JPH09257535A - 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置 - Google Patents

穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置

Info

Publication number
JPH09257535A
JPH09257535A JP6331196A JP6331196A JPH09257535A JP H09257535 A JPH09257535 A JP H09257535A JP 6331196 A JP6331196 A JP 6331196A JP 6331196 A JP6331196 A JP 6331196A JP H09257535 A JPH09257535 A JP H09257535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
flow rate
capacitance
type sensor
capacitance type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6331196A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Nakagawa
渉 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP6331196A priority Critical patent/JPH09257535A/ja
Publication of JPH09257535A publication Critical patent/JPH09257535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱穀装置3における処理する穀粒の流量を正
確に計測する。 【解決手段】 揺動選別機構5のチャフシーブ18及び
/またはグレンパン21の穀粒通過箇所に流量測定用の
静電容量形センサ45(46)を配置する一方、それよ
り下方に配置した一番受け樋23の流穀板の表面に、水
分補正用の静電容量形センサ50を立設する。その場
合、通過する穀物の流れ方向に広幅面が沿うように電気
絶縁性の基板を立設し、その基板の広幅面には、一方の
櫛歯状の電極部と他方の櫛歯状の電極部とを、その櫛歯
部の長手部分が前記穀物の流れの方向に沿うように相互
に噛み合わせ状に配置し、穀物の流れの層内にもぐり込
む一方の櫛歯状の電極面と他方の櫛歯状の電極面間の静
電容量の差分を演算して、穀粒の水分保有量の如何に拘
らず、通過する穀粒の流量を正確に測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走自脱式コンバ
イン及び据え置き式の脱穀装置における脱穀穀粒等の粒
状被処理物の単位時間あたりの流量を測定するための装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンバイン等の脱穀装置におけ
る扱室にて脱穀された籾や穀粒等の粒状被処理物は、扱
室の下方に備えられた揺動選別機構と、その前方下部に
配置された唐箕フアンによる選別風とにより穀粒と藁屑
とに選別され、精粒としての穀粒を一番樋に集める一
方、枝梗付着粒や穂切れ粒等の二番還元物は二番受樋に
集め、その二番還元スロワーから二番還元筒を介して前
記扱室に還元して再処理する。
【0003】この場合、単位時間あたりの脱穀量が多過
ぎるとこれにつれて二番還元物の量が多くなり、扱室内
での処理量が多過ぎて過負荷の状態が生じる。この状態
を感知して扱室への穀稈の供給量を減少させたり、揺動
選別機構におけるチャフシーブの水平に対する傾斜角度
を変更したり、コンバインの前進速度を減速させて脱穀
量を減少させたりするため、実開昭60−121741
号公報では、二番還元筒に超音波センサを設けて、当該
二番還元筒内の単位時間当たりの穀粒の流量を測定する
ことが開示されている。
【0004】他方、特開平3−8480号公報では、揺
動選別機における穀粒選別用の傾斜板に静電容量形セン
サを配置して、流落ちる穀粒の有無を判断することを提
案しているが、穀粒の流下量を計測するまでには至って
いないのであった。そこで本出願人は、先に、特願平7
−310198号等において、静電容量形センサでは、
自由電荷を持たない非導電性物(誘電体)であっても、
これを電極に接近させると誘電体(絶縁物)の分子レベ
ルで電荷が移動するという分極が発生して、結果的に
は、誘電体(絶縁物)の量に応じて電極の静電容量が増
減するという現象を利用して、電気的に絶縁物である籾
などの穀粒の流量を測定することを提案した。即ち、脱
穀装置における揺動選別機構やその下方の受け樋等の流
穀板上に静電容量形センサを配置して、当該流穀板上を
流れ落ちる穀粒の層厚さを検出することにより、単位時
間当たりの穀粒流量を正確に測定することを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、脱穀装
置では、脱穀する穀稈ひいては籾(穀粒)等が朝露や雨
で濡れる等、処理する時点で穀粒の水分の保有量は様々
である。他方、静電容量形センサでは、流量が同一でも
被検出物である穀粒等の水分保有量により、検出される
静電容量が変化するという問題があるから、静電容量形
センサにて前記測定を実行するには、その水分に関する
補正を行なわなければ、正確な穀粒流量測定ができない
という問題があった。
【0006】本発明は、この問題を解決すべくなされた
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明の穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置は、扱
室の下方に、揺動選別機構とその下方位置の一番穀粒受
け樋とを備えてなるコンバイン等の穀粒収穫機等の脱穀
装置において、前記揺動選別機構におけるチャフシーブ
またはグレーンパンのいずれか一方もしくは双方には、
その個所を通過する穀粒等の粒状被処理物の通過量によ
って変化する静電容量を計測するように構成した静電容
量形センサを配置する一方、前記一番穀粒受け樋には穀
粒の水分補正用静電容量形センサを配置し、当該水分補
正用静電容量形センサにて穀粒の通過を検出してから、
流量測定開始するようにしたものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置におい
て、前記一番穀粒受け樋には、前記水分補正用の静電容
量形センサの配置位置に向かって穀粒を誘導するための
誘導手段を備えたものである。そして、請求項3に記載
の静電容量形センサは、請求項1または請求項2に記載
の穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置において、前記
各静電容量形センサは、粒状被処理物の流れ方向に沿う
広幅面を備えた電気絶縁性の基板と、該基板の広幅面に
沿って形成した一対の櫛歯状電極を、その各櫛歯部の先
端が相互に相手側の櫛歯部の根元側に挿し込むように構
成したものである。
【0009】
【発明の効果】即ち、本発明では、脱穀装置における揺
動選別機構のチャフシーブまたはグレーンパンのいずれ
か一方もしくは双方に静電容量形センサを配置する一
方、その揺動選別機構の下方に配置した一番穀粒受け樋
に水分補正用の静電容量形センサを設けることで、測定
すべき穀粒等の粒状被処理物が揺動選別機構を通過して
から一番受け樋に到達するから、当該一番受け樋側で穀
粒等の粒状被処理物の通過を検出して、その時の粒状被
処理物の水分測定することにより、一定流量に対する静
電容量の補正値を算出することができ、その後、この補
正値を元にして揺動選別機構側を通過する穀粒等の粒状
被処理物の流量による静電容量値を測定すれば、正確に
通過する穀粒等の粒状被処理物の流量を測定できること
になるのである。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置におい
て、前記一番穀粒受け樋には、前記水分補正用の静電容
量形センサの配置位置に向かって穀粒を誘導するための
誘導手段を備えたものであるから、粒状被処理物の流量
の少ない脱穀開始直後において、この誘導手段にて水分
補正用の静電容量形センサの配置個所に粒状被処理物を
集めることができ、水分補正用の静電容量形センサの個
所にて一定流量に対する前記補正値の算出を迅速にでき
るという効果を奏するのである。
【0011】そして、請求項3に記載の静電容量形セン
サは、請求項1または請求項2に記載の穀粒等の粒状被
処理物流量の測定装置において、前記各静電容量形セン
サは、粒状被処理物の流れ方向に沿う広幅面を備えた電
気絶縁性の基板と、該基板の広幅面に沿って形成した一
対の櫛歯状電極を、その各櫛歯部の先端が相互に相手側
の櫛歯部の根元側に挿し込むように構成したものである
から、静電容量形センサの表面を通過する粒状被処理物
の層が両電極部に跨がって配置されるときの粒状被処理
物による分極現象にて、通過する粒状被処理物の層厚さ
に比例する静電容量を計測することになり、これによっ
て、単位時間当たりの穀粒の流量測定を正確に行えると
いう効果を奏する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明をコンバインに適用し
た実施例について説明すると、図1は左右一対の走行ク
ローラ2を有するコンバインの走行機体1の側面図であ
り、図2は走行機体1の平面図、図3は走行機体1上の
脱穀装置3の側断面図、図4は図3のIV−IV線矢視断面
図である。
【0013】走行機体1の進行方向に向かって左側には
脱穀装置3を搭載し、走行機体1の前部には図示しない
油圧シリンダにより昇降動可能な刈取前処理装置4を配
置する。刈取前処理装置4の下部フレームの下部側には
バリカン式の刈取装置5を、前方には6条分の穀稈引起
装置6が配置され、穀稈引起装置6と脱穀装置3におけ
るフイードチェン7前端との間には穀稈搬送装置が配置
され、穀稈引起装置6の下部前方には分草体9が突出し
ている。
【0014】脱穀装置3における扱室10内の扱胴11
の回転軸線が走行機体1の進行方向に沿うように配置
し、扱室10の左端に配置されたフイードチェン7にて
根元部を挟持されて搬送される穀稈の穂先部が扱胴11
の下面側で脱穀される。扱室10の下部の処理室12に
は、排塵口13を除いてクリンプ網14が張設され、こ
のクリンプ網14を漏下した被処理物は、その下方で走
行機体1の進行方向に沿って前後揺動する揺動選別機構
15における前後対のフイードパン16,17に受けら
れ、チャフシーブ18にて揺動選別を受ける。そのと
き、その下方の唐箕フアン19及び前記前後対のフイー
ドパン16,17に送風する送塵フアン20にて被処理
物は風選別を受けつつグレンパン21及び選別網22か
ら一番受け樋23方向に落下する。なお、扱室10の側
方には処理胴29が配置され、扱胴11後部側方にて被
処理物の一部が処理胴29方向に送られてさらに脱穀処
理される。
【0015】揺動選別機構15の後部チャフシーブから
落下した二番処理物は、二番受け樋24にて受けられ、
そのスクリューコンベヤ24a及び二番還元コンベヤ2
5を介して篩線26上に放出されて、再度の選別を受け
る。前記揺動選別及び風選別を受けて清粒となった穀粒
は一番受け樋23のスクリューコンベヤ23aを介して
穀粒タンク27に集められ、排出オーガ28を介して機
外に搬出される。処理室12内の塵は吸引フアン30に
て機外に排出され、フイードチェン7の後端で受け継が
れた排藁は、排藁チェン31を介して長い状態で走行機
体1の後方に排出されるか、または排藁カッタ33にて
適宜短く切断した後排出される。なお、符号32は、走
行機体1の前部右側に配置した運転室である。
【0016】前記処理室12内にてリンクに支持され、
図示しない揺動用のアクチュエータにて前後揺動する揺
動選別機構15におけるチャフシーブ18は、処理室1
2の一側板12aと他側板12bに沿って配設する左右
両側板35,35間に前記揺動方向と略直角方向に長手
の細幅板製のフイン36を適宜間隔にて多数枚並設配置
し、各フイン36の左右両側上端の枢支ピンを各側板3
5に回動可能に枢支する一方、各フイン36の左右両側
下端の枢支ピンをチャフ連結バー37に回動可能に連結
し、このチャフ連結バー37に連結した回動レバー機構
38をワイヤ39を介して開き度制御手段における扇型
ギヤ40に連結し、この扇型ギヤ40に開き度制御モー
タ41のピニオンギヤ42を噛み合わせる。そして、開
き度制御モータ41を正回転方向に回動すると、フイン
36の傾斜角度を水平面に対して大きくするようにチャ
フ連結バー37を後移動させ、唐箕フアン15からの選
別風を上向き斜め後方に通過させる風量が多くなり、開
き度制御モータ41を逆回転方向に回動すると、フイン
36の傾斜角度を水平面に対して小さくするようにチャ
フ連結バー37を前移動させ、唐箕フアン19からの選
別風を上向き斜め後方に通過させる風量が少なくなるよ
うに制御するのである(図5参照)。
【0017】そして、前記揺動選別機構15におけるチ
ャフシーブ18の中途部上方及び/またはその下方の傾
斜状のグレンパン21の上面側に、それらの箇所を通過
する穀粒の流量を検出するための静電容量形センサ4
5,46を配置する。他方、一番受け樋24における流
穀板上面側には、前記脱穀した穀粒の水分による静電容
量の変位を補正するための静電容量形センサ50を配置
する(図3及び図6参照)。この場合、各静電容量形セ
ンサ45,46,50は、図7〜図9に示すように、セ
ラミックス製等の電気絶縁材料からなる基板51の表面
に、一方の電極部52aと他方の電極部52bとを、平
面視で相互に櫛歯状に並ぶように平板状に配置するもの
である。この場合、両電極部52a,52bの各櫛歯部
同士が互いに相手の櫛歯部の隙間に位置するよう噛み合
わせ状に配置し、且つ隣接する電極部52a,52bの
各櫛歯部同士の間に適宜寸法の隙間があるように配置す
る。換言すると、気絶縁性の基板51の広幅面に沿って
形成した一対の櫛歯状の電極部52a,52bを、その
各櫛歯部の先端が相互に相手側の櫛歯部の根元側に挿し
込むように構成したものである。そして、粒状被処理物
の流れ方向(図7の矢印E)が、両電極部52a,52
bの各櫛歯部の長手方向にほぼ沿うようにしても良い
し、図8に示すように、櫛歯部の長手方向と直交する等
交叉するように、各静電容量形センサを配置しても良
い。なお、各静電容量形センサの各電極部の表面を、合
成樹脂製のフイルム、例えば、ポリプロピレンやポリイ
ミド樹脂などの膜体53で覆って(図9参照)、湿度等
による電極の劣化を防止することが好ましい。
【0018】これらの静電容量形センサ45,46,5
0は、流穀板(グレンパン21や受け樋板)の表面に前
記基板51または該基板51を表面に張りつけた支持板
54をその広幅面が穀粒の流れ方向に沿うように立設す
ることにより、流下する層厚さH1の穀粒の層55が一
方の電極部52aと他方の電極部52bとに跨がってい
る部分の静電容量の増大変化を計測することで、前記と
同様に単位時間当たりの穀粒流量を計測できるのであ
る。なお、チャフシーブ18の中途部上方に静電容量形
センサ45を配置する場合、揺動選別機構15の側板3
5から突出するブラケット(図示せず)に静電容量形セ
ンサ45を取付けする。
【0019】また、前記傾斜状の一番受け樋23の表面
には、水分補正用の静電容量形センサ50に向かって穀
粒等の粒状被処理物を集めて通過させるように穀粒を誘
導するための誘導手段としての、左右一対のガイド板5
6a,56bを平面視略逆「ハ」字状等に配置し、左右
一対のガイド板56a,56bの配置間隔の短い下流側
に、水分補正用の静電容量形センサ50を立設するので
ある(図6及び図10参照)。このように誘導手段とし
ての左右一対のガイド板56a,56bの下流側等に水
分補正用の静電容量形センサ50を立設すれば、図11
に示すごとく、流下する穀粒等の粒状被処理物を一箇所
に集めて、その層54の厚さH2を、水分補正用の静電
容量形センサ50の高さより大きくなるようにすること
ができるから、立設した水分補正用の静電容量形センサ
50の広幅面を完全に埋めた状態になる一定流量で流下
する穀粒等の粒状被処理物の静電容量値を迅速且つ確実
に検出することができるのである。
【0020】図12は、一つの静電容量形センサ46を
代表してその測定回路図(ブロック図)の第1実施例を
示すものであり、粒状被処理物の流量を測定すべき静電
容量形センサ46の一方の電極52a側と、比較用(基
準用)のコンデンサセンサ57の一方の電極とに発振回
路60に接続して、交流電界を加える。この場合、比較
用のコンデンサ57は、その静電容量が温度、湿度等の
使用環境によって変化しないものであり、粒状被処理物
を通過させないことは勿論であって、いわゆる基準の静
電容量を知るためのセンサとなるものであって、通常、
所定の静電容量値のコンデンサを使用する。
【0021】そして、静電容量形センサ46の他方の電
極52bからの検出信号を電気容量/電圧変換回路(C
/V変換)61aを介して、前記検出した静電容量を電
圧に変換した後、電圧比較回路62に入力する。同様
に、比較用(基準用)のコンデンサ57の他方の電極か
らの検出信号を電気容量/電圧変換回路(C/V変換)
61bを介して、前記検出した静電容量を電圧に変換し
た後、電圧比較回路62に入力し、前記基準コンデンサ
57の静電容量に対する測定用の静電容量形センサ46
の電圧値の差の出力値を求めるべく差動増幅回路63に
入力する。
【0022】同様に、水分補正用の静電容量形センサ5
0の一方の電極52a側と、比較用(基準用)のコンデ
ンサセンサ58の一方の電極とに発振回路60に接続し
て、交流電界を加える。この場合のコンデンサセンサ5
8もその静電容量が温度、湿度等の使用環境によって変
化しないものである。そして、水分補正用の静電容量形
センサ50の他方の電極52bからの検出信号を電気容
量/電圧変換回路(C/V変換)64aを介して、前記
検出した静電容量を電圧に変換した後、電圧比較回路6
5に入力する。同様に、比較用(基準用)のコンデンサ
58の他方の電極からの検出信号を電気容量/電圧変換
回路(C/V変換)64bを介して、前記検出した静電
容量を電圧に変換した後、電圧比較回路65に入力し、
前記基準コンデンサ58の静電容量に対する水分補正用
の静電容量形センサ50の電圧値の差の出力値を求める
べく差動増幅回路66に入力する。そして、両差動増幅
回路63,66の出力信号をマイクロコンピュータ式の
コントローラユニット67に入力して、流下する穀粒の
水分保有量と、その流量とを演算により算出するのであ
る。
【0023】即ち、差動増幅回路66では、流量が一定
量、例えば、流量100における穀粒の水分保有量によ
る静電容量の変化値が求められるから、差動増幅回路6
6の出力自体で穀粒の水分保有量の大小関係が数値的に
演算できる。そして、他方の差動増幅回路63にて得ら
れた検出値(水分保有量は同じであるが流量が未知数の
ものに対する検出値)と、前記差動増幅回路66の検出
値との比較により、グレンパン21の箇所を通過する穀
粒の単位時間当たりの流量が測定できるのである。
【0024】これにより、コントローラユニット67
は、水分保有量が大きいと判別したときには、湿材が刈
取られたものと判断して、通常より大きい風量を送るべ
く送塵フアン20及び/又は唐箕19の空気吸引口の開
口面積を比例的に大きくするように図示しないアクチュ
エータを作動させるのである。また、コントローラユニ
ット67にて前記穀粒流量が大きいと判断し、または、
電圧値が低いと穀粒流量が小さいと判断して、所定の駆
動回路68を作動させてアクチュエータ69を駆動する
のである。例えば、一番受け樋23への穀粒流量が大き
過ぎるときには、揺動選別機構5におけるフイン36の
傾斜角度を小さくして穀粒の漏下量を少なくし、反対に
流量が少な過ぎるときにはフイン36の傾斜角度を大き
くなるようにして漏下量を増大させるというように前記
フイン36の角度を増減させる開き度制御モータ41を
駆動する一方、表示メータ70にてその状態の表示をす
るのである。
【0025】その他、例えば、二番還元コンベヤ25内
の被処理物の流量が大きくなれば、コンバインの走行速
度を減速して刈取り脱穀量を減少せしめたり、揺動選別
機構15におけるフイン36を立てて一番受樋側への穀
粒落下量を増大させたりし、反対に被処理物の流量が少
ない時には、刈取り脱穀量を増大するためコンバインの
走行速度を早めたり、さらには、揺動選別機構15の振
動数や振動振幅を大きくして揺動選別作用を増大せしめ
たり、唐箕フアン19の回転速度を上げるなどにより単
位時間当たりの穀粒選別能力を増大させる等の制御を実
行しても良い。
【0026】なお、この実施例では、図13に示すフロ
ーチャートのように、測定開始の制御を実行する。即
ち、制御のスタートに続いて、刈取及び脱穀作業に先立
ち、静電容量形センサ46及び水分補正用の静電容量形
センサ50の各検出値を読み込んでその値(データ)を
記憶する(S1)。これは、静電容量形センサ46及び
水分補正用の静電容量形センサ50の箇所には空気しか
ない状態の静電容量形センサ46の静電容量値(第1基
準値=α1)及び水分補正用の静電容量形センサ50の
静電容量値(第2基準値=α2)を検出することにな
る。次いで、刈取脱穀作業を開始し(S2)、次に適宜
時間間隔毎に静電容量形センサ46及び水分補正用の静
電容量形センサ50の各検出値(β1、β2)を読み込
む(S3)。そして、水分補正用の静電容量形センサ5
0の検出値β2が前記第2基準値(α2)と異なるか否
かを判断する(S4)。異なっていれば(S4:yes
)、脱穀開始直後の漏下した穀粒が水分補正用の静電
容量形センサ50の箇所まで到達しているのだから、そ
の検出値β2に基づいて、穀粒の水分保有量を算出し
(S5)次いで、β1とβ2との比較により、穀粒の流
量を算出するのである(S6)。
【0027】このように、水分補正用の静電容量形セン
サ50の検出値β2と第2基準値α2との比較により流
量測定の開始を実行するよう制御すれば、一番受け樋2
3の箇所に穀粒が到達した状態で直ちに各種の制御も開
始でき、脱穀作業の制御が迅速にできるという効果を奏
するのである。図14に示す測定回路の第2実施例で
は、粒状被処理物の流量を測定すべき静電容量形センサ
46の一方の電極52a側と、水分補正用の静電容量形
センサ50の一方の電極部52aとに発振回路60に接
続して、交流電界を加え、静電容量形センサ46の他方
の電極部52bからの検出信号を電気容量/電圧変換回
路(C/V変換)61aを介して、前記検出した静電容
量を電圧に変換した後、電圧比較回路62に入力する。
同様に、水分補正用の静電容量形センサ50の他方の電
極部52bからの検出信号を電気容量/電圧変換回路
(C/V変換)61bを介して、前記検出した静電容量
を電圧に変換した後、電圧比較回路62に入力し、一定
流量での水分補正用の静電容量形センサ50の静電容量
に対する測定用の静電容量形センサ46の電圧値の差の
出力値を求めるべく差動増幅回路63に入力する。この
場合、水分補正用の静電容量形センサ50であっても、
直接的には水分の保有量は測定することができないが、
同じ水分保有量の穀粒の流量の変動により、静電容量形
センサ46の静電容量が変動することを利用して両静電
容量形センサ46,50の検出値の差分を以て、差動増
幅回路63では、通過する箇所の穀粒の単位時間当たり
の流量を測定することができるのである。なお、測定回
路のその他の構成は前記第1実施例と同じであるので、
同じ符号を付して説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側断面図である。
【図2】コンバインの平面図である。
【図3】脱穀装置の側断面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】チャフシーブの開き度制御手段の概略側面図で
ある。
【図6】グレンパン及び一番受け樋部分の要部斜視図で
ある。
【図7】静電容量形センサの第1実施例の正面図であ
る。
【図8】静電容量形センサの第2実施例の正面図であ
る。
【図9】図8及び図9のIX−IX線断面図である。
【図10】一番受け樋部分における水分補正用静電容量
形センサの配置状態を示す平面図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視側面図である。
【図12】静電容量形センサによる測定回路の第1実施
例を示すブロック図である。
【図13】第1実施例による測定開始の制御フローチャ
ートを示す。
【図14】静電容量形センサによる測定回路の第2実施
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 脱穀装置 15 揺動選別機構 18 チャフシーブ 21 グレンパン 23 一番受け樋 45,46,50 静電容量形センサ 51 基板 52a,52b 電極部 63,66 差動増幅回路 67 コントローラユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室の下方に、揺動選別機構とその下方
    位置の一番穀粒受け樋とを備えてなるコンバイン等の脱
    穀装置において、前記揺動選別機構におけるチャフシー
    ブまたはグレーンパンのいずれか一方もしくは双方に
    は、その個所を通過する穀粒等の粒状被処理物の通過量
    によって変化する静電容量を計測するように構成した静
    電容量形センサを配置する一方、前記一番穀粒受け樋に
    は穀粒の水分補正用静電容量形センサを配置し、水分補
    正用静電容量形センサにて穀粒の通過を検出してから、
    流量測定開始することを特徴とする穀粒等の粒状被処理
    物流量の測定装置。
  2. 【請求項2】 前記一番穀粒受け樋には、前記水分補正
    用静電容量形センサの配置位置に向かって穀粒を誘導す
    るための誘導手段を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置。
  3. 【請求項3】 前記各静電容量形センサは、粒状被処理
    物の流れ方向に沿う広幅面を備えた電気絶縁性の基板
    と、該基板の広幅面に沿って形成した一対の櫛歯状電極
    を、その各櫛歯部の先端が相互に相手側の櫛歯部の根元
    側に挿し込むように構成したことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の穀粒等の粒状被処理物流量の測
    定装置。
JP6331196A 1996-03-19 1996-03-19 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置 Pending JPH09257535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6331196A JPH09257535A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6331196A JPH09257535A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09257535A true JPH09257535A (ja) 1997-10-03

Family

ID=13225621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6331196A Pending JPH09257535A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09257535A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100425113C (zh) * 2003-12-05 2008-10-15 中国农业机械化科学研究院 一种联合收割机粮食产量流量监视方法及装置
WO2015181143A1 (en) 2014-05-26 2015-12-03 Cnh Industrial Belgium Nv Sensor arrangement for combine harvester
KR20200020031A (ko) 2018-08-16 2020-02-26 엘에스엠트론 주식회사 콤바인
EP3913807A1 (de) * 2020-05-20 2021-11-24 CLAAS Selbstfahrende Erntemaschinen GmbH Mähdrescher mit einem sensorsystem
US11582915B2 (en) 2018-12-19 2023-02-21 Agco International Gmbh Combine harvester and method of controlling a combine harvester
JP2025097017A (ja) * 2023-12-18 2025-06-30 井関農機株式会社 コンバイン

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100425113C (zh) * 2003-12-05 2008-10-15 中国农业机械化科学研究院 一种联合收割机粮食产量流量监视方法及装置
WO2015181143A1 (en) 2014-05-26 2015-12-03 Cnh Industrial Belgium Nv Sensor arrangement for combine harvester
US9832927B2 (en) 2014-05-26 2017-12-05 Cnh Industrial America Llc Sensor arrangement for combine harvester
KR20200020031A (ko) 2018-08-16 2020-02-26 엘에스엠트론 주식회사 콤바인
US11582915B2 (en) 2018-12-19 2023-02-21 Agco International Gmbh Combine harvester and method of controlling a combine harvester
EP3913807A1 (de) * 2020-05-20 2021-11-24 CLAAS Selbstfahrende Erntemaschinen GmbH Mähdrescher mit einem sensorsystem
JP2025097017A (ja) * 2023-12-18 2025-06-30 井関農機株式会社 コンバイン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3278652B1 (en) Grain mass flow sensor assembly for agricultural harvester
RU2406289C2 (ru) Устройство и способ детектирования колебаний от механических ударов
US6869355B2 (en) Apparatus and method for determining grain loss in combine harvesters
EP0781981B1 (en) A method of providing a mass flow metering device
CA2422280C (en) Device for detecting the presence of a crop flow in a harvesting machine
US20070161422A1 (en) Method and apparatus for ascertaining the quantity of a crop harvested in a combine
BE1022414B1 (nl) Sensoropstelling voor maaidorser voor het detecteren van het schoongraanverlies
US20050026662A1 (en) Measuring device for measuring harvested crop throughput
BR102014006336B1 (pt) Método e sistema para detectar um estado de operação estacionário de uma colheitadeira, e, colheitadeira
BR102019008291B1 (pt) Veículo para colheita de grãos, método para determinar a perda de grãos dentro de um veículo para colheita de grãos, e, aparelho de perda de grãos
JPH09257535A (ja) 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置
CN109922655B (zh) 产量分布计算装置以及产量分布计算方法
BR102014014799B1 (pt) máquina colheitadeira tendo um estado de operação
CA1146661A (en) Grain loss indicator having a sensor member secured to a shaken with a sieve frame
JPH11266668A (ja) コンバイン
JPH09257536A (ja) 脱穀装置における穀粒流量測定装置の誤検出防止装置
JP3528113B2 (ja) 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置
JPH09257537A (ja) 脱穀装置
CA3113324A1 (en) Sensor system for detecting elements of a crop flow
CN113853928A (zh) 联合收割机
JP3497305B2 (ja) 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置
US20220217911A1 (en) Threshing Apparatus
JPH09159500A (ja) 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置
JPH09159502A (ja) 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置
JP7633623B2 (ja) コンバイン