JPH09248769A - セグメント型砥石 - Google Patents

セグメント型砥石

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JPH09248769A
JPH09248769A JP21209696A JP21209696A JPH09248769A JP H09248769 A JPH09248769 A JP H09248769A JP 21209696 A JP21209696 A JP 21209696A JP 21209696 A JP21209696 A JP 21209696A JP H09248769 A JPH09248769 A JP H09248769A
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浩明 浅野
Takayuki Moroto
隆幸 諸戸
Noboru Hiraiwa
昇 平岩
Koji Morita
宏司 森田
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Van Moppes Ltd
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砥石チップの脱着を簡単に行なえるようにす
る。 【解決手段】 円盤状の形態からなるものであって、そ
の側面部21付近に複数箇所の雌ネジ部22を有する砥
石台金2を設ける。この砥石台金2の雌ネジ部22のと
ころに取り付けられる砥石チップ1は、軸状の形態から
なるものであって上記雌ネジ部22に係合する雄ネジ部
12と、雄ネジ部12の一方の端部に設けられるもので
あって多角形の断面形状を有する頭部11とからなる。
頭部11の先端面(頂面)111のところにダイヤモン
ド砥粒3が、濡れ性の良い接合材5にて取り付けられ
る。 【効果】 砥石チップの砥石台金への取付構造がネジ結
合からなるものであるので、砥石チップの脱着が簡単に
行なわれ、砥石チップの交換を初め、ツルーイング・ド
レッシングを簡単に行なえるようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状の砥石台金
と、当該砥石台金の円周部付近に設けられる砥石チップ
とからなるセグメント型砥石に関するものであり、特
に、上記砥石チップを、上記砥石台金の側面部に対して
着脱可能なように取り付けられる構成からなるようにし
た、セグメント型砥石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のセグメント型砥石は、図12に示
す如く、金属製ディスク20の円周面上等に、一定の形
状を有する砥石チップ10が、接着剤等にて、全周にわ
たって一様に張り付けられることによって形成されるよ
うになっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
セグメント型砥石は、その砥石チップが接着剤等の接着
手段にて強固に砥石台金上に取り付けられているもので
あり、これら各砥石チップのうちのいずれか一つが破損
したような場合においても、砥石全体を補修しなければ
ならない。すなわち、大きな砥石車からなるものにおい
て、これら砥石車を機械(マシーン)から取り外して、
破損した部分の砥石チップを張り替え、更には、ドレッ
シング及びツルーイングを行なわなければならない。こ
のことは、破損した砥石チップの張り替え作業が煩わし
いだけではなく、大きくて重い砥石車を、マシーンから
取り外して諸作業をしなければならず、この脱着作業
は、その作業性を低下させるものである。このような問
題点を解決するために、円盤状の形態からなる砥石台金
の円周部付近であって、その側面部に設けられる砥石チ
ップを、接着剤等による張り付け手段によって取り付け
るのではなく、ネジ結合手段にて取り付けるようにし、
これによって砥石チップの脱着が簡単に行なえるように
した、セグメント型砥石を提供しようとするのが、本発
明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、円盤状
の形態からなる砥石台金と、当該砥石台金の側面部に取
り付けられる複数個の砥石チップとからなるセグメント
型砥石に関して、上記砥石チップを、上記砥石台金の側
面部に設けられた第一のネジ部(第一ネジ部)のところ
に係合する第二のネジ部(第二ネジ部)と、当該第二ネ
ジ部の一方の端部に設けられるものであって、その先端
面のところにダイヤモンド及び立方晶窒化ホウ素(CB
N)のうちの少なくともいずれか一方のものからなる砥
粒を有する頭部と、からなるようにした構成を採ること
とした。
【0005】上記構成を採ることにより、本発明におい
ては次のような作用を呈することとなる。すなわち、本
発明のものにおける砥石チップは、例えば図1に示す如
く、円盤状の形態を有する砥石台金の円周部付近であっ
て、その側面部に適宜間隔をもって設けられるようにな
っているものである。従って、各砥石チップ間には隙間
が形成されることとなり、この隙間を通じて、研削油の
流動及び研削屑の排出等が随時行なわれることとなる。
すなわち、従来のセグメント型砥石においては、各砥石
チップは砥石台金の円周面上、あるいはその側面部等に
一様に張り付けられているものであるため、研削油(ク
ーラント)の研削面への供給が不十分となる場合があ
る。このようなクーラントの流動に関する問題点を解決
するために、砥石チップの一部にクーラント流動用の溝
を設けているものがある。しかしながら、本発明のもの
においては、上記砥石台金の円周部付近の側面部に砥石
チップが適当な間隔をもって設けられ、これによって、
上記砥石台金の円周部付近には適当な隙間が形成される
ようになっているので、この隙間を通じて、上記クーラ
ントは自由に流動することができるようになる。従っ
て、本発明のものは優れた冷却機能を発揮することとな
る。また、上記隙間を通じて研削屑も効率良く排出され
ることとなる。
【0006】また、本砥石チップは、ボルトまたは袋ナ
ット状の形態からなるものであり、その第二のネジ部
(第二ネジ部)を上記砥石台金に設けられた第一のネジ
部(第一ネジ部)のところにネジ結合させるようになっ
ているものである。従って、当該砥石チップの砥石台金
上に上記第一のネジ部を適宜設けておけば、当該第一の
ネジ部に、本砥石チップをネジ結合させることによっ
て、砥石チップを簡単に装着することができるようにな
る。その結果、研削状態に応じたセグメント型砥石を簡
単に形成することができるようになる。すなわち、重研
削、あるいは高速研削、またはワークの材質等に合わせ
て、砥石チップの配列等を適宜調整することができるよ
うになり、一個の砥石台金にて、各種の研削状況に応じ
た砥石を形成することができるようになる。
【0007】また、本砥石チップは、その頭部に砥粒が
設けられるようになっているものであるので、この頭部
に設けられる砥粒の種類あるいは粒度等の異なったもの
を数種類用意しておけば、同一の砥石台金をベースに複
数種類のセグメント型砥石を形成することができるよう
になる。これによっても、多種類の砥石を形成すること
ができるようになる。
【0008】また、このような砥石チップに設けられる
砥粒は、ダイヤモンド砥粒あるいは立方晶窒化ホウ素
(CBN)、または、これらの混ぜ合わされたものから
なるものであって、しかも、これら砥粒は濡れ性の良い
接合材にて上記砥石チップの頭部に取り付けられるよう
になっているものであるので、当該砥石チップを有する
本セグメント型砥石は、優れた研削能力を発揮すること
となる。すなわち、当該砥石チップに取り付けられる砥
粒自体が優れた研削能力を発揮するとともに、砥粒の砥
石チップ頭部への取付手段も強力なものとなっているの
で、砥石チップ自体も重研削に耐え得ることとなる。そ
して更に、このような砥石チップが適当な間隔をもって
砥石台金上に取り付けられるようになっているので、研
削油(クーラント)の研削面への供給が円滑に行なわれ
ることとなり、本砥石チップを有するセグメント型砥石
においては、連続研削にも耐え得ることとなる。これら
によっても、本セグメント型砥石は優れた研削能力を発
揮することとなる。
【0009】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。本発明の構成も、その基本的な点は、上記請求項1
記載のものと同じである。異なるところは、上記構成に
加えて、砥石チップの頭部の断面形状を6角形を初めと
した多角形からなるようにしたことである。すなわち、
砥石チップを、砥石台金の雌ネジ部からなる第一のネジ
部(第一ネジ部)のところにネジ結合される雄ネジ部か
らなる第二のネジ部(第二ネジ部)と、当該第二ネジ部
の一方の端部に形成されるものであって6角ボルトの頭
等からなる多角形断面形状の頭部と、からなるようにす
るとともに、当該頭部の頂面(先端面)のところに、濡
れ性の良い接合材にて取り付けられるダイヤモンド砥粒
あるいは立方晶窒化ホウ素(CBN)砥粒を有する構成
からなるようにしたことである。
【0010】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、上記請求項1記載のものに加えて、
更に、次のような作用を呈することとなる。すなわち、
上記砥石チップの頭部が6角形を初めとした多角形から
なるものであるところから、簡単な工具等を用いること
によって、上記砥石チップを上記砥石台金に対して簡単
に脱着することができるようになる。従って、目詰まり
等をした砥石チップを、砥石チップ単体で取り外し、更
には取り替えることができるようになる。すなわち、重
い砥石台金(砥石車)を機械(マシーン)から取り外し
たりすることなく、砥石チップの交換をすることができ
るようになる。また、このようにして取り外された砥石
チップは、単独でツルーイン及びドレッシングを受ける
ことが可能となり、セグメント型砥石全体の維持・管理
が容易になる。
【0011】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。本発明の構成も、その基本的な点は、上記請求項1
及び請求項2記載のものと同じである。その特徴とする
ところは、上記砥石台金の側面部に挿入孔を設けるとと
もに、当該挿入孔の近傍に円環状の段付部を設け、一
方、上記砥石チップを、上記砥石台金の側面部に設けら
れた挿入孔に挿入される胴部及び当該胴部に連続して形
成されるものであって、締結用のナットと結合されるネ
ジ切り部からなる軸部と、当該軸部のネジ切り部とは反
対側の端部に設けられるものであって、多角形の断面形
状を有するとともに、その先端面にダイヤモンド及び立
方晶窒化ホウ素(CBN)のうちのいずれか一方のもの
からなる砥粒の設けられた頭部と、からなるようにし、
更に、上記段付部により上記頭部の回転運動を阻止する
ようにするとともに、上記ネジ切り部のところにナット
をネジ結合させるようにした構成からなるようにしたこ
とである。
【0012】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、請求項1及び請求項2記載のものに
加えて、更に次のような作用を呈することとなる。すな
わち、上記砥石チップは、胴部とネジ切り部とからなる
軸部を有する構成からなるところから、上記砥石チップ
を上記砥石台金の挿入孔に挿入させることによって、そ
の胴部が上記挿入孔のところに嵌まり込むこととなる。
そして、このような状態において、上記ネジ切り部のと
ころに上記締結用のナットを締結することによって、本
砥石チップは、上記砥石台金のところに、当該砥石台金
の側面部を挟んだ状態で取り付けられることとなる。ま
た、各砥石チップは、その軸部を挿入孔に差し込むだけ
で、その頭部が上記砥石台金の側面部に形成された段付
部のところに接するように位置決めされることとなる。
また、これによって、各砥石チップの、その頭部は、そ
の取付方向が、すべて同一の状態(位相)に設定される
こととなる。従って、全体的に均一な状態に固定される
こととなる。すなわち、砥石台金には段付部が設けられ
ていることにより、上記砥石チップを挿入孔に挿入する
ことによって、その頭部と上記段付部とが接することと
なる。従って、上記砥石チップを上記砥石台金に装着
(取り付け)するに当たっては、上記の如く、上記砥石
チップの軸部を上記砥石台金の挿入孔のところに挿入す
るとともに、上記砥石チップのネジ切り部のところにナ
ットを締結することによって、簡単に砥石台金の側面部
に装着、かつ、固定することができるようになる。ま
た、研削時等における砥石チップ自身の回転運動を防止
することができるようになる。
【0013】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。本発明の構成も、その基本的な点は、上記請求項
1、請求項2、及び請求項3記載のものと同じである。
その特徴とするところは、上記砥石チップの頭部先端面
のところに設けられる砥粒の、その砥粒と上記先端面と
の間の結合を、濡れ性の良い接合材にて行なわせるよう
にしたことである。これによって、研削条件等に合わせ
た研削砥石を形成することができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態につい
て、図1ないし図5を基に説明する。本発明の実施の形
態に関するものの、その構成は、図1に示す如く、円盤
状の形態からなるものであって、その円周部付近の側面
部21に複数の雌ネジ部22を有するように形成された
砥石台金2と、当該砥石台金2の上記雌ネジ部22に、
ネジ結合手段にて取り付けられるものであって、ボルト
状の形態からなるとともに、その頭部頂面のところに無
数の砥粒3を有する砥石チップ1と、からなることを基
本とするものである。
【0015】このような基本構成において、上記円盤状
の砥石台金2は、金属製部材からなるものであり、その
円周部付近の側面部21には雌ネジ部22が複数箇所設
けられるようになっているものである。なお、砥石チッ
プ1の取り付けられる上記雌ネジ部22としては、図2
に示す如く、円周部付近に一列に設けられるようになっ
ているものの外に、図1に示す如く、複数列にわたって
設けられるようになっているものがある。この複数列か
らなるものにおいては、上記砥石チップ1は、研削条件
に応じて、その取付位置(取付状態)が適宜選択される
こととなる。
【0016】次に、このような構成からなる砥石台金2
の雌ネジ部22に係合する砥石チップ1は、図1及び図
3に示す如く、ボルト状の形態からなるものであり、上
記砥石台金2の雌ネジ部22と係合する軸状の雄ネジ部
12と、当該雄ネジ部12の一方の端部に設けられるも
のであってボルトの頭の部分を成す頭部11と、からな
ることを基本とするものである。そして、このような構
成からなる上記頭部11の、その頂面(先端面)111
には、ダイヤモンドあるいは立方晶窒化ホウ素(CB
N)からなる砥粒3が設けられるようになっているもの
である。また、このような構成からなる本砥石チップ1
は、鉄系の金属製材料からなるものである。
【0017】このような構成からなる上記砥石チップ1
の、その頭部11の形状は、図2に示す如く、多くの場
合には、6角形のボルト頭からなるものであるが、この
6角形の形状に限定されるものでは無い。当該頭部11
は4角形あるいは8角形等の多角形からなるものであっ
ても良いし、または、二面取り形状からなる小判形の形
態からなるもの、更には円形の形状からなるものであっ
て、その側面部にローレット溝等の施された形態からな
るものであっても良い。要は、スパナ等の簡単な工具に
て、回転駆動されるようなものであれば良い。
【0018】また、このような多角形の断面形状等から
なる本頭部11は、その縦軸方向の形状が、図3に示す
如く、雄ネジ部12の軸心(O11 )に対して直角な
面(平面)からなる水平面115と、上記雄ネジ部12
の上記軸心に対して所定の傾斜角(θ)を有する傾斜面
119とからなる頂面(先端面)111を有するように
なっているものである。そして更に、このような6角形
状のボルト頭からなる頭部11を有する本砥石チップ1
は、図2に示す如く、対角上に在る6角形の頂点(O
111 )を結ぶ線が、砥石台金2の中心であるO2 点の方
向を向くように、砥石台金2の上記雌ネジ部22に取り
付けられるようになっているものである。すなわち、各
砥石チップ1の上記頭部11に形成される頂点(O
111 )が、砥石台金2の中心であるO2 点に対して放射
状に設置されるようになっているものである。これによ
って、各砥石チップ1が研削作業に携わるときに、ワー
クと砥石チップ1との接触面積が最も大きくなるように
しているものである。
【0019】また、上記構成からなる砥石チップ1の頭
部11の形態としては、この外に、図4及び図5に示す
ようなものが挙げられる。このものは、砥石台金2の雌
ネジ部22と係合する雄ネジ部12のところは上記構成
のものと同じであるが、頭部11に形成される頂面(先
端面)111’のところが異なっているものである。す
なわち、図4及び図5に示す如く、研削に寄与する砥粒
3の取り付けられる頭部11の頂面(先端面)111’
は、上記砥石台金2の雌ネジ部22に砥石チップ1が取
り付けられた状態において、砥石台金2の中心線(O2
2 )に対して所定の傾斜角(α)を有する回転創成面
にて形成される傾斜面119’と、上記雄ネジ部12の
軸心(O11 )に対して直角な平面にて形成される水
平面115と、からなるようになっているものである。
従って、当該頂面(先端面)111’のうちの傾斜面1
19’は、図5に示す如く、砥石台金2の中心線(O2
2 )上の一部に形成される点(O21)を頂点とする円
錐面の一部にて形成されるようになっているものであ
る。このように、頂面(先端面)111’の一部を形成
する傾斜面119’は回転創成面にて形成されるように
なっているものであるところから、当該砥石チップ1が
砥石台金2上に取り付けられたときに、上記傾斜面11
9’が図5におけるO21点を頂点とする円錐面内に正確
に設置されるようにするため、上記頭部11の一部にマ
ーカの役目を果たす位置決め部118が設けられるよう
になっている。そして、この各位置決め部118が、図
4に示す如く、砥石台金2の中心点(O2 )を中心にし
て放射状に配列されるように、上記各砥石チップ1は砥
石台金2の各雌ネジ部22に取り付けられることとな
る。
【0020】なお、上記のように頭部11に傾斜面11
9、119’を設けることにより、研削開始時におい
て、傾斜面119、119’の最も外周部分は切り込み
量が非常に少なくなるため、砥石とワークとの接触によ
る衝撃力が小さくなり、砥石チップ1にかかるダメージ
が最小限に抑えられることとなる。また、ワークと砥石
との間を砥石台金2の中心線(O22 )と直交する方
向に相対的に移動させる所謂トラバース研削において
は、傾斜面119、119’が粗研削を担い、水平面1
15が仕上げ研削を担うようになる。従って、一回のト
ラバースにて研削を完了させることができるようにな
る。
【0021】次に、本発明の第二の実施の形態につい
て、図6ないし図8を基に説明する。このものの特徴と
するところは、上記ボルト状砥石チップの、その軸部の
構造に関してである。すなわち、本実施の形態に関する
ものの、その構成は、図6に示す如く、円盤状の形態か
らなるものであって、その円周部付近の側面部21に挿
入孔23を有するとともに、当該挿入孔23の近傍に円
環状の段付部211を有する形態からなる砥石台金2’
と、当該砥石台金2’に設けられた上記挿入孔23に挿
入される胴部131等からなる軸部13、更には当該軸
部13を形成するネジ切り部132の反対側の端部に設
けられるものであって多角形の断面形状を有するととも
に、その先端面に無数の砥粒3の設けられる頭部11等
にて形成される砥石チップ1’と、からなることを基本
とするものである。
【0022】このような構成において、上記円盤状の砥
石台金2’は金属製部材からなるものであり、その円周
部付近の側面部21には挿入孔23が複数箇所設けられ
るようになっているものである。当該挿入孔23は、上
記砥石台金2’を貫通し、かつ、上記砥石チップ1’の
軸部13を形成する胴部131が挿入されるようになっ
ているものである。そして、当該挿入孔23は、その径
が、上記胴部131及び上記ネジ切り部132の径より
もわずかに大きな値を有するように形成されているもの
である。なお、これら砥石チップ1’が挿入され、取り
付けられる上記挿入孔23は、図6に示す如く、円周部
付近に並んだ状態で設けられるようになっているものが
一般的ではあるが、この外に、複数列並んだ状態で設け
られるようなものであってもよい。また、上記挿入孔2
3の付近には、当該挿入孔23の設けられている面より
も高くなるように、かつ、上記砥石チップ1’の取付方
向に突出させた状態に形成された段付部211が、円環
状に設けられるようになっているものである。なお、こ
のような段付部211の、その高さは、図8及び図10
に示す如く、砥石チップ1’、7の頂面111であって
砥粒3の取り付けられる面よりも低くなるように設定さ
れている。
【0023】次に、このような構成からなる上記砥石台
金2’の挿入孔23に挿入される砥石チップ1’は、図
6に示す如く、上記砥石台金2’の側面部21に設けら
れた挿入孔23に挿入される胴部131、及び当該胴部
131に連続して雄ネジ部の形成されたネジ切り部13
2からなる軸部13と、当該軸部13の上記ネジ切り部
132とは反対側の端部に設けられるものであって、多
角形の断面形状を有するとともに、ボルトの頭を成す頭
部11と、からなることを基本とするものである。そし
て、このような構成からなる上記頭部11の、その頂面
(先端面)111には、ダイヤモンドあるいは立方晶窒
化ホウ素(CBN)からなる砥粒3が設けられるように
なっているものである。また、このような構成からなる
本砥石チップ1’は、鉄系の金属製材料からなるもので
ある。
【0024】このような構成からなる砥石チップ1’
を、上記砥石台金2’の側面部21に取り付けるに当た
っては、まず、砥石台金2’の挿入孔23に軸部13を
挿入する。そして、この状態で、上記頭部11が砥石台
金2’の側面部21に形成された段付部211のところ
に接するように位置決めをする。すなわち、図7及び図
8に示す如く、砥石チップ1’の頭部11の側面部に形
成された垂直面11aを上記砥石台金2’の側面部21
に形成された段付部211の側壁のところに接触させる
ように設置(セッティング)する。そして、上記砥石台
金2’の側面部21を突き抜けて飛び出した状態となっ
ているネジ切り部132のところに、ナット14を取り
付ける(締め付ける)。これによって、上記砥石台金
2’の側面部21のところに、当該側面部21を上記頭
部11とナット14とで挟み込んだ状態で、本砥石チッ
プ1’が装着される(取り付けられる)こととなる。そ
して、このとき、上記砥石チップ1’の頭部11と砥石
台金2’とは、緊密に固定されることとなる。その結
果、複数の砥石チップ1’が取り付けられた状態におい
て、各砥石チップ1’の、その頭部11は、その取付方
向が、それぞれ決定され、その結果、全体的に均一な状
態に取り付けられることとなる。従って、砥石チップ
1’の取り替え時等において、その装着作業が簡単に行
なわれるとともに、その位置決めも簡単に行なわれるこ
ととなる。また、このような取付状態(装着状態)にお
いて、図8に示す如く、砥石チップ1’の頭部11の垂
直面11aと砥石台金2’に設けられた段付部211と
は接するように位置決めされ、かつ、固定されているの
で、これによって、研削時等における砥石チップ1’自
身の廻り止めが成されることとなる。
【0025】なお、上記の外に、本砥石チップとして
は、図9及び図10に示すような袋ナット状のもの
(7)が挙げられる。すなわち、この場合の砥石チップ
7は、これまで述べて来たものとは異なって袋ナット状
の形態からなることを基本とするものである。そして、
このような袋ナット状の砥石チップ7のその頂面111
には、これまでのものと同様、ダイヤモンドあるいは立
方晶窒化ホウ素(CBN)からなる砥粒3が濡れ性の良
い金属製ロー材からなる接合材5にて接合される(取り
付けられる)ようになっているものである。なお、この
ような構成からなる袋ナット状砥石チップ7の砥石台金
2上への取り付けにあたっては、例えば図9に示す如
く、上記砥石台金2の、その側面部21のところにボル
ト8が溶接手段あるいは埋め込み手段等にて設けられる
ようになっているものにおいては、このようなボルト8
の雄ネジ部(ネジ部)88のところに、上記袋ナット状
砥石チップ7の内側に形成された雌ネジ部(ネジ部)7
7をネジ結合させることによって装着が行なわれる。ま
た、図10に示すような差込みタイプのものにおいて
は、砥石台金2の周縁部に設けられる挿入孔23のとこ
ろにボルト8を挿入する(差し込む)とともに、当該ボ
ルト8の雄ネジ部(ネジ部)88のところに、上記袋ナ
ット状砥石チップ7の雌ネジ部(ネジ部)77をネジ結
合させることによって、その取り付けが行なわれること
となる。
【0026】次に、このような構成からなる砥石チップ
1、1’、7の頭部11の頂面(先端面)111、11
1’に取り付けられる砥粒3について、その取り付け方
法も含めて説明する。まず、上記砥石チップ1、1’、
7の頭部頂面111、111’に取り付けられる砥粒3
としては、ダイヤモンド砥粒あるいは立方晶窒化ホウ素
(CBN)砥粒が用いられる。また、このような砥粒3
を上記金属製材料からなる頭部11の頂面111、11
1’に取り付ける接合材5としては、上記砥粒3との間
において濡れ性の良い金属製ロー材が採用されることと
なる。具体的には、上記接合材5は、チタン(Ti )を
含む周期律表第4A族の金属、バナジウム(V)を含む
周期律表第5A族の金属、及びクロム(Cr )を含む周
期律表第6A族の金属のうちのいずれか一つと、銅(C
u )、銀(Ag )等を含む周期律表第1B族の金属との
合金からなることを基本とするものである。このような
構成を採ることにより、上記砥粒3がダイヤモンドであ
る場合、当該砥粒3の表面には、上記接合材5の中に含
まれるチタン(Ti )との間においてチタンカーバイト
層が形成されることとなる。このチタンカーバイト層
は、半金属性のメタライジング層からなるものであるの
で、接合材5を形成する他の金属との間においても結合
性が良くなる。これらのことから、当該チタンカーバイ
トからなるメタライジング層を介して、上記砥粒3と接
合材5とは結合性が良くなる。すなわち、上記周期律表
第1B族の金属である銅(Cu )、銀(Ag )等からな
る接合材5の上記砥粒3への濡れ性が良くなり、各砥粒
3は、上記接合材5によって強力にグリップ(保持)さ
れ、上記砥石チップ1、1’、7の頭部頂面111、1
11’に強力に取り付けられる(結合される)こととな
る。なお、このことは、上記チタン(Ti )に代わっ
て、バナジウム(V)、あるいはクロム(Cr )が採用
された場合にも同様のことが言える。
【0027】次に、このような構成からなる上記砥粒3
の、上記頭部頂面111、111’への具体的な取付け
方法について、図11を基に説明する。まず、チタン
(Ti)を含む周期律表第4A族の金属、あるいはバナ
ジウム(V)を含む周期律表第5A族の金属、またはク
ロム(Cr )を含む周期律表第6A族の金属のうちのい
ずれか一つのものによって形成される金属粉末と、銅
(Cu )、銀(Ag )等の周期律表第1B族の金属粉末
と、更には、当該周期律表第1B族の金属との間におい
て合金を形成するスズ(Sn )、亜鉛(Zn )、鉄(F
e )等の金属の粉末とを、適当な有機バインダーを加え
て混合し、ペースト状のもの(混合物)を造る。そし
て、このようなペースト状の混合物を、図11の(イ)
に示す如く、砥石チップ1、1’の頭部11に形成され
る頂面(先端面)111、111’上に塗布する。次
に、このような状態のペースト状混合物の上に、図11
の(イ)に示す如く、ダイヤモンド砥粒あるいはCBN
砥粒を付着させる。これによって、図11の(ロ)に示
す如く、上記頭部頂面(先端面)111、111’上
に、ペースト状混合物を介して砥粒3の付着した状態の
ものが形成される。
【0028】次に、このようにして所定の状態に形成さ
れたものを、焼成工程にて焼成する。なお、この焼成に
当っては、上記接合材5を形成する金属材が酸化物を形
成することのないようにするため、上記焼成工程を行な
う炉内の雰囲気を、アルゴンガス等の不活性ガスの充填
された状態、または、真空状態に保持する。このような
状態において焼成工程が行なわれる。また、このときの
炉内は、840℃ないし940℃程度の温度に保たれ
る。この温度は、砥粒3の表面にチタンカーバイト(T
i C)からなるメタライジング層が形成されるととも
に、接合材2を形成する各種金属が溶融して合金を形成
する範囲の温度である。すなわち、あまり高温状態で、
かつ、長時間加熱されると、砥粒3が、例えばダイヤモ
ンドである場合、当該砥粒3の表面のチタンカーバイト
層(Ti C)が深くなり過ぎ、接合材5との結合強度が
低下するおそれがあるからである。
【0029】このような工程を経ることによって、砥粒
3の周りは、図11の(ハ)に示す如く、濡れ上がった
金属製の接合材5によって被われるとともに、各砥粒3
は強固に保持(グリップ)されることとなる。また、接
合材5と頭部頂面111、111’との間においても、
両者は金属どうしであるので、合金を形成し、強固に結
合されることとなる。そして、上記接合材5の濡れ上が
りの際に、当該接合材5が引き上げられ、砥粒3と砥粒
3との間には、図11の(ハ)に示す如く、凹陥状のポ
ケット部6が形成されることとなる。
【0030】なお、上記構成において、上記メタライジ
ング層は、上記チタンカーバイト(Ti C)の代わり
に、バナジウムカーバイト(VC)、あるいはクロムカ
ーバイト(Cr C)等にて形成される場合もある。この
場合においても、これらメタライジング層と銅(Cu
)、銀(Ag )を含む周期律表第1B族の金属とは融
合しやすくなっているので、ダイヤモンド砥粒3と接合
材5との濡れ性が良くなり、両者の結合力は強固にな
る。また、上記構成は、砥粒3に立方晶窒化ホウ素(C
BN)を用いた場合にも、同じように、ホウ素(B)と
チタン(Ti )との間においてメタライジング層が形成
されることにより、強力な結合が行なわれることとな
る。
【0031】なお、本実施の形態においては、上記接合
材5による砥粒3の保持方法としては、上記のような金
属製接合材によるものの外に、レジノイドボンド材によ
る方法、またはビトリファイドボンド材による方法、あ
るいは電気メッキによるメタルボンド材による方法等が
考えられる。
【0032】次に、上記構成からなる本実施の形態のも
のについての、その作用等について説明する。すなわ
ち、本実施の形態のものにおける砥石チップ1、1’、
7は、図1及び図6等に示す如く、円盤状の砥石台金
2、2’の円周部付近であって、その側面部21に適宜
間隔をもって設けられるようになっているものである。
従って、各砥石チップの間には、隙間が形成されること
となり、この隙間を通じて、研削油の流動及び研削屑の
排出等が適宜行なわれることとなる。すなわち、従来の
セグメント型砥石に比べて、本実施の形態のものにおい
ては、上記砥石台金2、2’の円周部付近であって、そ
の側面部21に砥石チップ1、1’、7が適当な間隔を
もって設けられるようになっているものであるところか
ら、これら砥石チップの間には大きな隙間が形成される
こととなり、この隙間を通じて研削油(クーラント)は
自由に流動することができるようになる。従って、従来
のセグメント型砥石に比べて優れた冷却性能等を有する
こととなる。また、上記隙間を通じて研削屑も効率良く
排出されることとなる。
【0033】また、本砥石チップ1、1’、7は、ボル
ト状または袋ナット状の形態からなるものであり、その
雄ネジ部12あるいはネジ部88、またはネジ切り部1
32を介して砥石台金2、2’の側面部21に取り付け
られるようになっているものであるところから、当該砥
石チップ1、1’、7の砥石台金2、2’上への装着及
び取り外しが簡単に行なわれることとなる。すなわち、
上記砥石台金2上に雌ネジ部22が設けられた構成から
なるもの(図1参照)においては、その適宜箇所に砥石
チップ1をネジ込むことによって、簡単に装着すること
ができるようになり、研削状態に合わせて上記砥石台金
2の適当な場所(位置)に、上記砥石チップ1を取り付
けることができるようになる。これによって、重研削、
あるいは高速研削、またはワークの材質等に合わせて、
砥石チップ1の配列等を適宜調整することができるよう
になり、一個の砥石台金にて、多種類の研削に応じた砥
石を形成することができるようになる。
【0034】また、砥石チップを砥石台金上に締付ナッ
トを用いて取り付けるようにしたもの(図6参照)にお
いては、砥石台金2’の側面部21に挿入孔23を設け
るとともに、当該挿入孔23の近傍に段付部211を設
け、このような状態において、上記砥石台金2’の挿入
孔23のところに、上記砥石チップ1’の軸部13を挿
入するとともに、当該軸部13のネジ切り部132のと
ころに締結用のナット14を取り付けることによって、
砥石チップ1’の砥石台金2’上への装着が行なわれる
こととなる。そして、このような砥石チップ1’の装着
に当っては、上記砥石チップ1’の軸部13を挿入孔2
3に差し込むだけで、その頭部11の垂直面11aが上
記砥石台金2’の側面部21に形成された段付部211
のところに接するように位置決めされることとなる(図
7、図8参照)。その結果、各砥石チップ1’の、その
頭部11は、その取付方向が、すべて同一の状態(位
相)に設定されるようになる(図7参照)。その結果、
各砥石チップの頭部は、全体的に均一な状態に固定され
ることとなる。また、研削時等における砥石チップ1’
自身の廻り止め機能も確保されることとなる。
【0035】また、これら砥石チップ1、1’、7は、
その頭部11に砥粒3が設けられるようになっているも
のであるので、この頭部11に設けられる砥粒3の種類
あるいは粒度等を変えたものを数種類設定しておくこと
によって、同一形態の砥石チップをベースに複数種類の
砥石チップを形成することができるようになる。また、
これら砥石チップ1、1’、7は、その頭部11が6角
形を初めとした多角形からなるものであるところから、
工具等を用いることによって、上記砥石チップ1、
1’、7を上記砥石台金2、2’に対して簡単に脱着す
ることができるようになる。従って、目詰まり等をした
砥石チップ1、1’、7を、砥石チップ単体の状態で取
り外し、更には取り替えることができるようになる。す
なわち、重い砥石台金(砥石車)2、2’を機械(マシ
ーン)から取り外したりすることなく、砥石チップの交
換をすることができるようになる。また、このようにし
て取り外された砥石チップ1、1’、7は、単独でツル
ーイン及びドレッシングを受けることが可能となる。
【0036】また、このような砥石チップ1、1’、7
に設けられる砥粒3は、ダイヤモンド砥粒あるいは立方
晶窒化ホウ素(CBN)からなるものであって、しかも
これら砥粒3はチタン(Ti )を含む濡れ性の良い金属
製接合材5にて上記砥石チップ1、1’、7の頭部頂面
111、111’に取り付けられるようになっているも
のであるので、当該砥石チップ1、1’、7を有する本
セグメント型砥石は、優れた研削能力を発揮することと
なる。また、砥粒3の砥石チップ1、1’、7の頭部頂
面(先端面)111、111’への取り付け構造も強力
なものとなっているので、砥石チップ1、1’、7自体
も重研削に耐え得ることとなる。また、このような接合
材5の溶融が行なわれるに際して、当該接合材5は、図
11の(ハ)に示す如く、上記メタライジング層を介し
て上記砥粒3の周りに濡れ上がることとなるので、各砥
粒間には上記接合材5の濡れ上がり現象によって凹陥部
が形成されることとなり、この凹陥部を基礎として、図
11の(ハ)に示すようなポケット部6が形成されるこ
ととなる。すなわち、このような砥石チップ1、1’、
7が、図1または図6に示す如く、砥石台金2、2’上
に取り付けられ、セグメント型砥石として形成される
と、上記凹陥状のポケット部6は、研削屑(切り粉)の
逃げ部等を形成することとなる。従って、上記ポケット
部6に溜った切り粉は、上記逃げ部にて形成される逃げ
溝を介して研削油とともに砥石チップ1、1’、7の外
へと排出され、更には砥石台金2、2’の外へと排出さ
れることとなる。これらのことより、上記砥石チップ
1、1’、7は目詰まり等をせず、長時間の連続研削に
耐え得ることとなる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、円盤状の形態からなる
砥石台金と、当該砥石台金の側面部に取り付けられる複
数個の砥石チップとからなるセグメント型砥石に関し
て、上記砥石チップを、上記砥石台金の円周部付近であ
って、その側面部に設けられた雌ネジ部または挿入孔に
装着される軸部と、当該軸部の一方の端部に設けられる
ものであって、多角形の断面形状を有するとともに、そ
の先端面のところに濡れ性の良い金属製接合材にて取り
付けられるダイヤモンド及び立方晶窒化ホウ素(CB
N)のうちのいずれか一方のものからなる砥粒を無数に
有する頭部と、からなるようにするとともに、当該砥石
チップが上記砥石台金の雌ネジ部または挿入孔のところ
に着脱可能なように取り付けられる構成からなるように
したので、各砥石チップ間には大きな隙間が形成される
こととなり、この隙間を通じて研削油(クーラント)
は、十分に研削面に供給されるようになった。その結
果、冷却性能が増し、連続研削等にも耐え得るようにな
った。また、砥石チップは砥石台金の側面部の任意の箇
所に取り付けられるようになったので、この砥石チップ
の取付場所(設置場所)を適宜変えることによって各種
の研削条件に対応させることができるようになった。
【0038】また、砥石チップは砥石台金から簡単に取
り外し、かつ、取り付けることができるようになったの
で、重い砥石台金(砥石車)を機械(マシーン)から取
り外したりすること無く、砥石チップの交換等をするこ
とができるようになり、砥石チップ単体で、その修理、
または、ツルーイングあるいはドレッシング等を行なう
ことができるようになった。従って、本セグメント型砥
石(砥石車)全体の維持・管理が簡単に行なえるように
なった。また、本砥石チップは量産化をすることができ
るようになったので、これによって砥石チップの製造原
価の低減化、更には本セグメント型砥石自体の製造原価
の低減化を図ることができるようになった。
【0039】また、砥石チップを、上記砥石台金に締結
用ナットを用いて取り付けるようにしたものにおいて
は、その位置決めが、砥石チップの頭部に設けられた垂
直面のところを上記砥石台金の段付部のところに接触さ
せるだけで簡単に行なえるようになるとともに、その廻
り止め機能も発揮させることができるようになった。
【0040】また、砥石チップの頭部に設けられる砥粒
は、ダイヤモンド砥粒あるいはCBN砥粒からなるもの
であるとともに、これら砥粒は濡れ性の良い金属製接合
材にて取り付けられるようになっているので、砥石チッ
プの耐久性が増し、重研削等にも耐え得るようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に関するものの、そ
の全体構成を示す展開斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態にかかる砥石チップ
の砥石台金上への取付状態を示す平面図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態にかかる砥石チップ
の構成を示す立面図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態にかかる砥石チップ
の、その頭部頂面に関する変形例を示す平面図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態にかかる砥石チップ
の、その頭部頂面に関する変形例を示す立面図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態にかかる砥石チップ
の全体構成を示す展開斜視図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態にかかる砥石チップ
の、その砥石台金上への取付状態を示す平面図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態にかかる砥石チップ
の全体構成を示す立面図である。
【図9】本発明にかかる砥石チップを袋ナット状の形態
からなるようにしたものについての、その取付状態を示
す立面図である。
【図10】本発明にかかる砥石チップを袋ナット状の形
態からなるようにしたものについての、その取付状態の
変形例を示す立面図である。
【図11】本発明にかかる砥石チップの頭部頂面(先端
面)への砥粒の取付工程を示す図である。
【図12】従来例のセグメント型砥石の構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 砥石チップ 1’ 砥石チップ 11 頭部 111 先端面(頭部頂面) 111’ 先端面(頭部頂面) 11a 垂直面 115 水平面 118 位置決め部 119 傾斜面 119’ 傾斜面 12 第二ネジ部(雄ネジ部) 13 軸部 131 胴部 132 ネジ切り部 14 ナット 2 砥石台金 2’ 砥石台金 21 側面部 211 段付部 22 第一ネジ部(雌ネジ部) 23 挿入孔 3 砥粒 5 接合材 6 ポケット部 7 砥石チップ(袋ナット状砥石チップ) 77 ネジ部(雌ネジ部) 8 ボルト 88 ネジ部(雄ネジ部)
フロントページの続き (72)発明者 平岩 昇 愛知県岡崎市舞木町字城山1番地54 豊田 バンモップス株式会社内 (72)発明者 森田 宏司 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状の形態からなる砥石台金と、当該
    砥石台金の側面部に取り付けられる複数個の砥石チップ
    と、からなるセグメント型砥石において、上記砥石チッ
    プを、上記砥石台金の側面部に設けられた第一のネジ部
    (第一ネジ部)に係合する第二のネジ部(第二ネジ部)
    と、当該第二ネジ部の一方の端部に設けられるものであ
    って、その先端面にダイヤモンド及び立方晶窒化ホウ素
    (CBN)のうちの少なくともいずれか一方のものから
    なる砥粒を有する頭部と、からなるようにしたことを特
    徴とするセグメント型砥石。
  2. 【請求項2】 円盤状の形態からなる砥石台金と、当該
    砥石台金の側面部に取り付けられる複数個の砥石チップ
    と、からなるセグメント型砥石において、上記砥石チッ
    プを、上記砥石台金の側面部に設けられた第一ネジ部を
    形成する雌ネジ部に係合するものであって第二ネジ部を
    形成する雄ネジ部と、当該第二ネジ部の一方の端部に設
    けられるものであって多角形の断面形状を有するととも
    に、その先端面にダイヤモンド及び立方晶窒化ホウ素
    (CBN)のうちの少なくともいずれか一方のものから
    なる砥粒を有する頭部と、からなるようにするととも
    に、当該砥石チップが上記砥石台金の第一ネジ部のとこ
    ろに着脱可能なように取り付けられるようにしたことを
    特徴とするセグメント型砥石。
  3. 【請求項3】 円盤状の形態からなる砥石台金と、当該
    砥石台金の側面部に取り付けられる複数個の砥石チップ
    と、からなるセグメント型砥石において、上記砥石台金
    の側面部に、当該砥石台金を貫通する挿入孔を設けると
    ともに、上記砥石台金の上記挿入孔の近傍に段付部を設
    け、一方、上記砥石チップを、上記砥石台金の側面部に
    設けられた挿入孔に挿入される胴部及び当該胴部に連続
    して形成されるネジ切り部からなる軸部と、当該軸部の
    ネジ切り部と反対側の端部に設けられるものであって多
    角形の断面形状を有するとともに、その先端面にダイヤ
    モンド及び立方晶窒化ホウ素(CBN)のうちの少なく
    ともいずれか一方のものからなる砥粒を有する頭部と、
    からなるようにし、更に、このような砥石チップの上記
    ネジ切り部とネジ結合するナットを設けるようにしたこ
    とを特徴とするセグメント型砥石。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載のセグメン
    ト型砥石において、上記砥粒を濡れ性の良い接合材にて
    上記砥石チップの頭部に取り付けるようにしたことを特
    徴とするセグメント型砥石。
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