JPH09256901A - シリンダヘッド構造 - Google Patents
シリンダヘッド構造Info
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- JPH09256901A JPH09256901A JP6580896A JP6580896A JPH09256901A JP H09256901 A JPH09256901 A JP H09256901A JP 6580896 A JP6580896 A JP 6580896A JP 6580896 A JP6580896 A JP 6580896A JP H09256901 A JPH09256901 A JP H09256901A
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- Japan
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- cylinder head
- head structure
- intake port
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少なくとも吸気ポートの設計自由度を高め、
かつ吸気ポートの開口面積を増大させてエンジンの性能
向上を図るとともに、信頼性を向上させたシリンダヘッ
ド構造を提供する。 【解決手段】 シリンダヘッド1に形成された吸気ポー
トの開口部に嵌装されるバルブシート4の軸線方向の厚
さHを径方向の厚さt以下に設定する。バルブシート4
は、その燃焼室3側とは反対側の端面4bにおいてシリ
ンダヘッド1に接着接合される。
かつ吸気ポートの開口面積を増大させてエンジンの性能
向上を図るとともに、信頼性を向上させたシリンダヘッ
ド構造を提供する。 【解決手段】 シリンダヘッド1に形成された吸気ポー
トの開口部に嵌装されるバルブシート4の軸線方向の厚
さHを径方向の厚さt以下に設定する。バルブシート4
は、その燃焼室3側とは反対側の端面4bにおいてシリ
ンダヘッド1に接着接合される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのシリン
ダヘッド構造に関し、特に、吸・排気ポートの燃焼室に
対する開口部にバルブシートを嵌装したシリンダヘッド
構造に関するものである。
ダヘッド構造に関し、特に、吸・排気ポートの燃焼室に
対する開口部にバルブシートを嵌装したシリンダヘッド
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンのシリンダヘッドが備え
ている吸・排気ポートの燃焼室に対する開口部には、別
部材である円環状のバルブシートが焼き嵌めによって嵌
装されるのが普通である。
ている吸・排気ポートの燃焼室に対する開口部には、別
部材である円環状のバルブシートが焼き嵌めによって嵌
装されるのが普通である。
【0003】図3は従来のシリンダヘッドの吸気ポート
の燃焼室への開口部にバルブシートが嵌装されている状
態を示す断面図で、1′はシリンダヘッド、2′は吸気
ポート、3′は燃焼室、4′はバルブシートである。そ
して、バルブシート4′がその外周面4a′の焼き嵌め
によって嵌装される関係上、シリンダヘッド1′による
バルブシート4′の支持剛性を確保するために、バルブ
シート4′の軸線方向の厚さH′が径方向の厚さt′の
2倍以上に設定されることが多い。
の燃焼室への開口部にバルブシートが嵌装されている状
態を示す断面図で、1′はシリンダヘッド、2′は吸気
ポート、3′は燃焼室、4′はバルブシートである。そ
して、バルブシート4′がその外周面4a′の焼き嵌め
によって嵌装される関係上、シリンダヘッド1′による
バルブシート4′の支持剛性を確保するために、バルブ
シート4′の軸線方向の厚さH′が径方向の厚さt′の
2倍以上に設定されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シリンダヘッド1′においては、軸線方向の厚さ寸法
H′の大きいバルブシート4′が吸気ポート2′の開口
部に嵌装されているために、吸気ポート2′のスロート
部の形状および開口部周辺のレイアウト上の自由度が制
限されるという問題があった。
シリンダヘッド1′においては、軸線方向の厚さ寸法
H′の大きいバルブシート4′が吸気ポート2′の開口
部に嵌装されているために、吸気ポート2′のスロート
部の形状および開口部周辺のレイアウト上の自由度が制
限されるという問題があった。
【0005】また、例えば図4は、吸気バルブおよび排
気バルブをともに2本ずつ備えた一般のエンジンのシリ
ンダヘッド1′を燃焼室側から見た底面図(バルブシー
トが嵌装される以前の状態)であるが、吸気ポート
2′,2′が排気ポート5′,5′に比べて大径に形成
されるため、吸気ポート2′,2′間のブリッジ部Bの
幅dが狭くなっている。一方、エンジンの性能向上の点
から見れば、これら吸気ポート2′,2′の開口面積は
広い方が好ましいが、従来のようにバルブシート4′が
焼き嵌めによりシリンダヘッド1′に嵌装されている場
合には、バルブシート4′の支持剛性を確保するため
に、ブリッジ部Bの幅dをあまり狭くすることができ
ず、したがって、吸気ポート2′,2′の開口面積が制
限され、エンジンの性能向上のネックとなっていた。
気バルブをともに2本ずつ備えた一般のエンジンのシリ
ンダヘッド1′を燃焼室側から見た底面図(バルブシー
トが嵌装される以前の状態)であるが、吸気ポート
2′,2′が排気ポート5′,5′に比べて大径に形成
されるため、吸気ポート2′,2′間のブリッジ部Bの
幅dが狭くなっている。一方、エンジンの性能向上の点
から見れば、これら吸気ポート2′,2′の開口面積は
広い方が好ましいが、従来のようにバルブシート4′が
焼き嵌めによりシリンダヘッド1′に嵌装されている場
合には、バルブシート4′の支持剛性を確保するため
に、ブリッジ部Bの幅dをあまり狭くすることができ
ず、したがって、吸気ポート2′,2′の開口面積が制
限され、エンジンの性能向上のネックとなっていた。
【0006】さらに、従来のシリンダヘッド1′におけ
るバルブシート4′の焼き嵌めは、加熱膨脹させたシリ
ンダヘッド1′のバルブシート嵌装溝1a′に溝径より
もやや大径のバルブシート材(切削加工以前の状態)を
嵌装した後、シリンダヘッド1′を冷却してバルブシー
ト4′を固定する締まり嵌めであるから、エンジン動作
中は燃焼室3′が高温になることによりシリンダヘッド
1′が膨脹し、バルブシート4′の支持剛性が低下し
て、エンジンの信頼性を低下させるという問題もあっ
た。
るバルブシート4′の焼き嵌めは、加熱膨脹させたシリ
ンダヘッド1′のバルブシート嵌装溝1a′に溝径より
もやや大径のバルブシート材(切削加工以前の状態)を
嵌装した後、シリンダヘッド1′を冷却してバルブシー
ト4′を固定する締まり嵌めであるから、エンジン動作
中は燃焼室3′が高温になることによりシリンダヘッド
1′が膨脹し、バルブシート4′の支持剛性が低下し
て、エンジンの信頼性を低下させるという問題もあっ
た。
【0007】上述の事情に鑑み、本発明は、少なくとも
吸気ポートの設計自由度を高め、かつ吸気ポートの開口
面積を増大させてエンジンの性能向上を図るとともに、
エンジンの信頼性を向上させたシリンダヘッド構造を提
供することを目的とする。
吸気ポートの設計自由度を高め、かつ吸気ポートの開口
面積を増大させてエンジンの性能向上を図るとともに、
エンジンの信頼性を向上させたシリンダヘッド構造を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図3に対照さ
せた図1に示すように、吸気ポート2および排気ポート
を備えたシリンダヘッド1において、少なくとも吸気ポ
ート2の開口部に嵌装されるバルブシート4の軸線方向
の厚さHが径方向の厚さt以下に設定されてなることを
特徴とするものである。
せた図1に示すように、吸気ポート2および排気ポート
を備えたシリンダヘッド1において、少なくとも吸気ポ
ート2の開口部に嵌装されるバルブシート4の軸線方向
の厚さHが径方向の厚さt以下に設定されてなることを
特徴とするものである。
【0009】このように、バルブシート4の軸線方向の
厚さHを薄くした場合、バルブシート4のシリンダヘッ
ド1に対する取り付けは、従来のような焼き嵌めでな
く、バルブシート4の燃焼室3側とは反対側の端面4b
においてシリンダヘッド1に接着接合されているのが好
ましく、これによって、シリンダヘッド1によるバルブ
シート4の軸線方向の支持剛性が、バルブシート4の径
方向の支持剛性よりも大となっている。
厚さHを薄くした場合、バルブシート4のシリンダヘッ
ド1に対する取り付けは、従来のような焼き嵌めでな
く、バルブシート4の燃焼室3側とは反対側の端面4b
においてシリンダヘッド1に接着接合されているのが好
ましく、これによって、シリンダヘッド1によるバルブ
シート4の軸線方向の支持剛性が、バルブシート4の径
方向の支持剛性よりも大となっている。
【0010】本発明の1つの実施の形態によれば、バル
ブシート4の端面4bが接着材を介してシリンダヘッド
1に接合されている。そして、この場合のバルブシート
4の端面4bの接合は、溶融性接着材を用いたろう付け
より行なうことができる。
ブシート4の端面4bが接着材を介してシリンダヘッド
1に接合されている。そして、この場合のバルブシート
4の端面4bの接合は、溶融性接着材を用いたろう付け
より行なうことができる。
【0011】また、本発明の他の実施の形態によれば、
バルブシート4の端面4bが摩擦圧接によりシリンダヘ
ッド1に接合された構成とすることもできる。
バルブシート4の端面4bが摩擦圧接によりシリンダヘ
ッド1に接合された構成とすることもできる。
【0012】いずれの実施の形態においても、バルブシ
ート4が、その端面4bにおいてシリンダヘッド1に接
着されているので、バルブシート4の外周面4aとシリ
ンダヘッド1との間に隙間が形成された状態とすること
ができる。
ート4が、その端面4bにおいてシリンダヘッド1に接
着されているので、バルブシート4の外周面4aとシリ
ンダヘッド1との間に隙間が形成された状態とすること
ができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも吸気ポート
2の開口部に設けられているバルブシート4の軸線方向
の厚さHが径方向の厚さt以下に設定されているから、
図1から明らかなように、鎖線で示す従来構造に比べて
吸気ポート2のスロート部の内径を拡大させることがで
き、バルブシート4周辺のレイアウト上の自由度も増大
し、エンジンの性能を向上させることができる。
2の開口部に設けられているバルブシート4の軸線方向
の厚さHが径方向の厚さt以下に設定されているから、
図1から明らかなように、鎖線で示す従来構造に比べて
吸気ポート2のスロート部の内径を拡大させることがで
き、バルブシート4周辺のレイアウト上の自由度も増大
し、エンジンの性能を向上させることができる。
【0014】また、本発明によれば、バルブシート4の
燃焼室3側とは反対側の端面4bがシリンダヘッド1に
接着接合されていることにより、図4に示す2つの吸気
ポート間のブリッジ部Bの幅dを従来よりも狭めてもバ
ルブシート4の支持剛性が低下するおそれがないから、
吸気ポート2の開口面積を増大させてエンジンの性能向
上を図ることができる。
燃焼室3側とは反対側の端面4bがシリンダヘッド1に
接着接合されていることにより、図4に示す2つの吸気
ポート間のブリッジ部Bの幅dを従来よりも狭めてもバ
ルブシート4の支持剛性が低下するおそれがないから、
吸気ポート2の開口面積を増大させてエンジンの性能向
上を図ることができる。
【0015】さらに、バルブシート4が、従来のような
焼き嵌めではなく、バルブシート4の燃焼室3側とは反
対側の端面4bにおいてシリンダヘッド1に接着接合さ
れている場合は、熱によりバルブシート4の支持剛性が
低下するという問題もなくなり、エンジンの信頼性が向
上する。
焼き嵌めではなく、バルブシート4の燃焼室3側とは反
対側の端面4bにおいてシリンダヘッド1に接着接合さ
れている場合は、熱によりバルブシート4の支持剛性が
低下するという問題もなくなり、エンジンの信頼性が向
上する。
【0016】さらに、バルブシート4が、その端面4b
においてシリンダヘッド1に接着されていることによ
り、バルブシート4の外周面4aとシリンダヘッド1と
の間に隙間を形成してもバルブシート4の支持剛性が低
下するおそれがなく、この隙間の形成によって、シリン
ダヘッド1の熱膨脹によるバルブシート4の変形を防止
することができる。
においてシリンダヘッド1に接着されていることによ
り、バルブシート4の外周面4aとシリンダヘッド1と
の間に隙間を形成してもバルブシート4の支持剛性が低
下するおそれがなく、この隙間の形成によって、シリン
ダヘッド1の熱膨脹によるバルブシート4の変形を防止
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるシリンダヘッ
ド構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
ド構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】図1に示すシリンダヘッド1はアルミニウ
ム合金製で、その吸気ポート2の燃焼室3に対する開口
部に形成されたバルブシート嵌装溝1aに嵌装されるバ
ルブシート4は、耐磨耗性銅系合金よりなり、溶融性接
着材を用いたろう付けによってバルブシート4の燃焼室
3側とは反対側の端面4b(図1では上面)においてシ
リンダヘッド1のバルブシート嵌装溝1aに接着されて
固定されている。
ム合金製で、その吸気ポート2の燃焼室3に対する開口
部に形成されたバルブシート嵌装溝1aに嵌装されるバ
ルブシート4は、耐磨耗性銅系合金よりなり、溶融性接
着材を用いたろう付けによってバルブシート4の燃焼室
3側とは反対側の端面4b(図1では上面)においてシ
リンダヘッド1のバルブシート嵌装溝1aに接着されて
固定されている。
【0019】この場合、バルブシート4の外周面4a
を、端面4bと同様にバルブシート嵌装溝1aにろう付
けしてもよいが、端面4bの接着によってバルブシート
4の軸線方向の支持剛性が確保されているので、バルブ
シート4の径方向の支持剛性は軸線方向の支持剛性より
も低くすることができ、あるいは径方向の支持剛性がゼ
ロであってもよい。したがって、バルブシート4の外周
面4aとシリンダヘッド1バルブシート嵌装溝1aの壁
面との間に50μ程度の隙間を設け、シリンダヘッド1
の熱膨脹によるバルブシート4の変形を防止するように
することも可能になる。
を、端面4bと同様にバルブシート嵌装溝1aにろう付
けしてもよいが、端面4bの接着によってバルブシート
4の軸線方向の支持剛性が確保されているので、バルブ
シート4の径方向の支持剛性は軸線方向の支持剛性より
も低くすることができ、あるいは径方向の支持剛性がゼ
ロであってもよい。したがって、バルブシート4の外周
面4aとシリンダヘッド1バルブシート嵌装溝1aの壁
面との間に50μ程度の隙間を設け、シリンダヘッド1
の熱膨脹によるバルブシート4の変形を防止するように
することも可能になる。
【0020】図1に示すバルブシート4の寸法の一例を
挙げると、外径が37mm、内径が33mm、径方向の厚さ
tが2mm、軸線方向の厚さHが1.5mmである。すなわ
ち、厚さHが径方向の厚さt以下となっていて、焼き嵌
めによって嵌装される従来のバルブシート4′よりも軸
線方向の厚さHがかなり薄くなっている。ちなみに、図
3に示す従来のバルブシート4′の軸線方向の厚さH′
は5.5mm、径方向の厚さt′は2.5mmであった。な
お、シリンダヘッド1のバルブシート嵌装溝1aに嵌装
される以前のバルブシート材の断面形状はH×tの長方
形であり、シリンダヘッド1への嵌装後、内周面が図1
に示す形状に切削される。
挙げると、外径が37mm、内径が33mm、径方向の厚さ
tが2mm、軸線方向の厚さHが1.5mmである。すなわ
ち、厚さHが径方向の厚さt以下となっていて、焼き嵌
めによって嵌装される従来のバルブシート4′よりも軸
線方向の厚さHがかなり薄くなっている。ちなみに、図
3に示す従来のバルブシート4′の軸線方向の厚さH′
は5.5mm、径方向の厚さt′は2.5mmであった。な
お、シリンダヘッド1のバルブシート嵌装溝1aに嵌装
される以前のバルブシート材の断面形状はH×tの長方
形であり、シリンダヘッド1への嵌装後、内周面が図1
に示す形状に切削される。
【0021】バルブシート4の端面4bをシリンダヘッ
ド1のバルブシート嵌装溝1aにろう付けする方法につ
いては、本出願人の出願になる特願平7−207065
号明細書に詳述されているが、端面にろう材を塗布した
バルブシート材をシリンダヘッド母材のバルブシート嵌
装溝に嵌装した後、シリンダヘッド母材をろう付け炉に
入れて350〜400℃の温度に保持し、ろう材を溶融
させてバルブシート材をシリンダヘッド母材に接着さ
せ、その後冷却することによって充分な接着力を得るこ
とができる。なお、エンジン運転中のバルブシート4周
辺の温度は、一般に200℃付近であるので、運転中に
ろう材が溶融して、バルブシート4がシリンダヘッド1
から脱落するというおそれはない。
ド1のバルブシート嵌装溝1aにろう付けする方法につ
いては、本出願人の出願になる特願平7−207065
号明細書に詳述されているが、端面にろう材を塗布した
バルブシート材をシリンダヘッド母材のバルブシート嵌
装溝に嵌装した後、シリンダヘッド母材をろう付け炉に
入れて350〜400℃の温度に保持し、ろう材を溶融
させてバルブシート材をシリンダヘッド母材に接着さ
せ、その後冷却することによって充分な接着力を得るこ
とができる。なお、エンジン運転中のバルブシート4周
辺の温度は、一般に200℃付近であるので、運転中に
ろう材が溶融して、バルブシート4がシリンダヘッド1
から脱落するというおそれはない。
【0022】図2は、シリンダヘッド母材11のバルブ
シート嵌装溝11aにバルブシート材14を接着する方
法の一例を概略的に示す説明図である。
シート嵌装溝11aにバルブシート材14を接着する方
法の一例を概略的に示す説明図である。
【0023】図2に示す接着装置10は、発振器12に
電源13を接続した磁歪振動子15を備えている。
電源13を接続した磁歪振動子15を備えている。
【0024】この接着装置10を用いる場合、先ずシリ
ンダヘッド母材11の吸気ポート2の開口部に形成した
バルブシート嵌装溝11aの上面に、アルミニウムまた
は亜鉛を含むろう材(例えば日本アルミット株式会社製
AM−350)を塗布した後、バルブシート材14を溝
11aに嵌装する。次に、磁歪振動子15の先端の振動
部15aをバルブシート材14に当接させ、バルブシー
ト材14を面圧2kgf/mm2 で加圧しながら磁歪振動子1
5を振動させ、シリンダヘッド母材11とバルブシート
材14との間の相対運動により摩擦熱を生じさせる。こ
の摩擦熱によって、接合部分を400℃の温度で30秒
以上加熱し、ろう材を溶融させる。その後冷却すること
によって、バルブシート材14はろう材の接着力によっ
てシリンダヘッド母材11に強固に固定される。
ンダヘッド母材11の吸気ポート2の開口部に形成した
バルブシート嵌装溝11aの上面に、アルミニウムまた
は亜鉛を含むろう材(例えば日本アルミット株式会社製
AM−350)を塗布した後、バルブシート材14を溝
11aに嵌装する。次に、磁歪振動子15の先端の振動
部15aをバルブシート材14に当接させ、バルブシー
ト材14を面圧2kgf/mm2 で加圧しながら磁歪振動子1
5を振動させ、シリンダヘッド母材11とバルブシート
材14との間の相対運動により摩擦熱を生じさせる。こ
の摩擦熱によって、接合部分を400℃の温度で30秒
以上加熱し、ろう材を溶融させる。その後冷却すること
によって、バルブシート材14はろう材の接着力によっ
てシリンダヘッド母材11に強固に固定される。
【0025】なお、上述の実施の形態においては、耐磨
耗性銅系合金よりなるバルブシート材14を用いている
が、特願平7−207065号明細書に記載されている
ように、2層構造を有するバルブシート材を用いてもよ
い。すなわち、バルブと接触する表面層を鉄系合金より
なる耐磨耗層とし、これに銅系合金よりなる基層を組み
合わせたものをバルブシート材として用いてもよい。こ
の場合には、通常基層の下にシリンダヘッド母材11と
の接合性を確保するためにろう材の層が設けられる。ま
た、基層として、アルミニウム系合金を用いてもよい。
耗性銅系合金よりなるバルブシート材14を用いている
が、特願平7−207065号明細書に記載されている
ように、2層構造を有するバルブシート材を用いてもよ
い。すなわち、バルブと接触する表面層を鉄系合金より
なる耐磨耗層とし、これに銅系合金よりなる基層を組み
合わせたものをバルブシート材として用いてもよい。こ
の場合には、通常基層の下にシリンダヘッド母材11と
の接合性を確保するためにろう材の層が設けられる。ま
た、基層として、アルミニウム系合金を用いてもよい。
【0026】さらに、上記基層をアルミニウムまたは亜
鉛を含むろう材で構成することもできる。この場合に
は、上述のように別途ろう材の層を設ける必要はなく、
図2に示す接着装置10を用いる場合、バルブシート嵌
装溝11aの上面に、ろう材を塗布することなしに、摩
擦圧接のみでバルブシート材をシリンダヘッド母材11
に接着することができる。
鉛を含むろう材で構成することもできる。この場合に
は、上述のように別途ろう材の層を設ける必要はなく、
図2に示す接着装置10を用いる場合、バルブシート嵌
装溝11aの上面に、ろう材を塗布することなしに、摩
擦圧接のみでバルブシート材をシリンダヘッド母材11
に接着することができる。
【0027】なお、上述の説明は、吸気ポート2の開口
部にバルブシート4を嵌装接着する場合であるが、排気
ポートの開口部にも同様の構成を有するバルブシートを
接着によって取り付けてもよい。
部にバルブシート4を嵌装接着する場合であるが、排気
ポートの開口部にも同様の構成を有するバルブシートを
接着によって取り付けてもよい。
【図1】本発明によるシリンダヘッド構造の一実施の形
態を示す断面図
態を示す断面図
【図2】シリンダヘッド母材にバルブシート材を接着す
る方法の一例を概略的に示す説明図
る方法の一例を概略的に示す説明図
【図3】従来のシリンダヘッド構造を示す断面図
【図4】一般のエンジンのシリンダヘッドを燃焼室側か
ら見た底面図
ら見た底面図
1 シリンダヘッド 2 吸気ポート 3 燃焼室 4 バルブシート 4a バルブシートの外周面 4b バルブシートの端面 10 接着装置 11 シリンダヘッド母材 14 バルブシート材 15 磁歪振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 純 広島県広島市南区仁保2丁目4番1号 マ ツダ産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 吸気ポートおよび排気ポートを備え、該
吸気ポートおよび排気ポートの燃焼室に対する開口部に
円環状のバルブシートが嵌装されてなるエンジンのシリ
ンダヘッド構造において、 少なくとも上記吸気ポートの開口部に嵌装されるバルブ
シートの軸線方向の厚さが径方向の厚さ以下に設定され
てなることを特徴とするシリンダヘッド構造。 - 【請求項2】 上記バルブシートの燃焼室側とは反対側
の端面が上記シリンダヘッドに接着接合され、上記シリ
ンダヘッドによる上記バルブシートの軸線方向の支持剛
性が、該バルブシートの径方向の支持剛性よりも大とな
っていることを特徴とする請求項1記載のシリンダヘッ
ド構造。 - 【請求項3】 上記バルブシートの燃焼室側とは反対側
の端面が接着材を介して上記シリンダヘッドに接合され
てなることを特徴とする請求項2記載のシリンダヘッド
構造。 - 【請求項4】 上記バルブシートの燃焼室側とは反対側
の端面の接合が、溶融性接着材を用いたろう付けによる
ことを特徴とする請求項3記載のシリンダヘッド構造。 - 【請求項5】 上記バルブシートの端面が摩擦圧接によ
り上記シリンダヘッドに接合されてなることを特徴とす
る請求項2記載のシリンダヘッド構造。 - 【請求項6】 上記バルブシートが、その外周面と上記
シリンダヘッドとの間に隙間が形成された状態で上記シ
リンダヘッドに嵌装されてなることを特徴とする請求項
1ないし5のいずれか1項記載のシリンダヘッド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6580896A JPH09256901A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | シリンダヘッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6580896A JPH09256901A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | シリンダヘッド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09256901A true JPH09256901A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13297705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6580896A Pending JPH09256901A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | シリンダヘッド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09256901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015081597A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 現代自動車株式会社 | エンジンのバルブトレーン構造 |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP6580896A patent/JPH09256901A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015081597A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 現代自動車株式会社 | エンジンのバルブトレーン構造 |
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Legal Events
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