JPH09256120A - 耐摩耗性に優れた粉末冶金材料 - Google Patents
耐摩耗性に優れた粉末冶金材料Info
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- JPH09256120A JPH09256120A JP8064494A JP6449496A JPH09256120A JP H09256120 A JPH09256120 A JP H09256120A JP 8064494 A JP8064494 A JP 8064494A JP 6449496 A JP6449496 A JP 6449496A JP H09256120 A JPH09256120 A JP H09256120A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/043—Sliding surface consisting mainly of ceramics, cermets or hard carbon, e.g. diamond like carbon [DLC]
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C33/00—Making ferrous alloys
- C22C33/02—Making ferrous alloys by powder metallurgy
- C22C33/0207—Using a mixture of prealloyed powders or a master alloy
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C33/00—Making ferrous alloys
- C22C33/02—Making ferrous alloys by powder metallurgy
- C22C33/0207—Using a mixture of prealloyed powders or a master alloy
- C22C33/0228—Using a mixture of prealloyed powders or a master alloy comprising other non-metallic compounds or more than 5% of graphite
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Abstract
(57)【要約】
【課題】耐摩耗性の向上を図るのに有利な耐摩耗性に優
れた粉末冶金材料を提供する。 【解決手段】粉末冶金材料はフッ化セリウムを含有して
いる。その量は重量比で0.1〜10.0%が好まし
い。耐摩耗性を一層向上させるために、鉄系基地にNi
基硬質粒子等の硬質粒子を分散させることも好ましい。
鉄基合金粉末と硬質粒子粉末とフッ化セリウム粉末とを
混合した混合粉末を圧縮成形して圧粉体とする。圧粉体
を高温で焼結して形成できる。
れた粉末冶金材料を提供する。 【解決手段】粉末冶金材料はフッ化セリウムを含有して
いる。その量は重量比で0.1〜10.0%が好まし
い。耐摩耗性を一層向上させるために、鉄系基地にNi
基硬質粒子等の硬質粒子を分散させることも好ましい。
鉄基合金粉末と硬質粒子粉末とフッ化セリウム粉末とを
混合した混合粉末を圧縮成形して圧粉体とする。圧粉体
を高温で焼結して形成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐摩耗性に優れた粉
末冶金材料に関する。本発明は耐摩耗性が要請される機
器や部品を構成する焼結材料に適用できる。本発明は、
例えば摺動材料、特に車両等の内燃機関に使用するバル
ブシ−トやバルブガイド等に有効である。
末冶金材料に関する。本発明は耐摩耗性が要請される機
器や部品を構成する焼結材料に適用できる。本発明は、
例えば摺動材料、特に車両等の内燃機関に使用するバル
ブシ−トやバルブガイド等に有効である。
【0002】
【従来の技術】耐摩耗性を改善した粉末冶金材料の従来
技術について、内燃機関のバルブシ−トに用いられる焼
結材料を例にとって説明する。この種の焼結材料とし
て、従来より、CrおよびMoを含有するパーライト組
織を主体とするFeーC基地に、Cr、Mo、V等の1
0μm以下の炭化物を含むHv300〜700の硬度を
もつ硬質粒子(平均粒径:40〜150μm)を分散さ
せ、これにより耐摩耗性と相手攻撃性とを改善した焼結
合金が開示されている(特開昭60ー224762号公
報)。この焼結合金は、内燃機関に使用するバルブシー
ト用とされている。
技術について、内燃機関のバルブシ−トに用いられる焼
結材料を例にとって説明する。この種の焼結材料とし
て、従来より、CrおよびMoを含有するパーライト組
織を主体とするFeーC基地に、Cr、Mo、V等の1
0μm以下の炭化物を含むHv300〜700の硬度を
もつ硬質粒子(平均粒径:40〜150μm)を分散さ
せ、これにより耐摩耗性と相手攻撃性とを改善した焼結
合金が開示されている(特開昭60ー224762号公
報)。この焼結合金は、内燃機関に使用するバルブシー
ト用とされている。
【0003】更に上記焼結材料として、FeーCoーN
iーC系基地に、FeMoおよびFeWからなる硬質粒
子を分散させた焼結体を形成し、更に焼結体の気孔にP
b合金等の液相を含浸固化させ、これにより耐摩耗性を
改善した焼結合金が開示されている(特開昭62ー20
2058号公報)。Pb合金は潤滑性確保のためと考え
られる。この焼結合金もバルブシート用とされている。
iーC系基地に、FeMoおよびFeWからなる硬質粒
子を分散させた焼結体を形成し、更に焼結体の気孔にP
b合金等の液相を含浸固化させ、これにより耐摩耗性を
改善した焼結合金が開示されている(特開昭62ー20
2058号公報)。Pb合金は潤滑性確保のためと考え
られる。この焼結合金もバルブシート用とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで粉末冶金材料
の分野では、近年、耐摩耗性の一層の向上が要請されて
いる。前記したバルブシート等の焼結材料の分野におい
ても、耐摩耗性の一層の向上が要請されている。本発明
は上記した実情に鑑みなされたものであり、耐摩耗性の
向上を図るのに有利な耐摩耗性に優れた粉末冶金材料を
提供することを課題とする。
の分野では、近年、耐摩耗性の一層の向上が要請されて
いる。前記したバルブシート等の焼結材料の分野におい
ても、耐摩耗性の一層の向上が要請されている。本発明
は上記した実情に鑑みなされたものであり、耐摩耗性の
向上を図るのに有利な耐摩耗性に優れた粉末冶金材料を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記した課題
のもとに粉末冶金材料について鋭意開発を進め、フッ化
セリウムを含有すれば、耐摩耗性が向上することを知見
し、試験で確認し、本発明を完成した。耐摩耗性が向上
する理由は、必ずしも明らかではないが、フッ化セリウ
ムによって潤滑性が向上するためと推察される。
のもとに粉末冶金材料について鋭意開発を進め、フッ化
セリウムを含有すれば、耐摩耗性が向上することを知見
し、試験で確認し、本発明を完成した。耐摩耗性が向上
する理由は、必ずしも明らかではないが、フッ化セリウ
ムによって潤滑性が向上するためと推察される。
【0006】請求項1に係る耐摩耗性に優れた粉末冶金
材料は、フッ化セリウムを含有することを特徴とするも
のである。請求項2に係る耐摩耗性に優れた粉末冶金材
料は、請求項1において、粉末冶金材料を100%とし
たとき、フッ化セリウムが重量比で0.1〜10.0%
含有されていることを特徴とするものである。
材料は、フッ化セリウムを含有することを特徴とするも
のである。請求項2に係る耐摩耗性に優れた粉末冶金材
料は、請求項1において、粉末冶金材料を100%とし
たとき、フッ化セリウムが重量比で0.1〜10.0%
含有されていることを特徴とするものである。
【0007】請求項3に係る耐摩耗性に優れた粉末冶金
材料は、Ni基硬質粒子が鉄系基地に含有されている粉
末冶金材料において、鉄系基地には更にフッ化セリウム
が含有されていることを特徴とするものである。請求項
4に係る耐摩耗性に優れた粉末冶金材料は、請求項3に
おいて、粉末冶金材料を100%としたとき、重量比
で、Co:1.4%〜15%、Mo:1.5%〜16
%、Cr:0.4%〜12%、W:0.2%〜6%、
C:0.4%〜3.2%、Ni:0.2%〜9%、Ce
F3 :0.1%〜10.0%、不可避の不純物、残部が
実質的にFeからなる組成をもち、鉄系基地は、鉄系基
地を100%としたとき、重量比で、Co:2%〜15
%、Mo:2%〜10%、C:0.2%〜2%、Ni:
10%以下、不可避の不純物、残部が実質的Feの組成
をもち、硬質粒子はNi基硬質粒子であり、Ni基硬質
粒子を100%としたとき、重量比で、Mo:5%〜2
0%、Cr:20%〜50%、W:10%〜25%、
C:0.5%〜5%、Fe:5%〜40%、不可避の不
純物、残部が実質的にNiからなる組成をもつことを特
徴とするものである。
材料は、Ni基硬質粒子が鉄系基地に含有されている粉
末冶金材料において、鉄系基地には更にフッ化セリウム
が含有されていることを特徴とするものである。請求項
4に係る耐摩耗性に優れた粉末冶金材料は、請求項3に
おいて、粉末冶金材料を100%としたとき、重量比
で、Co:1.4%〜15%、Mo:1.5%〜16
%、Cr:0.4%〜12%、W:0.2%〜6%、
C:0.4%〜3.2%、Ni:0.2%〜9%、Ce
F3 :0.1%〜10.0%、不可避の不純物、残部が
実質的にFeからなる組成をもち、鉄系基地は、鉄系基
地を100%としたとき、重量比で、Co:2%〜15
%、Mo:2%〜10%、C:0.2%〜2%、Ni:
10%以下、不可避の不純物、残部が実質的Feの組成
をもち、硬質粒子はNi基硬質粒子であり、Ni基硬質
粒子を100%としたとき、重量比で、Mo:5%〜2
0%、Cr:20%〜50%、W:10%〜25%、
C:0.5%〜5%、Fe:5%〜40%、不可避の不
純物、残部が実質的にNiからなる組成をもつことを特
徴とするものである。
【0008】請求項4によれば、組成を規定しているた
め耐酸化性及び耐腐食性を期待できる。殊に内燃機関の
バルブシートやバルブガイド等に使用される様な高温摺
動材料として適用しても、耐酸化性及び耐腐食性を期待
できる。
め耐酸化性及び耐腐食性を期待できる。殊に内燃機関の
バルブシートやバルブガイド等に使用される様な高温摺
動材料として適用しても、耐酸化性及び耐腐食性を期待
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
説明する。本発明に係る粉末冶金材料としては、焼結処
理で固結する焼結合金等の焼結材料が一般的であるが、
場合によっては、樹脂等のバインダで粉末粒子を固結す
る圧粉成形材料に適用しても良い。
説明する。本発明に係る粉末冶金材料としては、焼結処
理で固結する焼結合金等の焼結材料が一般的であるが、
場合によっては、樹脂等のバインダで粉末粒子を固結す
る圧粉成形材料に適用しても良い。
【0010】本発明に係る粉末冶金材料の代表的な基地
としては鉄系基地であるが、これに限定されるものでは
ない。本発明に係る粉末冶金材料の用途としては、例え
ば摺動材料に適用でき、特に、内燃機関のバルブシート
やバルブガイド等に使用される様な高温で摺動する高温
摺動材料に適用できる。
としては鉄系基地であるが、これに限定されるものでは
ない。本発明に係る粉末冶金材料の用途としては、例え
ば摺動材料に適用でき、特に、内燃機関のバルブシート
やバルブガイド等に使用される様な高温で摺動する高温
摺動材料に適用できる。
【0011】フッ化セリウムは耐摩耗性の向上に寄与す
る。なお文献によれば、フッ化セリウム(CeF3 )は
三方晶の結晶構造をもち、融点が1460°Cとされて
おり、またフッ化セリウムを粉末の状態で電子顕微鏡で
観察すれば、一般的には極微細片や極微細粒子等が凝集
した凝集形態をしているとされている。粉末冶金材料の
代表例である焼結材料について本発明者が現在まで行っ
た試験によれば、炭素を含む焼結材料においてフッ化セ
リウムの含有量が増加しても、焼結処理において炭素の
拡散に対する阻害性は実質的に無いか、或いは、かなり
小さいものと考えられる。
る。なお文献によれば、フッ化セリウム(CeF3 )は
三方晶の結晶構造をもち、融点が1460°Cとされて
おり、またフッ化セリウムを粉末の状態で電子顕微鏡で
観察すれば、一般的には極微細片や極微細粒子等が凝集
した凝集形態をしているとされている。粉末冶金材料の
代表例である焼結材料について本発明者が現在まで行っ
た試験によれば、炭素を含む焼結材料においてフッ化セ
リウムの含有量が増加しても、焼結処理において炭素の
拡散に対する阻害性は実質的に無いか、或いは、かなり
小さいものと考えられる。
【0012】本発明に係る粉末冶金材料によれば、耐摩
耗性の他に経済性を考慮すれば、粉末冶金材料を100
%としたとき、フッ化セリウムは重量比で0.1〜1
0.0%含有されていることが好ましい。フッ化セリウ
ムが含有されれば、基地等にもよるが0.1%未満でも
改善効果は期待できる。更にフッ化セリウムを0.1%
以上含めば、目標とする耐摩耗性効果が得やすい。その
ため耐摩耗性を向上させる意味では、フッ化セリウムの
下限値は用途等に応じて0.3%、0.5%、1%、2
%、5%にできる。またフッ化セリウムが10%を越え
ると、耐摩耗性効果の向上は見られるものの、経済性の
面で不利となる。従って経済性をも考慮すると、一般の
部品や機器等では、フッ化セリウムの含有量は上記の様
に0.1〜10%が好ましく、特に上限値としては3
%、5%、7%が好ましい。
耗性の他に経済性を考慮すれば、粉末冶金材料を100
%としたとき、フッ化セリウムは重量比で0.1〜1
0.0%含有されていることが好ましい。フッ化セリウ
ムが含有されれば、基地等にもよるが0.1%未満でも
改善効果は期待できる。更にフッ化セリウムを0.1%
以上含めば、目標とする耐摩耗性効果が得やすい。その
ため耐摩耗性を向上させる意味では、フッ化セリウムの
下限値は用途等に応じて0.3%、0.5%、1%、2
%、5%にできる。またフッ化セリウムが10%を越え
ると、耐摩耗性効果の向上は見られるものの、経済性の
面で不利となる。従って経済性をも考慮すると、一般の
部品や機器等では、フッ化セリウムの含有量は上記の様
に0.1〜10%が好ましく、特に上限値としては3
%、5%、7%が好ましい。
【0013】但し、経済性の面では不利となるものの、
更なる耐摩耗性が要求される用途の場合には、フッ化セ
リウムは10%を越えて含有しても良い。従って本発明
に係る粉末冶金材料によれば、粉末冶金材料を100%
としたとき、フッ化セリウムの上限値としては、経済性
を実質的に無視できる部品、機器であれば、例えば16
%、21%にできる。
更なる耐摩耗性が要求される用途の場合には、フッ化セ
リウムは10%を越えて含有しても良い。従って本発明
に係る粉末冶金材料によれば、粉末冶金材料を100%
としたとき、フッ化セリウムの上限値としては、経済性
を実質的に無視できる部品、機器であれば、例えば16
%、21%にできる。
【0014】本発明に係る粉末冶金材料によれば、耐摩
耗性の一層の向上のために、基地に硬質粒子を分散させ
ることができる。硬質粒子は基地よりも硬いものであれ
ば良いが、硬すぎると相手攻撃性が高くなる。この点を
考慮して、硬質粒子の平均硬度は下限値がHv400、
Hv500、Hv600にでき、上限値がHv900、
Hv1000、Hv1200、Hv1700にできる。
硬質粒子は基地における敷石効果を期待でき、その平均
粒径は用途等にもよるが下限値が30μm、40μm、
50μmにでき、上限値が60μm、80μm、100
μmにできる。なお硬質粒子の割合は、粉末冶金材料を
100%としたとき硬質粒子の種類にもよるが、重量比
で例えば2〜30%、特に3〜25%にできる。
耗性の一層の向上のために、基地に硬質粒子を分散させ
ることができる。硬質粒子は基地よりも硬いものであれ
ば良いが、硬すぎると相手攻撃性が高くなる。この点を
考慮して、硬質粒子の平均硬度は下限値がHv400、
Hv500、Hv600にでき、上限値がHv900、
Hv1000、Hv1200、Hv1700にできる。
硬質粒子は基地における敷石効果を期待でき、その平均
粒径は用途等にもよるが下限値が30μm、40μm、
50μmにでき、上限値が60μm、80μm、100
μmにできる。なお硬質粒子の割合は、粉末冶金材料を
100%としたとき硬質粒子の種類にもよるが、重量比
で例えば2〜30%、特に3〜25%にできる。
【0015】硬質粒子としては硬質金属粒子、金属間化
合物の粒子、セラミックス粒子等を採用できる。例えば
後述するNi基硬質粒子、FeCr、FeMo、Fe
W、ムライト等、高速度鋼、工具鋼等の粒子を採用でき
る。以下、本発明に係る粉末冶金材料の代表例である鉄
系粉末冶金材料の形態を例にとって説明する。この鉄系
粉末冶金材料の組成としては、粉末冶金材料を100%
としたとき、重量比で、Co:1.4%〜15%、M
o:1.5%〜16%、Cr:0.4%〜12%、W:
0.2%〜6%、C:0.4%〜3.2%、Ni:0.
2%〜9%、CeF3 :0.1%〜10.0%、不可避
の不純物、残部が実質的にFeからなる組成のものを採
用できる。この組成はバルブシート等の摺動材料として
適する範囲である。
合物の粒子、セラミックス粒子等を採用できる。例えば
後述するNi基硬質粒子、FeCr、FeMo、Fe
W、ムライト等、高速度鋼、工具鋼等の粒子を採用でき
る。以下、本発明に係る粉末冶金材料の代表例である鉄
系粉末冶金材料の形態を例にとって説明する。この鉄系
粉末冶金材料の組成としては、粉末冶金材料を100%
としたとき、重量比で、Co:1.4%〜15%、M
o:1.5%〜16%、Cr:0.4%〜12%、W:
0.2%〜6%、C:0.4%〜3.2%、Ni:0.
2%〜9%、CeF3 :0.1%〜10.0%、不可避
の不純物、残部が実質的にFeからなる組成のものを採
用できる。この組成はバルブシート等の摺動材料として
適する範囲である。
【0016】Cは焼結時の加熱により基地に固溶して基
地を強化する。Cの一部はNi基硬質粒子に拡散し、N
i基硬質粒子の硬度を更に高め、耐摩耗性の向上に寄与
する。この点を考慮して前述した様にCは0.4%〜
3.2%としている。この粉末冶金材料の組成におい
て、Co、Mo、Cr、W等の他の元素の組成限定理由
ついては、後述する鉄系基地及びNi基硬質粒子の場合
における組成限定理由に基本的には準じるものである。
地を強化する。Cの一部はNi基硬質粒子に拡散し、N
i基硬質粒子の硬度を更に高め、耐摩耗性の向上に寄与
する。この点を考慮して前述した様にCは0.4%〜
3.2%としている。この粉末冶金材料の組成におい
て、Co、Mo、Cr、W等の他の元素の組成限定理由
ついては、後述する鉄系基地及びNi基硬質粒子の場合
における組成限定理由に基本的には準じるものである。
【0017】上記鉄系粉末冶金材料としては、鉄系基地
にNi基硬質粒子とフッ化セリウム(CeF3 )とが分
散している形態のものを採用できる。鉄系基地の組成と
しては、鉄系基地を100%としたとき、重量比で、C
o:2%〜15%、Mo:2%〜10%、C:0.2%
〜2%、Ni:10%以下、不可避の不純物、残部が実
質的Feの組成にできる。この組成とすれば、鉄系基地
においてNiリッチのオーステナイトを得るのに有利で
ある。
にNi基硬質粒子とフッ化セリウム(CeF3 )とが分
散している形態のものを採用できる。鉄系基地の組成と
しては、鉄系基地を100%としたとき、重量比で、C
o:2%〜15%、Mo:2%〜10%、C:0.2%
〜2%、Ni:10%以下、不可避の不純物、残部が実
質的Feの組成にできる。この組成とすれば、鉄系基地
においてNiリッチのオーステナイトを得るのに有利で
ある。
【0018】鉄系基地における組成の限定理由は次の様
である。コバルト(Co)は鉄系基地に固溶してこれを
強化するとともに、鉄系基地の耐熱性を向上させる効果
がある。Coが2%未満ではその効果が必ずしも充分で
はない。一方Coが15%を越えると、効果の向上は見
られるものの、経済性に欠ける。そのため上記点を考慮
すると、鉄系基地におけるCoの含有量は、2〜15%
が適当である。なお用途等に応じて、鉄系基地における
Coの下限値としては2%、4%にでき、Coの上限値
としては8%、11%にできる。
である。コバルト(Co)は鉄系基地に固溶してこれを
強化するとともに、鉄系基地の耐熱性を向上させる効果
がある。Coが2%未満ではその効果が必ずしも充分で
はない。一方Coが15%を越えると、効果の向上は見
られるものの、経済性に欠ける。そのため上記点を考慮
すると、鉄系基地におけるCoの含有量は、2〜15%
が適当である。なお用途等に応じて、鉄系基地における
Coの下限値としては2%、4%にでき、Coの上限値
としては8%、11%にできる。
【0019】モリブデン(Mo)は、鉄系基地に固溶し
てこれを強化するとともに、高温域における強度及び耐
腐食性の改善に効果を示す。またMoの一部がモリブデ
ン炭化物を生成して、耐摩耗性の改善に効果を示す。こ
れらの効果は、Mo含有量が2%未満では必ずしも充分
ではなく、一方、Mo含有量は3%を越えると効果が安
定する。またMo含有量が10%を越えると、効果の向
上は認められるものの粉末の圧縮性低下を招く。そのた
め上記点を考慮すると、鉄系基地におけるMo含有量は
2%〜10%が好ましい。好ましくは3〜10%が適当
である。なお用途等に応じてMoの下限値は2%、4
%、Moの上限値は6%、8%にできる。
てこれを強化するとともに、高温域における強度及び耐
腐食性の改善に効果を示す。またMoの一部がモリブデ
ン炭化物を生成して、耐摩耗性の改善に効果を示す。こ
れらの効果は、Mo含有量が2%未満では必ずしも充分
ではなく、一方、Mo含有量は3%を越えると効果が安
定する。またMo含有量が10%を越えると、効果の向
上は認められるものの粉末の圧縮性低下を招く。そのた
め上記点を考慮すると、鉄系基地におけるMo含有量は
2%〜10%が好ましい。好ましくは3〜10%が適当
である。なお用途等に応じてMoの下限値は2%、4
%、Moの上限値は6%、8%にできる。
【0020】Niは鉄系基地におけるNiリッチのオー
ステナイトの形成に貢献でき、従ってNiは上記割合に
できる。上記粉末冶金材料によれば、鉄系基地にNi基
硬質粒子が分散している。Ni基硬質粒子の組成として
は、Ni基硬質粒子を100%としたとき、重量比で、
Mo:5%〜20%、Cr:20%〜50%、W:10
%〜25%、C:0.5%〜5%、Fe:5%〜40
%、不可避の不純物、残部が実質的にNiからなる組成
にできる。なお上記Ni基硬質粒子は必要に応じて、N
i基硬質粒子を100%としたときSiを2%以下を含
むことができる。
ステナイトの形成に貢献でき、従ってNiは上記割合に
できる。上記粉末冶金材料によれば、鉄系基地にNi基
硬質粒子が分散している。Ni基硬質粒子の組成として
は、Ni基硬質粒子を100%としたとき、重量比で、
Mo:5%〜20%、Cr:20%〜50%、W:10
%〜25%、C:0.5%〜5%、Fe:5%〜40
%、不可避の不純物、残部が実質的にNiからなる組成
にできる。なお上記Ni基硬質粒子は必要に応じて、N
i基硬質粒子を100%としたときSiを2%以下を含
むことができる。
【0021】上記したNi基硬質粒子における組成の限
定理由について説明する。Ni基硬質粒子におけるM
o、Cr、W、Fe、Siは、Cと結合して炭化物を形
成することにより、耐摩耗性の向上に寄与できる。Ni
基硬質粒子におけるNi及びFeの一部は、焼結する場
合には、焼結の際の加熱により鉄系基地中に拡散し、N
iリッチのオーステナイトの形成に貢献し、基地の耐酸
化性の向上に寄与すると共に、基地がNi基硬質粒子を
保持する保持力の向上に寄与する。
定理由について説明する。Ni基硬質粒子におけるM
o、Cr、W、Fe、Siは、Cと結合して炭化物を形
成することにより、耐摩耗性の向上に寄与できる。Ni
基硬質粒子におけるNi及びFeの一部は、焼結する場
合には、焼結の際の加熱により鉄系基地中に拡散し、N
iリッチのオーステナイトの形成に貢献し、基地の耐酸
化性の向上に寄与すると共に、基地がNi基硬質粒子を
保持する保持力の向上に寄与する。
【0022】上記の様に粉末冶金材料、鉄系基地、Ni
基硬質粒子の組成を規定すれば、耐摩耗性の他に耐酸化
性及び耐腐食性を期待できる。殊に内燃機関のバルブシ
ートやバルブガイド等に使用される様な高温摺動材料と
して適用しても、耐摩耗性の他に耐酸化性及び耐腐食性
を期待できる。本発明に係る粉末冶金材料を製造するに
は次の様にできる。即ち、鉄系基地となる鉄基合金粉末
と、Ni基硬質粒子となる硬質合金粉末と、黒鉛粉末
と、フッ化セリウム粉末と、適宜の成形用潤滑剤とを用
いる。これらを混合して混合粉末を得る混合工程を実行
する。混合の際には、できるだけ均一に分散することが
好ましい。
基硬質粒子の組成を規定すれば、耐摩耗性の他に耐酸化
性及び耐腐食性を期待できる。殊に内燃機関のバルブシ
ートやバルブガイド等に使用される様な高温摺動材料と
して適用しても、耐摩耗性の他に耐酸化性及び耐腐食性
を期待できる。本発明に係る粉末冶金材料を製造するに
は次の様にできる。即ち、鉄系基地となる鉄基合金粉末
と、Ni基硬質粒子となる硬質合金粉末と、黒鉛粉末
と、フッ化セリウム粉末と、適宜の成形用潤滑剤とを用
いる。これらを混合して混合粉末を得る混合工程を実行
する。混合の際には、できるだけ均一に分散することが
好ましい。
【0023】次に、その混合粉末を金型で圧縮成形して
圧粉体を形成する圧縮成形工程を実行する。次に、圧粉
体を焼結温度領域に加熱して焼結して焼結材料を得る焼
結工程を実行する。焼結温度は組成に応じて適宜変更で
きるものの、例えば、下限値として1323Kから、硬
質合金粉末の融点温度未満の温度を採用でき、上限値と
して1393K、1423Kを採用できる。なお焼結雰
囲気としては窒素ガスや希ガス等の非酸化性雰囲気が好
ましい。
圧粉体を形成する圧縮成形工程を実行する。次に、圧粉
体を焼結温度領域に加熱して焼結して焼結材料を得る焼
結工程を実行する。焼結温度は組成に応じて適宜変更で
きるものの、例えば、下限値として1323Kから、硬
質合金粉末の融点温度未満の温度を採用でき、上限値と
して1393K、1423Kを採用できる。なお焼結雰
囲気としては窒素ガスや希ガス等の非酸化性雰囲気が好
ましい。
【0024】混合粉末における配合割合は、混合粉末を
100%としたとき、重量比で硬質合金粉末が2%〜3
0%、黒鉛粉末が0.2%〜2%、フッ化セリウム粉末
が0.1%〜10.0%、残部実質的に鉄基合金粉末の
配合割合にできる。この混合粉末において、硬質合金粉
末の添加量が2%未満では耐摩耗性向上に限界があり、
また30%を越えて添加しても添加の割に向上が小さ
く、また成形性の低下を招く。そのため硬質合金粉末は
前述の様に2%〜30%が適当範囲である。
100%としたとき、重量比で硬質合金粉末が2%〜3
0%、黒鉛粉末が0.2%〜2%、フッ化セリウム粉末
が0.1%〜10.0%、残部実質的に鉄基合金粉末の
配合割合にできる。この混合粉末において、硬質合金粉
末の添加量が2%未満では耐摩耗性向上に限界があり、
また30%を越えて添加しても添加の割に向上が小さ
く、また成形性の低下を招く。そのため硬質合金粉末は
前述の様に2%〜30%が適当範囲である。
【0025】混合粉末に添加される黒鉛粉末は、焼結時
の加熱により基地に固溶し、基地を強化するとともに、
一部は、Ni基硬質粒子に拡散し、Ni基硬質粒子の硬
度を更に高め、耐摩耗性の向上に寄与する。黒鉛粉末の
添加が0.2%未満では前記の効果があまり期待でき
ず、また2%を越えて添加すると、焼結材料を脆化させ
易い。従って混合粉末における黒鉛粉末としては、0.
2%〜2%の添加が適当である。
の加熱により基地に固溶し、基地を強化するとともに、
一部は、Ni基硬質粒子に拡散し、Ni基硬質粒子の硬
度を更に高め、耐摩耗性の向上に寄与する。黒鉛粉末の
添加が0.2%未満では前記の効果があまり期待でき
ず、また2%を越えて添加すると、焼結材料を脆化させ
易い。従って混合粉末における黒鉛粉末としては、0.
2%〜2%の添加が適当である。
【0026】
【実施例】本発明に係る各実施例について比較例と共に
説明する。本実施例によれば、鉄系基地を構成する鉄基
合金粉末として、粉末a、粉末c、粉末d、粉末eを準
備する。粉末aは、重量比でMo:4.9%、Co:
4.6%、残部が実質的にFeの組成をもつ鉄基噴霧合
金粉末である。
説明する。本実施例によれば、鉄系基地を構成する鉄基
合金粉末として、粉末a、粉末c、粉末d、粉末eを準
備する。粉末aは、重量比でMo:4.9%、Co:
4.6%、残部が実質的にFeの組成をもつ鉄基噴霧合
金粉末である。
【0027】粉末cは、重量比でMo:1.2%、C
o:4.7%、残部が実質的にFeの組成をもつ鉄基噴
霧合金粉末である。粉末dは、重量比でMo:2.2
%、Co:4.6%、残部が実質的にFeの組成をもつ
鉄基噴霧合金粉末である。粉末eは、重量比でMo:
3.1%、Co:4.5%、残部が実質的にFeの組成
をもつ鉄基噴霧合金粉末である。
o:4.7%、残部が実質的にFeの組成をもつ鉄基噴
霧合金粉末である。粉末dは、重量比でMo:2.2
%、Co:4.6%、残部が実質的にFeの組成をもつ
鉄基噴霧合金粉末である。粉末eは、重量比でMo:
3.1%、Co:4.5%、残部が実質的にFeの組成
をもつ鉄基噴霧合金粉末である。
【0028】粉末a、d、eは、請求項1〜4に該当す
る鉄系基地を構成するものである。粉末cはMo量が他
の粉末よりもやや少なく、請求項1〜3に該当する鉄系
基地を構成するものである。上記した粉末a、c、d、
eは、いずれも粒径177μm以下、つまり80メッシ
ュの網目をパスしたものである。
る鉄系基地を構成するものである。粉末cはMo量が他
の粉末よりもやや少なく、請求項1〜3に該当する鉄系
基地を構成するものである。上記した粉末a、c、d、
eは、いずれも粒径177μm以下、つまり80メッシ
ュの網目をパスしたものである。
【0029】Ni基硬質粒子を構成する硬質粒子粉末と
して粉末bを準備する。この粉末bは、重量比でCr:
35.2%、W:12.5%、Mo:8.7%、Fe:
18.7%、C:2.6%、Si:0.6%、残部が実
質的にNiの組成をもつNi基噴霧合金粉末である。粉
末bは粒径149μm以下、つまり100メッシュの網
目をパスしたものである。
して粉末bを準備する。この粉末bは、重量比でCr:
35.2%、W:12.5%、Mo:8.7%、Fe:
18.7%、C:2.6%、Si:0.6%、残部が実
質的にNiの組成をもつNi基噴霧合金粉末である。粉
末bは粒径149μm以下、つまり100メッシュの網
目をパスしたものである。
【0030】更に本実施例によれば、黒鉛粉末、市販の
CeF3 粉末、並びに潤滑剤としてステアリン酸亜鉛粉
末を準備する。CeF3 粉末は電子顕微鏡観察によれ
ば、極微細片または極微細粒子等が凝集した形態を呈し
ている。CeF3 粉末の粒径は凝集の程度、CeF3 粉
末粒子を構成する極微細片の剥離の程度によって変化す
るものの、混合する前のCeF3 粉末の平均粒径が3〜
20μmである。
CeF3 粉末、並びに潤滑剤としてステアリン酸亜鉛粉
末を準備する。CeF3 粉末は電子顕微鏡観察によれ
ば、極微細片または極微細粒子等が凝集した形態を呈し
ている。CeF3 粉末の粒径は凝集の程度、CeF3 粉
末粒子を構成する極微細片の剥離の程度によって変化す
るものの、混合する前のCeF3 粉末の平均粒径が3〜
20μmである。
【0031】まず、表1に示す配合組成になるように粉
末を秤量する。表1は、焼結に伴い蒸散する潤滑剤を除
く混合粉末を100%としたときにおける各粉末の重量
比の割合を示す。表1から理解できる様に、混合粉末に
占めるCeF3 粉末の割合は、実施例1では0.3%、
実施例2では9.5%、実施例3及び実施例4では5
%、実施例5では14%である。また表1から理解でき
る様に各実施例及び各比較例にわたり、黒鉛粉末の割合
は0.9%とし、潤滑剤の割合は0.8%とする。
末を秤量する。表1は、焼結に伴い蒸散する潤滑剤を除
く混合粉末を100%としたときにおける各粉末の重量
比の割合を示す。表1から理解できる様に、混合粉末に
占めるCeF3 粉末の割合は、実施例1では0.3%、
実施例2では9.5%、実施例3及び実施例4では5
%、実施例5では14%である。また表1から理解でき
る様に各実施例及び各比較例にわたり、黒鉛粉末の割合
は0.9%とし、潤滑剤の割合は0.8%とする。
【0032】次に各粉末を均一に混合して混合工程を実
行する。次に圧縮工程として、成形圧力620MPaに
て金型により混合粉末を圧縮成形して圧粉体を成形す
る。次に焼結工程として各圧粉体を、酸化防止のために
窒素ガス雰囲気中で、常温から昇温し、1395Kの温
度で30分間焼結し、これにより実施例1〜5に係る焼
結材料からなる試験片を形成する。
行する。次に圧縮工程として、成形圧力620MPaに
て金型により混合粉末を圧縮成形して圧粉体を成形す
る。次に焼結工程として各圧粉体を、酸化防止のために
窒素ガス雰囲気中で、常温から昇温し、1395Kの温
度で30分間焼結し、これにより実施例1〜5に係る焼
結材料からなる試験片を形成する。
【0033】また比較例についても表1に示す配合割合
で同様に秤量し、同様な圧縮工程、焼結工程を経て、比
較例に係る焼結材料からなる試験片も形成する。また、
表2は焼結処理を行った後の焼結材料を100%とした
ときの各試験片の合金組成を示す。表2から理解できる
様に、焼結材料においてCeF3 の割合は、実施例1で
は0.3%、実施例2では9.5%、実施例3及び実施
例4では5%、実施例5では14%である。各比較例に
はフッ化セリウムは含まれていない。
で同様に秤量し、同様な圧縮工程、焼結工程を経て、比
較例に係る焼結材料からなる試験片も形成する。また、
表2は焼結処理を行った後の焼結材料を100%とした
ときの各試験片の合金組成を示す。表2から理解できる
様に、焼結材料においてCeF3 の割合は、実施例1で
は0.3%、実施例2では9.5%、実施例3及び実施
例4では5%、実施例5では14%である。各比較例に
はフッ化セリウムは含まれていない。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】 なお上記した各実施例、各比較例に係る焼結後の試験片
における鉄系基地の基本的な金属組織は、光学顕微鏡で
組織観察したところ、ニッケルリッチのオーステナイト
とベイナイトとパーライトとフェライトとの混合組織で
ある。
における鉄系基地の基本的な金属組織は、光学顕微鏡で
組織観察したところ、ニッケルリッチのオーステナイト
とベイナイトとパーライトとフェライトとの混合組織で
ある。
【0036】次に耐摩耗性を評価するために、各実施例
に係る試験片、各比較例に係る試験片について大越摩耗
試験を行なう。この摩耗試験によれば、図1に示す様
に、ブロック材である試験片10を固定した状態で、相
手材としてのリング状のロータ20を所定の速度で回転
させつつ、ロータ20を矢印N方向に押圧して試験片1
0に所定時間押しつけ、試験片10における摩耗体積を
試験する。この摩耗試験の条件は次の様である。
に係る試験片、各比較例に係る試験片について大越摩耗
試験を行なう。この摩耗試験によれば、図1に示す様
に、ブロック材である試験片10を固定した状態で、相
手材としてのリング状のロータ20を所定の速度で回転
させつつ、ロータ20を矢印N方向に押圧して試験片1
0に所定時間押しつけ、試験片10における摩耗体積を
試験する。この摩耗試験の条件は次の様である。
【0037】 ロータの材質 JIS−SUH35 ブロック材 実施例及び比較材 すべり速度 0.40m/s 摩擦距離 100m 最終荷重 27.5N 試験温度 ロータ:773K ブロック材:653K 測定項目 試験片であるブロック材における摩耗体積 試験片であるブロック材における摩耗体積は、比較例2
を100%とした相対表示としてあらわし、その相対表
示を表2に示す。相対表示の数が小さい程、摩耗体積が
小さく、従って耐摩耗性が向上していることを意味す
る。表2に示す様に、実施例1では84%であり、実施
例2では72%であり、実施例3では89%であり、実
施例4では82%であり、実施例5では68%である。
殊にMo量が1.8%と少ない実施例3においても、摩
耗体積は89%と良好である。
を100%とした相対表示としてあらわし、その相対表
示を表2に示す。相対表示の数が小さい程、摩耗体積が
小さく、従って耐摩耗性が向上していることを意味す
る。表2に示す様に、実施例1では84%であり、実施
例2では72%であり、実施例3では89%であり、実
施例4では82%であり、実施例5では68%である。
殊にMo量が1.8%と少ない実施例3においても、摩
耗体積は89%と良好である。
【0038】この様にフッ化セリウム(CeF3 )を含
む実施例1〜5によれば、相対摩耗量が小さくなり、耐
摩耗性が向上していることがわかる。殊にフッ化セリウ
ムが多い実施例5では68%であり、フッ化セリウムが
多いためコスト高となるものの、耐摩耗性がかなり向上
している。一方、フッ化セリウムを含まない比較例1〜
4によれば、相対摩耗量が大きくなり、耐摩耗性が充分
ではないことがわかる。即ち、フッ化セリウムを含まな
い比較例1ではMoが多いにもかかわらず摩耗体積の相
対表示は87%であり、比較例3では95%であり、比
較例4では92%である。
む実施例1〜5によれば、相対摩耗量が小さくなり、耐
摩耗性が向上していることがわかる。殊にフッ化セリウ
ムが多い実施例5では68%であり、フッ化セリウムが
多いためコスト高となるものの、耐摩耗性がかなり向上
している。一方、フッ化セリウムを含まない比較例1〜
4によれば、相対摩耗量が大きくなり、耐摩耗性が充分
ではないことがわかる。即ち、フッ化セリウムを含まな
い比較例1ではMoが多いにもかかわらず摩耗体積の相
対表示は87%であり、比較例3では95%であり、比
較例4では92%である。
【0039】表1から理解できる様に、実施例1と比較
例1とは共に鉄基合金粉末として粉末aを用いており、
しかも配合割合がフッ化セリウムを除いて同様であるに
もかかわらず、フッ化セリウムを含まない比較例1によ
れば相対摩耗量が87%であり、フッ化セリウムを0.
3%含む実施例1によれば相対摩耗量が84%であり、
耐摩耗性が向上している。従ってフッ化セリウムの割合
が微小でも、耐摩耗性の向上において有効であることが
わかる。
例1とは共に鉄基合金粉末として粉末aを用いており、
しかも配合割合がフッ化セリウムを除いて同様であるに
もかかわらず、フッ化セリウムを含まない比較例1によ
れば相対摩耗量が87%であり、フッ化セリウムを0.
3%含む実施例1によれば相対摩耗量が84%であり、
耐摩耗性が向上している。従ってフッ化セリウムの割合
が微小でも、耐摩耗性の向上において有効であることが
わかる。
【0040】また表1から理解できる様に、実施例3と
比較例2とは共に鉄基合金粉末として粉末cを用いてお
り、しかも配合割合がフッ化セリウムを除いて同様であ
る。従って実施例3と比較例2とは共に表2に示す様に
焼結後の組成においてもMo含有量が共に同一であり、
フッ化セリウムの有無を除いて基本的に同様であるにも
かかわらず、フッ化セリウムを含まない比較例2によれ
ば相対摩耗量が100%であり、フッ化セリウムを5%
含む実施例3によれば相対摩耗量が89%であり、耐摩
耗性が向上している。
比較例2とは共に鉄基合金粉末として粉末cを用いてお
り、しかも配合割合がフッ化セリウムを除いて同様であ
る。従って実施例3と比較例2とは共に表2に示す様に
焼結後の組成においてもMo含有量が共に同一であり、
フッ化セリウムの有無を除いて基本的に同様であるにも
かかわらず、フッ化セリウムを含まない比較例2によれ
ば相対摩耗量が100%であり、フッ化セリウムを5%
含む実施例3によれば相対摩耗量が89%であり、耐摩
耗性が向上している。
【0041】また表2に示す組成から理解できる様に、
実施例3と実施例4とは、Moを除いて基本組成が略同
様であり、しかも双方共にフッ化セリウムを5%含む。
しかしMoが1.8%と少ない実施例3によれば相対摩
耗量は89%であり、Moが3.3%と多い実施例4に
よれば相対摩耗量は82%であり、耐摩耗性が向上して
いる。これは、耐摩耗性に寄与するMo系の炭化物の影
響によるものと推察される。
実施例3と実施例4とは、Moを除いて基本組成が略同
様であり、しかも双方共にフッ化セリウムを5%含む。
しかしMoが1.8%と少ない実施例3によれば相対摩
耗量は89%であり、Moが3.3%と多い実施例4に
よれば相対摩耗量は82%であり、耐摩耗性が向上して
いる。これは、耐摩耗性に寄与するMo系の炭化物の影
響によるものと推察される。
【0042】また表2の組成から理解できる様に、比較
例2〜比較例4はMo量を除いて基本組成は略同様であ
る。しかしMoが1.8%と少ない比較例2によれば相
対摩耗量が100%であり、Moが2.7%である比較
例3によれば相対摩耗量が95%であり、Moが3.5
%である比較例4によれば相対摩耗量が92%である。
このことからMoだけに着目すると、Moが3%を越え
るあたりから、耐摩耗性改善効果が安定することがわか
る。
例2〜比較例4はMo量を除いて基本組成は略同様であ
る。しかしMoが1.8%と少ない比較例2によれば相
対摩耗量が100%であり、Moが2.7%である比較
例3によれば相対摩耗量が95%であり、Moが3.5
%である比較例4によれば相対摩耗量が92%である。
このことからMoだけに着目すると、Moが3%を越え
るあたりから、耐摩耗性改善効果が安定することがわか
る。
【0043】ところで前述した特開昭62−20205
8号公報に係る焼結合金によれば、焼結体の気孔に、潤
滑機能を発揮できるPb合金を含浸固化させることにし
ているが、Pb合金は環境に負荷を与える物質と考えら
れている。故にPb合金を用いることなく、あるいは用
いるとしてもPb合金の量をできるだけ低減することが
好ましい。この点上記した各実施例によれば、フッ化セ
リウムにより良好なる耐摩耗性が確保されるため、Pb
合金を削減または低減するのに有利である。
8号公報に係る焼結合金によれば、焼結体の気孔に、潤
滑機能を発揮できるPb合金を含浸固化させることにし
ているが、Pb合金は環境に負荷を与える物質と考えら
れている。故にPb合金を用いることなく、あるいは用
いるとしてもPb合金の量をできるだけ低減することが
好ましい。この点上記した各実施例によれば、フッ化セ
リウムにより良好なる耐摩耗性が確保されるため、Pb
合金を削減または低減するのに有利である。
【0044】また上記した様な組成に規定されている各
実施例によれば、鉄系基地の耐摩耗性の確保の他に、鉄
系基地における耐腐食性、耐酸化性を確保するのに有利
である。 (付記)上記した実施例から次の技術的思想も把握でき
る。 ○フッ化セリウムを含有することを特徴とする耐摩耗性
に優れた焼結材料。 ○フッ化セリウムを含有することを特徴とする摺動材
料。 ○フッ化セリウムを含有することを特徴とするバルブシ
ート用焼結材料。
実施例によれば、鉄系基地の耐摩耗性の確保の他に、鉄
系基地における耐腐食性、耐酸化性を確保するのに有利
である。 (付記)上記した実施例から次の技術的思想も把握でき
る。 ○フッ化セリウムを含有することを特徴とする耐摩耗性
に優れた焼結材料。 ○フッ化セリウムを含有することを特徴とする摺動材
料。 ○フッ化セリウムを含有することを特徴とするバルブシ
ート用焼結材料。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、耐摩耗性の向上を図る
のに有利である。従って摺動材料に適する。特に、内燃
機関のバルブシートやバルブガイド等の様に、高温領域
で使用される高温摺動材料に適用するのに有利である。
勿論、常温領域や低温領域で用いる摺動材料にも適用で
きる。
のに有利である。従って摺動材料に適する。特に、内燃
機関のバルブシートやバルブガイド等の様に、高温領域
で使用される高温摺動材料に適用するのに有利である。
勿論、常温領域や低温領域で用いる摺動材料にも適用で
きる。
【0046】請求項2によれば、フッ化セリウムの量を
規定しているので、経済性を確保しつつ耐摩耗性を確保
するのに有利である。請求項3によれば、鉄系基地にN
i基硬質粒子とフッ化セリウムとが分散しているので、
耐摩耗の確保に一層有利である。請求項4によれば、粉
末冶金材料の組成、フッ化セリウムの含有量、鉄系基地
の組成、Ni基硬質粒子の組成を規定しているので、耐
摩耗性の他に、鉄系基地における耐腐食性、耐酸化性を
確保するのに有利である。
規定しているので、経済性を確保しつつ耐摩耗性を確保
するのに有利である。請求項3によれば、鉄系基地にN
i基硬質粒子とフッ化セリウムとが分散しているので、
耐摩耗の確保に一層有利である。請求項4によれば、粉
末冶金材料の組成、フッ化セリウムの含有量、鉄系基地
の組成、Ni基硬質粒子の組成を規定しているので、耐
摩耗性の他に、鉄系基地における耐腐食性、耐酸化性を
確保するのに有利である。
【図1】摩耗試験の概略構成図である。
図中、10は試験片、20はロータを示す。
フロントページの続き (72)発明者 臺▲座▼ 攝人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 江角 武彦 京都市山科区栗栖野狐塚5−1 日本粉末 合金株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】フッ化セリウムを含有することを特徴とす
る耐摩耗性に優れた粉末冶金材料。 - 【請求項2】請求項1において、粉末冶金材料を100
%としたとき、フッ化セリウムが重量比で0.1〜1
0.0%含有されていることを特徴とする耐摩耗性に優
れた粉末冶金材料。 - 【請求項3】硬質粒子が鉄系基地に含有されている粉末
冶金材料において、該鉄系基地には更にフッ化セリウム
が含有されていることを特徴とする耐摩耗性に優れた粉
末冶金材料。 - 【請求項4】請求項3において、粉末冶金材料を100
%としたとき、重量比で、Co:1.4%〜15%、M
o:1.5%〜16%、Cr:0.4%〜12%、W:
0.2%〜6%、C:0.4%〜3.2%、Ni:0.
2%〜9%、CeF3 :0.1%〜10.0%、不可避
の不純物、残部が実質的にFeからなる組成をもち、 該鉄系基地は、該鉄系基地を100%としたとき、重量
比で、Co:2%〜15%、Mo:2%〜10%、C:
0.2%〜2%、Ni:10%以下、不可避の不純物、
残部が実質的Feの組成をもち、 該硬質粒子はNi基硬質粒子であり、該Ni基硬質粒子
を100%としたとき、重量比で、Mo:5%〜20
%、Cr:20%〜50%、W:10%〜25%、C:
0.5%〜5%、Fe:5%〜40%、不可避の不純
物、残部が実質的にNiからなる組成をもつことを特徴
とする耐摩耗性に優れた粉末冶金材料。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8064494A JPH09256120A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 耐摩耗性に優れた粉末冶金材料 |
| US08/819,940 US5808214A (en) | 1996-03-21 | 1997-03-18 | Powder-produced material having wear-resistance |
| KR1019970009421A KR970065759A (ko) | 1996-03-21 | 1997-03-20 | 내마모성이 우수한 분말야금 재료 |
| EP97104789A EP0796927A3 (en) | 1996-03-21 | 1997-03-20 | Powder-produced material having wear-resistance |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8064494A JPH09256120A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 耐摩耗性に優れた粉末冶金材料 |
Publications (1)
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