JPH09259130A - 情報探索方法及び装置 - Google Patents
情報探索方法及び装置Info
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- JPH09259130A JPH09259130A JP8062595A JP6259596A JPH09259130A JP H09259130 A JPH09259130 A JP H09259130A JP 8062595 A JP8062595 A JP 8062595A JP 6259596 A JP6259596 A JP 6259596A JP H09259130 A JPH09259130 A JP H09259130A
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Abstract
ことを目的とする。 【解決手段】各探索対象情報SJを階層空間SQ内に配
置して探索対象層を形成し、この探索対象層を第nの探
索対象層SLnとし、複数のブロックに区分された各ブ
ロックに含まれる探索対象情報の中からそれぞれ代表と
して選定された探索対象情報をその上方に配置された別
の階層空間SQ内に配置して第(n−1)の探索対象層
SL(n−1)を形成し、これを再帰的に繰り返して第
1から第nの探索対象層を含む3次元の対象探索空間S
Sを仮想的に構築し、対象探索空間SSの階層の上から
下の方へ向かう視線を有する視点PVによって対象探索
空間内を見て得られる探索画像を画面上に表示し、視点
PVを対象探索空間内において移動させることによって
探索対象情報群の中を探索する。
Description
真、映像、その他各種のそれぞれの情報が大量に集まっ
た情報群の中を探索する方法及び装置に関する。
とするためには、マルチメディア情報を最大限有効に活
用する必要がある。その基盤技術としてマルチメディア
情報検索システムがあり、その情報検索技術のポイント
の一つにマルチメディア情報のブラウジング技術があ
る。この技術では、汎用されている入出力機器を用いて
大量の情報をいかに効率的に提示し探索できるかが重要
な点である。
中から目的の情報を探索するために、種々の情報検索シ
ステムが提案されている。情報検索システムにおいて
は、利用者が捜し求めている情報に関連するキーワード
を入力することによって、ヒットした情報の一覧が画面
に表示される。ヒット件数が多い場合にはさらにキーワ
ードを入力し、適当な件数になるまで絞り込む。
利用者は具体的なキーワードを思い浮かべる必要があ
る。例えば、多数の図書のデータベースの中から読みた
い目的の図書を捜し出すには、目的の図書に関連するキ
ーワード、つまり例えば書名、著者名、発行所、発行年
月、内容に関連するいくつかの重要語句などを思い出し
て入力する必要がある。
タべースの中から目的の記事を探索するために、記事の
内容を基にしてキーワードの関係を自動抽出し、その関
係を3次元空間に表示し、関連キーワードを辿りながら
記事のタイトルに到達し、そのタイトルの記事の内容が
表示されるようにした検索システムが提案されている
(Galaxy of News: MIT)。しかし、この検索システ
ムはキーワードが必要であり、また、キーワード間の関
係を抽出するのに十分なテキスト情報が対象情報に付加
されている必要がある。
情報間の関係付けを行い、情報間の関係を3次元の情報
構造として提示する技術が提案されている(例えば、In
formation Visualizer:Xerox社)。これによると、3次
元の情報構造の中をウオークスルーする様子が画面に表
示され、利用者はウオークスルーしながら目的の情報を
探索する。
情報検索システムでは、利用者は具体的なキーワードを
入力する必要がある。利用者が明確な目的又は意識を持
っている場合には比較的容易にキーワードを引き出すこ
とができるが、過去に一度見たような気がする図書であ
るとか、あったような気がする記事のように、その情報
の雰囲気がぼんやりと思い浮かぶ程度である場合には、
その情報についての具体的なイメージが容易に浮かんで
こないので、キーワードを旨く引き出すことができな
い。引き出した場合であってもそのキーワードが適切で
あるかどうかは疑わしい。
キーワード間の関係を自動抽出する技術と、抽出対象の
情報の質及び量とに依存するため、必ずしも探している
情報に到達できるとは限らない。また、キーワードのよ
うなシンボルが付けられていない画像情報などでは、こ
の方法の適用は難しい。
によると、ウオークスルーによって情報構造の中を自由
に探索することはできるが、目的の情報に辿り着くこと
が容易ではない。この従来の方法においては、大量の情
報を情報それ自体の関係に応じて構造化しておき、それ
を画面上でウオークスルーして表示するものであるか
ら、目的の情報に効率的に辿り着くためには利用者がそ
の構造を理解しておく必要がある。つまり、大量の情報
をどのようにして可視化して利用者に提示するかという
点に注意が払われており、情報の探索の効率化という点
においてはなお不充分であった。
ので、探索対象である大量の情報を効率的に探索するた
めの情報探索方法及び装置、そのための表示方法を提供
することを目的とする。
法は、多数の探索対象情報で構成される探索対象情報群
の中を探索するための情報探索方法であって、前記探索
対象情報群に含まれる各探索対象情報を、2次元又は3
次元の空間からなる階層空間内に配置して探索対象層を
形成し、前記探索対象層を第nの探索対象層とし、複数
のブロックに区分された各ブロックに含まれる探索対象
情報の中からそれぞれ代表として選定された探索対象情
報をその上方に配置された別の階層空間内に配置して第
(n−1)の探索対象層を形成し、これを再帰的に繰り
返して第1から第nの探索対象層を含む3次元の対象探
索空間を仮想的に構築し、前記対象探索空間の階層の上
から下の方へ向かう視線を有する視点によって前記対象
探索空間内を見て得られる探索画像を画面上に表示し、
前記視点を前記対象探索空間内において移動させること
によって前記探索対象情報群の中を探索する。
象情報群に含まれる各探索対象情報を第nの前記階層空
間内に配置する際に、前記各探索対象情報間における類
似性の高いものが互いに近い位置となるように配置す
る。
対象情報をその探索のために画面に表示する表示方法で
あって、2次元又は3次元の空間からなる第1〜第nの
各階層空間を互いに間隔をあけて順に配置し、前記各探
索対象情報を第nの前記階層空間内に配置して第nの探
索対象層を形成し、第nの探索対象層において複数のブ
ロックに区分された各ブロックに含まれる探索対象情報
の中の1つ又は複数の探索対象情報を代表の探索対象情
報として選定し、選定された代表の探索対象情報を前記
第(n−1)の前記階層空間内の前記第nの前記探索対
象層内における位置に対応する位置に配置して第(n−
1)の探索対象層を形成し、これを再帰的に繰り返して
第1から第nの探索対象層からなる対象探索空間を仮想
的に構築し、前記対象探索空間の階層の上から下の方へ
向かう視線を有し前記対象探索空間内を移動可能な視点
によって前記対象探索空間内を見て得られる探索画像を
画面上に表示する。
対象情報で構成される探索対象情報群の中を探索するた
めの情報探索装置であって、2次元又は3次元の空間か
らなる第1〜第nの各階層空間を互いに間隔をあけて順
に配置する階層空間配置手段と、前記探索対象情報群に
含まれる各探索対象情報を第nの前記階層空間内に配置
して第nの探索対象層を形成し、前記第nの探索対象層
の探索対象情報を、配置された位置の近い1つ又は複数
の探索対象情報毎に区分してブロック化し、各ブロック
に含まれる探索対象情報の中の1つ又は複数の探索対象
情報を代表の探索対象情報として選定し、選定された代
表の探索対象情報を前記第(n−1)の前記階層空間内
の前記第nの前記探索対象層内における位置に対応する
位置に写像により配置して第(n−1)の探索対象層を
形成し、これを再帰的に繰り返して第1から第nの探索
対象層を少なくとも含む3次元の対象探索空間を仮想的
に構築する探索空間構築手段と、前記対象探索空間の階
層の上から下の方へ向かう視線を有する視点によって前
記対象探索空間内を見て得られる探索画像を画面上に表
示するための制御を行う探索画像表示制御手段と、前記
視点を前記対象探索空間内において移動させる視点制御
手段と、を有する。
対象情報で構成される探索対象情報群の中を探索するた
めの情報探索装置であって、前記探索対象情報群に含ま
れる各探索対象情報を、2次元又は3次元の空間からな
る階層空間内に配置して探索対象層を形成する情報配置
手段と、前記探索対象層を第nの探索対象層とし、複数
のブロックに区分された各ブロックに含まれる探索対象
情報の中からそれぞれ代表として選定された探索対象情
報を別の階層空間内に配置して第(n−1)の探索対象
層を形成し、これを再帰的に繰り返して第1から第nの
探索対象層を含む3次元の対象探索空間を仮想的に構築
する探索空間構築手段と、前記対象探索空間の階層の上
から下の方へ向かう視線を有する視点によって前記対象
探索空間内を見て得られる探索画像を画面上に表示する
ための制御を行う探索画像表示制御手段と、前記視点を
前記対象探索空間内において移動させる視点制御手段
と、を有する。
配置手段は、第nの前記階層空間内に前記各探索対象情
報を配置する際に、前記各探索対象情報間における類似
性の高いものが互いに近い位置となるように配置する。
空間構築手段は、前記第1の探索対象層の上にシンボル
表示層を配置し、前記シンボル表示層に、前記類似性の
内容を表現するシンボルを前記類似性の中央近辺位置に
対応する位置に配置し、前記視点制御手段は、前記シン
ボル表示層をも含む前記対象探索空間内において前記視
点を移動させる。
制御手段は、前記各探索対象層を貫く方向に沿う奥行き
方向に前記視点を移動させる奥行き方向移動制御手段
と、前記各探索対象層の広がり方向に前記視点を移動さ
せる広がり方向移動制御手段と、前記視点の移動中にお
ける前記視線を前記奥行き方向を向いた状態に保持する
視線制御手段と、を有する。
空間構築手段は、前記各探索対象層に含まれる探索対象
情報の外形の大きさが、上の階層になるほど大きくなる
ように、前記各探索対象情報を配置し、前記各探索対象
層とその上の探索対象層との間の距離が、上の階層にな
るほど大きくなるように、前記各探索対象層を配置し、
前記視点制御手段は、前記視点の視角を一定の大きさに
保持し、前記探索画像表示制御手段は、前記画面上にお
ける前記各探索対象情報を、その外形が各探索対象情報
と前記視点との間の距離の大きさに応じて小さくなるよ
うに表示する。
点制御手段は、前記視点の移動を指示するための視点操
作入力手段を有し、前記視点操作入力手段の指示する移
動速度に対する前記視点の相対的な移動速度を、上の層
になるほど大きくする。
索画像表示制御手段は、前記各探索対象層毎にその背景
色を異ならせて表示する。請求項12の発明に係る装置
は、前記対象探索空間内における各探索対象層の位置関
係を示す縮小対象探索空間画像と、前記対象探索空間内
における前記視点の位置を示す視点位置表示画像とから
なる展望用縮小画像を、前記探索画像の表示されている
前記画面上に表示するための制御を行う展望画像表示制
御手段を有する。
て、図を参照して説明する。図1及び図2において、探
索空間SSには、3つの探索対象層SL1〜3及びシン
ボル表示層BLが配置されている。最も深い層である探
索対象層SL3には、探索の対象である探索対象情報S
Jの全部が配置される。その際に、探索対象情報SJの
中で類似度の高いものが互いに近い位置となるように配
置される。そのために、種々のクラスタリング手法が用
いられる。
の探索対象情報SJの中から代表として選定された一部
の探索対象情報SJが配置される。代表の探索対象情報
SJを選定するために、図3に示すように、探索対象層
SLmを複数のブロックBKに区分する。各ブロックB
Kに含まれる探索対象情報SJmについて、その中から
1つ又は複数の代表の探索対象情報SJを選定する。代
表探索対象情報SJrは、その上の層である第(m−
1)の階層空間SQ(m−1)に写像することによって
配置する。図3に示される処理を再帰的に繰り返すこと
によって、第1から第nの探索対象層SL1〜nが形成
される。なお、第1の探索対象層SL1に含まれる探索
対象情報SJ1は10個程度であり、探索対象情報SJ
1は同時に同一の画面において表示される。
Jの配置に当たって用いられた類似度を表すシンボルを
対応する位置に表示する。シンボル表示層BLは、探索
対象情報群DB1を探索する際の入口であり、目的とす
る探索対象情報SJに早く辿り着くための指標である。
示装置12の画面HGに表示するために、視点PVが設
定される。視点PVは、階層の上から下の方へ向かう視
線を有する。視点PVに近いものは大きく見え、遠くに
あるものは小さく見える。視点PVから見えるものが見
えたままの状態で画面HGに表示される。視点PVを探
索空間SS内において移動させることによって、探索空
間SS内の総ての探索対象情報SJが画面に表示され
る。つまり、視点PVの移動によって探索空間SSすな
わち探索対象情報群DB1の中をウオークスルーして自
由に探索することができる。
探索空間SSについて説明する。図1は本発明において
構築される探索空間SSの概念を示す斜視図、図2は探
索空間SSの側面図、図3は第mの探索対象層SLmか
ら第(m−1)の探索対象層SL(m−1)を形成する
処理の様子を模式的に示す図、図4は他の形態の区分の
方法によって図3と同様の処理を行う様子を模式的に示
す図である。
は、第1から第3の探索対象層SL1〜3が互いに距離
をあけて配置されている。第1の探索対象層SL1の上
にはシンボル表示層BLが配置されている。シンボル表
示層BLを第0の階層と言うことがある。そうした場合
には第0〜第4の4つの階層が配置されていることとな
る。
に比較して厚さ(奥行き方向の大きさ)の小さい3次元
の空間である階層空間SQ1〜3に、それぞれ探索対象
情報SJの全部又は一部が配置されて形成される。な
お、階層空間SQ1〜3は、縦横の大きさが仮想的に互
いに等しい。
n、図1の例では第3の探索対象層SL3には、探索の
対象である探索対象情報SJの全部が配置される。探索
対象層SLnへの探索対象情報SJの配置に当たって
は、探索対象情報SJの中で類似度の高いものが互いに
近い位置となるように配置される。そのために、公知の
種々のクラスタリング手法が用いられる。例えば、ソム
(SOM)で用いられる手法では、探索対象情報SJの
それぞれについて特徴量を抽出し、各特徴量から生成さ
れる特徴量ベクトルの類似度に応じてクラスタリングを
行う。類似度として、例えばユークリッド距離が利用さ
れる。類似度の基準又は要素として、探索対象情報SJ
の色、形、大きさ、種類、用途、価格、時期、内容、キ
ーワードなどが用いられる。これらは、探索対象情報S
Jの種類又は内容に応じて自動的に決定することも可能
であり、また、利用者が独自に選定することも可能であ
る。探索対象情報SJを配置した際に、類似する探索対
象情報SJが2次元的に互いに重なる場合には、それら
を奥行き方向に間隔をあけて配置し、3次元的には重な
らないようにする。そのために階層空間SQが3次元と
なっている。
ある第2の探索対象層SL2には、探索対象情報SJの
中から代表として選定された一部の探索対象情報SJが
配置される。第2の探索対象層SL2に配置されている
探索対象情報SJを、特に「探索対象情報SJ2」と言
うことがある。第2の探索対象層SL2の1つの上の層
である第1の探索対象層SL1においても同様に、探索
対象情報SJ2の中から代表として選定された一部の探
索対象情報SJが配置される。第1の探索対象層SL1
に配置されている探索対象情報SJを、特に「探索対象
情報SJ1」と言うことがある。なお、第1〜第nまで
の任意の深さの層を表現する際には「m」を用い、例え
ば、「第mの探索対象層SLmに配置された探索対象情
報SJm」などのように記載することがある。
SJmの中から代表の探索対象情報SJを選定するため
に、図3に示すように、探索対象層SLmを複数のブロ
ックBKに区分する。ここでは各ブロックBKの面積が
等しくなるように、且つ各ブロックBKに平均して9〜
10個程度の探索対象情報SJが含まれるように、マト
リックス状に区分する。各ブロックBKに含まれる探索
対象情報SJmについて、その中から1つ又は複数の代
表の探索対象情報SJを選定する。代表の探索対象情報
SJを「代表探索対象情報SJr」と記載することがあ
る。代表探索対象情報SJrの選定に当たっては、例え
ば各ブロックBK内で最も中央に位置する探索対象情報
SJを選定する。代表探索対象情報SJrは各ブロック
BK毎に1つであるが、ブロックBK毎に少なくとも1
個以上とし、ブロックBK内の探索対象情報SJの個数
に応じて、例えば探索対象情報SJが9個毎に1個とい
うように増加してもよい。ブロックBK内に探索対象情
報SJがない場合には代表探索対象情報SJrは0個で
ある。
探索対象情報SJrは、その上の層である第(m−1)
の階層空間SQ(m−1)に写像することによって配置
する。つまり、探索対象層SLmの代表探索対象情報S
Jrは、階層空間SQ(m−1)における階層空間SQ
mと同一の位置に配置される。その際に、代表探索対象
情報SJrは縦横奥行きともそれぞれ3倍に拡大され
る。したがって、探索対象層SL(m−1)には、探索
対象層SLmに含まれる探索対象情報SJmの約9分の
1程度の個数の探索対象情報SJが含まれることとな
り、また、探索対象層SLmと探索対象層SL(m−
1)とをそれぞれに含まれる探索対象情報SJm及び探
索対象情報SJ(m−1)が互いに同一の大きさに見え
るように見たときに、その平均的な密度も互いに同一に
見える。
とによって、第1から第nの探索対象層SL1〜nが形
成される。なお、第1の探索対象層SL1に含まれる探
索対象情報SJ1は10個程度であり、探索対象情報S
J1は同時に同一の画面において表示される。つまり、
第1の探索対象層SL1に含まれる探索対象情報SJ1
が10個程度となって、画面に一度に表示される探索対
象情報SJ1についての利用者の認識が容易となりまた
探索の目的に合うか否かの判断を容易に行うことが可能
となるまで、図3に示される処理が再帰的に繰り返され
る。
に配置された探索対象情報SJmは、類似度の大きい適
当数の探索対象情報SJm毎に区分され、それぞれがブ
ロックBKとされる。それぞれのブロックBKの中から
1個の代表探索対象情報SJrが選定され、第(m−
1)の階層空間SQ(m−1)に写像することによって
配置される。
容易であるが、各ブロックBKに含まれる探索対象情報
SJの個数にムラがでる。図4に示す区分の方法では、
区分の処理に時間がかかるが、類似度の高い探索対象情
報SJどうしが同じブロックBKに入ることとなり、代
表探索対象情報SJrがそのブロックBKを代表するこ
との意味合いが高い。
層SLnへの探索対象情報SJの配置に当たって用いら
れた類似度を示す特徴量ベクトルの要素のシンボルを、
類似する探索対象情報SJの中央に対応する位置に配置
して表示する。例えば、色を類似度の基準としたときに
は、各色を表す文字又は色それ自体をシンボルとして表
示する。キーワードを類似度の基準としたときには、そ
のキーワードを文字によって表示する。
対象情報群DB1を探索する際の入口であり、目的とす
る探索対象情報SJに早く辿り着くための指標である。
したがって、例えば第1の探索対象層SL1の探索対象
情報SJそれ自体が指標になる場合には、シンボル表示
層BLはなくてもよい。
を表示装置12の画面HGに表示するために、視点PV
が設定される。視点PVは、第1の探索対象層SL1か
ら第3の探索対象層SL3に向かう方向の視線を有す
る。視線の方向は、通常は各探索対象層SL1〜3を垂
直に貫く軸線と平行であるが、操作入力によって軸線に
対して角度βを持たせることができる。角度βを適当に
とることにより、探索空間SSが3次元的に表示され
る。角度βを大きくすることにより、探索対象層SL1
〜3を裏側から見ることもできる。視線の視角αは一定
であるが、操作入力によって変更することも可能であ
る。視点PVに近いものは大きく見え、遠くにあるもの
は小さく見える。視点PVから見えるものが見えたまま
の状態で画面HGに表示される。視点PVを探索空間S
S内において移動させることによって、探索空間SS内
の総てのもの、すなわち各探索対象層SL1〜3に配置
されている任意の探索対象情報SJを画面に表示するこ
とができる。つまり、視点PVの移動によって探索空間
SSすなわち探索対象情報群DB1の中をウオークスル
ーして自由に探索することができる。
表示層BL及び探索対象層SL1〜3のそれぞれの間に
は空間SP1〜3がある。空間SP1〜3の奥行き寸
法、つまりシンボル表示層BL及び探索対象層SL1〜
3のそれぞれの間の距離L1〜3は、次のような関係と
なるように設定されている。
象情報SJ間の平均的な間隔の比の逆数となっている。
つまり、代表探索対象情報SJrの個数が元の探索対象
層SLの探索対象層SLmの個数の約9分の1となるよ
うに区分したので、各探索対象層SL1〜3に含まれる
探索対象情報SJの個数N1〜3については、 N1:N2:N3=1:9:81 =(30 ×30 ):(31 ×31 ):(32 ×32 ) となる。したがって、各探索対象層SL1〜3における
探索対象情報SJの平均間隔D1〜3は、個数N1〜3
の比の平方根の逆比例するので、 D1:D2:D3=32 :31 :30 =9:3:1 となる。また、各探索対象層SL1〜3における探索対
象情報SJの平均の大きさZ1〜3は、 Z1:Z2:Z3=32 :31 :30 =9:3:1 となる。
位置から探索対象層SLmを見たときに、そこに見える
探索対象情報SJmの状態、つまり探索対象情報SJm
の大きさ、間隔、個数などは、mの値に係わらずほぼ同
じ状態となる。したがって、それらの位置に視点PVが
あったときに画面に表示される探索対象情報SJmの状
態は、mの値に係わらずほぼ同じ状態となる。
空間SP1〜3における操作入力部14の操作速度と視
点PVの移動速度との比の値V1〜3は、 V1:V2:V3=32 :31 :30 =9:3:1 となる。したがって、各空間SP1〜3における操作速
度が同一であれば、それぞれの空間SP1〜3内を奥行
き方向に移動するに要する時間が同一になり、各探索対
象層SLmにおいて層の広がり方向つまり横方向又は縦
方向の移動により探索対象情報SJmを探索する速度も
同一になる。
3、平均間隔D1〜3、平均の大きさZ1〜3、操作入
力部14の操作速度と視点PVの移動速度との比の値V
1〜3などが上述のようになることによって、表示装置
12の2次元の画面HGを有効に利用でき、利用者から
見た探索画像FSにおける各探索対象層SL間の一様性
を保つことができる。また、操作入力部14の操作入力
によって、全部の探索対象層SLを一様に探索すること
ができる。
視線の方向を軸線と平行な方向に固定することにより、
軸線と平行な方向に移動したときに探索対象層SL(m
−1)において画面に表示された探索対象情報SJは次
の探索対象層SLmにおいても画面に表示される。これ
によって、表示される探索画像FSが安定し、探索対象
情報SJの探索が容易となる。
を表示して情報探索を行うための情報探索装置1の実施
形態について説明する。図5は本発明に係る情報探索装
置1のハードウエアの構成を示すブロック図である。
置10、記憶装置11、表示装置12、プリンタ13、
キーボード14、及びマウス15から構成されている。
記憶装置11には、探索の対象である多数の探索対象情
報SJで構成される探索対象情報群DB1、その他のデ
ータ及びデータベース、情報探索のための処理を行うプ
ログラム群などが格納されている。キーボード14及び
マウス15は、利用者による操作入力を行い、処理装置
10に対して指令を与え又はデータを入力するために用
いられる。キーボード14又はマウス15を操作入力部
14と言うことがある。処理装置10は、演算装置、R
AMからなるメモリ領域、プログラムを格納したROM
などを内蔵しており、操作入力部14からの操作入力に
よる指令にしたがって種々の処理を実行し、探索画像F
S、展望用縮小画像FV、その他の画像を表示装置12
の画面に表示する。
しない他のコンピュータ、ホストコンピュータ、サー
バ、又はネットワークなどと接続されており、それらと
の通信によって種々のデータベースにアクセスし必要な
情報を受信することができる。このような情報探索装置
1は、ワークステーション又はパーソナルコンピュータ
などによって実現可能である。
ック図である。図6において、情報探索装置1は、探索
対象情報群DB1、探索空間SSに関連する探索対象層
SL及びシンボル表示層BLなどの情報を含む探索空間
情報群DB2、情報配置部21、探索空間構築部22、
視点制御部23、探索画像表示制御部24、展望画像表
示制御部25を有している。視点制御部23は、奥行き
方向移動制御部31、広がり方向移動制御部32、視線
制御部33、操作入力部14からなっている。
次元又は3次元の空間からなる階層空間SQ内に配置し
て探索対象層SLを形成する。探索対象情報SJを階層
空間SQに配置する際に、探索対象情報SJの中で類似
性の高いものが互いに近い位置となるように配置する。
そのために、種々のクラスタリング手法による処理をも
行う。ここで形成される探索対象層SLは、探索空間S
Sを構築するための基となる最も深い第nの探索対象層
SLnである。
索対象層SL1〜n、及びシンボル表示層BLを含んだ
3次元の探索空間SSを仮想的に構築するための処理を
行う。探索空間SSを構築するに当たり、情報配置部2
1によって形成された探索対象層を第nの探索対象層S
Lnとし、複数のブロックに区分された各ブロックBK
に含まれる探索対象情報SJの中からそれぞれ代表とし
て選定された探索対象情報(代表探索対象情報SJr)
を別の階層空間SQ内に写像により配置して第(n−
1)の探索対象層SL(n−1)を形成し、これを再帰
的に繰り返す。
から下の方へ向かう視線を有する視点PVを、探索空間
SS内において移動させるための種々の制御を行う。探
索画像表示制御部24は、視点PVによって探索空間S
S内を見て得られる探索画像FSを画面HG上に表示す
る。このとき、表示されている最も近い探索対象層SL
に対応して予め決められた背景色を表示する。つまり最
も近い探索対象層SLが変われば背景色も変更される。
これによって、利用者は、視点PVの存在する階層、視
点PVが階層を通過したことなどを容易に認識すること
ができ、探索の効率化が図られる。
内における各探索対象層SLの位置関係を示す縮小対象
探索空間画像FRと、探索空間SS内における視点PV
の位置を示す視点位置表示画像FPとからなる展望用縮
小画像FVを、探索画像FSの表示されている画面上に
表示する。展望用縮小画像FVによって、利用者は、探
索空間SSの構造、及び探索空間SS中における視点P
Vの位置を即座に認識することができる。
層SLを貫く方向に沿う奥行き方向(軸線方向)に前記
視点を移動させるための制御を行う。広がり方向移動制
御部32は、各探索対象層SLの広がり方向に視点PV
を移動させるための制御を行う。視線制御部33は、視
点PVの視線の方向を制御し、特に視点PVの移動中に
おいては視線を軸線と平行な方向に保持するように制御
する。これらによって、操作入力部14からの操作入力
に基づく視点PVの移動速度の制御も行われる。
タを探索対象情報SJとした情報探索を行う場合につい
て説明する。次に示す例は、多数の図書データの中から
「ファイル」をキーワードとして検索したものを図書デ
ータSJDとしてある。
間データSSDを作成する処理の流れを示すフローチャ
ート、図8は探索空間データSSDに基づいて探索空間
SSを探索画像FSとして画面に表示し且つ探索を行う
際の処理及び操作の流れを示すフローチャート、図9〜
図13は探索画像FSを表示した画面HG1〜5の例を
示す図であり、図9はシンボル表示層BL1の探索画像
FS1及び展望用縮小画像FV1の画面HG1を示す
図、図10は探索対象層SL1の探索画像FS2の画面
HG2を示す図、図11は探索対象層SL2の探索画像
FS3の画面HG3を示す図、図12は探索対象層SL
3の探索画像FS4の画面HG4を示す図、図13は探
索された図書SJB1の表示イメージ及び書誌データG
MDを示す図である。
書データSJDを準備する(#11)。図書データSJ
Dは、例えば、図書館などに備えてある又は入力された
図書のデータベースの全体であってもよいが、そのデー
タベースが余りにも膨大である場合には、その中から特
定の分野、分類、項目、年代などについてキーワードに
より検索して抽出された図書データが用いられる。図書
データSJDは、例えば、各図書の表題(書名)、著者
名、発行者、発行年月日などの書誌データGMD、表紙
画像、ページ数、大きさ(A4判、B5判など)などの
形態データ、及び目次データを含む。図書の内容の抄録
又は内容の全部のデータを含むこともある。表紙画像
は、図書の現物の表紙画像をイメージリーダで読み込ん
だデータ、又はCG(コンピュータグラフィックス)な
どにより作成したデータである。形態データは、主とし
て図書の3次元イメージを作成するために用いられる。
図書データSJDを入力として、図書の特徴量の抽出を
行い(#12)、特徴量ベクトルを得る(#13)。例
えば、表題及び目次からキーワードを抽出し、表紙画像
から色相データを抽出する。特徴量の抽出は事前に行っ
ておいてもよく、その場合には探索を行う時点におい
て、事前に抽出された特徴量の中から探索の目的に合っ
た特徴量を抜き出し、要素の個数の少ない特徴量ベクト
ルを用いる。例えば、あるキーワードについての各図書
毎の出現頻度を全図書での出現頻度で除したものを特徴
量として採用する場合に、探索対象となっている図書の
全体を2分割するのに適するキーワードのみを採用す
る。つまり、そのキーワードの出現頻度の多い図書と出
現頻度の少ない図書とに分割されるようなキーワードを
採用する。出現する全部のキーワードを要素とする特徴
量ベクトルを用いることは、目的の図書を探索するとい
う趣旨からは現実的ではない。
して、例えばユークリッド距離などを類似度として使用
し、適当なクラスタリング手法を用いて図書データSJ
Dに対してクラスタリングを行い、その結果を階層空間
SQnに写像し(#14)、探索対象層SLnを得る
(#15)。
層SLを形成して階層化を行う(#16)。このとき
に、区分されたブロックBK毎に代表図書データSJr
1を選定し、上位の探索対象層SL1〜(n−1)を作
成する。図書データSJDが存在しないブロックBKに
ついては代表図書データSJr1を選定する必要はな
い。シンボル表示層BLが必要なときは、特徴量ベクト
ル及びその要素に基づいてシンボルBLSを作成し配置
する。
bは次のようにして決定する。aを最上位の階層(第1
の探索対象層SL1)に存在する図書の個数とすると、
abが最下位の階層(第nの探索対象層SLn)に存在
する図書の個数を越える最小の整数に等しくなるように
bを決定する。aは画面の解像度などによって決める必
要があるが、600×600ドット程度の解像度の表示
装置12であれば、100×100ドット程度の画像を
表示する場合に、a=10前後の値とするのが望まし
い。Aを最下位の階層に存在する図書の個数とすると、 b=logA/loga 但し、小数点以下切上げ となる。例えばa=10、A=100の場合には、b=
2となる。
ので、各階層の図書のイメージの大きさを階層内の図書
の個数に応じて次のように異ならせる。すなわち、最下
位の階層の図書のイメージの大きさ(縦横の各寸法)が
決まっているとすると、第mの階層と第(m−1)の階
層の図書のイメージの大きさをそれぞれUm 、Um-1と
し、それぞれの階層に属する図書の個数をdm 、dm-1
とすると、次の式 Um-1 =Um (dm /dm-1 )1/2 によって、下位の階層から上位の階層の図書のイメージ
の大きさを決めていく。各階層間の距離Lは、表示装置
12の画面HGに表示する図書の大きさが各階層で同じ
程度になる視点PVの位置を基準として設定される。し
たがって、階層間の距離Lの比は、各階層の図書の大き
さの比と同じになるように設定される。しかし、例え
ば、1つの階層内の全部の図書が画面HGに一度に表示
されるように設定してもよい。
数、大きさなどの形態データを図書データSJDから抽
出し、画面上で図書を3次元イメージにより表示するた
めの図書表示データSSDBを作成する(#17)。こ
れらによって、探索空間SSを画面に表示するための探
索空間データSSDを作成する(#18)。探索空間デ
ータSSDは、各階層内における図書の位置、階層間の
距離、階層の背景色、及び表示図書の大きさなどの階層
空間データSSDL、並びに、表紙画像、ページ数、及
び大きさなどの図書表示データSSDBから構成され
る。作成された探索空間データSSDは記憶装置11に
格納される。
力として(#21)、探索空間SSの3次元イメージを
生成する(#22)。探索空間SSの3次元イメージ
は、階層空間データSSDLに基づく階層空間の3次元
イメージと、図書表示データSSDBに基づく図書の3
次元イメージからなる。図書の3次元イメージは、表紙
画像を用いて表紙の2次元イメージを生成し、ページ数
に応じて図書の厚さを決定し、大きさによって図書の縦
横の寸法を決定し、これらを合成して得たものである。
基づいて、3次元表示ルーチンによって2次元の探索画
像FSを作成し(#23)、これを表示装置12の画面
HG上に表示する(#26)。操作入力部14からの操
作入力に応じて視点PVを探索空間SS内で移動させ、
視点PVから見た探索画像FSを表示させることにより
ウオークスルーを実現する(#25)。操作入力とウオ
ークスルーの方向との関係は、例えば、マウス15の左
ボタンを押下した状態でマウス15を前後に移動させた
場合に、視点PVを探索空間SSの奥行き方向に移動さ
せ、マウス15の右ボタンを押下した状態で前後左右に
移動させた場合に、視点PVを探索空間SSの上下左右
方向に移動させる。
展望用縮小画像FVを作成し(#24)、表示装置12
の画面の左上に表示する(#26)。展望用縮小画像F
Vは、視点PVをウオークスルーさせたときの探索画像
FSと連動して変化する。
情報探索装置1の各ブロックとは、概ね次のように対応
する。フローチャートのステップ#12〜15は情報配
置部21により、ステップ#16,17は探索空間構築
部22により、ステップ#22,23は探索画像表示制
御部24により、ステップ#24は展望画像表示制御部
25により、ステップ#25は視点制御部23により、
それぞれ処理が実行される。また、図書データSJDは
探索対象情報SJ又は探索対象情報群DB1に、探索空
間データSSDは探索空間SS又は探索空間情報群DB
2に、それぞれ対応する。
する。探索を開始した時点では、視点PVはシンボル表
示層BLの全体が視界に入る位置にある。そのときの探
索画像FS1が図9に示されている。図9において、画
面HG1には、探索画像FS1及び展望用縮小画像FV
1が表示されている。画面HG1の左上には、視点PV
1の視線方向を変えるためのボタンBT1、図書SJB
を3次元イメージで表示させるためのボタンBT2など
が表示されている。
BLSを配置したシンボル表示層BL1が表示され、そ
の奥に図書SJBを配置した探索対象層SL1が、さら
にその奥に図書SJBを配置した探索対象層SL2が極
めて小さく表示されている。さらにその奥にも探索対象
層SL3が表示されるのであるが、余りにも小さく且つ
手前の図書SJBに隠れてしまっており、図9において
は認識されない。つまり、この探索画像FS1には探索
空間SS1の全体が一応表示されている。展望用縮小画
像FV1には、探索空間SS1の斜視図、及び視点PV
1の位置が表示されている。展望用縮小画像FV1によ
って、探索空間SS1の全体の構造及び視点PV1の現
在位置が一目瞭然である。
SS1内で視点PV1を上下、左右、前後に自由に移動
させることができる。例えば、「コマンド」に関する図
書SJBを探索したい場合には、探索画像FS1におい
て視点PV1を左上方向に移動させ、シンボルBLSで
ある「コマンド」を探索画像FS1の中央にもってくる
と、後の操作が簡単である。
方向に徐々に移動させると、探索画像FS1内の画像が
徐々に大きくなり、最後にはそのときに中央に存在する
シンボルBLSの画像のみとなってそれを透過する様子
が探索画像FSとして画面HGに表示される。このよう
にしてシンボル表示層BL1を透過すると、次の探索対
象層SL1が最も手前に表示される。そのときの探索画
像FS2が図10に示されている。
FS2が表示されている。なお、展望用縮小画像FVも
表示されているのであるが、図示を省略する。探索画像
FS2には、一番手前に図書SJBを配置した探索対象
層SL1が表示され、その奥に図書SJBを配置した探
索対象層SL2が小さく表示されている。
は、その表紙画像が表示されており、また図書SJBが
3次元イメージで表示されている(図13を参照)。し
たがって、探索対象層SL1の図書SJBについては、
画面HG2においてその表紙の内容を確認することがで
き、目的とする図書であるか否か、またそれに近いもの
であるか否かなどを画面HG2において確認することが
できる。3次元イメージによって図書SJBの厚さが表
現されているから、図書SJBが実際のイメージに近
く、直感的な探索が容易である。また、画面HG2にお
いて(以降の画面HG3〜5においてもそうである
が)、カーソルで図書SJBを指定してマウス15のク
リックを行うと、その図書SJBについての書誌データ
GMDが表示される。さらに必要であれば、図書SJB
の目次データを表示させ、さらには回線19によって他
のデータベースからその図書SJBの内容データを得て
表示させることも可能である。
Bを大きくして見たい場合には、視点PV1をその図書
SJBに近づければよい。複数の図書SJBが重なって
表示されている場合には、手前の図書SJBを透過する
ことによってその後方の図書SJBの全体が表示され
る。探索対象層SL1において、目的の図書SJBに近
づくように視点PVの位置を修正する。視点PV1をさ
らに奥行き方向に進めると、探索対象層SL1を透過
し、次の探索対象層SL2が最も手前に表示される。探
索対象層SL1を透過した瞬間に、画面HGの背景色が
次の探索対象層SL2に対して設定された色に変化す
る。透過直後の探索画像FS3が図11に示されてい
る。
FS3が表示されている。探索画像FS3には、一番手
前に図書SJBを配置した探索対象層SL2が表示さ
れ、その奥に図書SJBを配置した探索対象層SL3が
小さく表示されている。探索画像FS3において表示さ
れる図書SJBは、探索対象層SL2に配置された図書
SJBの一部である。探索対象層SL2の他の図書SJ
Bを見たい場合には、視点PV1を上下左右に移動させ
ればよい。他の点については探索画像FS2と同様であ
る。
と、探索対象層SL2を透過し、次の探索対象層SL3
が表示される。透過直後の探索画像FS4が図12に示
されている。
FS4が表示されている。探索画像FS4には、図書S
JBを配置した探索対象層SL3が表示されている。探
索対象層SL3には、探索対象である図書データSJD
の全部が配置されており、探索画像FS4において視点
PV1を上下左右に移動させることによって、探索対象
層SL3に配置された全部の図書SJBを見ることが可
能である。目的の図書SJB又はそれと思われる図書S
JBを画面HGの中央に持ってきて大きく表示し、それ
をクリックにより指定することによって、その図書SJ
Bの書誌データが表示される。
た図書SJB1のイメージ及び書誌データGMDが表示
されている。必要に応じて目次データを表示させ、内容
を確認することができる。図書SJB1が探索の目的の
ものであれば、操作入力によってその図書SJB1につ
いての図書館の管理情報を表示させ、貸出手続きを行う
ようにすることができる。また、回線19を介して内容
データを受信し、表示装置12の画面HGにおいて内容
を閲覧することができる。
と、大量の探索対象情報SJに基づいて3次元の探索空
間SSを構築し、その中をウオークスルーして探索画像
FSを画面HGに表示する。最も手前の探索対象層SL
1は、全部の探索対象情報SJの中から選定された10
個程度の代表で構成されており、その10個の中から目
的の探索対象情報SJに近いものを取り敢えず選択し、
次の探索対象層SL2に進むというように、各探索対象
層SLにおいて目的に向かって視点PVの位置を修正し
ながら次の探索対象層SLに進んでいくことによって、
最終的には目的の探索対象情報SJ又はそれに対する類
似度の高い探索対象情報SJに容易に辿り着くことがで
きる。このようにして、図書データなどの探索対象情報
SJを効率的に探索することができる。
はどの方向にでも移動可能であり、どの探索対象層SL
においても視点PVを上下左右方向に移動させて探索対
象層SLの全部を見ることができるので、階層を逆方向
に戻ることなく、視点PVの位置又は進行方向を軌道修
正することができる。
るので、視点PVの存在する位置、現在表示されている
探索対象層SLの状態などを容易に認識することができ
る。探索対象情報SJの類似度をベクトル化し、探索の
目的に応じて使用する要素を選択し又は決定することに
よって、探索空間SSの構築つまり探索空間データSS
Dの作成の処理時間を短縮することができるとともに、
探索空間SSを目的に合った構成として探索の効率化を
図ることができる。また、図書SJBを3次元イメージ
で表示するなど、探索対象情報SJをその把握に最適の
方向から見たイメージで表示することによって、利用者
が探索対象情報SJを認識する時間を短縮し、探索を効
率化することができる。
を透過した時点では、次の探索対象層SLに配置された
10個程度の探索対象情報SJが手前に表示されるの
で、その中から目的に近いものを利用者が容易に判別す
ることができ、視点PVの位置の修正が容易である。そ
の個数を増加しておきたい場合には、距離Lを大きくし
ておくか又は視角αを大きくしておけばよい。
探索対象情報SJとした例を説明したが、他の種々の探
索対象情報SJに対して適用することができる。次にそ
の例を挙げる。 通信販売などのためのカタログに掲示される商品を
探索対象情報SJとする。商品を第nの探索対象層SL
nに配置する。その際に、商品の用途、種類、色、価格
などに応じて類似度を決定して配置する。探索画像FS
においては、例えば探索対象層SL1に10種類程度の
カバンの画像が表示され、利用者は好みの形状又は色に
応じて視点PVを移動させ、探索空間SSをウオークス
ルーする。購入したい商品を捜し当てた場合には、それ
をクリックすることによって、その商品の型番及び価格
などの情報が得られる。購入個数を入力することによっ
て商品の発注が行われる。 多数の絵画のそれぞれについて、絵画から受ける印
象、例えば暖かい、寂しい、清々しいなどの印象を、ア
ンケートなどによって予め得ておき、印象及び絵画の色
調などに応じて類似度を決定して探索対象層SLnに配
置する。利用者は、そのときの気分などに応じて見たい
絵画を探索する。 過去に撮影した多数の写真について、撮影年月、撮
影場所、人物、印象、天候などに応じて類似度を決定
し、探索空間SSを構築して整理しておく。ある特定の
イメージの写真を見たいときに、そのイメージに沿って
探索空間SSを探索する。 多数の俳句を、季節、印象などに応じて類似度を決
定して探索空間SSを構築しておく。新しい俳句を作成
するときに、そのときの気分に応じて探索空間SSを探
索し、俳句を作成するための発想の刺激とする。
て、階層空間SQを3次元の空間としたが、探索対象情
報SJが2次元的に重ならない場合、又は重なっても差
し支えのない場合には、2次元の空間とすることができ
る。階層空間SQ1〜3の縦横を互いに同じ大きさとし
たが、異なった大きさとしてもよい。例えば、階層空間
SQ1、2、3の順に、1:3:9の比で大きくなるよ
うにしてもよい。その場合には、例えば探索対象情報S
Jはいずれの階層空間SQ1〜3にも同じ大きさで配置
し、それらの間の距離L、操作入力に対する視点PVの
移動速度の比を同じにしておく。つまり、こうすること
によって、利用者から見た探索画像FSにおける各探索
対象層SL間の一様性を保つことができる。また、操作
入力部14の操作入力によって、全部の探索対象層SL
を一様に探索することができる。しかし、探索空間SS
のこのような構成は仮想的なものであり、上述の例で説
明した構成と実質的には同じであると見てよい。
の個数、探索対象情報SJの個数、代表探索対象情報S
Jrの割合、探索画像FS又は展望用縮小画像FVの構
成、情報探索装置1の全体又は各部の構成、処理の内容
又は順序などは、本発明の主旨に沿って適宜変更するこ
とができる。
と、探索対象である大量の情報を効率的に探索すること
ができる。
際に、目的とする探索対象情報に早く辿り着くための入
口が明瞭となり、効率的な探索が行える。請求項8の発
明によると、表示される探索画像が安定し、探索対象情
報の探索が容易となる。
表示装置の画面を有効に利用でき、利用者から見た探索
画像における各探索対象層間の一様性を保つことができ
る。また、操作入力によって全部の探索対象層を一様に
探索することができる。
る階層、視点が階層を通過したことなどを容易に認識す
ることができ、探索の効率化が図られる。請求項12の
発明によると、探索空間の構造及び探索空間中における
視点の位置を即座に認識することができる。
す斜視図である。
索対象層SL(m−1)を形成する処理の様子を模式的
に示す図である。
理を行う様子を模式的に示す図である。
成を示すブロック図である。
る。
る処理の流れを示すフローチャートである。
として画面に表示し且つ探索を行う際の処理及び操作の
流れを示すフローチャートである。
る。
る。
る。
タを示す図である。
段) 32 広がり方向移動制御部(広がり方向移動制御手
段) 33 視線制御部(視線制御手段) SJ 探索対象情報 DB1 探索対象情報群 SQ 階層空間 SL 探索対象層 SS 探索空間(対象探索空間) PV 視点 FS 探索画像 BL シンボル表示層 BLS シンボル FR 縮小対象探索空間画像 FP 視点位置表示画像 FV 展望用縮小画像
Claims (12)
- 【請求項1】多数の探索対象情報で構成される探索対象
情報群の中を探索するための情報探索方法であって、 前記探索対象情報群に含まれる各探索対象情報を、2次
元又は3次元の空間からなる階層空間内に配置して探索
対象層を形成し、 前記探索対象層を第nの探索対象層とし、複数のブロッ
クに区分された各ブロックに含まれる探索対象情報の中
からそれぞれ代表として選定された探索対象情報をその
上方に配置された別の階層空間内に配置して第(n−
1)の探索対象層を形成し、これを再帰的に繰り返して
第1から第nの探索対象層を含む3次元の対象探索空間
を仮想的に構築し、 前記対象探索空間の階層の上から下の方へ向かう視線を
有する視点によって前記対象探索空間内を見て得られる
探索画像を画面上に表示し、 前記視点を前記対象探索空間内において移動させること
によって前記探索対象情報群の中を探索する、 ことを特徴とする情報探索方法。 - 【請求項2】前記探索対象情報群に含まれる各探索対象
情報を第nの前記階層空間内に配置する際に、前記各探
索対象情報間における類似性の高いものが互いに近い位
置となるように配置する、 請求項1記載の情報探索方法。 - 【請求項3】多数の探索対象情報をその探索のために画
面に表示する表示方法であって、 2次元又は3次元の空間からなる第1〜第nの各階層空
間を互いに間隔をあけて順に配置し、 前記各探索対象情報を第nの前記階層空間内に配置して
第nの探索対象層を形成し、第nの探索対象層において
複数のブロックに区分された各ブロックに含まれる探索
対象情報の中の1つ又は複数の探索対象情報を代表の探
索対象情報として選定し、選定された代表の探索対象情
報を前記第(n−1)の前記階層空間内の前記第nの前
記探索対象層内における位置に対応する位置に配置して
第(n−1)の探索対象層を形成し、これを再帰的に繰
り返して第1から第nの探索対象層からなる対象探索空
間を仮想的に構築し、 前記対象探索空間の階層の上から下の方へ向かう視線を
有し前記対象探索空間内を移動可能な視点によって前記
対象探索空間内を見て得られる探索画像を画面上に表示
する、 ことを特徴とする探索のための情報表示方法。 - 【請求項4】多数の探索対象情報で構成される探索対象
情報群の中を探索するための情報探索装置であって、 2次元又は3次元の空間からなる第1〜第nの各階層空
間を互いに間隔をあけて順に配置する階層空間配置手段
と、 前記探索対象情報群に含まれる各探索対象情報を第nの
前記階層空間内に配置して第nの探索対象層を形成し、
前記第nの探索対象層の探索対象情報を、配置された位
置の近い1つ又は複数の探索対象情報毎に区分してブロ
ック化し、各ブロックに含まれる探索対象情報の中の1
つ又は複数の探索対象情報を代表の探索対象情報として
選定し、選定された代表の探索対象情報を前記第(n−
1)の前記階層空間内の前記第nの前記探索対象層内に
おける位置に対応する位置に写像により配置して第(n
−1)の探索対象層を形成し、これを再帰的に繰り返し
て第1から第nの探索対象層を少なくとも含む3次元の
対象探索空間を仮想的に構築する探索空間構築手段と、 前記対象探索空間の階層の上から下の方へ向かう視線を
有する視点によって前記対象探索空間内を見て得られる
探索画像を画面上に表示するための制御を行う探索画像
表示制御手段と、 前記視点を前記対象探索空間内において移動させる視点
制御手段と、 を有することを特徴とする情報探索装置。 - 【請求項5】多数の探索対象情報で構成される探索対象
情報群の中を探索するための情報探索装置であって、 前記探索対象情報群に含まれる各探索対象情報を、2次
元又は3次元の空間からなる階層空間内に配置して探索
対象層を形成する情報配置手段と、 前記探索対象層を第nの探索対象層とし、複数のブロッ
クに区分された各ブロックに含まれる探索対象情報の中
からそれぞれ代表として選定された探索対象情報を別の
階層空間内に配置して第(n−1)の探索対象層を形成
し、これを再帰的に繰り返して第1から第nの探索対象
層を含む3次元の対象探索空間を仮想的に構築する探索
空間構築手段と、 前記対象探索空間の階層の上から下の方へ向かう視線を
有する視点によって前記対象探索空間内を見て得られる
探索画像を画面上に表示するための制御を行う探索画像
表示制御手段と、 前記視点を前記対象探索空間内において移動させる視点
制御手段と、 を有することを特徴とする情報探索装置。 - 【請求項6】前記情報配置手段は、 第nの前記階層空間内に前記各探索対象情報を配置する
際に、前記各探索対象情報間における類似性の高いもの
が互いに近い位置となるように配置する、 請求項5記載の情報探索装置。 - 【請求項7】前記探索空間構築手段は、 前記第1の探索対象層の上にシンボル表示層を配置し、 前記シンボル表示層に、前記類似性の内容を表現するシ
ンボルを前記類似性の中央近辺位置に対応する位置に配
置し、 前記視点制御手段は、 前記シンボル表示層をも含む前記対象探索空間内におい
て前記視点を移動させる、 請求項6記載の情報探索装置。 - 【請求項8】前記視点制御手段は、 前記各探索対象層を貫く方向に沿う奥行き方向に前記視
点を移動させる奥行き方向移動制御手段と、 前記各探索対象層の広がり方向に前記視点を移動させる
広がり方向移動制御手段と、 前記視点の移動中における前記視線を前記奥行き方向を
向いた状態に保持する視線制御手段と、 を有する請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の情報
探索装置。 - 【請求項9】前記探索空間構築手段は、 前記各探索対象層に含まれる探索対象情報の外形の大き
さが、上の階層になるほど大きくなるように、前記各探
索対象情報を配置し、 前記各探索対象層とその上の探索対象層との間の距離
が、上の階層になるほど大きくなるように、前記各探索
対象層を配置し、 前記視点制御手段は、 前記視点の視角を一定の大きさに保持し、 前記探索画像表示制御手段は、 前記画面上における前記各探索対象情報を、その外形が
各探索対象情報と前記視点との間の距離の大きさに応じ
て小さくなるように表示する、 請求項8記載の情報探索装置。 - 【請求項10】前記視点制御手段は、 前記視点の移動を指示するための視点操作入力手段を有
し、 前記視点操作入力手段の指示する移動速度に対する前記
視点の相対的な移動速度を、上の層になるほど大きくす
る、 請求項9記載の情報探索装置。 - 【請求項11】前記探索画像表示制御手段は、前記各探
索対象層毎にその背景色を異ならせて表示する、 請求項5乃至請求項10のいずれかに記載の情報探索装
置。 - 【請求項12】前記対象探索空間内における各探索対象
層の位置関係を示す縮小対象探索空間画像と、前記対象
探索空間内における前記視点の位置を示す視点位置表示
画像とからなる展望用縮小画像を、前記探索画像の表示
されている前記画面上に表示するための制御を行う展望
画像表示制御手段を有する、 請求項5乃至請求項11のいずれかに記載の情報探索装
置。
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|---|---|---|---|
| JP06259596A JP3614235B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 情報探索装置 |
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ID=13204845
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