JPH09257980A - インターナルポンプシステム - Google Patents
インターナルポンプシステムInfo
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- JPH09257980A JPH09257980A JP8088856A JP8885696A JPH09257980A JP H09257980 A JPH09257980 A JP H09257980A JP 8088856 A JP8088856 A JP 8088856A JP 8885696 A JP8885696 A JP 8885696A JP H09257980 A JPH09257980 A JP H09257980A
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- JP
- Japan
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- internal
- reactor
- pumps
- internal pumps
- pump system
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷遮断等のRPTを伴う過渡事象時、若し
くはスクラム不作動を伴う異常な過渡現象であるATW
S発生時の原子力発電プラントの安全性及び燃料の健全
性を確保することにある。 【解決手段】 1台の流体継手つきMGセット200
A、200Bに複数台のインターナルポンプ1−1〜1
−5、1−6〜1−10を設置した原子力発電プラント
のインターナルポンプシステムにおいて、負荷遮断等の
再循環ポンプトリップ(RPT)を伴う過渡事象の信号
7が発生したとき、または、原子炉圧力20あるいは原
子炉水位21が規定値に達し、スクラム不作動を伴う異
常な過渡現象であるATWS発生時に、いずれも原子炉
出力がaパーセント以上の運転条件18にある場合、前
記過渡事象若しくは前記ATWS及び原子炉の運転条件
に基づいて異なる最適なインターナルポンプ台数1−1
〜1−7を同時トリップする。
くはスクラム不作動を伴う異常な過渡現象であるATW
S発生時の原子力発電プラントの安全性及び燃料の健全
性を確保することにある。 【解決手段】 1台の流体継手つきMGセット200
A、200Bに複数台のインターナルポンプ1−1〜1
−5、1−6〜1−10を設置した原子力発電プラント
のインターナルポンプシステムにおいて、負荷遮断等の
再循環ポンプトリップ(RPT)を伴う過渡事象の信号
7が発生したとき、または、原子炉圧力20あるいは原
子炉水位21が規定値に達し、スクラム不作動を伴う異
常な過渡現象であるATWS発生時に、いずれも原子炉
出力がaパーセント以上の運転条件18にある場合、前
記過渡事象若しくは前記ATWS及び原子炉の運転条件
に基づいて異なる最適なインターナルポンプ台数1−1
〜1−7を同時トリップする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉の再循環ポ
ンプとしてインターナルポンプを採用した沸騰水型原子
力発電プラントのインターナルポンプシステムに関す
る。
ンプとしてインターナルポンプを採用した沸騰水型原子
力発電プラントのインターナルポンプシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】改良型沸騰水型原子力発電プラントのう
ち、ポンプ速度制御性の向上を図りつつ、外部電源系統
の外乱による影響を極力小さくする観点から、原子炉圧
力容器内の冷却材再循環用に10台のインターナルポン
プを設けたインターナルポンプシステムにおいて、イン
ターナルポンプの電源装置及び制御装置として機械的に
接続された交流電動機と流体継手と交流発電機により構
成される可変周波数電源装置を2台適用するのが最適で
ある、と考えられる。各交流発電機には、それぞれ5台
のインターナルポンプが接続され、各ポンプに対して交
流発電機から電力を供給する。また、流体継手のすくい
管の位置を変更し、流体継手内の油量を調整することに
より、交流電動機から交流発電機に伝達するトルクを変
更し、この結果、交流発電機速度及びそれに接続される
5台のインターナルポンプの速度を制御する。このシス
テムにおける再循環ポンプトリップ(RPT)方式は、
負荷遮断時を例に説明すると、負荷遮断時に同じ交流発
電機に接続される5台のインターナルポンプのうち、部
分台数をトリップすると、残りのインターナルポンプの
回転数が一時的に上昇する特性を有するため、インター
ナルポンプの5台同時トリップを基本としている。ま
た、負荷遮断時には出力を低下させるために、急速な炉
心流量低下が必要とされることから、交流発電機下流側
にインターナルポンプトリップ用遮断器を設け、5台を
同時にトリップさせる方式としている。このインターナ
ルポンプの5台同時トリップは、負荷遮断時以外にも、
タービントリップ、全給水喪失、給水加熱喪失及び主蒸
気隔離弁閉鎖等のRPTを伴う過渡事象時、若しくはス
クラム不作動を伴う異常な過渡現象であるATWS(A
nticipated Transients Wit
hout Scram:原子炉のスクラムすべき事象発
生時に、スクラムが失敗した場合に予想される現象)に
おいても同様に適用されている。
ち、ポンプ速度制御性の向上を図りつつ、外部電源系統
の外乱による影響を極力小さくする観点から、原子炉圧
力容器内の冷却材再循環用に10台のインターナルポン
プを設けたインターナルポンプシステムにおいて、イン
ターナルポンプの電源装置及び制御装置として機械的に
接続された交流電動機と流体継手と交流発電機により構
成される可変周波数電源装置を2台適用するのが最適で
ある、と考えられる。各交流発電機には、それぞれ5台
のインターナルポンプが接続され、各ポンプに対して交
流発電機から電力を供給する。また、流体継手のすくい
管の位置を変更し、流体継手内の油量を調整することに
より、交流電動機から交流発電機に伝達するトルクを変
更し、この結果、交流発電機速度及びそれに接続される
5台のインターナルポンプの速度を制御する。このシス
テムにおける再循環ポンプトリップ(RPT)方式は、
負荷遮断時を例に説明すると、負荷遮断時に同じ交流発
電機に接続される5台のインターナルポンプのうち、部
分台数をトリップすると、残りのインターナルポンプの
回転数が一時的に上昇する特性を有するため、インター
ナルポンプの5台同時トリップを基本としている。ま
た、負荷遮断時には出力を低下させるために、急速な炉
心流量低下が必要とされることから、交流発電機下流側
にインターナルポンプトリップ用遮断器を設け、5台を
同時にトリップさせる方式としている。このインターナ
ルポンプの5台同時トリップは、負荷遮断時以外にも、
タービントリップ、全給水喪失、給水加熱喪失及び主蒸
気隔離弁閉鎖等のRPTを伴う過渡事象時、若しくはス
クラム不作動を伴う異常な過渡現象であるATWS(A
nticipated Transients Wit
hout Scram:原子炉のスクラムすべき事象発
生時に、スクラムが失敗した場合に予想される現象)に
おいても同様に適用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、負荷遮断等
のRPTを伴う過渡事象、若しくはスクラム不作動を伴
う異常な過渡現象であるATWSの発生時における最適
なポンプトリップ台数は、前記過渡事象、若しくは前記
ATWS及び原子炉の運転条件により異なる。しかし、
従来のシステムでは、負荷遮断等のRPTを伴う過渡事
象、若しくはスクラム不作動を伴う異常な過渡現象であ
るATWS及び原子炉の運転条件に基づいて最適なトリ
ップ台数を選択して、インターナルポンプをトリップす
るという運用方法は考えられていない。このため、負荷
遮断等のRPTを伴う過渡事象、若しくはスクラム不作
動を伴う異常な過渡現象であるATWSの発生時におい
て、様々な炉心特性を有する原子炉を考えた場合、必ず
しも適切なポンプトリップが行われるとは限らず、原子
力発電プラントの安全性及び燃料の健全性を確保するこ
とができない、という問題点がある。
のRPTを伴う過渡事象、若しくはスクラム不作動を伴
う異常な過渡現象であるATWSの発生時における最適
なポンプトリップ台数は、前記過渡事象、若しくは前記
ATWS及び原子炉の運転条件により異なる。しかし、
従来のシステムでは、負荷遮断等のRPTを伴う過渡事
象、若しくはスクラム不作動を伴う異常な過渡現象であ
るATWS及び原子炉の運転条件に基づいて最適なトリ
ップ台数を選択して、インターナルポンプをトリップす
るという運用方法は考えられていない。このため、負荷
遮断等のRPTを伴う過渡事象、若しくはスクラム不作
動を伴う異常な過渡現象であるATWSの発生時におい
て、様々な炉心特性を有する原子炉を考えた場合、必ず
しも適切なポンプトリップが行われるとは限らず、原子
力発電プラントの安全性及び燃料の健全性を確保するこ
とができない、という問題点がある。
【0004】本発明の課題は、上記問題に鑑み、負荷遮
断等のRPTを伴う過渡事象、若しくはスクラム不作動
を伴う異常な過渡現象であるATWSの発生時の原子力
発電プラントの安全性及び燃料の健全性を確保するに好
適なインターナルポンプシステムを提供することにあ
る。
断等のRPTを伴う過渡事象、若しくはスクラム不作動
を伴う異常な過渡現象であるATWSの発生時の原子力
発電プラントの安全性及び燃料の健全性を確保するに好
適なインターナルポンプシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、1台の流体
継手つきMGセットに複数台のインターナルポンプを設
置した原子力発電プラントのインターナルポンプシステ
ムにおいて、負荷遮断等の再循環ポンプトリップ(RP
T)を伴う過渡事象、若しくはスクラム不作動を伴う異
常な過渡現象であるATWSに対応して異なる最適なイ
ンターナルポンプ台数を同時にトリップすることによっ
て、解決される。また、発電機負荷遮断、タービントリ
ップ、全給水喪失、給水加熱喪失または主蒸気隔離弁閉
鎖等による過渡事象の信号が発生し、原子炉が原子炉出
力aパーセント以上の運転状態にあるとき、前記過渡事
象及び原子炉の運転状態に対応して異なる最適なインタ
ーナルポンプ台数を同時にトリップすることによって、
解決される。また、原子炉圧力あるいは原子炉水位が規
定値に達し、ATWS発生時に、原子炉が原子炉出力a
パーセント以上の運転状態にある場合、前記ATWS及
び原子炉の運転状態に対応して異なる最適なインターナ
ルポンプ台数を同時にトリップすることによって、解決
される。ここで、前記した最適なインターナルポンプ台
数は、タービンバイパス弁の容量、燃料特性より決定さ
れるボイド反応度係数による影響をとり入れて求める。
継手つきMGセットに複数台のインターナルポンプを設
置した原子力発電プラントのインターナルポンプシステ
ムにおいて、負荷遮断等の再循環ポンプトリップ(RP
T)を伴う過渡事象、若しくはスクラム不作動を伴う異
常な過渡現象であるATWSに対応して異なる最適なイ
ンターナルポンプ台数を同時にトリップすることによっ
て、解決される。また、発電機負荷遮断、タービントリ
ップ、全給水喪失、給水加熱喪失または主蒸気隔離弁閉
鎖等による過渡事象の信号が発生し、原子炉が原子炉出
力aパーセント以上の運転状態にあるとき、前記過渡事
象及び原子炉の運転状態に対応して異なる最適なインタ
ーナルポンプ台数を同時にトリップすることによって、
解決される。また、原子炉圧力あるいは原子炉水位が規
定値に達し、ATWS発生時に、原子炉が原子炉出力a
パーセント以上の運転状態にある場合、前記ATWS及
び原子炉の運転状態に対応して異なる最適なインターナ
ルポンプ台数を同時にトリップすることによって、解決
される。ここで、前記した最適なインターナルポンプ台
数は、タービンバイパス弁の容量、燃料特性より決定さ
れるボイド反応度係数による影響をとり入れて求める。
【0006】本発明は、負荷遮断等の再循環ポンプトリ
ップ(RPT)を伴う過渡事象、若しくはスクラム不作
動を伴う異常な過渡現象であるATWS及び原子炉の運
転条件により異なる最適なポンプトリップ台数を予め解
析により求め、負荷遮断等の再循環ポンプトリップ(R
PT)を伴う過渡事象発生時、若しくはスクラム不作動
を伴う異常な過渡現象であるATWS発生時に、最適な
インターナルポンプ台数を同時トリップする。これによ
り、負荷遮断等のRPTを伴う過渡事象発生時、若しく
はスクラム不作動を伴う異常な過渡現象であるATWS
発生時の原子力発電プラントの安全性及び燃料の健全性
を確保することができる。
ップ(RPT)を伴う過渡事象、若しくはスクラム不作
動を伴う異常な過渡現象であるATWS及び原子炉の運
転条件により異なる最適なポンプトリップ台数を予め解
析により求め、負荷遮断等の再循環ポンプトリップ(R
PT)を伴う過渡事象発生時、若しくはスクラム不作動
を伴う異常な過渡現象であるATWS発生時に、最適な
インターナルポンプ台数を同時トリップする。これによ
り、負荷遮断等のRPTを伴う過渡事象発生時、若しく
はスクラム不作動を伴う異常な過渡現象であるATWS
発生時の原子力発電プラントの安全性及び燃料の健全性
を確保することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す沸
騰水型原子力発電プラントにおけるインターナルポンプ
システムの全体構成である。図1において、沸騰水型原
子力発電プラントは、冷却水の炉心流量を確保するた
め、冷却水がインターナルポンプ1−1〜1−10(1
−1、1−6のみ図示)から原子炉炉心12に送られ
る。冷却水は、原子炉炉心12で加熱され、原子炉圧力
容器11内に蒸気として発生する。発生した蒸気は、主
蒸気配管13を通って加減弁6を介してタービン1に入
る。タービン1に使用された蒸気は、復水器10で冷却
され、冷却水に戻される。また、バイパス管9を通って
バイパス弁8を介して逃がす蒸気も、復水器10で冷却
され、冷却水に戻される。戻された冷却水は、給水ポン
プ14を用いて原子炉内に再び給水される。発電機3
は、タービン1により駆動され、電力を発生する。ま
た、インターナルポンプシステムは、発電機3から所内
変圧器50−1及び50−2により変圧した電圧が印加
され、インターナルポンプ1−1〜1−10を回転制御
する流体継手つきMGセットシステム200A及び20
0Bからなる。また、流体継手つきMGセットシステム
200Aは、加減弁6の急閉に対応した加減弁急閉信号
7、中性子束検出装置15が検出する中性子束信号を変
換した原子炉出力信号16、原子炉圧力信号20、原子
炉水位信号21を入力し、インターナルポンプ1−1〜
1−5をトリップ制御する。ここで、原子炉出力信号1
6は、原子炉の運転状態を表わす。そして、流体継手つ
きMGセットシステム200Bは、流体継手つきMGセ
ットシステム200Aからポンプトリップ信号19を受
け、インターナルポンプ1−6〜1−10をトリップ制
御する。ここで、パワーロードアンバランスリレー回路
4は、タービン1からのタービン回転数信号2と発電機
3からの発電機出力信号を比較し、発電機負荷遮断が発
生した時のように、タービン回転数信号2と発電機3か
らの発電機出力信号の差が設定値以上になったとき、加
減弁急閉要求信号5を出力する。
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す沸
騰水型原子力発電プラントにおけるインターナルポンプ
システムの全体構成である。図1において、沸騰水型原
子力発電プラントは、冷却水の炉心流量を確保するた
め、冷却水がインターナルポンプ1−1〜1−10(1
−1、1−6のみ図示)から原子炉炉心12に送られ
る。冷却水は、原子炉炉心12で加熱され、原子炉圧力
容器11内に蒸気として発生する。発生した蒸気は、主
蒸気配管13を通って加減弁6を介してタービン1に入
る。タービン1に使用された蒸気は、復水器10で冷却
され、冷却水に戻される。また、バイパス管9を通って
バイパス弁8を介して逃がす蒸気も、復水器10で冷却
され、冷却水に戻される。戻された冷却水は、給水ポン
プ14を用いて原子炉内に再び給水される。発電機3
は、タービン1により駆動され、電力を発生する。ま
た、インターナルポンプシステムは、発電機3から所内
変圧器50−1及び50−2により変圧した電圧が印加
され、インターナルポンプ1−1〜1−10を回転制御
する流体継手つきMGセットシステム200A及び20
0Bからなる。また、流体継手つきMGセットシステム
200Aは、加減弁6の急閉に対応した加減弁急閉信号
7、中性子束検出装置15が検出する中性子束信号を変
換した原子炉出力信号16、原子炉圧力信号20、原子
炉水位信号21を入力し、インターナルポンプ1−1〜
1−5をトリップ制御する。ここで、原子炉出力信号1
6は、原子炉の運転状態を表わす。そして、流体継手つ
きMGセットシステム200Bは、流体継手つきMGセ
ットシステム200Aからポンプトリップ信号19を受
け、インターナルポンプ1−6〜1−10をトリップ制
御する。ここで、パワーロードアンバランスリレー回路
4は、タービン1からのタービン回転数信号2と発電機
3からの発電機出力信号を比較し、発電機負荷遮断が発
生した時のように、タービン回転数信号2と発電機3か
らの発電機出力信号の差が設定値以上になったとき、加
減弁急閉要求信号5を出力する。
【0008】いま、発電機負荷遮断が発生し、タービン
回転数信号2と発電機3からの発電機出力信号の差が設
定値以上になった場合には、パワーロードアンバランス
リレー回路4が加減弁急閉要求信号5を出力し、タービ
ンの回転数上昇を抑制するために、加減弁6を急閉す
る。バイパス弁8は、この加減弁6の急閉に基づいて出
力される加減弁急閉信号7により急開し、バイパス管9
を通して主蒸気を復水器10に逃がし、加減弁6の閉鎖
による原子炉圧力の上昇を抑制する。このとき、流体継
手つきMGセットシステム200Aには加減弁急閉信号
7、原子炉出力信号16が入力され、また、流体継手つ
きMGセットシステム200Bには流体継手つきMGセ
ットシステム200Aからポンプトリップ信号19が入
力され、加減弁急閉信号7、原子炉出力信号16に基づ
いてインターナルポンプ1−1〜1−5、インターナル
ポンプ1−6〜1−10のうち、最適なポンプ台数がト
リップされる。一方、流体継手つきMGセットシステム
200Aには、原子炉の圧力または水位が原子炉圧力信
号20または原子炉水位信号21として、また、原子炉
の運転状態が原子炉出力信号16として入力され、ま
た、流体継手つきMGセットシステム200Bには、流
体継手つきMGセットシステム200Aからポンプトリ
ップ信号19が入力され、原子炉圧力信号20または原
子炉水位信号21、原子炉出力信号16に基づいてイン
ターナルポンプ1−1〜1−5、インターナルポンプ1
−6〜1−10のうち、最適なポンプ台数がトリップさ
れる。ここで、発電機負荷遮断に伴う過渡事象、若しく
は原子炉の水位または圧力が規定値以上になったことに
伴う異常な過渡現象(ATWS)及び原子炉の運転状態
(条件)に基づいて最適なポンプトリップ台数を予め解
析により求めておく。なお、バイパス弁8の容量は、プ
ラントによって相違する。そこで、バイパス弁8の容量
が主蒸気の定格値に満たない場合には、燃料の健全性確
保の観点から、加減弁急閉信号7により原子炉スクラム
し、原子炉を停止させる。一方、バイパス弁8の容量が
主蒸気の定格値以上の場合には、原子炉出力を適切に低
下させ、原子炉スクラムせずに運転継続を図る。しか
し、いずれのバイパス弁容量の場合にも、原子炉出力低
下手段としてインターナルポンプ1−1〜1−10のう
ち何台かをトリップさせる必要が生じる。このため、前
記した最適なポンプトリップ台数を予め解析により求め
るにあたって、このバイパス弁8の容量を考慮に入れ
る。また、前記した最適なポンプトリップ台数は、燃料
特性より決定されるボイド反応度係数の要因によっても
影響を受けるため、同様に、ボイド反応度係数を考慮に
入れる。
回転数信号2と発電機3からの発電機出力信号の差が設
定値以上になった場合には、パワーロードアンバランス
リレー回路4が加減弁急閉要求信号5を出力し、タービ
ンの回転数上昇を抑制するために、加減弁6を急閉す
る。バイパス弁8は、この加減弁6の急閉に基づいて出
力される加減弁急閉信号7により急開し、バイパス管9
を通して主蒸気を復水器10に逃がし、加減弁6の閉鎖
による原子炉圧力の上昇を抑制する。このとき、流体継
手つきMGセットシステム200Aには加減弁急閉信号
7、原子炉出力信号16が入力され、また、流体継手つ
きMGセットシステム200Bには流体継手つきMGセ
ットシステム200Aからポンプトリップ信号19が入
力され、加減弁急閉信号7、原子炉出力信号16に基づ
いてインターナルポンプ1−1〜1−5、インターナル
ポンプ1−6〜1−10のうち、最適なポンプ台数がト
リップされる。一方、流体継手つきMGセットシステム
200Aには、原子炉の圧力または水位が原子炉圧力信
号20または原子炉水位信号21として、また、原子炉
の運転状態が原子炉出力信号16として入力され、ま
た、流体継手つきMGセットシステム200Bには、流
体継手つきMGセットシステム200Aからポンプトリ
ップ信号19が入力され、原子炉圧力信号20または原
子炉水位信号21、原子炉出力信号16に基づいてイン
ターナルポンプ1−1〜1−5、インターナルポンプ1
−6〜1−10のうち、最適なポンプ台数がトリップさ
れる。ここで、発電機負荷遮断に伴う過渡事象、若しく
は原子炉の水位または圧力が規定値以上になったことに
伴う異常な過渡現象(ATWS)及び原子炉の運転状態
(条件)に基づいて最適なポンプトリップ台数を予め解
析により求めておく。なお、バイパス弁8の容量は、プ
ラントによって相違する。そこで、バイパス弁8の容量
が主蒸気の定格値に満たない場合には、燃料の健全性確
保の観点から、加減弁急閉信号7により原子炉スクラム
し、原子炉を停止させる。一方、バイパス弁8の容量が
主蒸気の定格値以上の場合には、原子炉出力を適切に低
下させ、原子炉スクラムせずに運転継続を図る。しか
し、いずれのバイパス弁容量の場合にも、原子炉出力低
下手段としてインターナルポンプ1−1〜1−10のう
ち何台かをトリップさせる必要が生じる。このため、前
記した最適なポンプトリップ台数を予め解析により求め
るにあたって、このバイパス弁8の容量を考慮に入れ
る。また、前記した最適なポンプトリップ台数は、燃料
特性より決定されるボイド反応度係数の要因によっても
影響を受けるため、同様に、ボイド反応度係数を考慮に
入れる。
【0009】図2は、本実施形態による流体継手つきM
Gセットシステム200A及び流体継手つきMGセット
システム200Bの詳細な構成を示す。図2において、
流体継手つきMGセットシステム200Aは、インター
ナルポンプ1−1〜1−5、流体継手つきMGセットト
リップ用遮断器100A、MGセット駆動電動機101
A、可変周波数発電機102A、流体継手103A、す
くい管104A、インターナルポンプトリップ用遮断器
105A、遮断器(機器保護用)106A−1〜106
A−5、原子炉出力モニタリレー150、AND回路1
51、OR回路152、圧力モニタリレー153、水位
モニタリレー154、OR回路155からなる。流体継
手つきMGセットシステム200Bは、インターナルポ
ンプ1−6〜1−10、流体継手つきMGセットトリッ
プ用遮断器100B、MGセット駆動電動機101B、
可変周波数発電機102B、流体継手103B、すくい
管104B、遮断器(機器保護用)106B−1〜10
6B−5、インターナルポンプトリップ用遮断器106
C−1、106C−2からなる。
Gセットシステム200A及び流体継手つきMGセット
システム200Bの詳細な構成を示す。図2において、
流体継手つきMGセットシステム200Aは、インター
ナルポンプ1−1〜1−5、流体継手つきMGセットト
リップ用遮断器100A、MGセット駆動電動機101
A、可変周波数発電機102A、流体継手103A、す
くい管104A、インターナルポンプトリップ用遮断器
105A、遮断器(機器保護用)106A−1〜106
A−5、原子炉出力モニタリレー150、AND回路1
51、OR回路152、圧力モニタリレー153、水位
モニタリレー154、OR回路155からなる。流体継
手つきMGセットシステム200Bは、インターナルポ
ンプ1−6〜1−10、流体継手つきMGセットトリッ
プ用遮断器100B、MGセット駆動電動機101B、
可変周波数発電機102B、流体継手103B、すくい
管104B、遮断器(機器保護用)106B−1〜10
6B−5、インターナルポンプトリップ用遮断器106
C−1、106C−2からなる。
【0010】図2を用いて、インターナルポンプの最適
台数をトリップする詳細な動作を説明する。ここでは、
発電機負荷遮断時、若しくはATWS発生時におけるイ
ンターナルポンプの最適なトリップ台数は、原子炉の運
転条件つまり原子炉出力aパーセント以上運転時は7
台、原子炉出力aパーセント未満運転時は5台と仮定す
る。なお、流体継手つきMGセットシステム200A及
び200Bの機能は等価であるため、以下の説明は流体
継手つきMGセットシステム200Aについて行う。
(ただし、インターナルポンプトリップ用遮断器の構成
は200Aと200Bで異なるため、後述する。) 通常、流体継手つきMGセットシステム200Aは、所
内変圧器50−1を介して発電機3から供給される交流
電流によってMGセット駆動電動機101Aが一定回転
数で駆動され、流体継手103Aを介してMGセット駆
動電動機101Aからのトルクを可変周波数発電機10
2Aに伝達し、可変周波数発電機102Aの回転数を制
御する。ここで、流体継手103Aには、油が満たされ
ており、流体継手103A内の油面位置を変更すること
によって、可変周波数発電機102Aに伝達されるトル
クを変更し、可変周波数発電機102Aの回転数を変更
する。流体継手103Aの油面の変更は、流体継手10
3Aに挿入されているすくい管104Aの位置を変更す
ることによって行う。可変周波数発電機102Aからの
出力は、可変周波数発電機102Aの出力側に設けられ
たインターナルポンプトリップ用遮断器105Aと、イ
ンターナルポンプの入力側に設けられた5本に分割され
た機器保護用遮断器106A−1〜106A−5を介し
てインターナルポンプ1−1〜1−5に出力され、イン
ターナルポンプの回転数を可変制御する。なお、機器保
護用遮断器106A−1〜106A−5は、下流側のイ
ンターナルポンプに異常が発生した場合、当該ポンプを
系統から切り離すことにより機器保護を図るという目的
で設置される。また、流体継手つきMGセットシステム
200Bにおいては、可変周波数発電機102Bの出力
により回転数が制御される5台のインターナルポンプ1
−6〜1−10のうち、2台については、機器保護を図
るという目的で設置される機器保護用遮断器106B−
1、106B−2の他に、106B−1、106B−2
の入力側にインターナルポンプトリップ用遮断器として
106C−1、106C−2を設ける。ここで、インタ
ーナルポンプトリップ用遮断器は過度時に作動する制御
用の遮断器であり、インターナルポンプトリップ用遮断
器機器と保護用遮断器を設けるのは、制御と保護を同一
機器に受け持たせるのは好ましくないという機能分離に
よるものである。
台数をトリップする詳細な動作を説明する。ここでは、
発電機負荷遮断時、若しくはATWS発生時におけるイ
ンターナルポンプの最適なトリップ台数は、原子炉の運
転条件つまり原子炉出力aパーセント以上運転時は7
台、原子炉出力aパーセント未満運転時は5台と仮定す
る。なお、流体継手つきMGセットシステム200A及
び200Bの機能は等価であるため、以下の説明は流体
継手つきMGセットシステム200Aについて行う。
(ただし、インターナルポンプトリップ用遮断器の構成
は200Aと200Bで異なるため、後述する。) 通常、流体継手つきMGセットシステム200Aは、所
内変圧器50−1を介して発電機3から供給される交流
電流によってMGセット駆動電動機101Aが一定回転
数で駆動され、流体継手103Aを介してMGセット駆
動電動機101Aからのトルクを可変周波数発電機10
2Aに伝達し、可変周波数発電機102Aの回転数を制
御する。ここで、流体継手103Aには、油が満たされ
ており、流体継手103A内の油面位置を変更すること
によって、可変周波数発電機102Aに伝達されるトル
クを変更し、可変周波数発電機102Aの回転数を変更
する。流体継手103Aの油面の変更は、流体継手10
3Aに挿入されているすくい管104Aの位置を変更す
ることによって行う。可変周波数発電機102Aからの
出力は、可変周波数発電機102Aの出力側に設けられ
たインターナルポンプトリップ用遮断器105Aと、イ
ンターナルポンプの入力側に設けられた5本に分割され
た機器保護用遮断器106A−1〜106A−5を介し
てインターナルポンプ1−1〜1−5に出力され、イン
ターナルポンプの回転数を可変制御する。なお、機器保
護用遮断器106A−1〜106A−5は、下流側のイ
ンターナルポンプに異常が発生した場合、当該ポンプを
系統から切り離すことにより機器保護を図るという目的
で設置される。また、流体継手つきMGセットシステム
200Bにおいては、可変周波数発電機102Bの出力
により回転数が制御される5台のインターナルポンプ1
−6〜1−10のうち、2台については、機器保護を図
るという目的で設置される機器保護用遮断器106B−
1、106B−2の他に、106B−1、106B−2
の入力側にインターナルポンプトリップ用遮断器として
106C−1、106C−2を設ける。ここで、インタ
ーナルポンプトリップ用遮断器は過度時に作動する制御
用の遮断器であり、インターナルポンプトリップ用遮断
器機器と保護用遮断器を設けるのは、制御と保護を同一
機器に受け持たせるのは好ましくないという機能分離に
よるものである。
【0011】まず、発電機負荷遮断時のRPTを伴う過
渡事象の場合について説明する。原子炉の運転状態は、
図1の中性子束検出装置15の中性子束信号を変換した
原子炉出力信号16として原子炉出力モニタリレー15
0に入力される。原子炉出力信号16がaパーセント以
上に上昇した原子炉の運転状態にあると、原子炉出力モ
ニタリレー150からAND回路151に対して原子炉
出力aパーセント以上運転状態信号18が出力される。
このような運転状態において、発電機負荷遮断が発生す
ると、発電機負荷遮断による加減弁急閉信号7が発生
し、OR回路152を介して流体継手つきMGセットシ
ステム200A内のポンプ5台トリップ信号17が出力
され、インターナルポンプトリップ用遮断器105Aを
遮断すると共に、機器保護用遮断器106A−1〜10
6A−5を遮断し、インターナルポンプ1−1〜1−5
をトリップする。同時に、原子炉出力aパーセント以上
運転状態信号18と加減弁急閉信号7とのAND条件が
成立し、流体継手つきMGセットシステム200B内の
ポンプ2台トリップ信号19が出力され、インターナル
ポンプトリップ用遮断器106C−1、106C−2を
遮断すると共に、機器保護用遮断器106B−1、10
6B−2を遮断し、インターナルポンプ1−6、1−7
をトリップする。これより、原子炉出力aパーセント以
上の運転状態において、発電機負荷遮断によって加減弁
急閉信号7が発生した場合、インターナルポンプ1−1
〜1−5、1−6、1−7の7台が同時トリップされる
ことになる。また、原子炉出力aパーセント未満の出力
運転時に、発電機負荷遮断による加減弁急閉信号7が発
生した場合は、流体継手つきMGセットシステム200
A内のポンプ5台トリップ信号17が出力され、流体継
手つきMGセットシステム200Bには、ポンプ2台ト
リップ信号19が出力されないため、インターナルポン
プ1−1〜1−5の5台同時トリップが行われる。この
ように、発電機負荷遮断時のRPTを伴う過渡事象の場
合、原子炉出力aパーセント以上の運転条件において、
発電機負荷遮断による加減弁急閉信号7が発生したと
き、インターナルポンプ7台が同時トリップされ、ま
た、原子炉出力aパーセント未満の運転条件において、
発電機負荷遮断による加減弁急閉信号7が発生したと
き、インターナルポンプ5台の同時トリップが行われ
る。
渡事象の場合について説明する。原子炉の運転状態は、
図1の中性子束検出装置15の中性子束信号を変換した
原子炉出力信号16として原子炉出力モニタリレー15
0に入力される。原子炉出力信号16がaパーセント以
上に上昇した原子炉の運転状態にあると、原子炉出力モ
ニタリレー150からAND回路151に対して原子炉
出力aパーセント以上運転状態信号18が出力される。
このような運転状態において、発電機負荷遮断が発生す
ると、発電機負荷遮断による加減弁急閉信号7が発生
し、OR回路152を介して流体継手つきMGセットシ
ステム200A内のポンプ5台トリップ信号17が出力
され、インターナルポンプトリップ用遮断器105Aを
遮断すると共に、機器保護用遮断器106A−1〜10
6A−5を遮断し、インターナルポンプ1−1〜1−5
をトリップする。同時に、原子炉出力aパーセント以上
運転状態信号18と加減弁急閉信号7とのAND条件が
成立し、流体継手つきMGセットシステム200B内の
ポンプ2台トリップ信号19が出力され、インターナル
ポンプトリップ用遮断器106C−1、106C−2を
遮断すると共に、機器保護用遮断器106B−1、10
6B−2を遮断し、インターナルポンプ1−6、1−7
をトリップする。これより、原子炉出力aパーセント以
上の運転状態において、発電機負荷遮断によって加減弁
急閉信号7が発生した場合、インターナルポンプ1−1
〜1−5、1−6、1−7の7台が同時トリップされる
ことになる。また、原子炉出力aパーセント未満の出力
運転時に、発電機負荷遮断による加減弁急閉信号7が発
生した場合は、流体継手つきMGセットシステム200
A内のポンプ5台トリップ信号17が出力され、流体継
手つきMGセットシステム200Bには、ポンプ2台ト
リップ信号19が出力されないため、インターナルポン
プ1−1〜1−5の5台同時トリップが行われる。この
ように、発電機負荷遮断時のRPTを伴う過渡事象の場
合、原子炉出力aパーセント以上の運転条件において、
発電機負荷遮断による加減弁急閉信号7が発生したと
き、インターナルポンプ7台が同時トリップされ、ま
た、原子炉出力aパーセント未満の運転条件において、
発電機負荷遮断による加減弁急閉信号7が発生したと
き、インターナルポンプ5台の同時トリップが行われ
る。
【0012】次に、スクラム不作動を伴う異常な過渡現
象であるATWSの場合について説明する。ATWSは
原子炉の水位と圧力を監視することにより対応する。流
体継手つきMGセットシステム200Aに原子炉圧力信
号20及び原子炉水位信号21を入力する。原子炉圧力
信号20は圧力モニタリレー153に入力され、原子炉
圧力信号20がある規定値以上に上昇した場合には、圧
力モニタリレー153からOR回路155に対して信号
を出力する。同様に、原子炉水位信号21は水位モニタ
リレー154に入力され、原子炉水位信号21がある規
定値以上に上昇した場合には、水位モニタリレー154
からOR回路155に対して信号を出力する。そこで、
前述したように、原子炉出力モニタリレー150からA
ND回路151に対して原子炉出力aパーセント以上運
転状態信号18が出力される原子炉の運転状態におい
て、原子炉圧力あるいは原子炉水位が規定値に達したと
き、OR回路155からOR回路152を介して流体継
手つきMGセットシステム200A内のポンプ5台トリ
ップ信号17が出力され、インターナルポンプトリップ
用遮断器105Aを遮断すると共に、機器保護用遮断器
106A−1〜106A−5を遮断し、インターナルポ
ンプ1−1〜1−5をトリップする。同時に、原子炉出
力aパーセント以上運転状態信号18と圧力モニタリレ
ー153あるいは水位モニタリレー154からの信号と
のAND条件が成立し、流体継手つきMGセットシステ
ム200B内のポンプ2台トリップ信号19が出力さ
れ、インターナルポンプトリップ用遮断器106C−
1、106C−2を遮断すると共に、機器保護用遮断器
106B−1、106B−2を遮断し、インターナルポ
ンプ1−6、1−7をトリップする。これより、原子炉
出力aパーセント以上の運転条件において、原子炉圧力
あるいは原子炉水位が規定値に達した場合、インターナ
ルポンプの7台が同時トリップされることになる。ま
た、原子炉出力aパーセント未満の出力運転時に、原子
炉圧力あるいは原子炉水位が規定値に達した場合は、流
体継手つきMGセットシステム200A内のポンプ5台
トリップ信号17が出力され、流体継手つきMGセット
システム200Bには、ポンプ2台トリップ信号19は
出力されないため、インターナルポンプ1−1〜1−5
の5台同時トリップが行われる。このように、スクラム
不作動を伴う異常な過渡現象であるATWSの場合、原
子炉出力aパーセント以上の運転条件において、原子炉
圧力あるいは原子炉水位が規定値に達したとき、インタ
ーナルポンプ7台が同時トリップされ、また、原子炉出
力aパーセント未満の運転条件において、原子炉圧力あ
るいは原子炉水位が規定値に達したとき、インターナル
ポンプ5台の同時トリップが行われる。
象であるATWSの場合について説明する。ATWSは
原子炉の水位と圧力を監視することにより対応する。流
体継手つきMGセットシステム200Aに原子炉圧力信
号20及び原子炉水位信号21を入力する。原子炉圧力
信号20は圧力モニタリレー153に入力され、原子炉
圧力信号20がある規定値以上に上昇した場合には、圧
力モニタリレー153からOR回路155に対して信号
を出力する。同様に、原子炉水位信号21は水位モニタ
リレー154に入力され、原子炉水位信号21がある規
定値以上に上昇した場合には、水位モニタリレー154
からOR回路155に対して信号を出力する。そこで、
前述したように、原子炉出力モニタリレー150からA
ND回路151に対して原子炉出力aパーセント以上運
転状態信号18が出力される原子炉の運転状態におい
て、原子炉圧力あるいは原子炉水位が規定値に達したと
き、OR回路155からOR回路152を介して流体継
手つきMGセットシステム200A内のポンプ5台トリ
ップ信号17が出力され、インターナルポンプトリップ
用遮断器105Aを遮断すると共に、機器保護用遮断器
106A−1〜106A−5を遮断し、インターナルポ
ンプ1−1〜1−5をトリップする。同時に、原子炉出
力aパーセント以上運転状態信号18と圧力モニタリレ
ー153あるいは水位モニタリレー154からの信号と
のAND条件が成立し、流体継手つきMGセットシステ
ム200B内のポンプ2台トリップ信号19が出力さ
れ、インターナルポンプトリップ用遮断器106C−
1、106C−2を遮断すると共に、機器保護用遮断器
106B−1、106B−2を遮断し、インターナルポ
ンプ1−6、1−7をトリップする。これより、原子炉
出力aパーセント以上の運転条件において、原子炉圧力
あるいは原子炉水位が規定値に達した場合、インターナ
ルポンプの7台が同時トリップされることになる。ま
た、原子炉出力aパーセント未満の出力運転時に、原子
炉圧力あるいは原子炉水位が規定値に達した場合は、流
体継手つきMGセットシステム200A内のポンプ5台
トリップ信号17が出力され、流体継手つきMGセット
システム200Bには、ポンプ2台トリップ信号19は
出力されないため、インターナルポンプ1−1〜1−5
の5台同時トリップが行われる。このように、スクラム
不作動を伴う異常な過渡現象であるATWSの場合、原
子炉出力aパーセント以上の運転条件において、原子炉
圧力あるいは原子炉水位が規定値に達したとき、インタ
ーナルポンプ7台が同時トリップされ、また、原子炉出
力aパーセント未満の運転条件において、原子炉圧力あ
るいは原子炉水位が規定値に達したとき、インターナル
ポンプ5台の同時トリップが行われる。
【0013】図3は、インターナルポンプトリップ方式
として、本実施形態を採用した場合と、従来例を適用し
た場合の発電機負荷遮断発生時の挙動の比較を示す。系
統事故等により発電機負荷遮断が発生すると、タービン
の回転数上昇を抑制するために加減弁6が急閉されるた
め、ボイドがつぶれて、出力(中性子束)が上昇する
が、インターナルポンプをトリップさせることにより、
炉心流量が減少し、ボイドが増加して負の反応度が投入
されるため、出力(中性子束)の上昇を抑えることがで
きる。図3に示すように、時間t1において発電機負荷
遮断が発生した時、インターナルポンプの5台トリップ
(点線)と7台トリップ(実線)を比較した場合、7台
トリップの方が炉心流量の減少が大きいく、負の反応度
の投入が大きくなるため、出力(中性子束)の上昇が抑
えられ、プラントの安全性が確保される。また、この時
の最小限界出力比MCPR(Minimum Crit
ical Power Raito)について、インタ
ーナルポンプの5台トリップ(点線)と7台トリップ
(実線)で比較した場合、7台トリップの方が負の反応
度の投入が大きくなるため、図3に示すように、ΔMC
PRの値は低く抑えられる。従って、7台トリップの方
が負荷遮断時の燃料の熱的裕度が確保され、燃料の健全
性が保たれる。また、バイパス弁8の容量が主蒸気の定
格値以上の場合のプラントにおいて、発電機負荷遮断が
発生した時には、原子炉出力を適切に低下させ、原子炉
スクラムせずに運転を継続する運用となるが、この場合
におけるプラント運転継続のためには、加減弁6の急閉
直後の圧力上昇による中性子束の上昇を抑える必要があ
る。この運用を行う場合も、出力の上昇が抑えられる7
台トリップの方が中性子束高信号によるスクラムを回避
する上で有効である。
として、本実施形態を採用した場合と、従来例を適用し
た場合の発電機負荷遮断発生時の挙動の比較を示す。系
統事故等により発電機負荷遮断が発生すると、タービン
の回転数上昇を抑制するために加減弁6が急閉されるた
め、ボイドがつぶれて、出力(中性子束)が上昇する
が、インターナルポンプをトリップさせることにより、
炉心流量が減少し、ボイドが増加して負の反応度が投入
されるため、出力(中性子束)の上昇を抑えることがで
きる。図3に示すように、時間t1において発電機負荷
遮断が発生した時、インターナルポンプの5台トリップ
(点線)と7台トリップ(実線)を比較した場合、7台
トリップの方が炉心流量の減少が大きいく、負の反応度
の投入が大きくなるため、出力(中性子束)の上昇が抑
えられ、プラントの安全性が確保される。また、この時
の最小限界出力比MCPR(Minimum Crit
ical Power Raito)について、インタ
ーナルポンプの5台トリップ(点線)と7台トリップ
(実線)で比較した場合、7台トリップの方が負の反応
度の投入が大きくなるため、図3に示すように、ΔMC
PRの値は低く抑えられる。従って、7台トリップの方
が負荷遮断時の燃料の熱的裕度が確保され、燃料の健全
性が保たれる。また、バイパス弁8の容量が主蒸気の定
格値以上の場合のプラントにおいて、発電機負荷遮断が
発生した時には、原子炉出力を適切に低下させ、原子炉
スクラムせずに運転を継続する運用となるが、この場合
におけるプラント運転継続のためには、加減弁6の急閉
直後の圧力上昇による中性子束の上昇を抑える必要があ
る。この運用を行う場合も、出力の上昇が抑えられる7
台トリップの方が中性子束高信号によるスクラムを回避
する上で有効である。
【0014】なお、本実施形態では、発電機負荷遮断以
外のRPTを伴う過渡事象、例えばタービントリップ、
全給水喪失、給水加熱喪失及び主蒸気隔離弁閉鎖等にお
いても、これらの過渡事象発生時の信号を加減弁急閉信
号7に置き換えて適用することが可能であり、本発明
は、発電機負荷遮断以外のRPTを伴う過渡事象につい
ても同様に適用することができる。
外のRPTを伴う過渡事象、例えばタービントリップ、
全給水喪失、給水加熱喪失及び主蒸気隔離弁閉鎖等にお
いても、これらの過渡事象発生時の信号を加減弁急閉信
号7に置き換えて適用することが可能であり、本発明
は、発電機負荷遮断以外のRPTを伴う過渡事象につい
ても同様に適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷遮断等の再循環ポンプトリップ(RPT)を伴う過
渡事象、若しくはスクラム不作動を伴う異常な過渡現象
であるATWS及び原子炉の運転条件に基づいて異なる
最適なポンプトリップ台数を予め解析により求め、負荷
遮断等の再循環ポンプトリップ(RPT)を伴う過渡事
象発生時、若しくはスクラム不作動を伴う異常な過渡現
象であるATWS発生時に、最適なインターナルポンプ
台数を同時トリップすることが可能となり、負荷遮断等
のRPTを伴う過渡事象発生時、若しくはスクラム不作
動を伴う異常な過渡現象であるATWS発生時の原子力
発電プラントの安全性及び燃料の健全性を確保すること
ができる。
負荷遮断等の再循環ポンプトリップ(RPT)を伴う過
渡事象、若しくはスクラム不作動を伴う異常な過渡現象
であるATWS及び原子炉の運転条件に基づいて異なる
最適なポンプトリップ台数を予め解析により求め、負荷
遮断等の再循環ポンプトリップ(RPT)を伴う過渡事
象発生時、若しくはスクラム不作動を伴う異常な過渡現
象であるATWS発生時に、最適なインターナルポンプ
台数を同時トリップすることが可能となり、負荷遮断等
のRPTを伴う過渡事象発生時、若しくはスクラム不作
動を伴う異常な過渡現象であるATWS発生時の原子力
発電プラントの安全性及び燃料の健全性を確保すること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す沸騰水型原子力発電
プラントにおけるインターナルポンプシステムの全体構
成図
プラントにおけるインターナルポンプシステムの全体構
成図
【図2】本発明による流体継手つきMGセットシステム
の詳細な構成図
の詳細な構成図
【図3】本発明による発電機負荷遮断発生時の挙動図
1 タービン 3 発電機 4 パワーロードアンバランスリレー回路 6 加減弁 8 バイパス弁 10 復水器 11 原子炉圧力容器 12 原子炉炉心 15 中性子束検出装置 150 原子炉出力モニタリレー 151 AND回路 152 OR回路 153 圧力モニタリレー 154 水位モニタリレー 155 OR回路 1−1〜1−10 インターナルポンプ 200A、200B 流体継手つきMGセットシステム 101A、101B MGセット駆動電動機 102A、102B 可変周波数発電機 103A、103B 流体継手 104A、104B すくい管 105A インターナルポンプトリップ用遮断器 106A−1〜106A−5、106B−1〜106B
−5 遮断器(機器保護用) 106C−1、106C−2 インターナルポンプトリ
ップ用遮断器
−5 遮断器(機器保護用) 106C−1、106C−2 インターナルポンプトリ
ップ用遮断器
Claims (7)
- 【請求項1】 原子炉の再循環ポンプとして複数のイン
ターナルポンプを採用し、該インターナルポンプの可変
周波数電源として複数の流体継手つきMGセットを使用
すると共に、1台の流体継手つきMGセットに複数台の
インターナルポンプを設置した原子力発電プラントのイ
ンターナルポンプシステムにおいて、負荷遮断等の再循
環ポンプトリップ(RPT)を伴う過渡事象、若しくは
スクラム不作動を伴う異常な過渡現象であるATWSに
対応して異なる最適なインターナルポンプ台数を同時に
トリップすることを特徴とするインターナルポンプシス
テム。 - 【請求項2】 原子炉の再循環ポンプとして複数のイン
ターナルポンプを採用し、該インターナルポンプの可変
周波数電源として複数の流体継手つきMGセットを使用
すると共に、1台の流体継手つきMGセットに複数台の
インターナルポンプを設置した原子力発電プラントのイ
ンターナルポンプシステムにおいて、発電機負荷遮断、
タービントリップ、全給水喪失、給水加熱喪失または主
蒸気隔離弁閉鎖等による過渡事象の信号が発生し、原子
炉が原子炉出力aパーセント以上の運転状態にあると
き、前記過渡事象及び前記原子炉の運転状態に対応して
異なる最適なインターナルポンプ台数を同時にトリップ
することを特徴とするインターナルポンプシステム。 - 【請求項3】 原子炉の再循環ポンプとして複数のイン
ターナルポンプを採用し、該インターナルポンプの可変
周波数電源として複数の流体継手つきMGセットを使用
すると共に、1台の流体継手つきMGセットに複数台の
インターナルポンプを設置した原子力発電プラントのイ
ンターナルポンプシステムにおいて、原子炉圧力あるい
は原子炉水位が規定値に達し、ATWS発生時に、原子
炉が原子炉出力aパーセント以上の運転状態にある場
合、前記ATWS及び前記原子炉の運転状態に対応して
異なる最適なインターナルポンプ台数を同時にトリップ
することを特徴とするインターナルポンプシステム。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
て、最適なインターナルポンプ台数は、タービンバイパ
ス弁の容量、燃料特性より決定されるボイド反応度係数
による影響をとり入れて求めることを特徴とするインタ
ーナルポンプシステム。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
て、最適なインターナルポンプ台数の同時トリップは、
1台の流体継手つきMGセットに設置された全てのイン
ターナルポンプと、他台の流体継手つきMGセットに設
置された任意台数のインターナルポンプを対象とするこ
とを特徴とするインターナルポンプシステム。 - 【請求項6】 請求項5において、流体継手つきMGセ
ットに設置された全てのインターナルポンプをトリップ
するインターナルポンプトリップ用遮断器を設け、該遮
断器を並列配置された機器保護用遮断器と直列に配置す
ることを特徴とするインターナルポンプシステム。 - 【請求項7】 請求項5において、流体継手つきMGセ
ットに設置された任意台数のインターナルポンプをトリ
ップするインターナルポンプトリップ用遮断器を設け、
該遮断器を機器保護用遮断器と直列に配置することを特
徴とするインターナルポンプシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088856A JPH09257980A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | インターナルポンプシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088856A JPH09257980A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | インターナルポンプシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09257980A true JPH09257980A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13954636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8088856A Pending JPH09257980A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | インターナルポンプシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09257980A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011133295A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉冷却材再循環ポンプ駆動用モータの欠相検出方法 |
| CN107527667A (zh) * | 2016-06-22 | 2017-12-29 | 福建宁德核电有限公司 | 一种核电站重要辅机保护系统 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP8088856A patent/JPH09257980A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011133295A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉冷却材再循環ポンプ駆動用モータの欠相検出方法 |
| CN107527667A (zh) * | 2016-06-22 | 2017-12-29 | 福建宁德核电有限公司 | 一种核电站重要辅机保护系统 |
| CN107527667B (zh) * | 2016-06-22 | 2019-07-16 | 福建宁德核电有限公司 | 一种核电站重要辅机保护系统 |
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