JPH09257896A - 磁力計 - Google Patents
磁力計Info
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- JPH09257896A JPH09257896A JP7208096A JP7208096A JPH09257896A JP H09257896 A JPH09257896 A JP H09257896A JP 7208096 A JP7208096 A JP 7208096A JP 7208096 A JP7208096 A JP 7208096A JP H09257896 A JPH09257896 A JP H09257896A
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- magnetic field
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- calibration
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- circuits
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子回路の位相変動、振幅変動等による磁力
計の出力変動を防止して、磁界絶対値の計測誤差の少な
い磁力計を得ることを目的とする。 【解決手段】 校正用磁界を発生させる基準信号発生回
路、電流源及び磁界発生コイルと、駆動回路の出力から
校正用の校正信号を取り出し基準信号と比較するバンド
パスフィルタ及び比較回路と、上記駆動回路の出力から
校正信号を除去するフィルタと、このフィルタの出力と
上記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正する
補正回路を追加することにより、磁力計の出力変動が生
じないようにし、磁界絶対値の計測誤差の少ない磁力計
を得るようにした。
計の出力変動を防止して、磁界絶対値の計測誤差の少な
い磁力計を得ることを目的とする。 【解決手段】 校正用磁界を発生させる基準信号発生回
路、電流源及び磁界発生コイルと、駆動回路の出力から
校正用の校正信号を取り出し基準信号と比較するバンド
パスフィルタ及び比較回路と、上記駆動回路の出力から
校正信号を除去するフィルタと、このフィルタの出力と
上記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正する
補正回路を追加することにより、磁力計の出力変動が生
じないようにし、磁界絶対値の計測誤差の少ない磁力計
を得るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は超伝導量子干渉素
子(Superconducting Quantum
Interference Device:以後略し
てSQUIDと呼ぶ)を用いた高感度な磁力計の改善に
関するものである。
子(Superconducting Quantum
Interference Device:以後略し
てSQUIDと呼ぶ)を用いた高感度な磁力計の改善に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、特開平3−152488号公
報に示された従来の磁力計のブロック図である。図にお
いて1A、1B、1Cはセンサブロック2の互いに所定
の角度をなす3平面上のそれぞれに固定したSQUID
であり、一例として所定の角度が約90度の場合を示し
ている。3A、3B、3CはそれぞれSQUID1A、
1B、1Cを駆動し所望の出力を得る駆動回路、4は上
記駆動回路3A、3B、3Cの出力を用いて未知数を算
出する未知数算出回路、5は上記未知数算出回路4の出
力及び上記駆動回路3A、3B、3Cの出力を用いて被
測定磁界を算出する磁界算出回路である。上記駆動回路
3A、3B、3CはFLL(Flux Locked
Loop)回路と呼ばれる公知のものであり、その動作
は、例えば、Review OfScientific
Instrument、1984年、第55巻、第9
52〜957ページに記載されている。なお、ここで
は、SQUID1A、1B、1Cを駆動する発振器はそ
れぞれ上記駆動回路3A、3B、3C中に設けられてい
るものとした。
報に示された従来の磁力計のブロック図である。図にお
いて1A、1B、1Cはセンサブロック2の互いに所定
の角度をなす3平面上のそれぞれに固定したSQUID
であり、一例として所定の角度が約90度の場合を示し
ている。3A、3B、3CはそれぞれSQUID1A、
1B、1Cを駆動し所望の出力を得る駆動回路、4は上
記駆動回路3A、3B、3Cの出力を用いて未知数を算
出する未知数算出回路、5は上記未知数算出回路4の出
力及び上記駆動回路3A、3B、3Cの出力を用いて被
測定磁界を算出する磁界算出回路である。上記駆動回路
3A、3B、3CはFLL(Flux Locked
Loop)回路と呼ばれる公知のものであり、その動作
は、例えば、Review OfScientific
Instrument、1984年、第55巻、第9
52〜957ページに記載されている。なお、ここで
は、SQUID1A、1B、1Cを駆動する発振器はそ
れぞれ上記駆動回路3A、3B、3C中に設けられてい
るものとした。
【0003】次に図13中に記載した各信号について説
明する。Δum 、Δvm 、Δwm は時刻tm (m=1、
2、…、9)における駆動回路3A、3B、3Cの出
力、Δun 、Δvn 、Δwn は時刻tm 以後の時刻tn
における駆動回路3A、3B、3Cの出力、K1 、
K2 、…、K8 は未知数算出回路4の算出値、Fは磁界
算出回路5の算出値である。
明する。Δum 、Δvm 、Δwm は時刻tm (m=1、
2、…、9)における駆動回路3A、3B、3Cの出
力、Δun 、Δvn 、Δwn は時刻tm 以後の時刻tn
における駆動回路3A、3B、3Cの出力、K1 、
K2 、…、K8 は未知数算出回路4の算出値、Fは磁界
算出回路5の算出値である。
【0004】次に従来の磁力計の動作について説明す
る。以下の説明では従来の磁力計が一例として航空機等
の移動物体に搭載されている場合を考え、地磁気を被測
定磁界とみなす。
る。以下の説明では従来の磁力計が一例として航空機等
の移動物体に搭載されている場合を考え、地磁気を被測
定磁界とみなす。
【0005】まず、SQUID1A、1B、1Cを液体
ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転移させる。
次に駆動回路3A、3B、3CからSQUID1A、1
B、1Cのそれぞれに直流バイアス電流を流す。次に駆
動回路3A、3B、3CによりSQUID1A、1B、
1Cを同時に磁束ロックする。磁束ロック後は磁束ロッ
ク値すなわち初期磁束を出力零の原点とし、そこからの
相対的な磁界変化量に比例した値が出力される。航空機
の旋回等に伴い地磁気の入射角度が変化するため、Δu
m 、Δvm 、Δwm は時々刻々と変化する。
ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転移させる。
次に駆動回路3A、3B、3CからSQUID1A、1
B、1Cのそれぞれに直流バイアス電流を流す。次に駆
動回路3A、3B、3CによりSQUID1A、1B、
1Cを同時に磁束ロックする。磁束ロック後は磁束ロッ
ク値すなわち初期磁束を出力零の原点とし、そこからの
相対的な磁界変化量に比例した値が出力される。航空機
の旋回等に伴い地磁気の入射角度が変化するため、Δu
m 、Δvm 、Δwm は時々刻々と変化する。
【0006】次に図14に示すようなxyz直交座標系
とuvw斜交座標系とを定め、u軸とv軸、v軸とw
軸、w軸とu軸とのなす角度をそれぞれ90+α、90
+β、90+γとする。図14においてz軸とw軸とが
一致しているが一般性は失われない。
とuvw斜交座標系とを定め、u軸とv軸、v軸とw
軸、w軸とu軸とのなす角度をそれぞれ90+α、90
+β、90+γとする。図14においてz軸とw軸とが
一致しているが一般性は失われない。
【0007】図15はSQUID1A、1B、1Cとu
vw斜交座標系との関係を図示したものである。u軸、
v軸、w軸はそれぞれSQUID1A、1B、1Cに対
して垂直で、それぞれSQUIDの感度軸に一致する。
vw斜交座標系との関係を図示したものである。u軸、
v軸、w軸はそれぞれSQUID1A、1B、1Cに対
して垂直で、それぞれSQUIDの感度軸に一致する。
【0008】上記座標系において、地磁気の絶対値Hの
uvw斜交座標系での成分表示ξm、ηm 、ζm とxy
z直交座標系での成分表示xm 、ym 、zm との間に
は、α、β、γを用いて次のような関係が成立する。
uvw斜交座標系での成分表示ξm、ηm 、ζm とxy
z直交座標系での成分表示xm 、ym 、zm との間に
は、α、β、γを用いて次のような関係が成立する。
【0009】
【数1】
【0010】SQUID1A、1B、1Cの初期磁束を
それぞれu0 、v0 、w0 とし、SQUID1A、1
B、1Cの感度をそれぞれGu、Gv、Gwとし、磁界
変化量に比例した値Δum 、Δvm 、Δwm 及び式
(1)〜(3)を用いると地磁気Hは次式で表される。
それぞれu0 、v0 、w0 とし、SQUID1A、1
B、1Cの感度をそれぞれGu、Gv、Gwとし、磁界
変化量に比例した値Δum 、Δvm 、Δwm 及び式
(1)〜(3)を用いると地磁気Hは次式で表される。
【0011】
【数2】
【0012】式(5)を式(4)に代入し整理すると、
係数k1 〜k10を用いて次式のように表現できる。
係数k1 〜k10を用いて次式のように表現できる。
【0013】
【数3】
【0014】k1 〜k10はα、β、γ、u0 、v0 、w
0 、Gu、Gv、Gwによって表される係数である。こ
こで関数F(Δum 、Δvm 、Δwm )を式(7)のよ
うに定める。
0 、Gu、Gv、Gwによって表される係数である。こ
こで関数F(Δum 、Δvm 、Δwm )を式(7)のよ
うに定める。
【0015】
【数4】
【0016】但し、K1 =k2 /k1 、K2 =k3 /k
1 、K3 =k4 /k1 、K4 =k5/k1 、K5 =k6
/k1 、K6 =k7 /k1 、K7 =k8 /k1 、K8 =
k9/k1 Hが一定であれば、地磁気の入射角が変化してもFの値
は不変である。従って、時刻tm+1 においてもΔ
um+1 、Δvm+1 、Δwm+1 の間には式(8)が成立す
る。
1 、K3 =k4 /k1 、K4 =k5/k1 、K5 =k6
/k1 、K6 =k7 /k1 、K7 =k8 /k1 、K8 =
k9/k1 Hが一定であれば、地磁気の入射角が変化してもFの値
は不変である。従って、時刻tm+1 においてもΔ
um+1 、Δvm+1 、Δwm+1 の間には式(8)が成立す
る。
【0017】
【数5】
【0018】式(7)及び式(8)よりHが一定であれ
ば任意のmについて式(9)が成立する。
ば任意のmについて式(9)が成立する。
【0019】
【数6】
【0020】そこで、飛行高度を十分高くするなどして
地磁気Hを一定にした状態で旋回、または、回転機構で
回転させることによってセンサブロックの姿勢を変えな
がら、時刻t1 、t2 、…、t9 における駆動回路3
A、3B、3Cの出力の組(Δu1 、Δv1 、Δ
w1 )、(Δu2 、Δv2 、Δw2 )、…、(Δu9 、
Δv9、Δw9 )を計測し、未知数算出回路4に送る。
次に未知数算出回路4において、これら9組の数値を式
(7)に代入して連立一次方程式を解いてK1 、K2 、
…、K8 の値を算出し、算出値を磁界算出回路5に送
る。
地磁気Hを一定にした状態で旋回、または、回転機構で
回転させることによってセンサブロックの姿勢を変えな
がら、時刻t1 、t2 、…、t9 における駆動回路3
A、3B、3Cの出力の組(Δu1 、Δv1 、Δ
w1 )、(Δu2 、Δv2 、Δw2 )、…、(Δu9 、
Δv9、Δw9 )を計測し、未知数算出回路4に送る。
次に未知数算出回路4において、これら9組の数値を式
(7)に代入して連立一次方程式を解いてK1 、K2 、
…、K8 の値を算出し、算出値を磁界算出回路5に送
る。
【0021】次に時刻tm 以後の時刻tn においては駆
動回路3A、3B、3Cの出力Δun 、Δvn 、Δwn
を磁界算出回路5に送る。磁界算出回路5は式(7)に
K1、K2 、…、K8 とΔun 、Δvn 、Δwn の値を
代入してF(Δun 、Δvn、Δwn )を算出する。こ
の出力は、例えば、Fの値の変化から地磁気の変化を検
出し、磁性体を発見するのに用いられる。
動回路3A、3B、3Cの出力Δun 、Δvn 、Δwn
を磁界算出回路5に送る。磁界算出回路5は式(7)に
K1、K2 、…、K8 とΔun 、Δvn 、Δwn の値を
代入してF(Δun 、Δvn、Δwn )を算出する。こ
の出力は、例えば、Fの値の変化から地磁気の変化を検
出し、磁性体を発見するのに用いられる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記のような磁力計で
は、駆動回路を構成している電子回路の出力変動等によ
って、最終的に磁力計出力が変動し、磁界計測誤差にな
るなどの問題点があった。また、飛行機の旋回、回転機
構の回転等によるセンサブロックの姿勢変化によって駆
動回路の出力9組を得ているが、飛行機や回転機構は機
体材料、モータ等による磁気を有しており、上記姿勢変
化時に、磁気の悪影響を受け、算出した係数に誤差が生
じるという問題点があった。さらに、SQUIDを液体
ヘリウムに浸すなどして冷却する際に、上記SQUID
は地磁気を直接受けながら、超伝導に転移するため、自
分自身に磁束を捕らえてしまう“磁束トラップ”と呼ば
れる現象を起こし、その結果、SQUIDの出力電圧が
低下して、計測感度が悪化したり、極端な場合磁力計と
して動作しないことがあった。
は、駆動回路を構成している電子回路の出力変動等によ
って、最終的に磁力計出力が変動し、磁界計測誤差にな
るなどの問題点があった。また、飛行機の旋回、回転機
構の回転等によるセンサブロックの姿勢変化によって駆
動回路の出力9組を得ているが、飛行機や回転機構は機
体材料、モータ等による磁気を有しており、上記姿勢変
化時に、磁気の悪影響を受け、算出した係数に誤差が生
じるという問題点があった。さらに、SQUIDを液体
ヘリウムに浸すなどして冷却する際に、上記SQUID
は地磁気を直接受けながら、超伝導に転移するため、自
分自身に磁束を捕らえてしまう“磁束トラップ”と呼ば
れる現象を起こし、その結果、SQUIDの出力電圧が
低下して、計測感度が悪化したり、極端な場合磁力計と
して動作しないことがあった。
【0023】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、駆動回路を構成している電
子回路の出力変動等によって生ずる磁力計出力の変動を
防止して、計測誤差の少ない磁力計を得ることを目的と
している。また、飛行機の旋回、回転機構の回転等によ
りセンサブロックの姿勢変化によって受ける磁気の悪影
響をなくし、係数推定誤差の小さい磁力計を得ることを
目的としている。さらに、磁束トラップすることなく確
実に動作する磁力計を得ることを目的としている。
ためになされたものであり、駆動回路を構成している電
子回路の出力変動等によって生ずる磁力計出力の変動を
防止して、計測誤差の少ない磁力計を得ることを目的と
している。また、飛行機の旋回、回転機構の回転等によ
りセンサブロックの姿勢変化によって受ける磁気の悪影
響をなくし、係数推定誤差の小さい磁力計を得ることを
目的としている。さらに、磁束トラップすることなく確
実に動作する磁力計を得ることを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明による磁力計に
おいては、センサブロックの互いに所定の角度をなす複
数平面のそれぞれに固定したSQUIDと、上記SQU
IDを駆動する駆動回路と、上記駆動回路の出力を用い
て軸アライメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基
準となる初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近
似し算出する未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及
び上記未知数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算
出する磁界算出回路とを備えた従来の磁力計に校正用磁
界を発生させる基準信号発生回路、電流源及び磁界発生
コイルと、上記駆動回路の出力から校正用の基準信号の
みを取り出し基準信号と比較するバンドパスフィルタ及
び比較回路と、上記駆動回路の出力から校正信号を除去
するフィルタと、このフィルタの出力と上記比較回路の
出力を基に磁力計の出力変動を補正する補正回路を追加
したものである。
おいては、センサブロックの互いに所定の角度をなす複
数平面のそれぞれに固定したSQUIDと、上記SQU
IDを駆動する駆動回路と、上記駆動回路の出力を用い
て軸アライメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基
準となる初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近
似し算出する未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及
び上記未知数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算
出する磁界算出回路とを備えた従来の磁力計に校正用磁
界を発生させる基準信号発生回路、電流源及び磁界発生
コイルと、上記駆動回路の出力から校正用の基準信号の
みを取り出し基準信号と比較するバンドパスフィルタ及
び比較回路と、上記駆動回路の出力から校正信号を除去
するフィルタと、このフィルタの出力と上記比較回路の
出力を基に磁力計の出力変動を補正する補正回路を追加
したものである。
【0025】また、この発明による磁力計においては、
センサブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそ
れぞれに固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動
する駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライ
メント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初
期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出す
る未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知
数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界
算出回路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生さ
せる基準信号発生回路、電流源及び磁界発生コイルと、
上記駆動回路の出力から校正用の基準信号のみを取り出
し基準信号と比較するバンドパスフィルタ及び比較回路
と、上記バンドパスフィルタの出力を基に駆動回路の出
力から校正信号を除去する校正信号除去回路と、この校
正信号除去回路の出力と上記比較回路の出力を基に磁力
計の出力変動を補正する補正回路を追加したものであ
る。
センサブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそ
れぞれに固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動
する駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライ
メント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初
期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出す
る未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知
数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界
算出回路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生さ
せる基準信号発生回路、電流源及び磁界発生コイルと、
上記駆動回路の出力から校正用の基準信号のみを取り出
し基準信号と比較するバンドパスフィルタ及び比較回路
と、上記バンドパスフィルタの出力を基に駆動回路の出
力から校正信号を除去する校正信号除去回路と、この校
正信号除去回路の出力と上記比較回路の出力を基に磁力
計の出力変動を補正する補正回路を追加したものであ
る。
【0026】この発明による磁力計においては、センサ
ブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそれぞれ
に固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動する駆
動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメント
誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁束
値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未知
数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算出
回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出回
路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生させ、か
つ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変える基準
信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コイル及
び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力から校正
用の基準信号のみを取り出し基準信号と比較するバンド
パスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフィルタ
の出力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去する校
正信号除去回路と、この校正信号除去回路の出力と上記
比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正する補正
回路を追加したものである。
ブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそれぞれ
に固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動する駆
動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメント
誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁束
値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未知
数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算出
回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出回
路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生させ、か
つ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変える基準
信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コイル及
び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力から校正
用の基準信号のみを取り出し基準信号と比較するバンド
パスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフィルタ
の出力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去する校
正信号除去回路と、この校正信号除去回路の出力と上記
比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正する補正
回路を追加したものである。
【0027】また、この発明による磁力計においては、
センサブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそ
れぞれに固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動
する駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライ
メント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初
期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出す
る未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知
数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界
算出回路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生さ
せ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変え
る基準信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コ
イル及び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力か
ら校正用の基準信号のみを取り出し基準信号と比較する
バンドパスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフ
ィルタの出力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去
する校正信号除去回路と、この校正信号除去回路の出力
と上記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正す
る補正回路を追加し、さらに、上記比較回路の出力があ
る一定の範囲を越えた場合に異常を知らせる良否判別回
路を追加したものである。
センサブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそ
れぞれに固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動
する駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライ
メント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初
期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出す
る未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知
数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界
算出回路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生さ
せ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変え
る基準信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コ
イル及び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力か
ら校正用の基準信号のみを取り出し基準信号と比較する
バンドパスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフ
ィルタの出力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去
する校正信号除去回路と、この校正信号除去回路の出力
と上記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正す
る補正回路を追加し、さらに、上記比較回路の出力があ
る一定の範囲を越えた場合に異常を知らせる良否判別回
路を追加したものである。
【0028】この発明による磁力計においては、センサ
ブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそれぞれ
に固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動する駆
動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメント
誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁束
値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未知
数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算出
回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出回
路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生させ、か
つ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変える基準
信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コイル及
び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力から校正
用の基準信号を取り出し基準信号と比較するバンドパス
フィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフィルタの出
力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去する校正信
号除去回路と、この校正信号除去回路の出力と上記比較
回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正する補正回路
を追加し、さらに、上記磁界変化校正コイルの発生する
磁気歪みを補正する磁界補正回路及び補正コイルを追加
したものである。
ブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそれぞれ
に固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動する駆
動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメント
誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁束
値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未知
数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算出
回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出回
路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生させ、か
つ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変える基準
信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コイル及
び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力から校正
用の基準信号を取り出し基準信号と比較するバンドパス
フィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフィルタの出
力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去する校正信
号除去回路と、この校正信号除去回路の出力と上記比較
回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正する補正回路
を追加し、さらに、上記磁界変化校正コイルの発生する
磁気歪みを補正する磁界補正回路及び補正コイルを追加
したものである。
【0029】また、この発明による磁力計においては、
センサブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそ
れぞれに固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動
する駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライ
メント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初
期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出す
る未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知
数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界
算出回路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生さ
せ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変え
るとともに磁界を零に相殺する基準信号発生回路、相殺
電流源、磁界変化校正コイル及び地磁気測定用磁力計
と、上記駆動回路の出力から校正用の基準信号のみを取
り出し基準信号と比較するバンドパスフィルタ及び比較
回路と、上記バンドパスフィルタの出力を基に駆動回路
の出力から校正信号を除去する校正信号除去回路と、こ
の校正信号除去回路の出力と上記比較回路の出力を基に
磁力計の出力変動を補正する補正回路を追加したもので
ある。
センサブロックの互いに所定の角度をなす複数平面のそ
れぞれに固定したSQUIDと、上記SQUIDを駆動
する駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライ
メント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初
期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出す
る未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知
数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界
算出回路とを備えた従来の磁力計に校正用磁界を発生さ
せ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変え
るとともに磁界を零に相殺する基準信号発生回路、相殺
電流源、磁界変化校正コイル及び地磁気測定用磁力計
と、上記駆動回路の出力から校正用の基準信号のみを取
り出し基準信号と比較するバンドパスフィルタ及び比較
回路と、上記バンドパスフィルタの出力を基に駆動回路
の出力から校正信号を除去する校正信号除去回路と、こ
の校正信号除去回路の出力と上記比較回路の出力を基に
磁力計の出力変動を補正する補正回路を追加したもので
ある。
【0030】
実施の形態1 図1はこの発明の実施の形態1を示すブロック図であ
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5は従来と同一のもの、6は校正用の使用周波数帯
域外の正弦波の基準信号を発生する基準信号発生回路、
7は上記基準信号発生回路6の出力である基準信号を基
に、校正磁界用の電流を発生する電流源、8は上記SQ
UID1A、1B、1Cの周囲に配置し電流源7の出力
を用いて校正用の磁界を発生する磁界発生コイル、9
A、9B、9Cは上記駆動回路3A、3B、3Cの出力
から校正信号を除去するフィルタ、10A、10B、1
0Cは上記駆動回路3A、3B、3Cの出力から校正信
号を取り出すバンドパスフィルタ、11A、11B、1
1Cは上記バンドパスフィルタ10A、10B、10C
の出力と上記基準信号発生回路6の出力である基準信号
の大小を比較する比較回路、12A、12B、12Cは
上記比較回路11A、11B、11Cの出力を基に出力
変動を補正する補正回路、SK は上記基準信号発生回路
6から出力される基準信号、VHA、VHB、VHCは上記駆
動回路3A、3B、3Cから出力される信号、VFA、V
FB、VFCは上記フィルタ9A、9B、9Cから出力され
る磁界計測信号、SBA、SBB、SBCは上記バンドパスフ
ィルタ10A、10B、10Cから出力される校正信
号、SOA、SOB、SOCは上記比較回路11A、11B、
11Cから出力される変動信号、Δum 、Δvm 、Δw
m は時刻tm における駆動回路3A、3B、3Cの出
力、Δun 、Δvn 、Δwn は時刻tm 以後の時刻tn
における駆動回路3A、3B、3Cの出力、K1 、
K2 、…、K8 は未知数算出回路4の算出値、Fは磁界
算出回路5の算出値である。
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5は従来と同一のもの、6は校正用の使用周波数帯
域外の正弦波の基準信号を発生する基準信号発生回路、
7は上記基準信号発生回路6の出力である基準信号を基
に、校正磁界用の電流を発生する電流源、8は上記SQ
UID1A、1B、1Cの周囲に配置し電流源7の出力
を用いて校正用の磁界を発生する磁界発生コイル、9
A、9B、9Cは上記駆動回路3A、3B、3Cの出力
から校正信号を除去するフィルタ、10A、10B、1
0Cは上記駆動回路3A、3B、3Cの出力から校正信
号を取り出すバンドパスフィルタ、11A、11B、1
1Cは上記バンドパスフィルタ10A、10B、10C
の出力と上記基準信号発生回路6の出力である基準信号
の大小を比較する比較回路、12A、12B、12Cは
上記比較回路11A、11B、11Cの出力を基に出力
変動を補正する補正回路、SK は上記基準信号発生回路
6から出力される基準信号、VHA、VHB、VHCは上記駆
動回路3A、3B、3Cから出力される信号、VFA、V
FB、VFCは上記フィルタ9A、9B、9Cから出力され
る磁界計測信号、SBA、SBB、SBCは上記バンドパスフ
ィルタ10A、10B、10Cから出力される校正信
号、SOA、SOB、SOCは上記比較回路11A、11B、
11Cから出力される変動信号、Δum 、Δvm 、Δw
m は時刻tm における駆動回路3A、3B、3Cの出
力、Δun 、Δvn 、Δwn は時刻tm 以後の時刻tn
における駆動回路3A、3B、3Cの出力、K1 、
K2 、…、K8 は未知数算出回路4の算出値、Fは磁界
算出回路5の算出値である。
【0031】図2は上記比較回路11A、11B、11
Cの構成を比較回路11Aを代表として示したブロック
図である。図中、13A、13Bは全波整流用のブリッ
ジ整流回路、14A、14Bは平滑用抵抗器、15A、
15B、15C、15Dは平滑用コンデンサ、16A、
16Bはノッチフィルタ、17Aは差動増幅器、SBAは
校正信号、SK は基準信号、SOAは上記差動増幅器17
Aから出力される変動信号である。
Cの構成を比較回路11Aを代表として示したブロック
図である。図中、13A、13Bは全波整流用のブリッ
ジ整流回路、14A、14Bは平滑用抵抗器、15A、
15B、15C、15Dは平滑用コンデンサ、16A、
16Bはノッチフィルタ、17Aは差動増幅器、SBAは
校正信号、SK は基準信号、SOAは上記差動増幅器17
Aから出力される変動信号である。
【0032】図3は上記補正回路12A、12B、12
Cの構成を補正回路12Aを代表として示したブロック
図である。図中18は電圧分圧用抵抗器、19はFET
(Field Efect Transister)、
D、G、Sはそれぞれ上記FET19のドレイン、ゲー
ト、ソース、20Aは増幅器、VFAは磁界計測信号、S
OAは変動信号である。
Cの構成を補正回路12Aを代表として示したブロック
図である。図中18は電圧分圧用抵抗器、19はFET
(Field Efect Transister)、
D、G、Sはそれぞれ上記FET19のドレイン、ゲー
ト、ソース、20Aは増幅器、VFAは磁界計測信号、S
OAは変動信号である。
【0033】次にこの発明の実施の形態1による磁力計
の動作について説明する。以下の説明では従来の磁力計
が一例として航空機等の移動物体に搭載されている場合
と考え、地磁気を被測定磁界とみなす。
の動作について説明する。以下の説明では従来の磁力計
が一例として航空機等の移動物体に搭載されている場合
と考え、地磁気を被測定磁界とみなす。
【0034】まず、SQUID1A、1B、1Cを液体
ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転移させ、次
に駆動回路3A、3B、3CによりそれぞれSQUID
1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、この時刻に
於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁束を出力零
の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を磁界変化量
に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力する。
ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転移させ、次
に駆動回路3A、3B、3CによりそれぞれSQUID
1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、この時刻に
於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁束を出力零
の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を磁界変化量
に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力する。
【0035】この時、駆動回路3A、3B、3Cを構成
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、電流
源7、磁界発生コイル8、フィルタ9A、9B、9C、
バンドパスフィルタ10A、10B、10C、比較回路
11A、11B、11C及び補正回路12A、12B、
12Cが磁力計の出力変動を防いで、計測誤差を防止す
る。
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、電流
源7、磁界発生コイル8、フィルタ9A、9B、9C、
バンドパスフィルタ10A、10B、10C、比較回路
11A、11B、11C及び補正回路12A、12B、
12Cが磁力計の出力変動を防いで、計測誤差を防止す
る。
【0036】具体的には上記基準信号発生回路6は磁力
計の使用周波数帯域のDC〜10数kHz以外、例え
ば、数10kHz一定振幅の正弦波基準信号SK を発生
し、上記電流源7はこの基準信号SK を基に数10kH
zの正弦波電流を発生させ、上記磁界発生コイル8はこ
の電流を基に校正用の数10kHz一定振幅の正弦波磁
界を常時SQUID1A、1B、1Cに印加する。
計の使用周波数帯域のDC〜10数kHz以外、例え
ば、数10kHz一定振幅の正弦波基準信号SK を発生
し、上記電流源7はこの基準信号SK を基に数10kH
zの正弦波電流を発生させ、上記磁界発生コイル8はこ
の電流を基に校正用の数10kHz一定振幅の正弦波磁
界を常時SQUID1A、1B、1Cに印加する。
【0037】次にSQUID1A、1B、1Cと駆動回
路3A、3B、3Cにより外部磁界の大きさ及び上記校
正用の数10kHz一定振幅の正弦波磁界をそれぞれ磁
界計測信号、校正信号として両者が加算された状態で電
圧に変換するが、高域遮断周波数が10数kHzに設定
されているフィルタ9A、9B、9Cによって、この電
圧信号のうち、磁界計測信号VFA、VFB、VFCのみを取
り出し、上記バンドパスフィルタ10A、10B、10
Cは校正信号SBA、SBB、SBCのみを取り出す。
路3A、3B、3Cにより外部磁界の大きさ及び上記校
正用の数10kHz一定振幅の正弦波磁界をそれぞれ磁
界計測信号、校正信号として両者が加算された状態で電
圧に変換するが、高域遮断周波数が10数kHzに設定
されているフィルタ9A、9B、9Cによって、この電
圧信号のうち、磁界計測信号VFA、VFB、VFCのみを取
り出し、上記バンドパスフィルタ10A、10B、10
Cは校正信号SBA、SBB、SBCのみを取り出す。
【0038】上記基準信号SK とバンドパスフィルタ1
0Aで取り出された校正信号SBAは、それぞれ、比較回
路11Aのブリッジ整流回路13A、平滑用抵抗器14
A及び平滑用コンデンサ15A、15Bで構成される平
滑回路、ブリッジ整流回路13B、平滑用抵抗器14B
及び平滑用コンデンサ15C、15Dで構成される平滑
回路で正弦波の振幅に対応したDC電圧に変換され、さ
らに、DC電圧に変換された基準信号、校正信号は、数
10kHzの周波数のみを遮断するように設定されてい
るノッチフィルタ16A、16Bによって、それぞれ、
正弦波成分を完全に除去された後、上記差動増幅器17
Aによって後者から前者が減算されて両者の大小が比較
され、磁力計の変動分すなわち変動信号SOAとして出力
される。
0Aで取り出された校正信号SBAは、それぞれ、比較回
路11Aのブリッジ整流回路13A、平滑用抵抗器14
A及び平滑用コンデンサ15A、15Bで構成される平
滑回路、ブリッジ整流回路13B、平滑用抵抗器14B
及び平滑用コンデンサ15C、15Dで構成される平滑
回路で正弦波の振幅に対応したDC電圧に変換され、さ
らに、DC電圧に変換された基準信号、校正信号は、数
10kHzの周波数のみを遮断するように設定されてい
るノッチフィルタ16A、16Bによって、それぞれ、
正弦波成分を完全に除去された後、上記差動増幅器17
Aによって後者から前者が減算されて両者の大小が比較
され、磁力計の変動分すなわち変動信号SOAとして出力
される。
【0039】同様にバンドパスフィルタ10B、10C
で取り出された校正信号SBB、SBCもそれぞれ比較回路
11B、11CでDC電圧に変換された基準信号と大小
が比較され、磁力計の変動分すなわち変動信号SOB、S
OCとして出力される。
で取り出された校正信号SBB、SBCもそれぞれ比較回路
11B、11CでDC電圧に変換された基準信号と大小
が比較され、磁力計の変動分すなわち変動信号SOB、S
OCとして出力される。
【0040】次に上記磁界計測信号VFA、変動信号SOA
は上記補正回路12Aのそれぞれ電圧分圧用抵抗器1
8、FET19のゲートGに入力されて、変動信号SO
の電圧に逆比例して上記FET19のドレインD−ソー
スS間の動作抵抗RDSが変化するように制御し、この動
作抵抗RDSと上記電圧分圧用抵抗器18の抵抗値RB に
より次式に示す分圧比Kに分圧して、上記磁力計の変動
分を打ち消した磁界計測出力Δum として出力する。
は上記補正回路12Aのそれぞれ電圧分圧用抵抗器1
8、FET19のゲートGに入力されて、変動信号SO
の電圧に逆比例して上記FET19のドレインD−ソー
スS間の動作抵抗RDSが変化するように制御し、この動
作抵抗RDSと上記電圧分圧用抵抗器18の抵抗値RB に
より次式に示す分圧比Kに分圧して、上記磁力計の変動
分を打ち消した磁界計測出力Δum として出力する。
【0041】
【数7】
【0042】磁界計測信号VFB、VFC及び変動信号
SOB、SOCもそれぞれ上記補正回路12B、12Cに入
力されて、同様の方法で上記磁力計の変動分を打ち消し
磁界計測出力Δvm 、Δwm として出力する。
SOB、SOCもそれぞれ上記補正回路12B、12Cに入
力されて、同様の方法で上記磁力計の変動分を打ち消し
磁界計測出力Δvm 、Δwm として出力する。
【0043】上記磁界計測出力Δum 、Δvm 、Δwm
は航空機の旋回等に伴い地磁気の入射角度が変化するた
めに時々刻々と変化するが、飛行高度を十分高くするな
どして地磁気Hを一定にした状態で旋回、または、回転
機構で回転させることによってセンサブロックの姿勢を
変えながら、時刻t1 、t2 、…、t9 における駆動回
路3A、3B、3Cの出力の組(Δu1 、Δv1 、Δw
1 )、(Δu2 、Δv2 、Δw2 )、…、(Δu9 、Δ
v9 、Δw9 )を計測し、未知数算出回路4に送る。次
に未知数算出回路4において、これら9組の数値を式
(7)に代入して連立一次方程式を解いてK1 、K2 、
…、K8 の値を算出し、算出値を磁界算出回路5に送
る。
は航空機の旋回等に伴い地磁気の入射角度が変化するた
めに時々刻々と変化するが、飛行高度を十分高くするな
どして地磁気Hを一定にした状態で旋回、または、回転
機構で回転させることによってセンサブロックの姿勢を
変えながら、時刻t1 、t2 、…、t9 における駆動回
路3A、3B、3Cの出力の組(Δu1 、Δv1 、Δw
1 )、(Δu2 、Δv2 、Δw2 )、…、(Δu9 、Δ
v9 、Δw9 )を計測し、未知数算出回路4に送る。次
に未知数算出回路4において、これら9組の数値を式
(7)に代入して連立一次方程式を解いてK1 、K2 、
…、K8 の値を算出し、算出値を磁界算出回路5に送
る。
【0044】次に時刻tm 以後の時刻tn においては駆
動回路3A、3B、3Cの出力Δun 、Δvn 、Δwn
を磁界算出回路5に送る。磁界算出回路5は式(7)に
K1、K2 、…、K8 とΔun 、Δvn 、Δwn の値を
代入してF(Δun 、Δvn、Δwn )を算出する。こ
の出力は、例えば、Fの値の変化から地磁気の変化を検
出し、磁性体を発見するのに用いられる。
動回路3A、3B、3Cの出力Δun 、Δvn 、Δwn
を磁界算出回路5に送る。磁界算出回路5は式(7)に
K1、K2 、…、K8 とΔun 、Δvn 、Δwn の値を
代入してF(Δun 、Δvn、Δwn )を算出する。こ
の出力は、例えば、Fの値の変化から地磁気の変化を検
出し、磁性体を発見するのに用いられる。
【0045】実施の形態2 図4はこの発明の実施の形態2を示すブロック図であ
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、7、8、10A、10B、10C、11
A、11B、11C、12A、12B、12Cは実施形
態1と同一のもの、21A、21B、21Cは上記バン
ドパスフィルタ10A、10B、10Cの出力を基に上
記駆動回路3A、3B、3Cの出力に含まれる校正信号
を除去する校正信号除去回路である。
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、7、8、10A、10B、10C、11
A、11B、11C、12A、12B、12Cは実施形
態1と同一のもの、21A、21B、21Cは上記バン
ドパスフィルタ10A、10B、10Cの出力を基に上
記駆動回路3A、3B、3Cの出力に含まれる校正信号
を除去する校正信号除去回路である。
【0046】尚、図4中に記載したVHA、VHB、VHC、
VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、SBC、SOA、SOB、S
OC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、Δ
wn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信号
と同一のものである。
VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、SBC、SOA、SOB、S
OC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、Δ
wn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信号
と同一のものである。
【0047】図5は上記校正信号除去回路21A、21
B、21Cの構成を校正信号除去回路21Aを代表とし
て示した図である。図中、17Bは17Aと同一の差動
増幅器、20Bは20Aと同一の増幅器、SBA、V
HAは、それぞれ、校正信号、駆動回路3Aの出力であ
る。
B、21Cの構成を校正信号除去回路21Aを代表とし
て示した図である。図中、17Bは17Aと同一の差動
増幅器、20Bは20Aと同一の増幅器、SBA、V
HAは、それぞれ、校正信号、駆動回路3Aの出力であ
る。
【0048】次にこの発明の実施形態2による磁力計の
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させ、次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれぞれ
SQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、
この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁
束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を
磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力
する。
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させ、次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれぞれ
SQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、
この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁
束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を
磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力
する。
【0049】この時、駆動回路3A、3B、3Cを構成
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、電流
源7、磁界発生コイル8及びバンドパスフィルタ10
A、10B、10Cにより、実施形態1と同様に校正用
の基準信号SK を発生させるとともに校正信号SBA、S
BB、SBCを算出し、さらに、上記比較回路11A、11
B、11Cで磁力計の変動分を変動信号SOA、SOB、S
OCとして出力する一方、上記校正信号SBA、駆動回路3
Aの出力VHAは、それぞれ、校正信号除去回路21Aの
増幅器20B、差動増幅器17Bに入力されて、先ず校
正信号SBAの振幅が駆動回路3Aの出力VHAに含まれて
いる校正信号の振幅に合わされて、次に、上記差動増幅
器17Bにより駆動回路3Aの出力VHAから上記振幅の
合わせた校正信号を減算して上記駆動回路3Aの出力V
HAに含まれている校正信号を除去し磁界計測信号VFAの
みを取り出す。
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、電流
源7、磁界発生コイル8及びバンドパスフィルタ10
A、10B、10Cにより、実施形態1と同様に校正用
の基準信号SK を発生させるとともに校正信号SBA、S
BB、SBCを算出し、さらに、上記比較回路11A、11
B、11Cで磁力計の変動分を変動信号SOA、SOB、S
OCとして出力する一方、上記校正信号SBA、駆動回路3
Aの出力VHAは、それぞれ、校正信号除去回路21Aの
増幅器20B、差動増幅器17Bに入力されて、先ず校
正信号SBAの振幅が駆動回路3Aの出力VHAに含まれて
いる校正信号の振幅に合わされて、次に、上記差動増幅
器17Bにより駆動回路3Aの出力VHAから上記振幅の
合わせた校正信号を減算して上記駆動回路3Aの出力V
HAに含まれている校正信号を除去し磁界計測信号VFAの
みを取り出す。
【0050】校正信号SBB、SBC及び駆動回路3A、3
Bの出力VHB、VHCもそれぞれ校正信号除去回路21
B、21Cに入力され、同様にして、それぞれ上記駆動
回路3A、3Bの出力VHB、VHCに含まれている磁界計
測信号VFB、VFCのみを取り出す。
Bの出力VHB、VHCもそれぞれ校正信号除去回路21
B、21Cに入力され、同様にして、それぞれ上記駆動
回路3A、3Bの出力VHB、VHCに含まれている磁界計
測信号VFB、VFCのみを取り出す。
【0051】次に上記磁界計測信号VFA、VFB、VFC及
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態1と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力する。
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態1と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力する。
【0052】上記磁界計測出力Δum 、Δvm 、Δwm
は航空機の旋回等に伴い地磁気の入射角度が変化するた
めに時々刻々と変化するが、実施形態1と全く同様に、
飛行高度を十分高くするなどして地磁気Hを一定にした
状態で旋回、または、回転機構で回転させることによっ
てセンサブロックの姿勢を変えながら、時刻t1 、
t2 、…、t9 における駆動回路3A、3B、3Cの出
力の組(Δu1 、Δv1 、Δw1 )、(Δu2 、Δ
v2 、Δw2 )、…、(Δu9 、Δv9 、Δw9 )を計
測し、連立一次方程式を解いてK1 、K2 、…、K8 の
値を算出し、さらに、磁界算出回路5により、式(7)
にK1 、K2 、…、K8 と時刻tm 以後の時刻tn にお
いて駆動回路3A、3B、3Cから出力される(Δ
un 、Δvn 、Δwn)の値を代入して、F(Δun 、
Δvn 、Δwn )を算出する。この出力は、例えば、F
の値の変化から地磁気の変化を検出し、磁性体を発見す
るのに用いられる。
は航空機の旋回等に伴い地磁気の入射角度が変化するた
めに時々刻々と変化するが、実施形態1と全く同様に、
飛行高度を十分高くするなどして地磁気Hを一定にした
状態で旋回、または、回転機構で回転させることによっ
てセンサブロックの姿勢を変えながら、時刻t1 、
t2 、…、t9 における駆動回路3A、3B、3Cの出
力の組(Δu1 、Δv1 、Δw1 )、(Δu2 、Δ
v2 、Δw2 )、…、(Δu9 、Δv9 、Δw9 )を計
測し、連立一次方程式を解いてK1 、K2 、…、K8 の
値を算出し、さらに、磁界算出回路5により、式(7)
にK1 、K2 、…、K8 と時刻tm 以後の時刻tn にお
いて駆動回路3A、3B、3Cから出力される(Δ
un 、Δvn 、Δwn)の値を代入して、F(Δun 、
Δvn 、Δwn )を算出する。この出力は、例えば、F
の値の変化から地磁気の変化を検出し、磁性体を発見す
るのに用いられる。
【0053】実施の形態3 図6はこの発明の実施の形態3を示すブロック図であ
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、10A、10B、10C、11A、11
B、11C、12A、12B、12C、21A、21
B、21Cは実施形態2と同一のもの、22A、22
B、22Cは地磁気の3成分と後述するエレベーション
角、アジマス角を計測する地磁気測定用磁力計、23は
上記地磁気測定用磁力計22A、22B、22Cの出力
及び上記基準信号発生回路6の出力を基に校正磁界用の
電流及び磁界入射角変更用の電流を発生する磁界変化電
流源、24A、24B、24Cは上記磁界変化電流源2
3の電流を基に校正用の磁界を発生し、かつ、SQUI
D1A、1B、1Cに入射する磁界の向きを変える磁界
変化校正コイルで、ここでは磁界変化校正コイルは上記
SQUID1A、1B、1Cの周囲に直交三軸に配置す
る場合を示している。
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、10A、10B、10C、11A、11
B、11C、12A、12B、12C、21A、21
B、21Cは実施形態2と同一のもの、22A、22
B、22Cは地磁気の3成分と後述するエレベーション
角、アジマス角を計測する地磁気測定用磁力計、23は
上記地磁気測定用磁力計22A、22B、22Cの出力
及び上記基準信号発生回路6の出力を基に校正磁界用の
電流及び磁界入射角変更用の電流を発生する磁界変化電
流源、24A、24B、24Cは上記磁界変化電流源2
3の電流を基に校正用の磁界を発生し、かつ、SQUI
D1A、1B、1Cに入射する磁界の向きを変える磁界
変化校正コイルで、ここでは磁界変化校正コイルは上記
SQUID1A、1B、1Cの周囲に直交三軸に配置す
る場合を示している。
【0054】尚、図6中に記載したVHA、VHB、VHC、
VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、S BC、SOA、SOB、S
OC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、Δ
wn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信号
と同一のものである。
VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、S BC、SOA、SOB、S
OC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、Δ
wn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信号
と同一のものである。
【0055】次にこの発明の実施形態3による磁力計の
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させ、次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれぞれ
SQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、
この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁
束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を
磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力
する。
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させ、次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれぞれ
SQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、
この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁
束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を
磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力
する。
【0056】この時、駆動回路3A、3B、3Cを構成
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記磁界変化電流源23は上記
基準信号発生回路6の基準信号SK を基に校正用磁界の
3組の数10kHzの正弦波電流を発生させると共に後
述する磁界入射角変更用の電流を発生させるようになっ
ており、また、磁界変化校正コイル24A、24B、2
4Cは上記磁界変化電流源23の電流を基に校正用磁界
と後述する磁界入射角変更用の磁界をSQUID1A、
1B、1Cに印加するようになっており、これらと、バ
ンドパスフィルタ10A、10B、10Cにより、実施
形態2と同様に校正用の基準信号SK を発生させるとと
もに校正信号SBA、SBB、SBCを算出し、さらに、上記
比較回路11A、11B、11Cで磁力計の変動分を変
動信号SOA、SOB、SOCとして出力する一方、上記校正
信号SBA、駆動回路3Aの出力VHAは、それぞれ、校正
信号除去回路21Aの増幅器20B、差動増幅器17B
に入力されて、先ず校正信号SBAの振幅が駆動回路3A
の出力VHAに含まれている校正信号の振幅に合わされ
て、次に、上記差動増幅器17Bにより駆動回路3Aの
出力VHAから上記振幅の合わせた校正信号を減算して上
記駆動回路3Aの出力VHAに含まれている校正信号を除
去し磁界計測信号VFAのみを取り出す。
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記磁界変化電流源23は上記
基準信号発生回路6の基準信号SK を基に校正用磁界の
3組の数10kHzの正弦波電流を発生させると共に後
述する磁界入射角変更用の電流を発生させるようになっ
ており、また、磁界変化校正コイル24A、24B、2
4Cは上記磁界変化電流源23の電流を基に校正用磁界
と後述する磁界入射角変更用の磁界をSQUID1A、
1B、1Cに印加するようになっており、これらと、バ
ンドパスフィルタ10A、10B、10Cにより、実施
形態2と同様に校正用の基準信号SK を発生させるとと
もに校正信号SBA、SBB、SBCを算出し、さらに、上記
比較回路11A、11B、11Cで磁力計の変動分を変
動信号SOA、SOB、SOCとして出力する一方、上記校正
信号SBA、駆動回路3Aの出力VHAは、それぞれ、校正
信号除去回路21Aの増幅器20B、差動増幅器17B
に入力されて、先ず校正信号SBAの振幅が駆動回路3A
の出力VHAに含まれている校正信号の振幅に合わされ
て、次に、上記差動増幅器17Bにより駆動回路3Aの
出力VHAから上記振幅の合わせた校正信号を減算して上
記駆動回路3Aの出力VHAに含まれている校正信号を除
去し磁界計測信号VFAのみを取り出す。
【0057】校正信号SBB、SBC及び駆動回路3A、3
Bの出力VHB、VHCもそれぞれ校正信号除去回路21
B、21Cに入力され、同様にして、それぞれ上記駆動
回路3A、3Bの出力VHB、VHCに含まれている磁界計
測信号VFB、VFCのみを取り出す。
Bの出力VHB、VHCもそれぞれ校正信号除去回路21
B、21Cに入力され、同様にして、それぞれ上記駆動
回路3A、3Bの出力VHB、VHCに含まれている磁界計
測信号VFB、VFCのみを取り出す。
【0058】次に上記磁界計測信号VFA、VFB、VFC及
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態2と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力する。
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態2と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力する。
【0059】ここで地磁気HとSQUID1A、1B、
1Cとの入射角度の関係を直交座標系で考えてみる。図
7は地磁気Hとxyz直交座標系との関係を示したもの
であり、時刻tm での地磁気Hを極座標(H、Θm 、Φ
m )で表わすと地磁気Hの直交座標系での成分表示
Hxm、Hym、Hzmは次式のような関係が成立する。ここ
で、Θm はz軸と地磁気Hとのなす角度、Φm はxz平
面と地磁気Hとのなす角度である。(以後これらの角度
のことをそれぞれエレベーション角、アジマス角と呼
ぶ)
1Cとの入射角度の関係を直交座標系で考えてみる。図
7は地磁気Hとxyz直交座標系との関係を示したもの
であり、時刻tm での地磁気Hを極座標(H、Θm 、Φ
m )で表わすと地磁気Hの直交座標系での成分表示
Hxm、Hym、Hzmは次式のような関係が成立する。ここ
で、Θm はz軸と地磁気Hとのなす角度、Φm はxz平
面と地磁気Hとのなす角度である。(以後これらの角度
のことをそれぞれエレベーション角、アジマス角と呼
ぶ)
【0060】
【数8】
【0061】ここで、Cは磁界変化校正コイル24A、
24B、24Cの寸法、取り付け位置等によって決まる
比例定数、Ixm、Iym、Izmはそれぞれ磁界変化校正コ
イル24A、24B、24Cにより、上記地磁気成分H
xm、Hym、Hzmと等価な磁界を発生させるのに必要な電
流である。
24B、24Cの寸法、取り付け位置等によって決まる
比例定数、Ixm、Iym、Izmはそれぞれ磁界変化校正コ
イル24A、24B、24Cにより、上記地磁気成分H
xm、Hym、Hzmと等価な磁界を発生させるのに必要な電
流である。
【0062】図8は地磁気Hの大きさを変えずにSQU
ID1A、1B、1Cに入射する入射角度をエレベーシ
ョン、アジマス方向にそれぞれΔΘ、ΔΦだけ変化させ
た時の図である。その時の地磁気成分Hxm+1、Hym+1、
Hzm+1とこれと等価な磁界を発生させるのに必要な電流
Ixm+1、Iym+1、Izm+1は式(16)〜(18)のよう
に表わされる。
ID1A、1B、1Cに入射する入射角度をエレベーシ
ョン、アジマス方向にそれぞれΔΘ、ΔΦだけ変化させ
た時の図である。その時の地磁気成分Hxm+1、Hym+1、
Hzm+1とこれと等価な磁界を発生させるのに必要な電流
Ixm+1、Iym+1、Izm+1は式(16)〜(18)のよう
に表わされる。
【0063】
【数9】
【0064】このとき、入射角度をエレベーション、ア
ジマス方向にそれぞれΔΘ、ΔΦだけ変えるのに必要な
電流ΔIx 、ΔIy 、ΔIZ は式(12)〜(15)及
び式(16)〜(18)より式(19)〜(21)で表
わされる。
ジマス方向にそれぞれΔΘ、ΔΦだけ変えるのに必要な
電流ΔIx 、ΔIy 、ΔIZ は式(12)〜(15)及
び式(16)〜(18)より式(19)〜(21)で表
わされる。
【0065】
【数10】
【0066】そこで、飛行高度を十分高くするなどして
地磁気Hを一定にした状態で、例えば、フラックスゲー
ト磁力計を使用した地磁気測定用磁力計22A、22
B、22Cで時刻t1 における地磁気成分(Hx1、
Hy1、Hz1)、エレベーション角Θ1 、アジマス角Φ1
を計測し、上記磁界変化電流源23に送る。
地磁気Hを一定にした状態で、例えば、フラックスゲー
ト磁力計を使用した地磁気測定用磁力計22A、22
B、22Cで時刻t1 における地磁気成分(Hx1、
Hy1、Hz1)、エレベーション角Θ1 、アジマス角Φ1
を計測し、上記磁界変化電流源23に送る。
【0067】次に磁界変化電流源23では、前述の校正
磁界用の正弦波電流を発生すると共に、式(19)〜
(21)により、入射角度をΔΘ、ΔΦだけ変えるのに
必要な電流ΔIx 、ΔIy 、ΔIZ を時々刻々算出し
て、上記磁界変化校正コイル24A、24B、24Cに
送り込み、地磁気Hの入射角度を(Hx2、Hy2、
Hz2)、(Hx3、Hy3、Hz3)、…、(Hx9、Hy9、H
z9)と電気的に変える。
磁界用の正弦波電流を発生すると共に、式(19)〜
(21)により、入射角度をΔΘ、ΔΦだけ変えるのに
必要な電流ΔIx 、ΔIy 、ΔIZ を時々刻々算出し
て、上記磁界変化校正コイル24A、24B、24Cに
送り込み、地磁気Hの入射角度を(Hx2、Hy2、
Hz2)、(Hx3、Hy3、Hz3)、…、(Hx9、Hy9、H
z9)と電気的に変える。
【0068】このように、地磁気測定用磁力計22A、
22B、22C、磁界変化電流源23及び磁界変化校正
コイル24A、24B、24Cを用いて校正用の正弦波
磁界を発生すると共に、地磁気Hの入射角度を電気的に
変えながら、時刻t1 、t2、…、t9 における駆動回
路3A、3B、3Cの出力の組(Δu1 、Δv1 、Δw
1 )、(Δu2 、Δv2 、Δw2 )、…、(Δu9 、Δ
v9 、Δw9 )を計測し、未知数算出回路4に送る。
22B、22C、磁界変化電流源23及び磁界変化校正
コイル24A、24B、24Cを用いて校正用の正弦波
磁界を発生すると共に、地磁気Hの入射角度を電気的に
変えながら、時刻t1 、t2、…、t9 における駆動回
路3A、3B、3Cの出力の組(Δu1 、Δv1 、Δw
1 )、(Δu2 、Δv2 、Δw2 )、…、(Δu9 、Δ
v9 、Δw9 )を計測し、未知数算出回路4に送る。
【0069】次に未知数算出回路4では、これら9組の
数値を式(9)に代入して連立一次方程式を解いて
K1 、K2 、…、K8 の値を算出し、算出値を磁界算出
回路5に送る。磁界算出回路5では式(8)にK1 、K
2 、…、K8 と時刻tm 以後の時刻tn において駆動回
路3A、3B、3Cから出力される(Δun 、Δvn 、
Δwn)の値を代入して、F(Δun 、Δvn 、Δ
wn )を算出する。この出力は、例えば、Fの値の変化
から地磁気の変化を検出し、磁性体を発見するのに用い
られる。
数値を式(9)に代入して連立一次方程式を解いて
K1 、K2 、…、K8 の値を算出し、算出値を磁界算出
回路5に送る。磁界算出回路5では式(8)にK1 、K
2 、…、K8 と時刻tm 以後の時刻tn において駆動回
路3A、3B、3Cから出力される(Δun 、Δvn 、
Δwn)の値を代入して、F(Δun 、Δvn 、Δ
wn )を算出する。この出力は、例えば、Fの値の変化
から地磁気の変化を検出し、磁性体を発見するのに用い
られる。
【0070】実施の形態4 図9はこの発明の実施の形態4を示すブロック図であ
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、10A、10B、10C、11A、11
B、11C、12A、12B、12C、21A、21
B、21C、22A、22B、22C、23、24A、
24B、24Cは実施形態3と同一のもの、25は上記
比較回路11A、11B、11Cの出力を基にSQUI
D及び回路の良否を判別する良否判別回路である。
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、10A、10B、10C、11A、11
B、11C、12A、12B、12C、21A、21
B、21C、22A、22B、22C、23、24A、
24B、24Cは実施形態3と同一のもの、25は上記
比較回路11A、11B、11Cの出力を基にSQUI
D及び回路の良否を判別する良否判別回路である。
【0071】尚、図9中に記載したVHA、VHB、VHC、
VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、SBC、SOA、SOB、S
OC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、Δ
wn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信号
と同一のものである。
VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、SBC、SOA、SOB、S
OC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、Δ
wn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信号
と同一のものである。
【0072】図10は上記良否判別回路25の構成の一
例を示すブロック図である。図中、26A、26B、2
6C、26D、26E、26Fはコンパレータ、27
A、27B、27C、27D、27E、27Fは基準電
圧源、SOA、SOB、SOCは変動信号である。
例を示すブロック図である。図中、26A、26B、2
6C、26D、26E、26Fはコンパレータ、27
A、27B、27C、27D、27E、27Fは基準電
圧源、SOA、SOB、SOCは変動信号である。
【0073】次にこの発明の実施形態4による磁力計の
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させ、次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれぞれ
SQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、
この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁
束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を
磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力
する。
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させ、次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれぞれ
SQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、
この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁
束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を
磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力
する。
【0074】この時、駆動回路3A、3B、3Cを構成
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、磁界
変化電流源23、磁界変化校正コイル24A、24B、
24C及びバンドパスフィルタ10A、10B、10C
により、実施形態3と全く同様に校正用の基準信号SK
を発生させるとともに校正信号SBA、SBB、SBCを算出
し、さらに、上記比較回路11A、11B、11Cで磁
力計の変動分を変動信号SOA、SOB、SOCとして出力す
る一方、上記校正信号除去回路21A、21B、21C
により駆動回路3A、3B、3Cの出力VHA、VHB、V
HCに含まれている校正信号SBA、SBB、SBCを除去して
磁界計測信号VFA、VFB、VFCのみを取り出す。
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、磁界
変化電流源23、磁界変化校正コイル24A、24B、
24C及びバンドパスフィルタ10A、10B、10C
により、実施形態3と全く同様に校正用の基準信号SK
を発生させるとともに校正信号SBA、SBB、SBCを算出
し、さらに、上記比較回路11A、11B、11Cで磁
力計の変動分を変動信号SOA、SOB、SOCとして出力す
る一方、上記校正信号除去回路21A、21B、21C
により駆動回路3A、3B、3Cの出力VHA、VHB、V
HCに含まれている校正信号SBA、SBB、SBCを除去して
磁界計測信号VFA、VFB、VFCのみを取り出す。
【0075】次に上記磁界計測信号VFA、VFB、VFC及
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態3と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力すると共に上記変動信
号SOA、SOB、SOCをそれぞれ良否判別回路25のコン
パレータ26A、26B及び基準電圧源27A、27B
で構成されたウィンドウコンパレータ、コンパレータ2
6C、26D及び基準電圧源27C、27Dで構成され
たウィンドウコンパレータ、コンパレータ26E、26
F及び基準電圧源27E、27Fで構成されたウィンド
ウコンパレータに送り込み、それぞれ、基準電圧源27
Aと27B、基準電圧源27Cと27D、基準電圧源2
7Eと27Fで、例えば、DC電圧に変換された基準信
号の1/2、2倍に設定されている下限値、上限値の範
囲内に入っているか否か判別し、範囲外の時には良否判
別信号VGA、VGB、VGCをLowレベルにして、それぞ
れ、SQUID1A、1B、1C及び駆動回路3A、3
B、3Cに異常があることを報知する。
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態3と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力すると共に上記変動信
号SOA、SOB、SOCをそれぞれ良否判別回路25のコン
パレータ26A、26B及び基準電圧源27A、27B
で構成されたウィンドウコンパレータ、コンパレータ2
6C、26D及び基準電圧源27C、27Dで構成され
たウィンドウコンパレータ、コンパレータ26E、26
F及び基準電圧源27E、27Fで構成されたウィンド
ウコンパレータに送り込み、それぞれ、基準電圧源27
Aと27B、基準電圧源27Cと27D、基準電圧源2
7Eと27Fで、例えば、DC電圧に変換された基準信
号の1/2、2倍に設定されている下限値、上限値の範
囲内に入っているか否か判別し、範囲外の時には良否判
別信号VGA、VGB、VGCをLowレベルにして、それぞ
れ、SQUID1A、1B、1C及び駆動回路3A、3
B、3Cに異常があることを報知する。
【0076】次に地磁気測定用磁力計22A、22B、
22C、上記磁界変化電流源23、磁界変化校正コイル
24A、24B、24C及び未知数算出回路4によっ
て、実施形態3と全く同様に、地磁気Hの入射角度を電
気的に変えることにより、連立一次方程式を解いて
K1 、K2 、…、K8 の値を算出し、さらに、磁界算出
回路5により、式(8)にK1 、K2 、…、K8 と時刻
tm 以後の時刻tn において駆動回路3A、3B、3C
から出力される(Δun 、Δvn 、Δwn )の値を代入
して、F(Δun 、Δvn 、Δwn )を算出する。この
出力は、例えば、Fの値の変化から地磁気の変化を検出
し、磁性体を発見するのに用いられる。
22C、上記磁界変化電流源23、磁界変化校正コイル
24A、24B、24C及び未知数算出回路4によっ
て、実施形態3と全く同様に、地磁気Hの入射角度を電
気的に変えることにより、連立一次方程式を解いて
K1 、K2 、…、K8 の値を算出し、さらに、磁界算出
回路5により、式(8)にK1 、K2 、…、K8 と時刻
tm 以後の時刻tn において駆動回路3A、3B、3C
から出力される(Δun 、Δvn 、Δwn )の値を代入
して、F(Δun 、Δvn 、Δwn )を算出する。この
出力は、例えば、Fの値の変化から地磁気の変化を検出
し、磁性体を発見するのに用いられる。
【0077】実施の形態5 図11はこの発明の実施の形態5を示すブロック図であ
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、10A、10B、10C、11A、11
B、11C、12A、12B、12C、21A、21
B、21C、22A、22B、22C、23、24A、
24B、24Cは実施形態3と同一のもの、28A、2
8B、28Cは上記磁界変化校正コイル24A、24
B、24Cの発生する磁気歪みを補正する補正コイルで
あり、ここでは一例として、上記磁界変化校正コイル2
4A、24B、24Cより寸法の小さいコイルを同心円
上に配置した場合を示している。29は上記磁界変化電
流源23の出力を用いて上記補正コイル24A、24
B、24Cに補正電流を供給する磁界補正回路である。
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、10A、10B、10C、11A、11
B、11C、12A、12B、12C、21A、21
B、21C、22A、22B、22C、23、24A、
24B、24Cは実施形態3と同一のもの、28A、2
8B、28Cは上記磁界変化校正コイル24A、24
B、24Cの発生する磁気歪みを補正する補正コイルで
あり、ここでは一例として、上記磁界変化校正コイル2
4A、24B、24Cより寸法の小さいコイルを同心円
上に配置した場合を示している。29は上記磁界変化電
流源23の出力を用いて上記補正コイル24A、24
B、24Cに補正電流を供給する磁界補正回路である。
【0078】尚、図11中に記載したVHA、VHB、
VHC、VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、SBC、SOA、S
OB、SOC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、
Δwn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信
号と同一のものである。
VHC、VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、SBC、SOA、S
OB、SOC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、
Δwn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信
号と同一のものである。
【0079】次にこの発明の実施形態5による磁力計の
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させ、次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれぞれ
SQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、
この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁
束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を
磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力
する。
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させ、次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれぞれ
SQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさせ、
この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖交磁
束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化量を
磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして出力
する。
【0080】この時、駆動回路3A、3B、3Cを構成
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、磁界
変化電流源23、磁界変化校正コイル24A、24B、
24C及びバンドパスフィルタ10A、10B、10C
により、実施形態3と全く同様に校正用の基準信号SK
を発生させるとともに校正信号SBA、SBB、SBCを算出
し、さらに、上記比較回路11A、11B、11Cで磁
力計の変動分を変動信号SOA、SOB、SOCとして出力す
る一方、上記校正信号除去回路21A、21B、21C
により駆動回路3A、3B、3Cの出力VHA、VHB、V
HCに含まれている校正信号SBA、SBB、SBCを除去して
磁界計測信号VFA、VFB、VFCのみを取り出す。
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、磁界
変化電流源23、磁界変化校正コイル24A、24B、
24C及びバンドパスフィルタ10A、10B、10C
により、実施形態3と全く同様に校正用の基準信号SK
を発生させるとともに校正信号SBA、SBB、SBCを算出
し、さらに、上記比較回路11A、11B、11Cで磁
力計の変動分を変動信号SOA、SOB、SOCとして出力す
る一方、上記校正信号除去回路21A、21B、21C
により駆動回路3A、3B、3Cの出力VHA、VHB、V
HCに含まれている校正信号SBA、SBB、SBCを除去して
磁界計測信号VFA、VFB、VFCのみを取り出す。
【0081】次に上記磁界計測信号VFA、VFB、VFC及
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態3と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力する。
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態3と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力する。
【0082】次に飛行高度を十分高くするなどして地磁
気Hを一定にした状態で、磁界変化校正コイル24A、
24B、24C、地磁気測定用磁力計22A、22B、
22C、磁界変化電流源23を用いて地磁気Hの入射角
度を(Hx2、Hy2、Hz2)、(Hx3、Hy3、Hz3)、
…、(Hx9、Hy9、Hz9)と電気的に変える。
気Hを一定にした状態で、磁界変化校正コイル24A、
24B、24C、地磁気測定用磁力計22A、22B、
22C、磁界変化電流源23を用いて地磁気Hの入射角
度を(Hx2、Hy2、Hz2)、(Hx3、Hy3、Hz3)、
…、(Hx9、Hy9、Hz9)と電気的に変える。
【0083】しかし、入射角度をΔΘ、ΔΦだけ変える
のに必要な電流ΔIx 、ΔIy 、ΔIz を入力して上記
磁界変化校正コイル24A、24B、24Cが入射角度
変更用の磁界を発生する際に、SQUID1A、1B、
1C近傍の磁界を歪ませて、次式に示す磁気歪み(Δh
x 、Δhy 、Δhz )を生じる。
のに必要な電流ΔIx 、ΔIy 、ΔIz を入力して上記
磁界変化校正コイル24A、24B、24Cが入射角度
変更用の磁界を発生する際に、SQUID1A、1B、
1C近傍の磁界を歪ませて、次式に示す磁気歪み(Δh
x 、Δhy 、Δhz )を生じる。
【0084】
【数11】
【0085】ここで、M1、M2、M3は磁界変化校正
コイル24A、24B、24Cの寸法、取付け位置、上
記コイルに流す電流等によって決まる定数であり、Δi
x 、Δiy 、Δiz は上記磁気歪み(Δhx 、Δhy 、
Δhz )と等価な磁界を発生させるのに必要な電流であ
る。
コイル24A、24B、24Cの寸法、取付け位置、上
記コイルに流す電流等によって決まる定数であり、Δi
x 、Δiy 、Δiz は上記磁気歪み(Δhx 、Δhy 、
Δhz )と等価な磁界を発生させるのに必要な電流であ
る。
【0086】その結果、時刻t1 、t2 、…、t9 にお
ける駆動回路3A、3B、3Cの出力の組(Δu1 、Δ
v1 、Δw1 )、(Δu2 、Δv2 、Δw2 )、…、
(Δu9 、Δv9 、Δw9 )に若干の計測誤差を生じ
る。補正コイル28A、28B、28C及び磁界補正回
路29は上記磁界変化校正コイル24A、24B、24
Cが発生する磁気歪みを補正するためのものであり、ま
ず磁界補正回路29が磁界変化電流源23の電流出力Δ
Ix 、ΔIy 、ΔIz を入力して、式(22)〜(2
4)より、上記磁気歪みと逆向きの補正磁界(−Δ
hx 、−Δhy 、−Δhz )を発生するための補正電流
を上記補正コイル28A、28B、28Cに送り込む。
ける駆動回路3A、3B、3Cの出力の組(Δu1 、Δ
v1 、Δw1 )、(Δu2 、Δv2 、Δw2 )、…、
(Δu9 、Δv9 、Δw9 )に若干の計測誤差を生じ
る。補正コイル28A、28B、28C及び磁界補正回
路29は上記磁界変化校正コイル24A、24B、24
Cが発生する磁気歪みを補正するためのものであり、ま
ず磁界補正回路29が磁界変化電流源23の電流出力Δ
Ix 、ΔIy 、ΔIz を入力して、式(22)〜(2
4)より、上記磁気歪みと逆向きの補正磁界(−Δ
hx 、−Δhy 、−Δhz )を発生するための補正電流
を上記補正コイル28A、28B、28Cに送り込む。
【0087】次に上記補正コイル28A、28B、28
Cは上記補正電流を入力して、補正磁界(−Δhx 、−
Δhy 、−Δhz )を発生して上記磁気歪みを零に相殺
する。
Cは上記補正電流を入力して、補正磁界(−Δhx 、−
Δhy 、−Δhz )を発生して上記磁気歪みを零に相殺
する。
【0088】このように地磁気測定用磁力計22A、2
2B、22C、磁界変化電流源23、磁界変化校正コイ
ル24A、24B、24C、補正コイル28A、28
B、28C及び磁界補正回路29を用いて地磁気Hの入
射角度を磁気歪みを生じることなく(Hx2、Hy2、
Hz2)、(Hx3、Hy3、Hz3)、…、(Hx9、Hy9、H
z9)と電気的に変える。
2B、22C、磁界変化電流源23、磁界変化校正コイ
ル24A、24B、24C、補正コイル28A、28
B、28C及び磁界補正回路29を用いて地磁気Hの入
射角度を磁気歪みを生じることなく(Hx2、Hy2、
Hz2)、(Hx3、Hy3、Hz3)、…、(Hx9、Hy9、H
z9)と電気的に変える。
【0089】次に実施形態3と全く同様に未知数算出回
路4に於いて連立一次方程式を解いてK1 、K2 、…、
K8 の値を算出し、さらに、磁界算出回路5により、式
(8)にK1 、K2 、…、K8 と時刻tm 以後の時刻t
n において駆動回路3A、3B、3Cから出力される
(Δun 、Δvn 、Δwn )の値を代入して、F(Δu
n 、Δvn 、Δwn )を算出する。この出力は、例え
ば、Fの値の変化から地磁気の変化を検出し、磁性体を
発見するのに用いられる。
路4に於いて連立一次方程式を解いてK1 、K2 、…、
K8 の値を算出し、さらに、磁界算出回路5により、式
(8)にK1 、K2 、…、K8 と時刻tm 以後の時刻t
n において駆動回路3A、3B、3Cから出力される
(Δun 、Δvn 、Δwn )の値を代入して、F(Δu
n 、Δvn 、Δwn )を算出する。この出力は、例え
ば、Fの値の変化から地磁気の変化を検出し、磁性体を
発見するのに用いられる。
【0090】実施の形態6 図12はこの発明の実施の形態6を示すブロック図であ
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、10A、10B、10C、11A、11
B、11C、12A、12B、12C、21A、21
B、21C、22A、22B、22C、23、24A、
24B、24Cは実施形態3と同一のもの、30は上記
基準信号発生回路6の出力及び地磁気測定用磁力計22
A、22B、22Cの出力を用いて、校正用磁界の電
流、磁界入射角変更用の電流及び上記SQUID1A、
1B、1Cを冷却する際にこれに入射する地磁気を零に
相殺する相殺磁界発生用の相殺電流とを発生し、上記磁
界変化校正コイル24A、24B、24Cに供給する相
殺電流源である。
る。図中、1A、1B、1C、2、3A、3B、3C、
4、5、6、10A、10B、10C、11A、11
B、11C、12A、12B、12C、21A、21
B、21C、22A、22B、22C、23、24A、
24B、24Cは実施形態3と同一のもの、30は上記
基準信号発生回路6の出力及び地磁気測定用磁力計22
A、22B、22Cの出力を用いて、校正用磁界の電
流、磁界入射角変更用の電流及び上記SQUID1A、
1B、1Cを冷却する際にこれに入射する地磁気を零に
相殺する相殺磁界発生用の相殺電流とを発生し、上記磁
界変化校正コイル24A、24B、24Cに供給する相
殺電流源である。
【0091】尚、図12中に記載したVHA、VHB、
VHC、VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、SBC、SOA、S
OB、SOC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、
Δwn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信
号と同一のものである。
VHC、VFA、VFB、VFC、SBA、SBB、SBC、SOA、S
OB、SOC、Δum 、Δvm 、Δwm 、Δun 、Δvn 、
Δwn 、K1 、K2 、…、K8 、Fは図1で説明した信
号と同一のものである。
【0092】次にこの発明の実施形態6による磁力計の
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させる。このとき上記SQUID1A、1B、1Cは
地磁気を直接受けながら、超伝導に転移するため、自分
自身に磁束を捕らえて、磁束トラップを起こし、その結
果、出力電圧が低下して、計測感度が悪化したり、極端
な場合磁力計として動作しないことがあったが、次のよ
うにして防止する。
動作について説明する。まず、SQUID1A、1B、
1Cを液体ヘリウムに浸すなどして冷却し、超伝導に転
移させる。このとき上記SQUID1A、1B、1Cは
地磁気を直接受けながら、超伝導に転移するため、自分
自身に磁束を捕らえて、磁束トラップを起こし、その結
果、出力電圧が低下して、計測感度が悪化したり、極端
な場合磁力計として動作しないことがあったが、次のよ
うにして防止する。
【0093】まず、SQUID1A、1B、1Cを冷却
する前に、地磁気測定用磁力計22A、22B、22C
で地磁気成分(Hx 、Hy 、Hz )を計測し、これを上
記相殺電流源30に送る。
する前に、地磁気測定用磁力計22A、22B、22C
で地磁気成分(Hx 、Hy 、Hz )を計測し、これを上
記相殺電流源30に送る。
【0094】次に上記相殺電流源30は式(12)〜
(15)と同様の計算をして、上記地磁気成分(Hx 、
Hy 、Hz )と逆向きの地磁気成分(−Hx 、−Hy 、
−Hz)を発生させるのに必要な電流Ix 、Iy 、Iz
を算出し、上記磁界変化校正コイル24A、24B、2
4Cに供給する。
(15)と同様の計算をして、上記地磁気成分(Hx 、
Hy 、Hz )と逆向きの地磁気成分(−Hx 、−Hy 、
−Hz)を発生させるのに必要な電流Ix 、Iy 、Iz
を算出し、上記磁界変化校正コイル24A、24B、2
4Cに供給する。
【0095】次に駆動回路3A、3B、3Cによりそれ
ぞれSQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさ
せ、この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖
交磁束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化
量を磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして
出力する。
ぞれSQUID1A、1B、1Cを同時に磁束ロックさ
せ、この時刻に於けるSQUID1A、1B、1Cの鎖
交磁束を出力零の原点とし、そこからの鎖交磁束の変化
量を磁界変化量に相当する電圧VHA、VHB、VHCとして
出力する。
【0096】この時、駆動回路3A、3B、3Cを構成
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、相殺
電流源23、磁界変化校正コイル24A、24B、24
C及びバンドパスフィルタ10A、10B、10Cによ
り、実施形態2と全く同様に校正用の基準信号SK を発
生させるとともに校正信号SBA、SBB、SBCを算出し、
さらに、上記比較回路11A、11B、11Cで磁力計
の変動分を変動信号SOA、SOB、SOCとして出力する一
方、上記校正信号除去回路21A、21B、21Cによ
り駆動回路3A、3B、3Cの出力VHA、VHB、VHCに
含まれている校正信号SBA、SBB、SBCを除去して磁界
計測信号VFA、VFB、VFCのみを取り出す。
する電子回路の位相変動、振幅変動等が生じると、これ
ら変動分に比例して磁力計の出力信号が変動して計測誤
差を生じようとするが、上記基準信号発生回路6、相殺
電流源23、磁界変化校正コイル24A、24B、24
C及びバンドパスフィルタ10A、10B、10Cによ
り、実施形態2と全く同様に校正用の基準信号SK を発
生させるとともに校正信号SBA、SBB、SBCを算出し、
さらに、上記比較回路11A、11B、11Cで磁力計
の変動分を変動信号SOA、SOB、SOCとして出力する一
方、上記校正信号除去回路21A、21B、21Cによ
り駆動回路3A、3B、3Cの出力VHA、VHB、VHCに
含まれている校正信号SBA、SBB、SBCを除去して磁界
計測信号VFA、VFB、VFCのみを取り出す。
【0097】次に上記磁界計測信号VFA、VFB、VFC及
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態3と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力する。以後の動作は実
施形態3の場合と同じである。
び変動信号SOA、SOB、SOCを上記補正回路12A、1
2B、12Cに送り込み、実施形態3と全く同様の方法
で磁力計の出力変動分を打ち消した磁界計測出力Δ
um 、Δvm 、Δwm として出力する。以後の動作は実
施形態3の場合と同じである。
【0098】なお、実施形態1〜6では、SQUID1
A、1B、1Cは超伝導リング中に2つのジョセフソン
素子を含み直流バイアス電流を流して駆動するDC−S
QUIDを例として説明を行ったが、超伝導リング中に
1つのジョセフソン素子を含み交流バイアス電流で駆動
するRF−SQUIDを用いることもできる。
A、1B、1Cは超伝導リング中に2つのジョセフソン
素子を含み直流バイアス電流を流して駆動するDC−S
QUIDを例として説明を行ったが、超伝導リング中に
1つのジョセフソン素子を含み交流バイアス電流で駆動
するRF−SQUIDを用いることもできる。
【0099】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、以下に
記載されるような効果を得ることができる。
記載されるような効果を得ることができる。
【0100】この発明によれば、センサブロックの互い
に所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定したS
QUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力を得る
駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメン
ト誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁
束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未
知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算
出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出
回路とを備えた従来の磁力計に、校正用の磁界を発生さ
せる基準信号発生回路、電流源及び磁界発生コイルと、
上記駆動回路の出力から校正信号を取り出し基準信号と
比較するバンドパスフィルタ及び比較回路と、上記駆動
回路の出力から校正信号を除去するフィルタと、このフ
ィルタの出力と上記比較回路の出力を基に磁力計の出力
変動を補正する補正回路を追加することにより、電子回
路の位相変動、振幅変動等による磁力計の出力変動が生
じないようにしたので計測誤差の少ない磁力計を得るこ
とができる。
に所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定したS
QUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力を得る
駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメン
ト誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁
束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未
知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算
出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出
回路とを備えた従来の磁力計に、校正用の磁界を発生さ
せる基準信号発生回路、電流源及び磁界発生コイルと、
上記駆動回路の出力から校正信号を取り出し基準信号と
比較するバンドパスフィルタ及び比較回路と、上記駆動
回路の出力から校正信号を除去するフィルタと、このフ
ィルタの出力と上記比較回路の出力を基に磁力計の出力
変動を補正する補正回路を追加することにより、電子回
路の位相変動、振幅変動等による磁力計の出力変動が生
じないようにしたので計測誤差の少ない磁力計を得るこ
とができる。
【0101】また、この発明によれば、センサブロック
の互いに所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定
したSQUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力
を得る駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アラ
イメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる
初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出
する未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未
知数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁
界算出回路とを備えた従来の磁力計に、校正用の磁界を
発生させる基準信号発生回路、電流源及び磁界発生コイ
ルと、上記駆動回路の出力から校正信号を取り出し基準
信号と比較するバンドパスフィルタ及び比較回路と、上
記バンドパスフィルタの出力を基に駆動回路の出力から
校正信号を除去する校正信号除去回路と、この校正信号
除去回路の出力と上記比較回路の出力を基に磁力計の出
力変動を補正する補正回路を追加することにより、電子
回路の位相変動、振幅変動等による磁力計の出力変動が
生じないようにしたので計測誤差の少ない磁力計を得る
ことができる。
の互いに所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定
したSQUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力
を得る駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アラ
イメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる
初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出
する未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未
知数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁
界算出回路とを備えた従来の磁力計に、校正用の磁界を
発生させる基準信号発生回路、電流源及び磁界発生コイ
ルと、上記駆動回路の出力から校正信号を取り出し基準
信号と比較するバンドパスフィルタ及び比較回路と、上
記バンドパスフィルタの出力を基に駆動回路の出力から
校正信号を除去する校正信号除去回路と、この校正信号
除去回路の出力と上記比較回路の出力を基に磁力計の出
力変動を補正する補正回路を追加することにより、電子
回路の位相変動、振幅変動等による磁力計の出力変動が
生じないようにしたので計測誤差の少ない磁力計を得る
ことができる。
【0102】この発明によれば、センサブロックの互い
に所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定したS
QUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力を得る
駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメン
ト誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁
束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未
知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算
出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出
回路とを備えた従来の磁力計に、校正用磁界を発生さ
せ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変え
る基準信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コ
イル及び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力か
ら校正用の基準信号のみを取り出し基準信号と比較する
バンドパスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフ
ィルタの出力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去
する校正信号除去回路と、この校正信号除去回路の出力
と上記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正す
る補正回路を追加することにより、電子回路の位相変
動、振幅変動等による磁力計の出力変動が生じないよう
にしたので、計測誤差の少ない磁力計を得ることができ
る。また、上記未知数値を算出する際に、飛行機の旋回
や回転機構の回転によるセンサブロックの姿勢変化に頼
ることなく、SQUIDに入射する磁界を電気的に変化
させるようにしたので、飛行機の旋回、回転機構の回転
等による姿勢変化によって受ける磁気の悪影響を減少さ
せて、係数の推定誤差の小さい磁力計を得ることができ
る。
に所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定したS
QUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力を得る
駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメン
ト誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁
束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未
知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算
出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出
回路とを備えた従来の磁力計に、校正用磁界を発生さ
せ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変え
る基準信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コ
イル及び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力か
ら校正用の基準信号のみを取り出し基準信号と比較する
バンドパスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフ
ィルタの出力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去
する校正信号除去回路と、この校正信号除去回路の出力
と上記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正す
る補正回路を追加することにより、電子回路の位相変
動、振幅変動等による磁力計の出力変動が生じないよう
にしたので、計測誤差の少ない磁力計を得ることができ
る。また、上記未知数値を算出する際に、飛行機の旋回
や回転機構の回転によるセンサブロックの姿勢変化に頼
ることなく、SQUIDに入射する磁界を電気的に変化
させるようにしたので、飛行機の旋回、回転機構の回転
等による姿勢変化によって受ける磁気の悪影響を減少さ
せて、係数の推定誤差の小さい磁力計を得ることができ
る。
【0103】また、この発明によれば、センサブロック
の互いに所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定
したSQUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力
を得る駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アラ
イメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる
初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出
する未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未
知数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁
界算出回路とを備えた従来の磁力計に、校正用磁界を発
生させ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを
変える基準信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校
正コイル及び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出
力から校正用の基準信号のみを取り出し基準信号と比較
するバンドパスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパ
スフィルタの出力を基に駆動回路の出力から校正信号を
除去する校正信号除去回路と、この校正信号除去回路の
出力と上記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補
正する補正回路を追加し、さらに、上記比較回路の出力
がある一定の範囲を越えた場合に異常を知らせる良否判
別回路を追加することにより、電子回路の位相変動、振
幅変動等による磁力計の出力変動が生じないようにし、
かつ、上記比較回路の出力がある一定の範囲を越えた場
合に異常を知らせるようにしたので計測誤差の少ない磁
力計を得るとともにSQUIDや電子回路の良否判別が
自動的にできる。また、上記未知数値を算出する際に、
飛行機の旋回や回転機構の回転によるセンサブロックの
姿勢変化に頼ることなく、SQUIDに入射する磁界を
電気的に変化させるようにしたので、飛行機の旋回、回
転機構の回転等による姿勢変化によって受ける磁気の悪
影響を減少させて、係数の推定誤差の小さい磁力計を得
ることができる。
の互いに所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定
したSQUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力
を得る駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アラ
イメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる
初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出
する未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未
知数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁
界算出回路とを備えた従来の磁力計に、校正用磁界を発
生させ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを
変える基準信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校
正コイル及び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出
力から校正用の基準信号のみを取り出し基準信号と比較
するバンドパスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパ
スフィルタの出力を基に駆動回路の出力から校正信号を
除去する校正信号除去回路と、この校正信号除去回路の
出力と上記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補
正する補正回路を追加し、さらに、上記比較回路の出力
がある一定の範囲を越えた場合に異常を知らせる良否判
別回路を追加することにより、電子回路の位相変動、振
幅変動等による磁力計の出力変動が生じないようにし、
かつ、上記比較回路の出力がある一定の範囲を越えた場
合に異常を知らせるようにしたので計測誤差の少ない磁
力計を得るとともにSQUIDや電子回路の良否判別が
自動的にできる。また、上記未知数値を算出する際に、
飛行機の旋回や回転機構の回転によるセンサブロックの
姿勢変化に頼ることなく、SQUIDに入射する磁界を
電気的に変化させるようにしたので、飛行機の旋回、回
転機構の回転等による姿勢変化によって受ける磁気の悪
影響を減少させて、係数の推定誤差の小さい磁力計を得
ることができる。
【0104】この発明によれば、センサブロックの互い
に所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定したS
QUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力を得る
駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメン
ト誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁
束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未
知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算
出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出
回路とを備えた従来の磁力計に、校正用磁界を発生さ
せ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変え
る基準信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コ
イル及び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力か
ら校正用の基準信号を取り出し基準信号と比較するバン
ドパスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフィル
タの出力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去する
校正信号除去回路と、この校正信号除去回路の出力と上
記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正する補
正回路を追加し、さらに、上記磁界変化校正コイルの発
生する磁気歪みを補正する磁界補正回路及び補正コイル
を追加することにより、電子回路の位相変動、振幅変動
等による磁力計の出力変動が生じないようにしたので、
計測誤差の少ない磁力計を得ることができる。また、上
記未知数値を算出する際に、飛行機の旋回や回転機構の
回転によるセンサブロックの姿勢変化に頼ることなく、
SQUIDに入射する磁界を電気的に変化させ、しか
も、磁界を変化させる時に磁気歪みを生じないようにし
たので、飛行機の旋回、回転機構の回転等による姿勢変
化によって受ける磁気の悪影響を減少させると共に、さ
らに、係数の推定誤差の小さい磁力計を得ることができ
る。
に所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定したS
QUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力を得る
駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アライメン
ト誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる初期磁
束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出する未
知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未知数算
出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出
回路とを備えた従来の磁力計に、校正用磁界を発生さ
せ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを変え
る基準信号発生回路、磁界変化電流源、磁界変化校正コ
イル及び地磁気測定用磁力計と、上記駆動回路の出力か
ら校正用の基準信号を取り出し基準信号と比較するバン
ドパスフィルタ及び比較回路と、上記バンドパスフィル
タの出力を基に駆動回路の出力から校正信号を除去する
校正信号除去回路と、この校正信号除去回路の出力と上
記比較回路の出力を基に磁力計の出力変動を補正する補
正回路を追加し、さらに、上記磁界変化校正コイルの発
生する磁気歪みを補正する磁界補正回路及び補正コイル
を追加することにより、電子回路の位相変動、振幅変動
等による磁力計の出力変動が生じないようにしたので、
計測誤差の少ない磁力計を得ることができる。また、上
記未知数値を算出する際に、飛行機の旋回や回転機構の
回転によるセンサブロックの姿勢変化に頼ることなく、
SQUIDに入射する磁界を電気的に変化させ、しか
も、磁界を変化させる時に磁気歪みを生じないようにし
たので、飛行機の旋回、回転機構の回転等による姿勢変
化によって受ける磁気の悪影響を減少させると共に、さ
らに、係数の推定誤差の小さい磁力計を得ることができ
る。
【0105】また、この発明によれば、センサブロック
の互いに所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定
したSQUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力
を得る駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アラ
イメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる
初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出
する未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未
知数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁
界算出回路とを備えた従来の磁力計に、校正用磁界を発
生させ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを
変えるとともに磁界を零に相殺する基準信号発生回路、
相殺電流源、磁界変化校正コイル及び地磁気測定用磁力
計と、上記駆動回路の出力から校正用の基準信号のみを
取り出し基準信号と比較するバンドパスフィルタ及び比
較回路と、上記バンドパスフィルタの出力を基に駆動回
路の出力から校正信号を除去する校正信号除去回路と、
この校正信号除去回路の出力と上記比較回路の出力を基
に磁力計の出力変動を補正する補正回路を追加すること
により、電子回路の位相変動、振幅変動等による磁力計
の出力変動が生じないようにしたので、計測誤差の少な
い磁力計を得ることができる。また、上記未知数値を算
出する際に、飛行機の旋回や回転機構の回転によるセン
サブロックの姿勢変化に頼ることなく、SQUIDに入
射する磁界を電気的に変化させるようにしたので、飛行
機の旋回、回転機構の回転等による姿勢変化によって受
ける磁気の悪影響を減少させて、係数の推定誤差の小さ
い磁力計を得ることができる。さらに、SQUIDを冷
却する際にこれに入射する磁界を零に相殺した状態で超
伝導に転移させるので、磁束トラップすることなく確実
に動作する磁力計を得ることができる。
の互いに所定の角度をなす複数平面上のそれぞれに固定
したSQUIDと、上記SQUIDを駆動し所望の出力
を得る駆動回路と、上記駆動回路の出力を用いて軸アラ
イメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基準となる
初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近似し算出
する未知数算出回路と、上記駆動回路の出力及び上記未
知数算出回路の出力とを用いて被測定磁界を算出する磁
界算出回路とを備えた従来の磁力計に、校正用磁界を発
生させ、かつ、上記SQUIDへ入射する磁界の向きを
変えるとともに磁界を零に相殺する基準信号発生回路、
相殺電流源、磁界変化校正コイル及び地磁気測定用磁力
計と、上記駆動回路の出力から校正用の基準信号のみを
取り出し基準信号と比較するバンドパスフィルタ及び比
較回路と、上記バンドパスフィルタの出力を基に駆動回
路の出力から校正信号を除去する校正信号除去回路と、
この校正信号除去回路の出力と上記比較回路の出力を基
に磁力計の出力変動を補正する補正回路を追加すること
により、電子回路の位相変動、振幅変動等による磁力計
の出力変動が生じないようにしたので、計測誤差の少な
い磁力計を得ることができる。また、上記未知数値を算
出する際に、飛行機の旋回や回転機構の回転によるセン
サブロックの姿勢変化に頼ることなく、SQUIDに入
射する磁界を電気的に変化させるようにしたので、飛行
機の旋回、回転機構の回転等による姿勢変化によって受
ける磁気の悪影響を減少させて、係数の推定誤差の小さ
い磁力計を得ることができる。さらに、SQUIDを冷
却する際にこれに入射する磁界を零に相殺した状態で超
伝導に転移させるので、磁束トラップすることなく確実
に動作する磁力計を得ることができる。
【図1】この発明の実施の形態1を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】比較回路11Aの構成の一例を示すブロック図
である。
である。
【図3】補正回路12Aの構成の一例を示すブロック図
である。
である。
【図4】この発明の実施の形態2を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】校正信号除去回路21Aの構成の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】この発明の実施の形態3を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】地磁気Hとxyz直交座標系との関係を示す図
である。
である。
【図8】地磁気Hの入射角度をエレベーション、アジマ
ス方向にそれぞれΔΘ、ΔΦだけ変えた時のxyz直交
座標系との関係を示す図である。
ス方向にそれぞれΔΘ、ΔΦだけ変えた時のxyz直交
座標系との関係を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態4を示すブロック図であ
る。
る。
【図10】良否判別回路25の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】この発明の実施の形態5を示すブロック図で
ある。
ある。
【図12】この発明の実施の形態6を示すブロック図で
ある。
ある。
【図13】従来の磁力計の一実施例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図14】xyz直交座標系とuvw斜交座標系との関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図15】uvw斜交座標系とSQUIDとの位置関係
を示す図である。
を示す図である。
1A、1B、1C SQUID 2 センサブロック 3A、3B、3C 駆動回路 4 未知数算出回路 5 磁界算出回路 6 基準信号発生回路 7 電流源 8 磁界発生コイル 9A、9B、9C フィルタ 10A、10B、10C バンドパスフィルタ 11A、11B、11C 比較回路 12A、12B、12C 補正回路 13A、13B ブリッジ整流回路 14A、14B 平滑用抵抗器 15A、15B、15C、15D 平滑用コンデンサ 16A、16B ノッチフィルタ 17A、17B 差動増幅器 18 電圧分圧用抵抗器 19 FET 20A、20B 増幅器 21A、21B、21C 校正信号除去回路 22A、22B、22C 地磁気測定用磁力計 23 磁界変化電流源 24A、24B、24C 磁界変化校正コイル 25 良否判別回路 26A、26B、26C、26D コンパレータ 27A、27B、27C、27D 基準電源 28A、28B、28C、28D 補正コイル 29 磁界補正回路 30 相殺電流源
Claims (6)
- 【請求項1】 センサブロックの互いに所定の角度をな
す複数平面のそれぞれに固定した超伝導量子干渉素子
と、上記複数の超伝導量子干渉素子を駆動し所望の出力
を得る複数の駆動回路と、使用周波数帯域外の正弦波の
基準信号を発生する基準信号発生回路と、上記基準信号
発生回路の出力を基に校正磁界用の電流を発生する電流
源と、上記超伝導量子干渉素子の周囲に配置し上記電流
源の電流を用いて校正用磁界を発生する磁界発生コイル
と、上記複数の駆動回路の出力から校正信号を除去する
複数のフィルタと、上記複数の駆動回路の出力から校正
信号を取り出す複数のバンドパスフィルタと、上記複数
のバンドパスフィルタの出力と上記基準信号発生回路の
基準信号の大小を比較する複数の比較回路と、上記複数
の比較回路の出力を基に上記複数の駆動回路の出力変動
を補正する複数の補正回路と、上記複数の補正回路の出
力を用いて軸アライメント誤差、センサ感度及びセンサ
出力の基準となる初期磁束値の関数である未知数値を多
項式で近似し算出する未知数算出回路と、上記複数の補
正回路の出力及び上記未知数算出回路の出力とを用いて
被測定磁界を算出する磁界算出回路とを備えたことを特
徴とする磁力計。 - 【請求項2】 センサブロックの互いに所定の角度をな
す複数平面のそれぞれに固定した超伝導量子干渉素子
と、上記複数の超伝導量子干渉素子を駆動し所望の出力
を得る複数の駆動回路と、使用周波数帯域外の正弦波の
基準信号を発生する基準信号発生回路と、上記基準信号
発生回路の出力を基に校正磁界用の電流を発生する電流
源と、上記超伝導量子干渉素子の周囲に配置し上記電流
源の電流を用いて校正用磁界を発生する磁界発生コイル
と、上記複数の駆動回路の出力から校正信号を取り出す
複数のバンドパスフィルタと、上記複数のバンドパスフ
ィルタの出力を基に上記複数の駆動回路の出力に含まれ
ている校正信号を除去する複数の校正信号除去回路と、
上記複数のバンドパスフィルタの出力と上記基準信号発
生回路の基準信号の大小を比較する複数の比較回路と、
上記複数の比較回路の出力を基に上記複数の駆動回路の
出力変動を補正する複数の補正回路と、上記複数の補正
回路の出力を用いて軸アライメント誤差、センサ感度及
びセンサ出力の基準となる初期磁束値の関数である未知
数値を多項式で近似し算出する未知数算出回路と、上記
複数の補正回路の出力及び上記未知数算出回路の出力と
を用いて被測定磁界を算出する磁界算出回路とを備えた
ことを特徴とする磁力計。 - 【請求項3】 センサブロックの互いに所定の角度をな
す複数平面のそれぞれに固定した超伝導量子干渉素子
と、上記複数の超伝導量子干渉素子を駆動し所望の出力
を得る複数の駆動回路と、使用周波数帯域外の正弦波の
基準信号を発生する基準信号発生回路と、地磁気を測定
する地磁気測定用磁力計と、上記基準信号発生回路の出
力及び上記地磁気測定用磁力計の出力を基に校正用及び
磁界入射角変更用の電流を発生する磁界変化電流源と、
上記超伝導量子干渉素子の周囲に配置し上記磁界変化電
流源の電流を用いて校正用磁界及び上記超伝導量子干渉
素子へ入射する磁界の向きを変える磁界変化校正コイル
と、上記複数の駆動回路の出力から基準信号のみを取り
出す複数のバンドパスフィルタと、上記複数のバンドパ
スフィルタの出力を基に上記複数の駆動回路の出力に含
まれている校正信号を除去する複数の校正信号除去回路
と、上記複数のバンドパスフィルタの出力と上記基準信
号発生回路の基準信号の大小を比較する複数の比較回路
と、上記複数の比較回路の出力を基に上記複数の駆動回
路の出力変動を補正する複数の補正回路と、上記複数の
補正回路の出力を用いて軸アライメント誤差、センサ感
度及びセンサ出力の基準となる初期磁束値の関数である
未知数値を多項式で近似し算出する未知数算出回路と、
上記複数の補正回路の出力及び上記未知数算出回路の出
力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出回路とを備
えたことを特徴とする磁力計。 - 【請求項4】 センサブロックの互いに所定の角度をな
す複数平面のそれぞれに固定した超伝導量子干渉素子
と、上記複数の超伝導量子干渉素子を駆動し所望の出力
を得る複数の駆動回路と、使用周波数帯域外の正弦波の
基準信号を発生する基準信号発生回路と、地磁気を測定
する地磁気測定用磁力計と、上記基準信号発生回路の出
力及び上記地磁気測定用磁力計の出力を基に校正用及び
磁界入射角変更用の電流を発生する磁界変化電流源と、
上記超伝導量子干渉素子の周囲に配置し上記磁界変化電
流源の電流を用いて校正用磁界及び上記超伝導量子干渉
素子へ入射する磁界の向きを変える磁界変化校正コイル
と、上記複数の駆動回路の出力から基準信号のみを取り
出す複数のバンドパスフィルタと、上記複数のバンドパ
スフィルタの出力を基に上記複数の駆動回路の出力に含
まれている校正信号を除去する複数の校正信号除去回路
と、上記複数のバンドパスフィルタの出力と上記基準信
号発生回路の基準信号の大小を比較する複数の比較回路
と、上記複数の比較回路の出力を基に上記複数の駆動回
路の出力変動を補正する複数の補正回路と、上記複数の
補正回路の出力を用いて軸アライメント誤差、センサ感
度及びセンサ出力の基準となる初期磁束値の関数である
未知数値を多項式で近似し算出する未知数算出回路と、
上記複数の補正回路の出力及び上記未知数算出回路の出
力とを用いて被測定磁界を算出する磁界算出回路と、上
記複数の比較回路の出力がある一定の範囲を越えた場合
に異常を知らせる良否判別回路とを備えたことを特徴と
する磁力計。 - 【請求項5】 センサブロックの互いに所定の角度をな
す複数平面のそれぞれに固定した超伝導量子干渉素子
と、上記複数の超伝導量子干渉素子を駆動し所望の出力
を得る複数の駆動回路と、使用周波数帯域外の正弦波の
基準信号を発生する基準信号発生回路と、地磁気を測定
する地磁気測定用磁力計と、上記基準信号発生回路の出
力及び上記地磁気測定用磁力計の出力を基に校正用及び
磁界入射角変更用の電流を発生する磁界変化電流源と、
上記超伝導量子干渉素子の周囲に配置し上記磁界変化電
流源の電流を用いて校正用磁界及び上記超伝導量子干渉
素子へ入射する磁界の向きを変える磁界変化校正コイル
と、上記磁界変化校正コイルの発生する磁気歪みを補正
する補正コイルと、上記磁界変化電流源の出力を用いて
上記補正コイルに補正電流を供給する磁界補正回路と、
上記複数の駆動回路の出力から基準信号のみを取り出す
複数のバンドパスフィルタと、上記複数のバンドパスフ
ィルタの出力を基に上記複数の駆動回路の出力に含まれ
ている校正信号を除去する複数の校正信号除去回路と、
上記複数のバンドパスフィルタの出力と上記基準信号発
生回路の基準信号の大小を比較する複数の比較回路と、
上記複数の比較回路の出力を基に上記複数の駆動回路の
出力変動を補正する複数の補正回路と、上記複数の補正
回路の出力を用いて軸アライメント誤差、センサ感度及
びセンサ出力の基準となる初期磁束値の関数である未知
数値を多項式で近似し算出する未知数算出回路と、上記
複数の補正回路の出力及び上記未知数算出回路の出力と
を用いて被測定磁界を算出する磁界算出回路とを備えた
ことを特徴とする磁力計。 - 【請求項6】 センサブロックの互いに所定の角度をな
す複数平面のそれぞれに固定した超伝導量子干渉素子
と、上記複数の超伝導量子干渉素子を駆動し所望の出力
を得る複数の駆動回路と、使用周波数帯域外の正弦波の
基準信号を発生する基準信号発生回路と、地磁気を測定
する地磁気測定用磁力計と、上記基準信号発生回路の出
力及び上記地磁気測定用磁力計の出力を基に校正用の電
流、磁界入射角変更用の電流及び相殺電流を発生する相
殺電流源と、上記超伝導量子干渉素子の周囲に配置し上
記電流源の電流を用いて校正用磁界及び上記超伝導量子
干渉素子へ入射する磁界の向きを変えるとともに磁界を
零に相殺する磁界変化校正コイルと、上記複数の駆動回
路の出力から基準信号のみを取り出す複数のバンドパス
フィルタと、上記複数のバンドパスフィルタの出力を基
に上記複数の駆動回路の出力に含まれている校正信号を
除去する複数の校正信号除去回路と、上記複数のバンド
パスフィルタの出力と上記基準信号発生回路の基準信号
の大小を比較する複数の比較回路と、上記複数の比較回
路の出力を基に上記複数の駆動回路の出力変動を補正す
る複数の補正回路と、上記複数の補正回路の出力を用い
て軸アライメント誤差、センサ感度及びセンサ出力の基
準となる初期磁束値の関数である未知数値を多項式で近
似し算出する未知数算出回路と、上記複数の補正回路の
出力及び上記未知数算出回路の出力とを用いて被測定磁
界を算出する磁界算出回路とを備えたことを特徴とする
磁力計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208096A JPH09257896A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 磁力計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208096A JPH09257896A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 磁力計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09257896A true JPH09257896A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13479087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7208096A Pending JPH09257896A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 磁力計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09257896A (ja) |
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