JPH09249186A - ギアパルスカウント方法及びギア位置検出方法 - Google Patents

ギアパルスカウント方法及びギア位置検出方法

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JPH09249186A
JPH09249186A JP8061393A JP6139396A JPH09249186A JP H09249186 A JPH09249186 A JP H09249186A JP 8061393 A JP8061393 A JP 8061393A JP 6139396 A JP6139396 A JP 6139396A JP H09249186 A JPH09249186 A JP H09249186A
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JP
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gear
rotation
motor
pulse
count value
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JP8061393A
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Shinya Kobayashi
真也 小林
Mitsuaki Ito
光昭 伊藤
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Jeco Corp
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Jeco Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギアの回転位置をギアの回転に応じて発生す
るパルスをカウントすることにより検出するときに用い
られるギアパルスカウント方法及びギア位置設定方法に
関し、簡単にギヤ位置の検出の分解能を向上させること
ができるギアパルスカウント方法及びギア位置設定方法
を提供することを目的とする。 【解決手段】 回転方向検出手段8eからのモータ3の
回転方向を決定し、モータ3が正回転方向に回転してい
るときには回転検出部6で生成されたパルス信号の立ち
上がり及び立ち下がりでカウント値を’+1’し、ま
た、モータ3の回転が逆回転方向のときには回転検出部
6で生成されたパルス信号の立ち上がり及び立ち下がり
でカウント値を’−1’する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はギアパルスカウント
方法及びギア位置検出方法に係り、特に、ギアの回転位
置をギアの回転に応じて発生するパルスをカウントする
ことにより検出するときに用いられるギアパルスカウン
ト方法及びギア位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自転車に搭載された変速装置を自
動化するアクチュエータが開発されている。このアクチ
ュエータは自転車に搭載された変速装置で変速操作を行
うワイヤの引き位置を車輪のトルクや回転速度等に応じ
て制御することにより変速操作を自動化している。
【0003】この種のアクチュエータではモータにより
ワイヤを操作して変速装置の変速段数を制御しており、
モータの駆動力は減速ギア群、伝達機構を介してワイヤ
に伝達される。このとき、減速ギア群の出力ギアの回転
量を検出してモータの回転を制御することによりワイヤ
の操作量を制御していた。
【0004】出力ギアの回転量の検出は出力軸に回転検
出用のギアを設け、このギアにギアの凹凸によりスイッ
チングされるマイクロスイッチを設け、マイクロスイッ
チのオン/オフに応じてハイ/ローレベルとなるパルス
を発生し、このパルスの立ち上がりをカウントすること
により出力ギアの回転量を検出し、ワイヤの移動量を検
出していた。
【0005】図11に従来のアクチュエータの一例の構
成図を示す。従来のアクチュエータ51は、駆動力を発
生するモータ52、モータ52の回転駆動力を減速する
減速ギア群53、減速ギア群53で減速された回転を変
速装置55に伝達する伝達機構54、減速ギア群53の
回転を検出する回転検出部56、回転検出部56で検出
された回転量に応じてモータ52の回転を制御する制御
部57より構成されている。
【0006】制御部57は、回転検出部56で検出され
たパルス信号をカウントするアップダウンカウンタ57
a、自転車の後輪のトルクを検出するトルク検出部57
b、トルク検出部57bで検出されたトルクに応じて変
速段数を設定し、アップダウンカウンタ57aでカウン
トされたカウント値に応じて伝達機構54の駆動量が設
定された段数に対応した位置となるようにモータ52を
駆動する駆動制御信号を生成する回転制御手段57c、
設定段数にするためのモータ52の回転方向を検出し、
アップダウンカウンタ57aのカウント方向を設定する
端子に供給する回転方向検出手段57d、モータ52に
駆動電源を供給する電源ユニット57e、回転制御手段
57cで生成された駆動制御信号に応じて電源ユニット
57eからモータ52に供給する駆動電源を制御するモ
ータ駆動回路57fより構成される。
【0007】図12に従来の一例の変速位置検出方法の
動作説明図を示す。図12(A)は回転検出部56で生
成されるパルスの波形、図12(B)は回転方向検出手
段57dにより検出されたモータ52の回転方向、図1
2(C)はアップダウンカウンタ57aの出力カウント
値を示す。
【0008】時刻t1で図12(A)に示す回転検出部
56で生成されたパルス信号が立ち上がると、このと
き、モータ52の回転方向は図12(B)に示すように
正回転方向であるため、カウント値C0に’1’が加算
され、カウント値はC1になる。
【0009】次に時刻t2で図12(A)に示す回転検
出部56で生成されたパルス信号が立ち上がるとこのと
きのモータ52の回転方向は図12(B)に示すように
正回転方向であるため、カウント値C1に’1’が加算
され、カウント値はC2になる。同様にして時刻t2で
図12(A)に示す回転検出部56で生成されたパルス
信号が立ち上がるとこのときのモータ52の回転方向は
図12(B)に示すように正回転方向であるため、カウ
ント値C2に’1’が加算され、カウント値はC3にな
る。
【0010】時刻t4でモータ52の回転方向が反転さ
れ、次の時刻t5では図12(A)に示す回転検出部5
6で生成されたパルス信号が立ち上がると、このとき、
モータ3の回転方向は図12(B)に示すように逆回転
方向であるため、カウント値C3から’1’が減算さ
れ、カウント値はC2になる。
【0011】次の時刻t6で図12(A)に示す回転検
出部56で生成されたパルス信号が立ち上がるとこのと
きのモータ52の回転方向は図12(B)に示すように
逆回転方向であるため、カウント値C2から’1’が減
算され、カウント値はC1になる。同様にして時刻t7
で図12(A)に示す回転検出部56で生成されたパル
ス信号が立ち上がるとこのときのモータ52の回転方向
は図12(B)に示すように逆回転方向であるため、カ
ウント値C1から’1’が減算され、カウント値はC0
になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のアク
チュエータでは、出力位置を検出するときに減速機構の
出力軸の回転量を検出するときに、出力軸の回転に応じ
て発生されるパルスの立ち上がりだけをカウントして位
置を検出していたため、カウント値を大きく取れず分解
能が良くない等の問題点があった。
【0013】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、簡単にギヤ位置の検出の分解能を向上させることが
できるギアパルスカウント方法及びギア位置検出方法を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、ギ
アの回転に応じた周期で生成されるパルスをカウントす
るパルスカウント方法において、前記パルスの立ち上が
り及び立ち下がりを検出する第1の手順と、前記第1の
手順で検出された前記パルスの立ち上がり及び立ち下が
りの両方をカウントする第2の手順とを有することを特
徴とする。
【0015】請求項1によれば、ギアの回転に応じた周
期で生成されるパルスの立ち上がり及び立ち下がりの両
方をカウントすることにより立ち上がり又は立ち下がり
のどちらか一方を検出する場合に比べて2倍の分解能で
ギアの回転を検出できる。請求項2は、前記ギアの回転
方向を検出する第3の手順を有し、前記第2の手順は、
前記第3の手順で検出された前記ギアの回転方向に応じ
てカウント方向を設定することを特徴とする。
【0016】請求項2によれば、ギアの回転方向に応じ
てカウント値がアップダウンされるため、ギア位置を高
い分解能で自由に設定することができる。請求項3は、
前記第2の手順でカウントされたカウント値に応じて
前記ギアの位置を設定する第4の手順を有することを特
徴とする。
【0017】請求項3によれば、カウント値に応じてギ
アの回転位置決めを行うことにより、高い分解能で検出
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を説明する。
実施例として自転車の自動変速装置について説明する。
図1に本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
【0019】本実施例の自動変速装置1は、変速を行う
変速装置2aと変速操作を行うチェンジレバー2bとの
間にワイヤW1、W2を介して接続されており、自動変
速を行うための駆動力を発生するためのモータ3、モー
タ3の回転駆動力を減速する減速ギア群4、減速ギア群
4で減速された回転を変速装置2に伝達する伝達機構
5、減速ギア群4から伝達機構5に伝達される回転量を
検出する回転検出部6、車輪の回転トルク及び回転速度
を検出するトルク検出部7、回転検出部6及びトルク検
出部7の検出結果に応じてモータ3の回転を制御する制
御部8、駆動電源を供給する電源ユニット9より構成さ
れている。
【0020】変速装置2aは自転車の後輪軸受け部に内
装して設けられ、ワイヤW1を張引することにより4段
変速が可能な構成とされた、いわゆる、内装型4段変速
の変速装置である。変速装置2aは、ワイヤW1を張引
しない状態で1段、所定の量張引した状態で2段、2段
の状態からさらに所定量張引した状態で3段、3段の状
態からさらに所定量張引した状態で4段とされる。
【0021】モータ3は、直流(DC)モータよりな
り、制御部8と接続され、制御部8から供給される駆動
信号に応じて正回転、逆回転方向に回転する。モータ3
の出力軸は減速ギア群4に接続される。減速ギア群4は
モータ3の出力軸から供給される回転駆動力を減速し、
伝達機構5に供給する。
【0022】伝達機構5は、変速装置2aとチェンジレ
バー2bとの間にワイヤW1、W2により接続され、減
速ギア群4から伝達された駆動力により変速装置2に接
続されたワイヤW1を駆動すると共にチェンジレバー2
bの操作に応じて変速装置2に接続されたワイヤW1を
駆動し、変速装置2aの変速動作を自動及び手動で行え
るように構成されている。
【0023】回転検出部6は減速ギア群4の出力軸に設
けられ、減速ギア群4の出力軸の回転に応じた周期のパ
ルス信号を出力する。図2に本発明の一実施例の回転検
出部の構成及び動作説明図を示す。回転検出部6は、周
囲にギアが形成された回転検出用ギア6a、可動接点が
回転検出用ギア6aの周囲に固定されたマイクロスイッ
チ6bより構成される。
【0024】図2(A)はマクロスイッチ6bがオフの
ときの状態、図2(B)はマイクロスイッチ6bがオン
のときの状態を示す。回転検出用ギア6aの周囲には伝
達機構5の検出移動量に応じたピッチ(角度)で歯部6
cが形成されている。マイクロスイッチ6bはスイッチ
を駆動するための凸部6dがケース6eから突出した構
成とされている。マイクロスイッチ6bは、凸部6dが
回転検出用ギア6aの歯部6c形成面に当接されるよう
に回転検出用ギア6aに近接して配置されている。
【0025】凸部6dはケース6eから突出する方向
(矢印A1 方向)にバネなどにより付勢されており、回
転検出用ギア6aの歯部6cの形成面に所定の圧力で押
圧されている。図2(A)に示すように凸部6dが歯部
6cの間にあるときには凸部6dはケース6eから矢印
1 方向に延出された状態とされ、マイクロスイッチ6
bをオフする。
【0026】また、図2(A)の状態からモータ3が回
転し、回転検出用ギア6aが矢印B方向に角度θだけ回
転されると、図2(B)に示されるように回転検出用ギ
ア6aの歯部6cの位置にマイクロスイッチ6bの凸部
6dが位置し、マイクロスイッチ6bの凸部6dが矢印
2 方向に押し込まれマイクロスイッチ6bはオンす
る。
【0027】このように、モータ3の回転により回転検
出用ギア6aが回転されると、マイクロスイッチ6bは
回転検出用ギア6aの歯部6cによりオン/オフが繰り
返される。マイクロスイッチ6bには、一定の電源が供
給され、マイクロスイッチ6bがオンするとローレベ
ル、マイクロスイッチ6bがオフするとハイレベルとな
るパルス信号が生成される。マイクロスイッチ6bで生
成されたパルス信号は、制御部8に供給される。
【0028】トルク検出部7は自転車の後輪に取り付け
られ、後輪に発生するトルク及び回転速度を検出する。
トルク検出部7で検出されたトルク及び回転速度は制御
部8に供給される。制御部8は回転検出部6で検出され
たパルスに応じてモータ3の駆動量を制御すると共に、
トルク検出部7で検出されたトルク及び回転速度により
変速装置2の変速段数を決定し、モータ3を駆動する。
【0029】図3に本発明の一実施例の制御部のブロッ
ク構成図を示す。制御部8は回転検出部6で生成された
パルスを4ms毎のサンプリングし、カウントするギア
パルスカウント手段8a、ギアパルスカウント手段8a
のカウント値に応じた変速段数の位置を記憶したメモリ
8b、ギアパルスカウント手段8aでカウントされたカ
ウント値をメモリ8bの値と比較して所定の変速段数の
カウント値との差を検出する比較手段8c、トルク検出
部7で検出されたトルク及び回転速度に応じて変速段数
を決定し、比較手段8cで求められた所定の変速段数ま
でのカウント値の差に応じて変速装置2の変速段数が決
定された変速段数になるようにモータ3に駆動制御信号
を供給するモータ回転制御手段8d、モータ回転制御手
段8dで生成されたモータ駆動制御信号からモータ3の
回転方向を検出し、ギアパルスカウント手段8aにモー
タ3の回転方向に関する情報を供給する回転方向検出手
段8e、モータ回転制御手段8dからのモータ駆動制御
信号に応じてモータ3への電源の供給を制御するモータ
駆動回路8fより構成される。
【0030】ギアパルスカウント手段8aは回転検出部
6から供給されたパルスの立ち上がり及び立ち下がりの
両方を検出してカウントを行う。図4に本発明の一実施
例のギアパルスカウント手段の動作フローチャートを示
す。
【0031】ギアパルスカウント手段8aはまず回転方
向検出手段8eからのモータ3の回転方向を決定する情
報からモータ3が正回転方向に回転しているか否かを判
断する(ステップS1−1)。ステップS1−1で、モ
ータ3の回転が正回転方向のときには次に回転検出部6
で生成されたパルス信号から立ち上がりを検出する(ス
テップS1−2)。
【0032】ステップS1−2で、回転検出部6で生成
されたパルス信号から立ち上がりを検出すると、カウン
ト値を’+1’する(ステップS1−3)。また、ステ
ップS1−2で回転検出部6で生成されたパルス信号か
ら立ち上がりが検出されなかった場合には、次に、回転
検出部6で生成されたパルス信号から立ち下がりを検出
する(ステップS1−4)。
【0033】ステップS1−4で、回転検出部6で生成
されたパルス信号から立ち下がりを検出すると、カウン
ト値を’+1’する(ステップS1−3)。また、ステ
ップS1−1で、モータ3の回転が逆回転方向のときに
は次に回転検出部6で生成されたパルス信号から立ち上
がりを検出する(ステップS1−5)。
【0034】ステップS1−5で、回転検出部6で生成
されたパルス信号から立ち上がりを検出すると、カウン
ト値を’−1’する(ステップS1−6)。また、ステ
ップS1−5で回転検出部6で生成されたパルス信号か
ら立ち上がりが検出されなかった場合には、次に、回転
検出部6で生成されたパルス信号から立ち下がりを検出
する(ステップS1−7)。
【0035】ステップS1−7で、回転検出部6で生成
されたパルス信号から立ち下がりを検出すると、カウン
ト値を’−1’する(ステップS1−6)。ギアパルス
カウント手段8aでは以上のようにしてカウント値を決
定する。すなわち、モータ3が正回転方向に回転してい
るときには、パルス信号の立ち上がり及び立ち下がりの
両方でカウント値をカウントアップし、モータ3が逆回
転方向に回転しているときには、パルス信号の立ち上が
り及び立ち下がりの両方でカウント値を減算する。
【0036】従って、カウント値を監視することにより
移動位置を監視できる。すなわち、変速装置2が1段の
状態のカウント値を’0’に設定する。これは電源投入
時などに必ず1段に設定され、カウント値が’0’にリ
セットされて自動変速が実行される。
【0037】図5に本発明の一実施例のギアパルスカウ
ント手段の動作説明図を示す。図5(A)はマイクロス
イッチ6bにより生成されたパルス信号の波形、図5
(B)は回転方向検出手段8eから供給される回転状
態、図5(C)はカウント値の状態を示す。
【0038】時刻t1で図5(A)に示す回転検出部6
で生成されたパルス信号が立ち上がると、このとき、モ
ータ3の回転方向は図5(B)に示すように正回転方向
であるため、カウント値C0に’1’が加算され、カウ
ント値はC1になる。次に時刻t2で図5(A)に示す
回転検出部6で生成されたパルス信号が立ち下がるとこ
のときのモータ3の回転方向は図5(B)に示すように
正回転方向であるため、カウント値C1に’1’が加算
され、カウント値はC2になる。同様にしてパルスが立
ち上がり及び立ち下がる時刻t3、t4、t5、t6で
カウント値に’1’が加算され、時刻t6ではカウント
値はC6とされる。
【0039】時刻t7でモータ3の回転方向が反転され
ると、次の時刻t8では図5(A)に示す回転検出部6
で生成されたパルス信号が立ち上がった場合、このと
き、モータ3の回転方向は図5(B)に示すように逆回
転方向であるため、カウント値C6から’1’が減算さ
れ、カウント値はC5になる。
【0040】次の時刻t9で図5(A)に示す回転検出
部6で生成されたパルス信号が立ち下がるとこのときの
モータ3の回転方向は図5(B)に示すように逆回転方
向であるため、カウント値C5から’1’が減算され、
カウント値はC4になる。同様にしてパルスが立ち上が
り及び立ち下がる時刻t10、t11、t12、t13でカウン
ト値に’1’が減算され、時刻t13ではカウント値はC
0とされる。
【0041】以上のように回転検出部6から供給される
パルスの立ち上がり及び立ち下がりでカウントが行わ
れ、カウント値が増減される、すなわち、図2で回転検
出用ギア6aの角度がθだけ回転する度にカウント値が
増減することになり、従って、回転角度θの分解能で回
転軸の角度を検出できることになる。
【0042】このため、パルスの立ち上がりでカウント
するだけに比べて2倍の分解能で回転検出用ギア6aの
回転角度を検出できる。図6に本発明の一実施例の自動
変速装置が搭載された自転車の外観図を示す。自転車2
1は、内装型の変速装置2a、変速装置2aを自動変速
する自動変速ユニット1a、自動変速ユニット1aとと
もに自動変速装置1を形成し、電源を供給する電源ユニ
ット9とが搭載されている。
【0043】自動変速ユニット1a及び電源ユニット9
はフレーム22に固定され、導電ケーブル23により接
続される。変速装置2aは例えば、自転車21の後輪2
4の軸受け部25に内装されており、ワイヤW1により
自動変速ユニット1aに接続される。
【0044】また、自動変速ユニット1aは、ハンドル
26に固定されたチェンジレバー2bとワイヤw2によ
り接続されている。図7に自動変速ユニットの構成図を
示す。自動変速ユニット1aは、ケース27内に前述し
たモータ3、減速ギア群4、伝達機構5、回転検出部
6、制御部8を内蔵した構成とされている。伝達機構5
はケース27の矢印D1 方向の半体に内蔵され、制御部
8を形成する回路基板はケース27の矢印D2 方向の半
体に内蔵されている。
【0045】伝達機構5はケース27の矢印D1 方向半
体に矢印D2 方向から第1の回転体28、第2の回転体
29、第3の回転体30の順で重ねて配設されている。
ワイヤW2はケース27の矢印D1 方向の半体に第3の
回転体30の端面と一致する位置で保持され、ワイヤW
1はケース27の矢印D1 方向の半体に第2の回転体2
9の端面と一致する位置で固定され、ワイヤW1、W2
と第2及び第3の回転体29、30との接続を容易にし
ている。
【0046】また、減速ギア群4はモータ3の出力軸3
aに固定されたウォームギア31、入力ギア32、減速
ギア33、出力ギア34より構成される。出力ギア34
の回転を検出する回転検出用ギア6aは減速ギア33と
共通化された回転軸35に固定され、減速ギア33及び
出力ギア34とともに回転される。入力ギア32の回転
軸36は伝達機構5の回転軸37と同一軸上に植設され
ている。
【0047】モータ3はケース27内に回転軸3aが矢
印E方向に延在するように配置される。ウォームギア3
1は入力ギア32に噛合し、入力ギア32は減速ギア3
3に噛合し、出力ギア34はケース27半体の矢印D1
方向に突出しており、ケース27半体の矢印D1 方向に
格納された伝達機構5の第1の回転体28に噛合してい
る。
【0048】図8に伝達機構の分解斜視図を示す。本実
施例の伝達機構5は、出力ギア34から供給される駆動
力によって回動する第1の回転体28と、第1の回転体
28及び変速装置2aと係合し、第1の回転体28の回
転駆動力を変速機に伝達する第2の回転体29と、第2
の回転体29及びチェンジレバーと係合し、チェンジレ
バーからの供給された駆動力によって回転し、チェンジ
レバーからの回転駆動力を第2の回転体29に伝達する
第3の回転体30とから構成される。
【0049】第1の回転体28は、円盤状をなし、その
中心部には軸受け部28aが形成されている。軸受け部
28aは、回転軸37に係合し、第1の回転体28を回
転軸37を中心に回転自在に保持する。外周端部にはギ
ア28bが形成されている。ギア28bは、自動変速装
置と噛合し自動変速装置から駆動力が伝達される。
【0050】第1の回転体28の回転中心P0 から半径
Rの位置には回転中心P0 を中心に所定の角度θ0 にわ
たって第1の溝部28cが形成されている。第1の溝部
28cは第2の回転体29と係合して、第1の回転体2
8に自動変速装置から伝達された回転駆動力を第2の回
転体29に伝達する。
【0051】第2の回転体29は、円盤状をなし、その
中心には軸受け部29aが形成されている。軸受け部2
9aは回転軸37に係合し、第2の回転体29を回転軸
37を中心に回転自在に保持する。また、第2の回転体
29の外周端部には変速装置2aに接続されたワイヤW
1を接続する係合部29b及びワイヤW1をガイドする
ガイド溝29cが形成されている。係合部29bにはワ
イヤW1の先端に形成された接続部38が係合され、ワ
イヤW1と第2の回転体29とが固定される。
【0052】ガイド溝29cは第2の回転体29の外周
端部全周にわたって形成されている。ガイド溝29cに
は係合部29bに固定されたワイヤW1が係合し、ワイ
ヤW1の経路を所定の経路となるようにガイドする。ま
た、第2の回転体29の回転中心P1 から半径Rの位置
には回転中心P1 を中心に所定の角度θ0 にわたって第
2の溝部29dが形成されている。第2の溝部29d
は、第3の回転体30に対向する面に形成され、第3の
回転体30と係合して、第3の回転体30にチェンジレ
バー2bから伝達された回転駆動力が第2の回転体29
に伝達される。なお、第2の溝部29dは、第2の回転
体29を貫通して形成しても良い。
【0053】さらに、第2の回転体29の第1の回転体
28に対向する面には、第2の回転体29の回転中心P
1 から半径Rの位置に第1の回転体28に形成された第
1の溝部28cと係合する第1の凸部29eが形成され
ている。第1の凸部29eは、第1の回転体28に形成
された第1の溝部28cに係合し、第1の回転体28の
回転により第1の溝部28cの端部に当接し、第2の回
転体29に回転駆動力を伝達する。
【0054】第3の回転体30は、円盤状をなし、その
中心には軸受け部30aが形成されている。軸受け部3
0aは回転軸37に係合し、第3の回転体30を回転軸
37を中心に回転自在に保持する。また、第3の回転体
30の外周端部にはチェンジレバー2bに接続されたワ
イヤW2を接続する係合部30b及びワイヤW2をガイ
ドするガイド溝30cが形成されている。係合部30b
にはワイヤW2の先端に固定された接続ネジ39が係合
され、ワイヤW2と第3の回転体30とが固定される。
【0055】ガイド溝30cは第3の回転体30の外周
端部全周にわたって形成されている。ガイド溝30cに
は接続ネジ39に固定されたワイヤW2が係合し、ワイ
ヤW2の経路を所定の経路となるようにガイドする。第
3の回転体30はワイヤW2を介してチェンジレバー2
bから伝達された駆動力により回転される。第3の回転
体30が回転駆動されると第3の回転体30に形成され
た第2の凸部30dが第2の回転体29の第2の溝部2
9dの端部に当接して、第2の回転体29を回転させ、
変速機に接続されたワイヤW1を駆動する。
【0056】次に、伝達機構5の動作を説明する。変速
装置2aは、ワイヤW1をバネにより変速装置2a方向
に付勢している。ワイヤW1は、伝達機構5により張引
され、変速装置2aはワイヤW1の張引量に応じて変速
位置が変更される。変速装置2aは、4つの変速状態を
有し、ワイヤW1が伝達機構5から最も引き出された状
態で1速、1速の状態から長さDだけ引き込まれたとき
には2速、2速の状態から更に長さDだけ引き込まれる
と3速、3速の状態から更に長さDだけ引き込まれ、伝
達機構1に最も引き込まれた状態となると4速となる。
【0057】チェンジレバー2bは、伝達機構5の第3
の回転体30に接続されたワイヤW2の他端に接続さ
れ、ワイヤW2の引き出し量を4段階に制御する。チェ
ンジレバー2bを1段に設定すると、ワイヤW2がチェ
ンジレバー2bから最も引き出された状態となり、伝達
機構5の第3の回転体30が矢印B1方向に回動され、
これにより第2の回転体29が矢印B1 方向に回動さ
れ、ワイヤW1が矢印B1方向に引き出され変速装置2
aの変速位置が1速に設定される。また、チェンジレバ
ー2bを2段に設定すると、ワイヤW2が長さDだけ矢
印B2方向に引き込まれて、第3の回転体30を矢印B
2方向に回動され、第2の回転体29が矢印B2方向に
回動され、ワイヤW1が矢印B2方向に長さDだけ引き
込み、変速装置2aの変速位置を2速にする。
【0058】同様に、チェンジレバー2bを3段に設定
すると、ワイヤW2が更に長さDだけ矢印B2方向に引
き込まれて、第3の回転体30が矢印B2方向に回動さ
れ、第2の回転体29が矢印B2方向に回動され、ワイ
ヤW1を更に矢印B2方向に長さDだけ引き込み、変速
装置2aの変速位置を3速に設定する。さらに、チェン
ジレバー2bを4段に設定すると、ワイヤW2が更に長
さDだけ矢印B2方向に引き込まれて、第3の回転体3
0を矢印B2方向が回動され、第2の回転体29が矢印
B2 方向に回動され、ワイヤW1を更に矢印B2方向に
長さDだけ引き込み、変速装置2aの変速位置を4速に
設定する。
【0059】自動変速時に第1の回転体28の溝部28
C端部が第2の回転体29の凸部29eに当接し、第1
の回転体28を拘束したとき、上記自動変速装置1又は
21を用いることにより確実にモータ3のロック状態を
検出できるため、電源ユニット9における電力の消費を
抑制でき電池の寿命を延ばすことができる。
【0060】なお、上記実施例ではパルスカウント手段
8aをマイコンの処理により実現したがこれに限ること
はなく、ハードウェアで処理することもできる。図9に
本発明の一実施例の変形例のパルスカウント手段のブロ
ック構成図を示す。
【0061】本変形例のパルスカウント手段40は、回
転検出部6からのパルスをラッチするフリップフロップ
40a、回転検出部6からのパルスを反転するインバー
タ40b、インバータ40bで反転されたパルスをラッ
チするフリップフロップ40c、フリップフロップ40
a、40cでラッチされたパルスの排他的論理和を取る
排他的論理和(EXOR)ゲート40d、排他的論理和
(EXOR)ゲート40dの出力パルスの立ち上がりを
カウントするアップダウンカウンタ40eより構成され
る。
【0062】図10に本発明の一実施例の変形例のパル
スカウント手段の動作波形図を示す。図10(A)は回
転検出部6から供給されるパルスの波形、図10(B)
はフリップフロップ40aの出力パルスの波形、図10
(C)はインバータ40bの出力パルスの波形、図10
(D)はフリップフロップ40cの出力パルスの波形、
図10(E)は排他的論理和ゲート40dの出力パルス
の波形、図10(F)は回転方向検出部8eの検出結
果、図10(G)はアップダウンカウンタ40eの出力
カウント値を示す。
【0063】時刻t1で図10(A)に示す回転検出部
6からの供給されるパルスが立ち上がると、フリップフ
ロップ40aがこれを検出して、図10(B)に示すよ
うに出力パルスを立ち上げる。このとき、インバータ4
0bの出力は図10(C)に示すように立ち下がるた
め、フリップフロップ40cの出力はローレベルを保持
する。このため、排他的論理和ゲート40dの出力は立
ち上がる。
【0064】排他的論理和ゲート40dの出力は立ち上
がると、このとき、回転方向検出部8eからはモータ3
を正回転方向に回転させる情報が供給されているため、
アップダウンカウンタ40eはアップ方向にカウント行
うので、アップダウンカウンタ40eの出力カウント値
はC0に’1’を加算したC1となる。
【0065】時刻t2で図10(A)に示す回転検出部
6からの供給されるパルスが立ち下がると、フリップフ
ロップ40aは反転せず、、図10(B)に示すように
ローレベルを保持する。このとき、インバータ40bの
出力は図10(C)に示すように立ち上がるため、フリ
ップフロップ40cはこれを検出し、出力をハイレベル
に反転する。このため、排他的論理和ゲート40dの出
力は立ち上がる。
【0066】排他的論理和ゲート40dの出力は立ち上
がると、このとき、回転方向検出部8eからはモータ3
を正回転方向に回転させる情報が供給されているため、
アップダウンカウンタ40eはアップ方向にカウント行
うので、アップダウンカウンタ40eの出力カウント値
はC1に’1’を加算したC2となる。
【0067】モータ3が正回転方向である時刻t3、t
4でも同様にしてアップダウンカウンタ40eの出力カ
ウント値がアップカウントされ、時刻t4ではカウント
値はC4にされる。次に、時刻t5でモータ3の回転方
向が逆回転方向に反転された後、時刻t6で図10
(A)に示す回転検出部6からの供給されるパルスが立
ち上がると、フリップフロップ40aがこれを検出し
て、図10(B)に示すように出力パルスを立ち上げ
る。このとき、インバータ40bの出力は図10(C)
に示すように立ち下がるため、フリップフロップ40c
の出力はローレベルを保持する。このため、排他的論理
和ゲート40dの出力は立ち上がる。
【0068】排他的論理和ゲート40dの出力は立ち上
がると、このとき、回転方向検出部8eからはモータ3
を逆回転方向に回転させる情報が供給されているため、
アップダウンカウンタ40eはダウン方向にカウント行
うので、アップダウンカウンタ40eの出力カウント値
はC4から’1’を減算したC3となる。
【0069】時刻t7で図10(A)に示す回転検出部
6からの供給されるパルスが立ち下がると、フリップフ
ロップ40aは反転せず、、図10(B)に示すように
ローレベルを保持する。このとき、インバータ40bの
出力は図10(C)に示すように立ち上がるため、フリ
ップフロップ40cはこれを検出し、出力をハイレベル
に反転する。このため、排他的論理和ゲート40dの出
力は立ち上がる。
【0070】排他的論理和ゲート40dの出力は立ち上
がると、このとき、回転方向検出部8eからはモータ3
を逆回転方向に回転させる情報が供給されているため、
アップダウンカウンタ40eはダウン方向にカウント行
うので、アップダウンカウンタ40eの出力カウント値
はC3から’1’を減算したC2となる。
【0071】モータ3が逆回転方向である時刻t8、t
9でも同様にしてアップダウンカウンタ40eの出力カ
ウント値がダウンカウントされ、時刻t9ではカウント
値はC0にされる。このようにして、図4と同様なカウ
ント値が得られ、パルスの立ち上がりでカウントするだ
けに比べて2倍の分解能で回転検出用ギア6aの回転角
度を検出できるようになる。
【0072】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、ギアの回転に応じた周期で生成されるパルスの立ち
上がり及び立ち下がりの両方をカウントすることにより
立ち上がり又は立ち下がりのどちらか一方を検出する場
合に比べて2倍の分解能でギアの回転を検出できる等の
特長を有する。
【0073】請求項2によれば、ギアの回転方向に応じ
てカウント値がアップダウンされ、ため、ギア位置を高
い分解能で自由に設定することができる等の特長を有す
る。請求項3によれば、カウント値に応じてギアの回転
位置決めを行うことにより、高い分解能で検出できる等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の回転検出部の構成及び動作
説明図である。
【図3】本発明の一実施例の制御部のブロック構成図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の制御部の回転パルスカウン
ト動作のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例の制御部のパルスカウント動
作の動作説明図である。
【図6】本発明の一実施例の自動変速装置を搭載した自
転車の概略構成図である。
【図7】本発明の一実施例の自動変速ユニットの構成図
である。
【図8】本発明の一実施例の伝達機構の斜視図である。
【図9】本発明の一実施例のパルスカウント手段の変形
例のブロック構成図である。
【図10】本発明の一実施例のパルスカウント手段の変
形例の動作波形図である。
【図11】従来の一例のブロック構成図である。
【図12】従来の一例の動作波形図である。
【符号の説明】
1 自動変速装置 2a 変速装置 2b チェンジレバー 3 モータ 4 減速ギア群 5 伝達機構 6 回転検出部 7 トルク検出部 8 制御部 9 電源ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギアの回転に応じた周期で生成されるパ
    ルスをカウントするパルスカウント方法において、 前記パルスの立ち上がり及び立ち下がりを検出する第1
    の手順と、 前記第1の手順で検出された前記パルスの立ち上がり及
    び立ち下がりの両方をカウントする第2の手順とを有す
    ることを特徴とするギアパルスカウント方法。
  2. 【請求項2】 前記ギアの回転方向を検出する第3の手
    順を有し、 前記第2の手順は、前記第3の手順で検出された前記ギ
    アの回転方向に応じてカウント方向を設定することを特
    徴とする請求項1記載のギアパルスカウント方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の手順でカウントされたカウ
    ント値に応じて前記ギアの位置を設定する第4の手順を
    有することを特徴とする請求項1又は2記載のギアパル
    スカウント方法を用いたギア位置検出方法。
JP8061393A 1996-03-18 1996-03-18 ギアパルスカウント方法及びギア位置検出方法 Pending JPH09249186A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310610A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Massuru Kk 位置検出方法および位置検出装置
JP2004352227A (ja) * 2003-05-05 2004-12-16 Campagnolo Spa 自転車用電子サーボ支援型変速装置および方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310610A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Massuru Kk 位置検出方法および位置検出装置
JP2004352227A (ja) * 2003-05-05 2004-12-16 Campagnolo Spa 自転車用電子サーボ支援型変速装置および方法
US7630810B2 (en) 2003-05-05 2009-12-08 Campagnolo S.R.L. Electronically servo-assisted bicycle gearshift and related method

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