JPH09262632A - 軸受の製造方法 - Google Patents

軸受の製造方法

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JPH09262632A
JPH09262632A JP8099111A JP9911196A JPH09262632A JP H09262632 A JPH09262632 A JP H09262632A JP 8099111 A JP8099111 A JP 8099111A JP 9911196 A JP9911196 A JP 9911196A JP H09262632 A JPH09262632 A JP H09262632A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別体のブッシュを用いなくても軸やロッド等
を回転自在又は摺動自在に支持し得る上に、ブッシュの
抜け出しの虞もなく、而して、かしめ作業等の付加的な
作業をなくし得てコスト低下を図り得ると共に、耐久性
に優れかつ異音を発生させることなしに長期に亘って滑
らかに軸やロッド等を摺動又は回転支持することができ
る軸受の製造方法を提供すること。 【解決手段】 軸受1は、鋼薄板等の板状母材2から深
絞り及びプレス成形により一体成形されてなり、円筒部
3と、相手部材への取り付け部15とを具備している。
円筒部3の内周面21には、摺動層22が一体的に被着
形成されており、摺動層22は、円筒部3の内周面21
に一体的に被着形成された多孔質焼結金属層23と、多
孔質焼結金属層23に含浸されかつ一部が多孔質焼結金
属層23上に薄層として被着形成された合成樹脂層24
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受、特にハウジ
ング内に運動自在に収容される軸やロッドを摺動自在に
支持する軸受の製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】円筒ハウジング内に運
動自在に収容される軸やロッドを摺動自在に支持するた
めの軸受では、通常、軸受本体を円筒ハウジングに嵌着
し、軸受本体の内周面に、軸受本体とは別体のブッシュ
を嵌着し、ブッシュの内周面において軸やロッドを摺動
自在に接触させている。
【0003】ところで、上記のようなブッシュと軸受本
体とからなる軸受により軸やロッドを摺動自在に支持す
ると、ブッシュと軸受本体との嵌合の程度が弱いと、軸
やロッドの運動に伴ってブッシュが軸受本体から抜け出
す虞がある。また、軸受本体を切削加工により形成する
と、極めて剛性が高いものとなり、ロッドに対する調心
効果を得られ難く、加えて、製作工数がかかり、高価な
ものとなる虞がある。これに対して、板状部材をプレス
により一体形成して軸受本体を得ることも提案されてい
るが、このような軸受本体において、ブッシュの抜け止
めのためのかしめ部を形成すると、かしめ部形成のため
の後加工を必要とし、加えて組み付け作業が繁雑とな
り、結果としてこれにおいてもコストアップを招来する
ことになる。
【0004】更に、板状部材で一体形成された軸受本体
と、これとは別体であって、これに嵌合されたブッシュ
とにて軸やロッドを摺動支持する場合、その摺動抵抗
は、ブッシュの材質等に加えて軸受本体とブッシュとの
両方の製作精度にも依存し、したがってそれぞれの製作
精度を極めて厳しくして形成しないと、滑らかな軸やロ
ッドの運動を得られないばかりか、異音を生じさせたり
する等々のこれまた種々の不都合が生じ得る。
【0005】ブッシュとして巻ブッシュを使用する場合
には、その突合せ面をぴったりと合うように精度よく形
成しなければならず、これがなされていないと、突合せ
面間に隙間が生じたり、突合せ面間に突条が生じたりす
る。したがって、例えば、突条が生じると、ブッシュと
軸受本体との間に同じく隙間が生じて、軸やロッドの表
面に傷を付けたり、軸やロッドの滑らかな移動を阻害し
たり、更には、突条の部位からブッシュが劣化して早期
に損傷する等の虞がある。
【0006】なお、上記のような問題のいくつかは、軸
やロッド等を相対的に回転自在に支持する場合にも同様
に生じ得るものである。
【0007】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、別体のブッシュを
用いなくても軸やロッド等を回転自在又は摺動自在に支
持し得る上に、ブッシュの抜け出しの虞もなく、而し
て、かしめ作業等の付加的な作業をなくし得てコスト低
下を図り得ると共に、耐久性に優れかつ異音を発生させ
ることなしに長期に亘って滑らかに軸やロッド等を摺動
又は回転支持することができる軸受の製造方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、軸やロッドを支持する円筒部と、相手部材への取り
付け部とを具備する軸受の製造方法において、軸受用板
状母材における円筒部成形部分にのみ摺動層を一体的に
被着形成してなり、当該摺動層は、円筒部成形部分の母
材表面に一体的に被着形成された多孔質焼結金属層と、
この多孔質焼結金属層に含浸されかつ一部が多孔質焼結
金属層上に薄層として被着形成された合成樹脂層とから
なり、次いで上記板状母材をプレス成形し、円筒部内周
に上記摺動層が位置するよう成形加工したことを特徴と
する軸受の製造方法によって達成される。
【0009】本発明によれば前記目的はまた、軸やロッ
ドを支持する円筒部と、この円筒部の一端から径方向か
つ外方に一体的に伸びたフランジ部とを具備する軸受の
製造方法において、軸受用板状母材における円筒部成形
部分並びにフランジ部成形部分に摺動層を一体的に被着
形成してなり、当該摺動層は、円筒部並びにフランジ部
成形部分の母材表面に一体的に被着形成された多孔質焼
結金属層と、この多孔質焼結金属層に含浸されかつ一部
が多孔質焼結金属層上に薄層として被着形成された合成
樹脂層とからなり、次いで上記板状母材をプレス成形
し、円筒部内周面並びにフランジ部表面に上記摺動層が
位置するよう成形加工したことを特徴とする軸受の製造
方法によっても達成される。
【0010】本発明の製造方法によって得られる軸受
は、通常、円筒部となる部位又はこれに加えてスラスト
力を受けるフランジ部となる部位に摺動層が予め一体的
に被着成形された板状母材を絞り成形(深絞りプレス成
形)して形成されるが、この素材としての板状母材に
は、鋼薄板、例えば、冷間圧延鋼板(SPCC、SPC
D、SPCE、SPCU:JIS G 3141)等が
用いられ、その厚さは、用いる部位によって適宜に決定
され、一例として成形後の厚みが1.60mm程度とな
るものを挙げることができる。
【0011】軸受は、相手部材への取り付け部として、
円筒部の一端から径方向かつ外方に一体的に伸びたフラ
ンジ部と、このフランジ部の環状の外周端から軸方向に
一体的に伸びた拡径円筒部とを具備していてもよく、こ
の拡径円筒部を具備する場合には、取り付け部は、当該
拡径円筒部の環状の一端から径方向かつ外方に一体的に
伸びた環状の他のフランジ部を更に具備していてもよ
く、このような軸受もまた、板状母材を絞り成形(深絞
りプレス成形)して形成される。相手部材への取り付け
部としての拡径円筒部は、円筒部と協同して嵌合用の環
状凹所を形成するように、円筒部の外周面に対面して軸
方向に伸びていてもよく、円筒部から離れるようにして
フランジ部の環状の外周端から軸方向に伸びていてもよ
い。
【0012】摺動層の好ましい例として、板状母材であ
る薄鋼板において、円筒部となる部位又はこれに加えて
スラスト力を受けるフランジ部となる部位の表面に一体
に被着形成された多孔質焼結金属層と、この多孔質焼結
金属層に含浸されかつ一部が該多孔質焼結金属層上に薄
層として一体に被着形成されており、ポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂又はポリアセタール樹脂若しくはこれに
潤滑油剤を含有した含油ポリアセタール樹脂等の自己潤
滑性、耐摩耗性に優れた合成樹脂からなる合成樹脂層と
を具備したものを挙げることができる。摺動層は、円筒
部の内周面全体又はこれに加えてスラスト力を受けるフ
ランジ部の側面全体に形成されていてもよいが、必ずし
もこれに限定されず、例えば円筒部の内周面の一部にの
み形成されていてもよい。なお、フランジ部においてス
ラスト力を受けるように軸受を構成する場合には、円筒
部の内周面に連続するフランジ部の側面まで伸びて摺動
層を形成してもよい。
【0013】多孔質焼結金属層の素材としては、銅又は
銅合金系の粉末体を挙げることができ、この粉末体を薄
鋼板上の円筒部となる部位又はこれに加えてスラスト力
を受けるフランジ部となる部位に配して焼結せる。この
焼結により多孔質焼結金属層は、円筒部にかなりの強度
をもって被着形成されることになり、摺動層が円筒部か
ら簡単に剥離するような不都合をなくすことができ、従
来のブッシュに対しての抜け止め手段等を特に設けなく
てもよい。摺動層において、多孔質焼結金属層の厚みと
しては、一例として0.15mm程度を、合成樹脂層の
厚みとしては、一例として0.01mm程度を挙げるこ
とができるが、これに必ずしも限定されず、荷重等によ
って適宜の厚みとし得る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の製造方法によって得
られる軸受の実施の形態を、図に示す好ましい実施例に
基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら実
施例に何等限定されないのである。
【0015】
【実施例】図1において、本例の軸受1は、鋼薄板等の
板状母材2(図2及び図3参照)から深絞り及びプレス
成形により一体成形されてなり、円筒部3と、相手部材
への取り付け部15とを具備している。取り付け部15
は、円筒部3の一端4から径方向かつ外方に一体的に伸
びたフランジ部5と、フランジ部5の環状の外周端6か
ら軸方向に一体的に伸びた拡径円筒部7とを具備してい
る。拡径円筒部7は、円筒部3の外周面8と協同して嵌
合用の環状凹所9を形成するように、円筒部3の外周面
8に対面して軸方向に伸びている。環状凹所9には、円
筒状のハウジング10の環状の一端11が嵌入されるよ
うになっている。
【0016】円筒部3の内周面21には、摺動層22が
一体的に被着形成されており、摺動層22は、円筒部3
の内周面21に一体的に被着形成された多孔質焼結金属
層23と、多孔質焼結金属層23に含浸されかつ一部が
多孔質焼結金属層23上に薄層として被着形成された合
成樹脂層24とからなり、合成樹脂層24は、ポリテト
ラフルオロエチレン樹脂又はポリアセタール樹脂若しく
はこれに潤滑油剤を含有した含油ポリアセタール樹脂か
らなる。
【0017】本発明の製造方法における摺動層22を円
筒部3の内周面21に一体的に被着形成した軸受1は、
例えば、図2及び図3に示すように、中央に貫通孔25
が穿設された素材としての円形の鋼製薄板状母材2を準
備し、鋼製薄板状母材2の円筒部3となる部位の表面に
のみに、銅又は銅合金系の粉末体を配し、これを加熱焼
結させて多孔質焼結金属層23を鋼製薄板状母材2の円
筒部3となる部位に形成し、次に、多孔質焼結金属層2
3の露出された多孔質表面に、ポリテトラフルオロエチ
レン樹脂又はポリアセタール樹脂若しくはこれに潤滑油
剤を含有した含油ポリアセタール樹脂を、その一部を多
孔質焼結金属層23に含浸させ、かつその残る一部を多
孔質焼結金属層23上に薄層として一体に被着して合成
樹脂層24を形成し、しかる後、このようにして円筒部
3となる部位のみが鋼製薄板状母材2、多孔質焼結金属
層23及び合成樹脂層24からなる三層構造に形成され
た円形の鋼製薄板状母材2を、プレス及び深絞り成形し
て円筒部3を成形加工でき、この際に、プレス成形加工
後に摺動層を被着する方法に比べてマスキングの手間が
不要となって安価に軸受を製造することができる。
【0018】以上の製造方法によって得られた軸受1
は、例えば、内部にロッド31が運動自在に収容された
ハウジング10の一端11に嵌着されて、ハウジング1
0に対するロッド31の運動を摺動自在に支持するよう
に用いられる。そして、軸受1によれば、円筒部3に一
体的に被着形成された摺動層22によりロッド31の移
動を案内するため、ロッド31の運動に伴って摺動層2
2が抜け出す虞がなく、したがってかしめ等の抜け止め
手段を円筒部3に形成する必要がなく、後加工等を必要
とせず、組み付け作業が極めて容易、簡単となり、結果
として大幅なコスト低減を図ることができる。加えて、
突合せ面が生じないため、これによる機能低下を招来す
ることがない。
【0019】更に、プレス、深絞り等により板状母材2
で一体形成された軸受1であるため、所望の製作精度を
もって容易に製造することができる結果、意図した滑ら
かなロッド31の運動を得ることができ、精度不良によ
る異音を生じさせたりすることがない。しかも、摺動層
22が多孔質焼結金属層23と多孔質焼結金属層23に
含浸されかつ一部が多孔質焼結金属層23上に薄層とし
て被着形成された合成樹脂層24とからなり、合成樹脂
層24の露出表面32がロッド31に接してこれの摺動
を案内するために、更に滑らかなロッド31の移動を得
ることができる。そして、合成樹脂層24の露出表面3
2が磨滅しても多孔質焼結金属層23に含浸された合成
樹脂層24によって低摩擦性がなお維持されるため、長
期に亘ってほぼ初期の特性を得ることができる。
【0020】ところで本発明の製造方法は、図4に示す
ような軸受40にも適用することができる。即ち、拡径
円筒部7を、円筒部3から離れるようにしてフランジ部
5の環状の外周端6から軸方向に伸びて形成し、しか
も、円筒部3の内周面21に連続するフランジ部5の側
面35まで伸びて摺動層22を形成した軸受40であっ
てもよい。図4に示す例の軸受40は、例えば、図5に
示すようなサスペンションアームの取り付け用等の組み
立て体41に用いることができる。
【0021】図5に示す組み立て体41は、ボルト42
が貫通して、互いに突き合わされて配された一対の内筒
43及び44と、一方は、内筒43の外周面45に、他
方は内筒44の外周面46にそれぞれ挿着され、それぞ
れのフランジ部5が内筒43及び44の対応のフランジ
部47及び48に対面して配された一対の軸受40と、
一方は、その内周面49で一方の軸受40の外周面50
に、他方は、その内周面51で他方の軸受40の外周面
50にそれぞれ加硫接着された一対の環状の弾性体52
及び53と、環状の弾性体52及び53を橋絡して当該
弾性体52及び53の外周面54及び55に配された外
筒56と、外筒56の両端に嵌装されたフランジ板57
及び58と、各軸受40の拡径円筒部7に加硫接着され
て、内筒43及び44のフランジ部47及び48にそれ
ぞれ摺動自在に接触した環状シール体59及び60とを
具備しており、環状の弾性体52及び53はそれぞれ、
内筒43及び44の対応の外周面45及46に摺動自在
に接触する環状のリップ部61及び62を有している。
円筒43及び44は、取付ブラケット63に挟持され
て、ボルト42及びボルト42に螺合したナット64に
より締め付けられている。
【0022】本例の組み立て体41では、外筒56の内
筒43及び44に対する回転で、一対の軸受40は、そ
の摺動層22の露出表面32で内筒43及び44に対し
て回転し、而して外筒56の内筒43及び44に対する
相対回転を滑らかに行わせることができる。そして、本
例のような組み立て体41に軸受40を用いた場合に
は、軸受40がプレス、深絞り等により板状母材2から
一体形成されたものであるため、所望の製作精度をもっ
て容易に製造することができる結果、外筒56の内筒4
3及び44に対する意図した滑らかな相対回転を行わせ
ることができ、精度不良による異音を生じさせたりする
ことがない。また、摺動層22が多孔質焼結金属層23
と多孔質焼結金属層23に含浸されかつ一部が多孔質焼
結金属層23上に薄層として被着形成された合成樹脂層
24とからなり、合成樹脂層24の露出表面32が内筒
43及び44に接しているために、更に滑らかな相対回
転を得ることができる。そして、合成樹脂層24の露出
表面32が磨滅しても多孔質焼結金属層23に含浸され
た合成樹脂層24によって低摩擦性がなお維持されるた
め、長期に亘ってほぼ初期の特性を得ることができる。
本例の軸受40の場合、フランジ部5及び拡径円筒部7
は、必ずしも相手部材への取り付け部15としては機能
しなく、特に、フランジ部5は、内筒43及び44に対
してのスラスト力を受ける部位として機能する。
【0023】更に本発明の製造方法は、図6に示すよう
な軸受75にも適用することができる。即ち、相手部材
への取り付け部15として、拡径円筒部7と協同するよ
うに拡径円筒部7の環状の一端71から径方向かつ外方
に一体的に環状の他のフランジ部72を更に具備した軸
受75であってもよい。図6に示す例の軸受75は、図
1に示す軸受1と同様に、ハウジング10に運動自在に
収容するロッド31を摺動自在に支持するように、ハウ
ジング10の一端11に拡径円筒部7を嵌合させて、こ
れと協同するフランジ部72がハウジング10の一端1
1に当接するように嵌着されるものである。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の製造方法によれ
ば、別体のブッシュを用いなくても軸やロッド等を回転
自在又は摺動自在に支持し得る上に、ブッシュの抜け出
しの虞もなく、而して、かしめ作業等の付加的な作業を
なくし得てコスト低下を図り得ると共に、耐久性に優れ
かつ異音を発生させることなしに長期に亘って滑らかに
軸やロッド等を回転又は摺動させることができる優れた
軸受を摺動層の定着に際しプレス成形加工後の余分なマ
スキング作業等を省略することができて、母材から直接
軸受をプレス成形加工できるので、加工工数上も有利で
しかも安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法によって得られる軸受の好ま
しい一実施例の断面図である。
【図2】図1に示す軸受例の製造方法に用いる母材の説
明図である。
【図3】図1に示す軸受例の製造方法に用いる母材の説
明用断面図である。
【図4】本発明の製造方法によって得られる軸受の好ま
しい他の実施例の断面図である。
【図5】図4に示す軸受をサスペンション組み立て体に
用いた例の説明図である。
【図6】本発明の製造方法によって得られる軸受の好ま
しい更に他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 軸受 2 板状母材 3 円筒部 5 フランジ部 7 拡径円筒部 22 摺動層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸やロッドを支持する円筒部と、相手部
    材への取り付け部とを具備する軸受の製造方法におい
    て、軸受用板状母材における円筒部成形部分にのみ摺動
    層を一体的に被着形成してなり、当該摺動層は、円筒部
    成形部分の母材表面に一体的に被着形成された多孔質焼
    結金属層と、この多孔質焼結金属層に含浸されかつ一部
    が多孔質焼結金属層上に薄層として被着形成された合成
    樹脂層とからなり、次いで上記板状母材をプレス成形
    し、円筒部内周に上記摺動層が位置するよう成形加工し
    たことを特徴とする軸受の製造方法。
  2. 【請求項2】 合成樹脂層は、ポリテトラフルオロエチ
    レン樹脂又はポリアセタール樹脂若しくはこれに潤滑油
    剤を含有した含油ポリアセタール樹脂からなる請求項1
    に記載の軸受の製造方法。
  3. 【請求項3】 相手部材への取り付け部として、円筒部
    の一端から径方向かつ外方に一体的に伸びたフランジ部
    と、このフランジ部の環状の外周端から軸方向に一体的
    に伸びた拡径円筒部とを具備している請求項1又は2に
    記載の軸受の製造方法。
  4. 【請求項4】 拡径円筒部は、円筒部と協同して嵌合用
    の環状凹所を形成するように、円筒部の外周面に対面し
    て軸方向に伸びている請求項3に記載の軸受の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 拡径円筒部は、円筒部から離れるように
    してフランジ部の環状の外周端から軸方向に伸びている
    請求項3に記載の軸受の製造方法。
  6. 【請求項6】 相手部材への取り付け部は、拡径円筒部
    の環状の一端から径方向かつ外方に一体的に環状の他の
    フランジ部を更に具備している請求項3から5のいずれ
    か一項に記載の軸受の製造方法。
  7. 【請求項7】 軸やロッドを支持する円筒部と、この円
    筒部の一端から径方向かつ外方に一体的に伸びたフラン
    ジ部とを具備する軸受の製造方法において、軸受用板状
    母材における円筒部成形部分並びにフランジ部成形部分
    に摺動層を一体的に被着形成してなり、当該摺動層は、
    円筒部並びにフランジ部成形部分の母材表面に一体的に
    被着形成された多孔質焼結金属層と、この多孔質焼結金
    属層に含浸されかつ一部が多孔質焼結金属層上に薄層と
    して被着形成された合成樹脂層とからなり、次いで上記
    板状母材をプレス成形し、円筒部内周面並びにフランジ
    部表面に上記摺動層が位置するよう成形加工したことを
    特徴とする軸受の製造方法。
  8. 【請求項8】 合成樹脂層は、ポリテトラフルオロエチ
    レン樹脂又はポリアセタール樹脂若しくはこれに潤滑油
    剤を含有した含油ポリアセタール樹脂からなる請求項7
    に記載の軸受の製造方法。
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