じくス
ラブ幅Wyとスラブ間隔Pyの和)で、加熱炉の燃焼制
御で用いる在炉時間予測から算出することができる。
れるスラブの幅総和(図2のスラブ幅Wyとスラブ間隔
Pyの和)で、連続鋳造の出鋼実績、出鋼速度、直結台
車12のトラッキング等から算出する。又、Sout は、
これからx分間に抽出されるスラブの幅総和(同じくス
ラブ幅Wyとスラブ間隔Pyの和)で、加熱炉の燃焼制
御で用いる在炉時間予測から算出することができる。
【0018】(1)式により現在からx分後の装入側空
炉距離Yfが予測できたら、例えば図3に示すような非
線形関数に従って、各炉の抽出ピッチアップ(図3で
は、その大小も有)、そのまま、ピッチダウンを指示す
る。これは、例えば、オペレータへ指示を与えたり、あ
るいは、自動抽出機能へ自動的に指示を与えることがで
きる。ここで、ある加熱炉のピッチ調整と他の加熱炉の
ピッチ調整とが相反するような場合(ある加熱炉をピッ
チアップすると、他の加熱炉は相対的にピッチダウンと
なる)、各々のアクションの度数(図3の縦軸)の大小
関係により判断し、例えば度数が大きい方を優先するこ
とができる。
炉距離Yfが予測できたら、例えば図3に示すような非
線形関数に従って、各炉の抽出ピッチアップ(図3で
は、その大小も有)、そのまま、ピッチダウンを指示す
る。これは、例えば、オペレータへ指示を与えたり、あ
るいは、自動抽出機能へ自動的に指示を与えることがで
きる。ここで、ある加熱炉のピッチ調整と他の加熱炉の
ピッチ調整とが相反するような場合(ある加熱炉をピッ
チアップすると、他の加熱炉は相対的にピッチダウンと
なる)、各々のアクションの度数(図3の縦軸)の大小
関係により判断し、例えば度数が大きい方を優先するこ
とができる。
【0019】特に、直近の空炉距離と将来の空炉距離を
共に予測計算し、将来の空炉距離に応じて、加熱炉装入
直後から大きく帯単位で動かすと共に、直近の空炉距離
に応じて、抽出間際に調整するようにした場合には、よ
り的確な調整を行うことができる。
共に予測計算し、将来の空炉距離に応じて、加熱炉装入
直後から大きく帯単位で動かすと共に、直近の空炉距離
に応じて、抽出間際に調整するようにした場合には、よ
り的確な調整を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態を詳細に説明する。
施形態を詳細に説明する。
【0021】本発明を実施するための装置は、図4に示
す如く、装入予定時刻計算部30と、抽出予定時刻計算
部32と、空炉距離推定部34と、ストップ・ゴー判定
部36から構成されている。
す如く、装入予定時刻計算部30と、抽出予定時刻計算
部32と、空炉距離推定部34と、ストップ・ゴー判定
部36から構成されている。
【0022】前記装入予定時刻計算部30は、各炉の未
装入材を数十本テーブル(装入順テーブルと称する)と
して持ち(1号〜3号加熱炉21、22、23は、例え
ば各15本程度、DHCR操業加熱炉である4号加熱炉
24は、例えば40本程度)、各スラブに対して装入予
定時刻を計算する。
装入材を数十本テーブル(装入順テーブルと称する)と
して持ち(1号〜3号加熱炉21、22、23は、例え
ば各15本程度、DHCR操業加熱炉である4号加熱炉
24は、例えば40本程度)、各スラブに対して装入予
定時刻を計算する。
【0023】炉別の前記装入順テーブルの項目として
は、例えば、サイクル番号+抽出順、規格、トラッキン
グ位置、装入ルート、装入可能炉(炉別サイクルで装入
される炉)、装入炉番列(仮)(装入可能炉の中から各
炉に均等に割り振る)、スラブ長さ、スラブ幅、スラブ
重量、装入予定時刻、実験番号等が挙げられる。
は、例えば、サイクル番号+抽出順、規格、トラッキン
グ位置、装入ルート、装入可能炉(炉別サイクルで装入
される炉)、装入炉番列(仮)(装入可能炉の中から各
炉に均等に割り振る)、スラブ長さ、スラブ幅、スラブ
重量、装入予定時刻、実験番号等が挙げられる。
【0024】装入予定時刻Tinの推定は、DHCR材に
ついては、次式に示す如く、オンライン基準の加熱炉到
着予定時刻Tarを基準とし、鋳込み開始、トーチカット
等の実績によって補正する。
ついては、次式に示す如く、オンライン基準の加熱炉到
着予定時刻Tarを基準とし、鋳込み開始、トーチカット
等の実績によって補正する。
【0025】 Tin=Tar+(直近の実績−予測) …(2)
【0026】一方、DHCR材以外については、コンベ
ア16、18上の材料のみを対象とし、それ以外のヤー
ド材については積み込み遅れ無しとして、次式により推
定する。
ア16、18上の材料のみを対象とし、それ以外のヤー
ド材については積み込み遅れ無しとして、次式により推
定する。
【0027】 Tin=Tp+Tcv+Tlift+Ttable …(3)
【0028】ここで、Tpは現在時刻、Tcvはコンベア
搬送時間(位置と枚数の関数)、Tliftはリフター時間
(パターンで定数)、Ttable はテーブル搬送時間(ル
ートと加熱炉番号の関数)である。
搬送時間(位置と枚数の関数)、Tliftはリフター時間
(パターンで定数)、Ttable はテーブル搬送時間(ル
ートと加熱炉番号の関数)である。
【0029】前記抽出予定時刻計算部32は、加熱炉の
後半1/3に設けられた均熱帯に在炉中の全スラブと、
これから入る1本(余裕分)を対象として、圧延ライン
28側の抽出ピッチと、加熱炉の焼け具合から見た加熱
炉抽出ピッチを計算し、両方のうち遅い方の値を抽出予
定時刻とする。
後半1/3に設けられた均熱帯に在炉中の全スラブと、
これから入る1本(余裕分)を対象として、圧延ライン
28側の抽出ピッチと、加熱炉の焼け具合から見た加熱
炉抽出ピッチを計算し、両方のうち遅い方の値を抽出予
定時刻とする。
【0030】前記空炉距離推定部34は、計算時に注目
するキースラブ(例えばこれから出す2本目)抽出開始
時の直近空炉距離Ynfを次式によって計算する。
するキースラブ(例えばこれから出す2本目)抽出開始
時の直近空炉距離Ynfを次式によって計算する。
【0031】 Ynf=Yp+Z1−Fl …(5)
【0032】ここで、Ypは、図5に示す如く、現在の
装入側空炉距離、Z1は、炉口からキースラブ先頭まで
の距離で、炉内トラッキング結果を用いる。又、Fl
は、キースラブ抽出までの装入炉長であり、現在からキ
ースラブ抽出開始予定時刻までに当該炉に装入される予
定のスラブ(装入順テーブル参照)の幅の総和となる。
なお、2〜4号炉の場合、更にスラブ間隔(例えば70
mm)×枚数を加える。
装入側空炉距離、Z1は、炉口からキースラブ先頭まで
の距離で、炉内トラッキング結果を用いる。又、Fl
は、キースラブ抽出までの装入炉長であり、現在からキ
ースラブ抽出開始予定時刻までに当該炉に装入される予
定のスラブ(装入順テーブル参照)の幅の総和となる。
なお、2〜4号炉の場合、更にスラブ間隔(例えば70
mm)×枚数を加える。
【0033】更に、DHCR操業炉については、次式を
用いて、均熱帯抽出完了時の将来空炉距離Yffを算出
する。
用いて、均熱帯抽出完了時の将来空炉距離Yffを算出
する。
【0034】 Yff=Yp+Z2−F2 …(6)
【0035】ここで、Z2は、図6に示す如く、炉口か
ら第2加熱帯先頭スラブの先頭までの距離、F2は、第
2加熱帯先頭スラブ抽出までの装入炉長である。なお、
距離Z2及び炉長F2の計算方法は、(5)式のZ1、
F1の場合と同様である。
ら第2加熱帯先頭スラブの先頭までの距離、F2は、第
2加熱帯先頭スラブ抽出までの装入炉長である。なお、
距離Z2及び炉長F2の計算方法は、(5)式のZ1、
F1の場合と同様である。
【0036】前記ストップ・ゴー判定部36は、空炉距
離推定部34で計算された将来空炉距離Yffを用い
て、加熱炉装入直後から大きく帯単位で動かす「将来入
替」と、前記直近空炉距離Ynfを用いて、抽出間際
(約10〜30分)に調整する「直近入替」を行う。
離推定部34で計算された将来空炉距離Yffを用い
て、加熱炉装入直後から大きく帯単位で動かす「将来入
替」と、前記直近空炉距離Ynfを用いて、抽出間際
(約10〜30分)に調整する「直近入替」を行う。
【0037】具体的には、直近入替では、図7に例示す
る如く、抽出順の繰上げ(U)/そのまま(S)/繰下
げ(D)の3段階の非線形関数により、アクションの度
数を決定する。図7(A)は1号炉、図7(B)は2、
3号炉、図7(C)は4号炉の非線形関数を示す。ここ
で、4号炉については、リフトアップチャージャーがつ
いており、相当の空炉も許されるので、「そのまま」と
すると空炉距離が長くなっている。
る如く、抽出順の繰上げ(U)/そのまま(S)/繰下
げ(D)の3段階の非線形関数により、アクションの度
数を決定する。図7(A)は1号炉、図7(B)は2、
3号炉、図7(C)は4号炉の非線形関数を示す。ここ
で、4号炉については、リフトアップチャージャーがつ
いており、相当の空炉も許されるので、「そのまま」と
すると空炉距離が長くなっている。
【0038】一方、現時点から30分乃至1時間程度の
将来を見る将来入替では、図8に例示する如く、そのま
ま(STAY)、ピッチアップ(PU)/ピッチダウン
(D)、ピッチアップ大(PU2 )/ピッチダウン大
(PD2 )の5段階の非線形関数によりアクションの度
数を決定する。図8(A)は1号炉、図8(B)は2、
3号炉、図8(C)は4号炉である。
将来を見る将来入替では、図8に例示する如く、そのま
ま(STAY)、ピッチアップ(PU)/ピッチダウン
(D)、ピッチアップ大(PU2 )/ピッチダウン大
(PD2 )の5段階の非線形関数によりアクションの度
数を決定する。図8(A)は1号炉、図8(B)は2、
3号炉、図8(C)は4号炉である。
【0039】このようにして、直近及び将来の装入側空
炉距離Ynf、Yffを共にパラメータとして抽出順の
繰上げ/繰下げやピッチアップ/ピッチダウンを行うこ
とによって、ミスマッチの無い的確な抽出を行うことが
できる。
炉距離Ynf、Yffを共にパラメータとして抽出順の
繰上げ/繰下げやピッチアップ/ピッチダウンを行うこ
とによって、ミスマッチの無い的確な抽出を行うことが
できる。
【0040】なお、直近入替や将来入替を行うための非
線形関数の例は、図7や図8に限定されない。又、直近
入替、将来入替のいずれか一方のみでも良い。
線形関数の例は、図7や図8に限定されない。又、直近
入替、将来入替のいずれか一方のみでも良い。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、装入側空炉距離をパラ
メータとしているので、加熱炉からの抽出順や抽出ピッ
チを的確に制御することができ、DHCR操業において
もミスマッチを防止することが可能となる。
メータとしているので、加熱炉からの抽出順や抽出ピッ
チを的確に制御することができ、DHCR操業において
もミスマッチを防止することが可能となる。
【図1】本発明が適用される熱間圧延工場の構成例を示
す平面図
す平面図
【図2】同じく加熱炉内の状況を示す平面図
【図3】本発明で用いられるアクション度数を決定する
ための非線形関数の例を示す線図
ための非線形関数の例を示す線図
【図4】本発明の実施形態における全体構成を示すブロ
ック線図
ック線図
【図5】本発明の実施形態における直近の空炉距離を計
算する原理を説明するための平面図
算する原理を説明するための平面図
【図6】同じく将来の空炉距離を計算する原理を説明す
るための平面図
るための平面図
【図7】本発明の実施形態のストップ・ゴー判定部で用
いられている直近入替のための非線形関数の例を示す線
図
いられている直近入替のための非線形関数の例を示す線
図
【図8】同じく将来入替のための非線形関数の例を示す
線図
線図
8…スラブ 10…連続鋳造機 12…直結台車 14…スラブヤード 16、18…コンベア 21、22、23、24…加熱炉 28…圧延ライン 30…装入予定時刻計算部 32…抽出予定時刻計算部 34…空炉距離推定部 Ynf…直近空炉距離 Yff…将来空炉距離 36…ストップ・ゴー判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 37/00 136B
Claims (4)
- 【請求項1】連続鋳造と熱間圧延を同期化して操業する
ためのDHCR実施加熱炉を含む熱間圧延ラインにおい
て、 将来の所定時点での加熱炉内装入側の空炉距離を予測計
算し、 該予測計算結果に応じて、少くとも前記DHCR実施加
熱炉の抽出順や抽出ピッチを予め調整して、 DHCR同期化操業のミスマッチを防止することを特徴
とする熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記将来の所定時点で
の装入側空炉距離を、現時点の装入側空炉距離から、現
時点から前記所定時点までに装入されるスラブの幅総和
(スラブ間隔も含む)を減じ、更に、同じく現時点から
前記所定時点までに抽出されるスラブの幅総和(スラブ
間隔も含む)を加えることによって予測計算するように
したことを特徴とする熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御
方法。 - 【請求項3】請求項1において、ある加熱炉の抽出調整
と他の加熱炉の抽出調整が相反する場合は、非線形関数
により各々のアクションの度数を判定して、その大小関
係により調整することを特徴とする熱間圧延ラインの加
熱炉抽出制御方法。 - 【請求項4】請求項1において、直近の空炉距離と将来
の空炉距離を共に予測計算し、将来の空炉距離に応じ
て、加熱炉装入直後から大きく帯単位で動かすと共に、
直近の空炉距離に応じて、抽出間際に調整することを特
徴とする熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8058699A JP3061362B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8058699A JP3061362B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248601A true JPH09248601A (ja) | 1997-09-22 |
| JP3061362B2 JP3061362B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=13091785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8058699A Expired - Fee Related JP3061362B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3061362B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114309514A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-04-12 | 宝武集团鄂城钢铁有限公司 | 连铸钢坯热送热装一体化生产的系统和方法 |
| CN114507776A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-05-17 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种多炉出钢的控制方法、装置、介质及计算机设备 |
| CN114921632A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-08-19 | 柳州钢铁股份有限公司 | 一种基于中厚板加热工艺指导生产节奏的方法及系统 |
| CN115582432A (zh) * | 2022-10-17 | 2023-01-10 | 唐山惠唐物联科技有限公司 | 一种多加热炉高效自动出钢的控制方法 |
| JP2025005972A (ja) * | 2023-06-28 | 2025-01-17 | Jfeスチール株式会社 | 圧延計画作成装置及び圧延計画作成方法 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8058699A patent/JP3061362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114309514A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-04-12 | 宝武集团鄂城钢铁有限公司 | 连铸钢坯热送热装一体化生产的系统和方法 |
| CN114309514B (zh) * | 2022-01-06 | 2023-06-02 | 宝武集团鄂城钢铁有限公司 | 连铸钢坯热送热装一体化生产的系统和方法 |
| CN114507776A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-05-17 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种多炉出钢的控制方法、装置、介质及计算机设备 |
| CN114507776B (zh) * | 2022-01-11 | 2024-05-10 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种多炉出钢的控制方法、装置、介质及计算机设备 |
| CN114921632A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-08-19 | 柳州钢铁股份有限公司 | 一种基于中厚板加热工艺指导生产节奏的方法及系统 |
| CN114921632B (zh) * | 2022-04-13 | 2023-11-21 | 柳州钢铁股份有限公司 | 一种基于中厚板加热工艺指导生产节奏的方法及系统 |
| CN115582432A (zh) * | 2022-10-17 | 2023-01-10 | 唐山惠唐物联科技有限公司 | 一种多加热炉高效自动出钢的控制方法 |
| JP2025005972A (ja) * | 2023-06-28 | 2025-01-17 | Jfeスチール株式会社 | 圧延計画作成装置及び圧延計画作成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3061362B2 (ja) | 2000-07-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4223385A (en) | Control of workpiece heating | |
| JPH09248601A (ja) | 熱間圧延ラインの加熱炉抽出制御方法 | |
| CN111187894B (zh) | 一种确定装钢时间并预防热送钢坯损坏炉前设备的方法 | |
| CA2054423C (en) | Adaptive control for reheat furnace | |
| US3695594A (en) | Method and apparatus for operating a pusher type furnace | |
| JP2809925B2 (ja) | 連続焼鈍炉の板温制御方法 | |
| JPH10263641A (ja) | 熱間圧延ラインのミルペーシング制御方法 | |
| JP4227354B2 (ja) | 熱間圧延工場の加熱スケジュール作成装置及び方法。 | |
| US5902371A (en) | Melt shop scheduling for continuous casting | |
| JP3982219B2 (ja) | 連続加熱炉の装入制御方法 | |
| JPS5597808A (en) | Controller for charging pitch for worked material | |
| JP3177631B2 (ja) | 熱間圧延材の在炉時間設定方法および加熱制御方法 | |
| JPS641206B2 (ja) | ||
| JP3105377B2 (ja) | 連続加熱炉の抽出ピッチ予測方法 | |
| JP2817545B2 (ja) | 加熱炉の燃焼制御方法 | |
| JP6648365B2 (ja) | 連続鋳造の開始時刻の決定方法 | |
| JP3982042B2 (ja) | 連続式加熱炉の燃焼制御方法 | |
| JPH11264026A (ja) | 熱間圧延のスラブ抽出時刻決定方法 | |
| JP3978855B2 (ja) | 連鋳鋳片の最適熱延前加熱方法 | |
| JP6780207B2 (ja) | 製鋼工程における溶鋼鍋の使用本数の決定方法 | |
| JP2006274401A (ja) | 連続式加熱炉の自動燃焼制御方法 | |
| JPS61213318A (ja) | 連続加熱炉への鋼片等の材料搬送方法 | |
| JP7031350B2 (ja) | 製鋼プロセスにおける鋳造時間の推定方法 | |
| Kawaguchi et al. | Steel Industry II, Control System | |
| JP2001152251A (ja) | 加熱炉抽出時刻の予測決定方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |