JPH0925765A - ウインドレギュレータ - Google Patents

ウインドレギュレータ

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JPH0925765A
JPH0925765A JP17330995A JP17330995A JPH0925765A JP H0925765 A JPH0925765 A JP H0925765A JP 17330995 A JP17330995 A JP 17330995A JP 17330995 A JP17330995 A JP 17330995A JP H0925765 A JPH0925765 A JP H0925765A
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勝彦 三好
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隆司 佐伯
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健次 山本
Toshiyuki Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤエンドケースの破壊が生じないウイン
ドレギュレータを提供することを課題とする。 【解決手段】 ドアガラスの昇降方向に沿って設けられ
たガイド6と、ガイド6に摺動可能に係合し、ドアガラ
スが設けられたスライダベース27と、スライダベース
27上に配設され、ワイヤ9の一方の端部側が係止され
る金属製のワイヤエンドケース30と、スライダベース
27とワイヤエンドケース30とを接合する機械的結合
手段30f,40とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラムから繰出さ
れたワイヤを用いてドアガラスの昇降を行なうウインド
レギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】次に、図面を用いて従来例を説明する。
図6は従来のウインドレギュレータの全体構成図、図7
は図6におけるスライダベースの分解斜視図である。
【0003】先ず、図6を用いてウインドレギュレータ
の全体構成を説明する。図において、1はドアガラス、
2はドアパネル内上部に取付けられたアッパベース、3
はドアパネル内下部に取付けられたロアベースである。
【0004】アッパベース2にはアッパガイド部材とし
てのターンガイド4が、ロアベース3にはロアガイド部
材としてのターンガイド5がそれぞれ回転可能に取付け
られている。
【0005】6は上端部がアッパベース2に取付けら
れ、下端部がロアベース3に取付けられ、ドアガラス1
の昇降方向に沿って設けられ、スライダベース7が摺動
可能に係合したガイドである。
【0006】8はワイヤ9の中間部が巻き掛けられたド
ラムである。このドラム8は図示しない駆動モータ等に
よって回転駆動される。ワイヤ9の一方の端部側はター
ンガイド4に係合し、スライダベース7上に設けられた
ワイヤエンドケース部7fに係止されている。また、ワ
イヤ9の他方の端部側はターンガイド5に係合し、後述
のワイヤエンドケース部7fに係止されている。
【0007】次に、図7を用いて、スライドベース周り
の詳細な説明を行なう。図において、7a,7bは金属
製のスライダベース7上にアウトサート成形法によって
形成され、ガイド6に摺動可能に係合する樹脂製のスラ
イダ部である。また、スライダベース7には、ドアガラ
ス1の取付け用の穴7c,7d,7eが開設されている。
【0008】更に、スライダベース7には、アウトサー
ト成形法により、樹脂製のワイヤエンドケース部7fが
形成されている。このワイヤエンドケース部7fは、上
面が開放された箱体で、側面には、略U字形の溝7g,7
hが形成されている。
【0009】そして、ワイヤ9の両方の端部が溝7g,
7hに挿入されるとともに、ワイヤ9の両端部には、溝
7g,7hの幅より大きな径に設定され、ワイヤエンド
ケース部7fの内壁面に当接可能なスライドブッシュ1
1,12が固着され、抜け止めがなされている。
【0010】更に、本従来例のワイヤ9の両端部には、
一端部がスライドブッシュ11,12に当接可能で、他
端部がワイヤエンドケース部7fの内壁面に当接可能な
スプリング13,14がワイヤ9を巻回するように設け
られ、ワイヤ9のたるみを吸収している。
【0011】そして、ワイヤエンドケース部7fの開放
上面は、スライダベース7上に開設された穴7iにかし
められるピン15を用いて固着される蓋16によって覆
われている。
【0012】次に、上記構成の作動を説明する。ドラム
8を回転すると、ワイヤ9の一方側はドラム8に巻き取
られ、ワイヤ9の他方側はドラム8から繰出される。こ
のワイヤ9の移動により、ワイヤ9が係止されるスライ
ダベース7はガイド6に沿って移動し、ドアガラス1が
昇降する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のウ
インドレギュレータにおいては、ワイヤエンドケース部
7fには、常時ワイヤ9の張力が作用し、それに加え
て、ウインドレギュレータ作動時及び停止時毎に衝撃荷
重が作用する。
【0014】このようなウインドレギュレータが高温多
湿の環境下で使用されると、ワイヤエンドケース7fは
樹脂であるので、特に、ワイヤ9が係合するワイヤエン
ドケース7fの溝7g,7hの近傍にクラックが発生し
たり、破壊が生じやすい。
【0015】さらに、金属製のスライダベース7の熱膨
張率と、このスライダベース7上にアウトサート成形法
で形成された樹脂製のワイヤエンドケース部7fの熱膨
張率とは大きく異なる。ウインドレギュレータは、温度
差(例えば100℃)が大きなドアパネル内に設けられてい
るので、樹脂のワイヤエンドケース部7fに作用する熱
応力により、ワイヤエンドケース部7fはクラック等の
破壊が発生しやすい。
【0016】また、ワイヤエンドケース部7fは経年劣
化する樹脂であるので、古くなればなるほど破壊は生じ
やすい。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、ワイヤエンドケースの破壊が生
じないウインドレギュレータを提供することにある。
【0017】また、本発明の第2の目的は、部品点数を
削減できるウインドレギュレータを提供することにあ
る。更に、本発明の第3の目的は、部品の共通化が可能
なウインドレギュレータを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のウインドレギュレータは、ドラムから繰出されたワ
イヤを用いてドアガラスの昇降を行なうウインドレギュ
レータにおいて、前記ドアガラスの昇降方向に沿って設
けられたガイドと、該ガイドに摺動可能に係合し、前記
ドアガラスが取付けられたスライダベースと、前記ガイ
ドの上部に設けられたアッパガイド部材と、前記ガイド
の下部に設けられたロアガイド部材と、前記ワイヤの中
間部が巻回されたドラムと、前記スライダベース上に配
設され、前記アッパガイドに係合した前記ワイヤの一方
の端部側が係止され、前記ロアガイドに係合する前記ワ
イヤの他方の端部側が係止される金属のワイヤエンドケ
ースと、前記スライダベースと前記ワイヤエンドケース
とを接合する機械的接合手段とを具備したものである。
【0019】本発明のウインドレギュレータにおいて、
ワイヤエンドケースを金属としたことにより、ワイヤに
より常時作用する引張り応力や、ウインドレギュレータ
作動時及び停止時毎の衝撃荷重に対する耐性が向上す
る。
【0020】ワイヤエンドケースを別部品としたことに
より、他車種への転用が可能となり、ワイヤエンドケー
スの部品共通化ができる。ここで、前記ワイヤエンドケ
ースの例としては、金属鋳造品あるいは金属板金加工品
がある。
【0021】また、ワイヤエンドケースは、前記スライ
ダベースに対向する面が開放された箱体であることによ
り、スライダベースは上面を有し、スライダベースに取
付けることにより、ワイヤエンドケース内は密閉され、
従来必要であった蓋が不要となり、部品点数の削減が行
なえる。
【0022】更に、ワイヤエンドケース,スライダベー
スのうち、どちらか一方に突起、他方に突起が係合する
穴を設けたことにより、ワイヤエンドケースの位置決め
及び回転止めがなされる。
【0023】また、前記ワイヤと前記ワイヤエンドケー
スとの係止構造の一例としては、前記ワイヤエンドケー
スに設けられ、前記ワイヤが挿入される穴と、前記ワイ
ヤエンドケース内に摺動可能に設けられ、前記ワイヤが
挿通する穴が設けられたスライドブッシュと、前記ワイ
ヤエンドケースの穴,前記スライドブッシュの穴を挿通
した前記ワイヤの端部に取付けられ、前記スライドブッ
シュの穴より大きな径に設定されたワイヤエンド部材
と、一端部が前記ワイヤエンドケースの内壁面に当接
し、他端部が前記スライドブッシュに当接し、前記スラ
イドブッシュを介して前記ワイヤにテンションを付与す
るスプリングとからなるものがある。
【0024】このように、スプリングを用いて常時ワイ
ヤにテンションを与えることにより、スムーズなガラス
の昇降を行なうことができる。ここで、前記ワイヤが挿
通する貫通穴が形成され、前記ワイヤエンドケースの穴
に嵌入可能な円筒部と、前記ワイヤエンドケースの内壁
面側の穴の開口の周縁に当接可能なつば部とからなる樹
脂製のスペーサを設けることが、ワイヤが金属製のワイ
ヤエンドケースに摺接し、摩耗することを防止すること
ができる。
【0025】更に、スペーサの貫通穴近傍の荷重集中を
防止するために、前記スライドブッシュは、前記スペー
サのつば部の外縁近傍に当接可能な形状であることが望
ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
一形態を説明する。図1は本発明の実施の一形態の要部
分解斜視図、図2は図1におけるワイヤエンドケースを
説明する図で、(a)図は上面図、(b)図は正面図、(c)図
は下面図、(d)図は(b)図の右側面図、(e)図は(b)図の左
側面図である。
【0027】尚、本実施の形態と従来例を示す図6,図
7との相違点は、スライダベース周りであり、その他の
部分は同一なので、同一部分には同一符号を付し、それ
らの説明は省略する。
【0028】図1において、スライダベース27には、
従来例と同様に、ガイド6に摺動可能に係合する樹脂の
スライダ部27a,27bがアウトサート成形法によっ
てスライダベース27上に形成されている。また、ドア
ガラス1の取付け用の穴27c,27d,27eが開設さ
れている。
【0029】30はスライダベース27上に機械的接合
手段を用いて取付けられる金属製のワイヤエンドケース
である。尚、本実施の形態では、このワイヤエンドケー
スは30はアルミニウムダイキャスト製とした。
【0030】このワイヤエンドケース30は、図2に示
すように、スライダベース27との対向面が開放面30
aとなった箱体であり、一方の側面にはワイヤ9の一方
の端部が挿入される穴30b、他方の側面には開放面3
0aまで延出し、ワイヤ9の他方の端部が係合するU字
形の溝30cがそれぞれ設けられている。
【0031】また、ワイヤエンドケース30の下面に
は、スライダベース27に設けられた長溝27fに係合
し、ワイヤエンドケース30の位置決めと回転止めとを
行なう直線状の突起30dが形成されている。
【0032】ここで、ワイヤ9とワイヤエンドケース3
0との係止構造を説明する。図1において、ワイヤ9の
一方の端部は、ワイヤエンドケース30の溝30cに係
合し、コイルスプリング31及び溝30cより外径が大
きく設定され、ワイヤエンドケース30の内壁面に当接
可能なスライドブッシュ32を挿通し、ワイヤエンド3
3がかしめによって固着されている。
【0033】同様に、ワイヤ9の他方の端部は、ワイヤ
エンドケース30の穴30bを挿通し、コイルスプリン
グ34,穴30bより外径が大きく設定され、ワイヤエ
ンドケース30の内壁面に当接可能なスライドブッシュ
35を挿通し、ワイヤエンド36がかしめによって固着
されている。
【0034】次に、ワイヤエンドケース30とスライダ
ベース27とを接合する機械的接合手段について説明を
行なう。ワイヤエンドケース30には、上面からスライ
ダベース27方向に向かって延出するめねじ穴30fが
形成されている。
【0035】一方、スライダベース27上には、めねじ
穴30fに対向する穴27gが開設され、ねじ40がス
ライダベース27の穴27gを挿通し、ワイヤエンドケ
ース30のめねじ穴30fに螺合することで、ワイヤエ
ンドケース30とスライダベース27との接合がなされ
ている。
【0036】上記構成によれば、次のような効果を得る
ことができる。 (1) ワイヤエンドケース30を金属製としたことによ
り、ワイヤ9により常時作用する引張り応力や、ウイン
ドレギュレータ作動時及び停止時毎の衝撃荷重に対する
耐性が向上する。
【0037】(2) ワイヤエンドケース30を金属製とし
たことにより、経年劣化もなくなる。 (3) スライダベース27とワイヤエンドケース30とを
機械的接合手段で接合したことにより、両者の間の熱膨
張率の違いによる熱応力がワイヤエンドケースに発生せ
ず、ワイヤエンドケース30の熱応力による破壊がなく
なる。
【0038】(4) ワイヤエンドケース30を別部品とし
たことにより、他車種への転用が可能となり、ワイヤエ
ンドケース30の部品共通化ができる。 (5) ワイヤエンドケース30はスライダベース27に対
向する面を開放面とし、上面を有しているので、ワイヤ
エンドケース30をスライダベース27に取付けること
により、ワイヤエンドケース30内は密閉され、従来必
要であった蓋が不要となり、部品点数の削減が行なえ
る。
【0039】(6) ワイヤエンドケース30に突起30d
を、スライダベース27に突起30dが係合する長溝2
7fを設けたことにより、ワイヤエンドケース30の位
置決め及び回転止めを行なうことができる。よって、一
本のねじ40でワイヤエンドケース30をスライダベー
ス27上に固定することができる。
【0040】尚、本発明は上記実施の形態に限定するも
のではない。上記実施の形態のワイヤエンドケース30
は、一方の端面に穴30b、他方の端面に溝30cを形
成したが、両方の端面に穴を設けるようにしてもよい。
【0041】また、ワイヤエンドケース30に突起30
dを、スライダベース27に突起30dが係合する長溝
27fを形成したが、逆に、スライダベース27上に突
起を形成し、ワイヤエンドケース27に長溝を形成する
ようにしてもよい。
【0042】更に、上記実施の形態のワイヤエンドケー
ス30には、直線状の突起30dを形成したが、図3に
示すようなワイヤエンドケース40のような形状でもよ
い。図3において、ワイヤエンドケース40はスライダ
ベース27との対向面が開放面40aとなった箱体であ
り、一方の側面にはワイヤ9の一方の端部が挿入される
穴40b、他方の側面には開放面40aまで延出し、ワ
イヤ9の他方の端部が係合するU字形の溝40cがそれ
ぞれ設けられている。
【0043】また、ワイヤエンドケース30の下面に
は、スライダベース27に設けられた断面形状が円形で
ある2ヵ所の穴に係合し、ワイヤエンドケース30の位
置決めと回転止めとを行なう断面形状円形の二つの突起
40dが形成されている。
【0044】また、40fはワイヤエンドケース40を
スライダベース27に取付けるためのめねじ穴である。
このような構成においても、前述の実施の形態と同様な
効果を得ることができる上に、突起40dの加工が直線
上の突起30dより簡単となる。
【0045】更に、上記実施の形態のワイヤエンドケー
ス30,40の開放面は、スライダベース27に対向す
る面としたが、ワイヤエンドケース30,40の側面で
もよい。
【0046】また、ワイヤ9とワイヤエンドケース30
との係止構造も上述の実施の形態に限定するものではな
い。図4はワイヤとワイヤエンドケースとの他の係止構
造を説明する図である。
【0047】図4において、50はワイヤ9が挿通する
貫通穴50aが形成され、ワイヤエンドケース30の穴
30b(溝30c)に嵌入可能な円筒部50bと、ワイヤ
エンドケース30の内壁面側の穴30b(溝30c)の開
口の周縁に当接可能なつば部50cとからなる樹脂製の
スペーサである。
【0048】このような構成のスペーサ50をワイヤエ
ンドケース30の穴30b(溝30c)に設けることによ
り、金属製のワイヤ9が金属製のワイヤエンドケース3
0の穴30b(溝30c)に摺接し、摩耗,損傷すること
を防止することができる。
【0049】また、スライドブッシュ32,35がワイ
ヤエンドケース30の内壁面に当接し、異音が発生する
のを防止することができる。更に、このスペーサ50の
組付けは、ワイヤエンドケース30の穴30b(溝30
c)に挿入せずに組み付けても、ウインドレギュレータ
を作動させることにより、スプリング31,34の付勢
力でもって、自然にワイヤエンドケース30の穴30b
(溝30c)に挿入するので、組付けも楽である。
【0050】また、上記構成のスライドブッシュ32,
35は略円錐状であるので、スライドブッシュ32,3
5はスペーサ50の貫通穴50aの周縁近傍を押接し、
スペーサ50を破壊する恐れがある。よって、図5に示
すように、スライドブッシュ60,61の形状を、スペ
ーサ50のつば部50cの外縁近傍に当接可能な形状と
することにより、スペーサ50の貫通穴50a近傍に荷
重集中がなくなり、スペーサ50の破壊もなくなる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のウインドレ
ギュレータによれば、ワイヤエンドケースを金属とした
ことにより、ワイヤにより常時作用する引張り応力や、
ウインドレギュレータ作動時及び停止時毎の衝撃荷重に
対する耐性が向上する。
【0052】また、ワイヤエンドケースを金属製とした
ことにより、経年劣化もなくなる。スライダベースとワ
イヤエンドケースとを機械的接合手段で接合したことに
より、両者の間の熱膨張率の違いによる熱応力がワイヤ
エンドケースに発生せず、ワイヤエンドケースの熱応力
による破壊がなくなる。
【0053】ワイヤエンドケースを別部品としたことに
より、他車種への転用が可能となり、ワイヤエンドケー
スの部品共通化ができる。ワイヤエンドケースはスライ
ダベースに対向する面を開放面とし、上面を有している
ので、ワイヤエンドケースをスライダベースに取付ける
ことにより、ワイヤエンドケース内は密閉され、従来必
要であった蓋が不要となり、部品点数の削減が行なえ
る。
【0054】また、ワイヤエンドケース,スライダベー
スのうち、どちらか一方に突起、他方に突起が係合する
穴を設けたことにより、ワイヤエンドケースの位置決め
及び回転止めがなされる。
【0055】更に、前記ワイヤが挿通する貫通穴が形成
され、前記ワイヤエンドケースの穴に嵌入可能な円筒部
と、前記ワイヤエンドケースの内壁面側の穴の開口の周
縁に当接可能なつば部とからなる樹脂製のスペーサを設
けることにより、ワイヤが金属製のワイヤエンドケース
に摺接し、摩耗することを防止することができる。
【0056】更に、前記スライドブッシュは、前記スペ
ーサのつば部の外縁近傍に当接可能な形状とすること
で、スペーサの貫通穴近傍の荷重集中を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の要部分解斜視図であ
る。
【図2】図1におけるワイヤエンドケースを説明する図
で、(a)図は上面図、(b)図は正面図、(c)図は下面図、
(d)図は(b)図の右側面図、(e)図は(b)図の左側面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施の形態のワイヤエンドケース
を説明する図で、(a)図は上面図、(b)図は正面図、(c)
図は下面図、(d)図は(b)図の右側面図、(e)図は(b)図の
左側面図、(f)図は(b)図のA-A断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態におけるワイヤエンド
ケースとワイヤとの係止構造を説明する図である。
【図5】本発明の他の実施の形態におけるワイヤエンド
ケースとワイヤとの係止構造を説明する図である。
【図6】従来のウインドレギュレータの全体構成図であ
る。
【図7】図6におけるスライダベースの分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
6 ガイド 9 ワイヤ 27 スライダベース 30 ワイヤエンドケース 30f めねじ穴 40 ねじ
フロントページの続き (72)発明者 松本 敏行 神奈川県藤沢市桐原町2番地 シロキ工業 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラムから繰出されたワイヤを用いてド
    アガラスの昇降を行なうウインドレギュレータにおい
    て、 前記ドアガラスの昇降方向に沿って設けられたガイド
    と、 該ガイドに摺動可能に係合し、前記ドアガラスが取付け
    られたスライダベースと、 前記ガイドの上部に設けられたアッパガイド部材と、 前記ガイドの下部に設けられたロアガイド部材と、 前記ワイヤの中間部が巻回されたドラムと、 前記スライダベース上に配設され、前記アッパガイドに
    係合した前記ワイヤの一方の端部側が係止され、前記ロ
    アガイドに係合する前記ワイヤの他方の端部側が係止さ
    れる金属のワイヤエンドケースと、 前記スライダベースと前記ワイヤエンドケースとを接合
    する機械的接合手段と、 を具備したことを特徴とするウインドレギュレータ。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤエンドケースは、金属鋳造品
    あるいは金属板金加工品であることを特徴とする請求項
    1記載のウインドレギュレータ。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤエンドケースは、前記スライ
    ダベースに対向する面が開放された箱体であることを特
    徴とする請求項1または2記載のウインドレギュレー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤエンドケース,スライダベー
    スのうちどちらか一方に突起、他方に前記突起が係合す
    る穴を設け、前記ワイヤエンドケースの位置決め及び回
    転止めを行なうことを特徴とする請求項1乃至3いずれ
    かに記載のウインドレギュレータ。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤと前記ワイヤエンドケースと
    の係止構造は、 前記ワイヤエンドケースに設けられ、前記ワイヤが挿入
    される穴と、 前記ワイヤエンドケース内に摺動可能に設けられ、前記
    ワイヤが挿通する穴が設けられたスライドブッシュと、 前記ワイヤエンドケースの穴,前記スライドブッシュの
    穴を挿通した前記ワイヤの端部に取付けられ、前記スラ
    イドブッシュの穴より大きな径に設定されたワイヤエン
    ド部材と、 一端部が前記ワイヤエンドケースの内壁面に当接し、他
    端部が前記スライドブッシュに当接し、前記スライドブ
    ッシュを介して前記ワイヤにテンションを付与するスプ
    リングと、 からなることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記
    載のウインドレギュレータ。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤが挿通する貫通穴が形成さ
    れ、前記ワイヤエンドケースの穴に嵌入可能な円筒部
    と、前記ワイヤエンドケースの内壁面側の穴の開口の周
    縁に当接可能なつば部とからなる樹脂製のスペーサを設
    けたことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の
    ウインドレギュレータ。
  7. 【請求項7】 前記スライドブッシュは、前記スペーサ
    のつば部の外縁近傍に当接可能な形状であることを特徴
    とする請求項1乃至6いずれかに記載のウインドレギュ
    レータ。
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