JPH09248883A - 抗菌性ポリプロピレンフィルム - Google Patents
抗菌性ポリプロピレンフィルムInfo
- Publication number
- JPH09248883A JPH09248883A JP8057684A JP5768496A JPH09248883A JP H09248883 A JPH09248883 A JP H09248883A JP 8057684 A JP8057684 A JP 8057684A JP 5768496 A JP5768496 A JP 5768496A JP H09248883 A JPH09248883 A JP H09248883A
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- JP
- Japan
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- layer
- antibacterial agent
- polypropylene
- film
- antibacterial
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】基材層(A層)の少なくとも一方の表層
に、0.5〜10重量%の無機抗菌剤が含有された主と
してポリプロピレンからなる層(B層)が積層された抗
菌性ポリプロピレンフィルム。 【効果】本発明による抗菌性ポリプロピレンフィルムに
より、高価な無機抗菌剤を効率よく利用して抗菌効果を
発現させ、透明性に優れ、抗菌剤の脱離を抑えたポリプ
ロピレンフィルムを提供することができる。
に、0.5〜10重量%の無機抗菌剤が含有された主と
してポリプロピレンからなる層(B層)が積層された抗
菌性ポリプロピレンフィルム。 【効果】本発明による抗菌性ポリプロピレンフィルムに
より、高価な無機抗菌剤を効率よく利用して抗菌効果を
発現させ、透明性に優れ、抗菌剤の脱離を抑えたポリプ
ロピレンフィルムを提供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菌の繁殖を抑制す
る、あるいは菌を死滅させる抗菌効果を有するポリプロ
ピレンフィルムに関するものである。
る、あるいは菌を死滅させる抗菌効果を有するポリプロ
ピレンフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンフィルムは、優れた透明
性、防湿性を活かし工業材料、包装材料に広く用いられ
ている。
性、防湿性を活かし工業材料、包装材料に広く用いられ
ている。
【0003】ところで近年、健康ブームを背景に衛生指
向が進行し、製品表面での菌の繁殖を抑える効果を有す
る抗菌製品が広く消費者に受け入れられつつある。これ
ら抗菌製品は主として高分子樹脂成型品に抗菌効果を有
する薬剤、いわゆる抗菌剤を練り込んだ物であった。す
なわち抗菌剤を一定量添加した高分子樹脂を加熱溶融し
て、成型品とするものであった。抗菌効果はごく表層の
抗菌剤によって発現するため、この方法による抗菌製品
の内部の抗菌剤は全く抗菌効果に寄与せず、無駄となっ
ていた。この成型品全体に無機抗菌剤を練り込む方式で
はフィルムに適用し、抗菌効果を発現させる量を添加し
た場合に、フィルムの透明性を大きく損なう懸念があっ
た。
向が進行し、製品表面での菌の繁殖を抑える効果を有す
る抗菌製品が広く消費者に受け入れられつつある。これ
ら抗菌製品は主として高分子樹脂成型品に抗菌効果を有
する薬剤、いわゆる抗菌剤を練り込んだ物であった。す
なわち抗菌剤を一定量添加した高分子樹脂を加熱溶融し
て、成型品とするものであった。抗菌効果はごく表層の
抗菌剤によって発現するため、この方法による抗菌製品
の内部の抗菌剤は全く抗菌効果に寄与せず、無駄となっ
ていた。この成型品全体に無機抗菌剤を練り込む方式で
はフィルムに適用し、抗菌効果を発現させる量を添加し
た場合に、フィルムの透明性を大きく損なう懸念があっ
た。
【0004】また、抗菌剤を含有する塗剤を高分子樹脂
成型品表面に塗布乾燥し、抗菌剤を成型品表面に固着さ
せる方法も採られるが、この方法によれば抗菌剤が成型
品表面から脱離しやすいという問題があった。
成型品表面に塗布乾燥し、抗菌剤を成型品表面に固着さ
せる方法も採られるが、この方法によれば抗菌剤が成型
品表面から脱離しやすいという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の欠点を解消した、高価な抗菌剤を効率よく利用して
抗菌効果を発現させ、透明性に優れ、抗菌剤の脱離を抑
えたポリプロピレンフィルムを提供するものである。
術の欠点を解消した、高価な抗菌剤を効率よく利用して
抗菌効果を発現させ、透明性に優れ、抗菌剤の脱離を抑
えたポリプロピレンフィルムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、基材層
(A層)の少なくとも一方の表層に、0.5〜10重量
%の無機抗菌剤が含有された主としてポリプロピレンか
らなる層(B層)が積層された抗菌性ポリプロピレンフ
ィルムにより達成される。
(A層)の少なくとも一方の表層に、0.5〜10重量
%の無機抗菌剤が含有された主としてポリプロピレンか
らなる層(B層)が積層された抗菌性ポリプロピレンフ
ィルムにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるポリプロピレンフ
ィルムとは、A層/B層あるいはB層/A層/B層の構
成であり、基材としてのA層がポリプロピレン樹脂から
なり、表層のB層が無機抗菌剤が添加された主としてポ
リプロピレンからなる樹脂で形成される。未延伸、一軸
延伸、逐次二軸延伸あるいは同時二軸延伸いずれの延伸
形態のものでもよいが、機械的強度、熱に対する安定性
の点から逐次二軸延伸あるいは同時二軸延伸されたもの
が好ましい。
ィルムとは、A層/B層あるいはB層/A層/B層の構
成であり、基材としてのA層がポリプロピレン樹脂から
なり、表層のB層が無機抗菌剤が添加された主としてポ
リプロピレンからなる樹脂で形成される。未延伸、一軸
延伸、逐次二軸延伸あるいは同時二軸延伸いずれの延伸
形態のものでもよいが、機械的強度、熱に対する安定性
の点から逐次二軸延伸あるいは同時二軸延伸されたもの
が好ましい。
【0008】本発明における好適なポリプロピレンフィ
ルムの厚みは特に限定されないが、使用目的により5〜
50μmの範囲で選択されるのが一般的である。
ルムの厚みは特に限定されないが、使用目的により5〜
50μmの範囲で選択されるのが一般的である。
【0009】本発明において、B層を構成する主として
ポリプロピレンからなる樹脂は、ポリプロピレン単独で
もよく、エチレンやブテンなどの共重合成分を含んでも
良い。
ポリプロピレンからなる樹脂は、ポリプロピレン単独で
もよく、エチレンやブテンなどの共重合成分を含んでも
良い。
【0010】本発明におけるA層、B層を構成する樹脂
には、公知の添加剤である結晶核剤、酸化防止剤、熱安
定剤、易滑剤、アンチブロッキング剤、静電防止剤など
が添加されてもよい。
には、公知の添加剤である結晶核剤、酸化防止剤、熱安
定剤、易滑剤、アンチブロッキング剤、静電防止剤など
が添加されてもよい。
【0011】本発明における無機抗菌剤とは銀を代表と
する金属の錯体などをゼオライトや多孔質のシリカなど
に担持させたものであり、イオン化し滲出した金属イオ
ンで抗菌効果が発現するものである。また銅やマグネシ
ウムや亜鉛などの酸化物を主成分とした抗菌剤も知られ
ており、これら抗菌剤はいずれのものも本発明に用いら
れてよい。
する金属の錯体などをゼオライトや多孔質のシリカなど
に担持させたものであり、イオン化し滲出した金属イオ
ンで抗菌効果が発現するものである。また銅やマグネシ
ウムや亜鉛などの酸化物を主成分とした抗菌剤も知られ
ており、これら抗菌剤はいずれのものも本発明に用いら
れてよい。
【0012】本発明において、少なくとも一方の表層
に、0.5〜10重量%の無機抗菌剤が含有された主と
してポリプロピレンからなるB層が積層されることが必
要である。無機抗菌剤の添加量が0.5重量%未満では
抗菌効果が小さくなる。10重量%を超えて添加しても
抗菌効果はもはや向上せず、高価な抗菌剤が無駄になる
ばかりでなく、無機抗菌剤やその周辺に形成された空孔
によりフィルムの透明性が悪くなる。より好ましくは1
〜7重量%の無機抗菌剤の添加量である。
に、0.5〜10重量%の無機抗菌剤が含有された主と
してポリプロピレンからなるB層が積層されることが必
要である。無機抗菌剤の添加量が0.5重量%未満では
抗菌効果が小さくなる。10重量%を超えて添加しても
抗菌効果はもはや向上せず、高価な抗菌剤が無駄になる
ばかりでなく、無機抗菌剤やその周辺に形成された空孔
によりフィルムの透明性が悪くなる。より好ましくは1
〜7重量%の無機抗菌剤の添加量である。
【0013】本発明における、無機抗菌剤の平均粒径D
(μm)に対し、B層の厚みL(μm)の関係が、 0.2<D/L<2 であることが好ましい。D/Lが0.2以下では添加し
た大半の無機抗菌剤が表層から深く埋没し、抗菌効果が
発現し難くなる。2以上では本発明のフイルムを製袋や
ラミネート加工する際に、金属ロールとの摩擦、あるい
はフイルム同士の摩擦により、フイルム表面に傷が入り
易く、また添加した無機抗菌剤が脱落し、フイルムの透
明性が損なわれるという問題がある。さらにそれによっ
て、安定して長期に抗菌効果が得られ難くなる。
(μm)に対し、B層の厚みL(μm)の関係が、 0.2<D/L<2 であることが好ましい。D/Lが0.2以下では添加し
た大半の無機抗菌剤が表層から深く埋没し、抗菌効果が
発現し難くなる。2以上では本発明のフイルムを製袋や
ラミネート加工する際に、金属ロールとの摩擦、あるい
はフイルム同士の摩擦により、フイルム表面に傷が入り
易く、また添加した無機抗菌剤が脱落し、フイルムの透
明性が損なわれるという問題がある。さらにそれによっ
て、安定して長期に抗菌効果が得られ難くなる。
【0014】本発明における抗菌剤の粒径は0.3〜1
0μmが好ましい。0.3μm未満では樹脂に添加する
際に凝集しやすく、均一な分散が得られにくい。10μ
mを超えるとフィルムに成型する際のフィルターや口金
に詰まりやすい問題が生じる。
0μmが好ましい。0.3μm未満では樹脂に添加する
際に凝集しやすく、均一な分散が得られにくい。10μ
mを超えるとフィルムに成型する際のフィルターや口金
に詰まりやすい問題が生じる。
【0015】本発明における無機抗菌剤を添加した主と
してポリプロピレンからなる層のぬれ張力は35〜50
mN/mが好ましい。35mN/m未満では抗菌効果が
小さくなる場合があり、50mN/mを超えると面の粘
着性が昂進するために滑り性が悪くなりフィルムの巻姿
が悪くなる場合がある。ぬれ張力を上記範囲とするに
は、一般に大気中でのコロナ放電処理や、窒素や炭酸ガ
ス中あるいはこれらの混合ガス中でのコロナ放電処理を
行うことで実現できる。また低圧気体中でのグロー放電
処理や、大気圧下の希ガス中での放電処理なども適用で
きる。ぬれ張力が大きくなることで抗菌効果が増大する
原因は定かではないが、表面が親水化することで表面近
くに存在する無機抗菌剤からの金属イオンの溶出が容易
になることが考えられる。
してポリプロピレンからなる層のぬれ張力は35〜50
mN/mが好ましい。35mN/m未満では抗菌効果が
小さくなる場合があり、50mN/mを超えると面の粘
着性が昂進するために滑り性が悪くなりフィルムの巻姿
が悪くなる場合がある。ぬれ張力を上記範囲とするに
は、一般に大気中でのコロナ放電処理や、窒素や炭酸ガ
ス中あるいはこれらの混合ガス中でのコロナ放電処理を
行うことで実現できる。また低圧気体中でのグロー放電
処理や、大気圧下の希ガス中での放電処理なども適用で
きる。ぬれ張力が大きくなることで抗菌効果が増大する
原因は定かではないが、表面が親水化することで表面近
くに存在する無機抗菌剤からの金属イオンの溶出が容易
になることが考えられる。
【0016】以下に本発明の抗菌性ポリプロピレンフィ
ルムの製造方法を説明するが、必ずしもこれに限定され
るものではない。
ルムの製造方法を説明するが、必ずしもこれに限定され
るものではない。
【0017】A層樹脂としてポリプロピレン樹脂を、B
層樹脂として無機抗菌剤を0.5〜10重量%添加した
ポリプロピレン樹脂を用い、それぞれ加熱押出機に供給
し、230〜290℃の温度で加熱溶融させて目的とす
る厚みとなるように押し出し量を調整しながら口金中で
合流させ、スリット状口金から押し出し30〜80℃に
保たれたキャスティングドラム上に巻き付けて冷却固化
させ、未延伸フィルムを得る。この未延伸フィルムを以
下の方法で二軸延伸し二軸配向させる。まず、未延伸フ
ィルムを115〜145℃の温度に加熱し、長手方向に
4〜7倍に延伸した後、冷却し次いでテンター式延伸機
に導き、140〜170℃の温度に加熱し幅方向に7〜
11倍に延伸した後、155〜170℃の温度で弛緩熱
処理し冷却する。
層樹脂として無機抗菌剤を0.5〜10重量%添加した
ポリプロピレン樹脂を用い、それぞれ加熱押出機に供給
し、230〜290℃の温度で加熱溶融させて目的とす
る厚みとなるように押し出し量を調整しながら口金中で
合流させ、スリット状口金から押し出し30〜80℃に
保たれたキャスティングドラム上に巻き付けて冷却固化
させ、未延伸フィルムを得る。この未延伸フィルムを以
下の方法で二軸延伸し二軸配向させる。まず、未延伸フ
ィルムを115〜145℃の温度に加熱し、長手方向に
4〜7倍に延伸した後、冷却し次いでテンター式延伸機
に導き、140〜170℃の温度に加熱し幅方向に7〜
11倍に延伸した後、155〜170℃の温度で弛緩熱
処理し冷却する。
【0018】
【特性値の測定方法】本発明の特性値は以下の方法で測
定する。
定する。
【0019】(1)抗菌剤粒径および積層厚み フィルム断面を透過型電子顕微鏡(TEM)で下記の条
件を用い写真撮影し、抗菌剤粒径および積層厚みを測定
する。
件を用い写真撮影し、抗菌剤粒径および積層厚みを測定
する。
【0020】 装 置:日本電子製JEM−1200EX 観測倍率:10000倍 加速電子:100kV 切片厚さ:100nm
【0021】(2)ぬれ張力 JIS−K−6768の方法で測定した。
【0022】(3)抗菌性評価 5cm角のサンプルを切り出し、その上に105個の菌
を含む菌液を滴下し、乾燥防止のため同じ大きさのポリ
エチレンフィルムを乗せ37℃で24時間恒温槽で保管
した。その後フィルム間の菌液を100mlの生理食塩
水で希釈し、その内の0.1mlを寒天培地に展開し、
6時間培養し発生したコロニーの数を数えた。
を含む菌液を滴下し、乾燥防止のため同じ大きさのポリ
エチレンフィルムを乗せ37℃で24時間恒温槽で保管
した。その後フィルム間の菌液を100mlの生理食塩
水で希釈し、その内の0.1mlを寒天培地に展開し、
6時間培養し発生したコロニーの数を数えた。
【0023】(4)フィルムの透明性 フイルムのヘイズの変化を測定し、次の基準で判定し
た。
た。
【0024】(判定基準) ○:1.5%未満 △:1.5〜2.5% ×:2.5%を超える (5)B層の耐スクラッチ性 大英化学精器社製の学振型染色物摩擦堅牢度試験器“ラ
ッピングテスター”にフイルムを張り付けて、荷重20
0gをかけ、B層面同士で20回摩擦した後、フイルム
のヘイズの変化を測定し、次の基準で判定した。
ッピングテスター”にフイルムを張り付けて、荷重20
0gをかけ、B層面同士で20回摩擦した後、フイルム
のヘイズの変化を測定し、次の基準で判定した。
【0025】(判定基準) ◎:ヘイズの変化が0.7%以下 ○:ヘイズの変化が0.8〜1.5% △:ヘイズの変化が1.6〜2.4% ×:ヘイズの変化が2.5%以上
【0026】
【実施例】本発明を実施例により説明する。
【0027】実施例1 A層樹脂およびB層樹脂としてポリプロピレン単独重合
体(三井東圧化学(株)製JS−500T)を準備し、
B層樹脂に海水化学研究所(株)製抗菌剤SEABIO
(AMZO−4)の3μm粒径のものを5重量%混練し
た。これら樹脂を別々の押出機を用い280℃の温度で
溶融押し出しし、濾過フィルターを経た後、合流させ、
スリット状口金から押し出して、40℃の温度に加熱し
た金属ドラムに巻き付けてシート状に成型した。このシ
ートを135℃の温度に加熱し長手方向に5倍に延伸し
冷却した後、160℃の温度に加熱し幅方向に10倍に
延伸後、165℃で熱処理し幅方向に5%弛緩させ、二
軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。フィルム厚みは
A層が14μm、B層が3μmとなるように押し出し量
を調整し、TEM観察で設計どおりの膜厚となっている
ことを確認した。
体(三井東圧化学(株)製JS−500T)を準備し、
B層樹脂に海水化学研究所(株)製抗菌剤SEABIO
(AMZO−4)の3μm粒径のものを5重量%混練し
た。これら樹脂を別々の押出機を用い280℃の温度で
溶融押し出しし、濾過フィルターを経た後、合流させ、
スリット状口金から押し出して、40℃の温度に加熱し
た金属ドラムに巻き付けてシート状に成型した。このシ
ートを135℃の温度に加熱し長手方向に5倍に延伸し
冷却した後、160℃の温度に加熱し幅方向に10倍に
延伸後、165℃で熱処理し幅方向に5%弛緩させ、二
軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。フィルム厚みは
A層が14μm、B層が3μmとなるように押し出し量
を調整し、TEM観察で設計どおりの膜厚となっている
ことを確認した。
【0028】上記ポリプロピレンフィルムの抗菌効果を
確認したところ、コロニーの発生数は15個であり抗菌
効果が認められた、耐スクラッチ性も良好であった。
確認したところ、コロニーの発生数は15個であり抗菌
効果が認められた、耐スクラッチ性も良好であった。
【0029】実施例2、3 実施例1と同様の方法で、B層に添加する抗菌剤を2、
8重量%とした。
8重量%とした。
【0030】比較例1、2、3 実施例1と同様の方法で、B層に添加する抗菌剤を0、
0.2、15重量%とした。15重量%のものでは3個
と抗菌効果は十分であったが、フィルムが白っぽくなり
透明性が悪化したものとなった。
0.2、15重量%とした。15重量%のものでは3個
と抗菌効果は十分であったが、フィルムが白っぽくなり
透明性が悪化したものとなった。
【0031】実施例4、5、6 実施例1と同様の方法で、抗菌剤の粒径とB層積層厚み
を変えD/Lを3、0.5、0.17としたものをそれ
ぞれ実施例4、実施例5、実施例6とした。実施例4で
は耐スクラッチ性がやや劣り、実施例5の場合には抗菌
性および耐スクラッチ性ともに良好であり、実施例6で
は抗菌効果がやや不十分であった。
を変えD/Lを3、0.5、0.17としたものをそれ
ぞれ実施例4、実施例5、実施例6とした。実施例4で
は耐スクラッチ性がやや劣り、実施例5の場合には抗菌
性および耐スクラッチ性ともに良好であり、実施例6で
は抗菌効果がやや不十分であった。
【0032】実施例7、8、9 実施例1と同様にして作成したフィルムを大気圧下でコ
ロナ放電処理を行ない、ぬれ張力を38mN/m、45
mN/m、52mN/mとしたものをそれぞれ実施例
7、8、9とした。実施例9ではフィルムのべたつきに
より巻き姿がやや悪くなった。
ロナ放電処理を行ない、ぬれ張力を38mN/m、45
mN/m、52mN/mとしたものをそれぞれ実施例
7、8、9とした。実施例9ではフィルムのべたつきに
より巻き姿がやや悪くなった。
【0033】これらポリプロピレンフィルムの特性を表
1に示した。
1に示した。
【0034】
【表1】 本発明のポリプロピレンフィルムは、もし抗菌効果が全
くないとすれば計算上コロニー数が100個となるとこ
ろ、35個以下となり抗菌効果が認められた。
くないとすれば計算上コロニー数が100個となるとこ
ろ、35個以下となり抗菌効果が認められた。
【0035】
【発明の効果】本発明による抗菌性ポリプロピレンフィ
ルムにより、高価な無機抗菌剤を効率よく利用して抗菌
効果を発現させ、透明性に優れ、抗菌剤の脱離を抑えた
ポリプロピレンフィルムを提供することができる。
ルムにより、高価な無機抗菌剤を効率よく利用して抗菌
効果を発現させ、透明性に優れ、抗菌剤の脱離を抑えた
ポリプロピレンフィルムを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/32 B32B 27/32 E C08J 7/04 CES C08J 7/04 CESZ // B29C 47/06 B29C 47/06 C08K 3/10 KEA C08K 3/10 KEA C08L 23/12 C08L 23/12 B29K 23:00 B29L 9:00
Claims (3)
- 【請求項1】 基材層(A層)の少なくとも一方の表層
に、0.5〜10重量%の無機抗菌剤が含有された主と
してポリプロピレンからなる層(B層)が積層された抗
菌性ポリプロピレンフィルム。 - 【請求項2】 無機抗菌剤の平均粒径D(μm)に対
し、B層の厚みL(μm)の関係が、 0.2<D/L<2 であることを特徴とする請求項1に記載の抗菌性ポリプ
ロピレンフィルム。 - 【請求項3】 B層表面のぬれ張力が35〜50mN/
mであることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の抗菌性ポリプロピレンフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8057684A JPH09248883A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 抗菌性ポリプロピレンフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8057684A JPH09248883A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 抗菌性ポリプロピレンフィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248883A true JPH09248883A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13062773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8057684A Pending JPH09248883A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 抗菌性ポリプロピレンフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09248883A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990054327A (ko) * | 1997-12-26 | 1999-07-15 | 성재갑 | 항균성 적층 필름 |
| WO2003088747A1 (en) | 2002-04-22 | 2003-10-30 | Polinas Plastic Of America, Inc. | Multilayer oriented antimicrobial and antifogging films |
| JP2006518775A (ja) * | 2003-01-16 | 2006-08-17 | デュポン テイジン フィルムズ ユー.エス.リミテッド パートナーシップ | 抗微生物コーティングポリマーフィルム |
| US7705078B2 (en) | 2004-06-25 | 2010-04-27 | Dupont Teijin Films U.S. Limited Partnership | Antimicrobial polymeric film |
| CN105083748A (zh) * | 2015-07-16 | 2015-11-25 | 海宁市海豚物资有限公司 | 高温杀菌易撕食品包装膜 |
| KR20160096166A (ko) | 2014-03-13 | 2016-08-12 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 항균성 부재 |
| KR102201229B1 (ko) * | 2020-06-11 | 2021-01-12 | 엔트리움 주식회사 | 다공성 실리카를 담체로 이용하는 항균 필름 및 이를 제작하는 방법 |
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| JP2022189488A (ja) * | 2021-06-11 | 2022-12-22 | グンゼ株式会社 | 抗菌性フィルム |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8057684A patent/JPH09248883A/ja active Pending
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