JPH09252468A - 画像圧縮装置 - Google Patents
画像圧縮装置Info
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- JPH09252468A JPH09252468A JP5869696A JP5869696A JPH09252468A JP H09252468 A JPH09252468 A JP H09252468A JP 5869696 A JP5869696 A JP 5869696A JP 5869696 A JP5869696 A JP 5869696A JP H09252468 A JPH09252468 A JP H09252468A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T9/00—Image coding
- G06T9/001—Model-based coding, e.g. wire frame
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】原画像内に文字画像のようなコントラストの高
いエッジ領域が存在する場合であっても、エッジ領域の
復元性が良好となり、復元画像の画像品質の低下を抑え
ることを目的とする。 【解決手段】原画像GAに対し平滑化処理を行って平滑
化画像GFを得る最小値−最大値検出部32、原画像か
ら平滑化画像を差し引いてエッジ画像GEを得るエッジ
検出部35、平滑化画像に対してフラクタル画像圧縮に
よる符号化を行うフラクタル符号化部34、エッジ画像
に対して可逆画像圧縮による符号化を行う可逆符号化部
37、フラクタル符号部34の出力と可逆符号化部37
出力とを合成して原画像の圧縮データとして出力する符
号メモリ38とを有して構成される。
いエッジ領域が存在する場合であっても、エッジ領域の
復元性が良好となり、復元画像の画像品質の低下を抑え
ることを目的とする。 【解決手段】原画像GAに対し平滑化処理を行って平滑
化画像GFを得る最小値−最大値検出部32、原画像か
ら平滑化画像を差し引いてエッジ画像GEを得るエッジ
検出部35、平滑化画像に対してフラクタル画像圧縮に
よる符号化を行うフラクタル符号化部34、エッジ画像
に対して可逆画像圧縮による符号化を行う可逆符号化部
37、フラクタル符号部34の出力と可逆符号化部37
出力とを合成して原画像の圧縮データとして出力する符
号メモリ38とを有して構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像圧縮装置に関
し、特に画像をフラクタル理論に基づいて画像圧縮を行
う装置に関する。
し、特に画像をフラクタル理論に基づいて画像圧縮を行
う装置に関する。
【0002】マルチメディア時代実現のためのキーテク
ノロジーとして画像圧縮技術が挙げられる。現在におけ
る画像圧縮技術としてJPEGが連想されるが、最近特
に注目されている画像圧縮技術の一つに、Barnsl
eyらにより提案されたフラクタル画像圧縮がある。フ
ラクタル画像圧縮は、自然画像の中にある自己相似性を
利用した手法である。つまり、ある原画像について、そ
の原画像の一部を取り出した場合に、取り出した画像と
よく似た別の画像が原画像の中に異なる大きさで存在す
ると考えられる。このような自己相似性を利用して、原
画像を複数のブロックに分割しこれらブロック間の相似
性により画像を符号化して画像圧縮を行い、これとは逆
に反復的に画像を再生して画像の復元を行う。フラクタ
ル画像圧縮は、他の圧縮方法と異なって画像内の異なる
サイズのブロック間の部分的な自己相似性を利用するこ
とから、復元時に解像度に依存しないという利点があ
る。これは、解像度の異なる機器に出力する際に画質の
劣化が目立たないという他の圧縮方法にはない利点を示
すものであり、マルチメディア時代において特に望まれ
る有利な点である。
ノロジーとして画像圧縮技術が挙げられる。現在におけ
る画像圧縮技術としてJPEGが連想されるが、最近特
に注目されている画像圧縮技術の一つに、Barnsl
eyらにより提案されたフラクタル画像圧縮がある。フ
ラクタル画像圧縮は、自然画像の中にある自己相似性を
利用した手法である。つまり、ある原画像について、そ
の原画像の一部を取り出した場合に、取り出した画像と
よく似た別の画像が原画像の中に異なる大きさで存在す
ると考えられる。このような自己相似性を利用して、原
画像を複数のブロックに分割しこれらブロック間の相似
性により画像を符号化して画像圧縮を行い、これとは逆
に反復的に画像を再生して画像の復元を行う。フラクタ
ル画像圧縮は、他の圧縮方法と異なって画像内の異なる
サイズのブロック間の部分的な自己相似性を利用するこ
とから、復元時に解像度に依存しないという利点があ
る。これは、解像度の異なる機器に出力する際に画質の
劣化が目立たないという他の圧縮方法にはない利点を示
すものであり、マルチメディア時代において特に望まれ
る有利な点である。
【0003】
【従来の技術】従来から用いられているフラクタル画像
圧縮について、本発明の実施形態を説明する図である図
12〜図14を用いて説明する。
圧縮について、本発明の実施形態を説明する図である図
12〜図14を用いて説明する。
【0004】図12及び図14において、平滑化画像G
Fに対してフラクタル画像圧縮を行う。平滑化画像GF
は、フラクタル画像圧縮についての原画像となるので、
これをここでは原画像GFとする。原画像GFは、複数
の値域ブロックBR(ブロックサイズK×L)に分割さ
れ、また、値域ブロックBRよりもサイズの大きい複数
の変域ブロックBD(ブロックサイズM×N:M>K,
N>L)に分割される。変域ブロックBDを縮小変換す
ることにより、値域ブロックBRと同じサイズの縮小パ
ターンBDP1が作成される。縮小パターンBDP1に
対し、0度、90度、180度、270度の回転変換を
それぞれ行い、且つそれぞれにより得られた縮小パター
ンBDP1〜4に対して濃度反転変換を行うことによ
り、合計8種類の縮小パターンBDP1〜8が得られ
る。
Fに対してフラクタル画像圧縮を行う。平滑化画像GF
は、フラクタル画像圧縮についての原画像となるので、
これをここでは原画像GFとする。原画像GFは、複数
の値域ブロックBR(ブロックサイズK×L)に分割さ
れ、また、値域ブロックBRよりもサイズの大きい複数
の変域ブロックBD(ブロックサイズM×N:M>K,
N>L)に分割される。変域ブロックBDを縮小変換す
ることにより、値域ブロックBRと同じサイズの縮小パ
ターンBDP1が作成される。縮小パターンBDP1に
対し、0度、90度、180度、270度の回転変換を
それぞれ行い、且つそれぞれにより得られた縮小パター
ンBDP1〜4に対して濃度反転変換を行うことによ
り、合計8種類の縮小パターンBDP1〜8が得られ
る。
【0005】1つの値域ブロックBRに対して、全部の
変域ブロックBDについての各縮小パターンBDP1〜
8との比較を行って誤差を算出し、その中で誤差が最小
となる変域ブロックBDとその縮小パターンBDPを選
択する。選択された変域ブロックBDの原画像GF中に
おける位置に関する情報、及び縮小パターンBDPの変
換パラメータに関する情報(縮小率、回転角度、濃度変
換の有無)を、その値域ブロックBRの符号データDF
として出力する。また、復元時における初期画像を生成
するために、各値域ブロックBRの濃度の平均値を算出
し、それを画素値情報として符号データDFに含めてお
く。このような処理を全部の値域ブロックBRについて
行うことにより、原画像GFについて圧縮された符号デ
ータDFが得られる。
変域ブロックBDについての各縮小パターンBDP1〜
8との比較を行って誤差を算出し、その中で誤差が最小
となる変域ブロックBDとその縮小パターンBDPを選
択する。選択された変域ブロックBDの原画像GF中に
おける位置に関する情報、及び縮小パターンBDPの変
換パラメータに関する情報(縮小率、回転角度、濃度変
換の有無)を、その値域ブロックBRの符号データDF
として出力する。また、復元時における初期画像を生成
するために、各値域ブロックBRの濃度の平均値を算出
し、それを画素値情報として符号データDFに含めてお
く。このような処理を全部の値域ブロックBRについて
行うことにより、原画像GFについて圧縮された符号デ
ータDFが得られる。
【0006】上述のようにして得られた符号データDF
の復元の際には、図13に示すように、符号データDF
に含まれる変域ブロックBDの位置にある任意の初期画
像に対して、符号データDFに含まれる変換パラメータ
に応じた変換を行うことによって、初期画像よりも原画
像に近い復号化された値域ブロックBRの画像が得られ
る。この処理を画像全体に対して何度も繰り返すことに
よって、原画像GFに近い画像が復元される。
の復元の際には、図13に示すように、符号データDF
に含まれる変域ブロックBDの位置にある任意の初期画
像に対して、符号データDFに含まれる変換パラメータ
に応じた変換を行うことによって、初期画像よりも原画
像に近い復号化された値域ブロックBRの画像が得られ
る。この処理を画像全体に対して何度も繰り返すことに
よって、原画像GFに近い画像が復元される。
【0007】このようなフラクタル画像圧縮に関する文
献としては、例えば特開平6−98310号公報が挙げ
られる。
献としては、例えば特開平6−98310号公報が挙げ
られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、フラ
クタル画像圧縮は原画像GFの部分的な自己相似性を利
用するものであり、値域ブロックBRの画像と最も似て
いる変域ブロックBDの画像を選択して符号化を行い、
その逆に変域ブロックBDの画像に基づいて値域ブロッ
クBRの画像を復元する。したがって、原画像GF内に
相似領域が存在しない場合には原画像GFの復元が充分
に行われない。また、原画像GF内に文字画像のような
コントラストの高いエッジ領域を含む場合には、エッジ
領域の復元性が悪いため復元画像の画像品質が低下する
という問題があった。
クタル画像圧縮は原画像GFの部分的な自己相似性を利
用するものであり、値域ブロックBRの画像と最も似て
いる変域ブロックBDの画像を選択して符号化を行い、
その逆に変域ブロックBDの画像に基づいて値域ブロッ
クBRの画像を復元する。したがって、原画像GF内に
相似領域が存在しない場合には原画像GFの復元が充分
に行われない。また、原画像GF内に文字画像のような
コントラストの高いエッジ領域を含む場合には、エッジ
領域の復元性が悪いため復元画像の画像品質が低下する
という問題があった。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、原画像内に文字画像のようなコントラストの高い
エッジ領域が存在する場合であっても、エッジ領域の復
元性が良好となり、復元画像の画像品質の低下を抑える
ことのできる画像圧縮装置を提供することを目的とす
る。
ので、原画像内に文字画像のようなコントラストの高い
エッジ領域が存在する場合であっても、エッジ領域の復
元性が良好となり、復元画像の画像品質の低下を抑える
ことのできる画像圧縮装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、原画像に対し平滑化処理を行って平滑化画像を得
る画像平滑化手段と、前記原画像から前記平滑化画像を
差し引いてエッジ画像を得るエッジ検出手段と、前記平
滑化画像に対してフラクタル画像圧縮による符号化を行
うフラクタル符号化手段と、前記エッジ画像に対して可
逆画像圧縮による符号化を行う可逆符号化手段と、前記
フラクタル符号化手段の出力と前記可逆符号化手段の出
力とを合成して前記原画像の圧縮データとして出力する
出力手段と、を有して構成される。
置は、原画像に対し平滑化処理を行って平滑化画像を得
る画像平滑化手段と、前記原画像から前記平滑化画像を
差し引いてエッジ画像を得るエッジ検出手段と、前記平
滑化画像に対してフラクタル画像圧縮による符号化を行
うフラクタル符号化手段と、前記エッジ画像に対して可
逆画像圧縮による符号化を行う可逆符号化手段と、前記
フラクタル符号化手段の出力と前記可逆符号化手段の出
力とを合成して前記原画像の圧縮データとして出力する
出力手段と、を有して構成される。
【0011】請求項2の発明に係る装置は、原画像に対
し平滑化処理を行って平滑化画像を得る画像平滑化手段
と、前記原画像から前記平滑化画像を差し引いてエッジ
画像を得るエッジ検出手段と、前記エッジ画像の各画素
の濃度値に対し所定の閾値を適用して前記閾値より小さ
い濃度値の画素からなる微小エッジ画像を検出し、前記
エッジ画像から前記微小エッジ画像を削除した画像であ
る補正エッジ画像を生成する補正エッジ画像生成手段
と、前記平滑化画像に前記微小エッジ画像を加えて補正
平滑化画像を生成する補正平滑化画像生成手段と、前記
補正平滑化画像に対してフラクタル画像圧縮による符号
化を行うフラクタル符号化手段と、前記補正エッジ画像
に対して可逆画像圧縮による符号化を行う可逆符号化手
段と、前記フラクタル符号化手段の出力と前記可逆符号
化手段の出力とを合成して前記原画像の圧縮データとし
て出力する出力手段と、を有して構成される。
し平滑化処理を行って平滑化画像を得る画像平滑化手段
と、前記原画像から前記平滑化画像を差し引いてエッジ
画像を得るエッジ検出手段と、前記エッジ画像の各画素
の濃度値に対し所定の閾値を適用して前記閾値より小さ
い濃度値の画素からなる微小エッジ画像を検出し、前記
エッジ画像から前記微小エッジ画像を削除した画像であ
る補正エッジ画像を生成する補正エッジ画像生成手段
と、前記平滑化画像に前記微小エッジ画像を加えて補正
平滑化画像を生成する補正平滑化画像生成手段と、前記
補正平滑化画像に対してフラクタル画像圧縮による符号
化を行うフラクタル符号化手段と、前記補正エッジ画像
に対して可逆画像圧縮による符号化を行う可逆符号化手
段と、前記フラクタル符号化手段の出力と前記可逆符号
化手段の出力とを合成して前記原画像の圧縮データとし
て出力する出力手段と、を有して構成される。
【0012】請求項3の発明に係る装置において、前記
画像平滑化手段は、注目画素及びその近傍画素における
最小の濃度値をその注目画素の濃度値とする最小値処理
を行う手段と、注目画素及びその近傍画素における最大
の濃度値をその注目画素の濃度値とする最大値処理を行
う手段とを有して構成される。
画像平滑化手段は、注目画素及びその近傍画素における
最小の濃度値をその注目画素の濃度値とする最小値処理
を行う手段と、注目画素及びその近傍画素における最大
の濃度値をその注目画素の濃度値とする最大値処理を行
う手段とを有して構成される。
【0013】本発明による画像圧縮処理の流れを図1を
参照して説明する。図1において、原画像GAに対し平
滑化処理を行うことによって、フラクタル画像圧縮に適
した平滑化画像GFを得る。平滑化処理の例として、最
小値検出処理と最大値検出処理とを行う最小値−最大値
検出処理、スムージングフィルタによる処理などがあ
る。最小値−最大値検出処理においては、原画像GAに
対して、注目画素及びその近傍画素における最小の濃度
値を注目画素の濃度値とする最小値検出処理を行い、そ
の後、注目画素及びその近傍画素における最大の濃度値
を注目画素の濃度値とする最大値検出処理を行う。近傍
の形として例えばn×nの正方形のもの又は円形のもの
などが用いられる。平滑化画像GFに対して、フラクタ
ル画像圧縮による符号化を行って符号データDFを得
る。
参照して説明する。図1において、原画像GAに対し平
滑化処理を行うことによって、フラクタル画像圧縮に適
した平滑化画像GFを得る。平滑化処理の例として、最
小値検出処理と最大値検出処理とを行う最小値−最大値
検出処理、スムージングフィルタによる処理などがあ
る。最小値−最大値検出処理においては、原画像GAに
対して、注目画素及びその近傍画素における最小の濃度
値を注目画素の濃度値とする最小値検出処理を行い、そ
の後、注目画素及びその近傍画素における最大の濃度値
を注目画素の濃度値とする最大値検出処理を行う。近傍
の形として例えばn×nの正方形のもの又は円形のもの
などが用いられる。平滑化画像GFに対して、フラクタ
ル画像圧縮による符号化を行って符号データDFを得
る。
【0014】フラクタル画像圧縮は、画像の自己相似性
を利用して画像圧縮を行う画像圧縮手法であり、原画像
を複数のブロックに分割しこれらブロック間の相似性に
より画像を符号化する。フラクタル画像圧縮として公知
の種々の方法、及びそれらを修正し又は変形した方法が
含まれる。
を利用して画像圧縮を行う画像圧縮手法であり、原画像
を複数のブロックに分割しこれらブロック間の相似性に
より画像を符号化する。フラクタル画像圧縮として公知
の種々の方法、及びそれらを修正し又は変形した方法が
含まれる。
【0015】一方、原画像GAから平滑化画像GFを差
し引くことによってエッジ画像GEが得られる。エッジ
画像GEに対しては、一般的に知られている可逆画像圧
縮による符号化を行い、符号データDEを得る。可逆画
像圧縮の方法として、例えば多値ランレングス法とハフ
マン符号化法を組み合わせた方法などがある。これらの
符号データDFと符号データDEとを合成したものが、
原画像GAの圧縮データとしての符号データDCであ
る。出力手段は、符号データDFと符号データDEとを
単に順次出力するものでもよい。
し引くことによってエッジ画像GEが得られる。エッジ
画像GEに対しては、一般的に知られている可逆画像圧
縮による符号化を行い、符号データDEを得る。可逆画
像圧縮の方法として、例えば多値ランレングス法とハフ
マン符号化法を組み合わせた方法などがある。これらの
符号データDFと符号データDEとを合成したものが、
原画像GAの圧縮データとしての符号データDCであ
る。出力手段は、符号データDFと符号データDEとを
単に順次出力するものでもよい。
【0016】本発明における画像平滑化手段、エッジ検
出手段、補正エッジ画像生成手段、補正平滑化画像生成
手段、フラクタル符号化手段、可逆符号化手段、出力手
段などの各手段は、ハードウェアを用いた回路により又
はMPU又はDSPなどを用いたソフトウェアによって
実現される。
出手段、補正エッジ画像生成手段、補正平滑化画像生成
手段、フラクタル符号化手段、可逆符号化手段、出力手
段などの各手段は、ハードウェアを用いた回路により又
はMPU又はDSPなどを用いたソフトウェアによって
実現される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る符号化過程
(画像圧縮処理)及び復号化過程(画像復元処理)の流
れを示す図である。
(画像圧縮処理)及び復号化過程(画像復元処理)の流
れを示す図である。
【0018】図1において、符号化過程では、原画像G
Aに対し平滑化処理を行うことによって(#11)、フ
ラクタル画像圧縮に適した平滑化画像GFを得る。平滑
化処理の例として、まず、原画像GAに対して、注目画
素及びその近傍画素における最小の濃度値を注目画素の
濃度値とする最小値検出処理を行い(#11A)、その
後、最小値処理が行われた画像GBに対して、注目画素
及びその近傍画素における最大の濃度値を注目画素の濃
度値とする最大値検出処理を行い、これによって平滑化
画像GFを得る(#11B)。最小値検出処理及び最大
値検出処理において、近傍の形として例えばn×nの正
方形のもの、又はその頂点付近を除いた円形のものなど
が用いられる。平滑化画像GFに対して、フラクタル画
像圧縮による符号化を行って高圧縮率の符号データDF
を得る(#13)。
Aに対し平滑化処理を行うことによって(#11)、フ
ラクタル画像圧縮に適した平滑化画像GFを得る。平滑
化処理の例として、まず、原画像GAに対して、注目画
素及びその近傍画素における最小の濃度値を注目画素の
濃度値とする最小値検出処理を行い(#11A)、その
後、最小値処理が行われた画像GBに対して、注目画素
及びその近傍画素における最大の濃度値を注目画素の濃
度値とする最大値検出処理を行い、これによって平滑化
画像GFを得る(#11B)。最小値検出処理及び最大
値検出処理において、近傍の形として例えばn×nの正
方形のもの、又はその頂点付近を除いた円形のものなど
が用いられる。平滑化画像GFに対して、フラクタル画
像圧縮による符号化を行って高圧縮率の符号データDF
を得る(#13)。
【0019】一方、原画像GAから平滑化画像GFを差
し引くエッジ検出を行う。これによって平滑化画像GF
からエッジ成分のみが抽出され、エッジ画像GEが得ら
れる(#14)。エッジ画像GEに対しては、一般的に
知られている可逆画像圧縮による符号化を行い、符号デ
ータDEを得る(#16)。可逆画像圧縮の方法とし
て、例えば多値ランレングス法とハフマン符号化法を組
み合わせた方法などがある。これらの符号データDFと
符号データDEとを合成したものが、原画像GAの圧縮
データとしての符号データDCである。
し引くエッジ検出を行う。これによって平滑化画像GF
からエッジ成分のみが抽出され、エッジ画像GEが得ら
れる(#14)。エッジ画像GEに対しては、一般的に
知られている可逆画像圧縮による符号化を行い、符号デ
ータDEを得る(#16)。可逆画像圧縮の方法とし
て、例えば多値ランレングス法とハフマン符号化法を組
み合わせた方法などがある。これらの符号データDFと
符号データDEとを合成したものが、原画像GAの圧縮
データとしての符号データDCである。
【0020】復号化過程では、フラクタル画像圧縮によ
って得られた符号データDFに基づいてフラクタル復号
化を行い、復元した平滑化画像RFを得る(#21)。
可逆画像圧縮によって得られた符号データDEに基づい
て可逆復号化を行い、復元したエッジ画像REを得る
(#22)。これら復元した平滑化画像RFとエッジ画
像REとを合成することによって、最終的な復元画像R
Aを得る(#23)。
って得られた符号データDFに基づいてフラクタル復号
化を行い、復元した平滑化画像RFを得る(#21)。
可逆画像圧縮によって得られた符号データDEに基づい
て可逆復号化を行い、復元したエッジ画像REを得る
(#22)。これら復元した平滑化画像RFとエッジ画
像REとを合成することによって、最終的な復元画像R
Aを得る(#23)。
【0021】図2は本発明に係る画像圧縮装置1の構成
を示すブロック図である。なお、画像圧縮装置1には符
号化処理を行う部分のみが示されており、復号化処理を
行う部分が示されていないが、復号化処理を行う部分に
ついては、画像圧縮装置1に含めることが可能であり又
は画像復元装置として別の構成とすることも可能であ
る。
を示すブロック図である。なお、画像圧縮装置1には符
号化処理を行う部分のみが示されており、復号化処理を
行う部分が示されていないが、復号化処理を行う部分に
ついては、画像圧縮装置1に含めることが可能であり又
は画像復元装置として別の構成とすることも可能であ
る。
【0022】画像圧縮装置1は、画像メモリ31、最小
値−最大値検出部32、画像メモリ33、フラクタル符
号化部34、エッジ検出手部35、画像メモリ36、可
逆符号化部37、及び符号メモリ38から構成される。
値−最大値検出部32、画像メモリ33、フラクタル符
号化部34、エッジ検出手部35、画像メモリ36、可
逆符号化部37、及び符号メモリ38から構成される。
【0023】画像メモリ31には、原稿から読み取った
画像データ又は外部の記憶装置又はホストなどに格納さ
れていた画像データなどが、原画像GAの画像データと
して入力され格納される。なお、本明細書において、原
画像GAの画像データのことを単に原画像GAと言うこ
とがある。
画像データ又は外部の記憶装置又はホストなどに格納さ
れていた画像データなどが、原画像GAの画像データと
して入力され格納される。なお、本明細書において、原
画像GAの画像データのことを単に原画像GAと言うこ
とがある。
【0024】最小値−最大値検出部32は、図1の#1
1の処理を行うブロックであり、原画像GAから平滑化
画像GFを得る。平滑化画像GFは画像メモリ33に格
納される。フラクタル符号化部34は、図1の#13の
処理を行うブロックであり、平滑化画像GFに対しフラ
クタル画像圧縮を行って符号データDFを得る。符号デ
ータDFは符号メモリ38に格納される。
1の処理を行うブロックであり、原画像GAから平滑化
画像GFを得る。平滑化画像GFは画像メモリ33に格
納される。フラクタル符号化部34は、図1の#13の
処理を行うブロックであり、平滑化画像GFに対しフラ
クタル画像圧縮を行って符号データDFを得る。符号デ
ータDFは符号メモリ38に格納される。
【0025】エッジ検出部35は、図1の#14の処理
を行うブロックであり、原画像GAから平滑化画像GF
を差し引いてエッジ画像GEを得る。エッジ画像GEは
画像メモリ36に格納される。可逆符号化部37は、エ
ッジ画像GEに対し可逆画像圧縮を行って符号データD
Eを得る。符号データDEは符号メモリ38に格納され
る。符号メモリ38から、符号データDFと符号データ
DEとを合成した符号データDCが出力される。
を行うブロックであり、原画像GAから平滑化画像GF
を差し引いてエッジ画像GEを得る。エッジ画像GEは
画像メモリ36に格納される。可逆符号化部37は、エ
ッジ画像GEに対し可逆画像圧縮を行って符号データD
Eを得る。符号データDEは符号メモリ38に格納され
る。符号メモリ38から、符号データDFと符号データ
DEとを合成した符号データDCが出力される。
【0026】なお、画像メモリ31,33,36,及び
符号メモリ38は、それぞれ別個のメモリを用いてもよ
く、又は1つのメモリの中の異なる領域を用いてもよ
い。メモリとしては、半導体メモリ、又は磁気ディスク
若しくは光磁気ディスクなどの記憶装置でもよい。
符号メモリ38は、それぞれ別個のメモリを用いてもよ
く、又は1つのメモリの中の異なる領域を用いてもよ
い。メモリとしては、半導体メモリ、又は磁気ディスク
若しくは光磁気ディスクなどの記憶装置でもよい。
【0027】図3は最小値−最大値検出部32の処理動
作を説明する図である。図3(A)は最小値検出処理
を、図3(B)は最大値検出処理を、それぞれ示す。図
3(A)において、注目画素(i,j)とその近傍画素
とを含む3×3画素の正方形マトリックスFTM1、及
びそれぞれの画素の濃度値(画素値)が示されている。
その中から最小の濃度値(最小値)を検出し、検出した
最小値を注目画素(i,j)の濃度値とする。図に示す
例では、最小値は「108」であり、これが処理後にお
ける注目画素(i,j)の画素値となる。この処理を原
画像GAの総ての画素に対して実行する。このような最
小値検出処理によって、インパルス的な濃度値の低い画
素の周辺画素はその濃度値の低い画素値に置き換えら
れ、インパルス的な濃度値の高い画素は周辺画素の中の
最小値に置き換えられる。したがって、例えば白地の中
の黒ノイズが削除され、また、黒文字などの文字部分が
白画素値に置き換えられて文字が細くなる。
作を説明する図である。図3(A)は最小値検出処理
を、図3(B)は最大値検出処理を、それぞれ示す。図
3(A)において、注目画素(i,j)とその近傍画素
とを含む3×3画素の正方形マトリックスFTM1、及
びそれぞれの画素の濃度値(画素値)が示されている。
その中から最小の濃度値(最小値)を検出し、検出した
最小値を注目画素(i,j)の濃度値とする。図に示す
例では、最小値は「108」であり、これが処理後にお
ける注目画素(i,j)の画素値となる。この処理を原
画像GAの総ての画素に対して実行する。このような最
小値検出処理によって、インパルス的な濃度値の低い画
素の周辺画素はその濃度値の低い画素値に置き換えら
れ、インパルス的な濃度値の高い画素は周辺画素の中の
最小値に置き換えられる。したがって、例えば白地の中
の黒ノイズが削除され、また、黒文字などの文字部分が
白画素値に置き換えられて文字が細くなる。
【0028】図3(B)においても、上述と同様に3×
3画素分の正方形マトリックスFTM2及びそれぞれの
画素値が示されており、その中から最大の濃度値(最大
値)を検出し、検出した最大値を注目画素(i,j)の
濃度値とする。図に示す例では、最大値は「201」で
あり、これが処理後における注目画素(i,j)の画素
値となる。この処理を原画像GAの総ての画素に対して
実行する。このような最大値検出処理によって、インパ
ルス的な濃度値の高い画素の周辺画素はその濃度値の高
い画素値に置き換えられ、インパルス的な濃度値の低い
画素は周辺画素の中の最大値に置き換えられる。したが
って、例えば黒文字の中の白ノイズが削除され、また、
黒文字の周辺に黒画素が余分に付加されて文字が太くな
る。
3画素分の正方形マトリックスFTM2及びそれぞれの
画素値が示されており、その中から最大の濃度値(最大
値)を検出し、検出した最大値を注目画素(i,j)の
濃度値とする。図に示す例では、最大値は「201」で
あり、これが処理後における注目画素(i,j)の画素
値となる。この処理を原画像GAの総ての画素に対して
実行する。このような最大値検出処理によって、インパ
ルス的な濃度値の高い画素の周辺画素はその濃度値の高
い画素値に置き換えられ、インパルス的な濃度値の低い
画素は周辺画素の中の最大値に置き換えられる。したが
って、例えば黒文字の中の白ノイズが削除され、また、
黒文字の周辺に黒画素が余分に付加されて文字が太くな
る。
【0029】結局、最小値−最大値検出部32によって
黒ノイズが削除され、得られる平滑化画像GFは、原画
像GAと比較していずれの画素についても画素値が等し
いか又は小さくなる。したがって、原画像GAから平滑
化画像GFを差し引いた場合に、得られるエッジ画像G
Eのいずれの画素の画素値も正の値となる。
黒ノイズが削除され、得られる平滑化画像GFは、原画
像GAと比較していずれの画素についても画素値が等し
いか又は小さくなる。したがって、原画像GAから平滑
化画像GFを差し引いた場合に、得られるエッジ画像G
Eのいずれの画素の画素値も正の値となる。
【0030】図4は最小値−最大値検出部32の他の実
施形態の処理動作を説明する図である。図4(A)は最
小値検出処理を、図4(B)は最大値検出処理を、それ
ぞれ示す。上述の図3においては3×3画素の正方形マ
トリックスを用いたが、本実施形態においては、直径3
画素の円形マトリックスを用いる。
施形態の処理動作を説明する図である。図4(A)は最
小値検出処理を、図4(B)は最大値検出処理を、それ
ぞれ示す。上述の図3においては3×3画素の正方形マ
トリックスを用いたが、本実施形態においては、直径3
画素の円形マトリックスを用いる。
【0031】図4(A)において、注目画素(i,j)
とその近傍画素とを含む5画素分の円形マトリックスF
TM3、及びそれぞれの画素値が示されている。その中
から最小値を検出し、検出した最小値を注目画素(i,
j)の濃度値とする。図に示す例では、最小値は「15
2」であり、これが処理後における注目画素(i,j)
の画素値となる。図4(B)においては、円形マトリッ
クスFTM4の中から最大値を検出し、検出した最大値
を注目画素(i,j)の濃度値とする。図に示す例で
は、最大値は「196」であり、これが処理後における
注目画素(i,j)の画素値となる。
とその近傍画素とを含む5画素分の円形マトリックスF
TM3、及びそれぞれの画素値が示されている。その中
から最小値を検出し、検出した最小値を注目画素(i,
j)の濃度値とする。図に示す例では、最小値は「15
2」であり、これが処理後における注目画素(i,j)
の画素値となる。図4(B)においては、円形マトリッ
クスFTM4の中から最大値を検出し、検出した最大値
を注目画素(i,j)の濃度値とする。図に示す例で
は、最大値は「196」であり、これが処理後における
注目画素(i,j)の画素値となる。
【0032】図5は原画像GA1から平滑化画像GF1
及びエッジ画像GE1を抽出する処理の概念を示す図で
ある。図5(A)〜(C)には、横軸を座標位置とし縦
軸を画素値として種々の画像がグラフで示されている。
及びエッジ画像GE1を抽出する処理の概念を示す図で
ある。図5(A)〜(C)には、横軸を座標位置とし縦
軸を画素値として種々の画像がグラフで示されている。
【0033】図5(A)に示す原画像GA1に対して、
円形マトリックスFTM3,4を用いて最小値−最大値
検出処理を行うことにより、図5(B)に示す平滑化画
像GF1が得られる。平滑化画像GF1では、原画像G
A1に存在していた急峻なエッジ部分が丸められること
によって削除されている。これによって、平滑化画像G
F1には全体に相似なエッジが存在するようになり、フ
ラクタル画像圧縮に適した画像となる。
円形マトリックスFTM3,4を用いて最小値−最大値
検出処理を行うことにより、図5(B)に示す平滑化画
像GF1が得られる。平滑化画像GF1では、原画像G
A1に存在していた急峻なエッジ部分が丸められること
によって削除されている。これによって、平滑化画像G
F1には全体に相似なエッジが存在するようになり、フ
ラクタル画像圧縮に適した画像となる。
【0034】図5(C)に示すエッジ画像GE1は、図
5(A)に示す原画像GA1から図5(B)に示す平滑
化画像GF1を差し引いたものである。エッジ画像GE
1は、その成分が総て正の値であるので、エッジ画像G
E1を可逆画像処理する際に圧縮効率の向上が図られ
る。
5(A)に示す原画像GA1から図5(B)に示す平滑
化画像GF1を差し引いたものである。エッジ画像GE
1は、その成分が総て正の値であるので、エッジ画像G
E1を可逆画像処理する際に圧縮効率の向上が図られ
る。
【0035】上述の例では最小値検出処理を先に行った
が、最大値検出処理を先に行い、その後に最小値検出処
理を行ってもよい。その場合に、得られる平滑化画像G
Fは、原画像GAと比較していずれの画素についても画
素値が等しいか又は大きくなる。したがって、この場合
にはエッジ画像GEは負の成分のみとなり、これを可逆
画像処理する際に圧縮効率の向上が図られる。直径3画
素の円形マトリックスを用いたが、直径が5画素、7画
素、9画素などの円形マトリックスを用いてもよい。
が、最大値検出処理を先に行い、その後に最小値検出処
理を行ってもよい。その場合に、得られる平滑化画像G
Fは、原画像GAと比較していずれの画素についても画
素値が等しいか又は大きくなる。したがって、この場合
にはエッジ画像GEは負の成分のみとなり、これを可逆
画像処理する際に圧縮効率の向上が図られる。直径3画
素の円形マトリックスを用いたが、直径が5画素、7画
素、9画素などの円形マトリックスを用いてもよい。
【0036】なお、最小値検出処理は細め処理又はエロ
ージョンなどと、最大値検出処理は、太め処理又はダイ
レーションなどと最小値検出処理−最大値検出処理はオ
ープニングと、最大値検出処理−最小値検出処理はクロ
ージングと、それぞれ呼称されることがある。また、こ
れらはモフォロジー処理又はモフォロジーフィルタと呼
称されることがある。
ージョンなどと、最大値検出処理は、太め処理又はダイ
レーションなどと最小値検出処理−最大値検出処理はオ
ープニングと、最大値検出処理−最小値検出処理はクロ
ージングと、それぞれ呼称されることがある。また、こ
れらはモフォロジー処理又はモフォロジーフィルタと呼
称されることがある。
【0037】図6は平滑化処理の他の実施形態として用
いられるスムージングフィルタFTS1の例を示す図、
図7は図6のスムージングフィルタFTS1による処理
動作を説明する図、図8はスムージングフィルタFTS
1を適用して原画像GA2から平滑化画像GF2及びエ
ッジ画像GE2を抽出する処理の概念を示す図である。
いられるスムージングフィルタFTS1の例を示す図、
図7は図6のスムージングフィルタFTS1による処理
動作を説明する図、図8はスムージングフィルタFTS
1を適用して原画像GA2から平滑化画像GF2及びエ
ッジ画像GE2を抽出する処理の概念を示す図である。
【0038】図6に示すスムージングフィルタFTS1
は、注目画素(i,j)とその近傍画素とを含む3×3
画素分の正方形であり、各画素に対して荷重を均等とし
たものである。スムージングフィルタFTS1を適用す
ることにより、図7に示すように、9画素分の平均値が
注目画素(i,j)の画素値となる。
は、注目画素(i,j)とその近傍画素とを含む3×3
画素分の正方形であり、各画素に対して荷重を均等とし
たものである。スムージングフィルタFTS1を適用す
ることにより、図7に示すように、9画素分の平均値が
注目画素(i,j)の画素値となる。
【0039】図8に示すように、平滑化画像GF2は、
原画像GA2よりも画素値が増大する場合があるので、
原画像GA2から平滑化画像GF2を差し引いて得られ
るエッジ画像GE2は、その成分として正負両方の成分
が混在する。そのため、図5に示す場合と比較するとエ
ッジ画像を可逆画像処理する際の圧縮効率が悪い。
原画像GA2よりも画素値が増大する場合があるので、
原画像GA2から平滑化画像GF2を差し引いて得られ
るエッジ画像GE2は、その成分として正負両方の成分
が混在する。そのため、図5に示す場合と比較するとエ
ッジ画像を可逆画像処理する際の圧縮効率が悪い。
【0040】図9はフラクタル符号化部34の構成を示
すブロック図、図10はフラクタル符号化部34におけ
る符号化処理(圧縮処理)を示すフローチャート、図1
1は復号化処理(復元処理)を示すフローチャート、図
12はフラクタル符号化処理の概略を示す図、図13は
フラクタル画像圧縮された画像の復号化処理の概略を示
す図、図14はフラクタル符号化についての原画像とな
る平滑化画像GFにおける変域ブロックBD及び値域ブ
ロックBRの関係を示す図である。なお、図12〜図1
4については従来の技術の項で説明したので、ここでの
説明は省略し又は簡略化する。
すブロック図、図10はフラクタル符号化部34におけ
る符号化処理(圧縮処理)を示すフローチャート、図1
1は復号化処理(復元処理)を示すフローチャート、図
12はフラクタル符号化処理の概略を示す図、図13は
フラクタル画像圧縮された画像の復号化処理の概略を示
す図、図14はフラクタル符号化についての原画像とな
る平滑化画像GFにおける変域ブロックBD及び値域ブ
ロックBRの関係を示す図である。なお、図12〜図1
4については従来の技術の項で説明したので、ここでの
説明は省略し又は簡略化する。
【0041】図12及び図14において、フラクタル符
号化部34における原画像となる平滑化画像GFは、複
数の値域ブロックBR(ブロックサイズK×L)に分割
される。分割された各値域ブロックBRについて、順
次、符号データDFが作成される。
号化部34における原画像となる平滑化画像GFは、複
数の値域ブロックBR(ブロックサイズK×L)に分割
される。分割された各値域ブロックBRについて、順
次、符号データDFが作成される。
【0042】全部の変域ブロックBDについての各縮小
パターンBDPとの比較を行って誤差を算出し、その中
で誤差が最小となる変域ブロックBDとその縮小パター
ンBDPを選択する。そして、値域ブロックBRについ
て濃度の平均値VMが算出され、算出された平均値V
M、最小誤差の変域ブロックBDの位置の情報、及び縮
小パターンBDPについての変換情報(変換パラメー
タ)である縮小率(縮小変換係数)α、回転角度(回転
変換係数)θ、及び濃度変換の有無Zに基づいて、符号
データDFが作成される。
パターンBDPとの比較を行って誤差を算出し、その中
で誤差が最小となる変域ブロックBDとその縮小パター
ンBDPを選択する。そして、値域ブロックBRについ
て濃度の平均値VMが算出され、算出された平均値V
M、最小誤差の変域ブロックBDの位置の情報、及び縮
小パターンBDPについての変換情報(変換パラメー
タ)である縮小率(縮小変換係数)α、回転角度(回転
変換係数)θ、及び濃度変換の有無Zに基づいて、符号
データDFが作成される。
【0043】なお、値域ブロックBRは、通常、正方形
とされることが多く、例えば8×8画素、4×4画素な
どとされる。変域ブロックBDは値域ブロックBRより
もサイズが大きく、それらは互いに相似形とされること
が多い。
とされることが多く、例えば8×8画素、4×4画素な
どとされる。変域ブロックBDは値域ブロックBRより
もサイズが大きく、それらは互いに相似形とされること
が多い。
【0044】図13において、復元画像RFは、復元処
理が繰り返されるにしたがって原画像である平滑化画像
GFに近づくように復元(伸長)される画像であり、復
元処理の開始時においては初期画像が生成される。初期
画像として、符号データDFに含まれる各値域ブロック
BRの平均値VMが設定される。
理が繰り返されるにしたがって原画像である平滑化画像
GFに近づくように復元(伸長)される画像であり、復
元処理の開始時においては初期画像が生成される。初期
画像として、符号データDFに含まれる各値域ブロック
BRの平均値VMが設定される。
【0045】復元処理において、符号データDFに含ま
れる変域ブロックBDの位置情報に基づいて、復元画像
RFから変域ブロックBDが抽出される。抽出された変
域ブロックBDに対して、符号データDFに含まれる縮
小率αを用いて縮小変換を行って縮小変換画像BDFを
得る。縮小変換画像BDFに対して、回転角度θを用い
て回転変換を行い、且つ濃度反転変換の有無Zに応じた
変換を行って値域復元画像RFRを得る。得られた値域
復元画像RFRによって、該当する値域ブロックBRに
ついて復元画像RFを更新する。
れる変域ブロックBDの位置情報に基づいて、復元画像
RFから変域ブロックBDが抽出される。抽出された変
域ブロックBDに対して、符号データDFに含まれる縮
小率αを用いて縮小変換を行って縮小変換画像BDFを
得る。縮小変換画像BDFに対して、回転角度θを用い
て回転変換を行い、且つ濃度反転変換の有無Zに応じた
変換を行って値域復元画像RFRを得る。得られた値域
復元画像RFRによって、該当する値域ブロックBRに
ついて復元画像RFを更新する。
【0046】全部の値域ブロックBRについて、つまり
符号データDFの全部について、上述の処理を1回行う
ことによって、復元画像RFが1回更新される。この処
理を何回も繰り返すことによって、原画像に近い復元画
像RFが得られる。このように、反復変換符号化法によ
って画像の圧縮と復元が行われる。
符号データDFの全部について、上述の処理を1回行う
ことによって、復元画像RFが1回更新される。この処
理を何回も繰り返すことによって、原画像に近い復元画
像RFが得られる。このように、反復変換符号化法によ
って画像の圧縮と復元が行われる。
【0047】図9において、フラクタル符号化部34
は、画像メモリ51、第1ブロック化部52、第2ブロ
ック化部53、縮小/回転変換部54、比較部55、平
均値算出部56、及び符号データバッファ57aを有し
た符号データ合成部57から構成される。
は、画像メモリ51、第1ブロック化部52、第2ブロ
ック化部53、縮小/回転変換部54、比較部55、平
均値算出部56、及び符号データバッファ57aを有し
た符号データ合成部57から構成される。
【0048】画像メモリ51は、フラクタル符号化部3
4における原画像として入力される平滑化画像GFの画
像データを1ページ単位で格納する。なお、平滑化画像
GFの画像データのことを単に平滑化画像GFと言うこ
とがある。画像メモリ51に格納された平滑化画像GF
は、第1ブロック化部52及び第2ブロック化部53に
よって、ブロック単位で読み出される。つまり、図14
に示されるように、平滑化画像GFは、第2ブロック化
部53によって変域ブロックBD毎に読み出され、第1
ブロック化部52によって値域ブロックBR毎に読み出
される。
4における原画像として入力される平滑化画像GFの画
像データを1ページ単位で格納する。なお、平滑化画像
GFの画像データのことを単に平滑化画像GFと言うこ
とがある。画像メモリ51に格納された平滑化画像GF
は、第1ブロック化部52及び第2ブロック化部53に
よって、ブロック単位で読み出される。つまり、図14
に示されるように、平滑化画像GFは、第2ブロック化
部53によって変域ブロックBD毎に読み出され、第1
ブロック化部52によって値域ブロックBR毎に読み出
される。
【0049】第2ブロック化部53は、画像メモリ51
から平滑化画像GFを変域ブロックBD毎に読み出し、
読み出した1つの変域ブロックBD分の画像データDG
を格納する。第2ブロック化部53は、格納した変域ブ
ロックBDの画像データを、縮小/回転変換部54に対
して出力する。また、格納している変域ブロックBDの
平滑化画像GF中における位置情報(これを「ブロック
位置情報」と言うことがある)を、符号データ合成部5
7に対して出力する。符号データ合成部57は、ブロッ
ク位置情報を符号データバッファ57aに記憶する。ブ
ロック位置情報は、例えば平滑化画像GF中における変
域ブロックBDの番号又は座標などである。
から平滑化画像GFを変域ブロックBD毎に読み出し、
読み出した1つの変域ブロックBD分の画像データDG
を格納する。第2ブロック化部53は、格納した変域ブ
ロックBDの画像データを、縮小/回転変換部54に対
して出力する。また、格納している変域ブロックBDの
平滑化画像GF中における位置情報(これを「ブロック
位置情報」と言うことがある)を、符号データ合成部5
7に対して出力する。符号データ合成部57は、ブロッ
ク位置情報を符号データバッファ57aに記憶する。ブ
ロック位置情報は、例えば平滑化画像GF中における変
域ブロックBDの番号又は座標などである。
【0050】第1ブロック化部52は画像メモリ51か
ら平滑化画像GFを値域ブロックBR毎に読み出し、読
み出した1つの値域ブロックBR分の画像データを格納
する。その画像データは、比較部55及び平均値算出部
56に出力される。
ら平滑化画像GFを値域ブロックBR毎に読み出し、読
み出した1つの値域ブロックBR分の画像データを格納
する。その画像データは、比較部55及び平均値算出部
56に出力される。
【0051】平均値算出部56は、第1ブロック化部5
2から出力される値域ブロックBRの画像データの平均
値VMを算出する。平均値VMとして、例えば画像デー
タの濃度値の単純平均値の他、濃度値の基準値からの誤
差の平均値などが用いられる。算出された平均値VMは
符号データ合成部57に出力され、符号データバッファ
57aに記憶される。平均値VMは、画像の復元の際の
初期画像として用いられる。
2から出力される値域ブロックBRの画像データの平均
値VMを算出する。平均値VMとして、例えば画像デー
タの濃度値の単純平均値の他、濃度値の基準値からの誤
差の平均値などが用いられる。算出された平均値VMは
符号データ合成部57に出力され、符号データバッファ
57aに記憶される。平均値VMは、画像の復元の際の
初期画像として用いられる。
【0052】縮小/回転変換部54は、第2ブロック化
部53から出力される変域ブロックBDの画像データに
対して、指定された縮小率αで縮小変換を行い、縮小パ
ターンBDP1を得る。縮小変換では、画像データなど
の画素を単純に間引く方法、又は2つ以上の画素の平均
値を算出した後に画素を間引く方法など、種々の方法が
用いられる。縮小率αは、変域ブロックBDを値域ブロ
ックBRのサイズに縮小するに必要な値であり、例えば
2分の1、4分の1、8分の1、16分の1などとされ
る。
部53から出力される変域ブロックBDの画像データに
対して、指定された縮小率αで縮小変換を行い、縮小パ
ターンBDP1を得る。縮小変換では、画像データなど
の画素を単純に間引く方法、又は2つ以上の画素の平均
値を算出した後に画素を間引く方法など、種々の方法が
用いられる。縮小率αは、変域ブロックBDを値域ブロ
ックBRのサイズに縮小するに必要な値であり、例えば
2分の1、4分の1、8分の1、16分の1などとされ
る。
【0053】得られた縮小パターンBDP1に対して、
さらに指定された回転角度θで回転変換を行う。回転角
度θは、0度、90度、180度、270度の4種類で
あるので、回転変換によって4つの縮小パターンBDP
1〜4を得る。これらの縮小パターンBDP1〜4のそ
れぞれに対して、さらに濃度反転変換を行い、縮小パタ
ーンBDP5〜8を得る。濃度反転変換は白黒を反転さ
せる変換である。これによって、合計8つの縮小パター
ンBDP1〜8を得る。得られた縮小パターンBDP1
〜8は、作成された順に比較部55に出力される。縮小
/回転変換部54で用いられた縮小率α、回転角度θ、
濃度反転の有無Zは、変換係数(変換パラメータ)とし
て符号データ合成部57に出力され、符号データバッフ
ァ57aに記憶される。なお、縮小変換、回転変換、濃
度反転変換は、それぞれアフィン変換の一態様として行
われる。
さらに指定された回転角度θで回転変換を行う。回転角
度θは、0度、90度、180度、270度の4種類で
あるので、回転変換によって4つの縮小パターンBDP
1〜4を得る。これらの縮小パターンBDP1〜4のそ
れぞれに対して、さらに濃度反転変換を行い、縮小パタ
ーンBDP5〜8を得る。濃度反転変換は白黒を反転さ
せる変換である。これによって、合計8つの縮小パター
ンBDP1〜8を得る。得られた縮小パターンBDP1
〜8は、作成された順に比較部55に出力される。縮小
/回転変換部54で用いられた縮小率α、回転角度θ、
濃度反転の有無Zは、変換係数(変換パラメータ)とし
て符号データ合成部57に出力され、符号データバッフ
ァ57aに記憶される。なお、縮小変換、回転変換、濃
度反転変換は、それぞれアフィン変換の一態様として行
われる。
【0054】比較部55において、縮小/回転変換部5
4から出力される縮小パターンBDP1〜8のそれぞれ
に対し、第1ブロック化部52から出力される値域ブロ
ックBRとの誤差δが算出される。この誤差δは、例え
ば対応する各画素についての濃度差の2乗平均を算出す
ることにより得られる。
4から出力される縮小パターンBDP1〜8のそれぞれ
に対し、第1ブロック化部52から出力される値域ブロ
ックBRとの誤差δが算出される。この誤差δは、例え
ば対応する各画素についての濃度差の2乗平均を算出す
ることにより得られる。
【0055】符号データ合成部57において、比較部5
5で今回算出された誤差δが前回までの誤差の最小値δ
Aと比較され、今回の誤差δが最小値δAよりも小さい
場合に、今回のブロック位置情報及び変換係数が符号デ
ータバッファ57aに格納されていた対応する符号デー
タと置き換えられる。これらのブロック位置情報及び変
換係数と平均値VMとに基づいて符号データDFが合成
される。符号データDFは、各値域ブロックBRについ
て作成され、作成された順に出力される。
5で今回算出された誤差δが前回までの誤差の最小値δ
Aと比較され、今回の誤差δが最小値δAよりも小さい
場合に、今回のブロック位置情報及び変換係数が符号デ
ータバッファ57aに格納されていた対応する符号デー
タと置き換えられる。これらのブロック位置情報及び変
換係数と平均値VMとに基づいて符号データDFが合成
される。符号データDFは、各値域ブロックBRについ
て作成され、作成された順に出力される。
【0056】図10において、符号化対象画像である平
滑化画像GFを値域ブロックBRに分割し、分割した1
つの値域ブロックBRを取り出す(#21)。平滑化画
像GFを変域ブロックBDに分割し、分割した1つの変
域ブロックBDを取り出す(#22)。取り出した変域
ブロックBDに対して縮小変換、回転変換、濃度反転変
換を行って8つの縮小パターンBDP1〜8を得る(#
23)。値域ブロックBRと縮小パターンBDP1〜8
との誤差δを算出し(#24)、誤差δが最小となる縮
小パターンBDPを選択して変域ブロックBDの位置情
報と変換パラメータを一時記憶する(#25)。これら
の処理を総ての変域ブロックBDに対して実行し(#2
6)、誤差δが最小となる変域ブロックBDの位置情報
及び縮小パターンBDPの変換パラメータを1つ選択し
て一時記憶する(#25)。総ての値域ブロックBRに
ついて上述の符号化処理を行う(#26)。
滑化画像GFを値域ブロックBRに分割し、分割した1
つの値域ブロックBRを取り出す(#21)。平滑化画
像GFを変域ブロックBDに分割し、分割した1つの変
域ブロックBDを取り出す(#22)。取り出した変域
ブロックBDに対して縮小変換、回転変換、濃度反転変
換を行って8つの縮小パターンBDP1〜8を得る(#
23)。値域ブロックBRと縮小パターンBDP1〜8
との誤差δを算出し(#24)、誤差δが最小となる縮
小パターンBDPを選択して変域ブロックBDの位置情
報と変換パラメータを一時記憶する(#25)。これら
の処理を総ての変域ブロックBDに対して実行し(#2
6)、誤差δが最小となる変域ブロックBDの位置情報
及び縮小パターンBDPの変換パラメータを1つ選択し
て一時記憶する(#25)。総ての値域ブロックBRに
ついて上述の符号化処理を行う(#26)。
【0057】図11において、まず、平滑化画像GFと
同じサイズの初期画像を復元画像RFとして与える(#
41)。このとき、符号データDFに含まれる各値域ブ
ロックBRについての平均値VMをそれぞれの値域ブロ
ックBRの初期値とする。
同じサイズの初期画像を復元画像RFとして与える(#
41)。このとき、符号データDFに含まれる各値域ブ
ロックBRについての平均値VMをそれぞれの値域ブロ
ックBRの初期値とする。
【0058】次に、復元画像RFを複数の値域ブロック
BRに分割する(#42)。そして、値域ブロックBR
に対応する変域ブロックBDの位置にある画像データを
取り出し(#43)、符号データDFに含まれる縮小率
α、回転角度θ、濃度反転の有無Zに基づく変換処理を
施す(#44)。このような処理を施して得た値域復元
画像RFRを値域ブロックBRと置き換えることによっ
て値域ブロックBRを更新する(#45)。
BRに分割する(#42)。そして、値域ブロックBR
に対応する変域ブロックBDの位置にある画像データを
取り出し(#43)、符号データDFに含まれる縮小率
α、回転角度θ、濃度反転の有無Zに基づく変換処理を
施す(#44)。このような処理を施して得た値域復元
画像RFRを値域ブロックBRと置き換えることによっ
て値域ブロックBRを更新する(#45)。
【0059】総ての値域ブロックBRについて上述の処
理を実行する(#46)。これによって、初期画像より
も原画像に近い復元画像RFが得られる。上述の処理を
設定された回数だけ繰り返して行う(#47)。
理を実行する(#46)。これによって、初期画像より
も原画像に近い復元画像RFが得られる。上述の処理を
設定された回数だけ繰り返して行う(#47)。
【0060】上述の画像圧縮装置1によると、原画像G
Aからフラクタル画像圧縮に適した平滑化画像GFのみ
を抽出してフラクタル画像圧縮を行い、それ以外の画像
情報については可逆画像圧縮を行うこととしたので、原
画像GA内に文字画像のようなコントラストの高いエッ
ジ領域が存在する場合であっても、エッジ領域の復元性
が良好となり、復元画像の画像品質の低下を抑えること
ができる。
Aからフラクタル画像圧縮に適した平滑化画像GFのみ
を抽出してフラクタル画像圧縮を行い、それ以外の画像
情報については可逆画像圧縮を行うこととしたので、原
画像GA内に文字画像のようなコントラストの高いエッ
ジ領域が存在する場合であっても、エッジ領域の復元性
が良好となり、復元画像の画像品質の低下を抑えること
ができる。
【0061】次に、本発明の他の実施形態による画像圧
縮装置1Aについて説明する。図15は本発明に係る他
の実施形態による符号化過程(画像圧縮処理)及び復号
化過程(画像復元処理)の流れを示す図、図16は図1
5に対応する画像圧縮装置1Aの構成を示すブロック
図、図17は閾値処理の概念を示す図である。これらの
図において、図1及び図2で説明した処理内容又はブロ
ックと同じものである場合には同一の符号を付して説明
を省略し又は簡略化する。
縮装置1Aについて説明する。図15は本発明に係る他
の実施形態による符号化過程(画像圧縮処理)及び復号
化過程(画像復元処理)の流れを示す図、図16は図1
5に対応する画像圧縮装置1Aの構成を示すブロック
図、図17は閾値処理の概念を示す図である。これらの
図において、図1及び図2で説明した処理内容又はブロ
ックと同じものである場合には同一の符号を付して説明
を省略し又は簡略化する。
【0062】この実施形態の符号化過程では、原画像G
Aに対し平滑化処理を行うことによって得た平滑化画像
GFと、エッジ検出処理によって得たエッジ画像GEと
に対して、以下に述べる補正処理を加えることによって
圧縮効率の向上が図られている。
Aに対し平滑化処理を行うことによって得た平滑化画像
GFと、エッジ検出処理によって得たエッジ画像GEと
に対して、以下に述べる補正処理を加えることによって
圧縮効率の向上が図られている。
【0063】図15において、まず、エッジ画像GEの
各画素値に対して所定の閾値を適用する閾値処理を行う
(#15)。閾値処理では、閾値より小さい濃度値の画
素からなる微小エッジ画像GEmを検出し、エッジ画像
GEから微小エッジ画像GEmを削除した画像である補
正エッジ画像GEaを生成する。閾値処理によって、微
弱な高周波成分が画素値「0」に丸めこまれ、画素値
「0」のランレングスが大きくなり、可逆符号化(多値
ランレングス法)を行った場合に圧縮効率が格段に向上
する。
各画素値に対して所定の閾値を適用する閾値処理を行う
(#15)。閾値処理では、閾値より小さい濃度値の画
素からなる微小エッジ画像GEmを検出し、エッジ画像
GEから微小エッジ画像GEmを削除した画像である補
正エッジ画像GEaを生成する。閾値処理によって、微
弱な高周波成分が画素値「0」に丸めこまれ、画素値
「0」のランレングスが大きくなり、可逆符号化(多値
ランレングス法)を行った場合に圧縮効率が格段に向上
する。
【0064】そして、閾値処理によって得られた微小エ
ッジ画像GEmを平滑化画像GFに加えるという補正処
理を行う(#12)。補正処理が施されることによって
補正平滑化画像GFaが得られる。補正平滑化画像GF
aに対してフラクタル符号化処理が行われ(#13)、
補正エッジ画像GEaに対して可逆符号化処理が行われ
る(#16)。
ッジ画像GEmを平滑化画像GFに加えるという補正処
理を行う(#12)。補正処理が施されることによって
補正平滑化画像GFaが得られる。補正平滑化画像GF
aに対してフラクタル符号化処理が行われ(#13)、
補正エッジ画像GEaに対して可逆符号化処理が行われ
る(#16)。
【0065】図16において、画像圧縮装置1Aでは、
図2の画像圧縮装置1の構成に加えて補正処理部39及
び閾値処理部40が設けられている。補正処理部39
は、図15の#12の処理を行うブロックであり、微小
エッジ画像GEmを平滑化画像GFに加える。閾値処理
部40は、図15の#15の処理を行うブロックであ
り、エッジ画像GEから微小エッジ画像GEm及び補正
エッジ画像GEaを得る。
図2の画像圧縮装置1の構成に加えて補正処理部39及
び閾値処理部40が設けられている。補正処理部39
は、図15の#12の処理を行うブロックであり、微小
エッジ画像GEmを平滑化画像GFに加える。閾値処理
部40は、図15の#15の処理を行うブロックであ
り、エッジ画像GEから微小エッジ画像GEm及び補正
エッジ画像GEaを得る。
【0066】図17(A)には、図5(C)と同じエッ
ジ画像GE1が示されている。このエッジ画像GE1に
対して閾値Th1を適用し、閾値Th1よりも小さい画
素値の画素からなる画像を微小エッジ画像GEm1と
し、エッジ画像GE1から微小エッジ画像GEm1を削
除することによって図17(B)に示す補正エッジ画像
GEa1を得る。補正エッジ画像GEa1においては微
小な高周波成分が削除されている。微小エッジ画像GE
mは、図5(B)に示す平滑化画像GF1に加えられ、
図17(C)に示す補正平滑化画像GFa1を得る。
ジ画像GE1が示されている。このエッジ画像GE1に
対して閾値Th1を適用し、閾値Th1よりも小さい画
素値の画素からなる画像を微小エッジ画像GEm1と
し、エッジ画像GE1から微小エッジ画像GEm1を削
除することによって図17(B)に示す補正エッジ画像
GEa1を得る。補正エッジ画像GEa1においては微
小な高周波成分が削除されている。微小エッジ画像GE
mは、図5(B)に示す平滑化画像GF1に加えられ、
図17(C)に示す補正平滑化画像GFa1を得る。
【0067】上述の画像圧縮装置1Aによると、エッジ
画像GEから微弱な高周波成分を削除することによっ
て、高圧縮率で画像品質の高い画像圧縮が可能となる。
上述の画像圧縮装置1において、フラクタル符号化処理
において、変換処理によって8つの縮小パターンBDP
1〜8を作成しているが、7つ以下又は9つ以上の縮小
パターンBDPを作成してもよい。変換処理として鏡反
転処理を行ってもよい。値域ブロックBR、変域ブロッ
クBDのサイズは上述以外の種々のサイズとしてもよ
い。原画像GAを予め領域属性に応じて分割しておき、
それぞれの属性の領域内においてフラクタル符号化処理
を行ってもよい。その他、画像圧縮装置1の全体又は各
部の構成、処理の内容、順序、及び処理のタイミングな
どは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができ
る。
画像GEから微弱な高周波成分を削除することによっ
て、高圧縮率で画像品質の高い画像圧縮が可能となる。
上述の画像圧縮装置1において、フラクタル符号化処理
において、変換処理によって8つの縮小パターンBDP
1〜8を作成しているが、7つ以下又は9つ以上の縮小
パターンBDPを作成してもよい。変換処理として鏡反
転処理を行ってもよい。値域ブロックBR、変域ブロッ
クBDのサイズは上述以外の種々のサイズとしてもよ
い。原画像GAを予め領域属性に応じて分割しておき、
それぞれの属性の領域内においてフラクタル符号化処理
を行ってもよい。その他、画像圧縮装置1の全体又は各
部の構成、処理の内容、順序、及び処理のタイミングな
どは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができ
る。
【0068】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3の発明によると、
原画像内に文字画像のようなコントラストの高いエッジ
領域が存在する場合であっても、エッジ領域の復元性が
良好となり、復元画像の画像品質の低下を抑えることが
できる。
原画像内に文字画像のようなコントラストの高いエッジ
領域が存在する場合であっても、エッジ領域の復元性が
良好となり、復元画像の画像品質の低下を抑えることが
できる。
【0069】請求項2の発明によると、エッジ画像から
微弱な高周波成分を削除することによって、高圧縮率で
画像品質の高い画像圧縮が可能となる。請求項3の発明
によると、エッジ画像の成分の総てが正の値又は負の値
となるので、エッジ画像を可逆画像処理する際に圧縮効
率の向上が図られる。
微弱な高周波成分を削除することによって、高圧縮率で
画像品質の高い画像圧縮が可能となる。請求項3の発明
によると、エッジ画像の成分の総てが正の値又は負の値
となるので、エッジ画像を可逆画像処理する際に圧縮効
率の向上が図られる。
【図1】本発明に係る符号化過程及び復号化過程の流れ
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明に係る画像圧縮装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】最小値−最大値検出部の処理動作を説明する図
である。
である。
【図4】最小値−最大値検出部の他の実施形態の処理動
作を説明する図である。
作を説明する図である。
【図5】原画像から平滑化画像及びエッジ画像を抽出す
る処理の概念を示す図である。
る処理の概念を示す図である。
【図6】平滑化処理の他の実施形態として用いられるス
ムージングフィルタの例を示す図である。
ムージングフィルタの例を示す図である。
【図7】図6のスムージングフィルタによる処理動作を
説明する図である。
説明する図である。
【図8】スムージングフィルタを適用して原画像から平
滑化画像及びエッジ画像を抽出する処理の概念を示す図
である。
滑化画像及びエッジ画像を抽出する処理の概念を示す図
である。
【図9】フラクタル符号化部の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図10】フラクタル符号化部における符号化処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図11】復号化処理を示すフローチャートである。
【図12】フラクタル符号化処理の概略を示す図であ
る。
る。
【図13】フラクタル画像圧縮された画像の復号化処理
の概略を示す図である。
の概略を示す図である。
【図14】フラクタル符号化についての原画像となる平
滑化画像における変域ブロック及び値域ブロックの関係
を示す図である。
滑化画像における変域ブロック及び値域ブロックの関係
を示す図である。
【図15】本発明に係る他の実施形態による符号化過程
及び復号化過程の流れを示す図である。
及び復号化過程の流れを示す図である。
【図16】図15に対応する画像圧縮装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図17】閾値処理の概念を示す図である。
1,1A 画像圧縮装置 32 最小値−最大値検出部(画像平滑化手段) 34 フラクタル符号化部(フラクタル符号化手段) 35 エッジ検出手部(エッジ検出手段) 37 可逆符号化部(可逆符号化手段) 38 符号メモリ(出力手段) 39 補正処理部(補正平滑化画像生成手段) 40 閾値処理部(補正エッジ画像生成手段) GA 原画像 GE エッジ画像 GF 平滑化画像 GEm 微小エッジ画像 GEa 補正エッジ画像 GFa 補正平滑化画像 DC 符号データ(圧縮データ)
Claims (3)
- 【請求項1】原画像に対し平滑化処理を行って平滑化画
像を得る画像平滑化手段と、 前記原画像から前記平滑化画像を差し引いてエッジ画像
を得るエッジ検出手段と、 前記平滑化画像に対してフラクタル画像圧縮による符号
化を行うフラクタル符号化手段と、 前記エッジ画像に対して可逆画像圧縮による符号化を行
う可逆符号化手段と、 前記フラクタル符号化手段の出力と前記可逆符号化手段
の出力とを合成して前記原画像の圧縮データとして出力
する出力手段と、 を有することを特徴とする画像圧縮装置。 - 【請求項2】原画像に対し平滑化処理を行って平滑化画
像を得る画像平滑化手段と、 前記原画像から前記平滑化画像を差し引いてエッジ画像
を得るエッジ検出手段と、 前記エッジ画像の各画素の濃度値に対し所定の閾値を適
用して前記閾値より小さい濃度値の画素からなる微小エ
ッジ画像を検出し、前記エッジ画像から前記微小エッジ
画像を削除した画像である補正エッジ画像を生成する補
正エッジ画像生成手段と、 前記平滑化画像に前記微小エッジ画像を加えて補正平滑
化画像を生成する補正平滑化画像生成手段と、 前記補正平滑化画像に対してフラクタル画像圧縮による
符号化を行うフラクタル符号化手段と、 前記補正エッジ画像に対して可逆画像圧縮による符号化
を行う可逆符号化手段と、 前記フラクタル符号化手段の出力と前記可逆符号化手段
の出力とを合成して前記原画像の圧縮データとして出力
する出力手段と、 を有することを特徴とする画像圧縮装置。 - 【請求項3】前記画像平滑化手段は、 注目画素及びその近傍画素における最小の濃度値をその
注目画素の濃度値とする最小値処理を行う手段と、注目
画素及びその近傍画素における最大の濃度値をその注目
画素の濃度値とする最大値処理を行う手段とを有してな
る、 請求項1又は請求項2記載の画像圧縮装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5869696A JPH09252468A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 画像圧縮装置 |
| US08/816,438 US5862264A (en) | 1996-03-15 | 1997-03-14 | Image compression device and image compression method for compressing images by smoothing them, reversibly compressing the residual images and compressing the smoothed images based on fractal theory |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5869696A JPH09252468A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 画像圧縮装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09252468A true JPH09252468A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13091707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5869696A Pending JPH09252468A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 画像圧縮装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5862264A (ja) |
| JP (1) | JPH09252468A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008099273A (ja) * | 2007-09-28 | 2008-04-24 | Sony Corp | 画像処理装置 |
| WO2021117082A1 (ja) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 日本電信電話株式会社 | 画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化装置、画像復号装置、及びプログラム |
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| US6850252B1 (en) * | 1999-10-05 | 2005-02-01 | Steven M. Hoffberg | Intelligent electronic appliance system and method |
| US6400996B1 (en) | 1999-02-01 | 2002-06-04 | Steven M. Hoffberg | Adaptive pattern recognition based control system and method |
| US8352400B2 (en) | 1991-12-23 | 2013-01-08 | Hoffberg Steven M | Adaptive pattern recognition based controller apparatus and method and human-factored interface therefore |
| US7242988B1 (en) | 1991-12-23 | 2007-07-10 | Linda Irene Hoffberg | Adaptive pattern recognition based controller apparatus and method and human-factored interface therefore |
| US6418424B1 (en) | 1991-12-23 | 2002-07-09 | Steven M. Hoffberg | Ergonomic man-machine interface incorporating adaptive pattern recognition based control system |
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| EP2199973A3 (en) * | 1997-06-09 | 2010-09-08 | Seiko Epson Corporation | An image processing apparatus and method, and an image evaluation device and method |
| JP3539539B2 (ja) * | 1998-04-28 | 2004-07-07 | シャープ株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録した記録媒体 |
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- 1996-03-15 JP JP5869696A patent/JPH09252468A/ja active Pending
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1997
- 1997-03-14 US US08/816,438 patent/US5862264A/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| US5862264A (en) | 1999-01-19 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040810 |