JPH1089021A - 内燃機関のバルブタイミング可変装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング可変装置

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JPH1089021A
JPH1089021A JP24999096A JP24999096A JPH1089021A JP H1089021 A JPH1089021 A JP H1089021A JP 24999096 A JP24999096 A JP 24999096A JP 24999096 A JP24999096 A JP 24999096A JP H1089021 A JPH1089021 A JP H1089021A
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JP
Japan
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valve timing
pressure
seal member
oil
pressure chamber
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JP24999096A
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English (en)
Inventor
Takeshi Asakura
健 朝倉
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/3445Details relating to the hydraulic means for changing the angular relationship
    • F01L2001/34479Sealing of phaser devices

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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各圧力室間における流体の漏出を抑制し、バル
ブタイミングを進める際の作動応答性を向上させるこ
と。 【解決手段】第1油圧室と第2油圧室との間を封止する
シール部材28の側面28aに突出部28bを形成し
た。これにより、シール部材28を収容する収容溝27
の側壁面27aとシール部材28の側面28aとの接触
圧力(面圧)を向上することができる。その結果、第1
油圧室側から第2油圧室側に漏出するオイルの量を低減
することができ、ひいては羽根車19を所定の回転トル
クをもって前記進角方向に相対回転させることができる
ようになり、バルブタイミングを進角する際におけるバ
ルブタイミング可変装置の作動応答性を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の気筒に
設けられた吸気バルブ又は排気バルブの少なくとも一方
のバルブタイミングを可変とする可変装置に係る。詳し
くは、流体圧を用いて駆動されるバルブタイミング可変
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の気筒に設けられた
吸気バルブ又は排気バルブの開閉時期、即ちバルブタイ
ミングを変更可能とする装置が種々提案されている。実
開平2−50105号公報は、その一例として「弁開閉
制御装置」を開示する。
【0003】上記公報の装置は、図8に示すように、カ
ムシャフト101の先端部に設けられた内部ロータ10
2と、同シャフト101に対して相対回転可能に設けら
れ、クランクシャフト(図示略)の回転力が伝達される
タイミングプーリ103とを備える。内部ロータ102
は、その外周部において径方向に延びる複数のベーン1
04を有する。タイミングプーリ103は、内周側に突
出した複数の凸部105を有する。各凸部105間に形
成された複数のオイル溝106は、各ベーン104をそ
の内部に収容する。同装置は、各オイル溝106内にお
いて各ベーン104の両側に形成された第1圧力室10
7及び第2圧力室108を有する。
【0004】図8及び図9に示すように、凹溝110は
各ベーン104の先端に形成されている。シール部材1
11は各凹溝110にバネ112を介して収容されてい
る。バネ112は自身の弾性力によりシール部材111
を内部ロータ102のオイル溝106内面側に付勢して
いる。このシール部材111により第1圧力室107と
第2圧力室108との間がシールされる。
【0005】上記公報の装置において、バルブタイミン
グを遅らせる場合、第2圧力室108内の油圧を増加さ
せることにより、内部ロータ102をタイミングプーリ
103の回転方向(図8に示す)とは逆方向(以下、こ
の方向を「遅角方向」という)に相対回転させる。この
相対回転により、カムシャフト101によって開閉され
るバルブ(図示略)のバルブタイミングが遅らせられ
る。これに対して、バルブタイミングを進める場合、第
1圧力室107内の油圧を増加させることにより、内部
ロータ102をタイミングプーリ103の回転方向と同
方向(以下、この方向を「進角方向」という)に相対回
転させる。この相対回転によってバルブタイミングが進
められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カムシャフ
ト101を回転させるため、同シャフト101にはバル
ブスプリング(図示略)の反力、或いは同シャフト10
1の支持部分における摺動抵抗等に打ち勝つだけの駆動
トルクが内部ロータ102を介して伝達される。このた
め、内部ロータ102には前記遅角方向の回転力が作用
し、この回転力はバルブタイミングを遅らせるように働
く。従って、第2圧力室108内の油圧を増加させてバ
ルブタイミングを遅らせる場合には、より小さな油圧で
内部ロータ102を遅角方向に相対回転させることがで
きるが、逆にバルブタイミングを進める場合には、この
回転力に抗して内部ロータ102を進角方向に相対回転
させなければならず、第1圧力室107の油圧をより高
圧にする必要がある。
【0007】ここで、上記公報の装置では以下の問題が
あった。即ち、バルブタイミングを進める際に、シール
部材111の側面とベーン104の凹溝110の側面と
の間の隙間から第2圧力室108側に漏出することがあ
った。その結果、第1圧力室107内の油圧が低下して
しまい、内部ロータ102をタイミングプーリ103に
対して所定の速度で相対回転させることが困難となっ
て、同装置における作動応答性が低下するという問題が
あった。
【0008】本発明は前述した事情を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、流体が供給される
2つの圧力室を有し、各圧力室内の流体圧を調節するこ
とによってバルブタイミングを変更するようにした内燃
機関のバルブタイミング可変装置において、各圧力室間
における流体の漏出を抑制し、バルブタイミングを進め
る際の作動応答性を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、内燃機関の吸気バルブ
及び排気バルブの少なくとも一方のバルブタイミングを
可変とするバルブタイミング可変装置であり、同一回転
軸心回りに相対回転可能な2つの回転体であって、内燃
機関のクランクシャフトに駆動連結された第1回転体、
及び吸気バルブ又は排気バルブを駆動するカムシャフト
に駆動連結された第2回転体と、前記一方の回転体に形
成された凸部を、他方の回転体に形成された凹部内に配
置することにより、前記両回転体の回転方向において前
記凸部の両側に形成され、内部に流体が供給される2つ
の圧力室であって、第1回転体に対して第2回転体の回
転位相を相対的に進角させるための第1圧力室、及び前
記回転位相を相対的に遅角させるための第2圧力室と、
前記凸部と前記凹部との接触面間において前記凸部側に
設けられ、前記両圧力室内に供給される流体が前記接触
面間を通じて移動することを規制するためのシール部材
を収容するための収容溝とを備え、前記両圧力室内の流
体圧を調節することによって前記両回転体を互いに相対
回転させることにより、前記バルブタイミングを変更す
るようにした内燃機関のバルブタイミング可変装置にお
いて、前記収容溝の側壁面と対向するシール部材の側面
に、突出部を形成したことをその要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記突出部の形成範囲は、非突出部形
成部位の形成範囲よりも小さいことをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、内燃機関の吸気バルブ及び排
気バルブの少なくとも一方のバルブタイミングを可変と
するバルブタイミング可変装置であり、同一回転軸心回
りに相対回転可能な2つの回転体であって、内燃機関の
クランクシャフトに駆動連結された第1回転体、及び吸
気バルブ又は排気バルブを駆動するカムシャフトに駆動
連結された第2回転体と、前記一方の回転体に形成され
た凸部を、他方の回転体に形成された凹部内に配置する
ことにより、前記両回転体の回転方向において前記凸部
の両側に形成され、内部に流体が供給される2つの圧力
室であって、第1回転体に対して第2回転体の回転位相
を相対的に進角させるための第1圧力室、及び前記回転
位相を相対的に遅角させるための第2圧力室と、前記凸
部と前記凹部との接触面間において前記凸部側に設けら
れ、前記両圧力室内に供給される流体が前記接触面間を
通じて移動することを規制するためのシール部材を収容
するための収容溝とを備え、前記両圧力室内の流体圧を
調節することによって前記両回転体を互いに相対回転さ
せることにより、前記バルブタイミングを変更するよう
にした内燃機関のバルブタイミング可変装置において、
前記回転体の凹部と当接するシール部材の先端面には、
凹部側に開口する凹溝が形成され、前記第1圧力室と第
2圧力室との間は前記凹溝の両端側において区画形成さ
れていることをその要旨とする。
【0011】(作用)従って、請求項1に記載の発明に
おいては、内燃機関のクランクシャフトから第1回転体
に伝達された回転力は第2回転体に伝達され、同回転体
からカムシャフトに伝達される。カムシャフトはこの回
転力により回転し、同シャフトの回転に伴って内燃機関
の吸気バルブ又は排気バルブが開閉される。第1圧力室
及び第2圧力室の流体圧を調整して両回転体を相対回転
させ、第1回転体に対する第2回転体の回転位相を変更
することにより、バルブのバルブタイミングが変更され
る。
【0012】バルブタイミングを進める場合、第1圧力
室内において高圧となった流体は、凹部と各圧力室を区
画する凸部との接触面間を通過して第2圧力室内に漏出
しようとするが、この漏出は凸部に設けられたシール部
材により抑制される。このとき、流体は回転体の収容溝
の側壁面とシール部材の側面との間の隙間を経て第1圧
力室から第2圧力室側に漏出しようとする。しかし、シ
ール部材の側面に形成された突出部により収容溝の側壁
面とシール部材の側面との密着性が向上されることか
ら、第1圧力室から第2圧力室への流体の漏出がより防
止される。
【0013】すなわち、シール部材の側面に形成された
突出部と収容溝の側壁面との接触面積は、突出部が形成
されていないシール部材と凹部の壁面との接触面積より
も小さい。従って、第1圧力室側から収容溝の壁面とシ
ール部材の側面との間へ流動する流体により第2圧力圧
室側に押圧されるシール部材の突出部と収容溝の壁面と
の面圧が高くなる。その結果、シール部材のシール性が
より向上される。
【0014】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の作用に加え、突出部の形成範囲は、非
突出部形成部位よりも小さい。これにより、収容溝の側
壁面に接触する突出部の面圧が一層高くなる。
【0015】請求項3に記載の発明においては、内燃機
関のクランクシャフトから第1回転体に伝達された回転
力は第2回転体に伝達され、同回転体からカムシャフト
に伝達される。カムシャフトはこの回転力により回転
し、同シャフトの回転に伴って内燃機関の吸気バルブ又
は排気バルブが開閉される。第1圧力室及び第2圧力室
の流体圧を調整して両回転体を相対回転させ、第1回転
体に対する第2回転体の回転位相を変更することによ
り、バルブのバルブタイミングが変更される。
【0016】バルブタイミングを進める場合、第1圧力
室内において高圧となった流体は、凹部と各圧力室を区
画する凸部との接触面間を通過して第2圧力室内に漏出
しようとするが、この漏出は凸部に設けられたシール部
材により抑制される。このとき、流体は回転体の収容溝
の側壁面とシール部材の側面との間の隙間を経て第1圧
力室から第2圧力室側に漏出しようとする。このとき、
前記第1圧力室からシール部材の先端を介して第2圧力
室へ漏出しようとする流体は、シール部材の凹溝内を通
過することでその圧力が減圧される。すなわち、第1圧
力室からシール部材の凹溝内に流入する前の流体の圧力
が、例えば、αkg/cm2 とする。そして、流体が凹
溝内に流入した際には、流動面積が拡大されることか
ら、流体の圧力はαkg/cm2 以下に減圧される。こ
れにより、第1圧力室から漏出する流体の圧力が大幅に
高圧であっても、流体が凹溝内に流入することによりあ
る程度まで減圧される。
【0017】従って、第1圧力室から凹溝に漏出した流
体の圧力が高圧であっても、凹溝から第2圧力室へ漏出
する流体の圧力はある程度一定に保持される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて説明する。この実施形態では、内
燃機関としてのガソリンエンジンにおいて、その吸気側
カムシャフトに対して設けられたバルブタイミング可変
装置が示される。
【0019】図1は、吸気側カムシャフト(以下、単に
「カムシャフト」という)11の先端側(同図の左側)
に設けられた作動機構12、及び同機構12に流体とし
ての油を供給するためのオイルポンプ13(以下、単に
「ポンプ」という)、同機構12に供給する油圧を調節
するためのオイルコントロールバルブ(以下、「OC
V」という)40等を示す断面図である。
【0020】同図に示すように、シリンダヘッド14の
上端部及びベアリングキャップ15は、カムシャフト1
1のジャーナル11aを回転可能に支持する。カムシャ
フト11は、その先端部に拡径部11bを有する。拡径
部11bの外周に相対回転可能に設けられたスプロケッ
ト17は、その外周にタイミングチェーン(図示略)が
掛けられる外歯17aを有する。同チェーンは、クラン
クシャフト(図示略)の回転力をスプロケット17に伝
達する。本実施形態においてスプロケット17は本発明
の第1回転体に相当する。
【0021】カムシャフト11は、その基端側(図1の
右側)に複数のカム(図示略)を有し、それらカムは吸
気バルブ(図示略)の上端部に当接する。カムシャフト
11の回転に伴って、各カムは吸気バルブを開閉する。
【0022】拡径部11b及びスプロケット17の先端
面に順に取り付けられた側板18、ハウジング16、及
びカバー20は、ボルト21によりスプロケット17に
固定され同スプロケット17と一体に回転する。カムシ
ャフト11の先端面にボルト22によって取り付けられ
た羽根車19は、図示しないノックピンによって同シャ
フト11に固定され同シャフト11と一体に回転する。
【0023】図2は図1の2−2線に沿った断面を示す
(尚、図1は図2の1−1線に沿った断面を示す)。同
図に示すように、羽根車19は、その中央部に位置する
円筒状のボス23と、同ボス23を中心に略90°毎の
間隔をもって形成された4つの羽根24、及び各羽根2
4の間に形成された第2凹部79とを備える。本実施形
態において羽根車19は本発明の第2回転体に相当し、
各羽根24は本発明の凸部に相当する。
【0024】ハウジング16は、その内側において、中
心へ向かって突出し互いに間隔をもって配置された4つ
の突状部25を有する。各突状部25の間にそれぞれ形
成された第1凹部26は各羽根24を収容する。各羽根
24の外周面24aは各第1凹部26の内周面26aに
接し、各突状部25の内周面25aは、ボス23の外周
面23aに接している。本実施形態において各第1凹部
26は本発明の凹部に相当する。
【0025】図2及び図4に示すように、各羽根24の
一つを拡大したものを示す。各羽根24は、その外周面
24aにそれぞれ形成された各収容溝27を有する。各
収容溝27内には、シール部材28がそれぞれ配置され
ている。各シール部材28は、先端面が凸面状をなし、
その先端面が第1凹部26の内周面26aに接してい
る。各シール部材28と各溝部27の内周壁との間には
コイルバネ29が所定のクリアランスを設けてそれぞれ
配置されている。各コイルバネ29は、各プレート28
を第1凹部26の内周面26aに向けて押圧している。
本実施形態において、シールプレート28は、羽根24
の外周面24aと第1凹部26の内周面26aとの間を
封止する。
【0026】前記シール部材28は断面凸状に形成され
ている。すなわち、シール部材28の側面28aには突
出部28bが形成されている。本実施の形態における突
出部28bの形成範囲は非突出部28cの範囲よりも小
さい(本実施形態では、突出部28bの形成範囲はシー
ル部材28の側面全体の約30%である。この突出部2
8bの形成範囲は適宜変更可能である。)。
【0027】図1及び図2に示すように、カバー20
は、ハウジング16及び羽根車19の先端側面を覆って
いる。各羽根24は、カバー20、第1凹部26、ボス
23、及び側板18によって囲まれた4つの空間を2つ
の油圧室30,31に区画する。スプロケット17の回
転方向(図2において矢印で示す)と逆方向(以下、こ
の方向を「遅角方向」という)の側に位置する第1油圧
室30には、バルブタイミングを進める際にオイルが供
給される。回転方向と同方向(以下、この方向を「進角
方向」という)の側に位置する第2油圧室31には、バ
ルブタイミングを遅らせる際にオイルが供給される。本
実施形態において第1油圧室30は本発明における第1
圧力室に相当し、第2油圧室31は第2圧力室に相当す
る。
【0028】各羽根24の一つは、断面円形状をなしカ
ムシャフト11の軸方向に沿って延びる貫通孔32を有
する。貫通孔32内に移動可能に設けられたロックピン
33は、その内部に収容孔33aを有する。この収容孔
33a内に設けられたスプリング35は、同ピン33を
側板18に形成された係止穴34に向けて付勢する。ロ
ックピン33が係止穴34に係合することにより、ハウ
ジング16に対する羽根車19の位置は、図2に示すよ
うに、各第1油圧室30側の羽根24の側面が、各突状
部25から若干離間する位置に固定される。これによ
り、羽根車19と側板18との間の相対的な回転が規制
され、カムシャフト11とスプロケット17とが一体に
回転する。
【0029】羽根車19は、その先端面に形成された油
溝36を有する。同溝36はカバー20に形成された長
穴37と、貫通孔32とを連通する。油溝36及び長穴
37は、貫通孔32の内部においてロックピン33より
も先端側にある空気或いはオイルを外部に排出する機能
を有する。
【0030】次に、各第1油圧室30及び各第2油圧室
31に対してオイルの給排を行うための油圧通路Pにつ
いて説明する。シリンダヘッド14は、その内部に形成
された進角側油路38、遅角側油路39を有する。各油
路38,39は、前記OCV40の後述する第1のポー
ト55及び第2のポート56に接続されている。OCV
40は、オイルフィルタ41、ポンプ13、オイルスト
レーナ42を介してオイルパン43に通じている。
【0031】進角側油路38は、ジャーナル11aの全
周に形成された油溝44、ジャーナル11aの内部に形
成された油孔45を介して、カムシャフト11の内部に
形成された油通路46に通じている。同油通路46の先
端側は、ボス23の基端側内周部、ボルト21、及び側
板18によって区画された環状空間47に開口する。図
2に示すように、ボス23の内部、各羽根24及び各突
状部25の一部において、放射状に形成された4つの油
孔48は、環状空間47と各第1油圧室30とを連通
し、環状空間47内に供給されたオイルを各第1油圧室
30に供給する。ロックピン33の外周壁と貫通孔32
の内周壁とによって囲まれる環状の空間よりなる油圧室
49は、油孔48の一つにより環状空間47と通じてい
る。
【0032】遅角側油路39は、シリンダヘッド14の
上端部及びベアリングキャップ15に形成された油溝5
0に通じている。拡径部11bに形成された油孔53
は、この油溝50と、側板18の基端側面と拡径部11
bの先端側面との間に形成された環状の油空間51とを
連通する。側板18は、図2に示すように各突状部25
の側面近傍にて開口する4つの油孔52を有する。各油
孔52は、油空間51と各第2油圧室31とを連通し、
同油圧室31内に油空間51内のオイルを供給する。油
空間51は前述した係止穴34に通じており、同係止穴
34内には同空間51内のオイルが供給される。
【0033】本実施形態において、進角側油路38、油
溝44、油孔45、油通路46、環状空間47、及び各
油孔48は、各第1油圧室30にオイルを供給するため
の第1油路P1を構成し、遅角側油路39、油溝50、
油孔53、油空間51、及び各油孔52は、各第2油圧
室31にオイルを供給するための第2油路P2を構成す
る。各油路P1,第2油路P2は油圧通路Pを構成す
る。
【0034】前述したOCV40は、第1油路P1及び
第2油路P2と、ポンプ13及びオイルパン43との連
通状態を切り換える。図1に示すように、OCV40を
構成するケーシング54は、第1〜第5のポート55〜
59を有する。第1のポート55は進角側油路38に、
第2のポート56は遅角側油路39にそれぞれ通じてい
る。第3及び第4のポート57,58はオイルパン43
に、第5のポート59はオイルフィルタ41を介してポ
ンプ13の吐出側に通じている。
【0035】ケーシング54の内部において往復可能に
設けられたスプール60は、円筒状をなす4つの弁体6
1を有する。電磁ソレノイド62は、スプール60を図
1に示す「遅角位置」と、図3に示す「進角位置」との
間で移動させる。ケーシング54内に設けられたスプリ
ング64は、スプール60を「遅角位置」側へ向けて付
勢する。
【0036】電子制御装置(以下「ECU」という)6
5は、電磁ソレノイド62を所定のデューティ比をもっ
て通電制御する。ECU65は、電磁ソレノイド62を
100%のデューティ比で通電制御することにより、ス
プール60の位置を「進角位置」に保持する。これによ
り、図3に示すように、進角側油路38は第1のポート
55及び第5のポート59を介してポンプ13の吐出側
に接続され、遅角側油路39は第2のポート56及び第
4のポート58を介してオイルパン43に接続される。
その結果、各第1油圧室30内には第1油路P1を通じ
てオイルが供給される一方で、各第2油圧室31内のオ
イルは第2油路P2を通じてオイルパン43に戻され
る。
【0037】ECU65は電磁ソレノイド62に対する
通電制御を停止(デューティ比が0%)することによ
り、スプール60の位置を「遅角位置」に保持する。こ
れにより、図1に示すように、遅角側油路39が第2の
ポート56及び第5のポート59を介してポンプ13の
吐出側に接続される一方で、進角側油路38が第1のポ
ート55及び第3のポート57を介してオイルパン43
に接続される。その結果、各第2油圧室31内には第2
油路P2を通じてオイルが供給される一方で、各第1油
圧室30内のオイルは第1油路P1を通じてオイルパン
43に戻される。更に、ECU65は、電磁ソレノイド
62を50%のデューティ比で通電制御することによ
り、スプール60の位置を「保持位置」に保持する。こ
れにより、スプール60の弁体61は、第1及び第2の
ポート55,56を閉塞する。その結果、第1油圧室3
0及び第2油圧室31に対するオイルの供給及び排出は
行われず、各油圧室30,31の油圧は現状の状態に保
持される。
【0038】ECU65に接続された回転数センサ66
及び吸気圧センサ67は、エンジンの回転数、及び吸気
圧力を検出する。ECU65に接続されたクランク角セ
ンサ68及びカム角センサ69は、カムシャフト11の
回転位相を検出する。ECU65は各センサ66〜69
から入力される検出信号に基づき、エンジンの運転状態
に適合するカムシャフト11の目標回転位相、及び実回
転位相を検出する。ECU65は、吸気側カムシャフト
11の実回転位相と目標回転位相との偏差を算出し、同
偏差が所定値以下となるようにOCV40を制御する。
【0039】本実施形態によれば、エンジンが始動され
ると、ポンプ13によって吸引されたオイルパン43内
のオイルが同ポンプ13から第1油路P1内に圧送され
る。これにより、油圧室49内の油圧が増加し、ロック
ピン33はその油圧によって係止穴34から抜ける。そ
の結果、羽根車19とスプロケット17との相対回転が
許容された状態となる。そして、吸気バルブは、カムシ
ャフト11の回転により所定のバルブタイミングをもっ
て開閉される。
【0040】ECU65は、吸気バルブのバルブタイミ
ングを進めるために、電磁ソレノイド62を100%の
デューディ比で通電制御する。その結果、各第1油圧室
30にはオイルが供給され、各第2油圧室31内のオイ
ルはオイルパン43に戻される。従って、各第1油圧室
30内の油圧が各第2油圧室31内の油圧よりも相対的
に増加するため、各羽根24には前記「進角方向」の回
転力が作用する。そして、この回転力により羽根車19
はスプロケット17に対して「進角方向」に相対的に回
転し、カムシャフト11の回転位相がスプロケット17
の回転位相に対して相対的に進角されることにより、吸
気バルブのバルブタイミングが現状よりも進められる。
本実施形態において、羽根車19がスプロケット17に
対して「進角方向」に相対回転し、各羽根24が各突状
部25に当接した状態となると、バルブタイミングは最
も進んだ状態となる。
【0041】これに対して、ECU65は、吸気バルブ
のバルブタイミングを遅らせるために、電磁ソレノイド
62に対する通電制御を停止する(デューティ比が0
%)。この結果、各第2油圧室31にはオイルが供給さ
れ、各第1油圧室30内のオイルはオイルパン43に戻
される。従って、各第2油圧室31内の油圧が各第1油
圧室30内の油圧よりも相対的に増加するため、各羽根
24には前記「遅角方向」の回転力が作用する。そし
て、この回転力により羽根車19はスプロケット17に
対して「遅角方向」に相対的に回転し、カムシャフト1
1の回転位相がスプロケット17の回転位相に対して相
対的に遅角されることにより、吸気バルブのバルブタイ
ミングが現状よりも遅らせられる。本実施形態におい
て、羽根車19がスプロケット17に対して「遅角方
向」に相対回転し、各羽根24が各突状部25に当接し
た状態となると、バルブタイミングは最も遅れた状態と
なる。
【0042】ECU65は、吸気バルブのバルブタイミ
ングを現状のバルブタイミングに保持するために、電磁
ソレノイド62を50%のデューティ比で通電制御す
る。この結果、各油圧室30,31へのオイルの供給及
び各油圧室30,31からのオイルの排出は行われなく
なる。従って、羽根車19とスプロケット17との相対
回転は停止するため、吸気バルブのバルブタイミングは
現状のタイミングに保持される。
【0043】上記のように、ECU65が電磁ソレノイ
ド62を通電制御することにより、吸気バルブのバルブ
タイミングを最遅角のタイミングと最進角のタイミング
との間で所定のタイミングに連続的(無段階)に変更す
ることができ、更にそのバルブタイミングを保持するこ
とができる。
【0044】本実施形態において、バルブタイミングの
変更を行わず、現状のバルブタイミングを保持した状態
でカムシャフト11をスプロケット17と共に回転させ
る場合、同シャフト11には、バルブスプリング35
(図示略)の反力、或いは同シャフトの支持部分(例え
ば、シリンダヘッド14及びベアリングキャップ15に
て支持されたジャーナル11aの部分)における摺動抵
抗等によって、前記「遅角方向」の回転力が作用する。
従って、バルブタイミングを進める場合には、この回転
力に抗して羽根車19を第1油圧室30の油圧により
「進角方向」に回転させる必要がある。このため、バル
ブタイミングを進める場合における第1油圧室30内の
油圧は、バルブタイミングを遅らせる場合における第2
油圧室31内の油圧よりも前記回転力が羽根車19に作
用する分だけ高圧としなければならない。
【0045】ここで、高圧となった第1油圧室30内の
オイルが、各羽根24の外周面24aと各第1凹部26
の内周面26aとの間から羽根24の収容溝27の側壁
面27aとシール部材28の側面28aとの隙間に入り
込む。このとき、図5に示すように、オイルの圧力によ
りシール部材28は第2油圧室31側に押圧され、第2
油圧室31側に移動する。このときのシール部材28の
移動は、突出部28bと収容溝27の側壁面27aとが
接触することにより規制される。
【0046】このとき、収容溝27の側壁面27aに接
触する突出部28bの面圧は、突出部28aを有しない
側面がフラットなシール部材(図9に示す従来技術のシ
ール部材に対応)の面圧よりも高い。すなわち、シール
部材28と収容溝27との密着性が向上され、第1油圧
室30から第2油圧室31へのオイルの漏出が抑制され
る。
【0047】本実施の形態では、次のような効果を得る
ことができる。 (1)第1油圧室30と第2油圧室31との間を封止す
るシール部材28の側面28aに突出部28bを形成し
た。これにより、シール部材28を収容する収容溝27
の側壁面27aとシール部材28の側面28aとの接触
圧力(面圧)を向上することができる。その結果、第1
油圧室30側から第2油圧室31側に漏出するオイルの
量を低減することができ、ひいては羽根車19を所定の
回転トルクをもって前記進角方向に相対回転させること
ができるようになり、バルブタイミングを進角する際に
おけるバルブタイミング可変装置の作動応答性を向上さ
せることができる。
【0048】(2)シール部材28に突出部28bを設
け、収容溝27の側壁面27aに対するシール部材28
の面圧を高くできることから、シール部材(突出部28
b)28と収容溝27の側壁面27aとの間のクリアラ
ンスをラフに設定でき、ひいては製造コストの低減を図
ることができる。
【0049】(3)前記突出部28aの形成範囲は、非
突出部28cの形成範囲よりも小さいことから、収容溝
27の側壁面27aに接触する突出部28aの面圧をよ
り一層向上することができる。その結果、第1油圧室3
0側から第2油圧室31側に漏出するオイルの量をより
確実に低減することができる。
【0050】尚、この発明は次のような別の実施形態に
具体化してもよい。 (1)上記実施形態においては、シール部材28の先端
面は滑らかな凸面状に形成されていたが、これを図6に
示すように、シール部材81の先端面に中心点の異なる
2つの円弧の凸曲面82,83を隣接形成し、両凸曲面
82,83間に凹溝84を形成する。従って、前記第1
油圧室30と第2油圧室31との間は前記凹溝84の両
端側の凸曲面82,83において区画されている。
【0051】この構成によれば、第1油圧室30からシ
ール部材81の先端を介して第2油圧室31へ漏出しよ
うとするオイルは、シール部材81の凹溝84内を通過
することでその圧力が減圧される。すなわち、第1油圧
室80からシール部材81の凹溝84内に流入する前の
オイルの圧力が、例えば、αkg/cm2 とする。そし
て、オイルが凹溝84内に流入した際には、オイルの流
動面積が拡大されることから、オイルの圧力はαkg/
cm2 に減圧される。これにより、第1油圧室30から
漏出するオイルの圧力が大幅に高圧であっても、オイル
が凹溝84内に流入することによりある程度まで減圧さ
れる。
【0052】従って、第1油圧室30からシール部材8
1の凹溝84に漏出したオイルの圧力が高圧であって
も、凹溝84から第2油圧室31へ漏出するオイルの圧
力はある程度一定に保持される。その結果、本実施形態
においても、第1油圧室30から第2油圧室31側に漏
出するオイルの量を低減することができ、上記実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0053】(2)上記実施形態と、(1)の実施形態
とを組み合わせて具体化してもよい。 (3)上記実施形態において、シール部材28は羽根2
4の外周部分に形成された収容溝27内に配置されるも
のであった。これに対して、図7に示すように、各突状
部25の内周側部分にそれぞれ溝76をそれぞれ形成
し、各溝76内にシール部材としてのシール部材77、
及び同プレート77をボス23の外周面23aに押圧す
るバネ78を配置して具体化してもよい。この構成にお
いても、上記実施形態と同様に、各溝76を第1油圧室
30から離間して、より第2油圧室31側に近い位置に
形成する。本構成においては、各突状部25は本発明に
おける凸部に相当し、羽根24の間に形成された第2凹
部79は本発明における凹部に相当する。
【0054】更に、上記構成と同様、各突状部25の内
周側にシール部材28をそれぞれ設けるとともに、羽根
24の外周側にもシール部材28をそれぞれ設ける構成
とすることもできる。このような構成によれば、第1油
圧室30から第2油圧室31側に漏出するオイルの量を
更に低減することにより、バルブタイミングを進める際
のバルブタイミング可変装置における作動応答性を更に
向上させることができる。
【0055】(4)上記実施形態において、シール部材
28をコイルバネ29によって第1凹部26の内周面2
6aに押圧する構成とした。これに対して、各コイルバ
ネ29が省略された構成を採用することにより部品コス
トの低減を図ることもできる。この場合には、シール部
材28の材質として、例えば黄銅、銅、アルミニウムと
いった軟金属、或いはニトリルゴム、アクリルゴム、フ
ッ素ゴムといった耐油性、耐熱性を備えたゴムを選択
し、シール部材28自身の弾性力により同プレート28
が各第1凹部26の内周面26aに押圧される構成とす
ることが望ましい。
【0056】(5)上記実施形態において、シール部材
28を第1凹部26の内周面に押圧するためのコイルバ
ネ29を、板バネ、ゴム等の他の弾性部材に変更して具
体化してもよい。
【0057】(6)上記実施形態において、シール部材
28は各羽根24にそれぞれ一つだけ設けられる構成と
したが、複数のシール部材を設ける構成としてもよい。 (7)上記実施形態では、羽根車19に4つの羽根24
を形成した。これに対して、羽根24を3つ以下、或い
は5つ以上有した構成として具体化してもよい。
【0058】(8)上記実施形態では、いずれも吸気バ
ルブのバルブタイミングを変更するようにした。これに
対して、排気側カムシャフトに作動機構を設け、排気バ
ルブのバルブタイミングを変更するようにしてもよい。
更に、作動機構を吸気側カムシャフト及び排気側カムシ
ャフトの双方に設け、吸気バルブ及び排気バルブの双方
のバルブタイミングを変更するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】上記請求項1に記載した第1の発明によ
れば、シール部材の側面に突出部を形成したことによ
り、シール部材の側面と収容溝の側壁面との面圧を高く
することができる。その結果、シール部材のシール性を
向上でき、ひいてはバルブタイミングを進角する際にお
いて、第1圧力室内における流体圧の低下を抑えてバル
ブタイミング可変装置の作動応答性を向上させることが
できる。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、突出部の形成範囲は、非突
出部形成部位よりも小さいことから、収容溝の側壁面に
接触する突出部の面圧を一層高くでき、さらに第1圧力
室内における流体圧の低下を抑えてバルブタイミング可
変装置の作動応答性を向上させることができる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、第1圧力
室から漏出する流体の圧力が大幅に高圧であっても、流
体が凹溝内に流入することにより、その圧力をある程度
まで減圧できることから、凹溝から第2圧力室へ漏出す
る流体の圧力をある程度一定に保持できる。その結果、
安定した回転速度でバルブタイミング可変装置を作動さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線に沿ったバルブタイミング可変
装置等の断面図。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】OCVの拡大断面図。
【図4】羽根及びシール部材等を拡大して示す断面図。
【図5】進角時の羽根及びシール部材等を拡大して示す
断面図。
【図6】別実施形態における羽根及びシール部材等を拡
大して示す断面図。
【図7】バルブタイミング可変装置等を示す断面図。
【図8】従来の技術における「弁開閉時期制御装置」を
示す断面図。
【図9】羽根及びシール部材等を拡大して示す断面図。
【符号の説明】
11…カムシャフトとしての吸気側カムシャフト、14
…内燃機関の一部を構成するシリンダヘッド、17…第
1回転体としてのスプロケット、19…第2回転体及び
第1回転体としての羽根車、24…凸部としての羽根、
25…凸部としての突状部、26…凹部としての第1凹
部、27…収容溝、27a…収容溝の側壁面、28,7
7,81…シール部材、28a…シール部材の側面、2
8b…シール部材の突出部、28c…非突出部、30…
第1圧力室としての第1油圧室、31…第2圧力室とし
ての第2油圧室、73…第2回転体としてのドライブギ
ヤ、79…凹部としての第2凹部、84…凹溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気バルブ及び排気バルブの
    少なくとも一方のバルブタイミングを可変とするバルブ
    タイミング可変装置であり、 同一回転軸心回りに相対回転可能な2つの回転体であっ
    て、内燃機関のクランクシャフトに駆動連結された第1
    回転体、及び吸気バルブ又は排気バルブを駆動するカム
    シャフトに駆動連結された第2回転体と、 前記一方の回転体に形成された凸部を、他方の回転体に
    形成された凹部内に配置することにより、前記両回転体
    の回転方向において前記凸部の両側に形成され、内部に
    流体が供給される2つの圧力室であって、第1回転体に
    対して第2回転体の回転位相を相対的に進角させるため
    の第1圧力室、及び前記回転位相を相対的に遅角させる
    ための第2圧力室と、 前記凸部と前記凹部との接触面間において前記凸部側に
    設けられ、前記両圧力室内に供給される流体が前記接触
    面間を通じて移動することを規制するためのシール部材
    を収容するための収容溝とを備え、前記両圧力室内の流
    体圧を調節することによって前記両回転体を互いに相対
    回転させることにより、前記バルブタイミングを変更す
    るようにした内燃機関のバルブタイミング可変装置にお
    いて、 前記収容溝の側壁面と対向するシール部材の側面に、突
    出部を形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイ
    ミング可変装置。
  2. 【請求項2】 前記突出部の形成範囲は、非突出部形成
    部位の形成範囲よりも小さい請求項1に記載の内燃機関
    のバルブタイミング可変装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関の吸気バルブ及び排気バルブの
    少なくとも一方のバルブタイミングを可変とするバルブ
    タイミング可変装置であり、 同一回転軸心回りに相対回転可能な2つの回転体であっ
    て、内燃機関のクランクシャフトに駆動連結された第1
    回転体、及び吸気バルブ又は排気バルブを駆動するカム
    シャフトに駆動連結された第2回転体と、 前記一方の回転体に形成された凸部を、他方の回転体に
    形成された凹部内に配置することにより、前記両回転体
    の回転方向において前記凸部の両側に形成され、内部に
    流体が供給される2つの圧力室であって、第1回転体に
    対して第2回転体の回転位相を相対的に進角させるため
    の第1圧力室、及び前記回転位相を相対的に遅角させる
    ための第2圧力室と、 前記凸部と前記凹部との接触面間において前記凸部側に
    設けられ、前記両圧力室内に供給される流体が前記接触
    面間を通じて移動することを規制するためのシール部材
    を収容するための収容溝とを備え、前記両圧力室内の流
    体圧を調節することによって前記両回転体を互いに相対
    回転させることにより、前記バルブタイミングを変更す
    るようにした内燃機関のバルブタイミング可変装置にお
    いて、 前記回転体の凹部と当接するシール部材の先端面には、
    凹部側に開口する凹溝が形成され、前記第1圧力室と第
    2圧力室との間は前記凹溝の両端側において区画形成さ
    れていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング
    可変装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190076386A (ko) * 2017-12-22 2019-07-02 숭실대학교산학협력단 기밀 유지가 향상된 회전용 동력 기관 및 이에 포함되는 기밀 유지 장치

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