JPH09257536A - 脱穀装置における穀粒流量測定装置の誤検出防止装置 - Google Patents

脱穀装置における穀粒流量測定装置の誤検出防止装置

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JPH09257536A
JPH09257536A JP8063312A JP6331296A JPH09257536A JP H09257536 A JPH09257536 A JP H09257536A JP 8063312 A JP8063312 A JP 8063312A JP 6331296 A JP6331296 A JP 6331296A JP H09257536 A JPH09257536 A JP H09257536A
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JP
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grain
capacitance type
type sensor
flow rate
capacitance
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JP8063312A
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Toshiki Hirano
俊樹 平野
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱穀装置3における処理すべき穀粒流量計測
装置が誤検出するのを防止する。 【解決手段】 揺動選別機構5のチャフシーブ18及び
/またはグレンパン21の穀粒通過箇所に流量測定用の
静電容量形センサ45(46)を配置する一方、それよ
り下方に配置した一番受け樋23の流穀板の表面に、水
分補正用の静電容量形センサ50を立設する。また、扱
室10の入口側等の穀稈搬送経路中に穀稈通過検出セン
サ71を設け、該穀稈通過検出センサ71にて穀稈通過
無しの検出があった後、所定時間経過後であっても、静
電容量形センサ45(46)の検出値が穀稈有りの信号
を出力しているとコントローラユニットが判断すると、
その静電容量形センサが故障しているか、もしくは、静
電容量形センサの表面に多量の水滴が付着していると判
断できるので、オペレータに静電容量形センサに不具合
が生じていることを報知すべく警報器を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走自脱式コンバ
イン及び据え置き式の脱穀装置における脱穀穀粒等の粒
状被処理物の単位時間あたりの流量を測定するための装
置の誤検出防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンバイン等の脱穀装置におけ
る扱室にて脱穀された籾や穀粒等の粒状被処理物は、扱
室の下方に備えられた揺動選別機構と、その前方下部に
配置された唐箕フアンによる選別風とにより穀粒と藁屑
とに選別され、精粒としての穀粒を一番樋に集める一
方、枝梗付着粒や穂切れ粒等の二番還元物は二番受樋に
集め、その二番還元スロワーから二番還元筒を介して前
記扱室に還元して再処理する。
【0003】この場合、単位時間あたりの脱穀量が多過
ぎるとこれにつれて二番還元物の量が多くなり、扱室内
での処理量が多過ぎて過負荷の状態が生じる。この状態
を感知して扱室への穀稈の供給量を減少させたり、揺動
選別機構におけるチャフシーブの水平に対する傾斜角度
を変更したり、コンバインの前進速度を減速させて脱穀
量を減少させたりするため、実開昭60−121741
号公報では、二番還元筒に超音波センサを設けて、当該
二番還元筒内の単位時間当たりの穀粒の流量を測定する
ことが開示されている。
【0004】他方、特開平3−8480号公報では、揺
動選別機における穀粒選別用の傾斜板に静電容量形セン
サを配置して、流落ちる穀粒の有無を判断することを提
案しているが、穀粒の流下量を計測するまでには至って
いないのであった。そこで本出願人は、先に、特願平7
−310198号等において、静電容量形センサでは、
自由電荷を持たない非導電性物(誘電体)であっても、
これを電極に接近させると誘電体(絶縁物)の分子レベ
ルで電荷が移動するという分極が発生して、結果的に
は、誘電体(絶縁物)の量に応じて電極の静電容量が増
減するという現象を利用して、電気的に絶縁物である籾
などの穀粒の流量を測定することを提案した。即ち、脱
穀装置における揺動選別機構やその下方の受け樋等の流
穀板上に静電容量形センサを配置して、当該流穀板上を
流れ落ちる穀粒の層厚さを検出することにより、単位時
間当たりの穀粒流量を正確に測定して、脱穀処理の選別
制御に反映させることを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、脱穀装
置では、脱穀すべき穀稈が朝露や雨で濡れていると、脱
穀処理する時、穀粒流量が同一でも被検出物である穀粒
等の水分保有量により、静電容量形センサにて検出され
る静電容量が異常に高くなる等の誤検出の原因となり、
揺動選別及び風選別の制御が正しく実行できないという
問題があった。
【0006】本発明は、この問題を解決すべくなされた
ものであり、静電容量形センサによる誤検出を確実に防
止できる防止装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明の脱穀装置における穀粒流量測定装置の防止装
置は、扱室の下方に、揺動選別機構とその下方位置の一
番穀粒受け樋とを備えてなるコンバイン等の脱穀装置に
おいて、前記揺動選別機構の個所には、そこを通過する
穀粒等の粒状被処理物の通過量によって変化する静電容
量を計測するように構成した静電容量形センサを配置す
る一方、前記扱室への穀稈搬送経路中に、穀稈通過検出
センサを配置し、該穀稈通過検出センサにより穀稈無し
を検知したとき、それより一定時間後に静電容量形セン
サの検出値が穀粒流量値を示すと、誤検出であると判断
して警報を発する制御手段を設けたものである。
【0008】
【発明の効果】即ち、本発明では、脱穀装置の扱室へ穀
稈を供給する部分等、穀稈搬送経路中に設けた穀稈通過
検出センサの検出結果がON出力信号(穀稈有りの信
号)では、脱穀装置に処理すべき穀稈が導入されるか
ら、所定時間後に、脱穀装置における揺動選別機構の穀
粒通過箇所に配置された静電容量形センサにて、通過す
る穀粒の流量を検出することができる。
【0009】他方、穀稈通過検出センサの検出結果がO
FF出力信号(穀稈無しの信号)であれば、所定時間経
過すれば、脱穀装置で穀稈が処理されて、前記静電容量
形センサの箇所を通過するべき穀粒が無くなるはずであ
る。然るに、その所定時間経過後であっても、前記静電
容量形センサの検出値が穀稈有りの信号を出力している
と判別されるときには、その静電容量形センサが故障し
ているか、もしくは、静電容量形センサの表面に多量の
水滴が付着していると判断でき、いずれにしても、その
静電容量形センサに検出結果を利用することは不適当で
あるので、オペレータに静電容量形センサに不具合が生
じていることを報知すべく警報を発するのである。
【0010】これにより、オペレータは、静電容量形セ
ンサの箇所を点検し、故障もしくは水滴の除去等の処置
を施すことができ、静電容量形センサの不正確な検出結
果による脱穀作業の続行による脱穀選別不良の発生を未
然に防止することができるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明をコンバインに適用し
た実施例について説明すると、図1は左右一対の走行ク
ローラ2を有するコンバインの走行機体1の側面図であ
り、図2は走行機体1の平面図、図3は走行機体1上の
脱穀装置3の側断面図、図4は図3のIV−IV線矢視断面
図である。
【0012】走行機体1の進行方向に向かって左側には
脱穀装置3を搭載し、走行機体1の前部には図示しない
油圧シリンダにより昇降動可能な刈取前処理装置4を配
置する。刈取前処理装置4の下部フレームの下部側には
バリカン式の刈取装置5を、前方には6条分の穀稈引起
装置6が配置され、穀稈引起装置6と脱穀装置3におけ
るフイードチェン7前端との間には穀稈搬送装置が配置
され、穀稈引起装置6の下部前方には分草体9が突出し
ている。
【0013】脱穀装置3における扱室10内の扱胴11
の回転軸線が走行機体1の進行方向に沿うように配置
し、扱室10の左端に配置されたフイードチェン7にて
根元部を挟持されて搬送される穀稈の穂先部が扱胴11
の下面側で脱穀される。扱室10の下部の処理室12に
は、排塵口13を除いてクリンプ網14が張設され、こ
のクリンプ網14を漏下した被処理物は、その下方で走
行機体1の進行方向に沿って前後揺動する揺動選別機構
15における前後対のフイードパン16,17に受けら
れ、チャフシーブ18にて揺動選別を受ける。そのと
き、その下方の唐箕フアン19及び前記前後対のフイー
ドパン16,17に送風する送塵フアン20にて被処理
物は風選別を受けつつグレンパン21及び選別網22か
ら一番受け樋23方向に落下する。なお、扱室10の側
方には処理胴29が配置され、扱胴11後部側方にて被
処理物の一部が処理胴29方向に送られてさらに脱穀処
理される。
【0014】揺動選別機構15の後部チャフシーブから
落下した二番処理物は、二番受け樋24にて受けられ、
そのスクリューコンベヤ24a及び二番還元コンベヤ2
5を介して篩線26上に放出されて、再度の選別を受け
る。前記揺動選別及び風選別を受けて清粒となった穀粒
は一番受け樋23のスクリューコンベヤ23aを介して
穀粒タンク27に集められ、排出オーガ28を介して機
外に搬出される。処理室12内の塵は吸引フアン30に
て機外に排出され、フイードチェン7の後端で受け継が
れた排藁は、排藁チェン31を介して長い状態で走行機
体1の後方に排出されるか、または排藁カッタ33にて
適宜短く切断した後排出される。なお、符号32は、走
行機体1の前部右側に配置した運転室である。
【0015】前記処理室12内にてリンクに支持され、
図示しない揺動用のアクチュエータにて前後揺動する揺
動選別機構15におけるチャフシーブ18は、処理室1
2の一側板12aと他側板12bに沿って配設する左右
両側板35,35間に前記揺動方向と略直角方向に長手
の細幅板製のフイン36を適宜間隔にて多数枚並設配置
し、各フイン36の左右両側上端の枢支ピンを各側板3
5に回動可能に枢支する一方、各フイン36の左右両側
下端の枢支ピンをチャフ連結バー37に回動可能に連結
し、このチャフ連結バー37に連結した回動レバー機構
38をワイヤ39を介して開き度制御手段における扇型
ギヤ40に連結し、この扇型ギヤ40に開き度制御モー
タ41のピニオンギヤ42を噛み合わせる。そして、開
き度制御モータ41を正回転方向に回動すると、フイン
36の傾斜角度を水平面に対して大きくするようにチャ
フ連結バー37を後移動させ、唐箕フアン15からの選
別風を上向き斜め後方に通過させる風量が多くなり、開
き度制御モータ41を逆回転方向に回動すると、フイン
36の傾斜角度を水平面に対して小さくするようにチャ
フ連結バー37を前移動させ、唐箕フアン19からの選
別風を上向き斜め後方に通過させる風量が少なくなるよ
うに制御するのである(図5参照)。
【0016】そして、前記揺動選別機構15におけるチ
ャフシーブ18の中途部上方及び/またはその下方の傾
斜状のグレンパン21の上面側に、それらの箇所を通過
する穀粒の流量を検出するための静電容量形センサ4
5,46を配置する。他方、一番受け樋24における流
穀板上面側には、前記脱穀した穀粒の水分による静電容
量の変位を補正するための静電容量形センサ50を配置
する(図3及び図6参照)。この場合、各静電容量形セ
ンサ45,46,50は、図7〜図9に示すように、セ
ラミックス製等の電気絶縁材料からなる基板51の表面
に、一方の電極部52aと他方の電極部52bとを、平
面視で相互に櫛歯状に並ぶように平板状に配置するもの
である。この場合、両電極部52a,52bの各櫛歯部
同士が互いに相手の櫛歯部の隙間に位置するよう噛み合
わせ状に配置し、且つ隣接する電極部52a,52bの
各櫛歯部同士の間に適宜寸法の隙間があるように配置す
る。換言すると、気絶縁性の基板51の広幅面に沿って
形成した一対の櫛歯状の電極部52a,52bを、その
各櫛歯部の先端が相互に相手側の櫛歯部の根元側に挿し
込むように構成したものである。そして、粒状被処理物
の流れ方向(図7の矢印E)が、両電極部52a,52
bの各櫛歯部の長手方向にほぼ沿うようにしても良い
し、図8に示すように、櫛歯部の長手方向と直交する等
交叉するように、各静電容量形センサを配置しても良
い。なお、各静電容量形センサの各電極部の表面を、合
成樹脂製のフイルム、例えば、ポリプロピレンやポリイ
ミド樹脂などの膜体53で覆って(図9参照)、湿度等
による電極の劣化を防止することが好ましい。
【0017】これらの静電容量形センサ45,46,5
0は、流穀板(グレンパン21や受け樋板)の表面に前
記基板51または該基板51を表面に張りつけた支持板
54をその広幅面が穀粒の流れ方向に沿うように立設す
ることにより、流下する層厚さH1の穀粒の層55が一
方の電極部52aと他方の電極部52bとに跨がってい
る部分の静電容量の増大変化を計測することで、前記と
同様に単位時間当たりの穀粒流量を計測できるのであ
る。なお、チャフシーブ18の中途部上方に静電容量形
センサ45を配置する場合、揺動選別機構15の側板3
5から突出するブラケット(図示せず)に静電容量形セ
ンサ45を取付けする。
【0018】また、前記傾斜状の一番受け樋23の表面
には、水分補正用の静電容量形センサ50に向かって穀
粒等の粒状被処理物を集めて通過させるように穀粒を誘
導するための誘導手段としての、左右一対のガイド板5
6a,56bを平面視略逆「ハ」字状等に配置し、左右
一対のガイド板56a,56bの配置間隔の短い下流側
に、水分補正用の静電容量形センサ50を立設するので
ある(図6及び図10参照)。このように誘導手段とし
ての左右一対のガイド板56a,56bの下流側等に水
分補正用の静電容量形センサ50を立設すれば、図11
に示すごとく、流下する穀粒等の粒状被処理物を一箇所
に集めて、その層54の厚さH2を、水分補正用の静電
容量形センサ50の高さより大きくなるようにすること
ができるから、立設した水分補正用の静電容量形センサ
50の広幅面を完全に埋めた状態になる一定流量で流下
する穀粒等の粒状被処理物の静電容量値を迅速且つ確実
に検出することができるのである。
【0019】図12は、一つの静電容量形センサ46を
代表してその測定回路図(ブロック図)の第1実施例を
示すものであり、粒状被処理物の流量を測定すべき静電
容量形センサ46の一方の電極52a側と、比較用(基
準用)のコンデンサセンサ57の一方の電極とに発振回
路60に接続して、交流電界を加える。この場合、比較
用のコンデンサ57は、その静電容量が温度、湿度等の
使用環境によって変化しないものであり、粒状被処理物
を通過させないことは勿論であって、いわゆる基準の静
電容量を知るためのセンサとなるものであって、通常、
所定の静電容量値のコンデンサを使用する。
【0020】そして、静電容量形センサ46の他方の電
極52bからの検出信号を電気容量/電圧変換回路(C
/V変換)61aを介して、前記検出した静電容量を電
圧に変換した後、電圧比較回路62に入力する。同様
に、比較用(基準用)のコンデンサ57の他方の電極か
らの検出信号を電気容量/電圧変換回路(C/V変換)
61bを介して、前記検出した静電容量を電圧に変換し
た後、電圧比較回路62に入力し、前記基準コンデンサ
57の静電容量に対する測定用の静電容量形センサ46
の電圧値の差の出力値を求めるべく差動増幅回路63に
入力する。
【0021】同様に、水分補正用の静電容量形センサ5
0の一方の電極52a側と、比較用(基準用)のコンデ
ンサセンサ58の一方の電極とに発振回路60に接続し
て、交流電界を加える。この場合のコンデンサセンサ5
8もその静電容量が温度、湿度等の使用環境によって変
化しないものである。そして、水分補正用の静電容量形
センサ50の他方の電極52bからの検出信号を電気容
量/電圧変換回路(C/V変換)64aを介して、前記
検出した静電容量を電圧に変換した後、電圧比較回路6
5に入力する。同様に、比較用(基準用)のコンデンサ
58の他方の電極からの検出信号を電気容量/電圧変換
回路(C/V変換)64bを介して、前記検出した静電
容量を電圧に変換した後、電圧比較回路65に入力し、
前記基準コンデンサ58の静電容量に対する水分補正用
の静電容量形センサ50の電圧値の差の出力値を求める
べく差動増幅回路66に入力する。
【0022】そして、両差動増幅回路63,66の出力
信号をマイクロコンピュータ式のコントローラユニット
67に入力して、流下する穀粒の水分保有量と、その流
量とを演算により算出するのである。即ち、差動増幅回
路66では、流量が一定量、例えば、流量100におけ
る穀粒の水分保有量による静電容量の変化値が求められ
るから、差動増幅回路66の出力自体で穀粒の水分保有
量の大小関係が数値的に演算できる。そして、他方の差
動増幅回路63にて得られた検出値(水分保有量は同じ
であるが流量が未知数のものに対する検出値)と、前記
差動増幅回路66の検出値との比較により、グレンパン
21の箇所を通過する穀粒の単位時間当たりの流量が測
定できるのである。
【0023】そして、コントローラユニット67は、水
分保有量が大きいと判別したときには、湿材が刈取られ
たものと判断して、通常より大きい風量を送るべく送塵
フアン20及び/又は唐箕19の空気吸引口の開口面積
を比例的に大きくするように図示しないアクチュエータ
を作動させるのである。また、コントローラユニット6
7にて前記穀粒流量が大きいと判断し、または、電圧値
が低いと穀粒流量が小さいと判断して、所定の駆動回路
68を作動させてアクチュエータ69を駆動するのであ
る。例えば、一番受け樋23への穀粒流量が大き過ぎる
ときには、揺動選別機構5におけるフイン36の傾斜角
度を小さくして穀粒の漏下量を少なくし、反対に流量が
少な過ぎるときにはフイン36の傾斜角度を大きくなる
ようにして漏下量を増大させるというように前記フイン
36の角度を増減させる開き度制御モータ41を駆動す
る一方、表示メータ70にてその状態の表示をするので
ある。
【0024】その他、例えば、二番還元コンベヤ25内
の被処理物の流量が大きくなれば、コンバインの走行速
度を減速して刈取り脱穀量を減少せしめたり、揺動選別
機構15におけるフイン36を立てて一番受樋側への穀
粒落下量を増大させたりし、反対に被処理物の流量が少
ない時には、刈取り脱穀量を増大するためコンバインの
走行速度を早めたり、さらには、揺動選別機構15の振
動数や振動振幅を大きくして揺動選別作用を増大せしめ
たり、唐箕フアン19の回転速度を上げるなどにより単
位時間当たりの穀粒選別能力を増大させる等の制御を実
行しても良い。
【0025】他方、扱室10の入口側、もしくは刈取前
処理装置4における穀稈搬送装置8等の穀稈搬送経路中
に、穀稈通過検出センサ71を配置し、この検出出力信
号をコントローラユニット67に入力する。また、コン
トローラユニット678の出力端子にはブザー等の警報
器72を接続する。そして、穀稈通過検出センサ71に
より穀稈無しを検知したとき、それより一定時間経過し
たことを、コントローラユニット67に内蔵したタイマ
ーまたは外付けのタイマーにて計時し、その一定時間経
過であっても、前記静電容量形センサ45(46)の検
出値が穀粒流量値を示すと、コントローラユニット67
は誤検出であると判断して警報器を作動させてオペレー
タに報知するのである。
【0026】このようにすれば、脱穀装置の扱室へ穀稈
を供給する部分等、穀稈搬送経路中に設けた穀稈通過検
出センサ71の検出結果がON出力信号(穀稈有りの信
号)では、脱穀装置に処理すべき穀稈が導入されるか
ら、それより一定時間経過後に、脱穀装置における揺動
選別機構の穀粒通過箇所に配置された静電容量形センサ
にて、通過する穀粒の流量を検出することができる一
方、所定(一定)時間経過すれば、脱穀装置で穀稈が処
理されて、前記静電容量形センサの箇所を通過するべき
穀粒が無くなるはずである。
【0027】然るに、その所定時間経過後であっても、
前記静電容量形センサ45(46)の検出値が穀稈有り
の信号を出力していると判別されるときには、その静電
容量形センサが故障しているか、もしくは、静電容量形
センサの表面に多量の水滴が付着していると判断でき、
いずれにしても、その静電容量形センサに検出結果を利
用することは不適当であるので、オペレータに静電容量
形センサに不具合が生じていることを報知すべく警報を
発するのである。
【0028】これにより、オペレータは、静電容量形セ
ンサの箇所を点検し、故障もしくは水滴の除去等の処置
を施すことができ、静電容量形センサの不正確な検出結
果による脱穀作業の続行による脱穀選別不良の発生を未
然に防止することができるのである。図13に示す測定
回路の第2実施例では、粒状被処理物の流量を測定すべ
き静電容量形センサ46の一方の電極52a側と、水分
補正用の静電容量形センサ50の一方の電極部52aと
に発振回路60に接続して、交流電界を加え、静電容量
形センサ46の他方の電極部52bからの検出信号を電
気容量/電圧変換回路(C/V変換)61aを介して、
前記検出した静電容量を電圧に変換した後、電圧比較回
路62に入力する。同様に、水分補正用の静電容量形セ
ンサ50の他方の電極部52bからの検出信号を電気容
量/電圧変換回路(C/V変換)61bを介して、前記
検出した静電容量を電圧に変換した後、電圧比較回路6
2に入力し、一定流量での水分補正用の静電容量形セン
サ50の静電容量に対する測定用の静電容量形センサ4
6の電圧値の差の出力値を求めるべく差動増幅回路63
に入力する。この場合、水分補正用の静電容量形センサ
50であっても、直接的には水分の保有量は測定するこ
とができないが、同じ水分保有量の穀粒の流量の変動に
より、静電容量形センサ46の静電容量が変動すること
を利用して両静電容量形センサ46,50の検出値の差
分を以て、差動増幅回路63では、通過する箇所の穀粒
の単位時間当たりの流量を測定することができるのであ
る。なお、測定回路のその他の構成は前記第1実施例と
同じであるので、同じ符号を付して説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側断面図である。
【図2】コンバインの平面図である。
【図3】脱穀装置の側断面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】チャフシーブの開き度制御手段の概略側面図で
ある。
【図6】グレンパン及び一番受け樋部分の要部斜視図で
ある。
【図7】静電容量形センサの第1実施例の正面図であ
る。
【図8】静電容量形センサの第2実施例の正面図であ
る。
【図9】図8及び図9のIX−IX線断面図である。
【図10】一番受け樋部分における水分補正用静電容量
形センサの配置状態を示す平面図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視側面図である。
【図12】静電容量形センサによる測定回路の第1実施
例を示すブロック図である。
【図13】静電容量形センサによる測定回路の第2実施
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 脱穀装置 15 揺動選別機構 18 チャフシーブ 21 グレンパン 23 一番受け樋 45,46,50 静電容量形センサ 51 基板 52a,52b 電極部 63,66 差動増幅回路 67 コントローラユニット 71 穀稈通過検出センサ 72 警報器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室の下方に、揺動選別機構とその下方
    位置の一番穀粒受け樋とを備えてなるコンバイン等の脱
    穀装置において、前記揺動選別機構の個所には、そこを
    通過する穀粒等の粒状被処理物の通過量によって変化す
    る静電容量を計測するように構成した静電容量形センサ
    を配置する一方、前記扱室への穀稈搬送経路中に、穀稈
    通過検出センサを配置し、該穀稈通過検出センサにより
    穀稈無しを検知したとき、それより一定時間後に静電容
    量形センサの検出値が穀粒流量値を示すと、誤検出であ
    ると判断して警報を発する制御手段を設けたことを特徴
    とする脱穀装置における穀粒流量測定装置の誤検出防止
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101586065B1 (ko) * 2015-05-27 2016-01-20 충남대학교산학협력단 비접촉식 곡물유량 측정시스템
CN108966852A (zh) * 2018-07-09 2018-12-11 海南大学 一种小区玉米收获机用差速式智能无损多辊式脱粒机

Cited By (3)

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CN108966852A (zh) * 2018-07-09 2018-12-11 海南大学 一种小区玉米收获机用差速式智能无损多辊式脱粒机
CN108966852B (zh) * 2018-07-09 2021-08-13 海南大学 一种小区玉米收获机用差速式智能无损多辊式脱粒机

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