JPH09256310A - 透水性舗装ブロックおよびその製造方法 - Google Patents

透水性舗装ブロックおよびその製造方法

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JPH09256310A
JPH09256310A JP9758796A JP9758796A JPH09256310A JP H09256310 A JPH09256310 A JP H09256310A JP 9758796 A JP9758796 A JP 9758796A JP 9758796 A JP9758796 A JP 9758796A JP H09256310 A JPH09256310 A JP H09256310A
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JP
Japan
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water
block
permeable
rubber
surface layer
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JP9758796A
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English (en)
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Masahiro Nakano
正浩 中野
Toshinobu Hirata
利信 平田
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HOKUYOU KK
Original Assignee
HOKUYOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 快適な歩行感と良好な透水性とを兼ね備え、
かつ耐久性に優れた舗装ブロック材を得る。 【解決手段】 透水性コンクリートブロック13の表面
に、ゴムチップ、エポキシ樹脂および脂肪族ポリアミン
を含む透水性ゴム表層12を配設した。ゴムチップとバ
インダ(エポキシ樹脂および脂肪族ポリアミン)とを混
練して型枠内に装填し、その上に透水性コンクリートを
装填し、振動加圧して締め固め、脱型する。ゴムチップ
の粒径は5〜15mmとする。コンクリート層13にゴ
ム表層12が強固に接合されたブロックを一体成形でき
る。更にコンクリート層とゴム表層との間に電熱線等の
発熱手段を設け、ロードヒーティング用の舗装ブロック
とすることも出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透水性舗装ブロック
およびその製造方法に係り、特にゴム表層を備えかつ透
水性舗装が可能な舗装材に関する。
【0002】
【従来の技術】歩行の安全性や快適性を高め、美しい街
路空間を形成するために、従来から様々な素材デザイン
のブロックやタイルが歩道や遊歩道、公園広場等の舗装
材として使用されている。例えば特開平4−31748
0号の舗装ブロックは、コンクリートブロック表面にゴ
ム表層を設けてなるもので、基台となるコンクリートブ
ロックとゴム表層とを樹脂バインダを使用し一体成形す
ることにより、ゴム表層の耐久性を向上させたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる特開
平4−317480号のブロックは、ゴム材特有のクッ
ション性のある柔らかな歩行感が得られるものの、透水
性については考慮されておらず、従って雨水を地下に浸
透させるいわゆる透水性舗装を行うことは出来ない。
【0004】近時、都市部において地下水が枯渇した
り、降雨時に下水が路上に溢れ、あるいは都市部の中小
河川が洪水を引き起こすなどの問題が生じているが、こ
れらの主な原因は、在来の非透水性舗装にあると指摘さ
れている。なぜなら、在来の舗装では、路盤路床の支持
力を確保する観点から、舗装内部には極力雨水を入れな
いことを原則としており、このため特に地表の大部分が
一様に舗装された都市部においては、雨水は側溝に排水
されてほとんど地下に供給されず、一挙に下水や河川に
集中することとなるからである。
【0005】一方、このような問題を解消すべく、雨水
の浸透が可能な舗装ブロックも各種提供されている。例
えば特開平4−228485号のブロックは、図4に示
すように透水性コンクリート基層2の表面に透水性モル
タル層3を設けてなるもので、ブロック1の表面を、多
数の釘状突起5を備えた粗面形成具4で叩打して、透水
性と自然石に似た質感とを持たせている。
【0006】しかしながらこのブロックは、成形後かか
る粗面形成具による仕上加工が必要なうえに、ブロック
表面がモルタル層とされているため、ゴム表層を備えた
舗装ブロックのような弾力のある柔らかな足触りを得る
ことは出来ず、とくに歩道等に使用して快適な歩行感を
得ることは難しい。
【0007】そこで本発明の目的は、快適な歩行感と良
好な透水性とを兼ね備え、かつ耐久性に優れた舗装材を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成して課題
を解決するため、本願の第一の発明に係る透水性舗装ブ
ロックは、透水性コンクリートブロックの表面に、ゴム
チップ、エポキシ樹脂および脂肪族ポリアミンを含む透
水性ゴム表層を配設した。
【0009】また、第二の発明に係る透水性舗装ブロッ
クの製造方法は、透水性ゴム表層を形成するためにゴム
チップ、エポキシ樹脂および脂肪族ポリアミンを混練し
て型枠内に装填する工程と、透水性コンクリート層を形
成するためにセメント、骨材および水を所定の配合比で
混練して型枠内に装填する工程とを含む。
【0010】また、かかる発明において、ゴムチップの
粒径を5〜15mmとする場合がある。
【0011】さらに、透水性コンクリート層と透水性ゴ
ム表層との間に発熱手段を設ける場合がある。
【0012】
【作用】本発明の舗装ブロックは、透水性コンクリート
によりブロック本体を形成し、その表面に透水性を有す
るゴム表層を形成したもので、ブロック本体とゴム表層
とがともに透水性を有するから、路面から地下に雨水を
浸透させる透水性舗装を行うことが出来る。
【0013】ブロック本体を構成する透水性コンクリー
トとしては、セメント、骨材および水の各材料を所定の
配合比で混練した通常の透水性コンクリートを使用して
構わない。
【0014】一方、ゴム表層の形成には、雨水が浸透可
能な空隙をゴム表層内に形成できるよう適宜の粒径を有
するゴムチップを使用する。ゴムチップの具体的な粒径
は、5〜15mmとすることが好ましい。ゴムチップの
粒径が小さすぎると、ゴム表層内に形成される空隙が少
なくなって透水性が減少する一方、粒径が大きすぎると
ゴム表層が粗くなって強度が低下するからである。
【0015】また、本発明では、ゴム表層の形成にあた
ってエポキシ樹脂と脂肪族ポリアミンを使用する。本発
明者の実験によれば、これらはゴムチップ同士を接合す
るバインダとしての機能を営むと同時に、ブロック本体
を構成するコンクリート(コンクリート層)との良好な
接合能力を発揮するもので、かかるバインダの使用によ
りコンクリート表面に強固に接着されたゴム表層が形成
できる。
【0016】ブロックの具体的成形方法としては、例え
ば、ゴム表層を形成する各材料(ゴムチップ、エポキシ
樹脂および脂肪族ポリアミン)を混練して型枠内に装填
した後、該型枠内に、透水性コンクリート混練物(セメ
ント、骨材および水を所定の配合比で混練したもの)を
装填し、一体成形すれば良い。
【0017】また、本ブロックでは、透水性コンクリー
ト層と透水性ゴム表層との間に、例えば電熱線等の発熱
手段を設けることも可能である。かかるブロック構造に
よれば、所謂ロードヒーティング舗装を行うことが出来
る。製造にあたっては、例えばゴム表層を形成する各材
料を型枠内に装填した後、その上に適宜のパターンで発
熱手段を配置し、さらにその上にコンクリート混練物を
装填して一体成形すれば良い。
【0018】本ブロックによれば、路面上の雨水を地下
に浸透させ、大地に戻すことが可能となるから、都市部
における地下水の枯渇や街路樹の枯れ、路上への下水の
溢出や河川の氾濫等の問題を解消することが出来る。ま
た、ゴム表層によるクッション性から、着地時の衝撃を
やわらげ快適な歩行感を得ることが出来るとともに、舗
装面に水たまりが出来ないから滑り難く、安全性も高
い。またゴム表層はブロック本体に強固に接着されて容
易に剥離せず、耐久性に優れる。さらに施工にあたって
はブロックを敷き並べるだけで、現場でのコンクリート
打設や養生が不要であるから、施工性に優れ、工期の短
縮が可能である。またブロック自体も一体成形により容
易に効率よく製造できる。
【0019】本発明の舗装ブロックは、使用箇所をとく
に限定されない。一般歩道のほか、例えば団地内道路や
通園・通学路、コミュニティ道路、公園・庭園の遊歩
道、商店街通路等の各種の歩道、屋外運動場やイベント
広場、テラスやショールーム、ガレージ、ポーチ、イン
テリア床、店舗床、その他建物施設周囲やプールサイ
ド、駐車場等、様々な現場に適用することが可能であ
る。
【0020】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図1は本発明に係る舗装ブロックの一例を示
す斜視図である。図示のようにこのブロック11は、透
水性コンクリートからなるブロック本体13の表面に、
透水性を備えたゴム表層12を配設したもので、本ブロ
ックは例えば次のようにして一体成形し製造することが
出来る。
【0021】すなわち図2に示すように、まず所定の寸
法形状(例えば300mm×300mm,深さ70m
m)を有する鋼製の型枠15内に、ゴム表層12を形成
できるようゴムチップとバインダとの混練物12aを投
入する(矢印A)。バインダとしてはエポキシ樹脂と脂
肪族ポリアミンを使用し、ゴムチップとバインダとの配
合比を、例えばバインダ1重量部に対し、ゴムチップが
10〜30重量部となるよう調製する。ゴムチップは、
好ましくは粒径5〜15mmのものを使用する。良好な
透水性と十分な実用強度を備えたゴム表層を形成するた
めである。
【0022】次に、該ゴムチップとバインダの混練物1
2aの上に、セメント、粗骨材および水を所定の配合比
で混練した透水性コンクリート混練物13aを投入する
(矢印A)。このコンクリートは、通常の透水性コンク
リートで使用されるものであって構わない。具体的配合
例としては、例えば水セメント比(W/C)20.8
%、各材料の単位量が水156kgf/m3、セメント
325kgf/m3、粗骨材1152kgf/m3、粗骨
材の最大寸法が10mmとすることが出来る。そしてこ
れら各材料の装填後、振動および加圧により締め固め、
脱型する。
【0023】このようにして形成された本舗装ブロック
によれば、ゴム表層12およびブロック本体13の透水
性により路面上の降雨を地下に浸透させることが出来
る。またゴム表層12により、弾力のある快適な歩行感
が得られる。またブロック表面(舗装面)に水が溜まる
ことがないから、滑り難く、安全性が高い。さらに、ゴ
ム表層12はコンクリート層13と一体成形され、バイ
ンダ(エポキシ樹脂および脂肪族ポリアミン)によりブ
ロック本体13に強固に接合されるから、容易に剥離せ
ず、耐久性にも優れる。施工にあたってはブロックを敷
き並べるだけで良いから、施工性も良好である。
【0024】また、図3は本発明に係る舗装ブロックの
別の例を示すものである。同図に示すようにこのブロッ
ク21は、コンクリート層13とゴム表層12との間に
発熱手段として電熱線16を配設し、ロードヒーティン
グ用の舗装ブロックを構成したものである。従来のロー
ドヒーティングでは歩道表面に、融けた水が溜まってし
まう不都合があったが、このブロックによれば、降り積
もった雪はブロック表面で融け、ゴム表層を浸透し、さ
らにコンクリート層を通過して地下に排水されるから、
歩道面に水溜まりが出来ることがない。製造にあたって
は、同図(b)に示すように、ゴム表層を形成する各材
料12aを型枠15内に装填した後、その上に適宜の配
設パターンで電熱線16を設置し、さらにその上にコン
クリート混練物13aを装填してブロック21を一体成
形すれば良い。尚、発熱手段は電熱線に限られず、例え
ば温水配管等を設けることも可能である。
【0025】本発明は前記実施例に限定されるものでは
ない。例えばブロックの形状や大きさ、各層の厚さ寸法
(実施例ではゴム表層が10mm、コンクリート層が6
0mm)、ブロック本体やゴム表層を形成する各材料の
配合比、骨材の寸法等については、施工現場や適用箇所
等に応じて適宜変更することが出来る。例えばブロック
形状について、適当な噛み合わせ側面を有するインター
ロッキングブロックを構成しても良い。また、ゴムチッ
プとして、廃タイヤを裁断粉砕したものを使用すれば、
廃棄物の再利用を図り、ブロックの製造コストを低減す
ることが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、歩
行性や耐久性等に優れた透水性舗装を行うことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る舗装ブロックの一例を示す斜視図
である。
【図2】本発明に係る舗装ブロックの製造工程を説明す
る断面図である。
【図3】本発明に係る舗装ブロックの別の例を示す斜視
図(a)および製造工程を示す図(b)である。
【図4】従来の舗装ブロックの一例を示す斜視図(a)
および製造工程を示す図(b)である。
【符号の説明】
11,21 透水性舗装ブロック 12 透水性ゴム表層 12a ゴムチップ、エポキシ樹脂および脂肪族
ポリアミンの混練物 13 透水性コンクリート層(ブロック本体) 13a 透水性コンクリート混練物(セメント、
粗骨材および水) 15 型枠 16 電熱線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透水性コンクリートブロックの表面に、ゴ
    ムチップ、エポキシ樹脂および脂肪族ポリアミンを含む
    透水性ゴム表層を配設したことを特徴とする透水性舗装
    ブロック。
  2. 【請求項2】透水性ゴム表層を形成するためにゴムチッ
    プ、エポキシ樹脂および脂肪族ポリアミンを混練して型
    枠内に装填する工程と、 透水性コンクリート層を形成するためにセメント、骨材
    および水を所定の配合比で混練して型枠内に装填する工
    程とを含むことを特徴とする透水性舗装ブロックの製造
    方法。
  3. 【請求項3】前記ゴムチップの粒径を5〜15mmとし
    た請求項1記載の透水性舗装ブロックまたは請求項2記
    載の透水性舗装ブロックの製造方法。
  4. 【請求項4】透水性コンクリート層と透水性ゴム表層と
    の間に発熱手段を設けたことを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれか一に記載の透水性舗装ブロックまた
    は透水性舗装ブロックの製造方法。
JP9758796A 1996-03-26 1996-03-26 透水性舗装ブロックおよびその製造方法 Withdrawn JPH09256310A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008127796A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Kictec Inc 融雪ブロック

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008127796A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Kictec Inc 融雪ブロック

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Effective date: 20030603