JPH09252085A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH09252085A JPH09252085A JP5940996A JP5940996A JPH09252085A JP H09252085 A JPH09252085 A JP H09252085A JP 5940996 A JP5940996 A JP 5940996A JP 5940996 A JP5940996 A JP 5940996A JP H09252085 A JPH09252085 A JP H09252085A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で可及的に高い容量を備えたキャパシタ
を有する半導体装置の提供。 【解決手段】 半導体基板上に形成された下部電極5
と、この下部電極上に形成されたタングステンの酸化物
層7と、この酸化物層上に形成された誘電体層9と、こ
の誘電体層上に形成された上部電極11と、を備えてい
ることを特徴とする半導体装置。
を有する半導体装置の提供。 【解決手段】 半導体基板上に形成された下部電極5
と、この下部電極上に形成されたタングステンの酸化物
層7と、この酸化物層上に形成された誘電体層9と、こ
の誘電体層上に形成された上部電極11と、を備えてい
ることを特徴とする半導体装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容量素子を有する半
導体装置に関する。
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶素子に関しては、素子
の微細化による容量素子(キャパシタ)面積の縮小に伴
い蓄積容量の減少が問題となってきている。そこで、S
rTiO3 (以下STOと云う)などの高誘電体膜をキ
ャパシタ絶縁膜に用い、面積の縮小による蓄積容量の減
少を誘電率を高めることにより補償することが必須とな
ってきている。
の微細化による容量素子(キャパシタ)面積の縮小に伴
い蓄積容量の減少が問題となってきている。そこで、S
rTiO3 (以下STOと云う)などの高誘電体膜をキ
ャパシタ絶縁膜に用い、面積の縮小による蓄積容量の減
少を誘電率を高めることにより補償することが必須とな
ってきている。
【0003】高誘電体膜としては、STOのような酸化
物系の絶縁膜が用いられることが多い。また、リーク特
性の向上、高誘電率の維持を行なうためには高誘電体膜
の良好な結晶性が不可欠であり、そのために酸素雰囲気
中での高温アニールが必須である。
物系の絶縁膜が用いられることが多い。また、リーク特
性の向上、高誘電率の維持を行なうためには高誘電体膜
の良好な結晶性が不可欠であり、そのために酸素雰囲気
中での高温アニールが必須である。
【0004】これによりキャパシタ下部の電極表面は酸
化される。この酸化により形成された金属酸化物が低誘
電率を有する誘電体として働く場合には、低誘電率のキ
ャパシタが高誘電体膜によるキャパシタと直列に形成さ
れ、キャパシタ全体として誘電率の低下をきたしてしま
う。このため、特にキャパシタの下部電極に関しては、
耐酸化性の高いもの、あるいは、酸化されても導電性を
示すもの或いは、形成された酸化物自体が高い誘電性を
示すものが必要とされてきた。
化される。この酸化により形成された金属酸化物が低誘
電率を有する誘電体として働く場合には、低誘電率のキ
ャパシタが高誘電体膜によるキャパシタと直列に形成さ
れ、キャパシタ全体として誘電率の低下をきたしてしま
う。このため、特にキャパシタの下部電極に関しては、
耐酸化性の高いもの、あるいは、酸化されても導電性を
示すもの或いは、形成された酸化物自体が高い誘電性を
示すものが必要とされてきた。
【0005】下部電極に酸化されても導電性を示す材料
としてRuを用いた例(「高・強誘電体の電極材料(R
u、Ir)」、中村正明他、1995、電子通信情報学
会エレクトロニクスソサエティ大会(C−448)参
照)が知られている。この例を図4を参照して説明す
る。
としてRuを用いた例(「高・強誘電体の電極材料(R
u、Ir)」、中村正明他、1995、電子通信情報学
会エレクトロニクスソサエティ大会(C−448)参
照)が知られている。この例を図4を参照して説明す
る。
【0006】図4において、シリコン基板50上にTi
層、TiN層、Ru層の3層構造からなるキャパシタ下
部電極52が形成されている。そしてこの下部電極52
の所定領域上にはSTOからなるキャパシタ絶縁膜56
が形成され、この絶縁膜56上にはPtからなるキャパ
シタ上部電極58が形成される。このキャパシタ絶縁膜
56の形成の際に、酸素雰囲気中でSTOのスパッタ、
あるいはその後の高温アニールによって下部電極52の
表面が酸化されて、RuO2 からなる酸化物層54が形
成される。
層、TiN層、Ru層の3層構造からなるキャパシタ下
部電極52が形成されている。そしてこの下部電極52
の所定領域上にはSTOからなるキャパシタ絶縁膜56
が形成され、この絶縁膜56上にはPtからなるキャパ
シタ上部電極58が形成される。このキャパシタ絶縁膜
56の形成の際に、酸素雰囲気中でSTOのスパッタ、
あるいはその後の高温アニールによって下部電極52の
表面が酸化されて、RuO2 からなる酸化物層54が形
成される。
【0007】この酸化物層54は比抵抗ρが90μΩ・
cmの導電性酸化物である。このため低誘電率の誘電体
とならずSTOを有するキャパシタの高誘電性が保たれ
る。なお、上記キャパシタにおいて、下部電極52中の
TiN層はシリコンのバリア膜として、Ti層はシリコ
ン基板50との密着性の向上のために用いられている。
同じ理由で、下部電極52としてTi/TiN/Irか
らなる3層構造のものが用いられた例もある。なお酸化
物IrO2 の比抵抗値ρは45μΩ・cm程度である。
cmの導電性酸化物である。このため低誘電率の誘電体
とならずSTOを有するキャパシタの高誘電性が保たれ
る。なお、上記キャパシタにおいて、下部電極52中の
TiN層はシリコンのバリア膜として、Ti層はシリコ
ン基板50との密着性の向上のために用いられている。
同じ理由で、下部電極52としてTi/TiN/Irか
らなる3層構造のものが用いられた例もある。なお酸化
物IrO2 の比抵抗値ρは45μΩ・cm程度である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、RuやIrな
どの金属は比較的高価でありコスト高となる上に、半導
体材料としてあまり用いられず、他の半導体製造プロセ
スとの整合性に問題がある。特にRuの場合は、1)シ
リコンやGaAsとの密着性が悪く、2)汚染されたと
きの影響について未知であり、3)用いるガス等エッチ
ングの条件が確立されていないという問題がある。
どの金属は比較的高価でありコスト高となる上に、半導
体材料としてあまり用いられず、他の半導体製造プロセ
スとの整合性に問題がある。特にRuの場合は、1)シ
リコンやGaAsとの密着性が悪く、2)汚染されたと
きの影響について未知であり、3)用いるガス等エッチ
ングの条件が確立されていないという問題がある。
【0009】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、安価で容量が可及的に高い容量素子を有する
半導体装置を提供することを目的とする。
であって、安価で容量が可及的に高い容量素子を有する
半導体装置を提供することを目的とする。
【0010】
[概要]本発明による半導体装置の第1の態様は、半導
体基板上に形成された下部電極と、この下部電極上に形
成されたタングステンの酸化物層と、この酸化物層上に
形成された誘電体層と、この誘電体層上に形成された上
部電極と、を備えていることを特徴とする。
体基板上に形成された下部電極と、この下部電極上に形
成されたタングステンの酸化物層と、この酸化物層上に
形成された誘電体層と、この誘電体層上に形成された上
部電極と、を備えていることを特徴とする。
【0011】また、本発明による半導体装置の第2の態
様は第1の態様の半導体装置において、前記タングステ
ンの酸化物層は二酸化タングステンを含むことを特徴と
する。
様は第1の態様の半導体装置において、前記タングステ
ンの酸化物層は二酸化タングステンを含むことを特徴と
する。
【0012】また本発明による半導体装置の第3の態様
は、第1の態様の半導体装置において、前記タングステ
ンの酸化物層は単斜晶構造の三酸化タングステンを含む
ことを特徴とする。
は、第1の態様の半導体装置において、前記タングステ
ンの酸化物層は単斜晶構造の三酸化タングステンを含む
ことを特徴とする。
【0013】[作用]上述のように構成された本発明の
半導体装置によれば、下部電極と誘電体層との間に、導
電体となるタングステンの酸化物層が設けられているた
め、高い誘電率特性を有する誘電体の特性を損うことが
なく、高い容量を得ることができる。また、タングステ
ンはRuやIr等に比べて安価である。
半導体装置によれば、下部電極と誘電体層との間に、導
電体となるタングステンの酸化物層が設けられているた
め、高い誘電率特性を有する誘電体の特性を損うことが
なく、高い容量を得ることができる。また、タングステ
ンはRuやIr等に比べて安価である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による半導体装置の第1の
実施の形態を図面を参照して説明する。この実施の形態
の半導体装置の製造工程を図1に示す。まず例えばSi
O2 からなる絶縁膜3が形成されたシリコン基板1上に
直流マグネトロンスパッタにより下部電極となる例えば
膜厚が2000オングストロームのW(タングステン)
膜5を形成する(図1(a)参照)。続いてW膜5上に
レジストを塗布し、露光現像することによりW膜5の所
定領域上にのみ残存するレジストパターン(図示せず)
を形成し、このレジストパターンをマスクにしてRIE
(Reactive Ion Etching)等の異方性エッチングを用い
てW膜5をパターニングする(図1(a)参照)。
実施の形態を図面を参照して説明する。この実施の形態
の半導体装置の製造工程を図1に示す。まず例えばSi
O2 からなる絶縁膜3が形成されたシリコン基板1上に
直流マグネトロンスパッタにより下部電極となる例えば
膜厚が2000オングストロームのW(タングステン)
膜5を形成する(図1(a)参照)。続いてW膜5上に
レジストを塗布し、露光現像することによりW膜5の所
定領域上にのみ残存するレジストパターン(図示せず)
を形成し、このレジストパターンをマスクにしてRIE
(Reactive Ion Etching)等の異方性エッチングを用い
てW膜5をパターニングする(図1(a)参照)。
【0015】そして上記レジストパターニングを除去し
た後、ランプアニール装置によりO2 分圧が5atm
%、温度800℃の条件下において、1分間のアニール
を行い、W膜5の表面に導電性の酸化物層7を形成する
(図1(a)参照)。このとき形成される酸化物層7は
後述するように二酸化タングステンWOx (x=1.9
4〜2.02)であり、以下WO2 と表記する。
た後、ランプアニール装置によりO2 分圧が5atm
%、温度800℃の条件下において、1分間のアニール
を行い、W膜5の表面に導電性の酸化物層7を形成する
(図1(a)参照)。このとき形成される酸化物層7は
後述するように二酸化タングステンWOx (x=1.9
4〜2.02)であり、以下WO2 と表記する。
【0016】次に高周波マグネトロンスパッタを用いて
酸素雰囲気中において、キャパシタ絶縁膜となる厚さが
1000オングストロームのSTO膜9を基板1の全面
に形成する(図1(b)参照)。続いてランプアニール
装置を用いてN2 雰囲気中で温度が600℃の条件の下
で1分間のSTOの結晶化アニールを行う。その後、上
部電極となるPt膜11を基板1の全面のスパッタによ
り形成する。そしてこのPt膜11上にレジストを塗布
し、酸化物層7上の所定領域に残存するようにパターニ
ングすることにより、レジストパターンを形成する。こ
のレジストパターンをマスクにしてイオンミリングによ
ってPt膜11及びSTO膜9をエッチングし、上部電
極11及びキャパシタ絶縁膜9を形成する(図1(b)
参照)。
酸素雰囲気中において、キャパシタ絶縁膜となる厚さが
1000オングストロームのSTO膜9を基板1の全面
に形成する(図1(b)参照)。続いてランプアニール
装置を用いてN2 雰囲気中で温度が600℃の条件の下
で1分間のSTOの結晶化アニールを行う。その後、上
部電極となるPt膜11を基板1の全面のスパッタによ
り形成する。そしてこのPt膜11上にレジストを塗布
し、酸化物層7上の所定領域に残存するようにパターニ
ングすることにより、レジストパターンを形成する。こ
のレジストパターンをマスクにしてイオンミリングによ
ってPt膜11及びSTO膜9をエッチングし、上部電
極11及びキャパシタ絶縁膜9を形成する(図1(b)
参照)。
【0017】次に上記レジストパターンを除去した後、
例えばSiO2 からなる層間絶縁膜13をCVD(Chem
ical Vapour Deposition)法を用いて基板1の全面に堆
積し、この層間絶縁膜13に、上部電極11、下部電極
5との接続孔を開口する。そして例えばAl等からなる
金属膜を堆積した後、この金属膜をパターニングし、上
部電極11及び下部電極5の読み出し電極15a及び1
5bを形成する(図1(b)参照)。
例えばSiO2 からなる層間絶縁膜13をCVD(Chem
ical Vapour Deposition)法を用いて基板1の全面に堆
積し、この層間絶縁膜13に、上部電極11、下部電極
5との接続孔を開口する。そして例えばAl等からなる
金属膜を堆積した後、この金属膜をパターニングし、上
部電極11及び下部電極5の読み出し電極15a及び1
5bを形成する(図1(b)参照)。
【0018】このようにして形成したキャパシタの誘電
率をDC測定により求めたところ、ε=140と良好な
値が得られた。この値は従来の技術で述べたRu層、R
uO2 層、STO層、及びPt層からなる高誘電体キャ
パシタに比べて遜色ない結果である。これは、本実施の
形態の半導体装置においては、下部電極となるW層5と
STO層9との間にWO2 からなる金属酸化物層7が存
在するためと考えられる。このWO2 自体は酸化物であ
るが、比抵抗ρが2900μΩ・cmの導電体であるた
め、このWO2 層7が誘電率の低い絶縁層となることは
ない。したがって高誘電体膜9に直列に入る低誘電率の
酸化膜層が存在しないため、高誘電体膜(例えばSTO
膜)の持つ高い誘電率特性を損ねることなくキャパシタ
を形成することができる。WO2 の比抵抗はRuO2 や
IrO2 に比べて高いが、WO2膜7の膜厚をW膜5の
膜厚に比べて極力薄く形成すれば電極としての抵抗値を
小さくすることができる。また、WはRuやIrに比べ
安価であるとともに、他の半導体製造プロセスとの整合
性も良い。
率をDC測定により求めたところ、ε=140と良好な
値が得られた。この値は従来の技術で述べたRu層、R
uO2 層、STO層、及びPt層からなる高誘電体キャ
パシタに比べて遜色ない結果である。これは、本実施の
形態の半導体装置においては、下部電極となるW層5と
STO層9との間にWO2 からなる金属酸化物層7が存
在するためと考えられる。このWO2 自体は酸化物であ
るが、比抵抗ρが2900μΩ・cmの導電体であるた
め、このWO2 層7が誘電率の低い絶縁層となることは
ない。したがって高誘電体膜9に直列に入る低誘電率の
酸化膜層が存在しないため、高誘電体膜(例えばSTO
膜)の持つ高い誘電率特性を損ねることなくキャパシタ
を形成することができる。WO2 の比抵抗はRuO2 や
IrO2 に比べて高いが、WO2膜7の膜厚をW膜5の
膜厚に比べて極力薄く形成すれば電極としての抵抗値を
小さくすることができる。また、WはRuやIrに比べ
安価であるとともに、他の半導体製造プロセスとの整合
性も良い。
【0019】次にWの酸化物に関するフェーズダイアグ
ラムを図2に示す。このフェーズダイヤグラムはRieck,
G.D. 著、「Tungsten and its Conpounds」p95 (Fig
8), 1967, Pergamon Pressに開示されているものであ
る。
ラムを図2に示す。このフェーズダイヤグラムはRieck,
G.D. 著、「Tungsten and its Conpounds」p95 (Fig
8), 1967, Pergamon Pressに開示されているものであ
る。
【0020】上記第1の実施の形態の半導体装置におい
ては、WO2 層7はO2 分圧が5atm%で温度が80
0℃の条件下に形成されるから、この実施の形態の半導
体装置のWO2 層7は図2に示すO2 分圧が0%〜6
6.5%で温度が725℃以上(図示はしていないが1
530℃まで)の領域に入っている。この領域はW+W
O2 が形成される領域、実際にはW+WOx (x=1.
94〜2.02)が形成される領域である。本発明の容
量素子の如く、SiやGaAs等の半導体基板上に形成
する場合は、RTA(Rapid Thermal Anneal)により、
1000℃以下の熱処理が好ましい。
ては、WO2 層7はO2 分圧が5atm%で温度が80
0℃の条件下に形成されるから、この実施の形態の半導
体装置のWO2 層7は図2に示すO2 分圧が0%〜6
6.5%で温度が725℃以上(図示はしていないが1
530℃まで)の領域に入っている。この領域はW+W
O2 が形成される領域、実際にはW+WOx (x=1.
94〜2.02)が形成される領域である。本発明の容
量素子の如く、SiやGaAs等の半導体基板上に形成
する場合は、RTA(Rapid Thermal Anneal)により、
1000℃以下の熱処理が好ましい。
【0021】次に本発明による半導体装置の第2の実施
の形態を図3を参照して説明する。この実施の形態の半
導体装置はGaAs基板を用いたものである。
の形態を図3を参照して説明する。この実施の形態の半
導体装置はGaAs基板を用いたものである。
【0022】まずGaAs基板31上に直流マグネトロ
ンスパッタによりWNx 層、W層を各々1000オング
ストローム、2000オングストローム堆積し、ランプ
アニール装置を用いてO2 分圧が40atm%、温度が
200℃の条件下で1分間のアニールを行い、下部電極
32の表面にWO2 膜33を形成する。次に異方性エッ
チングによりパターニングすることにより下部電極32
を形成する。
ンスパッタによりWNx 層、W層を各々1000オング
ストローム、2000オングストローム堆積し、ランプ
アニール装置を用いてO2 分圧が40atm%、温度が
200℃の条件下で1分間のアニールを行い、下部電極
32の表面にWO2 膜33を形成する。次に異方性エッ
チングによりパターニングすることにより下部電極32
を形成する。
【0023】次に高周波マグネトロンスパッタを用いて
酸素雰囲気中において、基板31を400℃以下の温度
で加熱しながらSTO膜34を1000オングストロー
ム堆積する。この基板加熱によりスパッタと同時にST
Oの結晶化を行えるためスパッタ後の高温でのSTO結
晶化アニールの必要はなくなる。続いて直流マグネトロ
ンスパッタを用いてWNx 層、W層を各々1000オン
グストローム、2000オングストローム堆積し、CF
4 +O2 系の反応性イオンエッチングを用いてパターニ
ングすることにより上部電極35を形成する。
酸素雰囲気中において、基板31を400℃以下の温度
で加熱しながらSTO膜34を1000オングストロー
ム堆積する。この基板加熱によりスパッタと同時にST
Oの結晶化を行えるためスパッタ後の高温でのSTO結
晶化アニールの必要はなくなる。続いて直流マグネトロ
ンスパッタを用いてWNx 層、W層を各々1000オン
グストローム、2000オングストローム堆積し、CF
4 +O2 系の反応性イオンエッチングを用いてパターニ
ングすることにより上部電極35を形成する。
【0024】次にこの上部電極35をマスクにして希釈
されたNH4 F液を用いてSTO膜34をエッチングす
ることによりキャパシタ絶縁膜34を形成する。これに
よりWNx 層、W層32、WO2 層33、STO層3
4、WNx ,W層35からなるキャパシタが形成され
る。この後、第1の実施の形態と同様に、接続孔を有す
る層間絶縁膜36を形成し、続いて読み出し電極37
a,37bを形成し、半導体装置を完成する。
されたNH4 F液を用いてSTO膜34をエッチングす
ることによりキャパシタ絶縁膜34を形成する。これに
よりWNx 層、W層32、WO2 層33、STO層3
4、WNx ,W層35からなるキャパシタが形成され
る。この後、第1の実施の形態と同様に、接続孔を有す
る層間絶縁膜36を形成し、続いて読み出し電極37
a,37bを形成し、半導体装置を完成する。
【0025】この半導体装置をDC測定により誘電率を
求めたところε=120と良好な値が得られた。
求めたところε=120と良好な値が得られた。
【0026】この第2の実施の形態において形成される
WO2 膜33はO2 分圧が40atm%、温度が200
℃の条件で形成されるから、図2に示すO2 分圧が35
〜66.5atm%で温度が725℃以下の領域で形成
されたものと同一となる。この領域はW3 O+WO
2 が、実際にはW3 O+WOx (x=1.94〜2.0
2)が形成される。
WO2 膜33はO2 分圧が40atm%、温度が200
℃の条件で形成されるから、図2に示すO2 分圧が35
〜66.5atm%で温度が725℃以下の領域で形成
されたものと同一となる。この領域はW3 O+WO
2 が、実際にはW3 O+WOx (x=1.94〜2.0
2)が形成される。
【0027】この第2の実施の形態においては、下部電
極となるW層32の表面に形成されるW3 O+WO2 か
らなる金属酸化物層33は第1の実施の形態の下部電極
5の表面に形成されるW+WO2 からなる金属酸化物層
7に比べて高抵抗となるが、GaAs基板などの低温プ
ロセスには有用である。
極となるW層32の表面に形成されるW3 O+WO2 か
らなる金属酸化物層33は第1の実施の形態の下部電極
5の表面に形成されるW+WO2 からなる金属酸化物層
7に比べて高抵抗となるが、GaAs基板などの低温プ
ロセスには有用である。
【0028】また下部電極32としてWNx 層、W層か
らなる2層構造とすることによりGaAsMESFET
に用いられる耐熱ゲート電極と同一にでき、GaAsM
ESFETに用いた場合は工程の短縮が可能となる。
らなる2層構造とすることによりGaAsMESFET
に用いられる耐熱ゲート電極と同一にでき、GaAsM
ESFETに用いた場合は工程の短縮が可能となる。
【0029】次に本発明による半導体装置の第3の実施
の形態を説明する。この第3の実施の形態の半導体装置
は下部電極と誘電体層との間に単斜晶構造の三酸化タン
グステンを用いるものである。この第3の実施の形態の
半導体装置の一製造方法を図1を参照して説明する。
の形態を説明する。この第3の実施の形態の半導体装置
は下部電極と誘電体層との間に単斜晶構造の三酸化タン
グステンを用いるものである。この第3の実施の形態の
半導体装置の一製造方法を図1を参照して説明する。
【0030】まずSiO2 膜3が形成された半導体基板
1上に下部電極となる厚さが2000オングストローム
のW膜5を反応性スパッタ法を用いて形成した後、フォ
トレジストパターン(図示せず)を形成し、このフォト
レジストパターンをマスクにしてRIE法により選択的
にW膜5を除去し、下部電極を形成する(図1(a)参
照)。そして酸素ガス雰囲気(600℃、02 分圧 8
0atm%)中で、高温熱処理し、W膜5の表面にWO
3 膜7を形成する(図1(a)参照)。この酸素ガス雰
囲気中での高温熱処理によって、下部電極表面に低誘電
率の酸化物が形成されるのを抑制することができ、容量
値の低下を防止することができる。
1上に下部電極となる厚さが2000オングストローム
のW膜5を反応性スパッタ法を用いて形成した後、フォ
トレジストパターン(図示せず)を形成し、このフォト
レジストパターンをマスクにしてRIE法により選択的
にW膜5を除去し、下部電極を形成する(図1(a)参
照)。そして酸素ガス雰囲気(600℃、02 分圧 8
0atm%)中で、高温熱処理し、W膜5の表面にWO
3 膜7を形成する(図1(a)参照)。この酸素ガス雰
囲気中での高温熱処理によって、下部電極表面に低誘電
率の酸化物が形成されるのを抑制することができ、容量
値の低下を防止することができる。
【0031】その後、誘電体膜として膜厚が1000オ
ングストロームのSTO膜9、上部電極となる膜厚が1
000オングストロームのWN膜11を積層し、RIE
法により選択的にエッチングすることにより容量素子を
形成する(図1(b)参照)。
ングストロームのSTO膜9、上部電極となる膜厚が1
000オングストロームのWN膜11を積層し、RIE
法により選択的にエッチングすることにより容量素子を
形成する(図1(b)参照)。
【0032】更にこの後に、層間絶縁膜13を堆積し、
上部電極11及び下部電極5との接続孔を開孔し、例え
ばAuからなる金属膜を堆積し、パターニングすること
により配線15a、15bを形成し、半導体装置を完成
する(図1(a)参照)。
上部電極11及び下部電極5との接続孔を開孔し、例え
ばAuからなる金属膜を堆積し、パターニングすること
により配線15a、15bを形成し、半導体装置を完成
する(図1(a)参照)。
【0033】上述の製造方法によって製造された半導体
装置をDC測定したら、誘電率εが240であった。
装置をDC測定したら、誘電率εが240であった。
【0034】なお、上述の製造方法によって形成される
単斜晶構造の三酸化タングステン膜はO2 分圧が80a
tm%の条件で製造されたが、これは図2に示すフェー
ズダイアグラムにおいてO2 分圧が75〜100%の領
域に入っている。そしてこの領域で形成される三酸化タ
ングステンはWOx(x=2.95〜3)となる。
単斜晶構造の三酸化タングステン膜はO2 分圧が80a
tm%の条件で製造されたが、これは図2に示すフェー
ズダイアグラムにおいてO2 分圧が75〜100%の領
域に入っている。そしてこの領域で形成される三酸化タ
ングステンはWOx(x=2.95〜3)となる。
【0035】なお、第1乃至第3の実施の形態において
はタングステンの酸化物(WO3 またはWO2 )からな
る膜の形成は、下部電極の表面を酸化させることにより
形成したが、酸素雰囲気中での反応性スパッタにより形
成しても良いなお上記第1乃至第3の実施の形態におい
てはキャパシタ絶縁膜の材質としてSTO(チタン酸ス
トロンチウム)を用いたが、BST(チタン酸バリウム
ストロンチウム)やPZT(PbZrx Ti1-x O3 )
等を用いることも可能である。
はタングステンの酸化物(WO3 またはWO2 )からな
る膜の形成は、下部電極の表面を酸化させることにより
形成したが、酸素雰囲気中での反応性スパッタにより形
成しても良いなお上記第1乃至第3の実施の形態におい
てはキャパシタ絶縁膜の材質としてSTO(チタン酸ス
トロンチウム)を用いたが、BST(チタン酸バリウム
ストロンチウム)やPZT(PbZrx Ti1-x O3 )
等を用いることも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、安
価で容量が可及的に高いキャパシタを有する半導体装置
を得ることができる。
価で容量が可及的に高いキャパシタを有する半導体装置
を得ることができる。
【図1】本発明による半導体装置の第1の実施の形態の
製造工程を示す工程断面図。
製造工程を示す工程断面図。
【図2】Wの酸化物に関するフェーズダイアグラム。
【図3】本発明による半導体装置の第2の実施の形態の
構成を示す断面図。
構成を示す断面図。
【図4】従来の半導体装置の構成を示す断面図。
1 シリコン基板 3 絶縁層 5 下部電極(W層) 7 金属酸化物層(WO2 層) 9 キャパシタ絶縁膜 11 上部電極 13 層間絶縁膜 15a,15b 読み出し電極 31 GaAs基板 32 下部電極 33 金属酸化物層(WO2 層) 34 キャパシタ絶縁膜 35 上部電極 36 層間絶縁膜 37a,37b 読み出し電極 50 シリコン基板 52 下部電極(Ru層) 54 金属酸化物層(RuO2 層) 56 キャパシタ絶縁膜 58 上部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北 浦 義 昭 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内
Claims (3)
- 【請求項1】半導体基板上に形成された下部電極と、こ
の下部電極上に形成されたタングステンの酸化物層と、
この酸化物層上に形成された誘電体層と、この誘電体層
上に形成された上部電極と、を備えていることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項2】前記タングステンの酸化物層は二酸化タン
グステンを含むことを特徴とする請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項3】前記タングステンの酸化物層は単斜晶構造
の三酸化タングステンを含むことを特徴とする請求項1
記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5940996A JPH09252085A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5940996A JPH09252085A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09252085A true JPH09252085A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13112461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5940996A Pending JPH09252085A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09252085A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6352889B1 (en) | 1998-01-08 | 2002-03-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for fabricating capacitor and method for fabricating semiconductor device |
| JP2013131749A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Imec | 金属−絶縁体−金属スタックおよびその製造方法 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP5940996A patent/JPH09252085A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6352889B1 (en) | 1998-01-08 | 2002-03-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for fabricating capacitor and method for fabricating semiconductor device |
| JP2013131749A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Imec | 金属−絶縁体−金属スタックおよびその製造方法 |
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