JPH09254104A - フィンガ用カッタおよびフィンガの加工方法 - Google Patents

フィンガ用カッタおよびフィンガの加工方法

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JPH09254104A
JPH09254104A JP6221396A JP6221396A JPH09254104A JP H09254104 A JPH09254104 A JP H09254104A JP 6221396 A JP6221396 A JP 6221396A JP 6221396 A JP6221396 A JP 6221396A JP H09254104 A JPH09254104 A JP H09254104A
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JP
Japan
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blade
main
mountain
valley
edge
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Pending
Application number
JP6221396A
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English (en)
Inventor
Haruo Matsuoka
晴男 松岡
Takayuki Yubisui
隆幸 指吸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUOKA CUTTER SEISAKUSHO KK
Taihei Machinery Works Ltd
Original Assignee
MATSUOKA CUTTER SEISAKUSHO KK
Taihei Machinery Works Ltd
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Publication date
Application filed by MATSUOKA CUTTER SEISAKUSHO KK, Taihei Machinery Works Ltd filed Critical MATSUOKA CUTTER SEISAKUSHO KK
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】このカッタにより加工されて接合された材料の
端部の強度が計れると共に、接合後の表面の体裁が良好
となるフィンガ用カッタおよびフィンガの加工方法を提
供する。 【解決手段】台金1周部の凹状溝2へ収容固着した第一
または第二刃物体3,4からなるフィンガ用カッタAに
あって、前記第一または第二刃物体3,4において、山
刃部3a,4aと谷刃部3b・4bとによる第一または
第二主刃体8,10と山刃部3a,4aまたは谷刃部3
b・4bのみからなる第一または第二副刃体9,11を
設けた第一または第二外側刃物体3D,4Dと、第一ま
たは第二主刃体8,10のみからなる第一または第二中
間刃物体3F,4Fと、第一または第二主刃体8,10
の中間部に第一または第二副刃体9,11を設けた第一
または第二外側刃物体3D,4Dとを、加工すべき木材
の厚さに合わせて選択的に組み合わせ接合し、少なくと
もこれら刃物体の副刃体9,11が、木材の加工断面に
おける両端部に位置させて切削加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材加工業界等におい
て用いるフィンガ用カッタおよびフィンガの加工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木材加工業界等において用いる、
集成材等の縦継ぎ加工に用いられるフィンガジョイント
の加工の際には、このフィンガ形状に合致した回転式の
カッターを用いて行なうもので、例えば、特開平7−1
32502号公報や特開平6−285813号公報に記
載されたものが知られている。
【0003】これらのカッタは、刃体を取り付けたカッ
タ本体あるいはフィンガカッタを取り付けた刃物支持円
板からなるを複数セットを重ね合わせて、所定のフィン
ガピッチとなるように対応させている。
【0004】しかしながら、これらのカッタにより形成
されるフィンガは、いずれも、図10(a)に示すよう
な、連続したギザギザのみの形状であるため、はぎ合わ
せて形成した集成材50を長さ方向に切断して使用した
とき、山部の途中において切断されると、この部分が比
較的鋭角となって接合量が少なくなり、同図において符
号pで示すように、該切断箇所の一部において接合部r
がささくれたり、剥れやすくなって商品価値が低下す
る。
【0005】特に、この接合部rは、図10(b)に示
すように、集成材50の長さ方向に対して直角に形成さ
れることが少なく、斜めとなったり歪んだ異形線となっ
て、多数の集成材50を張り合わせて板材を形成させた
製品sのもつ独特な乱張り模様が得られず商品価値を低
下させる。等の様々な問題点を有するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、台金周部の凹状
溝へ収容固着した第一または第二刃物体からなるフィン
ガ用カッタにあって、前記第一または第二刃物体におい
て、山刃部と谷刃部とによる第一または第二主刃体と山
刃部または谷刃部のみからなる第一または第二副刃体を
設けた第一または第二外側刃物体と、第一または第二主
刃体のみからなる第一または第二中間刃物体と、第一ま
たは第二主刃体の中間部に第一または第二副刃体を設け
た第一または第二外側刃物体とを、加工すべき木材の厚
さに合わせて選択的に組み合わせ接合し、少なくともこ
れら刃物体の副刃体が、木材の加工断面における両端部
に位置させて切削加工することにより、このカッタによ
り加工されて接合された材料の端部の強度が計れると共
に、接合後の表面の体裁が良好となるフィンガ用カッタ
およびフィンガの加工方法を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、台金周部の凹状溝へそのどちら
か一方の刃物体を選択的に収容して固着し、刃先を前記
台金の周面部より突出させた第一または第二刃物体から
なるフィンガ用カッタにあって、第一例の構成は、台金
周部の凹状溝へそのどちらか一方の刃物体を選択的に収
容して固着し、刃先を前記台金の周面部より突出させた
第一または第二刃物体からなるフィンガ用カッタにあっ
て、前記第一刃物体は、隣り合う山刃部と谷刃部とが連
続して多数を並列に設けた第一主刃体と、この第一主刃
体の一側または他側端部に設けて前記山刃部の前縁とそ
の刃先を略一致させ、該山刃部より幅広の第一副刃体と
からなり、前記第二刃物体は、隣り合う山刃部と谷刃部
とが連続して多数を並列に設けた第二主刃体と、この第
二主刃体の一側または他側端部において前記谷刃部とそ
の前縁の刃先を一致させた前記山刃部より幅広の第二副
刃体と、を備えさせる。
【0008】また、第二例の構成は、前記第一刃物体
は、隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に
設けた第一主刃体と、この第一主刃体の中間部に設けて
前記山刃部の前縁とその刃先を略一致させ、該山刃部よ
り幅広の第一副刃体とからなり、前記第二刃物体は、隣
り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に設けた
第二主刃体と、この第二主刃体の中間端部において前記
谷刃部とその前縁の刃先を一致させた前記山刃部より幅
広の第二副刃体と、を備えさせる。
【0009】更に、第三例の構成は、前記第一刃物体
は、隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に
設けた第一主刃体と、この第一主刃体の一側または他側
端部に設けて前記山刃部の前縁とその刃先を略一致さ
せ、該山刃部より幅広の第一副刃体とからなる第一外側
刃物体と、隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を
並列に設けた第一主刃体のみからなり、前記第一外側刃
物体の第一主刃体へ山刃部または谷刃部を接続させる第
一中間刃物体と、隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して
多数を並列に設けた第一主刃体と、この第一主刃体の中
間部に設けて前記山刃部の前縁とその刃先を略一致さ
せ、該山刃部より幅広の第一副刃体とからなる第一外側
刃物体とからなり、前記第一中間刃物体の第一主刃体へ
山刃部または谷刃部を接続させる第一内側刃物体とを備
えさせ、前記第二刃物体は、隣り合う山刃部と谷刃部と
が連続して多数を並列に設けた第二主刃体と、この第二
主刃体の一側または他側端部に設けて前記谷刃部の前縁
とその刃先を略一致させ、該山刃部より幅広の第二副刃
体とからなる第二外側刃物体と、隣り合う山刃部と谷刃
部とが連続して多数を並列に設けた第二主刃体のみから
なり、前記第二外側刃物体の第二主刃体へ山刃部または
谷刃部を接続させる第二中間刃物体と、隣り合う山刃部
と谷刃部とが連続して多数を並列に設けた第二主刃体
と、この第二主刃体の中間部に設けて前記谷刃部の前縁
とその刃先を略一致させ、該山刃部より幅広の第二副刃
体とからなる第二外側刃物体とからなり、前記第二中間
刃物体の第二主刃体へ山刃部または谷刃部を接続させる
第二内側刃物体とを備えさる。
【0010】そして、本発明のフィンガの加工方法は、
台金周部の凹状溝へそのどちらか一方の刃物体を選択的
に収容して固着し、刃先を前記台金の周面部より突出さ
せた第一または第二刃物体からなるフィンガ用カッタに
あって、前記第一または第二刃物体において、第一また
は第二主刃体の一側または他側部に第一または第二副刃
体を設けた第一または第二外側刃物体と、前記第一また
は第二刃物体において、第一または第二主刃体のみから
なる第一または第二中間刃物体と、前記第一または第二
刃物体において、第一または第二主刃体の中間部に第一
または第二副刃体を設けた第一または第二外側刃物体と
を、加工すべき木材の厚さに合わせて選択的に組み合わ
せ接合し、少なくともこれら刃物体の副刃体が、木材の
加工断面における両端部に位置させて切削加工する。
【0011】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0012】第一例にあって、第一と第二の刃物体によ
る切削により、それぞれ別々で継ぎ合わさる一対となる
フィンガ形態が加工されるもので、まず、一方のフィン
ガ加工においては、台金における凹状溝へ第一主刃体の
一側または他側端部に第一副刃体を設けた第一刃物体を
挿入して該凹状溝へ固定する。
【0013】そして、木材へ切り込ませると、該第一刃
物体の形状通りの、すなわち、第一主刃体による隣り合
う山刃部と谷刃部とによって、連続して並列状に多数切
削加工され、この第一主刃体の一側または他側端部に設
けた第一副刃体により、木材の一側または他側部に、前
記谷刃部の前縁と略一致して該山刃部より幅広の繋ぎ部
が形成される。
【0014】また、他方のフィンガ加工においては、前
記第一刃物体と同様操作がなされるもので、台金におけ
る凹状溝へ第二主刃体の一側または他側端部に第二副刃
体を設けた第二刃物体を挿入して該凹状溝へ固定する。
【0015】そして、木材へ切り込ませると、該第二刃
物体の形状通りの、すなわち、第二主刃体による隣り合
う山刃部と谷刃部とによって、連続して並列状に多数切
削加工され、この第二主刃体の一側または他側端部に設
けた第二副刃体により、木材の一側または他側部に、前
記山刃部の前縁と略一致して該山刃部より幅広の繋ぎ部
が形成される。
【0016】こうして、フィンガ形態が形成された一対
の木材を噛み合わせて接合すれば、その両端部において
所定巾の繋ぎ部が安定的に接合される。
【0017】また、第二の例にあっては、第一の例と同
様であって、第一と第二の刃物体において第一および第
二主刃体に設けた第一および第二副刃体の形成位置が異
なるもので、第一および第二主刃体の中間部に形成され
るものであり、同様の作用を発揮する。
【0018】また、第三の例にあっては、第一および第
二刃物体における第一および第二主刃体と第一および第
二副刃体との形成状態が、主刃体の一側または他側に副
刃体を設けた刃物体と、副刃体は設けない主刃体のみの
刃物体と、主刃体の中間部に副刃体を設けた刃物体とを
それぞれ主刃体の刃部ピッチを合わせて結合させたフィ
ンガ用カッターであって、第一および第二刃物体により
それぞれ噛み合うように一対の木材に一対のフィンガを
形成する。
【0019】更に、本発明のフィンガの加工方法は、第
一および第二刃物体による切削にあって、主刃体の一側
または他側に副刃体を設けた刃物体と、副刃体は設けな
い主刃体のみの刃物体と、主刃体の中間部に副刃体を設
けた刃物体と、を加工すべき木材の厚さに応じて適宜選
択して組み合わせるもので、少なくともこれら刃物体の
副刃体が、木材の加工断面における両端部に位置させて
切削加工することで、副刃体の端部が木材における表面
部に位置し、一対のフィンガを接合したときの直線性が
得られ、外観的体裁と仕上がりが良好となる。
【0020】
【実施例】次に、本発明に関するフィンガ用カッタおよ
びフィンガの加工方法の実施の一例を図面に基づいて説
明する。
【0021】図1〜図2においてAはフィンガ用カッタ
で、木材加工業界等において、例えば、集成材等の縦継
ぎ加工に用いられる、図7あるいは8に示すような、フ
ィンガージョイントbの加工等に用いられる。
【0022】そして、第一の実施例を、図1〜図2に示
すもので、台金1と、凹状溝2と、第一および第二刃物
体3,4と、固着手段5とにより基本的に構成される。
【0023】前記した台金1は、鋼材等により所定厚さ
の円盤状に形成してあり、中心部に切削加工機の回転主
軸(図示せず)へ取り付ける取付孔6を穿設してある。
【0024】前記した凹状溝2は、台金1の周面部へ複
数箇所、例えば、四箇所(四箇所以下あるいは四箇所以
上の場合もある。)設けてある。
【0025】前記した第一および第二刃物体3,4は、
替え刃式であって、台部へチップ状の刃物をろう付け等
により固着させた構造であり、凹状溝2内に収容させて
該凹状溝2の一側壁にその背側面を当接させ、後記する
固着手段5および止め部材7により台金1に固定される
もので、複数種のものが用いられる。
【0026】そして、そのうち、第一実施例に示される
第一刃物体3における第一外側刃物体3Dは、図2
(a)および図3(a),図4(a)に示されるもの
で、隣り合う山刃部3aと谷刃部3bとがギザギザ状に
連続するように多数を並列に設けた第一主刃体8と、こ
の第一主刃体8の一側または他側端部に設けて、山刃部
3aの前縁部とその刃先を略一致させ、該山刃部3aよ
り幅広の第一副刃体9とからなるものであって、この第
一副刃体9は、図2(a)および図3(a)に示すよう
に第一主刃体8の一側端部に設け、図4(a)に示すよ
うに第一主刃体8の他側端部に設ける。
【0027】また、前記した第二刃物体4における第二
外側刃物体4Dは、図2(b)および図3(b),図4
(b)に示す場合は、前記した第一刃物体3における第
一外側刃物体3Dの山刃部3aと谷刃部3bとに対応す
る同一形状をなし、隣り合う山刃部4aと谷刃部4bと
がギザギザ状に連続するように多数を並列に設けた第二
主刃体10と、この第二主刃体10の一側または他側端
部において谷刃部4bとその前縁部の刃先を一致させた
山刃部4aより幅広の第二副刃体11とからなるもので
あって、この第二副刃体11は、図2(b)および図3
(b)に示すように第一主刃体8の一側端部に設け、図
4(b)に示すように第二主刃体10の他側端部に設け
る。
【0028】次に、この第一および第二刃物体3,4に
あって第二の実施例は、図5に示されるもので、第一刃
物体3の第一内側刃物体3Eは、図5(a)に示される
ものであって、隣り合う山刃部3aと谷刃部3bとがギ
ザギザ状に連続するように多数を並列に設けた第一主刃
体8と、この第一主刃体8の中間部(任意位置が採用さ
れる。)に設けて、山刃部3aの前縁部とその刃先を略
一致させ、該山刃部3aより幅広の第一副刃体9とから
なる。
【0029】また、第二刃物体4の第二内側刃物体4E
は、図5(b)に示されるもので、隣り合う山刃部4a
と谷刃部4bとがギザギザ状に連続するように多数を並
列に設けた第二主刃体10と、この第二主刃体10の中
間部(任意位置が採用される。)に設けて、谷刃部4b
の前縁部とその刃先を略一致させ、該谷刃部4bより幅
広の第二副刃体11とからなる。
【0030】更に、この第一および第二刃物体3,4
は、前記した第一および第二副刃体を設けない第一およ
び第二中間刃物体3F,4Fも採用されるもので、この
例を図6に示す。
【0031】そして、第一中間刃物体3Fは、図6
(a)に示すように、隣り合う山刃部3aと谷刃部3b
とがギザギザ状に連続するように多数を並列に設けた第
一主刃体8のみからなり、また、第二中間刃物体4F
は、図6(b)に示すように、隣り合う山刃部4aと谷
刃部4bとがギザギザ状に連続するように多数を並列に
設けた第二主刃体10のみからなる。
【0032】したがって、例えば、前記した第一例によ
る第一刃物体3における第一外側刃物体3Dにより、図
7(a)に示すように、木材に対してフィンガジョイン
トb1が形成され、第二刃物体4における第二外側刃物
体4Dにより、図7(b)に示すように、木材に対して
フィンガジョイントb2が形成される。
【0033】前記した固着手段5は、刃物体3,4の背
部に設けて、刃物体3を凹状溝2の一側壁に押し付けて
固定させるもので、台金1の凹状溝2における他側壁
に、その前部が臨むように台金1の外周より設けたねじ
孔12へ、螺動自在に螺合させた押しねじ13とからな
る。
【0034】この押しねじ13の外端部に設けた工具掛
け14に工具を掛けて、該押しねじ13を回すと、その
先端部が、刃物体3,4の背部に設けた係止溝15に当
接し押圧されることで固定がなされる。
【0035】また、前記した止め部材7は、凹状溝2の
一側近傍において台金1に設けたねじ孔16に螺合する
止めねじが用いられるもので、この止めねじ7の座面が
刃物体3,4の側部を押圧することで固定がなされる。
【0036】したがって、この第一の実施例によれば、
まず、図7(a)に示す一方のフィンガジョイントb1
の加工においては、台金1における凹状溝2のぞれぞれ
へ、図2(a)および図3(a)に示すような第一刃物
体3(第一外側刃物体3D)を挿入し、この第一刃物体
3の他側壁に設けた固着手段5における押しねじ13を
押し出して、該第一刃物体3の係止溝15を押えると、
この第一刃物体3は凹状溝2の一側壁に押し付けられて
強固に固定されて、回転方向の移動が防止されると共
に、止め部材7の緊締により該第一刃物体3の軸方向へ
の移動も抑止される。
【0037】そして、木材へ切り込ませると、該第一外
側刃物体3Dの形状通りの、すなわち、第一主刃体8に
よる連続して隣り合う山刃部3aと谷刃部3bとによっ
てギザギザ状に切削加工され、更に、この第一主刃体8
の両側端部には、第一副刃体9,9により山刃部3aの
加工位置と略一致した凹み状で、山刃部3aより幅広の
繋ぎ部s1が形成される。
【0038】更に、図7(b)に示す他方のフィンガジ
ョイントb2の加工においては、第二刃物体4(第二外
側刃物体4D)により前記した第一刃物体3と同様操作
がなされるもので、同一形状の台金1における凹状溝2
のそれぞれへ、図2(b)および図3(b)に示すよう
な第二外側刃物体4Dを挿入し、この第二外側刃物体4
Dの他側壁に設けた固着手段5における押しねじ13を
押し出して、該第二外側刃物体4Dの係止溝15を押え
ると、この第二刃物体4は凹状溝2の一側壁に押し付け
られて強固に固定されて、回転方向の移動が防止される
と共に、止め部材7の緊締により該第一刃物体3の軸方
向への移動も抑止される。
【0039】そして、木材へ切り込ませると、該第二刃
物体4の形状通りの、すなわち、第二主刃体10による
連続して隣り合う山刃部4aと谷刃部4bとによってギ
ザギザ状に切削加工され、更に、この第二主刃体10の
両側端部には、第二副刃体11,11により谷刃部4b
の加工位置と略一致した凸状で、山刃部4aより幅広の
繋ぎ部s2が形成される。
【0040】このとき、第二外側刃物体4Dにより切削
された木材の他側は、図7(b)において符号cにより
示すように、側方から刃部を切除加工することで、図7
(a)において木材の他側における繋ぎ部s1に対応す
る切欠き状の繋ぎ部s2となる。
【0041】こうして、フィンガ形態が形成された一対
のフィンガ木材b1,b2を、その山部と谷部および繋
ぎ部s1,s2を噛み合わせて接合すれば、図7(c)
に示すようなフィンガジョイントbが完成する。
【0042】このフィンガジョイントbは、その巾方向
の両端側部において所定巾の繋ぎ部s1,s2が形成さ
れることで、接合部の薄厚による剥れ等が防止され安定
的に接合される。
【0043】次に、この第一および第二刃物体3,4に
おける第一および第二外側刃物体3D,4Dと、他の第
一および第二中間刃物体3E,4E、あるいは、第一お
よび第二内側刃物体3F,4Fとの組み合わせによるフ
ィンガ用カッタAに付いて簡単に説明する。
【0044】まず、第一および第二外側刃物体3D,4
Dにあって、図3および図4に示すようなものであっ
て、その第一および第二副刃体9,11とが木材に対し
てその両端部に位置させて、第一および第二主刃体8,
10の刃部のピッチが合うように、図9(a)または
(b)に示すように、組み合わせると、図8(a)に示
すような、一対のフィンガ木材b1,b2が加工されて
接合したフィンガジョイントbが形成される。
【0045】また、第一および第二外側刃物体3D,4
Dにあって、図3および図6,図5に示すように、順次
重ね合わせて、その第一および第二副刃体9,11とが
木材に対してその両端部に位置させて、第一および第二
主刃体8,10の刃部のピッチが合うように、図9
(c)に示すように、組み合わせると、図8(b)に示
すような、一対のフィンガ木材b1,b2が加工されて
接合したフィンガジョイントbが形成されるもので、中
間の刃物体3F,4Fにあって、副刃体を設けないもの
の任意数の選択仕様により、希望するフィンガジョイン
トbの厚さが得られる。
【0046】このようにして、本発明実施例によれば、
カッタAにより形成されたフィンガジョイントbはいず
れも厚さや巾方向の両端部において、木材の長さ方向に
対して略直角となる直線部が得られるものであるから、
その接合部の端部表面にあっては、木材と直交する直線
が有られ、しかも、接合部がささくれることなく十分な
強度が得られ、また、良好な外観的体裁が得られる。
【0047】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、刃物
体における主刃体の一側または他側に幅広の副刃体を設
けることにより、一対のフィンガを接合させたときの両
端部が剥れたりささくれたりすることなく、安定的に接
合がなされてフィンガ集成材の商品価値の低下を来さな
い。
【0048】更に、この主刃体に副刃体を設けた刃物体
の組み合わせ、あるいは、この刃物体と副刃体を設けな
い刃物体との組み合わせを選択的に重ね合わせて、カッ
タ巾を形成することで、任意厚あるいは任意巾のフィン
ガジョイントされた木材が得られる。等の特有な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するフィンガ用カッタの第一の実施
例を示す一部を破断した正面図である。
【図2】図1におけるカッタの側面図で、一対のフィン
ガを加工するための一対のカッタを示す。
【図3】図2において一側に副刃体を設けた例の刃物体
の要部を示す側面図である。
【図4】図2において他側に副刃体を設けた例の刃物体
の要部を示す側面図である。
【図5】図2において中間に副刃体を設けた例の刃物体
の要部を示す側面図である。
【図6】図2において副刃体を設けない例の刃物体の要
部を示す側面図である。
【図7】本発明実施例の刃物体による木材の加工状態を
示す説明図である。
【図8】本発明実施例の刃物体によって成形されたフィ
ンガジョイントの一部例を示す説明図である。
【図9】本発明実施例の刃物体の組み合わせ例の一部を
示すカッタの説明図である。
【図10】従来のフィンガカッタによる加工品の接合状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 台金 2 凹状溝 3,4 刃物体 3D 第一外側刃物体 4D 第二外側刃物体 3E 第一内側刃物体 4E 第二内側刃物体 3F 第一中間刃物体 4F 第二中間刃物体 3a,4a 山刃部 3b,4b 谷刃部 8,10 主刃体 9,11 副刃体 17 調整手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台金周部の凹状溝へそのどちらか一方の
    刃物体を選択的に収容して固着し、刃先を前記台金の周
    面部より突出させた第一または第二刃物体からなるフィ
    ンガ用カッタにあって、 前記第一刃物体は、隣り合う山刃部と谷刃部とが連続し
    て多数を並列に設けた第一主刃体と、この第一主刃体の
    一側または他側端部に設けて前記山刃部の前縁とその刃
    先を略一致させ、該山刃部より幅広の第一副刃体とから
    なり、 前記第二刃物体は、隣り合う山刃部と谷刃部とが連続し
    て多数を並列に設けた第二主刃体と、この第二主刃体の
    一側または他側端部において前記谷刃部とその前縁の刃
    先を一致させた前記山刃部より幅広の第二副刃体とを備
    えさせたことを特徴とするフィンガ用カッタ。
  2. 【請求項2】 台金周部の凹状溝へそのどちらか一方の
    刃物体を選択的に収容して固着し、刃先を前記台金の周
    面部より突出させた第一または第二刃物体からなるフィ
    ンガ用カッタにあって、 前記第一刃物体は、隣り合う山刃部と谷刃部とが連続し
    て多数を並列に設けた第一主刃体と、この第一主刃体の
    中間部に設けて前記山刃部の前縁とその刃先を略一致さ
    せ、該山刃部より幅広の第一副刃体とからなり、 前記第二刃物体は、隣り合う山刃部と谷刃部とが連続し
    て多数を並列に設けた第二主刃体と、この第二主刃体の
    中間端部において前記谷刃部とその前縁の刃先を一致さ
    せた前記山刃部より幅広の第二副刃体とを備えさせたこ
    とを特徴とするフィンガ用カッタ。
  3. 【請求項3】 台金周部の凹状溝へそのどちらか一方の
    刃物体を選択的に収容して固着し、刃先を前記台金の周
    面部より突出させた第一または第二刃物体からなるフィ
    ンガ用カッタにあって、 前記第一刃物体は、 隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に設け
    た第一主刃体と、この第一主刃体の一側または他側端部
    に設けて前記山刃部の前縁とその刃先を略一致させ、該
    山刃部より幅広の第一副刃体とからなる第一外側刃物体
    と、 隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に設け
    た第一主刃体のみからなり、前記第一外側刃物体の第一
    主刃体へ山刃部または谷刃部を接続させる第一中間刃物
    体と、 隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に設け
    た第一主刃体と、この第一主刃体の中間部に設けて前記
    山刃部の前縁とその刃先を略一致させ、該山刃部より幅
    広の第一副刃体とからなる第一外側刃物体とからなり、
    前記第一中間刃物体の第一主刃体へ山刃部または谷刃部
    を接続させる第一内側刃物体とを備えさせ、 前記第二刃物体は、 隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に設け
    た第二主刃体と、この第二主刃体の一側または他側端部
    に設けて前記谷刃部の前縁とその刃先を略一致させ、該
    山刃部より幅広の第二副刃体とからなる第二外側刃物体
    と、 隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に設け
    た第二主刃体のみからなり、前記第二外側刃物体の第二
    主刃体へ山刃部または谷刃部を接続させる第二中間刃物
    体と、 隣り合う山刃部と谷刃部とが連続して多数を並列に設け
    た第二主刃体と、この第二主刃体の中間部に設けて前記
    谷刃部の前縁とその刃先を略一致させ、該山刃部より幅
    広の第二副刃体とからなる第二外側刃物体とからなり、
    前記第二中間刃物体の第二主刃体へ山刃部または谷刃部
    を接続させる第二内側刃物体とを備えさせたことを特徴
    とするフィンガ用カッタ。
  4. 【請求項4】 台金周部の凹状溝へそのどちらか一方の
    刃物体を選択的に収容して固着し、刃先を前記台金の周
    面部より突出させた第一または第二刃物体からなるフィ
    ンガ用カッタにあって、 前記第一または第二刃物体において、第一または第二主
    刃体の一側または他側部に第一または第二副刃体を設け
    た第一または第二外側刃物体と、 前記第一または第二刃物体において、第一または第二主
    刃体のみからなる第一または第二中間刃物体と、 前記第一または第二刃物体において、第一または第二主
    刃体の中間部に第一または第二副刃体を設けた第一また
    は第二外側刃物体とを、 加工すべき木材の厚さに合わせて選択的に組み合わせ接
    合し、少なくともこれら刃物体の副刃体が、木材の加工
    断面における両端部に位置させて切削加工することを特
    徴とするフィンガの加工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT406842B (de) * 1998-12-21 2000-09-25 Sperl Josef Zinkenfräser

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