JPH09249491A - 引き上げ軸と種結晶保持具との連結構造 - Google Patents

引き上げ軸と種結晶保持具との連結構造

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JPH09249491A
JPH09249491A JP5886296A JP5886296A JPH09249491A JP H09249491 A JPH09249491 A JP H09249491A JP 5886296 A JP5886296 A JP 5886296A JP 5886296 A JP5886296 A JP 5886296A JP H09249491 A JPH09249491 A JP H09249491A
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JP
Japan
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seed crystal
crystal holder
pulling shaft
pulling
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP5886296A
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English (en)
Inventor
Teruo Izumi
輝郎 和泉
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Sitix Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジ溝の螺合による引き上げ軸と種結晶保持
具との連結構造の場合、単結晶36が大重量化した時
に、連結部の強度が十分でなく、引き上げ軸と種結晶保
持具との脱着の繰り返しによる摩擦で、連結部が摩耗・
欠損し易いため、単結晶36の引き上げ途中でネジ溝が
破損し、種結晶保持具が引き上げ軸から落下する危険性
がある。 【解決手段】 引き上げ軸14の下部14Aに貫通孔1
4aが形成される一方、種結晶保持具1の上部に直線上
に位置する貫通孔1bが形成され、これら貫通孔14
a、1bにピン体2が挿入されることにより、引き上げ
軸14と種結晶保持具1との一体化が図られるように構
成されている、引き上げ軸14と種結晶保持具1との連
結構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は種結晶保持具に関
し、より詳細には半導体材料として使用される単結晶を
育成する際に用いられる種結晶保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】単結晶を育成するには種々の方法がある
が、その一つにチョクラルスキー法(以下、CZ法と記
す)に代表される引き上げ法がある。図2は、従来のC
Z法に用いられる単結晶引き上げ装置の要部を、模式的
に示した断面図であり、図中31は坩堝を示している。
【0003】この坩堝31は、有底円筒形状の石英製坩
堝31aと、この石英製坩堝31aの外側に嵌合され
た、同じく有底円筒形状の黒鉛製坩堝31bとから構成
されており、坩堝31は、図中の矢印方向に所定の速度
で回転する、支持軸39に支持されている。この坩堝3
1の外側には、抵抗加熱式のヒータ32、及びヒータ3
2の外側には、坩堝31への熱移動を促進する保温筒4
2が、同心円状に配置されており、坩堝31内には、こ
のヒータ32により溶融させられた単結晶用原料の溶融
液33が充填されている。
【0004】坩堝31の中心軸上には、引き上げ棒ある
いはワイヤー等からなる引き上げ軸34が吊設されてお
り、この引き上げ軸34の先には、種結晶保持具10を
介して種結晶35が取り付けられるようになっている。
【0005】図3は、種結晶35が挿入された状態の種
結晶保持具10と、引き上げ軸34との連結構造を示し
た、模式的部分断面図である。
【0006】種結晶35の下部35aは、軸部35bよ
りも細く、下部35aと軸部35bとの間には、テーパ
部35cが形成されている。
【0007】引き上げ軸34の下端部34Aは、本体部
34Bよりも細い円柱形状となっており、下端部34A
の側面には、ネジ溝34aが形成されている。
【0008】種結晶保持具10は、全体的には筒形状を
しており、その下部には、テーパ面10aが形成されて
いる。種結晶保持具10の下部の中空部11aには、種
結晶35が挿入され、上部の中空部11bには、引き上
げ軸34の下端部34Aが取り付けられるようになって
いる。中空部11a途中には、テーパ面11a-1が形成
されており、中空部11aの壁面形状は、種結晶35の
外形に合わされており、テーパ面11a-1のテーパ角θ
1 と、種結晶テーパ部35cのテーパ角θ2 とは、同一
角度に設定されている。また、中空部11bの上部側壁
面には、ネジ溝10bが形成されている。
【0009】このように構成された種結晶保持具10に
種結晶35を保持させ、種結晶35を保持させた種結晶
保持具10を、引き上げ軸34に連結するには、まず種
結晶35を、種結晶保持具10の上方から中空部11a
内に挿入する。この時、種結晶35のテーパ部35cが
中空部11aに形成されたテーパ面11a-1と接合する
ことにより、種結晶35は中空部11aから下方へ脱す
ることなく、種結晶保持具10中に保持される。次に、
引き上げ軸34の下端部34Aに種結晶保持具10の中
空部11bを位置合わせし、引き上げ軸34に形成され
たネジ溝34aに種結晶保持具10に形成されたネジ溝
10bを螺合させることにより、引き上げ軸34に種結
晶保持具10を連結する。
【0010】種結晶35の溶融液33(約1400℃程
度)への着液時には、種結晶保持具10の先端部もかな
りの高温に晒されるため、種結晶保持具10の形成材料
としては、耐熱性に優れたものを用いる必要がある。ま
た、鉄等の金属では、重金属汚染発生の虞があるため、
金属性とすることは困難である。このため、種結晶保持
具10は高い耐熱性を有するカーボン材や、カーボンメ
ッシュ(C/C)材等により形成されるのが一般的であ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般に、引き上げ軸3
4と種結晶保持具10とは、図3で説明したように着脱
可能な構成となっており、種結晶35の種結晶保持具1
0への装填の際には、種結晶保持具10の上方から種結
晶35を挿入してやる必要があり、種結晶35の交換の
度に、引き上げ軸34と種結晶保持具10との脱着が繰
り返されることとなる。
【0012】しかしながら、上記した種結晶保持具10
は、カーボン材やC/C材等により形成されているた
め、比較的脆く、前記脱着の繰り返しにより、種結晶保
持具10のネジ溝10bが摩耗・欠損し易い。特に最近
では、直径約12インチ、重量が300kg程度の大重
量の単結晶36の製造が望まれており、種結晶保持具1
0に掛かる負荷も増大する傾向にあり、単結晶36の引
き上げを繰り返すうちにネジ溝10bが欠損して、引き
上げ途中で種結晶保持具10が引き上げ軸34から落下
する危険性があるといった課題があった。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、引き上げ軸への種結晶保持具の脱着を繰り返して
もこれら部材の連結部の欠損を招くことがなく、安全に
単結晶を引き上げることができる引き上げ軸と種結晶保
持具との連結構造を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために、本発明に係る引き上げ軸と種結晶保持
具との連結構造は、引き上げ軸の下部に貫通孔が形成さ
れる一方、種結晶保持具の上部に直線上に位置する貫通
孔が形成され、これら貫通孔にピン体が挿入されること
により、引き上げ軸と種結晶保持具との一体化が図られ
るように構成されていることを特徴としている。
【0015】上記引き上げ軸と種結晶保持具との連結構
造によれば、単結晶による引っ張り応力が前記種結晶保
持具に加わった場合、前記ピン体に作用する剪断応力に
より、前記引っ張り応力を受け止めることができ、従来
のように螺合面で前記引っ張り応力を受け止める場合と
相違して、ネジ溝が欠損し易いといったことがなく、前
記ピン体の強度さえ確保しておけば、連結構造を強固な
ものとすることができる。
【0016】また、前記連結構造は、前記貫通孔に前記
ピン体を挿入することにより形成されるものであり、単
純な構造であるため、脱着を繰り返しても摩耗・欠損す
ることがなく、長期に渡り連結構造の強度を維持するこ
とができ、しかも、製作が容易で、コストを削減するこ
とができる。
【0017】よって、大重量の単結晶を引き上げる場合
等において、引き上げ軸と種結晶保持具との脱着を繰り
返しても、安全に単結晶を引き上げることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る引き上げ軸と
種結晶保持具との連結構造(以下、単に連結構造と記
す)の実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、
従来例と同一の機能を有する構成部品には、同一の符号
を付してある。
【0019】図1(a)は、実施の形態に係る、種結晶
35が挿入された状態の種結晶保持具1と引き上げ軸1
4との、連結前の構造を示した模式的部分断面図であ
り、(b)は、連結後の構造を示した模式的部分断面図
である。
【0020】種結晶35に関しては、従来の場合と同様
であり、ここではその説明を省略する。
【0021】引き上げ軸14は、その下端部14Aが本
体部14Bよりも細い円柱形状となっており、下端部1
4Aの所定箇所には、所望の直径φ1 を有する貫通孔1
4aが、水平方向に形成されている。
【0022】種結晶保持具1は、下部にテーパ面1aを
有する筒形状となっており、カーボン材やC/C材等を
用いて構成されている。種結晶保持具1下部の中空部1
1aには、種結晶35が挿入され、上部の中空部11b
には、引き上げ軸14の下端部14Aが取り付けられる
ようになっている。また、上部の所定箇所には、水平方
向に、しかも直線上に位置する2つの貫通孔1bが形成
されている。貫通孔1bの直径φ2 は、貫通孔14aの
直径φ1 と同一に設定されており、貫通孔1bと貫通孔
14aとは、下端部14Aを中空部11bに挿入した時
に、同一直線上にくるように形成されている。その他の
構成に関しては従来の場合と同様である。
【0023】ピン体2は、例えばステンレス等により構
成されており、その直径φ3 は貫通孔14a及び貫通孔
1bの直径φ1 、φ2 よりもやや小さく設定されてい
る。ピン体2の長さl1 は、種結晶保持具1の上部直径
2 と等しいか、もしくは直径l2 よりもやや長く設定
されている。
【0024】このように構成された種結晶保持具1の、
引き上げ軸14への連結は、まず種結晶保持具1の中空
部11aに種結晶35を挿入した後、中空部11bに引
き上げ軸14の下端部14Aを挿入する。この時、下端
部14Aに形成された貫通孔14aと、種結晶保持具1
に形成された貫通孔1bとが同一直線上になるように、
双方を位置合わせする。この後、ピン体2の一端2a-1
を、貫通孔1bの一端1b-1から挿入し、貫通孔14a
を通過させて、貫通孔1bの他端1b-2近傍へ位置させ
る。この時ピン体2の他端2a-2は、貫通孔1bの一端
1b-1近傍に位置する(図1(b))。
【0025】上記した連結構造によれば、引き上げ軸1
4と種結晶保持具1との一体化は、貫通孔14aと貫通
孔1bとが同一直線上にくるように位置合わせした後、
これら貫通孔14a、1bにピン体2を挿入することに
より、容易に行うことができる。また、引き上げ軸14
から種結晶保持具1を分離させる場合には、ピン体2を
抜き取ることにより、容易に分離させることができる。
【0026】また、上記した連結構造によれば、単結晶
36による引っ張り応力が種結晶保持具1に加わった場
合、ピン体2に作用する剪断応力により前記引っ張り応
力を受け止めることができ、従来のように、螺合面で前
記引っ張り応力を受け止める場合と相違して、ネジ溝1
0bが欠損し易いといったことがなく、ピン体2の強度
さえ確保しておけば、連結構造を強固なものとすること
ができる。
【0027】また、前記連結構造は、貫通孔1bにピン
体2を挿入することにより形成されるものであり、単純
な構造であるため、脱着を繰り返しても摩耗・欠損する
ことがなく、長期に渡り連結構造の強度を維持すること
ができ、しかも製作が容易でコストを削減することがで
きる。
【0028】よって、大重量の単結晶36を引き上げる
場合等において、引き上げ軸14と種結晶保持具1との
脱着を繰り返しても、安全に単結晶を引き上げることが
できる。
【0029】
【実施例及び比較例】以下、実施例及び比較例に係る連
結構造の引っ張り強度を調べるため、約300kgの荷
重で5分間の引っ張り試験を行い、破断あるいは欠損の
発生状況について調べた結果を説明する。
【0030】実施例、比較例共に20個の試料に対し
て、前記試験を15回ずつ行い、各試験毎に引き上げ軸
と種結晶保持具との脱着を繰り返した。
【0031】実施例では、図1に示した連結構造を、比
較例では、図3に示した連結構造をそれぞれ作製した。
各作製条件を下記の表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】また、引っ張り試験を行った結果を下記の
表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】表2から明らかなように、実施例に係る連
結構造によれば、20個の試料全てにおいて、引っ張り
試験を15回繰り返しても連結部が破断、欠損すること
はなかった。
【0036】これに対して比較例に係る連結構造によれ
ば、20個中5個の試料においては、5回めの引っ張り
試験以前に連結部に欠損が生じ、20個中12個の試料
においては、6〜10回めの引っ張り試験で連結部に欠
損が生じ、20個中3個の試料においては、11〜15
回めの引っ張り試験で連結部に欠損が生じた。
【図面の簡単な説明】
【図1】種結晶が挿入された状態の、実施の形態に係る
連結構造を示した、模式的部分断面図である。
【図2】CZ法で使用される、単結晶引き上げ装置の要
部を示した、模式的断面図である。
【図3】種結晶が挿入された状態の、従来の連結構造を
示した、模式的部分断面図である。
【符号の説明】
1、10 種結晶保持具 1b 貫通孔 14、34 引き上げ軸 14A、34A 引き上げ軸の下部 14a 貫通孔 2 ピン体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き上げ軸の下部に貫通孔が形成される
    一方、種結晶保持具の上部に直線上に位置する貫通孔が
    形成され、これら貫通孔にピン体が挿入されることによ
    り、引き上げ軸と種結晶保持具との一体化が図られるよ
    うに構成されていることを特徴とする引き上げ軸と種結
    晶保持具との連結構造。
JP5886296A 1996-03-15 1996-03-15 引き上げ軸と種結晶保持具との連結構造 Pending JPH09249491A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030047492A (ko) * 2001-12-11 2003-06-18 주식회사 실트론 실리콘 잉곳 지지장치
CN101781792A (zh) * 2009-12-23 2010-07-21 常州亿晶光电科技有限公司 硅棒拉制用子晶夹头部件
CN107794565A (zh) * 2016-09-06 2018-03-13 上海新昇半导体科技有限公司 籽晶夹头及直拉单晶炉

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