JPH09252594A - モータパルスステップ制御装置 - Google Patents

モータパルスステップ制御装置

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JPH09252594A
JPH09252594A JP5966196A JP5966196A JPH09252594A JP H09252594 A JPH09252594 A JP H09252594A JP 5966196 A JP5966196 A JP 5966196A JP 5966196 A JP5966196 A JP 5966196A JP H09252594 A JPH09252594 A JP H09252594A
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JP
Japan
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motor
mpu
signal
pulse
motor pulse
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JP5966196A
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Inventor
Katsuhiko Sato
勝彦 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの制御に関わるMPUの負荷を軽減さ
せる。 【解決手段】 MPU101は、各駆動系を制御するこ
とで、モータM1〜M3の制御を行う。例えばモータM
1の駆動系においては、先ず、回転ステップ数nを設定
し、その後、回転信号mtroll1を0から1にし
て、モータM1を始動させる。カウンタ105は、モー
タM1に供給されたモータパルスmtclk1数をカウ
ントし、比較器108は、そのカウント値が回転ステッ
プ数nに一致するか否か比較する。MPU101は、先
端検知スイッチ114が出力した先端確認信号chec
kが1になると、駆動制御信号mtstop1を0から
1にする。モータパルス出力制御部111は、モータM
1を始動させた後、比較器108からの信号が1、或い
は駆動制御信号mtstop1が1になる迄、モータM
1にモータパルスmtclk1を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給されるモータ
パルスに応じて回転するモータの回転角度を制御する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】入力
したパルスに応じて回転するモータ(ステッピングモー
タ(パルスモータ))は、位置検出器やフィードバック
回路等がなくとも、オープンループのままその回転角速
度、及び回転角度(基準位置からの回転角度である)を
制御することができるという利点を備えている。このよ
うな利点を備えているため、ステッピングモータは、速
度や位置の制御が必要なスキャナ、用紙の搬送系等のシ
ステムに広く用いられている。
【0003】ステッピングモータは、パルス(以降、モ
ータの駆動用パルスをモータパルスと記す)が1個入力
する度に、モータ固有のある一定角度だけ回転子が回転
するようになっている。このため、上記回転角速度は、
モータパルスの周波数で制御され、他方の回転角度は、
入力パルス数に比例することから、入力するモータパル
ス数で制御される。
【0004】図6は、従来のモータの回転角度の制御、
即ちモータパルスステップ制御の動作例のタイムチャー
トである。図6において、mtclkはモータパルス
(の波形)、cntはMPUのカウント値である。
【0005】図6に示すように、従来のモータパルスス
テップ制御では、モータに入力したモータパルス数をM
PU(マイクロプロセサ)にカウントさせることで行っ
ていた。そのモータパルス数のカウントは、モータの回
転角度を高精度、且つ正確に制御する必要から、モータ
に1パルス入力する毎に行われる。このため、モータを
制御するためのMPUの負荷が大きいという問題点が発
生していた。
【0006】基準位置から所定の回転角度だけモータを
回転させるためのモータパルス数、即ちMPUがモータ
パルスをカウントする回数も小さくないのが実情であ
る。また、MPUが制御するモータ数は、複数である場
合も多い。このため、モータ全体の制御に関わる負荷は
非常に大きくなる傾向がある。
【0007】なお、MPUによるモータパルスのカウン
トは、例えば、そのモータパルスを割り込み信号とし、
その割り込み信号が入力(その割り込み信号に対応する
割り込みフラグレジスタがセット)することで起動する
割り込み処理を実行することで行われていた。その割り
込み信号が入力するタイミング、言い換えれば、割り込
み処理を行うタイミングは、例えば図6において、モー
タパルスmtclkの立ち上がり、即ち図中、上向きの
矢印で示すタイミングである。
【0008】複数のモータをMPUが制御する場合、M
PUは、個々のモータの入力パルス数をそれぞれカウン
トしなければならないため、それら複数のモータの入力
パルス数を同時にカウントすることができなかった。こ
のことから、個々のモータの入力パルス数を正確にカウ
ントできるように、例えば全体の処理速度を遅くさせな
ければならなかったという問題点も発生していた。
【0009】普通、MPUは高価なことから、MPUを
モータの制御用に専用に割り当てることはなく、MPU
はモータ以外の制御も合わせて行わなければならない。
このことからも、モータの制御に関わる負荷の低減が希
求されていた。これは、当然のことながら、MPUに実
現させる機能数が多いほど強く希求されている。
【0010】本発明の課題は、モータの制御に関わるM
PUの負荷を軽減させることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様のモ
ータパルスステップ制御装置は、供給されたモータパル
スに応じて回転するモータの回転角度を制御することを
前提とし、モータに供給されるモータパルス数をカウン
トするカウンタと、カウンタのカウント値と予め設定さ
れた所定値が一致するか否か比較する比較手段と、カウ
ンタのカウント値が所定値に一致すると比較手段が比較
したとき、モータへのモータパルスの供給を停止するモ
ータパルス供給手段と、を具備する。
【0012】本発明の第2の態様のモータパルスステッ
プ制御装置は、上記第1の態様の構成に加えて、モータ
パルス供給手段に、モータへのモータパルスの供給を停
止させる停止信号を出力する制御手段を、さらに具備す
る。
【0013】なお、上記の構成において、制御手段は、
所定の割り込み信号が発生した場合に、モータパルス供
給手段に停止信号を出力する、ことが望ましい。その所
定の割り込み信号は、モータの回転に伴って移動する物
体が所定位置に到達したことを示す信号である、ことが
望ましい。また、所定の割り込み信号の発生によって制
御手段が停止信号を出力する場合、所定値に、モータに
正常動作時において供給されるモータパルス数より大き
い値を設定する、ことが望ましい。
【0014】供給されたモータパルスに応じて回転する
モータは、基準位置からの回転角度は供給されたモータ
パルス数に比例することから、供給されたモータパルス
数を制御することで、モータの回転角度を制御すること
ができる。そのモータパルス数のカウントをカウンタに
行わせ、モータを制御するための処理の一部をカウンタ
に割り当てる(分配する)とともに、そのカウンタのカ
ウント値が所定値となったか否かを比較手段に比較させ
る。これにより、MPUはカウント値を監視する必要が
なくなり、カウンタに分配した負荷の大きさに応じたそ
の負荷の軽減が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実
施の形態が適用されたシステムのブロック図である。こ
のシステムは、例えばプリンタ等の画像形成装置におけ
る用紙の搬送系(ローラ等)に動力を供給し、用紙を給
紙トレイからその用紙上にトナー像を転写する作像系ま
で搬送するためのものである。図1を参照して、このシ
ステムの構成、及びその動作を説明する。
【0016】MPU101は、図1に示すシステムを含
む画像形成装置全体の制御を行う。本実施の形態が適用
されたシステムは、図1に示すように、3つのモータM
1〜M3を備えている。これらのモータM1〜M3は、
それぞれモータパルスmtclk1〜3を1個入力する
度に、所定の回転角度だけその回転子が回転するもので
あり、例えばピックアップローラ、フィードローラとい
った各種ローラの駆動用である。MPU101は、これ
ら各モータM1〜M3を制御することで、用紙の搬送を
制御する。
【0017】モータM1の駆動系は、モータパルス生成
部102、カウンタ105、比較器108、及びモータ
パルス出力制御部111から構成される。同様に、モー
タM2の駆動系は、モータパルス生成部103、カウン
タ106、比較器109、及びモータパルス出力制御部
112から構成され、モータM3の駆動系は、モータパ
ルス生成部104、カウンタ107、比較器110、及
びモータパルス出力制御部113から構成される。
【0018】このことから判るように、モータM1〜M
3のそれぞれの駆動系の構成は基本的に同じである。ま
た、MPU101は、各モータパルス出力制御部111
〜113に対して回転信号intmt(i)、駆動制御
信号mtstop(i)を出力し、各モータパルス出力
制御部111〜113からは割り込み信号intmt
(i)を入力しているが(括弧で括ったi、即ち(i)
は各モータM1〜M3の駆動系毎に信号を区別するため
の整数を示す)、これらの信号の機能・役割(詳細は後
述する)も各駆動系で基本的に同じである。このため、
混乱を避け、理解を容易にするために、以降、モータM
1の駆動系を例にとって、その動作を説明することとす
る。
【0019】先ず、モータパルス生成部102は、特に
は図示しないパルス発信器から出力されたパルスを分周
して、予め定められた周波数のモータパルスmtclk
1を生成する。
【0020】カウンタ105は、モータパルス生成部1
02から出力されたモータパルスmtclk1の数をカ
ウントし、そのカウント値mtcnt1を比較器108
のA端子に出力する。カウンタ105がカウントしたカ
ウント値mtcnt1は、MPU101が出力するリセ
ット信号によりリセットされる。
【0021】MPU101は、モータM1の駆動(回
転)を開始させる前の段階において、予め定めた回転角
度だけモータM1を回転させるモータパルス数、言い換
えれば、始動から停止までにモータM1に入力させるべ
きモータパルス数(回転ステップ量)nを設定し、それ
を比較器108のB端子に出力する。MPU101は、
モータM1の駆動を停止させるまでの間、ステップ量n
を継続して比較器108に出力する。なお、各比較器1
08〜110にMPU101から出力される回転ステッ
プ量nは、通常は一致しない値である。
【0022】比較器108は、A端子から入力した値A
(カウント値mtcnt1)と、B端子から入力した値
B(回転ステップ量n)とを比較し、それらの値が一致
した場合に、モータパルス出力制御部111に出力する
信号をアクティブ、即ちその信号を0から1に変化させ
る。
【0023】MPU101は、モータM1の回転開始
(始動)を指示する回転信号mtroll1、駆動(回
転)中におけるモータM1の制御を行うための駆動制御
信号mtstop1をモータパルス出力制御部111に
出力する。
【0024】そのモータパルス出力制御部111は、モ
ータパルス生成部102から入力したモータパルスmt
clk1のモータM1への出力(供給)を、これらMP
U101から出力された各種信号、及び比較器108か
ら出力された信号(比較結果)に従って行い、モータM
1を駆動する。このモータパルス出力制御部111は、
MPU101に、モータM1を駆動している期間を示す
割り込み信号intmt1を出力する。
【0025】図2は、上記構成において行われる、モー
タパルスステップ制御の基本動作例のタイムチャートで
ある。この図2を参照して、上述した各部(MPU10
1、及びモータM1の駆動系)の基本的な動作を具体的
に説明する。
【0026】MPU101は、モータM1を駆動させる
場合、先ず、比較器108に出力する回転ステップ量n
を設定し、その後、回転信号mtroll1を0から1
にする。モータパルス出力制御部111は、回転信号m
troll1が0から1になると、モータパルスmtc
lk1が次に立ち上がるのを待って、割り込み信号in
tmt1を0から1にするとともに、モータM1へのモ
ータパルスmtclk1の供給を開始する。モータパル
スmtclk1をモータM1に供給することで、モータ
M1は回転を開始する。
【0027】割り込み信号intmt1の0から1への
変化は、MPU101内のそれに対応した割り込みフラ
グレジスタをセットし、その変化がMPU101に通知
される。図2中に示す上向きの矢印は、MPU101に
通知される(割り込みフラグレジスタをセットする)割
り込み信号の発生タイミングである(これは、他の図面
においても同様である)。MPU101は、その通知を
受け取ると、回転信号mtroll1を1から0にす
る。
【0028】カウンタ105は、モータM1の回転が停
止した際にそのカウント値mtcnt1がMPU101
によりリセットされる。このため、モータM1が回転を
開始してからそれに供給されたモータパルスmtclk
1数を1(最初に供給されたモータパルスmtclk1
が1である)からカウントする。なお、割り込み信号i
ntmt1が0から1になった後に回転信号mtrol
l1を1から0にするのは、回転信号mtroll1が
1となっている場合、本実施の形態におけるモータパル
ス出力制御部111は無条件でモータパルスmtclk
1をモータM1に供給するようになっているためであ
る。
【0029】カウンタ105のカウンタ値mtcnt1
がn(回転ステップ量)になると、比較器108は、カ
ウンタ値mtcnt1と回転ステップ量nが一致するこ
とから、モータパルス出力制御部111に出力する信号
を0から1にする。モータパルス出力制御部111は、
比較器108からの信号が0から1になると、モータパ
ルスmtclk1のモータM1への供給をそこで停止
し、モータパルスmtclk1が次に立ち上がるタイミ
ングで割り込み信号intmt1を1から0にする。そ
の割り込み信号intmt1の変化は、MPU101内
のそれに対応した割り込みフラグのセットにより、MP
U101に通知される。MPU101は、割り込み信号
intmt1が1から0に変化したことをその割り込み
フラグレジスタによって確認、即ちモータM1の回転が
停止したことを確認し、カウンタ105のカウント値m
tcnt1をリセットする。
【0030】このように、本実施の形態では、モータパ
ルスmtclk1のカウントをカウンタ105に行わ
せ、モータM1を停止させるタイミングを比較器108
に検出させている。このため、MPU101は、モータ
パルスmtclk1のカウント、及びカウンタ105の
カウント値mtcnt1の監視を行う必要が回避され
る。これにより、モータM1の回転角度の制御を高精度
に維持しつつ、モータM1の制御に関わるMPU101
の負荷は非常に軽減され、複数のモータを制御する場合
であってもMPU101の負荷は軽いものとなる(図2
に示す例では、MPU101に通知される割り込み信号
は2つ(2回)である)。その結果、MPU101の使
用効率を向上できるとともに、処理速度を向上させるこ
とができるという効果も得ることができる。
【0031】ところで、システムにおいては、異常(ユ
ーザが装置の蓋を開けた場合も含まれる)等が発生した
場合、駆動(回転)させているモータを直ちに停止(緊
急停止)させなければならない。その緊急停止は、搬送
されてきた用紙を検知して、その用紙を所定の場所に収
納させたり、転写させる画像(トナー像)と用紙を合わ
せる、いわゆるレジストレーションを行うような場合に
も同様に行われる。何れの場合であっても、モータを緊
急停止させるタイミングは事前に知ることはできない。
本実施の形態では、そのような場合に対応するために、
MPU101から駆動制御信号mtstop1をモータ
パルス出力制御部111に出力させている。
【0032】本システムでは、図1に示すように、搬送
系を搬送されてきた用紙の先端が所定位置に到達したか
否かを検知する先端検知スイッチ(SW)114を備え
ている。MPU101は、モータM1を回転させている
期間中、この先端検知スイッチ(SW)114から出力
された先端確認信号checkに応じたモータM1の制
御を行う。
【0033】普通、画像形成装置は、用紙が搬送されて
いる現在位置を確認するために、用紙検知用のスイッ
チ、センサ等を複数備えている。例えば、上記レジスト
レーションを行うための動作は、通常、用紙が作像系ま
で搬送されたことを確認してから行われるものである。
しかし、ここでは、混乱を避けるため、先端検知スイッ
チ114が用紙の先頭を検知する位置は特定せず、ま
た、その数は一つとして説明を行うことにする。
【0034】図3は、上記先端検知スイッチ114によ
る用紙検知に対応させたモータパルスステップ制御の動
作例のタイムチャートである。同図(a)は正常動作
時、同図(b)はジャム発生時のものである。
【0035】用紙の先端を先端検知スイッチ114で検
知してモータM1の回転を停止させるタイミングを検出
する場合、MPU101は、比較器108のB端子に出
力する回転ステップ量nに予め定められた既定値を設定
する。この既定値は、搬送系が正常に動作し、その値の
モータパルスmtclk1がモータM1に供給される
と、先端検知スイッチ114が検知する所定位置よりも
用紙(の先端)がある程度だけ先に搬送される値であ
る。
【0036】このような既定値を回転ステップ量nに設
定することにより、モータM1に回転ステップ量nのモ
ータパルスmtclk1が供給された場合、搬送ジャム
が発生したことになる。このため、MPU101はモー
タパルスmtclk1数をカウントすることなく、用紙
の搬送ジャムの発生を検出することができる。
【0037】図3(a)に示すように、ジャム等が発生
せず、システムが正常に動作した場合、カウンタ105
のカウント値mtcnt1が回転ステップ量nとなる前
に先端検知スイッチ(SW)114が用紙の先端を検知
し、先端確認信号checkが0から1になる。モータ
M1が始動してからその先端確認信号checkが出力
される(0から1になる)までの期間は、当然のことな
がら、多少変動するものであり、その先端確認信号ch
eckが出力されるタイミングを事前に知ることは不可
能である。
【0038】上記先端確認信号checkは、割り込み
信号intmt1と同様に、割り込み信号として機能
し、それが0から1になると、MPU101内のそれに
対応した割り込みフラグレジスタがセットされる。MP
U101は、その先端確認信号checkが0から1に
なると、直ちに駆動制御信号mtstop1を0から1
にして、モータパルス出力制御部111にモータM1の
停止を指示する。
【0039】一方のモータパルス出力制御部111は、
その指示に従ってモータパルスmtclk1のモータM
1への供給を停止するとともに、割り込み信号intm
t1を1から0にする。割り込み信号intmt1を1
から0にするのは、駆動制御信号mtstop1が0か
ら1に変化してから次にモータパルスmrclk1が立
ち上がるタイミングである。MPU101は、割り込み
信号intmt1が1から0に変化したことを検出する
ことで、モータM1の回転が停止したことを認識し、カ
ウンタ105のカウント値mtcnt1のリセットを行
う。
【0040】上記正常動作時においては、割り込み信号
intmt1が変化、即ち0から1、及び1から0に変
化した各タイミング、及び先端確認信号checkが0
から1に変化したタイミングの計3回、割り込み信号が
MPU101に入力される。このため、用紙検知に対応
させた場合であっても、MPU101の負荷は従来と比
較して大幅に軽減される。
【0041】一方、図3(b)に示すように、搬送ジャ
ムが発生した場合、先端検知スイッチ114は用紙の先
端を検知することができず、先端確認信号checkは
0のままとなる。このため、比較器108がカウント値
mtcnt1と回転ステップ数nが一致すると比較した
後、モータM1は停止される。従って、ジャムといった
異常が発生した場合には、図2に示す基本動作例と実質
的には同様の動作となる。このことから、正常動作時、
搬送ジャムの発生時の何れの場合においても、MPU1
01のモータM1の制御に関わる負荷は、従来と比較し
て非常に軽いことが判る。
【0042】なお、用紙の先端を検知してモータM1を
停止させる場合を例にとって説明したが、当然のことな
がら、何らかの異常が発生した場合にも対応させること
ができる。例えば、何らかの異常を検知した場合にのみ
モータM1を停止させたいような場合には、例えば回転
ステップ量nには正常動作を仮定した既定値を設定し、
異常を検知すると直ちに駆動制御信号mtstop1を
0から1に変化させ、モータM1を停止させるようにし
ても良い。
【0043】図4は、MPU101が実行する、用紙検
知に対応したモータパルスステップ制御処理のフローチ
ャートである。このモータパルスステップ制御処理を実
現するプログラムは、MPU101内の記憶領域、或い
はROM等の記憶媒体(共に図示せず)に記憶されてお
り、画像形成等が指示された場合に、MPU101がそ
のプログラムを読み出して実行する。このモータパルス
ステップ制御処理を実行することにより、図3に示す動
作が実現される。
【0044】なお、各モータM1〜M3の駆動系におい
て、その動作を制御するモータパルスステップ制御処理
は基本的には同じである。このため、これまでと同様
に、モータM1の駆動系を例にとって説明することとす
る。
【0045】先ず、ステップ401では、モータM1の
回転ステップ量nを設定する。このとき設定する回転ス
テップ量nは、上述したように、搬送系が正常に動作
し、その値のモータパルスmtclk1がモータM1に
供給されると、先端検知スイッチ114が用紙を検知す
る位置よりも用紙が先に搬送されてしまう値である。回
転ステップ量nを設定した後は、ステップ402の処理
に移行する。
【0046】ステップ402では、回転信号mtrol
l1を1にすることで、モータM1の回転を始動させ
る。回転信号mtroll1を1にすると、モータパル
ス出力制御部111はモータパルスmtclk1のモー
タM1への供給を開始し、その開始に合わせて割り込み
信号intmt1を0から1にする。ステップ402に
続くステップ403では、この割り込み信号intmt
1が1になるのを待ち、その信号intmt1が1にな
ると、ステップ404で回転信号mtroll1を1か
ら0にする。
【0047】上記ステップ403、及び404は、モー
タパルスステップ制御処理内に示してあるが、実際には
割り込み処理として処理される。これは、ステップ40
4に続くステップ405〜407の処理も同様である。
上記ステップ404の処理が終了した後は、ステップ4
05の処理に移行し、先端検知スイッチ(SW)114
が用紙の先端を検知、即ち先端確認信号checkが1
となるのを待つ待機状態となる。なお、この待機状態が
継続している間においても、カウンタ105によるモー
タM1に供給されたモータパルスmtclk1のカウン
トが行われている。
【0048】先端確認信号checkが1になると、ス
テップ405の判定がYESとなってステップ406の
処理に移行する。このステップ406では、モータM1
の回転を停止させるために、駆動制御信号mtstop
1を1にする。この駆動制御信号mtstop1が1に
なると、モータパルス出力制御部111はモータM1へ
のモータパルスmtclk1の供給を停止し、割り込み
信号intmt1を0から1にする。ステップ406に
続くステップ407では、その割り込み信号intmt
1が0から1に変化するのを待って、モータM1の回転
停止に伴う割り込み処理(詳細は後述する)を実行す
る。その後、一連の処理を終了する。
【0049】図5は、上記ステップ407として実行さ
れる、モータM1の回転停止に伴う割り込み処理のフロ
ーチャートである。同図を参照してその割り込み処理に
ついて詳細に説明する。
【0050】先ず、ステップ501では、先端検知スイ
ッチ(SW)114が用紙の先端を検知中であるか否か
判定する。先端確認信号checkが1であった場合、
その判定はYESとなってステップ503の処理に移行
し、そうでない場合には、その判定はNOとなってステ
ップ502の処理に移行する。
【0051】先端確認信号checkが1となっていな
い場合には、用紙の搬送において何らかの異常(ここで
はジャム)が発生していることになる。このため、ステ
ップ502では、用紙の搬送ジャムが発生しているのを
確認する。この確認は、例えば搬送ジャムの発生の有無
を示すフラグに、搬送ジャムの発生を示す値をセットす
ることで行われる。そのフラグに搬送ジャムの発生を示
す値がセットされた場合、図4のモータパルスステップ
制御処理が終了した後、その旨をユーザに通知する処理
が行われることになる。
【0052】ステップ502に続くステップ503で
は、割り込み信号intmt1が1から0になったこと
から、モータM1の回転停止を確認し、カウンタ105
のリセットを行う。このモータM1の回転停止の確認
は、例えば上記ジャム発生の確認と同様に、モータM1
が回転中か否かを示すフラグに、モータM1が停止して
いることを示す値をセットすることで行われる。ステッ
プ503の処理が終了した後、一連の処理が終了する。
【0053】なお、本実施の形態は、画像形成装置の搬
送系に本発明を適用したものであるが、本発明はこれに
限定されるものではなく、本発明は幅広く適用できるも
のである。例えば、スキャナに本発明を適用した場合に
は、読取対象の走査に用いる移動体の制御、即ち移動体
の駆動や、それをホームポジションに停止させるといっ
たことに関する負荷を軽減させることができる。これ
は、画像形成装置における排紙系や、作像系の制御にお
いても同様である。
【0054】また、本実施の形態では、モータM1〜M
3の各駆動系において、比較器108〜110の比較結
果をモータパルス出力制御部111〜113にそれぞれ
出力させているが、その比較結果を割り込み信号として
MPU101に出力させても良い。このようにした場合
であっても、MPU101に入力される割り込み信号数
は従来と比較して大幅に小さいので、MPU101の負
荷を従来と比較して大きく軽減することができる。
【0055】また、本実施の形態では、各駆動系毎に、
カウント105〜107のカウント値mtcnt1〜3
と回転ステップ量nとが一致するか否かの判別を比較器
108〜110に行わせている。普通、上記回転ステッ
プ量nは、予め定められた中から選択して設定されるも
のである。このことから、各カウンタ108〜110
に、各回転ステップ量nまでカウントすると所定の割り
込み信号をMPU101にそれぞれ出力する機能を追
加、言い換えれば、2つの値を比較する機能を追加する
ことにより、比較器108〜110を不要にすることも
できる。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、モータ
に供給したモータパルス数のカウントをカウンタに行わ
せ、モータを制御するための処理の一部をカウンタに分
配するとともに、そのカウンタのカウント値が所定値と
なったか否かを比較器に比較させる。このため、MPU
はカウント値を監視する必要がなくなり、カウンタに分
配した負荷の大きさに応じてMPUの負荷を軽減させる
ことができる。これにより、複数のモータを制御する場
合であっても、その全体の負荷は軽くなり、全体の処理
を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態が適用されたシステムのブロック
図である。
【図2】モータパルスステップ制御の基本動作例のタイ
ムチャートである。
【図3】用紙検知に対応させたモータパルスステップ制
御の動作例のタイムチャートである。
【図4】モータパルスステップ制御処理のフローチャー
トである。
【図5】回転停止時の割り込み処理のフローチャートで
ある。
【図6】従来のモータパルスステップ制御の動作例のタ
イムチャートである。
【符号の説明】
101 MPU 102〜104 モータパルス生成部 105〜107 カウンタ 108〜110 比較器 111〜113 モータパルス出力制御部 114 先端検知スイッチ M1〜M3 モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されたモータパルスに応じて回転す
    るモータの回転角度を制御する装置であって、 前記モータに供給されるモータパルス数をカウントする
    カウンタと、 前記カウンタのカウント値と予め設定された所定値が一
    致するか否か比較する比較手段と、 前記カウンタのカウント値が前記所定値に一致すると前
    記比較手段が判別したとき、前記モータへの前記モータ
    パルスの供給を停止するモータパルス供給手段と、 を具備したことを特徴とするモータパルスステップ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記モータパルス供給手段に、前記モー
    タへのモータパルスの供給を停止させる停止信号を出力
    する制御手段を、 さらに具備したことを特徴とする請求項1記載のモータ
    パルスステップ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、所定の割り込み信号が
    発生した場合に、前記モータパルス供給手段に前記停止
    信号を出力する、 ことを特徴とする請求項2記載のモータパルスステップ
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の割り込み信号は、前記モータ
    の回転に伴って移動する物体が所定位置に到達したこと
    を示す信号である、 ことを特徴とする請求項3記載のモータパルスステップ
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の割り込み信号の発生によって
    前記制御手段が前記停止信号を出力する場合、前記所定
    値に、前記モータに正常動作時において供給されるモー
    タパルス数より大きい値を設定する、 ことを特徴とする請求項3、または4記載のモータパル
    スステップ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502383A (ja) * 2000-06-30 2004-01-22 センサーマチック・エレクトロニックス・コーポレーション ビデオ監視カメラ用の統合エンクロージャとコントローラ

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JP2004502383A (ja) * 2000-06-30 2004-01-22 センサーマチック・エレクトロニックス・コーポレーション ビデオ監視カメラ用の統合エンクロージャとコントローラ

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