JPH09261882A - 充電方法及び充電装置 - Google Patents

充電方法及び充電装置

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JPH09261882A
JPH09261882A JP6311996A JP6311996A JPH09261882A JP H09261882 A JPH09261882 A JP H09261882A JP 6311996 A JP6311996 A JP 6311996A JP 6311996 A JP6311996 A JP 6311996A JP H09261882 A JPH09261882 A JP H09261882A
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民次 永井
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和典 小沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定電圧充電が必要なリチウムイオン電池など
の2次電池を充電する場合に、電池を劣化させることな
く電池容量を有効に活用できるようにする。 【解決手段】 2次電池のほぼ満充電を検出して充電を
停止させた後、2次電池が所定状態になったことを検出
した場合に、この検出から所定時間経過した後に2次電
池の充電を再開させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、2次電池の充電装
置に関し、特にリチウムイオン電池などの定電圧充電が
必要な2次電池に適用して好適な充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充電が可能な電池である2次電池
として、定電圧充電が必要なものとして、リチウムイオ
ン電池が開発されている。このリチウムイオン電池は、
例えば図11に示す特性にて充電される。図11は一般
的なリチウムイオン電池の充電電流・電圧対経過時間の
特性図であり、充電開始から電池電圧が所定電位になる
までは、充電電流Iを一定電流として充電を行う。この
定電流充電を行うことで、電池電圧Vが上昇し、所定値
を越えたとき、定電圧充電に切換える。このときには、
例えばリチウムイオン電池の満充電時(即ち100%充
電されたとき)の電池電圧に相当する電圧V1 を供給す
る。この定電圧充電を行うことで、リチウムイオン電池
が充電されて、電池電圧が電圧V1 まで上昇するが、こ
の充電が行われるに従って、充電電流Iは減少する。こ
こで、この充電電流Iが所定値まで減少したとき、リチ
ウムイオン電池が100%充電(或いは100%に近い
状態に充電)されたと判断し、充電電流の供給を停止さ
せる。
【0003】このようにして充電を行うことで、定電圧
充電が必要な特性を有するリチウムイオン電池をほぼ1
00%まで効率良く充電することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
して100%まで充電されたリチウムイオン電池は、以
後の充電状態により特性を劣化させてしまうことがあ
る。即ち、リチウムイオン電池の満充電時の電池電圧に
相当する電圧V1 を、充電装置から100%充電された
リチウムイオン電池に充電電圧として常時印加し、小電
力の充電を繰り返し行うようにすると、自己放電などが
あっても、充電状態をほぼ100%の状態に保つことが
できる。ところが、このようにほぼ100%の状態が継
続すると、リチウムイオン電池は、充電できる容量がし
だいに減少する特性となっていて、2次電池としての特
性を劣化させてしまう。
【0005】ここで、従来のリチウムイオン電池を10
0%充電させる場合の、充電制御状態の一例を図12に
示すと、例えば満充電時の電圧がV1 のリチウムイオン
電池を充電させて、或るタイミングt1 でこの電池の電
池電圧がV1 になったとする。このとき、このリチウム
イオン電池は満充電になったと判断して、充電電流の供
給を停止させる。充電を停止させることで、リチウムイ
オン電池は自己放電又は負荷回路への放電により、電池
電圧が次第に低下する。
【0006】ここで、電池電圧が予め決めた電圧V2
なると、充電を再開させるように充電回路を設定してお
く。そして、タイミングt2 で充電回路がこの電池電圧
2を検出したとすると、このタイミングt2 で充電が
再開され、電池電圧が特性Vxで示すように再び上昇し
て、満充電状態とされる。
【0007】このように設定することで、電池電圧が満
充電に近い電圧に保たれる。ここで、充電を再開させる
電圧V2 を、満充電時の電池電圧V1 に極めて近い電圧
値にすることで、リチウムイオン電池が常時ほぼ100
%に充電されることになるが、このようにすると電池の
劣化が早まるので、充電を再開させる電圧V2 は、満充
電時の電池電圧V1 から若干低下した電圧に設定して、
電池の残量がある程度の範囲で変化するようにして、電
池の劣化を防止している。
【0008】ところが、一般にこの種の充電器が内蔵す
る比較的簡単な構成の電圧検出回路では、電圧V2 を常
時正確に検出するのは困難であり、その電圧の検出値に
は誤差ΔVが生じてしまう。ここで、図12に示すよう
に、実際の設定値よりも誤差ΔVだけ高い電圧を電圧V
2 であると判断した場合(タイミングt2 ′)には、破
線で示す特性Vyのように、本来設定された状態(特性
Vxによる状態)よりも早く満充電状態に戻ってしま
い、電池の特性の劣化が早まってしまう。
【0009】本発明の目的は、電池状態の検出誤差など
があっても、電池を劣化させることなく、良好に充電で
きる充電方法及び充電装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、2次電池のほ
ぼ満充電を検出して充電を停止させた後、2次電池が所
定状態になったことを検出した場合に、この検出から所
定時間経過した後に2次電池の充電を再開させるように
したものである。
【0011】このようにしたことで、一度満充電状態
(又は満充電状態に近い状態)となってから、充電が再
開されるまでの時間を、電池が満充電状態から所定状態
になるまでの時間に、所定時間が加算された時間とする
ことができ、電池状態の検出に誤差があっても、満充電
状態に戻るまでの時間をある程度確保することができ、
2次電池の特性の劣化を防止することができる。
【0012】また本発明は、2次電池のほぼ満充電を検
出して充電を停止させてからほぼ所定時間経過毎に、2
次電池の状態を検出するようにし、この検出した状態が
所定状態であるとき充電を再開させるようにしたもので
ある。
【0013】このようにしたことで、一度満充電となっ
て充電を停止させてから、再度充電が再開されるまで、
少なくとも所定時間あけることができ、満充電状態に戻
るまでの時間をある程度確保することができ、2次電池
の特性の劣化を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
10を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の各実施例に適用される充電
装置の構成を示すブロック図で、以下に説明する各実施
例では、この図1に示す構成の充電装置にて充電が行わ
れるもので、その充電の制御状態が各実施例で異なる。
【0016】まずこの図1に示す充電装置の構成につい
て説明すると、商用交流電源1からの所定電圧の交流電
源(例えばAC100V)を、変圧・整流回路2に供給
して、直流低圧電源とする。そして、この直流低圧電源
を定電流回路3に供給し、一定電流の出力を得る。そし
て、この一定電流の出力を、定電圧回路4に供給し、一
定電圧の出力が得られるようにしてある。この場合、こ
の定電圧回路4は4.2Vの定電圧出力と4.0Vの定
電圧出力とが設定できるようにしてある。この出力電圧
は、後述する制御回路7の制御により、4.2Vと4.
0Vのいずれかが選択できるようにしてある(但し実施
例によっては4.0Vの定電圧出力は必要でない場合も
ある)。
【0017】そして、この充電装置に装着された2次電
池5の正極側に、定電圧回路4の出力電圧を供給する。
この場合、本例においては2次電池7として、リチウム
イオン電池を使用する。ここで使用されるリチウムイオ
ン電池は、100%充電(満充電)したときの電池電圧
が4.2Vになる特性のものとしてある。そして、この
2次電池5の正極側と負極側との電位差を、電圧検出回
路6で検出する。この電圧検出回路6で検出した電圧値
のデータを、制御回路7に供給する。
【0018】そして、2次電池5の負極側を、電流検出
用抵抗器8を介して変圧・整流回路2に接続し、2次電
池5の充電回路を構成させる。そして、電流検出用抵抗
器8の一端及び他端の電位差に基づいて、抵抗器8を流
れる電流を電流検出回路9で検出する。この電流検出回
路9で検出される電流値は、2次電池5に供給される充
電電流に相当する。そして、電流検出回路9で検出した
電流値のデータを、制御回路7に供給する。この制御回
路7は、マイクロコンピュータで構成されて充電動作を
制御する回路としてあり、電圧検出回路6で検出した電
池電圧のデータと、電流検出回路9で検出した電流値の
データとに基づいて、定電圧回路4からの充電用電源の
2次電池5への供給を制御する。また、本例の制御回路
7は、タイマー回路(図示せず)が内蔵され、予め設定
した時間の経過を判断できるようにしてある。
【0019】なお、2次電池5には負荷回路10が接続
されている場合もある。
【0020】次に、この図1に示す構成の充電装置を使
用して、2次電池(リチウムイオン電池)を充電する第
1の実施例の充電処理を、図2のフローチャートを参照
して説明する。
【0021】本例の充電制御は、制御回路7の制御に基
づいて行われるもので、充電動作が開始されて、ある程
度充電された状態になると、定電圧回路4から4.2V
を出力させて定電圧充電を行う(ステップ101)。そ
して、この充電中に制御回路7は満充電(或いは満充電
に近い状態)になったか否か判断する(ステップ10
2)。この満充電になった状態の判断としては、例えば
電流検出回路9の検出データに基づいて、満充電に相当
する充電電流まで低下したか否か判断する。ここで、満
充電になったと判断したときには、制御回路7の制御に
より、定電圧回路4からの4.2Vの出力を停止させ
て、充電を停止させる(ステップ103)。なお、満充
電に相当する電流や電圧を検出してから、所定時間(例
えば1時間)経過したとき、充電を停止させるようにし
ても良い。
【0022】そして、この充電を停止させた後は、2次
電池5の電池電圧を電圧検出回路6で検出させる(ステ
ップ104)。ここで、検出した電圧値が、制御回路7
に予め設定された基準電圧V2 以下の電圧値か否か判断
する(ステップ105)。ここては基準電圧V2 として
4.0Vとし、このステップ105の処理として、制御
回路7で4.0V以下か否か判断させる。そして、4.
0V以下でない場合には、ステップ104での電池電圧
検出を繰り返し実行させる。
【0023】なお、このステップ105での検出した電
圧の比較処理としては、定電圧回路4から出力される
4.2Vを基準となる電圧として、この4.2Vと、電
圧検出回路6で検出した電池電圧との電圧差を、制御回
路7内で判断する。そして、その電圧差が0.2Vを越
えたか否か判断して、電池電圧が4.0V以下になった
か否か判断する処理を行う。
【0024】或いはステップ105での別の電圧の比較
処理として、接地電位(即ち0V)を基準とした電圧
で、4.0Vを基準電圧として制御回路7に設定させ
る。そして、電圧検出回路6で検出した電池電圧と、こ
の基準電圧(4.0V)とを比較して、電池電圧が基準
電圧以下になったか否か判断する処理を行うようにして
も良い。
【0025】そしてステップ105で電池電圧が4.0
V以下であると判断したときには、制御回路7内に設定
されたタイマーを作動させる(ステップ106)。そし
て、このタイマーを作動させてから、予め決められた時
間n1 が経過したか否か判断する(ステップ107)。
この時間n1 としては、例えば30分とする。
【0026】そして、制御回路7が時間n1 の経過を判
断(即ち電池電圧が4.0V以下になってから時間n1
が経過したことの判断)すると、ステップ101に戻っ
て充電動作を開始させる。このときの充電動作として
は、制御回路7の制御に基づいて、定電圧回路4から
4.2Vを出力させて、この4.2Vによる定電圧充電
を行う。そして、ステップ101以降の処理を繰り返し
行う。
【0027】ここで、この図2のフローチャートに示す
本例の充電処理状態を図3を参照して説明する。この図
3に示す電圧特性Vaは電池電圧の変化を示し、充電が
行われることで電池電圧Vaが満充電時の電圧V1 に近
づき、この満充電時の電圧V 1 (4.2V)になったタ
イミングt11で、定電圧回路4の出力を停止させて、2
次電池5への充電を停止させる。この充電の停止で、タ
イミングt11からは電池の自己放電(又は負荷回路への
放電)により、電池電圧Vaが徐々に低下する。
【0028】そして、この充電停止状態では、電池電圧
Vaの検出が逐次行われ、タイミングt12で、電池電圧
Vaが基準電圧V2 (4.0V)より低下したとする。
このとき、このタイミングt12で制御回路7内のタイマ
ー回路が作動し、その作動開始から時間n1 (例えば3
0分)が経過したタイミングt13で、2次電池5への充
電が再開され、電池電圧Vaが再びV1 となるタイミン
グt14まで充電される。
【0029】このようにして充電されることで、充電が
再開されるタイミングが良好に設定され、電池電圧の検
出誤差がある場合でも、良好に再充電を行うことがで
き、満充電状態に近い状態が継続することによる電池特
性の劣化を防止することができる。即ち、電池電圧Va
の検出が正確に行えた場合には、充電が再開されるタイ
ミングt13で、電池電圧が基準電圧V2 より充分に低い
電圧になっている。そして、図3に示すように、電池電
圧の検出誤差ΔVがあることを想定すると、この誤差Δ
Vの分だけ電圧V2 よりも高い電池電圧のときタイマー
回路が作動し、その作動開始から時間n1 が経過したと
き、充電が再開される特性(破線で示す電圧Vb)とな
る。従って、電池電圧の検出誤差がある場合でも、充電
が再開されて満充電に戻るまでの時間を充分確保するこ
とができ、2次電池(リチウムイオン電池)の満充電状
態が継続することによる電池の劣化を防止することがで
きる。
【0030】この場合、本例においては検出した電池電
圧の判断として、定電圧回路4から出力される4.2V
(この4.2Vは満充電時の電池電圧)を基準となる電
圧として、この4.2Vと、電圧検出回路6で検出した
電池電圧との電圧差を、制御回路7内で判断して、電池
電圧の4.0V以下の低下を判断するようにしたこと
で、誤差の少ない正確な電池電圧の判断ができ、より良
好に2次電池の充電制御ができる。
【0031】また、このように満充電時の電池電圧を基
準とせずに、接地電位(即ち0V)を基準とした電圧
で、4.0Vを判断するようにした場合には、制御回路
7が電圧検出回路6の検出データを直接判断して電池電
圧を判断でき、簡単な構成で電池電圧の判断ができる
が、この場合にも上述したように充電が再開されて満充
電に戻るまでの時間を充分確保することができ、2次電
池の満充電状態が継続することによる電池の劣化を効果
的に防止することができる。
【0032】なお、上述した第1の実施例の処理では電
池電圧の検出により、充電再開時の判断を行うようにし
たが、充電電流の検出により、充電再開時の判断を行う
ようにしても良い。図4のフローチャートは、この場合
の充電処理を示すもので、以下その説明をする。
【0033】まず、制御回路7の制御に基づいて充電動
作が行われる(ステップ201)。このときには、2次
電池5がある程度充電された状態では、定電圧回路4か
ら4.2Vを出力させて定電圧充電を行う。そして、こ
の充電中に制御回路7は、電流検出回路9で充電電流を
検出させ(ステップ202)、その検出した充電電流が
100mA以下か否か制御回路7で判断する(ステップ
203)。ここで、充電電流が100mAを越えている
場合には、2次電池5がまだ満充電状態でないと判断し
て、ステップ201での充電を続行させる。そして、充
電電流が100mA以下であると判断したときには、2
次電池5が満充電状態(或いは満充電状態に近い状態)
であると判断して、制御回路7の制御により定電圧回路
4の出力電圧を4.0Vに切換えさせる(ステップ20
4)。
【0034】そして、この4.0Vの定電圧を2次電池
5に印加させた状態で、そのときの充電電流を電流検出
回路9で検出させる(ステップ205)。そして、検出
した充電電流が30mA以上か否か制御回路7で判断す
る(ステップ206)。ここで、充電電流が30mA以
上でない場合には、ステップ204での4.0Vの定電
圧の供給を継続的に行いながら、ステップ205での充
電電流の検出を繰り返し行う。
【0035】そして、充電電流が30mA以上であると
判断した場合には、制御回路7内のタイマー回路を作動
させる(ステップ207)。そして、このタイマーを作
動させてから、予め決められた時間n1 が経過したか否
か判断する(ステップ208)。この時間n1 として
は、例えば30分とする。
【0036】そして、制御回路7が時間n1 の経過を判
断(即ち充電電流が30mA以上になってから時間n1
が経過したことの判断)すると、ステップ201に戻っ
て充電動作を開始させる。このときの充電動作として
は、制御回路7の制御に基づいて、定電圧回路4の出力
を4.2Vに切換えさせて、この4.2Vによる定電圧
充電を行う。そして、ステップ201以降の処理を繰り
返し行う。
【0037】なお、ステップ203で満充電に相当する
充電電流を検出してから、所定時間(例えば1時間)経
過したとき、充電を停止させるようにしても良い。
【0038】ここで、この図4のフローチャートに示す
本例の充電処理状態を図5を参照して説明する。この図
5は電池電圧Vaと充電電流Iの変化を示し、充電が行
われることで電池電圧Vaが満充電時の電圧V1 に近づ
くが、この満充電に近づくと充電電流Iは徐々に低下す
る。そして、充電電流Iが100mA(I1 )になった
タイミングt21で、定電圧回路4からの充電電圧V
0 を、4.0V(V2 )に切換えさせる。この4.0V
の充電電圧を供給した状態で、電池電圧が4.0V以上
ある場合には充電電流がほとんど流れない。そして、電
池電圧Vaが4.0Vまで低下したとき、検出できる程
度の充電電流が生じ、充電電流が30mA(I2 )以上
となったとき(タイミングT22)、制御回路7内のタイ
マー回路が作動する。そして、タイマー回路の作動開始
から時間n1 (例えば30分)が経過したタイミングt
23で、定電圧回路4の出力電圧が4.2Vに戻され、こ
の4.2Vの充電電圧による2次電池5への充電が再開
され、充電電流が100mA以下になるまで充電され
る。
【0039】このようにして充電されることで、上述し
た電圧検出時(図2のフローチャートによる処理時)と
同様に、充電が再開されるタイミングが良好に設定さ
れ、満充電状態に近い状態が継続することによる2次電
池(リチウムイオン電池)の特性の劣化を防止すること
ができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
この第2の実施例の場合にも、図1に示す構成の充電装
置にて充電が行われるもので、制御回路7による充電の
制御を、図6のフローチャートに従って行う。以下その
処理について説明すると、まず、制御回路7の制御に基
づいて充電動作が行われる(ステップ301)。このと
きには、2次電池5がある程度充電された状態では、定
電圧回路4から4.2Vを出力させて定電圧充電を行
う。そして、この充電中に制御回路7は、電流検出回路
9で充電電流を検出させ(ステップ302)、その検出
した充電電流が100mA以下か否か制御回路7で判断
する(ステップ303)。ここで、充電電流が100m
Aを越えている場合には、2次電池5がまだ満充電状態
でないと判断して、ステップ301での充電を続行させ
る。そして、充電電流が100mA以下であると判断し
たときには、2次電池5が満充電状態(或いは満充電状
態に近い状態)であると判断して、制御回路7の制御に
より定電圧回路4の出力電圧を停止させて、充電を停止
させる(ステップ304)。なお、満充電に相当する電
流を検出してから、所定時間(例えば1時間)経過した
とき、充電を停止させるようにしても良い。
【0041】そして、この充電を停止させると同時に、
制御回路7内のタイマー回路を作動させる(ステップ3
05)。そして、このタイマー回路を作動させてから予
め設定された時間n2 (例えば30分)が経過したか否
か判断する(ステップ306)。そして、この時間n2
が経過したときには、制御回路7の制御で、定電圧回路
4からの4.2Vの充電電圧を出力させ、充電動作を一
時的に再開させる(ステップ307)。そして、このと
きの充電電流を、電流検出回路9で検出させる(ステッ
プ308)。そして、制御回路7で、このとき検出した
充電電流が200mA以上か否か判断する(ステップ3
09)。そして、充電電流が200mA以上でない場合
には、ステップ304に戻って、定電圧回路4の出力電
圧を停止させて、充電を停止させる。そして、ステップ
305でのタイマー回路の起動を行い、その起動からの
時間n2 の経過毎に充電動作と、そのときの充電電流の
検出を繰り返し行う。
【0042】そして、ステップ309で充電電流が20
0mA以上であると判断された場合には、ステップ30
1に戻って、満充電状態とするための充電を再開させ
る。
【0043】ここで、この図6のフローチャートに示す
充電処理による充電状態を、図7を参照して説明する。
この図5は電池電圧Va及び充電電圧V0 と充電電流I
の変化を示し、充電が行われることで電池電圧Vaが満
充電時の電圧V1 に近づくが、この満充電に近づくと充
電電流Iは徐々に低下する。そして、充電電流Iが10
0mA(I1 )になったタイミングt31で、定電圧回路
4からの4.2Vの充電電圧V0 の供給を停止させる。
【0044】そして、この充電停止と同時に制御回路7
内のタイマー回路が作動し、このタイマー回路の作動開
始から時間n2 (例えば30分)が経過したタイミング
32で、定電圧回路4からの4.2Vの出力を一時的に
再開させる。そして、このときの充電電流Iを検出させ
る。そして、充電電流Iが200mA(I3 )以上か否
か判断されるが、200mA以下である場合には、充電
電圧V0 の供給が停止されて、次のタイマー回路による
時間n2 の経過(タイミングt33)まで待機する。
【0045】そして、この時間n2 が経過する毎の一時
的な充電電流の検出を繰り返している間に、自己放電な
どで2次電池5が満充電状態でなくなって、所定の残量
になったとき、4.2Vの充電電圧で200mA
(I3 )以上の充電電流が検出され(タイミングt34
とき)、その4.2Vの定電圧による2次電池5の充電
が行われる。そして、この充電で充電電流Iが100m
A(I1 )になったタイミングt35で、満充電状態であ
ると判断して、定電圧回路4からの4.2Vの充電電圧
0 の供給を停止させる。
【0046】このようにして充電されることで、一度満
充電状態(或いは満充電に近い状態)となって充電が停
止した後は、少なくとも所定時間n2 (例えば30分)
が経過しない限り充電が再開されず、しかもこの所定時
間n2 毎の充電電流の検出で、電池の残量が満充電状態
に近い場合には充電が再開されないので、ある程度電池
の残量が減らない限り充電が再開されず、満充電状態に
近い状態が継続することによる2次電池(リチウムイオ
ン電池)の特性の劣化を防止することができる。
【0047】なお、図6のフローチャートに示す処理で
は、定電圧回路4の出力として、2次電池5の満充電時
の電池電圧である4.2Vだけを供給するようにした
が、一時的な充電電流の検出時には、より低い充電電圧
としても良い。図8のフローチャートは、この第2の実
施例の場合に、充電電圧を変化させる場合の処理を示
す。
【0048】以下、この処理について説明すると、まず
制御回路7の制御に基づいて充電動作が行われる(ステ
ップ401)。このときには、2次電池5がある程度充
電された状態では、定電圧回路4から4.2Vを出力さ
せて定電圧充電を行う。そして、この充電中に制御回路
7は、電流検出回路9で充電電流を検出させ(ステップ
402)、その検出した充電電流が100mA以下か否
か制御回路7で判断する(ステップ403)。ここで、
充電電流が100mAを越えている場合には、2次電池
5がまだ満充電状態でないと判断して、ステップ401
での充電を続行させる。そして、充電電流が100mA
以下であると判断したときには、2次電池5が満充電状
態(或いは満充電状態に近い状態)であると判断して、
制御回路7の制御により定電圧回路4の出力電圧を停止
させて、充電を停止させる(ステップ404)。なお、
満充電に相当する電流を検出してから、所定時間(例え
ば1時間)経過したとき、充電を停止させるようにして
も良い。
【0049】そして、この充電を停止させると同時に、
制御回路7内のタイマー回路を作動させる(ステップ4
05)。そして、このタイマー回路を作動させてから予
め設定された時間n2 (例えば30分)が経過したか否
か判断する(ステップ406)。そして、この時間n2
が経過したときには、制御回路7の制御で、定電圧回路
4から4.0Vの充電電圧を出力させ、この4.0Vの
充電電圧による充電動作を一時的に再開させる(ステッ
プ407)。そして、このときの充電電流を、電流検出
回路9で検出させる(ステップ408)。そして、制御
回路7で、このとき検出した充電電流が30mA以上か
否か判断する(ステップ409)。そして、充電電流が
30mA以上でない場合には、ステップ404に戻っ
て、定電圧回路4の出力電圧を停止させて、4.0Vの
充電電圧の供給による充電を停止させる。そして、ステ
ップ405でのタイマー回路の起動を行い、その起動か
らの時間n2 の経過毎に充電動作と、そのときの充電電
流の検出を繰り返し行う。
【0050】そして、ステップ409で充電電流が30
mA以上であると判断された場合には、ステップ401
に戻って、定電圧回路4から4.2Vを出力させて定電
圧充電を行い、満充電状態とするための充電を再開させ
る。
【0051】このようにして、電池状態を検出するとき
には、充電電圧として、2次電池5の満充電時の電池電
圧4.2Vよりも低い4.0Vとすることで、低い電圧
の印加による電池状態の検出が行え、2次電池に対する
負担が少ない状態で、電池状態(残量)の検出が正確に
行え、この点からも電池の劣化を防止することができ
る。
【0052】次に、第2の実施例に基づいた充電処理
を、電池電圧の検出により行う場合の例を、図9のフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、充電動作が開始
されて、ある程度充電された状態になると、定電圧回路
4から4.2Vを出力させて定電圧充電を行う(ステッ
プ501)。そして、この充電中に制御回路7は満充電
(或いは満充電に近い状態)になったか否か判断する
(ステップ502)。この満充電になった状態の判断と
しては、例えば電流検出回路9の検出データに基づい
て、満充電に相当する充電電流まで低下したか否か判断
する。ここで、満充電になったと判断したときには、制
御回路7の制御により、定電圧回路4からの4.2Vの
出力を停止させて、充電を停止させる(ステップ50
3)。なお、満充電に相当する電流や電圧を検出してか
ら、所定時間(例えば1時間)経過したとき、充電を停
止させるようにしても良い。
【0053】そして、この充電を停止させると同時に、
制御回路7内のタイマー回路を作動させる(ステップ5
04)。そして、このタイマー回路を作動させてから予
め設定された時間n2 (例えば30分)が経過したか否
か判断する(ステップ505)。そして、この時間n2
が経過したときには、制御回路7の制御で、電圧検出回
路6により2次電池5の電池電圧を検出させる(ステッ
プ506)。そして、このときの電池電圧が4.0V以
下か否か判断する(ステップ507)。
【0054】ここで、4.0V以下でないと制御回路7
が判断したときには、まだ満充電に近い状態であると判
断して、このときの電池電圧の検出に要したエネルギー
だけを充電させる(ステップ508)。即ち、制御回路
7に予め設定された時間(この時間はステップ506の
ときに電圧検出回路6で消費される電力に比例した比較
的短い時間)だけ、定電圧回路4から4.2Vの充電電
圧を2次電池5に供給させて、電池状態の検出により放
電された分だけ充電させる。或いは、それよりも若干多
く充電させても良い。そして、このステップ508での
充電が停止すると同時に、ステップ504に戻って、タ
イマー回路を作動させ、時間n2 の経過毎に電池電圧の
検出を繰り返し行う。
【0055】そして、ステップ507での電池電圧の検
出で、4.0V以下が検出された場合には、2次電池5
が充電できる程度の残量であると判断して、ステップ5
01に戻って、定電圧回路4から4.2Vを出力させて
定電圧充電を再開させる。
【0056】このようにして充電処理が行われること
で、図6のフローチャートに示した処理と同様に、充電
が再開されるまでの時間を、少なくとも所定時間n
2 (例えば30分)より長くすることができ、2次電池
の充電状態を適正に保つことができ、2次電池の特性の
劣化を効果的に防止することができる。
【0057】なお、この図9のフローチャートに示す処
理で、ステップ506での電池電圧の検出処理として
は、定電圧回路4から出力される4.2Vを基準となる
電圧として、この4.2Vと、電圧検出回路6で検出し
た電池電圧との電圧差を、制御回路7内で判断する。そ
して、その電圧差が0.2Vを越えたか否か判断して、
電池電圧が4.0V以下になったか否か判断する処理を
行う。
【0058】或いは別の電圧の比較処理として、接地電
位(即ち0V)を基準とした電圧で、4.0Vを基準電
圧として制御回路7に設定させる。そして、電圧検出回
路6で検出した電池電圧と、この基準電圧(4.0V)
とを比較して、電池電圧が基準電圧以下になったか否か
判断する処理を行うようにしても良い。
【0059】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
この第3の実施例の場合にも、図1に示す構成の充電装
置にて充電が行われるもので、制御回路7による充電の
制御を、図10のフローチャートに従って行う。この第
3の実施例の場合には、第1の実施例で説明した所定時
間n1 だけ待って再充電を開始させる制御と、第2の実
施例で説明した充電停止後に所定時間n2 毎に電池状態
を検出させる制御とを組み合わせたものである。
【0060】以下その処理について説明すると、まず、
制御回路7の制御に基づいて充電動作が行われる(ステ
ップ601)。このときには、2次電池5がある程度充
電された状態では、定電圧回路4から4.2Vを出力さ
せて定電圧充電を行う。そして、この充電中に制御回路
7は、電流検出回路9で充電電流を検出させ(ステップ
602)、その検出した充電電流が100mA以下か否
か制御回路7で判断する(ステップ603)。ここで、
充電電流が100mAを越えている場合には、2次電池
5がまだ満充電状態でないと判断して、ステップ601
での充電を続行させる。そして、充電電流が100mA
以下であると判断したときには、2次電池5が満充電状
態(或いは満充電状態に近い状態)であると判断して、
制御回路7の制御により定電圧回路4の出力電圧を停止
させて、充電を停止させる(ステップ604)。なお、
満充電に相当する電流を検出してから、所定時間(例え
ば1時間)経過したとき、充電を停止させるようにして
も良い。
【0061】そして、この充電を停止させると同時に、
制御回路7内のタイマー回路を作動させる(ステップ6
05)。そして、このタイマー回路を作動させてから予
め設定された時間n2 (例えば30分)が経過したか否
か判断する(ステップ606)。そして、この時間n2
が経過したときには、制御回路7の制御で、定電圧回路
4からの4.2Vの充電電圧を出力させ、充電動作を一
時的に再開させる(ステップ607)。そして、このと
きの充電電流を、電流検出回路9で検出させる(ステッ
プ608)。そして、制御回路7で、このとき検出した
充電電流が200mA以上か否か判断する(ステップ6
09)。そして、充電電流が200mA以上でない場合
には、ステップ604に戻って、定電圧回路4の出力電
圧を停止させて、充電を停止させる。そして、ステップ
605でのタイマー回路の起動を行い、その起動からの
時間n2 の経過毎に充電動作と、そのときの充電電流の
検出を繰り返し行う。
【0062】そして、ステップ609で充電電流が20
0mA以上であると判断された場合には、制御回路7内
のタイマー回路を再度作動させる(ステップ610)。
そして、このステップ610でタイマーを作動させてか
ら、予め決められた時間n1が経過したか否か判断する
(ステップ611)。この時間n1 としては、例えば3
0分とする。
【0063】そして、制御回路7が時間n1 の経過を判
断(即ち充電電流が200mA以上になってから時間n
1 が経過したことの判断)すると、ステップ601に戻
って充電動作を開始させる。このときの充電動作として
は、制御回路7の制御に基づいて、定電圧回路4の出力
を4.2Vに切換えさせて、この4.2Vによる定電圧
充電を行う。そして、ステップ201以降の処理を繰り
返し行う。
【0064】このようにして充電処理が行われること
で、2次電池への充電が停止した後の、この2次電池の
状態の検出処理が、タイマー回路による時間n2 の経過
毎に行われ、2次電池の充電状態を適正に保つための制
御が良好に行われると共に、その時間n2 毎の検出で、
電池残量が充電できる状態であると判断された場合に、
タイマー回路による時間n1 の経過を待ってから再充電
が開始されるようにしたので、2次電池が満充電状態に
戻るまでの期間を、そのときの検出精度にかかわらず常
時良好に保つことができ、この点からも2次電池の充電
状態を適正に保つ制御が行われる。
【0065】なお、この第3の実施例では、充電停止後
の一時的な充電時の充電電圧を、通常の充電時と同じ
4.2Vとしたが、この一時的な充電時の充電電圧を
4.0Vなどの低い電圧としても良い。このようにする
ことで、電池状態検出時に2次電池に与える負担を少な
くすることができる。
【0066】また、電流値で2次電池の状態を検出する
代わりに、電池電圧で2次電池の状態を検出するように
しても良い。なお、この電池電圧を検出する場合には、
この充電停止状態での電池電圧の検出時に、この検出の
ために2次電池から放電されたエネルギーを充電させる
ようにしても良い。
【0067】なお、上述した各実施例では、2次電池と
してリチウムイオン電池を充電する場合について説明し
たが、他の同様な定電圧充電を必要とする2次電池の充
電方法及び装置にも適用できることは勿論である。ま
た、満充電まで充電させる電圧や検出時の電圧値,電流
値、更に各タイマー回路で設定する時間などの値につい
ても、使用する電池の電圧特性や容量などに応じて適宜
選定すれば良く、上述各実施例の値に限定されるもので
はない。
【0068】
【発明の効果】本発明によると、2次電池のほぼ満充電
を検出して充電を停止させた後、2次電池が所定状態に
なったことを検出した場合に、この検出から所定時間経
過した後に2次電池の充電を再開させるようにしたこと
で、一度満充電状態(又は満充電状態に近い状態)とな
ってから、充電が再開されるまでの時間を、電池が満充
電状態から所定状態になるまでの時間に、所定時間が加
算された時間とすることができ、電池状態の検出に誤差
があっても、満充電状態に戻るまでの時間をある程度確
保することができ、満充電状態が続くことによる2次電
池の特性の劣化を防止することができる。
【0069】この場合、所定状態の検出として、2次電
池の電池電圧が、充電電圧を基準とした電圧値から所定
値低下したことを検出するようにしたことで、充電電圧
を基準とした正確な電池電圧の低下の検出が可能にな
り、正確に2次電池の状態を制御できるようになる。
【0070】また、所定状態の検出として、2次電池の
接地電位を基準とした電圧値からの電池電圧が、所定電
圧になったことを検出するようにしたことで、比較的簡
単な電圧検出で、2次電池の状態を適正に制御できるよ
うになる。
【0071】また、所定状態の検出として、2次電池に
所定電圧を印加したときの充電電流が所定値になったこ
とを検出するようにしたことで、電流値の検出に基づい
て、2次電池の充電状態を適正に制御できるようにな
る。
【0072】また、この充電電流が所定値になったこと
を検出する場合に、2次電池に印加する所定電圧とし
て、充電電圧よりも低い電圧としたことで、2次電池に
かける負担を少なくして、その電池状態を適正に検出で
きるようになる。
【0073】また本発明によると、2次電池のほぼ満充
電を検出して充電を停止させてからほぼ所定時間経過毎
に、2次電池の状態を検出するようにし、この検出した
状態が所定状態であるとき充電を再開させるようにした
ことで、一度満充電となって充電を停止させてから、再
度充電が再開されるまで、少なくとも所定時間あけるこ
とができ、満充電状態に戻るまでの時間をある程度確保
することができ、2次電池の特性の劣化を防止すること
ができる。
【0074】この場合、所定状態を検出してから一定時
間経過した後に充電を再開させるようにしたことで、よ
り効果的に満充電状態に戻るまでの時間を確保できるよ
うになり、2次電池の特性の劣化防止効果をより高くす
ることができる。
【0075】また、所定状態の検出として、充電電圧又
はこの充電電圧より低い電圧を2次電池に印加した場合
に、充電電流が所定値を越えたことを検出するようにし
たことで、充電電流により2次電池の状態を正確に検出
できるようになる。
【0076】また、所定状態の検出として、2次電池の
電池電圧が所定電圧になったことを検出するようにした
ことで、電池電圧により2次電池の状態を正確に検出で
きるようになる。
【0077】また、この電池電圧を検出する場合に、電
池電圧が所定電圧になってなく、充電が再開されない場
合に、少なくとも電池電圧の検出に要するエネルギー
を、2次電池に充電させるようにしたことで、電池状態
の検出を所定時間毎に繰り返すことによる充電残量の減
少を効果的に防止することができる。
【0078】また、所定電圧の検出として、充電電圧を
基準とした電圧値から所定値低下したことを検出するよ
うにしたことで、充電電圧を基準とした正確な電池電圧
の低下の検出が可能になり、正確に2次電池の状態を制
御できるようになる。
【0079】また、所定電圧の検出として、2次電池の
接地電位を基準とした電圧からの電池電圧が、所定の電
圧値になったことを検出するようにしたことで、比較的
簡単な電圧検出で、2次電池の状態を適正に制御できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例に適用される充電装置の構成
を示す構成図である。
【図2】第1の実施例による充電処理を示すフローチャ
ートである。
【図3】第1の実施例による充電状態を示す特性図であ
る。
【図4】第1の実施例において満充電検出を別の処理で
行う場合の充電処理を示すフローチャートである。
【図5】図4の例による充電状態を示す特性図である。
【図6】第2の実施例による充電処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】第2の実施例による充電状態を示す特性図であ
る。
【図8】第2の実施例において満充電検出を別の処理で
行う場合の充電処理を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施例において満充電検出を更に別の処
理で行う場合の充電処理を示すフローチャートである。
【図10】第3の実施例による充電状態を示す特性図で
ある。
【図11】リチウムイオン電池の充電特性の例を示す説
明図である。
【図12】従来のリチウムイオン電池の再充電状態の一
例を示す特性図である。
【符号の説明】
1 商用交流電源、2 変圧・整流回路、3 定電流回
路、4 定電圧回路、5 2次電池、6 電圧検出回
路、7 制御回路、8 電流検出用抵抗器、9電流検出
回路、10 負荷回路

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電圧の充電電圧により充電が行われる
    2次電池を充電する充電方法において、 上記2次電池のほぼ満充電を検出して充電を停止させた
    後、 上記2次電池が所定状態になったことを検出した場合
    に、 この検出から所定時間経過した後に上記2次電池の充電
    を再開させるようにした充電方法。
  2. 【請求項2】 上記所定状態の検出として、上記2次電
    池の電池電圧が、上記充電電圧を基準とした電圧値から
    所定値低下したことを検出するようにした請求項1記載
    の充電方法。
  3. 【請求項3】 上記所定状態の検出として、上記2次電
    池の接地電位を基準とした電圧値からの電池電圧が、所
    定電圧になったことを検出するようにした請求項1記載
    の充電方法。
  4. 【請求項4】 上記所定状態の検出として、上記2次電
    池に所定電圧を印加したときの充電電流が所定値になっ
    たことを検出するようにした請求項1記載の充電方法。
  5. 【請求項5】 上記所定電圧として、上記定電圧の充電
    電圧より低い電圧とした請求項4記載の充電方法。
  6. 【請求項6】 定電圧の充電電圧により充電が行われる
    2次電池を充電する充電方法において、 上記2次電池のほぼ満充電を検出して充電を停止させて
    からほぼ所定時間経過毎に、上記2次電池の状態を検出
    するようにし、 この検出した状態が所定状態であるとき充電を再開させ
    るようにした充電方法。
  7. 【請求項7】 上記所定状態を検出してから一定時間経
    過した後に充電を再開させるようにした請求項6記載の
    充電方法。
  8. 【請求項8】 上記所定状態の検出として、上記充電電
    圧又はこの充電電圧より低い電圧を上記2次電池に印加
    した場合に、充電電流が所定値を越えたことを検出する
    ようにした請求項6記載の充電方法。
  9. 【請求項9】 上記所定状態の検出として、上記2次電
    池の電池電圧が所定電圧になったことを検出するように
    した請求項6記載の充電方法。
  10. 【請求項10】 上記2次電池の電池電圧が所定電圧に
    なってなく、充電が再開されない場合に、 少なくとも電池電圧の検出に要するエネルギーを、上記
    2次電池に充電させるようにした請求項9記載の充電方
    法。
  11. 【請求項11】 上記所定電圧の検出として、上記充電
    電圧を基準とした電圧値から所定値低下したことを検出
    するようにした請求項9記載の充電方法。
  12. 【請求項12】 上記所定電圧の検出として、上記2次
    電池の接地電位を基準とした電圧からの電池電圧が、所
    定の電圧値になったことを検出するようにした請求項9
    記載の充電方法。
  13. 【請求項13】 定電圧の充電電圧により充電が行われ
    る2次電池を充電する充電装置において、 上記2次電池に上記充電電圧を供給する定電圧手段と、 上記2次電池の状態を検出する電池状態検出手段と、 上記定電圧手段による充電を制御する充電制御手段と、 上記電池状態検出手段が上記2次電池の所定状態を検出
    したとき作動するタイマ手段とを備え、 上記タイマ手段が作動開始から所定時間経過したとき、
    上記充電制御手段が上記定電圧手段による充電を開始さ
    せるようにした充電装置。
  14. 【請求項14】 上記電池状態検出手段による所定状態
    の検出として、上記2次電池の電池電圧が所定電圧にな
    ったことを検出するようにした請求項13記載の充電装
    置。
  15. 【請求項15】 上記電池状態検出手段による所定状態
    の検出として、上記2次電池に所定電圧を印加したとき
    の充電電流が所定値になったことを検出するようにした
    請求項13記載の充電装置。
  16. 【請求項16】 上記定電圧手段として、上記充電電圧
    より低いプリ充電用定電圧を供給できるようにし、 上記2次電池に印加する所定電圧として、このプリ充電
    用定電圧とした請求項15記載の充電装置。
  17. 【請求項17】 定電圧の充電電圧により充電が行われ
    る2次電池を充電する充電装置において、 上記2次電池に上記充電電圧を供給する定電圧手段と、 上記2次電池の状態を検出する電池状態検出手段と、 上記定電圧手段による充電を制御する充電制御手段と、 上記電池状態検出手段が上記2次電池のほぼ満充電を検
    出したとき作動するタイマ手段とを備え、 上記タイマ手段が作動開始からほぼ所定時間経過する毎
    に、上記充電制御手段が上記電池状態検出手段で上記2
    次電池の状態を検出させ、この検出した状態が所定状態
    であるとき、上記定電圧手段による充電を再開させるよ
    うにした充電装置。
  18. 【請求項18】 上記所定状態を検出したとき、この検
    出から所定時間経過した後に、上記定電圧手段による充
    電を再開させるようにした請求項17記載の充電装置。
  19. 【請求項19】 上記電池状態検出手段による所定状態
    の検出として、上記充電電圧又はこの充電電圧より低い
    電圧を上記2次電池に印加したときの充電電流が所定値
    を越えたことを検出するようにした請求項17記載の充
    電装置。
  20. 【請求項20】 上記電池状態検出手段による所定状態
    の検出として、上記2次電池の電池電圧が所定電圧にな
    ったことを検出するようにした請求項17記載の充電装
    置。
  21. 【請求項21】 上記2次電池の電池電圧が所定電圧に
    なってなく、充電が再開されない場合に、 上記充電制御手段の制御により、少なくとも電池電圧の
    検出に要するエネルギーを、上記2次電池に充電させる
    ようにした請求項20記載の充電装置。
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