JPH09260132A - 離型処理方法およびそれを用いた超電導マグネットの製造方法 - Google Patents

離型処理方法およびそれを用いた超電導マグネットの製造方法

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JPH09260132A
JPH09260132A JP6480996A JP6480996A JPH09260132A JP H09260132 A JPH09260132 A JP H09260132A JP 6480996 A JP6480996 A JP 6480996A JP 6480996 A JP6480996 A JP 6480996A JP H09260132 A JPH09260132 A JP H09260132A
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coil
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JP6480996A
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Kiyoko Murata
聖子 村田
Hisashi Hirai
久之 平井
Hisayasu Mitsui
久安 三井
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コイルの熱伝導性を高め、超電導性を保持する
こと。 【解決手段】熱処理による焼成の必要な超電導線を用い
た超電導マグネット1を製造するに際して、超電導線を
巻回して成形したコイル2を、内側に離型剤である低粘
度の無機塗料3が塗布された金型4に収納し、高温焼成
を行なって冷却した後に、当該金型4に樹脂を含浸処理
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内側に離型剤が塗
布され、樹脂を含浸する被含浸体を収納する金型を用い
た離型処理方法、およびそれを用いた超電導マグネット
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、超電導マグネットは、超電導
線を巻回して成形したコイルを高温で焼成した後に、樹
脂を含浸処理して作られる。図7はこの種の従来の超電
導マグネット含浸法の一例を示す断面図、図8は図7の
詳細断面図である。
【0003】図7および図8において、超電導マグネッ
ト1は、超電導線を巻回して成形し焼成したコイル2
を、内側に離型剤である有機塗料8を塗布した金型4に
収納した後に、この金型4に含浸樹脂を注入して含浸処
理を施すようにしている。
【0004】しかしながら、この場合、離型剤として有
機塗料8を用いているので、これは含浸処理温度には耐
え得るが、Nb3 ・Sn等の化合物超電導線の焼成温度
には耐えることができない。
【0005】従って、超電導マグネット1の製造方法に
おいては、超電導線の巻線後、熱を加えて焼成した後
に、コイル2を金型4に収納するようにしている。しか
しながら、コイル2が小型の場合には問題とならない
が、コイル2が大型の場合には、自重での変形や移動時
の支点によってストレスが加えられることになり、超電
導性が劣化するという問題が生じる。
【0006】一方、図9は、従来の強制冷却式超電導マ
グネットの構成例を示す断面図である。図9において、
化合物超電導線を用いた強制冷却式超電導マグネット1
では、コイル2を極低温に保つために、化合物超電導線
の巻線時に、アルミシート等の金属シート9をコイル2
の層間に巻き込んで挿入し、熱伝導性を付与するシステ
ムを採用している。
【0007】しかしながら、この場合、超電導マグネッ
ト焼成時の高温熱処理で、金属シート9が酸化劣化する
恐れがあるので、不活性ガス中で行なう等の手法が採ら
れている。シート9は、金属製であるため、超電導マグ
ネット1の絶縁性も信頼性が低く、作業も煩雑になると
いう問題が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
超電導線を用いた超電導マグネットにおいては、特性お
よび製造上の問題があった。本発明の第1の目的は、高
温焼成の必要なコイルの離型性を高めることが可能な離
型処理方法を提供することにある。また、本発明の第2
の目的は、コイルの熱伝導性を高め、超電導性を保持す
ることが可能な超電導マグネットの製造方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】まず、上記第1の目的を
達成するために、請求項1に対応する発明では、内側に
離型剤が塗布され、樹脂を含浸する被含浸体を収納する
金型を用いた離型処理方法において、離型剤として、低
粘度の無機塗料を塗布するようにしている。
【0010】ここで、特に上記低粘度の無機塗料として
は、例えば請求項2に記載したように、チッ化ホウ素を
用いることが好ましい。また、上記低粘度の無機塗料と
しては、例えば請求項3に記載したように、六方晶系の
チッ化ホウ素を用いることが好ましい。
【0011】さらに、上記低粘度の無機塗料としては、
例えば請求項4に記載したように、バインダーにアルミ
を用いることが好ましい。従って、請求項1乃至請求項
4に対応する発明の離型処理方法においては、樹脂を含
浸する被含浸体を収納する金型の内側に、離型剤として
低粘度の無機塗料(チッ化ホウ素、または六方晶系のチ
ッ化ホウ素、あるいは無機塗料のバインダーにアルミ)
を塗布することにより、製造過程で高温、例えば真空中
で摂氏1000度を越えても安定であるため、高温焼成
に耐える離型性が得られ、超電導線を作製したコイル
を、この金型に収納して焼成した後に、含浸樹脂を含浸
硬化することができる。
【0012】一方、上記第1の目的を達成するために、
請求項5に対応する発明では、内側に離型剤が塗布さ
れ、樹脂を含浸する被含浸体を収納する金型を用いた離
型処理方法において、離型剤として、低粘度の無機塗料
を、刷毛塗り、浸漬、およびまたはスプレー等の方法を
用いて、一様な厚さに塗布するようにしている。
【0013】ここで、特に例えば請求項6に記載したよ
うに、上記低粘度の無機塗料の塗布厚さとしては50μ
m以下とすることが好ましい。また、例えば請求項7に
記載したように、上記低粘度の無機塗料の溶媒を、熱処
理の前に摂氏150度以下の温度で減圧乾燥することが
好ましい。
【0014】従って、請求項5乃至請求項7に対応する
発明の離型処理方法においては、低粘度の無機塗料を、
刷毛塗り、浸漬、およびまたはスプレー等の方法を用い
て、金型の内側に塗布することにより、低粘度の無機塗
料を一様な厚さに細かい部分にも容易に塗布することが
できる。
【0015】また、熱処理の前に、摂氏150度以下で
低粘度の無機塗料の溶媒を減圧乾燥し、さらに塗布厚さ
を50μm以下にすることにより、乾燥時に発生し易い
塗料のひび割れ、剥離を防ぎ、高温での使用に耐えるこ
とができる。
【0016】一方、上記第2の目的を達成するために、
まず、請求項8に対応する発明では、熱処理による焼成
の必要な超電導線を用いた超電導マグネットの製造方法
において、超電導線を巻回して成形したコイルを、内側
に離型剤である低粘度の無機塗料が塗布された金型に収
納し、高温焼成を行なって冷却した後に、当該金型に樹
脂を含浸処理するようにしている。
【0017】従って、請求項8に対応する発明の超電導
マグネットの製造方法においては、熱処理による焼成の
必要な超電導線を巻回して成形したコイルを、低粘度の
無機塗料を塗布した金型に収納して高温焼成した後に樹
脂を含浸することにより、従来のように、焼成後のコイ
ルを移動する必要がないため、コイルにストレスを与え
て超電導性を劣化させることなく、樹脂の含浸処理を行
なうことができる。
【0018】また、請求項9に対応する発明では、熱処
理による焼成の必要な超電導線を用いた超電導マグネッ
トの製造方法において、巻枠に超電導線を巻回して成形
したコイルの巻枠の巻芯またはつばの内側に、離型剤で
ある低粘度の無機塗料を塗布処理して金型に収納し、高
温焼成を行なって冷却した後に、当該金型に樹脂を含浸
処理するようにしている。
【0019】従って、請求項9に対応する発明の超電導
マグネットの製造方法においては、巻枠の巻芯またはつ
ばの内側に、低粘度の無機塗料を塗布することにより、
巻枠とコイルとが離型されることで滑りが良好となり、
励磁時の両者の摩擦を減らすことができる。これによ
り、クエンチの発生を抑制することができる。
【0020】一方、請求項10に対応する発明では、化
合物超電導線を用いた強制冷却式超電導マグネットの製
造方法において、化合物超電導線の巻線時に、離型剤で
ある低粘度の無機塗料を超電導線あるいはコイルに塗布
あるいは含浸して成形した後に、高温焼成を行なうよう
にしている。
【0021】ここで、特に上記コイルとしては、強制冷
却用のコンジットタイプであることが好ましい。従っ
て、請求項10および請求項11に対応する発明の超電
導マグネットの製造方法においては、化合物超電導線の
巻線時に、低粘度の無機塗料を超電導線あるいはコイル
または強制冷却用コンジットタイプのコイルに塗布ある
いは含浸して成形した後に、高温焼成することにより、
無機塗料は高熱伝導であるため、コイルの熱伝導率を高
めて、冷却特性を向上することができる。また、従来の
ように、金属シートを挿入していないことにより、絶縁
性に問題が生じないばかりでなく、作業性も改善するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は、本実施形態による超電導マ
グネットの製造方法を示す断面図であり、図7乃至図9
と同一要素には同一符号を付して示している。
【0023】本実施形態では、以下のようにして超電導
マグネットを製造する。すなわち、図1に示すように、
超電導マグネット1は、熱処理による焼成の必要な超電
導線を巻回して成形したコイル2を、内側に離型剤であ
る低粘度の無機塗料3が塗布された金型4に収納してか
ら、金型4ごとコイル2の高温焼成を行なって冷却した
後に、金型4に樹脂を含浸処理する。
【0024】この場合、低粘度の無機塗料3としては、
チッ化ホウ素、または六方晶系のチッ化ホウ素、あるい
はバインダーにアルミを用いることが好ましい。また、
低粘度の無機塗料3を、刷毛塗り、浸漬、およびまたは
スプレー等の方法を用いて、一様な厚さに金型4の内側
に塗布することが好ましい。
【0025】さらに、低粘度の無機塗料3の塗布厚さと
しては、50μm以下とすることが好ましい。さらにま
た、低粘度の無機塗料3の溶媒を、熱処理の前に摂氏1
50度以下の温度で減圧乾燥することが好ましい。
【0026】以上のような本実施形態の超電導マグネッ
ト1の製造方法においては、熱処理による焼成の必要な
超電導線を巻回して成形したコイル2を、低粘度の無機
塗料3を塗布した金型4に収納して高温焼成した後に樹
脂を含浸することにより、従来のように、焼成後のコイ
ル2を移動する必要がない。
【0027】このため、コイル2にストレスを与えて超
電導性を劣化させるようなことなく、樹脂の含浸処理を
行なうことができる。また、この時、金型4に塗布され
る離型剤としては、低粘度の無機塗料3を使用すること
により、無機塗料3は高温焼成に耐えることができる。
【0028】このため、高温焼成に耐える離型性を得る
ことができる。さらに、低粘度の無機塗料3を、刷毛塗
り、浸漬、およびまたはスプレー等の方法を用いて、金
型4の内側に塗布することにより、低粘度の無機塗料3
を一様な厚さに細かい部分にも容易に塗布することがで
きる。
【0029】さらにまた、熱処理の前に、摂氏150度
以下で低粘度の無機塗料3の溶媒を減圧乾燥し、さらに
塗布厚さを50μm以下にすることにより、乾燥時に発
生し易い塗料のひび割れ、剥離を防ぎ、高温での使用に
耐えることができる。
【0030】(第2の実施形態)図2乃至図4は、本実
施形態による超電導マグネットの製造方法を示す断面図
であり、図1と同一要素には同一符号を付して示してい
る。
【0031】本実施形態では、以下のようにして超電導
マグネットを製造する。すなわち、図2乃至図4に示す
ように、超電導マグネット1は、巻枠5に、熱処理によ
る焼成の必要な超電導線を巻回して成形したコイル2の
巻枠5の巻芯またはつばの内側に、離型剤である低粘度
の無機塗料3を塗布処理して金型4に収納し、金型4ご
とコイル2の高温焼成を行なって冷却した後に、金型4
に樹脂を含浸処理する。
【0032】この場合、低粘度の無機塗料3としては、
上記第1の実施形態と同様に、チッ化ホウ素、または六
方晶系のチッ化ホウ素、あるいはバインダーにアルミを
用いることが好ましい。
【0033】以上のような本実施形態の超電導マグネッ
ト1の製造方法においては、巻枠5の巻芯またはつばの
内側に、低粘度の無機塗料3を塗布することにより、超
電導マグネット1の励磁時に、超電導線と巻枠5が接着
していることによるストレスが除去される。
【0034】これにより、巻枠5とコイル2とが離型さ
れることで滑りが良好となり、よくなり、励磁時の両者
の摩擦を減らすことができる。もって、クエンチの発生
を抑制することができる。
【0035】(第3の実施形態)図5は、本実施形態に
よる超電導マグネットの製造方法を示す断面図であり、
図1と同一要素には同一符号を付して示している。
【0036】本実施形態では、以下のようにして超電導
マグネットを製造する。すなわち、図5に示すように、
強制冷却式超電導マグネット1は、化合物超電導線6の
巻線時に、離型剤である低粘度の無機塗料3を、超電導
線6あるいはコイル2に塗布あるいは含浸して成形した
後に、コイル2の高温焼成を行なう。
【0037】この場合、低粘度の無機塗料3としては、
上記第1および第2の各実施形態と同様に、チッ化ホウ
素、または六方晶系のチッ化ホウ素、あるいはバインダ
ーにアルミを用いることが好ましい。
【0038】以上のような本実施形態の超電導マグネッ
ト1の製造方法においては、化合物超電導線6の巻線時
に、低粘度の無機塗料3を超電導線6あるいはコイル2
に塗布あるいは含浸して成形した後に、高温焼成するこ
とにより、無機塗料3は高熱伝導であるため、コイル2
の熱伝導率を高めて冷却特性を向上することができる。
【0039】このため、超電導線6あるいはコイル2を
極低温に保ち、強制冷却式超電導マグネット1を安定に
保持できる。また、従来のように、金属シートを収納し
ていないことにより、絶縁性に問題が生じないばかりで
なく、作業性も改善することができる。
【0040】(第4の実施形態)図6は、本実施形態に
よる超電導マグネットの製造方法を示す断面図であり、
図5と同一要素には同一符号を付して示している。
【0041】本実施形態では、以下のようにして超電導
マグネットを製造する。すなわち、図6に示すように、
強制冷却式超電導マグネット1は、化合物超電導線6を
中に収めたコンジット7の巻線積層時に、離型剤である
低粘度の無機塗料3を、コンジット7あるいはコイル2
に塗布あるいは含浸して成形した後に、コンジット7あ
るいはコイル2の高温焼成を行なう。
【0042】この場合、低粘度の無機塗料3としては、
上記第1乃至第3の各実施形態と同様に、チッ化ホウ
素、または六方晶系のチッ化ホウ素、あるいはバインダ
ーにアルミを用いることが好ましい。
【0043】以上のような本実施形態の超電導マグネッ
ト1の製造方法においては、化合物超電導線6を中に収
めたコンジット7の巻線積層時に、低粘度の無機塗料3
をコンジット7あるいはコイル2に塗布あるいは含浸し
て成形した後に、高温焼成することにより、無機塗料3
は高熱伝導であるため、コンジット7およびコイル2の
熱伝導率を高めて冷却特性を向上することができる。
【0044】このため、コンジット7およびコイル2を
極低温に保ち、強制冷却式超電導マグネット1を安定に
保持することができる。また、従来のように、金属シー
トを挿入していないことにより、絶縁性に問題が生じな
いばかりでなく、作業性も改善することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項4に対応する発明によれば、内側に離型剤が塗布さ
れ、樹脂を含浸する被含浸体を収納する金型を用いた離
型処理方法において、離型剤として、低粘度の無機塗料
(チッ化ホウ素、または六方晶系のチッ化ホウ素、ある
いは無機塗料のバインダーにアルミ)を塗布するように
したので、高温焼成の必要なコイルの離型性を高めるこ
とが可能な離型処理方法が提供できる。
【0046】一方、請求項5乃至請求項7に対応する発
明によれば、内側に離型剤が塗布され、樹脂を含浸する
被含浸体を収納する金型を用いた離型処理方法におい
て、離型剤として、低粘度の無機塗料を、刷毛塗り、浸
漬、およびまたはスプレー等の方法を用いて、一様な厚
さに塗布するようにしたので、高温焼成の必要なコイル
の離型性を高めることが可能な離型処理方法が提供でき
る。
【0047】一方、請求項8に対応する発明によれば、
熱処理による焼成の必要な超電導線を用いた超電導マグ
ネットの製造方法において、超電導線を巻回して成形し
たコイルを、内側に離型剤である低粘度の無機塗料が塗
布された金型に収納し、高温焼成を行なって冷却した後
に、当該金型に樹脂を含浸処理するようにしたので、コ
イルにストレスを与えて超電導性を劣化させることな
く、樹脂の含浸処理を行なうことができ、コイルの熱伝
導性を高め、超電導性を保持することが可能な超電導マ
グネットの製造方法が提供できる。
【0048】また、請求項9に対応する発明によれば、
熱処理による焼成の必要な超電導線を用いた超電導マグ
ネットの製造方法において、巻枠に超電導線を巻回して
成形したコイルの巻枠の巻芯またはつばの内側に、離型
剤である低粘度の無機塗料を塗布処理して金型に収納
し、高温焼成を行なって冷却した後に、当該金型に樹脂
を含浸処理するようにしたので、巻枠とコイルとの摩擦
を減らしてクエンチの発生を抑制することができ、コイ
ルの熱伝導性を高め、超電導性を保持することが可能な
超電導マグネットの製造方法が提供できる。
【0049】さらに、請求項10および請求項11に対
応する発明によれば、化合物超電導線の巻線時に、低粘
度の無機塗料を超電導線あるいはコイルまたは強制冷却
用コンジットタイプのコイルに塗布あるいは含浸して成
形した後に、高温焼成するようにしたので、絶縁性に問
題が生じないようにすると共に、作業性も改善すること
ができ、コイルの熱伝導性を高め、超電導性を保持する
ことが可能な超電導マグネットの製造方法が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超電導マグネットの製造方法の第
1の実施形態を示す断面図。
【図2】本発明による超電導マグネットの製造方法の第
2の実施形態を示す断面図。
【図3】本発明による超電導マグネットの製造方法の第
2の実施形態を示す断面図。
【図4】本発明による超電導マグネットの製造方法の第
2の実施形態を示す断面図。
【図5】本発明による超電導マグネットの製造方法の第
3の実施形態を示す断面図。
【図6】本発明による超電導マグネットの製造方法の第
4の実施形態を示す断面図。
【図7】従来の超電導マグネット含浸法の一例を示す断
面図。
【図8】図7の詳細断面図。
【図9】従来の強制冷却式超電導マグネットの構成例を
示す断面図。
【符号の説明】
1…超電導マグネット、 2…コイル、 3…無機塗料、 4…金型、 5…巻枠、 6…超電導線、 7…コンジット、 8…有機塗料、 9…金属シート。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に離型剤が塗布され、樹脂を含浸す
    る被含浸体を収納する金型を用いた離型処理方法におい
    て、 前記離型剤として、低粘度の無機塗料を塗布するように
    したことを特徴とする離型処理方法。
  2. 【請求項2】 前記低粘度の無機塗料として、チッ化ホ
    ウ素を用いるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の離型処理方法。
  3. 【請求項3】 前記低粘度の無機塗料として、六方晶系
    のチッ化ホウ素を用いるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の離型処理方法。
  4. 【請求項4】 前記低粘度の無機塗料として、バインダ
    ーにアルミを用いるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の離型処理方法。
  5. 【請求項5】 内側に離型剤が塗布され、樹脂を含浸す
    る被含浸体を収納する金型を用いた離型処理方法におい
    て、 前記離型剤として、低粘度の無機塗料を、刷毛塗り、浸
    漬、およびまたはスプレー等の方法を用いて、一様な厚
    さに塗布するようにしたことを特徴とする離型処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記低粘度の無機塗料の塗布厚さを50
    μm以下とするようにしたことを特徴とする請求項5に
    記載の離型処理方法。
  7. 【請求項7】 前記低粘度の無機塗料の溶媒を、熱処理
    の前に摂氏150度以下の温度で減圧乾燥するようにし
    たことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の離
    型処理方法。
  8. 【請求項8】 熱処理による焼成の必要な超電導線を用
    いた超電導マグネットの製造方法において、 超電導線を巻回して成形したコイルを、内側に離型剤で
    ある低粘度の無機塗料が塗布された金型に収納し、高温
    焼成を行なって冷却した後に、当該金型に樹脂を含浸処
    理するようにしたことを特徴とする超電導マグネットの
    製造方法。
  9. 【請求項9】 熱処理による焼成の必要な超電導線を用
    いた超電導マグネットの製造方法において、 巻枠に超電導線を巻回して成形したコイルの前記巻枠の
    巻芯またはつばの内側に、離型剤である低粘度の無機塗
    料を塗布処理して金型に収納し、高温焼成を行なって冷
    却した後に、当該金型に樹脂を含浸処理するようにした
    ことを特徴とする超電導マグネットの製造方法。
  10. 【請求項10】 化合物超電導線を用いた強制冷却式超
    電導マグネットの製造方法において、 化合物超電導線の巻線時に、離型剤である低粘度の無機
    塗料を超電導線あるいはコイルに塗布あるいは含浸して
    成形した後に、高温焼成を行なうようにしたことを特徴
    とする超電導マグネットの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記コイルが、強制冷却用のコンジッ
    トタイプであることを特徴とする請求項10に記載の超
    電導マグネットの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028097A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Mitsubishi Electric Corp 超電導電磁石

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028097A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Mitsubishi Electric Corp 超電導電磁石

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