JPH09262779A - バルブステムシール脱着用工具 - Google Patents
バルブステムシール脱着用工具Info
- Publication number
- JPH09262779A JPH09262779A JP9738996A JP9738996A JPH09262779A JP H09262779 A JPH09262779 A JP H09262779A JP 9738996 A JP9738996 A JP 9738996A JP 9738996 A JP9738996 A JP 9738996A JP H09262779 A JPH09262779 A JP H09262779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve stem
- stem seal
- rod
- grip
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンのシリンダヘッドに嵌着されるバル
ブガイドに嵌着されバルブステムのシールを行なうステ
ムシールをバルブガイドから容易に、かつ簡単に抜き取
り又は嵌着すると共に、ステムシールの再使用が可能で
あり、その周辺にキズ等を与えないバルブステムシール
脱着用工具を提供することを目的とする。 【解決手段】 ステムシールは握り具2の挟持部7で挟
持され、その係合爪部14で下端面を支持される。握り
具2に連結する棒状部材5に支持される把持部材6を上
下動し、棒状部材5の頂点の拡径部9に衝突させること
により棒状部材5を介し握り具2に上向きの引き抜き力
が作用し、挟持部7はステムシールを挟持しながらこれ
を上方に移動させる。以上により、ステムシールの抜き
取りが容易に、かつ迅速に行なわれる。
ブガイドに嵌着されバルブステムのシールを行なうステ
ムシールをバルブガイドから容易に、かつ簡単に抜き取
り又は嵌着すると共に、ステムシールの再使用が可能で
あり、その周辺にキズ等を与えないバルブステムシール
脱着用工具を提供することを目的とする。 【解決手段】 ステムシールは握り具2の挟持部7で挟
持され、その係合爪部14で下端面を支持される。握り
具2に連結する棒状部材5に支持される把持部材6を上
下動し、棒状部材5の頂点の拡径部9に衝突させること
により棒状部材5を介し握り具2に上向きの引き抜き力
が作用し、挟持部7はステムシールを挟持しながらこれ
を上方に移動させる。以上により、ステムシールの抜き
取りが容易に、かつ迅速に行なわれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、エンジン
のシリンダヘッドに嵌着されるバルブガイドの上端に嵌
着され、該バルブガイドに摺動自在に支持されるバルブ
ステムのオイルシールを行なうバルブステムオイルコン
トローラのようなシール部材を簡単に脱着し得るバルブ
ステムシール脱着用工具に関する。
のシリンダヘッドに嵌着されるバルブガイドの上端に嵌
着され、該バルブガイドに摺動自在に支持されるバルブ
ステムのオイルシールを行なうバルブステムオイルコン
トローラのようなシール部材を簡単に脱着し得るバルブ
ステムシール脱着用工具に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に示すように、エンジンのシリン
ダヘッド35にはバルブステム37を摺動自在に支持す
るバルブガイド36が嵌着される。バルブガイド36の
上方側はシリンダヘッド35の平坦な座面38より突出
して配置される。バルブガイド36の突出部にはバルブ
ステムオイルコントローラ11(以下、ステムシール1
1と称呼する)が嵌着される。ステムシール11は各種
構造のものがあるが、例えば、図13に示すものが一般
に使用される。なお、このステムシール11は実開昭6
1−160203号公報に開示されている。図示のよう
に、ステムシール11はバルブガイド36の上端に当接
するガイドリング39と、ガイドリング39を被包する
と共にバルブガイド36の外周に嵌まり込むゴム状部材
40と、ゴム状部材40に埋設される補強部材41等か
らなる。ゴム状部材40にはシールリップ部42が形成
され、シールリップ部42はバルブガイド36に支持さ
れるバルブステム37の外周に圧接し、オイルシールと
して機能する。また、ステムシール11の下端には平坦
な下端面43が形成され、図12に示すように、この下
端面43とシリンダヘッド35の前記座面38との間に
は間隙44が形成される。
ダヘッド35にはバルブステム37を摺動自在に支持す
るバルブガイド36が嵌着される。バルブガイド36の
上方側はシリンダヘッド35の平坦な座面38より突出
して配置される。バルブガイド36の突出部にはバルブ
ステムオイルコントローラ11(以下、ステムシール1
1と称呼する)が嵌着される。ステムシール11は各種
構造のものがあるが、例えば、図13に示すものが一般
に使用される。なお、このステムシール11は実開昭6
1−160203号公報に開示されている。図示のよう
に、ステムシール11はバルブガイド36の上端に当接
するガイドリング39と、ガイドリング39を被包する
と共にバルブガイド36の外周に嵌まり込むゴム状部材
40と、ゴム状部材40に埋設される補強部材41等か
らなる。ゴム状部材40にはシールリップ部42が形成
され、シールリップ部42はバルブガイド36に支持さ
れるバルブステム37の外周に圧接し、オイルシールと
して機能する。また、ステムシール11の下端には平坦
な下端面43が形成され、図12に示すように、この下
端面43とシリンダヘッド35の前記座面38との間に
は間隙44が形成される。
【0003】以上の構造のステムシール11は図12に
示すように、シリンダヘッド35の凹部45内に配設さ
れているため、その脱着には特別の脱着用工具が必要に
なる。特に、ステムシール11はバルブガイド36に嵌
着されるため、ステムシール11を抜き取るためには特
殊工具が必要になる。図14ないし図16は従来使用さ
れているステムシール11の抜き取り手段を示すもので
ある。
示すように、シリンダヘッド35の凹部45内に配設さ
れているため、その脱着には特別の脱着用工具が必要に
なる。特に、ステムシール11はバルブガイド36に嵌
着されるため、ステムシール11を抜き取るためには特
殊工具が必要になる。図14ないし図16は従来使用さ
れているステムシール11の抜き取り手段を示すもので
ある。
【0004】図14は一般に使用されるプライヤ46を
用いるものである。先端の挟持部47でステムシール1
1を挟持し、プライヤ46を回動しながら引き上げてス
テムシール11を抜き取るものである。図15はステム
シール11の嵌着度が弱い場合の抜き取り手段であり、
ステムシール11を直接手の指48で把持し、これを抜
き取るものである。また、図16に示すものは、L字形
状に屈曲された曲げ板49の下端側に係止部50を形成
し、係止部50をステムシール11の下端面43に当接
せしめ、曲げ板49を上方に引き上げることによりステ
ムシール11の抜き取りを行なうものである。
用いるものである。先端の挟持部47でステムシール1
1を挟持し、プライヤ46を回動しながら引き上げてス
テムシール11を抜き取るものである。図15はステム
シール11の嵌着度が弱い場合の抜き取り手段であり、
ステムシール11を直接手の指48で把持し、これを抜
き取るものである。また、図16に示すものは、L字形
状に屈曲された曲げ板49の下端側に係止部50を形成
し、係止部50をステムシール11の下端面43に当接
せしめ、曲げ板49を上方に引き上げることによりステ
ムシール11の抜き取りを行なうものである。
【0005】ステムシール抜き取り用工具に関する公知
技術として実公平6−27342号公報,実開平1−1
25179号公報および実開平2−110482号公報
が上げられる。実公平6−27342号公報には、押圧
部材(3)でバルブスプリング(15),(16)を押
圧し、コッターピン(13)を取り除き、バルブガイド
シール(17)(前記ステムシール11に相当するも
の)を露出させて取り外すバルブガイドシール交換用工
具が開示されている。また、実開平1−125179号
公報は、円筒状の外筒(14)の内側に180度の切欠
き部(17)と係合爪(18)とを下端に形成した内筒
(15)を挿入し、係合爪(18)をバルブステムシー
ル(9)の下端部に係着し、外筒(14)および内筒
(15)を回動させてバルブステムシール(9)を抜き
取るバルブステムシール用治具を開示するものである。
また、実開平2−110482号公報は掛爪(21)を
下端に形成したチャック(20)をスリーブ(16)内
に挿着し、チャック(20)をスリーブ(16)内で圧
縮空気により上下動せしめ掛爪(21)を縮径せしめて
バルブステムシール(W)を挟持し、チャック(20)
を圧縮空気の力により引き上げてバルブステムシール
(W)を抜き取るバルブステムシールの抜取り工具を開
示するものである。
技術として実公平6−27342号公報,実開平1−1
25179号公報および実開平2−110482号公報
が上げられる。実公平6−27342号公報には、押圧
部材(3)でバルブスプリング(15),(16)を押
圧し、コッターピン(13)を取り除き、バルブガイド
シール(17)(前記ステムシール11に相当するも
の)を露出させて取り外すバルブガイドシール交換用工
具が開示されている。また、実開平1−125179号
公報は、円筒状の外筒(14)の内側に180度の切欠
き部(17)と係合爪(18)とを下端に形成した内筒
(15)を挿入し、係合爪(18)をバルブステムシー
ル(9)の下端部に係着し、外筒(14)および内筒
(15)を回動させてバルブステムシール(9)を抜き
取るバルブステムシール用治具を開示するものである。
また、実開平2−110482号公報は掛爪(21)を
下端に形成したチャック(20)をスリーブ(16)内
に挿着し、チャック(20)をスリーブ(16)内で圧
縮空気により上下動せしめ掛爪(21)を縮径せしめて
バルブステムシール(W)を挟持し、チャック(20)
を圧縮空気の力により引き上げてバルブステムシール
(W)を抜き取るバルブステムシールの抜取り工具を開
示するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図14に示したプライ
ヤを用いた抜き取り手段は図15に示した手動によるも
のと異なりバルブガイド36にステムシール11が硬く
嵌合している場合に有効ではあるが大変な労力が必要で
あり、抜きとりにくく抜き取りに時間がかかる。また、
ステムシール11がプライヤによる挾み込みにより変形
し、再使用不能の状態となる。また、図16に示したも
のは主にダイレクトアタックタイプの場合に適用され、
多バルブステム化により手やプライヤが入りにくい場合
に有効な抜き取り手段ではあるが、ステムシール11の
まわりのタペットポケット等にキヅを付け易く、作業に
特別の注意を必要とする。また、中々抜けにくいという
問題点もある。
ヤを用いた抜き取り手段は図15に示した手動によるも
のと異なりバルブガイド36にステムシール11が硬く
嵌合している場合に有効ではあるが大変な労力が必要で
あり、抜きとりにくく抜き取りに時間がかかる。また、
ステムシール11がプライヤによる挾み込みにより変形
し、再使用不能の状態となる。また、図16に示したも
のは主にダイレクトアタックタイプの場合に適用され、
多バルブステム化により手やプライヤが入りにくい場合
に有効な抜き取り手段ではあるが、ステムシール11の
まわりのタペットポケット等にキヅを付け易く、作業に
特別の注意を必要とする。また、中々抜けにくいという
問題点もある。
【0007】一方、実公平6−27342号公報に示す
バルブガイドシール交換用工具によるものは本発明に係
るステムシール11の場合には適用しにくいものであ
る。また、実開平1−125179号公報におけるバル
ブステムシール用治具は二重の筒状部材を回転により相
対移動させて内筒(15)の係合爪(18)で引っかけ
たバルブステムシール(9)を外筒(14)の回転によ
る押し出し力によって引き抜くものであるが、引っかけ
側がバルブステムシール(9)の一方のみのため、引き
抜くときにバルブステムシール(9)が傾き、スムーズ
にはずれないことが生ずるという問題点がある。また、
外筒(14)を下げていくときに、内筒(15)を片手
で固定した状態で外筒(14)を回転させねばならず、
面倒であり、外筒(14)を回転させる時に内筒(1
5)がバルブステムシール(9)から外れ易く、作業性
が悪く、作業に熟練を要するという問題点がある。ま
た、実開平2−110482号公報によるバルブステム
シールの抜取り工具は全体構造が複雑であり、工具自体
が高価なものとなり、かつ圧縮空気源を必要とし任意の
場所で簡単に作業を行なうことができないという問題点
がある。
バルブガイドシール交換用工具によるものは本発明に係
るステムシール11の場合には適用しにくいものであ
る。また、実開平1−125179号公報におけるバル
ブステムシール用治具は二重の筒状部材を回転により相
対移動させて内筒(15)の係合爪(18)で引っかけ
たバルブステムシール(9)を外筒(14)の回転によ
る押し出し力によって引き抜くものであるが、引っかけ
側がバルブステムシール(9)の一方のみのため、引き
抜くときにバルブステムシール(9)が傾き、スムーズ
にはずれないことが生ずるという問題点がある。また、
外筒(14)を下げていくときに、内筒(15)を片手
で固定した状態で外筒(14)を回転させねばならず、
面倒であり、外筒(14)を回転させる時に内筒(1
5)がバルブステムシール(9)から外れ易く、作業性
が悪く、作業に熟練を要するという問題点がある。ま
た、実開平2−110482号公報によるバルブステム
シールの抜取り工具は全体構造が複雑であり、工具自体
が高価なものとなり、かつ圧縮空気源を必要とし任意の
場所で簡単に作業を行なうことができないという問題点
がある。
【0008】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、図13に示したような構造のすべてのステムシール
の抜き取りやその取り付けに適用可能であり、作業がや
り易く熟練や特別な労力を必要とせず、ステムシールや
その周辺にキズを与えずステムシールの再使用が可能で
あるバルブステムシール脱着用工具を提供することを目
的とする。
で、図13に示したような構造のすべてのステムシール
の抜き取りやその取り付けに適用可能であり、作業がや
り易く熟練や特別な労力を必要とせず、ステムシールや
その周辺にキズを与えずステムシールの再使用が可能で
あるバルブステムシール脱着用工具を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、シリンダヘッド等の不動側に嵌着され
てバルブステムを摺動自在に支持するバルブガイドの上
端側に嵌着されるバルブステムオイルコントローラを前
記バルブガイドから抜き取るための工具であって、中間
部がピン支持され先端側に前記バルブステムオイルコン
トローラの外周に当接係合する二股状の挟持部を有する
と共に基端側に前記挟持部に連結する二股状の握り部を
有するプライヤ状の握り具と、前記握り部に先端側がピ
ン結合される一対の腕部材と、その腕部材の基端側をピ
ン結合する連結部と、その連結部に先端側が連結される
スライドハンマとを備え、そのスライドハンマが前記連
結部に連結され且つ中間点および頂点に拡径部を有する
棒状部材と、その棒状部材の前記拡径部間に摺動自在に
貫通支持される把持部材とからなるバルブステムシール
脱着用工具を構成するものである。更に具体的に、前記
挟持部が、前記バルブステムオイルコントローラの外周
をつつみ込むカップ状の内面を有する当接部と、前記バ
ルブステムオイルコントローラの下端面と前記不動側と
の間に形成される間隙内に挿入されて前記バルブステム
オイルコントローラの下端面に当接係合する係合爪部と
を有するものからなり、前記挟持部が、前記バルブステ
ムオイルコントローラの外周に噛み込み可能なギザギザ
部を有するものからなり、前記棒状部材が、前記連結部
に着脱可能に連結されるものからなることを特徴とす
る。また、前記握り具には、前記挟持部と前記バルブス
テムオイルコントローラとの当接力を調整するために前
記握り部の開度を制限する開度調整手段が設けられるこ
とを特徴とし、前記開度調整手段が、前記握り部の一方
側に螺着されその先端が前記握り部の他方側に当接する
調整ねじ部材からなることを特徴とする。一方、シリン
ダヘッド等の不動側に嵌着されてバルブステムを摺動自
在に支持するバルブガイドの上端側に嵌着されるバルブ
ステムオイルコントローラを前記バルブガイドに嵌着す
るための工具であって、前記バルブガイドのバルブステ
ムの摺動孔に挿入可能なロッド部と、そのロッド部の中
間部に固着され前記バルブステムオイルコントローラの
上面に当接係合可能な平坦部を有する当接部材と、前記
ロッド部の上端に形成される連結部とを備えるバルブス
テムシール脱着用工具を構成するものであり、中間点お
よび頂点に拡径部を有する棒状部材と、その棒状部材の
前記拡径部間に摺動自在に貫通支持される把持部材とか
らなるスライドハンマが、前記連結部に着脱可能に連結
されることを特徴とするものである。
達成するために、シリンダヘッド等の不動側に嵌着され
てバルブステムを摺動自在に支持するバルブガイドの上
端側に嵌着されるバルブステムオイルコントローラを前
記バルブガイドから抜き取るための工具であって、中間
部がピン支持され先端側に前記バルブステムオイルコン
トローラの外周に当接係合する二股状の挟持部を有する
と共に基端側に前記挟持部に連結する二股状の握り部を
有するプライヤ状の握り具と、前記握り部に先端側がピ
ン結合される一対の腕部材と、その腕部材の基端側をピ
ン結合する連結部と、その連結部に先端側が連結される
スライドハンマとを備え、そのスライドハンマが前記連
結部に連結され且つ中間点および頂点に拡径部を有する
棒状部材と、その棒状部材の前記拡径部間に摺動自在に
貫通支持される把持部材とからなるバルブステムシール
脱着用工具を構成するものである。更に具体的に、前記
挟持部が、前記バルブステムオイルコントローラの外周
をつつみ込むカップ状の内面を有する当接部と、前記バ
ルブステムオイルコントローラの下端面と前記不動側と
の間に形成される間隙内に挿入されて前記バルブステム
オイルコントローラの下端面に当接係合する係合爪部と
を有するものからなり、前記挟持部が、前記バルブステ
ムオイルコントローラの外周に噛み込み可能なギザギザ
部を有するものからなり、前記棒状部材が、前記連結部
に着脱可能に連結されるものからなることを特徴とす
る。また、前記握り具には、前記挟持部と前記バルブス
テムオイルコントローラとの当接力を調整するために前
記握り部の開度を制限する開度調整手段が設けられるこ
とを特徴とし、前記開度調整手段が、前記握り部の一方
側に螺着されその先端が前記握り部の他方側に当接する
調整ねじ部材からなることを特徴とする。一方、シリン
ダヘッド等の不動側に嵌着されてバルブステムを摺動自
在に支持するバルブガイドの上端側に嵌着されるバルブ
ステムオイルコントローラを前記バルブガイドに嵌着す
るための工具であって、前記バルブガイドのバルブステ
ムの摺動孔に挿入可能なロッド部と、そのロッド部の中
間部に固着され前記バルブステムオイルコントローラの
上面に当接係合可能な平坦部を有する当接部材と、前記
ロッド部の上端に形成される連結部とを備えるバルブス
テムシール脱着用工具を構成するものであり、中間点お
よび頂点に拡径部を有する棒状部材と、その棒状部材の
前記拡径部間に摺動自在に貫通支持される把持部材とか
らなるスライドハンマが、前記連結部に着脱可能に連結
されることを特徴とするものである。
【0010】プライヤ状の握り具の挟持部の当接部によ
りステムシールの外周を挟持すると共に前記挟持部の下
端に設けられた係合爪部をステムシールの下端面と不動
側との間の間隙内に挿入し、握り具の握り部を一方の手
で握りステムシールを挟持する。この状態で、他方の手
で把持部材を棒状部材の軸線に沿って上下動させ把持部
材を棒状部材の上方側の拡径部に当て棒状部材に上方向
の引き上げ力を負荷する。この引き上げ力は腕部材を介
して握り具に伝達され、握り具の挟持部には挟持部を上
方に引き上げようとする力と、その挟持力を増加させよ
うとする力が作用する。それ等の力によりステムシール
はバルブガイドから徐々に引き抜かれ、抜き取られる。
以上の動作において、握り具の回動が不必要なためステ
ムシールにキズが生じない。また、ステムシールは棒状
部材の軸線方向に沿って引き抜かれるため周辺部材との
干渉が生じない。一方、開度調整手段が握り具に設けら
れているため、ステムシールに必要以上の力が作用せず
キズの発生が防止される。また、棒状部材側と握り具側
とは分離可能なため、握り具側のみによるステムシール
の抜き取りも可能である。また、当接部材とロッド部お
よび連結部からなるステムシール嵌着工具の前記ロッド
部をバルブガイドの摺動孔に挿入し、当接部材の平坦部
でステムシールの上面を押圧することにより、ステムシ
ールはバルブガイドに容易に嵌着される。また、連結部
にスライドハンマを連結し、スライドハンマの把持部材
を棒状部材の軸線方向に沿って上下動し、棒状部材の拡
径部に衝撃力を加えることによりステムシールの嵌着が
更に容易に行なわれる。
りステムシールの外周を挟持すると共に前記挟持部の下
端に設けられた係合爪部をステムシールの下端面と不動
側との間の間隙内に挿入し、握り具の握り部を一方の手
で握りステムシールを挟持する。この状態で、他方の手
で把持部材を棒状部材の軸線に沿って上下動させ把持部
材を棒状部材の上方側の拡径部に当て棒状部材に上方向
の引き上げ力を負荷する。この引き上げ力は腕部材を介
して握り具に伝達され、握り具の挟持部には挟持部を上
方に引き上げようとする力と、その挟持力を増加させよ
うとする力が作用する。それ等の力によりステムシール
はバルブガイドから徐々に引き抜かれ、抜き取られる。
以上の動作において、握り具の回動が不必要なためステ
ムシールにキズが生じない。また、ステムシールは棒状
部材の軸線方向に沿って引き抜かれるため周辺部材との
干渉が生じない。一方、開度調整手段が握り具に設けら
れているため、ステムシールに必要以上の力が作用せず
キズの発生が防止される。また、棒状部材側と握り具側
とは分離可能なため、握り具側のみによるステムシール
の抜き取りも可能である。また、当接部材とロッド部お
よび連結部からなるステムシール嵌着工具の前記ロッド
部をバルブガイドの摺動孔に挿入し、当接部材の平坦部
でステムシールの上面を押圧することにより、ステムシ
ールはバルブガイドに容易に嵌着される。また、連結部
にスライドハンマを連結し、スライドハンマの把持部材
を棒状部材の軸線方向に沿って上下動し、棒状部材の拡
径部に衝撃力を加えることによりステムシールの嵌着が
更に容易に行なわれる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバルブステムシー
ル脱着用工具の実施の形態を図面を参照して詳述する。
まず、図1により本発明に係るバルブステムシール脱着
用工具のうちのステムシール抜き取り工具1の全体構造
を説明する。ステムシール抜き取り工具1は大別して挟
持部7と握り部8を有する握り具2と、これにピン結合
する一対の腕部材3と、腕部材3に連結する連結部4
と、連結部4に連結される棒状部材5と棒状部材5に摺
動自在に支持される把持部材6とからなるスライドハン
マ等から構成される。
ル脱着用工具の実施の形態を図面を参照して詳述する。
まず、図1により本発明に係るバルブステムシール脱着
用工具のうちのステムシール抜き取り工具1の全体構造
を説明する。ステムシール抜き取り工具1は大別して挟
持部7と握り部8を有する握り具2と、これにピン結合
する一対の腕部材3と、腕部材3に連結する連結部4
と、連結部4に連結される棒状部材5と棒状部材5に摺
動自在に支持される把持部材6とからなるスライドハン
マ等から構成される。
【0012】握り具2の挟持部7は図1乃至図3に示す
ように二股状のものからなり、ステムシール11(図2
に2点鎖線で示す)の外周をつつみ込むカップ状の内面
12を有する当接部13と、その下端部から内方に向か
って突出して形成される係合爪部14とを有するものか
らなる。なお、この係合爪部14は図12,図13に示
したステムシール11の下端面43とシリンダヘッド3
5の座面38との間の間隙44内に挿入可能な寸法のも
ので下端面43のほぼ全体に当接係合し得る形状のもの
からなる。一方、握り部8は二股状の挟持部7にピン1
5を介して一体的に連結する二股状のものからなり、握
り具2の基端側を形成するものからなる。この握り部8
と挟持部7により握り具2はプライヤ状の工具として機
能する。また、挟持部7は図1乃至図3に示した形状の
ものに限らず、例えば図11に示すように、通常のプラ
イヤのようなギザギザ部16を内面に有する挟持部7a
のようなものでもよい。以上の構造により、基端側の握
り部8を把持することにより挟持部7は内方に向かって
移動し、その内面12でステムシール11を挟持すると
共に係合爪部14によりステムシール11の下端面43
を支持する。
ように二股状のものからなり、ステムシール11(図2
に2点鎖線で示す)の外周をつつみ込むカップ状の内面
12を有する当接部13と、その下端部から内方に向か
って突出して形成される係合爪部14とを有するものか
らなる。なお、この係合爪部14は図12,図13に示
したステムシール11の下端面43とシリンダヘッド3
5の座面38との間の間隙44内に挿入可能な寸法のも
ので下端面43のほぼ全体に当接係合し得る形状のもの
からなる。一方、握り部8は二股状の挟持部7にピン1
5を介して一体的に連結する二股状のものからなり、握
り具2の基端側を形成するものからなる。この握り部8
と挟持部7により握り具2はプライヤ状の工具として機
能する。また、挟持部7は図1乃至図3に示した形状の
ものに限らず、例えば図11に示すように、通常のプラ
イヤのようなギザギザ部16を内面に有する挟持部7a
のようなものでもよい。以上の構造により、基端側の握
り部8を把持することにより挟持部7は内方に向かって
移動し、その内面12でステムシール11を挟持すると
共に係合爪部14によりステムシール11の下端面43
を支持する。
【0013】腕部材3は図1に示すように、一対のリン
ク状部材からなり、その先端側をピン17により握り部
8のピン15に近い位置に連結する。また、その基端側
は互いに合体し、ピン18により連結部4にピン連結さ
れる。
ク状部材からなり、その先端側をピン17により握り部
8のピン15に近い位置に連結する。また、その基端側
は互いに合体し、ピン18により連結部4にピン連結さ
れる。
【0014】連結部4は前記したようにその先端側に腕
部材3の基端側をピン結合し得る形状の部材からなり、
その基端側に、例えば、図7に示すようにねじ穴19を
螺刻するものからなる。
部材3の基端側をピン結合し得る形状の部材からなり、
その基端側に、例えば、図7に示すようにねじ穴19を
螺刻するものからなる。
【0015】棒状部材5は細長のロッド部材からなり、
その先端側を連結部4の基端側に連結するものからな
る。なお、図7に示すように連結部4と棒状部材5の連
結は棒状部材5の先端に設けたねじ部20を連結部4の
ねじ穴19に螺合し、着脱可能に連結するものでもよい
が、直接その先端部を連結部4に固着するものでもよ
い。また、棒状部材5はその中間点および頂点に拡径部
10および拡径部9を形成するものからなる。
その先端側を連結部4の基端側に連結するものからな
る。なお、図7に示すように連結部4と棒状部材5の連
結は棒状部材5の先端に設けたねじ部20を連結部4の
ねじ穴19に螺合し、着脱可能に連結するものでもよい
が、直接その先端部を連結部4に固着するものでもよ
い。また、棒状部材5はその中間点および頂点に拡径部
10および拡径部9を形成するものからなる。
【0016】把持部材6は手で把持し易い鼓状のものか
らなり、棒状部材5の拡径部9,10間に摺動自在に支
持されるものからなる。また、把持部材6の上下面には
拡径部9,10に当接係合する平坦面21,22が形成
される。また、把持部材6の軸長は、拡径部9と拡径部
10との間の軸間の長さよりも少なくとも短寸のものか
ら形成される。即ち、把持部材6は拡径部9,10間で
自由に上下動し得るものからなり、上方の拡径部9に衝
突して棒状部材5に上向きの衝撃力を負荷し得るものか
らなる。なお、下方の拡径部10は主に把持部材6の落
下防止用のものである。なお、以上の棒状部材5と把持
部材6とで前記スライドハンマを構成する。
らなり、棒状部材5の拡径部9,10間に摺動自在に支
持されるものからなる。また、把持部材6の上下面には
拡径部9,10に当接係合する平坦面21,22が形成
される。また、把持部材6の軸長は、拡径部9と拡径部
10との間の軸間の長さよりも少なくとも短寸のものか
ら形成される。即ち、把持部材6は拡径部9,10間で
自由に上下動し得るものからなり、上方の拡径部9に衝
突して棒状部材5に上向きの衝撃力を負荷し得るものか
らなる。なお、下方の拡径部10は主に把持部材6の落
下防止用のものである。なお、以上の棒状部材5と把持
部材6とで前記スライドハンマを構成する。
【0017】次に、図1乃至図3に示したステムシール
抜き取り工具1によるステムシール11の抜き取り方法
について図4および図5により説明する。図4に示すよ
うに、握り具2の挟持部7の当接部13によりステムシ
ール11の外周をつつみ込むと共にその係合爪部14に
よりステムシール11の下端面43のほぼ全体を支持す
る。握り具2の握り部8を一方の手23で握持すること
によりステムシール11は握り具2により挟持される。
次に、図4に示すように、もう一方の手24で把持部材
6を握持し、これを拡径部9,10間で上下動し、その
平坦面21を棒状部材5の頂点側の拡径部9に衝突させ
る。この上向きの衝撃力は図5に示すように連結部4を
介して腕部材3を上方に引き上げる。そのため一対の腕
部材3,3間の間隔が狭まり、握り具2の握り部8,8
の間隔が狭まる方向に押圧される。そのため握り部8と
ピン15を介して一体的に連結される挟持部7の一対の
当接部13,13も内方に押圧され、かつ当接部13に
は上方に向かう引き上げ力が作用する。このため挟持部
7に挟持され、かつ下端面43を支持されているステム
シール11は上方に引き上げられ、抜き取りされる。以
上のように、一方の手23で握り具2を握持し、他方の
手24で把持部材6を上下動させるだけの簡単な操作に
より、ステムシール11は容易に抜き取られる。
抜き取り工具1によるステムシール11の抜き取り方法
について図4および図5により説明する。図4に示すよ
うに、握り具2の挟持部7の当接部13によりステムシ
ール11の外周をつつみ込むと共にその係合爪部14に
よりステムシール11の下端面43のほぼ全体を支持す
る。握り具2の握り部8を一方の手23で握持すること
によりステムシール11は握り具2により挟持される。
次に、図4に示すように、もう一方の手24で把持部材
6を握持し、これを拡径部9,10間で上下動し、その
平坦面21を棒状部材5の頂点側の拡径部9に衝突させ
る。この上向きの衝撃力は図5に示すように連結部4を
介して腕部材3を上方に引き上げる。そのため一対の腕
部材3,3間の間隔が狭まり、握り具2の握り部8,8
の間隔が狭まる方向に押圧される。そのため握り部8と
ピン15を介して一体的に連結される挟持部7の一対の
当接部13,13も内方に押圧され、かつ当接部13に
は上方に向かう引き上げ力が作用する。このため挟持部
7に挟持され、かつ下端面43を支持されているステム
シール11は上方に引き上げられ、抜き取りされる。以
上のように、一方の手23で握り具2を握持し、他方の
手24で把持部材6を上下動させるだけの簡単な操作に
より、ステムシール11は容易に抜き取られる。
【0018】次に、握り具2に設けられた開度調整手段
25について図6により説明する。勿論、開度調整手段
25は図示の構造のものに限らず、握り具2の開度を調
整し得るものであればよい。本例では開度調整手段25
は調整ねじ部材26を用いたものからなる。握り具2の
一対の握り部8の一方側には調整ねじ部材26が握り具
2の握り方向(棒状部材5の軸直角方向)に沿って螺着
される。また、握り部8の他方側には調整ねじ部材26
の先端が当るストッパ面27が形成される。また、前記
握り部8の一方側から外方に向かって出っ張ったボルト
頭部と握り部8との間にはゆるみ止めスプリング28が
介設され、調整ねじ部材26を所定の調整位置に保持す
る。調整ねじ部材26をねじ込み、その先端とストッパ
面27との間隙を調整することにより握り具2の開度が
調整され、ステムシール11の挟持力を適正な値に保持
することができる。このためステムシール11の損傷や
キズの発生が防止され、再使用が可能となる。
25について図6により説明する。勿論、開度調整手段
25は図示の構造のものに限らず、握り具2の開度を調
整し得るものであればよい。本例では開度調整手段25
は調整ねじ部材26を用いたものからなる。握り具2の
一対の握り部8の一方側には調整ねじ部材26が握り具
2の握り方向(棒状部材5の軸直角方向)に沿って螺着
される。また、握り部8の他方側には調整ねじ部材26
の先端が当るストッパ面27が形成される。また、前記
握り部8の一方側から外方に向かって出っ張ったボルト
頭部と握り部8との間にはゆるみ止めスプリング28が
介設され、調整ねじ部材26を所定の調整位置に保持す
る。調整ねじ部材26をねじ込み、その先端とストッパ
面27との間隙を調整することにより握り具2の開度が
調整され、ステムシール11の挟持力を適正な値に保持
することができる。このためステムシール11の損傷や
キズの発生が防止され、再使用が可能となる。
【0019】次に、ステムシール11をバルブガイド3
6に装着するためのステムシール嵌着工具29を図8に
より簡単に説明する。このステムシール嵌着工具29
は、図9,図13に示すバルブガイド36のバルブステ
ム37の摺動孔30に挿入可能な外径のロッド部31
と、ロッド部31の中間部に固着されその下面側にステ
ムシール11の上面51に当接する平坦部32を有する
当接部材33と、ロッド部31の上端側(基端側)に連
結される連結部34を有するものからなる。図9に示す
ように、このステムシール嵌着工具29のロッド部31
をバルブガイド36の摺動孔30に挿入し、当接部材3
3の平坦部32をステムシール11の上面51に当接せ
しめ連結部34を図略のハンマ等の衝撃手段により押圧
することにより、ステムシール11は当接部材33に押
圧されバルブガイド36の上端部に嵌着される。一方、
図8に示すように、連結部34に前記のスライドハンマ
を連結し、棒状部材5に摺動自在に支持される把持部材
6を上下動して連結部34に衝撃力を与えることによ
り、ステムシール11をより容易にバルブガイド36に
嵌着することができる。
6に装着するためのステムシール嵌着工具29を図8に
より簡単に説明する。このステムシール嵌着工具29
は、図9,図13に示すバルブガイド36のバルブステ
ム37の摺動孔30に挿入可能な外径のロッド部31
と、ロッド部31の中間部に固着されその下面側にステ
ムシール11の上面51に当接する平坦部32を有する
当接部材33と、ロッド部31の上端側(基端側)に連
結される連結部34を有するものからなる。図9に示す
ように、このステムシール嵌着工具29のロッド部31
をバルブガイド36の摺動孔30に挿入し、当接部材3
3の平坦部32をステムシール11の上面51に当接せ
しめ連結部34を図略のハンマ等の衝撃手段により押圧
することにより、ステムシール11は当接部材33に押
圧されバルブガイド36の上端部に嵌着される。一方、
図8に示すように、連結部34に前記のスライドハンマ
を連結し、棒状部材5に摺動自在に支持される把持部材
6を上下動して連結部34に衝撃力を与えることによ
り、ステムシール11をより容易にバルブガイド36に
嵌着することができる。
【0020】前記したように、握り具2側と棒状部材5
側とは分離することが可能である。従って、ステムシー
ル11とバルブガイド36との嵌合が比較的弱い場合に
は図7に示す握り具2側のみによりステムシール11を
抜き取ることが可能であり、更には図10に示すように
ピン17を外して握り具2のみとしてステムシール11
を抜き取ることも可能である。
側とは分離することが可能である。従って、ステムシー
ル11とバルブガイド36との嵌合が比較的弱い場合に
は図7に示す握り具2側のみによりステムシール11を
抜き取ることが可能であり、更には図10に示すように
ピン17を外して握り具2のみとしてステムシール11
を抜き取ることも可能である。
【0021】
1)本発明の請求項1に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、握り部を把持することによりステムシー
ルは挟持部に確実に挟持され、この状態で把持部材を棒
状部材の軸線方向に沿って上下動し、把持部材を棒状部
材の頂点側の拡径部に当てることによりステムシールに
は抜きとり方向の力が作用する。即ち、ステムシールを
挟持した状態で把持部材を上下動するだけの簡単な動作
によりステムシールは確実に抜き取られる。そのため、
ステムシールにキズ等が発生せず、品質が保持され、再
使用が可能となる。また、作業が簡単なため作業性が良
く、熟練や特別な労力を必要とせず、誰でも短時間でス
テムシールの抜き取りが可能になる。また、ステムシー
ルは棒状部材の軸線方向に沿って引き上げられ、無理な
力が作用しないため、工具がステムシールまわりの部材
に接触しない。 2)本発明の請求項2に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、カップ状の内面を有する当接部がステム
シールの外周をつつみ込むと共に係合爪部がステムシー
ルの下端面を支持するため、挟持部によるステムシール
の挟持がより確実に行なわれる。 3)本発明の請求項3に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、挟持部の内面にギザギザ部を形成するこ
とにより挟持が確実になると共に挟持部の形状が簡単な
ものからなり、安価に実施することができる。 4)本発明の請求項4に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、棒状部材側と連結部側とを分離すること
が可能になり、連結部側、即ち握り具側のみでのステム
シールの抜き取りが可能になる。また、分離した棒状部
材側をステムシール嵌着工具に兼用するこができる。 5)本発明の請求項5および請求項6に係るバルブステ
ムシール脱着用工具によれば、開度調整手段を設けるこ
とによりステムシールに無理な力が作用せず、その損傷
やキズが防止される。 6)本発明の請求項7に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、ロッド部をバルブガイドのバルブステム
の摺動孔に挿入し、工具をガイドしながらその当接部材
をステムシールの上面に当接し連結部に衝撃を与えるこ
とによりステムシールの嵌着が容易に、かつ確実に行な
われ、嵌着中における工具の倒れもなく、周辺との干渉
が防止される。 7)本発明の請求項8に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、スライドハンマにより当接部材に衝撃力
が負荷されるため、ステムシールの嵌着がより簡単に行
なわれる。
工具によれば、握り部を把持することによりステムシー
ルは挟持部に確実に挟持され、この状態で把持部材を棒
状部材の軸線方向に沿って上下動し、把持部材を棒状部
材の頂点側の拡径部に当てることによりステムシールに
は抜きとり方向の力が作用する。即ち、ステムシールを
挟持した状態で把持部材を上下動するだけの簡単な動作
によりステムシールは確実に抜き取られる。そのため、
ステムシールにキズ等が発生せず、品質が保持され、再
使用が可能となる。また、作業が簡単なため作業性が良
く、熟練や特別な労力を必要とせず、誰でも短時間でス
テムシールの抜き取りが可能になる。また、ステムシー
ルは棒状部材の軸線方向に沿って引き上げられ、無理な
力が作用しないため、工具がステムシールまわりの部材
に接触しない。 2)本発明の請求項2に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、カップ状の内面を有する当接部がステム
シールの外周をつつみ込むと共に係合爪部がステムシー
ルの下端面を支持するため、挟持部によるステムシール
の挟持がより確実に行なわれる。 3)本発明の請求項3に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、挟持部の内面にギザギザ部を形成するこ
とにより挟持が確実になると共に挟持部の形状が簡単な
ものからなり、安価に実施することができる。 4)本発明の請求項4に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、棒状部材側と連結部側とを分離すること
が可能になり、連結部側、即ち握り具側のみでのステム
シールの抜き取りが可能になる。また、分離した棒状部
材側をステムシール嵌着工具に兼用するこができる。 5)本発明の請求項5および請求項6に係るバルブステ
ムシール脱着用工具によれば、開度調整手段を設けるこ
とによりステムシールに無理な力が作用せず、その損傷
やキズが防止される。 6)本発明の請求項7に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、ロッド部をバルブガイドのバルブステム
の摺動孔に挿入し、工具をガイドしながらその当接部材
をステムシールの上面に当接し連結部に衝撃を与えるこ
とによりステムシールの嵌着が容易に、かつ確実に行な
われ、嵌着中における工具の倒れもなく、周辺との干渉
が防止される。 7)本発明の請求項8に係るバルブステムシール脱着用
工具によれば、スライドハンマにより当接部材に衝撃力
が負荷されるため、ステムシールの嵌着がより簡単に行
なわれる。
【図1】本発明のバルブステムシール脱着用工具のステ
ムシール抜き取り工具の実施の形態の全体構造を示す斜
視図。
ムシール抜き取り工具の実施の形態の全体構造を示す斜
視図。
【図2】挟持部の一例を示す図3のB−B線断面図。
【図3】図2のA矢視の平面図。
【図4】図1の工具によるステムシールの抜き取り方法
を説明するための説明図。
を説明するための説明図。
【図5】図1の工具による抜き取り作業における力の伝
達を説明するための部分正面図。
達を説明するための部分正面図。
【図6】開度調整手段の一例を説明するための部分正面
図。
図。
【図7】連結部と棒状部材とが着脱可能な構造からなる
本発明のバルブステムシール脱着用工具の実施の形態を
示す斜視図。
本発明のバルブステムシール脱着用工具の実施の形態を
示す斜視図。
【図8】本発明のバルブステムシール脱着用工具のスラ
イドハンマとステムシール嵌着工具との連結構造を示す
斜視図。
イドハンマとステムシール嵌着工具との連結構造を示す
斜視図。
【図9】図8に示したステムシール嵌着工具によるステ
ムシールの嵌着方法を説明するための部分断面図。
ムシールの嵌着方法を説明するための部分断面図。
【図10】本発明に係るステムシール抜き取り工具の握
り具のみによるステムシールの抜き取り方法を説明する
ための部分斜視図。
り具のみによるステムシールの抜き取り方法を説明する
ための部分斜視図。
【図11】ギザギザ部を設けた挟持部を有するステムシ
ール抜き取り工具を示す部分正面図。
ール抜き取り工具を示す部分正面図。
【図12】シリンダヘッドに嵌着されるバルブガイドと
これに嵌着されるステムシールとの配置を示す部分断面
図。
これに嵌着されるステムシールとの配置を示す部分断面
図。
【図13】ステムシールの一例を示す部分断面図。
【図14】従来のプライヤによるステムシールの抜き取
りを示す部分斜視図。
りを示す部分斜視図。
【図15】従来の手の指によるステムシールの抜き取り
を示す部分斜視図。
を示す部分斜視図。
【図16】従来のステムシールの抜き取り方法を説明す
るための部分斜視図。
るための部分斜視図。
1 ステムシール抜き取り工具 2 握り具 3 腕部材 4 連結部 5 棒状部材 6 把持部材 7 挟持部 7a 挟持部 8 握り部 9 拡径部 10 拡径部 11 ステムシール(バルブステムオイルコントロー
ラ) 12 内面 13 当接部 14 係合爪部 15 ピン 16 ギザギザ部 17 ピン 18 ピン 19 ねじ穴 20 ねじ部 21 平坦面 22 平坦面 23 手 24 手 25 開度調整手段 26 調整ねじ部材 27 ストッパ面 28 ゆるみ止めスプリング 29 ステムシール嵌着工具 30 摺動孔 31 ロッド部 32 平坦部 33 当接部材 34 連結部 35 シリンダヘッド 36 バルブガイド 37 バルブステム 38 座面 39 ガイドリング 40 ゴム状部材 41 補強部材 42 シールリップ部 43 下端面 44 間隙 45 凹部 51 上面
ラ) 12 内面 13 当接部 14 係合爪部 15 ピン 16 ギザギザ部 17 ピン 18 ピン 19 ねじ穴 20 ねじ部 21 平坦面 22 平坦面 23 手 24 手 25 開度調整手段 26 調整ねじ部材 27 ストッパ面 28 ゆるみ止めスプリング 29 ステムシール嵌着工具 30 摺動孔 31 ロッド部 32 平坦部 33 当接部材 34 連結部 35 シリンダヘッド 36 バルブガイド 37 バルブステム 38 座面 39 ガイドリング 40 ゴム状部材 41 補強部材 42 シールリップ部 43 下端面 44 間隙 45 凹部 51 上面
Claims (8)
- 【請求項1】 シリンダヘッド等の不動側に嵌着されて
バルブステムを摺動自在に支持するバルブガイドの上端
側に嵌着されるバルブステムオイルコントローラを前記
バルブガイドから抜き取るための工具であって、中間部
がピン支持され先端側に前記バルブステムオイルコント
ローラの外周に当接係合する二股状の挟持部を有すると
共に基端側に前記挟持部に連結する二股状の握り部を有
するプライヤ状の握り具と、前記握り部に先端側がピン
結合される一対の腕部材と、その腕部材の基端側をピン
結合する連結部と、その連結部に先端側が連結されるス
ライドハンマとを備え、そのスライドハンマが前記連結
部に連結され且つ中間点および頂点に拡径部を有する棒
状部材と、その棒状部材の前記拡径部間に摺動自在に貫
通支持される把持部材とからなるバルブステムシール脱
着用工具。 - 【請求項2】 前記挟持部が、前記バルブステムオイル
コントローラの外周をつつみ込むカップ状の内面を有す
る当接部と、前記バルブステムオイルコントローラの下
端面と前記不動側との間に形成される間隙内に挿入され
て前記バルブステムオイルコントローラの下端面に当接
係合する係合爪部とを有するものからなる請求項1に記
載のバルブステムシール脱着用工具。 - 【請求項3】 前記挟持部が、前記バルブステムオイル
コントローラの外周に噛み込み可能なギザギザ部を有す
るものからなる請求項1に記載のバルブステムシール脱
着用工具。 - 【請求項4】 前記棒状部材が、前記連結部に着脱可能
に連結されるものである請求項1に記載のバルブステム
シール脱着用工具。 - 【請求項5】 前記握り具が、前記挟持部と前記バルブ
ステムオイルコントローラとの当接力を調整するため
に、前記握り部の開度を制限する開度調整手段を備える
ものである請求項1に記載のバルブステムシール脱着用
工具。 - 【請求項6】 前記開度調整手段が、前記握り部の一方
側に螺着されその先端が前記握り部の他方側に当接する
調整ねじ部材からなる請求項5に記載のバルブステムシ
ール脱着用工具。 - 【請求項7】 シリンダヘッド等の不動側に嵌着されて
バルブステムを摺動自在に支持するバルブガイドの上端
側に嵌着されるバルブステムオイルコントローラを前記
バルブガイドに嵌着するための工具であって、前記バル
ブガイドのバルブステムの摺動孔に挿入可能なロッド部
と、そのロッド部の中間部に固着され前記バルブステム
オイルコントローラの上面に当接係合可能な平坦部を有
する当接部材と、前記ロッド部の上端に形成される連結
部とを備えることを特徴とするバルブステムシール脱着
用工具。 - 【請求項8】 中間点および頂点に拡径部を有する棒状
部材と、その棒状部材の前記拡径部間に摺動自在に貫通
支持される把持部材とからなるスライドハンマが、前記
連結部に着脱可能に連結されてなる請求項7に記載のバ
ルブステムシール脱着用工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9738996A JPH09262779A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | バルブステムシール脱着用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9738996A JPH09262779A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | バルブステムシール脱着用工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262779A true JPH09262779A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14191170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9738996A Pending JPH09262779A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | バルブステムシール脱着用工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262779A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012200379A1 (de) * | 2012-01-12 | 2013-07-18 | Aktiebolaget Skf | Montage- und Demontagewerkzeug |
| KR101354371B1 (ko) * | 2013-08-19 | 2014-02-04 | (주)제이에스더블유 | 자동차용 밸브 스템실 제거장치 |
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