JPH09258749A - 音場におけるインパルス応答測定装置 - Google Patents
音場におけるインパルス応答測定装置Info
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- JPH09258749A JPH09258749A JP8064926A JP6492696A JPH09258749A JP H09258749 A JPH09258749 A JP H09258749A JP 8064926 A JP8064926 A JP 8064926A JP 6492696 A JP6492696 A JP 6492696A JP H09258749 A JPH09258749 A JP H09258749A
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Abstract
求める。 【解決手段】 音源信号Sa と、測定対象空間に放射さ
れた前記音源信号Sa を収音して得られる応答信号Sb
とを入力し、入力された各信号を一定長の時間窓で切り
出すゲート回路6A,7Aと、切り出された音源信号S
a および応答信号Sb からクロススペクトル法によりイ
ンパルス応答を逐次算出するクロススペクトル法処理部
8Aと、求めれたインパルス応答の平均値を算出して逐
次平均化を行う平均化処理部9Aと、前記平均化操作を
行う前後のインパルス応答の差のノルムに基づいて評価
値を算出する評価値演算部11とを備え、求めれた評価
値が予め設定されたしきい値を下回った場合に、そのと
きの平均化されたインパルス応答を真のインパルス応答
として出力する。
Description
パルス応答を測定する装置に係わり、特に高精度にイン
パルス応答を自動測定することのできる装置に関する。
特性を表すインパルス応答をクロススペクトル法によっ
て求める場合、測定されるインパルス応答のノイズ成分
を考慮することにより高精度なインパルス応答を自動的
に求める装置に関するものである。
は広い測定周波数帯域に渡って必要十分な信号対雑音比
(以下S/N比と称する)が取れているかの判断が難し
く自動測定が困難であった。
平均化していく段階で前後のインパルス応答波形につい
ての差のノルムを基に応答信号のノイズ成分を、監視す
る評価値として採用することにより高精度なインパルス
応答を自動的に求めることを可能にする装置である。
される楽音信号と、得られる応答信号とをいくつかの周
波数帯域に分割し、帯域毎にコヒーレンス関数の値を基
に十分なS/N比を持った応答かどうかを判断し、不十
分なS/N比を持つ応答については平均化の操作を行わ
ないことによって有効な平均化操作を行い、高精度なイ
ンパルス応答を自動的に短時間で求めることを可能にす
る装置である。
る場合には、クロススペクトル法を用いたものが知られ
ている(参考文献1:城戸健一著『デジタル信号処理入
門』、P47−P49、丸善(1985))。
答を求める場合、測定結果として得られる応答のうち真
のインパルス応答を信号Sとし、その他の成分を雑音N
としたとき、S/N比は次の式1のように表される。
域に渡って十分なS/N比を持つインパルス応答を得る
には、予め必要と思われる時間以上の長時間の測定を行
い、得られた応答波形に平均化処理を行った上で、イン
パルス応答のS/N比を目で確認する必要があった。
ルス応答が不明であるために、S/N比の算出が不可能
であり、このS/N比を用いた測定の自動化も困難であ
った。
測定用の信号源に広帯域の測定用信号を用いた場合は、
精度良く室内の音響伝達特性が測定できる反面、ホール
やスタジオ等の室内の音響伝達特性を知るには聴衆が入
るなど、実際の運用状態における特性を知ることが最も
重要となる。
いる状態の特性が必要な場合、従来のインパルス応答の
測定においは、特殊な測定信号を使用している。このた
め、聴衆が聞き苦しかったり、聴覚に悪い影響を与えて
しまう等の心配があり、運用状態での測定は困難であっ
た。
慣れた楽音を用いる方法が採用されている(参考文献
2:西隆司、古川宣一 ”楽音信号を用いた室のインパ
ルス応答推定について” 日本音響学会講演論文集(199
8/10) )。
合に得られる応答信号の周波数成分は定常的に広帯域な
ものではなく、時々刻々に変化している。このため、S
/N比が広帯域に渡って十分な応答を得るためには、や
はり予め必要と思われる時間以上の長時間の測定を行わ
ねばならない。また、得られた応答波形に多くの平均化
処理を行った上で、インパルス応答のS/N比を目視に
より確認しなければならなかった。
従来のインパルス応答測定においては、真のインパルス
応答が不明であることから、S/N比の算出が不可能で
あるという問題がある。一方、測定信号源として楽音を
用いる従来例では、楽音信号の性質上、得られる応答信
号の周波数特性は定常的でなく時々刻々に変化するた
め、広い測定周波数帯域に渡って必要十分なS/N比が
取れているかの判断が難しく精度の高いインパルス応答
を得るのは困難であるという問題があった。
であり、その目的は、必要以上に時間をかけることな
く、かつ聴衆に苦痛を与えること無く自動的に十分なS
/N比を持つインパルス応答を得ることを可能にし、高
精度な音響伝達特性を得ることのできる音場におけるイ
ンパルス応答測定装置を提供することにある。
めに請求項1の発明は、音源信号と、測定対象空間に放
射された前記音源信号を収音して得られる応答信号とを
入力し、入力された各信号を一定長の時間窓で切り出す
手段と、切り出された音源信号および応答信号からクロ
ススペクトル法によりインパルス応答を逐次算出する手
段と、求めれたインパルス応答の平均値を算出して逐次
平均化を行う手段と、前記平均化操作を行う前後のイン
パルス応答の差のノルムに基づいて評価値を算出する手
段と、求めれた評価値が予め設定されたしきい値を下回
った場合に、そのときの平均化されたインパルス応答を
真のインパルス応答として出力する手段と、を具備する
ことを特徴とするものである。
う中で、平均化操作を行う前後のインパルス応答の差の
ノルムを基にした評価値を導入している。一般的に平均
化が行われるに従いインパルス応答のノイズ成分が減少
し、それと共に評価値は0%に漸近していく。評価値が
十分小さくなった時点で測定を終了するという判断を行
う。これにより、必要以上に時間をかけることなく、自
動的に十分なS/N比を持つインパルス応答を得ること
が可能となる。
と、測定対象空間に放射された前記楽音信号を収音して
得られた応答信号とを入力し、入力された各信号を一定
長の時間窓で順次切り出す手段と、切り出された楽音信
号及び応答信号のそれぞれを狭帯域の信号に分割する手
段と、分割された狭帯域信号毎のインパルス応答をクロ
ススペクトル法により逐次算出する手段と、前記分割さ
れた狭帯域の楽音信号及び応答信号を入力して狭帯域毎
のコヒーレンス関数値を算出する手段と、前記求められ
たコヒーレンス関数値が予め設定されたしきい値を上回
った場合には、前記クロススペクトル法によるインパル
ス応答算出処理を実行させる制御信号を生成すると共
に、求めれたコヒーレンス関数値が予め設定されたしき
い値を下回った場合には、前記クロススペクトル法によ
るインパルス応答算出処理をスキップさせる制御信号を
生成して、次の時間窓におけるインパルス応答算出処理
を実行させる手段と、前記求められたインパルス応答の
平均値を算出して逐次平均化を行う手段と、前記平均化
の回数が予め設定された回数に達したときの各狭帯域毎
の平均化されたインパルス応答を合成して全帯域のイン
パルス応答を生成する手段と、を具備することを特徴と
するものである。
とその応答信号とから、ある窓長で波形を切り出した
後、周波数軸上で狭帯域に分割し、帯域毎に音源信号と
応答信号とのコヒーレンス関数値を求め、このコヒーレ
ンス関数値に基づいてS/N比の評価を行う。楽音信号
は時間経過と共に周波数特性が変動しているために、切
り出した時刻と帯域によってS/N比が変動する。
対応関係にあるため、S/N比の変動に伴ってコヒーレ
ンス関数も増減する。コヒーレンス関数の値が予め設定
したしきい値よりも大きい場合には、S/N比が十分と
れていると考えられるので、クロススペクトル法の処理
を続行して平均化処理を行う。一方、コヒーレンス関数
の値が前記しきい値よりも小さい場合には、S/N比が
十分でないと考えられるので、その後の処理は行わない
という判断をする。従って、S/N比が小さい帯域の伝
達特性は平均化操作に採用しないので、収束判定が容易
になり、少ない平均回数で処理を終了することができ、
測定時間の短縮化、測定精度の向上が可能となる。
おけるインパルス応答測定装置において、前記求めれた
コヒーレンス関数値が予め設定されたしきい値を長時間
に渡って下回る場合には、前記楽音信号を他の楽音信号
に切り替える警告信号を生成する手段を具備することを
特徴とするものである。
波数成分を含んでおらず、ある帯域についてコヒーレン
ス関数値が長時間に渡ってしきい値を越えない場合に
は、警告を発して楽音切り替えを促すようにしているの
で、信号処理上は無駄の楽音を長時間に渡って放射し続
けることが防止され、測定時間の短縮化、測定精度の向
上が可能となる。
の形態を示すブロック図である。
定装置は、信号源1Aの音源信号Sa をアンプ2により
増幅して室内3に放射する一方、この放射された音源信
号Sa を収音し応答信号Sb としてA/D変換器4によ
りディジタル信号に変換した後、信号処理部5Aに供給
するように構成されている。
れ、この信号源1Aの音源信号Saはアンプ2を介して
室内3に設けられたスピーカ6から出力され、同じく室
内3に設けられたマイクロホン7によって収音される。
室内3は、ホールやスタジオ、あるいは一般家庭等、測
定対象となる種々の環境が考えられる。
は、図2に示すように、2つのゲート回路6A,7A
と、クロススペクトル法処理部8Aと、平均化処理部9
Aと、計算結果格納部10Aと、評価値演算部11と、
比較演算部12とを備えている。
れた音源信号Sa が供給され、また、ゲート回路7Aに
はマイクロホン7で収音された応答信号Sb が供給され
ている。各ゲート回路6A,7Aにおける信号の取り込
み開始時刻tstは、t1 ,t2 ,t3 ,…,tn に設定
されており、その取り込み時間はTに設定されている。
すなわち、このゲート回路6A,7Aでは、応答波形は
設定された時間長単位で切り出される。
回路6A,7Aから取り込まれた信号に対してクロスス
ペクトル法によりインパルス応答を算出する。
処理部8Aで算出されたインパルス応答を平均化して計
算結果格納部10Aに供給する。
Aで算出されたインパルス応答の平均化値を格納すると
ともに、後述する比較演算部12から設定終了トリガ信
号が出力された時、格納されているインパルス応答の平
均化値を真のインパルス応答として出力する。
よってインパルス応答の平均化演算がされる度に、イン
パルス応答の差のノルムの評価値(DR値)を後述する
第2式に基づいて算出する。
出されたDR値を予め設定されたしきい値と比較し、D
R値がしきい値より小さい場合には、設定終了トリガ信
号を出力する。この場合、しきい値としては、“0”に
近い値が設定される。
形態の作用を図3のフローチャートを参照して説明す
る。
幅された後、スピーカ6に供給されると共に、A/D変
換器4に供給されてディジタル化される。スピーカ6か
ら室内に放射された音源信号Sa はマイクロホン7で収
音され応答信号Sb となりA/D変換器4に供給されて
ディジタル化される。
号処理部5Aのゲート回路6Aに供給され、また、前記
ディジタル化された応答信号Sb は信号処理部5Aのゲ
ート回路7Aに供給される。
音源信号Sa 、及び応答信号Sb に対して時刻t1 ,t
2 ,t3 ,…,tn における一定区間(取り込み時間
T)の波形が切り出される。クロススペクトル法処理部
8Aでは最初の時刻t1 における(すなわち、1つめ
の)インパルス応答が算出される(ステップST1)。
次いで、切り出された部分が時間Tだけシフトされ、時
刻t2 におけるインパルス応答が算出される(ステップ
ST2)。
得られたインパルス応答の平均が演算される。計算結果
は計算結果格納部10Aに格納される(ステップST
3)。
実行する都度、次の式2に示すようなインパルス応答の
差のノルムの評価値(DR値)が算出される(ステップ
ST4)。
応答の差のノルム評価値 Ek (n) :平均化をk回行ったときのインパルス応答波
形をN個のサンプルに分割したときのnサンプル目の値
設定値(しきい値)と比較して小さいか否かが判定され
る(ステップST5)。平均化処理部9Aで実行される
平均化が十分行われていない段階では、得られるインパ
ルス応答にはノイズ成分が大量に含まれており、得られ
る平均化前後のDR値は大きな値となる。この場合、処
理はステップST2に戻り、次の時刻t3 におけるイン
パルス応答が算出され、次いで、t1 ,t2 ,t3 で求
められたインパルス応答の平均が算出される。そして、
平均化前後のDR値が再び算出され、このDR値が設定
値より小さいか否かが判定される(ステップST2〜S
T5)。
tn におけるインパルス応答が逐次算出され(ステップ
ST2)、得られたインパルス応答が逐次平均化され
(ステップST3)、そのDR値が算出される(ステッ
プST4)。
差のノルムは0へ漸近する。これに伴って、DR値も0
(%)に漸近していく。そして、DR値が設定値を下回
ったときに比較演算部12は測定終了トリガ信号を出力
する。計算結果格納部10Aは、この測定終了トリガ信
号を入力すると、このとき格納されている最新のインパ
ルス応答平均値を真のインパルス応答として出力する。
この実施の形態によれば、クロススペクトル法によって
測定される室内の音響伝達特性を表すインパルス応答の
S/N比を大きくするために、必要以上に平均化回数を
増やすことなく、ノイズ成分をDR値を基にして定量的
に評価できる。従って、平均化回数を減らすことができ
るため、測定時間の短縮が可能となるばかりでなく、時
間経過に伴って変化してしまう伝達特性に対して追随性
の良い測定が可能となる。
の形態を示すブロック図である。
定装置は、信号源1Bの音源信号Sc をアンプ2により
増幅して室内3に放射する一方、この放射された音源信
号Sc を収音し応答信号Sb としてA/D変換器4によ
りディジタル信号に変換した後、信号処理部5Bに供給
するように構成されている。
ープ等で構成される。また、この音源として使用する楽
音は高い周波数成分まで含んでいる楽音が望ましい。例
えば、大編成のオーケストラ、電気楽器による音楽、打
楽器中心の音楽など、複数の楽音テープが用意されてい
る。この信号源1Bの音源信号Sc はアンプ2を介して
室内3に設けられたスピーカ6から出力され、同じく室
内3に設けられたマイクロホン7によって収音される。
室内3は、ホールやスタジオ、あるい一般家庭等、測定
対象となる種々の環境が考えられる。
は、図5に示すように、その機能上、2つのゲート回路
6B,7Bと、各ゲート回路6B,7B別に設けられた
帯域分割フィルタ部13,14と、コヒーレンス関数値
演算部15と、比較演算部16と、クロススペクトル法
処理部8Bと、平均化処理部9Bと、計算結果格納部1
0Bとを備えている。
された音源信号Sc が供給され、また、ゲート回路7B
にはマイクロホン7で収音された応答信号Sd が供給さ
れている。各ゲート回路6B,7Bにおける信号の取り
込み開始時刻tstは、t1 ,t2 ,t3 ,…,tn であ
り、取り込み時間はTに設定されている。
源信号Sc を1/1 オクターブ帯域に分割するフィルタを
備えており、分割された各帯域毎の音源信号Sc をコヒ
ーレンス関数値演算部15に供給する。
答信号Sd を1/1 オクターブ帯域に分割するフィルタを
備えており、分割された各帯域毎の応答信号Sd をコヒ
ーレンス関数値演算部15に供給する。
毎の音源信号Sc と応答信号Sd とを入力し帯域毎のコ
ヒーレンス関数値を算出する。
算部15により求められたコヒーレンス関数値が予め設
定されたしきい値を下回った場合に、クロススペクトル
処理を行わないという制御信号と、音源切り替え警告信
号を生成する。制御信号はクロススペクトル法処理部8
Bに供給されている。
割フィルタ部13,14を介して帯域分割された各信号
成分に対してクロススペクトル法によりインパルス応答
を算出する処理を、比較演算部16から前記制御信号が
供給されるまで実行する。
t2 ,…,tn をシフトしながら、逐次インパルス応答
を平均化する演算を実行する。
Bで演算されたインパルス応答の平均化値を格納すると
ともに、後述する比較演算部12から設定終了トリガ信
号が出力された時、格納されている各帯域インパルス応
答の平均化値を合成し、広帯域のインパルス応答を算出
する。
形態の作用を図6のフローチャートを参照して説明す
る。なお、図6のフローチャートにおいては、原則とし
て各算出処理や各判定処理は帯域別に並行して実行され
ているものとする。
源1Bの音源信号(楽音信号)SCはアンプ2で増幅さ
れた後、スピーカ6に供給されると共に、A/D変換器
4に供給されてディジタル化される。スピーカ6から室
内に放射された音源信号Scはマイクロホン7で収音さ
れ応答信号Sd となりA/D変換器4に供給されてディ
ジタル化される。
号処理部5Bのゲート回路6Bに供給され、また、前記
ディジタル化された応答信号Sd は信号処理部5Bのゲ
ート回路7Bに供給される。
音源信号Sc 、及び応答信号Sd に対して時刻t1 ,t
2 ,t3 ,…,tn における一定時間窓(取り込み時間
T)の波形が切り出される。次いで、帯域分割フィルタ
部13、及び14では、それぞれ切り出された波形が1/
1 オクターブ帯域に分割され、それぞれコヒーレンス関
数値演算部15に供給される(ステップST11)。
のコヒーレンス関数値が次の式3に基づいて算出される
(ステップST12)。
ンス関数値が予め設定されたしきい値と比較され、コヒ
ーレンス関数値がしきい値よりも小さい場合には、その
後の処理をスキップさせる制御信号をクロススペクトル
法処理部8Bに供給するとともに、時間窓をシフトさ
せ、次の時刻t2 における切り出された波形に対する前
記一連の処理を実行する(ステップST15)。また、
コヒーレンス関数値が設定値よりも小さい場合におい
て、音源として用いられている楽音信号が全ての周波数
成分を含んでおらず、ある帯域についてコヒーレンス関
数値が長時間に渡ってしきい値を越えない場合には(ス
テップST14Yes )、楽音信号を別の楽音信号に切り
替える警告信号を出力する。これにより、信号源1Bの
音源信号は別の楽音信号に切り替わった後、ステップS
T11からの処理を開始する(ステップST16)。
域のデータは有効なものとし、クロススペクトル法処理
部では、クロススペクトル法によってインパルス応答が
算出される(ステップST17)。
シフト(開始時間t3 ,…,tn 、切り出し時間T)さ
せつつ逐次求められたインパルス応答が平均化されて計
算結果格納部10Bに格納される(ステップST1
8)。
れた回数よりも大きいか否かが判定され、設定された平
均回数を終了すると(ステップST19YES )、測定終
了トリガ信号が出力されて、平均化処理が終了する。計
算結果格納部10Bは、測定終了トリガ信号が入力され
ると、各帯域のインパルス応答を合成し、全帯域のイン
パルス応答を算出して測定を終了する(ステップST2
0)。
の実施の形態によれば、実際に室内で使用される状態で
の音響伝達特性を測定できることにより、聴衆がいる等
の現実により近い状態の室内の音響伝達特性を精度良く
知ることができる。ここで得られる知見を発展させると
こにより、人が居ない状態から人が居る状態を精度良く
予測することが可能となり、設計段階で完成後の運用状
態の音響伝達特性を予測することができ、音響設計の精
度も向上する。
庭のおいても音響機器等のこの実施の形態を適用して、
楽音による測定を行うことにより、室のユーザー(聴取
者)が意識することなく測定をすることができる。これ
により、室内、音響機器伝達特性を知ることができれ
ば、その特性を等化することも可能となり、仮に聴取環
境が異なっても音質、定位を初めとする音声制作上の細
かい効果を同一条件とすることができる。
態では、帯域分割フィルタ部13,14により、供給さ
れた音源信号Sc 、応答信号Sd を狭帯域の信号に分割
するようにしたが、コヒーレンス関数値演算部15にお
いて帯域別の関数値を算出するようにしても良い。この
ように構成することにより、帯域分割フィルタ部13,
14を省略でき、装置構成が簡素化される。
れば、必要以上に時間をかけることなく、自動的に十分
なS/N比を持つインパルス応答を得ることが可能とな
る。
い帯域の伝達特性は平均化操作に採用しないので、収束
判定が容易になり、少ない平均回数で処理を終了するこ
とができ、測定時間の短縮化、測定精度の向上が可能と
なる。
の周波数成分を含んでおらず、ある帯域についてコヒー
レンス関数値が長時間に渡ってしきい値を越えない場合
には、警告を発して楽音切り替えを促すようにしている
ので、信号処理上は無駄の楽音を長時間に渡って放射し
続けることが防止され、測定時間の短縮化、測定精度の
向上が可能となる。
る。
部の構成を示すブロック図である。
フローチャートである。
る。
部の構成を示すブロック図である。
フローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 音源信号と、測定対象空間に放射された
前記音源信号を収音して得られる応答信号とを入力し、
入力された各信号を一定長の時間窓で切り出す手段と、 切り出された音源信号および応答信号からクロススペク
トル法によりインパルス応答を逐次算出する手段と、 求めれたインパルス応答の平均値を算出して逐次平均化
を行う手段と、 前記平均化操作を行う前後のインパルス応答の差のノル
ムに基づいて評価値を算出する手段と、 求めれた評価値が予め設定されたしきい値を下回った場
合に、そのときの平均化されたインパルス応答を真のイ
ンパルス応答として出力する手段と、 を具備することを特徴とする音場におけるインパルス応
答測定装置。 - 【請求項2】 音源となる楽音信号と、測定対象空間に
放射された前記楽音信号を収音して得られた応答信号と
を入力し、入力された各信号を一定長の時間窓で順次切
り出す手段と、 切り出された楽音信号及び応答信号のそれぞれを狭帯域
の信号に分割する手段と、 分割された狭帯域信号毎のインパルス応答をクロススペ
クトル法により逐次算出する手段と、 前記分割された狭帯域の楽音信号及び応答信号を入力し
て狭帯域毎のコヒーレンス関数値を算出する手段と、 前記求められたコヒーレンス関数値が予め設定されたし
きい値を上回った場合には、前記クロススペクトル法に
よるインパルス応答算出処理を実行させる制御信号を生
成すると共に、求めれたコヒーレンス関数値が予め設定
されたしきい値を下回った場合には、前記クロススペク
トル法によるインパルス応答算出処理をスキップさせる
制御信号を生成して、次の時間窓におけるインパルス応
答算出処理を実行させる手段と、 前記求められたインパルス応答の平均値を算出して逐次
平均化を行う手段と、 前記平均化の回数が予め設定された回数に達したときの
各狭帯域毎の平均化されたインパルス応答を合成して全
帯域のインパルス応答を生成する手段と、 を具備することを特徴とする音場におけるインパルス応
答測定装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の音場におけるインパルス
応答測定装置において、 前記求めれたコヒーレンス関数値が予め設定されたしき
い値を長時間に渡って下回る場合には、前記楽音信号を
他の楽音信号に切り替える警告信号を生成する手段を具
備することを特徴とする音場におけるインパルス応答測
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06492696A JP3634490B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 音場におけるインパルス応答測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JPH09258749A true JPH09258749A (ja) | 1997-10-03 |
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ID=13272141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06492696A Expired - Fee Related JP3634490B2 (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 音場におけるインパルス応答測定装置 |
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