JPH092572A - 地下タンクの構造 - Google Patents
地下タンクの構造Info
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- JPH092572A JPH092572A JP7153715A JP15371595A JPH092572A JP H092572 A JPH092572 A JP H092572A JP 7153715 A JP7153715 A JP 7153715A JP 15371595 A JP15371595 A JP 15371595A JP H092572 A JPH092572 A JP H092572A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地下タンクの構造に係り、簡易な構造によっ
て地下水の浸水を回避する。 【構成】 地盤Yに構築される筒状の地中連続壁2と、
その内方に間隔を空けて構築される内部容器3と、それ
らの間に中詰材を打設してなる中間層4とを具備し、地
中連続壁2の内面2aに内部に浸水する地下水Wを内面
に沿って下方に導く導水層5が設けられ、その下部に、
導かれた地下水Wを集めて外部に排出する排水手段6が
接続されており、地下水を密封状態に遮断するのではな
く、排水のための流通路を確保することにより、内部容
器3への地下水の到達を防止する。
て地下水の浸水を回避する。 【構成】 地盤Yに構築される筒状の地中連続壁2と、
その内方に間隔を空けて構築される内部容器3と、それ
らの間に中詰材を打設してなる中間層4とを具備し、地
中連続壁2の内面2aに内部に浸水する地下水Wを内面
に沿って下方に導く導水層5が設けられ、その下部に、
導かれた地下水Wを集めて外部に排出する排水手段6が
接続されており、地下水を密封状態に遮断するのではな
く、排水のための流通路を確保することにより、内部容
器3への地下水の到達を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下タンクの構造に関
し、特に、地下水位以深に構築される地下タンク内への
地下水の浸水を防止する技術に関するものである。
し、特に、地下水位以深に構築される地下タンク内への
地下水の浸水を防止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、LNGやLPG等の極低
温状態の液化ガスは、地盤内に埋設状態に構築される地
下タンクに貯蔵される。この地下タンクは、一般に、地
盤に円筒状のコンクリート製地中連続壁を構築した後
に、該地中連続壁を山留壁として地盤の崩落を防止しつ
つその内部を掘削して形成された凹部内に構築される。
したがって、このようにして構築される地下タンクは、
内部に貯留される液化ガスを地盤によって外部から有効
に断熱することができるとともに、地中構造物であるた
めに耐震性能が優れるという利点を有している。
温状態の液化ガスは、地盤内に埋設状態に構築される地
下タンクに貯蔵される。この地下タンクは、一般に、地
盤に円筒状のコンクリート製地中連続壁を構築した後
に、該地中連続壁を山留壁として地盤の崩落を防止しつ
つその内部を掘削して形成された凹部内に構築される。
したがって、このようにして構築される地下タンクは、
内部に貯留される液化ガスを地盤によって外部から有効
に断熱することができるとともに、地中構造物であるた
めに耐震性能が優れるという利点を有している。
【0003】ところで、地下タンクによっては、地下水
の水位よりも深く掘削された凹部内に構築しなければな
らない場合があり、かかる場合に、地下タンク内部への
地下水の漏水を回避するために、適当な止水対策を施す
必要がある。従来、このような止水対策としては、地盤
内に不透水性の連続した止水壁を設ける方法が考えられ
ている。この止水壁は、コンクリート、アスファルト、
鋼矢板あるいは不透水性の粘土・シート等を用いて構成
される。
の水位よりも深く掘削された凹部内に構築しなければな
らない場合があり、かかる場合に、地下タンク内部への
地下水の漏水を回避するために、適当な止水対策を施す
必要がある。従来、このような止水対策としては、地盤
内に不透水性の連続した止水壁を設ける方法が考えられ
ている。この止水壁は、コンクリート、アスファルト、
鋼矢板あるいは不透水性の粘土・シート等を用いて構成
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の部材よりなる止水壁は、基本的に、止水壁の不透水性
によって地下水を堰止めて密封状態に遮断することによ
り、その外側に地下水を貯留状態に保持する構成である
ため、壁面全体に亙って完全な密封性を維持することが
必要であるが、地下タンクのような大規模な構造物に対
して、このような完全な密封状態を実現することは困難
であり、しかも、大掛かりな施工工事を必要とするとい
う問題点がある。
の部材よりなる止水壁は、基本的に、止水壁の不透水性
によって地下水を堰止めて密封状態に遮断することによ
り、その外側に地下水を貯留状態に保持する構成である
ため、壁面全体に亙って完全な密封性を維持することが
必要であるが、地下タンクのような大規模な構造物に対
して、このような完全な密封状態を実現することは困難
であり、しかも、大掛かりな施工工事を必要とするとい
う問題点がある。
【0005】例えば、シートを用いて止水壁を構築する
場合においては、地上から掘削形成した溝内に、複数の
シートを端部が重なるように挿入し、各シートにおける
重畳部分および各シートの下端部にそれぞれ充填材を打
設する止水処理を施す必要がある。しかし、止水壁を深
く構築しなければならない場合に、シートにめくれが生
じないように挿入することが困難であるとともに、シー
トの下端部に充填材を確実に打設することが困難にな
る。
場合においては、地上から掘削形成した溝内に、複数の
シートを端部が重なるように挿入し、各シートにおける
重畳部分および各シートの下端部にそれぞれ充填材を打
設する止水処理を施す必要がある。しかし、止水壁を深
く構築しなければならない場合に、シートにめくれが生
じないように挿入することが困難であるとともに、シー
トの下端部に充填材を確実に打設することが困難にな
る。
【0006】かかる不都合は、他の構成部材による止水
壁においても同様である。すなわち、地下タンクが大規
模になるにしたがって、止水処理を施すべき面積が増大
することになるので、かかる広大な面積全体に亙って地
下水を完全に密封して止水壁の外側に貯留状態に保持す
るには、大掛かりな止水対策が必要である。
壁においても同様である。すなわち、地下タンクが大規
模になるにしたがって、止水処理を施すべき面積が増大
することになるので、かかる広大な面積全体に亙って地
下水を完全に密封して止水壁の外側に貯留状態に保持す
るには、大掛かりな止水対策が必要である。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、簡易な構造によって、地下水の浸水を回
避することができる地下タンクの構造を提供することを
目的としている。
ものであって、簡易な構造によって、地下水の浸水を回
避することができる地下タンクの構造を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、地盤に構築される筒状の地中連続壁と、
その内方に間隔を空けて構築される内部容器と、該内部
容器と前記地中連続壁との間に中詰材を打設してなる中
間層とを具備し、前記地中連続壁の内面に、該地中連続
壁を透過して内部に浸水する地下水を地中連続壁の内面
に沿って下方に導く導水層が設けられ、該導水層の下部
に、導かれた地下水を集めて外部に排出する排水手段が
接続されている地下タンクの構造を提案している。
に、本発明は、地盤に構築される筒状の地中連続壁と、
その内方に間隔を空けて構築される内部容器と、該内部
容器と前記地中連続壁との間に中詰材を打設してなる中
間層とを具備し、前記地中連続壁の内面に、該地中連続
壁を透過して内部に浸水する地下水を地中連続壁の内面
に沿って下方に導く導水層が設けられ、該導水層の下部
に、導かれた地下水を集めて外部に排出する排水手段が
接続されている地下タンクの構造を提案している。
【0009】
【作用】本発明に係る地下タンクの構造によれば、地下
タンクの最外殻たる地中連続壁によって、外部の地盤か
らの土圧および水圧が受け止められる。そして、地中連
続壁を透過して地下水が地中連続壁内に浸水した場合に
は、地下水は、地中連続壁内面に設けられている導水層
に達し、該導水層に沿って、地中連続壁内面を下方に導
かれる。導水層の下部には、排水手段が接続されている
ので、導水層内を導かれた地下水は、排水手段によって
集められた後に外部に排出されることになる。したがっ
て、地中連続壁を透過した地下水は、中間層内に浸水す
る前に、導水層によって下方に導かれるので、中間層内
部の内部容器に達することが回避され、該内部容器への
浸水が防止される。しかも、中間層は、内部容器と地中
連続壁との間に中詰材を充填することにより形成されて
いるので、地盤による拘束効果が内部容器に伝達され、
内部容器が確実に支持されることになる。
タンクの最外殻たる地中連続壁によって、外部の地盤か
らの土圧および水圧が受け止められる。そして、地中連
続壁を透過して地下水が地中連続壁内に浸水した場合に
は、地下水は、地中連続壁内面に設けられている導水層
に達し、該導水層に沿って、地中連続壁内面を下方に導
かれる。導水層の下部には、排水手段が接続されている
ので、導水層内を導かれた地下水は、排水手段によって
集められた後に外部に排出されることになる。したがっ
て、地中連続壁を透過した地下水は、中間層内に浸水す
る前に、導水層によって下方に導かれるので、中間層内
部の内部容器に達することが回避され、該内部容器への
浸水が防止される。しかも、中間層は、内部容器と地中
連続壁との間に中詰材を充填することにより形成されて
いるので、地盤による拘束効果が内部容器に伝達され、
内部容器が確実に支持されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る地下タンクの構造の一実
施例について、図1および図2を参照して説明する。本
実施例の地下タンクは、液化ガスを貯蔵するためのもの
であって、既設地下タンクを改築する場合に構築される
ものを想定している。図1に示すように、本実施例の地
下タンク1は、円筒状の地中連続壁2と、その半径方向
内方に間隔を空けて配される内部容器3と、該内部容器
3と前記地中連続壁1との間に配される中間層4とを有
しており、前記地中連続壁2の内面2aには、導水層5
が設けられ、該導水層5には、排水手段6が接続されて
いる。
施例について、図1および図2を参照して説明する。本
実施例の地下タンクは、液化ガスを貯蔵するためのもの
であって、既設地下タンクを改築する場合に構築される
ものを想定している。図1に示すように、本実施例の地
下タンク1は、円筒状の地中連続壁2と、その半径方向
内方に間隔を空けて配される内部容器3と、該内部容器
3と前記地中連続壁1との間に配される中間層4とを有
しており、前記地中連続壁2の内面2aには、導水層5
が設けられ、該導水層5には、排水手段6が接続されて
いる。
【0011】前記地中連続壁2は、既設地下タンク7の
周囲に形成されている凍土部Xの外側に構築される円筒
状の壁であって、例えば、ベントナイト泥水等の安定液
を満たして内壁面の安定を図りながら地盤Yを溝状に掘
削し、この溝内に、鉄筋籠等を建て込んで、トレミー管
で安定液と置換しつつコンクリートを流し込んで施工さ
れるものである。このようにして構築される地中連続壁
2は、それに接触する地盤Yの土圧や水圧等を受け止め
る山留壁となり、地盤Yの崩落を防止することができ
る。したがって、該地中連続壁2が構築された後に、そ
の内側を掘削して既設地下タンク7およびその周囲の凍
土部2を除去することにより、地中連続壁2を内壁とす
る凹部を形成することができるようになっている。
周囲に形成されている凍土部Xの外側に構築される円筒
状の壁であって、例えば、ベントナイト泥水等の安定液
を満たして内壁面の安定を図りながら地盤Yを溝状に掘
削し、この溝内に、鉄筋籠等を建て込んで、トレミー管
で安定液と置換しつつコンクリートを流し込んで施工さ
れるものである。このようにして構築される地中連続壁
2は、それに接触する地盤Yの土圧や水圧等を受け止め
る山留壁となり、地盤Yの崩落を防止することができ
る。したがって、該地中連続壁2が構築された後に、そ
の内側を掘削して既設地下タンク7およびその周囲の凍
土部2を除去することにより、地中連続壁2を内壁とす
る凹部を形成することができるようになっている。
【0012】前記導水層5は、図2に示すように、上記
のようにして構築された地中連続壁2の内面2a全体
に、例えば、多孔質性の水抜き用フィルター部材8を配
設することにより形成され、地中連続壁2内面2aに沿
う上下方向に設けられた流通路9を有する層となってい
る。水抜き用フィルター部材8は、後述する中間層4と
地中連続壁2との間に介在状態に配置され、中間層4を
地中連続壁2に密接させつつ上下方向に連通する地下水
の流通路9を確保することができるようになっている。
のようにして構築された地中連続壁2の内面2a全体
に、例えば、多孔質性の水抜き用フィルター部材8を配
設することにより形成され、地中連続壁2内面2aに沿
う上下方向に設けられた流通路9を有する層となってい
る。水抜き用フィルター部材8は、後述する中間層4と
地中連続壁2との間に介在状態に配置され、中間層4を
地中連続壁2に密接させつつ上下方向に連通する地下水
の流通路9を確保することができるようになっている。
【0013】前記内部容器3は、前記地中連続壁2の半
径方向内方に間隔を空けて同心円状に構築される側壁3
aと、該側壁3aの底部を閉塞するように構築される底
版3bとを具備する有底円筒状に形成されている。
径方向内方に間隔を空けて同心円状に構築される側壁3
aと、該側壁3aの底部を閉塞するように構築される底
版3bとを具備する有底円筒状に形成されている。
【0014】前記中間層4は、このようにして構築され
た地中連続壁2と内部容器3との間に、例えば、貧配合
モルタル等の中詰材を充填することにより打設される。
したがって、該中間層4は、中詰材の圧力によって前記
導水層5を地中連続壁2の内面2aに密接させ、地中連
続壁2を介した地盤Yの拘束効果を内部容器3の側壁3
aに有効に伝達することができるようになっている。
た地中連続壁2と内部容器3との間に、例えば、貧配合
モルタル等の中詰材を充填することにより打設される。
したがって、該中間層4は、中詰材の圧力によって前記
導水層5を地中連続壁2の内面2aに密接させ、地中連
続壁2を介した地盤Yの拘束効果を内部容器3の側壁3
aに有効に伝達することができるようになっている。
【0015】前記排水手段6は、例えば、内部容器3の
下方に設けられた貯水ピット10と、該貯水ピット10
内に配されるポンプ11と、前記導水層5を下方に流通
してきた地下水Wを貯水ピット10まで導く流路12
と、ポンプ11によって吐出される地下水Wを地上まで
汲み上げるための導水管13とを具備している。前記流
路12は、例えば、前記導水層5の下部から、中間層4
下部および内部容器3の側壁3a下部を貫通して、内部
容器3の底版3b下部に設けられる砂利層14まで連通
するように形成されており、導水層5の下部に導かれて
きた地下水Wを砂利層14を通して貯水ピット10に導
くことができるようになっている。
下方に設けられた貯水ピット10と、該貯水ピット10
内に配されるポンプ11と、前記導水層5を下方に流通
してきた地下水Wを貯水ピット10まで導く流路12
と、ポンプ11によって吐出される地下水Wを地上まで
汲み上げるための導水管13とを具備している。前記流
路12は、例えば、前記導水層5の下部から、中間層4
下部および内部容器3の側壁3a下部を貫通して、内部
容器3の底版3b下部に設けられる砂利層14まで連通
するように形成されており、導水層5の下部に導かれて
きた地下水Wを砂利層14を通して貯水ピット10に導
くことができるようになっている。
【0016】このような地下タンク1の構造であると、
外部の地盤Yの土圧や水圧の大部分は最外殻に配される
地中連続壁2によって抵抗し、かつ、内部容器3の側壁
3aが地盤Yよりも剛性の高い貧配合モルタルよりなる
中間層4によって拘束されているとともに、該中間層4
が地中連続壁2に密接状態に形成されるので、地盤Yに
よる拘束効果を確実に内部容器3の側壁3aに伝達する
ことができ、該側壁3aの仕様低減を図ることができ
る。
外部の地盤Yの土圧や水圧の大部分は最外殻に配される
地中連続壁2によって抵抗し、かつ、内部容器3の側壁
3aが地盤Yよりも剛性の高い貧配合モルタルよりなる
中間層4によって拘束されているとともに、該中間層4
が地中連続壁2に密接状態に形成されるので、地盤Yに
よる拘束効果を確実に内部容器3の側壁3aに伝達する
ことができ、該側壁3aの仕様低減を図ることができ
る。
【0017】また、地中連続壁2を地下水Wが透過した
場合であっても、地下水Wは、導水層5によって地中連
続壁2の内面2aに沿って下降させられ、流路12およ
び砂利層14を経て貯水ピット10に一旦貯留された後
に、ポンプ11によって積極的に排水されるので、内部
容器3に到達することがない。導水層5は、掘削によっ
て露出させられた地中連続壁2の内面2aに設けられる
ので、その施工が容易である。したがって、本実施例の
地下タンク1の構造によれば、大規模な地下構造物であ
る地下タンク1の側壁全体を完全密封するような大掛か
りな止水対策を施すことなく、比較的簡易な対策によっ
て地中連続壁2の内側の内部容器3内への浸水を確実に
防止することができる。さらに、中間層4を貧配合モル
タル等の充填材によって形成することとしたので、該中
間層4によっても、遮水性・断熱性の向上が期待でき
る。
場合であっても、地下水Wは、導水層5によって地中連
続壁2の内面2aに沿って下降させられ、流路12およ
び砂利層14を経て貯水ピット10に一旦貯留された後
に、ポンプ11によって積極的に排水されるので、内部
容器3に到達することがない。導水層5は、掘削によっ
て露出させられた地中連続壁2の内面2aに設けられる
ので、その施工が容易である。したがって、本実施例の
地下タンク1の構造によれば、大規模な地下構造物であ
る地下タンク1の側壁全体を完全密封するような大掛か
りな止水対策を施すことなく、比較的簡易な対策によっ
て地中連続壁2の内側の内部容器3内への浸水を確実に
防止することができる。さらに、中間層4を貧配合モル
タル等の充填材によって形成することとしたので、該中
間層4によっても、遮水性・断熱性の向上が期待でき
る。
【0018】なお、本実施例においては、導水層5を水
抜き用のフィルター部材8により構成することとした
が、地下水Wの流通路9を確保しつつ中間層4と地中連
続壁2とを密接させることができる構造であれば、これ
に限られるものではない。例えば、図3に示すように、
波板15を地中連続壁2の内面2aに設けることとして
もよい。また、地下タンク1として液化ガス貯蔵用のも
のを想定したが、これに代えて、任意の地下タンクの構
造として適用することができる。また、地中連続壁2、
内部容器3の側壁3aを円筒状としたが、これに代え
て、他の任意形状の筒状に形成することとしてもよい。
抜き用のフィルター部材8により構成することとした
が、地下水Wの流通路9を確保しつつ中間層4と地中連
続壁2とを密接させることができる構造であれば、これ
に限られるものではない。例えば、図3に示すように、
波板15を地中連続壁2の内面2aに設けることとして
もよい。また、地下タンク1として液化ガス貯蔵用のも
のを想定したが、これに代えて、任意の地下タンクの構
造として適用することができる。また、地中連続壁2、
内部容器3の側壁3aを円筒状としたが、これに代え
て、他の任意形状の筒状に形成することとしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る地下
タンクの構造は、地盤に構築される筒状の地中連続壁
と、その内方に間隔を空けて構築される内部容器と、そ
れらの間に中詰材を打設してなる中間層とを具備し、地
中連続壁の内面に内部に浸水する地下水を内面に沿って
下方に導く導水層が設けられ、その下部に、導かれた地
下水を集めて外部に排出する排水手段が接続されている
ので、以下の効果を奏する。 地中連続壁を地下水が透過した場合に、地下水が導
水層によって地中連続壁の内面に沿って下降させられた
後に、排水手段によって積極的に排水されるので、内部
容器に到達することを防止することができる。したがっ
て、壁面全体に亙る完全密封のような大掛かりな止水対
策によることなく、簡易な方法によって確実に内部容器
内への浸水を防止することができる。 外部の地盤の土圧や水圧の大部分は最外殻に配され
る地中連続壁によって抵抗し、かつ、内部容器が中間層
および地中連続壁を介して地盤によって確実に拘束され
るので、内部容器の健全性を長期に亙って維持すること
ができる。さらに、内部容器の仕様低減を図ることがで
きる。
タンクの構造は、地盤に構築される筒状の地中連続壁
と、その内方に間隔を空けて構築される内部容器と、そ
れらの間に中詰材を打設してなる中間層とを具備し、地
中連続壁の内面に内部に浸水する地下水を内面に沿って
下方に導く導水層が設けられ、その下部に、導かれた地
下水を集めて外部に排出する排水手段が接続されている
ので、以下の効果を奏する。 地中連続壁を地下水が透過した場合に、地下水が導
水層によって地中連続壁の内面に沿って下降させられた
後に、排水手段によって積極的に排水されるので、内部
容器に到達することを防止することができる。したがっ
て、壁面全体に亙る完全密封のような大掛かりな止水対
策によることなく、簡易な方法によって確実に内部容器
内への浸水を防止することができる。 外部の地盤の土圧や水圧の大部分は最外殻に配され
る地中連続壁によって抵抗し、かつ、内部容器が中間層
および地中連続壁を介して地盤によって確実に拘束され
るので、内部容器の健全性を長期に亙って維持すること
ができる。さらに、内部容器の仕様低減を図ることがで
きる。
【図1】本発明に係る地下タンクの構造の一実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】図1の地下タンクの側壁の構造を示す拡大断面
図である。
図である。
【図3】本発明に係る地下タンクの構造の他の実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
W 地下水 Y 地盤 1 地下タンク 2 地中連続壁 2a 内面 3 内部容器 4 中間層 5 導水層 6 排水手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 光男 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 宮▲崎▼ 信一 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 西川 洋二 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 本島 禎二 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 和賀 秀悦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 清水 良彦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 小田原 卓郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 地盤に構築される筒状の地中連続壁と、
その内方に間隔を空けて構築される内部容器と、該内部
容器と前記地中連続壁との間に中詰材を打設してなる中
間層とを具備し、 前記地中連続壁の内面に、該地中連続壁を透過して内部
に浸水する地下水を地中連続壁の内面に沿って下方に導
く導水層が設けられ、 該導水層の下部に、導かれた地下水を集めて外部に排出
する排水手段が接続されていることを特徴とする地下タ
ンクの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7153715A JPH092572A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 地下タンクの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7153715A JPH092572A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 地下タンクの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092572A true JPH092572A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15568524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7153715A Withdrawn JPH092572A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 地下タンクの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH092572A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002193386A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-10 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 水槽および水槽の施工方法 |
| CN102878422A (zh) * | 2012-09-05 | 2013-01-16 | 葫芦岛新奥燃气发展有限公司 | 一种防积水天然气调压柜 |
| KR20200095170A (ko) * | 2019-01-31 | 2020-08-10 | 백남수 | 매립형 저장탱크 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP7153715A patent/JPH092572A/ja not_active Withdrawn
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