JPH09257414A - 物体位置検出装置 - Google Patents

物体位置検出装置

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JPH09257414A
JPH09257414A JP8096246A JP9624696A JPH09257414A JP H09257414 A JPH09257414 A JP H09257414A JP 8096246 A JP8096246 A JP 8096246A JP 9624696 A JP9624696 A JP 9624696A JP H09257414 A JPH09257414 A JP H09257414A
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JP
Japan
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distance data
coordinate system
dimensional
quantized
data
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Application number
JP8096246A
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English (en)
Inventor
Akira Okamoto
陽 岡本
Kohei Nishikawa
晃平 西川
Ko Sano
香 佐野
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 距離データが不均一な平面座標で得られた
り、欠落していた場合でも、2次元テンプレートマッチ
ングにより類似度を求めて存在位置を検出する。 【解決手段】 実座標系に存在する貨物2を含む全体を
3次元座標の距離データとして求めるセンサヘッド機構
3等と、距離データを計算座標系の3次元座標に座標変
換し、該座標系の平面座標成分の量子化ピッチで量子化
することにより2次元の量子化距離データF(x,y)
に変換する量子化データ算出ルーチンと、貨物2の実座
標系の物体形状モデルを量子化することによって、計算
座標系における2次元の基準量子化距離データM(x,
y)として有したROM18と、量子化データ算出ルー
チンにより求められた量子化距離データF(x,y)か
らなる各領域と、前記物体形状モデルの基準量子化距離
データM(x,y)との類似度を求め、最大の類似度を
示す領域を物体の存在位置として決定する位置検出ルー
チンとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像中から物
体形状モデルに最も類似する領域を物体の存在位置とし
て検出する物体位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物体の存在位置を検出する主な方法とし
て、入力画像から2次元的に得られる濃淡画像を基にし
て検出する2次元テンプレートマッチングが知られてい
る(画像処理−その基礎から応用まで第2版、尾崎弘・
谷口慶治著、共立出版株式会社、9.2.1テンプレー
トマッチングにより識別)。
【0003】具体的には、x軸およびy軸からなる平面
を所定の大きさに区切るテンプレートを設定すると共
に、このテンプレート内に物体が存在するときの所定座
標(x,y)における濃淡画像を物体形状モデルM
(x,y)として記憶しておく。そして、入力画像が得
られたときに、この入力画像にテンプレートを重ね合
せ、テンプレート内の所定座標(x,y)における濃淡
画像を入力画像F(x,y)として求め、下記の計算式
(1)により正規化相関Corr(k,l)を算出する
ことにより類似度を求める。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、Dは、|x−k|≦Mx/2およ
び|y−l|≦My/2を満たす範囲である。また、計
算式(1)中の“F”および“M”は、下記の計算式
(2)・(3)に示すようなDの範囲における加算平均
である。
【0006】
【数2】
【0007】
【数3】
【0008】そして、このような類似度の算出を入力画
像の全体に渡って行うようにテンプレートをラスタ走査
し、入力画像中において最も大きな値の類似度を示すテ
ンプレートで指定された区画を物体の存在位置として検
出するという方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、濃淡画像が撮像時の照明や物体表面の模様等の誤
差要因の影響を受け易いため、これらの誤差要因の影響
を低減するように、物体表面の3次元座標からなる距離
データ(x,y,z)を基にして存在位置を検出する方
法が考えられている。そして、距離データ(x,y,
z)中の高さ座標(z)を濃淡画像に置き換えれば、上
述の物体形状モデルM(x,y)および入力画像F
(x,y)と同等に取り扱うことができるため、この距
離データ(x,y,z)を従来の2次元テンプレートマ
ッチングによる検出方法に適用することが試みられてい
る。
【0010】ところが、類似度となる正規化相関Cor
r(k,l)を求める際には、計算式(1)からも明ら
かなように、物体形状モデルM(x,y)の座標(x,
y)と、入力画像F(x,y)の座標(x,y)とが一
致している必要がある。この際、濃淡画像を基にして類
似度を求める場合には、入力画像が撮像装置により決定
される定ピッチの画素からなっており、これらの画素か
ら得られる濃淡画像であれば、常に一定の座標(x,
y)における物体形状モデルM(x,y)および入力画
像F(x,y)であることが保証されるため、2次元テ
ンプレートマッチングによる検出にとって何ら支障がな
い。
【0011】これに対し、距離データ(x,y,z)を
基にして類似度を求める場合には、物体表面の傾斜等に
より距離データ(x,y,z)中の平面座標(x,y)
が不均一となったり、物体が他の物体に隠れ(オクルー
ジョン)て距離データ(x,y,z)に欠落が生じるこ
とがあるため、計算式(1)から正規化相関Corr
(k,l)を求めることができないことがあるという問
題がある。
【0012】従って、本発明は、距離データ(x,y,
z)が不均一な平面座標(x,y)で得られたり、欠落
していた場合でも、2次元テンプレートマッチングによ
り類似度を求めて存在位置を検出することができる物体
位置検出装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、正規化相関を類似度とする2次
元テンプレートマッチングにより検出対象物の存在位置
を検出する物体位置検出装置において、実座標系に存在
する検出対象物を含む全体を3次元座標の距離データと
して求める距離データ計測手段と、前記距離データを計
算座標系の3次元座標に座標変換し、該座標系の平面座
標成分の量子化ピッチで量子化することにより2次元の
量子化距離データに変換する距離データ変換手段と、前
記検出対象物の実座標系の物体形状モデルを前記距離デ
ータ変換手段により量子化することによって、計算座標
系における2次元の基準量子化距離データとして有した
物体形状モデル記憶手段と、前記距離データ変換手段に
より求められた量子化距離データからなる各領域と、前
記物体形状モデルの基準量子化距離データとの類似度を
求め、最大の類似度を示す領域を物体の存在位置として
決定する物体位置決定手段とを有していることを特徴と
している。これにより、実座標系の距離データが不均一
な平面座標で得られたり、欠落していた場合でも、これ
らの距離データを計算座標系の3次元座標に変換して平
面座標成分を量子化し、2次元の量子化距離データとす
ることによって、均一な平面座標の高さ座標成分を得る
ことができるため、2次元テンプレートマッチングによ
り類似度を求めて存在位置を検出することができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の物体位
置検出装置であって、前記物体位置決定手段は、量子化
距離データに欠落部分がある場合、該欠落部分における
量子化距離データと基準量子化距離データとを除いて相
関値を求め、該相関値に前記欠落部分の割合を乗算する
ことにより類似度とすることを特徴としている。これに
より、量子化距離データが欠落していたときに、欠落部
分のデータ数の減少に伴う間違った相関のピークを低く
抑えることができるため、検出対象物の存在位置を正確
に検出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図9に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係る物
体配置認識装置は、図1に示すように、パレット1上に
積み上げられた袋状や箱状の貨物2の上方に設置された
センサヘッド機構3と、センサヘッド機構3に接続され
た位置検出制御盤4とを有している。センサヘッド機構
3は、図2にも示すように、帯状のレーザ光からなるス
リット光5を水平面に拡散させながら出射するスリット
光投光器6と、スリット光投光器6からのスリット光5
を貨物2方向に反射する反射ミラー7と、反射ミラー7
の傾斜角度を任意に変更可能なステッピングモータ8
と、貨物2および貨物2に投影されたスリット光5を撮
像する撮像装置9とを有している。
【0016】上記の撮像装置9は、レンズ10と撮像部
材11とを有している。レンズ10は、図3に示すよう
に、撮像方向が鉛直方向(Z方向)となるように設定さ
れている。また、撮像部材11は、レンズ10を介して
貨物2やスリット光5等が投影される撮像面11aを有
しており、撮像面11aは、鉛直方向(Z方向)に対し
て垂直となるように設定されている。そして、撮像部材
11の撮像面11aには、レンズ中心Oを中心として左
右対象に画像が投影されるようになっており、例えばス
リット光5を貨物2に照射して形成された照射線5のQ
1 点、Q2 点、Q3 点は、それぞれP1 点、P2 点、P
3 点として撮像面11aに投影されるようになってい
る。
【0017】上記の撮像部材11は、光量に応じた電荷
を発生させる受光素子部(画素)をX方向およびY方向
のマトリックス状に複数有しており、これらの受光素子
部の電荷を例えばラスタスキャン形式により電圧出力と
して読み出して画像データとして順に出力するようにな
っている。この撮像部材11は、図1に示すように、位
置検出制御盤4に接続されている。位置検出制御盤4
は、上述の撮像部材11やスリット光投光器6等に接続
されたI/O部12a・12bと、これらのI/O部1
2a・12bに信号バス14を介して接続されたモータ
駆動部13、演算部16、RAM17、およびROM1
8とを有している。
【0018】上記のRAM17には、撮像部材11の受
光素子部の配列と一致したX方向およびY方向のマトリ
ックス状のデータテーブルを有するように、画像データ
記憶領域17aが形成されている。そして、画像データ
記憶領域17aには、I/O部12aを介して入力され
た上述の撮像装置9からの画像データが格納されるよう
になっている。さらに、RAM17には、距離データ記
憶領域17bおよび量子化データ記憶領域17cが形成
されており、距離データ記憶領域17bには、実座標系
(O−XYZ座標系)における貨物2上面の3次元座標
の距離データ(Xi ,Yi ,Zi )が格納されるように
なっている。
【0019】また、量子化データ記憶領域17cは、図
5および図6に示すように、計算座標系(o−xyz座
標系)における座標(x,y)で指定されるように2次
元配置されたデータ区画17dからなっている。これら
のデータ区画17dは、実座標系の距離データ(Xi
i ,Zi )から計算座標系に座標変換された距離デー
タ(xi ,yi ,zi )をx成分およびy成分からなる
平面座標成分の量子化ピッチで量子化することによっ
て、各距離データ(xi ,yi ,zi )に対応するデー
タ区画17dが特定されるようになっており、特定され
たデータ区画17dには、距離データ(xi ,yi ,z
i )のz成分(高さ座標成分)の高さデータが格納され
るようになっている。これにより、実座標系における3
次元の距離データ(Xi ,Yi ,Zi )は、計算座標系
における2次元の量子化距離データF(x,y)=zと
して量子化データ記憶領域17cに格納されるようにな
っている。
【0020】一方、ROM18には、貨物2上面のテン
プレート内の物体形状モデルを計算座標系に座標変換し
て量子化することにより求められた2次元の基準量子化
距離データM(x,y)=zが格納されている。また、
ROM18には、ミラー角度データも格納されており、
ミラー角度データは、反射ミラー7の傾斜角度を設定し
て画像データを得る際に使用されるようになっている。
尚、このミラー角度データは、貨物2の種類や積み上げ
状態に応じてスリット光5の反射角度を変更できるよう
に、RAM17に格納されるようになっていても良い。
【0021】さらに、ROM18には、距離データ算出
ルーチンや量子化距離データ算出ルーチン、位置検出ル
ーチン等の各種の処理ルーチンが記憶されている。これ
らの処理ルーチンは、演算部16により実行されるよう
になっており、量子化距離データ算出ルーチンは、画像
データ中のスリット光5の投射位置における距離データ
(Xi ,Yi ,Zi )が反射ミラー7の傾斜角度等を基
にして算出されて距離データ記憶領域17bに格納され
るようになっている。また、量子化距離データ算出ルー
チンは、テンプレートで規定された個別ワーク領域内の
距離データ(Xi ,Yi ,Zi )を実座標系の距離デー
タ(xi ,yi ,zi )に座標変換し、x成分およびy
成分を量子化することにより2次元の量子化距離データ
F(x,y)=zを求め、これらの量子化距離データF
(x,y)を量子化データ記憶領域17cに格納させる
ようになっている。また、位置検出ルーチンは、図7に
示すように、大きさがMxおよびMyのテンプレート3
0を量子化データ記憶領域17cに重ね合わせ、テンプ
レート30内の量子化距離データF(x,y)と基準量
子化距離データM(x,y)との正規化相関Corr
(k,l)を算出することにより類似度を求め、最大の
類似度を示すテンプレート30で指定された領域を物体
の存在位置として検出するようになっている。
【0022】上記の構成を有した位置検出制御盤4は、
I/O部12bを介してロボット制御盤20に接続され
ている。ロボット制御盤20は、図2に示すように、パ
レット1の近傍に設置されたハンドリングロボット21
に接続されている。また、ハンドリングロボット21の
近傍には、貨物2を移送するローラコンベア22が配設
されている。そして、ロボット制御盤20は、位置検出
制御盤4から存在位置を受信したときに、次の貨物2の
プレース位置またはピック位置を決定し、このプレース
位置またはピック位置に対して貨物2を移載するよう
に、ハンドリングロボット21を制御するようになって
いる。
【0023】上記の構成において、物体配置認識装置の
動作を説明する。先ず、図1および図8に示すように、
パレット1がセンサヘッド機構3の下方の所定位置に搬
入されると(S1)、ロボット制御盤20から位置検出
制御盤4に対して計測を開始するように指示信号が送信
されることになる(S2)。指示信号を受信した位置検
出制御盤4は、ROM18に格納された距離データ算出
ルーチンを実行することになる。
【0024】距離データ算出ルーチンが実行されると、
スリット光投光器6からスリット光5が出射されるよう
に、スリット光投光器6に対して出力信号が出力される
ことになる。また、ステッピングモータ8が原点位置に
復帰するように、ステッピングモータ8に対してモータ
駆動部13から駆動出力が出力され、この出力は、原点
信号を受信してステッピングモータ8が原点位置に復帰
したと確認されるまで継続されることになる。この後、
ミラー角度データがROM18から読み出され、このミ
ラー角度データに対応する反射ミラー7の傾斜角度とな
るように、モータ駆動部13からパルス状の駆動出力が
ステッピングモータ8に出力されることによって、ステ
ッピングモータ8が回転駆動されることになる(S
3)。
【0025】ステッピングモータ8の回転駆動により反
射ミラー7が所定の傾斜角度に設定されると、スリット
光投光器6から帯状に拡散しながら出射されたスリット
光5は、反射ミラー7からパレット1方向に反射し、パ
レット1やパレット1上の貨物2の両端にかけて線状に
投射されることになる。そして、このようにしてスリッ
ト光5が投射されたパレット1や貨物2を含む全体が撮
像装置9により撮像されることになる(S4)。
【0026】撮像装置9により撮像されたスリット光画
像データは、I/O部12aを介して位置検出制御盤4
に取り込まれ、RAM17の画像データ記憶領域17a
に格納されることになる。この後、図3に示すように、
画像データ記憶領域17aのスリット光画像データ中か
らスリット光5の投光ライン5aが特定され、この投光
ライン5aの各点(例えばP1 ・P2 ・P3 )とレンズ
10の中心点0とを結ぶ視線直線(例えばL1 ・L2
3 )が求められることになる。そして、上述の反射ミ
ラー7の傾斜角度を設定したミラー角度データを基にし
てスリット光5のスリット光平面Sが求められた後、こ
のスリット光平面Sと視線直線との交点(例えばQ1
2 ・Q3 )の実座標系における3次元位置が距離デー
タ(Xi,Yi ,Zi )として求められ、図1の距離デ
ータ記憶領域17bに順に格納されることになる(S
5)。
【0027】上記のようにして画像データ記憶領域17
a中のスリット光画像データに基づいてスリット光5に
よる投光ライン5aの一連の距離データが求められる
と、これらの距離データが最終の投光ライン5aに基づ
いて得られたものであるか否かが判定されることになる
(S6)。そして、最終の投光ライン5aでない場合に
は(S6,NO)、次のミラー角度データがROM18
から読み出され、このミラー角度データに対応するミラ
ー傾斜角度におけるスリット光投光位置の距離データが
求められることになる(S3〜S5)。一方、最終の投
光ライン5aである場合には(S6,YES)、図4に
示すように、所定数の投光ライン5aにおける距離デー
タが得られたと判断され、距離データ算出ルーチンが終
了された後、図9の量子化距離データ算出ルーチンによ
る位置検出処理が行われることになる。
【0028】量子化距離データ算出ルーチンが実行され
ると、図9に示すように、実座標系(O−XYZ座標
系)において得られた距離データ(Xi ,Yi ,Zi
が距離データ記憶領域17bから読み出されて計算座標
系(o−xyz座標系)の距離データ(xi ,yi ,z
i )に変換されることになる(S21)。そして、全て
の距離データ(Xi ,Yi ,Zi )が距離データ
(xi ,yi ,zi )に変換されると、これらの3次元
の距離データ(xi ,yi ,zi )がx成分およびy成
分からなる平面座標成分の量子化ピッチで量子化され、
2次元の量子化距離データF(x,y)とされることに
なる。具体的には、図5に示すように、距離データ(x
i ,yi ,zi )中のxi 座標およびyi 座標を基に、
この距離データ(xi ,yi ,zi )が計算座標系をx
成分およびy成分の量子化ピッチで区切って形成された
データ区画17dの何れの座標(x,y)に属するかが
特定され、この座標(x,y)のzi 座標とされること
によって、高さデータとなる量子化距離データF(x,
y)が得られることになる(S22)。
【0029】全ての距離データ(xi ,yi ,zi )が
2次元の量子化距離データF(x,y)として得られる
と、同一座標(x,y)の量子化距離データF(x,
y)が加算平均された後(S23)、各座標(x,y)
で指定されたデータ区画17dに量子化距離データF
(x,y)が格納されることになる(S24)。この
後、量子化距離データF(x,y)を未格納のデータ区
画17dが存在するか否かが判定され(S25)、存在
する場合には(S25,YES)、未格納のデータ区画
17dに対して“−1”の空データが格納されることに
なる。尚、“−1”を空データとしたのは、量子化距離
データF(x,y)の値として“−1”のような負数が
あり得ないからである(S26)。そして、図6に示す
ように、全てのデータ区画17dに対して量子化距離デ
ータF(x,y)または空データが格納されると(S2
5,NO)、量子化距離データ算出ルーチンが終了され
ることになる。
【0030】この後、図7に示すように、量子化距離デ
ータF(x,y)等が格納されたデータ区画17dから
なる量子化データ記憶領域17cに対し、大きさがMx
およびMyのテンプレート30が重ねられ、このテンプ
レート30で規定されたワーク領域の量子化距離データ
F(x,y)と、基準量子化距離データM(x,y)と
を用いて正規化相関Corr(k,l)が算出されるこ
とになる。
【0031】即ち、量子化距離データF(x,y)の存
在する個数(D1)が或る値(閾値×D2)よりも多け
れば、D2の範囲に充分なデータ数が存在するとして計
算式(4)により正規化相関Corr(k,l)が算出
されることになる。但し、正規化相関を計算する際、量
子化距離データF(x,y)が存在しない部分について
は、それに対応する物体形状モデルの基準量子化距離デ
ータM(x−k,y−k)の高さデータが相関演算の畳
込みおよび加算平均に使用されないようになっている。
【0032】
【数4】
【0033】一方、オクルージョンの発生等によって、
量子化距離データF(x,y)の高さデータの存在する
個数が或る値(閾値×D2)をよりも小さければ、正規
化相関Corr(k,l)の値に偽のピークが出る可能
性があるため、D1/D2を正規化相関Corr(k,
l)の値に掛けるように設定された計算式(5)により
類似度が求められることになる。これにより、偽のピー
クを有した類似度の算出が抑制されることになる。
【0034】
【数5】
【0035】ここで、D1は、|x−k|≦Mx/2お
よび|y−l|≦My/2においてF(x,y)の高さ
データが存在する範囲である。また、D2は、|x−k
|≦Mx/2および|y−l|≦My/2を満たす座標
(x,y)の範囲である。さらに、計算式(1)中の
“F”および“M”は、下記の計算式(6)・(7)に
示すようなD1の範囲における加算平均である。
【0036】
【数6】
【0037】
【数7】
【0038】そして、このような類似度の算出を量子化
データ記憶領域17cの全体に渡って行うようにテンプ
レート30をラスタ走査し、量子化データ記憶領域17
cにおいて最も大きな値の類似度を示すテンプレート3
0で指定された領域が貨物2の存在位置として検出され
ることになる。
【0039】次に、図8に示すように、最大の類似度を
示す領域が位置検出結果として図2のロボット制御盤2
0に出力されることになる(S8)。ロボット制御盤2
0は、位置検出結果を基にして次のプレース位置または
ピック位置を特定し、このプレース位置またはピック位
置とローラコンベア22との間で貨物2を移載するよう
に、ハンドリングロボット21に対して指令することに
なる。そして、ハンドリングロボット21による移載動
作が完了すると(S9)、例えば貨物2の移載数が所定
数に到達したか否かが判定されることによって、移載作
業を終了するか否かが判定され(S10)、移載作業を
終了しない場合には(S10,NO)、S2から再実行
されることになる。一方、移載作業を終了する場合には
(S10,YES)、パレット1が搬出されることにな
る(S11)。
【0040】このように、本実施形態における物体位置
検出装置は、図1に示すように、実座標系(O−XYZ
座標系)に存在する貨物2(検出対象物)を含む全体を
3次元座標の距離データ(Xi ,Yi ,Zi )として求
めるセンサヘッド機構3等(距離データ計測手段)と、
距離データ(Xi ,Yi ,Zi )を計算座標系(o−x
yz座標系)の3次元座標に座標変換し、該座標系の平
面座標成分(x成分およびy成分)の量子化ピッチで量
子化することにより2次元の量子化距離データF(x,
y)に変換する量子化データ算出ルーチン(距離データ
変換手段)と、貨物2の実座標系の物体形状モデルを量
子化することによって、計算座標系における2次元の基
準量子化距離データM(x,y)として有したROM1
8(物体形状モデル記憶手段)と、量子化データ算出ル
ーチンにより求められた量子化距離データF(x,y)
からなる各領域と、前記物体形状モデルの基準量子化距
離データM(x,y)との類似度を求め、最大の類似度
を示す領域を物体の存在位置として決定する位置検出ル
ーチン(物体位置決定手段)とを有している構成であ
る。
【0041】これにより、実座標系の距離データ
(Xi ,Yi ,Zi )が不均一な平面座標(Xi
i )で得られたり、欠落していた場合でも、これらの
距離データ(Xi ,Yi ,Zi )を計算座標系の3次元
の距離データ(xi ,yi ,zi )に変換し、2次元の
量子化距離データF(x,y)とすることによって、均
一な平面座標(x,y)の高さ座標成分(z成分)の高
さデータを得ることができる。これにより、2次元テン
プレートマッチングによる類似度を基にして存在位置を
検出することができるようになっている。
【0042】尚、上記の距離データ計測手段は、反射ミ
ラー7で反射されたスリット光5と撮像装置9による視
線直線との交点の3次元座標を三角測量の原理に基づい
て求めるように構成されたセンサヘッド機構3や距離デ
ータ算出ルーチン等からなっているが、これに限定され
ることはない。
【0043】即ち、距離データ計測手段は、スポット光
を投光するスポット光投光器と、スポット光を2次元ス
キャニングするスキャニングミラーと、スポット光が投
光された貨物2全体の上面画像を撮像する撮像装置と、
撮影画像から抽出したスポット光像の位置情報とスポッ
ト光投光時のミラー角度情報に基づき三角測量によりス
ポット光投光位置を三次元計測する三角測量計算部とで
構成されていても良い。また、距離データ計測手段は、
距離センサが設けられたX−Yステージを有し、このX
−Yステージを2次元移動させつつ距離画像を計測する
ように構成されていても良いし、或いは、ロボットハン
ドに距離センサを設け、このロボットハンドを2次元移
動させつつ距離画像を計測するように構成されていても
良い。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明は、正規化相関を類似度
とする2次元テンプレートマッチングにより検出対象物
の存在位置を検出する物体位置検出装置において、実座
標系に存在する検出対象物を含む全体を3次元座標の距
離データとして求める距離データ計測手段と、前記距離
データを計算座標系の3次元座標に座標変換し、該座標
系の平面座標成分の量子化ピッチで量子化することによ
り2次元の量子化距離データに変換する距離データ変換
手段と、前記検出対象物の実座標系の物体形状モデルを
前記距離データ変換手段により量子化することによっ
て、計算座標系における2次元の基準量子化距離データ
として有した物体形状モデル記憶手段と、前記距離デー
タ変換手段により求められた量子化距離データからなる
各領域と、前記物体形状モデルの基準量子化距離データ
との類似度を求め、最大の類似度を示す領域を物体の存
在位置として決定する物体位置決定手段とを有している
構成である。これにより、実座標系の距離データが不均
一な平面座標で得られたり、欠落していた場合でも、こ
れらの距離データを計算座標系の3次元座標に変換して
平面座標成分を量子化し、2次元の量子化距離データと
することによって、均一な平面座標の高さ座標成分を得
ることができるため、2次元テンプレートマッチングに
より類似度を求めて存在位置を検出することができると
いう効果を奏する。
【0045】請求項2の発明は、請求項1記載の物体位
置検出装置であって、前記物体位置決定手段は、量子化
距離データに欠落部分がある場合、該欠落部分における
量子化距離データと基準量子化距離データとを除いて相
関値を求め、該相関値に前記欠落部分の割合を乗算する
ことにより類似度とする構成である。これにより、量子
化距離データが欠落していたときに、欠落部分のデータ
数の減少に伴う間違った相関のピークを低く抑えること
ができるため、検出対象物の存在位置を正確に検出する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】認識処理制御盤のブロック図である。
【図2】貨物を移載する状態を示す説明図である。
【図3】距離データの算出原理を示す説明図である。
【図4】実座標系における距離データの状態を示す説明
図である。
【図5】計算座標系における量子化距離データの状態を
示す説明図である。
【図6】量子化データ記憶領域の状態を示す説明図であ
る。
【図7】量子化データ記憶領域にテンプレートを重ね合
わせた状態を示す説明図である。
【図8】貨物を移載する際の一連の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】量子化データ算出ルーチンのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 パレット 2 貨物 3 センサヘッド機構 4 認識処理制御盤 5 スリット光 6 スリット光投光器 7 反射ミラー 8 ステッピングモータ 9 撮像装置 10 レンズ 11 撮像部材 13 モータ駆動部 14 信号バス 15 画像データ記憶部 16 演算部 17 RAM 17a 画像データ記憶領域 17b 距離データ記憶領域 17c 量子化データ記憶領域 18 ROM 21 ハンドリングロボット 22 ローラコンベア 30 テンプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規化相関を類似度とする2次元テンプ
    レートマッチングにより検出対象物の存在位置を検出す
    る物体位置検出装置において、 実座標系に存在する検出対象物を含む全体を3次元座標
    の距離データとして求める距離データ計測手段と、 前記距離データを計算座標系の3次元座標に座標変換
    し、該座標系の平面座標成分の量子化ピッチで量子化す
    ることにより2次元の量子化距離データに変換する距離
    データ変換手段と、 前記検出対象物の実座標系の物体形状モデルを前記距離
    データ変換手段により量子化することによって、計算座
    標系における2次元の基準量子化距離データとして有し
    た物体形状モデル記憶手段と、 前記距離データ変換手段により求められた量子化距離デ
    ータからなる各領域と、前記物体形状モデルの基準量子
    化距離データとの類似度を求め、最大の類似度を示す領
    域を物体の存在位置として決定する物体位置決定手段と
    を有していることを特徴とする物体位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記物体位置決定手段は、 量子化距離データに欠落部分がある場合、該欠落部分に
    おける量子化距離データと基準量子化距離データとを除
    いて相関値を求め、該相関値に前記欠落部分の割合を乗
    算することにより類似度とすることを特徴する請求項1
    記載の物体位置検出装置。
JP8096246A 1996-03-25 1996-03-25 物体位置検出装置 Pending JPH09257414A (ja)

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