JPH09259723A - 温度ヒューズおよびその製造方法 - Google Patents
温度ヒューズおよびその製造方法Info
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- JPH09259723A JPH09259723A JP8069669A JP6966996A JPH09259723A JP H09259723 A JPH09259723 A JP H09259723A JP 8069669 A JP8069669 A JP 8069669A JP 6966996 A JP6966996 A JP 6966996A JP H09259723 A JPH09259723 A JP H09259723A
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Abstract
度ヒューズにおいて、絶縁性に優れた温度ヒューズおよ
びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 第1,第2のリード線15,16を介し
て電気的に接続した可溶合金13と、少なくとも可溶合
金13を収納する第1,第2のリード線15,16を引
き出す開口部18を有してなるケース17と、開口部1
8を封口してなる封口部材19と、ケース17より引き
出された第1,第2のリード線15,16を覆うように
設けられた第1の絶縁部材20と、少なくとも封口部材
19と第1の絶縁部材20との境界を覆う第2の絶縁部
材21とからなるものであり、第1,第2のリード線1
5,16の折り曲げに対して絶縁性が保持される温度ヒ
ューズおよびその製造方法を提供するものである。
Description
子回路に取り付けられ、過熱保護として用いられる温度
ヒューズおよびその製造方法に関するものである。
151号(実開平3−4635号)のマイクロフィルム
に記載されたものが知られている。
る。図において、1は低融点金属体からなる可溶合金で
ある。2は可溶合金1の表面に塗布されたフラックスで
ある。3は可溶合金1の両端に電気的に接続されたリー
ド線である。4は少なくとも可溶合金1を収納するとと
もにリード線3を引き出す開口部5を有するケースであ
る。6はケース4の開口部5を封口するエポキシからな
る封口部材である。7はケース4および封口部材6より
引き出された部分のリード線3を覆うように設けられた
ポリエチレン塩化ビニルやナイロン等よりなる絶縁部材
である。
ズについて、以下にその動作を説明する。
断面図である。図中、図6と同一のものは同一の符号を
付け、説明を省略する。図において、8はこの温度ヒュ
ーズ9を上面に取り付けるトランスである。10はトラ
ンス8と温度ヒューズ9とを実装する基板である。11
は温度ヒューズ9を実装するための基板10に設けられ
た孔である。温度ヒューズ9は、トランス8の上面に直
接取り付けられるとともに基板10に設けられた孔11
にリード線3の端部をはめ込み、基板10に実装される
ため、基板10上の電気回路に対して直列に使用され
る。このトランス8が異常状態になり発熱すると、その
熱が温度ヒューズ9の可溶合金1に伝わる。可溶合金1
が融点以上の高温になると中心部分から溶融が始まり、
表面張力によってリード線3の両端に球状に引き寄せら
れて温度ヒューズ9が断線し、電気回路を遮断するもの
である。
の構成では、図7に示すようにこの温度ヒューズ9をト
ランス8等の部品にリード線3をコ字状に折り曲げて取
り付ける際、折り曲げ部分にあたるリード線3を覆う封
口部材6と絶縁部材7との境界に折り曲げ応力による隙
間11ができやすいという課題を有していた。
部材と絶縁部材との境界に隙間が生じにくい温度ヒュー
ズおよびその製造方法を提供することを目的とするもの
である。
に本発明は、少なくとも封口部材と第1の絶縁部材との
境界を覆うように第2の絶縁部材を設けるものである。
のリード線を覆う第1の絶縁部材のみをヒータ板上で加
熱収縮により形成するものである。
は、第1,第2のリード線を介して電気的に接続した可
溶合金からなるヒューズユニットと、少なくとも前記ヒ
ューズユニットの可溶合金を収納するとともに前記第
1,第2のリード線を引き出す開口部を有してなるケー
スと、前記ケースの開口部を封口してなる封口部材と、
前記ケースより引き出された前記第1,第2のリード線
を覆うように設けられた第1の絶縁部材と、少なくとも
前記封口部材と第1の絶縁部材との境界を覆う第2の絶
縁部材とからなるものである。
記載の発明で封口部材はケースから離れるにしたがって
先細りとなるものである。
記載の発明で封口部材と第2の絶縁部材とが、同材質で
あるものである。
たるリード線を覆う絶縁部材と封口部材との境界に隙間
ができにくいため、リード線が露出することなく絶縁部
材で覆われ、リード線の折り曲げに対しても絶縁性が保
持されるという作用を有するものである。
1,第2のリード線を可溶合金に溶接してヒューズユニ
ットを形成し、次に少なくとも前記ヒューズユニットの
可溶合金を収納するとともに前記第1,第2のリード線
を引き出す開口部を有するケースを挿入し、次に前記ケ
ースの開口部を封口する封口部材を形成し、次に前記ケ
ースより引き出された前記第1,第2のリード線を覆う
ように第1の絶縁部材を挿入し前記第1の絶縁部材のみ
をヒータ板上で加熱収縮により形成し、最後に少なくと
も前記封口部材と第1の絶縁部材との境界を覆う第2の
絶縁部材を塗布・乾燥するものである。このように第1
の絶縁部材のみをヒータ板上で加熱するため、可溶合金
が高温にさらされることなく第1の絶縁部材が均一に加
熱収縮されるという作用を有するものである。
ヒューズおよびその製造方法について、図面を参照しな
がら説明する。
ヒューズの断面図である。図1において、13は錫、
鉛、ビスマス、インジウム等の低融点金属の少なくとも
1つ以上からなる可溶合金である。14は可溶合金13
の表面に必要により塗布されたロジン系のフラックスで
ある。15,16は可溶合金13を介して電気的に接続
された第1,第2のリード線であり、この第1,第2の
リード線15,16と可溶合金13とでヒューズユニッ
トを構成している。17は少なくとも可溶合金13を収
納するとともに第1,第2のリード線15,16を引き
出す開口部18を有するセラミック等からなるケースで
ある。19はケース17の開口部18を封口するエポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂からなる封口部
材で、ケース17から離れるにしたがって先細りとなる
ように設けられている。20は第1,第2のリード線1
5,16を覆うように設けられた塩化ビニル、ポリオレ
フィン、ポルエチレン等よりなる第1の絶縁部材であ
る。21は少なくとも封口部材19と第1の絶縁部材2
0との境界を覆うエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂よりな
る第2の絶縁部材である。
形態における温度ヒューズについて、以下にその製造方
法を説明する。
ヒューズの工程図である。まず、図2(a)に示すよう
に、錫、鉛、ビスマス等の低融点金属の少なくとも1つ
以上からなる可溶合金22に銅線に鍍金を施した第1,
第2のリード線23,24を約300℃で溶接し、ヒュ
ーズユニットを形成する。
22の表面全体にロジン系のフラックス25を塗布す
る。このフラックス25は可溶合金22が溶融すると表
面張力の働きを促進し、断線時間を短縮させる効果があ
る。
もヒューズユニットの可溶合金22を収納するとともに
第1,第2のリード線23,24を引き出す開口部27
を有するセラミック等の絶縁性材料からなるケース26
を挿入する。
6の開口部27を封口するように、エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂等の熱硬化性樹脂を、ディスペンサ28で塗布
後、約80℃で約1時間乾燥させて封口部材29を形成
する。この際、封口部材29は、ケース26から離れる
にしたがって先細りに円錐状になるように形成する。
6から引き出された第1,第2のリード線23,24を
覆うように、塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリエチレ
ン等の熱収縮性を有する第1の絶縁部材30を第1,第
2のリード線23,24に挿入する。このとき後の工程
で第1の絶縁部材30を確実に被着するため、第1の絶
縁部材30は円錐状に形成された封口部材29の挿入で
きる位置まで押し込んでおく。
6と封口部材29とを合わせた幅とほぼ同じ間隔をあけ
て設置されたヒータ板31上に第1,第2のリード線2
3,24に挿入された第1の絶縁部材30が接し、ケー
ス26がヒータ板31の間になるようにかつ第1,第2
のリード線23,24は搬送ベルト32上に接するよう
に並べ、この搬送ベルト32を動かして前工程で形成さ
れた温度ヒューズをAからBの方向へ約130℃で加熱
しながら均一に収縮するように回転させ、図2(g)に
示すように第1の絶縁部材30を第1,第2のリード線
23,24に均一に被着する。このとき、第1の絶縁部
材30をヒータ板31で加熱するときのケース26の表
面温度は約60〜70℃程度であり、可溶合金22が溶
融する温度までは上がらず、第1の絶縁部材30のみを
加熱することができる。また、可溶合金22の融点が例
えば約70℃と低い場合は、ケース26にスポットクー
ラ等を用いて可溶合金22を冷却してもよい。
とも封口部材29と第1の絶縁部材30との境界を覆う
ように、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂
を塗布し、約80℃で約1時間乾燥させて第2の絶縁部
材33を形成し、本発明の温度ヒューズを製造するもの
である。
実施の形態の温度ヒューズについて、以下にその動作を
説明する。
度ヒューズの使用方法の一例を示す断面図である。図
中、図1と同一のものは同一の符号を付け、説明を省略
する。34はこの温度ヒューズを上面に取り付けるトラ
ンスである。35はトランス34と温度ヒューズ36と
を実装する基板である。37はこの温度ヒューズ36を
実装するため基板35に設けられた孔である。温度ヒュ
ーズ36はトランス34の上面に直接取り付けられると
ともに基板35に設けられた孔37に第1,第2のリー
ド線15,16の端部をはめ込み、基板35に実装され
るため、基板35の電気回路に対して直列に使用され
る。このトランス34が異常状態になり発熱すると、そ
の熱が温度ヒューズ36の可溶合金13に伝わる。可溶
合金13が融点以上の高温になると中心部分から溶融が
始まり、表面張力によって第1,第2のリード線15,
16それぞれの両端に球状に引き寄せられて温度ヒュー
ズ36が断線し、電気回路を遮断するものである。図3
に示すように、この温度ヒューズ36をトランス34に
第1,第2のリード線15,16をコ字状に折り曲げて
取り付ける際、折り曲げ部分にあたる第1,第2のリー
ド線15,16を覆う封口部材19と第1の絶縁部材2
0との境界を第2の絶縁部材21で覆っているため、境
界に折り曲げ応力が働いても、第2の絶縁部材21を形
成する樹脂がその応力を吸収し、境界に発生する隙間を
抑え、第1,第2のリード線15,16が露出すること
なく、露出部分がトランス34と直接接触することを防
ぐことができるものである。
造方法では、可溶合金13を介して第1,第2のリード
線15,16が一直線状に構成された温度ヒューズを例
にして説明したが、図4に示すように、可溶合金38を
介して下方から第1,第2のリード線39,40が平行
に引き出されている場合でも、封口部材41と第1の絶
縁部材42との境界を覆うように第2の絶縁部材43を
設けても絶縁性が強化され、同様の効果が得られる。
9,40が平行に形成された温度ヒューズに第1の絶縁
部材42を被着する場合、図5に示すように、一対のヒ
ータ板44にケース45を除き第1の絶縁部材46が挿
入された第1,第2のリード線47,48を設置する溝
49を設けたものを用いて第1の絶縁部材46のみを加
熱する。このように第1の絶縁部材46を加熱して収縮
させながら被着しても同様の効果が得られる。このとき
第1の絶縁部材46をより均一に被着するため、ヒータ
板44を上下に動かしても良い。
部分にあたるリード線を覆う絶縁部材と封口部材との境
界に生じる隙間を防ぎ、リード線が露出することなく絶
縁部材で覆われ、リード線の折り曲げに対しても絶縁性
が保持された温度ヒューズを提供することができるもの
である。
をおよぼさずに絶縁部材を加熱し、リード線に被着させ
ることが容易である温度ヒューズの製造方法を提供する
ことができるものである。
断面図
の断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 第1,第2のリード線を介して電気的に
接続した可溶合金からなるヒューズユニットと、少なく
とも前記ヒューズユニットの可溶合金を収納するととも
に前記第1,第2のリード線を引き出す開口部を有して
なるケースと、前記ケースの開口部を封口してなる封口
部材と、前記ケースより引き出された前記第1,第2の
リード線を覆うように設けられた第1の絶縁部材と、少
なくとも前記封口部材と第1の絶縁部材との境界を覆う
第2の絶縁部材とからなる温度ヒューズ。 - 【請求項2】 封口部材は、ケースから離れるにしたが
って先細りとなる請求項1記載の温度ヒューズ。 - 【請求項3】 封口部材と第2の絶縁部材とが、同材質
である請求項1記載の温度ヒューズ。 - 【請求項4】 まず第1,第2のリード線を可溶合金に
溶接してヒューズユニットを形成し、次に少なくとも前
記ヒューズユニットの可溶合金を収納するとともに前記
第1,第2のリード線を引き出す開口部を有するケース
を挿入し、次に前記ケースの開口部を封口する封口部材
を形成し、次に前記ケースから引き出された前記第1,
第2のリード線を覆うように第1の絶縁部材を挿入し前
記第1の絶縁部材のみをヒータ板上で加熱収縮により形
成し、最後に少なくとも前記封口部材と第1の絶縁部材
との境界を覆う第2の絶縁部材を塗布・乾燥してなる温
度ヒューズの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06966996A JP3783272B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 温度ヒューズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06966996A JP3783272B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 温度ヒューズの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09259723A true JPH09259723A (ja) | 1997-10-03 |
| JP3783272B2 JP3783272B2 (ja) | 2006-06-07 |
Family
ID=13409489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06966996A Expired - Fee Related JP3783272B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 温度ヒューズの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3783272B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6653925B1 (en) | 2000-06-16 | 2003-11-25 | Anzen Dengu Kabushiki Kaisha | Method for insulating leads of thermal fuse with insulating tubes and thermal fuse therefor |
| JP2007042520A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Uchihashi Estec Co Ltd | ケースタイプ合金型温度ヒューズの製作方法及びケースタイプ合金型温度ヒューズ |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP06966996A patent/JP3783272B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6653925B1 (en) | 2000-06-16 | 2003-11-25 | Anzen Dengu Kabushiki Kaisha | Method for insulating leads of thermal fuse with insulating tubes and thermal fuse therefor |
| JP2007042520A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Uchihashi Estec Co Ltd | ケースタイプ合金型温度ヒューズの製作方法及びケースタイプ合金型温度ヒューズ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3783272B2 (ja) | 2006-06-07 |
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