JPH09259548A - データ再生回路 - Google Patents
データ再生回路Info
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- JPH09259548A JPH09259548A JP6335296A JP6335296A JPH09259548A JP H09259548 A JPH09259548 A JP H09259548A JP 6335296 A JP6335296 A JP 6335296A JP 6335296 A JP6335296 A JP 6335296A JP H09259548 A JPH09259548 A JP H09259548A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、レベルスライス前の信号にノイズ
が加算された場合でも、レベルスライスされチャネルビ
ットクロックに基づいてサンプリングされたデジタルデ
ータに、データエラーが発生することを極力抑制するこ
とができるデータ再生回路を提供するものである。 【解決手段】クロックに基づいて入力信号をサンプリン
グし、各サンプリング値にレベルスライス処理を施す手
段26,27と、この手段26,27の出力のうちスラ
イスレベルの直前及び直後に位置する2つのサンプリン
グ値から瞬時スルーレートを算出する手段30〜32
と、この算出された瞬時スルーレートが所定の範囲を越
えたときエラー検出信号を発生する手段35と、この手
段35から出力されるエラー検出信号に基づいて、手段
26,27の出力から生成されるデジタルデータにエラ
ー訂正処理を施す手段46とを備えている。
が加算された場合でも、レベルスライスされチャネルビ
ットクロックに基づいてサンプリングされたデジタルデ
ータに、データエラーが発生することを極力抑制するこ
とができるデータ再生回路を提供するものである。 【解決手段】クロックに基づいて入力信号をサンプリン
グし、各サンプリング値にレベルスライス処理を施す手
段26,27と、この手段26,27の出力のうちスラ
イスレベルの直前及び直後に位置する2つのサンプリン
グ値から瞬時スルーレートを算出する手段30〜32
と、この算出された瞬時スルーレートが所定の範囲を越
えたときエラー検出信号を発生する手段35と、この手
段35から出力されるエラー検出信号に基づいて、手段
26,27の出力から生成されるデジタルデータにエラ
ー訂正処理を施す手段46とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば光ディス
ク等の記録媒体から読み取られた再生信号や、伝送路を
介して導入された信号等から、デジタルデータを再生す
るためのデータ再生回路の改良に関する。
ク等の記録媒体から読み取られた再生信号や、伝送路を
介して導入された信号等から、デジタルデータを再生す
るためのデータ再生回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如きデータ再生回
路は、従来より、図5に示すように構成されている。す
なわち、光ディスク11に記録されたピット情報は、光
学式ピックアップ12で読み取られ、ヘッド増幅回路1
3及び波形等化回路14を介して、コンパレータ15の
一方の入力端に供給されている。また、このコンパレー
タ15の他方の入力端には、スライスレベル生成回路1
6から出力されるスライスレベルが供給されている。
路は、従来より、図5に示すように構成されている。す
なわち、光ディスク11に記録されたピット情報は、光
学式ピックアップ12で読み取られ、ヘッド増幅回路1
3及び波形等化回路14を介して、コンパレータ15の
一方の入力端に供給されている。また、このコンパレー
タ15の他方の入力端には、スライスレベル生成回路1
6から出力されるスライスレベルが供給されている。
【0003】そして、このコンパレータ15は、入力さ
れたスライスレベルに基づいて、波形等化回路14の出
力レベルを峻別することにより、デジタルデータを生成
している。この場合、コンパレータ15は、波形等化回
路14の出力レベルがスライスレベルよりも高い場合H
(ハイ)レベルを出力し、そうでない場合L(ロー)レ
ベルを出力している。
れたスライスレベルに基づいて、波形等化回路14の出
力レベルを峻別することにより、デジタルデータを生成
している。この場合、コンパレータ15は、波形等化回
路14の出力レベルがスライスレベルよりも高い場合H
(ハイ)レベルを出力し、そうでない場合L(ロー)レ
ベルを出力している。
【0004】なお、上記スライスレベル生成回路16
は、コンパレータ15から出力されるデジタルデータに
基づいて、そのHレベルとLレベルとの発生頻度が等し
くなるように、つまり、DSV(Digital Sum Value )
が零となるように、スライスレベルを生成している。こ
の場合、上記光ディスク11に記録されたデジタル情報
も、DSVが零となるように変調されているものとす
る。
は、コンパレータ15から出力されるデジタルデータに
基づいて、そのHレベルとLレベルとの発生頻度が等し
くなるように、つまり、DSV(Digital Sum Value )
が零となるように、スライスレベルを生成している。こ
の場合、上記光ディスク11に記録されたデジタル情報
も、DSVが零となるように変調されているものとす
る。
【0005】また、上記コンパレータ15から出力され
るデジタルデータは、PLL(位相同期ループ)回路1
7及びFF(フリップフロップ)回路18にそれぞれ供
給されている。このうち、PLL回路17は、入力され
るデジタルデータに位相同期したチャネルビットクロッ
クを生成している。そして、FF回路18が、入力され
たデジタルデータを、チャネルビットクロックに基づい
てサンプリングすることにより、光ディスク11に記録
されたデジタルデータが再生され、出力端子19から取
り出される。
るデジタルデータは、PLL(位相同期ループ)回路1
7及びFF(フリップフロップ)回路18にそれぞれ供
給されている。このうち、PLL回路17は、入力され
るデジタルデータに位相同期したチャネルビットクロッ
クを生成している。そして、FF回路18が、入力され
たデジタルデータを、チャネルビットクロックに基づい
てサンプリングすることにより、光ディスク11に記録
されたデジタルデータが再生され、出力端子19から取
り出される。
【0006】図6は、上記した従来のデータ再生回路の
各部の波形を示している。まず、図6(a)は、光ディ
スク11に記録されたデジタル情報であるビットストリ
ームを示しており、光ディスク11上でのピットの配列
に対応している。また、図6(b)は、同図(a)に示
したデジタル情報に位相同期したチャネルビットクロッ
クを示しており、PLL回路17で生成されるチャネル
ビットクロックに対応している。
各部の波形を示している。まず、図6(a)は、光ディ
スク11に記録されたデジタル情報であるビットストリ
ームを示しており、光ディスク11上でのピットの配列
に対応している。また、図6(b)は、同図(a)に示
したデジタル情報に位相同期したチャネルビットクロッ
クを示しており、PLL回路17で生成されるチャネル
ビットクロックに対応している。
【0007】さらに、図6(c)は、波形等化回路14
の出力信号レベルと、スライスレベル生成回路16から
出力されるスライスレベルSLとの関係を示している。
そして、コンパレータ15により波形等化回路14の出
力信号レベルが、スライスレベルSLでレベル峻別さ
れ、そのレベル峻別結果がFF回路18でチャネルビッ
トクロックに基づいてサンプリングされることにより、
図6(d)に示すようなデジタルデータが得られる。な
お、この図6(d)に示す波形と図6(a)に示した波
形とは、一定の信号処理時間分の位相差を持つだけで、
論理レベル的には等価なデータである。
の出力信号レベルと、スライスレベル生成回路16から
出力されるスライスレベルSLとの関係を示している。
そして、コンパレータ15により波形等化回路14の出
力信号レベルが、スライスレベルSLでレベル峻別さ
れ、そのレベル峻別結果がFF回路18でチャネルビッ
トクロックに基づいてサンプリングされることにより、
図6(d)に示すようなデジタルデータが得られる。な
お、この図6(d)に示す波形と図6(a)に示した波
形とは、一定の信号処理時間分の位相差を持つだけで、
論理レベル的には等価なデータである。
【0008】ここで、伝送系に、図6(e)に示すよう
なノイズが加わることを想定する。このノイズは、光デ
ィスク11では再生トラックに隣接するトラックからの
クロストーク信号や、光ディスク11面上への傷や誇り
の付着、または電気信号系への電界的影響等が、発生要
因として考えられる。いずれにせよ、主信号である図6
(c)に示す波形等化回路14の出力信号に、図6
(e)に示すノイズが加算されると、同図(f)に示す
ような信号がコンパレータ15に供給されることにな
る。
なノイズが加わることを想定する。このノイズは、光デ
ィスク11では再生トラックに隣接するトラックからの
クロストーク信号や、光ディスク11面上への傷や誇り
の付着、または電気信号系への電界的影響等が、発生要
因として考えられる。いずれにせよ、主信号である図6
(c)に示す波形等化回路14の出力信号に、図6
(e)に示すノイズが加算されると、同図(f)に示す
ような信号がコンパレータ15に供給されることにな
る。
【0009】そして、この図6(f)に示す信号レベル
がスライスレベルSLでレベル峻別され、そのレベル峻
別結果が図6(b)に示すチャネルビットクロックに基
づいてサンプリングされると、図6(g)に示すような
デジタルデータが得られる。この図6(g)に示される
デジタルデータは、図6(d)に示したデジタルデータ
と同様に、図6(a)に示した波形に対して一定の信号
処理時間分の位相差を持つが、図中期間A,Bに示すよ
うに、図6(d)に示す波形に対して論理レベルの反転
が生じている、つまりデータエラーが生じていることが
わかる。
がスライスレベルSLでレベル峻別され、そのレベル峻
別結果が図6(b)に示すチャネルビットクロックに基
づいてサンプリングされると、図6(g)に示すような
デジタルデータが得られる。この図6(g)に示される
デジタルデータは、図6(d)に示したデジタルデータ
と同様に、図6(a)に示した波形に対して一定の信号
処理時間分の位相差を持つが、図中期間A,Bに示すよ
うに、図6(d)に示す波形に対して論理レベルの反転
が生じている、つまりデータエラーが生じていることが
わかる。
【0010】一般に、上述した従来例を含むデジタルデ
ータ伝送では、伝送信号に予めエラー訂正符号を付加し
ておき、再生系後段の信号処理にて所定のエラー訂正処
理がなされるため、上記したようなノイズによるデータ
エラーが生じても、所定のエラー発生頻度内であればエ
ラーを訂正することが可能である。しかしながら、デー
タエラーの発生は、一般に不確定であり、常に所定のエ
ラー発生頻度内に収まる保証はない。このため、エラー
訂正符号に基づくエラー訂正処理前の信号再生系におい
て、データエラーの発生を極力抑制することが重要とな
る。
ータ伝送では、伝送信号に予めエラー訂正符号を付加し
ておき、再生系後段の信号処理にて所定のエラー訂正処
理がなされるため、上記したようなノイズによるデータ
エラーが生じても、所定のエラー発生頻度内であればエ
ラーを訂正することが可能である。しかしながら、デー
タエラーの発生は、一般に不確定であり、常に所定のエ
ラー発生頻度内に収まる保証はない。このため、エラー
訂正符号に基づくエラー訂正処理前の信号再生系におい
て、データエラーの発生を極力抑制することが重要とな
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
データ再生回路では、レベルスライス前の信号にノイズ
が加算されると、レベルスライスされチャネルビットク
ロックに基づいてサンプリングされたデジタルデータに
エラーが発生するという問題を有している。
データ再生回路では、レベルスライス前の信号にノイズ
が加算されると、レベルスライスされチャネルビットク
ロックに基づいてサンプリングされたデジタルデータに
エラーが発生するという問題を有している。
【0012】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、レベルスライス前の信号にノイズが加算
された場合でも、レベルスライスされチャネルビットク
ロックに基づいてサンプリングされたデジタルデータ
に、データエラーが発生することを極力抑制することが
できる極めて良好なデータ再生回路を提供することを目
的とする。
されたもので、レベルスライス前の信号にノイズが加算
された場合でも、レベルスライスされチャネルビットク
ロックに基づいてサンプリングされたデジタルデータ
に、データエラーが発生することを極力抑制することが
できる極めて良好なデータ再生回路を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ再
生回路は、入力信号に位相同期したクロックに基づい
て、該入力信号をサンプリングするサンプリング手段
と、このサンプリング手段から出力される各サンプリン
グ値に基づいてスライスレベルを生成し、このスライス
レベルによって各サンプリング値にレベルスライス処理
を施すレベルスライス手段と、このレベルスライス手段
から出力された各サンプリング値のうち、スライスレベ
ルの直前及び直後に位置する2つのサンプリング値から
瞬時スルーレートを算出する瞬時スルーレート算出手段
と、この瞬時スルーレート算出手段で算出された瞬時ス
ルーレートが所定の範囲を越えている状態で、第1のエ
ラー検出信号を発生する第1のエラー検出信号発生手段
と、この第1のエラー検出信号発生手段から出力される
第1のエラー検出信号に基づいて、レベルスライス手段
の出力から生成されるデジタルデータにエラー訂正処理
を施すエラー訂正手段とを備えるようにしたものであ
る。
生回路は、入力信号に位相同期したクロックに基づい
て、該入力信号をサンプリングするサンプリング手段
と、このサンプリング手段から出力される各サンプリン
グ値に基づいてスライスレベルを生成し、このスライス
レベルによって各サンプリング値にレベルスライス処理
を施すレベルスライス手段と、このレベルスライス手段
から出力された各サンプリング値のうち、スライスレベ
ルの直前及び直後に位置する2つのサンプリング値から
瞬時スルーレートを算出する瞬時スルーレート算出手段
と、この瞬時スルーレート算出手段で算出された瞬時ス
ルーレートが所定の範囲を越えている状態で、第1のエ
ラー検出信号を発生する第1のエラー検出信号発生手段
と、この第1のエラー検出信号発生手段から出力される
第1のエラー検出信号に基づいて、レベルスライス手段
の出力から生成されるデジタルデータにエラー訂正処理
を施すエラー訂正手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0014】また、この発明に係るデータ再生回路は、
入力信号に位相同期したクロックに基づいて、該入力信
号をサンプリングするサンプリング手段と、このサンプ
リング手段から出力される各サンプリング値に基づいて
スライスレベルを生成し、このスライスレベルによって
各サンプリング値にレベルスライス処理を施すレベルス
ライス手段と、このレベルスライス手段から出力された
各サンプリング値のうち、スライスレベルの直前及び直
後に位置する2つのサンプリング値の絶対値の比率が所
定の範囲を越えている状態で、第2のエラー検出信号を
発生する第2のエラー検出信号発生手段と、この第2の
エラー検出信号発生手段から出力される第2のエラー検
出信号に基づいて、レベルスライス手段の出力から生成
されるデジタルデータにエラー訂正処理を施すエラー訂
正手段とを備えるようにしたものである。
入力信号に位相同期したクロックに基づいて、該入力信
号をサンプリングするサンプリング手段と、このサンプ
リング手段から出力される各サンプリング値に基づいて
スライスレベルを生成し、このスライスレベルによって
各サンプリング値にレベルスライス処理を施すレベルス
ライス手段と、このレベルスライス手段から出力された
各サンプリング値のうち、スライスレベルの直前及び直
後に位置する2つのサンプリング値の絶対値の比率が所
定の範囲を越えている状態で、第2のエラー検出信号を
発生する第2のエラー検出信号発生手段と、この第2の
エラー検出信号発生手段から出力される第2のエラー検
出信号に基づいて、レベルスライス手段の出力から生成
されるデジタルデータにエラー訂正処理を施すエラー訂
正手段とを備えるようにしたものである。
【0015】さらに、この発明に係るデータ再生回路
は、入力信号に位相同期したクロックに基づいて、該入
力信号をサンプリングするサンプリング手段と、このサ
ンプリング手段から出力される各サンプリング値に基づ
いてスライスレベルを生成し、このスライスレベルによ
って各サンプリング値にレベルスライス処理を施すレベ
ルスライス手段と、このレベルスライス手段から出力さ
れた各サンプリング値のうち、スライスレベルの直前及
び直後に位置する2つのサンプリング値から瞬時スルー
レートを算出する瞬時スルーレート算出手段と、この瞬
時スルーレート算出手段で算出された瞬時スルーレート
が所定の範囲を越えている状態で、第1のエラー検出信
号を発生する第1のエラー検出信号発生手段と、この第
1のエラー検出信号発生手段から第1のエラー検出信号
が発生され、かつ、レベルスライス手段から出力された
各サンプリング値のうち、スライスレベルの直前及び直
後に位置する2つのサンプリング値の絶対値の比率が所
定の範囲を越えている状態で、第2のエラー検出信号を
発生する第2のエラー検出信号発生手段と、この第2の
エラー検出信号発生手段から出力される第2のエラー検
出信号に基づいて、レベルスライス手段の出力から生成
されるデジタルデータにエラー訂正処理を施すエラー訂
正手段とを備えるようにしたものである。
は、入力信号に位相同期したクロックに基づいて、該入
力信号をサンプリングするサンプリング手段と、このサ
ンプリング手段から出力される各サンプリング値に基づ
いてスライスレベルを生成し、このスライスレベルによ
って各サンプリング値にレベルスライス処理を施すレベ
ルスライス手段と、このレベルスライス手段から出力さ
れた各サンプリング値のうち、スライスレベルの直前及
び直後に位置する2つのサンプリング値から瞬時スルー
レートを算出する瞬時スルーレート算出手段と、この瞬
時スルーレート算出手段で算出された瞬時スルーレート
が所定の範囲を越えている状態で、第1のエラー検出信
号を発生する第1のエラー検出信号発生手段と、この第
1のエラー検出信号発生手段から第1のエラー検出信号
が発生され、かつ、レベルスライス手段から出力された
各サンプリング値のうち、スライスレベルの直前及び直
後に位置する2つのサンプリング値の絶対値の比率が所
定の範囲を越えている状態で、第2のエラー検出信号を
発生する第2のエラー検出信号発生手段と、この第2の
エラー検出信号発生手段から出力される第2のエラー検
出信号に基づいて、レベルスライス手段の出力から生成
されるデジタルデータにエラー訂正処理を施すエラー訂
正手段とを備えるようにしたものである。
【0016】上記のような構成によれば、スライスレベ
ルの直前及び直後に位置する2つのサンプリング値から
生成される瞬時スルーレートが所定の範囲を越えている
状態で、または、スライスレベルの直前及び直後に位置
する2つのサンプリング値の絶対値の比率が所定の範囲
を越えている状態で、デジタルデータにエラー訂正処理
を施すようにしたので、レベルスライス前の信号にノイ
ズが加算された場合でも、レベルスライスされチャネル
ビットクロックに基づいてサンプリングされたデジタル
データに、データエラーが発生することを極力抑制する
ことができるようになる。
ルの直前及び直後に位置する2つのサンプリング値から
生成される瞬時スルーレートが所定の範囲を越えている
状態で、または、スライスレベルの直前及び直後に位置
する2つのサンプリング値の絶対値の比率が所定の範囲
を越えている状態で、デジタルデータにエラー訂正処理
を施すようにしたので、レベルスライス前の信号にノイ
ズが加算された場合でも、レベルスライスされチャネル
ビットクロックに基づいてサンプリングされたデジタル
データに、データエラーが発生することを極力抑制する
ことができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、光
ディスク20に記録されたピット情報は、光学式ピック
アップ21で読み取られ、ヘッド増幅回路22及び波形
等化回路23を介して、A/D(アナログ/デジタル)
変換回路24に供給されている。このA/D変換回路2
4は、波形等化回路23から出力された再生信号を、P
LL回路25から出力されるチャネルビットクロックに
基づいてサンプリングし、各サンプリングデータを所定
の量子化数に量子化することで、デジタルデータに変換
している。
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、光
ディスク20に記録されたピット情報は、光学式ピック
アップ21で読み取られ、ヘッド増幅回路22及び波形
等化回路23を介して、A/D(アナログ/デジタル)
変換回路24に供給されている。このA/D変換回路2
4は、波形等化回路23から出力された再生信号を、P
LL回路25から出力されるチャネルビットクロックに
基づいてサンプリングし、各サンプリングデータを所定
の量子化数に量子化することで、デジタルデータに変換
している。
【0018】このA/D変換回路24から出力されるデ
ジタルデータは、加算回路26の一方の入力端に供給さ
れている。この加算回路26の他方の入力端には、スラ
イスレベル生成回路27で生成されたスライスレベル値
が供給されている。そして、加算回路26は、A/D変
換回路24のデジタルデータから、スライスレベル生成
回路27のスライスレベル値を減算している。この場
合、上記スライスレベル生成回路27は、加算回路26
の出力からDSVを算出し、算出されたDSVに対応す
る値をスライスレベル値として出力している。
ジタルデータは、加算回路26の一方の入力端に供給さ
れている。この加算回路26の他方の入力端には、スラ
イスレベル生成回路27で生成されたスライスレベル値
が供給されている。そして、加算回路26は、A/D変
換回路24のデジタルデータから、スライスレベル生成
回路27のスライスレベル値を減算している。この場
合、上記スライスレベル生成回路27は、加算回路26
の出力からDSVを算出し、算出されたDSVに対応す
る値をスライスレベル値として出力している。
【0019】また、上記加算回路26から出力されるデ
ジタルデータは、上記PLL回路25に供給されてい
る。このPLL回路25は、入力されたデジタルデータ
に位相同期したチャネルビットクロックを生成してい
る。このPLL回路25で生成されたチャネルビットク
ロックは、上記A/D変換回路24にサンプリングクロ
ックとして与えられるとともに、タイミング信号生成回
路28に供給されている。このタイミング信号生成回路
28は、各機能ブロックに必要な動作タイミング信号を
生成し、出力端子29を介して出力している。
ジタルデータは、上記PLL回路25に供給されてい
る。このPLL回路25は、入力されたデジタルデータ
に位相同期したチャネルビットクロックを生成してい
る。このPLL回路25で生成されたチャネルビットク
ロックは、上記A/D変換回路24にサンプリングクロ
ックとして与えられるとともに、タイミング信号生成回
路28に供給されている。このタイミング信号生成回路
28は、各機能ブロックに必要な動作タイミング信号を
生成し、出力端子29を介して出力している。
【0020】さらに、上記加算回路26から出力される
デジタルデータは、レジスタ30,31にそれぞれ供給
されている。このうち、レジスタ30は、タイミング信
号生成回路28から出力される動作タイミング信号に基
づいて、入力されたデジタルデータのうちのスライスレ
ベルを横切る直前のサンプリング値を保持している。ま
た、レジスタ31は、タイミング信号生成回路28から
出力される動作タイミング信号に基づいて、入力された
デジタルデータのうちのスライスレベルを横切った直後
のサンプリング値を保持している。
デジタルデータは、レジスタ30,31にそれぞれ供給
されている。このうち、レジスタ30は、タイミング信
号生成回路28から出力される動作タイミング信号に基
づいて、入力されたデジタルデータのうちのスライスレ
ベルを横切る直前のサンプリング値を保持している。ま
た、レジスタ31は、タイミング信号生成回路28から
出力される動作タイミング信号に基づいて、入力された
デジタルデータのうちのスライスレベルを横切った直後
のサンプリング値を保持している。
【0021】これら各レジスタ30,31の保持出力
は、加算回路32に供給される。この加算回路32は、
レジスタ30の保持出力からレジスタ31の保持出力を
減算している。そして、この加算回路32の出力は、絶
対値回路33に供給されて絶対値変換された後、平均値
算出回路34に供給されるとともに、大小比較回路35
の入力端Bに供給されている。
は、加算回路32に供給される。この加算回路32は、
レジスタ30の保持出力からレジスタ31の保持出力を
減算している。そして、この加算回路32の出力は、絶
対値回路33に供給されて絶対値変換された後、平均値
算出回路34に供給されるとともに、大小比較回路35
の入力端Bに供給されている。
【0022】この平均値算出回路34は、入力データの
移動平均値を算出して加算回路36の一方の入力端に出
力している。この加算回路36は、平均値算出回路34
から出力される移動平均値から、入力端子37に供給さ
れた所定値thを減算し、その減算結果を上記大小比較
回路35の入力端Aに供給している。
移動平均値を算出して加算回路36の一方の入力端に出
力している。この加算回路36は、平均値算出回路34
から出力される移動平均値から、入力端子37に供給さ
れた所定値thを減算し、その減算結果を上記大小比較
回路35の入力端Aに供給している。
【0023】また、上記レジスタ30の保持出力は、絶
対値回路38に供給されて絶対値変換された後、1/n
減縮回路39で1/nに減縮されて大小比較回路40の
入力端Aに供給されるとともに、そのまま大小比較回路
41の入力端Bに供給されている。
対値回路38に供給されて絶対値変換された後、1/n
減縮回路39で1/nに減縮されて大小比較回路40の
入力端Aに供給されるとともに、そのまま大小比較回路
41の入力端Bに供給されている。
【0024】さらに、上記レジスタ31の保持出力は、
絶対値回路42に供給されて絶対値変換された後、1/
n減縮回路43で1/nに減縮されて大小比較回路41
の入力端Aに供給されるとともに、そのまま大小比較回
路40の入力端Bに供給されている。
絶対値回路42に供給されて絶対値変換された後、1/
n減縮回路43で1/nに減縮されて大小比較回路41
の入力端Aに供給されるとともに、そのまま大小比較回
路40の入力端Bに供給されている。
【0025】これら大小比較回路35,40,41は、
いずれも入力端Aに供給された値が、入力端Bに供給さ
れた値よりも大きい(A>B)ときHレベルを出力し、
そうでない場合Lレベルを出力している。そして、これ
ら大小比較回路35,40,41の各出力は、エラー訂
正パルス生成回路44に供給されている。
いずれも入力端Aに供給された値が、入力端Bに供給さ
れた値よりも大きい(A>B)ときHレベルを出力し、
そうでない場合Lレベルを出力している。そして、これ
ら大小比較回路35,40,41の各出力は、エラー訂
正パルス生成回路44に供給されている。
【0026】一方、前記加算回路26から出力されるデ
ジタルデータのうち、符号成分[サインビットと称され
るMSB(最上位ビット)]は、システム遅延回路45
に供給されて所定の時間遅延が与えられた後、EXオア
(排他的論理和)回路46に供給されている。
ジタルデータのうち、符号成分[サインビットと称され
るMSB(最上位ビット)]は、システム遅延回路45
に供給されて所定の時間遅延が与えられた後、EXオア
(排他的論理和)回路46に供給されている。
【0027】そして、上記エラー訂正パルス生成回路4
4は、大小比較回路35,40からHレベルが出力され
ている場合、レジスタ31の保持出力に相当するシステ
ム遅延回路45からの出力信号のタイミングに合わせて
Hレベルを出力し、大小比較回路35,41からHレベ
ルが出力されている場合、レジスタ30の保持出力に相
当するシステム遅延回路45からの出力信号のタイミン
グに合わせてHレベルを出力するものである。
4は、大小比較回路35,40からHレベルが出力され
ている場合、レジスタ31の保持出力に相当するシステ
ム遅延回路45からの出力信号のタイミングに合わせて
Hレベルを出力し、大小比較回路35,41からHレベ
ルが出力されている場合、レジスタ30の保持出力に相
当するシステム遅延回路45からの出力信号のタイミン
グに合わせてHレベルを出力するものである。
【0028】このエラー訂正パルス生成回路44の出力
は、上記EXオア回路46に供給されている。このEX
オア回路46は、エラー訂正パルス生成回路44からL
レベルが出力されている状態では、システム遅延回路4
5の出力をそのまま出力端子47に導き、エラー訂正パ
ルス生成回路44からHレベルが出力されている状態で
は、システム遅延回路45の出力を極性反転して出力端
子47に導くように動作している。
は、上記EXオア回路46に供給されている。このEX
オア回路46は、エラー訂正パルス生成回路44からL
レベルが出力されている状態では、システム遅延回路4
5の出力をそのまま出力端子47に導き、エラー訂正パ
ルス生成回路44からHレベルが出力されている状態で
は、システム遅延回路45の出力を極性反転して出力端
子47に導くように動作している。
【0029】上記のような構成となされたデータ再生回
路において、以下、その動作について説明する。まず、
レジスタ30,31には、加算回路26から出力される
デジタルデータのうちの、スライスレベルを横切る直前
及び直後のサンプリング値がそれぞれ逐次保持される。
このため、レジスタ30の保持出力からレジスタ31の
保持出力を減算する加算回路32の出力は、加算回路2
6から出力されるデジタルデータの瞬時スルーレートに
相当することになる。
路において、以下、その動作について説明する。まず、
レジスタ30,31には、加算回路26から出力される
デジタルデータのうちの、スライスレベルを横切る直前
及び直後のサンプリング値がそれぞれ逐次保持される。
このため、レジスタ30の保持出力からレジスタ31の
保持出力を減算する加算回路32の出力は、加算回路2
6から出力されるデジタルデータの瞬時スルーレートに
相当することになる。
【0030】この加算回路32から出力される瞬時スル
ーレートは、平均値算出回路34に供給されることによ
り、平均スルーレートが算出される。そして、加算回路
32から出力される瞬時スルーレートの値が、平均スル
ーレートから所定値thを減算した値よりさらに小さい
と、大小比較回路35からHレベルが出力される。この
ように、瞬時スルーレートの値が平均スルーレートに比
して相当に小さい場合には、その瞬時スルーレートを生
成したスライスレベルの前後のサンプリング値のいずれ
かにエラーが生じている可能性が高いと判断される。
ーレートは、平均値算出回路34に供給されることによ
り、平均スルーレートが算出される。そして、加算回路
32から出力される瞬時スルーレートの値が、平均スル
ーレートから所定値thを減算した値よりさらに小さい
と、大小比較回路35からHレベルが出力される。この
ように、瞬時スルーレートの値が平均スルーレートに比
して相当に小さい場合には、その瞬時スルーレートを生
成したスライスレベルの前後のサンプリング値のいずれ
かにエラーが生じている可能性が高いと判断される。
【0031】ここで、レジスタ31に保持されたスライ
スレベルの後のサンプリング値の絶対値が、レジスタ3
0に保持されたスライスレベルの前のサンプリング値の
絶対値を1/nに減縮した値より小さいと、大小比較回
路40からHレベルが出力される。つまり、スライスレ
ベルの後のサンプリング値がスライスレベルの前のサン
プリング値に比して相当に小さい場合には、レジスタ3
1に保持された後サンプリング値にエラーが生じている
と判断される。
スレベルの後のサンプリング値の絶対値が、レジスタ3
0に保持されたスライスレベルの前のサンプリング値の
絶対値を1/nに減縮した値より小さいと、大小比較回
路40からHレベルが出力される。つまり、スライスレ
ベルの後のサンプリング値がスライスレベルの前のサン
プリング値に比して相当に小さい場合には、レジスタ3
1に保持された後サンプリング値にエラーが生じている
と判断される。
【0032】また、レジスタ30に保持されたスライス
レベルの前のサンプリング値の絶対値が、レジスタ31
に保持されたスライスレベルの後のサンプリング値の絶
対値を1/nに減縮した値より小さいと、大小比較回路
41からHレベルが出力される。つまり、スライスレベ
ルの前のサンプリング値がスライスレベルの後のサンプ
リング値に比して相当に小さい場合には、レジスタ30
に保持された前サンプリング値にエラーが生じていると
判断される。
レベルの前のサンプリング値の絶対値が、レジスタ31
に保持されたスライスレベルの後のサンプリング値の絶
対値を1/nに減縮した値より小さいと、大小比較回路
41からHレベルが出力される。つまり、スライスレベ
ルの前のサンプリング値がスライスレベルの後のサンプ
リング値に比して相当に小さい場合には、レジスタ30
に保持された前サンプリング値にエラーが生じていると
判断される。
【0033】このため、エラー訂正パルス生成回路44
は、大小比較回路35,40からHレベルが出力された
とき、レジスタ31に保持された後サンプリング値にエ
ラーが生じていると判断してHレベルを出力し、大小比
較回路35,41からHレベルが出力されたとき、レジ
スタ30に保持された前サンプリング値にエラーが生じ
ていると判断してHレベルを出力する。すると、システ
ム遅延回路45の出力は、EXオア回路46により極性
反転され、ここに、エラーが訂正されることになる。
は、大小比較回路35,40からHレベルが出力された
とき、レジスタ31に保持された後サンプリング値にエ
ラーが生じていると判断してHレベルを出力し、大小比
較回路35,41からHレベルが出力されたとき、レジ
スタ30に保持された前サンプリング値にエラーが生じ
ていると判断してHレベルを出力する。すると、システ
ム遅延回路45の出力は、EXオア回路46により極性
反転され、ここに、エラーが訂正されることになる。
【0034】図2は、上記したデータ再生回路の各部の
波形を示している。すなわち、図2(b)〜(g)は、
図1に示したデータ再生回路の(b)点〜(g)点の波
形をそれぞれ示している。図2(a)は、光ディスク2
0に記録されたデジタル情報であるビットストリームを
示しており、光ディスク20上でのピットの配列に対応
している。また、図2(b)は、同図(a)に示したデ
ジタル情報に位相同期したチャネルビットクロックを示
しており、PLL回路25で生成されるチャネルビット
クロックに対応している。
波形を示している。すなわち、図2(b)〜(g)は、
図1に示したデータ再生回路の(b)点〜(g)点の波
形をそれぞれ示している。図2(a)は、光ディスク2
0に記録されたデジタル情報であるビットストリームを
示しており、光ディスク20上でのピットの配列に対応
している。また、図2(b)は、同図(a)に示したデ
ジタル情報に位相同期したチャネルビットクロックを示
しており、PLL回路25で生成されるチャネルビット
クロックに対応している。
【0035】さらに、図2(c)は、図6(f)と同様
にノイズの加算された波形等化回路23の出力信号レベ
ルを示している。また、図2(d)は、同図(c)に示
す信号レベルを同図(b)に示すチャネルビットクロッ
クをサンプリングクロックとしてサンプリングした例を
示しており、上記A/D変換回路24の出力に相当して
いる。この図2(d)に示す波形において、符号SO,
S2,S4,S6,S8がレジスタ30に保持されるサ
ンプリング値を示し、符号S1,S3,S5,S7,S
9がレジスタ31に保持されるサンプリング値を示して
いる。
にノイズの加算された波形等化回路23の出力信号レベ
ルを示している。また、図2(d)は、同図(c)に示
す信号レベルを同図(b)に示すチャネルビットクロッ
クをサンプリングクロックとしてサンプリングした例を
示しており、上記A/D変換回路24の出力に相当して
いる。この図2(d)に示す波形において、符号SO,
S2,S4,S6,S8がレジスタ30に保持されるサ
ンプリング値を示し、符号S1,S3,S5,S7,S
9がレジスタ31に保持されるサンプリング値を示して
いる。
【0036】また、図2(e)は、エラー訂正パルス生
成回路44の出力を示している。すなわち、サンプリン
グ値S0,S6にエラーが発生したと判断したことを示
している。図2(f)は、システム遅延回路45の出力
を示している。このシステム遅延回路45の出力は、図
6(g)に示した波形と等化であり、エラーを含んだ信
号となっている。
成回路44の出力を示している。すなわち、サンプリン
グ値S0,S6にエラーが発生したと判断したことを示
している。図2(f)は、システム遅延回路45の出力
を示している。このシステム遅延回路45の出力は、図
6(g)に示した波形と等化であり、エラーを含んだ信
号となっている。
【0037】そして、図2(g)は、EXオア回路46
の出力波形を示している。このEXオア回路46の出力
波形は、図2(f)に示すシステム遅延回路45の出力
を、図2(e)に示すエラー訂正パルス生成回路44の
Hレベル期間で、極性反転させることによりエラー訂正
したものとなっている。
の出力波形を示している。このEXオア回路46の出力
波形は、図2(f)に示すシステム遅延回路45の出力
を、図2(e)に示すエラー訂正パルス生成回路44の
Hレベル期間で、極性反転させることによりエラー訂正
したものとなっている。
【0038】図3及び図4は、上記した動作をまとめた
フローチャートを示している。まず、開始(ステップS
1)されると、ステップS2で、変数i,jが0に初期
化される。そして、ステップS3で、波形等化回路23
の出力をチャネルビットクロックでサンプリングした値
(A/D変換回路24の出力に相当)を配列S(i)に
取り込み、ステップS4で、上記iと定数kとがi>k
であるか否かを判別し、i>kでないと判断された場合
(NO)、ステップS5で、iを+1してステップS3
の処理に戻される。
フローチャートを示している。まず、開始(ステップS
1)されると、ステップS2で、変数i,jが0に初期
化される。そして、ステップS3で、波形等化回路23
の出力をチャネルビットクロックでサンプリングした値
(A/D変換回路24の出力に相当)を配列S(i)に
取り込み、ステップS4で、上記iと定数kとがi>k
であるか否かを判別し、i>kでないと判断された場合
(NO)、ステップS5で、iを+1してステップS3
の処理に戻される。
【0039】これらステップS3,S4,S5の処理
は、後述するステップS11の処理に必要な数のサンプ
リング値を、予め配列S(i)に取り込んでおくように
しているものである。また、上記ステップS4でi>k
であると判断された場合(YES)、ステップS6で、
波形等化回路23の出力をチャネルビットクロックでサ
ンプリングした値を配列S(i)に取り込み、ステップ
S7で、配列S(i)の値が0か否かを判別する。
は、後述するステップS11の処理に必要な数のサンプ
リング値を、予め配列S(i)に取り込んでおくように
しているものである。また、上記ステップS4でi>k
であると判断された場合(YES)、ステップS6で、
波形等化回路23の出力をチャネルビットクロックでサ
ンプリングした値を配列S(i)に取り込み、ステップ
S7で、配列S(i)の値が0か否かを判別する。
【0040】そして、配列S(i)の値が0でないと判
断された場合(NO)、ステップS8で、配列S(i)
に配列S(i−1)を乗算した結果が0より小さいか否
かを判別する。これは、サンプリング列がスライスレベ
ルを横切ったか否かを判別している。
断された場合(NO)、ステップS8で、配列S(i)
に配列S(i−1)を乗算した結果が0より小さいか否
かを判別する。これは、サンプリング列がスライスレベ
ルを横切ったか否かを判別している。
【0041】ここで、S(i)×S(i−1)<0であ
ると判断された場合(YES)、ステップS9で、配列
R(1)に配列S(i−1)を代入し、配列R(2)に
配列S(i)を代入する。これは、スライスレベルを横
切る前のサンプリング値を配列R(1)に保持させ、ス
ライスレベルを横切った後のサンプリング値を配列R
(2)に保持させることに相当する。
ると判断された場合(YES)、ステップS9で、配列
R(1)に配列S(i−1)を代入し、配列R(2)に
配列S(i)を代入する。これは、スライスレベルを横
切る前のサンプリング値を配列R(1)に保持させ、ス
ライスレベルを横切った後のサンプリング値を配列R
(2)に保持させることに相当する。
【0042】その後、ステップS10で、配列R(1)
から配列R(2)を減算した結果の絶対値を配列SR
(j)に代入する。これは、前記瞬時スルーレートを配
列SR(j)に保持させることに相当する。そして、ス
テップS11で、配列SR(j−m)から配列SR
(j)までを加算し、定数mで除算した結果を、変数A
SRに代入する。つまりASRには、過去m個の瞬時ス
ルーレートより算出した平均スルーレートが保持される
ことになる。
から配列R(2)を減算した結果の絶対値を配列SR
(j)に代入する。これは、前記瞬時スルーレートを配
列SR(j)に保持させることに相当する。そして、ス
テップS11で、配列SR(j−m)から配列SR
(j)までを加算し、定数mで除算した結果を、変数A
SRに代入する。つまりASRには、過去m個の瞬時ス
ルーレートより算出した平均スルーレートが保持される
ことになる。
【0043】次に、ステップS12で、変数ASRから
所定値thを減算した結果と配列SR(j)との大小比
較が行なわれる。つまり、平均スルーレートに対して異
常に小さい瞬時スルーレートを検出している。そして、
減算結果が所定値thよりも大きいと判断された場合
(YES)、ステップS13で、配列R(1)の絶対値
をnで除算した結果と配列R(2)との大小比較が行な
われる。つまり、後サンプリング値が前サンプリング値
に対して異常に小さいか否かを検出している。
所定値thを減算した結果と配列SR(j)との大小比
較が行なわれる。つまり、平均スルーレートに対して異
常に小さい瞬時スルーレートを検出している。そして、
減算結果が所定値thよりも大きいと判断された場合
(YES)、ステップS13で、配列R(1)の絶対値
をnで除算した結果と配列R(2)との大小比較が行な
われる。つまり、後サンプリング値が前サンプリング値
に対して異常に小さいか否かを検出している。
【0044】このステップS13で除算結果が配列R
(2)よりも大きくないと判断された場合(NO)、ス
テップS14で、配列R(2)の絶対値をnで除算した
結果と配列R(1)との大小比較が行なわれる。つま
り、前サンプリング値が後サンプリング値に対して異常
に小さいか否かを検出している。
(2)よりも大きくないと判断された場合(NO)、ス
テップS14で、配列R(2)の絶対値をnで除算した
結果と配列R(1)との大小比較が行なわれる。つま
り、前サンプリング値が後サンプリング値に対して異常
に小さいか否かを検出している。
【0045】そして、上記ステップS13で除算結果が
配列R(2)よりも大きいと判断された場合(YE
S)、ステップS15で、配列S(i)に−1を乗算し
た結果を配列S(i)に代入する。これは、後サンプリ
ング値の極性を反転させていることに相当する。また、
上記ステップS14で除算結果が配列R(1)よりも大
きいと判断された場合(YES)、ステップS16で、
配列S(i−1)に−1を乗算した結果を配列S(i−
1)に代入する。これは、前サンプリング値の極性を反
転させていることに相当する。
配列R(2)よりも大きいと判断された場合(YE
S)、ステップS15で、配列S(i)に−1を乗算し
た結果を配列S(i)に代入する。これは、後サンプリ
ング値の極性を反転させていることに相当する。また、
上記ステップS14で除算結果が配列R(1)よりも大
きいと判断された場合(YES)、ステップS16で、
配列S(i−1)に−1を乗算した結果を配列S(i−
1)に代入する。これは、前サンプリング値の極性を反
転させていることに相当する。
【0046】ここで、上記ステップS8でS(i)×S
(i−1)<0でないと判断された場合(NO)、ステ
ップS12で減算結果が所定値thよりも大きくないと
判断された場合(NO)、ステップS14で除算結果が
配列R(1)よりも大きくないと判断された場合(N
O)、ステップS15及びS16の後は、ステップS1
7で、配列S(i−1)と0との大小比較が行なわれ
る。
(i−1)<0でないと判断された場合(NO)、ステ
ップS12で減算結果が所定値thよりも大きくないと
判断された場合(NO)、ステップS14で除算結果が
配列R(1)よりも大きくないと判断された場合(N
O)、ステップS15及びS16の後は、ステップS1
7で、配列S(i−1)と0との大小比較が行なわれ
る。
【0047】ここにおいて、S(i−1)≧0であると
判断された場合(YES)、ステップS18で、ビット
“1”が出力され、S(i−1)≧0でないと判断され
た場合(NO)、ステップS19で、ビット“0”が出
力される。すなわち、配列S(i−1)の極性を判別
し、正であれば論理値“1”を出力し、負であれば論理
値“0”を出力するように分岐している。そして、ステ
ップS18及びS19の後は、ステップS20で、iを
+1してステップS6の処理に戻される。
判断された場合(YES)、ステップS18で、ビット
“1”が出力され、S(i−1)≧0でないと判断され
た場合(NO)、ステップS19で、ビット“0”が出
力される。すなわち、配列S(i−1)の極性を判別
し、正であれば論理値“1”を出力し、負であれば論理
値“0”を出力するように分岐している。そして、ステ
ップS18及びS19の後は、ステップS20で、iを
+1してステップS6の処理に戻される。
【0048】したがって、上記した実施の形態によれ
ば、スライスレベルの近傍における瞬時スルーレート
が、平均スルーレートに対して異常に小さくなったこと
を検出して、スライスレベルの前後のサンプリング値の
いずれかにエラーが生じていると判断するとともに、ス
ライスレベルの後のサンプリング値がスライスレベルの
前のサンプリング値に比して相当に小さい場合に後サン
プリング値にエラーが生じていると判断し、スライスレ
ベルの前のサンプリング値がスライスレベルの後のサン
プリング値に比して異常に小さい場合には前サンプリン
グ値にエラーが生じていると判断して、システム遅延回
路45の出力を極性反転するようにしたので、レベルス
ライス前の信号にノイズが加算された場合でも、レベル
スライスされチャネルビットクロックに基づいてサンプ
リングされたデジタルデータに、データエラーが発生す
ることを極力抑制することができる。なお、この発明は
上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。
ば、スライスレベルの近傍における瞬時スルーレート
が、平均スルーレートに対して異常に小さくなったこと
を検出して、スライスレベルの前後のサンプリング値の
いずれかにエラーが生じていると判断するとともに、ス
ライスレベルの後のサンプリング値がスライスレベルの
前のサンプリング値に比して相当に小さい場合に後サン
プリング値にエラーが生じていると判断し、スライスレ
ベルの前のサンプリング値がスライスレベルの後のサン
プリング値に比して異常に小さい場合には前サンプリン
グ値にエラーが生じていると判断して、システム遅延回
路45の出力を極性反転するようにしたので、レベルス
ライス前の信号にノイズが加算された場合でも、レベル
スライスされチャネルビットクロックに基づいてサンプ
リングされたデジタルデータに、データエラーが発生す
ることを極力抑制することができる。なお、この発明は
上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
レベルスライス前の信号にノイズが加算された場合で
も、レベルスライスされチャネルビットクロックに基づ
いてサンプリングされたデジタルデータに、データエラ
ーが発生することを極力抑制することができる極めて良
好なデータ再生回路を提供することができる。
レベルスライス前の信号にノイズが加算された場合で
も、レベルスライスされチャネルビットクロックに基づ
いてサンプリングされたデジタルデータに、データエラ
ーが発生することを極力抑制することができる極めて良
好なデータ再生回路を提供することができる。
【図1】この発明に係るデータ再生回路の実施の形態を
示すブロック構成図。
示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態における動作を説明するための各
部の波形図。
部の波形図。
【図3】同実施の形態における動作を説明するためのフ
ローチャート。
ローチャート。
【図4】同実施の形態における動作を説明するためのフ
ローチャート。
ローチャート。
【図5】従来のデータ再生回路を示すブロック構成図。
【図6】同従来回路における動作を説明するための各部
の波形図。
の波形図。
11…光ディスク、 12…光学式ピックアップ、 13…ヘッド増幅回路、 14…波形等化回路、 15…コンパレータ、 16…スライスレベル生成回路、 17…PLL回路、 18…FF回路、 19…出力端子、 20…光ディスク、 21…光学式ピックアップ、 22…ヘッド増幅回路、 23…波形等化回路、 24…A/D変換回路、 25…PLL回路、 26…加算回路、 27…スライスレベル生成回路、 28…タイミング信号生成回路、 29…出力端子、 30,31…レジスタ、 32…加算回路、 33…絶対値回路、 34…平均値算出回路、 35…大小比較回路、 36…加算回路、 37…入力端子、 38…絶対値回路、 39…1/n減縮回路、 40,41…大小比較回路、 42…絶対値回路、 43…1/n減縮回路、 44…エラー訂正パルス生成回路、 45…システム遅延回路、 46…EXオア回路、 47…出力端子。
Claims (6)
- 【請求項1】 入力信号に位相同期したクロックに基づ
いて、該入力信号をサンプリングするサンプリング手段
と、 このサンプリング手段から出力される各サンプリング値
に基づいてスライスレベルを生成し、このスライスレベ
ルによって前記各サンプリング値にレベルスライス処理
を施すレベルスライス手段と、 このレベルスライス手段から出力された各サンプリング
値のうち、前記スライスレベルの直前及び直後に位置す
る2つのサンプリング値から瞬時スルーレートを算出す
る瞬時スルーレート算出手段と、 この瞬時スルーレート算出手段で算出された瞬時スルー
レートが所定の範囲を越えている状態で、第1のエラー
検出信号を発生する第1のエラー検出信号発生手段と、 この第1のエラー検出信号発生手段から出力される第1
のエラー検出信号に基づいて、前記レベルスライス手段
の出力から生成されるデジタルデータにエラー訂正処理
を施すエラー訂正手段とを具備してなることを特徴とす
るデータ再生回路。 - 【請求項2】 入力信号に位相同期したクロックに基づ
いて、該入力信号をサンプリングするサンプリング手段
と、 このサンプリング手段から出力される各サンプリング値
に基づいてスライスレベルを生成し、このスライスレベ
ルによって前記各サンプリング値にレベルスライス処理
を施すレベルスライス手段と、 このレベルスライス手段から出力された各サンプリング
値のうち、前記スライスレベルの直前及び直後に位置す
る2つのサンプリング値の絶対値の比率が所定の範囲を
越えている状態で、第2のエラー検出信号を発生する第
2のエラー検出信号発生手段と、 この第2のエラー検出信号発生手段から出力される第2
のエラー検出信号に基づいて、前記レベルスライス手段
の出力から生成されるデジタルデータにエラー訂正処理
を施すエラー訂正手段とを具備してなることを特徴とす
るデータ再生回路。 - 【請求項3】 入力信号に位相同期したクロックに基づ
いて、該入力信号をサンプリングするサンプリング手段
と、 このサンプリング手段から出力される各サンプリング値
に基づいてスライスレベルを生成し、このスライスレベ
ルによって前記各サンプリング値にレベルスライス処理
を施すレベルスライス手段と、 このレベルスライス手段から出力された各サンプリング
値のうち、前記スライスレベルの直前及び直後に位置す
る2つのサンプリング値から瞬時スルーレートを算出す
る瞬時スルーレート算出手段と、 この瞬時スルーレート算出手段で算出された瞬時スルー
レートが所定の範囲を越えている状態で、第1のエラー
検出信号を発生する第1のエラー検出信号発生手段と、 この第1のエラー検出信号発生手段から第1のエラー検
出信号が発生され、かつ、前記レベルスライス手段から
出力された各サンプリング値のうち、前記スライスレベ
ルの直前及び直後に位置する2つのサンプリング値の絶
対値の比率が所定の範囲を越えている状態で、第2のエ
ラー検出信号を発生する第2のエラー検出信号発生手段
と、 この第2のエラー検出信号発生手段から出力される第2
のエラー検出信号に基づいて、前記レベルスライス手段
の出力から生成されるデジタルデータにエラー訂正処理
を施すエラー訂正手段とを具備してなることを特徴とす
るデータ再生回路。 - 【請求項4】 前記第1のエラー検出信号発生手段は、 前記瞬時スルーレート算出手段で算出された瞬時スルー
レートの平均値を算出する平均スルーレート算出手段
と、 この平均スルーレート算出手段で算出された平均スルー
レートから所定値を減算する減算手段と、 この減算手段の減算値と前記瞬時スルーレート算出手段
で算出された瞬時スルーレートとを大小比較し、前記減
算手段の減算値よりも前記瞬時スルーレートが小さいと
き前記エラー検出信号を発生する比較手段とを具備して
なることを特徴とする請求項1または3記載のデータ再
生回路。 - 【請求項5】 前記第2のエラー検出信号発生手段は、 前記スライスレベルの直前に位置するサンプリング値を
一定量減縮した値と前記スライスレベルの直後に位置す
るサンプリング値とを大小比較し、前記スライスレベル
の直前に位置するサンプリング値を一定量減縮した値が
前記スライスレベルの直後に位置するサンプリング値よ
りも小さいとき、前記スライスレベルの直前に位置する
サンプリング値がエラーであることを示す第2のエラー
検出信号を発生する第1の大小比較手段と、 前記スライスレベルの直後に位置するサンプリング値を
一定量減縮した値と前記スライスレベルの直前に位置す
るサンプリング値とを大小比較し、前記スライスレベル
の直後に位置するサンプリング値を一定量減縮した値が
前記スライスレベルの直前に位置するサンプリング値よ
りも小さいとき、前記スライスレベルの直後に位置する
サンプリング値がエラーであることを示す第2のエラー
検出信号を発生する第2の大小比較手段とを備えてなる
ことを特徴とする請求項2または3記載のデータ再生回
路。 - 【請求項6】 前記エラー訂正手段は、前記第1のエラ
ー検出信号発生手段から第1のエラー検出信号が出力さ
れ、かつ、前記第2のエラー検出信号発生手段から第2
のエラー検出信号が出力された状態で、前記レベルスラ
イス手段の出力から生成されるデジタルデータの極性を
反転させることを特徴とする請求項3または5記載のデ
ータ再生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6335296A JPH09259548A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | データ再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6335296A JPH09259548A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | データ再生回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09259548A true JPH09259548A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13226780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6335296A Pending JPH09259548A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | データ再生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09259548A (ja) |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP6335296A patent/JPH09259548A/ja active Pending
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