JPH09254002A - 研磨方法および研磨装置 - Google Patents
研磨方法および研磨装置Info
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- JPH09254002A JPH09254002A JP8058821A JP5882196A JPH09254002A JP H09254002 A JPH09254002 A JP H09254002A JP 8058821 A JP8058821 A JP 8058821A JP 5882196 A JP5882196 A JP 5882196A JP H09254002 A JPH09254002 A JP H09254002A
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- polishing
- polishing tool
- tool
- grinding tool
- grinding
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】研磨工具の制御が簡単で、しかも研磨工具の寿
命を延ばすことが可能な研磨方法及び研磨装置を提供す
る。 【解決手段】加工面上の凸部8a1が研磨工具14の移
動予定路上に存在した場合に、回転中の研磨工具14の
底面部14aを加工面に接触させることなく研磨工具1
4の周縁部14bを凸部8a1に当てて該凸部8a1を除
去する。
命を延ばすことが可能な研磨方法及び研磨装置を提供す
る。 【解決手段】加工面上の凸部8a1が研磨工具14の移
動予定路上に存在した場合に、回転中の研磨工具14の
底面部14aを加工面に接触させることなく研磨工具1
4の周縁部14bを凸部8a1に当てて該凸部8a1を除
去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する研磨工具
を加工面に押し当てながら、該研磨工具と前記加工面と
を相対的に移動させて加工面の研磨を行う研磨方法及び
研磨装置に関し、特に、ミラーやレンズなどの光学素子
の研磨加工に好適な研磨方法及び研磨装置に関する。
を加工面に押し当てながら、該研磨工具と前記加工面と
を相対的に移動させて加工面の研磨を行う研磨方法及び
研磨装置に関し、特に、ミラーやレンズなどの光学素子
の研磨加工に好適な研磨方法及び研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミラーやレンズなどの光学素子の研磨加
工では、その前加工として、通常、研削加工が行われ
る。研削加工を終えた加工表面には、ある程度の凹凸が
残っているのが普通であり、これを研磨加工にて除去す
るのである。加工表面の凹凸を除去しない場合、光学素
子の光学性能が著しく低下してしまう。例えば、与えら
れた光束を目的の箇所に集光させる光学素子の場合、加
工表面の凹凸によって、その集光点がずれてしまうか、
目的の箇所での光束径が必要以上に大きくなってしま
う。
工では、その前加工として、通常、研削加工が行われ
る。研削加工を終えた加工表面には、ある程度の凹凸が
残っているのが普通であり、これを研磨加工にて除去す
るのである。加工表面の凹凸を除去しない場合、光学素
子の光学性能が著しく低下してしまう。例えば、与えら
れた光束を目的の箇所に集光させる光学素子の場合、加
工表面の凹凸によって、その集光点がずれてしまうか、
目的の箇所での光束径が必要以上に大きくなってしま
う。
【0003】従来の研磨装置としては、例えば、特開昭
62−173167号公報に記載されているものがあ
る。この研磨装置は、図5及び図6に示すような構成を
有する。両図において、研磨対象物である光学素子31
は、テーブル32に固着されている。テーブル32は、
支持軸33に支持されている。支持軸33は、歯車対3
4を介してテーブル駆動モータ35のモータ軸に連結し
ている。支持軸33の回転角度は、回転角度位置検出器
36で検出される。研磨工具37は、工具軸38に固定
されている。工具軸38は、ホルダー39に回転可能に
保持されている。ホルダー39には、研磨工具駆動モー
タ40が設けられており、この研磨工具駆動モータ40
が工具軸38を回転させる。一方、ホルダー39は揺動
可能なアーム41に支持されている。アーム41は、案
内構造42にスライド可能に支持された送りコラム43
に取り付けられている。送りコラム43には、送りねじ
44を介して送りモータ45が連結している。送りコラ
ム43の位置は、送り位置検出器46で検出される。送
り位置検出器46、回転角度位置検出器36、送りモー
タ45、及び、研磨工具駆動モータ40のそれぞれは、
制御装置47に接続している。制御装置47は、各検出
器の検出結果をもとに各モータを制御する。具体的に
は、研磨工具37の回転速度(=所定時間当たりの回転
数)を変化させることで、その研磨量を調節し、光学素
子31の加工面の研磨を行っていく。例えば、加工面に
存在する凸部に研磨工具37が差し掛かったら、研磨工
具37の回転速度を上げ、この凸部を局所的に除去す
る。凸部以外の箇所は、回転速度を落して通常の研磨を
行う。
62−173167号公報に記載されているものがあ
る。この研磨装置は、図5及び図6に示すような構成を
有する。両図において、研磨対象物である光学素子31
は、テーブル32に固着されている。テーブル32は、
支持軸33に支持されている。支持軸33は、歯車対3
4を介してテーブル駆動モータ35のモータ軸に連結し
ている。支持軸33の回転角度は、回転角度位置検出器
36で検出される。研磨工具37は、工具軸38に固定
されている。工具軸38は、ホルダー39に回転可能に
保持されている。ホルダー39には、研磨工具駆動モー
タ40が設けられており、この研磨工具駆動モータ40
が工具軸38を回転させる。一方、ホルダー39は揺動
可能なアーム41に支持されている。アーム41は、案
内構造42にスライド可能に支持された送りコラム43
に取り付けられている。送りコラム43には、送りねじ
44を介して送りモータ45が連結している。送りコラ
ム43の位置は、送り位置検出器46で検出される。送
り位置検出器46、回転角度位置検出器36、送りモー
タ45、及び、研磨工具駆動モータ40のそれぞれは、
制御装置47に接続している。制御装置47は、各検出
器の検出結果をもとに各モータを制御する。具体的に
は、研磨工具37の回転速度(=所定時間当たりの回転
数)を変化させることで、その研磨量を調節し、光学素
子31の加工面の研磨を行っていく。例えば、加工面に
存在する凸部に研磨工具37が差し掛かったら、研磨工
具37の回転速度を上げ、この凸部を局所的に除去す
る。凸部以外の箇所は、回転速度を落して通常の研磨を
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例では、加工面の凹凸に合わせて研磨工具の回転数を
頻繁に変える必要がある。研磨工具の位置決めだけでな
く、その回転数まで調節することになれば、制御が複雑
化してしまう。また、凸部が存在する度に研磨工具の回
転数を上げることは、装置にとっても好ましいことでは
ない。また、研磨工具については、その底面で常に研磨
が行われるため、この部分のみが損耗することになる。
損耗が進んだ工具については、当然新たな工具に交換さ
れるが、この交換作業を何度も繰り返していては、加工
時間が長くなる。
来例では、加工面の凹凸に合わせて研磨工具の回転数を
頻繁に変える必要がある。研磨工具の位置決めだけでな
く、その回転数まで調節することになれば、制御が複雑
化してしまう。また、凸部が存在する度に研磨工具の回
転数を上げることは、装置にとっても好ましいことでは
ない。また、研磨工具については、その底面で常に研磨
が行われるため、この部分のみが損耗することになる。
損耗が進んだ工具については、当然新たな工具に交換さ
れるが、この交換作業を何度も繰り返していては、加工
時間が長くなる。
【0005】このような問題点を鑑み、本発明の目的
は、研磨工具の制御が簡単で、しかも研磨工具の寿命を
延ばすことが可能な研磨方法及び研磨装置を提供するこ
とにある。
は、研磨工具の制御が簡単で、しかも研磨工具の寿命を
延ばすことが可能な研磨方法及び研磨装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の研磨方法の一態様によれば、回転する研磨工
具の底面部を加工面に押し当てながら、該研磨工具と前
記加工面とを相対的に移動させて加工面の研磨を行う研
磨方法において、前記加工面の凸部が前記研磨工具の移
動予定路上に存在した場合に、回転中の研磨工具の底面
部を前記加工面に接触させることなく当該研磨工具の周
縁部を前記凸部に当てて該凸部を除去することを特徴と
する研磨方法が提供される。
の本発明の研磨方法の一態様によれば、回転する研磨工
具の底面部を加工面に押し当てながら、該研磨工具と前
記加工面とを相対的に移動させて加工面の研磨を行う研
磨方法において、前記加工面の凸部が前記研磨工具の移
動予定路上に存在した場合に、回転中の研磨工具の底面
部を前記加工面に接触させることなく当該研磨工具の周
縁部を前記凸部に当てて該凸部を除去することを特徴と
する研磨方法が提供される。
【0007】上記目的を達成するための本発明の研磨装
置の一態様によれば、回転する研磨工具の底面部を加工
面に押し当てながら、該研磨工具と前記加工面とを相対
的に移動させて加工面の研磨を行う研磨装置において、
研磨前の加工面の面形状に関する面形状情報を記憶する
記憶手段と、前記面形状情報に基づいて前記研磨工具の
位置決めを行う位置決め手段とを備え、前記位置決め手
段は、回転中の研磨工具の底面部及び周縁部を選択的に
加工面に押し当てながら前記研磨工具を移動させること
を特徴とする研磨装置が提供される。
置の一態様によれば、回転する研磨工具の底面部を加工
面に押し当てながら、該研磨工具と前記加工面とを相対
的に移動させて加工面の研磨を行う研磨装置において、
研磨前の加工面の面形状に関する面形状情報を記憶する
記憶手段と、前記面形状情報に基づいて前記研磨工具の
位置決めを行う位置決め手段とを備え、前記位置決め手
段は、回転中の研磨工具の底面部及び周縁部を選択的に
加工面に押し当てながら前記研磨工具を移動させること
を特徴とする研磨装置が提供される。
【0008】上記目的を達成するための本発明の研磨装
置のその他の態様によれば、回転する研磨工具を加工面
に押し当てながら、該研磨工具と前記加工面とを相対的
に移動させて加工面の研磨を行う研磨装置において、前
記加工面の面形状に関する面形状情報を記憶する記憶手
段と、前記面形状情報に基づいて前記研磨工具の位置決
めを行う位置決め手段とを備え、前記位置決め手段は、
前記研磨工具の回転軸を前記加工面に対して略垂直に保
ちつつ該研磨工具を移動させて研磨を行い、該研磨工具
の移動予定路上に該加工面の凸部が存在した場合には、
前記研磨工具の回転軸を該加工面の垂線に対して傾け、
傾けた研磨工具で前記凸部を除去すること特徴とする研
磨装置が提供される。
置のその他の態様によれば、回転する研磨工具を加工面
に押し当てながら、該研磨工具と前記加工面とを相対的
に移動させて加工面の研磨を行う研磨装置において、前
記加工面の面形状に関する面形状情報を記憶する記憶手
段と、前記面形状情報に基づいて前記研磨工具の位置決
めを行う位置決め手段とを備え、前記位置決め手段は、
前記研磨工具の回転軸を前記加工面に対して略垂直に保
ちつつ該研磨工具を移動させて研磨を行い、該研磨工具
の移動予定路上に該加工面の凸部が存在した場合には、
前記研磨工具の回転軸を該加工面の垂線に対して傾け、
傾けた研磨工具で前記凸部を除去すること特徴とする研
磨装置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は、本実施形態の研磨装置の正面図で
ある。図2は、本実施形態の研磨装置の平面図である。
両図に示すように、本研磨装置は、基礎に固定されたベ
ース1と、ベース1に設置された門型コラム2とを有す
る。ベース1の中央部には、テーブル3をX軸方向に案
内するための案内構造4が設けられている。テーブル3
には、送りねじ5を介してX軸方向駆動モータ6が連結
している。X軸方向駆動モータ6の駆動により、テーブ
ル3は、案内構造4に沿って移動する。テーブル3のX
軸方向の位置は、X軸方向位置検出器7で検出される。
テーブル3には、研磨対象物である光学素子8が載置さ
れている。門型コラム2の橋梁部2aには、スライダ9
をX軸と垂直な方向(Y軸方向)に案内するための案内
面(図示省略)が形成されている。スライダ9には、送
りねじ10を介してY軸方向駆動モータ11が連結して
いる。Y軸方向駆動モータ11の駆動により、スライダ
9は、橋梁部2aの案内面に沿って移動する。スライダ
9のY軸方向の位置は、Y軸方向位置検出器12で検出
される。光学素子8の加工面8aを研磨するための研磨
工具14は、工具軸(回転軸)17に固定されており、
工具軸17とホルダー13との間には、工具軸17を回
転させるための研磨工具駆動モータ18と、研磨工具1
4を加工面8aに押し当てるための加圧機構19が設け
られている。研磨工具14の先端部分は、半球状の弾性
体(例えば、ゴム)で形成されている。研磨作業中にお
ける、研磨工具14と加工面8aとの接触面積は、加工
面8aの全面積の数分の一(例えば、1/4〜1/6)
である。加圧機構19の上部は、研磨工具14がX軸回
り(A方向)及びY軸回り(B方向)の両方向の回転運
動が行えるよう、ホルダー13に揺動自在に支持されて
いる。ホルダー13は、スライダ9の下面部に固定され
ている。ホルダー13には、A方向回転モータ15及び
B方向回転モータ16が取り付けられている。A方向回
転モータ15の駆動により研磨工具14がA方向に回転
し、B方向回転モータ16の駆動により研磨工具14が
B方向に回転する。ホルダー13には、さらに、A方向
回転モータ15のモータ軸(図示省略)の回転角度を検
出するA方向回転位置検出器20と、B方向回転モータ
16のモータ軸(図示省略)の回転角度を検出するB方
向回転位置検出器21も取付けられている。各検出器
(X軸方向位置検出器7、Y軸方向位置検出器12、A
方向回転位置検出器20、及び、B方向回転位置検出器
21)や各モータ(X軸方向駆動モータ6、Y軸方向駆
動モータ11、A方向回転モータ15、B方向回転モー
タ16、及び、研磨工具駆動モータ18)は、それぞれ
制御装置22に接続している。制御装置22は、各検出
器から送られた検出信号と、研磨を開始する前の加工面
1aの面形状に関する面形状情報をもとに所定の演算を
行い、駆動信号を各モータに与えるもので、CPUやメ
モリを含んで構成されている。メモリには、CPUで実
行されるプログラムのほか、前述の面形状情報も予め格
納されている。光学素子8は、研削工程を終えた後、加
工面8aの面形状を測定され、この測定結果が面形状情
報としてメモリに格納される。前述したX軸方向位置検
出器7やY軸方向位置検出器12については、一般的な
リニアエンコーダを用いて実現可能である。A方向回転
位置検出器20やB方向回転位置検出器21について
は、ロータリーエンコーダを用いることができる。加圧
機構19は、例えば、エアシリンダであっても構わな
い。
ある。図2は、本実施形態の研磨装置の平面図である。
両図に示すように、本研磨装置は、基礎に固定されたベ
ース1と、ベース1に設置された門型コラム2とを有す
る。ベース1の中央部には、テーブル3をX軸方向に案
内するための案内構造4が設けられている。テーブル3
には、送りねじ5を介してX軸方向駆動モータ6が連結
している。X軸方向駆動モータ6の駆動により、テーブ
ル3は、案内構造4に沿って移動する。テーブル3のX
軸方向の位置は、X軸方向位置検出器7で検出される。
テーブル3には、研磨対象物である光学素子8が載置さ
れている。門型コラム2の橋梁部2aには、スライダ9
をX軸と垂直な方向(Y軸方向)に案内するための案内
面(図示省略)が形成されている。スライダ9には、送
りねじ10を介してY軸方向駆動モータ11が連結して
いる。Y軸方向駆動モータ11の駆動により、スライダ
9は、橋梁部2aの案内面に沿って移動する。スライダ
9のY軸方向の位置は、Y軸方向位置検出器12で検出
される。光学素子8の加工面8aを研磨するための研磨
工具14は、工具軸(回転軸)17に固定されており、
工具軸17とホルダー13との間には、工具軸17を回
転させるための研磨工具駆動モータ18と、研磨工具1
4を加工面8aに押し当てるための加圧機構19が設け
られている。研磨工具14の先端部分は、半球状の弾性
体(例えば、ゴム)で形成されている。研磨作業中にお
ける、研磨工具14と加工面8aとの接触面積は、加工
面8aの全面積の数分の一(例えば、1/4〜1/6)
である。加圧機構19の上部は、研磨工具14がX軸回
り(A方向)及びY軸回り(B方向)の両方向の回転運
動が行えるよう、ホルダー13に揺動自在に支持されて
いる。ホルダー13は、スライダ9の下面部に固定され
ている。ホルダー13には、A方向回転モータ15及び
B方向回転モータ16が取り付けられている。A方向回
転モータ15の駆動により研磨工具14がA方向に回転
し、B方向回転モータ16の駆動により研磨工具14が
B方向に回転する。ホルダー13には、さらに、A方向
回転モータ15のモータ軸(図示省略)の回転角度を検
出するA方向回転位置検出器20と、B方向回転モータ
16のモータ軸(図示省略)の回転角度を検出するB方
向回転位置検出器21も取付けられている。各検出器
(X軸方向位置検出器7、Y軸方向位置検出器12、A
方向回転位置検出器20、及び、B方向回転位置検出器
21)や各モータ(X軸方向駆動モータ6、Y軸方向駆
動モータ11、A方向回転モータ15、B方向回転モー
タ16、及び、研磨工具駆動モータ18)は、それぞれ
制御装置22に接続している。制御装置22は、各検出
器から送られた検出信号と、研磨を開始する前の加工面
1aの面形状に関する面形状情報をもとに所定の演算を
行い、駆動信号を各モータに与えるもので、CPUやメ
モリを含んで構成されている。メモリには、CPUで実
行されるプログラムのほか、前述の面形状情報も予め格
納されている。光学素子8は、研削工程を終えた後、加
工面8aの面形状を測定され、この測定結果が面形状情
報としてメモリに格納される。前述したX軸方向位置検
出器7やY軸方向位置検出器12については、一般的な
リニアエンコーダを用いて実現可能である。A方向回転
位置検出器20やB方向回転位置検出器21について
は、ロータリーエンコーダを用いることができる。加圧
機構19は、例えば、エアシリンダであっても構わな
い。
【0011】つぎに、本研磨装置の動作について説明す
る。ここでは、研磨対象物として直径約200mmの光
学素子8を用いることとする。この光学素子8は、光学
ガラスで形成されており、加工面8aについては、既に
研削加工を受けた状態にある。加工面8aには、研削加
工で除去できなかった凹凸(波長:約10〜20mm、
高さ:約0.1μm)が残っており、この加工面上の凹
凸を本研磨装置を用いて研磨する。加工面8aの面形状
については、予め面形状測定装置で測定しており、その
測定結果を面形状情報として制御装置22のメモリに格
納している。面形状測定装置としては、例えば、干渉計
や3次元座標測定装置を用いればよい。面形状情報に
は、加工面全面における凹凸の位置と、その度合いが詳
細に規定されている。制御装置22は、この面形状情報
と、各位置検出機器の検出結果に基づいて、各駆動モー
タに指令を与え、加工面8aに対する研磨工具14の位
置や姿勢、研磨工具14の所定時間あたりの回転数を設
定する。具体的には、研磨工具駆動モータ18を制御す
ることで研磨工具14の回転数を設定し、X軸方向駆動
モータ6及びY軸方向駆動モータ11を制御すること
で、回転中の研磨工具14のX−Y方向の位置決めを行
い、A方向回転モータ15及びB方向回転モータ16を
制御することで、支点(加圧機構19の上部)を中心と
する研磨工具14の回転角を設定する。なお、本実施形
態の研磨装置では、後述する理由により、研磨工具14
の回転数を一定にした状態で研磨を行うことができる。
る。ここでは、研磨対象物として直径約200mmの光
学素子8を用いることとする。この光学素子8は、光学
ガラスで形成されており、加工面8aについては、既に
研削加工を受けた状態にある。加工面8aには、研削加
工で除去できなかった凹凸(波長:約10〜20mm、
高さ:約0.1μm)が残っており、この加工面上の凹
凸を本研磨装置を用いて研磨する。加工面8aの面形状
については、予め面形状測定装置で測定しており、その
測定結果を面形状情報として制御装置22のメモリに格
納している。面形状測定装置としては、例えば、干渉計
や3次元座標測定装置を用いればよい。面形状情報に
は、加工面全面における凹凸の位置と、その度合いが詳
細に規定されている。制御装置22は、この面形状情報
と、各位置検出機器の検出結果に基づいて、各駆動モー
タに指令を与え、加工面8aに対する研磨工具14の位
置や姿勢、研磨工具14の所定時間あたりの回転数を設
定する。具体的には、研磨工具駆動モータ18を制御す
ることで研磨工具14の回転数を設定し、X軸方向駆動
モータ6及びY軸方向駆動モータ11を制御すること
で、回転中の研磨工具14のX−Y方向の位置決めを行
い、A方向回転モータ15及びB方向回転モータ16を
制御することで、支点(加圧機構19の上部)を中心と
する研磨工具14の回転角を設定する。なお、本実施形
態の研磨装置では、後述する理由により、研磨工具14
の回転数を一定にした状態で研磨を行うことができる。
【0012】以上のような制御を受けて研磨工具14
は、具体的には、図3及び図4の如く動作する。なお、
加圧機構19は、回転中の研磨工具14を加工面8aに
常に押し付けている。加工面8aには、研磨作業中、研
磨剤が供給される。
は、具体的には、図3及び図4の如く動作する。なお、
加圧機構19は、回転中の研磨工具14を加工面8aに
常に押し付けている。加工面8aには、研磨作業中、研
磨剤が供給される。
【0013】図3において、研磨工具14は、回転しな
がら加工面上をC方向に移動している。研磨工具14の
底面部14aは、研磨剤を介して加工面上を摺動し、こ
れにより、凸部8a1の存在しない箇所の研磨が行われ
る。この際、研磨工具14の回転軸17は、加工面8a
に対して略垂直に設定される。研磨工具14の回転数
は、およそ100rpmに設定している。
がら加工面上をC方向に移動している。研磨工具14の
底面部14aは、研磨剤を介して加工面上を摺動し、こ
れにより、凸部8a1の存在しない箇所の研磨が行われ
る。この際、研磨工具14の回転軸17は、加工面8a
に対して略垂直に設定される。研磨工具14の回転数
は、およそ100rpmに設定している。
【0014】そして、研磨工具14が凸部8a1に差し
掛かったら、制御装置22は、研磨工具14を図4の様
に傾けて周縁部14bを凸部8a1に当て、該凸部8a1
の除去を行う。研磨工具14の周速は、周縁部で最大と
なり、回転中心に近付くほど小さくなるが、研磨量につ
いても、これと同じことが言える。すなわち、研磨工具
14は、その周縁部での研磨量が最大となり、本実施形
態では、この周縁部を用いて凸部8a1を除去してい
く。このようにすれば、底面部14aを単に凸部8a1
に当てて研磨を行う場合と比較して、凸部8a1の除去
時間が短くなる。また、本実施形態によれば、研磨工具
14の回転数を変えることなく研磨量を任意に変えるこ
とができるので、研磨作業中において研磨工具14の回
転数に関する複雑な制御を行う必要がない。さらに、凸
部8a1が存在する箇所と、存在しない箇所とで、研磨
工具14の使用箇所を変えているので、研磨工具14の
全体が偏りなく損耗し、結果として研磨工具を長く使用
することができるようになる。なお、制御装置22は、
研磨工具14の移動予定路(図4の場合はC方向)に凸
部が存在するか否かについては、前述した面形状情報で
把握しており、この面形状情報を用いて加工面8aの全
ての凸部を除去していく。
掛かったら、制御装置22は、研磨工具14を図4の様
に傾けて周縁部14bを凸部8a1に当て、該凸部8a1
の除去を行う。研磨工具14の周速は、周縁部で最大と
なり、回転中心に近付くほど小さくなるが、研磨量につ
いても、これと同じことが言える。すなわち、研磨工具
14は、その周縁部での研磨量が最大となり、本実施形
態では、この周縁部を用いて凸部8a1を除去してい
く。このようにすれば、底面部14aを単に凸部8a1
に当てて研磨を行う場合と比較して、凸部8a1の除去
時間が短くなる。また、本実施形態によれば、研磨工具
14の回転数を変えることなく研磨量を任意に変えるこ
とができるので、研磨作業中において研磨工具14の回
転数に関する複雑な制御を行う必要がない。さらに、凸
部8a1が存在する箇所と、存在しない箇所とで、研磨
工具14の使用箇所を変えているので、研磨工具14の
全体が偏りなく損耗し、結果として研磨工具を長く使用
することができるようになる。なお、制御装置22は、
研磨工具14の移動予定路(図4の場合はC方向)に凸
部が存在するか否かについては、前述した面形状情報で
把握しており、この面形状情報を用いて加工面8aの全
ての凸部を除去していく。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、研磨工具の回転速度を
一定にした状態で研磨量を任意に調整することができる
ので、従来行われていた研磨工具の回転速度に関する制
御が不要となる。また、研磨工具全体が研磨に使用され
るため、研磨工具の一部分のみを用いていた従来と比較
して研磨工具の交換時期を延ばすことができる。また、
加工面に存在する凸部のみを正確に除去することができ
るため、高精度な仕上げ面を得ることができる。
一定にした状態で研磨量を任意に調整することができる
ので、従来行われていた研磨工具の回転速度に関する制
御が不要となる。また、研磨工具全体が研磨に使用され
るため、研磨工具の一部分のみを用いていた従来と比較
して研磨工具の交換時期を延ばすことができる。また、
加工面に存在する凸部のみを正確に除去することができ
るため、高精度な仕上げ面を得ることができる。
【図1】本発明に係る研磨装置の一実施形態の正面図。
【図2】本発明に係る研磨装置の一実施形態の平面図。
【図3】本発明に係る研磨装置の一実施形態の研磨工具
の動作に関する説明図(その1)。
の動作に関する説明図(その1)。
【図4】本発明に係る研磨装置の一実施形態の研磨工具
の動作に関する説明図(その2)。
の動作に関する説明図(その2)。
【図5】従来の研磨装置の部分断面図。
【図6】図5の研磨装置の平面図。
1:ベース、 2:門型コラム、 2a:橋梁部、
3、32:テーブル、4、42:案内構造、 5、1
0、44:送りねじ、 6:X軸方向駆動モータ、
7:X軸方向位置検出器、 8、31:光学素子、 8
a:加工面、 9:スライダ、 11:Y軸方向駆動モ
ータ、 12:Y軸方向位置検出器、 13、39:ホ
ルダー、 14、37:研磨工具、 14a:底面部、
14b:周縁部、 15:A方向回転モータ、 16:
B方向回転モータ、 17、38:工具軸、 18、4
0:研磨工具駆動モータ、 19:加圧機構、 20:
A方向回転位置検出器、 21:B方向回転位置検出
器、 22、47:制御装置、33:支持軸、 34:
歯車対、 35:テーブル駆動モータ、 36:回転角
度位置検出器、 41:アーム、 43:送りコラム、
45:送りモータ、46:送り位置検出器
3、32:テーブル、4、42:案内構造、 5、1
0、44:送りねじ、 6:X軸方向駆動モータ、
7:X軸方向位置検出器、 8、31:光学素子、 8
a:加工面、 9:スライダ、 11:Y軸方向駆動モ
ータ、 12:Y軸方向位置検出器、 13、39:ホ
ルダー、 14、37:研磨工具、 14a:底面部、
14b:周縁部、 15:A方向回転モータ、 16:
B方向回転モータ、 17、38:工具軸、 18、4
0:研磨工具駆動モータ、 19:加圧機構、 20:
A方向回転位置検出器、 21:B方向回転位置検出
器、 22、47:制御装置、33:支持軸、 34:
歯車対、 35:テーブル駆動モータ、 36:回転角
度位置検出器、 41:アーム、 43:送りコラム、
45:送りモータ、46:送り位置検出器
Claims (3)
- 【請求項1】回転する研磨工具の底面部を加工面に押し
当てながら、該研磨工具と前記加工面とを相対的に移動
させて加工面の研磨を行う研磨方法において、 前記加工面の凸部が前記研磨工具の移動予定路上に存在
した場合に、回転中の研磨工具の底面部を前記加工面に
接触させることなく当該研磨工具の周縁部を前記凸部に
当てて該凸部を除去することを特徴とする研磨方法。 - 【請求項2】回転する研磨工具の底面部を加工面に押し
当てながら、該研磨工具と前記加工面とを相対的に移動
させて加工面の研磨を行う研磨装置において、 研磨前の加工面の面形状に関する面形状情報を記憶する
記憶手段と、 前記面形状情報に基づいて前記研磨工具の位置決めを行
う位置決め手段とを備え、 前記位置決め手段は、 回転中の研磨工具の底面部及び周縁部を選択的に加工面
に押し当てながら前記研磨工具を移動させることを特徴
とする研磨装置。 - 【請求項3】回転する研磨工具を加工面に押し当てなが
ら、該研磨工具と前記加工面とを相対的に移動させて加
工面の研磨を行う研磨装置において、 前記加工面の面形状に関する面形状情報を記憶する記憶
手段と、 前記面形状情報に基づいて前記研磨工具の位置決めを行
う位置決め手段とを備え、 前記位置決め手段は、 前記研磨工具の回転軸を前記加工面に対して略垂直に保
ちつつ該研磨工具を移動させて研磨を行い、該研磨工具
の移動予定路上に該加工面の凸部が存在した場合には、
前記研磨工具の回転軸を該加工面の垂線に対して傾け、
傾けた研磨工具で前記凸を除去すること特徴とする研磨
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8058821A JPH09254002A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 研磨方法および研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8058821A JPH09254002A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 研磨方法および研磨装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09254002A true JPH09254002A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13095305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8058821A Pending JPH09254002A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 研磨方法および研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09254002A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6428252B1 (en) * | 1997-04-02 | 2002-08-06 | Tino Oldani | Method for machining |
| CN108179666A (zh) * | 2018-01-27 | 2018-06-19 | 安徽辉瑞轨道智能设备有限公司 | 具有道岔打磨功能的轨道打磨机 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8058821A patent/JPH09254002A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6428252B1 (en) * | 1997-04-02 | 2002-08-06 | Tino Oldani | Method for machining |
| CN108179666A (zh) * | 2018-01-27 | 2018-06-19 | 安徽辉瑞轨道智能设备有限公司 | 具有道岔打磨功能的轨道打磨机 |
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