JPH09251U - 薬剤内包救急絆創膏 - Google Patents

薬剤内包救急絆創膏

Info

Publication number
JPH09251U
JPH09251U JP857896U JP857896U JPH09251U JP H09251 U JPH09251 U JP H09251U JP 857896 U JP857896 U JP 857896U JP 857896 U JP857896 U JP 857896U JP H09251 U JPH09251 U JP H09251U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
contents
bandage
aid bandage
sealing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP857896U
Other languages
English (en)
Inventor
立行 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP857896U priority Critical patent/JPH09251U/ja
Publication of JPH09251U publication Critical patent/JPH09251U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】救急絆創膏、特に液体の薬剤を内包する救急絆
創膏を提供することにある。 【構成】本考案薬剤内包救急絆創膏は、パッドを装着し
た粘着シートと剥離シートとからなり、該剥離シートに
は、薬剤被覆膜を構成するシール部材によりその下面が
シールされ、かつ液体の薬剤を内包するブリスター部が
前記パッド上に位置して設けられている救急絆創膏にお
いて、シール部材に5乃至30μmの厚さで熱可塑性樹
脂をラミネート加工した救急絆創膏である。 【効果】本考案薬剤内包救急絆創膏は、内容物によるシ
ール部材の腐食及び内容物の変色、変質、固化、重量変
化等が起こらず、又内容物を外部より観察できる。又、
内容物の取り出しも容易である。従って、内容物が液体
の薬剤である場合でも、安全かつ効果的で確実な治療が
可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は救急絆創膏、特に液体の薬剤を内包する救急絆創膏に関する。
【0002】
【従来の技術】
PTP包装(プレス・スルー・パック)は錠剤や菓子類、料理用材料等の包装 に広く用いられている。これは、内容物を型どって成形したポリ塩化ビニル等製 の部材(以下ブリスター部材という)の裏側をアルミニウム箔又はコーティング アルミニウム箔(以下シール部材という)でヒートシールしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、シール部材のアルミニウム箔やコーティングアルミニウム箔は ピンホール等のため防湿の信頼性が低く、又ブリスター部材のポリ塩化ビニル等 も透湿度が比較的高いため(例えば30μmの厚さの硬質ポリ塩化ビニルの透湿 度は29〜34g/m2 /24hr.) 、内容物が流体、ウエットな固形物又は 半固形物(ゼリー、ゲル等)、吸湿性を有する物質、水分の影響を受けやすい物 (錠剤、ドロップ等)等である場合のPTP包装材としては問題があった。即ち 、シール部材のアルミニウム箔の腐食及び/又は内容物の変色、変質等が生じ、 特に内容物が液剤や吸湿性を有する錠剤等である場合、分解、変色、固化、潮解 等を起こし薬物の効能・効果が損なわれるため、これまではメタルパック(錠剤 を両側からポリエチレンフィルムをラミネートしたアルミニウム箔で挟み、ヒー トシールしたもの)により供されてきた。しかしながら、メタルパックは内容物 を外部より観察することができないため、調剤時等内容物の異常を察知できない 等の問題を有していた。
【0004】 更に、近年開発されつつある流動性を有する薬剤をPTP包装にて封入した薬 剤内包救急バンデージ(例えば特開昭61−22451号参照)などの場合、従 来のアルミニウム箔は勿論、コーティングアルミニウム箔をPTP包装のシール 部材として用いても、加速試験〔40℃、75%RH(相対湿度)で6カ月以上 経時変化を起こさないことが必要〕に耐えることができない。例えば、コーティ ングアルミニウム箔を使用する場合であっても、コーティング層にはしばしばピ ンホールやクラックがあり実質的に非孔性ではないため(このことは走査型電子 顕微鏡による観察により容易に確かめられる)、時間と共にそこから浸潤した薬 液によってアルミニウム箔が腐食し、又内容物の変色、変質等を起こすなどして しまう。こうしたことは、当該薬剤の安全性、効果を損なわしめ、薬剤内包救急 絆創膏にとっては致命的な欠陥であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は内容物が液体の薬剤であってもシール部材が腐食したり、内容物の 、変色、変質、固化、沈澱等が起こらない薬剤内包救急絆創膏を鋭意研究した結 果、熱可塑性樹脂をラミネート加工したシール部材、更にはシール部材・ブリス ター部材両方共にラミネート加工したPTP包装材が前記液体の薬剤を内包する 救急絆創膏に非常に好適で種々の条件を満足するものであることを見出し、本考 案を完成した。
【0006】
【考案の実施の形態】
即ち、本考案はパッドを装着した粘着シートと剥離シートとからなり、該剥離 シートには、薬剤被覆膜を構成するシール部材によりその下面がシールされ、か つ液体の薬剤を内包するブリスター部が前記パッド上に位置して設けられている 救急絆創膏において、シール部材に5乃至30μmの厚さで熱可塑性樹脂をラミ ネート加工した救急絆創膏である。更に好ましくは、ブリスター部材にも熱可塑 性樹脂をラミネート加工した救急絆創膏である。熱可塑性樹脂をラミネート加工 したシール部材、例えばアルミニウム箔、セロハン、紙類(合成紙を含む)は、 熱可塑性樹脂が実質的な非孔性膜を形成するため、シール部材が腐食したり、内 容物の変色、変質、固化等が起こらない(耐食・防湿性)。ポリ塩化ビニル、ア セテート、ポリスチレン等製のブリスター部材にも熱可塑性樹脂をラミネート加 工した場合防湿性は更に顕著となる。又、ラミネート加工したシール部材はブリ スター部材とのシールもし易く且つ強度も適度である(シール適性)。シール適 性もブリスター部材にシール部材にラミネート加工したのと同一又は異なった熱 可塑性樹脂をラミネート加工した場合に特に顕著で好ましい。更に、これらの場 合内容物の取り出しにも困難を伴わないが(易取出性)、特にシール部材がアル ミニウム箔の時が最も好ましい。
【0007】 本考案に利用されるラミネート加工は、通常の接着剤ラミネート加工(湿式、 乾式又は加熱溶解式ラミネート加工)、押し出しラミネート加工いずれでもよい が、ラミネート皮膜の厚さを薄くし易いこと、接着剤が不要であること、溶剤・ 希釈剤等の蒸発、乾燥等の工程を要しないことなどから、特に押し出しラミネー ト加工が好ましい。
【0008】 熱可塑性樹脂はビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロースエステル系樹 脂等いかなるものでもよいが、押し出しラミネートには比較的溶融粘度の高いも の、例えば ・ポリエチレン(特に低密度ポリエチレン〔密度0.91〜0.93のポリエチ ン〕) 「スミカセン」(登録商標)、「ミラソン」(登録商標)、「ユカロン」(登 録商標)、「NUCポリエチレン」(登録商標)、「旭ダウポリエチレン」(商 標)、「UBEポリエチレン」(登録商標)、「ペトロセン」(登録商標)等 ・ポリプロピレン 「三菱ノーブレン」(登録商標)、「三井ノーブレン」(商標)、「チッソポ リプロ」(登録商標)等 ・アイオノマー 「サーリンA」(登録商標)等 ・エチレン共重合体 「エルバックス」(登録商標)等 が好ましく、シール部材にラミネート加工する熱可塑性樹脂の厚さは5乃至30 μmであることが易取出性上必要である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案薬剤内包救急絆創膏の一実施例について図面に従って説明するが 、本考案はこれに限定されるものではない。
【0010】 図1は本考案薬剤内包救急絆創膏の一実施例の断面図であり、1はパッド2を 装着した粘着シートであり、パッド上部には薬剤3が、薬剤被覆膜5を構成する シール部材と剥離シート4に配設されたブリスター部6を構成するブリスター部 材とで形成された空間内に内包されている。当該ブリスター部6には凹状突起8 が、又、粘着シート1の一端には剥離シートを剥がし易くするためのセパレータ 7が設けられている。 ここで、剥離シート4と薬剤被覆膜5はPTP包装されている。図2に示すと おり、薬剤被覆膜5は厚さ約20μmのアルミニウム箔10に厚さ約15μmの 低密度ポリエチレン9を押し出しラミネート加工して成形し、又、図3に示すと おり、剥離シート4は厚さ約200μmのポリ塩化ビニル11の裏面(薬剤被覆 膜と向かい合う側)に厚さ約50μmの低密度ポリエチレン9を押し出しラミネ ート加工して成形した。薬剤被覆膜5と剥離シート4はヒートシールにて接合さ れた。
【0011】 上記救急絆創膏に内包される薬剤3としては、外用剤であれば何でもよく、例 えば殺菌消毒剤として、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、 クロルヘキシレノール、アクリノール、チアントール、塩化デカリニウム、スニ フィソミジン、スルファミン、ニトロフラゾン、ホウ酸、ホモスルファミン、ト リクロカルバン等があり、創傷部収斂治療促進剤として酸化亜鉛、塩酸ピリドキ シン、酢酸トコフェロール、ジパルミチン酸ピリドキシン、止血剤として塩酸ナ ハァゾリン、硫酸亜鉛、塩酸エフェドリン等、抗炎症剤としてはプレドニゾロン 、デキサメサゾン、酢酸コルチゾン等のステロイド剤、グリチルレチン酸、塩化 リゾチーム等、抗ヒスタミン剤としてマレイン酸クロルフェニラミン、塩酸ジフ ェンヒドラミン等がある。又、局麻剤としてはリドカイン、アミノ安息香酸エチ ル、塩酸プロカイン、塩酸ジブカイン、塩酸テトラカイン、塩酸パラブチルアミ ノ安息香酸ジエチルアミノエチル等がある。
【0012】 本考案薬剤内包救急絆創膏は、内容物として上記薬剤中複数のものを配合剤と して内包させたが、厚生省の定める加速試験条件下にて6カ月以上シール部材が 腐食せず、又内包された薬剤も変色、沈澱、配合比変化等しないことが確認され た。これに対し、生アルミニウム箔及びコーティングアルミニウム箔(3回塗り 等の厚塗りしたものを含む)では1カ月経過時点で既に内容物、シール部材の変 色を起こし、更に5カ月経過時点の定量では内容物の配合比の変化をきたし、全 体の重量も減少していることが確認された。 ラミネート加工された薬剤被覆膜5は、ブリスター6を指で押圧することによ り容易に破壊され、薬剤3はスムーズにパッド2に移行した。
【0013】
【作用】
本考案薬剤内包救急絆創膏は、ラミネート加工された熱可塑性樹脂が内容物で ある液体の薬剤のシール部材への浸潤、又は外気中の水蒸気の内部への浸入を防 ぐことにより、シール部材の腐食、内容物の変質等を防止できるばかりでなく、 内容物を外部より観察できる。
【0014】
【考案の効果】
上述の如く、本考案薬剤内包救急絆創膏は内容物によるシール部材の腐食及び 内容物の変色、変質、固化、重量変化等を防ぎ、又内容物を外部より観察できる 。更に、シール適性もよく、内容物の取り出しも容易である。従って、内容物が 液体の薬剤である場合でも、安全かつ効果的で確実な治療が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案薬剤内包救急絆創膏の一実施例の断面図
である。
【図2】薬剤被覆膜の拡大断面図である。
【図3】ブリスターの拡大断面図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッドを装着した粘着シートと剥離シー
    トとからなり、該剥離シートには、薬剤被覆膜を構成す
    るシール部材によりその下面がシールされ、かつ液体の
    薬剤を内包するブリスター部が前記パッド上に位置して
    設けられている救急絆創膏において、シール部材に熱可
    塑性樹脂を5乃至30μmの厚さでラミネート加工した
    ことを特徴とする救急絆創膏。
  2. 【請求項2】 ブリスター部を構成するブリスター部材
    に熱可塑性樹脂をラミネート加工したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の救急絆創膏。
JP857896U 1996-08-06 1996-08-06 薬剤内包救急絆創膏 Pending JPH09251U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP857896U JPH09251U (ja) 1996-08-06 1996-08-06 薬剤内包救急絆創膏

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP857896U JPH09251U (ja) 1996-08-06 1996-08-06 薬剤内包救急絆創膏

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09251U true JPH09251U (ja) 1997-05-06

Family

ID=11696910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP857896U Pending JPH09251U (ja) 1996-08-06 1996-08-06 薬剤内包救急絆創膏

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09251U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3419139B2 (ja) 可撓性複室容器
AU700873B2 (en) Childproof blister package with dessicant
US20020132359A1 (en) Dispensing unit for oxygen-sensitive drugs
JP4139689B2 (ja) 経皮薬物送達システムのための包装システム
JPH11128315A (ja) 医療用容器
SI8810781A (en) Plaster with an active substance for a controlled application of the active substance to the skin.
BRPI1012537B1 (pt) Lâmina de cobertura como uma lâmina de alumínio perfurável para uma embalagem blister e embalagem blister
JPH09251U (ja) 薬剤内包救急絆創膏
EP3708515A1 (en) Cover material for blister packs
JP2019089561A5 (ja)
CN109843740B (zh) 泡罩包装
JPS63152564A (ja) 各種包装製剤
JP2002508284A (ja) 膣内挿入リング用包装材料
CN108473242B (zh) 一种包含度他雄胺的口服软胶囊制剂用包装材料
JPH0594167U (ja) 包装容器
AU2012219925B2 (en) Packaging of solid pharmaceutical preparations containing the active substance glyceryl trinitrate
JPS63258773A (ja) 各種包装製剤
JPH09299445A (ja) 薬物含有貼付剤用包装体
NZ568658A (en) Testosterone stabilisation in transdermal devices
JPH08143452A (ja) l−メントールの収着を抑制する積層体
CN221954029U (zh) 一种多层复合吸湿型药用包装铝箔
CN214137686U (zh) 一种不沾盖膜结构
WO2019239871A1 (ja) ブリスターパック用蓋材
JP4372857B2 (ja) プレススルーパック包装体
JPH0365268B2 (ja)