JPH09252905A - ヒータ内蔵シート物品の製造方法 - Google Patents

ヒータ内蔵シート物品の製造方法

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JPH09252905A
JPH09252905A JP10179496A JP10179496A JPH09252905A JP H09252905 A JPH09252905 A JP H09252905A JP 10179496 A JP10179496 A JP 10179496A JP 10179496 A JP10179496 A JP 10179496A JP H09252905 A JPH09252905 A JP H09252905A
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JP
Japan
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sheet
knitted
adhesive
sheets
electric heater
Prior art date
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JP10179496A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tsujihigashi
弘 辻東
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MARUSEN KK
Original Assignee
MARUSEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が簡単容易であると共に、機械化が可能
であり、その結果、生産性の向上と低コストを実現でき
る電気毛布や電気敷きマット等のヒータ内蔵シート物品
の製造方法を提供する。 【構成】 電熱ヒータ線をジグザグ状態で第一編織シー
トに仮止めする準備工程と、第一編織シートと第二編織
シートの重合面のうち少なくとも一方の重合面のほぼ全
面にわたり接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、両シー
トを相互に重合すると共に、両シートの間に電熱ヒータ
線を介在せしめた状態で両シート間の接着剤を硬化せし
めることにより、シート重合体を得る重合接着工程と、
前記シート重合体を裁断及び縫製することにより、電熱
ヒータ線を内蔵したシート物品を得る製品完成工程とか
ら成る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気毛布、電気敷
きマット等のヒータ内蔵シート物品の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図3に示すような電気毛
布が公知である。
【0003】この電気毛布は、相互に重合された第一編
織シート1と第二編織シート2の間に電熱ヒータ線3を
ジグザグ状に配置して成り、次のようにして製造され
る。
【0004】先ず、第一編織シート1と第二編織シート
2を相互に重合せしめた状態で、両シート1、2の間
に、電熱ヒータ線3をジグザグ状に挿通すべき袋部4を
形成する。即ち、両シート1、2を縫合することによ
り、トンネル状の袋部4を所望数だけ平行に形成する。
この状態で、両シート1、2の周縁は開放されている。
【0005】次に、開放された両シート1、2の周縁か
ら電熱ヒータ線3を前記袋部4に挿通する。電熱ヒータ
線3は、治具を用いることにより袋部4に挿通せしめた
後、挿出個所で折り返し、引き続き隣の袋部4に挿通せ
しめ、このような作業を繰り返すことにより、一端の袋
部4から他端の袋部4に至り電熱ヒータ線3をジグザグ
状に配備し、電熱ヒータ線3の端部に接続されたコネク
タ5を両シート1、2の周縁に配置する。
【0006】以上の作業の後、両シート1、2の周縁を
縫製6することにより、電気毛布を完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の製
造方法では、ミシンにより多数の袋部4を形成する必要
があり、しかも、電熱ヒータ線3を手作業により袋部4
に順次挿通せしめるものであるから、製造が極めて煩雑
であり、労働集約的作業に依存しなければならず、生産
性の向上が困難であると共に高コストである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し、製造が簡単容易であると共に、機械化が可能であ
り、その結果、生産性の大幅な向上と、低コストを実現
したヒータ内蔵シート物品の製造方法を提供するもので
ある。
【0009】そこで、本発明が手段として構成したとこ
ろは、相互に重合された第一編織シートと第二編織シー
トの間に電熱ヒータ線をジグザグ状に配置して成るシー
ト物品を製造する方法において、電熱ヒータ線をジグザ
グ状態で第一編織シートに仮止めする準備工程と、第一
編織シートと第二編織シートの重合面のうち少なくとも
一方の重合面のほぼ全面にわたり接着剤を塗布する接着
剤塗布工程と、第一編織シートと第二編織シートを相互
に重合すると共に、両シートの間に電熱ヒータ線を介在
せしめた状態で両シートの接着面を硬化せしめることに
より、シート重合体を得る重合接着工程と、前記シート
重合体を裁断及び縫製することにより、電熱ヒータ線を
内蔵したシート物品を得る製品完成工程とから成る点に
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
形態を詳述する。
【0011】図1(C)に示すように、本発明が目的と
するシート物品10は、電気毛布、電気敷きマット等の
ヒータ内蔵シート物品であり、第一編織シート11と第
二編織シート12の間に電熱ヒータ線13をジグザグ状
に配置したものである。毛布の場合、第一編織シート1
1及び第二編織シート12の一方をボアー生地、他方を
マイヤー生地とするのが好ましいが、生地の性質は限定
されない。
【0012】(準備工程)図1(A)に示すように、帯
状に連続する第一編織シート11の所定個所には、予
め、電熱ヒータ線13がジグザグ状に仮止めされる。即
ち、電熱ヒータ線13を手作業又は機械作業により第一
編織シート11の上にジグザグ状に折り曲げた状態で配
置し、仮止めする。
【0013】仮止め手段は、図例の場合、接着テープ1
4を用いており、電熱ヒータ線13のジグザグ部分を横
断して一挙に接着することが好ましく、複数本の接着テ
ープ14が用いられている。この仮止め作業は、第一編
織シート11の展開された面上で行われるので、極めて
簡単容易である。尚、電熱ヒータ線13の端部に接続さ
れたモールド15は、第一編織シート11の側縁に配置
され、接着テープ或いはその他の適宜の仮止め手段によ
り固定される。
【0014】図例のような接着テープ14を用いる他、
仮止め手段は、種々の方法を採用することができる。例
えば、第一編織シート11のほぼ全面又は長手方向に連
続する縞状に接着剤を塗布し、その上に電熱ヒータ線1
3をジグザグ状に配置することにより、該電熱ヒータ線
13及びモールド15を仮止めしても良い。
【0015】このようにして所定間隔毎に電熱ヒータ線
13を仮止めされた帯状の第一編織シート11は、図2
に示すようなロール11aとしてドラム上に巻回され
る。
【0016】(接着剤塗布工程)図2に示すように、ロ
ール11aから繰り出される第一編織シート11は、テ
ンションローラ16、17を通過後、ベンドローラ18
を経て、接着剤19のコータ20へと送られ、そこで、
第一編織シート11のほぼ全面にわたり接着剤19を塗
布される。
【0017】接着剤19は、ウエットラミネータタイプ
の接着剤が望ましく、例えば、コニシ株式会社製の商品
名ボンドCZ81を使用することができる。このボンド
CZ81は、外観:乳白色エマルジョン、主成分:ビニ
ル共重合樹脂、蒸発残分:55〜57%、粘度:150
00〜25000cps(at 30度C)、PH:4
〜5、使用温度:5度C以上であり、ノンフタル酸型接
着剤であると共に、速乾性のエマルジョン型接着剤であ
る。
【0018】この接着剤塗布工程は、図例の場合、電熱
ヒータ線13を仮止めした帯状の第一編織シート11に
対してほぼ全面に接着剤19を塗布することにより行わ
れ、図1(B)に示すように、電熱ヒータ線13を含ん
で第一編織シート11の表面に接着剤19が塗布され
る。
【0019】然しながら、接着剤塗布工程は、図例のよ
うに電熱ヒータ線13を備えた第一編織シート11に対
して接着剤の塗布を行わず、これに重合される反対側の
第二編織シート12の重合面のほぼ全面に対して接着剤
19を塗布することにより行っても良い。或いは、第一
編織シート11と第二編織シート12の重合面の双方に
接着剤19を塗布することにより接着剤塗布工程を構成
しても良く、要するに、第一編織シート11と第二編織
シート12の重合面のうち少なくとも一方の重合面のほ
ぼ全面にわたり接着剤19を塗布するものであれば良
い。尚、シートのほぼ全面にわたる接着剤19の塗布
は、シート面の全面に対する面的な塗布でも良いが、帯
状シートの長手方向に延びる縞状の塗布をシートの幅方
向に平行して数本施しても良く、或いは、シート面に点
在する斑点状の塗布でも良い。
【0020】(重合工程)図2に示すように、帯状の第
二編織シート12は、ドラム上に巻回されたロール12
aを構成している。該ロール12aから繰り出される第
二編織シート12は、テンションローラ21を通過した
後、ベンドローラ22を経て、前述のように接着剤19
を塗布された第一編織シート11の上に重ねられる。
【0021】そこで、接着剤19及び電熱ヒータ線13
を介在して相互に重合された両シート11、12は、ラ
ミネート手段23を通過せしめられ、そこで相互に圧着
され、シート重合体24とされる。
【0022】ラミネート手段23は、受ローラ23a
と、プレスローラ23bとから成り、プレスローラ23
bがスプリング等の後退自在な付勢手段により受ローラ
23aに向けて圧接される。従って、両ローラ23a、
23bの間を通過される第一編織シート11及び第二編
織シート12の重合物がプレスされ、接着面を圧着せし
められる。
【0023】前述のようにプレスローラ23bは、後退
自在な付勢手段を介して、受ローラ23aから離反する
方向に後退自在であり、このため第一編織シート11に
配設された電熱ヒータ線13のモールド15がラミネー
ト手段23を通過する際、プレスローラ23bが後退す
ることにより、該モールド15を含む厚肉部分を受ロー
ラ23aとプレスローラ23bの間を好適に通過せしめ
る。
【0024】(接着工程)次いで、ラミネート手段23
を通過したシート重合体24は、接着剤19を乾燥硬化
せしめられる。
【0025】図2に示すように、シート重合体24は、
順次、第一のテンションヒートロール25、テンション
ロール26、第二のテンションヒートロール27を経
て、ヒートドラム28に至る。
【0026】第一のテンションヒートロール25、テン
ションロール26、第二のテンションヒートロール27
を順次通過することにより、シート重合体24にテンシ
ョンが付与された状態で、一次加熱が行われる。図例の
場合、第一のテンションヒートロール25及び第二のテ
ンションヒートロール27は、内蔵したヒータにより表
面温度が約70度Cに加熱されており、これによりシー
ト重合体24の接着剤19を一次加熱し乾燥硬化せしめ
る。テンション機能を有する三本のロール25、26、
27のうち、加熱機能を有するロールを一本だけとして
も良いが、図例のように加熱機能を有しないロール26
を挟んで加熱機能を有する複数のロール25、27を配
置することが好ましく、或いは、三本のロール25、2
6、27の全てに加熱機能を具備せしめても良い。
【0027】一次加熱されたシート重合体24は、ヒー
トドラム28により二次加熱を施される。ヒートドラム
28は、内蔵したヒータにより表面温度が約100度C
に加熱されており、これによりシート重合体24の接着
剤19を二次加熱し完全硬化せしめ、第一編織シート1
1と第二編織シート12の完全接着を完了する。
【0028】(製品完成工程)前述のようにして得られ
たシート重合体24は、所定間隔毎に電熱ヒータ線13
を内蔵した長尺帯状のものであり、次の製品完成工程へ
と送られる。ライン上で製品完成工程を行う場合は、ヒ
ートドラム28を経たシート重合体24がそのまま裁断
及び縫製されるが、オフラインで製品完成工程を行う場
合は、得られたシート重合体24を、一旦、ロール状に
巻取り、製品完成工程の現場に搬送される。
【0029】製品完成工程においては、シート重合体2
4を適宜に裁断した後、図1(C)に示すように、周縁
等を縫製29し、コネクタ30を取付けることにより、
電熱ヒータ線13を内蔵した一枚宛のシート物品10を
得る。この際、適宜、シート物品10の周縁にテープ生
地を縫着したり、毛布又は敷きマット等の商品として必
要な加工を施すことが自由である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、従来のように、ミシン
により多数の袋部を形成したり、電熱ヒータ線を手作業
により袋部に順次挿通せしめるような煩雑な工程を必要
としないので、製造が簡単容易であると共に、機械化が
可能であり、その結果、生産性の大幅な向上と、低コス
トを実現したヒータ内蔵シート物品を提供することがで
きる。
【0031】特に本発明によれば、電熱ヒータ線13を
ジグザグ状態で第一編織シート11に仮止めする準備工
程と、第一編織シート11と第二編織シート12の重合
面のうち少なくとも一方の重合面のほぼ全面にわたり接
着剤19を塗布する接着剤塗布工程と、第一編織シート
11と第二編織シート12を相互に重合すると共に、両
シートの間に電熱ヒータ線13を介在せしめた状態で両
シート間の接着剤19を硬化せしめることにより、シー
ト重合体24を得る重合接着工程と、前記シート重合体
24を裁断及び縫製することにより、電熱ヒータ線13
を内蔵したシート物品10を得る製品完成工程とにより
構成されたものであるから、前述のように製造が簡単容
易であり低コストである他、接着剤19により一体化さ
れた第一編織シート11と第二編織シート12との間に
電熱ヒータ線13をサンドイッチ状に一体的に固着した
積層構造が得られるため、シート物品10の使用に際
し、設定温度を常に正確にキープできるという効果があ
る。
【0032】そして、上記実施形態のように、接着剤塗
布工程によりウエットラミネータタイプの接着剤19を
塗布した第一編織シート11及び第二編織シート12を
重合するに際し、重合工程において、受ローラ23aと
後退自在なプレスローラ23bから成るラミネート手段
23により、モールド15を配置した厚肉部分の通過を
許容しつつ、電熱ヒータ線13を挟んで両シート11、
12をプレス圧着すると共に、その後の接着工程におい
て、複数のテンションヒートロール25、27による一
次加熱と、ヒートドラム28による二次加熱を行う構成
としておけば、両シート11、12の間に電熱ヒータ線
13をサンドイッチ状に一体的に固着したシート物品1
0の完全接着が実現される。
【0033】しかも、シート物品10がボアー生地とマ
イヤー生地を重合した毛布の物品とされるような場合に
おいても、高テンションを付与した下で相対的に低温の
一次加熱を行う複数のテンションヒートロール25、2
7と、その後に低テンションを付与した下で相対的に高
温の二次加熱を行う大型のヒートドラム28の組合せに
より、各生地の長いカットパイルの風合いを損なうこと
なく仕上げが可能になる等、極めて優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に基づく工程における状態
を示しており、(A)電熱ヒータ線を仮止めする準備工
程を経た第一編織シートを示す平面図、(B)は接着剤
塗布工程を経た第一編織シートを示す平面図、(C)は
製品完成工程を経たシート物品を示す平面図である。
【図2】本発明の1実施形態に基づいて構成された接着
剤塗布工程、重合工程、接着工程を実施するための装置
を示す正面図である。
【図3】従来技術に基づいて製造された電気毛布を示す
平面図である。
【符号の説明】
10 シート物品 11 第一編織シート 12 第二編織シート 13 電熱ヒータ線 14 接着テープ 15 モールド 19 接着剤 20 コータ 23 ラミネート手段 23a 受ローラ 23b プレスローラ 24 シート重合体 25 第一のテンションヒートロール 26 テンションロール 27 第二のテンションヒートロール 28 ヒートドラム 30 コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に重合された第一編織シートと第二
    編織シートの間に電熱ヒータ線をジグザグ状に配置して
    成るシート物品を製造する方法において、電熱ヒータ線
    をジグザグ状態で第一編織シートに仮止めする準備工程
    と、第一編織シートと第二編織シートの重合面のうち少
    なくとも一方の重合面のほぼ全面にわたり接着剤を塗布
    する接着剤塗布工程と、第一編織シートと第二編織シー
    トを相互に重合すると共に、両シートの間に電熱ヒータ
    線を介在せしめた状態で両シート間の接着剤を硬化せし
    めることにより、シート重合体を得る重合接着工程と、
    前記シート重合体を裁断及び縫製することにより、電熱
    ヒータ線を内蔵したシート物品を得る製品完成工程と、
    から成ることを特徴とするヒータ内蔵シート物品の製造
    方法。
JP10179496A 1996-03-19 1996-03-19 ヒータ内蔵シート物品の製造方法 Pending JPH09252905A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012164547A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Koden:Kk 面状電熱採暖器具の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4851339A (ja) * 1971-10-28 1973-07-19
JPH039704A (ja) * 1989-06-08 1991-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気寝具の製造方法

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