JPH09250138A - コンクリート製のケーソン製造時における一区画の配筋方法 - Google Patents
コンクリート製のケーソン製造時における一区画の配筋方法Info
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- JPH09250138A JPH09250138A JP8086019A JP8601996A JPH09250138A JP H09250138 A JPH09250138 A JP H09250138A JP 8086019 A JP8086019 A JP 8086019A JP 8601996 A JP8601996 A JP 8601996A JP H09250138 A JPH09250138 A JP H09250138A
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Abstract
画毎に鉄筋を配筋しコンクリートを打設する作業を上方
に順次繰り返し行って製造するに際し、一区画における
鉄筋を安全に且つ短期間で配筋する。 【解決手段】 縦筋と横筋とを格子状に連結してL型配
筋部材2,側壁用平面配筋部材3,隔壁用第一平面配筋
部材4,隔壁用第二平面配筋部材5,隔壁用端部平面配
筋部材6とを予め製作し、製造すべきケーソンの側壁に
対応する所定の位置にL型配筋部材2と側壁用平面配筋
部材3とを配設し、隔壁に対応する一方向の位置に隔壁
用端部平面配筋部材6及び隔壁用第一平面配筋部材4を
配設した後、他方向の位置について隔壁用端部平面配筋
部材6を配設すると共に配設された各平面配筋部材3と
4、4と4間で隔壁用第二平面配筋部材5の横筋の端部
を隔壁用第一平面配筋部材4に挿通して配設し、各交差
部にハンチ筋7を連結する。
Description
岸,係船施設,突堤,離岸堤等に使用されるコンクリー
ト製のケーソンを、所定の高さの区画毎に鉄筋を配筋し
コンクリートを打設する作業を上方に順次繰返し行って
製造する際の一区画における鉄筋の配筋方法に関するも
のである。
造すべきケーソンの形状に合わせて鉄筋を配筋して後、
この配筋された鉄筋を挾んで両側に設置した型枠間にコ
ンクリートを打設して製作されている。従来、このよう
なコンクリート製のケーソンを製造する際の鉄筋の配筋
作業は、鉄筋加工図に従って所定の長さに切断され必要
に応じて加工機を用いて曲げ加工等を行って所定寸法・
所定形状に成形された鉄筋を、配筋図に従ってこれらの
鉄筋の1本1本を作業者により結束線等の連結手段を用
いて連結する作業を繰返し行って配筋していた。
港湾等に設置されるコンクリート製のケーソンの大型化
が要求されるようになってきた。このような大型のケー
ソンとしては、例えば縦×横×高さが約22m×30m
×22mもある非常に大型のものを挙げることができる
が、このような大型のケーソンを製造するために鉄筋を
配筋する作業を前記した如く作業者により鉄筋を1本1
本結束線等を用いて連結して配筋するためには多数の熟
練した作業者を確保しなければならないのであり、また
製作日数も非常に長期間を要し、作業効率が非常に悪い
という欠点があった。このような欠点は、作業者確保の
困難性,熟練鉄筋工の高齢化に伴って作業者が減少して
いる建設業界の現状から、作業効率の低下は更に顕著に
あらわれていた。
るには、先ず土台を構成する鉄筋コンクリートを形成
し、次いでこの土台を構成する鉄筋コンクリートの上端
に突出された突出縦筋に、適当な長さ(一般に3m程度
の長さ)の鉄筋を縦筋として連結すると共にこの縦筋に
横筋を所定の間隔毎に連結する作業を繰返し行って製造
するケーソンの形状に対応させて配筋する。しかる後、
配筋された鉄筋を挾んで両側に型枠を配設し、配筋され
ている縦筋の上端部が適当な長さだけ突出した状態とな
るまでこの型枠間にコンクリートを打設するのである。
そしてコンクリートが固化した後、固化したコンクリー
トの上面より突出している突出縦筋に、前記したと同様
に適当な長さの鉄筋を縦筋として連結し、この縦筋に横
筋を所定の間隔毎に連結する作業を繰返し行って鉄筋を
配筋し、配筋された鉄筋を挾んで両側に配設した型枠間
にコンクリートを打設する作業を、製造すべきケーソン
の高さに至るまで繰返し行ってコンクリート製のケーソ
ンを製造している。
製のケーソンの製造に際し、鉄筋を配筋する作業は配筋
すべき全ての鉄筋を作業者が配筋すべき位置まで1本ず
つ又は数本纏めて運搬した後に、結束線等の連結手段に
よって1本1本連結しなければならないので、多くの手
間と時間とを要するという欠点があった。更に、これら
の作業は高所、例えば前記した如き非常に大型のケーソ
ンの場合には高い所で20m以上の高所における作業と
なるため危険性が非常に高いという欠点があった。ま
た、コンクリート製のケーソンは、その構造や用途に応
じて高い強度を要求される部分とあまり高い強度を要求
されない部分とがあり、例えば側壁部分は一般に高い強
度を要求される場合が多くケーソンの製造に際しこの部
分に配筋される鉄筋は密な状態に配筋され、また隔壁部
分は一般にあまり高い強度を要求されない場合が多いの
でこの部分に配筋される鉄筋は比較的粗な状態に配筋さ
れていれば良いので、製造コスト及び作業効率の面から
あまり高い強度を要求されない部分については比較的粗
な状態に配筋されるのである。更に、配筋される鉄筋
は、同一平面の側壁が形成される部分においても均一な
状態に配筋されるものではなく、ましてや側壁が形成さ
れる部分と隔壁が形成される部分とでも均一な状態に配
筋されるものではなく、更に鉄筋の連結部分が上下方
向,左右方向のそれぞれにおいて直線上に位置している
とこの部分の強度が非常に低下するので、連結部分が各
方向においてズレた千鳥状を成すように複雑に配筋する
ことが好ましいのである。このため、作業者は鉄筋の配
筋作業を行う高所で注意を払いながら使用する鉄筋の選
択を行い且つ配筋すべき位置を測定しながら鉄筋同士を
連結する配筋作業を進めていくので、非常に手間と時間
とを要するという欠点があった。
術の欠点を解消し、コンクリート製のケーソンを製造す
る際に鉄筋を配筋する作業を安全に且つ短期間で行うこ
とができるコンクリート製のケーソン製造時における一
区画の配筋方法を提供することを課題とする。
題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、少なくとも側壁
及びこの側壁で囲まれた空間内に平面で見て格子状の隔
壁を形成されて成るコンクリート製のケーソンを所定の
高さの区画毎に鉄筋を配筋しコンクリートを打設する作
業を上方に順次繰返し行って製造する際のコンクリート
製のケーソン製造時における一区画の配筋方法として、
それぞれ縦筋と横筋とが格子状に連結されており、平面
で見てL型を成すL型配筋部材と、側壁用平面配筋部材
と、隔壁用第一平面配筋部材と、横筋の一端部近傍には
縦筋が連結されていない隔壁用第二平面配筋部材と、横
筋の一端を直角に屈曲された隔壁用端部平面配筋部材と
を予め製作し、製造すべきケーソンの側壁に対応する位
置については、製造すべきケーソンの四隅の角部に対応
する位置には前記L型配筋部材を、また該L型配筋部材
間に対応する位置には前記側壁用平面配筋部材をそれぞ
れ既にコンクリートを打設された鉄筋コンクリート上に
配置して、該鉄筋コンクリートの上端に突出されている
突出縦筋にその縦筋の下端を連結すると共に互いに隣接
するL型配筋部材の横筋と側壁用平面配筋部材の横筋及
び互いに隣接する側壁用平面配筋部材が存在する場合に
はその横筋同士を連結する作業を行い、製造すべきケー
ソンの一方向の隔壁に対応する位置については、隔壁用
端部平面配筋部材を配置し、連結された前記L型配筋部
材又は側壁用平面配筋部材にその横筋の屈曲された一端
部を、また前記突出縦筋にその縦筋をそれぞれ連結する
と共に、この隔壁用端部平面配筋部材間に対応する位置
には順次隔壁用第一平面配筋部材を配置して隔壁用端部
平面配筋部材の横筋に隔壁用第一平面配筋部材の横筋
を、また隣接する隔壁用第一平面配筋部材の横筋同士を
連結すると共に前記突出縦筋にその縦筋を連結する作業
を行い、製造すべきケーソンの他方向の隔壁に対応する
位置については、隔壁用端部平面配筋部材を配置し、連
結された前記L型配筋部材又は側壁用平面配筋部材にそ
の横筋の屈曲された一端部を、また突出縦筋にその縦筋
をそれぞれ連結すると共に、この隔壁用端部平面配筋部
材間に対応する位置には順次隔壁用第二平面配筋部材の
横筋の縦筋を連結されていない端部を前記隔壁用第一平
面配筋部材に挿通させて隔壁用端部平面配筋部材の横筋
にその横筋を、また隣接する隔壁用第二平面配筋部材の
横筋同士を連結すると共に突出縦筋にその縦筋を連結す
る作業を行い、更に側壁用平面配筋部材と隔壁用端部平
面配筋部材との交差部近傍及び隔壁用第一平面配筋部材
と隔壁用第二平面配筋部材との交差部近傍にハンチ筋を
連結する作業を行えば、熟練した作業者でなくても配筋
図通りに容易に鉄筋を配筋することができ、予め製作し
ておく各配筋部材を工場で製作する場合でも現場近傍で
製作する場合でも一区画における配筋を短期間に行うこ
とができ、ケーソンを短期間に製造することができるこ
とを究明して本発明を完成したのである。
ンクリート製のケーソン製造時における一区画の配筋方
法について詳細に説明する。図1は製造すべきコンクリ
ート製のケーソンの1例を示す斜視図、図2は本発明方
法に使用する予め製作されたL型配筋部材の1例を示す
斜視図、図3は本発明方法に使用する予め製作された側
壁用平面配筋部材及び隔壁用第一平面配筋部材の1例を
示す斜視図、図4は本発明方法に使用する予め製作され
た隔壁用第二平面配筋部材の1例を示す斜視図、図5は
本発明方法に使用する予め製作された隔壁用端部平面配
筋部材の1例を示す斜視図、図6及び図7は本発明方法
を実施して図1に示すコンクリート製のケーソンを製造
するための配筋過程の1例をそれぞれ示す平面説明図、
図8は本発明方法を実施して図1に示すコンクリート製
のケーソンを製造するための配筋が完了した状態の1例
を示す平面説明図、図9は図8におけるA−A線断面説
明図である。
内に平面で見て格子状の隔壁1bが全高さに亘って形成さ
れているコンクリート製のケーソンであって、図1に示
す如く下端部が土台を形成されて閉塞されているもの
や、下端部が開口しているものがある。本発明方法は、
このようなコンクリート製のケーソン1を、所定の高さ
の区画毎に製造するケーソン1の形状に対応させて鉄筋
を配筋しこの配筋された鉄筋を挾んで両側に型枠を配設
して配筋されている縦筋の上端部が適当な長さだけ突出
した状態となるまでこの型枠間にコンクリートを打設し
て固化した後、固化したコンクリートの上面より突出し
ている突出縦筋に前記したと同様に製造するケーソン1
の形状に対応させて鉄筋を配筋し,型枠を配設し,この
型枠間にコンクリートを打設する作業を、製造すべきケ
ーソン1の高さに至るまで上方に順次繰返し行って製造
する際の、各区画毎にコンクリートに埋設される鉄筋を
配筋する方法である。
ぞれ縦筋2a,3a,4a,5a,6aと横筋2b,3b,4b,5b,6b
とが格子状に連結されており、平面で見てL型を成すL
型配筋部材2と、側壁用平面配筋部材3と、隔壁用第一
平面配筋部材4と、横筋5bの一方の端部近傍には縦筋5a
が連結されていない隔壁用第二平面配筋部材5と、横筋
6bの一端部を屈曲された隔壁用端部平面配筋部材6とを
予め製作する。
ておく配筋部材が図2に示す如く所定の間隔を隔てて垂
直に配された縦筋2aに所定の間隔を隔てて上下方向に水
平に配された略L型に加工された横筋2bを縦筋2aと横筋
2bとが格子状を成す状態に連結した配筋部材のみで構成
されている態様を挙げることができるが、このL型配筋
部材2は製造すべきケーソン1の四隅の角部に対応する
位置に連結され比較的高い強度を要求されるため一般に
ダブル配筋される。従って、この配筋部材を使用してダ
ブル配筋とする場合には、この配筋部材と並列状態に連
結される鉄筋として、予め端部が直角に折曲された直線
状の横筋2bと直線状の縦筋2aとを格子状に連結した鉄筋
を準備し、この鉄筋における横筋2bの折曲された端部を
前記配筋部材の横筋2bのそれぞれに連結し、例えば略コ
字状の幅止め筋を介して所定の間隔を維持された並列状
態にすると共に角部の位置には図6,7,8に示す如く
ハンチ筋2cが連結して形成されている態様を挙げること
ができる。
配筋部材4は、図3に示す如くそれぞれ直線状の縦筋3
a,4aと横筋3b,4bとが格子状に連結されており、いず
れの平面配筋部材3,4も可及的に長い横筋3b,4bが使
用されていることが継手部分をより少なくすることがで
きて好ましく、製造すべきケーソン1の縦,横寸法によ
ってその横筋3b,4bの長さが適宜決定される。
如く横筋5bと縦筋5aとが横筋5bの一方の端部近傍を除い
て格子状に連結されており、横筋5bと縦筋5aとを格子状
に連結されている部分は製造すべきケーソン1の隣合う
隔壁1b間の間隔又は隣合う隔壁1bと側壁1aとの間隔より
短く形成されており、またこの横筋5bの一方の端部近傍
の縦筋5aが連結されていない部分は既に配置された隔壁
用第一平面配筋部材4の縦筋4a間及び横筋4b間に挿通さ
れる部分を成している。
如く端部を直角に屈曲された横筋6bと直線状の縦筋6aと
が格子状に連結されており、横筋6bの長さは製造すべき
ケーソン1の隣合う隔壁1bと側壁1aとの間隔より短く形
成されている。
部材3,隔壁用第一平面配筋部材4,隔壁用第二平面配
筋部材5及び隔壁用端部平面配筋部材6は、後述する如
く製造すべきコンクリート製のケーソン1の比較的高い
強度を要求される部分に対応する位置や、あまり高い強
度を要求されない部分に対応する位置に配置されるもの
であり、配置すべき位置の強度に対応する上下方向に隣
接する横筋2b,3b,4b,5b,6bの間隔及び左右方向に隣
接する縦筋2a,3a,4a,5a,6aの間隔を調整して鉄筋密
度を密の状態や粗の状態に連結されている。
2,3,4,5及び6は、上下方向に隣接する水平な横
筋2b,3b,4b,5b及び6bがその先端が一直線状を成した
状態に、また水平方向に隣接する鉛直な縦筋2a,3a,4
a,5a及び6aがその先端が一直線状を成した状態にそれ
ぞれ連結されていても良いが、横筋2b,3b,4b,5b及び
6bがその先端が一直線状を成さないように水平方向にズ
レた状態に、また縦筋2a,3a,4a,5a及び6aがその先端
が一直線状を成さないように上下方向にズレた状態にそ
れぞれ連結されていることが好ましい。
製作する際の横筋2b,3b,4b,5b及び6bと縦筋2a,3a,
4a,5a及び6aとの各連結は、鉄筋の交差部を結束線によ
り緊結して連結したり産業機械によりスポット溶接した
りすれば良い。
対応する位置については、図6(イ)に示す如く製造すべ
きケーソン1の四隅の角部に対応する位置に前記L型配
筋部材2を、またこのL型配筋部材2間に対応する位置
には前記側壁用平面配筋部材3をそれぞれクレーンで垂
下させて既にコンクリートを打設された鉄筋コンクリー
ト8上に配置して、この鉄筋コンクリート8の上端に突
出されている突出縦筋8aにその縦筋2a,3aの下端を作業
者により連結すると共に互いに隣接するL型配筋部材2
の横筋2bと側壁用平面配筋部材3の横筋3b及び互いに隣
接する側壁用平面配筋部材3が存在する場合にはその横
筋3b同士を作業者により連結する作業を行うのである。
対応する位置については、図6(イ)に示す如く隔壁用端
部平面配筋部材6を配置して既に配置されて連結された
前記L型配筋部材2又は側壁用平面配筋部材3にその横
筋6bの屈曲された一端部を、また前記突出縦筋8aにその
縦筋6aをそれぞれ連結すると共に、この隔壁用端部平面
配筋部材6間に対応する位置には順次隔壁用第一平面配
筋部材4を配置して隔壁用端部平面配筋部材6の横筋6b
に隔壁用第一平面配筋部材4の横筋4bを、また隣接する
隔壁用第一平面配筋部材4の横筋4b同士を連結すると共
に前記突出縦筋8aにその縦筋4aを連結する作業を行うの
である。ここで、隔壁用第一平面配筋部材4を配置する
一方向の隔壁1bに対応する位置は、製造すべきケーソン
1の平面形状が正方形である場合には格子状を成す隔壁
1bのいずれの方向でも良いが、矩形状である場合にはケ
ーソン1の長辺側面と平行な隔壁1bに対応する位置であ
ることが好ましい。
対応する位置については、図6(ロ)〜(ニ)に示す如く隔
壁用端部平面配筋部材6を配置し、既に配置されて連結
された前記L型配筋部材2又は側壁用平面配筋部材3に
その横筋6bの屈曲された一端部を、また前記突出縦筋8a
にその縦筋6aをそれぞれ連結すると共に、この隔壁用端
部平面配筋部材6間に対応する位置には順次隔壁用第二
平面配筋部材5の横筋5bの縦筋5aを連結されていない端
部を前記隔壁用第一平面配筋部材4に挿通させて隔壁用
端部平面配筋部材6の横筋6bにその横筋5bを、また隣接
する隔壁用第二平面配筋部材5の横筋5b同士を連結する
と共に前記突出縦筋8aにその縦筋5aを連結する作業を行
うのである。
第一平面配筋部材4との間又は隔壁用第一平面配筋部材
4間の隔壁1bに対応する位置であって、隔壁用端部平面
配筋部材6の横筋6bと隔壁用第二平面配筋部材5の縦筋
5aが連結されていない横筋5bの端部か、又は隔壁用第二
平面配筋部材5の縦筋5aが連結されていない横筋5bの端
部同士を連結できない場合には、必要に応じて直線状の
縦筋と横筋とを格子状に連結した鉄筋を介して隔壁用第
二平面配筋部材5同士又は隔壁用端部平面配筋部材6と
隔壁用第二平面配筋部材5とを図6(ニ)に示す如く連結
し、この直線状の縦筋と横筋とを格子状に連結した鉄筋
の縦筋を前記突出縦筋8aに連結するのである。
材4に挿通させた隔壁用第二平面配筋部材5の縦筋5aが
連結されていない横筋5bには、補強用縦筋5cを連結する
と共にこの補強用縦筋5cと前記突出縦筋8aとを連結する
ことが好ましい。
4,5及び6が交差する位置、すなわち側壁用平面配筋
部材3と隔壁用端部平面配筋部材6との交差部近傍,隔
壁用第一平面配筋部材4と隔壁用第二平面配筋部材5と
の交差部近傍及びL型配筋部材2がL型部材のみで構成
されている場合であってダブル配筋される場合にはL型
部材と並列状態に連結される鉄筋の横筋の直角に折曲さ
れた端部近傍にハンチ筋7を連結する。
如く製造すべきケーソン1の1側端部から順次行っても
良く、また先ず側壁1aに対応する位置についてL型配筋
部材2及び側壁用平面配筋部材3を配置してから、隔壁
1aに対応する位置について各平面配筋部材4,5及び6
を配置しても良い。
6の縦筋2a,3a,4a,5a及び6aと突出縦筋8aとの連結位
置及び隣接する各配筋部材2,3,4,5及び6の横筋
2b,3b,4b,5b及び6bの連結位置は、各配筋部材2,
3,4,5及び6の縦筋2a,3a,4a,5a及び6aと横筋2
b,3b,4b,5b及び6bとがその先端がそれぞれ一直線状
を成した状態に構成されている場合には各方向に一直線
状を成す,所謂いも状を成すのであるが、その先端がそ
れぞれ一直線状を成さない状態に構成されている場合に
は各方向について千鳥状を成すので使用している鉄筋の
直径や材質が同一の場合に前記いも状を成す場合と比較
してこの連結部分の強度が高いので、このような各方向
について千鳥状を成していることが好ましい。
6を配置する際の、突出縦筋8aと各配筋部材2,3,
4,5及び6の縦筋2a,3a,4a,5a及び6aとの連結や、
隣接する各配筋部材2,3,4,5及び6の横筋2bと3
b,3bと3b,3bと6b,4bと6b,4bと4b,5bと6b,5bと5b
等の連結は、鉄筋を重ね合わせて結束線による重ね継
手,一側面が開口しており連結すべき鉄筋の外径よりわ
ずかに小さい曲率半径の2個の鉄筋装着部が隣接して形
成されたばね作用を有するクリップより成る重ね継手に
より連結したり、連結すべき鉄筋の両端部をスリーブ内
に挿入して突き合わせた後にそのスリーブに法線方向か
ら軸心側に荷重を作用させ冷間圧着加工する圧着継手に
より連結したり等により行えば良い。
のケーソン製造時における一区画の配筋方法を実施する
と、製造すべきケーソンの強度を考慮して構成箇所に対
応した長さを有する鉄筋を所望の状態に配筋するための
配筋状態を示す配筋図に合わせて配筋するに際し、L型
配筋部材2及び各平面配筋部材3,4,5及び6を予め
製作するのでこれらの配筋部材2,3,4,5及び6を
効率良く製作することができる。このため各配筋部材
2,3,4,5及び6を繰返し製作することによって種
々の鉄筋が複雑に配された状態を示す配筋図通りに正確
に且つ短時間に各配筋部材を製作することができる。更
に予め製作しておく各平面配筋部材3,4,5及び6は
それぞれ直線状の縦筋3a,4a,5a,6a及び横筋3b,4b,
5b,6bを格子状に連結されるので、製作の自動化を比較
的簡単に行うことができる。
を工場で製作する場合であっても現場近傍で製作する場
合であっても、既にコンクリートを打設された鉄筋コン
クリート8上の一区画に配筋するに際し各配筋部材2,
3,4,5及び6が予め製作されているので少ない作業
者により短時間に配筋することができる。すなわち、例
えば縦×横×高さが約22m×30m×22mのような
非常に大きなケーソンを初めとしてコンクリート製のケ
ーソン1は通常適当な高さの区画毎に鉄筋を配筋しコン
クリートを打設する作業を下方より順次繰り返し行って
製造されるので、前記各配筋部材2,3,4,5及び6
を現場近傍で製作する場合には各配筋部材2,3,4,
5及び6の製作は型枠間にコンクリートを打設しこのコ
ンクリートが固化するまでの間に行うことができるので
効率的に各配筋部材2,3,4,5及び6を製作するこ
とができ、ケーソン1の製造に要する期間を大幅に短縮
することができる。
は、側壁用平面配筋部材3及び隔壁用第一平面配筋部材
4を可及的に大きく製作しておくと、手間を要する横筋
の連結作業を少なくすることができ、配筋作業を効率的
に行うことができる。
の位置の測定や作業者による運搬を非常に軽減すること
ができ、更にコンクリート製のケーソン1における高い
強度を要求される位置とあまり高い強度を要求されない
位置とでは連結すべき各配筋部材、特に平面配筋部材3
の鉄筋密度の状態が異なるのであるが、連結される位置
の強度に対応する鉄筋密度の状態に前記各配筋部材2,
3,4,5及び6を予め製作しておくので、作業者は連
結すべき位置の配筋部材の種類を図面上から読み取り判
断してその位置に対応する鉄筋密度を有する各配筋部材
2,3,4,5及び6を配置して連結するだけで良く複
雑な配筋図から鉄筋1本1本の配筋を読み解くことを要
することがなく、従って比較的簡単な鉄筋を連結する作
業のみで良くしかも短時間で行うことができるので危険
性が非常に低減される本発明に係るコンクリート製のケ
ーソン製造時における一区画の配筋方法は、海洋土木に
寄与するところの非常に大きなものである。
示す斜視図である。
部材の1例を示す斜視図である。
面配筋部材及び隔壁用第一平面配筋部材の1例を示す斜
視図である。
二平面配筋部材の1例を示す斜視図である。
部平面配筋部材の1例を示す斜視図である。
製のケーソンを製造するための配筋過程の1例を示す平
面説明図である。
製のケーソンを製造するための配筋過程の1例を示す平
面説明図である。
製のケーソンを製造するための配筋が完了した状態の1
例を示す平面説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも側壁(1a)及びこの側壁(1a)で
囲まれた空間内に平面で見て格子状の隔壁(1b)を形成さ
れて成るコンクリート製のケーソン(1)を所定の高さの
区画毎に鉄筋を配筋しコンクリートを打設する作業を上
方に順次繰返し行って製造する際のコンクリート製のケ
ーソン製造時における一区画の配筋方法であって、 それぞれ縦筋(2a,3a,4a,5a,6a)と横筋(2b,3b,4
b,5b,6b)とが格子状に連結されており、平面で見てL
型を成すL型配筋部材(2)と、側壁用平面配筋部材(3)
と、隔壁用第一平面配筋部材(4)と、横筋(5b)の一端部
近傍には縦筋(5a)が連結されていない隔壁用第二平面配
筋部材(5)と、横筋(6b)の一端を直角に屈曲された隔壁
用端部平面配筋部材(6)とを予め製作し、 製造すべきケーソン(1)の側壁(1a)に対応する位置につ
いては、製造すべきケーソン(1)の四隅の角部に対応す
る位置には前記L型配筋部材(2)を、また該L型配筋部
材(2)間に対応する位置には前記側壁用平面配筋部材
(3)をそれぞれ既にコンクリートを打設された鉄筋コン
クリート(8)上に配置して、該鉄筋コンクリート(8)の
上端に突出されている突出縦筋(8a)にその縦筋(2a,3a)
の下端を連結すると共に互いに隣接するL型配筋部材
(2)の横筋(2b)と側壁用平面配筋部材(3)の横筋(3b)及
び互いに隣接する側壁用平面配筋部材(3)が存在する場
合にはその横筋(3b)同士を連結する作業を行い、 製造すべきケーソン(1)の一方向の隔壁(1b)に対応する
位置については、隔壁用端部平面配筋部材(6)を配置
し、連結された前記L型配筋部材(2)又は側壁用平面配
筋部材(3)にその横筋(6b)の屈曲された一端部を、また
前記突出縦筋(8a)にその縦筋(6a)をそれぞれ連結すると
共に、この隔壁用端部平面配筋部材(6)間に対応する位
置には順次隔壁用第一平面配筋部材(4)を配置して隔壁
用端部平面配筋部材(6)の横筋(6b)に隔壁用第一平面配
筋部材(4)の横筋(6b)を、また隣接する隔壁用第一平面
配筋部材(4)の横筋(6b)同士を連結すると共に前記突出
縦筋(8a)にその縦筋(4a)を連結する作業を行い、 製造すべきケーソン(1)の他方向の隔壁(1b)に対応する
位置については、隔壁用端部平面配筋部材(6)を配置
し、連結された前記L型配筋部材(2)又は側壁用平面配
筋部材(3)にその横筋(6b)の屈曲された一端部を、また
突出縦筋(8a)にその縦筋(6a)をそれぞれ連結すると共
に、この隔壁用端部平面配筋部材(6)間に対応する位置
には順次隔壁用第二平面配筋部材(5)の横筋(5b)の縦筋
(5a)を連結されていない端部を前記隔壁用第一平面配筋
部材(4)に挿通させて隔壁用端部平面配筋部材(6)の横
筋(6b)にその横筋(5b)を、また隣接する隔壁用第二平面
配筋部材(5)の横筋(5b)同士を連結すると共に突出縦筋
(8a)にその縦筋(5a)を連結する作業を行い、 更に側壁用平面配筋部材(3)と隔壁用端部平面配筋部材
(6)との交差部近傍及び隔壁用第一平面配筋部材(4)と
隔壁用第二平面配筋部材(5)との交差部近傍にハンチ筋
(7)を連結する作業を行うことを特徴とするコンクリー
ト製のケーソン製造時における一区画の配筋方法。 - 【請求項2】 製造すべきケーソン(1)の平面形状が矩
形状である場合に、隔壁用第一平面配筋部材(4)をケー
ソン(1)の長辺側面と平行な隔壁(1b)に対応する位置に
配置する請求項1に記載のコンクリート製のケーソン製
造時における一区画の配筋方法。 - 【請求項3】 製造すべきケーソン(1)の側壁(1a)に対
応する位置に各配筋部材(2,3)を配筋する作業と隔壁
(1b)に対応する位置に各配筋部材(4,5,6)を配筋す
る作業とを、製造すべきケーソン(1)の一側部より順次
行う請求項1又は2に記載のコンクリート製のケーソン
製造時における一区画の配筋方法。 - 【請求項4】 製造すべきケーソン(1)の側壁(1a)に対
応する位置に各配筋部材(2,3)を配筋する作業を行っ
てから、製造すべきケーソン(1)の隔壁(1b)に対応する
位置に各配筋部材(4,5,6)を配筋する作業を行う請
求項1又は2に記載のコンクリート製のケーソン製造時
における一区画の配筋方法。 - 【請求項5】 隔壁用第一平面配筋部材(4)に挿通させ
て連結した隔壁用第二平面配筋部材(5)の横筋(5b)に補
強用縦筋(5c)を連結すると共にその下端を突出縦筋(8a)
に連結する請求項1から4までのいずれか1項に記載の
コンクリート製のケーソン製造時における一区画の配筋
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08601996A JP3854994B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | コンクリート製のケーソン製造時における一区画の配筋方法 |
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| JP08601996A JP3854994B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | コンクリート製のケーソン製造時における一区画の配筋方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250138A true JPH09250138A (ja) | 1997-09-22 |
| JP3854994B2 JP3854994B2 (ja) | 2006-12-06 |
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| JP (1) | JP3854994B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114045852A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-02-15 | 中交一航局第五工程有限公司 | 一种大型圆沉箱钢筋整体绑扎吊装工艺 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS58138861A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-17 | 積水ハウス株式会社 | 先組配筋工法 |
| JPH0332645U (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-29 | ||
| JPH05321280A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-07 | Sekisui House Ltd | 鉄筋の接合構造 |
| JPH06322721A (ja) * | 1993-05-12 | 1994-11-22 | Ohbayashi Corp | 鋼管・コンクリート複合構造橋脚の施工方法 |
| JPH07243217A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-09-19 | Unyusho Kowan Gijutsu Kenkyusho | コンクリート製のケーソン製造における一区画の配筋方法 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP08601996A patent/JP3854994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114045852A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-02-15 | 中交一航局第五工程有限公司 | 一种大型圆沉箱钢筋整体绑扎吊装工艺 |
| CN114045852B (zh) * | 2021-12-09 | 2024-05-24 | 中交一航局第五工程有限公司 | 一种大型圆沉箱钢筋整体绑扎吊装工艺 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3854994B2 (ja) | 2006-12-06 |
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