JPH09260146A - 高周波用積層バルーントランス - Google Patents

高周波用積層バルーントランス

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JPH09260146A
JPH09260146A JP7184096A JP7184096A JPH09260146A JP H09260146 A JPH09260146 A JP H09260146A JP 7184096 A JP7184096 A JP 7184096A JP 7184096 A JP7184096 A JP 7184096A JP H09260146 A JPH09260146 A JP H09260146A
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JP
Japan
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coil
insulating layer
ceramic insulating
electrode
transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7184096A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Takeda
剛志 武田
Hideyuki Nakamura
秀幸 中村
Hiroyuki Tadai
裕之 但井
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランスの結合係数が高く、生産性の良い積
層型の高周波バルーントランスを得る。 【構成】 コイル用の導体パターンが形成されたセラミ
ック絶縁層を積層してなる高周波用バルーントランスに
おいて、一つのアンバランス側コイルと二つのバランス
側コイルを有し、前記アンバランス側コイルは第1のセ
ラミック絶縁層上に形成され、前記二つのバランス側コ
イルのそれぞれは、前記第1のセラミック絶縁層の上下
に分れて形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1〜3GHz帯
のマイクロ波装置に使用されるバルーントランスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波用バルーントランスとして
は、フェライトコアに被覆銅線を巻回して、構成するも
のが一般的であった。しかし、このフェライトコアに被
覆銅線を巻き付ける方法では、工数がかかり、部品がコ
スト高となり、また小型化にも限界がある。そこで、積
層技術を用いた積層トランスも種々提案されている。例
えば、積層技術を用いた高周波用積層バルーントランス
の一例の斜視図を図6に、積層する各層の構造を図7
に、等価回路図を図8に示す。この高周波用積層バルー
ントランスは、アンバランス側コイルL1がセラミック
絶縁層13上に形成された線輪電極23で構成され、バ
ランス側コイルL2がセラミック絶縁層12上に形成さ
れた線輪電極22で構成され、もうひとつのバランス側
コイルL3がセラミック絶縁層14上に形成された線輪
電極24で構成されている。そして、上部に絶縁層11
が積層されている。そして、側面に端子電極a、b、
c、d、eが形成され、各線輪電極は、その端子電極に
接続されている。また従来の高周波用積層トランスとし
て、各コイルを複数層に分けて構成し、その各層を交互
に積層する積層トランスも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この図7に示した構造
の従来の高周波用積層バルーントランスでは、トランス
をアンバランス側コイルL1と、バランス側コイルL
2、L3との結合が、そのコイル間の容量結合によって
いるため、トランスの結合係数が絶縁層の厚さにより大
きく変化する。また、高周波用積層バルーントランスと
して動作させるためには、最低限必要なトランスの結合
係数を得ることが要求され、そのためには、10〜20
μmといった非常に薄い絶縁層を使用する必要があっ
た。この10〜20μmといった非常に薄い絶縁層を安
定して得ることは容易でなく、取り扱いも非常に煩雑な
ものとなり、極めて生産性が悪い。また、各コイルを複
数層に分けて構成し、その各層を交互に積層する方法で
は、非常に積層数が多く、生産性に優れた方法であると
は言えなかった。本発明は、トランスの結合係数が高
く、生産性の良い積層型の高周波バルーントランスを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイル用の導
体パターンが形成されたセラミック絶縁層を積層してな
る高周波用バルーントランスにおいて、一つのアンバラ
ンス側コイルと二つのバランス側コイルを有し、前記ア
ンバランス側コイルは第1のセラミック絶縁層上に形成
され、前記二つのバランス側コイルのそれぞれは、前記
第1のセラミック絶縁層の上下に分れて形成されている
高周波用積層バルーントランスである。また本発明は、
前記第1のセラミック絶縁層の上下に分れて形成された
前記バランス側コイルは、スルーホールを介して接続さ
れているものである。また本発明は、コイル用の導体パ
ターンが形成されたセラミック絶縁層を積層してなる高
周波用積層バルーントランスにおいて、1ターン未満の
導体パターンが形成された5層のセラミック絶縁層が積
層され、アンバランス側コイルをその中間のセラミック
絶縁層に形成された導体パターンとし、二つのバランス
側コイルのそれぞれを前記アンバランス側コイルの上下
のセラミック絶縁層に形成された導体パターンを接続し
て形成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例の構造図を
図1に示す。この実施例の斜視図は、図6と同様であ
り、等価回路図は、図8と同様である。この実施例は、
比誘電率εr=8のガラス系セラミク誘電体材料からな
るセラミック絶縁層を積層して構成されている。ドクタ
ーブレードにて形成したセラミックグリーンシートから
なるセラミック絶縁層1、2、3、4、5上に、1ター
ン未満のコイル用のパターン電極6、7、8、9、10
が形成されている。そして、中央の第1のセラミック絶
縁層3上のパターン電極8は、その両端が絶縁層3の側
面まで引き出された端末部8a、8bを有する。このパ
ターン電極8がアンバランス側コイルL1を構成してい
る。また、この第1のセラミック絶縁層3には、二つの
スルーホール電極31、42が形成されている。また、
セラミック絶縁層1には、コイル用のパターン電極6が
形成され、そのパターン電極6の一端は絶縁層1の側面
まで引き出された端末部6dが形成され、他端にはスル
ーホール用ラウンド電極52が形成されている。また、
セラミック絶縁層2には、コイル用のパターン電極7が
形成され、そのパターン電極7の一端は絶縁層1の側面
まで引き出された端末部7cが形成され、他端にはスル
ーホール用ラウンド電極51が形成されている。さら
に、一つのスルーホール電極43が形成されている。ま
た、セラミック絶縁層4には、コイル用のパターン電極
9が形成され、そのパターン電極9の一端は絶縁層4の
側面まで引き出された端末部9eが形成され、他端には
スルーホール電極41が形成されている。さらに、一つ
のスルーホール電極32が形成されている。また、セラ
ミック絶縁層5には、コイル用のパターン電極10が形
成され、そのパターン電極10の一端は絶縁層5の側面
まで引き出された端末部10dが形成され、他端にはス
ルーホール電極33が形成されている。さらに上部に
は、パターン電極の形成されていないセラミック絶縁層
61が積層される。このセラミック絶縁層1、2、3、
4、5、61を積層し、圧着して約900℃で焼成し、
一体化した。この後、側面に外部端子電極a、b、c、
d、eを形成した。
【0006】このセラミック絶縁層5に形成されたパタ
ーン電極10は、絶縁層5、4、3に形成されたスルー
ホール電極33、32、31を介して、絶縁層2のスル
ーホール用ラウンド電極51に導通し、パターン電極7
に接続され、バランス用コイルL2を構成している。ま
た、セラミック絶縁層4に形成されたパターン電極9
は、絶縁層4、3、2に形成されたスルーホール電極4
1、42、43を介して、絶縁層1のスルーホール用ラ
ウンド電極52に導通し、パターン電極6に接続され、
バランス用コイルL3を構成している。これにより、図
8に示す等価回路の高周波用バルーントランスを構成し
た。
【0007】このパターン電極6、7、8、9、10
は、Agペーストを印刷して、幅0.2mm、厚さ10
μmの線輪電極を形成した。また、パターン電極6、
7、8、9、10電極間の焼成後のセラミック絶縁層の
厚みは70μmとし、上下の線輪電極のそれぞれ上部ま
たは下部に形成されるセラミック絶縁層の厚さは、焼成
後で70μmとした。
【0008】この実施例の挿入損失特性を図2に、出力
位相差を図3にに示す。また、測定回路を図4に示す。
この図に示す様に、この実施例によれば、入力信号が、
180度の位相差をもつ2つの信号に分配される。そし
て、挿入損失は、分配損失の3dBを含めても、約5d
B以下であり、かつその2つの出力電位差(挿入損失
差)も1dB以下と小さく、優れた特性を有している。
また、この実施例によれば、入力側(1次)と出力側
(2次)のトランスの結合が十分とられていることがわ
かる。
【0009】本発明に係る別の実施例の構造図を図5に
示す。上記実施例と同様の部分には、同一符号を付す。
この実施例は、コイル用パターン電極が形成された絶縁
層の上下にアース電極71、73が形成されている絶縁
層75、76を配置したものである。このアース電極7
1、73は、側面まで引き出された端末部72、74を
有している。また、このアース電極71、73の端末部
72、74は、それぞれ同一位置に引き出され、アンバ
ランス側コイルを成すパターン電極8の一方の端末部8
bと同一位置に引き出されている。そして、この端末部
でアース接続される。この実施例によれば、このトラン
スの使用周波数を高い周波数へシフトさせることが出来
る。
【0010】上記実施例では、パターン電極間のセラミ
ック絶縁層の厚さが70μmであり、グリーンシートの
厚みとしては、約95μmを用いており、量産性もあ
り、取り扱いも容易なセラミックグリーンシートを用い
て、高周波用積層バルーントランスを構成出来る。ま
た、パターン電極が印刷されたセラミックグリーンシー
トの積層数も5枚と少なく、生産性も高いものである。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、トランスの結合係数が
高く、生産性の良い積層型の高周波バルーントランスを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の構造図である。
【図2】本発明に係る一実施例の挿入損失特性である。
【図3】本発明に係る一実施例の出力位相差である。
【図4】本発明に係る一実施例の特性測定回路である。
【図5】本発明に係る別の実施例の構造図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【図7】従来例の構造図である。
【図8】バルーントランスの等価回路図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5、 セラミック絶縁層 6、7、8、9、10 コイル用のパターン電極 31、32、33、41、42、43 スルーホール電
極 51、52 スルーホール用ラウンド電極 a、b、c、d、e 端子電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル用の導体パターンが形成されたセ
    ラミック絶縁層を積層してなる高周波用バルーントラン
    スにおいて、一つのアンバランス側コイルと二つのバラ
    ンス側コイルを有し、前記アンバランス側コイルは第1
    のセラミック絶縁層上に形成され、前記二つのバランス
    側コイルのそれぞれは、前記第1のセラミック絶縁層の
    上下に分れて形成されていることを特徴とする高周波用
    積層バルーントランス。
  2. 【請求項2】 前記第1のセラミック絶縁層の上下に分
    れて形成された前記バランス側コイルは、スルーホール
    を介して接続されていることを特徴とする請求項1記載
    の高周波用積層バルーントランス。
  3. 【請求項3】 コイル用の導体パターンが形成されたセ
    ラミック絶縁層を積層してなる高周波用積層バルーント
    ランスにおいて、1ターン未満の導体パターンが形成さ
    れた5層のセラミック絶縁層が積層され、アンバランス
    側コイルをその中間のセラミック絶縁層に形成された導
    体パターンとし、二つのバランス側コイルのそれぞれを
    前記アンバランス側コイルの上下のセラミック絶縁層に
    形成された導体パターンを接続して形成したことを特徴
    とする高周波用積層バルーントランス。
JP7184096A 1996-03-27 1996-03-27 高周波用積層バルーントランス Pending JPH09260146A (ja)

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