JPH09256877A - 燃料噴射式2サイクル内燃機関 - Google Patents
燃料噴射式2サイクル内燃機関Info
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- JPH09256877A JPH09256877A JP8064436A JP6443696A JPH09256877A JP H09256877 A JPH09256877 A JP H09256877A JP 8064436 A JP8064436 A JP 8064436A JP 6443696 A JP6443696 A JP 6443696A JP H09256877 A JPH09256877 A JP H09256877A
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- Japan
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- fuel
- exhaust
- exhaust valve
- injection
- injector
- Prior art date
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】排気バルブにより吸入空気量を制御可能であ
る。 【解決手段】燃料噴射式2サイクル内燃機関は、燃焼室
248内にあるいは燃焼室248へ新気を供給するため
の吸気系の途中に燃料を噴射するインジェクタ264
と、シリンダの側壁に設けた排気口に接続される排気通
路253の開度を調整する排気バルブ281と、この排
気バルブ281を作動して吸入空気量をコントロールす
る制御手段Kとを備えている。
る。 【解決手段】燃料噴射式2サイクル内燃機関は、燃焼室
248内にあるいは燃焼室248へ新気を供給するため
の吸気系の途中に燃料を噴射するインジェクタ264
と、シリンダの側壁に設けた排気口に接続される排気通
路253の開度を調整する排気バルブ281と、この排
気バルブ281を作動して吸入空気量をコントロールす
る制御手段Kとを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃料噴射式2サイク
ル内燃機関に関するものである。
ル内燃機関に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、2サィクル内燃機関では、燃焼
室への吸気系の途中に配置したスロットル弁の開度を絞
った低負荷域において、新気の残留ガスによる希釈によ
り不整燃焼が発生する。これを避けるために、排気ポー
ト直後に排気バルブを設け、不整燃焼域ではその排気バ
ルブを閉塞するものがある。この排気バルブの閉塞によ
り、燃焼室内に圧力及び温度の高い既燃ガスが残留す
る。この残留ガスは、新気を希釈させることにより着火
性を低下させる一方、温度が高いことにより着火性を向
上させ、結果として希釈による着火性の低下を補い着火
性を向上するように作用する。
室への吸気系の途中に配置したスロットル弁の開度を絞
った低負荷域において、新気の残留ガスによる希釈によ
り不整燃焼が発生する。これを避けるために、排気ポー
ト直後に排気バルブを設け、不整燃焼域ではその排気バ
ルブを閉塞するものがある。この排気バルブの閉塞によ
り、燃焼室内に圧力及び温度の高い既燃ガスが残留す
る。この残留ガスは、新気を希釈させることにより着火
性を低下させる一方、温度が高いことにより着火性を向
上させ、結果として希釈による着火性の低下を補い着火
性を向上するように作用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような排気バルブ
の閉塞により残留ガス圧力、温度が高いまま保存され、
燃焼が促進されるが、アクセル位置に応じた吸気量に制
御するための吸気スロットルバルブと不整燃焼域におい
てのみ閉塞させる排気バルブを両方設けることになり、
コストが嵩む上にアクチュエータ取り回し、及びコント
ロールが煩瑣であった。
の閉塞により残留ガス圧力、温度が高いまま保存され、
燃焼が促進されるが、アクセル位置に応じた吸気量に制
御するための吸気スロットルバルブと不整燃焼域におい
てのみ閉塞させる排気バルブを両方設けることになり、
コストが嵩む上にアクチュエータ取り回し、及びコント
ロールが煩瑣であった。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、排気バルブにより吸入空気量を制御可能な燃料噴
射式2サイクル内燃機関を提供することを目的としてい
る。
ので、排気バルブにより吸入空気量を制御可能な燃料噴
射式2サイクル内燃機関を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、燃焼室
内にあるいは燃焼室へ新気を供給するための吸気系の途
中に燃料を噴射するインジェクタと、シリンダの側壁に
設けた排気口に接続される排気通路の開度を調整する排
気バルブと、この排気バルブを作動して吸入空気量をコ
ントロールする制御手段とを備えることを特徴としてい
る。排気バルブを作動して吸入空気量をコントロール
し、負荷調整を吸気バルブを用いないで排気バルブのみ
で行う。
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、燃焼室
内にあるいは燃焼室へ新気を供給するための吸気系の途
中に燃料を噴射するインジェクタと、シリンダの側壁に
設けた排気口に接続される排気通路の開度を調整する排
気バルブと、この排気バルブを作動して吸入空気量をコ
ントロールする制御手段とを備えることを特徴としてい
る。排気バルブを作動して吸入空気量をコントロール
し、負荷調整を吸気バルブを用いないで排気バルブのみ
で行う。
【0006】請求項2記載の発明は、前記吸入空気量
を、無負荷から全負荷相当までコントロールすることを
特徴としている。排気バルブを作動して無負荷から全負
荷相当までコントロールし、全負荷域で吸入空気量を制
御する。
を、無負荷から全負荷相当までコントロールすることを
特徴としている。排気バルブを作動して無負荷から全負
荷相当までコントロールし、全負荷域で吸入空気量を制
御する。
【0007】請求項3記載の発明は、前記制御手段が、
スロットルグリップのスロットルワイヤを介して連動さ
せて前記排気バルブを作動させることを特徴としてい
る。スロットルグリップの操作による簡単な機械的手段
で排気バルブを作動させることができる。
スロットルグリップのスロットルワイヤを介して連動さ
せて前記排気バルブを作動させることを特徴としてい
る。スロットルグリップの操作による簡単な機械的手段
で排気バルブを作動させることができる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記制御手段が、
スロットルグリップの操作量を検出し、この操作量に基
づき前記排気バルブを作動させることを特徴としてい
る。スロットルグリップの操作による簡単な電気的手段
により排気バルブを作動させることができる。
スロットルグリップの操作量を検出し、この操作量に基
づき前記排気バルブを作動させることを特徴としてい
る。スロットルグリップの操作による簡単な電気的手段
により排気バルブを作動させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の燃料噴射式2サ
イクル内燃機関について説明する。
イクル内燃機関について説明する。
【0010】図1乃至図4は燃料噴射式2サイクル内燃
機関を自動二輪車に搭載した実施例を示し、図1は燃料
噴射式2サイクル内燃機関を自動二輪車に搭載した実施
例の概略構成図、図2は燃料噴射式2サイクル内燃機関
の縦断面図、図3は燃料噴射式2サイクル内燃機関を後
方から見た図、図4はシリンダ側壁噴射の燃料及び空気
のフローチャートである。
機関を自動二輪車に搭載した実施例を示し、図1は燃料
噴射式2サイクル内燃機関を自動二輪車に搭載した実施
例の概略構成図、図2は燃料噴射式2サイクル内燃機関
の縦断面図、図3は燃料噴射式2サイクル内燃機関を後
方から見た図、図4はシリンダ側壁噴射の燃料及び空気
のフローチャートである。
【0011】図中符号201は、乗物の一例であって鞍
乗型車両たる自動二輪車であり、矢印Frはその進行方
向の前方を示している。また、後記する左右とは、前記
前方に向っての方向をいうものとする。また、202は
前記自動二輪車201が走行可能な路面である。自動二
輪車20Lは乗物本体である車体203を有している。
また、車体203は車体静止側である車体フレーム20
4を有している。車体フレーム204は、その前端にヘ
ッドパイプ205を有し、このヘッドパイプ205から
後下方に向って左右一対の主フレーム206が延出し、
これら各主フレーム206の各延出端から更に後下方に
向ってそれぞれシートピラーチューブ207が延出して
いる。一方、上記各主フレーム206の前部下面からそ
れぞれ後下方に向ってダウンチューブ208が延出し、
これらダウンチューブ208の延出端とシートピラーチ
ューブ207の延出端とが互いに結合させられている。
乗型車両たる自動二輪車であり、矢印Frはその進行方
向の前方を示している。また、後記する左右とは、前記
前方に向っての方向をいうものとする。また、202は
前記自動二輪車201が走行可能な路面である。自動二
輪車20Lは乗物本体である車体203を有している。
また、車体203は車体静止側である車体フレーム20
4を有している。車体フレーム204は、その前端にヘ
ッドパイプ205を有し、このヘッドパイプ205から
後下方に向って左右一対の主フレーム206が延出し、
これら各主フレーム206の各延出端から更に後下方に
向ってそれぞれシートピラーチューブ207が延出して
いる。一方、上記各主フレーム206の前部下面からそ
れぞれ後下方に向ってダウンチューブ208が延出し、
これらダウンチューブ208の延出端とシートピラーチ
ューブ207の延出端とが互いに結合させられている。
【0012】各主フレーム206の後部から後上方に向
ってそれぞれシートレール210が延出し、このシート
レール210は左右一対のバックステー211によって
シートピラーチューブ207に支持されている。各バッ
クステー211とシートピラーチューブ207とが結合
した部分はリヤアームブラケット212とされている。
ヘッドパイプ205にはフロントフォーク214が操向
自在に支承されている。フロントフォーク214の下端
に前輪215が支承され、かつ、この前輪215を上方
から覆うフロントフェンダ216が設けられ、このフロ
ントフェンダ216は同上フロントフォーク214の上
下方向の中途部に固着されている。一方、フロントフォ
ーク214の上端にはハンドル217が取り付けられて
いる。
ってそれぞれシートレール210が延出し、このシート
レール210は左右一対のバックステー211によって
シートピラーチューブ207に支持されている。各バッ
クステー211とシートピラーチューブ207とが結合
した部分はリヤアームブラケット212とされている。
ヘッドパイプ205にはフロントフォーク214が操向
自在に支承されている。フロントフォーク214の下端
に前輪215が支承され、かつ、この前輪215を上方
から覆うフロントフェンダ216が設けられ、このフロ
ントフェンダ216は同上フロントフォーク214の上
下方向の中途部に固着されている。一方、フロントフォ
ーク214の上端にはハンドル217が取り付けられて
いる。
【0013】リヤアームブラケット212にピボット軸
218によりリヤアーム219が上下揺動自在に枢支さ
れている。リヤアーム219の揺動端に後輪220が支
承され、シートレール210とリヤアーム219との間
に緩衝器221が架設されている。主フレーム206、
シートピラーチューブ207およびダウンチューブ20
8で囲まれた空間に、つまり、車体フレーム204の枠
内に燃料噴射式内燃機関であるエンジン223が設けら
れている。エンジン223を冷却水で冷却するラジエー
タ400はダウンチューブ208に設けられている。
218によりリヤアーム219が上下揺動自在に枢支さ
れている。リヤアーム219の揺動端に後輪220が支
承され、シートレール210とリヤアーム219との間
に緩衝器221が架設されている。主フレーム206、
シートピラーチューブ207およびダウンチューブ20
8で囲まれた空間に、つまり、車体フレーム204の枠
内に燃料噴射式内燃機関であるエンジン223が設けら
れている。エンジン223を冷却水で冷却するラジエー
タ400はダウンチューブ208に設けられている。
【0014】エンジン223は2サイクルエンジンであ
って、クランクケース224と、このクランクケース2
24から前上方に突出するシリンダ225を有し、車体
フレーム204に締結具により着脱自在に支持されてい
る。クランクケース224の後面に動力伝達装置226
が連設され、この動力伝達装置226の出力側に、後輪
220がチェーン伝動機構227により連結されてい
る。
って、クランクケース224と、このクランクケース2
24から前上方に突出するシリンダ225を有し、車体
フレーム204に締結具により着脱自在に支持されてい
る。クランクケース224の後面に動力伝達装置226
が連設され、この動力伝達装置226の出力側に、後輪
220がチェーン伝動機構227により連結されてい
る。
【0015】シリンダ225の後面にはリード弁22
8、吸気マニホールド229および吸気サイレンサ23
1がこの順序で連設されている。シリンダ225の前面
には排気管233の一端が連結され、この排気管233
の他端側はダウンチューブ208の下側近傍を通って後
方に延び、その後端に排気マフラ234が連結され、排
出口234aから排気される。排気管233は3本あ
り、気筒261、気筒262及び気筒263からの排気
管233は排気弁281設置位置より下流で合体し、1
本の排気管233とされている。
8、吸気マニホールド229および吸気サイレンサ23
1がこの順序で連設されている。シリンダ225の前面
には排気管233の一端が連結され、この排気管233
の他端側はダウンチューブ208の下側近傍を通って後
方に延び、その後端に排気マフラ234が連結され、排
出口234aから排気される。排気管233は3本あ
り、気筒261、気筒262及び気筒263からの排気
管233は排気弁281設置位置より下流で合体し、1
本の排気管233とされている。
【0016】主フレーム206には燃料タンク235が
支持されている。一方、シートレール210には、シー
ト236が支持されている。また、車体203の後部を
その各側方から覆うサイドカバー237が設けられてい
る。エンジン223の駆動により、その動力が動力伝達
装置226とチェーン伝動機構227等を介し、後輪2
20に伝達されれば、自動二輪車201が路面202上
を前方に向って走行可能とされる。
支持されている。一方、シートレール210には、シー
ト236が支持されている。また、車体203の後部を
その各側方から覆うサイドカバー237が設けられてい
る。エンジン223の駆動により、その動力が動力伝達
装置226とチェーン伝動機構227等を介し、後輪2
20に伝達されれば、自動二輪車201が路面202上
を前方に向って走行可能とされる。
【0017】エンジン223は、第1〜第3気筒261
〜263を有し、エンジン223のクランクケース22
4内のクランク室240にはクランク軸241が収容さ
れ、このクランク軸241はクランクケース224にそ
の軸心回りに回転自在に支承されている。エンジン22
3のシリンダ225は、軸心がほぼ縦向きのシリンダ孔
242を有するシリンダボディ243と、このシリンダ
ボディ243の突出端に取り付けられるシリンダヘッド
244とを有している。シリンダ孔242にピストン2
45が軸方向に摺動自在に嵌入され、このピストン24
5はクランク軸241にコンロッド246により連結さ
れている。
〜263を有し、エンジン223のクランクケース22
4内のクランク室240にはクランク軸241が収容さ
れ、このクランク軸241はクランクケース224にそ
の軸心回りに回転自在に支承されている。エンジン22
3のシリンダ225は、軸心がほぼ縦向きのシリンダ孔
242を有するシリンダボディ243と、このシリンダ
ボディ243の突出端に取り付けられるシリンダヘッド
244とを有している。シリンダ孔242にピストン2
45が軸方向に摺動自在に嵌入され、このピストン24
5はクランク軸241にコンロッド246により連結さ
れている。
【0018】ピストン245がシリンダヘッド244に
ある程度接近したとき、シリンダ孔242内でシリンダ
ヘッド244とピストン245で囲まれた空間が燃焼室
248となる。シリンダヘッド244には、点火プラグ
249が取り付けられ、この点火プラグ249の放電部
が燃焼室248に臨んでいる。クランクケース224の
後上部には吸気ポート251が形成され、この吸気ポー
ト251にリード弁228が連通している。シリンダ孔
242周りのシリンダボディ243にはクランク室24
0を燃焼室248に連通させる副掃気通路252が形成
され、この副掃気通路252の内、燃焼室248に向っ
て開口する部分が掃気ポート252aとなっている。ま
た、燃焼室248を排気管233の前端である上流端内
の排気通路253に連通させる排気ポート254がシリ
ンダボディ243の前部に形成されている。
ある程度接近したとき、シリンダ孔242内でシリンダ
ヘッド244とピストン245で囲まれた空間が燃焼室
248となる。シリンダヘッド244には、点火プラグ
249が取り付けられ、この点火プラグ249の放電部
が燃焼室248に臨んでいる。クランクケース224の
後上部には吸気ポート251が形成され、この吸気ポー
ト251にリード弁228が連通している。シリンダ孔
242周りのシリンダボディ243にはクランク室24
0を燃焼室248に連通させる副掃気通路252が形成
され、この副掃気通路252の内、燃焼室248に向っ
て開口する部分が掃気ポート252aとなっている。ま
た、燃焼室248を排気管233の前端である上流端内
の排気通路253に連通させる排気ポート254がシリ
ンダボディ243の前部に形成されている。
【0019】エンジン223は第1〜第3気筒261〜
263に各1個づつ対応する複数(3つ)のインジェク
タ264を有し、これら各インジェクタ264はシリン
ダボディ243のシリンダ側壁243aに斜めに取り付
けて着脱自在になっている。これらインジェクタ264
は、シリンダ側壁243aから燃焼室248内にピスト
ン245の頭部に向って、燃料タンク235から供給さ
れる燃料を噴射する。
263に各1個づつ対応する複数(3つ)のインジェク
タ264を有し、これら各インジェクタ264はシリン
ダボディ243のシリンダ側壁243aに斜めに取り付
けて着脱自在になっている。これらインジェクタ264
は、シリンダ側壁243aから燃焼室248内にピスト
ン245の頭部に向って、燃料タンク235から供給さ
れる燃料を噴射する。
【0020】燃料タンク235の下部には燃料コック2
90が設けられ、燃料コック290に燃料フィルタ29
1、燃料供給ポンプ292、燃料配送管293が順に接
続され、燃料配送管293から燃料分配管296を介し
て燃料が各インジェクタ264に供給される。燃料配送
管293にはインジェクタ264に供給される燃料の圧
力を所定圧に調整する調圧器294が設けられ、調圧器
294、戻し燃料通路295により余分の燃料は燃料タ
ンク235に戻る。シリンダボディ243の後方で、吸
気マニホールド229上方と、燃料タンク235の下方
の間の空間Zに、この空間Zを利用して燃料分配管29
6およびインジェクタ264が配置され、小型化でき、
しかも他部材と干渉することが防止され、インジェクタ
264、燃料分配管296の保護が可能である。
90が設けられ、燃料コック290に燃料フィルタ29
1、燃料供給ポンプ292、燃料配送管293が順に接
続され、燃料配送管293から燃料分配管296を介し
て燃料が各インジェクタ264に供給される。燃料配送
管293にはインジェクタ264に供給される燃料の圧
力を所定圧に調整する調圧器294が設けられ、調圧器
294、戻し燃料通路295により余分の燃料は燃料タ
ンク235に戻る。シリンダボディ243の後方で、吸
気マニホールド229上方と、燃料タンク235の下方
の間の空間Zに、この空間Zを利用して燃料分配管29
6およびインジェクタ264が配置され、小型化でき、
しかも他部材と干渉することが防止され、インジェクタ
264、燃料分配管296の保護が可能である。
【0021】点火プラグ249は電子的な点火回路25
6に電気的に接続され、この点火回路256は電子的な
エンジン制御御装置257に接続されている。また、ク
ランク軸241のクランク角を検出するクランク角検出
センサ258が設けられ、このクランク角検出センサ2
58もエンジン制御装置257に接続されている。
6に電気的に接続され、この点火回路256は電子的な
エンジン制御御装置257に接続されている。また、ク
ランク軸241のクランク角を検出するクランク角検出
センサ258が設けられ、このクランク角検出センサ2
58もエンジン制御装置257に接続されている。
【0022】エンジン223の駆動時に、ピストン24
5がクランク軸241側の下死点位置(図3中二点鎖線
図示)から燃焼室248側に移動すると、ピストン24
5によって掃気ポート252aと排気ポート254とが
この順序で閉じられる。また、ピストン245が燃焼室
248側に移動すると、クランク室240内が負圧にさ
れる。すると、吸気サイレンサ231を通って、空気で
ある外気259が吸入され、これが吸気260とされ
る。
5がクランク軸241側の下死点位置(図3中二点鎖線
図示)から燃焼室248側に移動すると、ピストン24
5によって掃気ポート252aと排気ポート254とが
この順序で閉じられる。また、ピストン245が燃焼室
248側に移動すると、クランク室240内が負圧にさ
れる。すると、吸気サイレンサ231を通って、空気で
ある外気259が吸入され、これが吸気260とされ
る。
【0023】次に、吸気260が吸気マニホールド22
9とリード弁228とを通ってクランク室240内に吸
入される。これが「吸入行程」である。
9とリード弁228とを通ってクランク室240内に吸
入される。これが「吸入行程」である。
【0024】一方、掃気ポート252aと排気ポート2
54とが閉じられた後、更に、ピストン245が燃焼室
248側へ移動すれば、この燃焼室248に既にインジ
ェクタ264で噴射されていたあるいは及び本行程中に
噴射される燃料が気化し空気と混合して形成される混合
気が圧縮される。これが「圧縮行程」である。
54とが閉じられた後、更に、ピストン245が燃焼室
248側へ移動すれば、この燃焼室248に既にインジ
ェクタ264で噴射されていたあるいは及び本行程中に
噴射される燃料が気化し空気と混合して形成される混合
気が圧縮される。これが「圧縮行程」である。
【0025】ピストン245が上死点に達する直前で、
クランク角検出センサ258により検出される所望のク
ランク角のときに、つまり、所望の点火時期に、エンジ
ン制御装置257により制御された点火回路256から
の出力信号で、点火プラグ249の放電部が放電する。
すると、混合気が着火、燃焼させられて気体が膨張し、
これにより、ピストン245が上記上死点を越えた後、
クランク室240側に押し戻される。これが「爆発行
程」である。
クランク角検出センサ258により検出される所望のク
ランク角のときに、つまり、所望の点火時期に、エンジ
ン制御装置257により制御された点火回路256から
の出力信号で、点火プラグ249の放電部が放電する。
すると、混合気が着火、燃焼させられて気体が膨張し、
これにより、ピストン245が上記上死点を越えた後、
クランク室240側に押し戻される。これが「爆発行
程」である。
【0026】ピストン245のクランク室240側への
移動により、クランク室240内に吸入されていた空気
が予圧縮される。リード弁228はこのときのクランク
室240内の圧力で閉弁させられている。
移動により、クランク室240内に吸入されていた空気
が予圧縮される。リード弁228はこのときのクランク
室240内の圧力で閉弁させられている。
【0027】ピストン245がクランク室240側へ移
動する途中で、まず、排気ポート254が開かれる。す
ると、排気ポート254を通し、混合気の既燃ガスが排
気として排気ポート254を通って燃焼室248から排
出される。これが「排気行程」である。そして、排気は
排気管233内の排気通路253を通って外部に排出さ
れる。
動する途中で、まず、排気ポート254が開かれる。す
ると、排気ポート254を通し、混合気の既燃ガスが排
気として排気ポート254を通って燃焼室248から排
出される。これが「排気行程」である。そして、排気は
排気管233内の排気通路253を通って外部に排出さ
れる。
【0028】ピストン245がクランク室240側に移
動して排気ポート254が開かれると、これに続いて掃
気ポート252aが開かれる。すると、クランク室24
0内で予圧縮されていた空気が掃気通路252を通って
燃焼室248に流入させられ、この空気が燃焼室248
に残留している既燃ガスの一部を排気ポート254に押
し出すと共に、空気が燃焼室248に充満する。これが
「掃気行程」である。排気行程の後半と掃気行程の前半
は重複し、排気と掃気が同時に実施されるので、両行程
を併せて掃排気行程とも言う。この「掃気行程」は、ピ
ストン245が下死点位置に戻った後、再び上死点位置
へ移動し、掃気ポ−ト252aを閉じる直前まで続く。
この「掃気行程」の途中から「圧縮行程」の初期、ピス
トン245がインジェクタ264を閉じるまでの期間に
インジェクタ264から燃料が噴射される。
動して排気ポート254が開かれると、これに続いて掃
気ポート252aが開かれる。すると、クランク室24
0内で予圧縮されていた空気が掃気通路252を通って
燃焼室248に流入させられ、この空気が燃焼室248
に残留している既燃ガスの一部を排気ポート254に押
し出すと共に、空気が燃焼室248に充満する。これが
「掃気行程」である。排気行程の後半と掃気行程の前半
は重複し、排気と掃気が同時に実施されるので、両行程
を併せて掃排気行程とも言う。この「掃気行程」は、ピ
ストン245が下死点位置に戻った後、再び上死点位置
へ移動し、掃気ポ−ト252aを閉じる直前まで続く。
この「掃気行程」の途中から「圧縮行程」の初期、ピス
トン245がインジェクタ264を閉じるまでの期間に
インジェクタ264から燃料が噴射される。
【0029】上記状態から、ピストン245が再び燃焼
室248側に移動し、以下、各行程が繰り返されて、ク
ランク軸241が回転させられる。このクランク軸24
1を通しエンジン223が動力を出力し、この動力は、
動力伝達装置226やチェーン伝動機構227等を介し
て後輪220に伝えられる。
室248側に移動し、以下、各行程が繰り返されて、ク
ランク軸241が回転させられる。このクランク軸24
1を通しエンジン223が動力を出力し、この動力は、
動力伝達装置226やチェーン伝動機構227等を介し
て後輪220に伝えられる。
【0030】燃焼室248から排気ポート254へ排気
を排出させるときの排気タイミングを調整して、エンジ
ン性能を向上させる排気タイミング調整装置279が設
けられている。排気タイミング調整装置279は、排気
ポート254の上部側に設けられる排気タイミング調整
弁390を有している。この排気タイミング調整弁39
0で、排気ポート254の上部開口が開閉され、排気ポ
ート254の上部開口縁の位置が上下方向で可変とされ
る。排気タイミング調整弁390を作動させるのはサー
ボモータ等のアクチュエータ265であって、このアク
チュエータ265はエンジン制御装置257に接続され
ている。
を排出させるときの排気タイミングを調整して、エンジ
ン性能を向上させる排気タイミング調整装置279が設
けられている。排気タイミング調整装置279は、排気
ポート254の上部側に設けられる排気タイミング調整
弁390を有している。この排気タイミング調整弁39
0で、排気ポート254の上部開口が開閉され、排気ポ
ート254の上部開口縁の位置が上下方向で可変とされ
る。排気タイミング調整弁390を作動させるのはサー
ボモータ等のアクチュエータ265であって、このアク
チュエータ265はエンジン制御装置257に接続され
ている。
【0031】エンジン223の回転数、つまり、クラン
ク軸241の回転数を検出するエンジン回転数センサ2
67が設けられ、このエンジン回転数センサ267はエ
ンジン制御装置257に接続されている。
ク軸241の回転数を検出するエンジン回転数センサ2
67が設けられ、このエンジン回転数センサ267はエ
ンジン制御装置257に接続されている。
【0032】エンジン回転数センサ267の検出信号に
より、エンジン223が高速域であると判断されたとき
には、エンジン制御装置257により制御されたアクチ
ュエータ265の作動により排気タイミング調整弁39
0が開動作させられて、排気ポート254の上部開口縁
が上方に位置させられる。すると、排気タイミングが早
くなり、これによって高速域でのエンジン性能が向上す
る。
より、エンジン223が高速域であると判断されたとき
には、エンジン制御装置257により制御されたアクチ
ュエータ265の作動により排気タイミング調整弁39
0が開動作させられて、排気ポート254の上部開口縁
が上方に位置させられる。すると、排気タイミングが早
くなり、これによって高速域でのエンジン性能が向上す
る。
【0033】一方、エンジン223が中、低速域である
と判断されたときには、アクチュエータ265が閉動作
させられて、排気ポート254の上部開口縁が下方に位
置させられる。すると、排気タイミングが遅くなり、こ
れによって中、低速域でのエンジン性能が向上する。こ
の低速時、排気タイミングを遅くするが、その分噴射開
始のタイミングを早めることが可能であり、この場合
は、より確実に予混合燃焼を可能とする。即ち、低速時
ピストン速度が遅くなるのに合わせて、燃料が排気ポー
ト254より流出しないように、噴射開始タイミングを
遅らせると、噴射流がピストン頂部に衝突する時、噴流
の拡がりは狭い。しかし、排気ポート254の上部開口
端が下方に移動させられる分、噴射開始のタイミングを
早めても燃料の流出がない、且つ早めることにより、ピ
ストン頂部の広い範囲に噴射燃料が衝突可能であり、ピ
ストン245との熱交換性を向上できる。
と判断されたときには、アクチュエータ265が閉動作
させられて、排気ポート254の上部開口縁が下方に位
置させられる。すると、排気タイミングが遅くなり、こ
れによって中、低速域でのエンジン性能が向上する。こ
の低速時、排気タイミングを遅くするが、その分噴射開
始のタイミングを早めることが可能であり、この場合
は、より確実に予混合燃焼を可能とする。即ち、低速時
ピストン速度が遅くなるのに合わせて、燃料が排気ポー
ト254より流出しないように、噴射開始タイミングを
遅らせると、噴射流がピストン頂部に衝突する時、噴流
の拡がりは狭い。しかし、排気ポート254の上部開口
端が下方に移動させられる分、噴射開始のタイミングを
早めても燃料の流出がない、且つ早めることにより、ピ
ストン頂部の広い範囲に噴射燃料が衝突可能であり、ピ
ストン245との熱交換性を向上できる。
【0034】エンジン223には排気バルブ開度調整装
置280が備えられている。排気バルブ開度調整装置2
80は、制御手段Kにより排気通路253の開度を調整
する排気バルブ281を有している。この排気バルブ2
81は、それぞれの気筒261〜263からの各排気管
233毎に配置されている。制御手段Kは、スロットル
ワイヤ273及びスロットルグリップ274、さらに各
排気管233の外側に配置され、各排気バルブ281に
連結されると共にスロットルワイヤ273の端部が巻き
付けられているスロットルプーリ281a等から構成さ
れている。スロットルグリップ274はハンドル217
に設けられ、またスロットルグリップ274の操作量を
検出するアクセル位置センサ275が設けられている。
置280が備えられている。排気バルブ開度調整装置2
80は、制御手段Kにより排気通路253の開度を調整
する排気バルブ281を有している。この排気バルブ2
81は、それぞれの気筒261〜263からの各排気管
233毎に配置されている。制御手段Kは、スロットル
ワイヤ273及びスロットルグリップ274、さらに各
排気管233の外側に配置され、各排気バルブ281に
連結されると共にスロットルワイヤ273の端部が巻き
付けられているスロットルプーリ281a等から構成さ
れている。スロットルグリップ274はハンドル217
に設けられ、またスロットルグリップ274の操作量を
検出するアクセル位置センサ275が設けられている。
【0035】スロットルグリップ274の操作によりス
ロットルワイヤ273及びスロットルプーリ281aを
介して排気バルブ281が連動して作動し吸入空気量を
コントロールし、負荷調整を吸気バルブを用いないで排
気バルブ281のみで行う。
ロットルワイヤ273及びスロットルプーリ281aを
介して排気バルブ281が連動して作動し吸入空気量を
コントロールし、負荷調整を吸気バルブを用いないで排
気バルブ281のみで行う。
【0036】この実施例では、排気バルブ281の作動
により吸入空気量を、無負荷から全負荷相当までコント
ロールする。排気バルブ281には全閉時のアイドル運
転を可能とするリーク孔が形成されている。スロットル
グリップ274の操作による簡単な機械的手段で排気バ
ルブ281を作動させることができる。
により吸入空気量を、無負荷から全負荷相当までコント
ロールする。排気バルブ281には全閉時のアイドル運
転を可能とするリーク孔が形成されている。スロットル
グリップ274の操作による簡単な機械的手段で排気バ
ルブ281を作動させることができる。
【0037】また、エンジン223には燃焼室圧力セン
サ300およびノックセンサ301が備えられ、燃焼室
圧力センサ300により燃焼室圧力が所定以上になる
と、点火タイミングを遅らせる。また、ノックセンサ3
01でノッキングが発生すると、振動を検知して点火タ
イミングを遅らせてノッキングの発生を防止し、ノッキ
ングの発生しなくなると元の点火タイミングに戻すよう
に制御する。
サ300およびノックセンサ301が備えられ、燃焼室
圧力センサ300により燃焼室圧力が所定以上になる
と、点火タイミングを遅らせる。また、ノックセンサ3
01でノッキングが発生すると、振動を検知して点火タ
イミングを遅らせてノッキングの発生を防止し、ノッキ
ングの発生しなくなると元の点火タイミングに戻すよう
に制御する。
【0038】また、エンジン223にはクランク室圧力
センサ302、吸気管圧力センサ303、吸気管温度セ
ンサ304、排気管圧力センサ306、排気管温度セン
サ307が備えられ、これらのセンサからの情報に基づ
きエンジン制御装置257が点火タイミング、噴射タイ
ミング、噴射期間やオイル供給装置308等の制御を行
なう。
センサ302、吸気管圧力センサ303、吸気管温度セ
ンサ304、排気管圧力センサ306、排気管温度セン
サ307が備えられ、これらのセンサからの情報に基づ
きエンジン制御装置257が点火タイミング、噴射タイ
ミング、噴射期間やオイル供給装置308等の制御を行
なう。
【0039】次に、前記図1〜図4の実施例に用いられ
るインジェクタの構造を説明する。図5はインジェクタ
の断面図である。
るインジェクタの構造を説明する。図5はインジェクタ
の断面図である。
【0040】インジェクタ264はインジェクタハウジ
ング350を有し、このインジェクタハウジング350
の後端部には蓋体351が嵌合され、さらにインジェク
タハウジング350内にはコイル352を備えたコア3
53が配置されている。蓋体351は樹脂性のキャップ
354で覆われ、キャップ354のコネクタ354aに
コア353に接続したリード線355が設けられ、この
リード線355がコネクタ354aで駆動電源側と接続
される。蓋体351にはパイプ356が挿入され、蓋体
351の燃料入口351aから供給された燃料は、パイ
プ356を介してインジェクタハウジング350内の燃
料室357に導かれる。
ング350を有し、このインジェクタハウジング350
の後端部には蓋体351が嵌合され、さらにインジェク
タハウジング350内にはコイル352を備えたコア3
53が配置されている。蓋体351は樹脂性のキャップ
354で覆われ、キャップ354のコネクタ354aに
コア353に接続したリード線355が設けられ、この
リード線355がコネクタ354aで駆動電源側と接続
される。蓋体351にはパイプ356が挿入され、蓋体
351の燃料入口351aから供給された燃料は、パイ
プ356を介してインジェクタハウジング350内の燃
料室357に導かれる。
【0041】インジェクタハウジング350の先端部に
ニードルハウジング358がニードルストッパ359を
介して嵌合され、シール体360でシールされている。
ニードルハウジング358の先端部にはノズル361が
嵌合され、このノズル361には噴射通路361aが形
成され、さらに噴射通路361aに連通して左向き噴射
孔361bと右向き噴射孔361cが形成されている。
ニードルハウジング358がニードルストッパ359を
介して嵌合され、シール体360でシールされている。
ニードルハウジング358の先端部にはノズル361が
嵌合され、このノズル361には噴射通路361aが形
成され、さらに噴射通路361aに連通して左向き噴射
孔361bと右向き噴射孔361cが形成されている。
【0042】ニードルハウジング358内にはニードル
362が移動可能に配置され、ニードル362には可動
体363が固定されている。ニードル362には切欠に
より燃料通路362aが形成され、ニードルストッパ3
59には切欠により燃料通路359aが形成され、可動
体363にも燃料通路363aが形成されている。蓋体
351と可動体363との間に圧縮スプリング364が
配置され、この圧縮スプリング364で可動体363を
介してニードル362がニードルハウジング358の弁
座358aを常に閉じる方向へ付勢され、噴射通路36
1aを閉じ燃料噴射できない状態になっている。コア3
53に配置されたコイル352に電源を与えると、コイ
ル352による電磁力で可動体363が圧縮スプリング
364に抗して吸引されて弁座を開く方向へ移動し、噴
射通路361aを開き、燃料噴射が行なわれる。このと
きニードル362に形成したストッパフランジ362b
がニードルストッパ359に当接して位置規制される。
362が移動可能に配置され、ニードル362には可動
体363が固定されている。ニードル362には切欠に
より燃料通路362aが形成され、ニードルストッパ3
59には切欠により燃料通路359aが形成され、可動
体363にも燃料通路363aが形成されている。蓋体
351と可動体363との間に圧縮スプリング364が
配置され、この圧縮スプリング364で可動体363を
介してニードル362がニードルハウジング358の弁
座358aを常に閉じる方向へ付勢され、噴射通路36
1aを閉じ燃料噴射できない状態になっている。コア3
53に配置されたコイル352に電源を与えると、コイ
ル352による電磁力で可動体363が圧縮スプリング
364に抗して吸引されて弁座を開く方向へ移動し、噴
射通路361aを開き、燃料噴射が行なわれる。このと
きニードル362に形成したストッパフランジ362b
がニードルストッパ359に当接して位置規制される。
【0043】インジェクタ264は、調圧弁にて圧力調
整され、調圧圧力P0が600〜650KPa(キロパ
スカル)に調圧されるので、ニ−ドル362が弁座35
8aを押圧する時、ニ−ドルハウジング358内の燃料
溜まり358bの燃料圧力P1も同じ600〜650K
Pa(キロパスカル)となる。ニ−ドル362が弁座3
58aから離れる程、インジェクタ264内を流れる流
速が増し、圧力降下により燃料溜まり358bの圧力が
低下する。燃料溜まり358bの圧力は、ニ−ドル36
2と弁座358aとの間を通過する時さらに圧力降下す
るので、噴射通路361aの燃料圧力P2は、燃料溜ま
り358bの圧力P1の約1/2程度となる。
整され、調圧圧力P0が600〜650KPa(キロパ
スカル)に調圧されるので、ニ−ドル362が弁座35
8aを押圧する時、ニ−ドルハウジング358内の燃料
溜まり358bの燃料圧力P1も同じ600〜650K
Pa(キロパスカル)となる。ニ−ドル362が弁座3
58aから離れる程、インジェクタ264内を流れる流
速が増し、圧力降下により燃料溜まり358bの圧力が
低下する。燃料溜まり358bの圧力は、ニ−ドル36
2と弁座358aとの間を通過する時さらに圧力降下す
るので、噴射通路361aの燃料圧力P2は、燃料溜ま
り358bの圧力P1の約1/2程度となる。
【0044】この噴射通路361aの燃料圧力P2は、
インジェクタ264から燃焼室248内に燃料を噴射す
る燃料噴射時の噴射孔361b,361cの上流部の圧
力であり、ニ−ドル362が最大開度位置にて圧力P2
を、300KPa〜1000KPaとし、この圧力P2
により噴射速度を、10m/s〜30m/sとすること
が可能である。
インジェクタ264から燃焼室248内に燃料を噴射す
る燃料噴射時の噴射孔361b,361cの上流部の圧
力であり、ニ−ドル362が最大開度位置にて圧力P2
を、300KPa〜1000KPaとし、この圧力P2
により噴射速度を、10m/s〜30m/sとすること
が可能である。
【0045】即ち、噴射通路361aの圧力P2と燃焼
室248内圧との差圧に、300KPa〜1000KP
aに基づく流速で燃料が燃焼室248へ噴射される。こ
の時の流速が、10m/s〜30m/s、望ましくは2
0m/s程度になるように各部の圧力降下あるいは調圧
弁が設定される。
室248内圧との差圧に、300KPa〜1000KP
aに基づく流速で燃料が燃焼室248へ噴射される。こ
の時の流速が、10m/s〜30m/s、望ましくは2
0m/s程度になるように各部の圧力降下あるいは調圧
弁が設定される。
【0046】次に、インジェクタの燃料噴射タイミング
について説明する。図6は燃料噴射タイミングチャート
である。
について説明する。図6は燃料噴射タイミングチャート
である。
【0047】この燃料噴射タイミングチャートでは、横
軸がクランク角度であり、排気ポートの開閉位置、掃気
ポートの開閉位置及びインジェクタの取付位置を示し、
また縦軸がエンジン回転数であり、低エンジン回転数
域、中エンジン回転数域及び高エンジン回転数域を示し
ている。
軸がクランク角度であり、排気ポートの開閉位置、掃気
ポートの開閉位置及びインジェクタの取付位置を示し、
また縦軸がエンジン回転数であり、低エンジン回転数
域、中エンジン回転数域及び高エンジン回転数域を示し
ている。
【0048】インジェクタ駆動信号を実線で示し、上段
が低負荷時、下段が高負荷時である。また、インジェク
タの実際の燃料噴射を二重線で示し、上段が低負荷時、
下段が高負荷時である。さらに、噴射された燃料の先端
がインジェクタから排気ポートに到達するまでを二点鎖
線で示している。インジェクタ駆動信号とインジェクタ
の実際の燃料噴射との間にはインジェクタの動作遅れが
ある。
が低負荷時、下段が高負荷時である。また、インジェク
タの実際の燃料噴射を二重線で示し、上段が低負荷時、
下段が高負荷時である。さらに、噴射された燃料の先端
がインジェクタから排気ポートに到達するまでを二点鎖
線で示している。インジェクタ駆動信号とインジェクタ
の実際の燃料噴射との間にはインジェクタの動作遅れが
ある。
【0049】インジェクタの燃料噴射タイミングは、エ
ンジン回転数域において異なり、実噴射始め限界を曲線
Sで示し、実噴射限界を直線Eで示し、この噴射始め限
界曲線Sと実噴射限界直線Eにより実噴射可能範囲が設
定される。
ンジン回転数域において異なり、実噴射始め限界を曲線
Sで示し、実噴射限界を直線Eで示し、この噴射始め限
界曲線Sと実噴射限界直線Eにより実噴射可能範囲が設
定される。
【0050】図中2点鎖線の長さは、各エンジン回転域
において燃料が噴射された瞬間から燃焼室内を飛翔して
排気ポート部までに到達するまでの期間(クランク角で
の期間)を示している。排気ポート閉を基準にして飛翔
期間だけ逆上ったタイミングに噴射を開始すれば吹き抜
けを防止することができる。この時の飛翔期間が図中の
2点鎖線である。この吹き抜け防止が可能な噴射開始時
期を結んだものが実質噴射始め限界Sである。ピストン
がインジェクタ取付位置に到達すると、ピストンでイン
ジェクタが覆われる。このタイミングが実噴射限界Eで
あり、これ以上遅れて噴射を続けても燃焼室内に燃料を
供給することができない。なお、飛翔時間は噴射速度が
遅い程長くなり、ピストン位置が上下方向排気ポートの
位置に近づく程短くなる。なお、同じ飛翔時間であって
もクランク角での飛翔期間で言えば、エンジン速度が低
速程相対的に期間が短くなる。飛翔時間が長い程、実質
噴射始め限界から実噴射限界の間の時間は長くなり、そ
の分この時間中に噴射可能な燃料量を増加することがで
きる。この実施例では、噴射速度を10〜30m/sに
設定しており、高負荷においても十分な燃料を供給可能
としている。
において燃料が噴射された瞬間から燃焼室内を飛翔して
排気ポート部までに到達するまでの期間(クランク角で
の期間)を示している。排気ポート閉を基準にして飛翔
期間だけ逆上ったタイミングに噴射を開始すれば吹き抜
けを防止することができる。この時の飛翔期間が図中の
2点鎖線である。この吹き抜け防止が可能な噴射開始時
期を結んだものが実質噴射始め限界Sである。ピストン
がインジェクタ取付位置に到達すると、ピストンでイン
ジェクタが覆われる。このタイミングが実噴射限界Eで
あり、これ以上遅れて噴射を続けても燃焼室内に燃料を
供給することができない。なお、飛翔時間は噴射速度が
遅い程長くなり、ピストン位置が上下方向排気ポートの
位置に近づく程短くなる。なお、同じ飛翔時間であって
もクランク角での飛翔期間で言えば、エンジン速度が低
速程相対的に期間が短くなる。飛翔時間が長い程、実質
噴射始め限界から実噴射限界の間の時間は長くなり、そ
の分この時間中に噴射可能な燃料量を増加することがで
きる。この実施例では、噴射速度を10〜30m/sに
設定しており、高負荷においても十分な燃料を供給可能
としている。
【0051】この実施例では、全負荷域、全エンジン回
転域とも実質噴射始め限界Sに実質噴射が開始されるよ
うにし、要求燃料が噴射し終えた時点で実質噴射を終了
するようにしている。この分、上死点TDC近傍でなさ
れる点火より先行して噴射されることになり、均一な混
合気が形成可能となる。なお、高負荷時、要求燃料量が
多くなるので、排気ポート閉後も噴射が継続するように
している。また、低負荷低速時あるいは及び始動時、実
質噴射開始時期を遅らせ且つ実噴射限界Eまでには実質
噴射を終了するようにしても良い。実質噴射開始時期を
遅らせる程、点火時点火プラグまわりに拡散仕切れない
濃混合気が残留するようになる。ピストン頂部との熱交
換により点火時予め燃焼室内に十分混合された混合気が
存在する予混合燃焼であっても、成層燃焼に近い燃焼が
可能となり、低速安定性を向上させることができ、同様
始動性が向上する。図中2重破線がこれを示す。
転域とも実質噴射始め限界Sに実質噴射が開始されるよ
うにし、要求燃料が噴射し終えた時点で実質噴射を終了
するようにしている。この分、上死点TDC近傍でなさ
れる点火より先行して噴射されることになり、均一な混
合気が形成可能となる。なお、高負荷時、要求燃料量が
多くなるので、排気ポート閉後も噴射が継続するように
している。また、低負荷低速時あるいは及び始動時、実
質噴射開始時期を遅らせ且つ実噴射限界Eまでには実質
噴射を終了するようにしても良い。実質噴射開始時期を
遅らせる程、点火時点火プラグまわりに拡散仕切れない
濃混合気が残留するようになる。ピストン頂部との熱交
換により点火時予め燃焼室内に十分混合された混合気が
存在する予混合燃焼であっても、成層燃焼に近い燃焼が
可能となり、低速安定性を向上させることができ、同様
始動性が向上する。図中2重破線がこれを示す。
【0052】このように、インジェクタは、高速時、ピ
ストンが下降し排気ポートを開いてから噴射を開始し、
ピストンが上昇し排気ポートを閉じた後、所定クランク
角回転分前記ピストンが移動した時噴射を終了するよう
にするとともに、低速時、ピストンが下死点から上昇す
るようになってから且つ排気ポートを閉じる前に噴射を
開始し、ピストンがさらに上昇し排気ポートを閉じて
後、所定クランク角回転分ピストンが移動した時噴射を
終了するように構成し、少ないインジェクタにより、高
速時及び低速時に必要な量の燃料を噴射する。所定クラ
ンク角として、ピストンが排気ポートを閉じた時からイ
ンジェクタを閉じ終わる前までの中間のクランク角かあ
るいはインジェクタを閉じ終わる時までのクランク角と
しており、簡単かつ確実に噴射終了の基準とすることが
できる。
ストンが下降し排気ポートを開いてから噴射を開始し、
ピストンが上昇し排気ポートを閉じた後、所定クランク
角回転分前記ピストンが移動した時噴射を終了するよう
にするとともに、低速時、ピストンが下死点から上昇す
るようになってから且つ排気ポートを閉じる前に噴射を
開始し、ピストンがさらに上昇し排気ポートを閉じて
後、所定クランク角回転分ピストンが移動した時噴射を
終了するように構成し、少ないインジェクタにより、高
速時及び低速時に必要な量の燃料を噴射する。所定クラ
ンク角として、ピストンが排気ポートを閉じた時からイ
ンジェクタを閉じ終わる前までの中間のクランク角かあ
るいはインジェクタを閉じ終わる時までのクランク角と
しており、簡単かつ確実に噴射終了の基準とすることが
できる。
【0053】次に、図7及び図8に基づいてこの実施例
のインジェクタの燃料噴射について説明する。図7はイ
ンジェクタの燃料噴射を示す概略平面図、図8はインジ
ェクタの噴射孔の位置と大きさを示す図である。
のインジェクタの燃料噴射について説明する。図7はイ
ンジェクタの燃料噴射を示す概略平面図、図8はインジ
ェクタの噴射孔の位置と大きさを示す図である。
【0054】インジェクタ264は、図7に示すよう
に、排気ポート254に対向する反対側半分のシリンダ
側壁242に配置され、即ち、インジェクタ264は中
心面L3より副掃気ポート252a側に配置される。ま
た、インジェクタ264は図8に示すように噴射通路3
61aを挟んで、図中左右の位置に左向き噴射孔361
bと右向き噴射孔361cが形成されている。左向き噴
射孔361bと右向き噴射孔361cはいずれも真円で
あり、図7に示す平面において、ピストン頂部における
噴射流Xの衝突部はWで示すことができ、ピストン頂部
を指向する噴射流Xの全てがピストン頂部と衝突し、ピ
ストン頂部を指向する噴射流Xの燃料の気化がより確実
に促進される。
に、排気ポート254に対向する反対側半分のシリンダ
側壁242に配置され、即ち、インジェクタ264は中
心面L3より副掃気ポート252a側に配置される。ま
た、インジェクタ264は図8に示すように噴射通路3
61aを挟んで、図中左右の位置に左向き噴射孔361
bと右向き噴射孔361cが形成されている。左向き噴
射孔361bと右向き噴射孔361cはいずれも真円で
あり、図7に示す平面において、ピストン頂部における
噴射流Xの衝突部はWで示すことができ、ピストン頂部
を指向する噴射流Xの全てがピストン頂部と衝突し、ピ
ストン頂部を指向する噴射流Xの燃料の気化がより確実
に促進される。
【0055】さらに、ピストン245に衝突した噴射流
Xは反射し方向を変え、シリンダ上方を指向させられ
る。なお、図7中、F3は排気流であり、F1は両側に
示す主掃気ポート41a1からの掃気流であり、反転し
て排気ポート254へ向かう。F2は、副掃気ポート2
52aからの掃気流である。これら主掃気流F1や副掃
気流F2により噴射流X,Yが乱されるとしても、排気
ポート254へ到達する時間が早まることはなく、燃焼
室248内からの吹き抜けを防止することができる。
Xは反射し方向を変え、シリンダ上方を指向させられ
る。なお、図7中、F3は排気流であり、F1は両側に
示す主掃気ポート41a1からの掃気流であり、反転し
て排気ポート254へ向かう。F2は、副掃気ポート2
52aからの掃気流である。これら主掃気流F1や副掃
気流F2により噴射流X,Yが乱されるとしても、排気
ポート254へ到達する時間が早まることはなく、燃焼
室248内からの吹き抜けを防止することができる。
【0056】図9及び図10は燃料噴射式2サイクル内
燃機関の第2実施例を示し、図9は燃料噴射式2サイク
ル内燃機関の縦断面図、図10は排気バルブ開度調整装
置を示す図である。第2実施例の燃料噴射式2サイクル
内燃機関は、第1実施例と同じ符号を付した部材は同じ
ように構成されるから説明を省略する。
燃機関の第2実施例を示し、図9は燃料噴射式2サイク
ル内燃機関の縦断面図、図10は排気バルブ開度調整装
置を示す図である。第2実施例の燃料噴射式2サイクル
内燃機関は、第1実施例と同じ符号を付した部材は同じ
ように構成されるから説明を省略する。
【0057】エンジン223には、シリンダヘッド24
4にインジェクタ264が設けられ、このインジェクタ
264から燃焼室248に燃料を噴射する。インジェク
タ264は、ECU500により噴射タイミング、噴射
時間の制御が行なわれる。ECU500には、エンジン
回転数検出手段501からのエンジン回転数情報、スロ
ットル開度検出手段502からのスロットル開度情報に
基づき噴射タイミング、噴射時間の制御を行なう。エン
ジン回転数検出手段501は、クランク軸241の回転
からエンジン回転数を検出する。また、スロットル開度
検出手段502は、図2に示すようにスロットルグリッ
プ274の操作量を検出するアクセル位置センサ275
で構成されている。
4にインジェクタ264が設けられ、このインジェクタ
264から燃焼室248に燃料を噴射する。インジェク
タ264は、ECU500により噴射タイミング、噴射
時間の制御が行なわれる。ECU500には、エンジン
回転数検出手段501からのエンジン回転数情報、スロ
ットル開度検出手段502からのスロットル開度情報に
基づき噴射タイミング、噴射時間の制御を行なう。エン
ジン回転数検出手段501は、クランク軸241の回転
からエンジン回転数を検出する。また、スロットル開度
検出手段502は、図2に示すようにスロットルグリッ
プ274の操作量を検出するアクセル位置センサ275
で構成されている。
【0058】エンジン223には排気バルブ開度調整装
置280が備えられている。排気バルブ開度調整装置2
80は、制御手段Kにより各気筒261〜263からの
排気通路253が合流する部分253aより下流側に配
置され、排気通路253の開度を調整する排気バルブ2
81を有している。この排気バルブ281は、それぞれ
の気筒261〜263からの排気通路253が合流する
部分253aより下流側に配置されている。制御手段K
は、ECU500、アクチュエータ503及びポテンシ
ョメータ504等から構成されている。
置280が備えられている。排気バルブ開度調整装置2
80は、制御手段Kにより各気筒261〜263からの
排気通路253が合流する部分253aより下流側に配
置され、排気通路253の開度を調整する排気バルブ2
81を有している。この排気バルブ281は、それぞれ
の気筒261〜263からの排気通路253が合流する
部分253aより下流側に配置されている。制御手段K
は、ECU500、アクチュエータ503及びポテンシ
ョメータ504等から構成されている。
【0059】ECU500は、エンジン回転数検出手段
501からのエンジン回転数情報、スロットル開度検出
手段502からのスロットル開度情報に基づきアクチュ
エータ503を介して排気バルブ281を制御し、排気
バルブ281の開度情報はポテンショメータ504から
ECU500にフィードバックされる。
501からのエンジン回転数情報、スロットル開度検出
手段502からのスロットル開度情報に基づきアクチュ
エータ503を介して排気バルブ281を制御し、排気
バルブ281の開度情報はポテンショメータ504から
ECU500にフィードバックされる。
【0060】吸入空気量のコントロールは、吸気バルブ
を用いないで排気バルブ281のみで行なわれる。この
実施例でも、排気バルブ281の作動により吸入空気量
を、無負荷から全負荷相当までコントロールする。排気
バルブ281には全閉時のアイドル運転を可能とするリ
ーク孔が形成されている。また、スロットルグリップ2
74の操作による簡単な電気的手段で排気バルブ281
を作動させることができる。
を用いないで排気バルブ281のみで行なわれる。この
実施例でも、排気バルブ281の作動により吸入空気量
を、無負荷から全負荷相当までコントロールする。排気
バルブ281には全閉時のアイドル運転を可能とするリ
ーク孔が形成されている。また、スロットルグリップ2
74の操作による簡単な電気的手段で排気バルブ281
を作動させることができる。
【0061】図中、リード弁228の近くにおいてシリ
ンダ孔242に設けられた開孔は、上部が副掃気ポート
252として機能し、下部は吸入ポート251として機
能する。インジェクタ264は燃焼室248に直接燃料
を噴射するように、この実施例においてはシリンダヘッ
ド244、第1の実施例においてはシリンダ243の側
壁に配置した。しかし、リード弁228の上流において
インジェクタ264から吸気通路中に燃料を噴射しても
良い。これが図中にLとして図示したものである。ま
た、リード弁228の下流において吸入通路600中に
(図9にてMにて示す様に)、あるいはクランク室24
0中(図9にてNにて示すように)、あるいは副掃気通
路252あるいは主掃気通路41中に燃料を噴射する様
にしても良い。吸気系に燃料噴射する場合にスロットル
弁がないとエアクリーナ側に燃料の吹き返しが起こり易
いが、リード弁228の下流側に燃料が噴射されるの
で、吹き返しが起こり難い。
ンダ孔242に設けられた開孔は、上部が副掃気ポート
252として機能し、下部は吸入ポート251として機
能する。インジェクタ264は燃焼室248に直接燃料
を噴射するように、この実施例においてはシリンダヘッ
ド244、第1の実施例においてはシリンダ243の側
壁に配置した。しかし、リード弁228の上流において
インジェクタ264から吸気通路中に燃料を噴射しても
良い。これが図中にLとして図示したものである。ま
た、リード弁228の下流において吸入通路600中に
(図9にてMにて示す様に)、あるいはクランク室24
0中(図9にてNにて示すように)、あるいは副掃気通
路252あるいは主掃気通路41中に燃料を噴射する様
にしても良い。吸気系に燃料噴射する場合にスロットル
弁がないとエアクリーナ側に燃料の吹き返しが起こり易
いが、リード弁228の下流側に燃料が噴射されるの
で、吹き返しが起こり難い。
【0062】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、排気バルブを作動して吸入空気量をコントロールす
ることで、負荷調整を吸気バルブを用いないで排気バル
ブのみで行うことができ、簡素なレイアウトで、低コス
トである。
は、排気バルブを作動して吸入空気量をコントロールす
ることで、負荷調整を吸気バルブを用いないで排気バル
ブのみで行うことができ、簡素なレイアウトで、低コス
トである。
【0063】請求項2記載の発明は、排気バルブを作動
して無負荷から全負荷相当までコントロールし、排気バ
ルブによる簡単な構成で全負荷域で吸入空気量を制御す
ることができる。
して無負荷から全負荷相当までコントロールし、排気バ
ルブによる簡単な構成で全負荷域で吸入空気量を制御す
ることができる。
【0064】請求項3記載の発明は、スロットルグリッ
プのスロットルワイヤを介して連動させて排気バルブを
作動させ、スロットルグリップの操作による簡単な機械
的手段である。
プのスロットルワイヤを介して連動させて排気バルブを
作動させ、スロットルグリップの操作による簡単な機械
的手段である。
【0065】請求項4記載の発明は、スロットルグリッ
プの操作量を検出し、この操作量に基づき排気バルブを
作動させ、スロットルグリップの操作による簡単な電気
的手段できる。
プの操作量を検出し、この操作量に基づき排気バルブを
作動させ、スロットルグリップの操作による簡単な電気
的手段できる。
【図1】燃料噴射式2サイクル内燃機関を自動二輪車に
搭載した実施例の概略構成図である。
搭載した実施例の概略構成図である。
【図2】燃料噴射式2サイクル内燃機関の縦断面図であ
る。
る。
【図3】燃料噴射式2サイクル内燃機関を後方から見た
図である。
図である。
【図4】シリンダ側壁噴射の燃料及び空気のフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】インジェクタの断面図である。
【図6】燃料噴射タイミングチャートである
【図7】インジェクタの燃料噴射を示す概略平面図であ
る。
る。
【図8】インジェクタの噴射孔の位置と大きさを示す図
である。
である。
【図9】燃料噴射式2サイクル内燃機関の縦断面図であ
る。
る。
【図10】排気バルブ開度調整装置を示す図である。
253 排気通路 261 インジェクタ 281 排気バルブ K 制御手段
Claims (4)
- 【請求項1】燃焼室内にあるいは燃焼室へ新気を供給す
るための吸気系の途中に燃料を噴射するインジェクタ
と、シリンダの側壁に設けた排気口に接続される排気通
路の開度を調整する排気バルブと、この排気バルブを作
動して吸入空気量をコントロールする制御手段とを備え
ることを特徴とする燃料噴射式2サイクル内燃機関。 - 【請求項2】前記吸入空気量を、無負荷から全負荷相当
までコントロールすることを特徴とする請求項1記載の
燃料噴射式2サイクル内燃機関。 - 【請求項3】前記制御手段は、スロットルグリップのス
ロットルワイヤを介して連動させて前記排気バルブを作
動させることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の燃料噴射式2サイクル内燃機関。 - 【請求項4】前記制御手段は、スロットルグリップの操
作量を検出し、この操作量に基づき前記排気バルブを作
動させることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の燃料噴射式2サイクル内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8064436A JPH09256877A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 燃料噴射式2サイクル内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8064436A JPH09256877A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 燃料噴射式2サイクル内燃機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09256877A true JPH09256877A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13258234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8064436A Pending JPH09256877A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 燃料噴射式2サイクル内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09256877A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109630302A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-04-16 | 济南轻骑摩托车有限公司 | 二冲程50cc电喷摩托车用发动机 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP8064436A patent/JPH09256877A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109630302A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-04-16 | 济南轻骑摩托车有限公司 | 二冲程50cc电喷摩托车用发动机 |
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