JPH09263311A - 出版物計測検品システム - Google Patents

出版物計測検品システム

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JPH09263311A
JPH09263311A JP10329196A JP10329196A JPH09263311A JP H09263311 A JPH09263311 A JP H09263311A JP 10329196 A JP10329196 A JP 10329196A JP 10329196 A JP10329196 A JP 10329196A JP H09263311 A JPH09263311 A JP H09263311A
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耕造 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピッキング効率がよく、容易に検品することが
できる出版物検品システムを提供する。 【解決手段】ピッキング判定手段28が、店舗別に各ゾ
ーンZごとの出版物の注文数量と記憶された単体重量と
から計算されたゾーン計算重量と、ゾーン重量検知手段
9で得られたピッキングされた出版物の各ゾーンZごと
の合計重量とを比較して、各ゾーンZごとにピッキング
ミスの有無を判定する。また、払出手段16は、特定の
出版物が保管された保管台15から出版物単体の形状寸
法に基づいて、その出版物を注文数量だけ払い出してピ
ッキングゾーンZに移送する。従って、ピッキングされ
た出版物を各ゾーンZごとに検品するので、欠品が判明
した場合の出版物ごとの再チェックが容易になる。ま
た、一品目で数量の多い出版物については別途払い出さ
れるので、ピッキング効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピッキングされ
た出版物を計測して検品する出版物計測検品システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、出版物の配送センターにおい
て、EOS(電子受発注システム)により各店舗から発
注された各種の出版物を、作業者が注文数量だけ出版物
保管棚から取り出して取りそろえるピッキングシステム
を用いる場合が多い。
【0003】このピッキングシステムにおいて、作業者
が各店舗から送られた注文伝票をみて出版物を取り揃え
るので、その際に欠品を生じる場合がある。このため、
出版物の欠品を防止するために、種々の検品装置が知ら
れている。
【0004】例えば、特願昭62-335586 号公報で本件出
願人により開示されたように、店舗別にピッキングされ
て集品された出版物の総重量を検知して、この検知され
た総重量と、注文数量および出版物単体重量に基づいて
計算された総重量との比較により、ピッキングミスの有
無を判断するピッキングシステムにおける検品装置があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置においては、ピッキングされて集品された出版物
の総重量と注文された出版物の総重量とを比較するの
で、店舗別にピッキングミスが発生したか否かの判断は
できるが、どの出版物が欠品であったかの判断ができな
いので、欠品(ピッキングミス)と判断された集品物に
ついて、その品目ごとに再チェックして欠品が発生した
品目を見い出す必要があり、煩雑で効率が悪いという問
題があった。
【0006】この発明は、上記の問題点を解決して、ピ
ッキング効率がよく、容易に検品することができる出版
物計測検品システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、出版物を搬送する搬送手段と、搬送経
路に沿って設けられた複数のピッキングゾーンに対応し
て配設され、複数のポケットに各品目ごとに出版物を保
管した出版物保管棚と、出版物保管棚に設けられたピッ
キング数量表示器と、店舗別の注文に応じて、各ゾーン
ごとにピッキング数量表示器に表示された数量がピッキ
ングされ、上記搬送手段により集品された出版物を排出
する排出手段と、各出版物単体の重量および形状寸法を
計測して記憶する出版物計測手段と、各ゾーンごとに、
ピッキングされた出版物の合計重量を検知するゾーン重
量検知手段と、店舗別に各ゾーンごとの出版物の注文数
量と記憶された単体重量とから計算されたゾーン計算重
量と、上記ゾーン重量検知手段で得られた出版物の各ゾ
ーンごとの合計重量とを比較して、各ゾーンごとにピッ
キングミスの有無を判定するピッキング判定手段と、特
定の出版物が保管された保管台から出版物単体の形状寸
法に基づいて、その出版物を注文数量だけ払い出してピ
ッキングゾーンに移送する払出手段と、店舗別に集品さ
れた出版物を自動的に包装する包装手段とを有する。
【0008】上記構成によれば、ピッキング判定手段
が、店舗別に各ゾーンごとの出版物の注文数量と記憶さ
れた単体重量とから計算されたゾーン計算重量と、ゾー
ン重量検知手段で得られたピッキングされた出版物の各
ゾーンごとの合計重量とを比較して、各ゾーンごとにピ
ッキングミスの有無を判定する。従って、ピッキングさ
れた出版物を各ゾーンごとに検品するので、欠品が判明
した場合の出版物ごとの再チェックが容易になる。ま
た、払出手段は、特定の出版物が保管された保管台から
出版物単体の形状寸法に基づいて、その出版物を注文数
量だけ払い出してピッキングゾーンに移送する。従っ
て、一品目で数量の多い出版物については別途払い出さ
れるので、ピッキング効率が向上する。
【0009】また、必要に応じて、店舗別に集品された
出版物が、上記包装手段の包装高さ限度に入っているか
を判別して表示する判別表示手段を有する。従って、集
品された出版物が包装装置の包装高さ限度を超えている
場合に、包装を停止できるので、包装の自動化への対応
が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1に、この発明の一実施形態に
係る出版物計測検品システムの平面図を示す。このシス
テムは、各店舗からの注文に応じて出版物をピッキング
し、検品し集品するピッキング検品装置3と、集品され
た出版物を包装する包装手段4と、検品および包装のた
めに、出版物が入庫する際に出版物単体の重量および形
状を計測する出版物計測装置5とを有している。
【0011】ピッキング検品装置3は、搬送手段である
第1コンベヤ2を有し、この第1コンベヤ2は、ピッキ
ングされた出版物を載せる複数のパレット2aが載置供
給される上流端からこれを排出する下流端へパレット2
aをタクト搬送する。第1コンベヤ2に沿って複数の出
版物保管棚6-1〜6-nが設けられており、第1コンベヤ
2とこの出版物保管棚6-1〜6-nとの間に複数のピッキ
ングゾーンZ-1〜Z-nが設けられている。第1コンベヤ
2による各パレット2aのタクト搬送のピッチは、この
ゾーンZ-1〜Z-nに対応するピッチになっている。ま
た、この実施例では、各ゾーンZでピッキングされた出
版物はパレット2a上に順次積み上げられる。本発明に
おいては、この各ゾーンZで出版物がピッキングされる
とともに、ピッキングされた出版物に欠品があるかどう
か検品が行われる。
【0012】この検品を行うために、各ゾーンZごと
に、ピッキングされた出版物の合計重量を検知するゾー
ン重量検知手段である計量台9-1〜9-nが設けられてい
る。各ゾーンZでピッキングされた出版物がこの計量台
9の上に載せられてゾーンZごとの合計重量が計量され
る。計量台9の近傍に設けられた操作盤12には、この
合計重量の計量を開始する計量スタートボタンSW1
と、ピッキングおよび検品が終わってパレット2aを次
のゾーンZに送る発進ボタンSW2と、ゾーンZごとの
合計重量を表示する表示器14とが設けられている。
【0013】また、出版物保管棚6-n近傍には、週刊誌
など一品目で注文数量が多い出版物が保管された保管台
15と、出版物保管棚6-nの一部を第1コンベヤ2の進
行方向と直交する方向に貫通する第2コンベヤ17と、
この保管台15と第2コンベヤ17との間に配置された
払出手段16とが設けられている。払出手段16は、ピ
ッキング制御手段24からピッキング指令PSを受け、
出版物計測装置5により計測された出版物単体の形状寸
法に基づいて、保管台15からその出版物を注文数量だ
け払い出して第2コンベヤ17に載せピッキングゾーン
Z-nに移送する。なお、この例では、ピッキングゾーン
Z-nに払出手段16を設けているが、他の複数のピッキ
ングゾーンZまたは全部のピッキングゾーンZに設けて
もよい。
【0014】また、第1コンベヤ2の下流端に、包装手
段4の前段を構成する排出コンベヤのような排出手段2
0が配置されており、ピッキングされ検品された出版物
および払出手段16によって払い出された出版物が、パ
レット2a上からこの排出コンベヤ20に乗せ替えら
れ、店舗別に集品された出版物が排出される。また、第
1コンベヤ2の下流端近傍にラベルプリンタ18が設け
られ、店舗名,注文番号,本のコード番号,数量,納入
日などが記載されたラベルがプリントアウトされて、集
品された出版物の上に貼付される。
【0015】この排出コンベヤ20の下流端には、集品
された出版物を店舗別に自動的に包装する包装機22が
設けられている。また、包装機22の手前には、店舗別
に集品された出版物が包装機22の包装高さ限度に入っ
ているかを判別して表示する判定表示手段25も設けら
れている。
【0016】図2に図1のシステム構成を示す。このシ
ステムは、ピッキング検品装置3、包装手段4、および
出版物計測装置5に接続されたホストコンピュータ1に
よりシステム全体が制御される。ピッキング検品装置3
は、第1コンベヤ2,出版物保管棚6,ゾーン重量検知
手段9,払出手段16,ラベルプリンタ18,操作盤1
2,および,ゾーン重量演算手段26とピッキング判定
手段28とを内蔵したピッキング制御手段24を備えて
いる。また、包装手段4は、ピッキング制御手段24に
接続され、排出コンベヤ20と包装機22を備えてい
る。出版物計測装置5は、バーコードリーダ34,出版
物重量検知手段36,形状検知手段38,およびこれら
を制御する計測制御手段32を備えている。以下、各装
置の構成を詳しく説明する。
【0017】まず、出版物単体の重量および形状を計測
する出版物計測装置5の構成を図3に示す。図3(A)
のバーコードリーダ34は、入庫された出版物の裏表紙
に付されているバーコードを読み取る。図3(B)の出
版物重量検知手段である計量器36は、測定台Kの下方
に設けられ、測定台Kの上に載置された出版物単体の重
量を計測する。形状検知手段38は、出版物の高さ、
幅、長さをそれぞれ計測するHユニット42とWユニッ
ト44とLユニット46とからなる。Hユニット42に
は、例えば、リニアスケールが用いられ、出版物Bが測
定台Kの上に載置されたのちに操作レバー50が操作さ
れるとラックとピニオン等の機構により支柱52の先端
に固定された接触プレートPが降下し、出版物に接触す
ると停止し、その地点の高さから出版物の高さ(H)寸
法を計測する。また、Wユニット44およびLユニット
46は、例えば光学的な送受信センサ80が複数内蔵さ
れており、出版物が存在すると送信センサ82からの光
がこれに反射して受信センサ84に受信されるので、そ
の送受信センサ80の位置により出版物の幅(W),長
さ(L)寸法を測定する。コンピュータが内蔵された計
測制御手段32はこれら各部を制御し(図2)、表示器
48に計測結果を表示する。この測定結果は、ホストコ
ンピュータ1のメモリMに記憶される。
【0018】次に、ピッキング検品装置3を構成する出
版物保管棚6の正面図を図4に示す。この出版物保管棚
6には、それぞれ複数のポケット7が設けられており、
各ポケット7に各品目ごとに出版物が保管されている。
各ポケット7には、ピッキング数表示器8、ピッキング
指示ランプ10、およびピッキング完了ボタン11がそ
れぞれ設けられている。図2のピッキング制御手段24
からのピッキング指令PSにより、出版物保管棚6にお
ける図4のピッキング数量表示器8にピッキングに必要
な数字が表示され、ランプ10が点滅する。作業者は、
ランプ10が点滅したポケット7からピッキング数表示
器8に表示された数量だけ出版物をピッキングする。ピ
ッキングを終了するとピッキング完了ボタン11が押さ
れる。この完了信号を受けたピッキング制御手段24の
制御により、ピッキング数表示器8の数字およびランプ
10の点滅が一旦消えるが、ピッキングミスが検出され
た場合には、再び表示および点滅する。
【0019】すなわち、図2のゾーン重量演算手段26
は、各店舗の端末機tからホストコンピュータ1に送ら
れる受注データに基づいて、店舗別に各ゾーンZごとの
各出版物の注文数量と上記メモリMに記憶された出版物
の単体重量とからゾーン計算重量を算出する。さらに、
ピッキング判定手段28は、このゾーン計算重量と、計
量台9で得られたピッキングされた出版物のゾーンZご
との合計重量とを比較して、ゾーンZごとにピッキング
ミスの有無を判定する。
【0020】払出手段16は、図5に示すように、例え
ば、台座62上に水平方向および垂直方向に移動可能に
取り付けられたアーム64を有し、アーム64の先端に
出版物を把持する把持機構65が設けられている。この
把持機構65は、水平方向に伸縮自在な水平支持部66
とその両端に固定され下方に延びた把持部67とからな
る。
【0021】出版物Bを注文数量だけ保管台15から払
い出す場合、払出手段16は、まず、保管された出版物
Bの上面に把持部67の下面67aを当てて、その位置
を払い出し原点とし(図示α)、出版物の注文数量分の
積み高さに相当する距離だけ下方へ移動して停止する
(図示β)。この注文数量分の積み高さは、出版物の注
文数量とメモリMに記憶されている当該出版物単体の形
状(この例では高さH)とに基づいて、図2のピッキン
グ制御手段24により演算される。図5の把持機構65
は、その停止位置で、水平支持部66を縮めて出版物B
の注文数量分だけ把持する。その後、回転機構63によ
り、アーム64を第2コンベヤ17の位置に回転させ、
水平支持部66を伸ばして出版物Bを第2コンベヤ17
の上に載置する(図示γ)。第2コンベヤ17は、ピッ
キングされた出版物BをピッキングゾーンZ-nに移送す
る。
【0022】こうして、払出手段16により、注文数量
の多い出版物は自動的にピッキングゾーンZ-nに移送さ
れるので、作業者の作業効率が向上する。なお、払い出
された出版物は、出版物保管棚6-nからピッキングされ
た出版物といっしょに計量台9-nに載置され、ゾーンZ
-nでのピッキングミスの有無が判定される。
【0023】以下、このシステムの動作を説明する。 [登録作業]まず、入庫された出版物単体の重量および
形状が、図3の出版物計測装置5により計測される。ま
ず、出版物Bの裏表紙に付されたバーコードが図2のバ
ーコードリーダ34で読み取られて、本コード番号が入
力される。バーコードが付されていない出版物Bの場合
には、図3(A)のテンキー47により本コード番号が
入力される。
【0024】次に、出版物Bを測定台Kの上に表紙また
は裏表紙を下にして、かつ、出版物Bの長手方向をLユ
ニット46の端面に当て、幅方向をWユニット44の端
面に当てて載置される。操作レバー50を実線位置に回
動すると、計量器36が出版物の重量の測定を開始する
とともに、Hユニット42の接触プレートPが降下しは
じめ、その先端部が出版物Bの表紙または裏表紙に接触
した地点で停止し、その地点の高さにより出版物Bの高
さ(H)寸法を計測する。操作レバー50を所定高さま
で上昇させて破線位置に戻すとロックされる。また、出
版物Bが存在すると送信センサ82からの光がこれに反
射して受信センサ84に受信されるので、その送受信セ
ンサ80の位置により出版物Bの幅(W),長さ(L)
寸法を測定する。これらのデータは、図6に示すように
本コード番号とともにメモリMに記憶される。こうし
て、入庫の際、出版物単体の重量,形状が計測されたの
ち、各出版物は品目別に各ポケット7に収納される。
【0025】[ピッキング検品作業]図2の各店舗の端
末機tからホストコンピュータ1に出版物の注文が送ら
れる。この注文伝票の内容を図7に示す。例えば、店舗
Aには、注文番号,本コード番号,数量,注文日,納入
日などが記載されている。このとき、図2のゾーン重量
演算手段26は、上記注文伝票からピッキングゾーンZ
ごとの出版物の種類および数量と、出版物計測装置5か
らの出版物単体の重量とに基づいて、それぞれのゾーン
Zでピッキングされる出版物のゾーン重量を計算する。
この状態を図8に示す。例えば、A店舗向けのゾーンZ
-1のゾーン計算重量はM1 kgである。このゾーン計算
重量には許容上限値+aと下限値−bが設定されてい
る。
【0026】次に、店舗別の注文に応じて、ピッキング
作業が行われる。まず、図1の発進ボタンSW2が押さ
れて、例えば、A店舗用のパレット2aが第1コンベヤ
2の第1停止位置P-1まで搬送されると、ピッキング制
御手段24からピッキングゾーンZに配設された出版物
保管棚6にピッキング指令PSが出力される。すると、
A店舗向けとして今回ピッキングする出版物を保管した
図4のポケット7のピッキング数表示器8にピッキング
数が表示され、ランプ10が点滅する。このピッキング
指令により、ランプ10が点滅したポケット7内の出版
物が、ピッキング数表示器8に表示された数量だけ取り
出される。ピッキングの完了により、作業者によってピ
ッキング完了ボタン11が押されると、ピッキング制御
手段24により、ピッキング数表示器8の数字およびラ
ンプ10の点滅が消される。ピッキング制御手段24
は、このピッキング完了信号により、ピッキング作業の
進行状態を把握することができる。そして、ピッキング
ゾーンZ内でピッキング指令のあった出版物のすべてが
取り揃えられる。
【0027】ピッキングゾーンZでピッキングされた出
版物は、図1の計量台9に載置される。そして、操作盤
12の計量スタートボタンSW1が押される。すると、
ゾーンZにおけるピッキングされた出版物の合計重量が
検出される。
【0028】ピッキング判定手段28は、このゾーンZ
ごとの合計重量が、図8のゾーンZごとの計算重量の上
限値および下限値の範囲内にあるか否かを判断する。こ
の範囲内であれば、欠品がないと判断されて図1の表示
器14にOKが表示される。このOK表示により、ピッ
キングされた出版物は第1コンベヤ2のパレット2a上
に載せられる。一方、範囲外であれば、表示器14にN
Gが表示され、図4の出版物保管棚6のランプ10が再
び点滅し、ピッキング数量表示器8に一旦消えたピッキ
ング数が再び表示される。なお、計算重量の上限値から
のオーバー量または下限値からのアンダー量は図1の表
示器14に表示され、欠品した出版物を特定する目安と
することもできる。
【0029】こうして、欠品が生じた場合には、当該出
版物のポケット7のランプ10が点滅し、ピッキング数
量が表示されるので、計量台9に載っている出版物の数
量とピッキング数量とを比較して欠品を容易に発見する
ことができる。その後、再ピッキングが行われたのち
に、再び上記のような検品が行われ、欠品がなければ表
示器14にOKが表示されて、パレット2a上に載せら
れる。
【0030】図1の全ゾーンZ-1〜Z-nで検品OKであ
れば、発進ボタンSW2が押されて、各パレット2aは
1ピッチ移動して第2停止位置P-2に進む。そして、店
舗AのピッキングがゾーンZ2 で行われ、同様のピッキ
ングと検品が行われる。以下、次々と各ピッキングゾー
ンZでピッキングと検品が行われ、最終のピッキングゾ
ーンZ-nで、払出手段16により払い出された出版物も
加えられて、店舗Aの集品が完了する。この場合、各ゾ
ーンZで検品が行われているので、集品後に再度検品を
行う必要がない。
【0031】一方、第1コンベヤ2の下流端近傍に設け
られたラベルプリンタ18からラベルが発行される。ラ
ベルには、店舗名,注文番号,出版物の種類,数量,納
入日などが記載される。店舗Aの第1コンベヤ2上の集
品が完了すると、パレット2a上の出版物が排出コンベ
ヤ20に乗せ替えられる。このとき、集品された出版物
の上に上記ラベルが貼付される。
【0032】[包装作業]次に、排出コンベヤ20で集
品された出版物は包装機22に送られて、各店舗ごとに
ビニールシートで包装される。なお、ダンボールを組み
立ててダンボール包装してもよい。このとき、ピッキン
グ制御手段24は、出版物の数量とメモリMに記憶され
た出版物単体の形状(高さH)とにより、店舗別に集品
された出版物の高さを演算している。従って、包装機2
2は、この包装高さにしたがって、店舗別に集品された
出版物を自動的に包装することができる。なお、図1の
判別表示手段25は、包装機22の包装高さ限度に入っ
ているかを判別して表示するので、包装高さがその限度
を超えているような場合には、包装機22の運転が停止
される。
【0033】なお、この実施形態では、搬送手段である
第1コンベヤ2の片側でピッキングしているが、両側で
ピッキングしてもよい。また、出版物保管棚6を並列に
複数設けてもよい。
【0034】なお、この実施形態では、出版物を集品す
る際、各ゾーンごとに順次積み上げているが、各ゾーン
ごとに並列に配置するようにしてもよい。この場合、集
品物を包装する際、出版物単体のW,L寸法が考慮され
る。つまり、各ゾーンごとにW×Lの底面積が最も大き
な出版物と各出版物の高さの累計とを検出し、各底面積
の和に基づいて包装底面積を検出し、各ゾーンで最も高
い累計高さを包装機の包装高さとする。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、ピッキングされた出
版物を各ゾーンごとに検品するので、欠品が判明した場
合の出版物ごとの再チェックが容易になる。また、一品
目で数量の多い出版物については別途払い出されるの
で、ピッキング効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る出版物計測検品シ
ステムを示す平面図である。
【図2】上記出版物計測検品システムを示す構成図であ
る。
【図3】出版物計測装置を示す平面図および側面図であ
る。
【図4】出版物保管棚を示す正面図である。
【図5】払出装置を示す側面図である。
【図6】出版物単体の計測データを示す図である。
【図7】店舗別の出版物の注文伝票を示す図である。
【図8】ゾーンごとの計算重量を示す図である。
【符号の説明】
2…搬送手段、4…包装手段、5…出版物計測手段、6
…出版物保管棚、8…ピッキング数量表示器、9…ゾー
ン重量検知手段、16…払出手段、20…排出手段、2
2…包装機、26…ゾーン重量演算手段、28…ピッキ
ング判定手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出版物を搬送する搬送手段と、 搬送経路に沿って設けられた複数のピッキングゾーンに
    対応して配設され、複数のポケットに各品目ごとに出版
    物を保管した出版物保管棚と、 出版物保管棚に設けられたピッキング数量表示器と、 店舗別の注文に応じて、各ゾーンごとにピッキング数量
    表示器に表示された数量がピッキングされ、上記搬送手
    段により集品された出版物を排出する排出手段と、 各出版物単体の重量および形状寸法を計測して記憶する
    出版物計測手段と、 各ゾーンごとに、ピッキングされた出版物の合計重量を
    検知するゾーン重量検知手段と、 店舗別に各ゾーンごとの出版物の注文数量と記憶された
    出版物単体重量とから計算されたゾーン計算重量と、上
    記ゾーン重量検知手段で得られた出版物の各ゾーンごと
    の合計重量とを比較して、各ゾーンごとにピッキングミ
    スの有無を判定するピッキング判定手段と、 特定の出版物が保管された保管台から出版物単体の形状
    寸法に基づいて、その出版物を注文数量だけ払い出して
    ピッキングゾーンに移送する払出手段と、 店舗別に集品された出版物を自動的に包装する包装手段
    とを有する出版物計測検品システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、 店舗別に集品された出版物が、上記包装手段の包装高さ
    限度に入っているかを判別して表示する判別表示手段を
    有する出版物計測検品システム。
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