JPH08322934A - 鼻腔用投薬器 - Google Patents

鼻腔用投薬器

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JPH08322934A
JPH08322934A JP15386595A JP15386595A JPH08322934A JP H08322934 A JPH08322934 A JP H08322934A JP 15386595 A JP15386595 A JP 15386595A JP 15386595 A JP15386595 A JP 15386595A JP H08322934 A JPH08322934 A JP H08322934A
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JP
Japan
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capsule
drug
passage
nasal
nasal cavity
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JP15386595A
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English (en)
Inventor
Hisatomo Oki
久朝 大木
Shigemi Nakamura
茂巳 中村
Kazunori Ishizeki
一則 石関
Akira Yanagawa
明 柳川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
DOT KK
Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 患者の鼻腔内への投薬を行う鼻腔用投薬器に
おいて、投薬器から噴霧される空気を螺旋流にし、薬品
を直進性をもったこの螺旋流によって搬送し、患者への
確実な投薬を行うことができる。 【構成】 薬品噴霧部14に形成した左,右の薬品通路
17には加速通路となる直線通路部17Bを形成する。
また、直線通路部17Bの先端側には螺旋溝19を形成
する。これにより、薬品を含んだ空気は、薬品通路17
の直線通路部17Bで加速され、螺旋溝19によって直
進性を有する螺旋流となる。この結果、薬品を患者の鼻
腔の鼻腔奥部内壁に確実に搬送できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カプセル内に充填した
粉体状の薬品を鼻腔内に投与するのに用いて好適な鼻腔
用投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鼻アレルギー、喘息等の患者に
粉体状薬品を鼻腔を介して投与して治療する方法が採用
されている。また、この治療法では専用の噴霧器を用い
て、カプセル内に充填した粉体状の薬品を鼻腔内へ投与
するようになっている。
【0003】さらに、この治療法に用いられる噴霧器と
して特開昭59−34267号公報(以下、従来技術と
いう)に示すものが知られている。
【0004】この従来技術における噴霧器では、円筒部
材の空気流入側にはポンプ部を設け、該円筒部材の空気
流出側にはカプセルが挿入される凹形状部を形成すると
共に、該円筒部材の先端側には薬品噴霧口となる開口部
を形成した先端部を着脱可能に設け、該円筒部材に先端
部を嵌合することによって内部にカプセル収容部を形成
している。さらに、前記円筒部材と先端部にかけて着脱
可能に嵌合するキャップを有し、該キャップ内には軸方
向に延びる針を設け、前記円筒部材に先端部を嵌合させ
た状態でキャップを装着することにより、カプセル収容
部内に収容されたカプセルの穴あけを行う構成となって
いる。
【0005】このように構成される従来技術では、まず
投薬の準備としてカプセルの穴あけ時には、粉体状の薬
品が充填されたカプセルを円筒部材の凹形状部に挿入し
た後に該円筒部材に先端部を嵌合してカプセルをカプセ
ル収容部に収容し、先端部の開口部内に針が挿通するよ
うにして該先端部からキャップを装着することによっ
て、該キャップ内に設けた針によってカプセルの軸方向
両側に穴をあける。
【0006】次に、薬品の投与時には、円筒部材からキ
ャップを外し、先端部を患者の片方の鼻腔に挿入し、ポ
ンプ部を押圧することにより、ポンプ部からの空気が空
気導入通路を介してカプセル内に流通し、該カプセル内
の薬品を開口部から患者の鼻腔内に噴霧し、鼻腔への挿
入を交互に交換して動作を繰返すことにより、患者への
薬品の投与を行うようになっている。
【0007】また、従来技術では鼻腔への投薬は左,右
の鼻腔に対して交互に行うために、カプセル収容部とカ
プセルとの間には隙間が設けられ、ポンプ部の1回のみ
の押圧動作でカプセル内の薬品が全部投与されないよう
にして、片方の鼻腔のみで約4回程度の動作でカプセル
内の薬品が投与されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による噴霧器は、カプセル内の薬品を投与(噴
霧)する場合に、ポンプ部からの空気によってカプセル
内の薬品を開口部から患者の鼻腔内に噴霧するものであ
るから、開口部から鼻腔に至るまでの間に薬品は拡散さ
れ、該薬品が鼻腔までの途中にある入口部に付着して確
実な投薬を行うことができないという問題がある。
【0009】さらに、従来技術による噴霧器は、カプセ
ルから開口部までの距離が短いために、開口部に向けて
排出される薬品には十分な加速が加わらず、鼻腔内まで
搬送される薬品が少なくなり、より投薬効率が低下する
という問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の種々の問題に
鑑みなされたもので、鼻腔内への投薬を確実に行うこと
ができるようにした鼻腔用投薬器を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による鼻腔用投薬
器は、内部に粉体状の薬品が充填されたカプセルを保持
するカプセル保持部と、該カプセル保持部内のカプセル
に向けて空気を供給するポンプ部と、前記カプセルに穴
をあけた状態で該ポンプ部から供給される空気によって
カプセル内の薬品を噴霧口から患者の鼻腔内に向けて噴
霧する薬品通路を有する薬品噴霧部とからなる。
【0012】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記薬品噴霧
部の薬品通路には、少なくとも噴霧口近傍に螺旋溝を形
成したことにある。
【0013】請求項2の発明は、前記薬品噴霧部の薬品
通路に直線部を形成し、前記螺旋溝は該直線部の先端側
に位置して形成したことにある。
【0014】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、ポンプ部から
供給される空気によってカプセル内から薬品通路側に流
出した薬品を含んだ空気は、薬品通路の噴霧口近傍に形
成された螺旋溝により該噴霧口から螺旋流となって放出
され、この螺旋流により薬品を空気に直進性を持たせ、
該薬品を患者の鼻腔の奥部内壁まで搬送することができ
る。
【0015】請求項2の発明のように、薬品通路に直線
部を形成し、この直線部の先端側に螺旋溝を設けること
により、カプセルから放出された薬品が薬品通路を通過
する間に直線部で加速され、旋回溝で旋回流とするか
ら、薬品の整流性、直進性を強め、該薬品を加速した状
態で患者の鼻腔に向けて噴出することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例による鼻腔用投薬器を
図1ないし図4に基づいて説明する。
【0017】図中、1は本実施例による鼻腔用投薬器を
示し、該鼻腔用投薬器1は後述するカプセルホルダ4と
薬品噴霧部14とを一体形成した投薬器本体2と、該投
薬器本体2内に収容されたカプセルに向けて空気を供給
するポンプ部12と、前記投薬器本体2内に設けられ、
カプセルの穴あけを行う穴あけ具20とから大略構成さ
れている。
【0018】2は投薬器本体を示し、該投薬器本体2は
樹脂材料によって段付の円柱状に形成され、その下側
(空気流入側)は小径部2Aとなり、該小径部2Aの外
周面には後述するポンプホルダ6のめねじ部7が螺着さ
れるおねじ部3が形成されると共に、該小径部2Aはカ
プセルホルダ4となっている。また、投薬器本体2の上
側(空気流出側)は大径部2Bとなり、該大径部2Bは
薬品噴霧部14となっている。
【0019】4は投薬器本体2の小径部2Aに形成さ
れ、カプセル保持部を構成するカプセルホルダを示し、
該カプセルホルダ4は小径の円柱状に形成され、その内
部には、端面に向けて開口するカプセル収容穴5が形成
され、該カプセル収容穴5内にはカプセルKを挿入した
後に、後述するポンプホルダ6のカプセル押え突起6E
を挿入することにより、該カプセルKをカプセル収容穴
5内に保持するようになっている。
【0020】6はカプセルKをカプセル収容穴5内に保
持するためのポンプホルダで、該ポンプホルダ6は、筒
部6A、開口部6Bおよび底部6Cから有底筒状に形成
されている。また、ポンプホルダ6には、底部6Cとの
間で後述する供給弁室8を画成する隔壁部6Dと、該隔
壁部6Dから開口部6Bに向けて突出し、カプセル収容
穴5内に挿入されることによりカプセルKを押えるカプ
セル押え突起6Eとが形成されている。
【0021】そして、前記筒部6Aの内周面にはおねじ
部3に螺着されるめねじ部7が刻設され、前記底部6C
と隔壁部6Dとの間には供給弁室8が画成され、底部6
Cにはポンプ部12からの空気を供給弁室8内に供給す
る空気供給通路9が穿設されている。さらに、前記隔壁
部6Dからカプセル押え突起6Eには供給弁室8と連通
する小径のカプセル流入側通路10が形成されると共
に、該隔壁部6Dには後述する薬品捕捉部25が形成さ
れている。
【0022】11はポンプホルダ6の供給弁室8内に位
置し、空気供給通路9に開閉可能に設けられた供給弁を
示し、該供給弁11はポンプ部12から空気が供給され
たときは開弁し、吸込み時には着座して空気供給通路9
を閉弁する。
【0023】12はポンプホルダ6を収容するように、
該ポンプホルダ6の外周に設けられたポンプ部を示し、
該ポンプ部12はゴム材料によって開口部12A,底部
12Bおよび周面が押圧部12Cとなった長球状に形成
され、その開口部12Aは溶着、接着等の手段で前記ポ
ンプホルダ6の開口部6Bと一体的に固着され、底部1
2Bの中央部には後述する吸込弁13が取付けられてい
る。
【0024】13は吸込弁を示し、該吸込弁13はポン
プ部12の底部12Bに形成され、ポンプ部12から空
気が供給されたときには閉弁し、吸込み時には開弁して
外部からポンプ部12内に空気を吸込むようになってい
る。
【0025】14は投薬器本体2の大径部2Bに形成さ
れた薬品噴霧部を示し、該薬品噴霧部14は大径の円柱
状に形成され、前記大径部2Bの端面には一対の鼻腔挿
入部15,15が突出形成されている。また、薬品噴霧
部14には、前記カプセルホルダ4のカプセル収容穴5
に連通するカプセル流出側通路16と、該カプセル流出
側通路16から左,右に分岐して略U字状に延びる2つ
の薬品通路17,17とが形成され、該各薬品通路17
の先端側には鼻腔挿入部15内に位置して独立した噴霧
口18,18となっている。
【0026】ここで、前記薬品通路17,17は、カプ
セル流出側通路16から左,右に分岐し上側に向けて湾
曲した分岐通路部17A,17Aと、該分岐通路部17
A,17Aから鼻腔挿入部15,15に向けて伸長した
加速通路となる直線通路部17B,17Bとから構成さ
れている。そして、該各直線通路部17Bは直線的かつ
長尺に形成されているから、該直線通路部17B内を通
過する間に、ポンプ部12からの空気流に整流性、直進
性を与えることができ、薬品を加速させた状態で噴霧口
18から勢いよく噴出させることができる。
【0027】19,19は螺旋溝を示し、該各螺旋溝1
9は各薬品通路17のうち直線通路部17Bの先端側に
形成されている。前記各螺旋溝19は、図4に示すよう
に、薬品通路17の直線通路部17Bで加速された薬品
に螺旋流に与え、この螺旋流を噴霧口18から患者の鼻
腔に向けて噴出するようになっている。
【0028】20は薬品噴霧部14内の軸方向に設けら
れた穴あけ具で、該穴あけ具20は、軸方向に摺動可能
に設けられたプッシャ21と、カプセル収容穴5とほぼ
同軸となるように該プッシャ21に固着され、先端側が
下側に向けて伸長して傾斜したカット針となる穿孔部2
2Aを有するピン22とから大略構成されている。
【0029】23はピン22の穿孔部22Aの下側に位
置したシールゴムを示し、該シールゴム23は弾性材料
により形成され、ピン22の周囲を包囲することによ
り、カプセル流出側通路16および各薬品通路17を流
れる薬品に対して粉体密でかつピン22に対して摺動可
能となっている。
【0030】24はカプセル流出側通路16の途中に位
置して薬品噴霧部14内に設けられた拡散室を示し、該
拡散室24はカプセル流出側通路16よりも拡径するよ
うに形成されている。そして、拡散室24はカプセル流
出側通路16との径方向寸法の違いにより空気流が該拡
散室24内で衝突し、薬品と空気をよく混合させて混合
度合を均一にするものである。
【0031】さらに、25はポンプホルダ6の隔壁部6
Dにカプセル押え突起6Eと同軸にかつ供給弁11と対
向するように、供給弁室8に突出して設けられた薬品捕
捉部で、該薬品捕捉部25の直径方向にはカプセル流入
側通路10と供給弁室8とを連通する捕捉通路25Aが
形成されている。そして、薬品捕捉部25は、穴あけ時
にピン22の穿孔部22AがカプセルKを貫通したとき
に供給弁11側に落下する薬品を捕捉通路25Aで捕捉
するようになっている。
【0032】なお、ポンプホルダ6とポンプ部12と
は、その開口部6Bと開口部12Aとを溶着または接着
等の手段で固着することによって一体化され、供給弁1
1、吸込弁13と共にポンプユニット26を構成し、当
該ポンプユニット26全体が投薬器本体2のカプセルホ
ルダ4に対して着脱可能となっている。
【0033】本実施例による鼻腔用投薬器1は上述の如
き構成を有するもので、次に、その取扱い動作について
説明する。
【0034】まず、投薬器本体2とポンプユニット26
を分離した状態で、カプセル収容穴5内にカプセルKを
挿入し、再度投薬器本体2にポンプユニット26を螺着
して取付ける。これにより、カプセルKはカプセル収容
穴5とポンプホルダ6のカプセル押え突起6Eとの間に
軸方向に押圧された状態で強固に固定される。
【0035】次に、カプセル収容穴5内にカプセルKを
固定したら、穴あけ具20のピン22をプッシャ21を
介して下向きに移動し、該ピン22の穿孔部22Aでカ
プセル収容穴5内のカプセルKに軸方向に貫通する貫通
穴H,Hを形成する(図2、参照)。そして、カプセル
Kに貫通穴H,Hを形成したら、ピン22を上方に戻し
てカプセルKの穴あけ作業が完了する。
【0036】また、この穴あけ作業時には、カプセルK
に形成した貫通穴Hから薬品が落下するものの、この薬
品は薬品捕捉部25によって捕捉される。
【0037】次に、カプセルK内の薬品を噴霧するに
は、左,右の鼻腔挿入部15,15を患者の左,右の鼻
腔内にそれぞれ挿入し、図2に示すように、ポンプ部1
2の押圧部12Cを矢示P方向に押圧する。
【0038】これにより、ポンプ部12からの空気流
は、空気供給通路9を閉塞していた供給弁11を開弁さ
せつつ、カプセル流入側通路10から貫通穴Hを介して
カプセルKに流れ込む。そして、カプセルKに流れ込ん
だ空気は該カプセルK内で薬品を攪拌しつつ、この薬品
と共に貫通穴H、カプセル流出側通路16、拡散室24
から左,右の薬品通路17側に流れ込むから、ポンプ部
12から供給される空気と共にカプセルK内の薬品を薬
品通路17,17の噴霧口18,18から患者の左,右
の鼻腔に噴霧することができる。なお、ポンプ部12
は、押圧部12Cへの押圧力を取除くことにより弾性で
二点鎖線で示す矢示R方向に復帰し、この復帰時には供
給弁11が閉弁し吸込弁13が開弁してポンプ部12内
に外気が吸込まれる。
【0039】ここで、本実施例による鼻腔用投薬器1で
は、薬品を含んだ空気は、各薬品通路17の直線通路部
17Bを通過する間に整流されると共に、直進性が与え
られている。しかも、各薬品通路17の直線通路部17
Bの先端側に螺旋溝19を形成したから、該各薬品通路
17の直線通路部17Bで加速された空気流が該螺旋溝
19によって直進性を有する螺旋流となり、該噴霧口1
8から放出される。これにより、噴霧口18から噴出さ
れる薬品を含んだ空気流は患者の鼻腔奥部内壁まで勢い
よく噴出することができる。
【0040】この結果、噴霧口18から噴出される空気
は、薬品通路17の直線通路部17Bを通過する間に加
速されると共に、該薬品通路17の噴霧口18近傍に形
成した螺旋溝19によって直進性をもった螺旋流とし
て、該噴霧口18から放出される。これにより、噴霧口
18から噴霧された薬品に直進性を持たせることがで
き、薬品が鼻腔入口部に付着するのを防止し、患者の鼻
腔の奥部内壁まで確実に搬送することができる。
【0041】一方、上述した投薬時には、カプセルKか
ら薬品と共に流出した空気がカプセル流出側通路16を
介して拡散室24に流入するから、カプセル流出側通路
16と拡散室24との径寸法の違いにより、該拡散室2
4内で空気流が衝突して薬品との混合度合が均一にな
る。
【0042】また、カプセルKの穴あけ時に該カプセル
K内から落下して薬品捕捉部25内に捕捉された薬品
は、投薬時にポンプ部12から供給される空気流によっ
てカプセルK側に戻されて患者に投与される。
【0043】かくして、本実施例によれば、各薬品通路
17に噴霧口18側に向けて直線的かつ長尺に形成され
た直線通路部17Bを設けることにより、該各直線通路
部17Bで薬品を含んだ空気に加速度が加わるようにす
ると共に、直線通路部17Bの先端側には螺旋溝19を
形成したから、各噴霧口18から患者の左,右の鼻腔の
奥部内壁に向けて薬品を勢いよく噴霧するとができ、投
薬効率を高めることができる。
【0044】一方、カプセル流出側通路16の途中に拡
散室24を形成しているから、カプセルKから流出する
薬品を含んだ空気を該拡散室24内で衝突させ、空気に
混ざる薬品を均一にして各薬品通路17側に流すことが
でき、患者の左,右の鼻腔に投与される薬品量を均一に
して、投薬効率を高めることができる。
【0045】さらに、カプセル収容穴5の下側に薬品捕
捉部25を設け、カプセルK内から落下する薬品を該薬
品捕捉部25で捕捉すると共に、該薬品捕捉部25に捕
捉した薬品を次の投薬動作時にカプセルK側に戻すよう
にしているから、鼻腔用投薬器1内に残る薬品の量を低
減でき、カプセルK内に充填された薬品の規定量を確実
に患者に投与することができると共に、当該鼻腔用投薬
器1の清掃頻度を減らすことができる。
【0046】なお、前記各実施例では、ポンプホルダ6
にカプセル押え突起6E、供給弁室8、薬品捕捉部25
等を一体に形成した場合を例示したが、これらの部材を
それぞれ別体に設けて組立てるようにしてもよい。
【0047】また、ポンプホルダ6、ポンプ部12等を
一体化してポンプユニット26を構成したが、ポンプホ
ルダ6の開口部6Bを投薬器本体2のカプセルホルダ4
外周に着脱可能に取付け、ポンプ部12の開口部12A
を薬品噴霧部14外周に取付けることにより、ポンプホ
ルダ6とポンプ部12とをそれぞれ別々に投薬器本体2
に取付けるようにしてもよい。
【0048】さらに、前記実施例では、左,右の薬品通
路17の直線通路部17Bに螺旋溝19を形成するよう
にしたが、本発明はこれに限らず、薬品通路17の全長
に亘って螺旋溝を形成してもよいことは勿論である。
【0049】また、前記実施例による投薬器本体2で
は、患者の左,右の鼻腔に同時に投薬できるようにした
が、本発明はこれに限らず、薬品通路を1つにして交互
に左,右の鼻腔に鼻腔挿入部を挿入して投薬する鼻腔用
投薬器に適用してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、カプセル内から薬品通路側に流出した薬品を含ん
だ空気は、少なくとも薬品通路の噴霧口近傍に形成され
た螺旋溝によって螺旋流となって該噴霧口から噴霧さ
れ、この直線性を持った螺旋流によって鼻腔の奥部まで
確実に搬送でき、投薬効率を高めることができる。
【0051】請求項2の発明では、薬品通路に直線部を
形成し、この直線部の先端側に螺旋溝を設けることによ
り、カプセルから放出された薬品が薬品通路を通過する
間に直線部で加速され、旋回溝で旋回流となるから、薬
品の整流性、直進性を強め、該薬品を加速した状態で患
者の鼻腔奥部内壁まで勢いよく搬送することができ、薬
品の投薬効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による鼻腔用投薬器を示す断面
図である。
【図2】ポンプ部を押圧して薬品通路から薬品を噴霧し
ている状態を示す図1と同様位置の断面図である。
【図3】本発明の実施例による薬品噴霧部を示す図2中
の要部拡大断面図である。
【図4】噴霧口から薬品を噴霧している状態を示す拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 鼻腔用投薬器 4 カプセルホルダ(カプセル保持部) 5 カプセル収容穴 12 ポンプ部 14 薬品噴霧部 17 薬品通路(薬品拡散手段) 17B 直線通路部(直線部) 18 噴霧口 19 螺旋溝 K カプセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に粉体状の薬品が充填されたカプセ
    ルを保持するカプセル保持部と、該カプセル保持部内の
    カプセルに向けて空気を供給するポンプ部と、前記カプ
    セルに穴をあけた状態で該ポンプ部から供給される空気
    によってカプセル内の薬品を噴霧口から患者の鼻腔内に
    向けて噴霧する薬品通路を有する薬品噴霧部とからなる
    鼻腔用投薬器において、前記薬品噴霧部の薬品通路に
    は、少なくとも噴霧口近傍に螺旋溝を形成したことを特
    徴とする鼻腔用投薬器。
  2. 【請求項2】 前記薬品噴霧部の薬品通路に直線部を形
    成し、前記螺旋溝は該直線部の先端側に位置して形成し
    てなる請求項1記載の鼻腔用投薬器。
JP15386595A 1995-05-29 1995-05-29 鼻腔用投薬器 Pending JPH08322934A (ja)

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