JPH09255654A - ヒドロキシメチルピリジンの製造方法 - Google Patents
ヒドロキシメチルピリジンの製造方法Info
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- JPH09255654A JPH09255654A JP8097539A JP9753996A JPH09255654A JP H09255654 A JPH09255654 A JP H09255654A JP 8097539 A JP8097539 A JP 8097539A JP 9753996 A JP9753996 A JP 9753996A JP H09255654 A JPH09255654 A JP H09255654A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒドロキシメチルピリジンを工業的に短時間
で収率よく製造する方法の提供。 【解決手段】 シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水
素還元してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法に
おいて、(a)活性炭に担持したパラジウムと、(b)
鉄、コバルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少
なくとも1種の金属、とを触媒として用いることを特徴
とするヒドロキシメチルピリジンの製造方法。
で収率よく製造する方法の提供。 【解決手段】 シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水
素還元してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法に
おいて、(a)活性炭に担持したパラジウムと、(b)
鉄、コバルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少
なくとも1種の金属、とを触媒として用いることを特徴
とするヒドロキシメチルピリジンの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬および農薬の
原料として有用な化合物であるヒドロキシメチルピリジ
ンの製造方法に関する。
原料として有用な化合物であるヒドロキシメチルピリジ
ンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒドロキシメチルピリジンの製造
方法としては次のような方法が知られている。3−シ
アノピリジンを酸性水溶液中においてパラジウム炭素触
媒の存在下に常圧下で接触水素還元する方法(英国特許
第717172号)、2−または4−シアノピリジン
をラネーニッケル触媒の存在下に酸性水溶液中で接触水
素還元する方法(特公昭61−53344号)、シア
ノピリジンを酸性水溶液中、鉛、錫、銅および亜鉛から
選択される少なくとも1種の金属を含有するパラジウム
炭素触媒の存在下で接触水素還元する方法(特公平6−
45598号)などが知られている。
方法としては次のような方法が知られている。3−シ
アノピリジンを酸性水溶液中においてパラジウム炭素触
媒の存在下に常圧下で接触水素還元する方法(英国特許
第717172号)、2−または4−シアノピリジン
をラネーニッケル触媒の存在下に酸性水溶液中で接触水
素還元する方法(特公昭61−53344号)、シア
ノピリジンを酸性水溶液中、鉛、錫、銅および亜鉛から
選択される少なくとも1種の金属を含有するパラジウム
炭素触媒の存在下で接触水素還元する方法(特公平6−
45598号)などが知られている。
【0003】しかしながら、との方法は、副生物の
生成が多く、また、反応時間が長く工業的製造方法とし
ては満足できないという問題点がある。の方法は、反
応時間が長く、また、鉛、錫、銅、亜鉛が廃液に混入
し、排水処理の点に問題点がある。
生成が多く、また、反応時間が長く工業的製造方法とし
ては満足できないという問題点がある。の方法は、反
応時間が長く、また、鉛、錫、銅、亜鉛が廃液に混入
し、排水処理の点に問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ヒド
ロキシメチルピリジンを工業的に短時間で収率よく製造
する方法を提供する点にある。
ロキシメチルピリジンを工業的に短時間で収率よく製造
する方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記問題点
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、シアノピリジンを
酸性水溶液中で接触水素還元してヒドロキシメチルピリ
ジンを製造する方法において、(a)活性炭に担持した
パラジウムと、(b)鉄、コバルトおよびニッケルより
なる群から選ばれた少なくとも1種の金属(以下、第2
金属という)、とを触媒として用いる方法を見いだし、
本発明を完成するにいたった。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、シアノピリジンを
酸性水溶液中で接触水素還元してヒドロキシメチルピリ
ジンを製造する方法において、(a)活性炭に担持した
パラジウムと、(b)鉄、コバルトおよびニッケルより
なる群から選ばれた少なくとも1種の金属(以下、第2
金属という)、とを触媒として用いる方法を見いだし、
本発明を完成するにいたった。
【0006】以下、本発明を詳述する。本発明における
ヒドロキシメチルピリジンは、対応するシアノピリジン
を原料とすることにより、2−ヒドロキシメチルピリジ
ン、3−ヒドロキシメチルピリジンまたは4−ヒドロキ
シメチルピリジンを製造することができる。
ヒドロキシメチルピリジンは、対応するシアノピリジン
を原料とすることにより、2−ヒドロキシメチルピリジ
ン、3−ヒドロキシメチルピリジンまたは4−ヒドロキ
シメチルピリジンを製造することができる。
【0007】本発明の触媒の使用形態としては、(1)
パラジウムと第2金属とを活性炭に同時に担持した触媒
として用いる、(2)パラジウムを担持した活性炭にさ
らに第2金属を担持した触媒を用いる、(3)活性炭に
担持したパラジウムと、第2金属とを本発明の反応時に
同時に添加する方法が挙げられる。なお、活性炭に担持
したパラジウムは、市販のパラジウム炭素触媒を用いて
もよい。
パラジウムと第2金属とを活性炭に同時に担持した触媒
として用いる、(2)パラジウムを担持した活性炭にさ
らに第2金属を担持した触媒を用いる、(3)活性炭に
担持したパラジウムと、第2金属とを本発明の反応時に
同時に添加する方法が挙げられる。なお、活性炭に担持
したパラジウムは、市販のパラジウム炭素触媒を用いて
もよい。
【0008】これら触媒の使用形態をさらに具体的に説
明する。まず、前記(1)の場合は、塩化パラジウム、
臭化パラジウムなどのパラジウムの可溶性塩と、硫酸第
一鉄、硫酸コバルト、硫酸ニッケル、塩化第一鉄、塩化
コバルト、塩化ニッケル、臭化第一鉄、臭化コバルト、
臭化ニッケル、酢酸第一鉄、酢酸コバルト、酢酸ニッケ
ルなどの第2金属の可溶性塩とを、活性炭を懸濁させた
水溶液に同時に添加し撹拌することにより、パラジウム
と第2金属とを活性炭に吸着させる。苛性ソーダ水溶液
を加えてアルカリ性にした後、ホルマリンを加えて加熱
し還元する。触媒をろ過し水洗浄して乾燥することによ
り、触媒を調製するものである。
明する。まず、前記(1)の場合は、塩化パラジウム、
臭化パラジウムなどのパラジウムの可溶性塩と、硫酸第
一鉄、硫酸コバルト、硫酸ニッケル、塩化第一鉄、塩化
コバルト、塩化ニッケル、臭化第一鉄、臭化コバルト、
臭化ニッケル、酢酸第一鉄、酢酸コバルト、酢酸ニッケ
ルなどの第2金属の可溶性塩とを、活性炭を懸濁させた
水溶液に同時に添加し撹拌することにより、パラジウム
と第2金属とを活性炭に吸着させる。苛性ソーダ水溶液
を加えてアルカリ性にした後、ホルマリンを加えて加熱
し還元する。触媒をろ過し水洗浄して乾燥することによ
り、触媒を調製するものである。
【0009】前記(2)の場合は市販のパラジウム炭素
触媒を水に懸濁させた後、第2金属の可溶性塩を添加し
て、一定時間撹拌し吸着させろ過し、水洗浄後乾燥する
ことにより、触媒を調製するものである。
触媒を水に懸濁させた後、第2金属の可溶性塩を添加し
て、一定時間撹拌し吸着させろ過し、水洗浄後乾燥する
ことにより、触媒を調製するものである。
【0010】前記(3)の場合は、市販のパラジウム炭
素触媒と第2金属の可溶性塩とを本発明の反応時に同時
に添加することにより触媒を調製するものである。
素触媒と第2金属の可溶性塩とを本発明の反応時に同時
に添加することにより触媒を調製するものである。
【0011】パラジウム金属の担持量は特に制限されな
いが、好ましくは活性炭100重量部に対してパラジウ
ム金属1〜10重量%である。パラジウム金属と第2金
属の原子比は特に制限されないが、好ましくは1:0.
05〜1:1.0である。
いが、好ましくは活性炭100重量部に対してパラジウ
ム金属1〜10重量%である。パラジウム金属と第2金
属の原子比は特に制限されないが、好ましくは1:0.
05〜1:1.0である。
【0012】本発明における酸性水溶液は、塩酸、硫
酸、リン酸などの鉱酸類、酢酸、プロピオン酸などの有
機酸類が使用できるが、中でも、硫酸が好ましい。酸の
使用量は、シアノピリジンに対して2〜5倍当量が望ま
しい。特にシアノピリジンに対して2〜3倍当量が良い
結果を与える。酸の使用量は本反応に重要であり、少な
すぎると副生物のアミノメチルピリジンが増加し、目的
物のヒドロキシメチルピリジンの収率が低下する。逆に
多すぎると、反応時間が長くなり、原料のシアノピリジ
ンが加水分解するなどの悪影響が現われる。
酸、リン酸などの鉱酸類、酢酸、プロピオン酸などの有
機酸類が使用できるが、中でも、硫酸が好ましい。酸の
使用量は、シアノピリジンに対して2〜5倍当量が望ま
しい。特にシアノピリジンに対して2〜3倍当量が良い
結果を与える。酸の使用量は本反応に重要であり、少な
すぎると副生物のアミノメチルピリジンが増加し、目的
物のヒドロキシメチルピリジンの収率が低下する。逆に
多すぎると、反応時間が長くなり、原料のシアノピリジ
ンが加水分解するなどの悪影響が現われる。
【0013】水素圧は1〜10kg/cm2が望まし
く、特に8〜10kg/cm2が良い結果を与える。常
圧では反応時間が延びるし工業的に行う場合は安全性の
面で問題となる。また、水素圧が高すぎると副生物のア
ミノメチルピリジンが増加し、ヒドロキシメチルピリジ
ンの収率が低下する。
く、特に8〜10kg/cm2が良い結果を与える。常
圧では反応時間が延びるし工業的に行う場合は安全性の
面で問題となる。また、水素圧が高すぎると副生物のア
ミノメチルピリジンが増加し、ヒドロキシメチルピリジ
ンの収率が低下する。
【0014】反応温度は40〜100℃が好ましい。特
に60〜80℃が良い結果を与える。温度が低すぎても
高すぎても、ヒドロキシメチルピリジンの収率が低下
し、副生物が増加したり、反応時間が長くなる傾向があ
る。
に60〜80℃が良い結果を与える。温度が低すぎても
高すぎても、ヒドロキシメチルピリジンの収率が低下
し、副生物が増加したり、反応時間が長くなる傾向があ
る。
【0015】
【実施例】以下、製造例、実施例により本発明を更に詳
細に説明するが本発明はこれにより限定されるものでは
ない。
細に説明するが本発明はこれにより限定されるものでは
ない。
【0016】製造例1〔触媒使用形態(1)の場合〕 活性炭15gを水150mlに分散させ、硫酸第一鉄7
水和物0.78gと塩化パラジウム5gを含有する水溶
液200mlを加えた。室温で10時間、80℃で1時
間撹拌して十分に吸着させた後、冷却した。20wt%
苛性ソーダ水溶液11gを加え、2時間撹拌した後、3
7wt%ホルマリン2.2mlを添加し徐々に昇温しな
がら2時間撹拌した。ろ過後、水で十分に洗浄し乾燥し
て、5wt%パラジウム−0.26wt%鉄−炭素触媒
(金属原子比1:0.1)30g(含水率50wt%)
を得た。
水和物0.78gと塩化パラジウム5gを含有する水溶
液200mlを加えた。室温で10時間、80℃で1時
間撹拌して十分に吸着させた後、冷却した。20wt%
苛性ソーダ水溶液11gを加え、2時間撹拌した後、3
7wt%ホルマリン2.2mlを添加し徐々に昇温しな
がら2時間撹拌した。ろ過後、水で十分に洗浄し乾燥し
て、5wt%パラジウム−0.26wt%鉄−炭素触媒
(金属原子比1:0.1)30g(含水率50wt%)
を得た。
【0017】製造例2〔触媒使用形態(2)の場合〕 市販の5wt%パラジウム炭素触媒(含水率50wt
%)20gを水200mlに分散させ、硫酸第一鉄7水
和物0.13gを加えた。室温で1時間撹拌した後ろ過
し水で洗浄し乾燥して、5wt%パラジウム−0.26
wt%鉄−炭素触媒(金属原子比1:0.1)24g
(含水率42wt%)を得た。
%)20gを水200mlに分散させ、硫酸第一鉄7水
和物0.13gを加えた。室温で1時間撹拌した後ろ過
し水で洗浄し乾燥して、5wt%パラジウム−0.26
wt%鉄−炭素触媒(金属原子比1:0.1)24g
(含水率42wt%)を得た。
【0018】製造例3〔触媒使用形態(2)の場合〕 製造例2において、硫酸第一鉄7水和物に代えて硫酸コ
バルト7水和物0.13gを使用する以外は同様に行
い、5wt%パラジウム−0.28wt%コバルト−炭
素触媒(金属原子比1:0.1)24g(含水率42w
t%)を得た。
バルト7水和物0.13gを使用する以外は同様に行
い、5wt%パラジウム−0.28wt%コバルト−炭
素触媒(金属原子比1:0.1)24g(含水率42w
t%)を得た。
【0019】製造例4〔触媒使用形態(2)の場合〕 製造例2において、硫酸第一鉄7水和物に代えて硫酸ニ
ッケル6水和物0.12gを使用する以外は同様に行
い、5wt%パラジウム−0.28wt%ニッケル−炭
素触媒(金属原子比1:0.1)24g(含水率42w
t%)を得た。
ッケル6水和物0.12gを使用する以外は同様に行
い、5wt%パラジウム−0.28wt%ニッケル−炭
素触媒(金属原子比1:0.1)24g(含水率42w
t%)を得た。
【0020】実施例1 3リットル電磁撹拌式GLオートクレーブに、3−シア
ノピリジン205g、26wt%硫酸水溶液819g、
製造例1で調製した5wt%パラジウム−0.26wt
%鉄−炭素触媒(金属原子比1:0.1)12g加え、
水素圧8kg/cm2、80℃で反応した。水素吸収の
停止まで4時間を要した。触媒をろ過後、33wt%亜
硝酸ナトリウム水溶液60gを加え加熱した。反応液を
冷却後、30wt%苛性ソーダ水溶液634gを加え中
和した。常圧下に加熱し少量の水とアンモニアを留去し
冷却した後、2−プロパノールで抽出した。有機層を濃
縮後、蒸留精製して3−ヒドロキシメチルピリジンを1
74.1g(収率81%)得た。
ノピリジン205g、26wt%硫酸水溶液819g、
製造例1で調製した5wt%パラジウム−0.26wt
%鉄−炭素触媒(金属原子比1:0.1)12g加え、
水素圧8kg/cm2、80℃で反応した。水素吸収の
停止まで4時間を要した。触媒をろ過後、33wt%亜
硝酸ナトリウム水溶液60gを加え加熱した。反応液を
冷却後、30wt%苛性ソーダ水溶液634gを加え中
和した。常圧下に加熱し少量の水とアンモニアを留去し
冷却した後、2−プロパノールで抽出した。有機層を濃
縮後、蒸留精製して3−ヒドロキシメチルピリジンを1
74.1g(収率81%)得た。
【0021】実施例2 実施例1において、製造例1に準じて調製した5wt%
パラジウム−0.52wt%鉄−炭素触媒(金属原子比
1:0.2)12gを触媒として用いた以外は同様に反
応を行った。水素吸収の停止まで3時間を要した。3−
ヒドロキシメチルピリジンの収量は172.0g(収率
80%)であった。
パラジウム−0.52wt%鉄−炭素触媒(金属原子比
1:0.2)12gを触媒として用いた以外は同様に反
応を行った。水素吸収の停止まで3時間を要した。3−
ヒドロキシメチルピリジンの収量は172.0g(収率
80%)であった。
【0022】実施例3 実施例1において、製造例2で調製した5wt%パラジ
ウム−0.26wt%鉄−炭素触媒(金属原子比1:
0.1)12gを触媒として用いた以外は同様に反応を
行った。水素吸収の停止まで3時間を要した。3−ヒド
ロキシメチルピリジンの収量は172.2g(収率80
%)であった。
ウム−0.26wt%鉄−炭素触媒(金属原子比1:
0.1)12gを触媒として用いた以外は同様に反応を
行った。水素吸収の停止まで3時間を要した。3−ヒド
ロキシメチルピリジンの収量は172.2g(収率80
%)であった。
【0023】実施例4 3リットル電磁撹拌式GLオートクレーブに、4−シア
ノピリジン208g、37wt%硫酸水溶液803g、
製造例1に準じて調製した5wt%パラジウム−0.2
1wt%鉄−炭素触媒(金属原子比1:0.08)1
2.6gを加え、水素圧8kg/cm2、80℃で反応
した。水素吸収の停止まで7時間を要した。触媒をろ過
後、30wt%亜硝酸ナトリウム水溶液80gを加え加
熱した。反応液を冷却後、50wt%苛性ソーダ水溶液
480gを加え中和し80℃まで加温した後に、4−メ
チル−2−ペンタノンで抽出した。有機層を濃縮後、蒸
留精製して4−ヒドロキシメチルピリジンを178.2
g(収率82%)得た。
ノピリジン208g、37wt%硫酸水溶液803g、
製造例1に準じて調製した5wt%パラジウム−0.2
1wt%鉄−炭素触媒(金属原子比1:0.08)1
2.6gを加え、水素圧8kg/cm2、80℃で反応
した。水素吸収の停止まで7時間を要した。触媒をろ過
後、30wt%亜硝酸ナトリウム水溶液80gを加え加
熱した。反応液を冷却後、50wt%苛性ソーダ水溶液
480gを加え中和し80℃まで加温した後に、4−メ
チル−2−ペンタノンで抽出した。有機層を濃縮後、蒸
留精製して4−ヒドロキシメチルピリジンを178.2
g(収率82%)得た。
【0024】実施例5 実施例4において、製造例3で調製した5wt%パラジ
ウム−0.28wt%コバルト−炭素触媒(金属原子比
1:0.1)15.1gを触媒として用いた以外は同様
に反応を行った。水素吸収の停止まで5時間を要した。
4−ヒドロキシメチルピリジンの収量は176.8g
(収率81%)であった。
ウム−0.28wt%コバルト−炭素触媒(金属原子比
1:0.1)15.1gを触媒として用いた以外は同様
に反応を行った。水素吸収の停止まで5時間を要した。
4−ヒドロキシメチルピリジンの収量は176.8g
(収率81%)であった。
【0025】実施例6 3リットル電磁撹拌式GLオートクレーブに、2−シア
ノピリジン100g、16wt%硫酸水溶液900g、
製造例4で調製した5wt%パラジウム−0.28wt
%ニッケル−炭素触媒(金属原子比1:0.1)3gを
加え、水素圧8kg/cm2、60℃で反応した。水素
吸収の停止まで3時間を要した。触媒をろ過後、30w
t%亜硝酸ナトリウム水溶液34gを加え加熱した。反
応液を冷却後、50wt%苛性ソーダ水溶液231gを
加え中和し、1−ブタノールで抽出した。有機層を濃縮
後、蒸留精製して2−ヒドロキシメチルピリジンを7
5.0g(収率72%)得た。
ノピリジン100g、16wt%硫酸水溶液900g、
製造例4で調製した5wt%パラジウム−0.28wt
%ニッケル−炭素触媒(金属原子比1:0.1)3gを
加え、水素圧8kg/cm2、60℃で反応した。水素
吸収の停止まで3時間を要した。触媒をろ過後、30w
t%亜硝酸ナトリウム水溶液34gを加え加熱した。反
応液を冷却後、50wt%苛性ソーダ水溶液231gを
加え中和し、1−ブタノールで抽出した。有機層を濃縮
後、蒸留精製して2−ヒドロキシメチルピリジンを7
5.0g(収率72%)得た。
【0026】実施例7〔触媒使用形態(3)の場合〕 3リットル電磁撹拌式GLオートクレーブに、2−シア
ノピリジン100g、16wt%硫酸水溶液900g、
市販の5wt%パラジウム炭素触媒(含水率50wt
%)3g、硫酸ニッケル6水和物0.019gを加え、
水素圧8kg/cm2、60℃で反応した。水素吸収の
停止まで3時間を要した。その後は実施例6と同様な処
理を行い、2−ヒドロキシメチルピリジンを75.2g
(収率72%)得た。
ノピリジン100g、16wt%硫酸水溶液900g、
市販の5wt%パラジウム炭素触媒(含水率50wt
%)3g、硫酸ニッケル6水和物0.019gを加え、
水素圧8kg/cm2、60℃で反応した。水素吸収の
停止まで3時間を要した。その後は実施例6と同様な処
理を行い、2−ヒドロキシメチルピリジンを75.2g
(収率72%)得た。
【0027】比較例1 3リットル電磁撹拌式GLオートクレーブに、3−シア
ノピリジン205g、26wt%硫酸水溶液819g、
市販の5wt%パラジウム炭素触媒(含水率50wt
%)12gを加え、水素圧1kg/cm2、40〜50
℃で反応した。反応終了まで18時間(実施例1〜7に
対して2.6倍〜6倍)を要した。その後は実施例1と
同様な処理を行い、3−ヒドロキシメチルピリジンを1
50.5g(収率71%)得た。
ノピリジン205g、26wt%硫酸水溶液819g、
市販の5wt%パラジウム炭素触媒(含水率50wt
%)12gを加え、水素圧1kg/cm2、40〜50
℃で反応した。反応終了まで18時間(実施例1〜7に
対して2.6倍〜6倍)を要した。その後は実施例1と
同様な処理を行い、3−ヒドロキシメチルピリジンを1
50.5g(収率71%)得た。
【0028】比較例2 3リットル電磁撹拌式GLオートクレーブに、3−シア
ノピリジン205g、37wt%硫酸水溶液819g、
製造例2に準じて調製した5wt%パラジウム−2wt
%鉛−炭素触媒6gを加え、水素圧1kg/cm2、8
0℃で反応した。水素吸収の停止まで15時間(実施例
1〜7に対して2.1倍〜5.0倍)を要した。その後
は実施例1と同様な処理を行い、3−ヒドロキシメチル
ピリジンを182.8g(収率85%)得た。
ノピリジン205g、37wt%硫酸水溶液819g、
製造例2に準じて調製した5wt%パラジウム−2wt
%鉛−炭素触媒6gを加え、水素圧1kg/cm2、8
0℃で反応した。水素吸収の停止まで15時間(実施例
1〜7に対して2.1倍〜5.0倍)を要した。その後
は実施例1と同様な処理を行い、3−ヒドロキシメチル
ピリジンを182.8g(収率85%)得た。
【発明の効果】本発明によれば、医薬及び農薬の原料と
して有用なヒドロキシメチルピリジンを工業的に短時間
に収率よく容易に製造することができる。
して有用なヒドロキシメチルピリジンを工業的に短時間
に収率よく容易に製造することができる。
【0029】本発明の実施態様項を以下に列挙する。 (1) シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水素還元
してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法におい
て、(a)活性炭に担持したパラジウムと、(b)鉄、
コバルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少なく
とも1種の金属、とを触媒として用いることを特徴とす
るヒドロキシメチルピリジンの製造方法。 (2) シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水素還元
してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法におい
て、(a)パラジウムと、(b)鉄、コバルトおよびニ
ッケルよりなる群から選ばれた少なくとも1種の金属、
とを同時に活性炭に担持してなる触媒を用いることを特
徴とするヒドロキシメチルピリジンの製造方法。 (3) シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水素還元
してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法におい
て、パラジウムを担持した活性炭にさらに(b)鉄、コ
バルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少なくと
も1種の金属を担持させた触媒を用いることを特徴とす
るヒドロキシメチルピリジンの製造方法。 (4) シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水素還元
してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法におい
て、(a)活性炭に担持したパラジウムと、(b)鉄、
コバルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少なく
とも1種の金属の可溶性塩を、反応系に同時に添加する
ことを特徴とするヒドロキシメチルピリジンの製造方
法。 (5) 活性炭100重量部に対してパラジウム1〜1
0重量%を用いた前項1,2,3または4記載のヒドロ
キシメチルピリジンの製造方法。 (6) パラジウム金属と第2金属との原子比が1:
0.05〜1:1.0である前項1,2,3,4または
5記載のヒドロキシメチルピリジンの製造方法。 (7) 酸の使用量がシアノピリジンに対し、2〜5倍
当量である前項1,2,3,4,5または6記載のヒド
ロキシメチルピリジンの製造方法。 (8) 水素圧が1〜10kg/cm2である前項1,
2,3,4,5,6または7記載のヒドロキシメチルピ
リジンの製造方法。 (9) 反応温度が40〜100℃である前項1,2,
3,4,5,6,7または8記載のヒドロキシメチルピ
リジンの製造方法。
してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法におい
て、(a)活性炭に担持したパラジウムと、(b)鉄、
コバルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少なく
とも1種の金属、とを触媒として用いることを特徴とす
るヒドロキシメチルピリジンの製造方法。 (2) シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水素還元
してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法におい
て、(a)パラジウムと、(b)鉄、コバルトおよびニ
ッケルよりなる群から選ばれた少なくとも1種の金属、
とを同時に活性炭に担持してなる触媒を用いることを特
徴とするヒドロキシメチルピリジンの製造方法。 (3) シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水素還元
してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法におい
て、パラジウムを担持した活性炭にさらに(b)鉄、コ
バルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少なくと
も1種の金属を担持させた触媒を用いることを特徴とす
るヒドロキシメチルピリジンの製造方法。 (4) シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水素還元
してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法におい
て、(a)活性炭に担持したパラジウムと、(b)鉄、
コバルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少なく
とも1種の金属の可溶性塩を、反応系に同時に添加する
ことを特徴とするヒドロキシメチルピリジンの製造方
法。 (5) 活性炭100重量部に対してパラジウム1〜1
0重量%を用いた前項1,2,3または4記載のヒドロ
キシメチルピリジンの製造方法。 (6) パラジウム金属と第2金属との原子比が1:
0.05〜1:1.0である前項1,2,3,4または
5記載のヒドロキシメチルピリジンの製造方法。 (7) 酸の使用量がシアノピリジンに対し、2〜5倍
当量である前項1,2,3,4,5または6記載のヒド
ロキシメチルピリジンの製造方法。 (8) 水素圧が1〜10kg/cm2である前項1,
2,3,4,5,6または7記載のヒドロキシメチルピ
リジンの製造方法。 (9) 反応温度が40〜100℃である前項1,2,
3,4,5,6,7または8記載のヒドロキシメチルピ
リジンの製造方法。
Claims (1)
- 【請求項1】 シアノピリジンを酸性水溶液中で接触水
素還元してヒドロキシメチルピリジンを製造する方法に
おいて、(a)活性炭に担持したパラジウムと、(b)
鉄、コバルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた少
なくとも1種の金属、とを触媒として用いることを特徴
とするヒドロキシメチルピリジンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097539A JPH09255654A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ヒドロキシメチルピリジンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097539A JPH09255654A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ヒドロキシメチルピリジンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09255654A true JPH09255654A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14195059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8097539A Pending JPH09255654A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ヒドロキシメチルピリジンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09255654A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001038307A1 (de) * | 1999-11-26 | 2001-05-31 | Dsm Fine Chemicals Austria Nfg Gmbh & Co Kg | Verfahren zur herstellung von hydroxymethylpyridinen |
| JP2005015367A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Koei Chem Co Ltd | 4−ピリジンメタノールの製造方法 |
| JP2005200367A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Koei Chem Co Ltd | ピリジンメタノール類の製造方法 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8097539A patent/JPH09255654A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001038307A1 (de) * | 1999-11-26 | 2001-05-31 | Dsm Fine Chemicals Austria Nfg Gmbh & Co Kg | Verfahren zur herstellung von hydroxymethylpyridinen |
| JP2005015367A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Koei Chem Co Ltd | 4−ピリジンメタノールの製造方法 |
| JP2005200367A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Koei Chem Co Ltd | ピリジンメタノール類の製造方法 |
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