JPH09253208A - 鼻腔用投薬器 - Google Patents

鼻腔用投薬器

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JPH09253208A
JPH09253208A JP8092023A JP9202396A JPH09253208A JP H09253208 A JPH09253208 A JP H09253208A JP 8092023 A JP8092023 A JP 8092023A JP 9202396 A JP9202396 A JP 9202396A JP H09253208 A JPH09253208 A JP H09253208A
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JP
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capsule
powder
air
air supply
drug
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JP8092023A
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English (en)
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Hisatomo Oki
久朝 大木
Shigemi Nakamura
茂巳 中村
Kazunori Ishizeki
一則 石関
Yoshiyuki Tanizawa
嘉行 谷澤
Akira Yanagawa
明 柳川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
DOT KK
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な動作により、子供から成人まで薬粉を
投与できるようにする。 【解決手段】 各薬粉噴霧ノズル部20の噴霧口20A
間の離間距離L1 を12〜25mmに設定したから、子
供から成人に至る広範囲の患者の鼻腔に各噴霧口20A
を適正に挿入でき、また、薬粉流を分岐部18で分流し
て各薬粉通路19に供給したから、左,右の鼻腔に同時
かつ均等に薬粉を投与することができる。さらに、カプ
セルの容積を0.1〜1.4ccとしたから、カプセル
内の薬粉を全量噴霧することができる。また、空気供給
路11の通路断面積を0.2〜6.0mm2 に設定した
から、ポンプ13からの空気をカプセル内に適度な流
量、流速で供給することができる。一方、空気供給部6
に吐出容積が10〜60ccの手動式のポンプ13を取
付けたから、容易に空気流を供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、粉体状の
薬品(薬粉)を患者の左,右の鼻腔内に投与するのに用
いて好適な鼻腔用投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鼻アレルギー、喘息等の患者に
粉体状の薬品(以下、薬粉という)を鼻腔を介し投与し
て治療する方法が採用されている。また、この治療法で
は専用の噴霧器を用いて、例えば薬粉が充填されたカプ
セル等を薬粉収容室内に収容し、該カプセル内の薬粉を
鼻腔内へ投与するようになっている。
【0003】さらに、この治療法に用いられる噴霧器と
して特開昭59−34267号公報(以下、従来技術と
いう)に示すものが知られている。
【0004】この従来技術における噴霧器では、円筒部
材にカプセルが挿入されるカプセル収容部が形成され、
該カプセル収容部に向けて空気供給通路が形成されてい
る。また、患者の一方の鼻腔内に向けてカプセル内の薬
粉を噴霧するため、先端部に1つの噴霧口が形成されて
いる。
【0005】このように構成される従来技術において薬
粉を投与するには、噴霧口が形成された先端部を患者の
片方の鼻腔に挿入し、空気を空気供給通路を介してカプ
セル内に流通させることにより、該カプセル内の薬粉を
噴霧口を介して患者の鼻腔内に搬送する。そして、先端
部(噴霧口)を左,右の鼻腔に交互に挿入して患者への
薬粉の投与を行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるものでは、鼻腔への投薬を左,右の鼻腔に
別々、かつ交互に行なうようになっているために、薬粉
を左,右の鼻腔に均等に供給するのが難しく、何度も
左,右の鼻腔への先端部(噴霧口)の挿入を繰返さなけ
ればならず、投薬動作が面倒であり、時間を要するとい
う問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、簡単な動作により、子供から成人まで薬
粉を投与できるようにした鼻腔用投薬器を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する鼻腔用投薬器は、内
部に薬粉が充填されたカプセルを保持するカプセル保持
部と、該カプセル保持部に保持されたカプセルに向け空
気を供給する空気供給部と、該空気供給部から供給され
る空気によってカプセル内の薬粉を患者の左,右の鼻腔
内に向けて供給する左,右の薬粉通路と、該左,右の薬
粉通路の先端でそれぞれ別個に形成された噴霧口を有
し、該各噴霧口の中心間の距離を12〜25mmに設定
した薬粉噴霧ノズル部とから構成してなる。
【0009】このように構成したことにより、投薬時に
は、空気供給部からカプセルに向けて空気を供給し、こ
の空気をカプセル内に流入させてカプセル内の薬粉と共
に左,右の薬品通路を介してそれぞれ薬粉噴霧ノズル部
の噴霧口から噴霧する。これにより、患者の左,右両方
の鼻腔に薬粉を同時に投与することができる。また、各
薬粉噴霧ノズル部の噴霧口の中心間の距離を12〜25
mmに設定しているから、子供から成人に至る広範囲な
患者に適用することができる。
【0010】請求項2の発明は、前記空気供給部と前記
左,右の噴霧口との間には、前記空気供給部から供給さ
れる空気流を前記左,右の薬粉通路に向けて分流するY
字状をなした分岐部を形成したことにある。このよう
に、空気供給部から供給される空気流は、分岐部によっ
て左,右の薬粉通路に分流されるから、この左,右に分
流した空気流により薬粉を左,右の薬粉通路に供給して
各薬粉噴霧ノズル部の噴霧口から患者の左,右の鼻腔内
に噴霧することができる。
【0011】請求項3の発明は、前記カプセル保持部
は、容積が0.1〜1.4ccのカプセルを収容するカ
プセル収容室として形成したことにある。これにより、
投薬時には、空気供給部から空気を供給し、カプセル収
容室に収容されたカプセル内の薬粉を全部流出させるこ
とができ、投薬時間を短縮することができる。
【0012】請求項4の発明は、前記空気供給部の空気
流出側には、通路断面積が0.2〜6.0mm2 の空気
供給路を形成したことにある。このように、空気供給部
からの空気を通路断面積が0.2〜6.0mm2 の空気
供給路を介しカプセル内に流入させ、カプセル内に流
量、流速等が適度となった空気を流入させて薬粉と空気
との混合比を良好に維持することができる。
【0013】請求項5の発明は、前記空気供給部には、
空気を吐出するポンプを接続したことにある。このよう
に構成することにより、投薬時にはポンプから空気を供
給することによって、カプセル内の薬粉を早期、かつ容
易に左,右の噴霧口から噴霧することができる。
【0014】請求項6の発明は、前記ポンプは、吐出容
積10〜60ccに設定された手動式のポンプとしたこ
とにある。このように構成したことにより、カプセルの
容積に応じた適量の空気を供給でき、短時間に投薬を完
了することができる。また、手動式のポンプを用いるこ
とで投薬器の小型、軽量化を図り、かつ安価に製造する
ことができる。
【0015】請求項7の発明は、前記分岐部は、前記
左,右の薬粉通路に至る角度を70〜180度に設定し
たことにある。これにより、空気供給部から供給された
空気をほぼ均等に左,右の薬粉通路に配分して、カプセ
ル内の薬粉を左,右の鼻腔内にほぼ均等に供給すること
ができると共に、該分岐部の空気流方向の通路高さを低
くでき、全体として投薬器の小型化を図ることができ
る。
【0016】請求項8の発明は、内部に薬粉が充填され
たカプセルを保持するカプセル保持部と、該カプセル保
持部に保持されたカプセルに向け空気を供給するために
該カプセル保持部の一側に位置して設けられた空気供給
部と、該空気供給部から供給される空気流を左,右に分
流する分岐部と、前記空気供給部から供給され該分岐部
により分流された空気によってカプセル内の薬粉を患者
の左,右の鼻腔内に向けて供給するために前記カプセル
保持部の他側に位置して設けられた左,右の薬粉通路
と、該左,右の薬粉通路の先端でそれぞれ別個に形成さ
れた噴霧口を有し、該各噴霧口の中心間の距離を12〜
25mmに設定した薬粉噴霧ノズル部とから構成してな
る。
【0017】このように構成したことにより、投薬時に
は、空気供給部からカプセルに向け空気を供給してカプ
セル内に流入させることにより、この空気と共にカプセ
ルから流出する薬粉を分岐部によって左,右の薬品通路
に向けて分流し、該左,右の薬粉通路を介してそれぞれ
薬粉噴霧ノズル部の噴霧口から噴霧する。これにより、
患者の左,右両方の鼻腔に薬粉を同時に投与することが
できる。また、各薬粉噴霧ノズル部の噴霧口の中心間の
距離を12〜25mmに設定しているから、子供から成
人に至る広範囲な患者に適用することができる。
【0018】請求項9の発明は、薬粉を患者の左,右の
鼻腔内に向けて供給するための左,右の薬粉通路と、該
左,右の薬粉通路の途中に位置してそれぞれ設けられ、
内部に薬粉が充填されたカプセルを保持する左,右のカ
プセル保持部と、該各カプセル保持部に保持されたカプ
セルに向け空気を供給する空気供給部と、該空気供給部
から供給される空気流を前記左,右の薬粉通路に分流す
る分岐部と、前記左,右の薬粉通路の先端でそれぞれ別
個に形成された噴霧口を有し、該各噴霧口の中心間の距
離を12〜25mmに設定した薬粉噴霧ノズル部とから
構成してなる。
【0019】このように構成したことにより、投薬時に
は、空気供給部から空気を供給することにより、この空
気を分岐部によって左,右に分流し、左,右のカプセル
保持部に保持されたカプセル内に流入させ、該カプセル
から流出する薬粉を左,右の薬粉通路を介してそれぞれ
薬粉噴霧ノズル部の噴霧口から噴霧する。これにより、
患者の左,右両方の鼻腔に薬粉を同時に投与することが
できる。また、各薬粉噴霧ノズル部の噴霧口の中心間の
距離を12〜25mmに設定しているから、子供から成
人に至る広範囲な患者に適用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
鼻腔用投薬器を添付図面に従って詳細に説明する。
【0021】まず、図1ないし図4に本発明の第1の実
施例を示す。
【0022】図中、1は本実施例による鼻腔用投薬器を
示し、該鼻腔用投薬器1は、後述するカプセルホルダ
2、空気供給部6、ポンプ13、通路部材15、薬粉噴
霧ノズル部20、穴あけ具25等から構成されている。
【0023】2はカプセルホルダを示し、該カプセルホ
ルダ2は樹脂材料によって外形が円柱状に形成され、該
カプセルホルダ2の他端側には、その外周面に雄ねじ部
3が形成されると共に、内周には他端面に開口する一側
カプセル穴4が形成され、該一側カプセル穴4は後述す
る他側カプセル穴17と一体化することによりカプセル
保持部をなすカプセル収容室5を形成する。
【0024】そして、前記カプセル収容室5は、容積が
0.1〜1.4cc(好ましくは0.2〜0.6cc)
となるほぼ円筒状のカプセルK(図2中に図示)を収容
するもので、該カプセルKの内部には粉体状の薬品(以
下、薬粉という)が適量充填されている。また、前記カ
プセル収容室5は、軸方向寸法L0 がカプセルKの軸方
向寸法LK よりも若干短くなるように設定されており、
これによって収容したカプセルKを軸方向で強固に固定
している。
【0025】6はカプセル収容室5の一側に位置してカ
プセルホルダ2と一体的に設けられた空気供給部で、該
空気供給部6の一端側には、通気路7を介してポンプ1
3に連通する供給弁室8が設けられ、該供給弁室8には
前記通気路7に向けて開弁量規制部9が突出形成されて
いる。また、供給弁室8内にはポンプ13から空気が供
給されたときには前記開弁量規制部9に当接して開弁
し、吸込み時には着座して前記通気路7を閉塞する供給
弁10が設けられている。さらに、空気供給部6には中
央を軸方向に伸長するように空気供給路11が形成さ
れ、該空気供給路11の一端側には、後述するピン27
によってカプセルKに貫通穴Hをあけたときに、該カプ
セルKから供給弁10側に落下する薬粉を捕捉する薬粉
受部12が開弁量規制部9を径方向に貫通して形成され
ている(図3参照)。
【0026】ここで、前記空気供給路11は上流側が薬
粉受部12を介して供給弁室8に連通し、下流側が一側
カプセル穴4の穴底に連通している。また、空気供給路
11は、その通路断面積が0.2〜6.0mm2 (好ま
しい最小通路断面積は1.0〜4.5mm2 )に設定さ
れ、これによってポンプ13から供給される空気をカプ
セルK内に適度な流量、流速をもって流入させ、該カプ
セルKの薬粉と空気を良好な混合比で混合するようにな
っている。また、空気供給路11が薬粉等で詰まること
を防止する通路最小断面積を有する。
【0027】13は空気供給部6に接続され、可撓性を
有する材質(ゴム、蛇腹状の樹脂等)から形成された手
動式のポンプで、該ポンプ13は、開口部13A、底部
13Bおよび周面の押圧部13Cによって有底円筒状に
形成されている。そして、ポンプ13は、その開口部1
3Aを介して空気供給部6の外周面に気密に装着されて
いる。また、ポンプ13は、その吐出容積が10〜60
cc(好ましくは20〜40cc)に設定され、空気供
給部6を介してカプセルKに適量の空気を供給できるよ
うになっている。
【0028】また、14はポンプ13の底部13Bに設
けられた吸込弁で、該吸込弁14はポンプ13の内外を
連通するように中央部に形成された吸込通路14Aと該
吸込通路14Aを開,閉する弁体14Bとから構成さ
れ、該弁体14Bはポンプ13から空気が供給されたと
きには閉弁し、ポンプ13内に空気を吸込むときには開
弁して空気の流通を許すものである。
【0029】15はカプセルホルダ2の他側に設けられ
た通路部材を示し、該通路部材15は樹脂材料によって
外形は軸方向一側がカプセルホルダ2と同一径の小径部
15Aとなり他側が大径部15Bとなる段付円柱状に形
成され、該小径部15Aには、その内周側に前記カプセ
ルホルダ2の雄ねじ部3に螺着される雌ねじ部16が形
成されると共に、一端面に開口して一側カプセル穴4と
共にカプセル収容室5を構成する他側カプセル穴17が
形成されている。
【0030】18はカプセル収容室5の他側に設けられ
た分岐部を示し、該分岐部18は、カプセル収容室5
(他側カプセル穴17)に連通して軸方向に形成された
入口通路部18Aと、該入口通路部18Aの下流端から
左,右方向上側に湾曲して円弧状に形成された左,右の
出口通路部18B,18BとからY字状をなして形成さ
れ、該各出口通路部18Bの下流側が各薬粉通路19に
接続されている。そして、分岐部18は、カプセル収容
室5内のカプセルKから入口通路部18Aに流入する薬
粉を含んだ空気(以下、薬粉流という)を分流し、左,
右の出口通路部18B,18Bから左,右の薬粉通路1
9,19に供給するものである。
【0031】19,19は分岐部18の左,右の出口通
路部18B,18Bから後述する左,右の噴霧口20
A,20Aに向けて通路部材15を軸方向に伸長した
左,右の薬粉通路を示し、該各薬粉通路19は直線的か
つ長尺に形成され、これにより当該各薬粉通路19を流
通する薬粉に整流性、直進性を与え、各噴霧口20Aか
ら勢いよく噴出させるようになっている。
【0032】20,20は通路部材15の大径部15B
他端面から突出するように設けられた左,右の薬粉噴霧
ノズル部を示し、該左,右の薬粉噴霧ノズル部20,2
0は、患者の鼻腔内に挿入し易いようにほぼ円錐台状に
形成され、その中央には左,右の薬粉通路19,19に
連通し、薬粉流を患者の鼻腔内に向けて噴霧するための
噴霧口20A,20Aが別個に形成されている。
【0033】ここで、前記左,右の薬粉噴霧ノズル部2
0,20は、図1に示す如く、その噴霧口20A,20
Aの中心間の離間距離L1 が12〜25mmに設定さ
れ、これにより、鼻腔間距離の狭い子供(好ましくは1
2〜16mm)から鼻腔間距離の広い成人(好ましくは
16〜22mm)に至る広範囲な患者の鼻腔間距離に適
合できるようになっている。
【0034】21は各薬粉通路19間に位置して通路部
材15内に形成された穴あけ具装着室で、該穴あけ具装
着室21には、径方向に貫通して軸方向に延びる一対の
長孔22,22(図2、図3中に一方のみ図示)が形成
されている。また、穴あけ具装着室21の底部側には、
ピン27が挿通するピン挿通穴23が形成され、該ピン
挿通穴23の一側には後述のシール材29(例えばゴム
や樹脂等)が取付けられるシール取付段部24が形成さ
れている。
【0035】25は穴あけ具装着室21内に設けられた
穴あけ具を示し、該穴あけ具25は、円板部26Aと該
円板部26Aから各長孔22を介して径方向に突出した
一対の操作突起26B,26Bとからなるプッシャ26
と、基端側が該プッシャ26の円板部26A中央部に固
着され、先端が鋭利な針先27Aとなったピン27と、
該ピン27の針先27Aがシール材29内に位置する初
期位置に前記プッシャ26を戻すべく、前記穴あけ具装
着室21内に設けられた戻しばね28とから構成されて
いる。
【0036】ここで、穴あけ具25は、図3に示すよう
に、プッシャ26の各操作突起26Bを図2中の矢示A
方向に長孔22に沿って変位させることにより、ピン2
7の針先27Aをカプセル収容室5内のカプセルKに軸
方向に貫通させ、該カプセルKに貫通穴H,Hをあける
ものである。
【0037】また、29は通路部材15のシール取付段
部24に取付けられたシール材を示し、該シール材29
は弾性材料によって形成され、分岐部18を流れる薬粉
に対して粉体密で、かつピン27に対して摺動可能とな
り、薬粉がピン挿通穴23を介して穴あけ具装着室21
内に侵入するのを防止している。
【0038】本実施例による鼻腔用投薬器1は上述した
如くに構成されるが、次に、カプセルKの穴あけ時の動
作について説明する。
【0039】まず、カプセルKをカプセルホルダ2の一
側カプセル穴4内に挿入し、カプセルホルダ2の雄ねじ
部3と通路部材15の雌ねじ部16を螺着してカプセル
ホルダ2の一側カプセル穴4と通路部材15の他側カプ
セル穴17から形成されるカプセル収容室5内にカプセ
ルKを収容する。
【0040】そして、プッシャ26の各操作突起26B
を図2中の矢示A方向に押動することにより、ピン27
の針先27Aを入口通路部18Aを介してカプセルKの
軸方向に貫通させ、該カプセルKの軸方向両側に貫通穴
H,Hを形成する。このとき、ピン27の針先27Aに
よってカプセルK内の薬粉が空気供給路11に落下する
場合があるが、この落下薬粉を薬粉受部12によって捕
捉でき、薬粉が供給弁10に付着、堆積するのを防止で
きる。
【0041】さらに、カプセルKの穴あけ後には、プッ
シャ26は戻しばね28によって自動的に初期位置に復
帰し、カプセルKの軸方向両側に貫通穴H,Hをあけた
状態で、分岐部18と各薬粉通路19とを連通させるこ
とができる。
【0042】次に、前述したようにカプセルKに穴あけ
を行った後に、患者に投薬を行う投薬時の作動について
図4を参照しつつ説明する。
【0043】まず、左,右の薬粉噴霧ノズル部20,2
0を患者の左,右の鼻腔内にそれぞれ挿入し、ポンプ1
3の押圧部13Cを矢示P方向に押圧することにより、
供給弁10を開弁させつつ空気供給路11を介してカプ
セル収容室5に収容されたカプセルK内に向けて空気を
供給し、該カプセルK内の薬粉を攪拌して空気中に拡散
させる。
【0044】これにより、カプセルK内の薬粉は薬粉流
となって分岐部18から左,右の薬粉通路19,19に
流れ、左,右の噴霧口20A,20Aから患者の鼻腔内
に噴霧される。
【0045】一方、投薬後には、ポンプ13が弾性力に
よって矢示R方向に復帰し、このときには供給弁10が
閉弁すると共に、吸込弁14の弁体14Bが開弁し、吸
込通路14Aを介して外部からポンプ13内に空気を吸
込む。
【0046】かくして、本実施例によれば、患者の左,
右の鼻腔に挿入される左,右の薬粉噴霧ノズル部20の
噴霧口20A間の離間距離L1 を12〜25mmに設定
することにより、鼻腔間距離の狭い子供から鼻腔間距離
の広い成人に至る広範囲な患者の鼻腔に各噴霧口20A
を的確に挿入することができ、鼻腔内の所望の位置に薬
粉を投与できるから、薬粉の効能を高めることができる
上に、当該鼻腔用投薬器1の適合範囲を広めることがで
きる。
【0047】また、カプセルKからの薬粉流を分岐部1
8で2つに分流し、左,右の薬粉通路19,19に供給
できるから、患者の左,右の鼻腔に同時、かつほぼ均等
に薬粉を投与することができる。この結果、従来技術の
ように、患者の片方の鼻腔毎に投薬器を挿入し、左,右
の鼻腔に交互に何回も繰返して投薬することなく、3回
程度ポンプ13を押圧動作することにより、薬粉を患者
に投薬できるから、投薬動作を簡略化して、投薬動作を
容易にできる上に、投薬時間の短縮を図ることができ
る。
【0048】また、カプセルKの容積を0.1〜1.4
ccとすることにより、投薬時には該カプセルK内に流
入する空気流によって薬粉を残すことなく供給すること
ができ、規定量の薬粉を患者に投与することによって薬
粉の有する効能を効果的に高めることができ、当該鼻腔
用投薬器1の信頼性を向上することができる。
【0049】さらに、空気供給路11の通路断面積を
0.2〜6.0mm2 に設定することにより、ポンプ1
3から供給される空気をカプセルK内に適度な流量、流
速をもって流入させることができるから、空気供給路1
1に薬粉等が詰まることなく、カプセルKの薬粉と空気
とを良好な混合比で混合して、薬粉を効果的に拡散させ
た状態で鼻腔内に噴霧でき、薬粉の効能を高めることが
できる。
【0050】また、空気供給部6に手動式のポンプ13
を取付け、該ポンプ13によって空気供給部6に空気を
供給するようにしているから、ポンプ13の押圧部13
Cを押圧することで容易に空気流を形成でき、投薬動作
を容易にできる。しかも、ポンプ13の吐出容積を10
〜60ccに設定しているから、空気供給部6を介して
カプセルKに適量の空気を供給でき、カプセルK内の薬
粉の攪拌効率を向上することができる。
【0051】次に、図5に本発明の第2の実施例を示す
に、本実施例の特徴は、左,右の薬粉通路の途中にそれ
ぞれカプセル収容室を設けたことにある。なお、本実施
例では、前述した第1の実施例と同一の構成要素には同
一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0052】図中、31は本実施例による鼻腔用投薬
器、32は該鼻腔用投薬器31の空気供給部を示し、該
空気供給部32には、第1の実施例で述べた空気供給部
6と同様に、通気路33を介してポンプ13に連通する
供給弁室34と、該供給弁室34内で前記通気路33に
向けて突出した開弁量規制部35と、前記供給弁室34
内に位置して通気路33を開閉弁する供給弁36と、中
央を軸方向に伸長する空気供給路37と、該空気供給路
37の上流側に位置して薬粉を捕捉する薬粉受部38と
が形成されている。
【0053】ここで、前記空気供給路37は上流側が薬
粉受部38を介して供給弁室34に連通し、下流側が後
述する分岐部45の一部をなしている。また、空気供給
路37は、第1の実施例で述べた空気供給路11と同様
に、その通路断面積が0.2〜6.0mm2 (最小通路
断面積1.0〜4.5mm2 )に設定され、これによっ
てポンプ13から供給される空気をカプセルK内に適度
な流量、流速をもって流入させ、該カプセルKの薬粉と
空気を良好な混合比で混合するようになっている。
【0054】39は空気供給部32の他側に設けられた
通路部材、40は該通路部材39の一側に位置して空気
供給部32の他側に一体的に設けられたカプセルホルダ
を示し、該カプセルホルダ40の上側には、左,右方向
に離間して2個の一側カプセル穴41,41が形成さ
れ、該左,右の一側カプセル穴41は、後述する各他側
カプセル穴44と一体化することにより、それぞれに容
積が0.1〜1.4cc(好ましくは0.2〜0.6c
c)となるカプセルKを収容するカプセル保持部をなす
左,右のカプセル収容室42,42を形成する。
【0055】43はカプセルホルダ40の他側に着脱可
能に取付けられたノズル部材で、該ノズル部材43の他
端面には、後述の薬粉噴霧ノズル部47が設けられてい
る。また、ノズル部材43の下端側には各一側カプセル
穴41に対向して左,右の他側カプセル穴44,44が
形成されている。
【0056】45はカプセルホルダ40に設けられた分
岐部を示し、該分岐部45は、前述した空気供給路37
の下流側を入口通路部として含んでなり、該空気供給路
37の下流端から左,右方向斜め上側に伸長した左,右
の出口通路部45A,45AからY字状をなして形成さ
れている。ここで、分岐部45は、左,右の出口通路部
45A,45A間の角度αが70〜180度(好ましく
は90〜160度)に設定されており、これによって空
気供給路37からの空気をほぼ均等に左,右に分流し、
左,右の薬粉通路46に均等に配分すると共に、出口通
路45Aの高さを小さくして投薬器1の小型化を図るよ
うになっている。
【0057】46,46はカプセルホルダ40からノズ
ル部材43に亘って設けられた左,右の薬粉通路を示
し、該左,右の薬粉通路46,46は分岐部45の左,
右の出口通路部45A,45Aから左,右のカプセル収
容室42,42を通り、後述する左,右の噴霧口47
A,47Aに向けて軸方向に伸長して形成されている。
【0058】47,47はノズル部材43の他端面から
突出するように設けられた左,右の薬粉噴霧ノズル部を
示し、該左,右の薬粉噴霧ノズル部47,47はほぼ円
錐台状に形成され、その中央には左,右の薬粉通路4
6,46に連通し、薬粉流を噴霧するための噴霧口47
A,47Aが別個に形成されている。
【0059】ここで、前記左,右の薬粉噴霧ノズル部4
7,47は、その噴霧口47A,47Aの中心間の離間
距離L2 が12〜25mmに設定され、これにより、鼻
腔間距離の狭い子供(好ましくは12〜16mm)から
鼻腔間距離の広い成人(好ましくは16〜22mm)に
至る広範囲な患者の鼻腔間距離に適合できるようになっ
ている。
【0060】48は空気供給部32の外周側に設けられ
た第1の穴あけ具で、該第1の穴あけ具48は、空気供
給部32の外周側に軸方向に移動可能に設けられた環状
の操作リング49と、基端側が該操作リング49に固着
され、先端側が各カプセル収容室42に向けて伸長し、
先端が鋭利な針先50Aとなった2本のピン50,50
とから構成され、第1の穴あけ具48は、前記操作リン
グ49を他側に変位させることにより、各カプセル収容
室42内のカプセルKに流入側および流出側の貫通穴H
をあけるものである。
【0061】また、51,51は分岐部45の各出口通
路部45A下流端近傍に設けられた2個のシール材(例
えばゴム、樹脂等)で、該各シール材51は各ピン50
との間を粉体密にシールするものである。
【0062】52は通路部材39と別体に設けられた第
2の穴あけ具を示し、該第2の穴あけ具52は、把持部
53と、基端側が該把持部53に固着され、先端側が鋭
利な針先54Aとなったピン54とから構成され、第2
の穴あけ具52は、前記把持部53を指先で把持した状
態で、ピン54を噴霧口47Aから薬粉通路46内に挿
入することにより、左,右のカプセルKに流出側の貫通
穴Hを順次あけるものである。この第2の穴あけ具52
は省略してもよい。
【0063】本実施例による鼻腔用投薬器31は上述し
たように構成されるが、次に、カプセルKの穴あけ時の
動作について説明する。
【0064】まず、カプセルKを左,右のカプセル収容
室42,42内にそれぞれ収容し、この状態で第1の穴
あけ具48の操作リング49を他側に変位させて各ピン
50によって各カプセルKに流入側および流出側の貫通
穴H,Hをあける。
【0065】次に、前述したようにカプセルKに穴あけ
を行った後に、患者に投薬を行う投薬時の作動について
説明する。
【0066】まず、左,右の薬粉噴霧ノズル部47,4
7を患者の左,右の鼻腔にそれぞれ挿入し、ポンプ13
を押圧することにより、空気供給路37を介して各カプ
セル収容室42に収容されたカプセルK内に向けて空気
を供給し、該カプセルK内の薬粉を攪拌して空気中に拡
散させる。
【0067】これにより、カプセルK内の薬粉は空気中
に混入した薬粉流となって分岐部45から左,右の薬粉
通路46,46に供給され、左,右の噴霧口47A,4
7Aから患者の鼻腔内に噴霧される。
【0068】かくして、このように構成された本実施例
においても、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効
果を得ることができるものの、特に、本実施例では、分
岐部45の出口通路部45A,45A間の角度αを70
〜180度に設定しているから、空気供給路37からの
空気をほぼ均等に左,右の薬粉通路46に分流し、患者
の左,右の鼻腔内に薬粉をほぼ均等に噴霧でき、噴霧効
率や当該鼻腔用投薬器31に対する信頼性を向上するこ
とができる。
【0069】なお、前記第1および第2の実施例では、
通路部材15,39内に穴あけ具25,48を設け、該
穴あけ具25,48のピン27,50をカプセルKの軸
方向に貫通させることにより、該カプセルKに貫通穴
H,Hをあける場合を例示したが、これに替えて、カプ
セルホルダ40側に穴あけ具52を設け、該穴あけ具5
2によってカプセルに流入側の貫通穴をあけると共に、
該穴あけ具52によってカプセルに流出側の貫通穴をあ
けるようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、投薬時には、空気供給部からカプセルに向けて空
気を供給することにより、この空気をカプセル内に流入
させてカプセル内の薬粉と共に左,右の薬品通路を介し
てそれぞれ薬粉噴霧ノズル部の噴霧口から噴霧すること
ができるから、患者の左,右両方の鼻腔に薬粉を同時に
投与することができ、従来技術のように、患者の片方の
鼻腔毎に投薬器を挿入し、左,右の鼻腔に交互に何回も
繰返して投薬することなく、投薬動作を容易にできる上
に、投薬時間の短縮を図ることができる。しかも、各薬
粉噴霧ノズル部の噴霧口の中心間の距離を12〜25m
mに設定しているから、鼻腔間距離の狭い子供から鼻腔
間距離の広い成人に至る広範囲な患者の鼻腔に各噴霧口
を的確に挿入することができ、鼻腔内の所望の位置に薬
粉を投与して、薬粉の効能を高めることができる。
【0071】請求項2の発明によれば、空気供給部から
供給される空気流を、分岐部によって左,右の薬粉通路
に分流できるから、この左,右に分流した空気流により
薬粉を左,右の薬粉通路に供給して各薬粉噴霧ノズル部
の噴霧口から患者の左,右の鼻腔内に同時に供給でき、
投薬動作の簡略化を図ることができる。
【0072】請求項3の発明によれば、カプセル保持部
を容積が0.1〜1.4ccのカプセルを収容するカプ
セル収容室としているから、投薬時に空気供給部から供
給される空気によってカプセル収容室に収容されたカプ
セル内の薬粉を全部流出させることができ、規定量の薬
粉を患者に投与することで薬粉の有する効能を効果的に
高めることができる上に、投薬時間を短縮して取扱いを
容易にできる。
【0073】請求項4の発明によれば、空気供給部に形
成された空気供給路の通路断面積を0.2〜6.0mm
2 とすることにより、空気供給路からカプセル内に流
量、流速等が適度となった空気を流入させ、薬粉と空気
との混合比を良好にすることができるから、薬粉を効果
的に拡散させた状態で鼻腔内に噴霧でき、薬粉の効能を
高めることができる。
【0074】請求項5の発明によれば、空気供給部に空
気を吐出するポンプを接続したから、投薬時にはポンプ
から供給される空気によってカプセル内の薬粉を早期、
かつ容易に左,右の噴霧口から噴霧でき、操作性の向上
や投薬時間の短縮を図ることができる。
【0075】請求項6の発明によれば、ポンプを吐出容
積10〜60ccの手動式ポンプとしたから、カプセル
の容積に応じた適量の空気を供給でき、カプセル内の薬
粉の攪拌効率を向上できる上に、短時間に投薬を完了す
ることができる。また、手動式のポンプを用いることで
投薬器の小型、軽量化が図れ、かつ安価にでき、当該鼻
腔用投薬器の携帯性の向上やコストの低減を図ることが
できる。
【0076】請求項7の発明によれば、分岐部の左,右
の薬粉通路に至る角度を70〜180度に設定したか
ら、空気供給部からの空気をほぼ均等に左,右の薬粉通
路に配分して、カプセル内の薬粉を左,右の鼻腔内にほ
ぼ均等に供給でき、噴霧効率や信頼性を向上することが
できる。また、分岐部の空気流方向の通路高さを低くで
き、全体として投薬器を小型化することができる。
【0077】請求項8の発明によれば、投薬時には、空
気供給部からカプセルに向けて空気を供給することによ
り、この空気と共にカプセルから流出する薬粉を分岐部
によって左,右の薬品通路に向けて分流し、該左,右の
薬粉通路を介してそれぞれ薬粉噴霧ノズル部の噴霧口か
ら噴霧することができるから、患者の左,右両方の鼻腔
に薬粉を同時かつほぼ均等に投与することができ、従来
技術のように、患者の片方の鼻腔毎に投薬器を挿入し、
左,右の鼻腔に交互に何回も繰返して投薬することな
く、投薬動作を容易にできる上に、投薬時間の短縮を図
ることができる。しかも、各薬粉噴霧ノズル部の噴霧口
の中心間の距離を12〜25mmに設定しているから、
鼻腔間距離の狭い子供から鼻腔間距離の広い成人に至る
広範囲な患者の鼻腔に各噴霧口を的確に挿入することが
でき、鼻腔内の所望の位置に薬粉を投与して、薬粉の効
能を高めることができる。
【0078】請求項9の発明によれば、投薬時には、空
気供給部から空気を供給することにより、この空気を分
岐部によって左,右に分流し、左,右のカプセル保持部
に保持されたカプセル内に流入させ、該カプセルから流
出する薬粉を左,右の薬粉通路を介してそれぞれ薬粉噴
霧ノズル部の噴霧口から噴霧することができるから、患
者の左,右両方の鼻腔に薬粉を同時かつほぼ均等に投与
することができ、従来技術のように、患者の片方の鼻腔
毎に投薬器を挿入し、左,右の鼻腔に交互に何回も繰返
して投薬することなく、投薬動作を容易にできる上に、
投薬時間の短縮を図ることができる。しかも、各薬粉噴
霧ノズル部の噴霧口の中心間の距離を12〜25mmに
設定しているから、鼻腔間距離の狭い子供から鼻腔間距
離の広い成人に至る広範囲な患者の鼻腔に各噴霧口を的
確に挿入することができ、鼻腔内の所望の位置に薬粉を
投与して、薬粉の効能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による鼻腔用投薬器を示す縦断面
図である。
【図2】鼻腔用投薬器内にカプセルを収容する前の状態
を示す分解斜視図である。
【図3】穴あけ具のピンを移動させることによってカプ
セルの軸方向に貫通穴をあけた状態を示す図1と同様位
置からみた縦断面図である。
【図4】ポンプ部を押圧することによりカプセル内の薬
粉を噴霧した状態を示す図1と同様位置からみた縦断面
図である。
【図5】本発明の第2の実施例による鼻腔用投薬器を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1,31 鼻腔用投薬器 5,42 カプセル収容室(カプセル保持部) 6,32 空気供給部 11,37 空気供給路 13 ポンプ 18,45 分岐部 18B,45A 出口通路部 19,46 薬粉通路 20,47 薬粉噴霧ノズル部 20A,47A 噴霧口 K カプセル L1 ,L2 噴霧口の中心の離間距離 α 左,右の出口通路部間の角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 谷澤 嘉行 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に薬粉が充填されたカプセルを保持
    するカプセル保持部と、該カプセル保持部に保持された
    カプセルに向け空気を供給する空気供給部と、該空気供
    給部から供給される空気によってカプセル内の薬粉を患
    者の左,右の鼻腔内に向けて供給する左,右の薬粉通路
    と、該左,右の薬粉通路の先端でそれぞれ別個に形成さ
    れた噴霧口を有し、該各噴霧口の中心間の距離を12〜
    25mmに設定した薬粉噴霧ノズル部とから構成してな
    る鼻腔用投薬器。
  2. 【請求項2】 前記空気供給部と前記左,右の噴霧口と
    の間には、前記空気供給部から供給される空気流を前記
    左,右の薬粉通路に向けて分流するY字状をなした分岐
    部を形成してなる請求項1に記載の鼻腔用投薬器。
  3. 【請求項3】 前記カプセル保持部は、容積が0.1〜
    1.4ccのカプセルを収容するカプセル収容室として
    形成してなる請求項1または2に記載の鼻腔用投薬器。
  4. 【請求項4】 前記空気供給部の空気流出側には、通路
    断面積が0.2〜6.0mm2 の空気供給路を形成して
    なる請求項1,2または3に記載の鼻腔用投薬器。
  5. 【請求項5】 前記空気供給部には、空気を吐出するポ
    ンプを接続してなる請求項1,2,3または4に記載の
    鼻腔用投薬器。
  6. 【請求項6】 前記ポンプは、吐出容積10〜60cc
    に設定された手動式のポンプである請求項5に記載の鼻
    腔用投薬器。
  7. 【請求項7】 前記分岐部は、前記左,右の薬粉通路に
    至る角度を70〜180度に設定してなる請求項2,
    3,4,5または6に記載の鼻腔用投薬器。
  8. 【請求項8】 内部に薬粉が充填されたカプセルを保持
    するカプセル保持部と、該カプセル保持部に保持された
    カプセルに向け空気を供給するために該カプセル保持部
    の一側に位置して設けられた空気供給部と、該空気供給
    部から供給される空気流を左,右に分流する分岐部と、
    前記空気供給部から供給され該分岐部により分流された
    空気によってカプセル内の薬粉を患者の左,右の鼻腔内
    に向けて供給するために前記カプセル保持部の他側に位
    置して設けられた左,右の薬粉通路と、該左,右の薬粉
    通路の先端でそれぞれ別個に形成された噴霧口を有し、
    該各噴霧口の中心間の距離を12〜25mmに設定した
    薬粉噴霧ノズル部とから構成してなる鼻腔用投薬器。
  9. 【請求項9】 薬粉を患者の左,右の鼻腔内に向けて供
    給するための左,右の薬粉通路と、該左,右の薬粉通路
    の途中に位置してそれぞれ設けられ、内部に薬粉が充填
    されたカプセルを保持する左,右のカプセル保持部と、
    該各カプセル保持部に保持されたカプセルに向け空気を
    供給する空気供給部と、該空気供給部から供給される空
    気流を前記左,右の薬粉通路に分流する分岐部と、前記
    左,右の薬粉通路の先端でそれぞれ別個に形成された噴
    霧口を有し、該各噴霧口の中心間の距離を12〜25m
    mに設定した薬粉噴霧ノズル部とから構成してなる鼻腔
    用投薬器。
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