JPH09252725A - 生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法 - Google Patents
生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法Info
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- JPH09252725A JPH09252725A JP9321096A JP9321096A JPH09252725A JP H09252725 A JPH09252725 A JP H09252725A JP 9321096 A JP9321096 A JP 9321096A JP 9321096 A JP9321096 A JP 9321096A JP H09252725 A JPH09252725 A JP H09252725A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生茶葉の品質評価結果の信頼性の向上と生茶
葉の品質評価結果と製茶加工機の加工設定条件との因果
関係を明確にし、人手を介さない客観的な加工設定条件
に基づく製茶加工を実現すること。 【解決手段】 本発明の生茶葉の品質評価結果に基づく
製茶加工機の操作方法は、摘採された一群の収穫生茶葉
AT より、サンプル生茶葉AS あるいは個別サンプル生
茶葉AO を取り出し、これらの外観及び成分に関する認
識情報を認識し、その認識結果に基づいて算定される生
茶葉の品質評価結果のすべて、あるいはその一部を利用
することで製茶加工機8の加工設定条件を定め、この加
工設定条件を基にして製茶加工が行われるようにしたこ
とを特徴として成り、これを手段として上記課題の解決
を図っている。
葉の品質評価結果と製茶加工機の加工設定条件との因果
関係を明確にし、人手を介さない客観的な加工設定条件
に基づく製茶加工を実現すること。 【解決手段】 本発明の生茶葉の品質評価結果に基づく
製茶加工機の操作方法は、摘採された一群の収穫生茶葉
AT より、サンプル生茶葉AS あるいは個別サンプル生
茶葉AO を取り出し、これらの外観及び成分に関する認
識情報を認識し、その認識結果に基づいて算定される生
茶葉の品質評価結果のすべて、あるいはその一部を利用
することで製茶加工機8の加工設定条件を定め、この加
工設定条件を基にして製茶加工が行われるようにしたこ
とを特徴として成り、これを手段として上記課題の解決
を図っている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生茶葉の品質評価結
果を製茶加工機における加工設定条件の設定に利用した
製茶加工機の操作方法に関するものである。
果を製茶加工機における加工設定条件の設定に利用した
製茶加工機の操作方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】従来は茶期や人間の勘によって、生茶葉
の品質を評価し、これを基にして蒸機、葉打機をはじめ
とする製茶加工機の加工設定条件を定めていた。なお上
記生茶葉の品質評価は収穫生茶葉の入荷時、あるいはそ
の後に行われる人間の五感による官能検査により行われ
るのが一般的であって、必ずしも時々刻々変化する生茶
葉の性状を意識したものとはなっておらず、またどうし
ても主観が入り込むため、その品質評価結果にばらつき
が生じ、客観性の点でも充分なものとは言えなかった。
従ってこのような生茶葉の品質評価を加工設定条件とし
て使用した場合には、加工効率、加工品質等の点で充分
な効果が得られていなかったのが現状である。
の品質を評価し、これを基にして蒸機、葉打機をはじめ
とする製茶加工機の加工設定条件を定めていた。なお上
記生茶葉の品質評価は収穫生茶葉の入荷時、あるいはそ
の後に行われる人間の五感による官能検査により行われ
るのが一般的であって、必ずしも時々刻々変化する生茶
葉の性状を意識したものとはなっておらず、またどうし
ても主観が入り込むため、その品質評価結果にばらつき
が生じ、客観性の点でも充分なものとは言えなかった。
従ってこのような生茶葉の品質評価を加工設定条件とし
て使用した場合には、加工効率、加工品質等の点で充分
な効果が得られていなかったのが現状である。
【0003】一方、生茶葉の品質評価を上記人手による
官能検査に代えて生茶葉の色や成分を分析することによ
り自動的に行おうとする試みも一部では行われている。
しかしこの生茶葉の品質評価は成分を主体とするもので
あって、葉の形や摘芽長等の外観に関する認識は行って
おらず、このような外観に関する認識が重要な意味を持
つ生茶葉の品質評価にあっては、これをそのまま製茶加
工機における加工設定条件として利用することはできな
い。従って収穫生茶葉の格付けに上記成分分析等によっ
て得られたデータを使用するに際しても人手による外観
検査と併用していたのが現状であって、この点において
上記従来の人手による官能検査の域を完全に脱したもの
とは言えず、これを利用して最適な加工設定条件の設定
を行うことは困難であり、上記人手による官能検査によ
る場合と同様の問題を呈することとなる。
官能検査に代えて生茶葉の色や成分を分析することによ
り自動的に行おうとする試みも一部では行われている。
しかしこの生茶葉の品質評価は成分を主体とするもので
あって、葉の形や摘芽長等の外観に関する認識は行って
おらず、このような外観に関する認識が重要な意味を持
つ生茶葉の品質評価にあっては、これをそのまま製茶加
工機における加工設定条件として利用することはできな
い。従って収穫生茶葉の格付けに上記成分分析等によっ
て得られたデータを使用するに際しても人手による外観
検査と併用していたのが現状であって、この点において
上記従来の人手による官能検査の域を完全に脱したもの
とは言えず、これを利用して最適な加工設定条件の設定
を行うことは困難であり、上記人手による官能検査によ
る場合と同様の問題を呈することとなる。
【0004】更にこのような生茶葉の品質評価結果を製
茶加工機の加工設定条件の設定に利用することを困難に
している他の要因として次のような要因が存在する。す
なわち他の要因としては、生茶葉の品質評価結果と製茶
加工機の加工設定条件との因果関係が明確にされていな
かったことが挙げられる。従って上記生茶葉の品質評価
結果を製茶加工機の加工設定条件の設定に利用しようと
しても、作業者の経験や勘に頼って設定することにな
り、必ずしも生茶葉の品質評価結果の有効活用、人手を
介さない客観的な加工設定条件の設定が図られないとい
うことが懸念されていたことによるものである。
茶加工機の加工設定条件の設定に利用することを困難に
している他の要因として次のような要因が存在する。す
なわち他の要因としては、生茶葉の品質評価結果と製茶
加工機の加工設定条件との因果関係が明確にされていな
かったことが挙げられる。従って上記生茶葉の品質評価
結果を製茶加工機の加工設定条件の設定に利用しようと
しても、作業者の経験や勘に頼って設定することにな
り、必ずしも生茶葉の品質評価結果の有効活用、人手を
介さない客観的な加工設定条件の設定が図られないとい
うことが懸念されていたことによるものである。
【0005】
【解決を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
充分に認識し、その認識の上に立って案出されたもので
あって、生茶葉の品質評価結果の信頼性の向上と、生茶
葉の品質評価結果と、製茶加工機の加工設定条件との因
果関係を明確にし、人手を介さない客観的な加工設定条
件に基づく製茶加工を実現することを技術的課題とする
ものである。
充分に認識し、その認識の上に立って案出されたもので
あって、生茶葉の品質評価結果の信頼性の向上と、生茶
葉の品質評価結果と、製茶加工機の加工設定条件との因
果関係を明確にし、人手を介さない客観的な加工設定条
件に基づく製茶加工を実現することを技術的課題とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法
は、摘採された一群の収穫生茶葉より、サンプル生茶葉
あるいは個別サンプル生茶葉を取り出し、これらの外観
及び成分に関する認識情報を認識し、その認識結果に基
づいて算定される生茶葉の品質評価結果のすべて、ある
いはその一部を利用することで製茶加工機の加工設定条
件を定め、この加工設定条件を基にして製茶加工が行わ
れるようにしたことを特徴として成るものである。そし
てこのような発明特定事項を手段とすることにより、生
茶葉の品質評価結果に外観に関する情報が加味されてそ
の信頼性が向上するとともに、生茶葉の品質評価結果の
有効活用、人手を介さない製茶加工機の客観的な加工設
定条件の設定が可能となって、前記課題の解決が図られ
るのである。
生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法
は、摘採された一群の収穫生茶葉より、サンプル生茶葉
あるいは個別サンプル生茶葉を取り出し、これらの外観
及び成分に関する認識情報を認識し、その認識結果に基
づいて算定される生茶葉の品質評価結果のすべて、ある
いはその一部を利用することで製茶加工機の加工設定条
件を定め、この加工設定条件を基にして製茶加工が行わ
れるようにしたことを特徴として成るものである。そし
てこのような発明特定事項を手段とすることにより、生
茶葉の品質評価結果に外観に関する情報が加味されてそ
の信頼性が向上するとともに、生茶葉の品質評価結果の
有効活用、人手を介さない製茶加工機の客観的な加工設
定条件の設定が可能となって、前記課題の解決が図られ
るのである。
【0007】また請求項2記載の生茶葉の品質評価結果
に基づく製茶加工機の操作方法は、前記要件に加え、前
記外観及び成分に関する認識情報には、総繊維量、水分
量、摘芽長のすべて、あるいはこれらの一部が含まれて
いることを特徴として成るものである。そしてこのよう
な発明特定事項を手段とすることにより、製茶加工機の
加工設定条件の設定と密接に関係する認識情報に関する
生茶葉の品質評価結果が得られ、この品質評価結果に基
づいて設定される製茶加工機の加工設定条件の信頼性が
向上するとともに、生茶葉の品質評価結果の有効活用、
人手を介さない製茶加工機の客観的な加工設定条件の設
定が可能となって、前記課題の解決が図られるのであ
る。
に基づく製茶加工機の操作方法は、前記要件に加え、前
記外観及び成分に関する認識情報には、総繊維量、水分
量、摘芽長のすべて、あるいはこれらの一部が含まれて
いることを特徴として成るものである。そしてこのよう
な発明特定事項を手段とすることにより、製茶加工機の
加工設定条件の設定と密接に関係する認識情報に関する
生茶葉の品質評価結果が得られ、この品質評価結果に基
づいて設定される製茶加工機の加工設定条件の信頼性が
向上するとともに、生茶葉の品質評価結果の有効活用、
人手を介さない製茶加工機の客観的な加工設定条件の設
定が可能となって、前記課題の解決が図られるのであ
る。
【0008】更にまた請求項3記載の生茶葉の品質評価
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記要件に加
え、前記製茶加工機は蒸機であり、その加工設定条件項
目には、攪拌回転数、胴回転数、胴傾斜、蒸気量、蒸気
圧のすべて、あるいはこれらの一部が含まれることを特
徴として成るものである。そしてこのような発明特定事
項を手段とすることにより、蒸機を操作するにあたって
重要となる加工設定条件の設定が可能となって、蒸機に
おける加工品質、あるいは加工効率の向上が図られ、前
記課題の解決に寄与し得るようになるのである。
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記要件に加
え、前記製茶加工機は蒸機であり、その加工設定条件項
目には、攪拌回転数、胴回転数、胴傾斜、蒸気量、蒸気
圧のすべて、あるいはこれらの一部が含まれることを特
徴として成るものである。そしてこのような発明特定事
項を手段とすることにより、蒸機を操作するにあたって
重要となる加工設定条件の設定が可能となって、蒸機に
おける加工品質、あるいは加工効率の向上が図られ、前
記課題の解決に寄与し得るようになるのである。
【0009】更にまた請求項4記載の生茶葉の品質評価
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は葉打機であ
り、その加工設定条件項目には、主軸回転数、投入量、
熱風量、加工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のすべ
て、あるいはこれらの一部が含まれることを特徴として
成るものである。そしてこのような発明特定事項を手段
とすることにより、葉打機を操作するにあたって重要と
なる加工設定条件の設定が可能となって、葉打機におけ
る加工品質あるいは加工効率の向上が図られ、前記課題
の解決に寄与し得るようになるのである。
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は葉打機であ
り、その加工設定条件項目には、主軸回転数、投入量、
熱風量、加工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のすべ
て、あるいはこれらの一部が含まれることを特徴として
成るものである。そしてこのような発明特定事項を手段
とすることにより、葉打機を操作するにあたって重要と
なる加工設定条件の設定が可能となって、葉打機におけ
る加工品質あるいは加工効率の向上が図られ、前記課題
の解決に寄与し得るようになるのである。
【0010】更にまた請求項5記載の生茶葉の品質評価
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は粗揉機であ
り、その加工設定条件項目には、主軸回転数、投入量、
熱風量、加工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のすべ
て、あるいはこれらの一部が含まれることを特徴として
成るものである。そしてこのような発明特定事項を手段
とすることにより、粗揉機を操作するにあたって重要と
なる加工設定条件の設定が可能となって、粗揉機におけ
る加工品質あるいは加工効率の向上が図られ、前記課題
の解決に寄与し得るようになるのである。
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は粗揉機であ
り、その加工設定条件項目には、主軸回転数、投入量、
熱風量、加工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のすべ
て、あるいはこれらの一部が含まれることを特徴として
成るものである。そしてこのような発明特定事項を手段
とすることにより、粗揉機を操作するにあたって重要と
なる加工設定条件の設定が可能となって、粗揉機におけ
る加工品質あるいは加工効率の向上が図られ、前記課題
の解決に寄与し得るようになるのである。
【0011】更にまた請求項6記載の生茶葉の品質評価
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は揉捻機であ
り、その加工設定条件項目には、加工時間、分銅位置、
回転数のすべて、あるいはこれらの一部が含まれること
を特徴として成るものである。そしてこのような発明特
定事項を手段とすることにより、揉捻機を操作するにあ
たって重要となる加工設定条件の設定が可能となって、
揉捻機における加工品質あるいは加工効率の向上が図ら
れ、前記課題の解決に寄与し得るようになるのである。
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は揉捻機であ
り、その加工設定条件項目には、加工時間、分銅位置、
回転数のすべて、あるいはこれらの一部が含まれること
を特徴として成るものである。そしてこのような発明特
定事項を手段とすることにより、揉捻機を操作するにあ
たって重要となる加工設定条件の設定が可能となって、
揉捻機における加工品質あるいは加工効率の向上が図ら
れ、前記課題の解決に寄与し得るようになるのである。
【0012】更にまた請求項7記載の生茶葉の品質評価
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は中揉み機で
あり、その加工設定条件項目には、主軸回転数、投入
量、熱風量、加工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のす
べて、あるいはこれらの一部が含まれることを特徴とし
て成るものである。そしてこのような発明特定事項を手
段とすることにより、中揉み機を操作するにあたって重
要となる加工設定条件の設定が可能となって、中揉み機
における加工品質あるいは加工効率の向上が図られ、前
記課題の解決に寄与し得るようになるのである。
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は中揉み機で
あり、その加工設定条件項目には、主軸回転数、投入
量、熱風量、加工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のす
べて、あるいはこれらの一部が含まれることを特徴とし
て成るものである。そしてこのような発明特定事項を手
段とすることにより、中揉み機を操作するにあたって重
要となる加工設定条件の設定が可能となって、中揉み機
における加工品質あるいは加工効率の向上が図られ、前
記課題の解決に寄与し得るようになるのである。
【0013】更にまた請求項8記載の生茶葉の品質評価
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は中揉機であ
り、その加工設定条件項目には、胴回転数、熱風量、バ
ネ圧、茶温(排気温度)、加工時間のすべて、あるいは
これらの一部が含まれることを特徴として成るものであ
る。そしてこのような発明特定事項を手段とすることに
より、中揉機を操作するにあたって重要となる加工設定
条件の設定が可能となって、中揉機における加工品質あ
るいは加工効率の向上が図られ、前記課題の解決に寄与
し得るようになるのである。
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は中揉機であ
り、その加工設定条件項目には、胴回転数、熱風量、バ
ネ圧、茶温(排気温度)、加工時間のすべて、あるいは
これらの一部が含まれることを特徴として成るものであ
る。そしてこのような発明特定事項を手段とすることに
より、中揉機を操作するにあたって重要となる加工設定
条件の設定が可能となって、中揉機における加工品質あ
るいは加工効率の向上が図られ、前記課題の解決に寄与
し得るようになるのである。
【0014】更にまた請求項9記載の生茶葉の品質評価
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は精揉機であ
り、その加工設定条件項目には、投入量、回転数、茶
温、加工時間、分銅位置のすべて、あるいはこれらの一
部が含まれることを特徴として成るものである。そして
このような発明特定事項を手段とすることにより、精揉
機を操作するにあたって重要となる加工設定条件の設定
が可能となって、精揉機における加工品質あるいは加工
効率の向上が図られ、前記課題の解決に寄与し得るよう
になるのである。
結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1ま
たは2記載の要件に加え、前記製茶加工機は精揉機であ
り、その加工設定条件項目には、投入量、回転数、茶
温、加工時間、分銅位置のすべて、あるいはこれらの一
部が含まれることを特徴として成るものである。そして
このような発明特定事項を手段とすることにより、精揉
機を操作するにあたって重要となる加工設定条件の設定
が可能となって、精揉機における加工品質あるいは加工
効率の向上が図られ、前記課題の解決に寄与し得るよう
になるのである。
【0015】更にまた請求項10記載の生茶葉の品質評
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1
または2記載の要件に加え、前記製茶加工機は乾燥機で
あり、その加工設定条件項目には、熱風量、乾燥時間、
温度、茶層の厚さのすべて、あるいはこれらの一部が含
まれることを特徴として成るものである。そしてこのよ
うな発明特定事項を手段とすることにより、乾燥機を操
作するにあたって重要となる加工設定条件の設定が可能
となって、乾燥機における加工品質あるいは加工効率の
向上が図られ、前記課題の解決に寄与し得るようになる
のである。
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1
または2記載の要件に加え、前記製茶加工機は乾燥機で
あり、その加工設定条件項目には、熱風量、乾燥時間、
温度、茶層の厚さのすべて、あるいはこれらの一部が含
まれることを特徴として成るものである。そしてこのよ
うな発明特定事項を手段とすることにより、乾燥機を操
作するにあたって重要となる加工設定条件の設定が可能
となって、乾燥機における加工品質あるいは加工効率の
向上が図られ、前記課題の解決に寄与し得るようになる
のである。
【0016】更にまた請求項11記載の生茶葉の品質評
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1
または2記載の要件に加え、前記製茶加工機は合組機で
あり、その加工設定条件項目には合組機の選択が含まれ
ることを特徴として成るものである。そしてこのような
発明特定事項を手段とすることにより、合組機を操作す
るにあたって重要となる加工設定条件の設定が可能とな
って、合組機における加工品質あるいは加工効率の向上
が図られ、前記課題の解決に寄与し得るようになるので
ある。
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1
または2記載の要件に加え、前記製茶加工機は合組機で
あり、その加工設定条件項目には合組機の選択が含まれ
ることを特徴として成るものである。そしてこのような
発明特定事項を手段とすることにより、合組機を操作す
るにあたって重要となる加工設定条件の設定が可能とな
って、合組機における加工品質あるいは加工効率の向上
が図られ、前記課題の解決に寄与し得るようになるので
ある。
【0017】更にまた請求項12記載の生茶葉の品質評
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1
または2記載の要件に加え、前記製茶加工機は袋詰機で
あり、その加工設定条件項目には、袋の大きさが含まれ
ることを特徴として成るものである。そしてこのような
発明特定事項を手段とすることにより、袋詰機を操作す
るにあたって重要となる加工設定条件の設定が可能とな
って、袋詰機における加工品質あるいは加工効率の向上
が図られ、前記課題の解決に寄与し得るようになるので
ある。
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記請求項1
または2記載の要件に加え、前記製茶加工機は袋詰機で
あり、その加工設定条件項目には、袋の大きさが含まれ
ることを特徴として成るものである。そしてこのような
発明特定事項を手段とすることにより、袋詰機を操作す
るにあたって重要となる加工設定条件の設定が可能とな
って、袋詰機における加工品質あるいは加工効率の向上
が図られ、前記課題の解決に寄与し得るようになるので
ある。
【0018】更にまた請求項13記載の生茶葉の品質評
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記要件に加
え、前記加工設定条件を基にして製茶加工を行うにあた
っては、設定された加工設定条件に従って手動によって
各製茶加工機毎の現在の加工設定条件を変更して、ある
いは設定された加工設定条件を各製茶加工機毎の個別の
制御盤に伝送することで各製茶加工機毎の現在の加工設
定条件を変更して、あるいは設定された加工設定条件を
各製茶加工機の集中制御を司るFA制御装置に伝送し、
更にこのFA制御装置から各製茶加工機毎の個別の制御
盤に伝送することで各製茶加工機毎の現在の加工設定条
件を変更することにより製茶加工を行うようにしたこと
を特徴として成るものである。そしてこのような発明特
定事項を手段とすることにより、手動及び自動制御に基
づく各製茶加工機毎の個別の操作の変更、あるいは製茶
加工ラインを構成するすべての製茶加工機の自動制御に
基づく一括管理、一括した操作の変更が可能になり、各
製茶加工機毎のあるいは全製茶加工機を通じて加工品質
ないしは加工効率の向上が図られ、前記課題の解決に寄
与し得るようになるのである。
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記要件に加
え、前記加工設定条件を基にして製茶加工を行うにあた
っては、設定された加工設定条件に従って手動によって
各製茶加工機毎の現在の加工設定条件を変更して、ある
いは設定された加工設定条件を各製茶加工機毎の個別の
制御盤に伝送することで各製茶加工機毎の現在の加工設
定条件を変更して、あるいは設定された加工設定条件を
各製茶加工機の集中制御を司るFA制御装置に伝送し、
更にこのFA制御装置から各製茶加工機毎の個別の制御
盤に伝送することで各製茶加工機毎の現在の加工設定条
件を変更することにより製茶加工を行うようにしたこと
を特徴として成るものである。そしてこのような発明特
定事項を手段とすることにより、手動及び自動制御に基
づく各製茶加工機毎の個別の操作の変更、あるいは製茶
加工ラインを構成するすべての製茶加工機の自動制御に
基づく一括管理、一括した操作の変更が可能になり、各
製茶加工機毎のあるいは全製茶加工機を通じて加工品質
ないしは加工効率の向上が図られ、前記課題の解決に寄
与し得るようになるのである。
【0019】更にまた請求項14記載の生茶葉の品質評
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記要件に加
え、前記サンプル生茶葉あるいは個別サンプル生茶葉
は、蒸機の前段に設けられる生茶葉流量計から搬出され
た直後の収穫生茶葉の一部であることを特徴として成る
ものである。そしてこのような発明特定事項を手段とす
ることにより、蒸機に投入される直前の収穫生茶葉につ
いての最新最適の品質評価結果が得られ、この品質評価
結果に基づいての製茶加工機の加工設定条件の設定が可
能となって前記課題の解決が図られるのである。
価結果に基づく製茶加工機の操作方法は、前記要件に加
え、前記サンプル生茶葉あるいは個別サンプル生茶葉
は、蒸機の前段に設けられる生茶葉流量計から搬出され
た直後の収穫生茶葉の一部であることを特徴として成る
ものである。そしてこのような発明特定事項を手段とす
ることにより、蒸機に投入される直前の収穫生茶葉につ
いての最新最適の品質評価結果が得られ、この品質評価
結果に基づいての製茶加工機の加工設定条件の設定が可
能となって前記課題の解決が図られるのである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の生茶
葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法につい
て説明する。なお以下の説明にあっては、まず本発明の
方法を実施するにあたって必要となる蒸機に対する生茶
葉の投入手段の一例である図1〜3に示す定量搬送手段
1の構成について説明し、次いでその作動状態と併せて
本発明の方法について説明する。なお本明細書では生茶
葉を三種に区分し、入荷された状態の各生産者毎、ある
いは入荷毎の一群のものを収穫生茶葉AT 、この収穫生
茶葉AT からサンプルとして一時取り出した一定量の塊
として存在するものをサンプル生茶葉AS 、このサンプ
ル生茶葉AS あるいは上記収穫生茶葉AT から直接取り
出した一芽毎のものを個別サンプル生茶葉AO として説
明する。
葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法につい
て説明する。なお以下の説明にあっては、まず本発明の
方法を実施するにあたって必要となる蒸機に対する生茶
葉の投入手段の一例である図1〜3に示す定量搬送手段
1の構成について説明し、次いでその作動状態と併せて
本発明の方法について説明する。なお本明細書では生茶
葉を三種に区分し、入荷された状態の各生産者毎、ある
いは入荷毎の一群のものを収穫生茶葉AT 、この収穫生
茶葉AT からサンプルとして一時取り出した一定量の塊
として存在するものをサンプル生茶葉AS 、このサンプ
ル生茶葉AS あるいは上記収穫生茶葉AT から直接取り
出した一芽毎のものを個別サンプル生茶葉AO として説
明する。
【0021】図1、3に示すように定量搬送手段1は、
一例としてアングル材、角パイプ等を適宜枠状に組み立
てて構成される支持フレーム2と、この支持フレーム2
に対して設けられる計量プールコンベヤ3とを具えるこ
とにより構成される。計量プールコンベヤ3は、搬送さ
れてくる収穫生茶葉AT を収容し得る収容部4と、収容
部4内に収容された収穫生茶葉AT を後段の蒸機9に向
けて搬送する搬送手段3aとを具えることによって構成
されている。
一例としてアングル材、角パイプ等を適宜枠状に組み立
てて構成される支持フレーム2と、この支持フレーム2
に対して設けられる計量プールコンベヤ3とを具えるこ
とにより構成される。計量プールコンベヤ3は、搬送さ
れてくる収穫生茶葉AT を収容し得る収容部4と、収容
部4内に収容された収穫生茶葉AT を後段の蒸機9に向
けて搬送する搬送手段3aとを具えることによって構成
されている。
【0022】またこのようにして構成される定量搬送手
段1は、一例として図1、2に示すような製茶加工ライ
ンの一部に組み込まれて配置されるものであって、これ
らを左から順番に列挙すれば、図示しない生茶葉自動コ
ンテナから搬出された一群の収穫生茶葉AT の供給を受
け、これを上方に搬送する垂直バケットコンベヤ5、そ
の搬出シュート5aの下方に設けられる生茶葉流量計
6、この生茶葉流量計6の搬出シュート6aの下方に上
記収容部4の一端を臨ませるように配置される定量搬送
手段1の一例である計量プールコンベヤ3、そしてこの
計量プールコンベヤ3の収容部4の他端の下方に給葉ホ
ッパ7aを臨ませて成る給葉機7、この給葉機7の後段
に設けられる製茶加工機8の一例である蒸機9、更にこ
の蒸機9の後段に設けられる同じく製茶加工機8の一例
である葉打機10となる。更にまた図示は省略するが、
葉打機10の後段には、粗揉機、揉捻機、中揉み機、中
揉機、精揉機、乾燥機、合組機及び袋詰機の各製茶加工
機8が配置されるものであって、これらによって製茶加
工ラインは構成されている。
段1は、一例として図1、2に示すような製茶加工ライ
ンの一部に組み込まれて配置されるものであって、これ
らを左から順番に列挙すれば、図示しない生茶葉自動コ
ンテナから搬出された一群の収穫生茶葉AT の供給を受
け、これを上方に搬送する垂直バケットコンベヤ5、そ
の搬出シュート5aの下方に設けられる生茶葉流量計
6、この生茶葉流量計6の搬出シュート6aの下方に上
記収容部4の一端を臨ませるように配置される定量搬送
手段1の一例である計量プールコンベヤ3、そしてこの
計量プールコンベヤ3の収容部4の他端の下方に給葉ホ
ッパ7aを臨ませて成る給葉機7、この給葉機7の後段
に設けられる製茶加工機8の一例である蒸機9、更にこ
の蒸機9の後段に設けられる同じく製茶加工機8の一例
である葉打機10となる。更にまた図示は省略するが、
葉打機10の後段には、粗揉機、揉捻機、中揉み機、中
揉機、精揉機、乾燥機、合組機及び袋詰機の各製茶加工
機8が配置されるものであって、これらによって製茶加
工ラインは構成されている。
【0023】また上記生茶葉流量計6の搬出シュート6
aと、その下方の収容部4との間には、生茶葉流量計6
から搬出される収穫生茶葉AT の一部をサンプル生茶葉
ASとして取り出すサンプリングコンベヤ11の一端が
一例として臨んでいるものであって、このサンプリング
コンベヤ11の他端には必要に応じてサンプル生茶葉A
S に付着する露等の水分を除去する除水機12の投入口
が臨んでいる。AS に付着する露等の水分を除去する除
水機12の投入口が臨んでいる。なおサンプル生茶葉A
S の取出位置は上記生茶葉流量計6から搬出された直後
の位置に限られるものではなく、例えば生茶葉流量計6
より前段の位置、具体的には垂直バケットコンベヤ5の
搬出シュート5aから搬出された直後の位置等に設定す
ることももちろん可能である。そして除水機12の後段
には、取り出されたサンプル生茶葉AS を使用して生茶
葉の品質評価を行う品質評価装置21が設けられ、この
品質評価装置21によって得られた生茶葉の品質評価結
果は製茶加工機8の加工設定条件の設定に利用され、設
定された加工設定条件に従って手動によって各製茶加工
機8毎の現在の加工設定条件を変更したり、あるいは設
定された加工設定条件を各製茶加工機8毎の個別の制御
盤に伝送することで各製茶加工機8毎の現在の加工設定
条件を変更したり、あるいは設定された加工設定条件を
各製茶加工機8の集中制御を司るFA制御装置13に伝
送し、更にこのFA制御装置13から各製茶加工機8毎
の個別の制御盤に伝送することで、各製茶加工機8毎の
現在の加工設定条件を変更することによって製茶加工を
行うという構成になっている。
aと、その下方の収容部4との間には、生茶葉流量計6
から搬出される収穫生茶葉AT の一部をサンプル生茶葉
ASとして取り出すサンプリングコンベヤ11の一端が
一例として臨んでいるものであって、このサンプリング
コンベヤ11の他端には必要に応じてサンプル生茶葉A
S に付着する露等の水分を除去する除水機12の投入口
が臨んでいる。AS に付着する露等の水分を除去する除
水機12の投入口が臨んでいる。なおサンプル生茶葉A
S の取出位置は上記生茶葉流量計6から搬出された直後
の位置に限られるものではなく、例えば生茶葉流量計6
より前段の位置、具体的には垂直バケットコンベヤ5の
搬出シュート5aから搬出された直後の位置等に設定す
ることももちろん可能である。そして除水機12の後段
には、取り出されたサンプル生茶葉AS を使用して生茶
葉の品質評価を行う品質評価装置21が設けられ、この
品質評価装置21によって得られた生茶葉の品質評価結
果は製茶加工機8の加工設定条件の設定に利用され、設
定された加工設定条件に従って手動によって各製茶加工
機8毎の現在の加工設定条件を変更したり、あるいは設
定された加工設定条件を各製茶加工機8毎の個別の制御
盤に伝送することで各製茶加工機8毎の現在の加工設定
条件を変更したり、あるいは設定された加工設定条件を
各製茶加工機8の集中制御を司るFA制御装置13に伝
送し、更にこのFA制御装置13から各製茶加工機8毎
の個別の制御盤に伝送することで、各製茶加工機8毎の
現在の加工設定条件を変更することによって製茶加工を
行うという構成になっている。
【0024】更に定量搬送手段1の一例である図1、3
に示す計量プールコンベヤ3について詳しく説明する。
まず搬送手段3aとしては、一例としてベルトコンベヤ
が適用されるものであって、このような搬送手段3aの
上部に収容部4が形成される。すなわち収容部4は上記
ベルトコンベヤの搬送ベルトの搬送面と、この搬送面の
左右の側部から立ち上げられる。一例として金属製薄板
により形成される側板4aとを具えて成るものであっ
て、収容部4内に収容された収穫生茶葉AT は側板4a
によって案内されながら、一定の茶層厚を保って搬送ベ
ルトによって給葉機7の給葉ホッパ7aに向けて搬送さ
れるという構成になっている。因みに搬送手段3aの搬
送速度は、生茶葉流量計6から搬出される収穫生茶葉A
T と同一流量となるように設定されるものであって、後
述する搬送速度補正手段40による搬送速度の微調整を
行う必要もあって、上記ベルトコンベヤの駆動源として
は一例としてインバータ式のモータを使用し、速度調整
可能な構成とする。なお搬送手段3aとしては上記ベル
トコンベヤのほか、生茶葉自動コンテナ等に使用されて
いるスラットコンベヤ等を使用することももちろん可能
である。
に示す計量プールコンベヤ3について詳しく説明する。
まず搬送手段3aとしては、一例としてベルトコンベヤ
が適用されるものであって、このような搬送手段3aの
上部に収容部4が形成される。すなわち収容部4は上記
ベルトコンベヤの搬送ベルトの搬送面と、この搬送面の
左右の側部から立ち上げられる。一例として金属製薄板
により形成される側板4aとを具えて成るものであっ
て、収容部4内に収容された収穫生茶葉AT は側板4a
によって案内されながら、一定の茶層厚を保って搬送ベ
ルトによって給葉機7の給葉ホッパ7aに向けて搬送さ
れるという構成になっている。因みに搬送手段3aの搬
送速度は、生茶葉流量計6から搬出される収穫生茶葉A
T と同一流量となるように設定されるものであって、後
述する搬送速度補正手段40による搬送速度の微調整を
行う必要もあって、上記ベルトコンベヤの駆動源として
は一例としてインバータ式のモータを使用し、速度調整
可能な構成とする。なお搬送手段3aとしては上記ベル
トコンベヤのほか、生茶葉自動コンテナ等に使用されて
いるスラットコンベヤ等を使用することももちろん可能
である。
【0025】また収容部4における収穫生茶葉の収容量
は、少なくとも上記サンプル生茶葉AS の取り出しから
品質評価終了までに要した品質評価要処理時間T内に生
茶葉流量計6から搬出される収穫生茶葉の搬出量以上に
設定する。具体的には生茶葉流量計6における収穫生茶
葉の搬出流量VT と上記品質評価要処理時間Tとに基づ
いて算出される設定値V0 以上となるように設定され
る。この点、具体的数値に基づいて説明すれば、品質評
価要処理時間Tが6(分)、収穫生茶葉の搬出流量VT
が500(kg/時)である場合には、設定値V0 は、
500(kg/時)×6(分)/60=50(kg)と
なり、少なくとも50(kg)の収穫生茶葉AT を収容
できるような収容量を有する収容部4とすればよいこと
が求められる。更に品質評価要処理時間Tが3(分)、
収穫生茶葉の搬出流量VT が500(kg/時)である
場合には、設定値V0 は500(kg/時)×3(分)
/60=25(kg)となり、少なくとも25(kg)
の収穫生茶葉AT を収容できるような収容量を有する収
容部4とすればよいことが求められる。
は、少なくとも上記サンプル生茶葉AS の取り出しから
品質評価終了までに要した品質評価要処理時間T内に生
茶葉流量計6から搬出される収穫生茶葉の搬出量以上に
設定する。具体的には生茶葉流量計6における収穫生茶
葉の搬出流量VT と上記品質評価要処理時間Tとに基づ
いて算出される設定値V0 以上となるように設定され
る。この点、具体的数値に基づいて説明すれば、品質評
価要処理時間Tが6(分)、収穫生茶葉の搬出流量VT
が500(kg/時)である場合には、設定値V0 は、
500(kg/時)×6(分)/60=50(kg)と
なり、少なくとも50(kg)の収穫生茶葉AT を収容
できるような収容量を有する収容部4とすればよいこと
が求められる。更に品質評価要処理時間Tが3(分)、
収穫生茶葉の搬出流量VT が500(kg/時)である
場合には、設定値V0 は500(kg/時)×3(分)
/60=25(kg)となり、少なくとも25(kg)
の収穫生茶葉AT を収容できるような収容量を有する収
容部4とすればよいことが求められる。
【0026】更にまた図1、2に示す定量搬送手段1に
あっては、生茶葉流量計6から供給された収穫生茶葉A
T が給葉機7に搬出されるまでの時間(以下搬送時間と
いう)が、少なくとも品質評価要処理時間T以上となる
ように収穫生茶葉AT の搬送距離を設定している。因み
にこのように設定することにより、製茶加工機8の加工
設定条件の設定にあたり、生茶葉の品質評価結果が利用
できるようになり、製茶加工機8の加工設定条件の設定
がされた後において、蒸機9に収穫生茶葉ATが投入で
きるようになる。
あっては、生茶葉流量計6から供給された収穫生茶葉A
T が給葉機7に搬出されるまでの時間(以下搬送時間と
いう)が、少なくとも品質評価要処理時間T以上となる
ように収穫生茶葉AT の搬送距離を設定している。因み
にこのように設定することにより、製茶加工機8の加工
設定条件の設定にあたり、生茶葉の品質評価結果が利用
できるようになり、製茶加工機8の加工設定条件の設定
がされた後において、蒸機9に収穫生茶葉ATが投入で
きるようになる。
【0027】更にまた図1、2に示す定量搬送手段1に
あっては、以下述べるような搬送速度補正手段40が設
けられる。搬送速度補正手段40は収容部4内に収容さ
れた収穫生茶葉AT の実際の収容量(以下実測値V1 と
いう)を計測する計量センサ41と、この計量センサ4
1によって計測された実測値V1 及び前記設定値V0等
を表示する表示盤42と、この表示盤42に対して一例
として設けられるスピードコントローラ43とを具える
ことによって構成されている。そしてこのような搬送速
度補正手段40を設けることによって、計量センサ41
により計測された実測値V1 と前記設定値V0 とを比較
し、両者の間に差が認められた場合には、実測値V1 が
設定値V0 に近付くように手動操作により、あるいは自
動的にスピードコントローラ43を調節して、収穫生茶
葉の搬送速度を補正することで、生茶葉流量計6と定量
搬送手段1との間に生ずる相対速度の変動に対処し得る
ようになるのである。なお計量センサ41としては一例
としてロードセルが使用できる。
あっては、以下述べるような搬送速度補正手段40が設
けられる。搬送速度補正手段40は収容部4内に収容さ
れた収穫生茶葉AT の実際の収容量(以下実測値V1 と
いう)を計測する計量センサ41と、この計量センサ4
1によって計測された実測値V1 及び前記設定値V0等
を表示する表示盤42と、この表示盤42に対して一例
として設けられるスピードコントローラ43とを具える
ことによって構成されている。そしてこのような搬送速
度補正手段40を設けることによって、計量センサ41
により計測された実測値V1 と前記設定値V0 とを比較
し、両者の間に差が認められた場合には、実測値V1 が
設定値V0 に近付くように手動操作により、あるいは自
動的にスピードコントローラ43を調節して、収穫生茶
葉の搬送速度を補正することで、生茶葉流量計6と定量
搬送手段1との間に生ずる相対速度の変動に対処し得る
ようになるのである。なお計量センサ41としては一例
としてロードセルが使用できる。
【0028】次に品質評価装置21の構成の概略につい
て説明する。品質評価装置21としては、図2に示すよ
うな構造のものが一例として使用でき、このものは例え
ばアングル材や角パイプを適宜組み合わせることによっ
て構成される支持フレームに対し、摘採された一群の収
穫生茶葉AT より、直接あるいはこのものから取り出し
たサンプル生茶葉AS より、複数の個別サンプル生茶葉
AO を各別に取り出す個別取出装置23と、取り出した
個別サンプル生茶葉AO の外観認識を少なくとも行う認
識装置24と、その認識結果に応じて、前記一群の収穫
生茶葉AT の格付けを行う格付装置25とを基本的に具
えて成るものであって、更に補機的装置並びに補機的部
材として、上記諸装置間等の生茶葉の搬送を司る中継搬
送装置27、上記諸装置の起動、停止、各部の調整、設
定条件の入力及び画像、ペーパーによる出力等を司る入
出力装置29や投入流量を一様にする投入流量調整ホッ
パ26が必要に応じ設けられることによって構成され
る。更にまた図示は省略するが、上記諸装置ないし諸部
材の外部環境からの影響を少なくするとともに、安全衛
生上の観点より上記諸装置ないし諸部材を囲んで外部と
区画する矩形筐体状の機枠を設けることも可能である。
更にまた図示の実施の形態にあっては、上記認識装置2
4は個別サンプル生茶葉AO から得られる情報、例えば
外観の認識を行う個別情報認識部24aと、サンプル生
茶葉AS から得られる情報、例えば成分の認識を行う集
合情報認識部24bとを具えることにより構成されてい
る。
て説明する。品質評価装置21としては、図2に示すよ
うな構造のものが一例として使用でき、このものは例え
ばアングル材や角パイプを適宜組み合わせることによっ
て構成される支持フレームに対し、摘採された一群の収
穫生茶葉AT より、直接あるいはこのものから取り出し
たサンプル生茶葉AS より、複数の個別サンプル生茶葉
AO を各別に取り出す個別取出装置23と、取り出した
個別サンプル生茶葉AO の外観認識を少なくとも行う認
識装置24と、その認識結果に応じて、前記一群の収穫
生茶葉AT の格付けを行う格付装置25とを基本的に具
えて成るものであって、更に補機的装置並びに補機的部
材として、上記諸装置間等の生茶葉の搬送を司る中継搬
送装置27、上記諸装置の起動、停止、各部の調整、設
定条件の入力及び画像、ペーパーによる出力等を司る入
出力装置29や投入流量を一様にする投入流量調整ホッ
パ26が必要に応じ設けられることによって構成され
る。更にまた図示は省略するが、上記諸装置ないし諸部
材の外部環境からの影響を少なくするとともに、安全衛
生上の観点より上記諸装置ないし諸部材を囲んで外部と
区画する矩形筐体状の機枠を設けることも可能である。
更にまた図示の実施の形態にあっては、上記認識装置2
4は個別サンプル生茶葉AO から得られる情報、例えば
外観の認識を行う個別情報認識部24aと、サンプル生
茶葉AS から得られる情報、例えば成分の認識を行う集
合情報認識部24bとを具えることにより構成されてい
る。
【0029】次に上記定量搬送手段1の作動状態と併せ
て、このような定量搬送手段1を蒸機9に対する生茶葉
の投入手段の一例として使用する場合を例にとって、本
発明の生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作
方法について説明する。入荷された一群の収穫生茶葉A
T は、一例として地下コンテナに収容され、生茶葉管理
コンテナを経て垂直バケットコンベヤ5に供給される。
垂直バケットコンベヤ5に供給された収穫生茶葉AT は
上方に搬送され、その上部に設けられる搬出シュート5
aからその下方に位置する生茶葉流量計6に向けて搬出
される。
て、このような定量搬送手段1を蒸機9に対する生茶葉
の投入手段の一例として使用する場合を例にとって、本
発明の生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作
方法について説明する。入荷された一群の収穫生茶葉A
T は、一例として地下コンテナに収容され、生茶葉管理
コンテナを経て垂直バケットコンベヤ5に供給される。
垂直バケットコンベヤ5に供給された収穫生茶葉AT は
上方に搬送され、その上部に設けられる搬出シュート5
aからその下方に位置する生茶葉流量計6に向けて搬出
される。
【0030】生茶葉流量計6内に収容された収穫生茶葉
AT は生茶葉流量計6によって一定流量に調整され、そ
の搬出シュート6aからその下方に位置する定量搬送手
段1における収容部4に向けて搬出される。なおこの
際、搬出シュート6と収容部4との間にはサンプリング
コンベヤ11の一端が臨んでいるから、上記搬出シュー
ト6aから搬出される収穫生茶葉AT の一部はサンプル
生茶葉AS として取り出される。因みにこの取り出しは
一例として5〜6分毎に一度の割合で行われるものであ
って、取り出されるサンプル生茶葉AS の量は1kg程
度である。
AT は生茶葉流量計6によって一定流量に調整され、そ
の搬出シュート6aからその下方に位置する定量搬送手
段1における収容部4に向けて搬出される。なおこの
際、搬出シュート6と収容部4との間にはサンプリング
コンベヤ11の一端が臨んでいるから、上記搬出シュー
ト6aから搬出される収穫生茶葉AT の一部はサンプル
生茶葉AS として取り出される。因みにこの取り出しは
一例として5〜6分毎に一度の割合で行われるものであ
って、取り出されるサンプル生茶葉AS の量は1kg程
度である。
【0031】そして収容部4内に収容された収穫生茶葉
AT は、搬送手段3aによってあらかじめ設定される所
定の搬送速度によってその搬出端に臨んでいる給葉機7
の給葉ホッパ7aに向かって一様な茶層厚を保って搬送
されていく。一方、サンプリングコンベヤ11上に落下
し、サンプル生茶葉AS として取り出された生茶葉は、
このサンプリングコンベヤ11によって搬送され、その
搬出端に臨む除水機12の投入口に投入される。そして
サンプル生茶葉AS の表面に付着する露等の水分はこの
除水機12によって除去され、水分の除去されたサンプ
ル生茶葉AS は、品質評価装置21の投入口に投入され
る。
AT は、搬送手段3aによってあらかじめ設定される所
定の搬送速度によってその搬出端に臨んでいる給葉機7
の給葉ホッパ7aに向かって一様な茶層厚を保って搬送
されていく。一方、サンプリングコンベヤ11上に落下
し、サンプル生茶葉AS として取り出された生茶葉は、
このサンプリングコンベヤ11によって搬送され、その
搬出端に臨む除水機12の投入口に投入される。そして
サンプル生茶葉AS の表面に付着する露等の水分はこの
除水機12によって除去され、水分の除去されたサンプ
ル生茶葉AS は、品質評価装置21の投入口に投入され
る。
【0032】この品質評価装置21における認識装置2
4によって個別情報(一芽毎の個別サンプル生茶葉AO
から認識される情報)あるいは集合情報(一塊のサンプ
ル生茶葉AS から認識される情報)として認識された認
識情報について、格付装置25によって当該生茶葉の品
質評価結果が出力される。なお上記認識情報としては、
総繊維量、水分量、摘芽長等が一例として挙げられ、そ
の認識結果に基づいて格付装置25によって算定される
生茶葉の品質評価結果のすべて、あるいはその一部を利
用することで、以下述べるように製茶加工機8の加工設
定条件が定められる。また製茶加工機8の加工設定条件
項目は、製茶加工機8の種類によって異なるため、以下
の説明にあたっては、下記表1に基づいて各製茶加工機
8毎に分け、個別に加工設定条件の設定の仕方について
説明する。なお以下の説明において特に限定しないもの
については、表1中、「右上がり矢印」で示すものは当
該加工設定条件を増加させる方向に設定することを意味
し、「右下がり矢印」で示すものはこれとは逆に当該加
工設定条件を減少させる方向に設定することを意味する
こととする。
4によって個別情報(一芽毎の個別サンプル生茶葉AO
から認識される情報)あるいは集合情報(一塊のサンプ
ル生茶葉AS から認識される情報)として認識された認
識情報について、格付装置25によって当該生茶葉の品
質評価結果が出力される。なお上記認識情報としては、
総繊維量、水分量、摘芽長等が一例として挙げられ、そ
の認識結果に基づいて格付装置25によって算定される
生茶葉の品質評価結果のすべて、あるいはその一部を利
用することで、以下述べるように製茶加工機8の加工設
定条件が定められる。また製茶加工機8の加工設定条件
項目は、製茶加工機8の種類によって異なるため、以下
の説明にあたっては、下記表1に基づいて各製茶加工機
8毎に分け、個別に加工設定条件の設定の仕方について
説明する。なお以下の説明において特に限定しないもの
については、表1中、「右上がり矢印」で示すものは当
該加工設定条件を増加させる方向に設定することを意味
し、「右下がり矢印」で示すものはこれとは逆に当該加
工設定条件を減少させる方向に設定することを意味する
こととする。
【0033】
【表1】
【0034】まず製茶加工機8が蒸機9である場合に
は、その加工設定条件項目としては、攪拌回転数、胴回
転数、胴傾斜、蒸気量、蒸気圧が一例として挙げられ、
これらのすべて、あるいはこれらの一部について表1及
び以下に示すように加工設定条件が定められる。すなわ
ち攪拌回転数について言えば、総繊維量が多ければ攪拌
回転数を増加させ、総繊維量が少なければ攪拌回転数を
減少させる。また水分量が多ければ攪拌回転数を減少さ
せ、水分量が少なければ攪拌回転数を増加させる。更に
摘芽長が長ければ攪拌回転数を増加させ、摘芽長が短け
れば、攪拌回転数を減少させる。
は、その加工設定条件項目としては、攪拌回転数、胴回
転数、胴傾斜、蒸気量、蒸気圧が一例として挙げられ、
これらのすべて、あるいはこれらの一部について表1及
び以下に示すように加工設定条件が定められる。すなわ
ち攪拌回転数について言えば、総繊維量が多ければ攪拌
回転数を増加させ、総繊維量が少なければ攪拌回転数を
減少させる。また水分量が多ければ攪拌回転数を減少さ
せ、水分量が少なければ攪拌回転数を増加させる。更に
摘芽長が長ければ攪拌回転数を増加させ、摘芽長が短け
れば、攪拌回転数を減少させる。
【0035】同様に胴傾斜について言えば、総繊維量が
多い場合には、胴傾斜を少なくし、胴を水平に近い状態
とする。総繊維量が少ない場合には、胴傾斜を多くし、
胴の先端を下げた状態とする。また水分量が多ければ胴
傾斜を多くし、水分量が少なければ胴傾斜を少なくす
る。更に摘芽長が長ければ胴傾斜を少なくし、摘芽長が
短ければ胴傾斜を多くする。またこの胴傾斜は蒸時間と
関係するものであって、胴傾斜が多い場合には、蒸時間
が短くなり、胴傾斜が少ない場合には蒸時間が長くなる
というように両者は反比例関係にある。従って胴傾斜に
ついて条件を設定するということは、同時に蒸時間につ
いての条件を定めることになる。なお表1中、胴傾斜を
少なくする状態を「右向き矢印」で示し、胴傾斜を多く
する状態を「右下がり矢印」で示す。
多い場合には、胴傾斜を少なくし、胴を水平に近い状態
とする。総繊維量が少ない場合には、胴傾斜を多くし、
胴の先端を下げた状態とする。また水分量が多ければ胴
傾斜を多くし、水分量が少なければ胴傾斜を少なくす
る。更に摘芽長が長ければ胴傾斜を少なくし、摘芽長が
短ければ胴傾斜を多くする。またこの胴傾斜は蒸時間と
関係するものであって、胴傾斜が多い場合には、蒸時間
が短くなり、胴傾斜が少ない場合には蒸時間が長くなる
というように両者は反比例関係にある。従って胴傾斜に
ついて条件を設定するということは、同時に蒸時間につ
いての条件を定めることになる。なお表1中、胴傾斜を
少なくする状態を「右向き矢印」で示し、胴傾斜を多く
する状態を「右下がり矢印」で示す。
【0036】次に蒸気量について言えば、総繊維量が多
ければ蒸気量を増加させ、総繊維量が少なければ蒸気量
を減少させる。また水分量が多ければ蒸気量を増加さ
せ、水分量が少なければ蒸気量を減少させる。更に蒸気
圧について言えば、総繊維量が多ければ蒸気圧を高く
し、総繊維量が少なければ蒸気圧を低くする。また摘芽
長が長ければ蒸気圧を高くし、摘芽長が短ければ蒸気圧
を低くする。なお表1中、胴回転数と各認識情報との関
係、蒸気量と摘芽長との関係及び蒸気圧と水分量との関
係については特に触れられていないが、これは図4中、
実線で示す理想乾燥曲線上を推移する場合を想定したも
のであり、常に両者の関係を考慮しないということを意
味するものではなく、茶期や茶種等の違いによって生ず
る乾燥曲線の変動に伴って必要となる認識情報の基準の
変更等に対処し得るよう、その個別の状況に応じて適宜
最適な関係を定め得る余地を残すため、空欄にしたもの
である。この点、後述する他の製茶加工機8についての
空欄部も同様の理由による。
ければ蒸気量を増加させ、総繊維量が少なければ蒸気量
を減少させる。また水分量が多ければ蒸気量を増加さ
せ、水分量が少なければ蒸気量を減少させる。更に蒸気
圧について言えば、総繊維量が多ければ蒸気圧を高く
し、総繊維量が少なければ蒸気圧を低くする。また摘芽
長が長ければ蒸気圧を高くし、摘芽長が短ければ蒸気圧
を低くする。なお表1中、胴回転数と各認識情報との関
係、蒸気量と摘芽長との関係及び蒸気圧と水分量との関
係については特に触れられていないが、これは図4中、
実線で示す理想乾燥曲線上を推移する場合を想定したも
のであり、常に両者の関係を考慮しないということを意
味するものではなく、茶期や茶種等の違いによって生ず
る乾燥曲線の変動に伴って必要となる認識情報の基準の
変更等に対処し得るよう、その個別の状況に応じて適宜
最適な関係を定め得る余地を残すため、空欄にしたもの
である。この点、後述する他の製茶加工機8についての
空欄部も同様の理由による。
【0037】また同一の加工設定条件項目内において、
各認識情報に関する生茶葉の品質評価結果如何によって
は、相抵触する加工設定条件が設定される場合も生じ得
る。例えば攪拌回転数の条件を設定するにあたり、総繊
維量と水分量の双方が多いと判断された場合である。こ
のような場合にはあらかじめ製茶加工機8の種類毎に定
めておいた確認情報の優先順位に基づいて適宜、最適な
認識情報を選択し、その認識情報に関する生茶葉の品質
評価結果に基づいて、当該製茶加工機8の加工設定条件
を定めるようにする。
各認識情報に関する生茶葉の品質評価結果如何によって
は、相抵触する加工設定条件が設定される場合も生じ得
る。例えば攪拌回転数の条件を設定するにあたり、総繊
維量と水分量の双方が多いと判断された場合である。こ
のような場合にはあらかじめ製茶加工機8の種類毎に定
めておいた確認情報の優先順位に基づいて適宜、最適な
認識情報を選択し、その認識情報に関する生茶葉の品質
評価結果に基づいて、当該製茶加工機8の加工設定条件
を定めるようにする。
【0038】次に製茶加工機8が葉打機10である場合
について説明する。この場合の加工設定条件項目として
は、主軸回転数、投入量、熱風量、加工時間、葉浚い高
さ、バネ圧、茶温が一例として挙げられ、これらのすべ
て、あるいはこれらの一部について表1に示すように加
工設定条件が定められる。このうち葉浚い高さを例にと
って、その条件の設定の仕方について説明すれば以下の
とおりとなる。すなわち総繊維量が多ければ葉浚い高さ
を大きくし、総繊維量が少なければ葉浚い高さを小さく
する。また水分量が多い場合には、葉浚い高さを小さく
し、水分量が少ない場合には、葉浚い高さを大きくす
る。更に摘芽長が長い場合には葉浚い高さを大きくし、
摘芽長が短い場合には、葉浚い高さを小さくする。なお
葉浚い高さを大きくするとは、葉浚いとダク木の間隔を
小さくする方向に葉浚いの位置を修正することを意味
し、葉浚い高さを小さくするとは、葉浚いとダク木の間
隔を大きくする方向に葉浚いの位置を修正することを意
味する。
について説明する。この場合の加工設定条件項目として
は、主軸回転数、投入量、熱風量、加工時間、葉浚い高
さ、バネ圧、茶温が一例として挙げられ、これらのすべ
て、あるいはこれらの一部について表1に示すように加
工設定条件が定められる。このうち葉浚い高さを例にと
って、その条件の設定の仕方について説明すれば以下の
とおりとなる。すなわち総繊維量が多ければ葉浚い高さ
を大きくし、総繊維量が少なければ葉浚い高さを小さく
する。また水分量が多い場合には、葉浚い高さを小さく
し、水分量が少ない場合には、葉浚い高さを大きくす
る。更に摘芽長が長い場合には葉浚い高さを大きくし、
摘芽長が短い場合には、葉浚い高さを小さくする。なお
葉浚い高さを大きくするとは、葉浚いとダク木の間隔を
小さくする方向に葉浚いの位置を修正することを意味
し、葉浚い高さを小さくするとは、葉浚いとダク木の間
隔を大きくする方向に葉浚いの位置を修正することを意
味する。
【0039】次に製茶加工機8が粗揉機である場合につ
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
主軸回転数、投入量、熱風量、加工時間、葉浚い高さ、
バネ圧、茶温が一例として挙げられ、これらのすべて、
あるいはこれらの一部について表1に示すように加工設
定条件が定められている。このうちバネ圧を例にとっ
て、その条件の設定の仕方について説明すれば以下のと
おりとなる。すなわち総繊維量が多ければバネ圧を強く
し、総繊維量が少なければバネ圧を弱くする。また摘芽
長が長い場合にはバネ圧を強くし、摘芽長が短い場合に
はバネ圧を弱くする。なおここでバネ圧とは、揉手の加
工茶葉に対する圧力を意味する。またこの粗揉機以降の
製茶加工機8においては、水分量に関する加工設定条件
の設定の仕方については何ら開示されていないが、これ
は一般に図4中、破線で示すように茶期や茶種によって
当初違った含水率を有していた生茶葉であっても上記葉
打機10による製茶加工終了後においては、生茶葉の水
分量の多少にかかわらず、ほぼ図4中、実線で示す理想
乾燥曲線上を推移することに基づくものである。しかし
水分量について一切考慮しないという趣旨ではなく、茶
期や茶種等の違いによって生ずる乾燥曲線の変動に伴っ
て必要となる水分量の基準の変更等に対処し得るよう、
その個別の状況に応じて適宜最適な関係を定め得る余地
を残すため、空欄にしたものである。
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
主軸回転数、投入量、熱風量、加工時間、葉浚い高さ、
バネ圧、茶温が一例として挙げられ、これらのすべて、
あるいはこれらの一部について表1に示すように加工設
定条件が定められている。このうちバネ圧を例にとっ
て、その条件の設定の仕方について説明すれば以下のと
おりとなる。すなわち総繊維量が多ければバネ圧を強く
し、総繊維量が少なければバネ圧を弱くする。また摘芽
長が長い場合にはバネ圧を強くし、摘芽長が短い場合に
はバネ圧を弱くする。なおここでバネ圧とは、揉手の加
工茶葉に対する圧力を意味する。またこの粗揉機以降の
製茶加工機8においては、水分量に関する加工設定条件
の設定の仕方については何ら開示されていないが、これ
は一般に図4中、破線で示すように茶期や茶種によって
当初違った含水率を有していた生茶葉であっても上記葉
打機10による製茶加工終了後においては、生茶葉の水
分量の多少にかかわらず、ほぼ図4中、実線で示す理想
乾燥曲線上を推移することに基づくものである。しかし
水分量について一切考慮しないという趣旨ではなく、茶
期や茶種等の違いによって生ずる乾燥曲線の変動に伴っ
て必要となる水分量の基準の変更等に対処し得るよう、
その個別の状況に応じて適宜最適な関係を定め得る余地
を残すため、空欄にしたものである。
【0040】次に製茶加工機8が揉捻機である場合につ
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
加工時間、分銅位置、回転数が一例として挙げられ、こ
れらのすべて、あるいはこれらの一部について表1に示
すように加工設定条件が定められる。このうち分銅位置
を例にとって、その条件の設定の仕方について説明すれ
ば以下のとおりとなる。すなわち総繊維量が多ければ分
銅位置を手前に移動させ(表1において「左向き矢印」
で示す)、圧力を強くし、総繊維量が少なければ分銅位
置を後方に移動させ(表1において「右向き矢印」で示
す)、圧力を弱くする。また摘芽長が長い場合には分銅
位置を手前に移動させ圧力を強くし、摘芽長が短い場合
には分銅位置を後方に移動させ、圧力を弱くする。因み
に後述する精揉機の場合の分銅位置の条件の設定の仕方
も上記揉捻機の場合と同様の関係となる。
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
加工時間、分銅位置、回転数が一例として挙げられ、こ
れらのすべて、あるいはこれらの一部について表1に示
すように加工設定条件が定められる。このうち分銅位置
を例にとって、その条件の設定の仕方について説明すれ
ば以下のとおりとなる。すなわち総繊維量が多ければ分
銅位置を手前に移動させ(表1において「左向き矢印」
で示す)、圧力を強くし、総繊維量が少なければ分銅位
置を後方に移動させ(表1において「右向き矢印」で示
す)、圧力を弱くする。また摘芽長が長い場合には分銅
位置を手前に移動させ圧力を強くし、摘芽長が短い場合
には分銅位置を後方に移動させ、圧力を弱くする。因み
に後述する精揉機の場合の分銅位置の条件の設定の仕方
も上記揉捻機の場合と同様の関係となる。
【0041】次に製茶加工機8が中揉み機である場合に
ついて説明する。この場合の加工設定条件項目として
は、主軸回転数、投入量、熱風量、加工時間、葉浚い高
さ、バネ圧、茶温が一例として挙げられ、これらのすべ
て、あるいはこれらの一部について表1に示すように加
工設定条件が定められる。因みにこの中揉み機の加工設
定条件項目は、前記粗揉機の加工設定条件項目と同じで
あり、両者の加工設定条件の設定の仕方も同一となって
いる。
ついて説明する。この場合の加工設定条件項目として
は、主軸回転数、投入量、熱風量、加工時間、葉浚い高
さ、バネ圧、茶温が一例として挙げられ、これらのすべ
て、あるいはこれらの一部について表1に示すように加
工設定条件が定められる。因みにこの中揉み機の加工設
定条件項目は、前記粗揉機の加工設定条件項目と同じで
あり、両者の加工設定条件の設定の仕方も同一となって
いる。
【0042】次に製茶加工機8が中揉機である場合につ
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
胴回転数、熱風量、バネ圧、茶温(排気温度)、加工時
間が一例として挙げられ、これらのすべて、あるいはこ
れらの一部について表1に示すように加工設定条件が定
められる。このうち胴回転数を例にとってその条件の設
定の仕方について説明すれば以下のとおりとなる。すな
わち総繊維量が多ければ胴回転数を減少させ、総繊維量
が少なければ胴回転数を増加させる。また摘芽長が長い
場合には、胴回転数を減少させ、摘芽長が短い場合には
胴回転数を増加させる。
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
胴回転数、熱風量、バネ圧、茶温(排気温度)、加工時
間が一例として挙げられ、これらのすべて、あるいはこ
れらの一部について表1に示すように加工設定条件が定
められる。このうち胴回転数を例にとってその条件の設
定の仕方について説明すれば以下のとおりとなる。すな
わち総繊維量が多ければ胴回転数を減少させ、総繊維量
が少なければ胴回転数を増加させる。また摘芽長が長い
場合には、胴回転数を減少させ、摘芽長が短い場合には
胴回転数を増加させる。
【0043】次に製茶加工機8が精揉機である場合につ
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
投入量、回転数、茶温、加工時間、分銅位置が一例とし
て挙げられ、これらのすべて、あるいはこれらの一部に
ついて表1に示すように加工設定条件が定められる。こ
のうち回転数を例にとってその条件の設定の仕方につい
て説明すれば以下のとおりとなる。すなわち総繊維量が
多ければ回転数を減少させ、総繊維量が少なければ回転
数を増加させる。また摘芽長が長い場合には、回転数を
減少させ、摘芽長が短い場合には、回転数を増加させ
る。なお精揉機における回転数とは単時間当たりの揉手
の往復動の回数(サイクル数)を意味するものである。
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
投入量、回転数、茶温、加工時間、分銅位置が一例とし
て挙げられ、これらのすべて、あるいはこれらの一部に
ついて表1に示すように加工設定条件が定められる。こ
のうち回転数を例にとってその条件の設定の仕方につい
て説明すれば以下のとおりとなる。すなわち総繊維量が
多ければ回転数を減少させ、総繊維量が少なければ回転
数を増加させる。また摘芽長が長い場合には、回転数を
減少させ、摘芽長が短い場合には、回転数を増加させ
る。なお精揉機における回転数とは単時間当たりの揉手
の往復動の回数(サイクル数)を意味するものである。
【0044】次に製茶加工機8が乾燥機である場合につ
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
熱風量、乾燥時間、温度、茶層の厚さが一例として挙げ
られ、これらのすべて、あるいはこれらの一部について
表1に示すように加工設定条件が定められる。このうち
茶層の厚さを例にとって、その条件の設定の仕方につい
て説明すれば以下のとおりとなる。すなわち総繊維量が
多ければ茶層の厚さは厚くなり(表1において「右上が
り矢印」で示す)、総繊維量が少なければ茶層の厚さは
薄くなる(表1において「右下がり矢印で示す)。
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
熱風量、乾燥時間、温度、茶層の厚さが一例として挙げ
られ、これらのすべて、あるいはこれらの一部について
表1に示すように加工設定条件が定められる。このうち
茶層の厚さを例にとって、その条件の設定の仕方につい
て説明すれば以下のとおりとなる。すなわち総繊維量が
多ければ茶層の厚さは厚くなり(表1において「右上が
り矢印」で示す)、総繊維量が少なければ茶層の厚さは
薄くなる(表1において「右下がり矢印で示す)。
【0045】次に製茶加工機8が合組機である場合につ
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
合組機の選択が一例として挙げられ、表1に示すように
加工設定条件が定められる。すなわち合組機は一般に1
号機、2号機、3号機というように複数基設けられるも
のであって、総繊維量と摘芽長に関する品質評価結果に
基づき、所定の合組機を選択するようにするのである。
因みに合組機は供給された加工茶葉をムラなく混合する
機械であって、例えば朝採れたものと夕方採れたものと
を混合するのに使用される。
いて説明する。この場合の加工設定条件項目としては、
合組機の選択が一例として挙げられ、表1に示すように
加工設定条件が定められる。すなわち合組機は一般に1
号機、2号機、3号機というように複数基設けられるも
のであって、総繊維量と摘芽長に関する品質評価結果に
基づき、所定の合組機を選択するようにするのである。
因みに合組機は供給された加工茶葉をムラなく混合する
機械であって、例えば朝採れたものと夕方採れたものと
を混合するのに使用される。
【0046】最後に製茶加工機8が袋詰機である場合に
ついて説明する。この場合の加工設定条件項目として
は、袋の大きさが一例として挙げられ、表1に示すよう
に加工設定条件が定められる。すなわち総繊維量が多け
れば袋の大きさを大きくし、総繊維量が少なければ袋の
大きさを小さくする。また摘芽長が長い場合には袋の大
きさを大きくし、摘芽長が短い場合には袋の大きさを小
さくする。なおこの加工設定条件項目は例えば茶期や茶
種によって同一重量の茶葉でも、その容量が異なること
から設定したものである。
ついて説明する。この場合の加工設定条件項目として
は、袋の大きさが一例として挙げられ、表1に示すよう
に加工設定条件が定められる。すなわち総繊維量が多け
れば袋の大きさを大きくし、総繊維量が少なければ袋の
大きさを小さくする。また摘芽長が長い場合には袋の大
きさを大きくし、摘芽長が短い場合には袋の大きさを小
さくする。なおこの加工設定条件項目は例えば茶期や茶
種によって同一重量の茶葉でも、その容量が異なること
から設定したものである。
【0047】そしてこのようにして生茶葉の品質評価結
果に基づいて製茶加工機8における加工設定条件が設定
された後、計量プールコンベヤ3における収容部4内に
収容され、搬送されている収穫生茶葉AT は一定流量の
状態を保って順次給葉機7における給葉ホッパ7a内に
搬出され、更に給葉機7によって蒸機9の投入口から蒸
機9内に投入されるのである。一方、計量プールコンベ
ヤ3には、生茶葉流量計6から順次新たな収穫生茶葉A
T が供給されるわけであるが、前記搬送速度補正手段4
0における計量センサ41によって現時点の実測値V1
が随時計測されているから、この実測値V1 の設定値V
0 に対するズレが確認された場合には、そのズレ量に応
じてスピードコントローラ43を適宜調節することによ
り、収穫生茶葉AT の搬送速度を補正し、蒸機9への収
穫生茶葉AT の投入タイミング及び蒸機9に投入される
収穫生茶葉AT の一定流量化を図っているのである。
果に基づいて製茶加工機8における加工設定条件が設定
された後、計量プールコンベヤ3における収容部4内に
収容され、搬送されている収穫生茶葉AT は一定流量の
状態を保って順次給葉機7における給葉ホッパ7a内に
搬出され、更に給葉機7によって蒸機9の投入口から蒸
機9内に投入されるのである。一方、計量プールコンベ
ヤ3には、生茶葉流量計6から順次新たな収穫生茶葉A
T が供給されるわけであるが、前記搬送速度補正手段4
0における計量センサ41によって現時点の実測値V1
が随時計測されているから、この実測値V1 の設定値V
0 に対するズレが確認された場合には、そのズレ量に応
じてスピードコントローラ43を適宜調節することによ
り、収穫生茶葉AT の搬送速度を補正し、蒸機9への収
穫生茶葉AT の投入タイミング及び蒸機9に投入される
収穫生茶葉AT の一定流量化を図っているのである。
【0048】そして上述のようにして設定された加工設
定条件を基にして以下に示すような態様によって製茶加
工が行われる。すなわち設定された加工設定条件に従っ
て、まず第一に手動によって各製茶加工機毎の現在の加
工設定条件を変更して、製茶加工を行う態様をとること
が可能である。また第二の態様として設定された加工設
定条件を各製茶加工機8毎の個別の制御盤に伝送するこ
とで各製茶加工機8毎の現在の加工設定条件を変更して
製茶加工を行うようにすることも可能である。更に第三
の態様として設定された加工設定条件を各製茶加工機8
の集中制御を司るFA制御装置13に伝送し、更にこの
FA制御装置13から各製茶加工機8毎の個別の制御盤
に伝送することで各製茶加工機8毎の現在の加工設定条
件を変更して製茶加工を行うようにすることも可能であ
る。
定条件を基にして以下に示すような態様によって製茶加
工が行われる。すなわち設定された加工設定条件に従っ
て、まず第一に手動によって各製茶加工機毎の現在の加
工設定条件を変更して、製茶加工を行う態様をとること
が可能である。また第二の態様として設定された加工設
定条件を各製茶加工機8毎の個別の制御盤に伝送するこ
とで各製茶加工機8毎の現在の加工設定条件を変更して
製茶加工を行うようにすることも可能である。更に第三
の態様として設定された加工設定条件を各製茶加工機8
の集中制御を司るFA制御装置13に伝送し、更にこの
FA制御装置13から各製茶加工機8毎の個別の制御盤
に伝送することで各製茶加工機8毎の現在の加工設定条
件を変更して製茶加工を行うようにすることも可能であ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明の生茶葉の品質評価結果に基づく
製茶加工機の操作方法は、以上述べたような実施の形態
によって具現化される発明特定事項を有することによっ
て成るものであって、このような発明特定事項を有する
ことにより以下述べるような種々の効果が発揮される。
すなわち生茶葉の外観に関する情報等に基づく信頼性あ
る品質評価結果を使用することにより、製茶加工機8の
加工設定条件への利用の途が開かれるとともに、生茶葉
の品質評価結果と製茶加工機8の加工設定条件との因果
関係が明確となる。これにより生茶葉の品質評価結果に
基づく人手を介さない客観的な製茶加工機8の加工設定
条件の設定が可能となり、これを利用した効率の良い製
茶加工が達成される。
製茶加工機の操作方法は、以上述べたような実施の形態
によって具現化される発明特定事項を有することによっ
て成るものであって、このような発明特定事項を有する
ことにより以下述べるような種々の効果が発揮される。
すなわち生茶葉の外観に関する情報等に基づく信頼性あ
る品質評価結果を使用することにより、製茶加工機8の
加工設定条件への利用の途が開かれるとともに、生茶葉
の品質評価結果と製茶加工機8の加工設定条件との因果
関係が明確となる。これにより生茶葉の品質評価結果に
基づく人手を介さない客観的な製茶加工機8の加工設定
条件の設定が可能となり、これを利用した効率の良い製
茶加工が達成される。
【図1】本発明の生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加
工機の操作方法を実施するにあたって必要となる蒸機に
対する生茶葉の投入手段の一例を示す側面図である。
工機の操作方法を実施するにあたって必要となる蒸機に
対する生茶葉の投入手段の一例を示す側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上定量搬送手段周辺を拡大して示す側面図で
ある。
ある。
【図4】加工茶葉の理想乾燥曲線を示すグラフである。
1 定量搬送手段 2 支持フレーム 3 計量プールコンベヤ 3a 搬送手段 4 収容部 4a 側板 5 垂直バケットコンベヤ 5a 搬出シュート 6 生茶葉流量計 6a 搬出シュート 7 給葉機 7a 給葉ホッパ 8 製茶加工機 9 蒸機 10 葉打機 11 サンプリングコンベヤ 12 除水機 13 FA制御装置 21 品質評価装置 23 個別取出装置 24 認識装置 24a 個別情報認識部 24b 集合情報認識部 25 格付装置 26 投入流量調整ホッパ 27 中継搬送装置 29 入出力装置 40 搬送速度補正手段 41 計量センサ 42 表示盤 43 スピードコントローラ AO 個別サンプル生茶葉 AS サンプル生茶葉 AT 収穫生茶葉 T 品質評価要処理時間 VT 収穫生茶葉の流量 V0 設定値 V1 実測値
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23F 3/12 301 A23F 3/12 301R
Claims (14)
- 【請求項1】 摘採された一群の収穫生茶葉より、サン
プル生茶葉あるいは個別サンプル生茶葉を取り出し、こ
れらの外観及び成分に関する認識情報を認識し、その認
識結果に基づいて算定される生茶葉の品質評価結果のす
べて、あるいはその一部を利用することで製茶加工機の
加工設定条件を定め、この加工設定条件を基にして製茶
加工が行われるようにしたことを特徴とする生茶葉の品
質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法。 - 【請求項2】 前記外観及び成分に関する認識情報に
は、総繊維量、水分量、摘芽長のすべて、あるいはこれ
らの一部が含まれていることを特徴とする請求項1記載
の生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方
法。 - 【請求項3】 前記製茶加工機は蒸機であり、その加工
設定条件項目には、攪拌回転数、胴回転数、胴傾斜、蒸
気量、蒸気圧のすべて、あるいはこれらの一部が含まれ
ることを特徴とする請求項1または2記載の生茶葉の品
質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法。 - 【請求項4】 前記製茶加工機は葉打機であり、その加
工設定条件項目には、主軸回転数、投入量、熱風量、加
工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のすべて、あるいは
これらの一部が含まれることを特徴とする請求項1また
は2記載の生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の
操作方法。 - 【請求項5】 前記製茶加工機は粗揉機であり、その加
工設定条件項目には、主軸回転数、投入量、熱風量、加
工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のすべて、あるいは
これらの一部が含まれることを特徴とする請求項1また
は2記載の生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の
操作方法。 - 【請求項6】 前記製茶加工機は揉捻機であり、その加
工設定条件項目には、加工時間、分銅位置、回転数のす
べて、あるいはこれらの一部が含まれることを特徴とす
る請求項1または2記載の生茶葉の品質評価結果に基づ
く製茶加工機の操作方法。 - 【請求項7】 前記製茶加工機は中揉み機であり、その
加工設定条件項目には、主軸回転数、投入量、熱風量、
加工時間、葉浚い高さ、バネ圧、茶温のすべて、あるい
はこれらの一部が含まれることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機
の操作方法。 - 【請求項8】 前記製茶加工機は中揉機であり、その加
工設定条件項目には、胴回転数、熱風量、バネ圧、茶温
(排気温度)、加工時間のすべて、あるいはこれらの一
部が含まれることを特徴とする請求項1または2記載の
生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法。 - 【請求項9】 前記製茶加工機は精揉機であり、その加
工設定条件項目には、投入量、回転数、茶温、加工時
間、分銅位置のすべて、あるいはこれらの一部が含まれ
ることを特徴とする請求項1または2記載の生茶葉の品
質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法。 - 【請求項10】 前記製茶加工機は乾燥機であり、その
加工設定条件項目には、熱風量、乾燥時間、温度、茶層
の厚さのすべて、あるいはこれらの一部が含まれること
を特徴とする請求項1または2記載の生茶葉の品質評価
結果に基づく製茶加工機の操作方法。 - 【請求項11】 前記製茶加工機は合組機であり、その
加工設定条件項目には合組機の選択が含まれることを特
徴とする請求項1または2記載の生茶葉の品質評価結果
に基づく製茶加工機の操作方法。 - 【請求項12】 前記製茶加工機は袋詰機であり、その
加工設定条件項目には、袋の大きさが含まれることを特
徴とする請求項1または2記載の生茶葉の品質評価結果
に基づく製茶加工機の操作方法。 - 【請求項13】 前記加工設定条件を基にして製茶加工
を行うにあたっては、設定された加工設定条件に従って
手動によって各製茶加工機毎の現在の加工設定条件を変
更して、あるいは設定された加工設定条件を各製茶加工
機毎の個別の制御盤に伝送することで各製茶加工機毎の
現在の加工設定条件を変更して、あるいは設定された加
工設定条件を各製茶加工機の集中制御を司るFA制御装
置に伝送し、更にこのFA制御装置から各製茶加工機毎
の個別の制御盤に伝送することで各製茶加工機毎の現在
の加工設定条件を変更することにより製茶加工を行うよ
うにしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
6、7、8、9、10、11または12記載の生茶葉の
品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法。 - 【請求項14】 前記サンプル生茶葉あるいは個別サン
プル生茶葉は、蒸機の前段に設けられる生茶葉流量計か
ら搬出された直後の収穫生茶葉の一部であることを特徴
とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0、11、12または13記載の生茶葉の品質評価結果
に基づく製茶加工機の操作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9321096A JPH09252725A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9321096A JPH09252725A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09252725A true JPH09252725A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14076216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9321096A Pending JPH09252725A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 生茶葉の品質評価結果に基づく製茶加工機の操作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09252725A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009077677A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Hada:Kk | 茶葉冷却装置 |
| JP2014008052A (ja) * | 2012-07-03 | 2014-01-20 | Suntory Holdings Ltd | 容器詰め緑茶飲料用緑茶抽出液及び容器詰め緑茶飲料 |
| CN113358829A (zh) * | 2021-05-13 | 2021-09-07 | 三江侗族自治县仙池茶业有限公司 | 一种红茶品质的评定方法及装置 |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP9321096A patent/JPH09252725A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009077677A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Hada:Kk | 茶葉冷却装置 |
| JP2014008052A (ja) * | 2012-07-03 | 2014-01-20 | Suntory Holdings Ltd | 容器詰め緑茶飲料用緑茶抽出液及び容器詰め緑茶飲料 |
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| CN113358829B (zh) * | 2021-05-13 | 2022-11-25 | 三江侗族自治县仙池茶业有限公司 | 一种红茶品质的评定方法及装置 |
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