JPH09258750A - 遮音シミュレータ - Google Patents

遮音シミュレータ

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JPH09258750A
JPH09258750A JP9194496A JP9194496A JPH09258750A JP H09258750 A JPH09258750 A JP H09258750A JP 9194496 A JP9194496 A JP 9194496A JP 9194496 A JP9194496 A JP 9194496A JP H09258750 A JPH09258750 A JP H09258750A
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noise
sound
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雅人 秦
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知光 浦井
Takeshi Sakai
毅 境
Satoru Kobayashi
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1043Sealing or attachment arrangements between pump and container
    • B05B11/1046Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container
    • B05B11/1047Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container the pump being preassembled as an independent unit before being mounted on the container

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内空調設備による暗騒音を考慮することに
より、高精度の遮音シミュレートを実現する。 【解決手段】 音源録音再生装置44からは、遮音評価
対象の音声信号が出力されてディジタルフィルタ54で
遮音特性が付与されてスピーカまたはヘッドホンで再生
される。暗騒音源58からは室内空調設備による暗騒音
に相当するノイズ信号が生成され、位相シフタ60で位
相が異なる4チャンネルノイズ信号が生成されて無定位
化され、スピーカまたはヘッドホンで再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リスニングルー
ムや音楽練習室等の防音室における遮音構造を設計する
際に、様々な遮音構造による遮音性能を電気音響的にシ
ミュレートして、被験者が体感し評価できるようにした
遮音シミュレータに関し、実際のリスニングルームでの
体感により近づけたものである。
【0002】
【従来の技術】リスニングルームや音楽練習室等の防音
室の設計において遮音構造の設計は重要である。防音室
の特性としては勿論遮音度が高いことが望ましいが、遮
音度を高くするほどコストが高くつくことになるので、
周囲環境の騒音の大きさ、使用目的、使用者個人の主観
(満足度)等に応じて必要でありかつ十分過ぎない遮音
度が得られる遮音構造に設計することが重要である。
【0003】遮音シミュレータは、防音室の遮音設計を
する際に、様々な遮音構造による遮音性能を電気音響的
にシミュレートして、被験者(その防音室の使用者)が
体感し評価できるようにして、遮音構造(壁の材質、構
造、厚さ、窓の構造、大きさ等)を容易に設計できるよ
うにしたものである。
【0004】従来の遮音シミュレータは、遮音対象に相
当する音声信号を音源装置から発生して、適宜設定した
遮音構造に相当する特性を有するフィルタに通して減衰
させ、試聴室内に配置したスピーカで再生して、被験者
が遮音性能を体感できるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】防音室内には、エアコ
ン等の空調設備が設けられることが多く、空調設備から
発生する音がいわゆる暗騒音となって、被験者の心証を
大きく左右する。ところが従来の遮音シミュレータにお
いては、このような室内で発生する暗騒音を考慮してい
ないため、シミュレートによって体感した遮音性能と、
実際にでき上がった防音室で体感する防音性能とに隔り
を生じていた。
【0006】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、実際の防音室により近い防音性能を体感
できるようにして、遮音構造の設計をより高精度に行な
えるようにした遮音シミュレータを提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、遮音評価対
象に相当する音声信号を音源装置から発生して、適宜設
定した遮音構造に相当する特性を有するフィルタに通し
て減衰させてスピーカまたはヘッドホンで再生し、これ
と同時に室内で発生する空調設備等による暗騒音に相当
するノイズ信号をノイズ発生源から発生して前記フィル
タを通さずにスピーカまたはヘッドホンで再生するよう
にしたものである。
【0008】これによれば、設計しようとする防音室
(リスニングルーム、音楽練習室等)内で発生する空調
設備等による暗騒音をシミュレートした上で外界の騒音
に対する遮音性能を体感できるので、実際の防音室によ
り近い防音性能を体感することができ、遮音構造の評価
および設計をより高精度に行なうことができる。
【0009】なお、室外で発生する遮音評価対象の騒音
に相当する音声信号をステレオ信号で再生し、室内で発
生する暗騒音に相当するノイズ信号を位相シフトして多
チャンネル化して再生することにより、遮音評価対象の
室外からの騒音を臨場感豊かに再生し、室内で発生する
暗騒音を特定の場所に定位するのを避けて(すなわち無
定位化して)暗騒音らしさを持たせて再生することがで
き、より実際に近いシミュレートが実現される。
【0010】また、室内で発生する空調設備による暗騒
音は、一般にNC(Noise Criterion)
曲線に近い周波数特性を有するので、ノイズ信号を概ね
NC曲線に沿った周波数特性とすることにより、室内で
発生する暗騒音により近いノイズ信号を発生することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。はじめに、この実施の形態における遮音シミュレ
ートの概要を図2に示す。この実施の形態では、図2
(a)に示すように、壁13で遮られた2部屋12,1
4の一方の部屋12に遮音対象の音源16があり、他方
の部屋14に空調設備18がありかつ受聴音20がいる
状態で、2部屋12,14を遮る壁13の遮音性能を電
気音響的にシミュレートすることを想定している。
【0012】図2(b)は図2(a)の状態をシミュレ
ートする遮音シミュレータ10の全体構成を示す図であ
る。被験者20がいる試聴室22内には、左右2チャン
ネルのメインスピーカ24,26と、前方左右2チャン
ネル、後方左右2チャンネルの暗騒音スピーカ28,3
0,32,34が設置されている。
【0013】遮音シミュレータ本体11からは、図2
(a)の遮音評価対象の音源16を壁10で遮音した状
態の音をシミュレートしたメイン信号と、空調設備18
による暗騒音をシミュレートした暗騒音信号が出力され
る。メイン信号はパワーアンプ36を介してメインスピ
ーカ24,26で再生される。暗騒音信号はパワーアン
プ38を介して暗騒音スピーカ28,30,32,34
で再生される。
【0014】尚、防音室を設置する現場とか暗騒音レベ
ルが高い場所等でシミュレートする場合は、周囲から入
る音の影響を受けないように図2(c)に示すように、
シミュレータ本体10からメイン信号と暗騒音信号をミ
キシングした信号を出力し、ヘッドホン40で試聴を行
なう。
【0015】遮音シミュレータ本体11のシステム構成
を図1に示す。このシステム構成全体をアタッシュケー
ス程度のキャリングケース内に収容して可搬型に構成す
ることにより、防音室を作ろうとする現場に持ち込んで
シミュレートを行なうことができる。
【0016】図1において、制御用パソコン42は、操
作者によるキーボード43の操作に基づき装置各部を制
御して、シミュレートを実行する。音源録音再生装置4
4はMD(Mini Disk)、DCC(Digit
al Compact Caset)、DAT(Dig
ital Audio Tapercorder)等の
ディジタル式録音再生装置で構成され、遮音評価対象の
音声信号を2チャンネルで録音し、再生する。
【0017】外部入力端子46,48は、シミュレート
実行前に遮音評価対象の音声信号を音源録音再生装置4
4に録音する時は、録音信号をマイク入力あるいはライ
ン入力で入力する。また、再生時(シミュレート実行
時)には、必要に応じて外部入力信号を音源録音再生装
置44から再生する信号にミキシングするために、外部
入力信号をマイク入力あるいはライン入力で入力する。
【0018】スイッチ50は、音源録音再生装置44の
録音信号の入力と再生信号の出力の切換えを行う。ま
た、再生時には、ステレオで再生するかモノラルで再生
(左右チャンネルをミキシング)するかの切換えや外部
入力を再生信号にミキシングするかどうかの切換えも行
う。スイッチ52は、シミュレート実行時に必要に応じ
て外部の有意騒音を室内空調騒音にミキシングするかど
うかの切換えを行う。
【0019】ディジタルフィルタ54はDSPで構成さ
れ、音源録音再生装置44から再生された(あるいはこ
れに外部入力がミキシングされた)遮音評価対象の音声
信号に、操作者によって任意に選択された遮音構造の遮
音特性に相当するFIRフィルタ特性を付与する。尚、
ディジタルフィルタ54を構成するDSPは音場効果付
与(残響音生成)の機能も有している。パソコン42の
記憶装置(ハードディスク等)56には、各種遮音構造
の遮音特性に相当する複数種類のフィルタ特性データ
(FIRフィルタの係数データ)が収容されており、操
作者によって選択された遮音構造のデータが読み出され
てディジタルフィルタ54にセットされる。また、記憶
装置56には当該遮音特性に相当する遮音度数値デー
タ、遮音性能グラフ、遮音構造図その他の関連データ
(図10参照)がデータベースとして収容されている。
また、残響音生成データも記憶装置56に記憶されてい
る。
【0020】暗騒音源DSP58は、エアコン等の室内
空調設備に相当する暗騒音信号を生成するもので、疑似
ホワイトノイズに概ねNC曲線相当のフィルタリングを
施して出力する。位相シフタ60は、暗騒音信号を位相
シフトして、相互に位相がずれた4チャンネルの暗騒音
信号生成する。
【0021】出力は、遮音特性が付与された遮音評価対
象信号を出力する2チャンネルのメイン信号出力端子6
2,64と、暗騒音信号を出力する4チャンネルの暗騒
音信号出力端子66,68,70,72と、ヘッドホン
出力端子74,76が設けられている。ヘッドホン出力
端子74,76からは、メイン信号と暗騒音信号をミキ
サ78,80でミキシングした信号が出力される。ヘッ
ドホン出力端子74,76は4系統設けられており、4
人の人が同時に試聴して合同で評価できるようにしてい
る。
【0022】図1の遮音シミュレータ本体11におい
て、音源録音再生装置44に遮音評価対象の音声信号を
録音するときは、外部入力端子46,48から該当する
音声信号をマイク入力あるいはライン入力で入力する。
この録音信号は、アッテネータ付ヘッドアンプ82,8
3およびスイッチ50を介してA/D変換器84でディ
ジタル信号に変換され、ディジタルフィルタ54で必要
に応じて周波数特性調整等の信号処理が施され(必要な
ければそのまま通過)、D/A変換器86でアナログ信
号に戻されて、アッテネータ88,90で録音レベルが
調整されて、音源録音再生装置44に録音される。
【0023】シミュレート実行時には、音源録音再生装
置44で再生された音声信号は、スイッチ50で必要に
応じて外部入力信号とミキシングされて、A/D変換器
84でA/D変換され、ディジタルフィルタ54で操作
者によって任意に選択された遮音構造に相当するフィル
タ特性が付与される。ディジタルフィルタ54から出力
される音声信号は、D/A変換器86でアナログ信号に
変換され、アンプ92,94を介してメイン信号出力端
子62,64から出力される。
【0024】シミュレート実行時に暗騒音源58から出
力される暗騒音信号は、D/A変換器96でアナログ信
号に変換され、ミキサ98で必要応じて外部の有意騒音
がミキシングされ、位相シフタ60で位相シフトされ
て、暗騒音信号出力端子66,68,70,72から出
力される。また、メイン信号ch1,ch2と暗騒音信
号BGN1,BGN2はミキサ78,80でミキシング
されて、ヘッドホンアンプ100,102を介して4系
統のヘッドホン出力端子74,76から出力される。
【0025】ここで、図1の遮音シミュレータ本体11
の各部の構成について説明する。遮音性能をシミュレー
トする場合、ディジタルフィルタ54は、聴感的印象ま
でを近似させようとすると、特に低域においては5Hz
程度の分解能を実現する必要がある。そこで、ディジタ
ルフィルタ54は例えば図3に概念構成を示すようなマ
ルチサンプルレート信号処理を行なう。これは、入力信
号を高域、低域の2帯域に分割して、低域側のサンプル
レートを下げることによってハードウェアの規模を大き
くすることなくFIRフィルタの分解能を上げるように
したものである。すなわち、図3のディジタルフィルタ
54は、遮音評価対象の音声信号をローパスフィルタ1
04、およびローパスフィルタ104で発生する遅延の
調整用ディレイ117を介した引算器110で2つの帯
域に分割し、低域側の遮音特性を付与する低域遮音フィ
ルタ106と、高域側の遮音特性を付与する高域遮音フ
ィルタ108とでサンプリング周波数を変えてフィルタ
リングを行い、低域側についてはローパスフィルタ11
1を通し、高域側については、ローパスフィルタ111
で発生する遅延に相当する分をデイレイ119で遅らせ
て出力し、ミキサ115で両帯域の信号をミキシングし
て出力する。低域遮音フィルタ106は高域遮音フィル
タ108の例えば1/32のサンプルレートでフィルタ
リングを行う。低域遮音フィルタ106、高域遮音フィ
ルタ108は前記メモリ56(図1)から読み出された
フィルタ係数がセットされ、入力される音声信号をたた
み込み演算して出力する。
【0026】これによれば、例えば20kHzまでの帯
域をカバーしかつ5Hz程度の周波数分解能を持たせる
ためには、通常のFIRフィルタではタップ数が800
0以上必要であるのに対し、図3のディジタルフィルタ
54では、ローパスフィルタ104を689Hz以上を
遮断するように設定して、低域側のサンプルルートを高
域側の1/32とすれば、256タップで低域の分解能
5.38Hzが実現される。
【0027】暗騒音源DSP58および位相シフタ60
の内部構成を図4に示す。M系列信号発生器112は、
例えば図5に示すようにn段(例えば23段)のシフト
レジスタ114と排他的オア回路116の組み合わせで
構成される。初期状態として、シフトレジスタ114の
少くとも1段以上を“1”にセットして、クロック発生
回路118(図4)から発生されるクロックに従って順
次シフトしていくことにより、広帯域の疑似ランダム信
号(疑似ホワイトノイズ)を発生させることができる。
【0028】M系列信号発生器112から出力される疑
似ホワイトノイズ信号は、フィルタバンク120に入力
される。フィルタバンク120は、9バンドのIIRフ
ィルタで構成され、広帯域の疑似ホワイトノイズ信号か
らオクターブバンドごとの信号を取り出す。この各帯域
の信号をそれぞれ対応するアッテネータ122(イコラ
イジング手段)でレベル調整して所望の周波数特性を得
る。データテーブル124(メモリ)には、アッテネー
タ122の特性データとして概ねNC曲線に沿った周波
数特性やその他任意の周波数特性の様々なデータが収容
されており、操作者のキーボード43の操作に基づくパ
ソコン42の指令により、任意の特性が読み出されてア
ッテネータ122にセットされる。これにより、アッテ
ネータ122からは、概ねNC曲線に沿った周波数特性
あるいはその他任意の周波数特性の広帯域ノイズ信号が
出力される。
【0029】アッテネータ122の出力はミキシングお
よび出力レベル調整器126で合成して出力される。図
6は、室内空調設備(エアコン)から発生する暗騒音の
測定値の例を示したもので約250Hzよりも上の帯域
でNC曲線にほぼ沿った特性を示し、データテーブル1
24には、例えばこのような概ねNC曲線に沿った周波
数特性データが収容されている。
【0030】尚、以上はノイズ発生源112から発生し
たノイズがホワイトノイズである場合について説明した
が、他の種類の広帯域ノイズ源を用いる場合には、その
ノイズ自身の周波数特性に応じてアッテネータ122
(イコライジング手段)を調整して、概ねNC曲線に沿
った周波数特性や任意の周波数特性のノイズ信号を作成
する。
【0031】図4において、位相シフタ60は、バッフ
ァアンプ128とアナログ式位相シフト回路130,1
32,134で構成され、相互に位相がずれた4チャン
ネルの暗騒音信号を作っている。各出力の位相特性を図
7に示す。4チャンネルの出力のうち、2チャンネルB
GN1,BGN2はメイン信号にミックスしてヘッドホ
ン出力に併用している。位相が相互にずれた複数の暗騒
音を別々の位置から再生することにより、暗騒音の定位
感をなくして、暗騒音らしさを持たせて再生することが
できる。
【0032】以上の構成の遮音シミュレータ10による
シミュレートの操作手順について、図8を参照して説明
する。はじめに、遮音評価対象信号を録音するのに先立
ち、基準再生レベルを設定する(S1)。すなわち、再
生系の機器(図2のパワーアンプ36,38、メインス
ピーカ24,26等)や試聴室22の条件を固定し、所
定の信号レベルの基準音源(ピンクノイズ等)をこの再
生系に入力した時に、この基準音源がスピーカから所定
の音圧レベルで再生されるように(例えば再生音圧レベ
ル設定表示が100dBのときにスピーカから実際に再
生される音圧レベルが100dBとなるように)、再生
系の出力信号レベルを調整する。
【0033】次いで、遮音対象音源信号の平均レベル
(OA値)を測定し、それが前記基準音源の信号レベル
と等しい信号レベルで音源録音再生装置44から再生さ
れるように、音源録音再生装置44の入力信号レベルを
調整して(S2)遮音対象音源信号を録音する(S
3)。このようにして遮音対象音源信号を録音すること
により、音源録音再生装置44を再生すれば、遮音度の
設定が0dBのときに、遮音対象音源が前記所定の音圧
レベルでスピーカから再生されることになる。また、再
生時に遮音対象音源の再生レベルの設定を変更すると、
遮音度0dBのときには、常に再生レベル設定表示され
た音圧レベルで遮音対象音源がスピーカから再生される
ことになる。
【0034】録音が終了したら、シミュレートを行う。
シミュレートに際してはまずシミュレーションパラメー
タの設定を行う(S4)。シミュレーションパラメータ
設定時のパソコン42の表示画面を図9に示す。シミュ
レーションパラメータには、次のものがある。
【0035】(a) 再生系 スピーカ再生かヘッドホン再生かを選択する。 (b) 再生パターン Main STEREO、Main MONO、BGN
の3つの再生パターンを選択することができる。Mai
n STEREOでは音源録音再生装置44のLチャン
ネルと外部入力のch1を合成した信号L+ch1がc
h1のメイン出力端子62から出力され、音源録音再生
装置44のRチャンネルと外部入力のch2を合成した
信号R+ch2がch2のメイン出力端子64から出力
され、暗騒音信号出力端子66,68,70,72から
は暗騒音源DSP58からの暗騒音信号が出力される。
Main MONOでは音源録音再生装置44のL+R
がch1のメイン出力端子62から出力され、外部入力
信号ch1+ch2がch2のメイン出力端子64から
出力され、暗騒音信号出力端子66,68,70,72
からは暗騒音源DSP58からの暗騒音信号が出力され
る。BGNではメイン出力端子62からは音源録音再生
装置44のLが出力され、メイン出力端子64からは音
源録音再生装置44のRが出力され、暗騒音信号出力端
子66,68,70,72からは暗騒音源DSP58か
らの暗騒音と外部入力信号ch1,ch2をミックスし
た信号(すなわちこのときスイッチ52がオン)が出力
される。BGNを使えば、隣室からの騒音に屋外の騒音
が加わった状態をシミュレートすることも可能である。
【0036】(c) 遮音度 遮音特性として遮音度をD等級あるいは実際の測定値等
で設定する。遮音度はチャンネルごとに設定することが
できる。異なる遮音度の同時再生により、遮音欠損等の
再現が可能となる。 (d) 暗騒音 暗騒音を付加するか付加しないかおよび付加する場合の
特性(NC値等)を設定する。なお、シミュレーション
実行時にこの設定された特性(NC値等)で暗騒音が再
生されるように、暗騒音系統全体のゲインが予め調整さ
れている。 (e) 再生レベル メイン信号の再生レベルを設定する。
【0037】以上によりシミュレーションパラメータの
設定を行うと、設定した遮音度に相当する各種データが
記憶装置56から読み出されてパソコン42の表示画面
に表示される。表示画像を図10に示す。ここでは、遮
音度数値データ134、遮音性能グラフ(D等級曲線上
に重ね書き)136、遮音構造図138および関連デー
タ140等が表示される。また、遮音フィルタ係数デー
タが記憶装置56から読み出されて、ディジタルフィル
タ54にセットされる(S6)。これにより、シミュレ
ーションが可能な状態となり、音源録音再生装置44を
再生状態にすることによりシミュレーションが開始され
る(S7)。
【0038】シミュレーション実行中は、前記(e)で
設定された再生レベル(音圧レベル)に前記(c)で設
定された遮音度に相当する減衰をかけた音圧レベルで遮
音評価対象信号が再生され、前記(d)で設定された特
性に相当する音圧レベルで暗騒音が再生される。そし
て、遮音性能を評価して(S8)、満足いくものであれ
ば、その遮音構造に決定し(S9,S10)、満足いか
なければ遮音度を設定しなおしてシミュレートを繰り返
す(S11)。
【0039】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
室内空調の暗騒音の影響を考慮した高精度の遮音シミュ
レーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す図で、図2
(b),(c)の遮音シミュレータ本体11のシステム
構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態を示す概要図である。
【図3】 図1のディジタルフィルタ54の概念構成を
示すブロック図である。
【図4】 図1の暗騒音源DSP58および位相シフタ
60の構成を示すブロック図である。
【図5】 図4のM系列信号発生器112の構成例を示
す図である。
【図6】 室内空調騒音の例を示す線図である。
【図7】 図1の位相シフタ60の特性図である。
【図8】 図2の遮音シミュレータ10によるシミュレ
ートの手順を示すフローチャートである。
【図9】 図8の工程S4におけるパソコン表示画面上
の表示を示す図である。
【図10】 図8の工程S5におけるパソコン表示画面
上の表示を示す図である。
【符号の説明】
10 遮音シミュレータ 11 遮音シミュレータ本体 13 壁(遮音構造) 16 音源(室外に存在する遮音評価対象騒音源) 18 空調設備(室内に存在する暗騒音源) 24,26,28,30,32,34 スピーカ 40 ヘッドホン 43 キーボード(フィルタ特性データ選択手段) 44 音源録音再生装置(遮音評価対象音声信号発生手
段) 54 ディジタルフィルタ 56 メモリ(遮音特性メモリ) 58 暗騒音源DSP(ノイズ信号発生手段) 60 位相シフタ(位相シフト手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/60 612A (72)発明者 小林 哲 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種遮音構造の遮音特性に相当する複数種
    類のフィルタ特性データを保持する遮音特性メモリと、 この遮音特性メモリに記憶された複数種類のフィルタ特
    性データの中から操作者の選択操作により任意に選択指
    示されたフィルタ特性データを読み出すフィルタ特性デ
    ータ選択手段と、 室外に存在する遮音評価対象騒音源から発生する騒音に
    相当する遮音評価対象の音声信号を発生する遮音評価対
    象音声信号発生手段と、 前記遮音特性メモリから読み出されたフィルタ特性に設
    定されて、前記遮音評価対象音声信号に対し該当するフ
    ィルタ特性を付与して出力するディジタルフィルタと、 室内に存在する暗騒音源から発生する暗騒音に相当する
    ノイズ信号を発生するノイズ信号発生手段と、 前記フィルタ特性が付与された前記遮音評価対象音声信
    号と当該フィルタ特性が付与されていない前記ノイズ信
    号を再生するスピーカまたはヘッドホンとを具備してな
    る遮音シミュレータ。
  2. 【請求項2】各種遮音構造の遮音特性に相当する複数種
    類のフィルタ特性データを保持する遮音特性メモリと、 この遮音特性メモリに記憶された複数種類のフィルタ特
    性データの中から操作者の選択操作により任意に選択指
    示されたフィルタ特性データを読み出すフィルタ特性デ
    ータ選択手段と、 室外に存在する遮音評価対象騒音源から発生する騒音に
    相当する遮音評価対象の音声信号をステレオ信号で発生
    する遮音評価対象音声信号発生手段と、 前記遮音特性メモリから読み出されたフィルタ特性に設
    定されて、前記遮音評価対象音声信号に対し該当するフ
    ィルタ特性を付与して出力するディジタルフィルタと、 室内に存在する暗騒音源から発生する暗騒音に相当する
    ノイズ信号を発生するノイズ信号発生手段と、 この発生されたノイズ信号の位相をシフトして、位相が
    相互にずれた複数チャンネルのノイズ信号を生成する位
    相シフト手段と、 前記フィルタ特性が付与された前記遮音評価対象音声信
    号と当該フィルタ特性が付与されてなくかつ前記位相シ
    フトされた前記複数チャンネルのノイズ信号を再生する
    スピーカまたはヘッドホンとを具備してなる遮音シミュ
    レータ。
  3. 【請求項3】前記ノイズ信号が概ねNC曲線に沿った周
    波数特性を有してなる請求項1または2記載の遮音シミ
    ュレータ。
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