JPH09258154A - 液晶セル製造装置およびこの装置を用いた液晶セルの製造方法 - Google Patents

液晶セル製造装置およびこの装置を用いた液晶セルの製造方法

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JPH09258154A
JPH09258154A JP6078796A JP6078796A JPH09258154A JP H09258154 A JPH09258154 A JP H09258154A JP 6078796 A JP6078796 A JP 6078796A JP 6078796 A JP6078796 A JP 6078796A JP H09258154 A JPH09258154 A JP H09258154A
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liquid crystal
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heater
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elastic pressure
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JP6078796A
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Yasushi Hosaka
康 保坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶基板17の焼成温度はきめ細かく制御を
可能とし、シールに気泡や引けの発生無しに液晶基板1
7の加圧焼成時間を、大幅に短縮可能とする。 【解決手段】 上部ヒータ11と、この上部ヒータ11
に取付ける本体上部13と、上部シール枠15により本
体上部13下面に取付ける上部弾性加圧部材14と、上
部弾性加圧部材14上面に接着した上部ラバーヒータ1
2と、下部ヒータ22と、下部ヒータ22に取り付けた
本体下部21と、下部シール枠23により本体下部21
上面に取り付けた下部弾性加圧部材19と、下部弾性加
圧部材19の下面に接着した下部ラバーヒータ20と、
下部弾性加圧部材19の上面に置き基準平面を設定する
平面基準板18とを備える液晶セル製造装置およびこの
装置を用いた液晶セルの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層した液晶基板
を流体圧を利用した弾性加圧部材により加圧しながら焼
成処理して、所定ギャップ寸法の液晶セルを製造するた
めの液晶セル製造装置の構造と、この液晶セル製造装置
を用いた液晶セルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本明細書における液晶セル製造装置と
は、液晶基板を加圧焼成し、均一なギャップ寸法の液晶
セルを製造するための装置である。
【0003】この液晶セル製造装置は、基本的には、弾
性加圧部材を有する本体上部と本体下部と、弾性加圧部
材を有する本体上部と本体下部を所定の距離で固定する
ための固定部材とから構成している。
【0004】ところで本明細書で述べる液晶基板とは、
二枚一組の透光性基板で構成し、二枚の基板の対向面に
は液晶表示装置を実現するための画素パターンや、二枚
の基板を接着し液晶を封止するための熱硬化型のシール
材を有しているものである。さらには、まだ熱硬化型の
シール材が硬化しておらず、所定の均一なギャップ寸法
を実現していない状態のものを指す。
【0005】さらに本明細書で述べる液晶セルとは、液
晶基板を液晶セル製造装置により加圧焼成し、所定の均
一なギャップでシール材を硬化させたものを指す。
【0006】以下の説明は、正方形形状の液晶基板用
で、しかも本体上部と本体下部をある所定の距離に調整
し固定するための調整機構を有する固定部材として、エ
アシリンダを利用した液晶セル製造装置を例にして行
う。
【0007】以下、図面に基づいて従来の技術における
液晶セル製造装置の構造の説明を行う。従来技術の液晶
セル製造装置の側面図を図6に示し、平面図を図7に示
し、さらに図6と図7で示すA−A線における断面を図
8の断面図にそれぞれ示す。また図8において破線で囲
む領域を、拡大して図9に示す。さらに図10に本体上
部周辺の構造を示す。以下、図6と図7と図8と図9と
図10とを交互に参照して、従来技術を説明する。
【0008】図6に示すように、液晶セル製造装置の本
体は、装置固定版50により装置基台45の上に固定さ
れている。この装置基台45にはキャスター49が設け
られている。
【0009】装置固定板50の上面には、図9に示すよ
うに積層した液晶基板17と平面基準板18を液晶セル
製造装置の所定の位置まで送り、水平方向の位置決めを
するためのレール44を設けている。さらにレール44
の上面には、平面基準板18を受けるためのレール44
上を移動可能な平面基準板受け台52を設けている。な
お液晶基板17と平面基準板18については、後ほど説
明する。
【0010】また装置固定板50には、積層した液晶基
板17を下方から焼成処理するための下部ヒータ22を
上下させ、位置決めするためのエアシリンダ47を固定
している。さらに装置固定板50上面には、ガイドブッ
シュ54を固定するためのガイドブッシュ固定板51を
設けている。
【0011】ガイドブッシュ固定板51には、レール4
4と天板40とを固定するための側板41を固定してい
る。またガイドブッシュ固定板51の上方には、下部ヒ
ータ22を固定するための下部ヒータ固定板53を設け
ている。
【0012】下部ヒータ固定板53は、ガイドシリンダ
46によりガイドブッシュ54で水平に支持し、さらに
エアシリンダ47により水平に支えられている。以上の
構造によって下部ヒータ22は、水平方向には固定さ
れ、垂直方向には可動可能となる。
【0013】なおエアシリンダ47には、シリンダの作
動範囲を調整するための、作動ストローク調整ストッパ
48を設けており、この作動ストローク調整ストッパ4
8により、下部ヒータ22は所定の位置に位置決め可能
となる。
【0014】上部ヒータ11は天板40に固定されてお
り、上方から積層した液晶基板17を焼成する。以下の
説明においては、図8の破線で示す四角部分の拡大図で
ある図9と、図10を用いて説明する。図10(a)は
平面図であり、図10(b)は右側から見た状態を示す
側面図であり、図10(c)は下側から見た状態を示す
側面図である。
【0015】図9に示す部分は、積層した液晶基板17
を加圧焼成するための主要部分である。なお図9では、
上部弾性加圧部材14と下部弾性加圧部材19とに流体
を充満し、膨張させた状態を図示してある。なおこの液
晶セル製造装置で用いる流体は空気であり、上部弾性加
圧部材14と下部弾性加圧部材19にはシリコンゴムを
使用している。
【0016】天板40の下面に固定された上部ヒータ1
6の下面には、本体上部13を固定している。そして本
体上部13下面には、上部シール枠15によって上部弾
性加圧部材14を外気と密閉して取り付けてある。
【0017】そして本体上部13側面には、上部弾性加
圧部材15に流体を供給するための上部流体供給孔25
を有する。なお上部流体供給孔25の位置が、図9では
装置の背面に位置するため図示を省略しているが、図1
0の本体上部13周辺の構成要素を示す図面に図示して
ある。
【0018】下部ヒータ固定板53(図8参照)の上面
に固定された本体下部21の上面には、止めねじ26に
よって固定する下部シール枠23によって下部弾性加圧
部材19を外気と密閉して取り付けている。
【0019】そして下部シール枠23側面に、下部弾性
加圧部材19に流体を供給するための下部流体供給孔を
設ける。この下部流体供給孔は、上部流体供給孔25と
同じく装置の背面に位置するように設けている。なお本
体上部13と本体下部21の構造はまったく同様な構造
であるため、本体下部21周辺の構成要素の図示は省略
している。
【0020】下部弾性加圧部材19の上面には、下部弾
性加圧部材19のみでは基準となる平面が得られないの
で、基準となる平面を設定するために平面基準板18を
設置する。なおこの液晶セル製造装置では、平面基準板
18に充分な厚さのアルミニウム板を使用している。
【0021】また平面基準板18は、平面基準板受け台
52(図6と図8参照)に載せる必要上、本体下部21
より、図9における左右方向に幅寸法が広い構造とす
る。
【0022】平面基準板18は、本体下部21がエアシ
リンダ47によってせり上がると、本体下部21に押し
上げられ、平面基準板受け台52から離れる。そして平
面基準板18は、所定の位置に固定される。
【0023】液晶基板17は、所定の組数を積層して平
面基準板18の中央部に設置する。つまり液晶基板17
は、平面基準板18と上部弾性加圧部材14との間に設
置する。
【0024】つぎに、以上の従来技術の構造に基づく液
晶セル製造装置の動作について説明する。まずはじめに
上部ヒータ11と下部ヒータ22を所定の温度まで昇温
させる。
【0025】液晶基板17を平面基準板受け台52に載
せた平面基準板18の中央部に所定の枚数積層する。そ
して平面基準板受け台52を、取っ手43を利用してレ
ール44上に水平移動させ、水平方向の位置決めをす
る。
【0026】つぎに積層した液晶基板17の高さに応じ
て、エアシリンダ47の作動ストローク調整ストッパ4
8を調整する。そしてエアシリンダ47により、平面基
準板18と積層した液晶基板17とをせり上げ、垂直方
向の所定の位置に固定する。
【0027】その後、本体上部13に設ける上部流体供
給孔25と本体下部21に設ける下部流体供給孔(図示
省略)から、上部弾性加圧部材14と下部弾性加圧部材
19とに同時に所定圧力の流体を供給する。
【0028】所定圧力の流体を供給すると、上部弾性加
圧部材14と下部弾性加圧部材19とは図9に示すよう
に膨張し、それぞれ上部流体層16と下部流体層24と
が形成される。本体上部13と本体下部21とは、所定
の距離で位置決めしてあるため、上部弾性加圧部材14
は積層した液晶基板17を等分布荷重で加圧し、下部弾
性加圧部材19は平面基準板18を介して積層した液晶
基板17を加圧することになる。
【0029】その後、上部ヒータ11と下部ヒータ22
を、積層した液晶基板17に所定の時間所定の温度が加
わるように制御して、積層した液晶基板17を加圧しな
がら焼成し、シール材を所定の均一なギャップ寸法に硬
化させる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】シール材を所定の均一
なギャップ寸法で硬化させ、しかも液晶基板17を剥離
させず、液晶セルのシールの信頼性を向上するために
は、積層した液晶基板17を等分布荷重により加圧して
焼成することはもちろんであるが、シール材が硬化する
に当たって、シールの引けやシール内気泡の発生を抑え
なければならない。
【0031】ところで量産においては、その生産時間の
短縮は不可欠の事項である。すなわち液晶セル製造装置
においては、加圧焼成時間の短縮が不可欠である。
【0032】生産時間を短縮し、しかもシールに引けや
気泡が発生することを抑えるためには、シール材の焼成
温度プロファイル、すなわち液晶基板17の焼成温度プ
ロファイルを、シール材の特性に合わせてきめ細かく制
御する必要がある。
【0033】ところが従来技術の液晶セル製造装置で
は、積層した液晶基板17の焼成温度をきめ細かく制御
することが不可能である。
【0034】その理由は、図9に示すように液晶基板1
7と上部ヒータ11との間には、熱伝導性の悪い上部流
体層16が存在する。このために、上部ヒータ11の温
度変化が直接、液晶基板17に伝わらないため、きめ細
かな温度制御が不可能なのである。
【0035】さらに上部流体層16により、上部ヒータ
11の熱が液晶基板に伝わり難いため、上部ヒータ11
には容量の大きなヒータを用いている。したがって、上
部ヒータ11自身も温度制御に不向きなものとなってい
る。以上の問題点は、下部ヒータ22についてもまった
く同様に発生する。
【0036】図11のグラフに、従来技術の液晶セル製
造装置による加圧焼成時の液晶基板17表面の温度プロ
ファイルを示す。図11のグラフ中のT1はシール材の
硬化温度、t1は液晶基板17の昇温時間、t2は所定
ギャップを維持するための最低限の硬度を得るために必
要なシール材の硬化時間をそれぞれ示す。
【0037】従来技術の液晶セル製造装置において、図
11のグラフから明かなように加圧焼成時間を短縮する
ためには、液晶基板17の昇温時間t1を短くすれば良
いことがわかる。
【0038】しかし液晶基板17の昇温時間t1を短縮
しすぎると、温度の急激な上昇により、シール材から急
激にガスが発生する。その結果、大小多数の気泡がシー
ル内に発生し、ひどいときには、発生したガスによって
シールが切断してしまう現象が発生する。
【0039】すなわち従来技術の液晶セル製造装置で
は、液晶基板の加圧焼成時間を短縮することが難しとい
う問題点がある。
【0040】本発明の目的は、上記の問題点を解決し
て、液晶基板の加圧焼成時間を短縮するとともに、シー
ルに引けや気泡が発生することがない液晶セル製造装置
とこの装置を用いた液晶セルの製造方法とを提供するこ
とである。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液晶セル製造装置とこの装置を用いた液晶
セルの製造方法とは、下記記載の手段を採用する。
【0042】本発明の液晶セル製造装置は、本体上部
と、積層した液晶基板の焼成を補助するために本体上部
上面に設ける上部ヒータと、本体上部の下面に取り付け
流体圧を利用して積層した液晶基板を加圧する上部弾性
加圧部材と、上部弾性加圧部材の流体充填領域である上
部流体層側に固定する液晶基板を焼成する上部ラバーヒ
ータと、上部弾性加圧部材を本体上部下面に取り付ける
とともに外気との密閉を行うための上部シール枠と、本
体下部と、積層した液晶基板の焼成を補助するために本
体下部の下面に設ける下部ヒータと、本体下部上面に取
り付け流体圧を利用して積層した液晶基板を加圧する下
部弾性加圧部材と、下部弾性加圧部材の流体充填領域で
ある下部流体層側に固定する液晶基板を焼成する下部ラ
バーヒータと、下部弾性加圧部材を本体下部の上面に取
り付けるとともに外気との密閉を行うための下部シール
枠と、下部弾性加圧部材の上面に置き、基準となる平面
を設定するための平面基準板と、本体上部と本体下部を
ある所定の距離に調整し固定するための調整機構を有す
る固定部材とを備えることを特徴とする。
【0043】本発明の液晶セル製造装置は、本体上部
と、積層した液晶基板の焼成を補助するために本体上部
上面に設ける上部ヒータと、本体上部の下面に取り付け
流体圧を利用して積層した液晶基板を加圧する上部弾性
加圧部材と、上部弾性加圧部材の流体充填領域である上
部流体層側に固定する液晶基板を焼成する上部ラバーヒ
ータと、上部弾性加圧部材を本体上部下面に取り付ける
とともに外気との密閉を行うための上部シール枠と、本
体下部と、積層した液晶基板の焼成を補助するために本
体下部の下面に設ける下部ヒータと、本体下部上面に取
り付け流体圧を利用して積層した液晶基板を加圧する下
部弾性加圧部材と、下部弾性加圧部材の流体充填領域で
ある下部流体層側に固定する液晶基板を焼成する下部ラ
バーヒータと、下部弾性加圧部材を本体下部の上面に取
り付けるとともに外気との密閉を行うための下部シール
枠と、下部弾性加圧部材の上面に置き、基準となる平面
を設定するための平面基準板と、本体上部と本体下部を
ある所定の距離に調整し固定するための調整機構を有す
る固定部材とを備え、上部ラバーヒータと下部ラバーヒ
ータは、上部ヒータと下部ヒータより容量が小さいこと
を特徴とする。
【0044】本発明の液晶セルの製造方法は、本体上部
と、積層した液晶基板の焼成を補助するために本体上部
上面に設ける上部ヒータと、本体上部の下面に取り付け
流体圧を利用して積層した液晶基板を加圧する上部弾性
加圧部材と、上部弾性加圧部材の流体充填領域である上
部流体層側に固定する液晶基板を焼成する上部ラバーヒ
ータと、上部弾性加圧部材を本体上部下面に取り付ける
とともに外気との密閉を行うための上部シール枠と、本
体下部と、積層した液晶基板の焼成を補助するために本
体下部の下面に設ける下部ヒータと、本体下部上面に取
り付け流体圧を利用して積層した液晶基板を加圧する下
部弾性加圧部材と、下部弾性加圧部材の流体充填領域で
ある下部流体層側に固定する液晶基板を焼成する下部ラ
バーヒータと、下部弾性加圧部材を本体下部の上面に取
り付けるとともに外気との密閉を行うための下部シール
枠と、下部弾性加圧部材の上面に置き、基準となる平面
を設定するための平面基準板と、本体上部と本体下部を
ある所定の距離に調整し固定するための調整機構を有す
る固定部材とを備える液晶セル製造装置を用いた液晶セ
ルの製造方法は、上部ラバーヒータと下部ラバーヒータ
とを主に用い上部ヒータと下部ヒータとを補助として用
いて、シールガス抜き温度まで昇温させ所定時間シール
ガス抜き温度で保持し、さらにシール硬化温度まで昇温
させ所定時間シール硬化温度で保持してシール材を硬化
させることを特徴とする。
【0045】本発明の液晶セル製造装置とこの装置を用
いた液晶セルの製造方法では、上部弾性加圧部材と下部
弾性加圧部材の流体充填側に、ラバーヒータを固定す
る。そして液晶基板の加圧焼成時に、液晶基板に加わる
温度は、上部ラバーヒータと下部ラバーヒータによっ
て、ステップ・キュア的にきめ細かく制御する。
【0046】この容量が小さな上部ラバーヒータと下部
ラバーヒータのきめ細かい温度制御により、液晶基板の
昇温期間に、所定の時間、所定のシール材ガス抜き温度
により、シール材のガス抜き期間を設定することができ
る。
【0047】その結果、液晶基板の昇温時間を短くして
も、シール材に急激なガスの発生が無くなり、硬化した
シール材に不良に至る引けや気泡が発生することを完全
に防ぐことが可能な液晶セル製造装置と液晶セルの製造
方法を得ることができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶セル製造装置
とこの装置を用いた液晶セルの製造方法を得るための最
適な実施形態を図面によって説明する。はじめに本発明
の液晶セル製造装置の構造における実施形態を説明す
る。
【0049】本発明の実施形態における液晶セル製造装
置の構造が、従来技術の液晶セル製造装置と異なるの
は、図8の破線で示した四角形部分の構造のみである。
したがって、以下の説明では図8の破線で示した四角形
部分以外の液晶セル製造装置の構造の説明は省略する。
さらに、以下の説明は、従来技術の説明と同様に、正方
形形状の液晶基板用で、しかも本体上部と本体下部をあ
る所定の距離に調整し固定するための調整機構を有する
固定部材としてエアシリンダを利用した液晶セル製造装
置を例にして行う。
【0050】液晶セル製造装置を示す図8において破線
で示す四角形部分に相当する、本発明の実施形態におけ
る液晶セル製造装置の構造を拡大して図1に示す。図1
に示す部分は、積層した液晶基板17を加圧焼成するた
めの主要部分である。さらに図2に本体上部周辺の構造
を示す。なお図1では、上部弾性加圧部材14と下部弾
性加圧部材19に流体を充満し、膨張させた状態を図示
してある。なお、この液晶セル製造装置で用いる流体は
空気であり、弾性加圧部材にはシリコンゴムを使用して
いる。以下、図1と図2とを交互に参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0051】天板40(図8参照)の下側に固定する上
部ヒータ16の下面には、本体上部13を固定してい
る。そして本体上部13下面には、上部シール枠15に
よって上部弾性加圧部材14を外気と密閉して取り付け
てある。本体上部13の周辺部に設ける止めねじ26に
よって、上部弾性加圧部材14を介して本体上部13と
上部シール枠15とを気密固定する。さらに上部弾性加
圧部材14の流体充填領域である上部流体層16の液晶
基板17側には、その中央に位置するように、上部ラバ
ーヒータ12を接着するように設けている。
【0052】ここで図2の本体上部13周辺の構成を示
す図面と、図3の上部弾性加圧部材14周辺の構成要素
を示す図面を用いて、上部ラバーヒータ12周辺の構造
を説明する。図2(a)は平面図であり、図2(b)は
右側から見た状態を示す側面図であり、図2(c)は下
側から見た状態を示す側面図である。
【0053】上部ラバーヒータ12は、図3(a)と図
3(b)に示すように、上部弾性加圧部材14の中央部
に接着によって固定している。上部弾性加圧部材14の
周辺部には、この上部弾性加圧部材14を本体上部14
に取り付けるための、取り付け用穴28を有する。なお
図3の上部ラバーヒータ12の寸法Hと寸法Wは、加圧
焼成する液晶基板17の大きさと同じ寸法となるように
設定する。
【0054】上部ラバーヒータ12は、図3(c)に示
すように、シリコンゴム31にニクロム線32を引き回
した構造をしている。上部ラバーヒータ12への電気の
供給は、電極33に接続するヒータ用リード線29を温
度制御装置に接続することにより行う。
【0055】上部ラバーヒータ12の温度制御は温度制
御用センサを用いて行う。この温度制御用センサは、上
部ラバーヒータ12の所定の位置に取り付け、温度セン
サ用リード線30により温度制御装置に接続する。ヒー
タ用リード線29と温度センサ用リード線30は、本体
上部13に設けられているリード線引き出し用溝27
(図2参照)から外に引き出す。
【0056】そしてリード線引き出し用溝27はシリコ
ン系接着剤により封止する。上部ラバーヒータ12は、
そのニクロム線32の引き回し面を上部弾性加圧部材1
4に接着する事により固定している。
【0057】以下、図1による本発明の実施形態におけ
る液晶セル製造装置の構造の説明に戻る。
【0058】本体上部13側面には、上部弾性加圧部材
15に流体を供給するための上部流体供給孔25を有す
る。なお上部流体供給孔25の位置が、図1では装置の
背面に位置するために図示を省略しているが、図2の本
体上部13周辺の構成要素において示してある。
【0059】下部ヒータ固定板53(図8参照)上面に
固定する本体下部21の上面には、下部シール枠23に
よって、下部弾性加圧部材19を外気と密閉して取り付
けてある。さらに、下部弾性加圧部材19の流体充填領
域である下部流体層24の液晶基板17側には、その中
央に位置するように、下部ラバーヒータ20を接着して
いる。なお下部ラバーヒータ20の取付構造と本体下部
21の構造は、上部ラバーヒータ12の取付構造と本体
上部13構造とまったく同じ構造であるので、その詳細
な説明は省略する。
【0060】下部シール枠23側面には、下部弾性加圧
部材19に流体を供給するための下部流体供給孔を設け
る。なお本体上部13と本体下部21の構造はまったく
同様なため、本体下部21周辺の構成要素の図示は省略
した。
【0061】下部弾性加圧部材19の上面には、この下
部弾性加圧部材19のみでは基準となる平面が得られな
いので、基準となる平面を設定するために平面基準板1
8を設置する。なおこの液晶セル製造装置では、平面基
準板18として加圧によって変形しない充分な厚さを有
するアルミニウム板を使用している。
【0062】また平面基準板18は、平面基準板受け台
52に載せる必要上、本体下部21より、図1における
左右方向に幅が広い構造にする。平面基準板18は、本
体下部21がエアシリンダ47によりせり上がると、本
体下部21に押し上げられ、平面基準板受け台52から
離れる。そして、平面基準板18は、所定の位置に固定
される。
【0063】液晶基板17は、所定の組数を積層して平
面基準板18の中央部に設置する。つまり液晶基板17
は平面基準板18と上部弾性加圧部材14の間に設置す
る。
【0064】つぎに本発明の液晶セル製造装置が、液晶
表示装置の製造工程のどこに位置するかを示すために、
以下に液晶表示装置の製造工程を図1と図4と図5とを
用いて説明する。
【0065】液晶表示装置には、モノクローム、カラ
ー、アクティブ型、パッシブ型、TN型、STN型、強
誘電型、反強誘電型など方式の違いによりその構造は異
なる。以下の説明は、STNパッシブ型カラー液晶表示
装置を代表例として行う。
【0066】図4は液晶基板を示す図5のB−B線にお
ける断面を示す断面図であり、図5は液晶基板を示す平
面図である。なお図4と図5ではその構造の説明を簡明
に行うためためカラーフィルタ37とシール材36以外
の図示は省略してある。
【0067】液晶基板は通常、一度に複数個の単個液晶
セルを取り出すため、図5に示すように、大きな基板に
独立した画素パターンを複数個パターニングしたものを
使用する。つまり図5の基板からは、最終的に6台の液
晶表示装置が製造できることになる。
【0068】まず第1の基板34上にクロムなどの不透
明な金属薄膜をスパッタリング法または真空蒸着法によ
り形成し、その後フォトエッチング法で所定にパターン
形状に不透明金属薄膜をパターン形成して遮光膜とす
る。さらに遮光膜の上面に印刷法や、染色法や、または
顔料分散法によってカラーフィルタ37を設ける。
【0069】つぎに、カラーフィルタ37の上に保護膜
として、ポリイミドや、アクリルなどの透明樹脂膜を、
印刷法またはスピンコート法を用いて設ける。
【0070】その後、保護膜上にスパッタリング法また
は真空蒸着法により透明電極となる酸化インジュウムス
ズ(ITO)膜を形成し、フォトエッチング法により所
定のパターン形状に酸化インジュウムスズ膜をパターン
形成する。さらに、この透明電極の上に、液晶の配向方
向を決定するための配向膜として、ポリイミドの透明樹
脂膜を、印刷法により形成する。
【0071】つぎに、第2の基板35上にスパッタリン
グ法または真空蒸着法により透明電極となる酸化インジ
ュウムスズ(ITO)膜を形成し、フォトエッチング法
により所定のパターン形状に酸化インジュウムスズ膜を
パターン形成する。さらに透明電極の上に、液晶の配向
方向を決定するための配向膜として、ポリイミドなどの
透明樹脂膜を、印刷法により形成する。
【0072】つぎに布を用いて配向方向に摺るラビング
処理により、第1の基板34と第2の基板35上に形成
した配向膜の配向方向を決定する。
【0073】そして、第2の基板35上に、第1の基板
34と第2の基板35のギャップ寸法を均一に保つため
の内部スペーサー(図示せず)を、散布機によって一様
に散布する なお内部スペーサーには、球形のシリカビ
ーズや球形のプラスチックビーズを使用する。
【0074】さらに、第1の基板34のカラーフィルタ
37周辺部に、第1の基板34と第2の基板35を接着
し密閉するための熱硬化型のシール材36を、印刷法に
より設ける。なおシール材36には、第1の基板34と
第2の基板35のギャップ寸法を均一に保つためのシー
ル内スペーサが混入されている。シール内スペーサに
は、シリカビーズやグラスファイバーを使用する。
【0075】つぎに第1の基板34と第2の基板35
を、両基板の対向に設けるパターンが有効な画素を形成
できるように、両基板に設けられたアライメントマーク
を使って、位置合わせして、第1の基板34と第2の基
板35を重ね合わせる。
【0076】その後、図1に示す液晶セル製造装置に、
この重ね合わせた基板、すなわち液晶基板17を所定組
数積層して加圧焼成し、所定の均一なギャップにシール
材を硬化させ、液晶セルとする。
【0077】つぎに液晶セルの独立した複数のパターン
の境界を、スクライブマシンによって分離切断し、単個
の液晶セルを取り出す。取り出した単個の液晶セルに、
図5に示した注入孔38から液晶を注入する。そして、
紫外線硬化樹脂により注入孔38を封止し液晶を封入し
て、単個の液晶セルを完成する。
【0078】その後、単個の液晶セルは、偏光フィルム
の張り付け工程と、液晶表示装置を駆動する半導体装置
(IC)の実装工程を行い、さらにバックライトの実装
工程を行うことによりモジュール化され、液晶表示装置
として機能するようになる。
【0079】以上で説明したように、液晶セル製造装置
は、位置合わせして重ね合わせた第1の基板34と第2
の基板35を加圧焼成し、所定の均一なギャップ寸法に
シール材36を硬化させる工程で使用する装置である。
【0080】つぎに、本発明の実施形態の液晶セル製造
装置を用いた液晶セルの製造方法、とくに焼成処理を中
心にその方法について、図1と図2と図6と図8と図1
2とを用いて説明する。
【0081】まずはじめに上部ヒータ11と下部ヒータ
22を所定の温度まで昇温させる。さらに上部ラバーヒ
ータ12と下部ラバーヒータ20とを所定の温度まで昇
温させる。ところで本発明の実施形態における液晶セル
製造装置における上部ヒータ11と下部ヒータ22と
は、それぞれ上部ラバーヒータ12と下部ラバーヒータ
20の補助ヒータとしての役割を果たしている。
【0082】つまり、上部ヒータ11と下部ヒータ22
に比らべて容量の小さい上部ラバーヒータ12と下部ラ
バーヒータ20が環境温度により影響されることを防ぐ
ために、容量の大きい上部ヒータ11と下部ヒータ22
をバックアップ的な役割をもたせるために設けている。
【0083】通常、実施形態の液晶セル製造装置におい
ては、上部ヒータ11と下部ヒータ22の温度は、一定
の所定温度に保って用いる。
【0084】つぎに液晶基板17を、平面基準板受け台
52に載せた平面基準板18の中央部に所定の枚数積層
する。そして平面基準板受け台52をレール44上に取
っ手43を用いて水平移動させ、水平方向の位置決めを
する。そして、積層した液晶基板17の高さに応じて、
エアシリンダ47の作動ストローク調整ストッパ48を
調整する。
【0085】つぎにエアシリンダ47により、平面基準
板18と積層した液晶基板17をせり上げ、垂直方向の
所定の位置に固定する。
【0086】その後、本体上部13に設ける上部流体供
給孔25と本体下部21に設ける下部流体供給孔(図示
省略)から、上部弾性加圧部材14と下部弾性加圧部材
19に同時に所定圧力の流体を供給する。
【0087】所定圧力の流体を供給すると、上部弾性加
圧部材14と下部弾性加圧部材19は、図1に示すよう
に膨張し、上部流体層16と下部流体層24とを形成す
る。本体上部13と本体下部21は所定の距離で位置決
めしてあるため、上部弾性加圧部材14は、積層した液
晶基板17を等分布荷重で加圧し、下部弾性加圧部材1
9は平面基準板18を介して積層した液晶基板17を加
圧することになる。
【0088】その後、上部ラバーヒータ12と下部ラバ
ーヒータ20を、積層した液晶基板17に所定の時間所
定の温度が掛かるように制御して、積層した液晶基板1
7を加圧しながら焼成し、シール材を所定の均一なギャ
ップに硬化させる。
【0089】ところで本発明の実施形態の液晶セル製造
装置では、上部ラバーヒータ12と下部ラバーヒータ2
0を設けるによって、従来技術では不可能であった液晶
基板17焼成温度のきめ細かい制御が可能となる。
【0090】図12は、本発明の実施形態における液晶
セル製造装置を用いた製造方法において得られる液晶基
板17表面の温度プロファイルを示す図面である。図1
2の縦軸は液晶基板17の表面温度を表し、横軸は液晶
基板17の加圧焼成時間をそれぞれ表す。また図12に
示すT1はシール材の硬化温度を、T2はシール材のガ
ス抜き温度を、t1/2は本発明の液晶セル製造装置の
上部ラバーヒータ12と下部ラバーヒータ20を有する
上部弾性加圧部材14と下部弾性加圧部材19による液
晶基板17の昇温時間を、t2は液晶セルが所定のギャ
ップを維持できる最低限のシール強度を得るために必要
なシール材の硬化時間を、t3はシール材のガス抜き期
間をそれぞれ表す。
【0091】本発明の実施形態の液晶セル製造装置を用
いる液晶セルの焼成処理においては図12に示すよう
に、ステップ・キュア的なきめ細かい温度制御を行うに
より、液晶基板17の昇温期間に、所定の時間、所定の
シール材ガス抜き温度T2により、シール材のガス抜き
期間t3を設けることができる。
【0092】本発明の液晶セル製造装置から得られる効
果としては、液晶基板17の昇温時間を短くしても、液
晶基板17の加圧焼成時にシール材にガスの急激な発生
が無くなり、硬化したシール材に不良に至る引けや気泡
が発生することを完全に防ぐことができる。
【0093】すなわち本発明の実施形態の液晶セル製造
装置においては、液晶基板17の加圧焼成時間を従来技
術の液晶セル製造装置の2/3にすることが可能とな
り、しかもシール材に引けや気泡が存在しない信頼性の
高い液晶セルを得ることが可能となる。
【0094】ところで本発明の実施形態の説明で使用し
た、本体上部13と本体下部21を所定の距離に調整し
固定するための調整機構を有する固定部材には、エアシ
リンダ47の他に油圧シリンダや電動シリンダを用いて
も同様な効果が得られる。
【0095】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
液晶セル製造装置とこの装置を用いた液晶セルの製造方
法において、弾性加圧部材の流体充填側にラバーヒータ
を設けることで、液晶基板の加圧焼成温度をきめ細かく
制御することが可能になる。その結果、液晶基板の昇温
期間に所定の一定な温度でシール材のガス抜き期間を設
けることができる。
【0096】そのため、液晶基板の昇温時間を短くして
も、液晶基板の加圧焼成時にシール材にガスの急激な発
生が無くなり、硬化したシール材に不良に至る引けや気
泡が発生することを完全に防ぐことができる。
【0097】すなわち本発明の実施形態の液晶セル製造
装置では、液晶基板の加圧焼成時間を従来の液晶セル製
造装置の2/3にすることが可能となり、しかもシール
材に引けや気泡が存在しない信頼性の高い液晶セルを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における液晶セル製造装置の
主要部の構成とこの液晶セル製造装置を用いた液晶セル
の製造方法とを示す側面図である。
【図2】本発明の実施形態における液晶セル製造装置の
本体上部周辺の構成とこの液晶セル製造装置を用いた液
晶セルの製造方法とを示す図面である。
【図3】本発明の実施形態における液晶セル製造装置の
上部弾性加圧部材周辺の構成とこの液晶セル製造装置を
用いた液晶セルの製造方法とを示す図面である。
【図4】液晶セル製造装置にて適用する液晶基板を示す
断面図である。
【図5】液晶セル製造装置にて適用する液晶基板を示す
平面図である。
【図6】本発明の実施形態と従来技術における液晶セル
製造装置を示す側面図である。
【図7】本発明の実施形態と従来技術における液晶セル
製造装置を示す平面図である。
【図8】本発明の実施形態と従来技術における液晶セル
製造装置を示す断面図である。
【図9】従来技術における液晶セル製造装置主要部を示
す側面図である。
【図10】従来技術における液晶セル製造装置における
本体上部周辺の構成を示す図面である。
【図11】従来技術における液晶セル製造装置を用いて
液晶セルの焼成処理を行ったときの液晶基板表面の温度
プロファイルを示す図面である。
【図12】本発明の実施形態の液晶セル製造装置を用い
て液晶セルの焼成処理を行ったときの液晶基板表面の温
度プロファイルを示す図面である。
【符号の説明】
11 上部ヒータ 12 上部ラバーヒータ 13 本体上部 14 上部弾性加圧部材 17 液晶基板 18 平面基準板 19 下部弾性加圧部材 20 下部ラバーヒータ 21 本体下部 22 下部ヒータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体上部と、積層した液晶基板の焼成を
    補助するために本体上部上面に設ける上部ヒータと、本
    体上部の下面に取り付け流体圧を利用して積層した液晶
    基板を加圧する上部弾性加圧部材と、上部弾性加圧部材
    の流体充填領域である上部流体層側に固定する液晶基板
    を焼成する上部ラバーヒータと、上部弾性加圧部材を本
    体上部下面に取り付けるとともに外気との密閉を行うた
    めの上部シール枠と、本体下部と、積層した液晶基板の
    焼成を補助するために本体下部の下面に設ける下部ヒー
    タと、本体下部上面に取り付け流体圧を利用して積層し
    た液晶基板を加圧する下部弾性加圧部材と、下部弾性加
    圧部材の流体充填領域である下部流体層側に固定する液
    晶基板を焼成する下部ラバーヒータと、下部弾性加圧部
    材を本体下部の上面に取り付けるとともに外気との密閉
    を行うための下部シール枠と、下部弾性加圧部材の上面
    に置き、基準となる平面を設定するための平面基準板
    と、本体上部と本体下部をある所定の距離に調整し固定
    するための調整機構を有する固定部材とを備えることを
    特徴とする液晶セル製造装置。
  2. 【請求項2】 本体上部と、積層した液晶基板の焼成を
    補助するために本体上部上面に設ける上部ヒータと、本
    体上部の下面に取り付け流体圧を利用して積層した液晶
    基板を加圧する上部弾性加圧部材と、上部弾性加圧部材
    の流体充填領域である上部流体層側に固定する液晶基板
    を焼成する上部ラバーヒータと、上部弾性加圧部材を本
    体上部下面に取り付けるとともに外気との密閉を行うた
    めの上部シール枠と、本体下部と、積層した液晶基板の
    焼成を補助するために本体下部の下面に設ける下部ヒー
    タと、本体下部上面に取り付け流体圧を利用して積層し
    た液晶基板を加圧する下部弾性加圧部材と、下部弾性加
    圧部材の流体充填領域である下部流体層側に固定する液
    晶基板を焼成する下部ラバーヒータと、下部弾性加圧部
    材を本体下部の上面に取り付けるとともに外気との密閉
    を行うための下部シール枠と、下部弾性加圧部材の上面
    に置き、基準となる平面を設定するための平面基準板
    と、本体上部と本体下部をある所定の距離に調整し固定
    するための調整機構を有する固定部材とを備え、 上部ラバーヒータと下部ラバーヒータは、上部ヒータと
    下部ヒータより容量が小さいことを特徴とする液晶セル
    製造装置。
  3. 【請求項3】 本体上部と、積層した液晶基板の焼成を
    補助するために本体上部上面に設ける上部ヒータと、本
    体上部の下面に取り付け流体圧を利用して積層した液晶
    基板を加圧する上部弾性加圧部材と、上部弾性加圧部材
    の流体充填領域である上部流体層側に固定する液晶基板
    を焼成する上部ラバーヒータと、上部弾性加圧部材を本
    体上部下面に取り付けるとともに外気との密閉を行うた
    めの上部シール枠と、本体下部と、積層した液晶基板の
    焼成を補助するために本体下部の下面に設ける下部ヒー
    タと、本体下部上面に取り付け流体圧を利用して積層し
    た液晶基板を加圧する下部弾性加圧部材と、下部弾性加
    圧部材の流体充填領域である下部流体層側に固定する液
    晶基板を焼成する下部ラバーヒータと、下部弾性加圧部
    材を本体下部の上面に取り付けるとともに外気との密閉
    を行うための下部シール枠と、下部弾性加圧部材の上面
    に置き、基準となる平面を設定するための平面基準板
    と、本体上部と本体下部をある所定の距離に調整し固定
    するための調整機構を有する固定部材とを備える液晶セ
    ル製造装置を用いた液晶セルの製造方法は、 上部ラバーヒータと下部ラバーヒータとを主に用い上部
    ヒータと下部ヒータとを補助として用いて、シールガス
    抜き温度まで昇温させ所定時間シールガス抜き温度で保
    持し、さらにシール硬化温度まで昇温させ所定時間シー
    ル硬化温度で保持してシール材を硬化させることを特徴
    とする液晶セルの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034192A1 (en) * 1997-12-25 1999-07-08 Nippon Sanso Corporation Measuring cell for spectral analysis
KR100516055B1 (ko) * 1998-01-21 2005-12-02 삼성전자주식회사 공기압을 이용한 액정 표시 장치용 가열 압착기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999034192A1 (en) * 1997-12-25 1999-07-08 Nippon Sanso Corporation Measuring cell for spectral analysis
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