JPH09258073A - 余長処理リング - Google Patents
余長処理リングInfo
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- JPH09258073A JPH09258073A JP8062676A JP6267696A JPH09258073A JP H09258073 A JPH09258073 A JP H09258073A JP 8062676 A JP8062676 A JP 8062676A JP 6267696 A JP6267696 A JP 6267696A JP H09258073 A JPH09258073 A JP H09258073A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、電子機器やその電子機器に実装さ
れたユニットの間に敷設される光ファイバケーブルにつ
いて、余剰の部分が巻き重ねられる核を形成する余長処
理リングに関し、構成が簡単であって光ケーブルの破断
や特性の劣化の原因を確度高く排除できることを目的と
する。 【解決手段】 帯状に成形されて弾性を有し、余長処理
の対象となる光ケーブルの巻回の核を環状に形成する帯
状体11と、帯状体11に形成され、その帯状体を核が
とり得る全ての径に個別に対応した長さで重合しあるい
は当接した状態で連結する連結手段13と、帯状体11
の両縁の内、一方または双方の全域あるいは一部に斜交
した状態で付設され、光ケーブルの巻回された部分のこ
れらの両縁に対する突出を阻止する単数または複数の阻
止片151〜15Nとを備えて構成される。
れたユニットの間に敷設される光ファイバケーブルにつ
いて、余剰の部分が巻き重ねられる核を形成する余長処
理リングに関し、構成が簡単であって光ケーブルの破断
や特性の劣化の原因を確度高く排除できることを目的と
する。 【解決手段】 帯状に成形されて弾性を有し、余長処理
の対象となる光ケーブルの巻回の核を環状に形成する帯
状体11と、帯状体11に形成され、その帯状体を核が
とり得る全ての径に個別に対応した長さで重合しあるい
は当接した状態で連結する連結手段13と、帯状体11
の両縁の内、一方または双方の全域あるいは一部に斜交
した状態で付設され、光ケーブルの巻回された部分のこ
れらの両縁に対する突出を阻止する単数または複数の阻
止片151〜15Nとを備えて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器やその電
子機器に実装されたユニットの間に敷設される光ファイ
バケーブルについて、余剰の部分が巻き重ねられる核を
形成する余長処理リングに関する。
子機器に実装されたユニットの間に敷設される光ファイ
バケーブルについて、余剰の部分が巻き重ねられる核を
形成する余長処理リングに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、長距離に渡って無中継で高速に多
量の伝送情報を伝送可能な光ファイバケーブル(以下、
単に「光ケーブル」という。)が安価に製造できるよう
になり、伝送システムの多くには光伝送方式が多く適用
されつつある。また、このような光ケーブルは、ディジ
タル伝送技術の適用の下で多数の並列な線路に等価とな
るために、上述した光伝送方式の伝送区間だけではな
く、多くの電子機器の内部に実装されたモジュールの間
にも敷設されつつある。
量の伝送情報を伝送可能な光ファイバケーブル(以下、
単に「光ケーブル」という。)が安価に製造できるよう
になり、伝送システムの多くには光伝送方式が多く適用
されつつある。また、このような光ケーブルは、ディジ
タル伝送技術の適用の下で多数の並列な線路に等価とな
るために、上述した光伝送方式の伝送区間だけではな
く、多くの電子機器の内部に実装されたモジュールの間
にも敷設されつつある。
【0003】しかし、このような光ケーブルの両端に光
モジュールや光コネクタを接続する作業は、一般に、熟
練した作業者が特殊な器具を用いることにより行うにも
かかわらず、その光ケーブルの端部の加工精度に応じて
伝送特性が顕著に変化し、特に、その伝送特性の偏差が
過大である場合には、端部を切り詰めながらやり直しが
繰り返される。したがって、このような光ケーブルの長
さについては、精度高く設定することは実際には難しか
った。
モジュールや光コネクタを接続する作業は、一般に、熟
練した作業者が特殊な器具を用いることにより行うにも
かかわらず、その光ケーブルの端部の加工精度に応じて
伝送特性が顕著に変化し、特に、その伝送特性の偏差が
過大である場合には、端部を切り詰めながらやり直しが
繰り返される。したがって、このような光ケーブルの長
さについては、精度高く設定することは実際には難しか
った。
【0004】また、予め長さが標準化されて両端に光モ
ジュールや光コネクタが接続された光ケーブルも多く利
用されるが、その光ケーブルについても、製造の過程が
同様であるために、長さの精度を十分に高く得ることは
できない。したがって、このような光ケーブルの余剰の
部分を巻き重ねて固定する余長処理には、その巻き重ね
の核となる余長処理リングが多く利用されている。
ジュールや光コネクタが接続された光ケーブルも多く利
用されるが、その光ケーブルについても、製造の過程が
同様であるために、長さの精度を十分に高く得ることは
できない。したがって、このような光ケーブルの余剰の
部分を巻き重ねて固定する余長処理には、その巻き重ね
の核となる余長処理リングが多く利用されている。
【0005】従来の余長処理リングの内、例えば、特開
平4−110904号公報に掲載されたものは、図10
に示すように、円柱状の軸部91の側部に放射状にバネ
92 1〜924が突設され、これらのバネの先端部に、軸
部91と軸を共通とする円筒部材をその軸に沿って4等
分してなる分割体931〜934が連結されて構成され
る。
平4−110904号公報に掲載されたものは、図10
に示すように、円柱状の軸部91の側部に放射状にバネ
92 1〜924が突設され、これらのバネの先端部に、軸
部91と軸を共通とする円筒部材をその軸に沿って4等
分してなる分割体931〜934が連結されて構成され
る。
【0006】このような構成の余長処理リングでは、分
割体931〜934の外側面には余長処理の対象となる光
ケーブル94の余剰の部分の長さに応じた適正な力が加
えられ、これらの分割体の外周に対する仮想的な内接円
の径が調整される。さらに、光ケーブル94は、分割体
931〜934の外周に沿って所望の回数に渡って巻き重
ねられる。なお、以下では、このような光ケーブル94
の部分の内、上述したように巻き重ねられた部分につい
ては、「巻回部」という。
割体931〜934の外側面には余長処理の対象となる光
ケーブル94の余剰の部分の長さに応じた適正な力が加
えられ、これらの分割体の外周に対する仮想的な内接円
の径が調整される。さらに、光ケーブル94は、分割体
931〜934の外周に沿って所望の回数に渡って巻き重
ねられる。なお、以下では、このような光ケーブル94
の部分の内、上述したように巻き重ねられた部分につい
ては、「巻回部」という。
【0007】また、このような余長処理リングが用いら
れない場合には、例えば、図11に示すように、光ケー
ブル94は、仮想的なリングに沿って配置されたクラン
パ1011〜1014の溝に順次挿入されることにより余
長処理が施されていた。また、余長リングが用いられな
い場合における他の余長処理の形態としては、例えば、
図12(a) に示すように、光ケーブル94の両端はプリ
ント板111の部品面に配置された光モジュール112
と光コネクタ113とにそれぞれ接続され、その光ケー
ブルの余剰の部分は上述した部品面に平行に所望の径で
円を描く状態で巻き束ねられた後に束線バンド11
41、1142を介して共締めされる。
れない場合には、例えば、図11に示すように、光ケー
ブル94は、仮想的なリングに沿って配置されたクラン
パ1011〜1014の溝に順次挿入されることにより余
長処理が施されていた。また、余長リングが用いられな
い場合における他の余長処理の形態としては、例えば、
図12(a) に示すように、光ケーブル94の両端はプリ
ント板111の部品面に配置された光モジュール112
と光コネクタ113とにそれぞれ接続され、その光ケー
ブルの余剰の部分は上述した部品面に平行に所望の径で
円を描く状態で巻き束ねられた後に束線バンド11
41、1142を介して共締めされる。
【0008】さらに、このようにして共締めされた光ケ
ーブル94が上述した部品面に近い位置に実装されるユ
ニット等に接触するために、その光ケーブルに過大な応
力が集中的に加えられたり破断や圧壊が生じ得る場合に
は、図12(b) に示すように、部品面との間に巻回部が
収納可能な空間を確保しつつその巻回部を覆う保護カバ
ー115が設けられる。
ーブル94が上述した部品面に近い位置に実装されるユ
ニット等に接触するために、その光ケーブルに過大な応
力が集中的に加えられたり破断や圧壊が生じ得る場合に
は、図12(b) に示すように、部品面との間に巻回部が
収納可能な空間を確保しつつその巻回部を覆う保護カバ
ー115が設けられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例の内、図10に示すものでは、巻回部の径は、操作者
が分割体931〜934を押圧することによってバネ92
1〜924に加えられる力によって決定され、その力はこ
れらの全てのバネに対して必ずしも一様には加えられな
いために、一定にはなり難く、これらの分割体に接する
光ケーブル94には局部的に不均一な張力が加えられて
特性が劣化する可能性もあった。さらに、このような従
来例では、軸部91の軸方向におけるその軸部および分
割体931〜934 の長さが本来的に大きいために、特
に部品面に隣接して高密度に多数実装されるモジュール
には、搭載することができない可能性が高かった。
例の内、図10に示すものでは、巻回部の径は、操作者
が分割体931〜934を押圧することによってバネ92
1〜924に加えられる力によって決定され、その力はこ
れらの全てのバネに対して必ずしも一様には加えられな
いために、一定にはなり難く、これらの分割体に接する
光ケーブル94には局部的に不均一な張力が加えられて
特性が劣化する可能性もあった。さらに、このような従
来例では、軸部91の軸方向におけるその軸部および分
割体931〜934 の長さが本来的に大きいために、特
に部品面に隣接して高密度に多数実装されるモジュール
には、搭載することができない可能性が高かった。
【0010】また、図11に示す従来例では、巻回部の
径の精度が操作者の熟練度によって左右され、その巻回
部を形成する手作業の過程では、その光ケーブルは、許
容可能な曲率を超えて折り曲げられ得るために、破断が
生じたり特性が劣化する可能性があった。さらに、図1
2に示す従来例では、巻回部は、束線バンド1141、
1142のみによって固定されるために、プリント板1
11の部品面から浮き上がった状態となり易く、特にそ
の部品面に近接して実装されるべきプリント板が着脱さ
れる過程では、そのプリント基板に実装された部品のピ
ン等に引っかかって同様に破断が生じたり特性が劣化す
る可能性があった。
径の精度が操作者の熟練度によって左右され、その巻回
部を形成する手作業の過程では、その光ケーブルは、許
容可能な曲率を超えて折り曲げられ得るために、破断が
生じたり特性が劣化する可能性があった。さらに、図1
2に示す従来例では、巻回部は、束線バンド1141、
1142のみによって固定されるために、プリント板1
11の部品面から浮き上がった状態となり易く、特にそ
の部品面に近接して実装されるべきプリント板が着脱さ
れる過程では、そのプリント基板に実装された部品のピ
ン等に引っかかって同様に破断が生じたり特性が劣化す
る可能性があった。
【0011】本発明は、構成が簡単であって光ケーブル
の破断や特性の劣化の原因を確度高く排除できる余長処
理リングを提供することを目的とする。
の破断や特性の劣化の原因を確度高く排除できる余長処
理リングを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、帯状に成形されて弾性を有し、余長処理の対象とな
る光ケーブルの巻回の核を環状に形成する帯状体と、帯
状体に形成され、その帯状体を核がとり得る全ての径に
個別に対応した長さで重合しあるいは当接した状態で連
結する連結手段と、帯状体の両縁の内、一方または双方
の全域あるいは一部に斜交した状態で付設され、光ケー
ブルの巻回された部分のこれらの両縁に対する突出を阻
止する単数または複数の阻止片とを備えたことを特徴と
する。
は、帯状に成形されて弾性を有し、余長処理の対象とな
る光ケーブルの巻回の核を環状に形成する帯状体と、帯
状体に形成され、その帯状体を核がとり得る全ての径に
個別に対応した長さで重合しあるいは当接した状態で連
結する連結手段と、帯状体の両縁の内、一方または双方
の全域あるいは一部に斜交した状態で付設され、光ケー
ブルの巻回された部分のこれらの両縁に対する突出を阻
止する単数または複数の阻止片とを備えたことを特徴と
する。
【0013】請求項2に記載の発明は、帯状に成形され
て弾性を有し、余長処理の対象となる光ケーブルの巻回
の核を環状に形成する帯状体と、帯状体の一方の縁に衝
止され、その帯状体を核がとり得る全て径に個別に対応
した長さで重合しあるいは当接した状態で核が配置され
る位置に固定する連結固定片と、帯状体の両縁の内、一
方の縁または双方の縁の全域あるいは一部に斜交した状
態で付設され、光ケーブルの巻回された部分のこれらの
両縁に対する突出を阻止する単数または複数の阻止片と
を備えたことを特徴とする。
て弾性を有し、余長処理の対象となる光ケーブルの巻回
の核を環状に形成する帯状体と、帯状体の一方の縁に衝
止され、その帯状体を核がとり得る全て径に個別に対応
した長さで重合しあるいは当接した状態で核が配置され
る位置に固定する連結固定片と、帯状体の両縁の内、一
方の縁または双方の縁の全域あるいは一部に斜交した状
態で付設され、光ケーブルの巻回された部分のこれらの
両縁に対する突出を阻止する単数または複数の阻止片と
を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、帯状に成形され
て弾性を有し、かつ一方の面の長手方向に溝が形成され
ると共に、その溝に沿って環状に余長処理の対象となる
光ケーブルの巻回の核を形成する帯状体と、帯状体に形
成され、その帯状体を核がとり得る全ての径に個別に対
応した長さで重合しあるいは当接した状態で連結する連
結手段とを備えたことを特徴とする。
て弾性を有し、かつ一方の面の長手方向に溝が形成され
ると共に、その溝に沿って環状に余長処理の対象となる
光ケーブルの巻回の核を形成する帯状体と、帯状体に形
成され、その帯状体を核がとり得る全ての径に個別に対
応した長さで重合しあるいは当接した状態で連結する連
結手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項3に記載の余長処理リングにおいて、帯状体の一
方の縁に衝止され、核が配置される位置に対するその核
の固定に供される単数または複数の固定片を備えたこと
を特徴とする。請求項5に記載の発明は、帯状に成形さ
れて弾性を有し、かつ一方の面の長手方向に繊維状の複
数の鉤の配列からなるファスナが敷設されると共に、そ
のファスナに沿って環状に余長処理の対象となる光ケー
ブルか巻回される核を形成する帯状体と、帯状体の他方
の面の内、全域またはその帯状体の一端の近傍に敷設さ
れ、ファスナに嵌着可能な複数の鉤の配列からなる嵌着
帯とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の余長処理リングにおいて、帯状体の一
方の縁に衝止され、核が配置される位置に対するその核
の固定に供される単数または複数の固定片を備えたこと
を特徴とする。請求項5に記載の発明は、帯状に成形さ
れて弾性を有し、かつ一方の面の長手方向に繊維状の複
数の鉤の配列からなるファスナが敷設されると共に、そ
のファスナに沿って環状に余長処理の対象となる光ケー
ブルか巻回される核を形成する帯状体と、帯状体の他方
の面の内、全域またはその帯状体の一端の近傍に敷設さ
れ、ファスナに嵌着可能な複数の鉤の配列からなる嵌着
帯とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4の何れか1項に記載の余長処理リングにおい
て、帯状体には、核の径の可変単位毎に分割された長手
方向の区分の境界として形成された切り込みを有し、阻
止片、連結固定片および固定片の一部または全ては、帯
状体の両縁の一方または双方にその帯状体と共に一体成
形され、かつ切り込みによって区分される断片の組み合
わせとして形成され、連結手段は、切り込みに沿って形
成されたことを特徴とする。
請求項4の何れか1項に記載の余長処理リングにおい
て、帯状体には、核の径の可変単位毎に分割された長手
方向の区分の境界として形成された切り込みを有し、阻
止片、連結固定片および固定片の一部または全ては、帯
状体の両縁の一方または双方にその帯状体と共に一体成
形され、かつ切り込みによって区分される断片の組み合
わせとして形成され、連結手段は、切り込みに沿って形
成されたことを特徴とする。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の余長処理リングにおいて、切り込みは、阻止片の一部
または全てを除去可能に形成されたことを特徴とする。
の余長処理リングにおいて、切り込みは、阻止片の一部
または全てを除去可能に形成されたことを特徴とする。
【0018】(作用)請求項1に記載の発明にかかわる
余長処理リングでは、帯状体は、その長手方向に沿って
形成された連結手段によって一部が重合しあるいは両端
が当接した状態で連結され、余長処理の対象となる光ケ
ーブルが巻回される環状の核を形成する。阻止片は、こ
のような帯状体の両縁の一方または双方の全域あるいは
一部に斜交した状態で付設され、上述した核の外周に巻
回された光ケーブルがその核の両縁から突出することを
阻止する。
余長処理リングでは、帯状体は、その長手方向に沿って
形成された連結手段によって一部が重合しあるいは両端
が当接した状態で連結され、余長処理の対象となる光ケ
ーブルが巻回される環状の核を形成する。阻止片は、こ
のような帯状体の両縁の一方または双方の全域あるいは
一部に斜交した状態で付設され、上述した核の外周に巻
回された光ケーブルがその核の両縁から突出することを
阻止する。
【0019】すなわち、このような核の径は余長処理の
対象となる光ケーブルの余剰の部分の長さに適応した値
に柔軟に設定され、かつその核に巻き重ねられた光ケー
ブルがバラけた状態となることが確実に防止される。請
求項2に記載の発明にかかわる余長処理リングでは、帯
状体は、その一方の縁に衝止された単数または複数の阻
止片によって一部が重合しあるいは両端が当接した状態
で連結され、かつ余長処理の対象となる光ケーブルが巻
回される核の所望の径と形状とが設定された状態でその
核が配置されるべき位置に固定される。阻止片は、この
ような帯状体の両縁の一方または双方の全域あるいは一
部に斜交した状態で付設され、上述した核の外周に巻回
された光ケーブルがその核の両縁から突出することを阻
止する。
対象となる光ケーブルの余剰の部分の長さに適応した値
に柔軟に設定され、かつその核に巻き重ねられた光ケー
ブルがバラけた状態となることが確実に防止される。請
求項2に記載の発明にかかわる余長処理リングでは、帯
状体は、その一方の縁に衝止された単数または複数の阻
止片によって一部が重合しあるいは両端が当接した状態
で連結され、かつ余長処理の対象となる光ケーブルが巻
回される核の所望の径と形状とが設定された状態でその
核が配置されるべき位置に固定される。阻止片は、この
ような帯状体の両縁の一方または双方の全域あるいは一
部に斜交した状態で付設され、上述した核の外周に巻回
された光ケーブルがその核の両縁から突出することを阻
止する。
【0020】すなわち、このような核の径および形状の
設定に併せて、その核が配置される位置に対する固定が
連結固定手段によって一括して行われるので、請求項1
に記載の発明にかかわる余長処理リングと同様にして光
ケーブルの余剰の部分はその長さに柔軟に適応しつつ確
実に余長処理が施され、かつその光ケーブルが敷設され
る経路は安定に保たれる。
設定に併せて、その核が配置される位置に対する固定が
連結固定手段によって一括して行われるので、請求項1
に記載の発明にかかわる余長処理リングと同様にして光
ケーブルの余剰の部分はその長さに柔軟に適応しつつ確
実に余長処理が施され、かつその光ケーブルが敷設され
る経路は安定に保たれる。
【0021】請求項3に記載の発明にかかわる余長処理
リングでは、帯状体は、その長手方向に沿って形成され
た連結手段によって一部が重合しあるいは両端が当接す
る状態で連結され、余長処理の対象となる光ケーブルが
巻回される環状の核を形成する。このような核は帯状体
の一方の面の長手方向に沿って形成された溝として構成
され、その溝は、請求項1、2に記載の余長処理リング
を構成する阻止片と同様にして、上述した核に巻回され
た光ケーブルがその核の両縁から突出することを阻止す
る。
リングでは、帯状体は、その長手方向に沿って形成され
た連結手段によって一部が重合しあるいは両端が当接す
る状態で連結され、余長処理の対象となる光ケーブルが
巻回される環状の核を形成する。このような核は帯状体
の一方の面の長手方向に沿って形成された溝として構成
され、その溝は、請求項1、2に記載の余長処理リング
を構成する阻止片と同様にして、上述した核に巻回され
た光ケーブルがその核の両縁から突出することを阻止す
る。
【0022】したがって、請求項1、2に記載の余長処
理リングより構造の簡略化がはかられ、かつこれらの余
長処理リングと同様にして光ケーブルの余剰の部分の長
さに適応した余長処理が確実に行われる。請求項4に記
載の発明にかかわる余長処理リングでは、請求項1また
は請求項3に記載の余長処理リングにおいて、単数また
は複数の固定片が帯状体の一方の縁に衝止され、取り付
け面に対する核の固定に供される。このような固定片は
連結手段とは別体に構成されるので、核の径の設定とそ
の核の取り付けとを別の工程として行うことが可能とな
る。
理リングより構造の簡略化がはかられ、かつこれらの余
長処理リングと同様にして光ケーブルの余剰の部分の長
さに適応した余長処理が確実に行われる。請求項4に記
載の発明にかかわる余長処理リングでは、請求項1また
は請求項3に記載の余長処理リングにおいて、単数また
は複数の固定片が帯状体の一方の縁に衝止され、取り付
け面に対する核の固定に供される。このような固定片は
連結手段とは別体に構成されるので、核の径の設定とそ
の核の取り付けとを別の工程として行うことが可能とな
る。
【0023】したがって、余長処理の工程の順序に関す
る柔軟性が確保されると共に、その余長処理の対象とな
る光ケーブルが敷設される経路が安定に保たれる。請求
項5に記載の発明にかかわる余長処理リングでは、帯状
体は、その一方の面の長手方向に沿って敷設されたファ
スナの領域の一部がその帯状体の他方の面に敷設された
嵌着帯と嵌着することにより、余長処理の対象となる光
ケーブルが巻回される環状の核を形成する。また、その
光ケーブルの余剰の部分については、上述したファスナ
を構成する繊維状の鉤の配列の上に巻回されるとこれら
の鉤に絡まって固定されるので、上述した環状の核の両
縁から突出することが阻止される。
る柔軟性が確保されると共に、その余長処理の対象とな
る光ケーブルが敷設される経路が安定に保たれる。請求
項5に記載の発明にかかわる余長処理リングでは、帯状
体は、その一方の面の長手方向に沿って敷設されたファ
スナの領域の一部がその帯状体の他方の面に敷設された
嵌着帯と嵌着することにより、余長処理の対象となる光
ケーブルが巻回される環状の核を形成する。また、その
光ケーブルの余剰の部分については、上述したファスナ
を構成する繊維状の鉤の配列の上に巻回されるとこれら
の鉤に絡まって固定されるので、上述した環状の核の両
縁から突出することが阻止される。
【0024】また、このような核の径は上述したファス
ナを構成する鉤の配列の間隔が小さいほど光ケーブルの
余剰の部分の長さに適応した値に精度よく柔軟に設定さ
れ、かつその核に巻き重ねられた光ケーブルがバラけた
状態となることが確実に防止される。請求項6に記載の
発明にかかわる余長処理リングでは、請求項1ないし請
求項4に記載の余長処理リングにおいて、帯状体には、
核の径を可変すべき単位毎に分割された長手方向の区分
の境界として切り込みが形成される。また、阻止片、連
結固定片および固定片の一部または全ては、このような
帯状体の両縁の内、一方または双方にその帯状体と共に
一体成形されてなり、かつ上述した切り込みによって区
分される断片の組み合わせとして形成される。さらに、
連結手段は、同様にしてこのような切り込みに沿って形
成される。
ナを構成する鉤の配列の間隔が小さいほど光ケーブルの
余剰の部分の長さに適応した値に精度よく柔軟に設定さ
れ、かつその核に巻き重ねられた光ケーブルがバラけた
状態となることが確実に防止される。請求項6に記載の
発明にかかわる余長処理リングでは、請求項1ないし請
求項4に記載の余長処理リングにおいて、帯状体には、
核の径を可変すべき単位毎に分割された長手方向の区分
の境界として切り込みが形成される。また、阻止片、連
結固定片および固定片の一部または全ては、このような
帯状体の両縁の内、一方または双方にその帯状体と共に
一体成形されてなり、かつ上述した切り込みによって区
分される断片の組み合わせとして形成される。さらに、
連結手段は、同様にしてこのような切り込みに沿って形
成される。
【0025】すなわち、上述した切り込みに沿って帯状
体を切断する作業の下で光リングの余剰の部分の長さに
適応した核の径(外周の長さ)が設定され、かつ阻止
片、連結固定片および固定片についてはその頻度や間隔
に併せてサイズが設定される。さらに、連結手段につい
ては、このようにして設定された核の外周の径に適応し
た位置に同様の作業の下で適宜形成される。
体を切断する作業の下で光リングの余剰の部分の長さに
適応した核の径(外周の長さ)が設定され、かつ阻止
片、連結固定片および固定片についてはその頻度や間隔
に併せてサイズが設定される。さらに、連結手段につい
ては、このようにして設定された核の外周の径に適応し
た位置に同様の作業の下で適宜形成される。
【0026】したがって、各構成要素の形状および寸法
が標準化され、かつ予めテープ状に成形されて切り込み
が形成された弾性体として一体化されるので、上述した
核が配置されたり固定されるべき位置、光リングの余剰
の部分の長さその他に柔軟に適応した余長処理リングが
円滑にかつ確実に得られる。請求項7に記載の発明にか
かわる余長処理リングでは、請求項6に記載の余長処理
リングにおいて、切り込みが阻止片の一部または全てを
除去可能に形成されるので、核の両縁の内、巻回された
光ケーブルがバラけた状態となる可能性がない部分に位
置する無用の阻止片を容易に切除することが可能とな
り、その光ケーブルの長さの総和が大きいために本発明
にかかわる複数の余長処理リングが積み重ねられる場合
には、これらの余長処理リングの間に光ケーブルが巻か
れる経路が確実に確保される。
が標準化され、かつ予めテープ状に成形されて切り込み
が形成された弾性体として一体化されるので、上述した
核が配置されたり固定されるべき位置、光リングの余剰
の部分の長さその他に柔軟に適応した余長処理リングが
円滑にかつ確実に得られる。請求項7に記載の発明にか
かわる余長処理リングでは、請求項6に記載の余長処理
リングにおいて、切り込みが阻止片の一部または全てを
除去可能に形成されるので、核の両縁の内、巻回された
光ケーブルがバラけた状態となる可能性がない部分に位
置する無用の阻止片を容易に切除することが可能とな
り、その光ケーブルの長さの総和が大きいために本発明
にかかわる複数の余長処理リングが積み重ねられる場合
には、これらの余長処理リングの間に光ケーブルが巻か
れる経路が確実に確保される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1は、請求項1、
3、4に記載の発明に対応した実施形態を示す図であ
る。図において、帯状に成形された塩化ビニール材から
なる帯状体11の一方の面の内、一端側にはその帯状体
の長手方向に一定の間隔で単数または複数の固定凸部1
3a1〜13amが個別に突設され、他端側には同様の長
手方向に固定凸部13a1〜13amの全てまたは一部と
相互に係合可能であり、かつこれらの固定凸部と共に連
結手段13を構成する複数の固定凹部13b1〜13bn
が形成される。帯状体11の両縁には、一定の間隔で複
数の阻止片1511〜15N1、1512〜15N2がそれぞれ
付設される。
施形態について詳細に説明する。図1は、請求項1、
3、4に記載の発明に対応した実施形態を示す図であ
る。図において、帯状に成形された塩化ビニール材から
なる帯状体11の一方の面の内、一端側にはその帯状体
の長手方向に一定の間隔で単数または複数の固定凸部1
3a1〜13amが個別に突設され、他端側には同様の長
手方向に固定凸部13a1〜13amの全てまたは一部と
相互に係合可能であり、かつこれらの固定凸部と共に連
結手段13を構成する複数の固定凹部13b1〜13bn
が形成される。帯状体11の両縁には、一定の間隔で複
数の阻止片1511〜15N1、1512〜15N2がそれぞれ
付設される。
【0028】以下、本実施形態の動作を説明する。帯状
体11は余長処理の対象となる光ケーブルの余剰の部分
の長さに適応した径の円を描く長さで長手方向に丸めら
れ、固定凸部13a1〜13amは固定凹部13b1〜1
3bnの内、その径の誤差が最小となる組み合わせで互
いに係合した状態に設定される。
体11は余長処理の対象となる光ケーブルの余剰の部分
の長さに適応した径の円を描く長さで長手方向に丸めら
れ、固定凸部13a1〜13amは固定凹部13b1〜1
3bnの内、その径の誤差が最小となる組み合わせで互
いに係合した状態に設定される。
【0029】また、上述した光ケーブルの余剰の部分
は、帯状体11がこのようにして形成するリングの外周
に所望の回数に渡って巻き重ねられ、かつ巻回部を形成
する。したがって、本実施形態にかかわる余長処理リン
グが図2に示すように、図12に示す束線バンド114
1、1142に代えて適用され、その余長処理リングと光
モジュール112および光コネクタ113との間におけ
るプリント板111の上の相対的な距離や位置に応じ
て、係合すべき固定凸部と固定凹部との組み合わせが適
正に設定された場合には、巻回部にはその距離や位置に
応じた光ケーブルの余剰の部分が精度よく巻き重ねら
れ、このような巻回部の弛みは上述したリングの外周に
阻止片1511〜15N1、1512〜15N2によって挟まれ
てなる空間のみに許容される。
は、帯状体11がこのようにして形成するリングの外周
に所望の回数に渡って巻き重ねられ、かつ巻回部を形成
する。したがって、本実施形態にかかわる余長処理リン
グが図2に示すように、図12に示す束線バンド114
1、1142に代えて適用され、その余長処理リングと光
モジュール112および光コネクタ113との間におけ
るプリント板111の上の相対的な距離や位置に応じ
て、係合すべき固定凸部と固定凹部との組み合わせが適
正に設定された場合には、巻回部にはその距離や位置に
応じた光ケーブルの余剰の部分が精度よく巻き重ねら
れ、このような巻回部の弛みは上述したリングの外周に
阻止片1511〜15N1、1512〜15N2によって挟まれ
てなる空間のみに許容される。
【0030】したがって、本実施形態によれば、光ケー
ブルの長さの多様な誤差を許容すると共に、敷設される
区間の相対的な距離や位置に柔軟に適応しつつその光ケ
ーブルの余長処理が確実に行われる。なお、上述した実
施形態では、固定凸部13a1〜13am、固定凹部13
b1〜13bn の個数が共に複数となっているが、本発
明はこのような構成に限定されず、両者の係合の下でリ
ングの機械的な強度が確実に得られるならば、これらの
固定凸部と固定凹部との何れか一方の個数が「1」であ
ってもよい。
ブルの長さの多様な誤差を許容すると共に、敷設される
区間の相対的な距離や位置に柔軟に適応しつつその光ケ
ーブルの余長処理が確実に行われる。なお、上述した実
施形態では、固定凸部13a1〜13am、固定凹部13
b1〜13bn の個数が共に複数となっているが、本発
明はこのような構成に限定されず、両者の係合の下でリ
ングの機械的な強度が確実に得られるならば、これらの
固定凸部と固定凹部との何れか一方の個数が「1」であ
ってもよい。
【0031】図3は、請求項2に記載の発明に対応した
実施形態を示す図である。図において、請求項1に記載
の記載の発明に対応した実施形態との構成の相違点は、
固定凸部13a1〜13am、固定凹部13b1〜13bn
が備えられず、これらの固定凸部および固定凹部に代わ
る連結固定片211、212が阻止片2311〜23N1(2
312〜23N2)の内、帯状体11の長手方向における両
端に付設されたものにそれぞれ隣接して付加された点に
ある。なお、阻止片2311〜23N1(2312〜23N2)
については、阻止片1511〜15N1(1512〜15N2)
と符号が異なるが構成は同じであるので、ここではその
説明を省略する。
実施形態を示す図である。図において、請求項1に記載
の記載の発明に対応した実施形態との構成の相違点は、
固定凸部13a1〜13am、固定凹部13b1〜13bn
が備えられず、これらの固定凸部および固定凹部に代わ
る連結固定片211、212が阻止片2311〜23N1(2
312〜23N2)の内、帯状体11の長手方向における両
端に付設されたものにそれぞれ隣接して付加された点に
ある。なお、阻止片2311〜23N1(2312〜23N2)
については、阻止片1511〜15N1(1512〜15N2)
と符号が異なるが構成は同じであるので、ここではその
説明を省略する。
【0032】以下、本実施形態の動作を説明する。帯状
体11は一部が重ね合わされあるいは両端が互いに当接
した状態でリングを形成するが、そのリングの形状およ
び寸法は、本発明にかかわる余長処理リンクが配置され
るべき面(例えば、プリント板の部品面)に連結固定片
211 、212 が貼着されあるいは螺子を介して係止さ
れることにより設定され、かつ維持される。
体11は一部が重ね合わされあるいは両端が互いに当接
した状態でリングを形成するが、そのリングの形状およ
び寸法は、本発明にかかわる余長処理リンクが配置され
るべき面(例えば、プリント板の部品面)に連結固定片
211 、212 が貼着されあるいは螺子を介して係止さ
れることにより設定され、かつ維持される。
【0033】すなわち、本実施形態によれば、巻回部の
核となるリングの形状および寸法の設定と位置の固定と
が、固定凸部13a1〜13amおよび固定凹部13b1
〜13bn より構成が簡単である連結固定片211、2
12を介して一括して行われ、請求項1に記載の発明に
対応した実施形態と同等の余長処理が安価にかつ確実に
行われる。
核となるリングの形状および寸法の設定と位置の固定と
が、固定凸部13a1〜13amおよび固定凹部13b1
〜13bn より構成が簡単である連結固定片211、2
12を介して一括して行われ、請求項1に記載の発明に
対応した実施形態と同等の余長処理が安価にかつ確実に
行われる。
【0034】なお、本実施形態では、連結固定片2
11、212が阻止片1511〜15N1(1512〜15N2)
と共に帯状体11の縁に付設されているが、本発明はこ
のような構成に限定されず、例えば、これらの阻止片の
一部または全てを固定連結片として兼用することも可能
である。以下、図1を参照して請求項3に記載の発明に
対応した実施形態について説明する。
11、212が阻止片1511〜15N1(1512〜15N2)
と共に帯状体11の縁に付設されているが、本発明はこ
のような構成に限定されず、例えば、これらの阻止片の
一部または全てを固定連結片として兼用することも可能
である。以下、図1を参照して請求項3に記載の発明に
対応した実施形態について説明する。
【0035】本実施形態と請求項1に記載の発明に対応
した実施形態との構成の相違点は、阻止片1511〜15
N1、1512〜15N2が備えられずに構成され、かつ帯状
体31の面の内、固定凸部13a1〜13amが突接され
た面には長手方向に一様に略U字状の溝が形成された点
にある。なお、連結手段33の構成については、請求項
1に記載の発明に対応した実施形態と同様であるから、
ここではその説明を省略する。
した実施形態との構成の相違点は、阻止片1511〜15
N1、1512〜15N2が備えられずに構成され、かつ帯状
体31の面の内、固定凸部13a1〜13amが突接され
た面には長手方向に一様に略U字状の溝が形成された点
にある。なお、連結手段33の構成については、請求項
1に記載の発明に対応した実施形態と同様であるから、
ここではその説明を省略する。
【0036】以下、本実施形態の動作を説明する。本実
施形態では、光ケーブルの余剰の部分は上述した溝に巻
き重ねられて巻回部を形成する。このような溝は、請求
項1に記載の発明に対応した実施形態においてリングの
外周近傍に阻止片1511〜15N1、1512〜15N2によ
って挟まれて形成された空間に等しいので、巻回部の弛
みはその空間のみに抑えられる。
施形態では、光ケーブルの余剰の部分は上述した溝に巻
き重ねられて巻回部を形成する。このような溝は、請求
項1に記載の発明に対応した実施形態においてリングの
外周近傍に阻止片1511〜15N1、1512〜15N2によ
って挟まれて形成された空間に等しいので、巻回部の弛
みはその空間のみに抑えられる。
【0037】したがって、本実施形態によれば、請求項
1に記載の発明に対等した実施形態に比べて構成が大幅
に簡略化され、かつ低廉化がはかられると共に同等の余
長処理がはかられる。なお、本実施形態では、上述した
溝の断面の形状が略U字状となっているが、本発明はこ
のような溝に限定されず、巻回部の弛みに起因してその
巻回部がバラけた状態となることが確実に回避され、か
つ所望の径の多様なリングが十分な強度で自在に形成さ
れるならば、その断面の形状および寸法は如何なるもの
であってもよい。
1に記載の発明に対等した実施形態に比べて構成が大幅
に簡略化され、かつ低廉化がはかられると共に同等の余
長処理がはかられる。なお、本実施形態では、上述した
溝の断面の形状が略U字状となっているが、本発明はこ
のような溝に限定されず、巻回部の弛みに起因してその
巻回部がバラけた状態となることが確実に回避され、か
つ所望の径の多様なリングが十分な強度で自在に形成さ
れるならば、その断面の形状および寸法は如何なるもの
であってもよい。
【0038】以下、図1を参照して請求項4に記載の発
明に対応した実施形態について説明する。本実施形態と
請求項1、3に記載の発明に対応した実施形態との構成
の相違点は、固定片411、412が阻止片1511〜15
N1(1512〜15N2)の内、帯状体11の長手方向にお
けるほぼ中央部に付設されたものの両隣に付設された点
にある。
明に対応した実施形態について説明する。本実施形態と
請求項1、3に記載の発明に対応した実施形態との構成
の相違点は、固定片411、412が阻止片1511〜15
N1(1512〜15N2)の内、帯状体11の長手方向にお
けるほぼ中央部に付設されたものの両隣に付設された点
にある。
【0039】以下、本実施形態の動作を説明する。固定
片411、412は、本発明にかかわる余長処理リンクが
配置されるべき面(例えば、プリント板の部品面)に貼
着されあるいは螺子を介して係止されることにより、巻
回部の核となるリングの固定に供される。すなわち、リ
ングの径の設定とそのリングの固定とが固定凸部13a
1 〜13am および固定凹部13b1〜13bnと固定片
411、412とによって個別に行われるので、請求項2
に記載の発明に対応した実施形態に比べて、余長処理の
過程における作業の順序の自由度が高められる。
片411、412は、本発明にかかわる余長処理リンクが
配置されるべき面(例えば、プリント板の部品面)に貼
着されあるいは螺子を介して係止されることにより、巻
回部の核となるリングの固定に供される。すなわち、リ
ングの径の設定とそのリングの固定とが固定凸部13a
1 〜13am および固定凹部13b1〜13bnと固定片
411、412とによって個別に行われるので、請求項2
に記載の発明に対応した実施形態に比べて、余長処理の
過程における作業の順序の自由度が高められる。
【0040】図4は、請求項5に記載の発明に対応した
実施形態を示す図である。本実施形態と請求項2に記載
の発明に対応した実施形態との構成の相違点は、阻止片
1511〜15N1、1512〜15N2および連結固定片21
1、212が備えられず、かつ帯状体11に代わる帯状体
51の一方の面に毛足が長い繊維状の多数の鉤の配列か
らなるファスナ55が貼着されると共に、その帯状体の
他方の面にこのようなファスナに嵌着可能な複数の鉤の
配列からなる嵌着帯53が敷設された点にある。
実施形態を示す図である。本実施形態と請求項2に記載
の発明に対応した実施形態との構成の相違点は、阻止片
1511〜15N1、1512〜15N2および連結固定片21
1、212が備えられず、かつ帯状体11に代わる帯状体
51の一方の面に毛足が長い繊維状の多数の鉤の配列か
らなるファスナ55が貼着されると共に、その帯状体の
他方の面にこのようなファスナに嵌着可能な複数の鉤の
配列からなる嵌着帯53が敷設された点にある。
【0041】以下、本実施形態の動作を説明する。帯状
体51は、請求項1に記載の発明に対応した実施形態と
同様にして光ケーブルの余剰の部分の長さとその帯状体
が配置されるべき位置とに適応した径のリングを形成す
る状態に丸められ、かつ上述したファスナ55と嵌着帯
53とが嵌着する状態に設定される。
体51は、請求項1に記載の発明に対応した実施形態と
同様にして光ケーブルの余剰の部分の長さとその帯状体
が配置されるべき位置とに適応した径のリングを形成す
る状態に丸められ、かつ上述したファスナ55と嵌着帯
53とが嵌着する状態に設定される。
【0042】さらに、光ケーブルの余剰の部分は、ファ
スナ55が貼着された面に巻き重ねられるが、そのファ
スナを形成する繊維状の鉤の毛足が長いのでその鉤に適
度に絡まった状態で固定される。したがって、帯状体5
1の両縁に何ら阻止片が形成されていなくても、巻回部
がバラけることが確実に防止される。また、上述したリ
ングの径については、ファスナ55と嵌着帯53とが嵌
着可能な面積で重なる限り、自在に可変可能であり、か
つ一般にそのファスナや嵌着帯を構成する鉤の配列のピ
ッチが小さいので、請求項1に記載の発明に対応した実
施形態のように固定凸部13a1〜13amや固定凹部1
3b1〜13bnの間隔を狭く設定しなくても、所望の値
に精度よく設定することが可能である。
スナ55が貼着された面に巻き重ねられるが、そのファ
スナを形成する繊維状の鉤の毛足が長いのでその鉤に適
度に絡まった状態で固定される。したがって、帯状体5
1の両縁に何ら阻止片が形成されていなくても、巻回部
がバラけることが確実に防止される。また、上述したリ
ングの径については、ファスナ55と嵌着帯53とが嵌
着可能な面積で重なる限り、自在に可変可能であり、か
つ一般にそのファスナや嵌着帯を構成する鉤の配列のピ
ッチが小さいので、請求項1に記載の発明に対応した実
施形態のように固定凸部13a1〜13amや固定凹部1
3b1〜13bnの間隔を狭く設定しなくても、所望の値
に精度よく設定することが可能である。
【0043】したがって、本実施形態によれば、構成要
素が少なく簡単な構成の下で巻回部の径を柔軟に設定し
つつ、その巻回部が確実に維持される。なお、本実施形
態では、巻回部のプリント基板や筐体に対する取り付け
に供される部材が含まれていないが、このような取り付
けについては、例えば、図5に示すように、ファスナ5
5や嵌着帯53に交差しつつ嵌着可能な多数の鉤が配列
されてなる固定用ファスナ571、572を介して行うこ
とも可能である。
素が少なく簡単な構成の下で巻回部の径を柔軟に設定し
つつ、その巻回部が確実に維持される。なお、本実施形
態では、巻回部のプリント基板や筐体に対する取り付け
に供される部材が含まれていないが、このような取り付
けについては、例えば、図5に示すように、ファスナ5
5や嵌着帯53に交差しつつ嵌着可能な多数の鉤が配列
されてなる固定用ファスナ571、572を介して行うこ
とも可能である。
【0044】図6は、請求項6、7に記載の発明に対応
した実施形態を示す図である。本実施形態の組み立てら
れた状態における構成は、固定凸部13a1〜13amお
よび固定凹部13b1〜13bnに代えて後述する係止片
61を有する点を除いて、基本的に請求項1に記載の発
明に対応した実施形態の構成と同じであるから、対応す
る構成要素については、同じ符号を付与して示し、ここ
ではその説明を省略する。
した実施形態を示す図である。本実施形態の組み立てら
れた状態における構成は、固定凸部13a1〜13amお
よび固定凹部13b1〜13bnに代えて後述する係止片
61を有する点を除いて、基本的に請求項1に記載の発
明に対応した実施形態の構成と同じであるから、対応す
る構成要素については、同じ符号を付与して示し、ここ
ではその説明を省略する。
【0045】本実施形態の構成の特徴は、帯状体11と
これに一体化された阻止片1511〜15N1、1512〜1
5N2とは、これらが連結された断面と形状が等しい断面
を有してこれらの帯状体と阻止片との境界に沿って個別
に切り込み(以下、「第一の切り込み」という。)が形
成され、かつ巻回部の核となるリングの径について許容
される最大の誤差以下の間隔(ここでは、簡単のため、
阻止片1511〜15N1、1512〜15N2の幅に等しいと
仮定する。)で、両縁間を結ぶ切り込み(以下、「第二
の切り込み」という。)が長手方向に周期的に形成され
てなるテープ状の弾性部材として一体成形された点にあ
る。
これに一体化された阻止片1511〜15N1、1512〜1
5N2とは、これらが連結された断面と形状が等しい断面
を有してこれらの帯状体と阻止片との境界に沿って個別
に切り込み(以下、「第一の切り込み」という。)が形
成され、かつ巻回部の核となるリングの径について許容
される最大の誤差以下の間隔(ここでは、簡単のため、
阻止片1511〜15N1、1512〜15N2の幅に等しいと
仮定する。)で、両縁間を結ぶ切り込み(以下、「第二
の切り込み」という。)が長手方向に周期的に形成され
てなるテープ状の弾性部材として一体成形された点にあ
る。
【0046】以下、請求項6、7に記載の発明に対応し
た本実施形態の動作を説明する。余長処理の過程では、
先ず、光ケーブルの余剰の部分の長さと巻回部が配置さ
れるべき位置とに応じて上述した弾性部材を環状に丸め
る作業が行われるが、これらの長さや位置に対して経験
や算術演算に基づいてその巻回部の径が決定される。
た本実施形態の動作を説明する。余長処理の過程では、
先ず、光ケーブルの余剰の部分の長さと巻回部が配置さ
れるべき位置とに応じて上述した弾性部材を環状に丸め
る作業が行われるが、これらの長さや位置に対して経験
や算術演算に基づいてその巻回部の径が決定される。
【0047】さらに、その決定された径に対する誤差が
最小となる長さに対応した第二の切り込みの内、その両
端から上述した第一の切り込みとの交差点に至る区間
は、切断される。また、これらの交差点から帯状体11
が延長される長手方向に続く第一の切り込みの区間の
内、第二の切り込みの間隔と予め決められた数(ここで
は、簡単のため「2」とする。)との積に等しい長さの
区間は同様にして切断される。さらに、その区間の末端
の間に形成された第一の切り込みの区間も同様に切断さ
れ、これらの一連の切断が行われることにより係止片6
1が形成される。
最小となる長さに対応した第二の切り込みの内、その両
端から上述した第一の切り込みとの交差点に至る区間
は、切断される。また、これらの交差点から帯状体11
が延長される長手方向に続く第一の切り込みの区間の
内、第二の切り込みの間隔と予め決められた数(ここで
は、簡単のため「2」とする。)との積に等しい長さの
区間は同様にして切断される。さらに、その区間の末端
の間に形成された第一の切り込みの区間も同様に切断さ
れ、これらの一連の切断が行われることにより係止片6
1が形成される。
【0048】このようにして形成された係止片61はそ
の係止片が形成された帯状体11の一端と反対側の端部
に挿嵌され、その帯状体の外周には巻回部の核となるリ
ングが形成される。したがって、本実施形態にかかわる
余長処理リングは、上述した係止片61を形成すると共
にリングの径を設定するために切断され得る全ての経路
に沿って切り込みが予め形成された弾性材として一体化
されるので、その弾性材を上述したように切断する作業
の下で多様な径の余長処理リングが柔軟に得られる。
の係止片が形成された帯状体11の一端と反対側の端部
に挿嵌され、その帯状体の外周には巻回部の核となるリ
ングが形成される。したがって、本実施形態にかかわる
余長処理リングは、上述した係止片61を形成すると共
にリングの径を設定するために切断され得る全ての経路
に沿って切り込みが予め形成された弾性材として一体化
されるので、その弾性材を上述したように切断する作業
の下で多様な径の余長処理リングが柔軟に得られる。
【0049】また、このような弾性材には、プリント基
板や筐体に巻回部を固定するために供される固定片とし
て共用可能な阻止片1511〜15N1、1512〜15N2の
形状および寸法が成形の過程で盛り込まれる。さらに、
これらの阻止片1511〜15N1、1512〜15N2につい
ては、帯状体11の両縁について、これらの縁の個々に
沿って隣接する2つの第二の切り込みと、これらの切り
込みに挟まれて交差する第一の切り込みとを略コの字状
に結んでなる経路に沿って切断の処理が交互に行われる
ことにより、図6に示すように、その帯状体の長手方向
に互い違いに形成される。
板や筐体に巻回部を固定するために供される固定片とし
て共用可能な阻止片1511〜15N1、1512〜15N2の
形状および寸法が成形の過程で盛り込まれる。さらに、
これらの阻止片1511〜15N1、1512〜15N2につい
ては、帯状体11の両縁について、これらの縁の個々に
沿って隣接する2つの第二の切り込みと、これらの切り
込みに挟まれて交差する第一の切り込みとを略コの字状
に結んでなる経路に沿って切断の処理が交互に行われる
ことにより、図6に示すように、その帯状体の長手方向
に互い違いに形成される。
【0050】したがって、本実施形態によれば、図7に
示すように、巻回部の固定が阻止片1511〜15N1、1
512〜15N2の内の何れかに連通する螺子を介して行わ
れる場合には、その螺子のねじ込みが他の阻止片によっ
て妨げられることなく円滑に行われる。なお、本実施形
態では、阻止片1511〜15N1、1512〜15N2が帯状
体11の両縁に交互に形成されているが、本発明はこの
ような構成に限定されず、例えば、これらの阻止片がこ
のように形成されるために行われるべき上述した切断の
処理を省略することにより、これらのれらの阻止片の一
部がその帯状体の両縁に連続して形成されてもよい。
示すように、巻回部の固定が阻止片1511〜15N1、1
512〜15N2の内の何れかに連通する螺子を介して行わ
れる場合には、その螺子のねじ込みが他の阻止片によっ
て妨げられることなく円滑に行われる。なお、本実施形
態では、阻止片1511〜15N1、1512〜15N2が帯状
体11の両縁に交互に形成されているが、本発明はこの
ような構成に限定されず、例えば、これらの阻止片がこ
のように形成されるために行われるべき上述した切断の
処理を省略することにより、これらのれらの阻止片の一
部がその帯状体の両縁に連続して形成されてもよい。
【0051】また、本実施形態では、第二の切り込みが
阻止片1511〜15N1、1512〜15N2の幅に等しい間
隔で形成されているが、本発明はこのような間隔に限定
されず、巻回部の核となるリングの径について許容され
る最大の誤差以下の間隔であれば、如何なる間隔であっ
てもよい。なお、その間隔が上述した阻止片の幅より小
さく設定された場合には、これらの阻止片は、何れも複
数の第二の切り込みによって区分された複数の断片から
構成される。
阻止片1511〜15N1、1512〜15N2の幅に等しい間
隔で形成されているが、本発明はこのような間隔に限定
されず、巻回部の核となるリングの径について許容され
る最大の誤差以下の間隔であれば、如何なる間隔であっ
てもよい。なお、その間隔が上述した阻止片の幅より小
さく設定された場合には、これらの阻止片は、何れも複
数の第二の切り込みによって区分された複数の断片から
構成される。
【0052】さらに、本実施形態では、第一の切り込み
が帯状体11の長手方向に直線状に形成され、かつ第二
の切り込みがその第一の切り込みに直角に交差する直線
状の経路に形成されているが、本発明はこのような経路
に限定されず、係止片61が確実に形成されると共に、
阻止片1511〜15N1、1512〜15N2またはこれらの
阻止片を構成すべき断片が所望の組み合わせで切除でき
るならば、如何なる経路にこれらの切り込みが形成され
てもよい。
が帯状体11の長手方向に直線状に形成され、かつ第二
の切り込みがその第一の切り込みに直角に交差する直線
状の経路に形成されているが、本発明はこのような経路
に限定されず、係止片61が確実に形成されると共に、
阻止片1511〜15N1、1512〜15N2またはこれらの
阻止片を構成すべき断片が所望の組み合わせで切除でき
るならば、如何なる経路にこれらの切り込みが形成され
てもよい。
【0053】また、本実施形態では、係止片61の長さ
が阻止片の幅の2倍の長さに設定されているが、このよ
うな倍数に限定されず、如何なる長さに設定されてもよ
い。さらに、本実施形態では、予め決定されたリングの
径が何ら変更されていないが、本発明はこのような場合
に限定されず、例えば、先行して決定されたリングの径
が大き過ぎる場合には、他の切り込みに沿って切断を行
うことにより、図8に示すように、その径はd3→d2→
d1 と短縮することが可能である。
が阻止片の幅の2倍の長さに設定されているが、このよ
うな倍数に限定されず、如何なる長さに設定されてもよ
い。さらに、本実施形態では、予め決定されたリングの
径が何ら変更されていないが、本発明はこのような場合
に限定されず、例えば、先行して決定されたリングの径
が大き過ぎる場合には、他の切り込みに沿って切断を行
うことにより、図8に示すように、その径はd3→d2→
d1 と短縮することが可能である。
【0054】また、上述した各実施形態では、巻回部が
単一の余長処理リングに形成されているが、例えば、そ
の余長処理リングに巻き重ねられるべき光ケーブルの長
さが過大であったりその光ケーブルの本数が大きいため
に、複数の余長処理リングを積み重ねて実装することが
要求される場合には、隣接して積層される阻止片を互い
に貼着したり螺子等を介して連結することも可能であ
る。
単一の余長処理リングに形成されているが、例えば、そ
の余長処理リングに巻き重ねられるべき光ケーブルの長
さが過大であったりその光ケーブルの本数が大きいため
に、複数の余長処理リングを積み重ねて実装することが
要求される場合には、隣接して積層される阻止片を互い
に貼着したり螺子等を介して連結することも可能であ
る。
【0055】さらに、このようにして複数の余長処理リ
ングの間に単一の光ケーブルが巻き重ねられる場合に
は、これらの余長処理リングの間に渡ってその光ケーブ
ルが巻かれる経路は、複数の阻止片で挟まれた領域に設
定されてもよく、特に、請求項6に記載の発明に対応し
た実施形態が適用された場合には、切除された阻止片や
断片の痕跡の上に設定されてもよい。
ングの間に単一の光ケーブルが巻き重ねられる場合に
は、これらの余長処理リングの間に渡ってその光ケーブ
ルが巻かれる経路は、複数の阻止片で挟まれた領域に設
定されてもよく、特に、請求項6に記載の発明に対応し
た実施形態が適用された場合には、切除された阻止片や
断片の痕跡の上に設定されてもよい。
【0056】また、上述した各実施形態では、各構成要
素が塩化ビニールで構成されているが、本発明はこのよ
うな材質に限定されず、所望の弾性を有して確実に成形
処理や切断等の加工作業の対象となり、かつ巻回部にお
ける光ケーブルの機械的強度が確実に確保されるなら
ば、プラスティックその他の如何なる弾性部材であって
もよく、必ずしも一種類の部材から構成されなくてもよ
い。
素が塩化ビニールで構成されているが、本発明はこのよ
うな材質に限定されず、所望の弾性を有して確実に成形
処理や切断等の加工作業の対象となり、かつ巻回部にお
ける光ケーブルの機械的強度が確実に確保されるなら
ば、プラスティックその他の如何なる弾性部材であって
もよく、必ずしも一種類の部材から構成されなくてもよ
い。
【0057】さらに、請求項1、3、4に記載の発明に
対応した実施形態では、固定凸部13a1〜13amと固
定凹部13b1〜13bnとが係合することによってリン
グの径が設定されているが、これらの発明はこのような
構成に限定されず、例えば、図9(a) に示すように、帯
状体11の一方の縁に最短の距離で対向する他方の縁と
の間を結ぶ直線の半分の区間に渡って、その帯状体の厚
み方向に嵌合可能なスリットが所定の間隔で形成された
り、同図9(b) に示すように、帯状体11の両縁で挟ま
れた中央部に長手方向に一定の間隔で同一の螺子やピン
が嵌通可能な多数の孔が予め形成された構成とすること
もできる。
対応した実施形態では、固定凸部13a1〜13amと固
定凹部13b1〜13bnとが係合することによってリン
グの径が設定されているが、これらの発明はこのような
構成に限定されず、例えば、図9(a) に示すように、帯
状体11の一方の縁に最短の距離で対向する他方の縁と
の間を結ぶ直線の半分の区間に渡って、その帯状体の厚
み方向に嵌合可能なスリットが所定の間隔で形成された
り、同図9(b) に示すように、帯状体11の両縁で挟ま
れた中央部に長手方向に一定の間隔で同一の螺子やピン
が嵌通可能な多数の孔が予め形成された構成とすること
もできる。
【0058】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、光ケーブルが巻回される核の径はその光ケーブルの
余剰の部分の長さに適応した値に柔軟に設定され、かつ
その核に巻き重ねられた光ケーブルがバラけた状態とな
ることが確実に防止される。請求項2に記載の発明で
は、光ケーブルの余剰の部分はその長さに柔軟に適応し
つつ請求項1に記載の発明と同様にして確実に余長処理
が施され、かつその光ケーブルが敷設される経路が安定
に保たれる。
は、光ケーブルが巻回される核の径はその光ケーブルの
余剰の部分の長さに適応した値に柔軟に設定され、かつ
その核に巻き重ねられた光ケーブルがバラけた状態とな
ることが確実に防止される。請求項2に記載の発明で
は、光ケーブルの余剰の部分はその長さに柔軟に適応し
つつ請求項1に記載の発明と同様にして確実に余長処理
が施され、かつその光ケーブルが敷設される経路が安定
に保たれる。
【0059】請求項3に記載の発明では、請求項1、2
に記載の発明より構造の簡略化がはかられる。請求項4
に記載の発明では、余長処理の工程の順序に関する柔軟
性が確保され、かつその余長処理の対象となる光ケーブ
ルが敷設される経路が安定に保たれる。請求項5に記載
の発明では、光ケーブルが巻回される核の径は、ファス
ナを構成する鉤の配列の間隔が小さいほどその光ケーブ
ルの余剰の部分の長さに適応した値に精度よく柔軟に設
定される。
に記載の発明より構造の簡略化がはかられる。請求項4
に記載の発明では、余長処理の工程の順序に関する柔軟
性が確保され、かつその余長処理の対象となる光ケーブ
ルが敷設される経路が安定に保たれる。請求項5に記載
の発明では、光ケーブルが巻回される核の径は、ファス
ナを構成する鉤の配列の間隔が小さいほどその光ケーブ
ルの余剰の部分の長さに適応した値に精度よく柔軟に設
定される。
【0060】請求項6に記載の発明では、各構成要素の
形状および寸法が標準化され、かつ予めテープ状に成形
されて切り込みが形成された弾性体として一体化される
ので、上述した核が配置されたり固定されるべき位置、
光リングの余剰の部分の長さその他に柔軟に適応した余
長処理リングが円滑にかつ確実に得られる。請求項7に
記載の発明では、核の両縁の内、巻回された光ケーブル
がバラけた状態となる可能性がない部分に位置する無用
の阻止片を容易に切除することが可能となり、その光ケ
ーブルの長さの総和が大きいために本発明にかかわる複
数の余長処理リングが積み重ねられる場合には、これら
の余長処理リングの間に渡って光ケーブルが巻かれる経
路が確実に確保される。
形状および寸法が標準化され、かつ予めテープ状に成形
されて切り込みが形成された弾性体として一体化される
ので、上述した核が配置されたり固定されるべき位置、
光リングの余剰の部分の長さその他に柔軟に適応した余
長処理リングが円滑にかつ確実に得られる。請求項7に
記載の発明では、核の両縁の内、巻回された光ケーブル
がバラけた状態となる可能性がない部分に位置する無用
の阻止片を容易に切除することが可能となり、その光ケ
ーブルの長さの総和が大きいために本発明にかかわる複
数の余長処理リングが積み重ねられる場合には、これら
の余長処理リングの間に渡って光ケーブルが巻かれる経
路が確実に確保される。
【0061】したがって、これらの発明が適用された電
子機器では、光ケーブルに機械的強度を超えるストレス
を与えることなくその光ケーブルの余長処理が柔軟にか
つ確実に行われ、さらに、製造工程や保守および運用に
かかわる作業の効率化がはかられて信頼性が高められ
る。
子機器では、光ケーブルに機械的強度を超えるストレス
を与えることなくその光ケーブルの余長処理が柔軟にか
つ確実に行われ、さらに、製造工程や保守および運用に
かかわる作業の効率化がはかられて信頼性が高められ
る。
【図1】請求項1、3、4に記載の発明に対応した実施
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【図2】図1に示す実施形態が適用された余長処理の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】請求項2に記載の発明に対応した実施形態を示
す図である。
す図である。
【図4】請求項5に記載の発明に対応した実施形態を示
す図である。
す図である。
【図5】図4に示す実施形態の固定方法の一例を示す図
である。
である。
【図6】請求項6、7に記載の発明に対応した実施形態
を示す図である。
を示す図である。
【図7】図6に示す実施形態の組み立てと取り付けとを
説明する図である。
説明する図である。
【図8】図6に示す実施形態における径の可変の態様を
示す図である。
示す図である。
【図9】リングの両端における固定を実現する種々の構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図10】従来の余長処理リングの構成例を示す図であ
る。
る。
【図11】従来の余長処理の一形態を示す図である。
【図12】従来の束線バンドを用いた余長処理の形態を
示す図である。
示す図である。
11,31,51 帯状体 13,33 連結手段 13a 固定凸部 13b 固定凹部 15,23 阻止片 21 連結固定片 41 固定片 51 帯状体 53 嵌着帯 55 ファスナ 57 固定用ファスナ 61 係止片 91 軸部 92 バネ 93 分割体 94 光ケーブル 101 クランパ 111 プリント板 112 光モジュール 113 光コネクタ 114 束線バンド 115 保護カバー
Claims (7)
- 【請求項1】 帯状に成形されて弾性を有し、余長処理
の対象となる光ケーブルの巻回の核を環状に形成する帯
状体と、 前記帯状体に形成され、その帯状体を前記核がとり得る
全ての径に個別に対応した長さで重合しあるいは当接し
た状態で連結する連結手段と、 前記帯状体の両縁の内、一方または双方の全域あるいは
一部に斜交した状態で付設され、前記光ケーブルの巻回
された部分のこれらの両縁に対する突出を阻止する単数
または複数の阻止片とを備えたことを特徴とする余長処
理リング。 - 【請求項2】 帯状に成形されて弾性を有し、余長処理
の対象となる光ケーブルの巻回の核を環状に形成する帯
状体と、 前記帯状体の一方の縁に衝止され、その帯状体を前記核
がとり得る全て径に個別に対応した長さで重合しあるい
は当接した状態で前記核が配置される位置に固定する連
結固定片と、 前記帯状体の両縁の内、前記一方の縁または双方の縁の
全域あるいは一部に斜交した状態で付設され、前記光ケ
ーブルの巻回された部分のこれらの両縁に対する突出を
阻止する単数または複数の阻止片とを備えたことを特徴
とする余長処理リング。 - 【請求項3】 帯状に成形されて弾性を有し、かつ一方
の面の長手方向に溝が形成されると共に、その溝に沿っ
て環状に余長処理の対象となる光ケーブルの巻回の核を
形成する帯状体と、 前記帯状体に形成され、その帯状体を前記核がとり得る
全ての径に個別に対応した長さで重合しあるいは当接し
た状態で連結する連結手段とを備えたことを特徴とする
余長処理リング。 - 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載の余長処
理リングにおいて、 帯状体の一方の縁に衝止され、核が配置される位置に対
するその核の固定に供される単数または複数の固定片を
備えたことを特徴とする余長処理リング。 - 【請求項5】 帯状に成形されて弾性を有し、かつ一方
の面の長手方向に繊維状の複数の鉤の配列からなるファ
スナが敷設されると共に、そのファスナに沿って環状に
余長処理の対象となる光ケーブルか巻回される核を形成
する帯状体と、 前記帯状体の他方の面の内、全域またはその帯状体の一
端の近傍に敷設され、前記ファスナに嵌着可能な複数の
鉤の配列からなる嵌着帯とを備えたことを特徴とする余
長処理リング。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
記載の余長処理リングにおいて、 帯状体には、 核の径の可変単位毎に分割された長手方向の区分の境界
として形成された切り込みを有し、 阻止片、連結固定片および固定片の一部または全ては、 前記帯状体の両縁の一方または双方にその帯状体と共に
一体成形され、かつ前記切り込みによって区分される断
片の組み合わせとして形成され、 連結手段は、 前記切り込みに沿って形成されたことを特徴とする余長
処理リング。 - 【請求項7】 請求項6に記載の余長処理リングにおい
て、 切り込みは、 阻止片の一部または全てを除去可能に形成されたことを
特徴とする余長処理リング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06267696A JP3396013B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 余長処理リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06267696A JP3396013B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 余長処理リング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09258073A true JPH09258073A (ja) | 1997-10-03 |
| JP3396013B2 JP3396013B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=13207134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06267696A Expired - Fee Related JP3396013B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 余長処理リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3396013B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019095483A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-20 | 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 | 光通信用装置 |
| CN115066640A (zh) * | 2020-02-28 | 2022-09-16 | 日本电信电话株式会社 | 光缆把持装置 |
| JP2023027503A (ja) * | 2021-08-17 | 2023-03-02 | 株式会社フジクラ | 牽引端内の光コネクタ収納構造 |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP06267696A patent/JP3396013B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019095483A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-20 | 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 | 光通信用装置 |
| CN115066640A (zh) * | 2020-02-28 | 2022-09-16 | 日本电信电话株式会社 | 光缆把持装置 |
| JP2023027503A (ja) * | 2021-08-17 | 2023-03-02 | 株式会社フジクラ | 牽引端内の光コネクタ収納構造 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3396013B2 (ja) | 2003-04-14 |
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