JPH09260904A - 誘電体フィルタ及びその調整方法 - Google Patents

誘電体フィルタ及びその調整方法

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JPH09260904A
JPH09260904A JP8067727A JP6772796A JPH09260904A JP H09260904 A JPH09260904 A JP H09260904A JP 8067727 A JP8067727 A JP 8067727A JP 6772796 A JP6772796 A JP 6772796A JP H09260904 A JPH09260904 A JP H09260904A
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JP
Japan
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circuit
dielectric filter
short
inductor
notch
Prior art date
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Pending
Application number
JP8067727A
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English (en)
Inventor
Masami Kita
雅己 北
Makoto Fujikawa
誠 藤川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減した誘電体フィルタを提供す
ることを目的としている。 【解決手段】 共振回路1に直列にコンデンサ2を接続
した複数のノッチ回路3と、前記ノッチ回路3を並列接
続した結合用インダクタ4を具備するとともに、前記結
合用インダクタ4に短絡用インダクタ6を並列接続した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の通信
機器に用いられる誘電体フィルタ及びその調整方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の誘電体フィルタは、図6に示され
る如く、共振回路1に直列にコンデンサ2を接続したノ
ッチ回路3を複数個結合用インダクタ4で並列に接続し
帯域阻止型フィルタを形成するとともに、前記ノッチ回
路3はそれぞれコンデンサ5を介して接地させ、π型の
ローパスフィルタを形成し、二次スプリアスの減衰量を
確保していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された誘電体フィルタに於いては、ローパスフ
ィルタを形成するために複数個のコンデンサ5が必要と
なり、部品点数が多くなるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、このような問題を解決
し、誘電体フィルタの部品点数を少なくすることを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数のノッチ回路から構成された誘電体フ
ィルタに於いて、前記ノッチ回路間に接続した結合用イ
ンダクタと並列に接続された短絡用インダクタを設ける
ことにより所期の目的を達成するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、共振回路に直列にコンデンサを接続した少なくとも
3個のノッチ回路と、各ノッチ回路間に接続した少なく
とも2個の結合用インダクタと、前記直列接続された少
なくとも2個の結合用インダクタと並列に接続された短
絡用インダクタとを備えたことを特徴とする誘電体フィ
ルタとしたものであり、短絡用インダクタを設けたこと
により二次スプリアスを減衰させることができ、ローパ
スフィルタを構成するコンデンサを排除できるという作
用を有する。
【0007】本発明の請求項2記載の発明は、短絡用イ
ンダクタを設けることにより周波数特性に発生する極の
位置を、前記誘電体フィルタに於ける中心周波数の略二
次スプリアス部に設定したことを特徴とする請求項1に
記載の誘電体フィルタとしたものであり、誘電体フィル
タの周波数特性に於いて、前記極を効果的に利用出来る
という作用を有する。
【0008】本発明の請求項3記載の発明は、共振回路
に直列にコンデンサを接続した少なくとも3個のノッチ
回路と、各ノッチ回路間に接続した少なくとも2個の結
合用インダクタと、前記直列接続された少なくとも2個
の結合用インダクタと並列に接続された短絡用インダク
タとを備えた誘電体フィルタに於いて、前記短絡用イン
ダクタを設けることにより周波数特性に発生する極の位
置を、前記短絡用インダクタのインダクタンス成分を変
化させて行うことを特徴とした誘電体フィルタの調整方
法としたものであり、極の位置を調整できる作用を有す
る。
【0009】本発明の請求項4記載の発明は、共振回路
に直列にコンデンサを接続した少なくとも3個のノッチ
回路と、各ノッチ回路間に接続した少なくとも2個の結
合用インダクタと、前記直列接続された少なくとも2個
の結合用インダクタと並列に接続された短絡用インダク
タとを備えた誘電体フィルタに於いて、前記短絡用イン
ダクタを設けることにより周波数特性に発生する極の位
置を、前記短絡用インダクタがバイパスしたノッチ回路
を構成する共振回路の共振周波数を変化させたことを特
徴とする誘電体フィルタの調整方法としたものであり、
極の位置を調整できる作用を有する。
【0010】本発明の請求項5記載の発明は、極の位置
を調整するにあたり、短絡用インダクタのインダクタン
ス成分を変化させることを特徴とする請求項4に記載の
誘電体フィルタの調整方法としたものであり、極の位置
を調整できる作用を有する。
【0011】以下本発明の一実施形態における誘電体フ
ィルタを図を用いて説明する。誘電体フィルタは図1に
示される如く、共振回路1に直列にコンデンサ2を接続
したノッチ回路3と、このノッチ回路3を3個並列接続
した結合用インダクタ4とから3段の帯域阻止フィルタ
が形成され、前記中央に位置するノッチ回路3を1つバ
イパスするとともに、前記結合用インダクタ4と並列に
接続された短絡用インダクタ6とを備えた構成となって
いる。
【0012】このように構成された誘電体フィルタは、
図2の実線で示される如く、前記帯域阻止フィルタによ
り所望の周波数帯域7,8に通過帯域及び減衰帯域を得
ることができ、短絡用インダクタ6のインダクタンス成
分により二次スプリアス部9に極10が発生するもので
ある。この極10が発生する理由は現在のところ明確に
はなっていないものの、極10の位置は、短絡用インダ
クタ6のインダクタンス成分の量でほぼ決定されるとと
もに、バイパスされたノッチ回路3に於ける共振回路1
の共振周波数による影響が大きいものであることは判明
している。従って、これらの短絡用インダクタ6及びバ
イパスされたノッチ回路3に於ける共振回路1の共振周
波数を調整することにより極10の位置を自在に調整す
ることも可能となる。
【0013】また、極10の位置は、前記周波数帯域7
の略二次スプリアス部9に発生させることが望ましく、
二次スプリアス部9を積極的に減衰できるとともに、以
降の周波数域に於いては結合用インダクタ4のインダク
タ成分により減衰量が確保できるのである。
【0014】このような誘電体フィルタは、実際に図3
に示される如く構成される。11は実装基板であり、ガ
ラスエポキシ系の基板11aの表面にアース導体11b
と回路構成導体11cが設けられており、裏面には図示
されていないが前記アース導体11bとスルーホール等
で導通された裏面アース導体と、前記回路構成導体11
cと導通された入出力導体が設けられている。
【0015】12は図1の共振回路1を構成する誘電体
共振器であり、貫通孔を有する誘電体ブロック12aの
外表面に銅などの電極12bを形成し、前記貫通孔の一
端面の電極を除去し開放端面12cを形成したものであ
る。13は図1のコンデンサ2を構成するチップコンデ
ンサであり、誘電体の両面にそれぞれ電極を形成したも
のである。また、前記誘電体共振器12とチップコンデ
ンサ13は、それぞれ金属端子14により直列に接続さ
れており図1に於けるノッチ回路3を形成している。
【0016】15は図1の結合用インダクタであり、絶
縁体を被覆した導線を螺旋状に巻いた空心コイルで構成
されており、前記実装基板11の両側に設けられたそれ
ぞれの回路構成導体11cと中央部に設けられた回路構
成導体11c間に実装されるとともに、各前記ノッチ回
路3をそれぞれ並列接続したものである。
【0017】16は図1の短絡用インダクタであり、前
記結合用インダクタ15と同様に絶縁体を被覆した導線
を螺旋状に巻いた空心コイルで構成されており、前記実
装基板11の両側に設けられた回路構成導体11c間に
実装されるとともに、前記ノッチ回路3の内中央に位置
するノッチ回路3をバイパスするとともに前記結合用イ
ンダクタ15と並列に接続したものである。
【0018】このように構成された誘電体フィルタに於
いては、前述した如く図3に示されるような周波数特性
が形成される。極10を調整する手段としては、前記短
絡用インダクタ16の螺旋状に形成された導線部の隣り
合う導線部分の距離を変化させることにより、そのイン
ダクタンス成分を変化させるもので、インダクタンス成
分を大きくすると極10は周波数の高い方へ移動し、小
さくすれば周波数の低い方に移動するものである。つま
り導線の巻き方を密にしたり粗にしたりするだけでよ
く、簡単に調整できるのである。またこの調整にともな
い、短絡用インダクタ16にバイパスされた前記ノッチ
回路3が構成する極が、前記極10の影響を受けて動く
のであるが、このノッチ回路3の誘電体共振器12をリ
ュータ等でトリミングすることにより周波数調整でき、
また、この極を修正しても、前記二次スプリアス部の極
10はほとんど影響を受けず移動しないため調整が可能
となる。
【0019】前記結合用インダクタ15及び短絡用イン
ダクタ16は、誘電体フィルタの入出力間を接続するも
のであるため、その電気特性であるQ値は周波数特性に
大きく影響するものであり、それらを形成する空心コイ
ルの条件としては、誘電体共振器12の高さを超えない
範囲で、線径を太く、また、巻き径を大きくすることが
重要である。
【0020】また、他の実施形態に於いては図4に示さ
れる如く、従来の誘電体フィルタに於いて、中央に位置
するノッチ回路3を1つバイパスするとともに、結合用
インダクタ4と並列に短絡用インダクタ6を接続したも
のであり、このように誘電体フィルタを構成することに
より、図5の実線に示される如く、従来π型のローパス
フィルタにより得ていた二次スプリアス部の減衰量に加
えて、短絡用インダクタ6を接続したことによる極10
が付加されるため、誘電体フィルタの二次スプリアス部
の周波数特性が従来に比べ向上することになり、高性能
な誘電体フィルタを提供できるものである。
【0021】なお、上述した内容に於いては、3段の誘
電体フィルタについてのみ記述したが、3段以上のもの
についても同様の効果が得られるものである。
【0022】さらに、バイパスするノッチ回路3に於い
ても、1段以上のノッチ回路3をバイパスした場合に於
いても、問題は無いものである。
【0023】また、さらに誘電体フィルタの部品点数を
削減するに於いては、結合用インダクタ15や短絡用イ
ンダクタ16を、実装基板11内に於いてパターン化す
ることも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のノ
ッチ回路から構成された誘電体フィルタに於いて、前記
ノッチ回路を1以上バイパスするとともに、結合用イン
ダクタと並列に接続された短絡用インダクタを設けるこ
とにより、チップコンデンサを排除し部品点数を削減す
るとともに、周波数特性に於ける二次スプリアス部の減
衰量を充分に確保できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における誘電体フィルタの
等価回路図
【図2】同誘電体フィルタの周波数特性図
【図3】同誘電体フィルタの斜視図
【図4】本発明の他の実施形態における誘電体フィルタ
の等価回路図
【図5】同誘電体フィルタの周波数特性図
【図6】従来の誘電体フィルタの等価回路図
【符号の説明】
1 共振回路 2 コンデンサ 3 ノッチ回路 4 結合用インダクタ 6 短絡用インダクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振回路に直列にコンデンサを接続した
    少なくとも3個のノッチ回路と、各ノッチ回路間に接続
    した少なくとも2個の結合用インダクタと、前記直列接
    続された少なくとも2個の結合用インダクタと並列に接
    続された短絡用インダクタとを備えたことを特徴とする
    誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 短絡用インダクタを設けることにより周
    波数特性に発生する極の位置を、前記誘電体フィルタに
    於ける中心周波数の略二次スプリアス部に設定したこと
    を特徴とする請求項1に記載の誘電体フィルタ。
  3. 【請求項3】 共振回路に直列にコンデンサを接続した
    少なくとも3個のノッチ回路と、各ノッチ回路間に接続
    した少なくとも2個の結合用インダクタと、前記直列接
    続された少なくとも2個の結合用インダクタと並列に接
    続された短絡用インダクタとを備えた誘電体フィルタに
    於いて、前記短絡用インダクタを設けることにより周波
    数特性に発生する極の位置を、前記短絡用インダクタの
    インダクタンス成分を変化させて行うことを特徴とした
    誘電体フィルタの調整方法。
  4. 【請求項4】 共振回路に直列にコンデンサを接続した
    少なくとも3個のノッチ回路と、各ノッチ回路間に接続
    した少なくとも2個の結合用インダクタと、前記直列接
    続された少なくとも2個の結合用インダクタと並列に接
    続された短絡用インダクタとを備えた誘電体フィルタに
    於いて、前記短絡用インダクタを設けることにより周波
    数特性に発生する極の位置を、前記短絡用インダクタが
    バイパスしたノッチ回路を構成する共振回路の共振周波
    数を変化させたことを特徴とする誘電体フィルタの調整
    方法。
  5. 【請求項5】 極の位置を調整するにあたり、短絡用イ
    ンダクタのインダクタンス成分を変化させることを特徴
    とする請求項4に記載の誘電体フィルタの調整方法。
JP8067727A 1996-03-25 1996-03-25 誘電体フィルタ及びその調整方法 Pending JPH09260904A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656297B1 (ko) * 2005-07-28 2006-12-11 (주)하이온시스템즈 커플링 밸런스 노치 케이블을 이용한 필터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656297B1 (ko) * 2005-07-28 2006-12-11 (주)하이온시스템즈 커플링 밸런스 노치 케이블을 이용한 필터

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