JPH09250253A - 地下多段式立体駐車装置 - Google Patents

地下多段式立体駐車装置

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JPH09250253A
JPH09250253A JP5921596A JP5921596A JPH09250253A JP H09250253 A JPH09250253 A JP H09250253A JP 5921596 A JP5921596 A JP 5921596A JP 5921596 A JP5921596 A JP 5921596A JP H09250253 A JPH09250253 A JP H09250253A
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parking space
parking spaces
parking
underground
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Shinichi Yamabe
真一 山辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中間層側及び最下層側駐車スペースの第2,第
3パレットを各昇降チェーンに個々に係合させ、係合部
への負荷低減、車両の入出庫性の向上及び地上側の駐車
スペースの省スペース化を図る。 【解決手段】ピット3 に、4つ並設した地上側駐車スペ
ースと同数の中間層側及び最下層側駐車スペースを設け
る。各地上側駐車スペースに対応する駐車スペース列の
四隅に、4本の無端の昇降チェーン37を上下方向に同期
駆動可能なよう1本ずつ配置する。各昇降チェーンに、
各地下側駐車スペースにある第2,第3パレットP2,P3
の四隅にそれぞれ個別に係脱可能に係合支持する支持手
段51を設ける。係合手段51に、昇降チェーンの外側回り
の駆動時にだけ第2パレットの四隅に係合して該パレッ
トを昇降させる第1支持具42と、昇降チェーンの内側回
りの駆動時にだけ第3パレットの四隅に係合して該パレ
ットを昇降させる第2支持具52とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上側に複数並設
された入出庫兼用の地上側駐車スペースと、ピット内に
設けられた複数層の地下側駐車スペースとの間で車両を
パレットごと格納する地下多段式立体駐車装置に関し、
特に、パレットを昇降させる昇降チェーンへの局部的な
重量負荷を軽減させる対策に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような地下多段式立体駐車装
置においては、例えば、特公平7−51853号公報に
開示されるように、地上側に入庫及び出庫を兼用する地
上側駐車スペースが複数並設され、これらの地上側駐車
スペースの下方に、これらの地上側駐車スペースと投影
面積のほぼ等しいピットが設けられ、該ピットに、上記
各地上側駐車スペースに対応して同数の地下側駐車スペ
ースが上下方向に複数層設けられている。さらに、上記
地上側駐車スペース列には、駐車スペース並設数よりも
一つ少ない数のパレットが隣接する地上側駐車スペース
に対して横行可能に配置され、上記ピットの最下層の地
下側駐車スペース列には、駐車スペース並設数と同数の
パレットが上記各地上側駐車スペースに対して昇降可能
に配置され、上記ピットの最下層を除く中間層の地下側
駐車スペースには、駐車スペース並設数よりも一つ少な
い数のパレットが隣接する地下側駐車スペースに対して
横行可能にかつ上記各地上側駐車スペースに対して昇降
可能に配置されている。そして、上記最下層の地下側駐
車スペースのパレットには、その列の中間層の地下側駐
車スペースにあるパレットの底面に当接して該中間層の
パレットを昇降させる押し上げポストが立設されてい
て、この最下層のパレットにのみ連結される昇降チェー
ンなどの昇降駆動部により、中間層のパレットが上記最
下層のパレットの昇降に伴い昇降するようになってい
る。
【0003】つまり、最下層のパレットに対して車両を
入出庫させる場合には、その上方にある同列の中間層の
パレット及び地上側のパレットをそれぞれ隣接列に横行
退避させて昇降用の空間を形成した後、最下層のパレッ
トを地上側駐車スペースまで上昇させて車両の入出庫を
行う。一方、中間層のパレットに対して車両を入出庫さ
せる場合には、その中間層のパレットの上方及び下方に
ある同列の中間層及び地上側のパレットをそれぞれ隣接
列に横行退避させて昇降用の空間を同様に形成した後、
最下層のパレットを上昇させて中間層のパレットの底面
に押し上げポストを当接させた状態で、その中間層のパ
レットを最下層のパレットの上昇に伴い地上側駐車スペ
ースまで上昇させて車両の入出庫を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
地下多段式立体駐車装置では、最下層のパレットにのみ
昇降チェーンが連結されているので、中間層のパレット
を昇降させる際、最下層のパレットの昇降チェーンとの
連結部には、最下層のパレットの荷重と中間層のパレッ
トの荷重とが作用し、両パレットの荷重による大きな負
荷が局部的に作用する。特に、最下層のパレットに車両
が搭載されている状態では、連結部に作用する負荷が過
大となって昇降機能に不都合を招く恐れがあるため、連
結部への負荷を低減させることがその種の駐車装置では
必要である。
【0005】また、最下層のパレットには押し上げポス
トが立設されているので、地上側駐車スペースまで上昇
させた最下層のパレットに対して車両を入出庫する際
に、押し上げポストが地上側駐車スペースに上方に突出
した状態となり、この最下層のパレットに対して車両を
入出庫させる際には押し上げポストが車両の入出庫進路
上に位置して邪魔となって、車両の入出庫性が悪化す
る。しかも、最下層のパレットに対して車両を入出庫す
るときに、押し上げポストが地上側駐車スペースに上方
に突出した状態となるために、押し上げポストが地上側
駐車スペースの上壁に干渉しないように該駐車スペース
の高さを十分に確保しなければならず、地上側の駐車ス
ペースが平面駐車方式の場合に比べて広くなるといった
欠点もある。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、上下の地下側駐車スペー
スのパレットが昇降チェーンに対して個々に連結される
ようにして、連結部への負荷を分散して小さくするとと
もに、押し上げポストを廃止して車両の入出庫性及び地
上側駐車スペースの省スペース化を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、各列の地下側駐車スペースの四隅にそ
れぞれ同期してパレットを昇降させる4本の無端の昇降
チェーンを設け、該各昇降チェーンに各層のパレットを
個別に係合させるようにしている。
【0008】具体的には、請求項1記載の発明が講じた
解決手段は、入庫及び出庫を兼用する地上側駐車スペー
スが地上側に複数並設され、これらの地上側駐車スペー
スの下方には、これらの地上側駐車スペースと投影面積
のほぼ等しいピットが設けられ、該ピットには、上記各
地上側駐車スペースに対応して同数の地下側駐車スペー
スが上下方向に複数層設けられており、上記地上側駐車
スペース列には、駐車スペース並設数よりも一つ少ない
数のパレットが隣接する地上側駐車スペースに対して横
行可能に配置され、上記ピットの最下層の地下側駐車ス
ペース列には、駐車スペース並設数と同数のパレットが
上記各地上側駐車スペースに対して昇降可能に配置さ
れ、上記ピットの最下層を除く中間層の地下側駐車スペ
ース列には、駐車スペース並設数よりも一つ少ない数の
パレットが隣接する地下側駐車スペースに対して横行可
能にかつ上記各地上側駐車スペースに対して昇降可能に
配置されている地下多段式立体駐車装置を前提とする。
さらに、上記各地上側駐車スペースに対応する上下複数
層の地下側駐車スペースからなる駐車スペース列の四隅
に、4本の無端の昇降チェーンを上下方向に同期駆動可
能なよう1本ずつ配置する。そして、上記各昇降チェー
ンに、各地下側駐車スペースにあるパレットの四隅にそ
れぞれ個別に係脱可能に係合支持する支持手段を各地下
側駐車スペースに対応させて設け、上記各昇降チェーン
の同期駆動により各支持手段をパレットに係合させて該
パレットを上記地上側スペースと地下側駐車スペースと
の間で移動させ車両を入出庫するような構成としたもの
である。
【0009】この構成により、請求項1記載の発明で
は、中間層のパレットに対して車両を入出庫させる場合
には、その上方及び下方にある同列の中間層のパレット
を隣接列の地下側駐車スペースに横行退避させると共
に、地上側駐車スペースにあるパレットを隣接列の地上
側駐車スペースに横行退避させてパレット昇降用の空間
を形成した後、各昇降チェーンを駆動させて中間層のパ
レットの四隅及び最下層のパレットの四隅に支持手段を
それぞれ個別に係合し、この状態で、中間層のパレット
が地上側駐車スペースにくるまで中間層及び最下層のパ
レットを共に上昇させて中間層のパレットに対する車両
の入出庫を行う。一方、最下層のパレットに対して車両
を入出庫させる場合、その最下層のパレットの上方にあ
る同列の中間層のパレット及び地上側のパレットを隣接
列の駐車スペースに横行退避させてパレット昇降用の空
間を形成した後、各昇降チェーンを駆動させて最下層の
パレットの四隅に支持手段をそれぞれ個別に係合し、こ
の状態で、最下層のパレットのみを地上側駐車スペース
まで上昇させて車両の入出庫を行う。これにより、地下
側駐車スペースの各層のパレットが4本の昇降チェーン
に対してそれぞれ個別の支持手段により係合(連結)す
ることになり、最下層のパレットにのみ連結した昇降チ
ェーンにより中間層のパレットを昇降させるもののよう
に、中間層及び最下層のパレットを昇降させる際に最下
層のパレットの連結部(係合手段)に両パレットの荷重
が集中することはなく、中間層及び最下層のパレットを
昇降させる際の両パレットの負荷が、他のパレットの支
持手段にも効率良く分散されて小さなものとなる。しか
も、各層のパレットに対して4本の昇降チェーンの支持
手段がそれぞれ個別に係合することから、中間層のパレ
ットを昇降させる上で必要であった最下層のパレットの
押し上げポストが不要となり、地上側の駐車スペースに
おいて最下層のパレットに対して車両を乗入れ又は乗出
す際に上方に突出する押し上げポストが車両の入出庫進
路上に位置することがなくなって、最下層のパレットに
対する車両の入出庫が良好に行える。さらに、押し上げ
ポストの廃止により地上側駐車スペースの上壁に押し上
げポストが干渉しないように該駐車スペースの高さを十
分に確保する必要がなくなって、地上側の駐車スペース
が平面駐車方式の場合と遜色なくコンパクトに構成され
る。
【0010】請求項2記載の発明では、地下側駐車スペ
ースの中間層及び最下層のパレットを単体で昇降可能と
する2種類の支持具により支持手段を構成している。
【0011】具体的には、請求項2記載の発明が講じた
解決手段は、請求項1記載の発明の構成要件に加えて、
4本の昇降チェーンを、前後で互いに向き合って配置
し、その互いに向き合う昇降チェーン同士を内側回りお
よび外側回りするようにしている。そして、支持手段
を、第1支持具と第2支持具とで構成し、互いに向き合
う昇降チェーン同士が内側回りおよび外側回りのうちの
一方回りに駆動するとき、上記第1支持具だけを中間層
にあるパレットの四隅に係合させて該パレットを昇降さ
せる一方、互いに向き合う昇降チェーン同士が他方回り
に駆動するとき、上記第2支持具だけを最下層にあるパ
レットの四隅に係合させて該パレットを昇降させるよう
な構成としている。
【0012】この構成により、請求項2記載の発明で
は、中間層のパレットに対して車両を入出庫させる場
合、その上方および下方の中間層にあるパレット及び地
上側駐車スペースにあるパレットをそれぞれ隣接列に横
行退避させてパレット昇降用の空間を形成した後、互い
に向き合う昇降チェーン同士が内側回りおよび外側回り
の一方に回るように各昇降チェーンを駆動させて中間層
のパレットの四隅に第1支持具だけを係合し、この状態
で、中間層のパレットを単体で地上側駐車スペースまで
上昇させて車両の入出庫を行う。一方、最下層のパレッ
トに対して車両を入出庫させる場合には、その上方にあ
る同列の中間層のパレット及び地上側駐車スペースのパ
レットをそれぞれ隣接列に横行退避させてパレット昇降
用の空間を同様に形成した後、互いに向き合う昇降チェ
ーン同士を他方回りに回す各昇降チェーンの駆動により
最下層のパレットの四隅に第2支持具だけを係合し、こ
の状態で、最下層のパレットを単体で地上側駐車スペー
スまで上昇させて最下層のパレットに対する車両の入出
庫を行う。これにより、互いに向き合う昇降チェーン同
士の一方回り又は他方回りの駆動によって中間層のパレ
ット又は最下層のパレットを係合させて、その中間層の
パレット及び最下層のパレットのいずれにおいても、該
パレットを単体で昇降させることが可能となり、各昇降
チェーンの支持具にかかる負荷が常に単一のパレット分
のみとなって、昇降チェーン駆動用の駆動源の出力も小
さなもので済む。
【0013】さらに、請求項3記載の発明が講じた解決
手段は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成要件に
加えて、地上側駐車スペース列および中間層の各地下側
駐車スペース列に、パレットを横行させるパレット横行
手段をそれぞれ設ける。そして、該各パレット横行手段
のうち、少なくとも中間層のパレット横行手段に、パレ
ット側に設けられたレールと、各地下側駐車スペース列
の固定側に設けられ、上記パレットをレールを介して支
持する複数個の支持ローラと、各地下側駐車スペース列
の固定側に設けられ、該各支持ローラを転動させる駆動
手段とを備え、該各支持ローラを駆動手段によって転動
させることにより、隣接する地下側駐車スペースとの間
でパレットを横行させるような構成としたものである。
【0014】この構成により、請求項3記載の発明で
は、少なくとも中間層のパレット横行手段は、パレット
側に駆動源を有しておらず、中間層の地下側駐車スペー
スの固定側の駆動手段に対して電源を供給すれば良く、
中間層において横行及び昇降するパレットに対する給電
が不要となって、パレット周りの配線系統が非常にシン
プルなものになるとともに、配線系統の断線などの故障
も減少する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図11および図12
は本発明の第1の実施の形態に係る地下多段式駐車装置
を示し、この地下多段式駐車装置1には、地上1階1F
に入庫及び出庫を兼用する第1ないし第4地上側駐車ス
ペース2a〜2dが車幅方向に並設されて設けられてい
る。これらの地上側駐車スペース2a〜2dの下方に
は、これらの地上側駐車スペース2a〜2dと投影面積
のほぼ等しいピット3が設けられている。上記ピット3
には、上記各地上側駐車スペース2a〜2dに対応して
地下1階B1Fに同数の中間層の地下側駐車スペースと
しての第1ないし第4中間層側駐車スペース8a〜8d
が、地下2階B2Fに同数の最下層の地下側駐車スペー
スとしての第1ないし第4最下層側駐車スペース9a〜
9dがそれぞれ上下に設けられている。上記地上1階1
Fにおける地上側駐車スペース2a〜2d列には、地上
側駐車スペース2a〜2dの並設数よりも一つ少ない数
つまり3枚の第1パレットP1が隣接する地上側駐車ス
ペースに対して横行可能に配置され、該各第1パレット
P1に車両Xが搭載されて格納されるようになってい
る。上記地下2階B2Fにおける最下層側駐車スペース
9a〜9d列には、最下層側駐車スペース9a〜9dの
並設数と同数つまり4枚の第3パレットP3が上記各地
上側駐車スペース2a〜2dに対して昇降可能に配置さ
れている。上記地下1階B1Fにおける中間層側駐車ス
ペース8a〜8d列には、中間層側駐車スペース8a〜
8dの並設数よりも一つ少ない数つまり3枚の第2パレ
ットP2が隣接する中間層側駐車スペースに対して横行
可能にかつ上記各地上側駐車スペース2a〜2dに対し
て昇降可能に配置されている。すなわち、各地上側駐車
スペース2a〜2dには3台の車両Xが、各中間層側駐
車スペース8a〜8dには3台の車両Xが、各最下層側
駐車スペース9a〜9dには4台の車両Xがそれぞれ搭
載されて格納されるようになっており、地下多段式駐車
装置1としては合計10台の車両Xが収容できるように
なっている。
【0017】上記各地上側駐車スペース2a〜2dのう
ちの第1パレットP1が存在しない空きスペースには、
地下1階B1Fの第2パレットP2又は地下2階B2F
の第3パレットP3が昇降するようになっており、車両
Xは、上記各地上側駐車スペース2a〜2dのパレット
P1及び空きスペースに上昇した第2又は第3パレット
P2,P3に対してその長手方向一側(図12では右
側)より前進で乗り入れられる一方、長手方向他側(図
12では左側)から前進で乗出されるようになってい
る。つまり、この空きスペースは、後述する中間層側駐
車スペース8a〜8d、及び最下層側駐車スペース9a
〜9dに対して入出庫する際、第2又は第3パレットP
2,P3が昇降する昇降スペースないし車両乗入れ・乗
出しスペースとして機能する。
【0018】また、図1ないし図3に示すように、上記
各地上側駐車スペース2a〜2dに対応する地下1階B
1Fの中間層側駐車スペース8a〜8d及び地下2階B
2Fの最下層側駐車スペース9a〜9dからなる4つの
駐車スペース列(例えば第1地上側駐車スペース2aに
対応する第1中間層側駐車スペース8a及び第1最下層
側駐車スペース9aからなる駐車スペース列)の四隅に
は、4本1組みの支柱4が立設されており、この1組の
支柱4によってピット3内が4つに区分されるようにな
っている。1組の各支柱4は、それぞれ前後で左右の支
柱4,4間を上下方向所定位置で複数の横梁5で連結さ
れ、4つの駐車スペース列毎に枠組まれた枠組体7とし
て構成されている。前側及び後側の支柱4は、その横梁
5のうち、各中間層側駐車スペース8a〜8dに跨がる
横方向に長い上端横梁5a(図2参照)により上端同士
が連結されている一方、各中間層側駐車スペース8a〜
8dに跨がる横方向に長い下端横梁(図示せず)により
下端同士が連結されて、上記各枠組体7を堅牢なものに
している。
【0019】上記地上1階1Fには、第1パレットP1
を隣接する地上側駐車スペースに横行させる第1横行手
段10が設けられている。該第1横行手段10は、第1
パレットP1の前後両端に設けられた左右一対のローラ
11を備えている。また、前側及び後側の支柱4の上端
には、各地上側駐車スペース2a〜2dに跨がって左右
方向に延びる前後一対のレール12が設けられている。
上記各駆動ローラ11は、上記レール12上に転動可能
に乗架されている。上記レール12の上面には、図示し
ないウレタンシート材が貼着されていて、各ローラ11
との摩擦力を高めるようにしている。そして、上記第1
パレットP1には、上記各ローラ11のうちの単1個の
ローラ11のみを駆動させる図示しない正逆回転可能な
モータが設けられ、このモータの起動により、上記レー
ル12上を各ローラ11が転動して隣接する地上側駐車
スペースに対して第1パレットP1を横行させるように
なっている。つまり、モータは、例えば図11において
左から3つ目の第3地上側駐車スペース2cにある第1
パレットP1を左から2つ目の空スペース(第2地上側
駐車スペース2b)に横行させる場合には逆回転回り
に、例えば図11において左から1つ目の第1地上側駐
車スペース2aにある第1パレットP1を左から2つ目
の空きスペースに対して横行させる場合には正回転回り
にそれぞれ駆動させるようにしている。
【0020】そして、図4及び図5に示すように、上記
各中間層側駐車スペース8a〜8dには、第2パレット
P2を隣接する中間層側駐車スペースに横行させる第2
横行手段13(パレット横行手段)が個別に設けられて
いる。該各第2横行手段13は、第2パレットP2の前
後両端に設けられた左右方向に延びる前後一対のレール
14を備えている。該各レール14は、第2パレットP
2の前後両端縁の左右方向所定間隔置きの位置より下方
に突出したのち外方(前方又は後方)へ突出するブラケ
ット15の下面外側に取り付けられている。上記各ブラ
ケット15の内側面15a(図1参照)は、下側に行く
に従い外側に位置するようなテーパ面に形成されてい
て、第3パレットP3上に搭載した車両Xとの干渉が余
裕をもって回避されるようになっている。
【0021】また、上記各中間層側駐車スペース8a〜
8dにおいてそれぞれ対応する固定側としての前後の両
横梁5には、上記各レール14を横移動させる横移動手
段16が設けられている。該横移動手段16は、その各
中間層側駐車スペース8a〜8dの前後の両横梁5の左
右両位置の一方(図5では右側)に設けられた正逆回転
可能な駆動手段としてのモータ17と、他方(図5では
左側)に設けられ、該モータ17の回転力に呼応して回
転する従動部材18とを備えている。上記モータ17
は、第2パレットP2に対して内外方向に突出する内外
軸17aを有し、この内外軸17aの内端(第2パレッ
トP2側)に支持ローラとしての駆動ローラ17bが、
外端(反第2パレットP2側)に駆動スプロケット17
cがそれぞれ回転一体に連結されている。一方、上記従
動部材18も、第2パレットP2に対して内外方向に突
出する内外軸18aを有し、この内外軸18aの内端に
支持ローラとしての従動ローラ18bが、外端に従動ス
プロケット18cがそれぞれ回転一体に連結されてい
る。上記駆動ローラ17b及び従動ローラ18bには、
上記レール14が乗架されている。このレール14の下
面には、図示しないウレタンシート材が貼着されてい
て、駆動ローラ17b及び従動ローラ18bとの摩擦力
を高めるようにしている。上記横移動手段16は、各中
間層側駐車スペース8a〜8dの前後両横梁5のモータ
17同士を同期させて正逆回転させる同期手段(図示せ
ず)を備えている。
【0022】上記駆動スプロケット17cと従動スプロ
ケット18cとには、無端の駆動チェーン19が掛け渡
され、このモータ17の回転力が、内外軸17aを介し
て駆動ローラ17bに、駆動チェーン19を介して従動
ローラ18bにそれぞれ伝達されるようになっている。
さらに、地下1階B1Fにおいて互いに相隣る中間層側
駐車スペース間(例えば8a,8b間)には案内ローラ
20が設けられ、この中間層側駐車スペース間での第2
パレットP2の横行が案内ローラ20により介添えされ
て円滑に行われるようになっている。そして、上記駆動
ローラ17b及び従動ローラ18bは、上記モータ17
の起動により転動し、この各ローラ17b,18bの転
動力を各レール14に伝達して第2パレットP2を隣接
する中間層側駐車スペースに対して横行させるようにな
っている。つまり、モータ17は、例えば図11におい
て左から3つ目の第3中間層側駐車スペース8cにある
第2パレットP2を左から2つ目の空スペース(第2中
間層側駐車スペース8b)に対して横行させる場合には
逆回転回りに、例えば図11において左から1つ目の第
1中間層側駐車スペース8aにある第2パレットP2を
左から2つ目の空きスペースに対して横行させる場合に
は正回転回りにそれぞれ駆動させるようにしている。
【0023】上記各枠組体7には、図6にも示すよう
に、各中間層側駐車スペース8a〜8dの第2パレット
P2及び最下層側駐車スペース9a〜9dの第3パレッ
トP3を各駐車スペース列ごとに個別に昇降させる昇降
装置21が設けられている。該各昇降装置21は、減速
機構及びブレーキ機構を有する正逆回転可能な昇降モー
タ22を備えている。該昇降モータ22は、後側の支柱
4上部間の横梁5に取付けられている。上記昇降モータ
22の出力軸先端には、2連式の駆動スプロケット23
が回転一体に連結されている。また、上記各支柱4の上
端には矩形状の支持プレート24が取り付けられ、この
各支持プレート24に軸受25が固設されている。この
軸受25には、各枠組体7ごとの左右の支柱4,4間を
延びる前後一対の回転軸26が回転自在に支持されてい
る。上記駆動スプロケット23に対向する回転軸26の
対向位置には、2連式の大径スプロケット27が回転一
体に連結されている。上記駆動スプロケット23と大径
スプロケット27とには、図7にも示すように、2条で
一本のチェーンを構成する無端の駆動チェーン28が掛
け渡されていて、上記昇降モータ22の起動時に駆動チ
ェーン28を介して後側の回転軸26が回転するように
なっている。そして、上記後側の回転軸26と前側の回
転軸26との間には、前側の回転軸26を後側の回転軸
26の回転と同期させる同期手段29が設けられてい
る。
【0024】該同期手段29は、上記両回転軸26,2
6の右側端間を前後方向に延びる同期軸30を備えてい
る。この同期軸30の前後両端には、傘歯車31a,3
1b(図2参照)同士の噛み合いにより互いに直交する
方向に回転力を伝達するベベルギヤボックス31が設け
られている。このベベルギヤボックス31の一方の傘歯
車31aは、上記前側及び後側の回転軸26の左側端に
回転一体に連結されている。一方、他方の傘歯車31b
は、上記同期軸30の前後両端に回転一体に連結されて
いる。そして、上記昇降モータ22起動時の後側の回転
軸26の回転力は、後側のベベルギヤボックス31によ
り変換されて同期軸30に伝達された後、この同期軸3
0の回転力が前側のベベルギヤボックス31により変換
されて前側の回転軸26に伝達され、これにより、前後
の両回転軸26,26は、昇降モータ22の正回転時に
は同期して互いに内側回り(図6に示す実線矢印方向)
に、昇降モータ22の逆回転時には同期して互いに外側
回り(図6に示す破線矢印方向)にそれぞれ回転するよ
うになっている。
【0025】上記両回転軸26,26の左右の軸受25
よりも外側(両端部側)には、2連式の駆動スプロケッ
ト32が回転一体に連結されている。また、図9に示す
ように、上記各枠組体7の下端四隅には、上記各駆動ス
プロケット32にそれぞれ対抗する2連式の従動スプロ
ケット33が設けられている。該各従動スプロケット3
3は、各枠組体7の下端において左右の支柱4,4間を
延びる軸34の左右両端に回転一体に連結されている。
この軸34は、各支柱4の下端を支持する支持ブロック
35に設けられた軸受(図示せず)に回転自在に支持さ
れている。上記各支持ブロック35には、各最下層側駐
車スペース9a〜9dにおいて第3パレットP3を載置
する座部35aが立設されている。この座部35aの上
面にはゴム製のマット36が取り付けられている。そし
て、上記支持ブロック35は、第3パレットP3の下降
時に該第3パレットP3の下面四隅を各マット36に弾
性当接させることで、支持ブロック35への着床時の衝
撃を緩和させつつ従動スプロケット33よりも上方で第
3パレットP3を支持するようになっている。一方、上
記第2パレットP2は、下降時にレール14が駆動ロー
ラ17b及び従動ローラ18bに当接することで、各中
間層側駐車スペース8a〜8d(空スペースを含む)の
横移動手段16上に支持されてそれ以上の下降が規制さ
れるようになっている。
【0026】また、上記各駆動スプロケット32と各従
動スプロケット33との間には、2条で一本のチェーン
を構成する4本の無端の昇降チェーン37が、上記4つ
の駐車スペース列の四隅に対応するように、ピット3の
上下間に跨がって1本ずつ掛け渡されている。該各昇降
チェーン37は、駆動スプロケット32と従動スプロケ
ット33との間において内側折返し部分37aと外側折
返し部分37bとに内外方向に折り返されている。そし
て、上記各昇降チェーン37は、各駐車スペース列の左
右においてその前後の駆動スプロケット32及び従動ス
プロケット33の歯面同士が互いに対向するように、前
後で向き合った状態に配置され、その互いに向き合う前
後の昇降チェーン37,37同士が、上記昇降モータ2
2の正回転時にそれぞれ内側回り(図1に示す実線矢印
方向への回転)する一方、昇降モータ22の逆回転時に
それぞれ外側回り(図1に示す破線矢印方向への回転)
するようになっている。上記各昇降チェーン37は、各
駐車スペース列毎にそれぞれ同期して駆動し、同じ駐車
スペース列の中間層側及び最下層側駐車スペースにある
第2及び第3パレットP2,P3を昇降させるようにな
っている。
【0027】そして、図1に示すように、上記各昇降チ
ェーン37には、同じ駐車スペース列の中間層側及び最
下層側駐車スペースにある第2及び第3パレットP2,
P3を係脱可能に係合支持する支持手段41が設けられ
ている。該支持手段41は、第2パレットP2の四隅に
それぞれ個別に係合する第1支持具42と、該第1支持
具42の下方に位置し、第3パレットP3の四隅にそれ
ぞれ個別に係合する第2支持具43とを備えている。該
各支持具42,43は、各昇降チェーン37に対して連
結ピン44a,44b(図10参照)により支持されて
いる。上記各支持具42,43のうち、上側の各第1支
持具42は、それぞれ中間層側駐車スペース8a〜8d
の第2パレットP2の四隅直下方に内方端が対応するよ
うに、各昇降チェーン37の内側折り返し部分37aよ
り内方(第2パレットP2側)に突出して設けられてい
る。一方、下側の各第2支持具43は、それぞれ地下2
階B2Fの第3パレットP3の四隅直下方に内方端が対
応するように、各昇降チェーン37の内側折り返し部分
37aより内方(第3パレットP3側)に突出して設け
られている。そして、図10にも示すように、上記各支
持具42,43(図10では第2支持具43のみ示す)
の内方側には、その内方端に凸部45aを有するよう
に、下方に凹む凹部45bが設けられている。
【0028】上記各第1支持具42の内方端は、第2パ
レットP2の前後のレール14の左右両端に対応してお
り、この前後のレール14の左右両端には、上記第1支
持具42の凸部45aの基部よりも若干大きな形状の穴
部46aが設けられている。また、上記第3パレットP
3の前後の左右両端には、外方(昇降チェーン37側)
に突出する4つのプレート状の突片47が設けられてい
る。上記各突片47の先端には、上記各第2支持具43
の内方端が対応していて、上記第2支持具43の凸部4
5aの基部よりも若干大きな形状の穴部46bが各突片
47の先端にも設けられている。上記レール14の穴部
46aよりも外側部分の内外方向の寸法、及び上記突片
47の穴部46bよりも外側部分の内外方向の寸法は、
上記各支持具42,43の凹部45b底面の内外方向の
寸法とほぼ一致しており、係合時に凹部45bの底面が
各穴部45a,46bよりも外側部分の下面に当接する
ことで、第2,第3パレットP2,P3昇降時の実質的
な支持がなされるようになっている。そして、互いに前
後で向き合う昇降チェーン37,37同士を外側回りさ
せる各昇降チェーン37の駆動時、各第1支持具42の
凸部45aを第2パレットP2の各レール14の穴部4
6aに、各第2支持具43の凸部45aを第3パレット
P3の各突片47の穴部46bにそれぞれ係合させて、
同じ駐車スペース列上の両パレットP2,P3を水平状
態に保ちつつ上昇させるようにしている。一方、両パレ
ットP2,P3の下降は、互いに前後で向き合う昇降チ
ェーン37,37同士を内側回りさせる各昇降チェーン
37の駆動により行われ、該第2パレットP2が地下1
階B1Fの駆動ローラ17b及び従動ローラ18b上に
レール14を介して当接した状態、及び第3パレットP
3が地下2階B2Fの座部35aに当接した状態からさ
らに上記各昇降チェーン37の駆動を継続させること
で、各支持具42,43の凹部45b底面が各穴部45
a,46bよりも外側部分の下面から離れ、各第1支持
具42の凸部45aと第2パレットP2の各レール14
の穴部46aとの係合、及び各第2支持具43の凸部4
5aと第3パレットP3の各突片47の穴部46bとの
係合がそれぞれ解除されるようになっている。また、図
8に示すように、上記地下1階B1Fに対応する各支柱
4には、昇降チェーン37の内側折返し部分37a及び
外側折返し部分37bの中間付近の撓みを内側から鉛直
線状に矯正するガイド48が設けられ、この各ガイド4
8によって各第1支持具42の凸部45aの位置を補正
して、第2パレットP2の各レール14の穴部46aと
の係合をスムーズに行えるようにしている。さらに、図
10に示すように、上記各支持具42,43の凹部45
b(図10では第2支持具43のみ示すが、同一形状と
なっている)は、その内側面が上方に行くに従って凹部
45bの開口を拡げるように傾斜するテーパ面に形成さ
れて、凸部45aを基部から先端に行くに従って先細り
形状に形成しており、この凸部45aによって、第2パ
レットP2のレール14の穴部46a及び第3パレット
P3の突片47の穴部46bに対する係合が円滑に行え
るようにしている。上記昇降チェーン37の内側折返し
部分37aは、各支持具42,43の凸部45aが第2
パレットP2のレール14の穴部46a及び第3パレッ
トP3の突片47の穴部46bに対して係合するに従っ
て各パレット側(図10に二点鎖線で示す状態)に若干
量膨らんで、該両者の係合が確実に行えるようになって
いる。
【0029】上記第3パレットP3は、第2パレットP
2に比べてレール14分だけ小さく形成されており、こ
の第3パレットP3は、昇降時に地下1階B1Fの駆動
ローラ17b及び従動ローラ18bには干渉せずに各中
間層側駐車スペース8a〜8dを素通りできるようにな
っている。また、図11に示すように、上記第1パレッ
トP1は、その左右両側に乗降ステップP1a,P1b
が設けられている。該各乗降ステップP1a,P1bは
左右交互に段違いに配置され、相隣る第1パレットP
1,P1間での各乗降ステップP1a,P1b同士の干
渉が回避されるようになっている。上記地上側駐車スペ
ース2a〜2dのうちの空スペースを挟んで対向する第
1パレットP1,P1間の各乗降ステップP1a,P1
bは、その空スペースに上昇した第2又は第3パレット
P2,P3の乗降ステップとしても機能する。さらに、
図1及び図2に示すように、上記ピット3の前後両縁に
は、上記地上側駐車スペース2a〜2dにある第1パレ
ットP1及び第2又は第3パレットP2,P3の前後両
端との間の隙間を埋めるデッキ38が設けられている。
【0030】次に、車両Xの入出庫手順について説明す
る。
【0031】この場合、前提として、各昇降装置21に
おける昇降チェーン37の第1及び第2支持具42,4
3と、第2及び第3パレットP2,P3の穴部46a,
46bとは非係合状態にあり、第1及び第2支持具4
2,43は、穴部46a,46bの直下方に位置付けら
れていて、昇降チェーン37の内側回りの駆動により穴
部46a,46bに対して直ちに係合するように待機し
ているものとする。
【0032】先ず、地上1階1Fの地上側駐車スペース
2a〜2dに車両Xを入庫する場合には、図11におい
て左から2つ目の第2地上側駐車スペース2bが空スペ
ースとなっているので、残る第1、第3及び第4地上側
駐車スペース2a,2c,2dのうちの空いている第1
パレットP1に対して車両Xを前進で入庫させて格納す
る。一方、この第1、第3及び第4地上側駐車スペース
2a,2c,2dからの車両Xの出庫は、入庫時とは逆
方向から車両Xを前進で出庫する。なお、通常は地上側
駐車スペース2a〜2dのうちの空スペースを塞ぐべ
く、空スペース列の第2パレットP2又は第3パレット
P3を地上1階1Fまで上昇させておいてもよい。
【0033】次に、地下1階B1Fの中間層側駐車スペ
ース8a〜8dのうち、図11において左から3つ目の
第3中間層側駐車スペース8cの第2パレットP2に対
して車両Xを入出庫させる場合について説明する。
【0034】この第3中間層側駐車スペース8cの第2
パレットP2の上方には第1パレットP1が存在し、か
つ左から2つ目の第2地上側駐車スペース2bが空き空
間となっているので、第3地上側駐車スペース2cにあ
る第1パレットP1を、その第1横行手段10のモータ
の逆回転回りの駆動により、第2地上側駐車スペース2
b(空スペース)まで横行退避させることで、第3中間
層側駐車スペース8cの第2パレットP2の上方に昇降
用の空間を形成する。
【0035】その後、昇降モータ22を逆回転させ、前
後の両回転軸26,26を同期手段29により同期させ
つつ互いに外側回りに回転させて、互いに前後で向き合
う昇降チェーン37,37同士を外側回りさせるように
各昇降チェーン37を駆動させる。これにより、各第1
支持具42の凸部45aを第2パレットP2の各レール
14の穴部46aに、各第2支持具43の凸部45aを
第3パレットP3の各突片47の穴部46bにそれぞれ
個別に係合させ、両パレットP2,P3を水平状態に保
ちつつ第3パレットP3を伴って第2パレットP2を上
昇させ、この第2パレットP2が第3地上側駐車スペー
ス2c(空スペース)に到達した時点で昇降モータ22
の逆回転を停止させて各昇降チェーン37の駆動を停止
し、第2パレットP2を第3地上側駐車スペース2cに
位置付けた後、上述の第1、第3及び第4地上側駐車ス
ペース2a,2c,2dの各第1パレットP1への車両
Xの入出庫の場合と同様に、その第2パレットP2に対
して車両Xを前進で入庫する一方、第2パレットP2に
対して車両Xを出庫させる場合には入庫時とは逆方向か
ら車両Xを前進で出庫する。
【0036】そして、上記第3地上側駐車スペース2c
において車両Xの入出庫に供された第2パレットP2を
中間層側駐車スペースに戻す場合には、昇降モータ22
を正回転させ、前後の両回転軸26,26を同期手段2
9により同期させつつ互いに内側回りに回転させて、互
いに前後で向き合う昇降チェーン37,37同士を内側
回りさせるように各昇降チェーン37を駆動させること
により、各支持具42,43を各穴部46a,46bに
係合させた状態で、第2パレットP2のレール14を第
3中間層側駐車スペース8cの駆動ローラ17b及び従
動ローラ18b上に、第3パレットP3を座部35a上
面(マット36)にそれぞれ当接するまで両パレットP
2,P3を水平状態に保ちつつ下降させて、第2パレッ
トP2を第3中間層側駐車スペース8cに、第3パレッ
トP3を第3最下層側駐車スペース9cにそれぞれ戻す
ようにしている。この場合、昇降モータ22を、各パレ
ットP2,P3が各第3駐車スペース8c,9cに到達
した時点から若干量だけ過分に正回転させてから停止さ
せることで、各支持具42,43を各パレットP2,P
3の穴部46a,46bに対して非係合状態にして、該
穴部46a,46bの直下方に位置付けるようにしてい
る。
【0037】次に、地下2階B2Fの最下層側駐車スペ
ース9a〜9dのうち、図11において左から3つ目の
第3最下層側駐車スペース9cの第3パレットP3に対
して車両Xを入出庫させる場合について説明する。
【0038】この第3最下層側駐車スペース9cの第3
パレットP3の上方には第1パレットP1及び第2パレ
ットP2が存在し、かつ左から2つ目の第2地上側駐車
スペース2b及び第2中間層側駐車スペース8bが空き
空間となっているので、上述の如く第3地上側駐車スペ
ース2cにある第1パレットP1を第1横行手段10に
より第2地上側駐車スペース2bまで横行退避させると
ともに、第3中間層側駐車スペース8cにある第2パレ
ットP2を、その第2横行手段13の横移動手段16の
逆駆動つまりモータ17の逆回転回りの駆動により、駆
動ローラ17b及び従動ローラ18bを逆回転させてレ
ール14ごと第2中間層側駐車スペース8b(空スペー
ス)まで横行退避させることで、第3最下層側駐車スペ
ース9cの第3パレットP3の上方に昇降用の空間を形
成する。
【0039】その後、上述の如く昇降モータ22を逆回
転させて前後の両回転軸26,26を同期させつつ互い
に前後で向き合う昇降チェーン37,37同士を外側回
りさせるように各昇降チェーン37を駆動させて、各第
2支持具43の凸部45aを第3パレットP3の各突片
47の穴部46bにそれぞれ個別に係合させ、第3パレ
ットP3を水平状態に保ちつつ上昇させ、この第3パレ
ットP3が第3地上側駐車スペース2cに到達した時点
で昇降モータ22の逆回転を停止させて各昇降チェーン
37の駆動を停止し、第3パレットP3を第3地上側駐
車スペース2cに位置付ける。しかる後、上述の如く第
2パレットP2への車両Xの入出庫の場合と同様に、そ
の第3パレットP3に対して車両Xを前進で入庫する一
方、第3パレットP3に対して車両Xを出庫させる場合
には入庫時とは逆方向から車両Xを前進で出庫する。
【0040】そして、上記第3地上側駐車スペース2c
において車両Xの入出庫に供された第3パレットP3を
最下層側駐車スペースに戻す場合には、上述の如く昇降
モータ22を正回転させて、互いに前後で向き合う昇降
チェーン37,37同士を内側回りさせるように各昇降
チェーン37を駆動させることで、各第2支持具43を
穴部46bに係合させた状態で、第3パレットP3を座
部35a上面に当接するまで第3パレットP3を水平状
態に保ちつつ下降させて、第3パレットP3を第3最下
層側駐車スペース9cに戻すようにしている。この場合
も、昇降モータ22は、第3パレットP3が第3最下層
側駐車スペース9cに到達した時点から若干量だけ過分
に正回転させてから停止し、各第2支持具43を、第3
パレットP3の穴部46bに対して非係合状態にして、
該穴部46bの直下方に位置付けるようにしている。
【0041】したがって、上記第1の実施の形態では、
中間層側駐車スペース8a〜8dの第2パレットP2を
昇降させる場合には、第2パレットP2の前後のレール
14左右の穴部46aに対して4条の昇降チェーン37
の各第1支持具42が、第3パレットP3の四隅の突片
47の穴部46bに対して4本の昇降チェーン37の各
第2支持具43がそれぞれ個別に係合する一方、最下層
側駐車スペース9a〜9dの第3パレットP3を昇降さ
せる場合には、第3パレットP3四隅の突片47の穴部
46bに対して4条の昇降チェーン37の第2支持具4
3がそれぞれ個別に係合することになる。このため、最
下層側駐車スペースのパレットにのみ連結した昇降チェ
ーンにより中間層側駐車スペースのパレットを昇降させ
るもののように最下層のパレットの連結部(支持手段)
に両パレットの荷重が集中することはなく、パレット昇
降時の負荷を第2及び第3パレットP2,P3の各支持
具42,43に効率良く分散して小さなものにすること
ができる。しかも、第2及び第3パレットの各穴部46
a,46bに対して各昇降チェーン37の第1及び第2
支持具42,43がそれぞれ個別に係合することから、
中間層のパレットを昇降させる上で必要であった最下層
のパレットの押し上げポストが不要となり、地上側駐車
スペース2a〜2d(空スペース)において最下層側駐
車スペース9a〜9dの第3パレットP3に対して車両
Xを乗入れ又は乗出す際に上方に突出する押し上げポス
トが車両Xの入出庫進路上に位置することがなくなっ
て、最下層側駐車スペース9a〜9dの第3パレットP
3に対する車両Xの入出庫性の向上を図ることができ
る。さらに、押し上げポストの廃止により地上側駐車ス
ペース2a〜2dの上壁に押し上げポストが干渉しない
ように該駐車スペース2a〜2dの高さを十分に確保す
る必要がなく、地上側駐車スペース2a〜2dが平面駐
車方式の場合と遜色なくコンパクトに構成されて、地上
側駐車スペース2a〜2dの省スペース化を図ることが
できる。
【0042】しかも、地下1階B1Fの第2横行手段1
3は、第2パレットP2側にレール14を設けて、駆動
源となる横移動手段16(モータ17)を枠組体7の前
後の両横梁5に設けたので、電源は中間層側駐車スペー
ス8a〜8dにおいて固定側となる両横梁5に取り付け
た横移動手段16に対して供給すれば良く、中間層側駐
車スペース8a〜8dにおいて横行及び昇降する第2パ
レットP2に対する給電が不要となって、第2パレット
P2周りの配線系統を非常にシンプルなものにすること
ができるとともに、配線系統の断線などの故障も減少さ
せることができる。
【0043】(第2の実施の形態)図13ないし図16
は本発明の第2の実施の形態に係るものであり、本形態
は支持手段の構成を変更している。
【0044】すなわち、本実施の形態では、図13及び
図16に示すように、支持手段51は、各昇降チェーン
37の内側折返し部分37aに設けられた第1支持具4
2と、各昇降チェーン37の外側折返し部分37bに設
けられた第2支持具52とを備えている。
【0045】上記支持手段51は、互いに前後で向き合
う昇降チェーン37,37同士が外側回り(図13に示
す破線矢印方向への回転)するように各昇降チェーン3
7が駆動するとき、各第1支持具42だけを中間層側駐
車スペース8a〜8dにある第2パレットP2の四隅に
係合して該第2パレットP2を昇降させるようにした、
上述の第1の実施の形態のものと同じものであり、各第
1支持具42は、第2パレットP2の四隅にのみ係合す
る構成となっている。一方、上記各第2支持具52も各
第1支持具42の構成と差異点はないが、互いに前後で
向き合う昇降チェーン37,37同士が内側回り(図1
3に示す実線矢印方向への回転)するように各昇降チェ
ーン37が駆動するとき、各第2支持具52だけを最下
層側駐車スペース9a〜9dにある第3パレットP3の
四隅に係合して該第3パレットP3を昇降させるように
なっている。
【0046】上記各第2支持具52は、図14及び図1
5に示すように、それぞれ地下2階B2Fの第3パレッ
トP3の四隅直下方に外方端が対応するように、各昇降
チェーン37の外側折返し部分37bより外方に突出し
て設けられている。上記各第2支持具52の凹部45b
は、その外側面が上方に行くに従って凹部45bの開口
を拡げるように傾斜するテーパ面に形成されていて、凸
部45aを基部から先端に行くに従って先細り形状に形
成している。
【0047】上記第3パレットP3の前後の左右両端に
は、昇降チェーン37の外側方を外方(反第3パレット
P3側)に突出したのち左右で互いに向き合う内方側
(昇降チェーン37側)に折り曲げた略L字型の突片部
54が設けられている。該各突片部54は、その外方へ
の突出部分54aが斜め下方に延びて下面を座部35a
のマット36に当接させるように形成されている一方、
内方側への折り曲げ部分54bが上記各第2支持具52
の外方端に対応するようになっている。この折り曲げ部
分54bの先端側は、上記第2支持具52の凹部45b
への係合を可能とする係合片に形成されている。上記該
折り曲げ部分54b(係合片)の外面も、上記第2支持
具52の凹部45bの外側面と同方向のテーパ面に形成
されていて、第2支持具52の凹部45bに対する係合
が円滑に行えるようにしている。
【0048】そして、互いに前後で向き合う昇降チェー
ン37,37同士を外側回りさせる各昇降チェーン37
の駆動時、各第1支持具42の凸部45aを第2パレッ
トP2の各レール14の穴部46aに係合させて、第2
パレットP2のみを水平状態に保ちつつ上昇させるよう
にしている。一方、互いに前後で向き合う昇降チェーン
37,37同士を内側回りさせる各昇降チェーン37の
駆動時、各第2支持具52の凹部45bを第3パレット
P3の各突片部54の折り曲げ部分54b(係合片)に
係合させて、第3パレットP3のみを水平状態に保ちつ
つ上昇させるようにしている。
【0049】この場合、第3パレットP3の下降は、互
いに前後で向き合う昇降チェーン37,37同士を外側
回りさせる各昇降チェーン37の駆動により行われる
が、第3パレットP3の上昇時にその上昇移動分に相当
する各昇降チェーン37の内側回りの回転量だけ第1支
持具42が従動スプロケット33を経て外側折返し部分
37bに移動しているので、第3パレットP3の下降時
に昇降チェーン37,37同士を外側回りに駆動させて
も、各第1支持具42の凸部45aと第2パレットP2
の各レール14の穴部46aとが係合することはない。
また、第2パレットP2の上昇時にその上昇移動分に相
当する各昇降チェーン37の外側回りの回転量だけ第2
支持具52が従動スプロケット33を経て内側折返し部
分37aに移動しているので、第2パレットP2の下降
時に昇降チェーン37,37同士を内側回りに駆動させ
ても、各第2支持具52の凹部45bと第3パレットP
3の折り曲げ部分54bとが係合することはない。
【0050】尚、第1支持具42の構成は、上述の第1
の実施の形態のものと同一であり、その他の箇所につい
ても第1の実施の形態と同一の箇所には同一の符号を付
してその詳細な説明を省略する。
【0051】次に、車両Xの入出庫手順について説明す
る。
【0052】この場合、前提として、各昇降装置21に
おける昇降チェーン37の第1支持具42と第2パレッ
トP2の穴部46aとは非係合状態にあり、第2支持具
52の凹部45bと第3パレットP3の各突片部54の
折り曲げ部分54bとも非係合状態にある。また、第1
支持具42は昇降チェーン37の内側折り返し部分37
a側で穴部46aの直下方に、第2支持具52は昇降チ
ェーン37の外側折り返し部分37b側で各突片部54
の折り曲げ部分54bの直下方にそれぞれ位置付けられ
ていて、昇降チェーン37の外側回りの駆動時に第1支
持具42が穴部46aに、昇降チェーン37の内側回り
の駆動時に第2支持具52が折り曲げ部分54bにそれ
ぞれ直ちに係合するように待機しているものとする。
【0053】先ず、地下1階B1Fの中間層側駐車スペ
ース8a〜8dのうち、図11において示した第3中間
層側駐車スペース8cの第2パレットP2に対して車両
Xを入出庫させる場合について説明する。
【0054】この第3中間層側駐車スペース8cの第2
パレットP2の上方の第1パレットP1を、その第1横
行手段10のモータの逆回転回りの駆動により、第2地
上側駐車スペース2b(空スペース)まで横行退避させ
ることで、第3中間層側駐車スペース8cの第2パレッ
トP2の上方に昇降用の空間を形成する。
【0055】その後、昇降モータ22を逆回転させ、前
後の両回転軸26,26を同期手段29により同期させ
つつ互いに外側回りに回転させて各昇降チェーン37を
外側回りに駆動させる。このとき、外側折返し部分37
bの第2支持具52は、従動スプロケット33を経て内
側折返し部分37a側に移動している。
【0056】この各昇降チェーン37の外側回りの駆動
により、各第1支持具42の凸部45aを第2パレット
P2の各レール14の穴部46aに個別に係合させ、第
2パレットP2のみを水平状態に保ちつつ第3地上側駐
車スペース2cまで上昇させて位置付けた後、該第2パ
レットP2に対して車両Xを前進で入庫する一方、第2
パレットP2に対して車両Xを出庫させる場合には入庫
時とは逆方向から車両Xを前進で出庫する。
【0057】そして、上記第3地上側駐車スペース2c
において車両Xの入出庫に供された第2パレットP2を
中間層側駐車スペースに戻す場合には、昇降モータ22
を正回転させて、各昇降チェーン37を内側回りに駆動
させることにより、各第1支持具42だけを穴部46a
に係合させた状態で、第2パレットP2のレール14を
第3中間層側駐車スペース8cの駆動ローラ17b及び
従動ローラ18b上に当接するまで下降させて、第2パ
レットP2を第3中間層側駐車スペース8cに戻すよう
にしている。この場合、昇降モータ22を、第2パレッ
トP2が第3中間層側駐車スペース8cに到達した時点
から若干量だけ過分に正回転させてから停止させること
で、各第1支持具42を第2パレットP2の穴部46a
に対して非係合状態にして、該穴部46aの直下方に位
置付けるとともに、各第2支持具52を、従動スプロケ
ット33を経て外側折返し部分37b側に移動させて、
各突片部54の折り曲げ部分54bの直下方に位置付け
るようにしている。
【0058】次に、地下2階B2Fの最下層側駐車スペ
ース9a〜9dのうち、図11において示した第3最下
層側駐車スペース9cの第3パレットP3に対して車両
Xを入出庫させる場合について説明する。
【0059】この第3最下層側駐車スペース9cの第3
パレットP3上方にある第1パレットP1を第1横行手
段10により第2地上側駐車スペース2bまで横行退避
させるとともに、第3中間層側駐車スペース8cの第2
パレットP2を、第2横行手段13の横移動手段16の
モータ17の逆回転回りの駆動により、レール14ごと
第2中間層側駐車スペース8b(空スペース)まで横行
退避させて、第3最下層側駐車スペース9cの第3パレ
ットP3の上方に昇降用の空間を形成する。
【0060】その後、昇降モータ22を正回転させて前
後の両回転軸26,26を同期させつつ各昇降チェーン
37を内側回りに駆動させる。このとき、内側折返し部
分37aの第1支持具42は、従動スプロケット33を
経て外側折返し部分37b側に移動している。
【0061】この各昇降チェーン37の内側回りの駆動
により、各第2支持具52の凹部45bを第3パレット
P3の各突片部54の折り曲げ部分54bに個別に係合
させ、第3パレットP3のみを水平状態に保ちつつ上昇
させ、この第3パレットP3が第3地上側駐車スペース
2cに到達した時点で昇降モータ22の正回転を停止さ
せて各昇降チェーン37の駆動を停止し、第3パレット
P3を第3地上側駐車スペース2cに位置付けた後、該
第3パレットP3に対して車両Xを前進で入庫する一
方、第3パレットP3に対して車両Xを出庫させる場合
には入庫時とは逆方向から車両Xを前進で出庫する。
【0062】そして、上記第3地上側駐車スペース2c
において車両Xの入出庫に供された第3パレットP3を
最下層側駐車スペースに戻す場合には、昇降モータ22
を逆回転させて、各昇降チェーン37を外側回りに駆動
させることで、各第2支持具52だけを折り曲げ部分5
4bに係合させた状態で、第3パレットP3を座部35
a上面に当接するまで第3パレットP3を水平状態に保
ちつつ下降させて、第3パレットP3を第3最下層側駐
車スペース9cに戻すようにしている。この場合、昇降
モータ22を、第3パレットP3が第3最下層側駐車ス
ペース9cに到達した時点から若干量だけ過分に逆回転
させてから停止させることで、各第2支持具52を第3
パレットP3の折り曲げ部分54bに対して非係合状態
にして、該折り曲げ部分54bの直下方に位置付けると
ともに、各第1支持具42を、従動スプロケット33を
経て内側折返し部分37a側に移動させて、穴部46a
の直下方に位置付けるようにしている。
【0063】したがって、上記第2の実施の形態では、
中間層側駐車スペース8a〜8dの第2パレットP2を
昇降させる場合に各昇降チェーン37を外側回りに駆動
させることで、第2パレットP2の前後のレール14左
右の穴部46aに対してのみ4条の昇降チェーン37の
各第1支持具42だけが個別に係合する一方、最下層側
駐車スペース9a〜9dの第3パレットP3を昇降させ
る場合に各昇降チェーン37を内側回りに駆動させるこ
とで、第3パレットP3四隅の折り曲げ部分54bに対
してのみ4条の昇降チェーン37の第2支持具52だけ
がそれぞれ個別に係合することになる。これにより、各
昇降チェーン37の内側回り又は外側回りの駆動によっ
て中間層側駐車スペース8a〜8dの第2パレットP2
又は最下層側駐車スペース9a〜9dの第3パレットP
3を係合させて、その第2パレットP2及び第3パレッ
トP3のいずれにおいても、該両パレットP2,P3を
単体で昇降させることが可能となり、各昇降チェーン3
7の各支持具42,52にかかる負荷が常に単一の第2
パレットP2又は第3パレットP3分のみとなって、昇
降チェーン37駆動用の昇降モータ22(駆動源)を出
力の小さなものにすることができる。
【0064】尚、本発明は上記各実施の形態に限定され
るものではなく、その他種々の変形例を包含するもので
ある。例えば、上記各実施の形態では、中間層を地下1
階B1Fのみとする地下2段式の地下多段式駐車装置1
を構成したが、中間層が複数層となる地下3段式以上の
地下多段式駐車装置が構成されるようにしても良い。
【0065】また、上記各実施の形態では、各階1F〜
B2Fにおいて駐車スペース2a〜2d,8a〜8d,
9a〜9dを4つずつ並設した地下多段式駐車装置1を
構成したが、各階の駐車スペースが4つを除く2つ以上
並設された地下多段式駐車装置であっても良い。さら
に、上記各実施の形態では、地上1階1Fより上方に駐
車スペースを持たない地下多段式駐車装置1を構成した
が、地上1階のさらに上方空間にも昇降又は横行するパ
レットを多段に構成して同一敷地面積における駐車台数
を増加するようにしても良い。
【0066】しかも、上記各実施の形態では、第2横行
手段13を第2パレットP2側への給電不要な構成とし
たが、第1横行手段も第1パレット側への給電不要な構
成にしても良いのは勿論である。
【0067】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る地下多段式立体駐車装置によれば、各地上側駐車スペ
ースに対応する駐車スペース列の四隅上下間に掛け渡し
た4本の昇降チェーンに、地下側駐車スペースのパレッ
トにそれぞれ個別に係合支持する支持手段を設けたの
で、中間層及び最下層のパレットを昇降させる際の両パ
レットの負荷を、単一のパレットの支持手段に集中させ
ることなく他のパレットの支持手段にも効率良く分散し
て小さくすることができる。しかも、地上側の駐車スペ
ースにおいて最下層のパレットに車両を入出庫する際に
車両の入出庫進路上から押し上げポストなどの障害物を
なくし、最下層のパレットに対する車両の入出庫性の向
上を図ることができるとともに、地上側の駐車スペース
を平面駐車方式の場合と遜色なくコンパクトにして地上
側の駐車スペースの省スペース化を図ることができる。
【0068】請求項2記載の発明における地下多段式立
体駐車装置によれば、各昇降チェーンに、その互いに向
き合う昇降チェーン同士の一方回りの駆動により中間層
のパレットにのみ係合する第1係合具と、互いに向き合
う昇降チェーン同士の他方回りの駆動により最下層のパ
レットにのみ係合する第2係合具とを設けたので、パレ
ットを単体で昇降させることが可能となって、各昇降チ
ェーンの係合具にかかる負荷を常に単一のパレット分の
みのさらに小さな分散値にすることができ、昇降チェー
ン駆動用の駆動源の出力も小さくすることができる。
【0069】さらに、請求項3記載の発明における地下
多段式立体駐車装置によれば、少なくとも中間層のパレ
ット横行手段を、パレット側のレールと、地下側駐車ス
ペースの固定側の駆動ローラとで構成したので、パレッ
ト側への駆動源を不要にし、パレット周りの配線系統を
非常にシンプルにできるとともに、配線系統の断線など
の故障を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る地下多段式駐
車装置の後部付近の縦断側面図である。
【図2】同地下多段式駐車装置の後部付近を一部切欠い
た平面図である。
【図3】同地下多段式駐車装置の地上1階の後部付近を
示す縦断正面図である。
【図4】同地下多段式駐車装置の地下1階の後部付近を
示す平面図である。
【図5】同じく第2横行手段を示す第2パレット後部付
近の平面図である。
【図6】同じく昇降装置の構成を示す斜視図である。
【図7】同じく第1パレット付近で視た昇降チェーンの
平面図である。
【図8】同第2パレット付近で視た昇降チェーンの平面
図である。
【図9】同第3パレット付近で視た昇降チェーンの平面
図である。
【図10】同昇降チェーンの第3パレット付近の側面図
である。
【図11】同地下多段式駐車装置の正面図である。
【図12】同地下多段式駐車装置の側面図である。
【図13】第2の実施の形態に係る図1相当図である。
【図14】同じく第3パレット後部付近の平面図であ
る。
【図15】同じく図8相当図である。
【図16】同じく図12相当図である。
【符号の説明】
1 地下多段式立体駐車装置 2a〜2d 地上側駐車スペース 3 ピット 8a〜8d 中間層側駐車スペース(地下側駐車スペー
ス) 9a〜9d 最下層側駐車スペース(地下側駐車スペー
ス) 10 第1横行手段(地上側駐車スペースの横行手
段) 13 第2横行手段(中間層側駐車スペースの横行
手段) 14 レール 17 モータ(駆動手段) 17b 駆動ローラ(支持ローラ) 18b 従動ローラ(支持ローラ) 37 昇降チェーン 41,51 支持手段 42 第1支持具 52 第2支持具 P1 第1パレット(地上側駐車スペースのパレッ
ト) P2 第2パレット(中間層側駐車スペースのパレ
ット) P3 第3パレット(最下層側駐車スペースのパレ
ット)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入庫及び出庫を兼用する地上側駐車スペ
    ースが地上側に複数並設され、 これらの地上側駐車スペースの下方には、これらの地上
    側駐車スペースと投影面積のほぼ等しいピットが設けら
    れ、 該ピットには、上記各地上側駐車スペースに対応して同
    数の地下側駐車スペースが上下方向に複数層設けられて
    おり、 上記地上側駐車スペース列には、駐車スペース並設数よ
    りも一つ少ない数のパレットが隣接する地上側駐車スペ
    ースに対して横行可能に配置され、 上記ピットの最下層の地下側駐車スペース列には、駐車
    スペース並設数と同数のパレットが上記各地上側駐車ス
    ペースに対して昇降可能に配置され、 上記ピットの最下層を除く中間層の地下側駐車スペース
    列には、駐車スペース並設数よりも一つ少ない数のパレ
    ットが隣接する地下側駐車スペースに対して横行可能に
    かつ上記各地上側駐車スペースに対して昇降可能に配置
    されている地下多段式立体駐車装置において、 上記各地上側駐車スペースに対応する上下複数層の地下
    側駐車スペースからなる駐車スペース列の四隅には、4
    本の無端の昇降チェーンが上下方向に同期駆動可能なよ
    う1本ずつ配置され、 上記各昇降チェーンには、各地下側駐車スペースにある
    パレットの四隅にそれぞれ個別に係脱可能に係合支持す
    る支持手段が各地下側駐車スペースに対応して設けら
    れ、上記各昇降チェーンの同期駆動により各支持手段を
    パレットに係合させて該パレットを上記地上側スペース
    と地下側駐車スペースとの間で移動させ車両を入出庫す
    るようになされていることを特徴とする地下多段式立体
    駐車装置。
  2. 【請求項2】 上記4本の昇降チェーンは、前後で互い
    に向き合って配置され、その互いに向き合う昇降チェー
    ン同士が内側回りおよび外側回りするようになってお
    り、 上記支持手段は、第1支持具と第2支持具とからなり、
    互いに向き合う昇降チェーン同士が内側回りおよび外側
    回りのうちの一方回りに駆動するとき、上記第1支持具
    だけを中間層にあるパレットの四隅に係合して該パレッ
    トを昇降させる一方、互いに向き合う昇降チェーン同士
    が他方回りに駆動するとき、上記第2支持具だけを最下
    層にあるパレットの四隅に係合して該パレットを昇降さ
    せるようになっている請求項1記載の地下多段式立体駐
    車装置。
  3. 【請求項3】 上記地上側駐車スペース列および中間層
    の各地下側駐車スペース列には、パレットを横行させる
    パレット横行手段がそれぞれ設けられ、該各パレット横
    行手段のうち、少なくとも中間層のパレット横行手段
    は、パレット側に設けられたレールと、各地下側駐車ス
    ペース列の固定側に設けられ、上記パレットをレールを
    介して支持する複数個の支持ローラと、各地下側駐車ス
    ペース列の固定側に設けられ、該各支持ローラを転動さ
    せる駆動手段とを備え、該各支持ローラを駆動手段によ
    って転動させることにより、隣接する地下側駐車スペー
    スとの間でパレットを横行させるようになっている請求
    項1又は請求項2記載の地下多段式立体駐車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1329609C (zh) * 2004-07-30 2007-08-01 大金工业株式会社 立体停车装置
CN100340732C (zh) * 2004-07-29 2007-10-03 大金工业株式会社 立体停车装置

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CN100340732C (zh) * 2004-07-29 2007-10-03 大金工业株式会社 立体停车装置
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