JPH09258256A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH09258256A
JPH09258256A JP8068526A JP6852696A JPH09258256A JP H09258256 A JPH09258256 A JP H09258256A JP 8068526 A JP8068526 A JP 8068526A JP 6852696 A JP6852696 A JP 6852696A JP H09258256 A JPH09258256 A JP H09258256A
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JP
Japan
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liquid crystal
display device
electrode
pixel
crystal display
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Application number
JP8068526A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Haruhara
一之 春原
Atsushi Sugawara
淳 菅原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、製造が容易で、組み立てコストの
低いカラー液晶表示装置を提供することにある。 【解決手段】液晶表示装置10は、第1の絶縁基板10
aと、第1の絶縁基板の一方の面の側に配置され、所定
の区分領域を提供するフィルム16aおよび16bと、
フィルムを介在させた状態で第1の絶縁基板に対向され
る第2の絶縁基板10bと、第1および第2の絶縁基板
間に配置され、フィルムと絶縁基板またはフィルム相互
間の少なくとも2層を電気的に接続する導電性部材とを
有する。これにより、画素電極に所定の駆動電圧を印加
するために必要な電圧ステップ数が低減される。なお、
第1の絶縁基板とフィルム、フィルム相互間、第2の絶
縁基板とフィルムのそれぞれの間には、所定の色を表示
可能な液晶材料18Y,18Cおよび18Mが積層され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の液晶層が
積層された液晶素子を用いた多色表示装置およびこの多
色表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】任意の色を表示可能な表示装置として、
CRT (カソード・レイ・チューブ、すなわち、受像
管) が広く用いられている。しかし、CRTは、一つの
電子銃で加速した電子を表示パネル (発光面) 上のすべ
ての領域に偏向させることから、ディスプレイとしての
の奥行きが大きくなる問題がある。また、消費電力およ
び重量から、携帯には適さない。
【0003】CRTに代わる表示装置としてプラズマデ
ィスプレイおよびEL (エレクトロルミネセンス) パネ
ル等も提案されているが、現在のところ携帯用として実
用化されていない。
【0004】液晶素子を含む液晶表示装置は、装置の厚
さならびに重量のそれぞれが携帯を可能とする数値に設
定可能であるとともに消費電力も僅かで済むことから、
電子卓上計算機あるいは腕時計等に広く使用されてい
る。なお、TN (ツイステッドネマティック) 型液晶素
子を、アクティブスイッチ素子として利用されるTFT
(薄膜トランジスタ) と一体に形成することによりCR
Tと同等の表示特性が与えられた表示装置の開発によ
り、携帯カラーテレビならびにワードプロセッサおよび
パーソナルコンピュータ等におけるカラー表示も実用化
されている。また、二色性染料を用いたGH (ゲスト−
ホスト) 型液晶素子または選択反射液晶素子等の偏光板
を使用しない液晶素子も提案されている。しかし、この
種の液晶素子を用いてフルカラー表示を行う場合、サブ
ピクセルのそれぞれに異なる色の液晶材料を並列配置す
るか、液晶セルを3層以上積層する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したTN型液晶素
子では、偏光板を用いることによる光利用効率の低下に
伴なう明るさの不足を補うために、バックライトが必要
となる。このことから、液晶表示装置としての全体の消
費電力が多くなる問題がある。
【0006】一方、偏光板を使用しない液晶素子すなわ
ちGH (ゲスト−ホスト) 型液晶素子または選択反射液
晶素子等が利用された場合であっても、数種類の液晶を
並列に配置することは実質的に困難であり、また、表示
可能な色が制限される問題がある。
【0007】これとは別に、液晶セルを3層以上積層す
る方法では、セルの組立、液晶材料の注入ならびにドラ
イバー回路の実装等の製造上の多くの問題がある。特
に、3層よりも多く積層されたそれぞれの液晶層を独立
に駆動するための電気的導通の確保あるいはスイッチン
グ素子を併用する場合の駆動回路 (ドライバーLSI)
の個数の増大により液晶表示装置が大型化される問題が
ある。なお、単層の液晶表示装置を3枚重ねる方法も原
理的には可能であるが、液晶表示装置の明るさが確保で
きない問題がある。
【0008】この発明は、上述した問題点に基づいてな
されたもので、製造が容易でしかも組み立てコストの低
いカラー液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の視点に
よれば、表示装置は、複数の液晶層を積層し、それぞれ
の液晶層を駆動するための3種類以上の画素電極を有
し、画素電極のそれぞれに電圧を印加駆動するマトリッ
クス型液晶表示素子において、異なる層に配置された2
種類の画素電極が相互に接続された共通電極構造を有す
ることを特徴とする。
【0010】この発明の第2の視点によれば、表示装置
は、複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層を駆動す
るための3種類以上の画素電極を有し、画素電極のそれ
ぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶表示素子
において、内側に配置した画素電極の少なくとも1種類
が、隣接した画素電極と電気的に導通していることを特
徴とする。
【0011】この発明の第3の視点によれば、表示装置
は、複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層を駆動す
るための3種類以上の画素電極を有し、画素電極のそれ
ぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶表示素子
において、外側に配置した2種類の画素電極が、それぞ
れ、隣接した画素電極と電気的に導通していることを特
徴とする。
【0012】この発明の第4の視点によれば、表示装置
は、複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層を駆動す
るための3種類以上の画素電極を有し、画素電極のそれ
ぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶表示素子
において、外側に配置した2種類の画素電極同士が電気
的に導通していることを特徴とする。
【0013】この発明の第5の視点によれば、表示装置
は、複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層を駆動す
るための3種類以上の画素電極を有し、画素電極のそれ
ぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶表示素子
において、外側に配置した2種類の画素電極同士が隣接
した画素の他方の画素電極と電気的に導通していること
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。
【0015】図1は、この発明の実施の形態が適用され
る3層の液晶層を含むカラー液晶表示装置 (以下、単に
液晶表示装置と示す) を示す概略図である。
【0016】
【実施例1】図1に示されるように、3層の液晶層を含
むカラー液晶表示装置 (以下、単に液晶表示装置と示
す) 10は、ガラス等の透明な絶縁材料により形成され
た基板10a、この基板10aに対して平行かつ所定の
間隔で対向配置された対向基板10bを有している。な
お、対向基板10bは、実質的に、絶縁基板10aと同
等の材質により形成された絶縁基板である。また、それ
ぞれの基板10aおよび10bとしては、厚さ1.1ミ
リメートル (以下、mmと示す) のガラスが利用され
る。
【0017】以下、対向基板10bと対向される側の絶
縁基板10aの面に、1画素当り2系統の薄膜トランジ
スタ (以下、TFTと示す) 12a,12bおよびそれ
ぞれのTFTに対応される図示しないゲート電極および
信号線を形成し、PI (インジウム−リン) を2マイク
ロメートル (以下、μmと示す) 積層する。
【0018】次に、型押しにより表面をディンプル加工
し、TFTを除いてアルミニウムを100μmを蒸着し
て画素電極 (アルミニウム反射電極) をパターニングす
る。このアルミニウム反射電極は、1系統のTFTのソ
ース電極と接続される。
【0019】続いて、残りの1系統のTFTに、銅メッ
キにより高さ10μmの電極柱14aを形成する。
【0020】次に、両面に、ITOが厚さ20ナノメー
トル (以下、nmと示す) がスパッタされ、画素電極が
パターニングされた厚さ100μmのフィルム16a
を、画素パターンに合わせて形成された厚さ10μmの
図示しないスペーサとともに基板10aと貼り合わせ
る。なお、フィルム16aは、両面に形成された画素電
極相互を画素単位で導通可能とするため、画素に対応す
る領域の一部に導電性粒子が含有されたものが利用され
る。続いて、厚さ20nmのITOにより、両面に、フ
ィルム16aと同様に画素電極が形成されたフィルム1
6bを、画素パターンと対応された厚さ10μmのスペ
ーサとともに、先に基板10aに貼り付けられたフィル
ム16aに、重ねて貼り合わせる。なお、フィルム16
aに形成された画素パターンとフィルム16bに形成さ
れた画素パターンとは、絶縁基板10aの面方向と直交
する方向から見た状態で少なくとも一部が重なるよう配
置される。この場合、それぞれの画素パターンとが重な
る領域にのみ、導電性を有するスペーサ14bが利用さ
れる。
【0021】次に、画素パターンと対応された厚さ10
μmの図示しないスペーサを用い、厚さ20nmのIT
Oがスパッタされた対向基板10bを、ITOがスパッ
タされた面とフィルム16bとが対向するよう重ね合わ
せる。
【0022】以下、基板10aとフィルム16aとの
間、フィルム16aとフィルム16bとの間、ならび
に、フィルム16bと基板10bとの間のそれぞれに、
イエローGH (2色性色素を含むゲスト−ホスト) 型液
晶材料18Y、シアンGH型液晶材料18Cおよびマゼ
ンタGH型液晶材料18Mが注入される。なお、このよ
うにして形成されたそれぞれの液晶層の液晶材料の配向
の方向は、垂直配向処理により、各液晶層とも、垂直配
向に制御される。
【0023】なお、各液晶材料18Y,18Cおよび1
8Mには、それぞれ、図11により後述する電圧透過率
特性が与えられている。すなわち、各液晶材料は、しい
き値電圧が2.5ボルト (以下、Vと示す) に、飽和電
圧が5Vに設定されている。以下、TCP (テープキャ
リアパッケージ) 手法を用いて、ドライバーICを実装
し、電極間に、図12を用いて後述するよう、2.5
V,−2.5V,5Vおよび−5Vの駆動電圧を印加す
ることで、所定の色を表示できる。なお、駆動電圧は、
フレーム周期毎に極性を反転させることが望ましいが、
図12に示した駆動電圧の組み合わせを利用する場合に
は、単に、極性を入れ替える (絶対値は変化させない)
のみで、効率よく駆動できる。
【0024】この実施例1では、コントラストが概ね
2:1の所定の色が表示ができた。
【0025】
【実施例2】図2には、図1に示した液晶表示装置とは
別の構造が与えられた液晶表示装置が示されている。
【0026】図1に示したカラー液晶表示装置に用いた
と同様の絶縁基板10aに、1画素当り2系統のTFT
12a,12bならびにそれぞれのTFTに対応される
図示しないゲート電極および信号線を形成し、酸化チタ
ンを100μm積層する。
【0027】次に、ITOを100μmスパッタし、厚
さ2μmのレジストを用いてITOの画素電極をパター
ニングする。この画素電極は、1系統のTFTのソース
電極と接続される。
【0028】続いて、図17を用いて後述するような階
段状に形成され、かつ、両面にITO画素電極に対応さ
れた電極パターンが形成されたフィルム22の接続部と
残りの1系統のTFTのソース電極と圧着される。この
場合、絶縁基板10a上に形成されたITO画素電極と
フィルム22に形成された電極パターンとの位置関係が
所定の誤差範囲内に収まるよう、正確に位置合わせされ
る。なお、フィルム22は、両面が導通されているもの
を利用している。
【0029】次に、ITO画素電極に対応して形成され
た厚さ10μmのスペーサにより、フィルム22を、絶
縁基板10aに対して概ね10μmの間隔で貼り合わせ
る。次に、概ね10μmの間隔が与えられたフィルム2
2と絶縁基板10aとの間に、イエローの2色性色素を
含む液晶材料24Yとシアンの2色性色素を含む液晶材
料24Cを順番に連続して注入し、シアン液晶層とイエ
ロー液晶層の重なりの順番が、シアン−イエロー、イエ
ロー−シアンと1つおきに異なりながら重なった液晶層
を形成する。
【0030】続いて、厚さ20nmのITOがスパッタ
された対向基板10bのITOの側に、マゼンタの2色
性色素を含む液晶材料が所定量分散されたPVA樹脂層
24Mを、印刷により10μmを形成したのち、シアン
層24Cとイエロー24Yが形成されたフィルム22
に、マゼンタ液晶層24Mが対向するよう、対向基板1
0bを重ね合わせる。
【0031】なお、各液晶層24Y,24Cおよび24
Mには、それぞれ、図11に示した電圧透過率特性が与
えられている。従って、図12に示した駆動電圧によ
り、図1に示した実施例と同様に駆動できる。
【0032】以下、COG (チップオングラス) 手法に
よりドライバーICを実装し、図1に示した実施例と同
様に、図12を用いて後述する2.5V,−2.5V,
5Vおよび−5Vの駆動電圧を印加することで、コント
ラストが概ね3:1の所定の色が表示ができた。
【0033】
【実施例3】図3には、図1および図2に示した液晶表
示装置とは異なる構造が与えられた液晶表示装置が示さ
れている。
【0034】図1に示したカラー液晶表示装置に用いた
と同様の絶縁基板10aに、1画素当り2系統のTFT
12a,12bならびにそれぞれのTFTに対応される
図示しないゲート電極および信号線を形成し、PIを2
μm積層する。
【0035】次に、型押しにより表面をディンプル加工
し、アルミニウムを100μmを蒸着してアルミニウム
反射電極をパターニングする。アルミニウム反射電極
は、1系統のTFTのソース電極と接続される。
【0036】続いて、残りの1系統のTFTに、銅メッ
キにより高さ20μmの電極柱32を形成する。
【0037】次に、イエローGH型マイクロカプセル液
晶が所定量を分散されたPVA樹脂層34Yを、10μ
m形成する。
【0038】こののち、ITOを厚さ20nmスパッタ
して、図18を用いて後述するような電極パターンにパ
ターニングし、第1のITO膜36を形成する。
【0039】次に、図18に示すITO膜36の突出パ
ターン部36aと電極柱32との間で導通をとり、第1
のITO膜36上に、マゼンタGH型マイクロカプセル
液晶が所定量を分散されたPVA樹脂層34Mを、10
μmを形成する。
【0040】再び、ITOを厚さ20nmスパッタした
のち、パターニングにより、第2のITO膜38を形成
し、電極柱32と第2のITO膜38で導通をとる。
【0041】続いて、シアンGH型マイクロカプセル液
晶が所定量を分散されたPVA樹脂層34Cを、10μ
mを形成する。
【0042】この上に、ITOが20nm厚にスパッタ
された対向基板10bを、ITOとPVA樹脂層とが接
するよう対向させて重ね合わせる。従って、画素電極の
配置は、実質的に、図1の液晶表示装置に類似した構造
となる。なお、各液晶層34Y,34Cおよび34Mに
は、それぞれ、図11に示した電圧透過率特性が与えら
れている。従って、図12に示した駆動電圧により、図
1に示した実施例と同様に駆動できる。
【0043】以下、TCP手法を用いてドライバーIC
を実装し、各電極間に、図12に示した組み合わせの駆
動電圧を印加することで、コントラストが概ね3:1の
所定の色を表示できた。
【0044】
【実施例4】図4には、上述した液晶表示装置とは異な
る構造が与えられた液晶表示装置が示されている。
【0045】図1に示したカラー液晶表示装置に用いた
と同様の絶縁基板10aに、1画素当り2系統のTFT
12a,12bならびにそれぞれのTFTに対応される
図示しないゲート電極および信号線を形成し、厚さ2μ
mのPI層を形成する。
【0046】次に、型押しにより表面をディンプル加工
し、アルミニウムを100μmを蒸着してアルミニウム
反射電極 (画素電極) をパターニングし、1系統のTF
Tのソース電極と接続する。
【0047】続いて、残りの1系統のTFTに、銅メッ
キにより高さ10μmの電極柱42を形成する。
【0048】次に、両面に、ITOが厚さ50μmスパ
ッタされ、電極柱42のパターンに合わせてパンチング
により穴あけされるとともに画素電極がパターニングさ
れた厚さ100μmのフィルム44aを、厚さ10μm
のスペーサを介して基板10aと貼り合わせる。なお、
フィルム44aは、両面に形成された画素電極相互を画
素単位で導通可能とするために、画素に対応する領域の
一部に導電性粒子が含有されたものが利用される。
【0049】ここで、穴部分に導電性部材で形成された
図示しない電極柱を埋込み、周囲に絶縁物を注入する。
【0050】次に、両面に、ITOが厚さ20nmスパ
ッタされ、画素電極がパターニングされた厚さ100μ
mのフィルム44bを、厚さ10μmのスペーサを介し
て、既に基板10aと貼り合わせられているフィルム4
4aに重ね合わせる。なお、フィルム44bのそれぞれ
の面に形成 (パターニング) された画素電極は、相互
に、たとえば、スルーホール等により、導通が確保され
る。また、画素電極は、フィルム44bの面方向に直交
する方向から見た状態で電極柱42と重なるようなパタ
ーンに形成され、導電性が与えられたスペーサにより、
電極柱42との間の導通が確保される。
【0051】次に、厚さ50μmのITOがスパッタさ
れた対向基板10bを、ITO膜とフィルム44bとが
対向するよう重ね合わせる。
【0052】以下、基板10aとフィルム44aとの
間、フィルム44aとフィルム44bとの間およびフィ
ルム44bと基板10bとの間に、それぞれ、イエロー
の2色性色素を含む液晶材料46Y、シアンの2色性色
素を含む液晶材料46Cおよびマゼンタの2色性色素を
含む液晶材料46Mが注入される。なお、このようにし
て形成されたそれぞれの液晶層の液晶材料の配向の方向
は、各液晶層とも、垂直配向処理により垂直配向に制御
される。
【0053】なお、各液晶層46Y,46Cおよび46
Mには、それぞれ、図11に示した電圧透過率特性が与
えられている。また、この図4に示した実施例では、各
電極および層構造は、図1ないし図3に示したよりも簡
素化されている。このことから、図13を用いて後述す
るような駆動電圧を印加することで、所定の色を表示で
きる。
【0054】以下、TCP手法を用いてドライバーIC
を実装し、各電極間に、図13に示した組み合わせの駆
動電圧を印加することで、コントラストが概ね2:1の
所定の色が表示ができた。
【0055】
【実施例5】図5には、上述した液晶表示装置とはさら
に異なる構造が与えられた液晶表示装置が示されてい
る。
【0056】絶縁基板10aに、第1のTFT12a、
図示しないゲート電極および信号線を形成し、酸化チタ
ンを100μm積層する。
【0057】次に、ITOを100μmスパッタし、厚
さ2μmのレジストを用いて電極柱向けの電極柱ホール
をパターニングする。この電極柱ホールに、厚さ10μ
mの電極柱52を形成し、第1のTFT12aのソース
電極と接続する。
【0058】次に、ITOが厚さ20nmスパッタさ
れ、両面に、画素電極がパターニングされた厚さ50μ
mのフィルム54aを、画素電極と電極柱52とが導通
するよう、厚さ10μmのスペーサを挟んで重ね合わせ
る。なお、フィルム54aの両面の画素電極は、相互に
導通が取られているものを利用する。
【0059】次に、対向電極10bに、第2のTFT1
2b、図示しないゲート電極および信号線を形成し、所
定の厚さのITOをスパッタして、画素電極をパターニ
ングする。
【0060】こののち、両面に、ITOが厚さ50μm
スパッタされたフィルム54bを、厚さ10μmのスペ
ーサを挟んで、対向電極10bに、貼り合わせる。
【0061】次に、絶縁基板10aおよび対向基板10
bを、厚さ10μmの接着スペーサにより、それぞれ、
フィルム側が相互に向きあうよう、貼り合わせる。
【0062】このようにして形成された基板10aとフ
ィルム54aとの間、フィルム54aとフィルム54b
との間およびフィルム54bと基板10bとの間のそれ
ぞれに、イエローの2色性色素を含む液晶材料56Y、
シアンの2色性色素を含む液晶材料56Cおよびマゼン
タの2色性色素を含む液晶材料56Mが注入される。な
お、このようにして形成されたそれぞれの液晶層の液晶
材料の配向の方向は、垂直配向処理により、各液晶層と
も、垂直配向に制御される。また、各液晶層56Y,5
6Cおよび56Mには、それぞれ、図11に示した電圧
透過率特性が与えられている。
【0063】以下、COG手法を用いてドライバーIC
を実装し、フィルム54bの両面の電位を同電位とし、
3層の対向する電極間に、図13に示す所定の駆動電圧
を印加することで、コントラストが概ね3:1の所定の
色が表示ができた。
【0064】
【実施例6】図6には、上述した液晶表示装置とはさら
に異なる構造が与えられた液晶表示装置が示されてい
る。
【0065】絶縁基板10a上に、1画素当り2系統の
TFT12a,12b、それぞれのTFTに対応される
図示しないゲート電極および信号線を形成し、PIを2
μm積層する。
【0066】次に、型押しにより表面をディンプル加工
し、TFTを除いてアルミニウムを100μmを蒸着し
て画素電極 (アルミニウム反射電極) をパターニングす
る。このアルミニウム反射電極は、1系統のTFTのソ
ース電極と接続される。
【0067】続いて、残りの1系統のTFTに、銅メッ
キにより高さ20μmの電極柱62を形成する。
【0068】次に、イエローGH型マイクロカプセル液
晶が所定量を分散されたPVA樹脂層64Yを、10μ
m形成する。
【0069】こののち、ITOを厚さ20nmスパッタ
して、電極柱62とITOとが接触しないようITOを
パターニングし、第1のITO膜66を形成する。
【0070】次に、シアンGH型マイクロカプセル液晶
が所定量を分散されたPVA樹脂層64Cを、10μm
を形成する。
【0071】再び、ITOを厚さ20nmスパッタした
のち、電極柱62とITOとが接触しないようITOを
パターニングして、第2のITO膜68を形成する。な
お、この第2のITO膜18と電極柱62とは、図示し
ない配線材により導通が確保される。
【0072】次に、マゼンタGH型マイクロカプセル液
晶が所定量を分散されたPVA樹脂層64Mを、10μ
mを形成する。
【0073】この上に、ITOが20nm厚にスパッタ
された対向基板10bを、ITOとPVA樹脂層とが接
するよう対向させて重ね合わせる。なお、各液晶層64
Y,64Cおよび64Mには、それぞれ、図11に示し
た電圧透過率特性が与えられている。
【0074】以下、TCP手法を用いて、ドライバーI
Cを実装し、各電極間に、図13に示す所定の駆動電圧
を印加することで、コントラストが概ね2:1の所定の
色が表示ができた。
【0075】
【実施例7】図7には、上述した液晶表示装置とはさら
に異なる構造が与えられた液晶表示装置が示されてい
る。
【0076】絶縁基板10a上に、1画素当り2系統の
TFT12a,12b、それぞれのTFTに対応される
図示しないゲート電極および信号線を形成し、PIを2
μm積層する。
【0077】次に、型押しにより表面をディンプル加工
し、TFTを除いてアルミニウムを100μmを蒸着し
て画素電極 (アルミニウム反射電極) をパターニングす
る。続いて、それぞれのTFTに、銅メッキにより高さ
10μmの電極柱72a,72bを形成する。
【0078】次に、両面に、ITOが厚さ50μmスパ
ッタされ、一方のTFT (ここでは12aとする) から
の電極柱72aのパターンに対応されるとともにパンチ
ングにより穴あけされて、さらに、画素電極がパターニ
ングされた厚さ100μmのフィルム74aを、厚さ1
0μmのスペーサにより基板10aと貼り合わせる。な
お、穴部分には、導電性部材で形成された電極柱を埋込
み、周囲に、絶縁物を注入する。また、フィルム74a
に形成された画素電極と残りの電極柱72bとが電気的
に接続される。ここで、フィルム74aは、両面に形成
された画素電極相互を画素単位で導通可能とするため
に、画素に対応する領域の一部に導電性粒子が含有され
たものが利用される。
【0079】次に、両面に、ITOが厚さ20nmスパ
ッタされ、画素電極がパターニングされた厚さ100μ
mのフィルム74bを、厚さ10μmのスペーサを介し
て、既に基板10aと貼り合わせられているフィルム7
4aに重ね合わせる。なお、画素電極は、フィルム74
bの面方向に直交する方向から見た状態で電極柱72a
と重なるようなパターンに形成され、導電性が与えられ
たスペーサにより、電極柱72との間の導通が確保され
る。
【0080】この上に、厚さ50μmのITOがスパッ
タされた対向基板10bを、ITO膜とフィルム74b
とが対向するよう重ね合わせる。
【0081】以下、基板10aとフィルム74aとの
間、フィルム74aとフィルム74bとの間およびフィ
ルム74bと基板10bとの間に、それぞれ、イエロー
の2色性色素を含む液晶材料76Y、シアンの2色性色
素を含む液晶材料76Cおよびマゼンタの2色性色素を
含む液晶材料76Mが注入される。なお、このようにし
て形成されたそれぞれの液晶層の液晶材料の配向の方向
は、各液晶層とも、垂直配向処理により垂直配向に制御
される。また、各液晶層76Y,76Cおよび76Mに
は、それぞれ、図11に示した電圧透過率特性が与えら
れている。この場合、電極および層構造の特徴から、図
14を用いて後述するような駆動電圧を印加すること
で、所定の色を表示できる。
【0082】以下、TCP手法を用いてドライバーIC
を実装し、各電極間に、図14に示した組み合わせの駆
動電圧を印加することで、コントラストが概ね3:1の
所定の色が表示ができた。
【0083】
【実施例8】図8には、上述した液晶表示装置とはさら
に異なる構造が与えられた液晶表示装置が示されてい
る。
【0084】絶縁基板10a上に、1画素当り2系統の
TFT12a,12b、それぞれのTFTに対応される
図示しないゲート電極および信号線を形成し、PIを2
μm積層する。
【0085】次に、型押しにより表面をディンプル加工
し、TFTを除いてアルミニウムを100μmを蒸着し
て共通反射電極をパターニングする。
【0086】続いて、残りの1系統のTFTに、銅メッ
キにより高さ10μmの電極柱82を形成する。
【0087】次に、両面に、ITOが厚さ50μmスパ
ッタされ、画素電極がパターニングされた厚さ100μ
mのフィルム84aを、厚さ10μmのスペーサにより
基板10aと貼り合わせる。なお、画素電極は、フィル
ム84aの面方向に直交する方向から見た状態で電極柱
82と重なり合うよう形成され、導電性が与えられたス
ペーサにより、電極柱82との間の導通が確保される。
また、フィルム84aは、両面に形成された画素電極相
互を画素単位で導通可能とするために、画素に対応する
領域の一部に導電性粒子が含有されたものが利用され
る。
【0088】次に、両面に、ITOが厚さ20nmスパ
ッタされ、画素電極がパターニングされた厚さ100μ
mのフィルム84bを、厚さ10μmのスペーサを介し
て、既に基板10aと貼り合わせられているフィルム8
4aに重ね合わせる。なお、画素電極は、フィルム84
bの面方向に直交する方向から見た状態で下層の画素電
極の隣接した画素電極と重なり合うパターンに形成さ
れ、導電性が与えられたスペーサを介して、画素電極相
互間の導通が確保される。
【0089】この上に、厚さ50μmのITOがスパッ
タされた対向基板10bを、ITO膜とフィルム84b
とが対向するよう重ね合わせる。
【0090】以下、基板10aとフィルム84aとの
間、フィルム84aとフィルム84bとの間およびフィ
ルム84bと基板10bとの間に、それぞれ、イエロー
の2色性色素とカイラル剤とを含む液晶材料86Y、シ
アンの2色性色素とカイラル剤とを含む液晶材料86C
およびマゼンタの2色性色素とカイラル剤とを含む液晶
材料86Mが注入される。なお、このようにして形成さ
れたそれぞれの液晶層の液晶材料の配向の方向は、垂直
配向処理により、各液晶層とも、垂直配向に制御され
る。また、各液晶層86Y,86Cおよび86Mには、
それぞれ、図11に示した電圧透過率特性が与えられて
いる。
【0091】以下、TCP手法を用いてドライバーIC
を実装し、各電極間に、図14に示した組み合わせの駆
動電圧を印加することで、コントラストが概ね2:1の
所定の色が表示ができた。
【0092】
【実施例9】図9には、上述した液晶表示装置とはさら
に異なる構造が与えられた液晶表示装置が示されてい
る。
【0093】絶縁基板10a上に、3層の液晶層のそれ
ぞれの画素に対し、1画素当り2系統のTFT92aお
よび92b,それぞれのTFTに対応される図示しない
ゲート電極および信号線を形成し、酸化チタンを100
μmの厚さに蒸着する。
【0094】次に、ITOを50μmスパッタして、2
画素共通電極をパターニングする。ここで、2画素共通
電極と1系統のTFTのソース電極とを接続する。続い
て、残りの1系統のTFTに、銅メッキにより高さ10
μmの電極柱94aを形成する。
【0095】次に、両面にITOが50μmスパッタさ
れ、2画素共通電極がパターニングされた厚さ100μ
mのフィルム96aを、厚さ10μmのスペーサを用い
て、基板10aに貼り合わせる。ここで、フィルム96
aは、両面に形成された画素電極相互を画素単位で導通
可能とするために、画素に対応する領域の一部に導電性
粒子が含有されたものが利用される。
【0096】次に、対向電極10bに、1画素当り2系
統のTFT92cおよび92dと、それぞれのTFTに
対応されるゲート電極および信号線を形成し、ITOを
50μmスパッタして、2画素共通電極をパターニング
する。次に、2画素共通電極と1系統のTFTのソース
電極とを接続する。次に、残りの1系統のTFTに、銅
メッキにより高さ10μmの電極柱94bを形成する。
【0097】次に、両面にITOが50μmスパッタさ
れ、2画素共通電極がパターニングされた厚さ100μ
mのフィルム96bを、画素パターンに対応された厚さ
10μmのスペーサを用いて、基板10bに貼り合わせ
る。なお、フィルム96bのそれぞれの面に形成された
画素電極は、相互に、導通が確保される。また、画素電
極は、フィルム96bの面方向に直交する方向から見た
状態で電極柱94bと重なるようなパターンに形成さ
れ、導電性が与えられたスペーサにより、電極柱94b
との間の導通が確保される。
【0098】次に、絶縁基板10aおよび対向基板10
bを、厚さ10μmの接着スペーサにより、それぞれ、
フィルム側が相互に向きあうよう、貼り合わせる。
【0099】このようにして形成された基板10aとフ
ィルム96aとの間、フィルム96aとフィルム96b
との間およびフィルム96bと基板10bとの間のそれ
ぞれに、イエローの2色性色素を含む液晶材料98Y、
シアンの2色性色素を含む液晶材料98Cおよびマゼン
タの2色性色素を含む液晶材料98Mを注入する。な
お、このようにして形成されたそれぞれの液晶層の液晶
材料の配向の方向は、垂直配向処理により、各液晶層と
も、垂直配向に制御される。
【0100】ここで、各液晶層96Y,96Cおよび9
6Mには、それぞれ、図15により後述するよう、しい
き値電圧が4Vならびに飽和電圧が6Vの電圧透過率特
性を与え、さらに、図16を用いて後述する2V,6
V,8V,10V,12V,14V,18Vおよび20
Vの駆動電圧を所定の組み合わせで印加することで、3
層の画素×2系統分の合計6画素に、所定の色を表示で
きる。
【0101】以下、TCP手法を用いてドライバーIC
を実装し、各電極間に、図16に示す駆動電圧を印加す
ることで、コントラストが概ね2:1の所定の色を表示
ができた。
【0102】
【実施例10】図10には、上述したさまざまな液晶表
示装置とはさらにまた異なる層構造が与えられた液晶表
示装置が示されている。
【0103】絶縁基板10a上に、1画素当たり2系統
のTFT12aおよび12b,それぞれのTFTに対応
される図示しないゲート電極および信号線を形成し、P
Iを2μm積層する。
【0104】次に、型押しにより表面をディンプル加工
し、TFTを除いてアルミニウムを100μmを蒸着し
て画素電極 (アルミニウム反射電極) をパターニングす
る。このアルミニウム反射電極と1系統のTFT12a
のソース電極とを接続し、さらに、銅メッキにより30
μmの電極柱102を形成する。また、残りのTFT1
2bに、銅メッキにより高さ20μmの電極柱104を
形成する。
【0105】次に、イエロー2色性色素を含む液晶材料
が所定量を分散されたPVA樹脂層106Yを10μm
形成し、スパッタにより、電極柱の領域を除いて、厚さ
20nmの第1のITO108を形成する。
【0106】続いて、シアンの2色性色素を含む液晶材
料が所定量分散されたPVA樹脂層106Cを10μm
を形成し、スパッタにより。厚さ20nmのITO11
0を形成する。ここで、高さ20μmの電極柱104と
ITO110とを接続する。次に、マゼンタの2色性色
素を含む液晶材料が所定量分散されたPVA樹脂層10
6Mを10μmを形成し、ITOが20nm厚にスパッ
タされ、画素電極がパターニングされた対向基板10b
を重ね合わせて、30μmの電極柱102とITOとの
導通を確保する。なお、各液晶層106Y,106Cお
よび106Mには、図15に示した電圧透過率特性が与
えられている。
【0107】以下、TCP手法を用いてドライバーIC
を実装し、各電極間に、図16に示す駆動電圧を印加す
ることで、2系統×3層で合計6画素に、コントラスト
が概ね3:1の所定の色を表示ができた。
【0108】図19ないし図35には、図1ないし図1
0に示した画素電極の配列と同様に機能するさまざまな
変形例が示されている。
【0109】以下、電極あるいは電極層間の接続につい
て簡単に説明する。なお、それぞれの図では、簡略化し
て、2枚の絶縁基板を10aおよび10bとし、それぞ
れの基板に接する電極層 (外側電極) を第1層および第
4層、第1層と第4層の間に配置される電極層 (内側電
極) であって、第1層よりに位置される層を第2層、同
第4層よりに位置される層を第3層と示す。なお、第1
ないし第4層が同一層内で区分されている場合には、そ
れぞれに、a,b,c‥‥‥の添字を付加するものとす
る。また、電極層中に形成される電極柱向けの穴の位置
をHで示す。なお、TFTの位置をSにより示すととも
に、同一のタイミングで動作されるグループに同一の添
字1,2,3‥‥‥を付加する。さらに、高さ10μm
の電極柱をI、高さ20μmの電極柱をJおよび高さ3
0μmの電極柱をKとする。
【0110】図19に示される例では、第1層の電極1
a,1b,1cは、それぞれ、TFTS1により動作さ
れる。第2層の電極2a,2bは、相互に接続されてい
るので、1つのTFTS2により動作される。なお、電
極2cは、独立したTFTS2により駆動される。第3
層の電極3a,3b,3cは、それぞれ、TFTS3に
より動作される。なお、電極3aは、第2層の電極柱J
のための穴Hを通り抜けた電極柱Jにより駆動される。
【0111】図20に示される例では、第1層の電極1
aは、独立したTFTS1により駆動される。電極1b
および1cは、相互に接続されているので、1つのTF
TS1により動作される。第2層の電極2aおよび2b
は、同様に、1つのTFTS2により動作される。第3
層の電極3a,3b,3cは、それぞれ、TFTS3に
より動作される。この場合、電極3aは、第2層の電極
柱Jのための穴Hを通り抜けた電極柱Jにより、電極3
bは、第1層の電極柱Jのための穴Hを通り抜けた電極
柱Jにより、それぞれ独立のTFTS3により駆動され
る。
【0112】図21に示される例では、第1層の電極1
a,1b,1cは、それぞれ、TFTS1により動作さ
れる。第2層の電極2a+2bおよび電極2cは、それ
ぞれ独立した合計2個のTFTS2により駆動される。
なお、第3層の電極3aは、第2層の電極柱Jのための
穴Hを通り抜けた電極柱Jを介してTFTS3により駆
動される。これに対して、第3層の電極3b,3cは、
それぞれ、独立の2つのTFTS3により駆動される。
【0113】図22に示される例では、第1層の電極1
a,1b,1cは、それぞれ、TFTS1により動作さ
れる。第2層の電極2a+2bおよび電極2cは、それ
ぞれ独立した合計2個のTFTS2により駆動される。
第3層の電極3a,3b,3cは、それぞれ、TFTS
3により、また、第4層の電極4a,4b,4cは、そ
れぞれ、TFTS4により、動作される。なお、図22
は、それぞれの電極の配列およびTFTの位置は、図2
1に示されている例と実質的に同一である。
【0114】図23に示される例では、第1層の電極1
a,1b,1cは、それぞれ、TFTS1により動作さ
れる。第2層の電極2a+2bおよび電極2cは、それ
ぞれ独立した合計2個のTFTS2により駆動される。
第3層の電極3a,3b,3cは、それぞれ、TFTS
3により、また、第4層の電極4a,4b,4cは、そ
れぞれ、TFTS4により、動作される。第3層の電極
3aおよび第4層の電極4aは、それぞれ、第2層の穴
Hを通り抜けた電極柱J,Kを介して、対応するTFT
と接続される。なお、図22は、それぞれの電極の配列
およびTFTの位置は、図21に示されている例と実質
的に同一である。
【0115】以下、図24ないし図35のそれぞれに関
し、図19ないし図22を用いて説明したように、3層
の画素を規定する画素電極の少なくとも一部が電気的に
導通されることで、それぞれの画素に所定の駆動電圧を
印加するために必要な電圧数(電圧のステップ数) が低
減される。なお、図24および図25において、共通に
駆動される電極は、それぞれ、2a,2bならびに3
b,3cである。また、図26では、2a,2bならび
に4b,4cである。なお、図31においては、3aと
2b、3bと2c、3cと2d‥‥‥、図32および図
33においては、それぞれ、4aと1b、4bと1c、
4cと1d‥‥‥である。
【0116】以上説明したように、3層構造のカラー液
晶表示装置において、3層の画素を規定する画素電極の
一部を共通化し、各層間に、しいき値電圧と飽和電圧と
が、1対2すなわち飽和電圧がしいき値電圧の2倍に設
定された液晶材料を配置することにより、従来に比較し
て少ない種類 (数=ステップ) の駆動電圧で、所定の画
素に、任意の色を表示させることができる。なお、画素
電圧は、好ましくは、フレーム周期毎に極性を反転させ
ることが望ましく、上述したさまざまな例においては、
極性が反転された駆動電圧が効率良く利用される。すな
わち、駆動電圧のステップ数 (種類) が低減される。
【0117】なお、上述した駆動方法ならびに画素電極
の構成は、液晶材料および色素の種類に支配されるもの
ではない。また、反射型および透過型のいづれの液晶装
置にも利用可能である。なお、反射型の場合には、液晶
表示素子裏面または反射電極上に、散乱面か指向性反射
面を設けることが必要である。また、前面の基板上に
は、反射防止膜を設けることがことが望ましい。但し、
好ましくは、偏光板を必要としない構造の液晶表示素子
が利用される。
【0118】また、液晶材料としては、メモリー性を持
たない液晶材料を利用することで、高速でコントラスト
の高い表示が可能となる。なお、好ましくは、液晶中の
色素の配向秩序度が、0.8以上に設定された液晶材料
および層構造が選択される。また、色素材料の分光特性
は、重ね合わせにより、ブラック (黒) あるいはダーク
グレーもしくは深青色に設定される。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の液晶表
示装置によれば、画素電極は、内側に配置した画素電極
の少なくとも1種類が隣接した画素電極と電気的に導通
している構造、外側に配置した2種類の画素電極がそれ
ぞれ隣接した画素電極と電気的に導通している構造、外
側に配置した2種類の画素電極同士が電気的に導通して
いる構造、または、外側に配置した2種類の画素電極同
士が隣接した画素の他方の画素電極と電気的に導通して
いる構造のいづれかあるいはそれらの組み合わせにより
定義され、製造工程の簡素化 (ステップ数の低減) およ
び駆動電圧の種類(ステップ) の低減を可能とする。
【0120】これにより、画素電極を駆動する駆動電圧
のステップ数を低減できる。また、液晶表示装置の構造
を簡素化できる。
【0121】従って、カラー液晶表示装置を製造する際
の歩留まりが向上され、製造コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用される液晶表示装
置の構造を示す概略図。
【図2】図1に示した液晶表示装置の変形例を示す概略
図。
【図3】図1に示した液晶表示装置の変形例を示す概略
図。
【図4】図1に示した液晶表示装置とは別の液晶表示装
置の構造を示す概略図。
【図5】図1に示した液晶表示装置さらに別の液晶表示
装置の構造を示す概略図。
【図6】図4に示した液晶表示装置の変形例を示す概略
図。
【図7】図1に示した液晶表示装置とは異なる液晶表示
装置の構造を示す概略図。
【図8】図7に示した液晶表示装置の変形例を示す概略
図。
【図9】図7に示した液晶表示装置の変形例を示す概略
図。
【図10】図7に示した液晶表示装置の変形例を示す概
略図。
【図11】図1ないし図8に示した液晶表示装置に利用
される液晶材料の電圧と透過率との関係を示すグラフ。
【図12】図1ないし図3に示した構造を有する液晶表
示装置の各画素電極に印加される駆動電圧の例を示す概
略図。
【図13】図4ないし図6に示した構造を有する液晶表
示装置の各画素電極に印加される駆動電圧の例を示す概
略図。
【図14】図7および図8に示した構造を有する液晶表
示装置の各画素電極に印加される駆動電圧の例を示す概
略図。
【図15】図1ないし図8に示した液晶表示装置に利用
される液晶材料の電圧と透過率との関係を示すグラフ。
【図16】図9および図10に示した構造を有する液晶
表示装置の各画素電極に印加される駆動電圧の例を示す
概略図。
【図17】図2に示した液晶表示装置の液晶層を提供す
るために利用される画素電極フィルムの形状を示す概略
図。
【図18】図3に示した液晶表示装置の中間液晶層の画
素電極のパターンの例を示す概略図。
【図19】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図20】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図21】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図22】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図23】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図24】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図25】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図26】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図27】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図28】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図29】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図30】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図31】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図32】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図33】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図34】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【図35】図1ないし図10に示した液晶表示装置の層
構造の他の例を示す概略図。
【符号の説明】
10 …カラー液晶表示装置、 10a…絶縁基板、 10b…絶縁基板、 Y …イエロー液晶層、 C …シアン液晶層、 H …電極柱向けの穴、 I …電極柱 (10μm) 、 J …電極柱 (20μm) 、 K …電極柱 (30μm) 、 T …TFT (薄膜トランジスタ) 。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層
    を駆動するための3種類以上の画素電極を有し、画素電
    極のそれぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶
    表示素子において、 異なる層に配置された2種類の画素電極が相互に接続さ
    れた共通電極構造を有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層
    を駆動するための3種類以上の画素電極を有し、画素電
    極のそれぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶
    表示素子において、 内側に配置した画素電極の少なくとも1種類が、隣接し
    た画素電極と電気的に導通していることを特徴とする表
    示装置。
  3. 【請求項3】複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層
    を駆動するための3種類以上の画素電極を有し、画素電
    極のそれぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶
    表示素子において、 外側に配置した2種類の画素電極が、それぞれ、隣接し
    た画素電極と電気的に導通していることを特徴とする表
    示装置。
  4. 【請求項4】複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層
    を駆動するための3種類以上の画素電極を有し、画素電
    極のそれぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶
    表示素子において、 外側に配置した2種類の画素電極同士が電気的に導通し
    ていることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】複数の液晶層を積層し、それぞれの液晶層
    を駆動するための3種類以上の画素電極を有し、画素電
    極のそれぞれに電圧を印加駆動するマトリックス型液晶
    表示素子において、 外側に配置した2種類の画素電極同士が隣接した画素の
    他方の画素電極と電気的に導通していることを特徴とす
    る表示装置。
  6. 【請求項6】前記液晶表示素子は、3層の液晶層と4種
    類の電極により構成されることを特徴とする請求項1な
    いし5のいづれかの表示装置。
  7. 【請求項7】前記液晶表示素子は、信号線に沿って、1
    ラインごとに共通化された画素電極を有することを特徴
    とする請求項1ないし5のいづれかの表示装置。
  8. 【請求項8】前記液晶表示素子は、走査線に沿って、1
    ラインごとに共通化された画素電極を有することを特徴
    とする請求項1ないし5のいづれかの表示装置。
  9. 【請求項9】前記液晶表示素子は、少なくとも1層の液
    晶層を貫通する導電性部材により接続された画素電極を
    有することを特徴とする請求項1ないし5のいづれかの
    表示装置。
  10. 【請求項10】前記液晶表示素子は、内側に配置した画
    素電極が基板上のスイッチ素子と電気的に導通している
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいづれかの表示装
    置。
  11. 【請求項11】前記液晶表示素子は、しいき値電圧が飽
    和電圧の概ね1/2に設定された電気光学特性値が与え
    られた液晶材料を含むことを特徴とする請求項1ないし
    5のいづれかの表示装置。
  12. 【請求項12】前記液晶表示素子は、標準電位に対し、
    しいき値電圧および飽和電圧の差分を有する電位から、
    画素電極電位が選択されることを特徴とする請求項1な
    いし5のいづれかの表示装置。
  13. 【請求項13】前記液晶表示素子は、接続された2種類
    の画素電極が、互いに隣接した画素の電極であることを
    特徴とする請求項1の表示装置。
  14. 【請求項14】第1の絶縁基板と、 この第1の絶縁基板の一方の面の側に配置され、3層の
    区分領域を提供する電極層と、 この電極層を介在させた状態で前記第1の絶縁基板に対
    向される第2の絶縁基板と、 前記第1および第2の絶縁基板間に配置され、前記電極
    層の少なくとも2つの電極層を電気的に接続する導電性
    部材と、を有する表示装置。
  15. 【請求項15】前記導電性部材は、同一平面の電極層内
    の少なくとも2つの画素電極を接続することを特徴とす
    る請求項14の表示装置。
  16. 【請求項16】前記導電性部材は、異なる平面の電極層
    内の少なくとも2つの画素電極を接続することを特徴と
    する請求項14の表示装置。
  17. 【請求項17】前記導電性部材は、互いに隣接した少な
    くとも2つの画素電極を接続することを特徴とする請求
    項14表示装置。
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