JPH09259405A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドの製造方法Info
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- JPH09259405A JPH09259405A JP6650596A JP6650596A JPH09259405A JP H09259405 A JPH09259405 A JP H09259405A JP 6650596 A JP6650596 A JP 6650596A JP 6650596 A JP6650596 A JP 6650596A JP H09259405 A JPH09259405 A JP H09259405A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ヘッドの製造において、ギャップデプス
寸法を高精度に管理できるようにする。 【解決手段】 磁気記録媒体摺動面に臨む記録用ヘッド
チップ及び再生用ヘッドチップが磁気記録媒体の進行方
向に沿って並設してなる磁気ヘッドの製造方法におい
て、記録用ヘッドチップ及び再生用ヘッドチップを挟持
的に保持して磁気記録媒体摺動面を構成するマスク部材
の外側に臨んでマーカー溝を有するデプス確認用ダミー
チップを取付ける工程と、デプス確認用ダミーチップの
マーカー溝で確認しながら記録用ヘッドチップ及び再生
用ヘッドチップのギャップデプスが所要の寸法となるよ
うにマスク部材と共に研削して磁気記録媒体摺動面を形
成する工程を有する。
寸法を高精度に管理できるようにする。 【解決手段】 磁気記録媒体摺動面に臨む記録用ヘッド
チップ及び再生用ヘッドチップが磁気記録媒体の進行方
向に沿って並設してなる磁気ヘッドの製造方法におい
て、記録用ヘッドチップ及び再生用ヘッドチップを挟持
的に保持して磁気記録媒体摺動面を構成するマスク部材
の外側に臨んでマーカー溝を有するデプス確認用ダミー
チップを取付ける工程と、デプス確認用ダミーチップの
マーカー溝で確認しながら記録用ヘッドチップ及び再生
用ヘッドチップのギャップデプスが所要の寸法となるよ
うにマスク部材と共に研削して磁気記録媒体摺動面を形
成する工程を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデータカー
トリッジ等の磁気テープを用いた記録再生装置に使用さ
せれる磁気ヘッドの製造方法に関する。
トリッジ等の磁気テープを用いた記録再生装置に使用さ
せれる磁気ヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばデータカートリッジ等の磁気テー
プを用いた記録再生装置においては、データの大容量
化、高密度化、再生記録動作の高速化の要求に応じて、
磁気ヘッドも記録専用ヘッド素子及び再生専用ヘッド素
子を有する複数チャンネル磁気ヘッドを用いるようにな
されている。
プを用いた記録再生装置においては、データの大容量
化、高密度化、再生記録動作の高速化の要求に応じて、
磁気ヘッドも記録専用ヘッド素子及び再生専用ヘッド素
子を有する複数チャンネル磁気ヘッドを用いるようにな
されている。
【0003】この複数チャンネル用の記録再生用の一体
型磁気ヘッドは、図19に示すように構成されている。
型磁気ヘッドは、図19に示すように構成されている。
【0004】図19は、この磁気ヘッド1の磁気記録媒
体としての磁気テープの摺動面3側から見た平面図であ
る。この磁気ヘッド1は、磁気テープの各チャンネルの
トラック2a及び2bが対接するテープ摺動面3に夫々
磁気ギャップgが臨むようにテープ進行方向に沿って1
対の記録用ヘッド素子4R及び再生用ヘッド素子4Pが
並設されてなる。テープ摺動面3は、隣接トラック間で
のクロストークを阻止するためにヘッド素子を除いて高
透磁率磁性材料(例えは高透磁率フェライト)によるマ
スク部材で形成され、ヘッド素子とマスク部材5とは非
磁性部材6によって磁気的に分離されている。
体としての磁気テープの摺動面3側から見た平面図であ
る。この磁気ヘッド1は、磁気テープの各チャンネルの
トラック2a及び2bが対接するテープ摺動面3に夫々
磁気ギャップgが臨むようにテープ進行方向に沿って1
対の記録用ヘッド素子4R及び再生用ヘッド素子4Pが
並設されてなる。テープ摺動面3は、隣接トラック間で
のクロストークを阻止するためにヘッド素子を除いて高
透磁率磁性材料(例えは高透磁率フェライト)によるマ
スク部材で形成され、ヘッド素子とマスク部材5とは非
磁性部材6によって磁気的に分離されている。
【0005】この磁気ヘッド1では、対をなす一方の記
録用ヘッド素子4Rによってa方向に走行する磁気テー
プのトラック2aに記録データをライトし、再生用ヘッ
ド素子4Pで直ちに再生してリードし、記録データと再
生データを照合し、データの記録と記録エラーのチェッ
クを同時に行なっており、このことにより、記録再生装
置のシステム上で記録、再生動作の高速化を図ってい
る。上述のエラーチェックを行う場合、磁気テープを用
いた磁気記録再生装置においては、ハードディスク等の
円盤型の磁気記録再生装置とは異なり、磁気テープが双
方向に走行する為、走行方向により記録用ヘッド素子4
R及び再生用ヘッド素子4Pの配列が逆にあった最低2
つのチャンネルが必要となる。
録用ヘッド素子4Rによってa方向に走行する磁気テー
プのトラック2aに記録データをライトし、再生用ヘッ
ド素子4Pで直ちに再生してリードし、記録データと再
生データを照合し、データの記録と記録エラーのチェッ
クを同時に行なっており、このことにより、記録再生装
置のシステム上で記録、再生動作の高速化を図ってい
る。上述のエラーチェックを行う場合、磁気テープを用
いた磁気記録再生装置においては、ハードディスク等の
円盤型の磁気記録再生装置とは異なり、磁気テープが双
方向に走行する為、走行方向により記録用ヘッド素子4
R及び再生用ヘッド素子4Pの配列が逆にあった最低2
つのチャンネルが必要となる。
【0006】即ち、図19でa方向とは反対方向のb方
向に進行する磁気テープのトラック2bに記録及び読み
出しを行う一対の記録用ヘッド素子4R′及び再生用ヘ
ッド素子4P′が上述の一対の記録用ヘッド素子4R及
び再生用ヘッド素子4Pの下側に設けられて、例えば、
磁気テープのチャンネル0(トラック0)にデータ記録
がなされる。又、磁気ヘッド1は矢印c−cのようにト
ラック2a,2bと直交する方向にシーク出来るように
なされている。
向に進行する磁気テープのトラック2bに記録及び読み
出しを行う一対の記録用ヘッド素子4R′及び再生用ヘ
ッド素子4P′が上述の一対の記録用ヘッド素子4R及
び再生用ヘッド素子4Pの下側に設けられて、例えば、
磁気テープのチャンネル0(トラック0)にデータ記録
がなされる。又、磁気ヘッド1は矢印c−cのようにト
ラック2a,2bと直交する方向にシーク出来るように
なされている。
【0007】従来、このような磁気ヘッド1は、図12
〜図18に示すようにして製造されていた。先ず、図1
2に示すように、夫々高透磁率フェライトよりなる第1
のサイドマスク部材11A、第2のサイドマスク部材1
1B及びセンターマスク部材11Cが設けられる。そし
て、第1のサイドマスク部材11Aの一側に非磁性セラ
ミック部材14を介して2つの溝15を形成し、この溝
15内に夫々ギャップデプスを規制するための基準マー
クとなるマーカー溝16を有した対となる記録用ヘッド
チップ17及び再生用ヘッドチップ18を接着する。記
録用ヘッドチップ17及び再生用ヘッドチップ18は、
いずれも1対の磁性コア半体を磁気ギャップgが形成さ
れるように接合して形成される。
〜図18に示すようにして製造されていた。先ず、図1
2に示すように、夫々高透磁率フェライトよりなる第1
のサイドマスク部材11A、第2のサイドマスク部材1
1B及びセンターマスク部材11Cが設けられる。そし
て、第1のサイドマスク部材11Aの一側に非磁性セラ
ミック部材14を介して2つの溝15を形成し、この溝
15内に夫々ギャップデプスを規制するための基準マー
クとなるマーカー溝16を有した対となる記録用ヘッド
チップ17及び再生用ヘッドチップ18を接着する。記
録用ヘッドチップ17及び再生用ヘッドチップ18は、
いずれも1対の磁性コア半体を磁気ギャップgが形成さ
れるように接合して形成される。
【0008】第2のサイドマスク部材11Bに対しても
同様にその一側に非磁性セラミック部材14を介して2
つの溝15を形成し、この溝15内に夫々マーカー溝1
6を有した対となる記録用ヘッドチップ17′及び再生
用ヘッドチップ18′を接着する。センターマスク部材
11Cは、そのヘッドチップ17,18,17′,1
8′と対接する両側に非磁性セラミック部材14が形成
されて成る。
同様にその一側に非磁性セラミック部材14を介して2
つの溝15を形成し、この溝15内に夫々マーカー溝1
6を有した対となる記録用ヘッドチップ17′及び再生
用ヘッドチップ18′を接着する。センターマスク部材
11Cは、そのヘッドチップ17,18,17′,1
8′と対接する両側に非磁性セラミック部材14が形成
されて成る。
【0009】次に、図13に示すように、センターマス
ク部材11Cを挟むようにして夫々ヘッドチップ17,
18及びヘッドチップ17′,18′が接着されたサイ
ドマスク部材11A及び11Bを、その各ヘッドチップ
17,18,17′,18′がセンターマスク部材13
の非磁性セラミック部材14に対接するようにして配し
て、3者を接着一体化する。
ク部材11Cを挟むようにして夫々ヘッドチップ17,
18及びヘッドチップ17′,18′が接着されたサイ
ドマスク部材11A及び11Bを、その各ヘッドチップ
17,18,17′,18′がセンターマスク部材13
の非磁性セラミック部材14に対接するようにして配し
て、3者を接着一体化する。
【0010】次に、図14に示すように、一体化された
マスク部材11に夫々の記録用ヘッドチップ17,1
7′と再生用ヘッドチップ18,18′とを2分するよ
うな溝20を形成し、この溝20内に非磁性セラミック
部材21を嵌め込んで接着する。
マスク部材11に夫々の記録用ヘッドチップ17,1
7′と再生用ヘッドチップ18,18′とを2分するよ
うな溝20を形成し、この溝20内に非磁性セラミック
部材21を嵌め込んで接着する。
【0011】次に、図15に示すように磁気テープ摺動
面側を非磁性セラミック部材21が臨むように研削する
と共に、倣い円筒研削して図16に示すように磁気テー
プ摺動面22を形成する。
面側を非磁性セラミック部材21が臨むように研削する
と共に、倣い円筒研削して図16に示すように磁気テー
プ摺動面22を形成する。
【0012】この研削に際しては、図17及び図18に
示すように、ヘッドチップ17,17′,18,18′
とマスク部材11A,11B,11Cが一体化されたも
のをホルダー24に支持し、ヘッドチップ17,1
7′,18,18′に設けられているマーカー溝16が
見え出すところまで研削する。その時点でマーカー溝1
6の残り寸法を読み、ギャップデプス0の位置を確認
し、最終的に計算で目的のギャップデプス寸法まで研削
するようにしていた。
示すように、ヘッドチップ17,17′,18,18′
とマスク部材11A,11B,11Cが一体化されたも
のをホルダー24に支持し、ヘッドチップ17,1
7′,18,18′に設けられているマーカー溝16が
見え出すところまで研削する。その時点でマーカー溝1
6の残り寸法を読み、ギャップデプス0の位置を確認
し、最終的に計算で目的のギャップデプス寸法まで研削
するようにしていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】ところで、上述の製造方
法においては、実際にギャップデプス寸法を目で見て確
認できないため、マーカー溝16の精度が直接ギャップ
デプスの精度を決めることとなる。現状では、マーカー
溝16の加工に使用する砥石の形状変化や、加工精度等
の問題によって、精度の高いギャップデプス管理は、困
難になり信頼性に欠けるものであった。
法においては、実際にギャップデプス寸法を目で見て確
認できないため、マーカー溝16の精度が直接ギャップ
デプスの精度を決めることとなる。現状では、マーカー
溝16の加工に使用する砥石の形状変化や、加工精度等
の問題によって、精度の高いギャップデプス管理は、困
難になり信頼性に欠けるものであった。
【0014】また、最終的に残りのギャップデプス寸法
を見て確認することも出来ず、数値として表わせない問
題があった。
を見て確認することも出来ず、数値として表わせない問
題があった。
【0015】本発明では、上述の点に鑑み、ギャップデ
プス管理が容易且つ高い精度で行えるようにした磁気ヘ
ッドの製造方法を提供するものである。
プス管理が容易且つ高い精度で行えるようにした磁気ヘ
ッドの製造方法を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ヘッド
の製造方法は、記録用ヘッドチップ及び再生用ヘッドチ
ップを挟持的に保持するマスク部材の外側に臨んでマー
カー溝を有したデプス確認用ダミーチップを取付け、こ
のデプス確認用ダミーチップのマーカー溝を確認しなが
ら所要のギャップデプス寸法となるようにマスク部材と
共に研削して磁気記録媒体摺動面を形成するようにな
す。
の製造方法は、記録用ヘッドチップ及び再生用ヘッドチ
ップを挟持的に保持するマスク部材の外側に臨んでマー
カー溝を有したデプス確認用ダミーチップを取付け、こ
のデプス確認用ダミーチップのマーカー溝を確認しなが
ら所要のギャップデプス寸法となるようにマスク部材と
共に研削して磁気記録媒体摺動面を形成するようにな
す。
【0017】この製造方法では、マーカー溝を有するデ
プス確認用ダミーチップをマスク部材の外側に取付けた
ことにより、このマーカー溝を直接見て残りのデプスを
把握しながら研削して、所要のギャップデプス寸法とす
るので、誤差が非常に小さく、ギャップデプス管理が容
易且つ精度よく行われる。
プス確認用ダミーチップをマスク部材の外側に取付けた
ことにより、このマーカー溝を直接見て残りのデプスを
把握しながら研削して、所要のギャップデプス寸法とす
るので、誤差が非常に小さく、ギャップデプス管理が容
易且つ精度よく行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る磁気ヘッドの製造方
法は、磁気記録媒体摺動面に臨む記録用ヘッドチップ及
び再生用ヘッドチップが磁気記録媒体の進行方向に沿っ
て並設して成る磁気ヘッドの製造方法において、記録用
ヘッドチップ及び再生用ヘッドチップを挟持的に保持し
て磁気記録媒体摺動面を構成するマスク部材の外側に臨
んでマーカー溝を有したデプス確認用ダミーチップを取
付ける工程と、デプス確認用ダミーチップのマーカー溝
で確認しながら記録用ヘッドチップ及び再生用ヘッドチ
ップのギャップデプスが所要の寸法となるようにマスク
部材と共に研削して磁気記録媒体摺動面を形成する工程
とを有する。
法は、磁気記録媒体摺動面に臨む記録用ヘッドチップ及
び再生用ヘッドチップが磁気記録媒体の進行方向に沿っ
て並設して成る磁気ヘッドの製造方法において、記録用
ヘッドチップ及び再生用ヘッドチップを挟持的に保持し
て磁気記録媒体摺動面を構成するマスク部材の外側に臨
んでマーカー溝を有したデプス確認用ダミーチップを取
付ける工程と、デプス確認用ダミーチップのマーカー溝
で確認しながら記録用ヘッドチップ及び再生用ヘッドチ
ップのギャップデプスが所要の寸法となるようにマスク
部材と共に研削して磁気記録媒体摺動面を形成する工程
とを有する。
【0019】以下、図面を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0020】本例においては、夫々高透磁率磁性材、例
えば高透磁率フェライトよりなる第1のサイドマスク部
材31A、第2のサイドマスク部材31B及びセンター
マスク部材31Cを設ける(図4参照)。そして、図1
に示すように、第1のサイドマスク部材31Aの一側に
非磁性部材、例えば非磁性セラミック部材32を介して
2つの溝33を形成すると共に、他側に同様の非磁性セ
ラミック部材32を介して1つの溝34を形成する。
えば高透磁率フェライトよりなる第1のサイドマスク部
材31A、第2のサイドマスク部材31B及びセンター
マスク部材31Cを設ける(図4参照)。そして、図1
に示すように、第1のサイドマスク部材31Aの一側に
非磁性部材、例えば非磁性セラミック部材32を介して
2つの溝33を形成すると共に、他側に同様の非磁性セ
ラミック部材32を介して1つの溝34を形成する。
【0021】この一方の2つの溝33内に夫々マーカー
溝36を有する磁性コアからなる記録用ヘッドチップ3
7及び再生用ヘッドチップ38を挿入し接着すると共
に、他方の1つの溝34内に同様のマーカー溝36を有
する磁性コアからなるデプス確認用ダミーチップ39を
挿入し接着する。記録用ヘッドチップ37及び再生用ヘ
ッドチップ38は、いずれも1対の磁性コア半体を磁気
ギャップgが形成されるように接合して形成される。ダ
ミーチップも磁性コア半体を接合して形成される。
溝36を有する磁性コアからなる記録用ヘッドチップ3
7及び再生用ヘッドチップ38を挿入し接着すると共
に、他方の1つの溝34内に同様のマーカー溝36を有
する磁性コアからなるデプス確認用ダミーチップ39を
挿入し接着する。記録用ヘッドチップ37及び再生用ヘ
ッドチップ38は、いずれも1対の磁性コア半体を磁気
ギャップgが形成されるように接合して形成される。ダ
ミーチップも磁性コア半体を接合して形成される。
【0022】図2及び図3は、第1のマスク部材31A
に記録用ヘッドチップ37、再生用ヘッドチップ38、
ダミーチップ39が接合された状態を示す。なお、図2
は上面から見た図、図3は下面から見た図である。
に記録用ヘッドチップ37、再生用ヘッドチップ38、
ダミーチップ39が接合された状態を示す。なお、図2
は上面から見た図、図3は下面から見た図である。
【0023】デプス確認用ダミーチップ39は、第1の
サイドマスク部材31Aの厚みT1と同じ高さL1 (T
1 =L1 )に形成され、又、デプス確認用ダミーチップ
39の三角形のマーカー溝35は、例えば三角形の頂点
の位置が設定されるギャップデプス位置に対応するよう
に形成される(図10参照)。これに対して記録用ヘッ
ドチップ37及び再生用ヘッドチップ38の三角形のマ
ーカー溝36は、ギャップデプス位置より、所定距離だ
け離れて形成される。
サイドマスク部材31Aの厚みT1と同じ高さL1 (T
1 =L1 )に形成され、又、デプス確認用ダミーチップ
39の三角形のマーカー溝35は、例えば三角形の頂点
の位置が設定されるギャップデプス位置に対応するよう
に形成される(図10参照)。これに対して記録用ヘッ
ドチップ37及び再生用ヘッドチップ38の三角形のマ
ーカー溝36は、ギャップデプス位置より、所定距離だ
け離れて形成される。
【0024】そして、記録用ヘッドチップ37、再生用
ヘッドチップ38及びダミーチップ39は夫々の溝3
3,34に嵌着された状態では、その各磁気ギャップg
が形成されている端面(但しダミーチップ39では磁気
ギャップではない)37a,38a,39aが第1のサ
イドマスク部材31Aの面41aと同じ面上に存するよ
うになす(図3参照)。
ヘッドチップ38及びダミーチップ39は夫々の溝3
3,34に嵌着された状態では、その各磁気ギャップg
が形成されている端面(但しダミーチップ39では磁気
ギャップではない)37a,38a,39aが第1のサ
イドマスク部材31Aの面41aと同じ面上に存するよ
うになす(図3参照)。
【0025】尚、記録用ヘッドチップ37と再生用ヘッ
ドチップ38はバック部において連結部43を介して連
結されており、この状態で第1のサイドマスク部材31
Aに接合され、その後、この連結部43が切除される
(図2参照)。ダミーチップ39は例えば再生用ヘッド
チップ38と対向する位置に接合される。
ドチップ38はバック部において連結部43を介して連
結されており、この状態で第1のサイドマスク部材31
Aに接合され、その後、この連結部43が切除される
(図2参照)。ダミーチップ39は例えば再生用ヘッド
チップ38と対向する位置に接合される。
【0026】次に、図4に示すように、上述と同様にし
て、第2のサイドマスク部材31Bに対しても、その一
側に非磁性セラミック部材32を介して2つの溝33を
形成すると共に、他側に非磁性セラミック部材32を介
して1つの溝34を形成する。
て、第2のサイドマスク部材31Bに対しても、その一
側に非磁性セラミック部材32を介して2つの溝33を
形成すると共に、他側に非磁性セラミック部材32を介
して1つの溝34を形成する。
【0027】この一方の2つの溝33内に夫々マーカー
溝36を有する磁気コアからなる記録用ヘッドチップ3
7′及び再生用ヘッドチップ38′を挿入し接着すると
共に、他方の1つの溝34内に同様のマーカー溝36を
有する磁性コアからなるデプス確認用ダミーチップ3
9′を挿入し接着する。
溝36を有する磁気コアからなる記録用ヘッドチップ3
7′及び再生用ヘッドチップ38′を挿入し接着すると
共に、他方の1つの溝34内に同様のマーカー溝36を
有する磁性コアからなるデプス確認用ダミーチップ3
9′を挿入し接着する。
【0028】センターマスク部材31Cは、そのヘッド
チップ37,38,37′,38′と対接する両側に非
磁性セラミック部材44が形成されて成る。
チップ37,38,37′,38′と対接する両側に非
磁性セラミック部材44が形成されて成る。
【0029】次に、図5に示すように、センターマスク
部材31を挟むようにして夫々ヘッドチップ37,38
が接着された第1のサイドマスク部材31Aとヘッドチ
ップ37′,38′が接着された第2のサイドマスク部
材31Bを、その各ヘッドチップ37,38,37′,
38′がセンターマスク部材31Cの非磁性セラミック
部材44に対接するように配して、3者を接着一体化す
る。
部材31を挟むようにして夫々ヘッドチップ37,38
が接着された第1のサイドマスク部材31Aとヘッドチ
ップ37′,38′が接着された第2のサイドマスク部
材31Bを、その各ヘッドチップ37,38,37′,
38′がセンターマスク部材31Cの非磁性セラミック
部材44に対接するように配して、3者を接着一体化す
る。
【0030】次に、図6に示すように、一体化されたマ
スク部材31に、夫々の記録用ヘッドチップ37,3
7′と再生用ヘッドチップ38,38′とを2分するよ
うな溝45を形成し、この溝45内に非磁性部材、例え
ば非磁性セラミック部材46を嵌め込んで接着する。
スク部材31に、夫々の記録用ヘッドチップ37,3
7′と再生用ヘッドチップ38,38′とを2分するよ
うな溝45を形成し、この溝45内に非磁性部材、例え
ば非磁性セラミック部材46を嵌め込んで接着する。
【0031】次に、図7に示すように、磁気テープ摺動
面側を非磁性セラミック部材46が臨むように研削する
と共に、倣い円筒研削して図8に示すように、磁気テー
プ摺動面47を形成する。
面側を非磁性セラミック部材46が臨むように研削する
と共に、倣い円筒研削して図8に示すように、磁気テー
プ摺動面47を形成する。
【0032】この研削に際しては、図9〜図11に示す
ように、ヘッドチップ37,37′,38,38′とマ
スク部材31A,31B,31Cが一体化されたものを
ホルダー49に保持して第1及び第2のサイドマスク部
材31A及び31Bの外側に臨むダミーチップ39,3
9′のマーカー溝36を外側から見ながら、倣い円筒研
削する。即ちマーカー溝36により実際の残りのギャッ
プデプス寸法を見ながら研削する。そして、図10で
は、ダミーチップ39のマーカー溝35の三角形頂部ま
で研削したところで予め設定しておいたギャップデプス
位置となるので、その位置で研削を停止する。
ように、ヘッドチップ37,37′,38,38′とマ
スク部材31A,31B,31Cが一体化されたものを
ホルダー49に保持して第1及び第2のサイドマスク部
材31A及び31Bの外側に臨むダミーチップ39,3
9′のマーカー溝36を外側から見ながら、倣い円筒研
削する。即ちマーカー溝36により実際の残りのギャッ
プデプス寸法を見ながら研削する。そして、図10で
は、ダミーチップ39のマーカー溝35の三角形頂部ま
で研削したところで予め設定しておいたギャップデプス
位置となるので、その位置で研削を停止する。
【0033】本例では、記録用ヘッドチップ37,3
7′及び再生用ヘッドチップ38,38′に形成されて
いるマーカー溝36によっても間接的に残りのギャップ
デプス寸法を管理することができる。即ち、ダミーチッ
プによる管理と相俟って2重にギャップデプス寸法の管
理が行われる。
7′及び再生用ヘッドチップ38,38′に形成されて
いるマーカー溝36によっても間接的に残りのギャップ
デプス寸法を管理することができる。即ち、ダミーチッ
プによる管理と相俟って2重にギャップデプス寸法の管
理が行われる。
【0034】尚、図10は、平面からみた図9のA−A
断面、図11は図9のB−B断面を夫々示す。
断面、図11は図9のB−B断面を夫々示す。
【0035】上述の実施例によれば、サイドマスク部材
31A及び31Bの外側面に臨むようにマーカー溝35
を有するデプス確認用ダミーチップ39,39′を取付
けて、このダミーチップ39,39′のマーカー溝35
を見ながらギャップデプス寸法を確認しつつ倣い円筒研
削によって磁気テープ摺動面47を形成するようにした
ので、サイドマスク部材31A,31Bとセンターマス
ク部材31Cで挟持され、外部から確認し得ない記録用
ヘッドチップ37,37′及び再生用ヘッドチップ3
8,38′のギャップデプス寸法を正確に設定すること
ができる。
31A及び31Bの外側面に臨むようにマーカー溝35
を有するデプス確認用ダミーチップ39,39′を取付
けて、このダミーチップ39,39′のマーカー溝35
を見ながらギャップデプス寸法を確認しつつ倣い円筒研
削によって磁気テープ摺動面47を形成するようにした
ので、サイドマスク部材31A,31Bとセンターマス
ク部材31Cで挟持され、外部から確認し得ない記録用
ヘッドチップ37,37′及び再生用ヘッドチップ3
8,38′のギャップデプス寸法を正確に設定すること
ができる。
【0036】従って、従来技術に比べてより高度なギャ
ップデプス管理が出来、ヘッドチップの個々のギャップ
デプス寸法のばらつきを小さくすることができる。ま
た、最終的なギャップデプス寸法も、実際に測定するこ
とによって数値で表わすことが出来る。従って、データ
カートリッジ等の磁気テープを用いた記録再生装置の磁
気ヘッドの製造に適用して好適ならしめる。
ップデプス管理が出来、ヘッドチップの個々のギャップ
デプス寸法のばらつきを小さくすることができる。ま
た、最終的なギャップデプス寸法も、実際に測定するこ
とによって数値で表わすことが出来る。従って、データ
カートリッジ等の磁気テープを用いた記録再生装置の磁
気ヘッドの製造に適用して好適ならしめる。
【0037】上例では、第1のサイドマスク部材31A
と第2のサイドマスク部材31Bの夫々の外側にデプス
確認用ダミーチップを取付けたが、その他、いずれか一
方のサイドマスク部材31A又は31Bのみにデプス確
認用ダミーチップを取付けるようにしても良い。
と第2のサイドマスク部材31Bの夫々の外側にデプス
確認用ダミーチップを取付けたが、その他、いずれか一
方のサイドマスク部材31A又は31Bのみにデプス確
認用ダミーチップを取付けるようにしても良い。
【0038】また、上例では2チャンネルの記録用ヘッ
ドチップ37,37′及び再生用ヘッドチップ38,3
8′を有する磁気ヘッドに適用したが、3チャンネル以
上のヘッドチップを有する磁気ヘッドに適用することも
でき、その場合には最外側のサイドマスク部材の外側面
にデプス確認用ダミーチップ39,39′を設けるよう
にする。
ドチップ37,37′及び再生用ヘッドチップ38,3
8′を有する磁気ヘッドに適用したが、3チャンネル以
上のヘッドチップを有する磁気ヘッドに適用することも
でき、その場合には最外側のサイドマスク部材の外側面
にデプス確認用ダミーチップ39,39′を設けるよう
にする。
【0039】さらに、1チャンネルのヘッドチップがマ
スク部材で挟持的に保持される場合も、そのマスク部材
の外側にデプス確認用ダミーチップを取付けることによ
り、正解にギャップデプス寸法を管理できる。
スク部材で挟持的に保持される場合も、そのマスク部材
の外側にデプス確認用ダミーチップを取付けることによ
り、正解にギャップデプス寸法を管理できる。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る磁気ヘッド製造方法によれ
ば、実際にデプス確認用ダミーチップによって残りのギ
ャップデプス寸法を測定しながら倣い円筒研削が行える
ため、高精度なデプス管理ができ、ヘッド個々のギャッ
プデプスのバラツキを小さくすることができる。また、
最終的なギャップデプス寸法を数値で表わすことができ
る。従って、信頼性の高い磁気ヘッドを製造することが
できる。
ば、実際にデプス確認用ダミーチップによって残りのギ
ャップデプス寸法を測定しながら倣い円筒研削が行える
ため、高精度なデプス管理ができ、ヘッド個々のギャッ
プデプスのバラツキを小さくすることができる。また、
最終的なギャップデプス寸法を数値で表わすことができ
る。従って、信頼性の高い磁気ヘッドを製造することが
できる。
【図1】本発明の磁気ヘッドの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
造工程図である。
【図2】本発明の磁気ヘッドの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
造工程図である。
【図3】図2の下面より見た製造工程図である。
【図4】本発明の磁気ヘッドの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
造工程図である。
【図5】本発明の磁気ヘッドの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
造工程図である。
【図6】本発明の磁気ヘッドの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
造工程図である。
【図7】本発明の磁気ヘッドの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
造工程図である。
【図8】本発明の磁気ヘッドの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
造工程図である。
【図9】磁気ヘッドを上面から見た平面図である。
【図10】図9のA−A線上の断面図である。
【図11】図9のB−B線上の断面図である。
【図12】従来の磁気ヘッドの製造方法の例を示す製造
工程図である。
工程図である。
【図13】従来の磁気ヘッドの製造方法の例を示す製造
工程図である。
工程図である。
【図14】従来の磁気ヘッドの製造方法の例を示す製造
工程図である。
工程図である。
【図15】従来の磁気ヘッドの製造方法の例を示す製造
工程図である。
工程図である。
【図16】従来の磁気ヘッドの製造方法の例を示す製造
工程図である。
工程図である。
【図17】磁気ヘッドの上面から見た平面図である。
【図18】図17のC−C線上の断面図である。
【図19】複数チャネル用の記録再生用の一体型磁気ヘ
ッドの説明に供する平面図である。
ッドの説明に供する平面図である。
31A,31B,31C マスク部材、32,44,4
6 非磁性セラミック部材、35,36 マーカー溝、
37,37′ 記録用ヘッドチップ、38,38′ 再
生用ヘッドチップ、39,39′ デプス確認用チッ
プ、47 磁気テープ摺動面
6 非磁性セラミック部材、35,36 マーカー溝、
37,37′ 記録用ヘッドチップ、38,38′ 再
生用ヘッドチップ、39,39′ デプス確認用チッ
プ、47 磁気テープ摺動面
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気記録媒体摺動面に臨む記録用ヘッド
チップ及び再生用ヘッドチップが、磁気記録媒体の進行
方向に沿って並設して成る磁気ヘッドの製造方法におい
て、 前記記録用ヘッドチップ及び再生用ヘッドチップを挟持
的に保持して磁気記録媒体摺動面を構成するマスク部材
の外側に臨んでマーカー溝を有したデプス確認用ダミー
チップを取付ける工程と、 前記デプス確認用ダミーチップのマーカー溝で確認しな
がら前記記録用ヘッドチップ及び前記再生用ヘッドチッ
プのギャップデプスが所要の寸法となるように前記マス
ク部材と共に研削して磁気記録媒体摺動面を形成する工
程とを有することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6650596A JPH09259405A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6650596A JPH09259405A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09259405A true JPH09259405A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13317765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6650596A Pending JPH09259405A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09259405A (ja) |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP6650596A patent/JPH09259405A/ja active Pending
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