JPH09261231A - 伝送速度制御装置 - Google Patents
伝送速度制御装置Info
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- JPH09261231A JPH09261231A JP6266496A JP6266496A JPH09261231A JP H09261231 A JPH09261231 A JP H09261231A JP 6266496 A JP6266496 A JP 6266496A JP 6266496 A JP6266496 A JP 6266496A JP H09261231 A JPH09261231 A JP H09261231A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ATMネットワークの各通信チャネル毎に伝送
速度を制御する伝送速度制御装置に関し、リソースの効
率的利用および輻輳発生の防止を目的とする。 【解決手段】伝送装置内に備えられ、所定の観測周期毎
に、ユーザセルを受信した通信チャネルをアクティブチ
ャネルとして識別する識別手段と、各観測周期の終了毎
に、アクティブチャネル数と該伝送装置の最大伝送速度
とに基づき、アクティブチャネルに割り当てる許容伝送
速度を算出する算出手段と、受信側端末から該伝送装置
に下り方向の制御用セルが到着したら、アクティブチャ
ネルの制御用セルに対しては算出した許容伝送速度を挿
入し、非アクティブチャネルの制御用セルに対しては非
アクティブチャネル用の伝送速度を挿入する送出手段と
を備えた伝送速度制御装置。
速度を制御する伝送速度制御装置に関し、リソースの効
率的利用および輻輳発生の防止を目的とする。 【解決手段】伝送装置内に備えられ、所定の観測周期毎
に、ユーザセルを受信した通信チャネルをアクティブチ
ャネルとして識別する識別手段と、各観測周期の終了毎
に、アクティブチャネル数と該伝送装置の最大伝送速度
とに基づき、アクティブチャネルに割り当てる許容伝送
速度を算出する算出手段と、受信側端末から該伝送装置
に下り方向の制御用セルが到着したら、アクティブチャ
ネルの制御用セルに対しては算出した許容伝送速度を挿
入し、非アクティブチャネルの制御用セルに対しては非
アクティブチャネル用の伝送速度を挿入する送出手段と
を備えた伝送速度制御装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATMネットワーク
の帯域管理において通信チャネル毎の伝送速度を制御す
る伝送速度制御装置に関する。
の帯域管理において通信チャネル毎の伝送速度を制御す
る伝送速度制御装置に関する。
【0002】図5はATMネットワークのイメージ図で
ある。ATMネットワークではユーザ端末間にVC(Vi
rtual Channel )コネクションと呼ばれる通信チャネル
が設定される。VCコネクションはネットワーク内でA
TM交換機に中継されて送信端末と受信端末を結ぶ仮想
チャネルである。VCコネクションは設定時に帯域(情
報の伝送速度の幅)が割り当てられ、送信端末はその帯
域を超えない伝送速度でセルを送出する。ネットワーク
リソースの効率的利用を図るには、ネットワーク内の実
際のトラヒックに応じて柔軟な帯域管理を行う必要があ
る。
ある。ATMネットワークではユーザ端末間にVC(Vi
rtual Channel )コネクションと呼ばれる通信チャネル
が設定される。VCコネクションはネットワーク内でA
TM交換機に中継されて送信端末と受信端末を結ぶ仮想
チャネルである。VCコネクションは設定時に帯域(情
報の伝送速度の幅)が割り当てられ、送信端末はその帯
域を超えない伝送速度でセルを送出する。ネットワーク
リソースの効率的利用を図るには、ネットワーク内の実
際のトラヒックに応じて柔軟な帯域管理を行う必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】現在、ATM Forum等の標準化機関によ
りABR(Available Bit Rate)サービスの標準化作業
が進んでいる。ABRサービスとは、ATMネットワー
クが常にトラヒックを監視しながら帯域管理を行い、ネ
ットワークリソースに空きがあればユーザ端末に大きな
帯域を割り当て、また、ネットワークで輻輳(一箇所で
データが混み合うこと)が発生すれば送信元のユーザ端
末に対して送信規制をかけるサービスのことである。
りABR(Available Bit Rate)サービスの標準化作業
が進んでいる。ABRサービスとは、ATMネットワー
クが常にトラヒックを監視しながら帯域管理を行い、ネ
ットワークリソースに空きがあればユーザ端末に大きな
帯域を割り当て、また、ネットワークで輻輳(一箇所で
データが混み合うこと)が発生すれば送信元のユーザ端
末に対して送信規制をかけるサービスのことである。
【0004】図6は、輻輳時に送信端末に対して送信規
制をかける制御方式として提案されているER(Explic
it Rate )方式の概念図である。ATMネットワークを
介して通信を行う端末A・B間で、送信端末Aは一定間
隔でF−RMセル(前方帯域管理セル)を受信端末Bに
向けて送出し、受信端末Bは受信したF−RMセルに対
するB−RMセル(後方帯域管理セル)を送信端末Aに
向けて返送する。端末A・B間を結ぶVCコネクション
を中継する各ATM交換機(SW)は、送信端末Aに通
知するER値(=許容最大送出レート)を現在の入力ト
ラヒック量に応じて算出し、送信端末A宛てのB−RM
セルが到着したらこのER値をB−RMセルに載せる。
送信端末Aは受信したB−RMセルからER値を読み出
し、その値に応じてセルの送出レートを調整する。
制をかける制御方式として提案されているER(Explic
it Rate )方式の概念図である。ATMネットワークを
介して通信を行う端末A・B間で、送信端末Aは一定間
隔でF−RMセル(前方帯域管理セル)を受信端末Bに
向けて送出し、受信端末Bは受信したF−RMセルに対
するB−RMセル(後方帯域管理セル)を送信端末Aに
向けて返送する。端末A・B間を結ぶVCコネクション
を中継する各ATM交換機(SW)は、送信端末Aに通
知するER値(=許容最大送出レート)を現在の入力ト
ラヒック量に応じて算出し、送信端末A宛てのB−RM
セルが到着したらこのER値をB−RMセルに載せる。
送信端末Aは受信したB−RMセルからER値を読み出
し、その値に応じてセルの送出レートを調整する。
【0005】ATM交換機でER値を算出するアルゴリ
ズムの一つとして、合計して所定数のユーザセルが到着
するまでの期間を一観測周期とし、各観測周期毎にユー
ザセルを受信したVCコネクション(以後、アクティブ
VCという)の数で物理帯域(=ATM交換機が提供で
きる最大帯域)を割り算することによりER値を求める
という方法が提案されている。この方法を用いた場合、
例えばアクティブVCが一つだけしか観測されない観測
周期ではそのアクティブVCにすべての物理帯域が与え
られ、多数のアクティブVCが観測された観測周期では
各アクティブVCに与えられる帯域はそれだけ小さくな
る。
ズムの一つとして、合計して所定数のユーザセルが到着
するまでの期間を一観測周期とし、各観測周期毎にユー
ザセルを受信したVCコネクション(以後、アクティブ
VCという)の数で物理帯域(=ATM交換機が提供で
きる最大帯域)を割り算することによりER値を求める
という方法が提案されている。この方法を用いた場合、
例えばアクティブVCが一つだけしか観測されない観測
周期ではそのアクティブVCにすべての物理帯域が与え
られ、多数のアクティブVCが観測された観測周期では
各アクティブVCに与えられる帯域はそれだけ小さくな
る。
【0006】図7にER方式を実現するためのハードウ
ェアの構成例を示す。この構成例では、ATM交換機の
回線インタフェース部に、上述のER方式に関する処理
を行うRMセル処理部1が設けられている。図中の2は
回線終端部、3は光/電変換部である。RMセル処理部
1は、アクティブVC観測部10、ER演算部11、お
よびB−RMセル制御部12からなる。アクティブVC
観測部10は、入力主信号セルデータを監視して各観測
周期毎にアクティブVCを識別する。ER演算部11
は、アクティブVC観測部10が観測したアクティブV
C数をもとにER値を算出する。B−RMセル制御部1
3は、算出されたER値を回線インタフェース部を通過
するB−RMセルに載せる。
ェアの構成例を示す。この構成例では、ATM交換機の
回線インタフェース部に、上述のER方式に関する処理
を行うRMセル処理部1が設けられている。図中の2は
回線終端部、3は光/電変換部である。RMセル処理部
1は、アクティブVC観測部10、ER演算部11、お
よびB−RMセル制御部12からなる。アクティブVC
観測部10は、入力主信号セルデータを監視して各観測
周期毎にアクティブVCを識別する。ER演算部11
は、アクティブVC観測部10が観測したアクティブV
C数をもとにER値を算出する。B−RMセル制御部1
3は、算出されたER値を回線インタフェース部を通過
するB−RMセルに載せる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のER方式の問題
点を図8の具体例を参照して説明する。この具体例で
は、物理帯域Wを持つATM交換機において、N個のユ
ーザセルを受信する期間を一観測周期とし、各観測周期
で観測されたアクティブVC数をもとに算出されたER
値が、それぞれ次の観測周期に到着したB−RMセルの
ERフィールドに書き込まれている。
点を図8の具体例を参照して説明する。この具体例で
は、物理帯域Wを持つATM交換機において、N個のユ
ーザセルを受信する期間を一観測周期とし、各観測周期
で観測されたアクティブVC数をもとに算出されたER
値が、それぞれ次の観測周期に到着したB−RMセルの
ERフィールドに書き込まれている。
【0008】図示される最初の観測周期では、3つのV
Cコネクションでユーザセル受信が観測されたので、ア
クティブVC数=3、ER値=W/3が求められる。二
番目の観測周期では、VCコネクションA、B、C、D
に対応する4つのB−RMセルが到着したので、これら
のB−RMセルのERフィールドにER値=W/3が書
き込まれる。その結果、この期間でユーザに与えた帯域
の合計は4W/3となり物理帯域Wを超えてしまう。ま
た、二番目の観測周期では、2つのVCコネクションで
ユーザセル受信が観測されたので、アクティブVC数=
2、ER値=W/2が求められる。三番目の観測周期で
も同じく4つのB−RMセルが到着したので、これらの
B−RMセルのERフィールドにER値=W/2が書き
込まれる。その結果、この期間でもユーザに与えた帯域
の合計が2Wとなり物理帯域Wを超えてしまう。
Cコネクションでユーザセル受信が観測されたので、ア
クティブVC数=3、ER値=W/3が求められる。二
番目の観測周期では、VCコネクションA、B、C、D
に対応する4つのB−RMセルが到着したので、これら
のB−RMセルのERフィールドにER値=W/3が書
き込まれる。その結果、この期間でユーザに与えた帯域
の合計は4W/3となり物理帯域Wを超えてしまう。ま
た、二番目の観測周期では、2つのVCコネクションで
ユーザセル受信が観測されたので、アクティブVC数=
2、ER値=W/2が求められる。三番目の観測周期で
も同じく4つのB−RMセルが到着したので、これらの
B−RMセルのERフィールドにER値=W/2が書き
込まれる。その結果、この期間でもユーザに与えた帯域
の合計が2Wとなり物理帯域Wを超えてしまう。
【0009】この場合、VCコネクションA〜Dの送信
端末が、受信したER値で示される最大送出レートでセ
ルを送出したとすると、ATM交換機に入力されるセル
量が物理帯域Wを超えてしまうので輻輳が発生する。A
TM交換機は輻輳が起こっている間、超過分のセルをバ
ッファにいったん蓄積しながら、VCコネクションA〜
Dの送信端末に輻輳通知を送出する。しかし、ATM交
換機から送信端末までの距離が長いと、輻輳が発生して
から送信端末に輻輳通知が届くまでの遅延時間が大きい
ので、バッファが満杯になってセルが廃棄されてしまう
ことがある。このようなセル廃棄を避けるためには各A
TM交換機が大きなバッファを用意する必要がある。
端末が、受信したER値で示される最大送出レートでセ
ルを送出したとすると、ATM交換機に入力されるセル
量が物理帯域Wを超えてしまうので輻輳が発生する。A
TM交換機は輻輳が起こっている間、超過分のセルをバ
ッファにいったん蓄積しながら、VCコネクションA〜
Dの送信端末に輻輳通知を送出する。しかし、ATM交
換機から送信端末までの距離が長いと、輻輳が発生して
から送信端末に輻輳通知が届くまでの遅延時間が大きい
ので、バッファが満杯になってセルが廃棄されてしまう
ことがある。このようなセル廃棄を避けるためには各A
TM交換機が大きなバッファを用意する必要がある。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、ネットワークリソースの効率的利用を図ると
ともに輻輳発生の可能性を小さく抑えた帯域管理を行う
ことを目的とする。
のであり、ネットワークリソースの効率的利用を図ると
ともに輻輳発生の可能性を小さく抑えた帯域管理を行う
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。本発明においては、上述の課題を解決す
るために、ATM網における伝送装置40内に備えら
れ、ATM網に設定された呼の受信側から送信側に転送
される下り方向の制御用セルを利用して送信側端末のセ
ル送出速度を制御する伝送速度制御装置50であって、
所定の観測周期毎に、伝送装置40の各通信チャネルに
ついてユーザセル受信の有無を監視してユーザセルを受
信した通信チャネルを所定期間の間アクティブチャネル
として識別する識別手段51と、各観測周期の終了毎
に、識別手段51で識別されたアクティブチャネル数と
伝送装置40の最大伝送速度とに基づき、アクティブチ
ャネルに割り当てる許容伝送速度を算出する算出手段5
2と、伝送装置40に該下り方向の制御用セルが到着し
たら、識別手段51でアクティブチャネルと識別されて
いる通信チャネルの制御用セルに対しては算出手段52
で算出した許容伝送速度を挿入し、識別手段51でアク
ティブチャネルと識別されていない通信チャネルの制御
用セルに対しては非アクティブチャネル用の伝送速度を
挿入する送出手段53とを備えた伝送速度制御装置50
が提供される。
説明図である。本発明においては、上述の課題を解決す
るために、ATM網における伝送装置40内に備えら
れ、ATM網に設定された呼の受信側から送信側に転送
される下り方向の制御用セルを利用して送信側端末のセ
ル送出速度を制御する伝送速度制御装置50であって、
所定の観測周期毎に、伝送装置40の各通信チャネルに
ついてユーザセル受信の有無を監視してユーザセルを受
信した通信チャネルを所定期間の間アクティブチャネル
として識別する識別手段51と、各観測周期の終了毎
に、識別手段51で識別されたアクティブチャネル数と
伝送装置40の最大伝送速度とに基づき、アクティブチ
ャネルに割り当てる許容伝送速度を算出する算出手段5
2と、伝送装置40に該下り方向の制御用セルが到着し
たら、識別手段51でアクティブチャネルと識別されて
いる通信チャネルの制御用セルに対しては算出手段52
で算出した許容伝送速度を挿入し、識別手段51でアク
ティブチャネルと識別されていない通信チャネルの制御
用セルに対しては非アクティブチャネル用の伝送速度を
挿入する送出手段53とを備えた伝送速度制御装置50
が提供される。
【0012】伝送速度制御装置50の動作を図1を参照
して説明する。伝送装置40は、多数の送信側端末から
受信したユーザセルをそれぞれ対応する受信側端末に向
けて送出し、また、多数の受信側端末から受信した下り
方向の制御用セルをそれぞれ対応する送信側端末に向け
て送出している。識別手段51は、伝送装置40内の上
り方向の経路41を通過するセルのヘッダ情報を参照す
ることにより、所定の観測周期毎に、各通信チャネルで
のユーザセル受信の有無を調べ、ユーザセル受信のあっ
た通信チャネルを所定の期間の間アクティブチャネルと
して識別し、識別結果を算出手段52に通知する。算出
手段52は、各観測周期が終了する時点でアクティブチ
ャネルとして識別されている通信チャネルの数と伝送装
置40の最大伝送速度とに基づき、アクティブチャネル
に割り当てる許容伝送速度を算出し、算出値を送出手段
53に通知する。送出手段53は、伝送装置40内の下
り方向の経路42を通過する制御用セルのヘッダ情報を
参照することにより、それがアクティブチャネルの制御
用セルかまたは非アクティブチャネルの制御用セルかを
調べ、アクティブチャネルの制御用セルには算出手段5
2から通知された許容伝送速度を挿入し、非アクティブ
チャネルの制御用セルには非アクティブチャネル用の伝
送速度を挿入する。
して説明する。伝送装置40は、多数の送信側端末から
受信したユーザセルをそれぞれ対応する受信側端末に向
けて送出し、また、多数の受信側端末から受信した下り
方向の制御用セルをそれぞれ対応する送信側端末に向け
て送出している。識別手段51は、伝送装置40内の上
り方向の経路41を通過するセルのヘッダ情報を参照す
ることにより、所定の観測周期毎に、各通信チャネルで
のユーザセル受信の有無を調べ、ユーザセル受信のあっ
た通信チャネルを所定の期間の間アクティブチャネルと
して識別し、識別結果を算出手段52に通知する。算出
手段52は、各観測周期が終了する時点でアクティブチ
ャネルとして識別されている通信チャネルの数と伝送装
置40の最大伝送速度とに基づき、アクティブチャネル
に割り当てる許容伝送速度を算出し、算出値を送出手段
53に通知する。送出手段53は、伝送装置40内の下
り方向の経路42を通過する制御用セルのヘッダ情報を
参照することにより、それがアクティブチャネルの制御
用セルかまたは非アクティブチャネルの制御用セルかを
調べ、アクティブチャネルの制御用セルには算出手段5
2から通知された許容伝送速度を挿入し、非アクティブ
チャネルの制御用セルには非アクティブチャネル用の伝
送速度を挿入する。
【0013】伝送速度制御装置50の識別手段51は、
伝送装置40に到着するユーザセル数をカウントし、所
定数のユーザセルが到着する毎に観測周期を区切るよう
にすることができる。
伝送装置40に到着するユーザセル数をカウントし、所
定数のユーザセルが到着する毎に観測周期を区切るよう
にすることができる。
【0014】また、伝送速度制御装置50の識別手段5
1は、一観測周期内だけでなく、当該観測周期から遡っ
て所定の複数周期にわたる観測に基づきアクティブチャ
ネルを識別する構成とすることができる。
1は、一観測周期内だけでなく、当該観測周期から遡っ
て所定の複数周期にわたる観測に基づきアクティブチャ
ネルを識別する構成とすることができる。
【0015】このように構成することで、ATMネット
ワークにおける各通信チャネルの物理的な距離の違いの
ため、通信チャネルが識別されてからそれに対応する下
り方向の制御用セルが到着するまでの遅延時間にバラツ
キがあっても、その遅延時間のバラツキの幅を吸収する
ことができる。
ワークにおける各通信チャネルの物理的な距離の違いの
ため、通信チャネルが識別されてからそれに対応する下
り方向の制御用セルが到着するまでの遅延時間にバラツ
キがあっても、その遅延時間のバラツキの幅を吸収する
ことができる。
【0016】また、伝送速度制御装置50の算出手段5
2は、伝送装置40の最大伝送速度を該アクティブチャ
ネル数で割ることにより、該アクティブチャネルに割り
当てる許容伝送速度を算出する構成とすることができ
る。
2は、伝送装置40の最大伝送速度を該アクティブチャ
ネル数で割ることにより、該アクティブチャネルに割り
当てる許容伝送速度を算出する構成とすることができ
る。
【0017】このように構成することで、ユーザセルが
実際に流れている通信チャネルにより大きい伝送速度を
割り当て、ユーザセルが流れていない通信チャネルに無
駄な伝送速度を割り当てることがなくなるので、伝送装
置40の利用効率を高めることができる。
実際に流れている通信チャネルにより大きい伝送速度を
割り当て、ユーザセルが流れていない通信チャネルに無
駄な伝送速度を割り当てることがなくなるので、伝送装
置40の利用効率を高めることができる。
【0018】また、伝送速度制御装置50の算出手段5
2は、伝送装置40の最大伝送速度を該アクティブチャ
ネル数で割った値に1未満の定数kを掛けることによ
り、該アクティブチャネルに割り当てる許容伝送速度を
算出する構成とすることができる。その場合、算出手段
52は更に、伝送装置40の最大伝送速度を該アクティ
ブチャネル数で割った値に1−kを掛けることにより、
該非アクティブチャネル用の伝送速度を算出する構成と
することができる。
2は、伝送装置40の最大伝送速度を該アクティブチャ
ネル数で割った値に1未満の定数kを掛けることによ
り、該アクティブチャネルに割り当てる許容伝送速度を
算出する構成とすることができる。その場合、算出手段
52は更に、伝送装置40の最大伝送速度を該アクティ
ブチャネル数で割った値に1−kを掛けることにより、
該非アクティブチャネル用の伝送速度を算出する構成と
することができる。
【0019】このように構成することで、非アクティブ
チャネルに対してもある程度の伝送速度を割り当てるこ
とができるので、非アクティブチャネルでユーザセルを
受信した場合でも伝送装置40で輻輳が起こるのを回避
することができる。
チャネルに対してもある程度の伝送速度を割り当てるこ
とができるので、非アクティブチャネルでユーザセルを
受信した場合でも伝送装置40で輻輳が起こるのを回避
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図2に本発明の実施例の構成を示す。
本実施例は、従来例として図7に示した構成におけるR
Mセル処理部1にアクティブVCテーブル13が追加さ
れた構成となっている。アクティブVCテーブル13
は、VCコネクションの相対番号をアドレスとして、ユ
ーザセルを受信したVCコネクション(=アクティブV
C)に対しては“1”、ユーザセルを受信していないV
Cコネクション(=非アクティブVC)に対しては
“0”が書き込まれるテーブルである。
施例を説明する。図2に本発明の実施例の構成を示す。
本実施例は、従来例として図7に示した構成におけるR
Mセル処理部1にアクティブVCテーブル13が追加さ
れた構成となっている。アクティブVCテーブル13
は、VCコネクションの相対番号をアドレスとして、ユ
ーザセルを受信したVCコネクション(=アクティブV
C)に対しては“1”、ユーザセルを受信していないV
Cコネクション(=非アクティブVC)に対しては
“0”が書き込まれるテーブルである。
【0021】図3の具体例を参照して本実施例における
RMセル処理部1の動作を説明する。図示される最初の
観測周期では、3つのVCコネクションA、B、Cでユ
ーザセルの受信が観測されているので、アクティブVC
テーブル13内のVCコネクションA、B、Cに対応す
るアドレスに“1”が書き込まれ、それ以外のVCコネ
クションに対応するアドレスには“0”が書き込まれ
る。そして、この観測周期の終了時点のアクティブVC
数=3からER値=W/3が算出される。
RMセル処理部1の動作を説明する。図示される最初の
観測周期では、3つのVCコネクションA、B、Cでユ
ーザセルの受信が観測されているので、アクティブVC
テーブル13内のVCコネクションA、B、Cに対応す
るアドレスに“1”が書き込まれ、それ以外のVCコネ
クションに対応するアドレスには“0”が書き込まれ
る。そして、この観測周期の終了時点のアクティブVC
数=3からER値=W/3が算出される。
【0022】次の観測周期ではVCコネクションA、
B、C、Dに対応する4つのB−RMセルが到着してい
る。アクティブVCテーブル13に“1”が書き込まれ
ているVCコネクションA、B、Cに対するB−RMセ
ルのERフィールドにはER値=W/3が書き込まれ、
アクティブVCテーブル13に“0”が書き込まれてい
るVCコネクションDに対するB−RMセルのERフィ
ールドにはER値=0が書き込まれる。したがって、こ
の期間内でユーザ端末に与える帯域の合計は(W/3)
×3+0×1=物理帯域Wとなる。
B、C、Dに対応する4つのB−RMセルが到着してい
る。アクティブVCテーブル13に“1”が書き込まれ
ているVCコネクションA、B、Cに対するB−RMセ
ルのERフィールドにはER値=W/3が書き込まれ、
アクティブVCテーブル13に“0”が書き込まれてい
るVCコネクションDに対するB−RMセルのERフィ
ールドにはER値=0が書き込まれる。したがって、こ
の期間内でユーザ端末に与える帯域の合計は(W/3)
×3+0×1=物理帯域Wとなる。
【0023】また、この観測周期では、2つのVCコネ
クションA、Cでユーザセルの受信が観測されているの
で、アクティブVCテーブル13内のVCコネクション
A、Cに対応するアドレスに“1”が書き込まれ、それ
以外のVCコネクションに対応するアドレスには“0”
が書き込まれる。そして、この観測周期の終了時点のア
クティブVC数=2からER値=W/2が算出される。
クションA、Cでユーザセルの受信が観測されているの
で、アクティブVCテーブル13内のVCコネクション
A、Cに対応するアドレスに“1”が書き込まれ、それ
以外のVCコネクションに対応するアドレスには“0”
が書き込まれる。そして、この観測周期の終了時点のア
クティブVC数=2からER値=W/2が算出される。
【0024】その次の観測周期でもVCコネクション
A、B、C、Dに対応する4つのB−RMセルが到着し
ている。アクティブVCテーブル13に“1”が書き込
まれているVCコネクションA、Cに対するB−RMセ
ルのERフィールドにはER値=W/2が書き込まれ、
アクティブVCテーブル13に“0”が書き込まれてい
るVCコネクションB、Dに対するB−RMセルのER
フィールドにはER値=0が書き込まれる。したがっ
て、この期間内でユーザ端末に与える帯域の合計は(W
/2)×2+0×2=物理帯域Wとなる。
A、B、C、Dに対応する4つのB−RMセルが到着し
ている。アクティブVCテーブル13に“1”が書き込
まれているVCコネクションA、Cに対するB−RMセ
ルのERフィールドにはER値=W/2が書き込まれ、
アクティブVCテーブル13に“0”が書き込まれてい
るVCコネクションB、Dに対するB−RMセルのER
フィールドにはER値=0が書き込まれる。したがっ
て、この期間内でユーザ端末に与える帯域の合計は(W
/2)×2+0×2=物理帯域Wとなる。
【0025】かかる構成とすることで、ユーザに与える
帯域の合計が常に物理帯域と同じになるように帯域割当
が制限されるので、各送信端末が最大送出レートでセル
を送出してもATM交換機で輻輳が起こる可能性が小さ
くなり、輻輳時のために用意するバッファの量を低減す
ることができる。
帯域の合計が常に物理帯域と同じになるように帯域割当
が制限されるので、各送信端末が最大送出レートでセル
を送出してもATM交換機で輻輳が起こる可能性が小さ
くなり、輻輳時のために用意するバッファの量を低減す
ることができる。
【0026】上述の実施例では、ある観測周期における
各VCコネクションに対するアクティブ/非アクティブ
の状態判断は、その次の一観測周期でのみ有効となる。
ところが、各VCコネクションの物理的な距離はそれぞ
れ異なるので、状態が判断されてから対応するB−RM
セルがATM交換機に戻ってくるまでの時間や、ATM
交換機でER値が挿入されたB−RMセルが対応する送
信端末に到着するまでの時間はVCコネクションにより
さまざまである。そのため、一観測周期毎の観測に基づ
いてその都度VCコネクションの状態を判断すると、各
送信端末に対する制御にタイミングのズレが生じて、短
時間的には入力セルの流量がATM交換機の物理帯域を
超えてしまうこともありうる。このような物理的な距離
の相違による遅延を吸収して適切な帯域管理を行うに
は、VCコネクションの状態判断を有効とする時間にあ
る程度の幅を持たせて制御を行う必要がある。
各VCコネクションに対するアクティブ/非アクティブ
の状態判断は、その次の一観測周期でのみ有効となる。
ところが、各VCコネクションの物理的な距離はそれぞ
れ異なるので、状態が判断されてから対応するB−RM
セルがATM交換機に戻ってくるまでの時間や、ATM
交換機でER値が挿入されたB−RMセルが対応する送
信端末に到着するまでの時間はVCコネクションにより
さまざまである。そのため、一観測周期毎の観測に基づ
いてその都度VCコネクションの状態を判断すると、各
送信端末に対する制御にタイミングのズレが生じて、短
時間的には入力セルの流量がATM交換機の物理帯域を
超えてしまうこともありうる。このような物理的な距離
の相違による遅延を吸収して適切な帯域管理を行うに
は、VCコネクションの状態判断を有効とする時間にあ
る程度の幅を持たせて制御を行う必要がある。
【0027】この制御は、上述の実施例の構成におい
て、次のような方法で実現することができる。すなわ
ち、アクティブVC観測部10は、各観測周期毎に、ユ
ーザセル受信が観測されたVCコネクションについては
アクティブVCテーブル13の対応する領域に所定値i
(i≧2)を書き込み、また、アクティブVCテーブル
13内に“1”以上の値が書き込まれているがその観測
周期ではユーザセル受信が観測されなかったVCコネク
ションについてはその値から“1”を減算する。ER演
算部11は、各観測周期毎に、アクティブVCテーブル
13に“1”以上の値が書き込まれているVCコネクシ
ョンをアクティブVCと判断し、そのアクティブVC数
に基づきER値を算出する。この方法によれば、ある観
測周期でユーザセル受信が観測されたVCコネクション
は、少なくともその後i観測周期の間はアクティブVC
と判断されるので、B−RMセルの遅延時間がVCコネ
クション毎に異なることによる輻輳発生の可能性は緩和
される。
て、次のような方法で実現することができる。すなわ
ち、アクティブVC観測部10は、各観測周期毎に、ユ
ーザセル受信が観測されたVCコネクションについては
アクティブVCテーブル13の対応する領域に所定値i
(i≧2)を書き込み、また、アクティブVCテーブル
13内に“1”以上の値が書き込まれているがその観測
周期ではユーザセル受信が観測されなかったVCコネク
ションについてはその値から“1”を減算する。ER演
算部11は、各観測周期毎に、アクティブVCテーブル
13に“1”以上の値が書き込まれているVCコネクシ
ョンをアクティブVCと判断し、そのアクティブVC数
に基づきER値を算出する。この方法によれば、ある観
測周期でユーザセル受信が観測されたVCコネクション
は、少なくともその後i観測周期の間はアクティブVC
と判断されるので、B−RMセルの遅延時間がVCコネ
クション毎に異なることによる輻輳発生の可能性は緩和
される。
【0028】この制御方法の具体例を図5を参照して説
明する。この例のアクティブVCテーブル13は、各V
Cコネクション毎に2ビットの領域が与えられ、ビット
のセット/リセットで4状態(3、2、1、0)が表せ
るようになっている。アクティブVC観測部10は、ユ
ーザセル受信が観測されたVCコネクションに対して、
アクティブVCテーブル13の対応する領域に“3”を
書き込む(つまり2ビットを両方ともセットする)。
明する。この例のアクティブVCテーブル13は、各V
Cコネクション毎に2ビットの領域が与えられ、ビット
のセット/リセットで4状態(3、2、1、0)が表せ
るようになっている。アクティブVC観測部10は、ユ
ーザセル受信が観測されたVCコネクションに対して、
アクティブVCテーブル13の対応する領域に“3”を
書き込む(つまり2ビットを両方ともセットする)。
【0029】図示される1回目の観測周期ではVCコネ
クションA、Bでユーザセル受信が観測されたので、こ
の観測周期の終了時に、アクティブVCテーブル13の
A、Bに対応する領域に“3”が書き込まれる。
クションA、Bでユーザセル受信が観測されたので、こ
の観測周期の終了時に、アクティブVCテーブル13の
A、Bに対応する領域に“3”が書き込まれる。
【0030】2回目の観測周期では、アクティブVCテ
ーブル13に“1”以上の値が書き込まれているVCコ
ネクション(A、B)がアクティブVCと判断されるの
で、アクティブVC数=2、ER値=W/2が求めら
れ、この観測周期内にアクティブVCに対応するB−R
Mセルが到着すればER値=W/2が挿入され、非アク
ティブVCに対応するB−RMセルが到着すればER値
=0が挿入される。また、2回目の観測周期ではVCコ
ネクションA、C、Dでユーザセル受信が観測され、V
CコネクションBではユーザセル受信が観測されなかっ
たので、この観測周期の終了時に、アクティブVCテー
ブル13のA、C、Dに対応する領域に“3”が書き込
まれ、VCコネクションBに対応する値は“1”を減算
されて“2”となる。
ーブル13に“1”以上の値が書き込まれているVCコ
ネクション(A、B)がアクティブVCと判断されるの
で、アクティブVC数=2、ER値=W/2が求めら
れ、この観測周期内にアクティブVCに対応するB−R
Mセルが到着すればER値=W/2が挿入され、非アク
ティブVCに対応するB−RMセルが到着すればER値
=0が挿入される。また、2回目の観測周期ではVCコ
ネクションA、C、Dでユーザセル受信が観測され、V
CコネクションBではユーザセル受信が観測されなかっ
たので、この観測周期の終了時に、アクティブVCテー
ブル13のA、C、Dに対応する領域に“3”が書き込
まれ、VCコネクションBに対応する値は“1”を減算
されて“2”となる。
【0031】3回目の観測周期では、アクティブVCテ
ーブル13に“1”以上の値が書き込まれているVCコ
ネクション(A、B、C、D)がアクティブVCと判断
されるので、アクティブVC数=4、ER値=W/4が
求められ、この観測周期内にアクティブVCに対応する
B−RMセルが到着すればER値=W/4が挿入され、
非アクティブVCに対応するB−RMセルが到着すれば
ER値=0が挿入される。また、3回目の観測周期では
VCコネクションD、Eでユーザセル受信が観測され、
VCコネクションA、B、Cではユーザセル受信が観測
されなかったので、この観測周期の終了時に、アクティ
ブVCテーブル13のD、Eに対応する領域に“3”が
書き込まれ、VCコネクションA、B、Cに対応する値
は“1”を減算されてそれぞれ“2”、“1”、“2”
となる。
ーブル13に“1”以上の値が書き込まれているVCコ
ネクション(A、B、C、D)がアクティブVCと判断
されるので、アクティブVC数=4、ER値=W/4が
求められ、この観測周期内にアクティブVCに対応する
B−RMセルが到着すればER値=W/4が挿入され、
非アクティブVCに対応するB−RMセルが到着すれば
ER値=0が挿入される。また、3回目の観測周期では
VCコネクションD、Eでユーザセル受信が観測され、
VCコネクションA、B、Cではユーザセル受信が観測
されなかったので、この観測周期の終了時に、アクティ
ブVCテーブル13のD、Eに対応する領域に“3”が
書き込まれ、VCコネクションA、B、Cに対応する値
は“1”を減算されてそれぞれ“2”、“1”、“2”
となる。
【0032】4回目の観測周期では、同様にアクティブ
VCテーブル13の内容からアクティブVC数=5、E
R値=W/5が求められ、この観測周期内にアクティブ
VC(A、B、C、D、E)に対応するB−RMセルが
到着すればER値=W/5が挿入され、非アクティブV
Cに対応するB−RMセルが到着すればER値=0が挿
入される。また、4回目の観測周期ではVCコネクショ
ンC、D、Eでユーザセル受信が観測され、VCコネク
ションA、Bではユーザセル受信が観測されなかったの
で、この観測周期の終了時に、アクティブVCテーブル
13のC、D、Eに対応する領域に“3”が書き込ま
れ、VCコネクションA、Bに対応する値は“1”を減
算されてそれぞれ“1”、“0”となる。
VCテーブル13の内容からアクティブVC数=5、E
R値=W/5が求められ、この観測周期内にアクティブ
VC(A、B、C、D、E)に対応するB−RMセルが
到着すればER値=W/5が挿入され、非アクティブV
Cに対応するB−RMセルが到着すればER値=0が挿
入される。また、4回目の観測周期ではVCコネクショ
ンC、D、Eでユーザセル受信が観測され、VCコネク
ションA、Bではユーザセル受信が観測されなかったの
で、この観測周期の終了時に、アクティブVCテーブル
13のC、D、Eに対応する領域に“3”が書き込ま
れ、VCコネクションA、Bに対応する値は“1”を減
算されてそれぞれ“1”、“0”となる。
【0033】5回目の観測周期では、アクティブVCテ
ーブル13のVCコネクションBに対応する値が“0”
になったので、VCコネクションBは非アクティブVC
と判断される。したがって、アクティブVC数=4、E
R値=W/4が求められ、この観測周期内にアクティブ
VC(A、C、D、E)に対応するB−RMセルが到着
すればER値=W/4が挿入され、非アクティブVCに
対応するB−RMセルが到着すればER値=0が挿入さ
れる。また、5回目の観測周期ではVCコネクション
F、G、Hでユーザセル受信が観測され、VCコネクシ
ョンA、C、D、Eではユーザセル受信が観測されなか
ったので、この観測周期の終了時に、アクティブVCテ
ーブル13のF、G、Hに対応する領域に“3”が書き
込まれ、VCコネクションA、C、D、Eに対応する値
は“1”を減算されてそれぞれ“0”、“2”、
“2”、“2”となる。
ーブル13のVCコネクションBに対応する値が“0”
になったので、VCコネクションBは非アクティブVC
と判断される。したがって、アクティブVC数=4、E
R値=W/4が求められ、この観測周期内にアクティブ
VC(A、C、D、E)に対応するB−RMセルが到着
すればER値=W/4が挿入され、非アクティブVCに
対応するB−RMセルが到着すればER値=0が挿入さ
れる。また、5回目の観測周期ではVCコネクション
F、G、Hでユーザセル受信が観測され、VCコネクシ
ョンA、C、D、Eではユーザセル受信が観測されなか
ったので、この観測周期の終了時に、アクティブVCテ
ーブル13のF、G、Hに対応する領域に“3”が書き
込まれ、VCコネクションA、C、D、Eに対応する値
は“1”を減算されてそれぞれ“0”、“2”、
“2”、“2”となる。
【0034】6回目の観測周期では、アクティブVCテ
ーブル13のVCコネクションAに対応する値が“0”
になったので、VCコネクションAは非アクティブVC
と判断される。したがって、アクティブVC数=6、E
R値=W/6が求められ、この観測周期内にアクティブ
VC(C、D、E、F、G、H)に対応するB−RMセ
ルが到着すればER値=W/6が挿入され、非アクティ
ブVCに対応するB−RMセルが到着すればER値=0
が挿入される。
ーブル13のVCコネクションAに対応する値が“0”
になったので、VCコネクションAは非アクティブVC
と判断される。したがって、アクティブVC数=6、E
R値=W/6が求められ、この観測周期内にアクティブ
VC(C、D、E、F、G、H)に対応するB−RMセ
ルが到着すればER値=W/6が挿入され、非アクティ
ブVCに対応するB−RMセルが到着すればER値=0
が挿入される。
【0035】以上に説明した方法で、ATM交換機は算
出したER値をB−RMセルに載せて各送信端末に通知
し、各送信端末は通知されたER値を超えないようにデ
ータ送出レートを動的に調整することで、ネットワーク
リソースを効率的に使用でき、かつ輻輳発生の可能性を
抑えることができる。ところで、各送信端末は、B−R
Mセルで通知されるER値が“0”であっても、コネク
ション設定時に定義されたMCR(Minimum Cell Rate
;最小セル送出レート)まではユーザセルを送出でき
ることが保証されている。そのため、ATM交換機には
非アクティブVCと判断したVCコネクションからもあ
る程度のセルが入力され、それにより輻輳が発生する可
能性が残されている。このような可能性も考慮に入れて
ネットワークの帯域管理に柔軟性を持たせるには、上述
の制御方法を次のように変更することが考えられる。
出したER値をB−RMセルに載せて各送信端末に通知
し、各送信端末は通知されたER値を超えないようにデ
ータ送出レートを動的に調整することで、ネットワーク
リソースを効率的に使用でき、かつ輻輳発生の可能性を
抑えることができる。ところで、各送信端末は、B−R
Mセルで通知されるER値が“0”であっても、コネク
ション設定時に定義されたMCR(Minimum Cell Rate
;最小セル送出レート)まではユーザセルを送出でき
ることが保証されている。そのため、ATM交換機には
非アクティブVCと判断したVCコネクションからもあ
る程度のセルが入力され、それにより輻輳が発生する可
能性が残されている。このような可能性も考慮に入れて
ネットワークの帯域管理に柔軟性を持たせるには、上述
の制御方法を次のように変更することが考えられる。
【0036】すなわち、1未満の定数kを予め定めてお
き、物理帯域W÷アクティブVC数×定数kにより算出
された帯域をアクティブVCに割り当て、残りの帯域を
非アクティブVCに割り当てる。例えば、図3の具体例
においてk=0.8とした場合、3つのアクティブVC
(コネクションA、B、C)が観測された最初の観測周
期の終了時には、 アクティブVCに対するER値 =(W/3)×0.8 非アクティブVCに対するER値=(W/3)×0.2 が算出される。その次の観測周期ではVCコネクション
A、B、C、Dに対応するB−RMセルが到着したの
で、VCコネクションA、B、Cに対応するB−RMセ
ルにはアクティブVCに対するER値を挿入し、VCコ
ネクションDに対応するB−RMセルには非アクティブ
VCに対するER値を挿入する。
き、物理帯域W÷アクティブVC数×定数kにより算出
された帯域をアクティブVCに割り当て、残りの帯域を
非アクティブVCに割り当てる。例えば、図3の具体例
においてk=0.8とした場合、3つのアクティブVC
(コネクションA、B、C)が観測された最初の観測周
期の終了時には、 アクティブVCに対するER値 =(W/3)×0.8 非アクティブVCに対するER値=(W/3)×0.2 が算出される。その次の観測周期ではVCコネクション
A、B、C、Dに対応するB−RMセルが到着したの
で、VCコネクションA、B、Cに対応するB−RMセ
ルにはアクティブVCに対するER値を挿入し、VCコ
ネクションDに対応するB−RMセルには非アクティブ
VCに対するER値を挿入する。
【0037】こうすることで、アクティブVC(A、
B、C)の送信端末が一斉にこのER値の速度でセルを
送出したとしても、ATM交換機の物理帯域にはまだ余
裕があるので、非アクティブVC(D)からセルを受信
しても輻輳が発生することはない。
B、C)の送信端末が一斉にこのER値の速度でセルを
送出したとしても、ATM交換機の物理帯域にはまだ余
裕があるので、非アクティブVC(D)からセルを受信
しても輻輳が発生することはない。
【0038】以上に説明した実施例では、ATM交換機
の回線インタフェース部にB−RM処理部を設けること
により各VCコネクションに対する伝送速度制御を行っ
たが、本発明の実施形態はこれに限られるものではな
く、本発明に係る伝送速度制御装置をATM交換機内の
他の部分あるいはATM交換機の外部(例えば中継器)
に設けた構成とすることも可能である。また、実施例の
ようにB−RM処理部にアクティブVCテーブルを設け
て制御を行う方法は一つの具体例であり、所定の観測期
間毎にアクティブVCを識別できる他の具体的な方法を
用いて実施してもよい。
の回線インタフェース部にB−RM処理部を設けること
により各VCコネクションに対する伝送速度制御を行っ
たが、本発明の実施形態はこれに限られるものではな
く、本発明に係る伝送速度制御装置をATM交換機内の
他の部分あるいはATM交換機の外部(例えば中継器)
に設けた構成とすることも可能である。また、実施例の
ようにB−RM処理部にアクティブVCテーブルを設け
て制御を行う方法は一つの具体例であり、所定の観測期
間毎にアクティブVCを識別できる他の具体的な方法を
用いて実施してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ATMネットワークにおいてトラヒックの変動に応
じた柔軟な帯域管理が可能となるので、ネットワークリ
ソースを効率的に利用でき、また、輻輳発生の可能性が
小さく抑えられるので、セル廃棄による通信品質の劣化
を防止するともにネットワークで必要なバッファ量を低
減する効果が得られる。
ば、ATMネットワークにおいてトラヒックの変動に応
じた柔軟な帯域管理が可能となるので、ネットワークリ
ソースを効率的に利用でき、また、輻輳発生の可能性が
小さく抑えられるので、セル廃棄による通信品質の劣化
を防止するともにネットワークで必要なバッファ量を低
減する効果が得られる。
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の実施例のハードウェア構成を示す図で
ある。
ある。
【図3】実施例のB−RM処理部の動作の具体例を示す
図である。
図である。
【図4】実施例のB−RM処理部の動作の他の具体例を
示す図である。
示す図である。
【図5】ATMネットワークのイメージ図である。
【図6】ER方式の概念図である。
【図7】従来のER方式を実現するためのハードウェア
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図8】図7の構成におけるB−RM処理部の動作の具
体例を示す図である。
体例を示す図である。
1 B−RM処理部 10 アクティブVC観測部 11 ER演算部 12 B−RMセル制御部 13 アクティブVCテーブル 2 光/電変換部 3 回線終端部
Claims (6)
- 【請求項1】ATM網における伝送装置内に備えられ、
ATM網に設定された呼の受信側から送信側に転送され
る下り方向の制御用セルを利用して送信側端末のセル送
出速度を制御する伝送速度制御装置であって、 所定の観測周期毎に、該伝送装置の各通信チャネルにつ
いてユーザセル受信の有無を監視してユーザセルを受信
した通信チャネルを所定期間の間アクティブチャネルと
して識別する識別手段と、 各観測周期の終了毎に、該識別手段で識別されたアクテ
ィブチャネル数と該伝送装置の最大伝送速度とに基づ
き、アクティブチャネルに割り当てる許容伝送速度を算
出する算出手段と、 該伝送装置に該下り方向の制御用セルが到着したら、該
識別手段でアクティブチャネルと識別されている通信チ
ャネルの制御用セルに対しては該算出手段で算出した許
容伝送速度を挿入し、該識別手段でアクティブチャネル
と識別されていない通信チャネルの制御用セルに対して
は非アクティブチャネル用の伝送速度を挿入する送出手
段とを備えた伝送速度制御装置。 - 【請求項2】該識別手段は、該伝送装置に到着するユー
ザセル数をカウントし、所定数のユーザセルが到着する
毎に観測周期を区切るようにした請求項1記載の伝送速
度制御装置。 - 【請求項3】該識別手段は、一観測周期内だけでなく、
当該観測周期から遡って所定の複数周期にわたる観測に
基づきアクティブチャネルを識別する請求項1または2
に記載の伝送速度制御装置。 - 【請求項4】該算出手段は、該伝送装置の最大伝送速度
を該アクティブチャネル数で割ることにより、該アクテ
ィブチャネルに割り当てる許容伝送速度を算出する請求
項1〜3の何れかに記載の伝送速度制御装置。 - 【請求項5】該算出手段は、該伝送装置の最大伝送速度
を該アクティブチャネル数で割った値に1未満の定数k
を掛けることにより、該アクティブチャネルに割り当て
る許容伝送速度を算出する請求項1〜3の何れかに記載
の伝送速度制御装置。 - 【請求項6】該算出手段は、該伝送装置の最大伝送速度
を該アクティブチャネル数で割った値に1−kを掛ける
ことにより、該非アクティブチャネル用の伝送速度を算
出する請求項5記載の伝送速度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6266496A JPH09261231A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 伝送速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6266496A JPH09261231A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 伝送速度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09261231A true JPH09261231A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13206796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6266496A Withdrawn JPH09261231A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 伝送速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09261231A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1115258A3 (en) * | 1999-12-30 | 2001-10-04 | Nortel Networks Limited | Adaptively maintaining quality of service (QoS) in distributed PBX networks |
| US7990882B1 (en) | 1999-12-30 | 2011-08-02 | Avaya Inc. | Adaptively maintaining quality of service (QoS) in distributed PBX networks |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP6266496A patent/JPH09261231A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1115258A3 (en) * | 1999-12-30 | 2001-10-04 | Nortel Networks Limited | Adaptively maintaining quality of service (QoS) in distributed PBX networks |
| EP1447998A1 (en) * | 1999-12-30 | 2004-08-18 | Nortel Networks Limited | Adaptively maintaining quality of service (Qos) in distributed PBX networks |
| US7990882B1 (en) | 1999-12-30 | 2011-08-02 | Avaya Inc. | Adaptively maintaining quality of service (QoS) in distributed PBX networks |
| US8477602B2 (en) | 1999-12-30 | 2013-07-02 | Avaya Inc. | Adaptively maintaining quality of service (QoS) in distributed PBX networks |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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