JPH09250312A - 内燃機関のバルブタイミング変更装置 - Google Patents
内燃機関のバルブタイミング変更装置Info
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- JPH09250312A JPH09250312A JP8062904A JP6290496A JPH09250312A JP H09250312 A JPH09250312 A JP H09250312A JP 8062904 A JP8062904 A JP 8062904A JP 6290496 A JP6290496 A JP 6290496A JP H09250312 A JPH09250312 A JP H09250312A
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- vane
- camshaft
- intake
- hydraulic
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/04—Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
- F01L1/047—Camshafts
- F01L1/053—Camshafts overhead type
- F01L2001/0537—Double overhead camshafts [DOHC]
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
- F01L2001/34423—Details relating to the hydraulic feeding circuit
- F01L2001/34426—Oil control valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/18—DOHC [Double overhead camshaft]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カムシャフトのトルク変動に起因した異音の
発生を防止する。 【解決手段】 位相変更機構11のベーン29を吸気側
カムシャフト12の先端部に固定する。ハウジング28
を吸気側カムシャフト12の外周に設けられたドリブン
ギヤ22に固定する。ドリブンギヤ22に複数の挿通穴
94を形成し、同穴94内にベーン29の側面に接触可
能なサイドプレート93を配設する。ドリブンギヤ22
の内部に各挿通穴94に通じる収納穴97を形成する。
吸気側カムシャフト12、シリンダヘッド18の内部に
制御油路P3を形成し、同油路P3により収納穴97の
内部に油を供給する。制御油路P3の途中に制御バルブ
101に設ける。ECU17は制御バルブ101の切換
状態を制御する。
発生を防止する。 【解決手段】 位相変更機構11のベーン29を吸気側
カムシャフト12の先端部に固定する。ハウジング28
を吸気側カムシャフト12の外周に設けられたドリブン
ギヤ22に固定する。ドリブンギヤ22に複数の挿通穴
94を形成し、同穴94内にベーン29の側面に接触可
能なサイドプレート93を配設する。ドリブンギヤ22
の内部に各挿通穴94に通じる収納穴97を形成する。
吸気側カムシャフト12、シリンダヘッド18の内部に
制御油路P3を形成し、同油路P3により収納穴97の
内部に油を供給する。制御油路P3の途中に制御バルブ
101に設ける。ECU17は制御バルブ101の切換
状態を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の運転中
に同機関の気筒に設けられた吸気・排気バルブの開閉タ
イミングを変更するためのバルブタイミング変更装置に
関するものである。
に同機関の気筒に設けられた吸気・排気バルブの開閉タ
イミングを変更するためのバルブタイミング変更装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の気筒に設けられた吸気・排気
バルブの開閉タイミングを変更するためのバルブタイミ
ング変更装置に関する技術として、特開平1−9250
4号公報には「弁開閉時期制御装置」が開示されてい
る。この弁開閉時期制御装置は、図16に示すように、
カムシャフト201の先端部に設けられた内部ロータ2
02と、同ロータ202に対して回転可能に外嵌された
タイミングプーリ203とを備えている。内部ロータ2
02の外周部には径方向に延びる複数のベーン205が
固定されている。
バルブの開閉タイミングを変更するためのバルブタイミ
ング変更装置に関する技術として、特開平1−9250
4号公報には「弁開閉時期制御装置」が開示されてい
る。この弁開閉時期制御装置は、図16に示すように、
カムシャフト201の先端部に設けられた内部ロータ2
02と、同ロータ202に対して回転可能に外嵌された
タイミングプーリ203とを備えている。内部ロータ2
02の外周部には径方向に延びる複数のベーン205が
固定されている。
【0003】又、図17に示すように、タイミングプー
リ203の内周部には複数のオイル溝206が形成され
ており、各ベーン205は同溝206内にそれぞれ配置
されている。更に、各ベーン205の両側には、内部ロ
ータ202に対して回転力を付与するための圧力室20
9が形成されている(図17では各ベーン205の片側
に形成された圧力室209のみを示す)。各圧力室20
9内には図示しないオイルポンプから加圧供給された油
が供給される。
リ203の内周部には複数のオイル溝206が形成され
ており、各ベーン205は同溝206内にそれぞれ配置
されている。更に、各ベーン205の両側には、内部ロ
ータ202に対して回転力を付与するための圧力室20
9が形成されている(図17では各ベーン205の片側
に形成された圧力室209のみを示す)。各圧力室20
9内には図示しないオイルポンプから加圧供給された油
が供給される。
【0004】又、タイミングプーリ203の内部には径
方向に延びる二つの挿入孔211,212が形成されて
おり、同挿入孔211,212内にはロックピン21
3,214が設けられている。前記挿入孔211,21
2内には、カムシャフト201の軸心に向けて同ピン2
13,214を付勢するスプリング215,216が設
けられている。
方向に延びる二つの挿入孔211,212が形成されて
おり、同挿入孔211,212内にはロックピン21
3,214が設けられている。前記挿入孔211,21
2内には、カムシャフト201の軸心に向けて同ピン2
13,214を付勢するスプリング215,216が設
けられている。
【0005】更に、内部ロータ202の外周部には各ロ
ックピン213,214の前記軸心側部分が嵌入する係
止穴217,218が形成されている。又、各係止穴2
17,218は前記各圧力室209内と連通されてい
る。従って、オイルポンプから各圧力室内に供給される
油の一部は、前記係止穴217,218内にも供給され
る。
ックピン213,214の前記軸心側部分が嵌入する係
止穴217,218が形成されている。又、各係止穴2
17,218は前記各圧力室209内と連通されてい
る。従って、オイルポンプから各圧力室内に供給される
油の一部は、前記係止穴217,218内にも供給され
る。
【0006】上記「弁開閉時期制御装置」では、各係止
穴217,218のいずれかの内部にロックピン21
3,214の一方が嵌入されて両者が係合されることに
より、内部ロータ202とタイミングプーリ203の相
対回転が規制され、バルブの開閉タイミングが早められ
た状態或いは遅れた状態のいずれかの状態に固定され
る。
穴217,218のいずれかの内部にロックピン21
3,214の一方が嵌入されて両者が係合されることに
より、内部ロータ202とタイミングプーリ203の相
対回転が規制され、バルブの開閉タイミングが早められ
た状態或いは遅れた状態のいずれかの状態に固定され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記「弁開閉時期制御
装置」において、ロックピン213,214の外周壁面
と、係止穴217,218の内周壁面との間には所定の
クリアランスが必要である。即ち、製造時において生じ
るロックピン213,214、係止穴217,218の
形状誤差、或いは両者の位置ズレをそのクリアランスに
よって吸収するためである。ところが、前述したような
クリアランスが存在すると、ロックピン213,214
が係止穴217,218内に嵌入した場合に、前記内部
ロータ202とタイミングプーリ203との間にはその
クリアランスに相当する分だけ微少な相対回転が許容さ
れる。
装置」において、ロックピン213,214の外周壁面
と、係止穴217,218の内周壁面との間には所定の
クリアランスが必要である。即ち、製造時において生じ
るロックピン213,214、係止穴217,218の
形状誤差、或いは両者の位置ズレをそのクリアランスに
よって吸収するためである。ところが、前述したような
クリアランスが存在すると、ロックピン213,214
が係止穴217,218内に嵌入した場合に、前記内部
ロータ202とタイミングプーリ203との間にはその
クリアランスに相当する分だけ微少な相対回転が許容さ
れる。
【0008】このように内部ロータ202とタイミング
プーリ203との間に相対回転が許容されると、カムシ
ャフトにトルク変動が生じた場合に、内部ロータ202
は回転方向に振動するようになる。従って、従来におい
ては、その振動により、ロックピン213,214の外
周壁面と、係止穴217,218の内周壁面とが衝突を
繰り返して異音が発生するという問題が生じていた。
プーリ203との間に相対回転が許容されると、カムシ
ャフトにトルク変動が生じた場合に、内部ロータ202
は回転方向に振動するようになる。従って、従来におい
ては、その振動により、ロックピン213,214の外
周壁面と、係止穴217,218の内周壁面とが衝突を
繰り返して異音が発生するという問題が生じていた。
【0009】本発明は前述した従来の技術における問題
点を解決するためになされたものであり、その目的は、
内燃機関のバルブタイミング変更装置において、バルブ
タイミングを所定のタイミングにて固定する際に、カム
シャフトのトルク変動に起因した異音の発生を防止する
ことにある。
点を解決するためになされたものであり、その目的は、
内燃機関のバルブタイミング変更装置において、バルブ
タイミングを所定のタイミングにて固定する際に、カム
シャフトのトルク変動に起因した異音の発生を防止する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、請求項1記載の発明は、同一の回転軸心回りに相
対回転可能な第1回転体及び第2回転体と、内部に加圧
された流体が供給され同流体の圧力により前記両回転体
を相対回転させる圧力室と、前記圧力室に対して、所定
圧力の流体を供給するための流体供給手段とを備え、前
記両回転体の一方を内燃機関の駆動軸に駆動連結すると
ともに、他方をカムシャフトに駆動連結し、前記流体供
給手段により圧力室に供給される流体の圧力を調整して
前記両回転体の相対的な回転位相を変更することによ
り、前記駆動軸に対するカムシャフトの回転位相を変更
し、同シャフトにより開閉駆動されるバルブの開閉タイ
ミングを変更するようにした内燃機関のバルブタイミン
グ変更装置において、前記第1回転体には、前記第2回
転体と対向する位置に押圧部材を設けると共に、同部材
を第2回転体側へと付勢し同回転体に対して押圧させる
付勢手段を更に備えことをその要旨とするものである。
めに、請求項1記載の発明は、同一の回転軸心回りに相
対回転可能な第1回転体及び第2回転体と、内部に加圧
された流体が供給され同流体の圧力により前記両回転体
を相対回転させる圧力室と、前記圧力室に対して、所定
圧力の流体を供給するための流体供給手段とを備え、前
記両回転体の一方を内燃機関の駆動軸に駆動連結すると
ともに、他方をカムシャフトに駆動連結し、前記流体供
給手段により圧力室に供給される流体の圧力を調整して
前記両回転体の相対的な回転位相を変更することによ
り、前記駆動軸に対するカムシャフトの回転位相を変更
し、同シャフトにより開閉駆動されるバルブの開閉タイ
ミングを変更するようにした内燃機関のバルブタイミン
グ変更装置において、前記第1回転体には、前記第2回
転体と対向する位置に押圧部材を設けると共に、同部材
を第2回転体側へと付勢し同回転体に対して押圧させる
付勢手段を更に備えことをその要旨とするものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1に記載し
た内燃機関のバルブタイミング変更装置において、押圧
部材は付勢手段により前記回転軸心の方向に付勢され第
2回転体に対して押圧されるものであることをその要旨
とするものである。
た内燃機関のバルブタイミング変更装置において、押圧
部材は付勢手段により前記回転軸心の方向に付勢され第
2回転体に対して押圧されるものであることをその要旨
とするものである。
【0012】(作用)上記請求項1に記載した発明によ
れば、内燃機関の駆動軸における回転駆動力は、同一の
回転軸心回りに相対回転する第1及び第2回転体を介し
てカムシャフトに伝達される。そして、カムシャフトの
回転に伴って前記機関のバルブが開閉駆動される。
れば、内燃機関の駆動軸における回転駆動力は、同一の
回転軸心回りに相対回転する第1及び第2回転体を介し
てカムシャフトに伝達される。そして、カムシャフトの
回転に伴って前記機関のバルブが開閉駆動される。
【0013】又、圧力室内に流体供給手段から流体が供
給されると、その流体の圧力によって前記両回転体は前
記回転軸心回りに相対回転する。この相対回転により、
内燃機関の駆動軸に対するカムシャフトの回転位相が変
更され、カムシャフトにより開閉駆動されるバルブの開
閉タイミングが変更される。
給されると、その流体の圧力によって前記両回転体は前
記回転軸心回りに相対回転する。この相対回転により、
内燃機関の駆動軸に対するカムシャフトの回転位相が変
更され、カムシャフトにより開閉駆動されるバルブの開
閉タイミングが変更される。
【0014】第1回転体において、第2回転体と対向す
る位置に設けられた押圧部材は、付勢手段により第2回
転体側に付勢され同回転体に対して押圧される。その結
果、押圧部材と第2回転体との接触面間には両面に作用
する押圧力に応じた摩擦力が発生し、この摩擦力により
前記両回転体の相対回転が規制されて、バルブの開閉タ
イミングが所定のタイミングに保持される。
る位置に設けられた押圧部材は、付勢手段により第2回
転体側に付勢され同回転体に対して押圧される。その結
果、押圧部材と第2回転体との接触面間には両面に作用
する押圧力に応じた摩擦力が発生し、この摩擦力により
前記両回転体の相対回転が規制されて、バルブの開閉タ
イミングが所定のタイミングに保持される。
【0015】請求項2記載の発明によれば、押圧部材は
付勢手段により前記両回転体の回転軸心方向に付勢され
て第2回転体に対して押圧される。従って、両回転体の
相対回転が規制されバルブの開閉タイミングが所定のタ
イミングに保持される際、第2回転体には押圧部材から
前記回転軸心方向における押圧力が作用して、同方向に
おける第2回転体の移動が規制される。
付勢手段により前記両回転体の回転軸心方向に付勢され
て第2回転体に対して押圧される。従って、両回転体の
相対回転が規制されバルブの開閉タイミングが所定のタ
イミングに保持される際、第2回転体には押圧部材から
前記回転軸心方向における押圧力が作用して、同方向に
おける第2回転体の移動が規制される。
【0016】
(第1の実施形態)以下、本発明を内燃機関としての多
気筒ガソリンエンジンに設けられたバルブタイミング変
更装置として具体化した第1の実施形態について説明す
る。
気筒ガソリンエンジンに設けられたバルブタイミング変
更装置として具体化した第1の実施形態について説明す
る。
【0017】図1は、位相変更機構(以下、「VVT機
構」という)11が設けられた吸気側カムシャフト1
2、前記VVT機構11に設けられた各油圧室13,1
4(同図では図示しない)、各油圧室13,14に対し
後述する油圧通路P1,P2を通じて流体としての油を
供給するためのオイルポンプ15、前記油圧通路P1,
P2の途中に設けられたオイルコントロールバルブ(以
下、「OCV」という)16、及び前記OCV16をエ
ンジンの運転状態に応じて制御するための電子制御装置
(以下、「ECU」という)17等を示す断面図であ
る。尚、本実施形態において、前記吸気側カムシャフト
12は、本発明におけるカムシャフトに相当するもので
ある。
構」という)11が設けられた吸気側カムシャフト1
2、前記VVT機構11に設けられた各油圧室13,1
4(同図では図示しない)、各油圧室13,14に対し
後述する油圧通路P1,P2を通じて流体としての油を
供給するためのオイルポンプ15、前記油圧通路P1,
P2の途中に設けられたオイルコントロールバルブ(以
下、「OCV」という)16、及び前記OCV16をエ
ンジンの運転状態に応じて制御するための電子制御装置
(以下、「ECU」という)17等を示す断面図であ
る。尚、本実施形態において、前記吸気側カムシャフト
12は、本発明におけるカムシャフトに相当するもので
ある。
【0018】吸気側カムシャフト12のジャーナル12
aは、シリンダヘッド18の上端面とベアリングキャッ
プ19とによって回転可能に支持されている。吸気側カ
ムシャフト12の基端側(図1の右側)には、図3に示
すように、その外周部に一対のカム20が4組形成され
ている。各カム20には、気筒毎に設けられた吸気バル
ブ(図示しない)の上端部が当接されており、同カム2
0の回転により吸気バルブが開閉駆動される。
aは、シリンダヘッド18の上端面とベアリングキャッ
プ19とによって回転可能に支持されている。吸気側カ
ムシャフト12の基端側(図1の右側)には、図3に示
すように、その外周部に一対のカム20が4組形成され
ている。各カム20には、気筒毎に設けられた吸気バル
ブ(図示しない)の上端部が当接されており、同カム2
0の回転により吸気バルブが開閉駆動される。
【0019】吸気側カムシャフト12において、前記シ
リンダヘッド18及びベアリングキャップ19によって
支持された部分より先端側(図1の左側)の部分には拡
径部21が形成されている。この拡径部21の外周には
円環状をなすドリブンギヤ22が回転可能に被嵌されて
いる。ドリブンギヤ22の外周部には複数の外歯22a
が形成されており、この外歯22aは図3に示すよう
に、排気側カムシャフト23に設けられたドライブギヤ
24の外歯24aに噛合されている。排気側カムシャフ
ト23には吸気側カムシャフト12と同様に、一対のカ
ム25が4組形成されている。これらカム25によって
図示しない排気バルブが開閉駆動される。
リンダヘッド18及びベアリングキャップ19によって
支持された部分より先端側(図1の左側)の部分には拡
径部21が形成されている。この拡径部21の外周には
円環状をなすドリブンギヤ22が回転可能に被嵌されて
いる。ドリブンギヤ22の外周部には複数の外歯22a
が形成されており、この外歯22aは図3に示すよう
に、排気側カムシャフト23に設けられたドライブギヤ
24の外歯24aに噛合されている。排気側カムシャフ
ト23には吸気側カムシャフト12と同様に、一対のカ
ム25が4組形成されている。これらカム25によって
図示しない排気バルブが開閉駆動される。
【0020】図3に示すように、排気側カムシャフト2
3の端部には、カムプーリ26が固定されており、同プ
ーリ26にはタイミングベルト27が掛装されている。
タイミングベルト27は、駆動軸としてのクランクシャ
フト(図示しない)に取り付けられたクランクプーリ
(図示しない)に掛装されている。
3の端部には、カムプーリ26が固定されており、同プ
ーリ26にはタイミングベルト27が掛装されている。
タイミングベルト27は、駆動軸としてのクランクシャ
フト(図示しない)に取り付けられたクランクプーリ
(図示しない)に掛装されている。
【0021】エンジンの運転が開始されると、排気側カ
ムシャフト23には前記カムプーリ26を介してクラン
クシャフトの回転駆動力が伝達されるとともに、その回
転駆動力は前記ドライブギヤ24及びドリブンギヤ22
を介して吸気側カムシャフト12に伝達される。
ムシャフト23には前記カムプーリ26を介してクラン
クシャフトの回転駆動力が伝達されるとともに、その回
転駆動力は前記ドライブギヤ24及びドリブンギヤ22
を介して吸気側カムシャフト12に伝達される。
【0022】図4は図1のIV−IV断面図である(尚、図
1は図4のI −I 断面図に相当する)。図1及び図4に
示すように、VVT機構11は、ハウジング28と、同
ハウジング28内に配置された第2回転体としてのベー
ン29と、吸気側カムシャフト12の軸回り方向におけ
る回転力を付与して前記ベーン29を回転させるための
進角側油圧室13及び遅角側油圧室14等を備えてい
る。
1は図4のI −I 断面図に相当する)。図1及び図4に
示すように、VVT機構11は、ハウジング28と、同
ハウジング28内に配置された第2回転体としてのベー
ン29と、吸気側カムシャフト12の軸回り方向におけ
る回転力を付与して前記ベーン29を回転させるための
進角側油圧室13及び遅角側油圧室14等を備えてい
る。
【0023】ハウジング28は、全体が略円板状を呈し
ており、その側面が前記ドリブンギヤ22の先端側側面
(図1の左側面)に当接されるとともに、複数のボルト
30により同ギヤ22に固定されている。従って、ハウ
ジング28とドリブンギヤ22は吸気側カムシャフト1
2を回転軸心として一体回転可能となっている。尚、本
実施形態において、ハウジング28及びドリブンギヤ2
2は第1回転体に相当するものである。
ており、その側面が前記ドリブンギヤ22の先端側側面
(図1の左側面)に当接されるとともに、複数のボルト
30により同ギヤ22に固定されている。従って、ハウ
ジング28とドリブンギヤ22は吸気側カムシャフト1
2を回転軸心として一体回転可能となっている。尚、本
実施形態において、ハウジング28及びドリブンギヤ2
2は第1回転体に相当するものである。
【0024】図4に示すように、前記ベーン29はハウ
ジング28の内部側に配設されている。このベーン29
は、同ベーン29の中心に位置した円環状をなす固定部
31と、同固定部31の外周部に形成された4つの受圧
部32とを備えている。各受圧部32は、吸気側カムシ
ャフト12の径方向において放射状に延びており図4に
示すように全体が略十字状を呈している。
ジング28の内部側に配設されている。このベーン29
は、同ベーン29の中心に位置した円環状をなす固定部
31と、同固定部31の外周部に形成された4つの受圧
部32とを備えている。各受圧部32は、吸気側カムシ
ャフト12の径方向において放射状に延びており図4に
示すように全体が略十字状を呈している。
【0025】ハウジング28の内部には、吸気側カムシ
ャフト12の周方向において所定間隔を隔てた位置に、
同シャフト12の軸心に向けて突出した4つの突状部3
3が形成されている。これら各突状部33の内周面は前
記固定部31の外周面に摺接されている。各突状部33
の間は溝部34となっており、前記各受圧部32は各溝
部34内に配置されている。
ャフト12の周方向において所定間隔を隔てた位置に、
同シャフト12の軸心に向けて突出した4つの突状部3
3が形成されている。これら各突状部33の内周面は前
記固定部31の外周面に摺接されている。各突状部33
の間は溝部34となっており、前記各受圧部32は各溝
部34内に配置されている。
【0026】各受圧部32の外周面はハウジング28の
内周面に摺接されている。又、各受圧部32の外周部に
は、図8に示すように断面矩形状をなす溝35が形成さ
れている。この溝35内にはシール部材36が配設さ
れ、更に、同シール部材36は板バネ37によって外周
側に向けて付勢されている。その結果、シール部材36
によって受圧部32の外周面とハウジング28の内周面
との間がシールされ、進角側油圧室13及び遅角側油圧
室14間での油の移動が規制されるようになっている。
内周面に摺接されている。又、各受圧部32の外周部に
は、図8に示すように断面矩形状をなす溝35が形成さ
れている。この溝35内にはシール部材36が配設さ
れ、更に、同シール部材36は板バネ37によって外周
側に向けて付勢されている。その結果、シール部材36
によって受圧部32の外周面とハウジング28の内周面
との間がシールされ、進角側油圧室13及び遅角側油圧
室14間での油の移動が規制されるようになっている。
【0027】図1に示すように、前記ハウジング28及
びベーン29の先端側側面を覆うようにして、有底円筒
状をなすカバー38が設けられている。同カバー38の
中央部には取付用孔39が形成され、又、前記固定部3
1の中央部には中心孔40が形成されている。これら取
付用孔39及び中心孔40内には取付ボルト84が挿通
され、同ボルト84の一端部はカムシャフト12のボル
ト孔41内にて螺着されている。この螺着によりカバー
38及びベーン29は吸気側カムシャフト12の先端部
に固定されている。ベーン29及び吸気側カムシャフト
12には図示しない凹部及び凸部が形成されており、そ
の凹凸の関係によって両者29,12は一体回転するよ
うになっている。又、カバー38は取付ボルト84の締
付力によりベーン29に固定されている。従って、ベー
ン29及びカバー38は吸気側カムシャフト12を回転
軸心として一体回転するようになっている。
びベーン29の先端側側面を覆うようにして、有底円筒
状をなすカバー38が設けられている。同カバー38の
中央部には取付用孔39が形成され、又、前記固定部3
1の中央部には中心孔40が形成されている。これら取
付用孔39及び中心孔40内には取付ボルト84が挿通
され、同ボルト84の一端部はカムシャフト12のボル
ト孔41内にて螺着されている。この螺着によりカバー
38及びベーン29は吸気側カムシャフト12の先端部
に固定されている。ベーン29及び吸気側カムシャフト
12には図示しない凹部及び凸部が形成されており、そ
の凹凸の関係によって両者29,12は一体回転するよ
うになっている。又、カバー38は取付ボルト84の締
付力によりベーン29に固定されている。従って、ベー
ン29及びカバー38は吸気側カムシャフト12を回転
軸心として一体回転するようになっている。
【0028】ハウジング28の内部には、カバー38及
び拡径部21の各側面と、各溝部34の内周壁とによっ
て囲まれた4つの空間が形成されている。更にそれぞれ
の空間は、溝部34内に配置された各受圧部32によっ
て更に2つの圧力室に区画されている。そして、吸気側
カムシャフト12の回転方向(図4にて示す)と同方向
側に形成された圧力室は遅角側油圧室14となってお
り、又、前記回転方向と逆方向側に形成された圧力室は
進角側油圧室13となっている。
び拡径部21の各側面と、各溝部34の内周壁とによっ
て囲まれた4つの空間が形成されている。更にそれぞれ
の空間は、溝部34内に配置された各受圧部32によっ
て更に2つの圧力室に区画されている。そして、吸気側
カムシャフト12の回転方向(図4にて示す)と同方向
側に形成された圧力室は遅角側油圧室14となってお
り、又、前記回転方向と逆方向側に形成された圧力室は
進角側油圧室13となっている。
【0029】前記各油圧室13,14の内部には、各油
圧通路P1,P2を通じて油が供給されるようになって
おり、ベーン29は、各油圧室13,14に供給された
油の油圧の大きさに応じて、吸気側カムシャフト12の
軸回りの双方向に回転可能となっている。
圧通路P1,P2を通じて油が供給されるようになって
おり、ベーン29は、各油圧室13,14に供給された
油の油圧の大きさに応じて、吸気側カムシャフト12の
軸回りの双方向に回転可能となっている。
【0030】ここで、ベーン29が吸気側カムシャフト
12の回転方向と同方向(以下、この回転方向を「進角
回転方向」とする)に回転すると、同ベーン29が固定
された吸気側カムシャフト12の回転位相がドリブンギ
ヤ22に対して進められ、吸気バルブの開閉タイミング
(以下、「バルブタイミング」という)が早められる。
12の回転方向と同方向(以下、この回転方向を「進角
回転方向」とする)に回転すると、同ベーン29が固定
された吸気側カムシャフト12の回転位相がドリブンギ
ヤ22に対して進められ、吸気バルブの開閉タイミング
(以下、「バルブタイミング」という)が早められる。
【0031】これに対して、ベーン29が吸気側カムシ
ャフト12の回転方向と逆方向(以下、この回転方向を
「遅角回転方向」とする)に回転すると、吸気側カムシ
ャフト12の回転位相がドリブンギヤ22に対して遅
れ、バルブタイミングが遅れることとなる。
ャフト12の回転方向と逆方向(以下、この回転方向を
「遅角回転方向」とする)に回転すると、吸気側カムシ
ャフト12の回転位相がドリブンギヤ22に対して遅
れ、バルブタイミングが遅れることとなる。
【0032】上記構成に加えて、本実施形態では、ドリ
ブンギヤ22の内部には押圧部材としての4つのサイド
プレート93が配設されており、同プレート93により
ベーン29とドリブンギヤ22との相対回転を規制する
ことが可能である。
ブンギヤ22の内部には押圧部材としての4つのサイド
プレート93が配設されており、同プレート93により
ベーン29とドリブンギヤ22との相対回転を規制する
ことが可能である。
【0033】より詳細に説明すると、図1,4に示すよ
うに、ドリブンギヤ22には4つの挿通穴94が吸気側
カムシャフト12の周方向において90°毎の間隔を隔
てて形成されている。各挿通穴94は、吸気側カムシャ
フト12の周方向に延びる断面長穴形状を呈している。
各挿通穴94内には、同じく断面長穴状をなすサイドプ
レート93が、吸気側カムシャフト12の軸方向におい
て移動可能に配設されている。又、図8に示すように、
サイドプレート93の外周部には全周にわたって溝95
が形成されるとともに、同溝95の内部にはサイドプレ
ート93の外周壁面と挿通穴94の内周壁面との間をシ
ールするためのOリング96が配設されている。
うに、ドリブンギヤ22には4つの挿通穴94が吸気側
カムシャフト12の周方向において90°毎の間隔を隔
てて形成されている。各挿通穴94は、吸気側カムシャ
フト12の周方向に延びる断面長穴形状を呈している。
各挿通穴94内には、同じく断面長穴状をなすサイドプ
レート93が、吸気側カムシャフト12の軸方向におい
て移動可能に配設されている。又、図8に示すように、
サイドプレート93の外周部には全周にわたって溝95
が形成されるとともに、同溝95の内部にはサイドプレ
ート93の外周壁面と挿通穴94の内周壁面との間をシ
ールするためのOリング96が配設されている。
【0034】更に、ドリブンギヤ22の内部には、図1
に示すように、吸気側カムシャフト12の軸方向に延
び、前記各挿通穴94の略中央部にて通じる収納穴97
がそれぞれ形成されている(図1でその一つを示す)。
収納穴97内には、それぞれコイルスプリング98が配
設されており、各スプリング98の一端部は前記各サイ
ドプレート93に、又、他端部は収納穴97の底部にそ
れぞれ接している。各サイドプレート93は、このコイ
ルスプリング98の弾性力によって前記ベーン29側に
付勢されており、同プレート93の先端面はベーン29
に押圧されている。更に、サイドプレート93により押
圧されたベーン29の先端面は、前記カバー38に押圧
されており、両者29,38間の隙間は略「0」となっ
ている。
に示すように、吸気側カムシャフト12の軸方向に延
び、前記各挿通穴94の略中央部にて通じる収納穴97
がそれぞれ形成されている(図1でその一つを示す)。
収納穴97内には、それぞれコイルスプリング98が配
設されており、各スプリング98の一端部は前記各サイ
ドプレート93に、又、他端部は収納穴97の底部にそ
れぞれ接している。各サイドプレート93は、このコイ
ルスプリング98の弾性力によって前記ベーン29側に
付勢されており、同プレート93の先端面はベーン29
に押圧されている。更に、サイドプレート93により押
圧されたベーン29の先端面は、前記カバー38に押圧
されており、両者29,38間の隙間は略「0」となっ
ている。
【0035】次に、前記進角側油圧室13に及び遅角側
油圧室14に油を供給するための圧力通路を構成する進
角側、遅角側油圧通路P1,P2、及び前記OCV16
等の構成について説明する。
油圧室14に油を供給するための圧力通路を構成する進
角側、遅角側油圧通路P1,P2、及び前記OCV16
等の構成について説明する。
【0036】図1に示すように、シリンダヘッド18の
内部には進角側ヘッド油路53及び遅角側ヘッド油路5
4が形成されている。各ヘッド油路53,54は前記O
CV16、オイルフィルタ55、オイルポンプ15、及
びオイルストレーナ56を介してオイルパン57に接続
可能となっている。エンジンの運転に伴ってオイルポン
プ15が駆動されると、オイルパン57に貯留されてい
る油は同ポンプ15によって吸引される。そして、油は
前記オイルストレーナ56を介してオイルポンプ15内
に導入されるとともに、同ポンプ15から加圧されて吐
出される。そして、吐出された油はオイルフィルタ55
を介してOCV16によって前記各ヘッド油路53,5
4へと選択的に圧送されるようになっている。
内部には進角側ヘッド油路53及び遅角側ヘッド油路5
4が形成されている。各ヘッド油路53,54は前記O
CV16、オイルフィルタ55、オイルポンプ15、及
びオイルストレーナ56を介してオイルパン57に接続
可能となっている。エンジンの運転に伴ってオイルポン
プ15が駆動されると、オイルパン57に貯留されてい
る油は同ポンプ15によって吸引される。そして、油は
前記オイルストレーナ56を介してオイルポンプ15内
に導入されるとともに、同ポンプ15から加圧されて吐
出される。そして、吐出された油はオイルフィルタ55
を介してOCV16によって前記各ヘッド油路53,5
4へと選択的に圧送されるようになっている。
【0037】シリンダヘッド18の上端部及びベアリン
グキャップ19には、前記各ヘッド油路53,54の開
口位置に対応する位置には、周方向に延びる油溝58,
59がそれぞれ形成されている。各油溝58,59によ
って前記ジャーナル12aの外周部が囲まれている。
グキャップ19には、前記各ヘッド油路53,54の開
口位置に対応する位置には、周方向に延びる油溝58,
59がそれぞれ形成されている。各油溝58,59によ
って前記ジャーナル12aの外周部が囲まれている。
【0038】吸気側カムシャフト12の内部には、その
軸心方向に延びる遅角側シャフト油路60が形成されて
いる。この遅角側シャフト油路60の先端側は前記ボル
ト孔41に通じている。又、前記拡径部21の外周部に
は周方向に延びる周溝61が形成されており、同溝61
と遅角側シャフト油路60の先端側とは連通油路62に
より連通されている。
軸心方向に延びる遅角側シャフト油路60が形成されて
いる。この遅角側シャフト油路60の先端側は前記ボル
ト孔41に通じている。又、前記拡径部21の外周部に
は周方向に延びる周溝61が形成されており、同溝61
と遅角側シャフト油路60の先端側とは連通油路62に
より連通されている。
【0039】ジャーナル12aの内部には吸気側カムシ
ャフト12の径方向に延びる遅角側油孔63が形成され
ている。遅角側シャフト油路60は、この遅角側油孔6
3によって前記一方の油溝59に通じている。従って、
遅角側シャフト油路60内には、油溝59及び遅角側油
孔63を介して遅角側ヘッド油路54の油が供給される
ようになっている。
ャフト12の径方向に延びる遅角側油孔63が形成され
ている。遅角側シャフト油路60は、この遅角側油孔6
3によって前記一方の油溝59に通じている。従って、
遅角側シャフト油路60内には、油溝59及び遅角側油
孔63を介して遅角側ヘッド油路54の油が供給される
ようになっている。
【0040】吸気側カムシャフト12の内部には、その
軸心方向に対して傾斜した方向に延びる進角側シャフト
油路64が形成されている。又、ジャーナル12aの内
部には吸気側カムシャフト12の径方向に延びる進角側
油孔65が形成されている。前記進角側シャフト油路6
4の基端側は、この進角側油孔65を介して前記他方の
油溝58に通じている。そして、進角側シャフト油路6
4内には、油溝58及び進角側油孔65を介して進角側
ヘッド油路53内の油が供給されるようになっている。
軸心方向に対して傾斜した方向に延びる進角側シャフト
油路64が形成されている。又、ジャーナル12aの内
部には吸気側カムシャフト12の径方向に延びる進角側
油孔65が形成されている。前記進角側シャフト油路6
4の基端側は、この進角側油孔65を介して前記他方の
油溝58に通じている。そして、進角側シャフト油路6
4内には、油溝58及び進角側油孔65を介して進角側
ヘッド油路53内の油が供給されるようになっている。
【0041】ドリブンギヤ22の内部には、図4及び図
5に示すように放射状に延びる4つの遅角側供給路66
が形成されている。各遅角側供給油路66の内周側は前
記周溝61に通じており、又、各油路66の外周側は前
述した各遅角側油圧室14に開口している。遅角側シャ
フト油路60から連通油路62を通じて周溝61内に供
給された油は、遅角側供給路66を介して各遅角側油圧
室14内に供給されるようになっている。
5に示すように放射状に延びる4つの遅角側供給路66
が形成されている。各遅角側供給油路66の内周側は前
記周溝61に通じており、又、各油路66の外周側は前
述した各遅角側油圧室14に開口している。遅角側シャ
フト油路60から連通油路62を通じて周溝61内に供
給された油は、遅角側供給路66を介して各遅角側油圧
室14内に供給されるようになっている。
【0042】又、前記拡径部21の先端側側面には、図
1に示すように先端側に突出した円筒状の突出部67が
形成されている。ベーン29の基端側側面には前記突出
部67を囲むようにして段部68が形成されている。そ
して、この段部68の内周壁と、前記突出部67及び拡
径部21によって囲まれた空間によって円環状をなす進
角側環状通路46が形成されている。前記進角側シャフ
ト油路64の先端側はこの進角側環状通路46に開口し
ている。
1に示すように先端側に突出した円筒状の突出部67が
形成されている。ベーン29の基端側側面には前記突出
部67を囲むようにして段部68が形成されている。そ
して、この段部68の内周壁と、前記突出部67及び拡
径部21によって囲まれた空間によって円環状をなす進
角側環状通路46が形成されている。前記進角側シャフ
ト油路64の先端側はこの進角側環状通路46に開口し
ている。
【0043】更に、ベーン29の内部には、図4及び図
5に示すように、放射状に延びる4つの進角側供給油孔
69が形成されており、同油孔69の内周側は前記進角
側環状通路46に通じている。又、各進角側供給油孔6
9の外周側は前述した各進角側油圧室13に開口してい
る。従って、前記進角側シャフト油路64内に供給され
た油は、進角側供給油孔69を介して各進角側油圧室1
3内に供給されるようになっている。
5に示すように、放射状に延びる4つの進角側供給油孔
69が形成されており、同油孔69の内周側は前記進角
側環状通路46に通じている。又、各進角側供給油孔6
9の外周側は前述した各進角側油圧室13に開口してい
る。従って、前記進角側シャフト油路64内に供給され
た油は、進角側供給油孔69を介して各進角側油圧室1
3内に供給されるようになっている。
【0044】前述した、進角側ヘッド油路53、油溝5
8、進角側油孔65、進角側シャフト油路64、進角側
環状通路46、及び進角側供給油孔69によって進角側
油圧通路P1が構成され、又、遅角側ヘッド油路54、
油溝59、遅角側油孔63、遅角側シャフト油路60、
連通油路62、周溝61、及び遅角側供給路66によっ
て遅角側油圧通路P2が構成されている。本実施形態で
は、前記OCV16によって前記各油圧通路P1,P2
と、オイルポンプ15及びオイルパン57との連通状態
を切り換えることによってオイルポンプ15から各油圧
室13,14内へ油を供給し、或いは各油圧室13,1
4内から油を排出してオイルパン57に戻すようにして
いる。尚、前記各油圧通路P1,P2、オイルポンプ1
5、OCV16、オイルパン57によって流体供給手段
が構成されている。
8、進角側油孔65、進角側シャフト油路64、進角側
環状通路46、及び進角側供給油孔69によって進角側
油圧通路P1が構成され、又、遅角側ヘッド油路54、
油溝59、遅角側油孔63、遅角側シャフト油路60、
連通油路62、周溝61、及び遅角側供給路66によっ
て遅角側油圧通路P2が構成されている。本実施形態で
は、前記OCV16によって前記各油圧通路P1,P2
と、オイルポンプ15及びオイルパン57との連通状態
を切り換えることによってオイルポンプ15から各油圧
室13,14内へ油を供給し、或いは各油圧室13,1
4内から油を排出してオイルパン57に戻すようにして
いる。尚、前記各油圧通路P1,P2、オイルポンプ1
5、OCV16、オイルパン57によって流体供給手段
が構成されている。
【0045】前記OCV16は、その開度がデューティ
制御されることにより、各進角側、遅角側油圧室13,
14に供給される油圧を制御するものである。以下、こ
のOCV16の構成について説明する。
制御されることにより、各進角側、遅角側油圧室13,
14に供給される油圧を制御するものである。以下、こ
のOCV16の構成について説明する。
【0046】図1に示すように、OCV16を構成する
ケーシング70は、第1〜第5のポート71〜75を有
している。第1のポート71は進角側ヘッド油路53に
連通され、第2のポート72は遅角側ヘッド油路54に
連通されている。又、第3及び第4のポート73,74
はオイルパン57に連通され、第5のポート75はオイ
ルフィルタ55を介してオイルポンプ15の吐出側に連
通されている。
ケーシング70は、第1〜第5のポート71〜75を有
している。第1のポート71は進角側ヘッド油路53に
連通され、第2のポート72は遅角側ヘッド油路54に
連通されている。又、第3及び第4のポート73,74
はオイルパン57に連通され、第5のポート75はオイ
ルフィルタ55を介してオイルポンプ15の吐出側に連
通されている。
【0047】ケーシング70の内部には串形のスプール
76が設けられている。このスプール76は円筒状をな
す4つの弁体77を有しており、その軸方向に往復動可
能となっている。又、ケーシング70には、スプール7
6を図1に示す第1の作動位置と、図2に示す第2の作
動位置との間で移動させるための電磁ソレノイド78が
設けられている。又、ケーシング70内にはスプリング
79が設けられており、このスプリング79によりスプ
ール76は第1の作動位置側へ向けて付勢されている。
76が設けられている。このスプール76は円筒状をな
す4つの弁体77を有しており、その軸方向に往復動可
能となっている。又、ケーシング70には、スプール7
6を図1に示す第1の作動位置と、図2に示す第2の作
動位置との間で移動させるための電磁ソレノイド78が
設けられている。又、ケーシング70内にはスプリング
79が設けられており、このスプリング79によりスプ
ール76は第1の作動位置側へ向けて付勢されている。
【0048】前記OCV16は図1に示すECU17に
よって制御されるようになっている。このECU17に
はエンジン回転数NEを検出するための回転数センサ8
0、及び吸気圧力PMを検出するための吸気圧センサ8
1が接続されている。更に、ECU17には吸気側カム
シャフト12の回転位相を検出するためのクランク角セ
ンサ82及びカム角センサ83が接続されている。EC
U17は各センサ80〜83の検出信号に基づいて、エ
ンジンの運転状態を示すエンジン回転数NE及び吸気圧
力PMと、吸気側カムシャフト12の回転位相を検出す
るようになっている。そして、ECU17は、吸気側カ
ムシャフト12における実変位角度VTと、エンジンの
運転状態に適合する目標変位角度VTTとの偏差を判断
し、同偏差が所定の基準偏差α以下となるように前記O
CV16及びVVT機構11を制御する。
よって制御されるようになっている。このECU17に
はエンジン回転数NEを検出するための回転数センサ8
0、及び吸気圧力PMを検出するための吸気圧センサ8
1が接続されている。更に、ECU17には吸気側カム
シャフト12の回転位相を検出するためのクランク角セ
ンサ82及びカム角センサ83が接続されている。EC
U17は各センサ80〜83の検出信号に基づいて、エ
ンジンの運転状態を示すエンジン回転数NE及び吸気圧
力PMと、吸気側カムシャフト12の回転位相を検出す
るようになっている。そして、ECU17は、吸気側カ
ムシャフト12における実変位角度VTと、エンジンの
運転状態に適合する目標変位角度VTTとの偏差を判断
し、同偏差が所定の基準偏差α以下となるように前記O
CV16及びVVT機構11を制御する。
【0049】本実施形態では、上記各油圧通路P1,P
2に加えて、前記収納穴97内に油を供給し、その油圧
によりベーン29の側面にサイドプレート93を介して
押圧力を作用させるための制御油路P3が形成されてい
る。以下、この制御油路P3について説明する。
2に加えて、前記収納穴97内に油を供給し、その油圧
によりベーン29の側面にサイドプレート93を介して
押圧力を作用させるための制御油路P3が形成されてい
る。以下、この制御油路P3について説明する。
【0050】シリンダヘッド18の内部には、前記進角
側ヘッド油路53と遅角側ヘッド油路54との間に挟ま
れた位置に、更に別のヘッド油路99が形成されてい
る。このヘッド油路99はシリンダヘッド18の上端部
及びベアリングキャップ19に形成された油溝100に
通じている。前記ヘッド油路の図1に一端側はこの油溝
100に通じており、又、他端側は制御バルブ101に
接続されている。
側ヘッド油路53と遅角側ヘッド油路54との間に挟ま
れた位置に、更に別のヘッド油路99が形成されてい
る。このヘッド油路99はシリンダヘッド18の上端部
及びベアリングキャップ19に形成された油溝100に
通じている。前記ヘッド油路の図1に一端側はこの油溝
100に通じており、又、他端側は制御バルブ101に
接続されている。
【0051】制御バルブ101は、前記ヘッド油路99
がオイルポンプ15の吐出側に接続された状態(以下、
この状態を「吐出状態」という)と、オイルパン57に
接続された状態との二つの状態(以下、この状態を「ド
レン状態」という)を切り換えるための電磁式の方向制
御弁であり、その切換動作は前記ECU17から出力さ
れる制御信号に基づいて行われる。
がオイルポンプ15の吐出側に接続された状態(以下、
この状態を「吐出状態」という)と、オイルパン57に
接続された状態との二つの状態(以下、この状態を「ド
レン状態」という)を切り換えるための電磁式の方向制
御弁であり、その切換動作は前記ECU17から出力さ
れる制御信号に基づいて行われる。
【0052】ECU17から制御バルブ101に対して
吐出位置信号が出力されると、前記ヘッド油路99は制
御バルブ101を介してオイルポンプ15の吐出側に接
続され、前記制御油路P3を通じて前記収納穴97内に
油が供給される。これに対して、ECU17から制御バ
ルブ101に対してドレン位置信号が出力されると、前
記ヘッド油路99はオイルパン57に接続され、制御油
路P3を通じて収納穴97内の油がオイルパン57に戻
される。
吐出位置信号が出力されると、前記ヘッド油路99は制
御バルブ101を介してオイルポンプ15の吐出側に接
続され、前記制御油路P3を通じて前記収納穴97内に
油が供給される。これに対して、ECU17から制御バ
ルブ101に対してドレン位置信号が出力されると、前
記ヘッド油路99はオイルパン57に接続され、制御油
路P3を通じて収納穴97内の油がオイルパン57に戻
される。
【0053】又、制御バルブ101の内部には図示しな
い位置センサが内蔵されており、同センサによって同バ
ルブ101の弁体(図示しない)の位置が検出される。
そして、ECU17はこの位置センサから出力された位
置検出信号に基づいて制御バルブ101が「ドレン状
態」であるか、或いは「吐出状態」であるかを判断する
ことが可能である。
い位置センサが内蔵されており、同センサによって同バ
ルブ101の弁体(図示しない)の位置が検出される。
そして、ECU17はこの位置センサから出力された位
置検出信号に基づいて制御バルブ101が「ドレン状
態」であるか、或いは「吐出状態」であるかを判断する
ことが可能である。
【0054】前記拡径部21の外周部には前記進角側油
圧通路P1の一部を構成する周溝61と隣接して周溝1
02が形成されている。この周溝102は吸気側カムシ
ャフト12の内部に形成されたL字状をなす連通路10
3によって、前記油溝100に連通されている。更に、
前記周溝102の内部は、前記各収納穴97の内部と複
数の油孔104を通じて連通されており、前記油溝10
0から連通路103を通じて周溝102に供給された油
は、この油孔104を介して収納穴97内に供給され
る。収納穴97内に油が供給されると、前記サイドプレ
ート93はコイルスプリング98の付勢力に加えて、供
給された油の油圧により前記ベーン29側に付勢され
る。
圧通路P1の一部を構成する周溝61と隣接して周溝1
02が形成されている。この周溝102は吸気側カムシ
ャフト12の内部に形成されたL字状をなす連通路10
3によって、前記油溝100に連通されている。更に、
前記周溝102の内部は、前記各収納穴97の内部と複
数の油孔104を通じて連通されており、前記油溝10
0から連通路103を通じて周溝102に供給された油
は、この油孔104を介して収納穴97内に供給され
る。収納穴97内に油が供給されると、前記サイドプレ
ート93はコイルスプリング98の付勢力に加えて、供
給された油の油圧により前記ベーン29側に付勢され
る。
【0055】以上説明したヘッド油路99、油溝10
0、周溝102、連通路103、及び油孔104により
収納穴97内に油を供給し、或いは同穴97内の油をオ
イルパン57に戻すための制御油路P3が構成されてい
る。尚、制御油路P3、オイルポンプ15、及び前記収
納穴94は本発明における付勢手段に相当する。
0、周溝102、連通路103、及び油孔104により
収納穴97内に油を供給し、或いは同穴97内の油をオ
イルパン57に戻すための制御油路P3が構成されてい
る。尚、制御油路P3、オイルポンプ15、及び前記収
納穴94は本発明における付勢手段に相当する。
【0056】次に、本実施形態における「バルブタイミ
ング制御ルーチン」(以下、「VVT制御ルーチン」と
いう)について図6を参照して説明する。このルーチン
は前記ECU17により所定の時間間隔で実行されるも
のである。
ング制御ルーチン」(以下、「VVT制御ルーチン」と
いう)について図6を参照して説明する。このルーチン
は前記ECU17により所定の時間間隔で実行されるも
のである。
【0057】処理がこのルーチンへ移行すると、ステッ
プ111において、ECU17は各センサ80〜83か
らの信号に基づき吸気圧力PM、エンジン回転数NE及
び吸気側カムシャフト12の実変位角度VTの値をそれ
ぞれ読み込む。
プ111において、ECU17は各センサ80〜83か
らの信号に基づき吸気圧力PM、エンジン回転数NE及
び吸気側カムシャフト12の実変位角度VTの値をそれ
ぞれ読み込む。
【0058】続いて、ステップ112において、ECU
17は今回読み込まれた吸気圧力PM、エンジン回転数
NEの値に基づいてVVT機構を制御するための目標変
位角度VTTの値を算出する。ECU17の図示しない
メモリには、吸気圧力PM及びエンジン回転数NEと、
目標変位角度VTTとの関係が数値マップとして記憶さ
れており、ECU17はこのマップに基づいて目標変位
角度VTTを算出する。本実施形態において、ステップ
112の処理を実行するECU17は目標位相算出手段
に相当する。
17は今回読み込まれた吸気圧力PM、エンジン回転数
NEの値に基づいてVVT機構を制御するための目標変
位角度VTTの値を算出する。ECU17の図示しない
メモリには、吸気圧力PM及びエンジン回転数NEと、
目標変位角度VTTとの関係が数値マップとして記憶さ
れており、ECU17はこのマップに基づいて目標変位
角度VTTを算出する。本実施形態において、ステップ
112の処理を実行するECU17は目標位相算出手段
に相当する。
【0059】そして、ステップ113において、ECU
17は目標変位角度VTTと実変位角度VTとの絶対偏
差が基準偏差αより大きいか否か、即ち、現在のバルブ
タイミングを変更する必要があるか否かを判断する。そ
して、前記絶対偏差が基準偏差α以下であると判断する
と、ECU17は後述するステップ120に移行する。
又、ECU17は前記絶対偏差が基準偏差αより大きい
と判断するとステップ114に移行する。
17は目標変位角度VTTと実変位角度VTとの絶対偏
差が基準偏差αより大きいか否か、即ち、現在のバルブ
タイミングを変更する必要があるか否かを判断する。そ
して、前記絶対偏差が基準偏差α以下であると判断する
と、ECU17は後述するステップ120に移行する。
又、ECU17は前記絶対偏差が基準偏差αより大きい
と判断するとステップ114に移行する。
【0060】ステップ114においてECU17は、前
記制御バルブ101に対してドレン位置信号を出力す
る。その結果、制御バルブ101を介して前記ヘッド油
路99とオイルパン57が連通される。従って、収納穴
97内の油は制御油路P3を通じてオイルパン57に戻
される。このため、前記収納穴97内における油圧は略
「0」となり、前記サイドプレート93はコイルスプリ
ング98の弾性力によってのみベーン29側に付勢され
るようになる。
記制御バルブ101に対してドレン位置信号を出力す
る。その結果、制御バルブ101を介して前記ヘッド油
路99とオイルパン57が連通される。従って、収納穴
97内の油は制御油路P3を通じてオイルパン57に戻
される。このため、前記収納穴97内における油圧は略
「0」となり、前記サイドプレート93はコイルスプリ
ング98の弾性力によってのみベーン29側に付勢され
るようになる。
【0061】更に、ECU17はステップ115におい
て、制御バルブ101の位置センサから入力される位置
検出信号に基づいて、同バルブ101が前記「ドレン状
態」となったか否かを判断し、「ドレン状態」ではない
と判断するとステップ114の処理を再び行い、又、
「ドレン状態」であると判断するとステップ116にお
ける処理を実行する。
て、制御バルブ101の位置センサから入力される位置
検出信号に基づいて、同バルブ101が前記「ドレン状
態」となったか否かを判断し、「ドレン状態」ではない
と判断するとステップ114の処理を再び行い、又、
「ドレン状態」であると判断するとステップ116にお
ける処理を実行する。
【0062】ステップ116においてECU17は、目
標変位角度VTTと実変位角度VTとの大きさを判断す
る。そして、目標変位角度VVTが実変位角度VTより
も大きい(ステップ116:「YES」)、即ち、バル
ブタイミングがエンジンの運転状態に適合するバルブタ
イミングに対して遅れていると判断すると、ECU17
はステップ117においてOCVに対して出力する駆動
デューティ比DVTを「100%」に設定する。
標変位角度VTTと実変位角度VTとの大きさを判断す
る。そして、目標変位角度VVTが実変位角度VTより
も大きい(ステップ116:「YES」)、即ち、バル
ブタイミングがエンジンの運転状態に適合するバルブタ
イミングに対して遅れていると判断すると、ECU17
はステップ117においてOCVに対して出力する駆動
デューティ比DVTを「100%」に設定する。
【0063】駆動デューティ比DVTが「100%」に
設定されると、OCV16のスプール76はスプリング
79の付勢力に抗して図2に示す第2の作動位置に移動
し、オイルポンプ15の吐出側と進角側ヘッド油路53
とが連通され、遅角側ヘッド油路54とオイルパン57
とが連通される。従って、各進角側油圧室13には進角
側油圧通路P1を介して油が供給される一方で、各遅角
側油圧室14内の油は遅角側油圧通路P2を介してオイ
ルパン57に戻される。
設定されると、OCV16のスプール76はスプリング
79の付勢力に抗して図2に示す第2の作動位置に移動
し、オイルポンプ15の吐出側と進角側ヘッド油路53
とが連通され、遅角側ヘッド油路54とオイルパン57
とが連通される。従って、各進角側油圧室13には進角
側油圧通路P1を介して油が供給される一方で、各遅角
側油圧室14内の油は遅角側油圧通路P2を介してオイ
ルパン57に戻される。
【0064】その結果、前記受圧部32は、各遅角側油
圧室14の油圧よりも相対的に増加した各進角側油圧室
13内の油圧により付勢されるため、ベーン29はハウ
ジング28に対して、図5の矢印にて示す方向に回転す
る。このようにベーン29がハウジング28に対して回
転することにより、吸気側カムシャフト1212の回転
位相がドリブンギヤ22よりも進む結果、バルブタイミ
ングが早められる。
圧室14の油圧よりも相対的に増加した各進角側油圧室
13内の油圧により付勢されるため、ベーン29はハウ
ジング28に対して、図5の矢印にて示す方向に回転す
る。このようにベーン29がハウジング28に対して回
転することにより、吸気側カムシャフト1212の回転
位相がドリブンギヤ22よりも進む結果、バルブタイミ
ングが早められる。
【0065】これに対して、ステップ116において目
標変位角度VVTの大きさが実変位角度VTの以下(ス
テップ116:「NO」)、即ち、現在のバルブタイミ
ングがエンジンの運転状態に適合するバルブタイミング
よりも進んでいると判断すると、ECU17はステップ
118においてOCV16に対して出力する駆動デュー
ティ比DVTを「0%」に設定する。
標変位角度VVTの大きさが実変位角度VTの以下(ス
テップ116:「NO」)、即ち、現在のバルブタイミ
ングがエンジンの運転状態に適合するバルブタイミング
よりも進んでいると判断すると、ECU17はステップ
118においてOCV16に対して出力する駆動デュー
ティ比DVTを「0%」に設定する。
【0066】駆動デューティ比DVTが「0%」に設定
されると、OCV16のスプール76は図1に示す第1
の作動位置に移動し、オイルポンプ15の吐出側と遅角
側ヘッド油路54とが連通されるともに、進角側ヘッド
油路53とオイルパン57とが連通される。従って、各
遅角側油圧室14には遅角側油圧通路P2を通じて油が
供給される一方で、各進角側油圧室13の油は進角側油
圧通路P1を介してオイルパン57に戻される。
されると、OCV16のスプール76は図1に示す第1
の作動位置に移動し、オイルポンプ15の吐出側と遅角
側ヘッド油路54とが連通されるともに、進角側ヘッド
油路53とオイルパン57とが連通される。従って、各
遅角側油圧室14には遅角側油圧通路P2を通じて油が
供給される一方で、各進角側油圧室13の油は進角側油
圧通路P1を介してオイルパン57に戻される。
【0067】その結果、前記受圧部32は各進角側油圧
室13の油圧よりも相対的に増加した各遅角側油圧室1
4内の油圧により付勢されるため、ベーン29はハウジ
ング28に対して、図4の矢印にて示す方向に回転す
る。このようにベーン29がハウジング28に対して回
転することにより、吸気側カムシャフト1212の回転
位相がドリブンギヤ22よりも遅れる結果、バルブタイ
ミングが遅れるようになる。以上のようにECU17は
ステップ117,118において、目標変位角度VTT
との偏差が減少するように吸気側カムシャフト12の実
変位角度VTを変更する。
室13の油圧よりも相対的に増加した各遅角側油圧室1
4内の油圧により付勢されるため、ベーン29はハウジ
ング28に対して、図4の矢印にて示す方向に回転す
る。このようにベーン29がハウジング28に対して回
転することにより、吸気側カムシャフト1212の回転
位相がドリブンギヤ22よりも遅れる結果、バルブタイ
ミングが遅れるようになる。以上のようにECU17は
ステップ117,118において、目標変位角度VTT
との偏差が減少するように吸気側カムシャフト12の実
変位角度VTを変更する。
【0068】尚、前記ステップ117,118におい
て、ベーン29がドリブンギヤ22に対して相対的に回
転する際、各サイドプレート93はコイルスプリング9
8によって付勢されベーン29の側面に常時押圧されて
いる。従って、サイドプレート93とベーン29との間
にはその押圧力の大きさに応じた摩擦力が作用するとと
もに、その摩擦力はドリブンギヤ22に対する相対的な
ベーン29の回転を規制するように作用する。しかしな
がら、本実施形態においては、この摩擦力が前記ベーン
29の回転を阻害してしまうことがないように、前記コ
イルスプリング98の弾性係数等が調整されている。
て、ベーン29がドリブンギヤ22に対して相対的に回
転する際、各サイドプレート93はコイルスプリング9
8によって付勢されベーン29の側面に常時押圧されて
いる。従って、サイドプレート93とベーン29との間
にはその押圧力の大きさに応じた摩擦力が作用するとと
もに、その摩擦力はドリブンギヤ22に対する相対的な
ベーン29の回転を規制するように作用する。しかしな
がら、本実施形態においては、この摩擦力が前記ベーン
29の回転を阻害してしまうことがないように、前記コ
イルスプリング98の弾性係数等が調整されている。
【0069】続くステップ119においてECU17
は、目標変位角度VTT及び実変位角度VTの絶対偏差
と前記基準偏差αとを再び比較する。そして、絶対偏差
が基準偏差αよりも大きい場合(ステップ119:「Y
ES」)、再びステップ116〜119までの処理を繰
り返して前記絶対偏差が減少するように実変位角度VT
を変更する。
は、目標変位角度VTT及び実変位角度VTの絶対偏差
と前記基準偏差αとを再び比較する。そして、絶対偏差
が基準偏差αよりも大きい場合(ステップ119:「Y
ES」)、再びステップ116〜119までの処理を繰
り返して前記絶対偏差が減少するように実変位角度VT
を変更する。
【0070】一方、ステップ119、或いは前記ステッ
プ113において前記絶対偏差が基準偏差α以下である
と判断した場合(ステップ119、ステップ113が
「NO」の場合)、ECU17はステップ120に移行
して前記駆動デューティ比DVTを「50%」に設定す
る。
プ113において前記絶対偏差が基準偏差α以下である
と判断した場合(ステップ119、ステップ113が
「NO」の場合)、ECU17はステップ120に移行
して前記駆動デューティ比DVTを「50%」に設定す
る。
【0071】駆動デューティ比DVTが「50%」に設
定されると、OCV16の第1のポート71及び第2の
ポート72の両ポート71,72が、前記弁体77によ
って閉塞され、各油圧室13,14への油の供給、或い
は各油圧室13,14からの油の排出は行われなくな
る。その結果、前記双方の油圧室13,14における油
圧は高圧のまま保持されるとともに、双方の油圧室1
3,14における油圧によりベーン29の回転が規制さ
れる。
定されると、OCV16の第1のポート71及び第2の
ポート72の両ポート71,72が、前記弁体77によ
って閉塞され、各油圧室13,14への油の供給、或い
は各油圧室13,14からの油の排出は行われなくな
る。その結果、前記双方の油圧室13,14における油
圧は高圧のまま保持されるとともに、双方の油圧室1
3,14における油圧によりベーン29の回転が規制さ
れる。
【0072】更に、ステップ121においてECU17
は、前記制御バルブ101に対して吐出位置信号を出力
するとともに、続くステップ122において、制御バル
ブ101の位置センサから入力される位置検出信号に基
づいて、同バルブ101が「吐出状態」となったか否か
を判断し、「吐出状態」ではないと判断するとステップ
121及び本ステップの処理を再び行い、又、制御バル
ブ101が「吐出状態」であると判断すると「VVT制
御ルーチン」を終了する。
は、前記制御バルブ101に対して吐出位置信号を出力
するとともに、続くステップ122において、制御バル
ブ101の位置センサから入力される位置検出信号に基
づいて、同バルブ101が「吐出状態」となったか否か
を判断し、「吐出状態」ではないと判断するとステップ
121及び本ステップの処理を再び行い、又、制御バル
ブ101が「吐出状態」であると判断すると「VVT制
御ルーチン」を終了する。
【0073】前記ステップ121において、制御バルブ
101が「吐出状態」となると、オイルポンプ15から
吐出された油は制御油路P3を通じて収納穴97内に供
給されるようになる。そして、前記サイドプレート93
は、前記コイルスプリング98の弾性力に加え、収納穴
97内に供給された油の油圧力によってベーン29側に
付勢されるため、サイドプレート93とベーン29の側
面との間には前記弾性力及び前記油圧力の和と等しい押
圧力が作用する。従って、サイドプレート93とベーン
29との間には前記押圧力の大きさに比例した摩擦力
し、ベーン29は、各受圧部の両側に作用する油圧力に
加え、この摩擦力によって固定される。その結果、吸気
側カムシャフト12の実変位角度VTが保持される。
101が「吐出状態」となると、オイルポンプ15から
吐出された油は制御油路P3を通じて収納穴97内に供
給されるようになる。そして、前記サイドプレート93
は、前記コイルスプリング98の弾性力に加え、収納穴
97内に供給された油の油圧力によってベーン29側に
付勢されるため、サイドプレート93とベーン29の側
面との間には前記弾性力及び前記油圧力の和と等しい押
圧力が作用する。従って、サイドプレート93とベーン
29との間には前記押圧力の大きさに比例した摩擦力
し、ベーン29は、各受圧部の両側に作用する油圧力に
加え、この摩擦力によって固定される。その結果、吸気
側カムシャフト12の実変位角度VTが保持される。
【0074】以上説明したように、本実施形態では、受
圧部32に作用する前記油圧力及び摩擦力によりベーン
29の回転が確実に規制されることにより、バルブタイ
ミングがエンジンの運転状態に適合するタイミングに保
持される。
圧部32に作用する前記油圧力及び摩擦力によりベーン
29の回転が確実に規制されることにより、バルブタイ
ミングがエンジンの運転状態に適合するタイミングに保
持される。
【0075】本実施形態における特徴を以下に示す。 (a)本実施形態では、バルブタイミングを保持する
際、受圧部32に両側に作用する油圧力に加え、コイル
スプリング98の弾性力と収納穴97内に供給される油
の油圧力との和に相当する押圧力によってベーン29を
押圧し、その摩擦力により前記ベーン29の回転を規制
するようにした。
際、受圧部32に両側に作用する油圧力に加え、コイル
スプリング98の弾性力と収納穴97内に供給される油
の油圧力との和に相当する押圧力によってベーン29を
押圧し、その摩擦力により前記ベーン29の回転を規制
するようにした。
【0076】従って、本実施形態は、例えば、ロックピ
ンと係止穴との係合により、ドリブンギヤ22に対する
ベーン29の相対回転を規制して前記バルブタイミング
を保持する構成を採用した場合と比較して以下の点にお
いて特徴を有する。
ンと係止穴との係合により、ドリブンギヤ22に対する
ベーン29の相対回転を規制して前記バルブタイミング
を保持する構成を採用した場合と比較して以下の点にお
いて特徴を有する。
【0077】第1に、ロックピン及び係止穴のような凹
凸の関係によりベーン29の相対回転を規制する構成で
はないため、同ピンと係止穴が形成された部材とが吸気
側カムシャフト12に生じるトルク変動により衝突を繰
り返すといった問題が発生しない。その結果、前記衝突
に起因する異音の発生を防止することができる。
凸の関係によりベーン29の相対回転を規制する構成で
はないため、同ピンと係止穴が形成された部材とが吸気
側カムシャフト12に生じるトルク変動により衝突を繰
り返すといった問題が発生しない。その結果、前記衝突
に起因する異音の発生を防止することができる。
【0078】第2に、ベーン29はサイドプレート93
との間に生じる摩擦力により固定されるため、前記クリ
アランスに相当する微少な相対回転が許容されてしまう
といったことがなく、従って、前記受圧部32とハウジ
ング28の突状部33とが前記トルク変動により衝突を
繰り返して異音を発生するといった問題が生じない。
との間に生じる摩擦力により固定されるため、前記クリ
アランスに相当する微少な相対回転が許容されてしまう
といったことがなく、従って、前記受圧部32とハウジ
ング28の突状部33とが前記トルク変動により衝突を
繰り返して異音を発生するといった問題が生じない。
【0079】第3に、各受圧部32に作用する各油圧室
13,14の油圧力によってのみベーン29の回転を規
制するようにした場合、前記トルク変動によってベーン
29の回転方向における位置が変化し、各油圧室13,
14及び前記各油圧通路P1,P2内の油圧が周期的に
高圧となって油の漏出を招く虞がある。しかしながら、
本実施形態における構成によれば、サイドプレート93
とベーン29との間に作用する摩擦力によりベーン29
の回転を規制するようにしたため、前記各油圧室13,
14、各油圧通路P1,P2内の油圧の変動が低減さ
れ、前述したような油の漏出を抑制することができる。
13,14の油圧力によってのみベーン29の回転を規
制するようにした場合、前記トルク変動によってベーン
29の回転方向における位置が変化し、各油圧室13,
14及び前記各油圧通路P1,P2内の油圧が周期的に
高圧となって油の漏出を招く虞がある。しかしながら、
本実施形態における構成によれば、サイドプレート93
とベーン29との間に作用する摩擦力によりベーン29
の回転を規制するようにしたため、前記各油圧室13,
14、各油圧通路P1,P2内の油圧の変動が低減さ
れ、前述したような油の漏出を抑制することができる。
【0080】(b)本実施形態によれば、バルブタイミ
ングを所定のタイミングに保持する際に、サイドプレー
ト93とベーン29との間における摩擦力によってベー
ン29の回転を確実に規制することができる。上記
(a)において例示したようなロックピンと係止穴との
係合によりベーン29の回転を規制するようにした構成
では、前記クリアランスが存在することによりベーン2
9には微少な回転が許容されるため、その回転によりバ
ルブタイミングが変動してしまい、エンジンの出力低下
を招く虞がある。しかしながら、本実施形態によれば、
ベーン29の回転を確実に規制して、バルブタイミング
を所定のタイミングに保持し、前述したようなエンジン
出力の低下を防止することができる。
ングを所定のタイミングに保持する際に、サイドプレー
ト93とベーン29との間における摩擦力によってベー
ン29の回転を確実に規制することができる。上記
(a)において例示したようなロックピンと係止穴との
係合によりベーン29の回転を規制するようにした構成
では、前記クリアランスが存在することによりベーン2
9には微少な回転が許容されるため、その回転によりバ
ルブタイミングが変動してしまい、エンジンの出力低下
を招く虞がある。しかしながら、本実施形態によれば、
ベーン29の回転を確実に規制して、バルブタイミング
を所定のタイミングに保持し、前述したようなエンジン
出力の低下を防止することができる。
【0081】(c)本実施形態では、前記コイルスプリ
ング98の弾性力、前記収納穴97内に供給される油の
油圧力、或いは、これら双方の力によって、ベーン29
はカバー38側、即ち、吸気側カムシャフト12の先端
側に向けて常時付勢されている。従って、同シャフト1
2の軸心方向におけるベーン29のガタツキを抑えるこ
とができ、同ベーン29がカバー38或いはドリブンギ
ヤ22に接触して異音が発生してしまうことを防止する
ことができる。
ング98の弾性力、前記収納穴97内に供給される油の
油圧力、或いは、これら双方の力によって、ベーン29
はカバー38側、即ち、吸気側カムシャフト12の先端
側に向けて常時付勢されている。従って、同シャフト1
2の軸心方向におけるベーン29のガタツキを抑えるこ
とができ、同ベーン29がカバー38或いはドリブンギ
ヤ22に接触して異音が発生してしまうことを防止する
ことができる。
【0082】加えて、ベーン29はサイドプレート93
によりカバー38側に付勢されているため、同ベーン2
9とカバー38とは常に押圧状態で接触している。従っ
て、両者29,38の間を通じて前記各油圧室13,1
4のうち一方の油圧室から他方の油圧室へ油が漏出する
ことを抑制することができる。
によりカバー38側に付勢されているため、同ベーン2
9とカバー38とは常に押圧状態で接触している。従っ
て、両者29,38の間を通じて前記各油圧室13,1
4のうち一方の油圧室から他方の油圧室へ油が漏出する
ことを抑制することができる。
【0083】(d)本実施形態では、ECU17により
制御バルブ101の状態が「吐出状態」と「ドレン状
態」との2つの状態に切り換えられることにより、収納
穴97内における油圧の大きさが変更される。この際、
サイドプレート93の位置が殆ど変化することなく、サ
イドプレート93とベーン29との間における摩擦力の
みが変更される。このように、本実施形態における構成
によれば、バルブタイミング制御を行う場合におけるサ
イドプレート93の移動極めて微少であるため、その移
動による応答遅れ等を考慮する必要がなく、より速やか
にバルブタイミングの変更を行うことができる。
制御バルブ101の状態が「吐出状態」と「ドレン状
態」との2つの状態に切り換えられることにより、収納
穴97内における油圧の大きさが変更される。この際、
サイドプレート93の位置が殆ど変化することなく、サ
イドプレート93とベーン29との間における摩擦力の
みが変更される。このように、本実施形態における構成
によれば、バルブタイミング制御を行う場合におけるサ
イドプレート93の移動極めて微少であるため、その移
動による応答遅れ等を考慮する必要がなく、より速やか
にバルブタイミングの変更を行うことができる。
【0084】(第2の実施形態)次に、本発明を具体化
した第2の実施形態について図9〜図14を参照して説
明する。尚、本実施形態は第1の実施形態と略同様の構
成を有するものであるため、以下、両実施形態における
相違点を中心に説明する。又、上記第1の実施形態の構
成と同様の構成、或いは相当する構成については同一の
符号を付して説明を省略する。
した第2の実施形態について図9〜図14を参照して説
明する。尚、本実施形態は第1の実施形態と略同様の構
成を有するものであるため、以下、両実施形態における
相違点を中心に説明する。又、上記第1の実施形態の構
成と同様の構成、或いは相当する構成については同一の
符号を付して説明を省略する。
【0085】本実施形態では、上記実施形態と同様にド
リブンギヤ22の内部にサイドプレート93が配設され
ている。このサイドプレート93は図10に示すように
円環状を呈しており、ドリブンギヤ22の先端面に形成
された環状溝105内に配設されている。
リブンギヤ22の内部にサイドプレート93が配設され
ている。このサイドプレート93は図10に示すように
円環状を呈しており、ドリブンギヤ22の先端面に形成
された環状溝105内に配設されている。
【0086】環状溝105の内部には複数のスプリング
106が、吸気側カムシャフト12の周方向において所
定間隔を隔てて配置されている(図9ではその一つを示
す)。前記サイドプレート93は、このスプリング10
6の弾性力によりベーン29側へ付勢されて同ベーン2
9の基端側側面に押圧されている。
106が、吸気側カムシャフト12の周方向において所
定間隔を隔てて配置されている(図9ではその一つを示
す)。前記サイドプレート93は、このスプリング10
6の弾性力によりベーン29側へ付勢されて同ベーン2
9の基端側側面に押圧されている。
【0087】図11に示すように、環状溝105の内部
は上記実施形態と同様、油孔104及び周溝102等を
介してヘッド油路99に通じている。そして、制御バル
ブ101の切換状態に応じて、環状溝105内にはオイ
ルポンプ15から油が供給され、或いは、同溝105内
の油がオイルパン57に戻されるようになっている。
は上記実施形態と同様、油孔104及び周溝102等を
介してヘッド油路99に通じている。そして、制御バル
ブ101の切換状態に応じて、環状溝105内にはオイ
ルポンプ15から油が供給され、或いは、同溝105内
の油がオイルパン57に戻されるようになっている。
【0088】又、本実施形態では、ベーン29の内部に
係止ピン43が移動可能に設けられるとともに、ドリブ
ンギヤ22には前記係止ピン43の一部が嵌入可能な係
止穴49が形成されている。以下、この係止ピン43及
び係止穴49等の構成について詳細に説明する。
係止ピン43が移動可能に設けられるとともに、ドリブ
ンギヤ22には前記係止ピン43の一部が嵌入可能な係
止穴49が形成されている。以下、この係止ピン43及
び係止穴49等の構成について詳細に説明する。
【0089】図11に示すように、受圧部32の一つに
は吸気側カムシャフト12の軸方向に延びる断面円形状
の貫通孔42が形成されている。この貫通孔42は、そ
の途中に段部42aを有しており、同段部42aより先
端側(図11の左側)の部分が拡径された形状となって
いる。係止ピン43は略有底円筒状を呈しており、その
先端側の部分には拡径部43aが形成されている。係止
ピン43は、その外周側面が貫通孔42の内周側面に摺
接した状態で、吸気側カムシャフト12の軸方向に移動
可能である。
は吸気側カムシャフト12の軸方向に延びる断面円形状
の貫通孔42が形成されている。この貫通孔42は、そ
の途中に段部42aを有しており、同段部42aより先
端側(図11の左側)の部分が拡径された形状となって
いる。係止ピン43は略有底円筒状を呈しており、その
先端側の部分には拡径部43aが形成されている。係止
ピン43は、その外周側面が貫通孔42の内周側面に摺
接した状態で、吸気側カムシャフト12の軸方向に移動
可能である。
【0090】又、係止ピン43の内部には軸方向に延び
る内部穴47が形成されており、同穴47内にはスプリ
ング48が配設されている。係止ピン43は、このスプ
リング48により吸気側カムシャフト12の基端側に向
けて付勢されている。前記内部穴47の内周壁面、貫通
孔42の内周側面、及び前記カバー38によって覆われ
た空間によって背圧室42bが形成されている。
る内部穴47が形成されており、同穴47内にはスプリ
ング48が配設されている。係止ピン43は、このスプ
リング48により吸気側カムシャフト12の基端側に向
けて付勢されている。前記内部穴47の内周壁面、貫通
孔42の内周側面、及び前記カバー38によって覆われ
た空間によって背圧室42bが形成されている。
【0091】前記貫通孔42において拡径された部分の
内周側面と、前記係止ピン43の外周側面とによって囲
まれた環状の空間により、係止ピン43の係止状態を解
除するための油圧室44が形成されている。この油圧室
44は、ベーン29の内部に形成された第1圧力油路4
5を介して、前記進角側環状通路46と連通されてお
り、同室44内には進角側環状通路46内の油が供給可
能となっている。
内周側面と、前記係止ピン43の外周側面とによって囲
まれた環状の空間により、係止ピン43の係止状態を解
除するための油圧室44が形成されている。この油圧室
44は、ベーン29の内部に形成された第1圧力油路4
5を介して、前記進角側環状通路46と連通されてお
り、同室44内には進角側環状通路46内の油が供給可
能となっている。
【0092】ドリブンギヤ22の先端側側面において、
係止ピン43の基端面に対向する位置には前記係止穴4
9が形成されている。この係止穴49内に前記係止ピン
43の基端側部分が嵌入して係止されることにより、ベ
ーン29とドリブンギヤ22との相対回転が規制され
る。その結果、ベーン29はドリブンギヤ22及びハウ
ジング28と一体的に回転するようになる。又、前記係
止穴49の内部は、図12及び図13に示すように、前
記受圧部32の側部に形成された第2圧力油路50によ
って遅角側油圧室14の一つと連通されており、同穴4
9内には遅角側油圧室14内の油の一部が図13の矢印
で示すように移動して供給可能となっている。
係止ピン43の基端面に対向する位置には前記係止穴4
9が形成されている。この係止穴49内に前記係止ピン
43の基端側部分が嵌入して係止されることにより、ベ
ーン29とドリブンギヤ22との相対回転が規制され
る。その結果、ベーン29はドリブンギヤ22及びハウ
ジング28と一体的に回転するようになる。又、前記係
止穴49の内部は、図12及び図13に示すように、前
記受圧部32の側部に形成された第2圧力油路50によ
って遅角側油圧室14の一つと連通されており、同穴4
9内には遅角側油圧室14内の油の一部が図13の矢印
で示すように移動して供給可能となっている。
【0093】以上の構成を備えた本実施形態は、前記第
1の実施形態と同様の作用を奏する他、以下に説明する
ように、エンジンの運転が開始されてから所定時間の間
は係止ピン43によりベーン29の回転が規制されるよ
うになっている。
1の実施形態と同様の作用を奏する他、以下に説明する
ように、エンジンの運転が開始されてから所定時間の間
は係止ピン43によりベーン29の回転が規制されるよ
うになっている。
【0094】即ち、エンジンの運転が停止すると、OC
V16のスプール76はスプリング79の付勢力により
第1の作動位置に移動する。その結果、各進角側油圧室
13は進角側油圧通路P1によりオイルパン57と連通
され、又、各遅角側油圧室14は遅角側油圧通路P2に
よりオイルポンプ15の吐出側と連通される。そして、
クランクシャフトの回転が停止すると、オイルポンプ1
5からの油の吐出、吸気側カムシャフト12の回転が停
止する。
V16のスプール76はスプリング79の付勢力により
第1の作動位置に移動する。その結果、各進角側油圧室
13は進角側油圧通路P1によりオイルパン57と連通
され、又、各遅角側油圧室14は遅角側油圧通路P2に
よりオイルポンプ15の吐出側と連通される。そして、
クランクシャフトの回転が停止すると、オイルポンプ1
5からの油の吐出、吸気側カムシャフト12の回転が停
止する。
【0095】この際、ベーン29は、ドリブンギヤ22
に対して前記遅角回転方向に回転する。その結果、図1
0に示すようにハウジング28に対するベーン29の回
転方向における位置は最も遅角側に回転した位置とな
る。これは、オイルポンプ15から油が吐出されなくな
るため、各進角側油圧室13及び遅角側油圧室14内の
油圧が低下して、ベーン29がその油圧により固定され
なくなるためである。
に対して前記遅角回転方向に回転する。その結果、図1
0に示すようにハウジング28に対するベーン29の回
転方向における位置は最も遅角側に回転した位置とな
る。これは、オイルポンプ15から油が吐出されなくな
るため、各進角側油圧室13及び遅角側油圧室14内の
油圧が低下して、ベーン29がその油圧により固定され
なくなるためである。
【0096】更に、オイルポンプ15の駆動が停止する
と、前記油圧室44及び係止穴49内における油圧が低
下する。その結果、前記係止ピン43は、スプリング4
8の付勢力によって吸気側カムシャフト12の基端側に
移動し、その基端側部分が図14に示すように係止穴4
9内に嵌入する。従って、係止ピン43は係止穴49内
にて係止され、ベーン29とドリブンギヤ22との相対
回転が規制された状態となる。その結果、バルブタイミ
ングはクランクシャフトの回転位相に対して最も遅れた
状態に固定される。そして、再びエンジンの運転が開始
され、各油圧通路P1,P2内の油圧が所定値以上とな
るまで、即ち、その油圧により係止ピン43に作用する
付勢力が前記スプリング48の弾性力よりも大きくなる
まではバルブタイミングが最も遅れた状態に保持され
る。
と、前記油圧室44及び係止穴49内における油圧が低
下する。その結果、前記係止ピン43は、スプリング4
8の付勢力によって吸気側カムシャフト12の基端側に
移動し、その基端側部分が図14に示すように係止穴4
9内に嵌入する。従って、係止ピン43は係止穴49内
にて係止され、ベーン29とドリブンギヤ22との相対
回転が規制された状態となる。その結果、バルブタイミ
ングはクランクシャフトの回転位相に対して最も遅れた
状態に固定される。そして、再びエンジンの運転が開始
され、各油圧通路P1,P2内の油圧が所定値以上とな
るまで、即ち、その油圧により係止ピン43に作用する
付勢力が前記スプリング48の弾性力よりも大きくなる
まではバルブタイミングが最も遅れた状態に保持され
る。
【0097】その後、前記各油圧通路P1,P2内の油
圧が所定値以上に増加すると、同通路P1,P2を通じ
て前記係止穴49、或いは油圧室44内の少なくとも一
方の内部に油が供給され、係止ピン43は係止穴49、
油圧室44内の油圧によって吸気側カムシャフト12の
先端側に付勢される。その結果、図11に示すように、
係止ピン43は係止穴49にて係止された状態が解除さ
れ、ベーン29はドリブンギヤ22に対して相対回転可
能となる。そして、ECU17により前記「VVT制御
ルーチン」が実行されることにより、吸気バルブの開閉
タイミングがエンジンの運転状態に適合するバルブタイ
ミングに変更される。
圧が所定値以上に増加すると、同通路P1,P2を通じ
て前記係止穴49、或いは油圧室44内の少なくとも一
方の内部に油が供給され、係止ピン43は係止穴49、
油圧室44内の油圧によって吸気側カムシャフト12の
先端側に付勢される。その結果、図11に示すように、
係止ピン43は係止穴49にて係止された状態が解除さ
れ、ベーン29はドリブンギヤ22に対して相対回転可
能となる。そして、ECU17により前記「VVT制御
ルーチン」が実行されることにより、吸気バルブの開閉
タイミングがエンジンの運転状態に適合するバルブタイ
ミングに変更される。
【0098】以上、説明した本実施形態は、上記第1の
実施形態と同様の特徴を有する他、以下に示す特徴を有
している。 (a)本実施形態では、エンジンの運転が開始されてか
ら前記進角側油圧通路P1或いは遅角側油圧通路P2内
における油の圧力が所定値以上になるまでの間、即ち、
その油圧力がスプリング48の付勢力を上回るまでの
間、前記ベーン29の回転が係止ピン43により規制さ
れる。
実施形態と同様の特徴を有する他、以下に示す特徴を有
している。 (a)本実施形態では、エンジンの運転が開始されてか
ら前記進角側油圧通路P1或いは遅角側油圧通路P2内
における油の圧力が所定値以上になるまでの間、即ち、
その油圧力がスプリング48の付勢力を上回るまでの
間、前記ベーン29の回転が係止ピン43により規制さ
れる。
【0099】前記各油圧通路P1〜P3、各油圧室1
3,14、前記環状溝105内の油は微量であるが徐々
に外部に漏出する。そのため、エンジンが停止してから
長時間が経過した後にエンジンを始動させた場合、各油
圧通路P1〜P3、各油圧室13,14、環状溝105
内の油圧が所定値以上に増加するまでに時間を要する場
合がある。このように各油圧通路P1〜P3等内に油圧
が低下している状態では、各油圧室13,14内の油圧
によってベーン29の回転を規制することができず、
又、前記サイドプレート93に対して所定の油圧が作用
しないため、サイドプレート93とベーン29との摩擦
力によりベーン29の回転を規制することができない場
合がある。その結果、エンジンが始動されてから一定の
時間、即ち、各油圧通路P1〜P3等の内部に十分に油
が供給されるまでの間(例えば、約3秒間)、ベーン2
9が吸気側カムシャフト12とに生じるトルク変動によ
り回転方向に振動し、バルブタイミングが大きく変動し
てしまう虞がある。
3,14、前記環状溝105内の油は微量であるが徐々
に外部に漏出する。そのため、エンジンが停止してから
長時間が経過した後にエンジンを始動させた場合、各油
圧通路P1〜P3、各油圧室13,14、環状溝105
内の油圧が所定値以上に増加するまでに時間を要する場
合がある。このように各油圧通路P1〜P3等内に油圧
が低下している状態では、各油圧室13,14内の油圧
によってベーン29の回転を規制することができず、
又、前記サイドプレート93に対して所定の油圧が作用
しないため、サイドプレート93とベーン29との摩擦
力によりベーン29の回転を規制することができない場
合がある。その結果、エンジンが始動されてから一定の
時間、即ち、各油圧通路P1〜P3等の内部に十分に油
が供給されるまでの間(例えば、約3秒間)、ベーン2
9が吸気側カムシャフト12とに生じるトルク変動によ
り回転方向に振動し、バルブタイミングが大きく変動し
てしまう虞がある。
【0100】しかしながら、本実施形態によれば、エン
ジンが始動されてから係止ピン43によってベーン29
とハウジング28との相対回転が規制される。このた
め、エンジンの始動直後に前述したようなバルブタイミ
ングの変動が発生すること抑制することができる。
ジンが始動されてから係止ピン43によってベーン29
とハウジング28との相対回転が規制される。このた
め、エンジンの始動直後に前述したようなバルブタイミ
ングの変動が発生すること抑制することができる。
【0101】(b)本実施形態のように、受圧部32に
係止ピン42を配設を貫通孔43を形成した構成とした
場合、貫通孔が形成された受圧部32の側面とカバー3
8との間におけるシール面積が減少して各油圧室13,
14間での油の漏出や、或いは各油圧室13,14の油
が貫通孔43内に浸入することが懸念される。しかしな
がら、本実施形態では、ベーン29はサイドプレート9
3によりカバー38側に付勢され、その先端面がカバー
38に押圧されているため、前記受圧部32とカバー3
8間における油の移動が規制される。従って、前述した
ような各油圧室13,14間での油の漏出、貫通孔43
内への油の浸入を抑制することができる。
係止ピン42を配設を貫通孔43を形成した構成とした
場合、貫通孔が形成された受圧部32の側面とカバー3
8との間におけるシール面積が減少して各油圧室13,
14間での油の漏出や、或いは各油圧室13,14の油
が貫通孔43内に浸入することが懸念される。しかしな
がら、本実施形態では、ベーン29はサイドプレート9
3によりカバー38側に付勢され、その先端面がカバー
38に押圧されているため、前記受圧部32とカバー3
8間における油の移動が規制される。従って、前述した
ような各油圧室13,14間での油の漏出、貫通孔43
内への油の浸入を抑制することができる。
【0102】(第3の実施形態)次に本発明を具体化し
た第3の実施形態について図15を参照して説明する。
本実施形態は、排気側カムシャフト23に前記VVT機
構11が設けられた構成を採用している点で上記各実施
形態における構成と相違している。
た第3の実施形態について図15を参照して説明する。
本実施形態は、排気側カムシャフト23に前記VVT機
構11が設けられた構成を採用している点で上記各実施
形態における構成と相違している。
【0103】尚、本実施形態におけるVVT機構11、
及び同機構11内に形成された各進角側13、遅角側油
圧室13に対して油を供給するための進角側及び遅角側
油圧通路P1,P2、或いはOCV16等の構成につい
ては上記第1の実施の形態と同様であるため、同様の構
成については同一の符号を付すとともに説明を省略す
る。
及び同機構11内に形成された各進角側13、遅角側油
圧室13に対して油を供給するための進角側及び遅角側
油圧通路P1,P2、或いはOCV16等の構成につい
ては上記第1の実施の形態と同様であるため、同様の構
成については同一の符号を付すとともに説明を省略す
る。
【0104】図15に示すように、排気側カムシャフト
23の一端部にはカムプーリ26が一体回転可能に固定
されており、同プーリ26の外周にはタイミングベルト
27が掛装されている。排気側カムシャフト23には、
このタイミングベルト27によってクランクシャフトの
回転駆動力が伝達されるようになっている。
23の一端部にはカムプーリ26が一体回転可能に固定
されており、同プーリ26の外周にはタイミングベルト
27が掛装されている。排気側カムシャフト23には、
このタイミングベルト27によってクランクシャフトの
回転駆動力が伝達されるようになっている。
【0105】排気側カムシャフト23の他端部にはVV
T機構11が設けられている。同機構11には上記第1
の実施形態にて説明したドリブンギヤ22に換え、第1
回転体としてのドライブギヤ91が設けられている。
又、吸気側カムシャフト12の端部には外歯92aを有
したドリブンギヤ92が設けられており、同ギヤ92は
前記ドライブギヤ91の外歯91aに噛合されている。
T機構11が設けられている。同機構11には上記第1
の実施形態にて説明したドリブンギヤ22に換え、第1
回転体としてのドライブギヤ91が設けられている。
又、吸気側カムシャフト12の端部には外歯92aを有
したドリブンギヤ92が設けられており、同ギヤ92は
前記ドライブギヤ91の外歯91aに噛合されている。
【0106】上記構成を備えた本実施形態によれば、ク
ランクシャフトの回転駆動力は排気側カムシャフト23
に伝達されるとともに、同シャフト23からドライブギ
ヤ91及びドリブンギヤ92を介して吸気側カムシャフ
ト12に伝達される。そして、吸気側カムシャフト12
の回転に伴って図示しない吸気バルブが前記カム20に
よって開閉駆動される。尚、本実施形態において、前記
吸気側カムシャフト12は本発明におけるカムシャフト
に相当する。
ランクシャフトの回転駆動力は排気側カムシャフト23
に伝達されるとともに、同シャフト23からドライブギ
ヤ91及びドリブンギヤ92を介して吸気側カムシャフ
ト12に伝達される。そして、吸気側カムシャフト12
の回転に伴って図示しない吸気バルブが前記カム20に
よって開閉駆動される。尚、本実施形態において、前記
吸気側カムシャフト12は本発明におけるカムシャフト
に相当する。
【0107】又、排気側カムシャフト23に対するドラ
イブギヤ91の相対的な回転位相がVVT機構11によ
って変更される。従って、吸気側カムシャフト12の回
転位相が変更され、バルブタイミングが変更される。
イブギヤ91の相対的な回転位相がVVT機構11によ
って変更される。従って、吸気側カムシャフト12の回
転位相が変更され、バルブタイミングが変更される。
【0108】本実施形態は、VVT機構11が設けられ
ていない吸気側カムシャフト12のバルグタイミングを
変更する構成とした点を除けば、上記第1の実施形態と
同様の構成を有している。従って、本実施形態は、上記
実施形態と同様の作用及び特徴を有する。
ていない吸気側カムシャフト12のバルグタイミングを
変更する構成とした点を除けば、上記第1の実施形態と
同様の構成を有している。従って、本実施形態は、上記
実施形態と同様の作用及び特徴を有する。
【0109】以上説明した各実施形態は、以下のように
その構成を変更して実施することができる。 (1)上記各実施形態では、ドリブンギヤ22の先端面
に形成された挿通穴94、或いは環状溝105の内部に
スプリング106を設け、同スプリング106によりサ
イドプレート93をベーン29側に常時付勢するように
したが、このスプリング106を省略した構成とし、前
記挿通穴94、環状溝105の内部に油が供給されたと
きにのみ、その油圧によりサイドプレート93をベーン
29側に押圧する構成を採用してもよい。
その構成を変更して実施することができる。 (1)上記各実施形態では、ドリブンギヤ22の先端面
に形成された挿通穴94、或いは環状溝105の内部に
スプリング106を設け、同スプリング106によりサ
イドプレート93をベーン29側に常時付勢するように
したが、このスプリング106を省略した構成とし、前
記挿通穴94、環状溝105の内部に油が供給されたと
きにのみ、その油圧によりサイドプレート93をベーン
29側に押圧する構成を採用してもよい。
【0110】(2)第1及び第2の実施形態において、
サイドプレート93が配設される挿通穴94或いは環状
溝105はいずれもドリブンギヤ22に形成されていた
が、これらをベーン29側に形成し、サイドプレート9
3をドリブンギヤ22の側面に押圧させるようにしても
よい。
サイドプレート93が配設される挿通穴94或いは環状
溝105はいずれもドリブンギヤ22に形成されていた
が、これらをベーン29側に形成し、サイドプレート9
3をドリブンギヤ22の側面に押圧させるようにしても
よい。
【0111】(3)第1の実施形態では、ベーン29及
びカバー38を吸気側カムシャフト12に固定し、更
に、ハウジング28をドリブンギヤ22或いはドライブ
ギヤ91に固定する構成としたが、以下のような構成と
することもできる。即ち、ベーン29をドリブンギヤ2
2或いはドライブギヤ91に一体回転可能に固定する一
方で、ハウジング28及びカバー38をそれぞれ吸気側
カムシャフト12に一体回転可能に固定する。そして、
ハウジング28に前記貫通孔42に相当する孔を形成し
て、同孔内に係止ピン43を配設するとともに、同係止
ピン43を係止穴49にて係止する構成とする。このよ
うな構成としても上記各実施形態と同様の作用効果を得
ることができる。
びカバー38を吸気側カムシャフト12に固定し、更
に、ハウジング28をドリブンギヤ22或いはドライブ
ギヤ91に固定する構成としたが、以下のような構成と
することもできる。即ち、ベーン29をドリブンギヤ2
2或いはドライブギヤ91に一体回転可能に固定する一
方で、ハウジング28及びカバー38をそれぞれ吸気側
カムシャフト12に一体回転可能に固定する。そして、
ハウジング28に前記貫通孔42に相当する孔を形成し
て、同孔内に係止ピン43を配設するとともに、同係止
ピン43を係止穴49にて係止する構成とする。このよ
うな構成としても上記各実施形態と同様の作用効果を得
ることができる。
【0112】(4)第2の実施形態では、ベーン29の
回転方向において、受圧部32の両側に油圧室を設ける
ようにしたが、片側にのみ油圧室を設ける構成に変更す
ることができる。
回転方向において、受圧部32の両側に油圧室を設ける
ようにしたが、片側にのみ油圧室を設ける構成に変更す
ることができる。
【0113】例えば、前記遅角側油圧室14、同室14
に油を供給するための遅角側油圧通路P2、及び前記係
止穴49内に遅角側油圧室14の油を供給するための第
2圧力通路50を省略するとともに、遅角側油圧室14
に該当する空間内に、ベーン29を遅角回転方向に付勢
するコイルスプリング、板バネ等の弾性部材を配設す
る。
に油を供給するための遅角側油圧通路P2、及び前記係
止穴49内に遅角側油圧室14の油を供給するための第
2圧力通路50を省略するとともに、遅角側油圧室14
に該当する空間内に、ベーン29を遅角回転方向に付勢
するコイルスプリング、板バネ等の弾性部材を配設す
る。
【0114】そして、バルブタイミングを進める場合に
は、進角側油圧室13の油圧力によってベーン29を進
角回転方向に回転させて、図5に示すように突状部33
に当接させる。逆に、バルブタイミングを遅らせる場合
には、進角側油圧室14内への油の供給を停止して、前
記弾性部材によりベーン29を遅角回転方向に回転させ
るとともに、係止ピン43を係止穴49内で係止してハ
ウジング28に対するベーン29の回転を規制する。こ
のような構成とした場合には、二つのタイミングにバル
ブタイミングを選択的に変更することができる。
は、進角側油圧室13の油圧力によってベーン29を進
角回転方向に回転させて、図5に示すように突状部33
に当接させる。逆に、バルブタイミングを遅らせる場合
には、進角側油圧室14内への油の供給を停止して、前
記弾性部材によりベーン29を遅角回転方向に回転させ
るとともに、係止ピン43を係止穴49内で係止してハ
ウジング28に対するベーン29の回転を規制する。こ
のような構成とした場合には、二つのタイミングにバル
ブタイミングを選択的に変更することができる。
【0115】(5)上記各実施形態において、ドリブン
ギヤ22或いはドライブギヤ91にをカムプーリに変更
するとともに、同プーリにタイミングベルトを掛装し、
同プーリをクランクシャフトの回転駆動力によって直接
回転駆動するようにしてもよい。
ギヤ22或いはドライブギヤ91にをカムプーリに変更
するとともに、同プーリにタイミングベルトを掛装し、
同プーリをクランクシャフトの回転駆動力によって直接
回転駆動するようにしてもよい。
【0116】(6)上記各実施形態では、ベーン29に
4つの受圧部32が形成される構成を採用したが、同受
圧部32を3つ以下、或いは5つ以上有した構成とする
こともできる。受圧部32の数を上記各実施形態より少
なくした場合には、前記各油圧通路P1,P2の構成を
簡略化することができ、上記実施形態より多くした場合
には、ベーン29に対してより大きな回転トルクを付与
することができる。
4つの受圧部32が形成される構成を採用したが、同受
圧部32を3つ以下、或いは5つ以上有した構成とする
こともできる。受圧部32の数を上記各実施形態より少
なくした場合には、前記各油圧通路P1,P2の構成を
簡略化することができ、上記実施形態より多くした場合
には、ベーン29に対してより大きな回転トルクを付与
することができる。
【0117】(7)上記各実施形態において、ハウジン
グ28とドリブンギヤ22とは別部材によって構成され
ているが、例えば、両部材28,22を一体に構成する
ことも可能である。同様に、吸気側カムシャフト12
と、ベーン29とを一体に構成するようにしてもよい。
グ28とドリブンギヤ22とは別部材によって構成され
ているが、例えば、両部材28,22を一体に構成する
ことも可能である。同様に、吸気側カムシャフト12
と、ベーン29とを一体に構成するようにしてもよい。
【0118】(8)上記各実施形態において、カムプー
リ26をタイミングスプロケットに変更し、タイミング
ベルト27をタイミングチェーンに変更した構成を有す
るVVT機構11を採用するようにしてもよい。
リ26をタイミングスプロケットに変更し、タイミング
ベルト27をタイミングチェーンに変更した構成を有す
るVVT機構11を採用するようにしてもよい。
【0119】(9)上記各実施形態はいずれも吸気バル
ブの開タイミングを変更するものであったが、排気バル
ブの開閉タイミングを変更するようにしてもよい。又、
VVT機構11が吸気側カムシャフト12及び排気側カ
ムシャフト23の双方に設け、吸気バルブ及び排気バル
ブの双方のバルブ開閉タイミングを変更するようにして
もよい。
ブの開タイミングを変更するものであったが、排気バル
ブの開閉タイミングを変更するようにしてもよい。又、
VVT機構11が吸気側カムシャフト12及び排気側カ
ムシャフト23の双方に設け、吸気バルブ及び排気バル
ブの双方のバルブ開閉タイミングを変更するようにして
もよい。
【0120】本発明を具体化した各実施形態について説
明したが、上各実施形態から把握できる技術的思想につ
いて、その効果と共に以下に記載する。 (イ)請求項1又は2に記載した内燃機関のバルブタイ
ミング変更装置において、更に、内燃機関の運転状態を
検出する運転状態検出手段と、運転状態検出手段により
検出された運転状態に基づいて流体供給手段から圧力室
に供給される流体の圧力を制御し、両回転体の相対的な
回転位相を連続的に変更することによりバルブの開閉タ
イミングを前記運転状態に応じたタイミングに変更する
第1の制御手段と、バルブの開閉バルブタイミングが前
記運転状態に応じたタイミングに変更された後、前記付
勢手段を制御して押圧部材を第2回転体に押圧させるこ
とにより、両回転体の相対回転を規制して前記開閉タイ
ミングを保持する第2の制御手段とを備えたことを特徴
とする。
明したが、上各実施形態から把握できる技術的思想につ
いて、その効果と共に以下に記載する。 (イ)請求項1又は2に記載した内燃機関のバルブタイ
ミング変更装置において、更に、内燃機関の運転状態を
検出する運転状態検出手段と、運転状態検出手段により
検出された運転状態に基づいて流体供給手段から圧力室
に供給される流体の圧力を制御し、両回転体の相対的な
回転位相を連続的に変更することによりバルブの開閉タ
イミングを前記運転状態に応じたタイミングに変更する
第1の制御手段と、バルブの開閉バルブタイミングが前
記運転状態に応じたタイミングに変更された後、前記付
勢手段を制御して押圧部材を第2回転体に押圧させるこ
とにより、両回転体の相対回転を規制して前記開閉タイ
ミングを保持する第2の制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0121】このような構成によれば、請求項1又は2
に記載した内燃機関のバルブタイミング変更装置におけ
る作用効果に加え、バルブの開閉タイミングを内燃機関
の運転状態に応じたタイミングに連続的に変更するとと
もに、そのタイミングに保持することができる。尚、上
記各実施形態において、ECU17は第1及び第2の制
御手段に相当する。
に記載した内燃機関のバルブタイミング変更装置におけ
る作用効果に加え、バルブの開閉タイミングを内燃機関
の運転状態に応じたタイミングに連続的に変更するとと
もに、そのタイミングに保持することができる。尚、上
記各実施形態において、ECU17は第1及び第2の制
御手段に相当する。
【0122】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2に
記載した発明によれば、押圧部材と第2回転体との間に
生じる摩擦力により第1回転体と第2回転体との相対回
転を規制し、バルブの開閉タイミングを所定のタイミン
グに保持することができる。従って、ロックピンを係止
穴内にて係止し、両者の係合によりバルブの開閉タイミ
ングを所定のタイミングに保持するようにした従来のバ
ルブタイミング変更装置における構成とは異なり、ロッ
クピンの外周壁面と係止穴の内周壁面とが衝突すること
がないため異音の発生を防止することができる。
記載した発明によれば、押圧部材と第2回転体との間に
生じる摩擦力により第1回転体と第2回転体との相対回
転を規制し、バルブの開閉タイミングを所定のタイミン
グに保持することができる。従って、ロックピンを係止
穴内にて係止し、両者の係合によりバルブの開閉タイミ
ングを所定のタイミングに保持するようにした従来のバ
ルブタイミング変更装置における構成とは異なり、ロッ
クピンの外周壁面と係止穴の内周壁面とが衝突すること
がないため異音の発生を防止することができる。
【0123】特に、請求項2記載の発明によれば、上記
効果に加えて、前記回転軸心方向における第2回転体の
移動を規制することができ、同方向に第2回転体が移動
して第1回転体、或いは他の部材と衝突することにより
生じる異音を防止することができる。
効果に加えて、前記回転軸心方向における第2回転体の
移動を規制することができ、同方向に第2回転体が移動
して第1回転体、或いは他の部材と衝突することにより
生じる異音を防止することができる。
【図1】吸気側カムシャフト、VVT機構等を示す断面
図。
図。
【図2】OCVを示す部分断面図。
【図3】吸気側、排気側カムシャフト等を示す平面図。
【図4】図1のIV−IV断面図。
【図5】ベーン及びハウジング等を示す断面図。
【図6】「VVT制御ルーチン」を示すフローチャー
ト。
ト。
【図7】「VVT制御ルーチン」を示すフローチャー
ト。
ト。
【図8】サイドプレート、挿通穴等を示す拡大断面図。
【図9】吸気側カムシャフト、VVT機構等を示す断面
図。
図。
【図10】図9のX −X 断面図。
【図11】サイドプレート、環状溝等を示す拡大断面
図。
図。
【図12】受圧部を示す部分拡大断面図。
【図13】図12のXIII−XIII断面図。
【図14】サイドプレート、環状溝等を示す拡大断面
図。
図。
【図15】吸気側、排気側カムシャフト等を示す平面
図。
図。
【図16】従来技術における「弁開閉時期制御装置」を
示す断面図。
示す断面図。
【図17】図16のXVII−XVII断面図。
12…吸気側カムシャフト(カムシャフト)、13…進
角側油圧室(圧力室)、14…遅角側油圧室(圧力
室)、15…オイルポンプ(流体供給手段、付勢手
段)、16…OCV(流体供給手段)、18…シリンダ
ヘッド(内燃機関の一部を構成する)、22…ドリブン
ギヤ(第1回転体)、28…ハウジング(第1回転
体)、29…ベーン(第2回転体)、57…オイルパン
57(流体供給手段)、91…ドライブギヤ(第1回転
体)、93…サイドプレート(押圧部材)、94…収納
穴(付勢手段)、105…環状溝(付勢手段)、P1…
進角側油圧通路(流体供給手段)、P2…遅角側油圧通
路(流体供給手段)、P3…制御油路(付勢手段)。
角側油圧室(圧力室)、14…遅角側油圧室(圧力
室)、15…オイルポンプ(流体供給手段、付勢手
段)、16…OCV(流体供給手段)、18…シリンダ
ヘッド(内燃機関の一部を構成する)、22…ドリブン
ギヤ(第1回転体)、28…ハウジング(第1回転
体)、29…ベーン(第2回転体)、57…オイルパン
57(流体供給手段)、91…ドライブギヤ(第1回転
体)、93…サイドプレート(押圧部材)、94…収納
穴(付勢手段)、105…環状溝(付勢手段)、P1…
進角側油圧通路(流体供給手段)、P2…遅角側油圧通
路(流体供給手段)、P3…制御油路(付勢手段)。
Claims (2)
- 【請求項1】 同一の回転軸心回りに相対回転可能な第
1回転体及び第2回転体と、 内部に加圧された流体が供給され同流体の圧力により前
記両回転体を相対回転させる圧力室と、 前記圧力室に対して、所定圧力の流体を供給するための
流体供給手段とを備え、 前記両回転体の一方を内燃機関の駆動軸に駆動連結する
とともに、他方をカムシャフトに駆動連結し、前記流体
供給手段により圧力室に供給される流体の圧力を調整し
て前記両回転体の相対的な回転位相を変更することによ
り、前記駆動軸に対するカムシャフトの回転位相を変更
し、同シャフトにより開閉駆動されるバルブの開閉タイ
ミングを変更するようにした内燃機関のバルブタイミン
グ変更装置において、 前記第1回転体には、前記第2回転体と対向する位置に
押圧部材を設けると共に、同部材を第2回転体側へと付
勢し同回転体に対して押圧させる付勢手段を更に備えこ
とを特徴とする内燃機関のバルブタイミング変更装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関のバルブタイミ
ング変更装置において、押圧部材は付勢手段により前記
回転軸心の方向に付勢され第2回転体に対して押圧され
るものであることを特徴とする内燃機関のバルブタイミ
ング変更装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8062904A JPH09250312A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 内燃機関のバルブタイミング変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8062904A JPH09250312A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 内燃機関のバルブタイミング変更装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250312A true JPH09250312A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13213716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8062904A Pending JPH09250312A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 内燃機関のバルブタイミング変更装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250312A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6173687B1 (en) | 1997-11-14 | 2001-01-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Hydraulic apparatus for adjusting the timing of opening and closing of an engine valve |
| WO2002031322A1 (de) * | 2000-10-06 | 2002-04-18 | Audi Ag | Verstellbare ventilsteuereinrichtung für eine brennkraftmaschine |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP8062904A patent/JPH09250312A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6173687B1 (en) | 1997-11-14 | 2001-01-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Hydraulic apparatus for adjusting the timing of opening and closing of an engine valve |
| WO2002031322A1 (de) * | 2000-10-06 | 2002-04-18 | Audi Ag | Verstellbare ventilsteuereinrichtung für eine brennkraftmaschine |
| US6941911B2 (en) | 2000-10-06 | 2005-09-13 | Audi Ag | Adjustable valve control device for an internal combustion engine |
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